大石武一 衆議院議員
32期国会発言一覧

大石武一[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-27期-28期-29期-30期-31期-|32期|-33期
大石武一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大石武一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

大石武一[衆]本会議発言(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 衆議院本会議 第4号(1971/07/19、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 最初に、環境基準、排出基準について、政府の考えを申し上げます。  環境基準は、公害対策基本法に基づきまして、国民の健康を守り、生活環境を保全するために望ましい目標値として定められるものでございまして、御承知のように、人間の健康に害のある物質につきましては、きわめてきびしい基準にしてございますし、また、水質の汚染等につきましては、きびしい規制から比較的ゆるやかな基準まで類型を設けまして、各県の事情によりまして、県知事にそのきめ方を一任しておるわけでございます。しかし、各県の各地域は、それぞれいろいろな変相を来たしますので、その実態に即応いたしまして、その基準を類型に当て……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第20号(1971/12/03、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 新潟沖の事故はまことに遺憾でございます。ただ、人命にまだ何らの損傷がないことは、不幸中のしあわせと思います。この荒天、寒風の中に対策に努力されます諸君に対して、心から敬意と感謝を表する次第でございます。  この対策でございますが、一ぺん事故が起こりますとどうしても十分な対策はございません。これはあたりまえの言いぐさでございますが、何としても事故を起こさないように努力する以外に道はないと思います。ただ、残念ながら必ずしも事故がないとは言い得ませんので、お話しのとおり、これに対する技術を十分に開発し、十分な通常の準備を整えまして対処するような体制を一日も早くつくりたいと努……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第4号(1972/01/31、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 公害の防止は、国の最も大事な行政の一つでございますので、もちろん全面的にその責任を感じまして努力してまいります。  明年度の予算につきましても、まだ十分とは申せませんが、本年度の五〇%増しをいま考えておるわけでございます。  なお、この公害のいわゆる行政の分担がございまして、地方自治体においてもその一部を負担しておりますので、われわれは地方自治体とも十分に緊密な連絡調整を行ないまして、実効をあげるように、また公害の本質から、国民の一人一人にもその認識と協力とをお願いしなければなりませんので、そのような努力を続けてまいりたいと考えております。(拍手)  次に、環境保全基……

第68回国会 衆議院本会議 第21号(1972/04/14、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国の環境問題は、経済の急速な拡大と都市化の進行の過程で、深刻な社会問題となっているところであります。このため、政府におきましては、先般来の国会で体系的整備が行なわれた公害関係諸法に従い、公等規制の強化をはじめとして、各般の施策を強力に進めてまいったところであります。  しかしながら、公害により被害を受けた人々に対しては、すでに行なわれている行政上の救済掛構に加えて、事業者の民事上の責任を強化して、私法的な面においても一そう円滑な救済ができるような措置を講ずることが強く……

第68回国会 衆議院本会議 第29号(1972/05/16、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 今日ほど日本の自然を守らなければならないという国民の意識の高まっているときはございません。そのような背景のもとに、私のところには各地から、原始林の伐採が多過ぎるとか、あるいは自然林の破壊が多過ぎるという陳情がたくさん参っております。このようなことで、私も、何とかして日本の自然を守りたいということで、多少神経質になっておりますためですか、つい思い上がって、口がすべって強いことばを吐いたこともございますので、その点はひとつ御容赦を願いたいと思うのでございます。  御承知のように、日本の森林のうち、国有林が六〇%を占めております。しかも、この国有林は林野庁が所管しております……

第68回国会 衆議院本会議 第30号(1972/05/19、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) 現段階では、農村なり農業の繁栄は、農業それ自体の内部だけではとうてい解決できないことは御承知のとおりでございます。そこで当然、工業が農村に導入されてくるわけでございますが、その際、最も注意しなければならないのは、お話のとおり、やはり環境汚染による公害の問題だろうと思います。  御承知のように、農村地域工業導入促進法におきましても、知事がその計画を策定します場合には、必ず公害の防止の規定をすることになっておるのでございまして、このようにいまの政治も公害の防止ということに向いておるわけでございますが、われわれもできるだけ各地方自治体とも十分な連絡をとりまして、今後は、公害……

