田中武夫 衆議院議員
33期国会発言一覧

田中武夫[衆]在籍期 : 27期-28期-29期-30期-31期-32期-|33期|
田中武夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中武夫衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
田中武夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

田中武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 法務委員会 第26号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 大臣、去る三月三十日の暫定予算総括質問の際にお約束いたしましたように、あらためて法務委員会へ参りました。そしていまから商法の一部改正法案外二件について御質問を申し上げます。  その前にいろいろと質問の関係上用語と申しますか、概念をとらえておかないといろいろと話がちぐはぐになってもいけないので、まず質問中に使うところの用語あるいはそれに対する概念をはっきりしておきたいと思います。  そこで、まず企業と会社、ここで私は会社というよりか法人ということでいきたいと思います。まず企業について、あるいは会社、法人等との関係において、企業をどのように把握しておられるか、企業の定義と申します……

第71回国会 法務委員会 第28号(1973/06/01、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 前回に引き続いて、商法の一部改正外二件について質問を続けます。  前回、私は企業の社会的責任について、商法上この際考えなければならない点について若干の提案を含めて申し上げたわけなんですが、大臣も御承知のように、去る三月十六日、経済同友会が「社会と企業の相互信頼の確立を求めて」という題で提言をいたしております。また最近、経団連の総会で植村会長といいますか、企業の社会的責任の自覚についてという声明を出しております。  このように、いまや企業の社会的責任についての自覚ないし反省が、現に財界なり企業の指導者の中に起こっておるわけなんです。このような状態の中で商法が企業の社会的責任につ……

第71回国会 予算委員会 第8号(1973/02/07、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はきょうは、財政投融資計画の国会承認と公害を中心に質問するつもりですが、その前に、もう総理、大蔵大臣もごらんになったろうと思いますが、本日の各紙の朝刊は、一面トップで大きくドル不安、通貨危機を伝えております。そこで、この問題について、緊急質問的に二、三の点だけをまずお伺いいたしたいと存じます。  先日、小林進委員の質問に対して、大蔵大臣は、しばらくは静観といったような意味の御答弁があったと思います。しかし、このような事態になってもなお手をこまねいて静観をしておられるつもりなのかどうなのか。また総理も、それをお認めになってそれでいいとお考えになるのか、まず総理、大蔵大臣、御所……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/03/09、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 本日は通貨危機、商品投機等を中心に御質問をいたしますが、実は、中身はすでに北山委員をはじめ、いろいろと論議せられた問題と重なるかもわかりませんし、あるいは愛知、中曽根両大臣には、他の場所で御所見を承った問題にも触れますので、おもに総理から御答弁をいただきたい。そういうことをまず申し上げておきます。  そこで、まずお伺いいたしますが、これももう何回もだれかが触れておると思いますけれども、通貨危機、一口にいわれておりますが、アメリカがドルの切り下げといいますか、行なう等々の問題があってから、これを含めてわずか一カ月問に二回にわたって主要な外国為替市場が各国において閉鎖せられるとい……

第71回国会 予算委員会 第24号(1973/03/30、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 暫定予算について御質問をいたしたいと思うのです。  まず最初に、田中内閣としては、本格的予算としては四十八年度予算が初めてであります。その予算が年度内に成立を見なかった。それにはいろいろ理由が、あなたから言えばあると思います。たとえば、防衛力の限界問題通貨危機や商品投機あるいは土地投機の問題等々、これを見ました場合に、一口に言うならば、政府の無策あるいは閣内の意見の不統一、こういうことが一つの大きな原因となり、理由となって審議がおくれたわけでございます。したがって、本格予算が、初めての予算が年度内に通らなかった内閣、ことに田中総理の責任は重大である。本来ならば内閣総辞職にもつ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会 第4号(1973/12/08、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 社会党を代表いたしまして、総括質問を続けていきたいと思います。  私は、まず最初に、通告したように、一体政治とは何か、政治の目的は何か、こういうことで総理の率直な意見を伺いたい、こう考えております。  だが、ここで私は、別に哲学的なことやら定義を云々しようとは思っておりません。ただ、あなたが総理になられたときに、いわゆる庶民宰相として、国民は大きな期待と、あなたに対するいわゆる支持、人気が集まったのです。ところが、今日ではもう御承知のような状態であります。支持率は、下がりつつというか、ぐんと下がって、半分以下に下がっておる。今日では二〇%をもう割るのではないか。そこで初心に返……

第72回国会 予算委員会 第7号(1974/01/28、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 先ほど来、石油業法、石油業法とおっしゃっております。で、この法律は、私も審議したから、また十二月の八日の私の質問のときにも申し上げましたが、それはわかっております。その経過はわかっております。しかし、石油審議会において、いま石橋書記長が提起いたしましたこの問題に関連をいたしまして、審議会ですから、その際に、じゃ一体、どういう答申を求めるという諮問を通産省がしたのですか。それに対してどのような――当時、石油危機が一番問題になっておったときです。したがって、石油輸入の見通し及びこれを必要とする関連企業のいわゆる需要量等々を、数字をもって資料として出していただきたい。このことを委員……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連して補足いたしますが、あなたがいまお読みになったといいますか、これは完全に本会議の発言を訂正というか、直したことは明らかです。したがって、メンツにこだわって、あなたが取り消すと言わなくとも、取り消したものとわれわれは確認いたします。よろしいですね。
【次の発言】 資料の提出について、確認をしておきたいと思うのです。  と申しますのは、ただいまの辻原質問の際の、委員長が二月早々云々、こういうことで政府に答弁を求めるような発言がありましたが、それがそのままになっております。そこで、二月早々ということについて、赤松質問の際にも、この時点で明確にできるものを直ちに出せ、こういう要……

