武藤山治 衆議院議員
31期国会発言一覧

武藤山治[衆]在籍期 : 29期-30期-|31期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期
武藤山治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武藤山治衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

武藤山治[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第17号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○武藤山治君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、政府の反省を求め、反対の討論をいたします。(拍手)  租税特別措置は、多岐にわたり政策効果を失ったと思われるものもあり、われわれは強く改廃を主張してまいりました。今回の改正案の中でわれわれが強く反対しているのは、利子一配当所得の優遇措置が三カ年延長される点であります。  第一の反対の理由は、不労所得、資産所得があまりにも優遇され、勤労の所得と不均衡になるからであります。(拍手)個人の所得はすべて総合し課税標準とするのが所得税のたてまえであります。しかるに、株の配当に対しては特別措置により……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第16号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○武藤山治君 私は、日本社会党を代表して、中小企業の動向に関する年次報告、いわゆる中小企業白書に関し質疑をいたし、佐藤内閣の方針を伺うものであります。  第一に、中小企業省設置について伺います。  佐藤内閣は、貿易資本の自由化政策を進め、関税一括引き下げ措置を決定し、明年度には開発途上国に対し特恵関税を実施する約束をいたしました。これらの開放経済体制に対処するためと称し、大企業の合併機運は高まり、政府はそれを支援する方策をとっております。数の少ない大企業に対する政府施策は容易であり、目に見えて多いのであります。だが、中小企業はこれから先一体どうなるのか、政府の指導方針はどんなものか、中小企業は……

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○武藤山治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨弁明のありました石井衆議院議長不信任案について、提案者中嶋代議士に質疑をいたすものであります。  最近の自由民主党の行動は、あまりにしばしば正義の法や少数党の権利を無視して、利己的で威圧的な多数者の優勢な力によって諸法案を決定されるという思慮のないありさまであります。かかる多数党の危害を矯正する方法を論及し、いまにして大規模民主主義の真にあるべき姿を追求しなければ、わが国の民主政治は崩壊するでありましょう。(拍手)議院内閣制のもとにおいては、議会において過半数の議席を制する政党の幹部によって内閣が組織され、内閣の提案は大体において多数で承認……

武藤山治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

武藤山治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは私は県内の石灰石あるいはドロマイト採取工場の問題に関連していろいろ労働者、厚生省、通産省、これらの各省に実態を把握していただき、適切な処置を講じてもらうということがねらいで、以下質問をいたしたいと思います。  冒頭にちょっと確認をしておきたいと思いますが、全国で石灰石あるいはドロマイトを産出している県別にもし比較をした場合、どういう県が最も多く産出しており、栃木県はどういう順位になっているか、ちょっとその辺を最初に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 日本の国内でも栃木県の葛生町、さらに栃木市の鍋山地域、この二つの石灰石、ドロマイト産出量というものは全国……

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/20、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連して。  いま大蔵大臣はなかなか重大な発言にさしかかったと思うのでありますが、国債の残額に対して本年度から償還できる財源として積み立てようとする。パーセント、大体いま予定しているのはどういう積算で積み立てをしようとしているのか。近いうちに閣議で決定されるわけでしょう。ちょっとわからなかったら理財局長でもいいです。
【次の発言】 理財局長、そうなりますと、けさほどの大蔵委員会理事会で大蔵省の担当官は、大体公債残高の一・六%を定率で積み立てをする、こういう法案ですという説明をきょうやっておるんですよ。それは、理財局ではやや固まって、閣議の承認を受けるだけのところにいっているか……

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 資料要求しておきますが、大体広沢議員の知りたいと思う点は、いまの質疑応答で主税局長はわかったと思う。  そこで、従来出しておいたこの一覧表と同じような項目別に、広沢さんがいまおっしゃったように、従来これができてから今日までの総計も一応入れてもらう。何年からできて、年々減収になった額を積算すると幾らになるかということを二番目に入れてもらう。同時に、一億円以上しかわからぬということになると、一億円上と一億円下の恩恵の階層の大体の金額を出してもらう。それから、広沢さんがもう一つ言っておる効果ですね。効果については、判定がむずかしいものは率直に判定ができない、できるものはこういう効果……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  それでは泉さん、ちょっとあなたの見解をお尋ねしますが、あなたの発した一月十日のこの通達によると、前段のほうはしごくごもっともな、正しい判断が書かれている。ちょっと読んでみましょうか。新聞記者の方もみな初めてで、ちょっとややこしい問題だから通達を読んでみます。大臣、大きい声で読んでみますからね。「少額配当所得の支払調書の取扱いについて」。「現行の租税特別措置法第八条の四(総所得金額に算入しない配当所得)の規定は、昭和四十一年十二月三十一日までに支払の確定した配当所得について適用されることになっており、したがって、本年一月一日以降に支払の確定する配当所縁については、所得……

第55回国会 大蔵委員会 第6号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 各委員からいろいろ質疑が行なわれまして、租税特別措置法の不当性、好ましからざる点、効果の是非が明らかにできない点、これらの問題については過般各党の委員から指摘をされたとおりであります。私はここで主税局長と並行線の議論をしようとは考えておりません。しかし、あまり好ましい税法のあり方ではないという点については、過般予算委員会においても大蔵大臣が北山愛郎氏の質問に対して答えております。特に配当所得などの優遇措置というものは好ましいとは思わない、しかし、諸般の情勢からやむを得ないんだということで答弁がありました。私はそれを了解するわけにはいきませんけれども、そういう前提に立って、きょ……

第55回国会 大蔵委員会 第9号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 いまのにちょっと関連して。  実施時期はいろいろ輸入の情勢を見てというけれども、この法案の発効するのは、四十三年三月三十一日までにおいて政令で定める日までに輸入されるものは七〇%という意味は、来年の三月三十一日までは現在の税率でいくわけですね。そうでしょう。  それで、もう一つ、四十三年四月一日以降一年間は六五%、その以後四十四年三月三十一日までに輸入されるものは六〇%。だから、一年間に五%ずつ率を下げていく、一番最初の年度はこの六月一日から来年の三月三十一日まで、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 今回の関税定率法の一部改正は、いろいろ広範な問題を含んでおりますが……

第55回国会 大蔵委員会 第10号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 そうすると、局長、四月六日の予算委員会で、私は大蔵大臣と自治大臣を並べて地方税減税の必要を説いたわけです。先ほどの阿部君に対するあなたの答弁は、今後減税に努力するという点だけを……。ところが、そのときの自治大臣はもっと具体的に、その次の質問をだんだんやっていく中で答弁をしているわけです。というのは、地方税の減税は全体として見直す時期が来た。時期が来たということは来年度からやるのかということで詰めたわけですが、全体を見直す時期が来たと自治大臣が答弁しているのは、いま広瀬委員がおっしゃるような、常識的に金額を見ても、どうもいじらざるを得ない段階に来ているという意味だと私は思うので……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 昨日の連合審査から、石炭問題についてもかなり詳細に質疑応答がなされておりますので、約束の短い時間の範囲内で、特に通産省にお尋ねをしてみたいと思います。  今回の法案が出るまでの間にはかなり長い経過があって、石炭に対する合理化、安定化、雇用の安定等、多くの目標を達成するために、三回にわたって審議会や調査団の答申がなされたわけでありますが、私、全く石炭のない県の出身なものですから、石炭のことはよくわかりません。ただ、国民経済的な大きな視野に立って、石炭に対して、通産省は大きな青写真は一体どういうものを持っておって、何年後にはどういう姿に石炭が置かれるのか。同時に、石炭と重油との競……

第55回国会 大蔵委員会 第15号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 まず、大臣が出席する前に事務当局に一、二お尋ねをしておきたいと思いますが、きょうは所得税、法人税、相続税を中心にした法案審査でありますから、できる限りその範囲内から逸脱しないように質問をいたしたいと思います。  まず、国税庁長官、たいへんお忙しいようですから、次長もいないのでたいへん疲労こんぱいのように風のたよりで聞いておりますので、最初に簡単に国税庁長官にお尋ねをいたしますが、過般の新聞を見ますと、国会議員で確定申告を出さない者がたいへんおるような報道で、私などは大蔵委員ですからまじめに申告したら、五百万円以上で載っておるのはそうはおらぬので、たいへん地方でも目について、一……