第68回国会 衆議院本会議 第40号(1972/06/16、32期、自由民主党)【政府役職:環境庁長官】

○国務大臣(大石武一君) ただいまPCB汚染対策の決議がございました。政府といたしましても、その決議の御趣旨を十分に尊重して、全力をあげてPCB汚染対策に取り組みまして、早急に成果をあげてまいる決意でございます。(拍手)

大石武一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

大石武一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/20、32期、会派情報なし)【政府役職】

○大石国務大臣 このたび環境庁長官に就任いたしました大石武一でございます。どうぞ今後ともよろしくひとつ御指導、御鞭撻を賜わりますようにお願いを申し上げます。  第六十六国会における衆議院公害対策特別委員会における審議に先立ちまして、就任のごあいさつを申し上げますとともに、環境行政に関し所信の一端を申し述べたいと存じます。  わが国経済の急速な拡大と、都市化の進行の過程で生じつつある公害と自然の破壊が、今日ほど国民の注視の的となっているときはありません。このことは、ひとりわが国のみならず、世界各国においても同様でありまして、国際連合をはじめとする各種の国際機関においても、環境問題を全地球的見地か……

第66回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、会派情報なし)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまの島本委員の御親切な率直な御発言に心から感謝申し上げます。  おっしゃるとおり、私は第二代目の環境庁長官として就任したわけでございますが、実質的には初代の長官であるという決意を持ちまして、この環境庁が将来国民の側に立ってほんとうにりっぱな仕事をする役所に発展できるように、そのような基礎をつくってまいりたいというのが私の決意でございます。  おっしゃるとおり、この役所は五百人余りの職員をもっていろいろ仕事をしておりますが、これは非常に広範にわたる問題でございますし、どの役所にもみな関連がございます。したがいまして、いまお話しのように、下水道の問題をどうするか、あるいは電気……

第66回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/08/10、32期、会派情報なし)【政府役職】

○大石国務大臣 けさの何新聞でしたか、毎日でしたか、私もイタイイタイ病と富山県知事の話は読みました。それで率直に申しまして、私は何もその話も知りませんし、聞いてもおりません。経過も知りませんが、新聞で見ました程度では、まあけっこうなことだ、多少でもその対策に一歩進んでいるのじゃなかろうかという感じがいたしました。
【次の発言】 環境庁の将来に対していろいろと御心配いただきまして、まことにありがたく思います。  率直に申しまして、私は、このような紛争処理と申しますか調停と申しますか、こういうものにつきましては、あまり直接われわれ中央官庁は入らないほうがいいのではないかという考えを持っております。……

第66回国会 公害対策特別委員会 第5号(1971/10/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 排出基準のお話かと思いまするけれども、排出基準につきましては、全国一律のものはつくっておりますけれども、それはやはり私どもとしては必ずしも好ましい高い水準ではございません。できるならば、よりきびしいものにだんだん上げていきまして、そして実際に効果をあげたい、大気なり水質の保全をいたしたいと考えております。そこで、法律の中ではわれわれ国がきめました排出基準におきましても、さらにその府県の、地方自治体の実態によりましてはよりきびしいものに上のせをすることができるわけでございます。したがいまして、東京都としてはそのような上のせが必要であるという判断のもとに上のせしているものと考えて、……

