鈴切康雄 衆議院議員
32期国会発言一覧

鈴切康雄[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期
鈴切康雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鈴切康雄衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

鈴切康雄[衆]本会議発言(全期間)
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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第13号(1971/03/01、32期、公明党)

○鈴切康雄君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十六年度予算三案に反対し、日本社会党、公明党、民社党、三党共同提出の予算組み替え動議に賛成の討論を行ないます。(拍手)  昭和四十五年度までの政府の財政経済政策は、ひたすら大企業の設備投資を優先させ、反面、社会資本の立ちおくれは国民生活無視という結果となって、ついにそのひずみは物価の上昇をもたらし、公害の激化はもはや生命を危険にさらす事態をもたらしているのであります。このように、国民生活無視の上に運営されてきたわが国経済も、今日に至り、その姿勢を謙虚に反省し、政策の転換をはからなければならない事態に直面しているのであり……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第39号(1972/06/15、32期、公明党)

○鈴切康雄君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました佐藤内閣不信任決議案について、賛成の討論を行ないます。(拍手)  佐藤内閣が七年有余の命運を終わろうとしている現在に至って、皮肉にも不信任決議案が提出されたということは、いかに多くの国民が佐藤内閣に対してきびしい怒りの眼を向けているかという事実を、佐藤総理、あなたは率直かつ深刻に受けとめるべきであります。  このことは、つい最近行なわれました新聞社の世論調査において示された内閣支持率によっても明確であります。  調査資料は、佐藤内閣を支持するという者はわずか一九%と、史上最低の記録を示し、反面、支持をしないというのが四六%という過半数……

鈴切康雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

鈴切康雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、油による海水汚濁について質問いたします。  近年、石油化学工業の発展につれ、輸入、移入が増加し、これらの船舶の油の海洋投棄による被害は目をおおうものがあります。なかんづく伊豆七島国立公園は、一千二百万人の東京人のレジャーを楽しむ唯一の場所であり、日本三大漁場で年間二百億から三百億円の水揚げをしているのみならず、風光明媚な国立公園として、青い海、青い空、きれいな空気で、東洋のハワイとまでいわれております。その島々がいまや海洋公害によって汚染をされておる現状であります。私は、八日、九日と八丈島に公害調査に参りまして、海浜に打ち上げられておるボール状の無数の廃油だまりの中から、比較……

第63回国会 災害対策特別委員会 第2号(1970/02/20、32期、公明党)

○鈴切委員 昭和四十五年の一月の低気圧、一名台湾坊主というようにいわれているわけですが、それが関東、東北、北陸、北海道を大体縦断して、大きな被害をもたらしたわけであります。それについて、先ほど政府からのいろいろの報告を聞いておりますと、県の段階においての報告をまとめてというだけで終始をしているわけでありますが、政府として具体的に、この問題についてどのような処置をせられたか、まずその点についてお伺いをいたします。――もう一回言おうか。よく聞いてください。  昭和四十五年の一月の低気圧、これは一名台湾坊主というふうにいわれているわけでありますが、これが関東、北陸、東北、そして北・海道と縦断する大き……

第63回国会 災害対策特別委員会 第8号(1970/07/06、32期、公明党)

○鈴切委員 まず、気象庁のほうにお伺いいたしたいと思います。  集中豪雨に対する気象観測については、その被害のあるたびごとに、委員会においていろいろな角度で質問もあり、答弁をされております。いわゆる一時間当たりの雨量が圧倒的に多いという異常なケースについては、気象観測上の予報観測等、なかなか困難な点も多々あろうかと思うのでありますが、それだからといって放置しておくわけにはいかないほど、集中豪雨、すなわち梅雨前線を中心としての集中豪雨というものの被害が多いのであります。  そこで、気象庁において四十三年から五カ年計画で、西九州と九州西方海域で実施されている集中豪雨特別観測について、現行の気象予報……

第63回国会 災害対策特別委員会 第9号(1970/08/10、32期、公明党)