第55回国会 大蔵委員会 第16号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっと関連。  総理大臣の個人の所得について、あるいは財産について、十二月の末日ごろまでには調査を完了したい、こういう国税庁長官の御答弁が出たのは、私の質問に対してでありますから、私もいま大臣の答弁は聞き捨てなりませんので、ちょっと当時の経過を申し上げておきたいと思うのであります。  それは、二千万円の政治献金問題をめぐって質問をした際に、新聞や週刊誌や世論は、政治家の姿勢というものについていろいろな非難があったわけであります。その際に私は、アメリカのニクソン副大統領がかつてそういう疑惑を受けたときに全財産を公表した、自分の所得も国民の前にテレビを通じて明らかにして、このよ……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案には、非常にたくさんな特別措置が盛られておるわけでありますが、今回新たにたいへんまた特別措置が設けられますので、きょうは個々の項目にわたって各省のそれぞれの担当官から、特別措置の効用や設置をする理由や、これによって受ける効果などについて、ひとつ常識的な問題でございますので、通告をしないで失礼でありますが、いろいろ適切な御答弁をいただきたいと思うわけでございます。  まず最初に、技術開発の促進という項の中で、特に国内の技術を大いに開発するという目的で、従来よりもさらに拡大をした試験研究費に対する控除制度を認めよう、こういう趣旨のようであります……

第55回国会 大蔵委員会 第18号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の改正に対し、見解を述べ、政府の反省を促し、反対の討論をいたすものであります。  今回の法案の中でわれわれが最も強く反対するものは、政策効果を疑う高額預金者の利子分離課税、株式の配当所得の優遇措置を三カ年間延長するという点であります。  不労所得がべらぼうに優遇されている株式を売買して、たらふく利益を得ても所得税は取られない実情にある。株の売買利益は年間五十回以上売買をしない限り一銭も所得税がかからないのであります。年間五回、十回の株の売買で相当な利益をあげても税金がかからない現行制度は、べらぼうな不労所得者優……

第55回国会 大蔵委員会 第20号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  主税局長、たいへんこだわっているようですが、売りさばき人にそう影響はない、軒数が五百三十軒ですから、それは全国民の世帯数から見たら、五百三十軒の登記所や裁判所で売りさばいている数は微々たるものです。しかし、その人たちにとってみると、なぜ一万円という限度を設けたのか、というのは、今回の改正で、たとえば酒類の卸売り業、ガス事業、こういうものは三万円に軒並み上げて、登記などの場合も、有限会社、株式会社以外は登記の登録税も上げた、そう上げておきながら売りさばき人には一万円以上は取り扱いができないようにした。片方は登録税をがくっと引き上げておきながら、売りさばき人の取り扱いは……

第55回国会 大蔵委員会 第21号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連して。  そうすると、いまの登録税と手数料というものは、性格的に違うのだ。自治省としてはそういう認識で、登録税がどう手直しされ、上がろうと、地方公共団体のは手数料なんだ、だから片方の流通税という意味とは性格が全然違うのだ、こういう認識に立って、手数料はいじりません、いまも検討はしておりません、こういう答弁が出ますか。どういう解釈ですか。手数料と登録税の違いをまず明らかにしてもらわぬと、その辺がぼやっとしていますね。
【次の発言】 国の行なう免許、許可の場合には、きのう主税局長が、支払い能力に着目し、特権的な地位に対する流通税だ、こういう性格規定をしましたね。ところが、同じ……

第55回国会 大蔵委員会 第22号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 大蔵大臣が見えるまで、ほんのわずかの時間ですが、お尋ねをいたしたいと思います。  最初に、自治省の政務次官に、政治的な判断でありますが、今回の四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案を出すにあたって、全国知事会あるいは市長会では、四十一年度の特別事業債の償還財源としてこういう特例措置はできるんだろう、したがってこれは、今後も昨年の特別事業債が償還し切れるまでこの制度は続くんではないか、続けてもらえるのではないか、そういう希望が知事会や市長会では強かったのではないか、そう私は感ずるのでありますが、当局の次官としては、知事会や市長会の空気はどのように受け取っておりますか……

第55回国会 大蔵委員会 第23号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連して。  しかし、いまの議論は、理論としては一応成り立っても、現実に共済にはいま入ってない、それで厚生年金のほうへ全部移ってしまっている、国家公務員ではない、そういう人のことですね。したがって、それを共済のたてまえは共済で救済すべきだといっても、もう共済では救うひもが全然ついていないわけでしょう、本人とのつながりが。だから、どうしてもそういう場合には厚生年金で是正する以外にない。  その場合、厚生年金法を、そういう人を救済するために変えると、どういう支障があるのですか。特例で変えたっていいのじゃないですか。法律さえ直せば救済できるのじゃないですか。どうですか。いまある法律……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 政務次官はけさ理事会にいらっしゃらなかったから、その経過や実情をのみ込んでいないから、昔の厚生省の感覚でばちっと答えが出てきたのですが、いまの給与課長の答弁はちょっとニュアンスの違った答弁があったのです。それは中身についてはこれからよく大蔵省とも具体的に――広瀬さんがおっしゃる退職後五年もし本人だけかかれるようにする、そして、それが他にあまり波及をして収拾のつかぬようなことのないようにするには、掛け金を本人分として取るのがいいか、その場合には五年間本人がかければ、本人だけはかかれるようにして、家族は無効とか、いろいろな案をひとつ大蔵省とも折衝をして、私ども議員のほうは、ひとつ……

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  総裁にちょっと詰めてみたいのでありますが、いまの質問を聞いておって、過失にあらざるそういう火災というのはあるのですよ。そういうものが全部ことごとく、火災のものはもう補償せぬのだといって、三百三軒のものが泣いているという事実は、ほんとうに耕作農民にしたら気の毒です。一年ばかり前にこの質問をされたときにも、総裁は、検討させます、こういう答弁をしていますよ。議事録にありますよ。火事の場合にも、過失の場合、それから全く他の原因で延焼してきた場合、いろいろな場合があるわけです。あるいは子供が留守居をしておったときの失火??ひとつ、公社はそういう例を具体的に幾つかあげて、この程……

第55回国会 大蔵委員会 第28号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  いまの給与課長の答弁で、今後検討し、数字も抽出して、十分前向きの姿勢を明らかにしたような気はいたすわけです。給与課長は新たに課長になられたわけですから、共済のことも前向きに改正していこうとか、改善をしようとかいう意識に乏しいと思うのですよ。いままでの経過をずっと反省してもらうならば、この段階ならとうに、いま広瀬さんが質問されておるような問題については数字をもって答えられるだけの大蔵省は時間的余裕があったはずなんですよ、これは二年も前からずっと議論が続いているわけですから。  そこで、ちょっと給与課長の頭に入れてもらいたいのは、いまは、物価騰貴がない時勢、あるいは給与……

第55回国会 大蔵委員会 第30号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  大臣は、五月十八日の参議院内閣委員会におきまして、公務員は他の公企体や民間と比較して不利になっている、そこで、不利にならないようにやり方を考えようと思う、こういう答弁をしておるのですよ。議事録もここにあります。  そこで、人事院総裁、いま公務員は、民間と比較してどういう格差がついているか。それから、公共企業体と比較してどのくらい賃金の格差があるのか。常に皆さんのほうでは五月実施を勧告しているにもかかわらず、九月あるいは十月からしか政府はやらない。こういうことで公務員が損害を受けておると思うのですよ。不利に扱われておると思うのです。おそらく、そのことを水田さんも承知の……

第55回国会 大蔵委員会 第31号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 いま村山君から質問された厚生費の問題について、もう少しはっきり詰めておきたいと思うのでありますが、現在厚生費として千円ずつ出しているその目的、性格は一体どういうものですか。ねらいは何であるか、はっきり最初に明らかにしておいていただきたい。
【次の発言】 従来の中身は、定期健康診断が三百円、レクリェーションが六百五十円、さらに表彰式典五十円、こうなっておるようでありますが、一体、この程度の金で健康診断というのは年間何回ぐらいやるのか、三百円で一体完全な健康管理ができるものかどうか、あるいは、レクリェーションは六百五十円でどの程度のことを基準にしているのか、その辺の積算の基礎は一……

