神門至馬夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

神門至馬夫[衆]在籍期 : |31期|-33期
神門至馬夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは神門至馬夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

神門至馬夫[衆]本会議発言(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第24号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○神門至馬夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国立病院特別会計法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行ないます。(拍手)  佐藤総理がこの壇上より「小骨一本も抜きません」と国民に約束をいたしましたあの有名なことばがありますが、いま国民の間では、うそつきの代名詞にそのことばが使われているのであります。(拍手)すなわち、第五十五特別国会の第一の任務は、政治資金規正法を成立さして、長期自民党政権による積年の病弊をなおし、失われた国民の信頼を回復することにあったのであります。全国民の期待にもかかわらず、政治資金規正法は、現在いまもって国会に提案さえされておらないのでありま……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○神門至馬夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案になりました衆議院副議長小平久雄君に対する不信任案について、質疑を行なわんとするものであります。  ただいまはたいへん御親切なる提案者の答弁がございましたが、私にも懇切丁寧なる答弁をいただきますことを、まず冒頭にお願いを申し上げます。(拍手)  これまでるる述べられましたように、国権の最高機関である国会の権威は、いま大きく傷つけられております。そして、その信頼は失墜しつつあるのであります。この責任は、あげて政府・自民党にあります。そしていま一つは、院の最高責任者である衆議院議長及び議長を補佐する副議長にその大部分の責任があると断ぜざるを得……

神門至馬夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

神門至馬夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 運輸委員会 第6号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○神門委員 鉄道新線の建設に関する質問を、運輸省当局並びに建設公団のほうにしたいと思います。すでに建設公団が設置される段階で議論されたことと重複するかもわかりませんが、その経過がわかりませんので、その点をひとつお許し願いたいと思います。  最初に、建設公団が設置されて以来、公団が建設をしました鉄道新線は何線あるのか、また現在鉄道公団が工事中のもの、着手しているものは何ぼか、そして工事線と調査線と仕分けをしてひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 鉄道敷設法別表の予定線中に、まだ建設が終わってないもの、あるいは現在認可されてないものがあると思うのです。それは現在どれだけのものが残されて……

第55回国会 運輸委員会 第7号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○神門委員 質問をするに先立ちまして、法律の一部改正というふうに提案されるのですが、私たちが本委員会に所属しまして、関係法令集が全然ないのです。運輸省当局のほうとして、運輸委員会の任務を委員等が完全に遂行する、こういうような目的から、なるだけ多くの法令集を委員に配付する考えはないか。他の委員会を聞いてみますと、非常に親切に配付をされておるようです。その点についてまずお答えを願いたい。
【次の発言】 なるべく早く、長年の懸案のようですから、前からの委員の方に聞いてみますと、これまでも配付されてないようでありますので、ひとつ早急な御努力をお願いしたいと思います。  船舶整備公団法の一部を改正する法……

第55回国会 運輸委員会 第14号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○神門委員 この船員災害防止協会等に関する法律案の趣旨説明の中に、このような協会をつくって、さらに船員災害の防止を積極的に進めたい、こういうように説明されておりますが、船員法を中心とするこれまでの船員災害に対する予防、防止というふうな行政の沿革、こういう点について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 具体的にはさらにあとからお尋ねしたいと思うのですが、そのような概略はこの趣旨説明の中に書いてあります。  さらにその次に、以上のような施策をもってしても、船員の労働災害は減少せず云々から、ここに四ページの、法規制による船員労働安全衛生基準の再検討と、労務監督体制の整備ももちろん必要である。こう……