○鈴切委員 七月三十日、名古屋市の南東部を中心に襲った集中豪雨による被害についての御質問を申し上げます。  名古屋市は、特に南、緑、港、瑞穂の四区に災害救助法が適用され、三十四年の九月の伊勢湾台風以来の被害が出ておると、そのようにいわれております。今回の災害の特色は、特に人口密集地帯であるために、床上・床下浸水を合わして四万三千戸に及ぶ浸水被害が起こりました。特に洪水後、市内南部のゼロメートル地帯における排水作業に関する問題点が、今回特に指摘をされております。南部地区において、ことしに入りすでに三回の浸水被害をこうむり、抜本的な対策が望まれておる現状において、下水道の処理施設も問題視されておる……

第63回国会 災害対策特別委員会 第11号(1970/09/11、32期、公明党)

○鈴切委員 時間的な制約がありますので、率直にお聞きいたしたいと思います。  九月三日夕刻、雷雨を伴い降った集中的な雨によって、品川区内の立会川橋上流一帯の南大井四丁目、西大井四、五丁目が、急激に水かさが増し、ついにはんらんし、床上浸水五軒、床下浸水百数十軒の被害を出しました。しかし、どうしても納得がいかないのは、当時東京都が観測している品川区の広町観測所では、一時間当たり三十四・五ミリを記録しているとはいえ、立会川は御存じのとおり二級の五十ミリ河川で、一時間当たり三十ミリから四十ミリの雨量でははんらんはしないことは、すでに過去の実績が示すとおりであります。それにもかかわらず床上浸水を含む被害……

第63回国会 災害対策特別委員会 第12号(1970/10/12、32期、公明党)

○鈴切委員 すでに御存じのとおり、災害対策基本法は防災行政関係法の根本法であり、その立法精神は、災害対策基本法第一条に明らかになっております。ところが、現行の災害関係法は大規模な災害応急復旧の措置に力点が置かれ、個人災害の救済については、今日まで種々議論をされ検討もされてまいりましたが、先ほども細田委員からお話がありましたように、積極的な個人救済の法的措置がとられていない現状であります。  災害対策基本法第九十七条において、激甚災害に対処するための立法その他必要な施策を講ずべきことを政府に義務づけた規定がなされ、激甚法が立法され、激甚法に規定すべき事項については第九十九条に示されております。第……

第63回国会 逓信委員会 第13号(1970/05/06、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほどから同僚議員から質問がありまして、重複する点もあろうかと思いますが、井出郵政大臣が二十八日に、「郵便事業の当面の課題」と題する郵便事業の改善策を発表されましたけれども、当面の課題とは言いながらも、現時点の解決をはかることはもちろんでありますが、さらにそれを踏まえて、今後郵便事業というものをどういう方向へ持っていくかという、私は重大な問題を踏まえての構想でなくては、場当たり式になってしまうのではないかと思うのであります。  そういう意味からいうならば、郵政大臣が言われているように、当面の課題であるからたいしたことないというようなお考えではなくして、私は相当重大な問題であろうかと……

第63回国会 逓信委員会 第18号(1970/11/11、32期、公明党)

○鈴切委員 山間僻地の難視聴の問題とは別に、都市化現象によるところのテレビの受信障害がいま大きな社会問題となっておりますけれども、テレビ受信障害の原因について、政府は現在どのように現状を把握されているか、その点についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 過密化する都市の中にあって現在問題になっておるのが、新幹線、それから建物の高層化によるところの受信障害、もう一つは航空機によるところの電波障害等があげられると思いますけれども、私はきょうは時間の関係上、特にいま問題になっております新幹線によるテレビの難視聴については、東京都内においてどのような状況であるか、また実態掌握についてはどのような方法……

第63回国会 内閣委員会 第3号(1970/03/10、32期、公明党)

○鈴切委員 総理府設置法の一部を改正する法律案のほうの問題はあとに回しまして、いま木原議員並びに私ども同僚議員が予算委員会で質問をいたしました千葉県の銚子沖合いにおける底びき網漁船が被害を受けました件は、水産庁によっていままで掃海がなされておったわけでありますが、一応昨日掃海を打ち切った、そのようにいわれておるわけでありますが、その成果並びにガス漏れによって作業員がけがをしたという問題についての状況を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 掃海によってガスかんが発見されたのは、総理府のほうとしてはどれだけ報告を受けておられますか。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 内閣委員会 第12号(1971/03/25、32期、公明党)