第55回国会 大蔵委員会 第32号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ただいま議題となりました附帯決議につきまして、各党を代表して、提案の趣旨説明をいたしたいと存じます。  今回附帯決議をつけました理由は、すでに関係当局、政府自身も質疑応答を通じてよく認識されておることだと思いますが、共済組合法については、年々抜本的改正あるいは部分的な多くの要求項目を質疑の中で明らかにしてまいりましたが、大蔵省は、財源の都合その他、共済組合制度の体系上から抜本的なすべての改正をすることができない実情にあるとして、今日附帯決議を付して今後の検討にまつという態度を院は決定せざるを得ないという情勢でございますので、各党と話し合いの結果、次に申し上げる、お手元に配付さ……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 まず最初に、メーカー側の森永の社長さんにお尋ねをいたしますが、森永の例で考えた場合、現在、一年間の売り上げの本数は何本ぐらいございますか。
【次の発言】 新聞では森永が二十八億九千七百万本、これだけの販売がある。今回の値上げ分でかりに一本三十銭森永が取るとした場合、従来もかなり利益が出ておるわけでありますが、これは大体どのくらい業績に寄与いたしますか。三十銭の値上げというのは、社長としての判断はどうですか。
【次の発言】 社長、その計算はおかしいのじゃないですか。従来一銭も上がらない場合でも、あなたのほうはこれからも工場を申請する、投資をすると新聞に出ておるのですね。そういう……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私はきょうは、選挙中のことでこれという材料を仕入れておるわけではないのでありますが、企画庁長官に物価問題の基本的知識と申しますか、現状の科学的認識をまず伺って、非常に複雑多岐にわたる物価問題について、政府はどのように具体的に国民の期待にこたえようとしておるか、そういう点を少々明らかにしたいと思うわけであります。  第一に、宮澤さんの非常に見識高い物価問題に対する認識でありますが、物価がなぜ上がるか、物価の上がる最大の原因は何と認識されておるか、まずこういう原因から物価が上がるのだという順序を、寄与率の多いもの、ウエートの高いものから幾つか、五つばかりをあげてみてもらいたい。こ……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 物価対策委員会ができた経緯については、出席の皆さん全部御存じのとおりだと思います。  近年、物価の上昇がとまらぬということで、政府の大きな目標の一つが物価安定にある。ところが、議論はいろいろされますが、なかなか物価は下がらない。国民からいわしめるなら、物価を上げる真犯人を早くつかまえろ、つかまえて早く治療しろ。ところが、物価の上がる最大の真犯人はだれなのだろうか。流通機関に原因があるのだろうか、農業というその性格に原因があるのだろうか、あるいは八百屋さんのような商店の性格に原因があるのだろうか、それとも、政府自体のもっと大きい貨幣のほうの流通の問題に真犯人がいるのだろうか、い……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 参考人の方に、質疑と答弁の時間を入れて一人十五分間ですから、簡潔に、明瞭な御意見をお聞かせ願いたいと思います。  まず最初に、いま流通段階でいろいろロスがあって消費者価格が高いのではないか、特に野菜と魚の関係では、そういう改善をしなければならぬ面があるのではないか、こういう一般の意見がかなりあります。そこで、当事者として、青果商さらに水産物商の立場から、いまのマージンは適正なマージンなんだ、価格が上がっているのは決してわれわれのせいではないのだ、そういう場合の論拠を、簡単にひとつお聞かせ願って、同時に、そうではないにしても、こういう点をこう改善すれば、ある程度安定化に役立つ改……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 前の委員会において、なぜ物価が上がるかという真犯人を追及してきたのでございますが、なかなか逮捕できないで、だれが犯人であるかがわからぬという状態でございましたが、その間いろいろ説明を聞いて、また、きょう配付された資料を見ると、どうも皆さんの答弁している数字ときょうもらった資料とでは、たいへん食い違いがあるような気がするのでありますが、少しくお尋ねをしてみたいのであります。  まず、きょう配付された資料の二ページに卸売り価格の推移が出ております。この数字を見ると、いろいろなことを感ずるわけでありますが、たとえば、二ページの卸売り価格と三ページの小売り価格と比較をしてみた場合に、……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは三点ばかりにわたってお尋ねをしてみたいと存じますが、最初に自治大臣と大蔵大臣に、地方税の減税の問題を中心にお尋ねをしてみたいと思います。  いま、日本の財政は国債発行をしている段階で、減税よりも財政自体を健全にするほうがいいというような意見も耳にするのでありますが、いずれにいたしましても、物価がどんどん上がって、実質生活水準というものが維持できない、向上しない、こういう面から年々所得税あるいは所得を基礎にした税金の減税をしなければならない、こういう要請にこたえるために、政府は減税をしてきていると思うのであります。  そこで、まず最初に自治大臣にお尋ねいたしますが、本年……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会 第2号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは経済全般あるいは景気、財政転換、非常に多くの問題点が現時点で論議を尽くされなければならぬわけでありますが、時間の都合で大臣の出席がありませんから、私は特に消費者の立場から、あるいは日本の大企業の姿勢の問題、さらに公取の今後とるべき態度の問題、そういう点を日本の経済全体という見地に立って少しくお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  私は実にふしぎに思っておるのは、公取が不公正取引だと指摘をして審判をいたしました事案が幾つもあります。その事案がなかなか解決をしないで、かなりの時日を費やしている。そこで現在審判がなされておる事案はどのくらいあって、まだ未解決の、審判の出……

第56回国会 大蔵委員会 第3号(1967/10/18、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 議事進行について。  いま聞いておってまことに奇怪に感じるのですよ。権威のないものであっても、聞かれたらそのものさしを明らかにするのが私は政府の義務だと思うのですよ。そこで大臣、いまその数字を持ち合わせていないから竹本君の質問に答えられないのだというのが真相なのか、数字は持っているけれども、何らかの政治的配慮のために発表できないのだというのであるか、どちらであるか明らかにしてくださいよ。もし大臣が率直に、ここに数字を持っていないので、たまたまここでは答えられないというのであれば、われわれもわかりますが、それでなかったら、私どもも引き下がれませんよ。ちょっと委員長、議事進行で………

第56回国会 大蔵委員会 第4号(1967/11/14、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっと関連して。  局長、これは認識の問題だけれども、農家の場合、イチゴをつくる、トマトをつくるといってビニールハウス、簡単な軽金属のビニールをかける小屋をつくると、これは全部いまは村によっては固定資産税の対象になる。それからたばこの乾燥も、鉄骨の簡単なものでも乾燥室をつくると固定資産税の対象として調べられている、片方は庭園に一個百万、五百万円の石を並べ芝をはやしてぜいたくざんまいをしておっても、いまの法律では税金の取りようがない。こういうアンバランスは自治省としてはもう少し真剣に、ぜいたくなものに対する庭園税なんか考えてもいいのですけれども、そういうものを検討する御意思は……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 冒頭に中西国民生活局長から、九月、十月に値上げになった品目、必ずしも的確に把握されていないものでこれは上がったらしいというものも含めて、品目をざっとあげてみてください。
【次の発言】 みそ、しょうゆ、灯油はいかがですか。
【次の発言】 ふろ代、さらにハム、ソーセージ、それから外食、この三つについても、もうすでに十月に入って引き上げられているようですが、あなたの認識が少し乏しいのじゃありませんか、どうですか。
【次の発言】 一律に全国全部に一斉に上がるなんということは、ちょっと私企業の場合考えられませんから、国民生活局長の耳に入った情報で、地帯によっては上げているなと思われる品……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 大蔵委員会 第1号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 大蔵大臣たいへんお疲れで、連日の委員会、本会議、察するに余りますが、御承知のように大蔵委員会は、長い間歳入委員会としての重要な使命を認識して、常に大蔵大臣の所信表明を冒頭に伺うことが慣例になっておりますので、時間はたいへんおそうございますが、そういう大蔵委員会の慣例に基づいて、所信表明に関連して二、三点お伺いをいたしたいと思います。  まず第一に、再び大蔵大臣に就任されて、たいへんな事態にいま直面をしている、難問題が山積をしている、どこからどう手をつけて、何をなすべきか、何を期待するかという、大蔵大臣の頭の中は、まさにこもごも、たくさん構想があろうと思うのであります。そこでま……

第57回国会 大蔵委員会 第2号(1967/12/13、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっと関連、副総裁がおる間に……。副総裁はたばこ耕作組合中央会の建物に行ったことがございますか。
【次の発言】 たばこ耕作組合中央会の補助金は公社からどのくらい出てますか、大ざっぱに。
【次の発言】 たばこ耕作組合中央会の事務所に行ってみたら、日高広為のポスターがだあっとどの部屋にも張ってあるのを見ましたか。
【次の発言】 二億円も補助金をもらっている団体が、どの部屋に行っても日高広為のポスターがだあっと張ってあるのですよ。だれが行ったって選挙事務所という感じだ。こういう金をもらっておる団体が、こういうポスターを大っぴらにおっ張っておくような行為が許されるかどうか、また、こ……