第72回国会 予算委員会 第10号(1974/02/02、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 あなた、ここでけんかを売る気ですか。なら、やりましょう。社会党が反対したということには経過がある。その経過を除いて、ああいう発言がありますか。陳謝をし、取り消しなさい。そうでなければ質問は続けていくことができません。(発言する者あり)

第72回国会 予算委員会 第11号(1974/02/04、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いま委員長がおっしゃったように、石橋書記長が党務の都合で本日できないので、私がかわりまして保留質問を行ないます。持ち時間がきわめて少ないので、簡単に申し上げます。  石油危機で大騒ぎをしておった昨年十一月の十三日、現にここに、これは日本経済新聞だと思いますが、十一月の十三日の新聞を持っております。その表には、「十二社、十四製油所を認可 五十一、五十二年度の新増設」という記事が出ておる。その裏は、これは続きものでやられておりますが、その二で、「エネルギー危機 どう対処する」という見出しで、これは、ずっといろいろの人に、記者が一問一答をやっているのが続くわけなんですが、その日は石……

第72回国会 予算委員会 第13号(1974/02/06、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について発言をいたします。  先ほど来、岡田質問に対して、求めた資料が出てきていない、あるいはいま電話で照会中。これについては、委員長も言われたように、昼の時間に、あるいは一時までに資料を出す、こういうことですから、それを見た上で残余の質問は継続することにして、この際、休憩せられるよう動議を提出いたします。

第72回国会 予算委員会 第18号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 一言だけ法務大臣と委員長に対して、要望といいますか、それを申し上げておきます。  先ほど楢崎委員の質問に関して法務大臣はあのような答弁をなされましたが、私的独占禁止法の七十四条には、検事総長は、いわゆる公取の告発を待たなくとも、独禁法違反の事実ありと思料するときにはやらねばならぬという規定があるのです。その点についていま楢崎委員は、検事総長というか検察庁の態度は、はなはだけしからぬと言っておる。その条文に関連して、何か言うことがあったらお答えを願います。  同時に、委員長、この楢崎質問は重要でありますので、後刻、理事会において、もっと話を詰めたい。これは独禁法七十四条という法……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま委員長の御発言のごとく、理事会の決定に基づきまして、二、三法務大臣に御質問を申し上げます。  実は、本日の読売新聞をはじめ二、三の新聞に、法務省の刑事局長から文書をもって予算委員長に対し、公取委員会から告発を受けておるところの、実はきのう当委員会において決定をいたしました石油関係の参考人について、参考人として呼ぶことについては、捜査上まずいからやめてほしいといったような意味のことが、文章でもって申し込まれたように報ぜられております。  まず、そういう事実があったのかどうか、委員長から明らかにしていただきたいと思います。

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/02/22、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま松浦委員が指摘しておるこの書類は、国会議員にも送られてきておる。こういう行為は、国会議員ないし国会を侮辱したところの行為である。したがって、当委員会としてもこれをほっておくわけにいきません。委員長は、代行がすわっておられますが、どのように処置をせられますか、お伺いします。

第72回国会 予算委員会 第23号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連して、これも一緒に答弁を願いたいと思うのです。  たしか独禁法の九条だったかと記憶しておりますが、持ち株会社はこれを許さない、こういうことが法律にあります。いま小林委員が指摘いたしました社員会、これはまさに持ち株会社です。独禁法の上からいっても、かっこうは財団法人というかっこうをとっておるが、独禁法違反であります。これをあわせて御答弁を願います。
【次の発言】 関連して申し上げます。  いま小林委員の石田参考人、永山参考人に対する質疑についての答弁の態度あるいはその内容、参考人ではとうてい明らかにできません。  そこで、小林委員も指摘いたしましたが、委員長に提案をいたしま……

第72回国会 予算委員会 第28号(1974/03/04、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま委員長がお述べになったように、理事会の協議によって、各党がなぜ執拗なまで証人喚問を要求しておるかという点について、総理、総裁としての田中さんに認識をしていただく必要がある。そういうことで、若干の質疑というか、所見を述べたいと思います。  その前に、これは与党内の連絡の不十分だったと思うのですが、五時の招集に対して一時間待たされたことについては、たいへん遺憾です。しかし、これについて、もうこれ以上とやかくは申しません。  そこで、総理あるいは自民党の総裁としての田中さんにも関連をすることになりますのでお聞きを願いたいのですが、御承知のように、去る二十五日から六、七の三日……

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま委員長より提案のありました、石油連盟会長密田博孝君外十名を証人として喚問することに賛成、参考人とすることに反対の討論を、簡単に申し述べます。  この件に関しましては、今日まで幾たびとなく論議を重ねてまいりましたので、多くは申し上げませんが、去る四日、総理の出席を求め質問いたしましたときにも申し上げましたが、三日間にわたる物価集中審議において、物不足、便乗値上げ等のからくり、悪徳商社の実態、大企業や業界と行政との癒着、さらに企業の社会的責任、その倫理性の欠如などが明らかにされたが、その審議の中で、幾つかの重要な点において、これらの人たちは、忘……