第66回国会 内閣委員会 第2号(1971/07/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 環境庁長官の大石武一でございます。  去る七月一日環境庁が発足いたしましたが、この際、産みの親である委員各位に一言お礼のことばを申し述べたいと思います。  申すまでもなく、公害の防止と自然環境の保護整備は、現在最も緊急かつ重要な社会的、政治的課題として、広く国民各位から解決を要望されているところであります。このため政府としては、公害行政の一元化と自然保護行政の推進をはかり、もって環境保全対策の抜本的な充実強化を行なうため、委員各位の御協力と御援助によりまして、前国会において環境庁設置法の成立を見、ここに環境庁を発足させるに至ったのであります。  御承知のように、この環境庁におき……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまの御質問でございますが、まことに残念でございますが、事実でございます。  そのいきさつを簡単に申し上げたいと思います。  北海道の北のほうに網走国定公園がございます。その近くの斜里という町にホクレンで経営するでん粉糖、ビート糖の工場がございます。その工場は十年以上前から運転しておりますが、去年その拡張工事を行ないまして、廃液が増加することによりまして、その廃液の処理に困りまして、網走国定公園の内部に、約二十二ヘクタールの地域にろ過沈でん池を通した廃液を流して、それに吸い取らせようという計画を立てまして、その旨を北海道庁に申し入れたのでございます。それが一年間の間に、北海……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1971/11/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 沖繩の県民は、二十六年の苦難の道を経て、いまようやく本土復帰の喜びの日を迎えつつあるわけでございます。このような二十六年の間に沖繩に残されました、ただ一つとは言いませんけれども、非常に大事な宝は、公害のなかったことだと思います。やはりすばらしい、豊かな、健康な生活環境が残されたということが、私は大きな沖繩県民の宝であったと思います。そういう意味で、本土復帰になりましても、それ以後はこのような地域に公害を起こさせないように、りっぱな自然環境を守るような経済の発展をはかることが、何よりも大事であると私は考えます。  それにはいろいろなことがありましょうが、ただいま通産大臣が申されま……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/11/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 沖繩の将来の非常に健康で、明るい、豊かな生活環境をつくることは、湊委員とともに、同じような考えでわれわれも今後の行政を進めてまいりたいと考えております。  沖繩が日本に返還されますと、これはいわゆる経済開発が盛んに行なわれることになります。ことに、いままでのような非常に経済開発のおくれた、所得水準の低い沖繩としましては、当然急激な経済開発が非常に希望されることでございましょうし、それに非常に力が入ることは間違いないと思います。これは非常にけっこうなことでございますけれども、同時に、そのような急激な経済の開発ということが必ず、おそらくは必然的に、公害問題あるいは自然破壊ということ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 いま山中国務大臣からいろいろな説明がありましたが、その補足をいたします。  現在環境庁におきましては、あの西表の原始林を何とかしてできる限り最大限に保護してまいりたいと考えております。ただいまのところは、一番よい場所を約一万ヘクタールほど確保いたしまして、これを国立公園としての基盤といたすことに方針を決定いたしております。この部分林の契約は昭和七十八年まででございますから、あと三十二年ございます。法律的には、現在一応この契約は守らなければならないことになっておるわけでございますが、幸いにその後いろいろな琉球政府の努力によりまして、初めは一万九千ヘクタールであった部分林契約がいま……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/12/04、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 一例だけ、井戸を掘りましたために、土地が一部陥没をして渇水を来たしたという事例がございます。
【次の発言】 水質保全局長よりお答えいたさせます。
【次の発言】 沖繩につきましても、残念ながらある程度の公害が起こっていることは事実でございます。これは今後日本に復帰するに伴いまして、日本の本土のわだちを踏まないように、慎重に十分注意してその対応策を進めることが大事だろうと考えております。  大気の問題について申し上げますと、大気につきましては、一番問題になりますのは硫黄酸化物と降下粉じんの問題でございます。あまりたいしたデータはございませんが、いま沖繩本島の各地におきまして、一回だ……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/12/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまいろいろな公害問題につきましていろいろと御意見をいただきまして、ありがたく存じます。私もあなたと同じようなやはり非常な不安と心配を持っておるわけでございます。  いま琵琶湖が富栄養化いたしまして、赤潮に似た現象が起こっているそうでございますが、これも非常に困ったことで、いま瀬戸内海では赤潮が一つの重大な問題になっておりまして、これをどのように処理したらいいのかということで私どもも頭を痛めておる最中でございます。幸いに科学技術庁では昭和四十二年から三年がかりでいろいろと研究してくれました。おかげで赤潮発生の機序の一端はわかったようでございます。とにかく少なくとも燐とか窒素……