第57回国会 大蔵委員会 第3号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっと関連。主税局長、かつて大蔵大臣が、各省の連絡不十分のためにこういう手違いをしたというけれども、どういう不十分さがあったのですか。本来ならこの前の法律のときに附則に載せるつもりだったというのが落ちた、その一番の原因は何ですか。
【次の発言】 これはまあ大蔵省のミスということで、かつて大臣が一応釈明しましたから、われわれは了承するという前提でこの法律案には賛成をいたすわけでありますが、昭和四十年に十四万四千円の脱税捕捉ですが、四十一年は二百四十四万円になっておりますね。一挙に十四万から二百四十四万円になったということは、のみ行為が横行し出したのか、それとも大蔵省の捕捉の調……

第57回国会 大蔵委員会 第4号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっとその前に。実は理事会で申し込んだ税制調査会の代表者もしくは代表者が事故ある場合はそれに次ぐ者、こういうことで、理事会は一応招請を決議しておったわけであります。しかるに、税調は、今日出席しないということはまことに遺憾であります。どういう理由で、どういう申し立てによって出席できないということになったか、委員長から明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私も大蔵委員会に席を置くこと七年になりますが、いまだかつて、税調が審議中だという理由で出席を拒否されたのは今回が初めてです。その理由が那辺にあるかということがよく私には理解ができない。委員長自体の権威が今回のでき……

第57回国会 大蔵委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 答弁側に要望いたしておきますが、持ち時間が三十分しかなくなりましたので、ひとつ結論を明快にお答えをいただきたいと思うわけであります。  最初に、いま日赤の病院の建てかえあるいは優秀な機械の買い入れ、こういうときに年金福祉事業団から融資を受けられるわけでありますが、この借り入れの条件が非常にきびしい、こういう感じがするわけであります。そこで、現在の年金福祉事業団から日赤に融資する場合に、機械は何年間で利子は年何分だ、建物の場合は期限何カ年で利子は幾らだ、まず実態をちょっと報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 この金利や期限をきめるのは厚生省ですか、大蔵省ですか。大蔵……

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 主税局来ておられますか。来ておりますね。われわれ社会党は、従前から、過当広告税というのを取ってある程度過当の広告を抑制すべきである、こういう議論をずっとここ三、四年主張し続けてきたわけです。この過当広告税を課して、ある程度セーブするということをこの段階で考えるべきではないか、こう思うのです。これの主税局の見解をひとつ聞かせてもらいたい。  同時に、生活局長に聞いておきたいのは、消費抑制論なるものがたいへんこのごろにぎやかに宣伝をされてきている。総理大臣みずからが、消費が行き過ぎであるからこれを抑制すべきだというようなことを閣議で発言をしたという報道もある。個人の収入の非常に少……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会 第1号(1968/02/06、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ただいま大蔵大臣から財政演説が行なわれたわけでありますが、なかなか政府の都合の悪い点は数字などを隠して、都合のいい点だけは減税の数字を入れたり、まことにこまかい配慮をなされた説明であります。大臣はその中でで、本年の財政金融政策の課題を大きく二つに分けておられます。景気の調整がその一つだ、調整という耳ざわりのいいことばを使っておりますが、これは調整にあらずして、国民にはたいへんな犠牲をしいる本年の予算案であるとわれわれは断定をいたしたいのであります。私は、この四十三年並びに四十三年度を通じて特徴的にいえる点が四、五点あると思うのであります。私は、その点をちょっと指摘をして、大臣……

第58回国会 大蔵委員会 第2号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私は、割り当て時間約三十分程度というのでありますから、答弁はひとつ簡潔に要点だけをお答え願いたいと思います。  まず第一に、食糧庁長官に、世界の食糧需給見通しと申しますか、長期的なもの、短期的なもの、現状から触れて、食糧というものと人口増というものがどういう形に発展していくだろうか、どういう関係になっていくだろうか、こういう点からまず世界の食糧の需給状況をちょっと御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 世界の食糧と人口というものを検討した際には楽観を許さぬ。したがって、日本の食糧関係を担当する食糧庁としては、日本の主食は自給体制という観点からこれを推進すべきであるか……

第58回国会 大蔵委員会 第5号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 けさから同僚がたいへん詳しく質問をなされましたので、ほんの約束の三十分間、二、三点を質問して終わりたいと思います。  最初に、理財局のほうから、予算書について、昭和四十二年度予算の中で、経済援助資金特別会計資金受払額総計表というのが提出されておりますね。昭和二十九年から四十一年までの資金がどういうぐあいに、累積がどうなったという数字があるわけです。これをちょっと見ると、よく意味がわからないのは、経済援助資金歳入外受入高累計百億六千百三十四万一千円、この経済援助資金歳入外受入というのはどういう意味ですか。歳入外という意味がよくわからぬ。これをちょっと説明してください。

第58回国会 大蔵委員会 第6号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連して。いまの予算は単年度主義をとっている方針には間違いありませんね。原則的に、いまの予算というものは単年度主義の性格をずっとそのまま持ち続けてきている、これは変更になっていないでしょう。どうですか、大臣。
【次の発言】 単年度主義だという原則があるならば、国債というものは、どういう事情で三月にとにかく金を取り上げなければならぬかという事態が起こったかということを考えるならば、引き受けたシンジケート団がとにかくできるだけ減らしてくれということで、政府も押せ押せでずってきたわけですよね。そういう事情があるわけですよ。したがって、予測できないものではなくて、すでに三月段階でどう……

第58回国会 大蔵委員会 第7号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 予算委員会のほうがもし十分間ばかりお許しいただけるならば、非常に重大な問題があるので、ひとつ大臣に意見を承りたいのです。  というのは、アジア開発銀行に本年出資は幾らし拠出は幾らするか。幾らになりますか。
【次の発言】 それは特別基金のほうでございますね。出資のほうは幾ら出しますか。
【次の発言】 三十六億円の出資は予算書に明らかに記載をされております。予算書の三一ページに三十六億円、さらに添付書類のほうにも明らかになっておりまして、三十六億円ということになっておる。ところが、特別基金のほうについては、拠出をするのでありますが、一銭も予算書に計上されてない。計上されております……

第58回国会 大蔵委員会 第8号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうはせっかく大臣もお見えになっておる席でありますから、質問の順序を変更して大臣にお答えいただけるような問題を取り上げてひとつ質問をしてみたいと思います。  冒頭に、柏木国際金融局長がIMFの蔵相代理会議に出席されて、つい最近帰ってきたばかりでございますが、世界の金融担当のベテランの集まる会議で、現在の金ラッシュの問題、アメリカのドル防衛の問題、いろいろ話題が出たのではなかろうかと推察をいたします。まず専門担当官として代理会議に出てどんなことが話されたか、秘密でない話の範囲内で、また、日本として今後こういう情勢に対処するにこういう点にひとつ力を入れなければならぬなと感ぜられ……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 総理大臣に答弁できそうな問題だけを質問いたしますから、必ずひとつ明確な御答弁をいただきたいと思います。  いままで大蔵省は年々減税を進めてまいりまして、三十六年度以降毎年自然増収の一定部分を減税に配分するという方式をとってまいりました。こういう方式は最近の日本財政に定着した財政運営方針だったと私は思います。すなわち、名目所得が上昇するに従って負担率の急速な増大がもたらされます。そこで、そういう名目所得に対して、急速に税額が増大するということを調整をしなければならぬ。すなわち、調整減税という意味を含めて、年々減税を行なってきたわけであります。ところが、佐藤内閣は、こういう長い間……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関税定率法の質疑に入るわけでありますが、先ほど同僚の阿部委員から大蔵大臣に質問をされた際に、大蔵大臣はアメリカが金の交換を停止することはあり得ない、こう答えました。これは重大な発言だと思うのであります。アメリカが金の交換を停止することはあり得ないか。いつまであり得ないか。先ほど大蔵大臣は、国内の法定金準備率を今度廃止する法案も通ったし、また、公定歩合の引き上げ措置をやり、国内の引き締め政策が徹底をする。さらに、アメリカは一オンスになるまでドルの価値を守ると声明をしているからと答えたわけであります。すなわち、前段の、アメリカが金の交換を停止することはあり得ないということでありま……