第72回国会 予算委員会 第31号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いよいよこの四十九年度の予算三案についての最後のバッターとして、締めくくり総括質問を行ないます。  すでに当委員会で論議せられた問題も多いし、したがって、二番どころか、何番せんじの感じもある問題が出てまいります。しかし総括最後の締めくくり質問者の任務は、十分に詰められなかった問題を詰めていく、こういうことも役目の一つであると思いますので、まずその点から入りたいと思います。したがって、総理以下各閣僚は、いままで繰り返されたような答弁はなるべく控えていただいて、できるだけ核心に触れた御答弁をお願いいたしたいと存じます。  そこで、まず緊急な問題といたしまして、実は私も知らなかった……

第72回国会 予算委員会 第32号(1974/03/29、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。  いま八木委員から、暫定予算を出さなければならなくなったことに対する政府自体の反省ということをお伺いしたわけなんです。ところが、あなたは何ら反省がない。なぜかといえば、当然年度内に予算は成立するようにやるべきである。それができなかったというのは、どういう理由があったのか。  これはもう、八木委員も指摘したように、証人、参考人等々の問題、異常な狂乱物価と大蔵大臣が申しますような状態の中における、いろんな国民生活の問題と関連したことを深く審議するためにおくれたということも事実です。しかしながら衆議院が解散になったあと等の場合はいいとして、ノーマルに開かれており、ノーマルな……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/19、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  いま、岡田委員から、いろいろとこの次に出る問題をも含めて申し上げました。先ほど来聞いておりますと、必ずしも閣内で統一した意見があるようにも思えません。そこで、ちょうど時間となりましたので、正午ですから、ここで休憩をする、その間にひとつ内閣の統一見解を協議してやっていただく、そのように、委員長お取り計らいを願います。

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと、議事進行でお願いします。  いま湯山委員あるいは八木委員が質問して、具体的に各担当大臣にお願いした件につきましては、文書をもって後刻御回答をいただきたいと思いますが、お願いします。
【次の発言】 ちょっと議事進行。委員長、ちょっとすみません。  いま小林委員が申し上げたのは、現在小松君は事務次官で、ここへ出てきませんから、理事会へ呼んで、そこでいろいろ聞くということも含めて提案したんだと思います。そうでしょう。
【次の発言】 あるいは、説明員としてここへ呼んでもいいと思います。
【次の発言】 関連して、簡単に申し上げます。  いま小林委員の指摘した点は、公取委員長、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/01/30、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 先ほどの江田質問に続いて、社会党を代表いたしまして、総括質問を行います。  三木内閣の公約の大きな柱の一つとして、社会的不公正の是正ということを言っておられる。そのことは、現に社会的に不公正が存在することを認められておるからであろうと思うのです。今日一番大きな問題となっておるものの一つに、企業、特に大企業の横暴、言いかえるならば、企業が社会的責任を果たしておるのかどうか、こういう問題につながると思います。そこで、まず総理は、この企業責任ということについて、どのように理解し、どのように把握しておられるのか、承りたいと思います。

第75回国会 予算委員会 第4号(1975/02/01、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 いま多賀谷先生おっしゃったような傾向が確かにあることは、私も知っております。そこで、理想的に申しますれば、ヨーロッパの社会保障の先進国のごとく、年金で、老人ホーム等の入居費が賄えて若干のお小遣いが残るというような姿が理想的だと思いますが、しかし、今日では、わが国はまだ老人年金が未成熟でございますので、御指摘のような点が残ることについては、残念に思うわけでございます。
【次の発言】 御趣旨としては、結構だというふうに思います。そういたしたいというふうに、私も思っております。しかし、今日の年金、特に国民年金の体系の中で、いまのままのような福祉年金受給者についてそのような給付をするこ……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/02/03、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 私のところの地方事務官は、社会保険事務を担当しているわけでございますが、この仕事の性質上、国が経営の責任を持ち、そして画一的に、統一的に能率的にやるために、これを地方公務員にして、全部の仕事を機関委任に持っていくことが一体いいのか。それとも逆の方向に持っていって、地方事務官問題に終止符を打つのがいいか。これについてはいろいろと議論のあるところでございまして、いずれにいたしましても、こういう地方事務官制度という、当分の間と言われ、しかもそれについていろいろと中途半端な制度というものに、この際は終止符を打ちたい。しかし、その方向はどちらの方向に持っていくかについては、いろいろ議論が……

第75回国会 予算委員会 第6号(1975/02/04、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと混乱があるようでございますので、若干、整理の意味で、議事進行で発言したいと思います。  実はいま楢崎委員が取り上げておるのは、国会議員の一つの権利というか、法に基づく政府に対する質問主意書に対する答弁でございます。したがって、これはいわゆる三権から言うならば、国会と政府の関係である。もう一つの点については、これは個人の問題だ、こういう意見はありますが、私と言っても、本当の私人ではなくして、内閣の閣僚の一人であるという点で問題です。したがって、これをやりとりしておってもあれですから、ひとつこの質問主意書に基づく点につきましては、理事会等で十分質問主意書及び答弁書をよく検……