第67回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/11/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいま始関委員からいろいろな御意見あるいは御質問がございましたが、総合的に地盤沈下の対策を講じなきゃならぬ、そうしてこれを広域的にやらなきゃならぬという御意見は全く賛成でございます。御承知のように、いま各地で地盤沈下が起こりまして、いろいろな問題をかもしておるわけでございます。その原因をいまいろいろ各方面から究明中でございますが、大体において地下水のくみ過ぎが原因であろうということは大かたの意見でございますけれども、さらにこの原因がそれだけであるのか、さらにほかの要因があるかないか、またお話しのように広域的なものであろうと考えられるが、その面積とかその地域関係はどのようなこと……

第67回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/12/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 大型の、いまのように四十七万トンのタンカーがいいか悪いか、私は技術的なことはわかりませんけれども、いま大原委員のお話のように、いろいろの問題があると思います。ですから、これはいろいろな将来のこと、あるいは海洋を守るとか、安全を守るとかいう意味からやはり十分に検討する必要があると思います。  私どもは、要するに公害防止の立場から考えましても、このような大きな船をつくっていいか悪いかというと、やはり私は問題があると思います。と申しますのは、いま世界の海はみんな廃油の海洋投棄によりまして非常に汚染されております。これは海洋汚染防止法という法律が新たに先般つくられまして、それで規制する……

第67回国会 公害対策特別委員会 第4号(1971/12/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 海洋汚染防止法のことについてのお尋ねでございますが、最初に申し上げたいことは、これは国会でおつくりになった法律でございます。したがいまして、いまわれわれ役人がその法律がいいとか悪いとか、とやかく申し上げることは避けたいと思いますので、それは避けます。  ことにこの法律は、来年六月に初めて全部が発効になるわけでございますが、まだ十分に発効にならない法律、しかも前の国会でおきめになったことを、いいとか悪いとかとやかく言う権限はございません。ただ御承知のように、世の中は非常に変わってまいります。急速ないろいろな情勢変化を来たしますから、適当だろうと考えた法律でも、ある時期がたてば、必……

第67回国会 公害対策特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいま加藤委員のお話しのありました航空基地周辺の騒音のことにつきましては、大体おっしゃるとおりのことと思います。航空機の大型化とかあるいは発着回数の増加とかいろいろなことによりまして、その騒音が基地周辺の住民に非常な迷惑を与えていることは確か、そのとおりだと考えております。そして、それに対して、公共的な施設、学校とかあるいは病院のような一部に対しましては、ある程度の国の対策も立てられておりますけれども、一般の国民につきましては何らの対策のないのが現状でございます。まことに残念なことで、ほんとうに相すまなく思っている次第でございます。そういうことで、これは何とかする責任がござい……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/10/29、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 鹿島地区に公害と思われる事例が発生しましたことはまことに残念でございます。御承知のように、鹿島地区は第三次の公害防止計画の地区に入りまして、いまその計画を策定中でございます。来年からは事業にとりかかりまして、特にこの鹿島地区は、いままでの他の地区と違いまして、予防的な、公害の発生しない、ない地区としてつくろうという意味で計画を急いでおるわけでございますが、そのような場合にこのような事例が出ましたことは残念でございます。これは茨城県庁からも報告がございますので、われわれは鋭意その原因をいま究明いたしております。もう少し原因を究明いたしまして、できるだけの対策を講じてまいりたいと考……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 無過失賠償責任制度につきましては、次の通常国会におきまして提案いたしたいと考えております。これはでき得ますならば一本の法律にいたしたいと思いますが、いろいろな事情がございまして、あるいは現在の水質汚濁防止法、大気汚染防止法、二つの法律の改正になるかとも考えておる次第でございます。
【次の発言】 ただいま御答弁申し上げましたように、無過失損害責任法、この法案も次の通常国会に提案いたす予定でございますし、また、自然保護法とかりに呼んでおりますが、自然保護を中心とした新しい国のあり方を考えておるわけでございます。このようなものをあわせて考えますと、皆さま方のおっしゃっておられる環境保……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 決算委員会 第10号(1972/05/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまの議決につきましては、御趣旨を十分に尊重いたしまして善処いたします。