第55回国会 運輸委員会 第17号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○神門委員 さっきの質問に対しまして、所有権移転後のチェックの問題についてお話があったんですが、ちょっと私ども聞いておりまして、共済組合の組合員としての身分を保有しておる間に投機的にそれをどうこうという不正行為があった場合には、あるいは処置をするとか誓約とかいうことがあっても、退職した後とかいうような者にそういう誓約書が及ぶようになるのかどうなのか、その点ちょっと疑問を感じたので……。
【次の発言】 その点はあとで若干触れたいと思いますが、いま国鉄が全国では三百九十三団地を分譲制度ができてからつくっている、こういうことなんですが、この中でいま問題になっている新駅との関係と見られる団地数がどのく……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○神門委員 いまの損失補償の問題での民主的手続について、内藤委員のほうから質問があって回答があったわけですが、たとえば新国際空港の場合は、協議が整わない場合には裁定を求め、運輸大臣は仲裁者というような立場で判定を下す、それには最終的には両方とも納得する、いけない場合には争いをする、こういうふうになっております。しかし特定飛行場の場合は、やはり府県知事が入るということにはなっているけれども、何かそこに一方的に運輸大臣のほうで決定をされてしまうのだという全体の体系の中に表現がなされていると思うのです。いま大臣の御答弁の中においても、行為に対する適切な表現を使うんだ、こういうふうに法律には使ってある……

第55回国会 運輸委員会 第28号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○神門委員 大阪におけるタクシー冷房料金につきまして、これまで非常に問題になってまいりました。きょう参議院の運輸委員会におきまして、大臣のほうからこれに対する最終的な態度なり決定を行なう、政府の表明を行なう、こういうことでありますが、どのような表明が行なわれたのか、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣のほうから運輸省なり政府の最終的態度を御表明になりましたが、これだけ世間を騒がした問題としては、何か歯切れの悪い感じがいたします。認可を取り消しになったのでもなしに、ただ乗客と運転者という当事者双方で話がまとまったときにだけ冷房料金を徴収するように、それも行政指導を行なう、こう……

第55回国会 法務委員会 第30号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○神門委員 刑法の二百十一条改正の中で、特に交通事故の防止ということについていろいろいままで御説明ございました。これを中心にして、大臣及び関係当局に御質問したいと思います。  この刑法の一部改正の提案理由の説明を読んでみますと、現在の罰則では国民感情に合致しない、それから国家の刑政上これはよろしくない、こういうふうなことが主体となって改正をしたい、こういうふうに言っておいでになります。交通事故防止上の見地云々というふうなことは、この提案理由の説明の中にはないのですが、ただいまの質疑全体の中で出ている問題としては、むしろこれをきびしくすることによって交通事故を防止したい、こういうふうに言っておい……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 運輸委員会 第9号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○神門委員 関連して。この助成措置ですが、この答申の中に出しておるように、国策遂行上、特に国際収支をよくするために、こういう至上課題がありますね。そしていま説明があったように、世界の海運国がそれなりの助成をしておる。特にいま輸出造船なり計画造船、そして外航海運に対する造船段階における利子補給、こういうことが各国で競争して国策遂行上の国際収支改善のために、外貨を獲得するためという課題になっておる。特に造船段階においては、わが国が過半数を占めておるということも答申の中に書いてある点です。そうすると、これが私企業の助成によっての国際収支の改善という結果になるわけです。私企業の改善によって国際収支をよ……

第58回国会 運輸委員会 第15号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○神門委員 それでは関連した質問ですが、一つは、直ちに本法改正の問題に直接関連することではないのですが、船舶の安全という広義の問題について関連しますのでお尋ねをしたい。  第一は、この海上保安庁等のパイロール、巡視船の配置、これに関すること。もう一つはずっとこの法律をめぐりましての質疑の中に出ておりました、いわゆる二十トン未満の漁船の安全の問題、特に直ちに法律がこの安全を担保しないということでの漁船保険の問題、特にこの二つの問題は、御承知のようにプエブロ問題が起きて、エンタープライズを中心とするアメリカ艦隊、ソビエト艦隊が日本海を俳回する、巡航する、こういうような中からたくさん問題が起きており……