第75回国会 予算委員会 第7号(1975/02/05、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  第一問の遺伝性毒性についてのメトーデ、方法論につきましては、食品医薬品安全センターにおきまして今後これを確立するという方向で、鋭意これを急いでいるわけであります。  第二問は……(渡部(一)委員「安全性の公開です」と呼ぶ)公開については、今後の分については全部いたすという所存でございます。(渡部(一)委員「それからいままでのを全部再点検するということです」と呼ぶ)いままでの分につきましては、実はこれについてたくさんいろいろな種類のものがあることは、先生御案内のとおりであります。それで、昭和三十八年以降に指定されたものにつきましては、これは相当の基準でやって……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/02/06、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  それでは、議事進行で動議として発言させていただきます。  この問題につきましては、これは本会議の問題である、こういう岡田委員の発言です。それに対して委員長は、本会議でこういう方法がある、こうおっしゃっているわけです。しかし三木内閣だから、総理が言ったこと、これが全部だとおっしゃる。それはそのとおりです。ならば、外交演説は要らないわけなんです。そこで、このままで結構ですから、取り扱いについてちょっと理事間で相談をする、その時間をお与え願います。
【次の発言】 議事進行で動議を提出いたします。  先ほど来、岡田質問に対して混乱がございます。委員長からいろいろな提案も……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/02/07、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  お聞きのように、はっきりと大蔵省は、法律違反の覚書といいますか、これを出しておるわけなんです。大蔵省は、税法に関連して、法律違反ないし銀行あるいは多額の所得を持つ自然人及び企業に対するいろんな通達等も出しておる。それが法律に抵触するようなことがたくさんあります。そのうちのこれは一つのはっきりとした例です。このことは、行政府が、大蔵省が国会を軽視し、法律を無視した通達でございます。したがって、これはゆゆしい問題であり、さらに国会としても明確にする必要がございます。  したがいまして、この点に関し、ひとつ委員長の御判断により、どういうようなことをやるのか、これを大蔵……

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/02/13、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 当省では予算要求をしておりません。したがって、ついておりませんが、科学技術庁関係でこれを処理するというふうに聞いております。
【次の発言】 関連。いまの、大臣はよくおわかりにならないから、ああいう答弁ですが、森口局長は一体何を言うか。ああいう答弁なら、まるでその会社の営業部長か宣伝員のような言葉です。こういうことでは、とうてい納得はできません。  さらに、公取委員長が見えておりますから一言伺っておきますが、これは虚偽広告というか誇大広告の最たるものであると思います。したがって、これは詐欺的行為である。したがってこれは損害賠償の対象にもなり得る。そういうことを申し上げて、通産大臣……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 沖繩の医療水準、これは旧本土と比較いたしますとかなり低位にあることは、私も存じております。大体、病床数が二分の一、医師の数が三分の一だというふうに言われております。これに対応して現在やっているのは、医師を派遣するというような制度でやっておりますが、これもできるだけ人員、予算等を伸ばしていかねばなりませんが、本質的には、私はやはりあそこに定着するお医者さんというものをつくり上げなければ、問題の根本的解決はないというふうに思っているわけであります。  しからば、一体あの地域に定着するお医者さんをどうしてつくり上げるか。これは医科大学の設置――しかし医科大学の設置も、下手をいたします……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、日本社会党)【政府役職】

○田中国務大臣 地方単独で社会福祉事業を推進することについては、一般的にそれがすべてが単独事業でやる場合には、それは地方自治の精神にかんがみて、私どもはあれこれ申すことはないわけでございますが、御指摘の場合は、国民健康保険等を根っこにいたしまして、その上の自己負担分について単独事業をやろうということでございますから、したがいまして、国保の受診率等に大きく影響をするわけであります。したがいまして、私どもは四割の国庫負担金については別にあれこれいじらないわけでございまして、五分の普通財政調整交付金、これについては、公平の見地から、もしこういうことをやりますると、他の保険者との間に受診率、つまり医療……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず、松浦君が先日指摘いたしました問題につきましてお伺いしたいのですが、実は、電機工業会の会長さんには、質問はございませんが、しばらくだけおつき合いを願いたいと思います。  もう重ねて申しません。当日は、法務大臣はいらっしゃらなかったが、公取委員長はあの質疑応答を十分御承知であります。したがいまして、その点について一言だけ、まず御質問を申し上げます。  先日の松浦委員の質問は、いわゆる節電タイプ、こういう広告、いろいろそういう説明を書いたところのカタログ等を振りまいている。ところが、実際はそうでなくて電気をよけい食っておる、そういうような問題を指摘したわけであります。そのとき……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 先ほどの岡田議員の質問に関連いたしまして、いろいろ食い違いがあるようでございます。  もう一度確認をいたします。それはあくまでも、総理が答弁をせられたから、それに対し岡田委員はまた質問する、こういうことは当然な成り行きなんです。しかしこれは、先ほど小林理事が提案したように、重ねて委員長から議運の委員長へ交渉していただく。その議運の委員長というか、議運の回答を待って改めて論議する、そういうようにしていただくことを、私の質問に入る前にもう一度確認をいたしたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 わかりました。それでは私の質問に入りたいと存じます。  三木総理、大蔵大臣、去る……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいまの小林委員の質問に対する労働大臣の答弁で、いささか腑に落ちない点がございます。  そこで、まず第一点は、労働基準法の適用外になるとおっしゃったその根拠です。その実態を御調査していただきたい。そのいかんによっては、労働基準法二十四条第一項、職業安定法三十二条三項になりますかの違反の疑いがある、こういうように私は思います。したがって、この予算委員会の総括質問の終わるまでに、ひとつその実態調査と、労働基準法適用外であるとおっしゃった根拠を示していただきたい。これを要望いたしておきます。