○鈴切委員 関連。昨年も八丈便が向こうで使用されたということなんですけれども、実際考えてみますと、八丈島は観光地で成り立っているような状態でありまして、やはり必要である時期というものは、おのずとこの春から夏にかけての状態になってくるんじゃないかと思います。そこで、昨年は確かに八丈島の増便については厚木飛行場へ移して、厚木が使われたということですけれども、いままでの実績は羽田からなされたということですが、本年度もおそらくそういう問題が起こってくるんじゃないかと思います。少なくともいままでの実績についてはやはり羽田から飛ばせる、そして増便については、それはまたあとの問題として、そういうふうなものの……

第65回国会 内閣委員会 第16号(1971/04/20、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうは、私、交通安全教育全般について文部大臣にお伺いをいたしたいと思います。  先般、春の交通安全運動が行なわれまして、そのときに人身事故は一万七百五十五件、死亡が二百五十三人、負傷者は一万三千七百九十一人と、一日平均の死者は四十二・二人という痛ましい記録が発表されております。今度の期間は六日間、おもに入学、入園を重点に、子供や老人の歩行者保護に主眼が置かれましたけれども、春の交通運動としては最悪に終わってしまったわけであります。特に自転車とそれから歩行者の死者の約七割が老人と子供ということになりますと、幼い子供の生命を守る上においても、交通安全教育ということがますます重要性を増……

第65回国会 内閣委員会 第17号(1971/04/22、32期、公明党)

○鈴切委員 このたびの自衛隊機のソ連艦を誤認攻撃したということは、非常に重大な問題だと私は思います。そこで先ほど御答弁を伺っておりますと、どうして誤認をしたかわからない面があったという内容の御答弁がございましたが、全く私はその意味が実はわからないわけであります。そこでこの訓練に対する内容について少々私は御質問を申し上げたいと思います。  まずどういう範囲内においての訓練であったのか、どういう艦艇が目標であったかということ、それから攻撃は何回行なわれる予定であったか、訓練の行程はどういう行程で行なわる予定であったか、当日の視界としてはどういう視界であったか、またどういう訓練の指令を出されたか、訓……

第65回国会 内閣委員会 第18号(1971/04/27、32期、公明党)

○鈴切委員 厚生省の設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、きょうは老人問題について若干の質問をいたします。政府の基本的な見解をお伺いしたいわけであります。  先ごろの読売新聞の独自の調査によりますと、一日平均十四人もの老人が社会に絶望してみずからの生命を断っているというショッキングな結果が報道されております。ほんとうに私はこれは痛ましい問題ではないかと思うわけでありますが、こういうふうな状態で、社会の片すみで、発展を続ける社会に順応することができずにひっそりとみずからの命を断って社会から逃避する老人については、たとえ老人であろうが青年であろうが、とうとい一つの同じ生命でありながら、……

第65回国会 内閣委員会 第24号(1971/05/13、32期、公明党)

○鈴切委員 公害から人命を守り、破壊される自然をどうすれば保護することができるかということは、いまや国民生活にとってあまりにも切実な題題であるばかりでなく、七〇年代の政治に課せられた最も重大な問題ではないか、そのように思います。それだけに環境庁設置法案は国民の期待をになっている注目の法案であろうかと思うのであります。  そういう意味からいうならば、環境庁ができるということは、いままでばらばらであった行政が一元化をするということに対しては私は一応評価はできる、そう思うわけでありますが、しかし、できたことはできたが、相変わらず各省のなわ張り争いがあって一向に効果をあげることがなく、ただ行政を複雑す……

第65回国会 内閣委員会 第25号(1971/05/14、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほども同僚議員から、首相の改憲発言という問題で話がありました。憲法の問題は事が重大だけに総理にいろいろ御質問をしたい、このように思っております。  佐藤総理が十日、自民党参議院選対会議が持たれて、参議院選に大勝利をするために、党議できまっている自主憲法を制定したいという、そういう旨の発言があった。憲法の危機が叫ばれている時期だけに、各社一斉にこの問題を取り上げたのは当然ではないかと思うわけであります。なぜならば、かねてから国民的合意の上に成り立っておる現在の平和憲法について、従来からとってきた歴代保守党内閣の平和憲法無視の姿勢は、第一次防、第二次防、第三次防とまず既成の事実をつく……