第58回国会 大蔵委員会 第12号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 大蔵大臣も御承知のように、この国会で、特に関税定率法の審議にあたって、中国との貿易政策をこの際大いに再検討の要がある、こういう立場から、それぞれの質疑者から大臣も耳にたこが張るほど聞いたと思うのであります。  そこでいま、国際収支の面からも、また隣国という面からも、また日本の物価上昇という面からも、中国から買うべき品物はかなりある。われわれはそういう立場に立って、政府のこれからの施策に大いに転換を要求して質問をしてきたわけです。いま石野さんからも、いろいろな角度から中国貿易の拡大をぜひ政府としてこの際考え直すべきだ、こういう質問がされました。しかし結論は、便益関税はやれない。……

第58回国会 大蔵委員会 第13号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 まず最初に、事務当局のお考えをただしたいのでありますが、なぜ本年千五十億ぽっちの減税をしたのか、それがまず第一。減税の精神というか、趣旨というか、目的というか……。
【次の発言】 従来、昭和三十五年を除いた各年度とも、大体自然増収の二〇%くらいをめどに減税をしたい、こういう方針で、政府はかなりの減税を進めてきたわけですね。ところが、ことしは九千五百億だから一〇%ちょっとですか、二〇%にはほど遠い。これは従来の財政運営の方式を大きく転換した。特に国民に対する、自然増収をできるだけ減税に回そうという方針を転換した画期的な年である、こう理解してよろしゅうございますか。

第58回国会 大蔵委員会 第17号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○武藤(山)議員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べ、依然として低水準に置かれております。しかも最近における医療費の急激な増高は、各種共済組合の短期給付財政の収支を悪化させ、そのため組合員に過重な負担をしいる掛け金の引き上げを余儀なくいたしております。また一方、長期給付におきましても、ここ数年来の異常なまでの消費者物価の上昇のもとで、年金受給者の生活は、極度に逼迫しているのが実……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 租税特別措置法並びに物品税法の質疑もいよいよ最後に近づいたわけでありますが、あまり重複をしないという考慮をしながら二、三点伺いたいと思います。  今度の租税特別措置法の改正の中で、新たに民間外貨債の利子について所得税を免除する、こういう特別措置を行なわんとしておりますが、この政策的ねらいは何か、これをまず最初にお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 国際収支の赤字を改善するためにこういう政策的な租税特別措置をやるのだ、こうおっしゃいますなら、国際収支の赤字基調というのを大体二年間と一応見越した理由は何ですか。日銀総裁などの判断は、来年の年度末には収支は均衡するだろうと言っておる。……

第58回国会 大蔵委員会 第21号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは、企画庁長官にお忙しいところおいでいただきましたので、冒頭に簡単に一、二点伺ってみたいと思います。  冒頭に、国税庁長官来ておりますね。――国税庁は今回酒税法の改正を行なって酒の税率を引き上げようということにいまなっております、特級酒、一級酒、ビール、ウイスキー。特級酒は五十九円九十四銭今度増税になる。一級酒は三十九円九十六銭一・八リットル当たり引き上げになる。この特級酒、一級酒については増税分以外に小売り価格は引き上げをしないという方針かどうか、国税庁長官に伺います。
【次の発言】 その要請は、特級酒については業界は幾らくらい上げたいと希望しているか、一級酒について……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 あとわが党委員から詳細にわたって質問がありますから、すべてを網羅して聞きただすことを差し控えて、何点かにわたって大蔵省、さらに厚生省、自治省等の見解をただしたいと思います。  最初に、現在全国で登録をされておる結核患者数はどのくらいおるのか。しかもその中で入院治療を必要とする要医療数というのはどのくらいおるのか。まずその数字を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 八十八万六千の患者のうち、入院しておるのが十九万、在宅療養というのがとにかく五十四万もおる。こういう姿は望ましい姿なのか、それとも在宅というのはずっと減って、本来ならば入院すべき者がもっとウエートが高く……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 まず最初に舟山会長から、現在の金融制度調査会の審議の進め方と申しますか、これからのめどと申しますか、どういうような問題に視点を当てていつごろこういうものを答申したい、こういう順序、制度調査会でやっている順序があると思うのです。それを大ざっぱにちょっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今回の金融再編成の答申というものは、さらに都市銀行や長期銀行あるいは信託銀行、そういうものの再編成の方途というようなもの、こういうものも金利と合わせて当然答申をなされると思うのでありますが、それは大体昭和四十四年の暮れごろを目途にやりたい、こういうことでございますか。

第58回国会 大蔵委員会 第28号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 いま、われわれがたいへんうかつで、大蔵省の立場だけを認めておって、主計局長を全然呼ばなかったというのは、野党としても少々反省しなければならぬと、しみじみ感じさせられたわけであります。田村委員長の勇断をわれわれは非常に高く評価し、これから主計局管轄の法案の際には、ぜひ主計局長もときたま出席を求めたいと思いますから、どうか政務次官もまた次長も、きょうの田村委員長の決意のほどを十分肝に銘じて、今後われわれの期待に沿えるように、強くまず冒頭に期待をして質問に入りたいと思います。  まず第一に、税外負担の状況でございますが、地方に行きますと、非常に税金を納めておるのに次から次へと寄付が……

第58回国会 大蔵委員会 第31号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。  給与課長のいまの答弁で経過は大体わかったのでありますが、まず給与課長に認識をどの程度しておるか確認しておきたいのですが、一部負担を払い戻したら、還元をしたら、年間大体どのぐらいの金額になりますか、国家公務員関係で。
【次の発言】 いま広瀬議員がなぜこの問題を取り上げているかという真意は、組合員の立場から見るならば、健保のほうは一部負担について還元してよろしいと厚生省が局長の名前でちゃんと通達を出しているのですよ。四回の通達が出ておる。健保のほうでそういう通達が出ているのに、なぜ大蔵省はどっちにでもとれるような解釈で、しかも個々の組合が還元をしたいと言っていけば、いや……

第58回国会 大蔵委員会 第33号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 割り当て時間が四十分しかありませんから、答弁者側はひとつ簡明率直にお答えいただきたいと存じます。  最初に、連合会の理事長である中尾さんにお尋ねをいたしたいと思います。  御承知のように、従来共済連合会は、今井一男さんが、二十年間にわたり理事長としてそれぞれ運営の任に当たってきたわけでありますから、この二十年間に、一つの慣例というか、運営のビジョンというものが何か定着していたような気がするわけであります。中尾さんになってから、この連合会の運営がどういう方向に指導されていくのだろうか、また、中尾理事長の共済に対する考え方、ビジョンはどういうものであろうか、こういう点をまず明らか……

第58回国会 大蔵委員会 第34号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私は通告していなかったのですが、ただいまの只松君の質問を聞いていて、私も一、二点関連してお尋ねしておきたいと思います。  凍結株を放出する量は、確かに本年に入ってからふえてまいり、かなり進んできていることは認めます。しかし、これだけ大量の株を凍結したままで、しかも株価が千五百円台をこえた、こういう事態ならば、もう少々凍結株を解消するテンポを早めてしかるべきではないか。大蔵省はなぜそういう点積極的に行政指導に乗り出さないのか。そしてその裏には、いまの株価はほんとうの実勢をあらわしていないのだろう、ゴールドラッシュや金の価格の高騰ということに対応して、それが株に転化して、ドルの値……

第58回国会 大蔵委員会 第36号(1968/07/30、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは、金融機関の正常なあり方について、大臣並びに関係当局にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、これから質問を進めるにあたって認識をしっかり持っていただきたいために、常識的なことですが、銀行局長にちょっとお尋ねいたしますが、いまの都市銀行の一位から順位を、ちょっと銀行局長発表してください。
【次の発言】 その都市銀行のランク五位の三井銀行が、きょうの新聞報道によりますと、特別検査を受ける、こういうことがけさ報道されているわけで、これはいつから特別検査を始めるわけですか。
【次の発言】 この新聞報道によると、三井銀行外数行について、不正融資の疑いもあるとして特別検査を始……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会 第1号(1968/08/07、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 本日は、銀行の首脳の方に御参集いただいて、すでに御存じだと思いますが、京阪神土地会社に皆さんの銀行が融資をした問題について、過般の大蔵委員会でいろいろ質問いたしたわけであります。どうも銀行の姿勢として納得のいかぬ問題点が数々ございまして、特に日本の代表的な都市銀行である三井銀行や、あるいは第一銀行が、こういう融資態度で一体いいのだろうかどうだろうか、たいへん私は疑問を感じましたので、きょうはその最高責任者である頭取並びに社長においでをいただいて、これから限られた時間の中でありますから、できるだけ要点を端的にお答えをいただければ幸いだと存じます。  最初に、三井銀行の社長にお尋……