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、総括質問あるいは集中質問の際に、関連をして保留をいたしました問題について、二つにわたって質問いたします。  そのまず第一は、労働省に対してでございます。去る二十一日の集中審議の際に、京都の精神病院についての小林質問に関連した件でございます。精神病院が患者を屋外の作業に従事させることは、いわゆる院外療法という名のもとに行われておる。そういうことに対して労働大臣は、原則として労基法九条の労働者には該当しない、このような答弁であったと思います。実は議事録を調べたかったのですが、議事録は印刷に回っておるので確認できませんが、そういったような、いかにも法によって定められたごとき答……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。  お伺いしますが、いまの中公審ですね、これは国家行政組織法による三条委員会じゃないのですね。三条委員会ならば、政府から独立しておるから、中公審が定めるというか、相談をしなければ政府としては何ともできぬ、これなら通ります。だが、三条委員会ではなくて、いわゆる政府、あるいはこの場合は環境庁長官の諮問機関でしょう。したがって諮問にこたえての答申をする委員会ですよ、審議会ですよ。したがって、あなた自体が中公審に相談をしてとかなんとかいうことは、私は誤りである。組織法三条によるものなら政府から独立しておる。たとえば公正取引委員会の議事録とかあるいは公安委員会の議事録というのとは……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/21、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず、本格的な質問に入ります前に、基本的な姿勢の問題につきまして、総理に要望を含めて若干の所信を伺いたいと存じます。  先日の財政、経済演説、これに対する答弁等を聞いておって、果たしてあれで国民の期待にこたえたことになるかどうか。新聞等の論調を見ましても、従来どおりの誠意なき逃げと責任転嫁の政府答弁等々と批判をせられております。ことに予算委員会は、いわゆる持ち時間制になっておりますので、従来ややもすれば、ともかく持ち時間の間、何とか過ごせばいいんだ、こういうことで、長々と要領を得ない、つぼを外した御答弁が多いという感じを受けております。そこで私は、ぜひともそういうようなことで……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いまお聞きのように、こういうことでは審議になりません。したがって、自後の質問を留保し、取り扱いを理事会で相談していただく。さらに、いま提出いたしましたこの資料につきましては、一々読み上げますと三十分はこれだけでもかかりますから、そのうち抜粋をして岡田委員は読み上げました。これをひとつ議事録に残すということもあわせてお願いいたしたいと思います。いかがでしょう。
【次の発言】 ただいまの委員長のお計らい、結構でございます。しかし、その結論というか、解決ができるかどうかわかりませんが、その理事会で御相談を願って、再質問というか再々質問は、この補正予算の最終日のいわゆる締めくくり総括……

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/10/23、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと一言。関連といったって、時間が来ておりますから、あるいは議事進行でも結構です。  いまの阿部委員の質問は重大であります。しかがって、社会党の持ち時間内を調整してもう一度、たとえ二、三十分でも阿部委員の質問の時間をつくりたいと思っておりますし、また理事会でも提案したいと思います。  いまの問題につきまして責任ある回答というか態度が出ない限り、本当に補正予算の採決なんてできないです。そのことだけをはっきりと申し上げておいて、改めて社会党の持ち時間内で阿部委員の質問をやる。そのときにはっきりした答弁ができるようにしておいてください。でなければ、この次にはもう、そこでどうなる……

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/10/24、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。  いま大臣が答弁をしたのを役人から耳打ちをせられて訂正する、まさにロボットですよ。私が常に言っておる行政府の国会に対する態度が、しかも大臣でなくて官僚の諸君によって軽視せられておるという事実が明らかになりました。それだけを指摘しておきます。  もう一つは、いま安宅委員が要求いたしました契約書の写し及び印刷した実物を提出していただく。これは公表じゃありません。ここへ出すことは公表ではございませんから、それだけは確認していただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと一言だけ。  いま湯山委員が言ったように、初めは十月、今度は十一月ということで補正を組んでおられるよう……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/10/27、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いま阿部委員の質問を聞いておって、とうてい現状のままではこれは審議を進められないし、この補正予算の採決はできません。  そこで改めて大蔵大臣に要求いたします。この補正予算の審議の終るまで、というと一応の予定はあさってです。そのとおりいくかどうかわからぬが。補正予算の審議中にもっと誠意ある員体的な資料を提出する、そういう約束はできますか。償還計画を出すということが約束できますか。いかがです。