第65回国会 内閣委員会 第26号(1971/05/15、32期、公明党)

○鈴切委員 昨日は総理をこの内閣委員会にお呼びいたしまして、かつて自民党の参議院選挙対策委員会の全国会議で発言されました改憲問題についていろいろ御質問いたしましたけれども、時間の制約がございまして、なかなか思うような質疑ができなかったのでございます。  きのうの総理の発言から感じますことは、自主憲法を改正することになりますと、ますます一つの歯どめがなくなってしまうような感じを受け、非常に国民が危惧する方向へと進んでいくのではないか、かように思うのであります。従来のようななしくずしの考え方、そしてそれに既成事実を加えて、その上においていろいろと憲法を拡大解釈をしてきた、そういうことはもはや許され……

第65回国会 内閣委員会 第27号(1971/05/17、32期、公明党)

○鈴切委員 厚生大臣は時間の都合があるということでありましたので、二問だけ質問をいたしますので、これをさらに再質問等しますと時間がなくなりますから、前向きにひとつお答えを願いたいと思います。  まず第一に、公害基本法に、騒音の環境基準をつくることが規定されております。すでに生活審議会の答申が出ているわけでございますが、建設省並びに運輸省の調整がつかないということで、いまだにそのままになっているわけでございますが、当然厚生省は人命を守る立場であるならば、そういう反対等によって答申が大きく後退するというようなことがあってはならない、私はそう思うわけであります。ゆえに、そういう点について、いつ出され……

第65回国会 内閣委員会 第30号(1971/05/21、32期、公明党)

○鈴切委員 関連して。いま伊藤委員から具体的な数字を示して、何月に何本搬入したかということについて質問がありました。ところが、防衛庁のほうでは、年間二百本という数字を出されているわけですけれども、その数字に大きな食い違いがあるわけですね。その大きな食い違いについて、やはりこれは明確にしておかなくてはならない。少なくとも食い違いの本数はどこへ搬入されて、どういう経路をたどったということについては、明らかにする必要がある。それをそのままに、ただ二百本くらいという防衛庁の答弁では承服できないわけです。こういう塩素ガス、毒ガス等に使われる、そういう問題について、搬入状態が食い違っているというところに、……

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/02/09、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、久保質問を聞いて、実はびっくりしたわけでございます。公明党といたしましては、御存じのとおり、これは大蔵大臣が御存じと思いますが、予算編成のときに大蔵大臣を通じて予算に対する要望をいたしました。それは御存じだと思いますが、ただいまこの小林法務大臣の演説の内容については、オーバーと言いながらも、やはり私は限度があるのではないかと思います。そういう意味において、予算編成あるいは予算の審議等については、自民党だけでやっているのではありません。そういう点においては国会軽視もまことにはなはだしい、こういうことでは予算の審議に応ずることができない、私はそういうふうに思うわけでございますが、……

第65回国会 予算委員会 第14号(1971/02/17、32期、公明党)

○鈴切委員 委員長にお許しをいただきまして、一問お聞きしたいわけでありますが、昨日厚生大臣は、社会保険審議会、社会保障制度審議会の両答申を得て十六日中に提出するという公約をされました。私どもは厚生大臣のことばを信じ、昨日その推移を見守っていましたけれども、ついに本日いまだに提出することができない。明らかに公約違反であります。これではとうてい審議に応ずることはできません。厚生大臣はいかなる政治責任をおとりになるか、答弁を求めます。  なお、委員長に申し上げますが、予算委員会は審議を中止して、この収拾については理事会においてはかられんことを要望いたします。

第65回国会 予算委員会 第17号(1971/02/27、32期、公明党)