第58回国会 運輸委員会 第25号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○神門委員 時間が三十分しかないようですから、四点ほど申し述べますので、簡潔にひとつお答え願いたいと思います。  臨時船舶建造調整法の持っている三つの調整機能の中で、船腹需給調整機能関係についてひとつお尋ねしたいと思うのです。この船腹調整機能関係についての具体的な対象としては、特定の航路における適正な船腹量、またそこの輸送品目に適応する船質の調整を行なう、これがこの法律の持っている機能である、こういうふうになっております。  そこで具体的にひとつ例を出してお尋ねしたいのですが、この調査室から出しております四月の調査室資料の中にも、木材輸入ブームの非常な高揚によって船腹建造要請が集中してきたので……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○神門委員 いま医務局長のほうから、看護婦の三百五名の欠員補充には、いろいろ社会情勢等の話をして、努力をするというお話でございました。しかし、先ほどの答弁の中には、養療所に入療している結核患者数は毎年約五%程度減っておる。五%も減っておりながら看護婦の不足は〇・五%で、これは過重労働になっておりません、定員に対する実人員が足らないのは一般的社会現象でございます、こういう答弁をしていたのです。ところが、いろいろ視点が変わって、追及の中では、三百五名の欠員に対しては何とかして最善の努力をしなくちゃいけないというふうにあとから答弁が変わっている。最初あなたが言っているように、六万人の入療能力があると……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○神門委員 ただいま質問がありましたこの刑法二百十一条の改正問題ですが、これが最初に出されたのは、昭和四十年三月の第四十八回の国会からです。 もう三年にわたっております。国会は十の国会にわたっている。こういうふうに非常に長くかかって、今日まだ完全な意見の一致を見ていないのでありますが、大臣としましては、今日におきましても――昭和四十年に国会に提出されて、刑法二百十一条の改正の趣旨というものが説明をされております。そういう緊急性、必要性というふうなものについては、今日なお変わらないのか、こういう点について、まずお答え願いたいと思います。


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 運輸委員会 第1号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○神門委員 私は列車内の汚物の処理の問題、列車便所のふん尿改善対策の問題についてお尋ねしたいと思います。たいへんきたない話になりますが、非常に緊急を要する問題でありますので、若干将来の問題について質問し、国鉄あるいは関係当局の御答弁をいただきたいと思います。  八月の五日に日比谷の公会堂におきまして、約二千三百名の者が集まりまして一これは主として国鉄の保線労働者であります。線路の保守をやっている労働者が集まりまして、列車便所の改善集会なるものを持ちました。そしてそのスローガンには、こういうことをいっております。憲法第二十五条にいう公衆衛生の向上とは、国民にふん尿を浴びせることか、こういうスロー……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○神門委員 私は、これから国鉄における触車事故、列車に職員が触れまして死亡した事故、この原因の追及と今後の対策、こういう点について質問をいたしたいと思います。  実は、この月の、二月の十三日に伯備線におきまして、戦後初めてといわれる六人の死傷者を出すという重大事故を起こしました。これは全国に新聞あるいはテレビ等をもちまして警告をされたものであります。ところが、きょうの新聞を見ますと、またまたこの触車事故を起こしておるのであります。それは群馬県の長野原線の小野上―市城間、ここにおいて国鉄職員を含みます三名の者が、一名は即死、二名は橋の上から落ちまして川に転落をする、そして行くえ不明になっておるの……

第61回国会 運輸委員会 第9号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○神門委員 いま、国鉄運賃の法案が本委員会にかけられておりまして、関心が非常に強いのでありますが、やはり国鉄運賃の問題に社会的な関心が集まっておるときに、私鉄、タクシーあるいは通運、これらの料金について、それぞれの業者から値上げの申請がなされておるようであります。 これに対する関心が非常に強うございますから、いま、これらの値上げ申請がなされているかどうか、もしなされているとするなれば、いつ、どのような引き上げ要求がなされているか、これを説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 このように続々と国鉄運賃に関連して、あわよくば、この運賃が上がると便乗値上げをねらっている条件、情勢というものが、……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○神門委員 清水先生にまずお尋ねをいたします。  日本国有鉄道のいわゆる体質論であります。先ほど、企業性に耐え得るような日本国有鉄道の体質ではない、こういうふうにおっしゃいました。これをもうちょっと――概要はわかりましたが、歴史的にどのような任務を果たしてきて、歴史的なものから今日企業性に耐え得ない、こういうふうにお話しになっておりますが、この点をまずもう少し詳しく説明をお願いいたします。
【次の発言】 よくわかりました。日本国有鉄道の今日の危機は、主として外的条件によってもたらされた危機である、こういう御説明でございました。  そこで、先ほど運賃の問題についてお話がございました。いわゆる運賃……