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について発言をいたします。  ただいまの問題につきましては、これは日本の主権に関する問題であると私は解釈をいたします。さらにこれは日本の司法権の問題あるいは捜査権に対して外国の介入を許すのかどうかというような問題、こういう問題が政府ベースにおいていろいろと左右せられるようなことであるならば大きな問題であります。したがいまして、これの協議のため、ちょうど時間もお昼を過ぎておりますから、休憩をし、理事会においてその取り扱いを協議していただきたいと存じます。
【次の発言】 私は質問に入る前に一言、委員長、総理以下の各政府閣僚に対して申し上げます。  いまもう七時を大分過ぎて……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/06/10、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ここで議事進行で委員長にお願いいたします。  実は、町田君と内村君は、すでにわれわれは証人として理事会へ提出いたしております。しかし、先ほど来問題になりました四十六年二月二十日の答弁というのは、実は私が質問したのであって、そのときの議事録等から見て、ぜひ当時の航空局長の内村信行君を証人として来ていただかない限り、真相ははっきりしないと思います。したがって、この点特に委員長に提案いたしておきます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号(1976/06/23、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと関連をしてお伺いをいたします。  法務大臣、いわゆる灰色高官と俗に言われておりますが、それにはいろいろのケースがあると思います。たとえば犯罪事実、すなわち収賄事実があったがすでに時効が完成しておる場合、あるいはアメリカで証言せられたが日本で裏づけをとることができなかった場合、いろいろあると思うのです。そういうのを最初から、時効の完成あるいは公判維持ができない、そういうことがわかっておる場合に、捜査当局としては立件できないのを本当に力を入れてやるのかやらないのかということが疑問に持たれます。たとえば、捜査当局としては刑事事件を追う場合に、もうこれは刑事事件にならないんだ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第13号(1976/07/07、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 三木総理、質問に入る前に一言申し上げておきたいと存じます。本日の総理がどのような御答弁をこの席でなされるか、国民は重大な関心と期待を持って見守っております。そのことを十分お考えの上、御答弁をいただきたいと思います。  そこで、総理は去る四月三日の内閣記者団との会見で、ロッキード問題について政治、道義責任の徹底究明に政治生命をかけてと言明せられた。いまでもその決意あるいは信念に変わりはないかどうか。また、渡米中ワシントンでも、政治生命をかける云々という同じような発言をしておられます。現在いままで総理が言ってこられたこと、その信念あるいは決意に変わりはないかどうかをお伺いします。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第18号(1976/07/28、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 昨日の事態、これはいまさら説明の必要はないと思いますが、そういう事態を受けて総理に端的にお伺いいたします。  総理はいまどのような心境で、今後この問題、すなわちロッキード問題の真相究明について、新たにどのように決意し、どうしようと考えておられますか、お伺いします。
【次の発言】 総理はいつも抽象的な答弁ではなかなかいいことを言う。だが、具体的に何をするのかということになると、余りいい答えが返ってこないのです。  そこで、重ねてお伺いしますが、あなたは田中内閣当時副総理であったわけなんです。したがって、その立場で総理みずからが責任を感じなくてはならないと思います。国民に対してど……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号(1976/08/12、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連というか、議事進行。  それでは、いまの横路質問に関連して要求したいのですが、暴力団関係の資料、警察で暴力団白書というようなものはないのですか。そういうものをつくったことはないですか。あれば、そういうものを要求したいのです。
【次の発言】 それではその中から、それからいまの答弁等を含めて、ひとつ暴力団関係のまとまった資料を要求したいと思いますが、どうでしょう。わかる範囲でよろしい。
【次の発言】 検討じゃなしに……。
【次の発言】 この機会に一言だけ御質問いたします。  と申しますのは、戦後の公営ギャンブル、公営競技、これは競輪、オートバイ、それからいまの競艇なんですが、……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第25号(1976/08/25、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 一つは、稻葉法務大臣、社会党が三木さんの肩を持って云々ということは、最初から質問者が言っておるように、どちらかの肩を持ったんじゃないんですよ。そういうことは不穏当です。社会党に対する侮辱とも考えます。  さらに一つ、いま委員長が言われたことについて……(「まず答弁、答弁」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それは法務大臣が留保するということは、これまた委員会に対して侮辱です。したがって、その点については委員長の職権をもって議事録を訂正するとか、削るとか、そういう方法をとってもらいたい。  以上、提案します。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連してお伺いしますが、いま商慣習とおっしゃったね。商慣習とはどういうことなのだ。商法上の商慣習ですか、その根拠を言ってください。  なお、いま斉藤委員が言ったように、ここで申し上げておることは、国政調査権に基づいて提出を言っておるのですよ。それに基づいて、商慣習ということで答弁せられることの根拠、その重み等々について御答弁願います。
【次の発言】 金融機関云々ですが、輸銀は他の銀行とか一般の金融機関とは違いますよ。その原資は一体何か。商慣習というのが認められるのは、商法において民法に優先するということがただ決められている点があります。それだけですよ。そんな答弁じゃだめです。……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 大蔵大臣、私は去る九月二日、斉藤委員の前から要求しております資料に関連して、商慣習が国政調査権に優先する根拠、商慣習が成立する要件はどういうものかと、この二点を文書で回答してもらうように要求しました。  それに対して、きょう理事会で、お持ちであると思うのですが、こういうのをいただいたわけです。そこで、これは私の要求にぴったり合っておるとは思いませんが、これに基づいて若干の質問をしたいと思うのです。  大蔵大臣、これ、御存じですね。お認めになるのですね。大臣の回答として認めていいのですね。
【次の発言】 それでは、第一点ですね。これはずっと書いてありますが、最後の二行だけを読み……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/02/03、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず最初に、総理に一言だけ簡単にずばりお尋ねいたします。したがって、総理も一言ずばり明確にお答え願いたいと思います。  それば、予算は一体だれのためにあるのか、予算は一体だれのものか。いかがですか。
【次の発言】 国民のためにある、そうお答えになると私もここに書いておるんです。  そこで、それでは現在の予算編成から復活折衝、最終的な予算の決定までの間を見たときに、果たして国民のための予算編成であるのかどうかが疑わしいのであります。予算編成時期になると、大蔵省を初め各省庁、自民党、さらに圧力団体等々の予算獲得競争が始まりまして、いわば力と力の綱引きというか、ぶつかり合い、こうい……