第68回国会 公害対策特別委員会 第2号(1972/02/02、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 第六十八回国会における衆議院公害対策特別委員会の審議に先立ち、環境保全行政に関し私の所信を申し述べ、委員各位の御審議の参考に供したいと存じます。  わが国経済の急速な拡大と都市化の進行の過程で生じつつある公害と自然環境の破壊が、今日ほど国民の関心の的となっているときはありません。  このような情勢を背景に、昨年の七月に委員各位の御尽力により、新しく環境庁が設置されてから早くも七カ月を経過いたしました。  この間、私は、自然保護と公害対策を車の両輪とする環境保全行政の推進に全力を尽くしてまいりました。しかし、環境保全行政はまだその緒についたばかりであり、環境問題の解決のためには、……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1972/03/10、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 兵庫県の調査委員会の結論では、イタイイタイ病患者は見出されないということでございますが、一部漏れ承りますと、富山県の萩野医師でございますか、その他の方々が一応自主的な調査をなさいまして、多少疑わしい者がある。まだ結果はさだかでないけれども、いろいろな検査の結果はまだ全部出ておらないけれども、多少疑いは持てるというような考え方があるということを聞いております。そういう萩野さん方のいろいろな調査の結果が出て、どのような判断が下されますかわかりませんが、かりにそれがイタイイタイ病であるという判定がなされました場合に、やはりこれは問題が残ると思います。  そういうことで、その場合にはや……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/03/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 いま土呂久がいろいろな公害の問題あるいは公害病の問題につきまして議論になっております。これを何とかして早急に解決をして、その方針をきめてまいりたいと考えております。現在、住民の一斉健康調査を行ないまして、いま問題になり得るような、そのような疑いのあるへのを精密検査中でございます。その結果を待ちまして、はっきりと公害病であるかどうかという判断がつくと思いますので、そういうことを土台にして早く――検査の結果待ちをいたしております。その結果、さらにわれわれがほかのいろいろな人に再診断をする必要があればこれをやらなければなりませんし、その後は、いろいろその検査の結果を待ちまして判断いた……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1972/03/17、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいま議題となりました特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  野生鳥類につきましては、近年における生息環境の悪化等により、タンチョウ、トキ、コウノトリ等に見られるように絶滅の危険にさらされているものも少なくありません。  御案内のように、鳥類は自然環境の重要な要素であることはもちろん、レクリエーション等生活をより豊かにする上からも大きな価値を有するものであり、絶滅のおそれのある特殊鳥類についてその保護繁殖をはかることはきわめて重要、かつ、緊急を要することであると考えられます。  幸い最近、鳥類の保護については、国内はもちろん、国際……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1972/04/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいま議題となりました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の環境問題は、経済の急速な拡大と都市化の進行の過程で、深刻な社会問題となっているところであります。  このため、政府におきましては、先般来の国会で体系的整備が行なわれた公害関係諸法に従い、公害規制の強化をはじめとして、各般の施策を強力に進めてきたところであります。  しかしながら、公害により被害を受けた人々に対しては、すでに行なわれている行政上の救済措置に加えて、事業者の民事上の責任を強化して、私法的な面においても、一そう円滑な救済が……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1972/04/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 御承知のように外務委員会にはすでに付託になっておりますが、まだ審議が始まっておりませんので、来週中に、つまり連休前にこれを衆議院を上げたいという方針のようでございます。
【次の発言】 これは御承知のように、日米渡り鳥保護条約との車の両輪の関係で、これは条約を相補完する意味において出されたわけでございますしですから、すでに調印は終っておりますし、この法案が委員会において満場一致の御賛成を賜われば、これは間違いなく考え方が反映いたしますして、これは間違いなく向こうは通過するものと確信いたしております。
【次の発言】 いま局長からお答えしましたが、それについて私はこう思うのです。おっ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号(1972/04/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまの決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重して善処いたします。
【次の発言】 今回政府が提出いたしました無過失公害にかかる事業者の無過失損害賠償責任に関する法律というものは、おっしゃるとおり鉱業法や原子力損害賠償法と違いまして、対象の業者も限定されておりませんし、非常に包括的なものでございまして、おっしゃるとおり世界にもあまり類例のない、わずかに西ドイツの水質規制法がその近い例であるだけでございまして、きわめて画期的なものでございます。このような新しい考え方でございますが、この法律は私は必ず公害に悩む被害者に対しましては大きな救済の手を差し伸べることになるもの、そう確……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1972/05/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 この法律案は、ただいま島本委員のおっしゃるとおり非常に不完全なものでございます。ただ、不完全でありますが、どうしてもこの国会には提出をしておきたい。そしてこの無過失損害賠償責任制度の考え方をはっきりと行政に確立したいという念願から、あえて不完全とは自分で考えましたが提出した次第でございます。  その理由はいろいろございます。第一に、私が環境庁長官になりましてから、この法案を提出するまでには、まだ八カ月しかございません。その間、わずか半年ぐらいでこれを一つの大きな法律案に、完全とは申しませんが、りっぱな、体系づけられた法律案につくり上げるには、とうてい半年そこいらの時間ではやはり……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1972/05/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいまこの両法案の改正の中に入れてあります物質は、水質汚濁並びに大気汚染防止のために規制をしなければならない物質が入っているわけでございます。それ以外の有害な物質がいろいろあるじゃないかというのですが、まだわかっておりません。それ以外の有害な物質があれば、当然これは無過失の法律に入る以前に、大気保全並びに水質保全の両方の法律の中で十分規制したはずでございます。われわれはそういう有害な物質をできるだけ排出させない、できるだけこれを減少させようという方針でおるわけでございますから、少なくとも人間の健康に影響を与えるような物質は全部中に取り入れまして規制してございますので、いまのと……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1972/05/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 私も御意見のとおり考えております。