第61回国会 運輸委員会 第36号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○神門委員 きょうは時間がえらいずれましたから、ひとつ要望程度にして、簡単に質問をして終わります。  実は過疎地域における交通政策、交通確保の問題についてでありますが、これは基本的な問題になりますので、相当時間を要しますから、次期の国政調査日にあらためて質問をいたします。  ただ一つ、調査方について要望しておきたいと思いますのは、三月五日の運輸委員会におきまして、主として黒住局長からいろいろと過疎地域の交通政策、道交法の改正等についての答弁ももらっておりますが、これらに関連することとして、いま島根県の西部に独占的バス経営をやっております石見交通という会社があります。資本金は一億五百万円、従業員……

第61回国会 運輸委員会 第39号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○神門委員 過疎パスの問題についてひとつお尋ねいたします。  この点については、先般もたまたま島根県の半分を専有しております石見交通という会社の争議をめぐりまして運輸省と自治省に対して調査方をお願いしておきました。しかし、私らも現地に社会党調査団として参りまして、この解決には少なからず努力いたしました。そして円満に双方譲歩して解決を見ましたことは非常に喜ばしいことだと思います。しかし問題は、この過疎バスを中心とする地方交通政策全般の問題として残されたままであります。でありますから、これからそう基本的なものについてお尋ねする時間もございませんが、今年度予算の中に路線維持費、こういうものを新たに組……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○神門委員 私は、気象庁の所掌にかかわること、もう一つは、いまの質問の中にも含まれておりましたから大幅に省きまして、局地激甚法の適用にかかわること、この二つに分けて質問いたします。  まず、最初に気象庁関係のことでありますが、具体的な問題として、二月の二十七日、三月の四日の東京地方の雪、この雪に対する予報が全くはずれました。各新聞とも最大限の非難をしていたことは御承知のとおりでありますが、これを具体的な事例として、現在の特に気象関係についてお尋ねをしてみたいと思うのであります。  それで、まず、これも三つに分けまして、一つは、この前の三月四日の東京都地区の予報と実況の大きな相違、この事実関係、……