第77回国会 予算委員会 第12号(1976/02/13、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 主として金融機関関係の四参考人にお伺いいたしたいと存じます。  まず最初に、先ほどもちょっと話が出ておりましたが、公定歩合が数次にわたって引き下げられた。そうして大衆預金の金利も引き下げた。そこで、市中金融機関の現在の貸出金利はどの程度であるのか。大企業と中小企業に分けてひとつ御答弁を四名の参考人から承りたい。ことに中小企業におきましては、その名目金利でなくて、実質金利といいますか、拘束預金を差し引き、あるいはその金を借りるためのいろんな手数ですね、たとえば登記等も含めて、実際に借りた金に対してどの程度の金利になっておるのか。四参考人から順次お答えを願います。

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いま正示君から、いろいろと意見を述べながら参考人の二人の先生方に意見を求めたわけなんですが、残念ながら、私は正示君とは真っ向違った見解を持っております。そのことをまず申し上げておきます。  そこで、まず正木参考人にお伺いいたしたいと思うのですが、いま正示君も若干触れましたが、その前例というか、二十八年に災害予備費があった。政府はそれが前例にあったからというようなことも言っているようですが、これは私は、当時の機構上の問題等々から特別の事情があったと思うのです。  そこで、当時参議院の予算の専門員をしておられた正木さん、その当時のことについて簡単でよろしいですが、今回のような場合……

第77回国会 予算委員会 第31号(1976/07/16、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 先程の正示委員の質問に対して稻葉法務大臣は、議院証言法によるところの偽証については先に国会の告発があることが本筋との意味の御発言がありました。委員長も御承知のように、すでに社会、共産、公明の各党から小佐野賢治君に対しまして告発の要望が出ておるわけでございます。したがって、その実現のために委員会は休憩とし、直ちに理事会において協議せられるよう動議を提出いたします。  なお、もし必要ならば、偽証の事実につきまして具体的に申し上げる用意のあることを付け加えておきます。


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 一言だけはっきりとさせておきたいと思うのです。  先ほど来、十五日のいわゆる中間報告の内容が論議せられております。端的に申し上げますが、その内容は検察当局の取り調べというか捜査、それを検察側からやるということだけなのか、それに対して法務大臣の意見が加わるのかどうか、あるいは内閣としての意見が加わるのかどうか、その報告は法務大臣の責任においてなされるのかどうか、あるいは三木内閣、政府の責任においてなされるべきであろうと思うのですが、その点どうか。もしそうであるとするならば、閣議に諮るべきだと思いますが、その点どうか。さらにまた、先ほど楢崎委員も申し述べましたが、当委員会は、政府……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 総理、去る十五日にここで報告せられたいわゆる中間報告、これは政府が、すなわち三木総理の責任のもとで出されたものであると思います。ところが、先ほども話がありましたように、総理は事件当初から国民に、政治生命をかけて真相の徹底究明に当たるといったようなこと、あるいは民主主義政治を守るためにといったようなことを言ってこられました。しかし、その後総理の言動を見ておりますと、先ほども指摘があったように、やっぱり一歩一歩後退の感を受けておるのは私だけではない。  そこで、総理、先日のこの報告で国民が果たして納得をしておると考えられますか、また、政治に対する国民の不信感を除くことがこれででき……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/11/02、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いや、秘密会に関することを聞くということになれば質問します。それがまだ決まっていません。
【次の発言】 決まっていないから発言できません。
【次の発言】 まず委員長に質問します。  なぜ、この後引き続いて秘密会にする必要があるのですか。なぜ、引き続いてわれわれの野党質問を秘密会でやる必要があるのですか。
【次の発言】 自民党だけじゃないですか。
【次の発言】 何が秘密か。
【次の発言】 いま発表されたのが秘密で、それ以外のことが秘密でないのか。
【次の発言】 私は、灰色公表について総理にその所信を伺いたいのでありますが、その前に、先ほどの予算委員会で小佐野賢治君の告発が決定い……