第59回国会 大蔵委員会 第3号(1968/09/04、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 大臣に質問する予定で準備しておったのですが、突然陳情の問題で大臣がおりませんから、銀行局長に二、三点お尋ねをします。二十分間の持ち時間でございますので、ひとつ答えは簡明率直に要点だけ答えていただきたいと思います。  金融制度調査会がたいへん作業を進めておりますが、この間の中間報告と申しますか、ああいう形で出されたわけでありますが、あの報告の中で、金融行政的見地から行政的に直ちに処置がなされるもの、また、銀行局でなそうと思っているものは、あの報告の中のどういう部門ですか。そういうものはまだ全くないのか。これからの部会の結果が出なければ行政的な措置を何もとらぬという態度なのか。ま……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 大蔵委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 福田さんがまた大蔵大臣に戻られて、今度は大所信表明をやるかと思って実は期待しておったのでありますが、どうもこの所信表明を見ると、第三者的、評論家的現状分析にとどまって、大蔵大臣として何をなすかということが、残念ながら表明されていないのです。私、ちょっとがっかりいたしたのでありますが、そこで、この所信表明に基づいて二、三点現下の情勢を加味しながら、明年度予算あるいは明年度の経済の見通し、そういうような問題についてもちょっと触れてみたいと思うのであります。四十分の持ち時間でありますから、論争する時間はないと思います。事実関係をできるだけ端的にお答えをいただくようにいたしたいと思い……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 決算委員会 第12号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 大蔵省にちょっと原則的なことでお尋ねをいたしますが、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律というのがありますね。この法律に基づいて、国が交付した補助金というものが正しく使われているかどうかということを、常に検証しなければならぬ責任は大蔵省にもございますね。いかがですか。
【次の発言】 この法律に規定されている趣旨は、第二条にも各省各庁の長は「補助金等が法令及び予算で定めるところに従って公正かつ効率的に使用されるように努めなければならない。」とあります。  それで、いま私がここで伺わんとする問題は、栃木県佐野市の都市下水路工事の問題であります。いま主計局にもちょっとごらん……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 いま毎日、新聞に出ないことはないほど国民的関心が寄せられている八幡、富士の合併をめぐる諸問題について、通産省あるいは公取それぞれの担当局にお尋ねをしたいと思います。  最初に、今度の取り扱いをめぐって、どうも私たち理解に苦しむ点がございます。昨日も社会党は正式に公取委員長に政審会長を通じて申し入れをして、委員長のお答えも新聞にけさ出ております。  まず最初に梅田さん、法律の専門家のようでありますから、あなたにお尋ねをいたしますが、合併しようとする場合には公正取引委員会に届け出なければならぬということが十五条二項に書いてある。今回の合併をめぐって八幡、富士から公取に届け出があっ……

第61回国会 商工委員会 第9号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私は内田教授にちょっとお尋ねをいたしますが、先ほどたいへん明快なお答えをいただきまして、私ども聞いておりましてやや満足の感じを持っているのであります。  そこで、いま与党の藤井君からも指摘されましたが、両社が合併に踏み切った大きな動機の一つに、やはり国際競争力をつけるんだ、アメリカと競争しても負けない企業をつくるんだ、そういう大義名分を掲げて、大型化すればあたかもそういう問題が解消するのだという錯覚のもとに合併が提起されたのではないかと私は思うのであります。  そこで、一体いまの世界の鉄鋼業の状態、国際競争の中における日本の鉄鋼生産の価格の問題、こういうような点を総合的に判断……

第61回国会 商工委員会 第10号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 きょうは大臣出席のもとで質問ができるわけでありますから、あまりこまかいことを言っても大平大臣にお答えできないんじゃないかと思いますから、総論をやるという気持ちで少しく尋ねてみたいと思います。一時半ごろには大臣のからだをあけないと本会議に間に合わないということでありますから、一時間くらいの間……。  たいへん国民経済の立場から見るなら重要な繊維産業全体にわたる問題でありますから、かなり大臣も法の趣旨や性格はのみ込んでおることと思います。  まず最初にお尋ねいたしますが、特定繊維工業構造改善臨時措置法というこの法律のねらいと申しますか、性質といいますか、そういうものは、競争原理が……

第61回国会 商工委員会 第12号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 すでに佐野さんから御質問がありましたし、一人往復で二十五分の持ち時間でございますから、ほんのわずかしかお尋ねができません。そういう点を御配慮の上、お答えをいただきたいと思います。  何といっても、構造改善事業がうまく進むかどうかというのは、今度の法律の精神は業界の自主的な調整、申請、そういう計画に基づいて通産省はできるだけの指導援助をしよう、こういうたてまえになっておるのでありますから、業界自身がどういう計画とビジョン、また業界内の調整が可能であるか、これがやはり私はこの法律が生きるか死ぬかという分かれ道になると思うのであります。  そこで、まず最初にお尋ねをいたしたいのは、……

第61回国会 商工委員会 第14号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ただいま議決されました特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、わが国経済に占める繊維産業の重要性にかんがみ、構造改善五カ年計画を達成するため、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一、染色業及びメリヤス製造業の構造改善を円滑ならしめるため、組織化の推進を図るとともに、中小企業振興事業団並びに政……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/04/04、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 参考人の方々に、二十分の割り当て時間でございますから、質疑と答弁を入れて二十分ということはほとんどこれという質問もできませんが、二、三お伺いいたしたいと思います。  四人の方とも、宮崎さんは、日本の外交姿勢はたいへん弱いという御不満を述べられ、また武内さんは、ガットの場でいかなる工作をされても断固反対の態度を貫け、また市川さんは、これはもう経済問題ではないんだ、純粋な政治問題になっているのだ、また猪崎さんは、いかなることがあっても断固拒否という姿勢を貫け、こういう強い姿勢を四人とも示されたわけであります。私も常々アメリカの輸入制限についてはそういう気持ちを持ってきた一人として……

第61回国会 商工委員会 第19号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 近代化促進法は中小企業全般の問題にも関係がありますので、きょうは冒頭に、中小企業に景気の変動がどういう影響を与えるのか、そういう点を中小企業は非常に心配をしておりますから、景気動向と中小企業について少しくお尋ねをしておきたいと思うのであります。  中小企業は大企業に先行して景気動向の局面を表現する傾向がある、そういわれております。そこで、日本の外貨準備が三十二億ドルとなって、かつて見られなかった外貨の積み増しができたわけでありますが、そういう中における経済のこれからの進み方というのは、従来経験しなかった政策が必要になってくる段階だと思うのであります。景気はとにかく四十三カ月間……

第61回国会 商工委員会 第21号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。いま大蔵省の発表では、改善された面だけがざっと述べられたのですが、公取が去年の五月末現在で、前回と比較すると改善をされていない、かえって悪くなっているという答えが、率でいくと倍なんですよ、公取の調査は。だからこれはなかなか重大だという感じがするわけなんです。公取が中小企業から個々に回答を得て集計した数字は、悪くなったと感ずる業者が率にして前回よりも倍になったということは、一体全くそういう傾向がないと言い切れるかどうか。もし公取の回答の数字を事実と考えるならば、なぜそうなりつつあるのか、これは金融引き締めの関係なのか。去年の五月は、景気が悪いというので銀行が特に引き締め基……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 与野党の話がついて、緊急上程をするということで急遽短時間の質問でありますから、大臣にもひとつ簡潔に答弁を願いたいと思うのであります。  大臣の今回の促進法一部改正に関する提案理由の中で、外的な要因と内的要因二つをあげて、特に国際競争力の点を第一に強化する、こういう立場から今回の改正をやるというのでありますが、貿易自由化、資本自由化品目との関連はどうとらえて特定業種を選ぼうとしておるのか。たとえばいま自動車の部品の下請工場、自動車関係ですね、これは近代化促進法の指定にも入っていないのですよ。ところが自動車はまだ資本自由化ができない、まだ先だということでやっているのに、体質を強化……