【次の発言】 PCBがいま非常な社会の注目を浴びまして、有害な物質であるという判断になっておるわけであります。その実例も、いままでのたとえばカネミ油症事件であるとか、その他について見ましても、確かに有害物質であることは確実であると思います。ですから、この物質は当然われわれの健康に被害を及ぼす物質として、無過失の中にこれは繰り入れるべきだと思います。ただ、いずれは近い将来にはそうしなければならないと思いますけれども、現在、まだ私ども、本体が一向わからないという問題があると思います。われわれが無過失責任制度の中にこの物質を取り入れる以前にもっとわ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1972/05/19、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 大気と水質だけに限ったということではございませんで、本質は、人間の生命並びに健康の被害に対する問題を中心的に考えました結果、大体大気保全と水質汚濁防止法、このほうが一番身近なものであるということから、その法案を出したわけでございます。たとえばいまの悪臭のことでございますが、悪臭防止法の中に入ります五つの物質を取り上げておりますが、これは広い意味では人間の健康、むしろ精神の健康と申しますか、そういう意味では精神状態の問題についてはいろいろ及ぶかと思いますけれども、一応それは狭い意味の生活環境、つまりわれわれが気持よく生活できるかどうかとか、よく眠れるかとか、そういった狭い意味の生……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1972/05/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 いままでの聞きました事実そのものはそのとおりで承っておりますけれども、それが無過失関係のこととどういうつながりであるのか、愚鈍でありますので、私はまだその判断について判断いたしかねておるわけでございます。
【次の発言】 きのう、二十二日の瀬戸内海の要するに水の一斉点検につきましては、政務次官がその本部長となりまして参りまして、けさ帰ってまいったはずでございますが、おそらくただいま参議院の公害環境特別委員会に出席中のことと思います。そういうことでまだ報告を聞いておりませんので、どのような事情がございますかわかりませんけれども、去年からいろいろな計画を立てまして、十分に準備をいたし……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号(1972/05/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 それは何と申しましても、公害の防止をすることが公害を起こさぬための一番大事な条件でございます。そういうことで無過失損害賠償責任法案の考え方も、これは直接には患者の救済ということにはもちろんなっておりますけれども、何と申しましても、全体のいわゆる環境行政と申しますか、公害行政の一環として、やはりできるだけ患者を発生させない、公害を起こさせないということに一番重点を置いてまいりたいと考えております。
【次の発言】 おっしゃるとおり考えております。
【次の発言】 なぜ水質汚濁と大気汚染防止法の二法だけに限ったかということでございますが、それは大きな理由が二つございます。  一つは、先……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1972/05/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 ただいま瀬戸内海の調査の問題について御報告申し上げたいと考えておりますが、とりあえず先に、事務的な内容について局長から説明させたいと思います。
【次の発言】 この計画はせっかく去年からいろいろと計画を立てまして、予算の獲得にも努力をいたしまして、幸い計画どおりの実施をするごとになった。われわれとしてはぜひともやりたいと願っておった調査でございます。そういうことで張り切ってやったわけでございまして、政務次官を本部長といたしまして、政務次官なり担当局長を前日から現地に派遣いたしまして、あらゆる手を整えてやったのでございますが、その途中におきまして、いま多少皆さまに疑惑なりあるいは不……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1972/06/13、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 これから提案の理由を御説明申し上げますが、その前に一言お礼のことばを申し上げたいと思います。  この法案がこのようなおそい時期になって出てまいりました。それにはいろいろないきさつがございましたが、それをいろいろと御了解を賜わりまして、いまからわざわざ審議を賜わりますことは、まことに感謝にたえないところでございます。しかも、きょうは公明党の大会もございまして、それにもかかわらず、このような異例な審議をしていただきますことは、まことにありがたいことでございます。この委員会の御親切に心から感謝申し上げます。  ただいま議題となりました自然環境保全法案について、その提案の理由を御説明申……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1972/06/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 都市を中心とする緑化の環境保全につきましては、建設省といろいろ打ち合わせをいたしまして、その手配を進めておりますが、残念ながらいろいろな時間的その他の制約によりましてこれを本法律案に盛り込めませんでしたことは、まことに遺憾であります。これは明年度には、つまり次の通常国会には必ず、建設省と十分に協力の上、法律案を提出する覚悟であります。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 お話しのとおり、沖繩はいままでわれわれの手も及びませんでしたが、残念ながら相当面の環境の破壊が行なわれていることは確かでございます。これにつきましては、幸いに環境庁としても、これに関与する、これを守るだけの……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/03/01、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 OECDにおきましては、関係諸国がそのような一応の話し合いをいたしたのでございますが、まだ、理事会では、そのことは決定いたしておりません。しかし、いずれ、将来には、そのような考えは妥当化されるものと私は考えております。(「わが国はどうだ」と呼ぶ者あり)同じことです。
【次の発言】 御承知のように、環境保全の行政は新しい行政で、まだ始まったばかりでございます。しかもその総合的な一元化の行政は、ようやく昨年の七月から始まっております。したがいまして、この行政につきましては全力をあげて努力いたしておりますが、大体は自分の考えている方向に進むと思います。しかし、全体から見ましたら、まだ……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/03/09、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 無過失賠償責任制度につきましては、すでにもう三年越しのこれは公約でございます。この国会には何としても提案をいたす決意をいたしまして、いま準備を進めておる段階でございます。すでにその要綱もきまりましたので、いまこれから法制局と十分に案を練りまして国会に提出いたすべく準備をしておる最中でございます。
【次の発言】 商工部会云々のことは一切聞いておりません。しかし、そんなことはあるはずはないと思います。それは何かの誤報ではなかろうかと思います。もちろん私は、この法案を出す決意をした以上は、自分の政治的生命をかけてこれを完遂いたす決意でございます。