第78回国会 予算委員会 第1号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○田中(武)委員 いまの小林質問に対して、これは率直に、反論を加えるということでなく、そういうような疑いを持たれないように、総理も法務大臣も、また自民党を初め各閣僚もやっていただきたい、それだけを申し上げておきます。  私は、実は今回の災害地を見て回ったわけなんですが、現地は実に物すごいといいますか、生々しいつめ跡を残しております。  そこで、私は災害対策についてお伺いをいたしたいのですが、その前に、災害の犠牲となられて亡くなられました多くの方々、あるいはいまだに行方不明でその遺体すら見つかっていない方々の御冥福を心からお祈りをいたします。さらに、大きな被害を受けられた方々に対し、心からお見舞……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 私は、去る二月の七日に総括質問で、若干の公害、環境保全に関する問題を取り上げました。そして引き続き一般質問で、島本君があとを受けてやりましたが、その際に積み残したと申しますか、まだ十分に触れることのできなかった問題につきまして、時間の許す限り、公害問題について、あるいは環境保全について御質問いたしたいと存じます。  まず最初でございますが、公害の無過失賠償に関連して公害賠償保障法案がもうまとまったやに承っておりますが、その要点を、簡単でけっこうです、御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 いまのお話ですと、はっきりとおっしゃらなかったのですが、PPPの原則は貫くというか、……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうは私は、人身といいますか、人権といいますか、これがはたして守られておるかというような観点から、いろんな問題を取り上げて御意見を伺いたい、このように考えるわけでございます。  まず第一に、最近の世相と人権問題とでも申しますか、もう一々、具体的な事件については申し上げませんが、ここに二、三の新聞の切り抜きを持っておりますけれども、実の母親がめんどうを見るのはいやだというようなことで自分の子供を殺す、あるいはまた、内縁の夫が妻の連れ子を、ちょっとしたそそうをせっかんして死に至らしめる、こういったような事件は枚挙にいとまありません。かと思うと捨て子ラッシュでございます。  い……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうは主として国鉄当局にお伺いしたいのですが、率直に言って、最近の国鉄はどこか狂っておる、常識では考えられないような事故ないしミスがほとんど毎日のように新聞に出ておる、こういう状態ですが、一々個々の原因等については伺いませんし、そんな時間もありませんが、根本的に何が原因なのか、何がこんなに国鉄の最近の事故――ミスとでも申しますか、が多いわけですか。総裁はどう考えておりますか。
【次の発言】 今度の国鉄運賃と財政再建促進法ですか、これは非常に大きな問題になります。われわれは絶対反対だ、こういっておるのですが、このような状態ならば国民も納得しないでしょう。根本的に考え直す必要……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうは急にこの分科会で質問することになりましたので、当面の問題になっております商品投機の問題、ことに、商品取引所というものに焦点を合わせて質問をいたしたい、このように考えるわけであります。  大臣も御承知のとおりでございますが、今日、商品取引市場は、羊毛の相場の高騰をはじめ、各上場商品が軒並み高騰し、輸入大豆は立ち会い停止にまで立ち至るような状態である。実は、ここにきょうの朝刊、一つは読売でありますが、「投機、物価高に波及」という見出しで、中身は読みませんけれども、出ております。そうかと思うと、これは日経ですが、「商品相場急騰」というような見出しでも出ております。  そこ……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうはまず通貨の問題、通貨といっても貨幣の問題と、それから日銀のいろいろなことについて若干質問する予定であったのですが、どうもかつて予算委員会でドルとか金とかということを何回かやったせいか知りませんけれども、この前の二月七日の総括質問のときもそうだったし、またきょうもたまたまいわゆる国際通貨危機に直面したというか、そういうことで、この前も緊急質問的に行ないましたが、きょうもひとつそういう意味においてまず緊急質問的に現在の国際通貨危機の問題につきまして、若干の質問から入りたいと思います。  そこで、ドルが一〇%切り下げられた、日本が変動為替相場をとった、それから二週間余りで……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/02/08、33期、日本社会党)【議会役職】

○田中(武)委員長代理 次に、宮尾公述人にお願いをいたします。宮尾君。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより両公述人に対する質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 次に、湯山勇君。
【次の発言】 次に、安宅常彦君。
【次の発言】 次に、林百郎君。
【次の発言】 まず、青葉公述人。
【次の発言】 次に、和田耕作君。
【次の発言】 以上で、両公述人に対する質疑は終わりました。  この際、委員会を代表して、両公述人に一言お礼を申し上げます。  宵葉公述人、宮尾公述人には、長時間にわたりまして貴重な御意見をお述べいた……

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/02/10、33期、日本社会党)【議会役職】

○田中(武)委員長代理 次に、木村公述人にお願いをいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより両公述人に対する質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 それじゃ簡潔に。
【次の発言】 次に、湯山勇君。
【次の発言】 次に、木村公述人。
【次の発言】 次に、青柳盛雄君。
【次の発言】 次に坂井弘一君。
【次の発言】 以上で両公述人に対する質疑は終了いたしました。  この際、委員会を代表して、両公述人にお礼を申し上げます。  本日は、長時間にわたりまして貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうござい……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 まず環境庁長官、入浜権という言葉を御承知でしょうか。また、その他の政府委員はいかがです。
【次の発言】 長官は、法律用語としては知らないけれども、そういう意見のあることは聞いておる。  それでは、少しさかのぼって法律論から入らねばならないと思いますが、民法二百六十三条に入会権というのがございます。これは言うまでもなく「共有の性質を有する入会権」という見出しで、「共有ノ性質ヲ有スル入会権ニ付テハ各地方ノ慣習ニ従フ外本節ノ規定ヲ適用ス」すなわち所有権の規定なんです。そこで、これはもう説明の要はないと思うのだが、山林などで薪や干し草、あるいは竹、キノコ、まあこのごろマツタケが高い……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○田中(武)分科員 きょうは、ひとつ植物の特許について若干の質問をいたしたいと思います。  現行の特許法で、植物の種とか苗についての特許は認められていない。現在、特許法等は工業所有権法と言われておるように、工業を中心として決められておる。だが、しかし、特許法の第一条の目的「発明の保護及び利用を図ることにより」云々、この第一条の目的を見る限り、あえて工業製品あるいは工業に関する方法だけに限るということではないと思います。現行の特許法で、植物特許についてできるのかできないのか、まずその辺からお伺いをいたします。
【次の発言】 この第二条の定義、これも長いから要約いたしますが、一口に言って、物の発明……



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データ更新日:2023/02/05

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