○鈴切委員 私は衆議院予算委員会における昭和四十六年度予算審議の締めくくり総括に、公明党を代表いたしまして総理並びに関係閣僚にこれから質問を申し上げるわけでありますが、時間等の制約もありますので、私はいまだ明確になっていない対米請求権を中心に、国内問題、沖繩問題等にしぼって質問を申し上げたいと思っております。そして時間があれば、その他防衛問題に移っていきたいと思っておりますので、あらかじめ御了解を願いたいと思うのであります。  いま沖繩返還に伴ういわゆる対米請求権の問題が一つの大きに焦点になっております。返還協定も本年早期に調印の運びとなると、相当両国間の話も煮詰まってきていると思うのでありま……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 内閣委員会 第10号(1971/12/08、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほど鬼木議員から多般にわたって給与法についての質疑がございましたので、鬼木議員との重複は避けて御質疑を申し上げたいと思います。  私は、本日取り上げたい問題は、特地勤務手当、これについて御質疑を申し上げたいと思っています。給与法の中に特地勤務手当の支給がうたわれておりますけれども、この特地勤務手当の支給の趣旨と性格並びに経緯について、まずお伺いをしたいと思っております。
【次の発言】 この特地勤務手当は、第十三条の二に「離島その他の生活の著しく不便な地に所在する官署として人事院規則で定めるものに勤務する職員には、特地勤務手当を支給する」とあります。これを私はやはり二つに分けて見な……

第67回国会 予算委員会 第1号(1971/10/23、32期、公明党)

○鈴切委員 補正予算の国債発行についての大原委員からの質問に対する法的な疑義については、私は、政府のいまの答弁では当を得ていない、そのように思うわけでありますけれども、しかし私は、法的疑義はさることながら、本質的に国債の運用、管理に対する政府の姿勢、はたしてこれでよいかどうかという点についてお伺いをしたいのであります。  私は、現在の経済情勢下で、税収その他の歳入財源の落ち込みから、かつはまた国民生活を守り、不況打開、さらにはいままでの経済体制を国民生活優先の体制に転換すべきことからも、歳入不況を補い、さらに国民福祉充実、向上のための利用財源を確保するについて国債を発行するということについては……

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほどの総理の答弁を聞いておっても、全く納得がいかない答弁をしているわけですよ。これでは、常に、総理が答弁をしたことは責任が持てないような状態では、審議を先に続けるということはできません。だからこの問題は、委員長、留保をさせてもらいたい。

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題になっております昭和四十六年度補正予算案に反対の討論を行ないます。  中国代表権問題について、アルバニア決議案は、まさに新しい世界の幕あけを告げるものでありました。同時に、このことは、わが国外交が世界情勢の把握と予見性を欠き、虚構の歴史にとらわれた政府の外交失態を明確にあらわしたものでありました。  中国問題といい、沖繩返還協定問題といい、本委員会に示した政府の姿勢は、わが国の前途に重大な憂いを国民に与えたのであります。  そのような政府の姿勢は、補正予算案にも如実にあらわれているというべきでありましょう。今回の補正予算は、今日の事態に対処するこ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会 第1号(1972/02/04、32期、公明党)

○鈴切委員 委員長の許可を得まして、議事進行についての関連質問をさしていただきます。  ゆえに、内容につきましては、また後日、同僚議員等がこれについての質問をされると思いますが、基本的な考え方でございますけれども、佐藤総理がおっしゃっておる四次防と三次防の問題ですけれども、どうもこれをこんがらがって佐藤総理は言われておるような感じを受けるわけであります。この間、理事会に竹下官房長官をお呼びいたしましてお聞きしましたところ、やはり総理と同じようなことを言われました。内容的には第三次防の継続で、現有勢力の維持のための予算であるし、四次防増強計画の計上ではない、このように、先ほどの御答弁のとおりでご……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/02/28、32期、公明党)

○鈴切委員 議事進行について。  政府はいままで政治責任というものを明らかにしないで今日までやってまいりました。これは私は、今日の国民の政治不信がすべてそこにあろうかと思うのであります。政治責任というものは、これは結果責任であります。言うならば、行政府である総理大臣は予算の編成権を持っております。しかし、予算の編成権を持っている総理大臣が予算の中においてミスをおかしたということであれば、やはり当然これは政治責任の問題になろうかと私は思うのであります。そういう意味から、いままで大蔵大臣並びに防衛庁長官は、この政治責任についてあいまいに事を過ごそうとしているが、これは私は納得がいかないのであります……