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/03/15、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 間違いなくということは言えるかどうかわかりませんが、何としても提案いたしたい、そういうふうに念願して努力いたす決心でございます。
【次の発言】 いろいろと御激励を賜わりまして非常に感謝にたえません。私どもは現在の政治の方向から考えましても、この法案はいつかは成立させなければならないものでございます。環境庁ができましたその根本的なことは、被害者を救済するということでございます。私どもは、そういう点から被害者ができるだけ早くりっぱに救済されますように、同時に公害の予防があわせて行ない得ますようにこの法案を考えておりますが、何としても国会に提案いたす決意はいたしております。ただ、いろ……

第68回国会 予算委員会 第17号(1972/03/16、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 わが国が今日までの百年の間に、いろいろと経済の発展を行ないまして今日に至っているわけでございますが、その陰にはおっしゃるような幾多の犠牲的なものが数知れなくあると思います。幸いにいま日本の国の政治は、御承知のように経済開発優先の方針から方向が変わりまして、人間尊重の方向へ歩みを進めております。われわれはこの政治の姿勢を変えることなく、さらにこの強固な基礎を築きまして、この人間尊重の精神の政治をあくまで進めなければならないと思います。そういう点で、そのような観点から環境庁が、御承知のような人間環境整備のために、環境保全のために強力な総合的な行政を行なわなければならないというような……