神門至馬夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は主として水利権の問題について建設省のほうにお尋ねしたいと思います。  特にこの川は、広島から島根県に流れております江川であります。せんだっての参議院の決算委員会において、浮戸問題が天災説あるいは人災説で非常に問題になりましたこの川であります。この川の浮戸問題をめぐりましたときにも、水利権の問題、その原因等の問題で、まだ結論を見ないまま、いまこの紛争が継続しております。その川にかかわる問題であり、また地域が、ちょうど浮戸事件によりまして被害を受けました地域と重なるわけであります。でありますから、具体的なこの例を一つ申し上げて、きっちりとした法律的な解釈、取り扱いというふうなもの……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、主として赤字線、新線の問題に焦点を合わしてお尋ねをしたいと思います。  いままでの質問の中で抜本的な問題についてはすでに質疑応答がなされて、本質が相当明らかにされてきただろうと思います。ところが、きのうきょうの新聞を見ますと、物価対策の国策遂行のために、国鉄運賃を上げない、こういうような問題が一つは出ております。これまで日本国有鉄道が戦前、戦後を通じて国策遂行上の目的を持って今日に及んでおる、そのことは、今日においても、日本国有鉄道という名の示すごとくそれに変わりはあるまいと思うのです。  いま一番問題になっておりますのが、高度成長によりまして、人口の激変、流動によって、片……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○神門分科員 現在、地方公共団体で最も問題になっております公営企業の問題であります。特に財政危機の問題としてこれが取り上げられまして、御承知のように、第五十一回の国会におきまして、約四十日間国会が延長されて、しかも最終日の十一時何分とかいうぎりぎりのところでこの地方公営企業法の改正が成立した歴史がございます。この地方公営企業法の改正にかかわる問題としては、財政危機に瀕している公営企業をいかに再建をするか、こういうところに問題があり、この国会を通じまして余すところなくそれが国民の前に露呈し、また認識をされた、ここに一つの大きな特徴があろうと思うのです。  しかし、現在の公営企業全体の赤字を見ます……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○神門分科員 いま都市問題がからんだ問題がいろいろ出ましたが、私はそれとは反対に、過疎の問題についてひとつお尋ねしたいと思います。  たまたま大臣は鳥取県から出ておいでになりまするので、過疎の問題については最もよく知っておられ、関心を持っておられる自治大臣であるということで、非常に心から期待しております。私ら議員の間でも、同じ党におりましても、やはりその生活環境が違いますと、都会で育った者は、高度成長の犠牲は都会の人間が一番受けていると、こう申します。私らのような山村地域から出ておる者は、この過疎地域こそが高度成長の犠牲だ、こういうふうに考えております。それはやはり環境から受ける認識によって、……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は非常にじみな質問ですが、昭和四十一年の二月に行政管理庁が農村福祉対策に関する行政監察結果に基づく勧告というのを出しております。私は出身が島根県でありますから、島根県として当面している問題は何といっても過疎問題であります。人口減少が部落なりその地域の社会機能を破壊してしまう。これを何とか解決する、取り組まなくちゃならぬ、こういうふうな観点に立ちまして、私たちも地元の島大の先生方と一緒に今日までやってまいりました。そういう中で、この四十一年の二月に出されましたいわゆる農村福祉対策に関する勧告というものは、非常にわれわれといたしましては期待をしたわけであります。期待をして今日に至り……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は特に過疎問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、昭和四十一年の二月に、農村福祉対策に関する行政監察結果に基づく勧告というのを行政管理庁が出しております。過疎問題がようやくいま政治の表に出始めつつありますが、行政官庁としていわゆる過疎対策らしきものを出したのはこれが初めてであります。私のように島根県に住んでおります者は、これを非常に期待しました。期待いたしましたけれども、結果的にはどんどん人口減少というものは進んでおります。いわゆる過疎化というものは進行速度を縮めていない。これはいろいろな根源があるでしょう。端的に解決できないものだと思うのですが、そういう観点に立ってものを考……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、主として農村に起きております過疎問題を中心としてひとつ大臣にお尋ねをしたいと思いますが、たいへん制約をされた時間でありますから、目的どおりの範囲まで行かないかもしれませんが、時間のある範囲内でひとつ質問してみたいと思います。  まず第一に、けさの朝日新聞を見ますと、青森県におきまして、県内の市町村立病院に勤務している医師に特殊の退職金を支払う優遇策を考え出した、これに対して自治省は待ったをかけた、こういう記事が相当大きく出ておるのであります。これについて、このような苦肉の策を打ち出さなくてはならなかったほど、いま辺地、奥地あるいは過疎地帯といわれるところの医療確保というもの……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○神門分科員 私は、過疎問題と関連して、いま作成されつつあります新全国総合開発計画、これとまた中海新産都の関係、こういうような問題についてひとつ質問をいたします。  けさの新聞にも出ていたのでありますが、過疎地域を持っておる関係各県が組織をいたしております過疎地域対策推進本部、これが十五名の学識経験者に対してアンケートを出しております。それに対して七名の方から回答がなされておりますが、すべて過密過疎は今後さらに深刻の度が加わるであろう、こういうアンケートを出しておるのであります。ちょうど同じきょうの新聞に「秋田湾地区新産業都市」、これに大きな見出しで「大工場が撤退作戦」を開始する、「たたる立地……



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データ更新日:2023/02/05

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