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/02/29、32期、公明党)

○鈴切委員 議事進行について。佐藤総理はきのうかなり国際情勢にのっとって前向きの発言をされたということは、これは大きく評価をされるものと思っております。ところが外務大臣はこれを打ち消すような御答弁をされました。ちょうどたとえて言うならば、テレビのピントが合わなくて画像が食い違っているような状態では審議が先に進みません。この点について、委員長、政府の統一見解を出すようにお取り計らいを願いたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/03/02、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうは楢崎委員の質問の中において関連をさしていただいて、一言二言御質問申し上げたいと思います。  前沖繩国会において、わが党の伊藤委員から、横田基地に核があったのではないかという質問をしたことは、御承知のとおりであります。その点、ハバード証言と幾つかの点が一致をいたしております。その意味においてハバード発言はそれを裏づけることになり、私はまことに重大ではないかと思うのであります。なぜならば、もしこのことが事実であるとするならば、政府のとってきた基本的な非核政策は根本的にくずれると同時に、事前協議はあってなきが同様であります。そういう疑惑に対して、先ほど楢崎委員に対して、安保協議委……

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/03/14、32期、公明党)

○鈴切委員 昨日から当委員会で問題になっておりました「沖繩への物資の輸送に関する件及び立川基地への部隊の配置に関する件」について、私どもは、この問題は要するに過日の四次防の先取りの問題と同時に、政府の反省なきところに起きたシビリアンコントロール無視の結果だと、そのように断ぜざるを得ないのであります。そういう意味から言うならば、政府が具体的に示してきたこの内容で、はたして文民統制の実があがるかどうかということについては非常に疑義を抱かざるを得ないのであります。  そこで、先ほど辻原委員から言われたように「責任体制を明確にし、」と言う以上は、今後このような文民統制の無視をした場合におけるところの総……

第68回国会 予算委員会 第19号(1972/03/27、32期、公明党)

○鈴切委員 総理は、聞くところによりますと、本日はお誕生日であると私聞いております。そのお祝いをする日に締めくくり総括、総括といえば何か戦慄を覚えるような感じがいたしますけれども、その締めくくり総括ということは、あまりにも皮肉のようなめぐり合わせではないかと私思うのであります。しかし、政治家である以上、また国政の最高責任者である以上、総理としては、国民のきびしい批判を受けるのは私は当然であろうかと思うのであります。そういう意味におきまして、政治責任についてまず私はお伺いをしておきたいのであります。  過日の予算委員会におきまして、わが党の矢野書記長の質問のときに、総理に政治責任をお伺いをいたし……

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、公明党)

○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の昭和四十七年度予算三案に反対し、日本社会党、公明党、民社党、三党共同提出の予算組み替え動議に賛成の討論を行ないます。  政府案に対する反対理由の第一は、米中首脳会談によるアジアの緊張緩和への重大な転機の到来の中で、政府は日中国交回復の必要性を是認しながら、いまだ日台条約に縛られた虚構の対中政策に固執し、台湾帰属の見解に内閣の不統一を暴露したことはまことに遺憾であり、あまつさえ矢野発言に対する答弁を打ち消し、みずから食言をしたことを認めるに及んでは、まさに国民は政府を信用することができないことは当然であります。このよう……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1972/10/27、32期、公明党)

○鈴切委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、永田亮一君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第70回国会 予算委員会 第3号(1972/11/06、32期、公明党)

○鈴切委員 先ほど各大臣から概況説明がありました石狩炭鉱のガス爆発の事故、それから北陸本線の列車火災事故、日本航空のハイジャック事件、いずれも人命に関する問題だけに、私は瞬時もおろそかにできない問題であると思うのであります。私は、公明党を代表いたしまして、それらの諸点について質問を申し上げる前に、これらの事故によって犠牲になられました方々に対して衷心より哀悼の意を表すると同時に、負傷者に対しましては一日も早く健康を回復されることを祈ってやまない次第であります。また救助にあたっては、一刻も早くその遂行に当たられんことを要望する次第でございます。  私は、いま辻原さんからいろいろお話がありましたの……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、公明党)