第68回国会 予算委員会 第21号(1972/03/30、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 汚染者負担の原則というものは、五月のOECDの閣僚理事会においてはおそらく採択されると思います。そうなりますと、わが国にも勧告が及んでまいりまして、それをしいられることになると思います。しかし、ただいま総理大臣からお答えになりましたように、わが国の現状はあまりにも公害が山積いたしております。したがいまして、これを何としても予防し、できるだけ環境の改善をはからなければなりません。そういう意味ではもちろん遠い将来においてはこのPPPは十分に考えなければならないと思いますけれども、当面の問題としては何としても政府がどのような努力をしても、援助してもけっこうでございます。あらゆる努力を……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1971/12/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 現在摩文仁の丘中心の南部地区は、沖繩政府立公園になっております。本土帰還後はわれわれはこれを戦跡国定公園として存置してまいりたいと考えております。


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会商工委員会連合審査会 第1号(1972/05/18、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 いま休廃止鉱山が五千以上あるということでございますが、おそらくその中には、やはり相当のものがいろいろ荒廃しまして、あるいは環境汚染を引き起こしておるような、たとえば坑内廃水のような問題であるとか、あるいは土壌の汚染の問題とか、そういうものがある程度あるだろうと推察されます。そういうことで、通産省でもそのような検討のもとに、重点的にそのような問題を引き起こす可能性のある鉱山をとりあえず選びまして、五千とか六千とか申しますとたいへんな数でありますから、一挙には調査できませんから、特に重点的に、そのような必要があると認められる鉱山につきまして、いま鋭意四年計画でいろいろと実態調査中で……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 昭和四十七年度の環境庁関係の予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和四十七年度の総理府所管一般会計歳出予算のうち環境庁の予算の総額は、八十億一千五百五十五万八千円であります。  このほかに、建設省の所管予算として計上されております国立公害研究所及び公害研修所の施設整備の経費がありますので、これを合わせますと、昭和四十七年度の環境庁関係予算は八十二億八千五百五十五万八千円となり、前年度の予算に比べ四十三億九百九十六万九千円の増加となっております。  なお、建設省所管予算の国庫債務負担行為として官庁営繕に十億七千百万円を予定いたしております。  この予算案の詳細に……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○大石国務大臣 いまおっしゃることを聞いておりまして、当然気持ちの上ではそうあってほしいと思います。ただ御承知のようにすべて行政というものは法律なり法令というものを基礎として運営されなければなりません。そういう意味で、一PPMと〇・九九PPMでどれだけの差があるかというと、ほんとうにこれは問題にならないと私は思うのです。それから〇・〇一PPMというのは、これは何回も十分検査をしてはかった数字だといっておりますが、それだけの誤差は当然私は許される範囲内である誤差でもあり得ると思うのですね。ですから、普通の常識からいえば、やはりこれはどちらに入れても私はかまわないものだと思います。ただ、法律的には……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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