第61回国会 商工委員会 第25号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 最初に大臣にちょとお尋ねいたします。  公害対策基本法が制定されて、第八条で環境基準を策定する、あるいは十八条で指定地域をきめる、こういうことになっておりますが、現時点で八条に基づく環境基準を地域別に、あるいわ地帯別と申しますか、どういうところを八条該当地域としたか、それから十八条の指定地域は大体どういうところを指定したか、大ざっぱな問題ですから、大臣の認識のほどをちょと伺っておきたいのでありますが、どうでございますか。
【次の発言】 今回指定されているもの、また指定されようとしているものは非常に広範囲な人口を擁する地域、そういうところをねらいとしたのか、それとも、特に人体に……

第61回国会 商工委員会 第33号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 関連。長官の答弁を聞いていると、どうも詭弁を弄しているという感じなんですよ。非常に肝心なところを佐野委員はきょうはしょっぱなから聞いておるのですが、さっぱり納得できるような答弁をしていない。たとえばこの法案が絶対ではないと答えてみたり、あるいは三位一体となった処理を今後したいと言ったり、いままで昭和三十五年ごろから滞貨がどんどんふえてきているという傾向はいまに始まったことではないでしょう。ずっと以前にわかっているのですよ。わかっているものをなぜもっと抜本的にやれなかったか、その壁は何か、それをいま佐野さんは聞いているのだけれども、志願者が少ないからとか、点数の悪い者までとれば……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 参考人の皆さんに十分間の質問でございますから、ほんの項目だけを端的にお答えいただきたいと思います。  最初に、伊藤先生と杉林先生の結論は、やはり新規性の調査が迅速にできるような手だてをしない限り、こういう改正をやっても効果はあがらないという結論だと思うのであります。私もそういう気がいたすのでありますが、御参考のためにドイツを御見学なさった際の、すばらしいドイツの機構というものはどのくらい金をかけて建設をされたものか、これが第一点。それからもう一つは、審査官に対する待遇ドイツあたりではどういう待遇をしているのか。審査官自身の労働に刺激を与える何か対策を立てない限り、制度をちょっ……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 せっかく大臣おいでの席でございますから、冒頭にひとつ要望申し上げておきたいのですが、それは、国民金融公庫の融資限度が今度三百万円から五百万円に七月一日から引き上げられます。それから中小企業金融公庫も五千万円限度に引き上げになります。これは私どもも長い間要望してきたことでありますから、非常にけっこうな、好ましいことであります。問題は、貸し出し限度額を引き上げたが、絶対額は動かない。予算はすでにきまってしまった。そうなりますと、比較的零細な人が借りようとしたときに、資金額がもうない。おそらく第四・四半期ごろになると、たいへんな選別融資みたいな形になるのではないかという心配が持たれ……

第61回国会 商工委員会 第37号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 特許法の改正案をめぐって、参考人の意見を聞いたり、公聴会を開いたり、その大方の発言を聞いていますと、全く好ましいという積極的な、これを支持するという意見は、私の判断では少数であります。そこで、こういう議論があり、しかも非常に見通しの明るくない法律案をどうしても制定しなければならないのかどうか、私は一国会議員としてたいへん疑問を持つのであります。  そこで、与党の諸君は、この法案をめぐって自由民主党は、どういうことがあっても、これはしゃにむに通過をさせなければならぬという考えなのか。それとも委員長の良識をもって、これは庁舎の問題、事務能率の上がるような体制、人員の確保、予算編成……

第61回国会 商工委員会 第40号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 まず企画庁長官にお尋ねいたしますが、現在の景気の情勢を何と判断されるか。いろいろ企画庁の判断、大蔵省、日銀の判断、通産省の判断みなニュアンスが違うようでありますが、企画庁としては景気の動向をどのように判断されているか、長官からひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 長官、好況が持続するという明るい判断でありまするが、大蔵省などは非常に慎重に悲観的に、大蔵大臣はこの間、第四・四半期になると国際収支は赤字になるおそれがあるかもしらぬとたいへん先行きを心配されておりますね。通産省のほうは経済は成熟段階だ、こう言っているわけですね。成熟段階というのはピークに達したことを意味……

第61回国会 商工委員会 第41号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 ちょっと関連してお尋ねしますが、大臣、判決の結果、ココムというものが、法律を制定しないで管理令でこういう規制をするのは法律違反だ、こういう趣旨のことを述べられている。やはりいまの外国為替管理法という法律の目的は第一条にぴたっと書いてあるわけですね。この第一条の目的の精神をそのまま生かすならば、ココム制限をすることは全く邪道なんですね。読まなくても、大臣、わかりますように、さらに管理法の四十七条には「最小限度」ということばを使っている。「貨物の輸出は、この法律目的に合致する限り、最少限度の制限の下に、許容されるものとする。」その「最少限度」という範囲ですね。ココムの制限をするこ……

第61回国会 商工委員会 第43号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 私は一時間の持ち時間でお尋ねをしますから、できるだけしろうとの私どもにもわかるような明快な御回答をいただきたいと思います。  最初に、まず現状を少し認識する必要がありますので、小規模導管事業の現状がどうなっているか、これをまず最初にお答え願いたいのであります。たとえば五十戸以上のランクで何カ所ぐらい小規模導管個所があるのか、それから五十戸未満でボンベ一本売りでなくて、十戸とか二十戸とか三十戸とかで導管事業をやっている地点がどのくらいあるのか、その数字をひとつ明らかにしてみてください。
【次の発言】 四十九点以下――これは戸とは言えないのでしょうね。四十九戸と必ずしも限定はでき……

第61回国会 商工委員会 第49号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○武藤(山)委員 通産関係の、特に今日緊急課題になっている幾つかの問題がございます。その一つは、アメリカの繊維の輸入制限的動き、すなわち自主規制の要請、さらに残存輸入制限の撤廃あるいは資本自由化の問題、これは大平通産大臣の双肩にかかった重大な問題であると思うのであります。このいずれをとってみても、大平さんがどういう姿勢でどういう処理をするかということを、国民あげて注視をいたしているわけであります。特に繊維輸入制限の問題については、きょうあたりから全国各地で業者大会が開かれ、通産省の姿勢に非常な関心を示していることは、大臣も御承知のとおりでございます。  私は特に感じますことは、繊維の輸入自主規……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1967/06/26、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 澄田さん、いま堀さんから全体のあるべき姿を描いてから法改正に取りかかることが望ましいという意見が出されたわけですが、いま、秋までにこの答申を出すめどとしては、来年の通常国会あたりには法律として出そうという作業準備を考えて進めているのか、それとも、いま堀さんの提言があったようなことを参考にして、法案提出はもっと先に延ばして、それまでに全体の都市銀行、地方銀行、長銀すべてのものをきちっと答申を出されてから法改正に着手するのか、そこらの作業というものはどんなぐあいに考えておるのですか。
【次の発言】 堀さんから資料を要求されましたから、どうせあとでわかるのですが、参考に、ほんのい……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1967/07/10、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 大体堀委員から八点にわたって詳細な質問がなされましたので、大半の問題点については指摘されておりますから、重複を避けて二、三点お尋ねをしてみたいと思います。  一つは、金融制度調査会がいま中小金融のあり方についていろいろ検討されているわけでありますが、先ほど地銀の平野さんから、再編成は原則的には賛成だけれども、長いいろいろな歴史的な経過、背景があるので、これは当事者のそれぞれの事情や意見を十分聞いてやってもらわぬと困るという意思表明もあったわけですね。そこで、金融制度調査会は、この秋までにいろいろ検討の結果を答申するといっておりますが、現在末松さん、川口さん、滝口さんなどの試……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1967/07/24、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 一、二点、現状の経済情勢、特に金融機関の内部の問題が中心でありますが、お尋ねをいたしたいと思います。  一つは、いまコールレートが二銭をこえた。日銀総裁は、去年あたり国会の答弁で一銭八厘ぐらいから上げないような金融操作をうまくやるから、コールは上がる心配はない、そういう言明を再三していたのでありますが、最近またこの二十四日には一厘上がるというようなことで、ついに二銭五毛ぐらいにコールレートが上がってきた反面、金利のほうは低金利政策だということもからんで、金利はだいぶ下がってきた。どうもしろうとから見ると、コールが上がる、貸し出し金利は下がるという矛盾現象をどう説明したらいい……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第4号(1967/07/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 私も一、二点にしぼってお伺いいたしたいと思いますが、私非常にふしぎに思っているのは、昭和三十八年金融制度調査会が、オーバーローンの是正についていろいろな角度から公社債市場の問題、金融政策の問題金利の問題と、いろいろ答申をしたのでありますが、その後ほとんどストップ状態で、都銀の日銀借り入れというのはさっぱり減っていない、こういう状態のままで、金融政策をいろいろやるのにやはり非常な障害になっている。投資が鎮静をした三十九年、四十年ごろ、あるいは四十一年の上期、こういうときにもつと都銀から返済さしていいんじゃないだろうか、そういう点の努力を少々日銀は怠っていたのではないか、こうい……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1967/08/22、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 大体言い尽くしたと思うのでございますが、一、二点。  先ほど長谷川さんの発言の中で、具体的なコストダウン策を三つ掲げられました。一つは、取引先等の担当者がかつては七%程度だったのが、現在は三〇%に達している、こういう過当競争の状態を、お互い金融機関同士で自粛して、そういう人員を別に振り向けたり、そういう形の節減は可能だろう。機械化によってお互いに節約して効率化をはかる。三番目に、手数料をいただいていない国庫受け入れ金やあるいは地方自治団体、これが三番目にあがったのでありますが、この手数料をもし徴収するようになると、大体どのくらいの金額に概算なろうとするのか。かりにこれを徴収……