○鈴切委員 政府は、さきの六十八通常国会で、防衛予算のうち航空機三機種分の約二十七億円を削除し、そして国庫債務負担行為を凍結いたしました。私も、六十八通常国会において予算委員会の理事をさせていただいた経緯から、その内容についてはよくわかっておりますが、それはしょせんは、四次防の決定が行なわれない段階で四十七年度に組み込まれたためであり、言うならば、いわゆる予算の先取り問題が大きくクローズアップされたからであります。しかも、自衛隊の沖繩へのもぐり物資移送の問題、立川の強行移駐の問題など、自衛隊におけるシビリアンコントロールの機能が完全に果たされていない実態があったからであります。その結果、国会は……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○鈴切分科員 きょう私は、消防行政について少しお尋ねいたします。  まず、火災を起こして消すよりも、起こさないということに力を入れていくということは当然であります。その消防行政に力を入れるにしても、今日過密化あるいは都市化する現在の社会情勢に対して、何もかも不足づくめで、近代化消防としてのおくれが目立っている現状でありますが、政府として、消防の広域化対策、あるいは消防力の増強、消防の常備化、施設の機械化、消防団の再編成等、差し迫った問題があろうかと思うのでありますが、近代化消防に対して具体的にどのような御見解をお持ちであるか、お伺いいたします。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1971/05/10、32期、公明党)

○鈴切委員 きょうはお忙しいところをおいでをくださいまして、法案審議に先立って御意見を賜わりましてありがとうございます。環境庁ができるということにつきましては、これが行政面の上においては一元化されるというもので一歩前進だと思っております。しかし内容的に見ますと、組織、予算、そして権限と、いろいろ問題がございますけれども、きょうは私は前田先生にちょっとお聞きしたいと思いますが、国立公害研究所の問題でございます。施行期日にかかる部分は「昭和四十九年三月三十一日までの間において、それぞれ政令で定める日から施行する。」こういうふうになっております。実際にはもう現在の公害は一刻も猶予ならない今日の環境汚……

第65回国会 予算委員会公聴会 第1号(1971/02/10、32期、公明党)

○鈴切委員 私は磯村先生にお伺いしたいと思いますが、ただいま述べられました御意見は、私、一々ごもっともなことであり、予算審議上非常に参考になる点がございました。いまいろいろお話しになりました中で、二、三点お伺いをしたいと思っております。  先ほども大学紛争の原因についていろいろお話しになりましたけれども、現在高等教育における私学の役割りはきわめて大きいものがあると思いますし、また私学は約八〇%の大学生を受け持っている現状であります。しかし私学は、御存じのとおり高負担低授業である点、まあ昨年から私学助成が出されておりますけれども、それは人件費、経常費であって、額も少ないと思うわけでありますが、私……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/03/11、32期、公明党)

○鈴切委員 本日はお忙しいところを公聴会に公述人としておいでくださいましてまことにありがとうございます。私は公明党の鈴切でございます。  和田先生と高屋先生に、きょうは御意見をちょうだいするということだけでお聞きをしたい、このように思うわけであります。  まず初めに和田先生にお伺いをいたします。  今度の予算は、政府は景気浮揚と、そしてまた福祉という二つの柱を立てたわけでありますが、実際に景気浮揚と、それから福祉という立場を考えてみますと、これは性質的に相反するものがあろうかと思うのであります。先生は、本年度の予算について福祉という点については否定的な立場にあるというふうにお話がありましたが、……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○鈴切分科員 昭和四十四年の六月二十九日でございますが、新島本村の前浜海岸砂防堤付近で起きました砲弾の爆発事故につきましては、私、前の国会におきましてすでに取り上げた問題ではございますが、一応概況について御説明願いたいわけでございます。  概況の内容につきましては、まず第一に、発生した日時、それから発生場所、それから被害状況、発生状況、とられた処置、そして念のために、掃海して回収されましたところの砲弾の種類並びに数量についてお伺いをいたします。
【次の発言】 そこで、私は、死亡いたしました前田国徳君、そして顔面に爆焼、右眼球破裂の重傷を負いましたところの宮川橋一君の御両家にたまたまお伺いをする……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

鈴切康雄[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期
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