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1967/11/21、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 時間がありませんから簡単にお尋ねいたしたいのでありますが、損保のほうの村瀬さんを中心にちょっとお尋ねいたします。  先ほど堀さんから御質問のあった約款の加入者保護の欠除の問題、同時に、具体的に一千万入っておって七万しか保険金を出さぬという保険会社の態度、これは私の県にも全く同じ事例があって、懲役に行った人があるという、まことに保険会社として血も涙もないというので非常に不満があるわけであります。したがって、重複するようでありますがちょっとお尋ねいたしますが、最近の保険会社の資産状況あるいは収入支出の状況を見ますと、四十一年度で正味収入保険料が二千九百七十二億円、それに対して支……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1968/03/18、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 総裁、いまおっしゃったように、これからどうするかということが大切なんだ、そういう視点から二、三点お尋ねいたします。  総裁は過般予算委員会で、日本の国際収支は四十三年度内に均衡するだろう、そういう答弁をしたことが議事録に載っております。そこで、その後つい最近、アメリカ、カナダが公定歩合の引き上げをやり、さらにアメリカが増税をやり、総需要の抑制をやる、こういう事態が新たに生まれてまいりましたね。そこで、国際収支は年度内に均衡をしようという見通しはいまでも変える必要がないかどうかという点が一点。  それから第二は、日銀としての対策としては、この四月から六月が調整策の行くえをきめ……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 法務大臣並びに民事局長に簡単に一問だけお尋ねをいたすわけでありますが、これは具体的な事実の問題でありますので、部下からの報告に基づいて具体的に詳しく御回答いただきたいと存じます。  私は、登記の事務や登記の問題については全くしろうとでありまして、門外漢の立場からお尋ねいたしますので、できるだけひとつわかりやすい御回答をいただきたいと思います。  最初に、大臣、登記所の登記簿に記載されている所有権者なり、登記簿というものに記載されている権利者というものは、どの程度まで保護されることになっているのか。もし登記簿に記載されている土地が、正式に登記になっているのに、いやそれは国有地……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 大臣もたいへんお疲れのようでございますから、私はごく簡単に要望を申し上げて、大臣の決意と今後の御努力を願いたいと思うのであります。  大臣に認識を持っていただくために概略を申し上げますと、県境にまたがる市町村の境界変更の問題が栃木県と群馬県にあるわけであります。栃木県側では、入飛駒という場所を群馬県桐生市に合併し、境界を変更してくれという住民の強い意思があり、県は今月の六日に県会で議決いたしまして、栃木県側は、四月一日から栃木県の一部を群馬県にあげますということになったわけであります。ところで群馬県側の太田市の一角の高瀬地区の住民は、昔から足利市に合併したい、県境の変更をし……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 まず最初に林野庁にお尋ねをいたします。林野庁長官御存じだと思いますが、これから私が取り上げようとする問題は、昭和三十六年十二月に、茨城県笠間営林署管内に起こった、民有地だと信じて登記謄本や登記簿、土地台帳に基づいて買ったと思って伐採しようとした。ところが、林野庁が待ったをかけて逮捕者が七人出たという事件であります。  一体、この民有地がなぜ国有地になったのか。そこらの争いがいま行なわれているわけであります。どうも該事件を振り返ってみますと、林野庁のやり方に非常にふに落ちない点が数々ある、こう私は思うのであります。そこできょうは、まず林野庁官のほうに届け出した該事件の概要を先……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1969/06/12、31期、日本社会党)【議会役職】

○武藤小委員長 これより会議を開きます。  私、このたび産業金融に関する小委員長に選任をされました。各位の格別の御協力をお願い申し上げる次第でございます。  産業金融に関する件につきまして調査を進めます。  この際、産業金融に関する諸施策等について、政府の説明を求めます。大慈彌企業局長。
【次の発言】 引き続いて、中小企業庁長官にお願いします。
【次の発言】 時間がありますから、どうぞ。
【次の発言】 引き続いて大蔵省から、田代審議官にお願いします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  委員の皆さんで何かこの資料についての御質疑ございますでしょうか。

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第2号(1969/06/26、31期、日本社会党)【議会役職】

○武藤小委員長 これより会議を開きます。  産業金融に関する件につきまして調査を進めますが、企業局長のほうより資料に基づいての説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは次に、大蔵省田代審議官より、配付資料に基づきましての説明を聴取いたします。
【次の発言】 この際、質疑の申し出がありますので、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめまして、次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十五分散会

第61回国会 商工委員会産業構造並びに貿易対策に関する小委員会 第1号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○武藤(山)小委員 ちょっと関連して。せっかく国際金融局の次長がおいでですから、非常に常識的なことをちょっと二、三点。  一つはニューギニア、これは一体アジア開発銀行の対象地域に入っているのですか。ニューギニアといっても東パプア民族と西パプア民族と二つありますが、これは入るのですか、入らぬのですか。
【次の発言】 実はニューギニアはいまパプア民族が独立運動をやっておりまして、独立評議会の議長、その人が日本に亡命してきているわけです。特に日本のかつての軍隊に非常に好感を持ったというので、日本の技術と、日本の国との提携によって開発をしたい、こういうことを彼らみずから文書にしてわれわれのところへ陳情……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 新大臣に就任をされた原田先生にひとつ明快にお答えをいただきたいのであります。  私は、非常に具体的な真岡線の問題でありますが、その決断を聞く前に、私、国鉄関係は全くしろうとでありますけれども、ただ、借金がたくさんあって、たいへんだなということは非常に理解をし、大蔵大臣にも暮れの国会で、国鉄には思い切って一千億円くらいこの際政府資金を国債で発行したらどうじゃとまで実は主張して、国鉄の財政に何らかの抜本策を立てるべきだということの提言をいたした一人でありますが、今度の国会で運賃法の改正と国鉄財政再建促進特別措置法が上程されました。内容について云々申しませんが、この二つの法案がで……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 最初に、自治省の行政局長に実態をちょっとお尋ねをいたしたいと思いますが、現在各市町村に、町内会とか自治会とかいう、そういう町内の自治組織、これはいま名称は全国大体統一されておるのですか、どうですか。
【次の発言】 いまでも何々町内会と呼んでおる場所と、自治会という名称と、大体二通りあるわけですが、どちらが大体数が多いようですか。
【次の発言】 私、きょうここで大臣にちょっとお考えいただきたいと思って質問をするのでありますが、町内会とか自治会が、それぞれ研修所とか、青少年ホームとか、あるいは自治会館、そういう町内所有の建物が、最近非常にあちこちで建てられておるわけですね。全国……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○武藤(山)分科員 まず農林大臣に心境やら、決意やら、名農林大臣ぶりをひとつお聞かせいただきたいと思うのでありますが、隣の町の親しい代議士でありますから、あまりきつい話もしにくいのでありますが、最近農林大臣、政府買い入れ米の量も七百五十万トンであとは買わぬ、米の買い入れ制限、それから転換作物をつくれ、二万円くれるぞ、しかし価格の不安があり農民はなかなか飛びつけない。また自主流通米だというが、一体農協は無制限に買ってくれるのかという不安、小作料の統制を撤廃をして零細農民が苦しめられる、泣かされる傾向、また小作契約の解除も容易にできるように法改正をしようといまたくらんでおる。予約米減税もたいへんい……



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データ更新日:2023/02/05

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