稲村隆一 衆議院議員
29期国会発言一覧

稲村隆一[衆]在籍期 : 27期-|29期|-30期-31期
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このページでは稲村隆一衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

稲村隆一[衆]本会議発言(全期間)
27期-|29期|-30期-31期
第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第33号(1962/04/06、29期、日本社会党)

○稻村隆一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件に反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  新協定は、タイに対する九十六億円の供与を、旧協定の投資またはクレジットの形から無償供与に切りかえようとするものでありますが、反対のおもなる理由は、第一に、タイの現在の対外政策、国際行動から見て間接的な軍事援助になり、アメリカの誤れる反共一辺倒政策を強化し、おそるべき戦争に発展する危険性を助ける結果となること、第二に、新協定締結に至るまでの経緯から見て、国際法上の通念に反……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第5号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○稻村隆一君 私は、ただいま上程されました雪害対策に陶する決議案に対し、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表して、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  今回、北陸地方を中心として襲来しました豪雪の被害は、一刻も猶予すべからざる重大な問題であります。もちろん、政府においても応急策としてすでに種々なる施策を講じつつあることは承知いたしておりますが、なお不十分なる点が多々あると考えられるのであります。  われわれは、去る一月二十八日より北陸各地を視察し、調査したのでありますが、交通機関の麻痺により孤立した地域においては、ある人々は飢えにおののき、また、ある人々は生命の脅威にさらさ……

第43回国会 衆議院本会議 第48号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○稻村隆一君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  そもそも、日本農業の発展と近代化を妨げ、そして農民の貧困をもたらすものは、実に日本農業の過小農経営にありと断ずるも決して過言ではないのであります。しこうして、過小農経営を克服するの道は、もし政府にして確固たる農業政策の樹立があるならば、不可能ではないのであります。いな、客観的条件は十分に実在しているのであります。すなわち、昭和三十八年の農林省統計調査部編の農林水産統計によれば、わが国の総面積三千七百二十七万余ヘクタールに対し、耕地面……

稲村隆一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

稲村隆一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第6号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○稻村委員 移民に関する質問を簡単にしたいと思います。  わが国の南米移民の問題は、過去においてしばしば人道上の問題を起こした実例があるのであります。幸い今度ブラジル合衆国との間に移民協定ができましたことは、わが国の移民を保譲する上において非常に喜ばしいことであります。しかしながらなお二、三心配な点がありますので私からお尋ねしたい、こう思うのです。あとで田原委員が詳しくやると思いますから、私、実例をあげまして簡単に申し上げます。  ブラジルのバルゼアアレグンというところで、昭和三十二年九月二十四日に三万八千四百七十ヘクタールを移住会社が買っております。ところが、これを調査いたしますと、一割しか……

第38回国会 外務委員会 第16号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○稻村委員 実はガリオア、エロアの問題につきまして、最近新聞に、いよいよ政府はこれを借金として認めて、ライシャワー大使も来ることであるから、具体的に交渉を始める。池田総理大臣、それから小坂外務大臣は、六月十五日に渡米されるのだから、その前にこれを解決したい、こういうことが報道されております。ところがこの問題は、御存知のように、いろいろな問題を含んでいる。私は日本国民の一人として、どうしてもこれは納得することができないのです。これはよほど種々なる方面から検討して慎重にやるべきであって、総理大臣がアメリカに行く手みやげにこれを早く解決するのだというふうなことをやられては、国民はまことに迷惑千万な話……

第38回国会 外務委員会 第20号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○稻村隆一君 ガリオア、エロアの問題につきまして外務大臣にほんの二、三点簡単に質問したいと思うのでございます。  新聞で見ますと、来週早々アメリカと非公式にも会談に入る、こういわれております。外務大臣はこの前急いでこの問題は解決したい、こう言っておられますから、おそらく具体的な方針はもうきまったと思うのです。しかし、私は政府の反対党ですけれども、対外問題はなるべく日本国民のために有利に解決してもらいたいわけです。そこで交渉の技術的な問題もあるでしょうから、具体的な幾ら払うつもりであるかなどということまで今ここでお聞きしようとは思っておりません。ただしかしわれわれに非常に不安なのは、新聞など見ま……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第8号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○稻村委員 辻政信氏が六カ月くらい前にラオスへ行ってから行方不明になりまして、家人からも捜索願が出たはずです。これは実に重大な問題でありまして、いろいろなうわさも飛んでおりますが、その後の情報につきまして、一つ詳細にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 辻さんを案内した僧侶というのは最後までついていたかどうかということは御存じなんですか。今あなたが言っておられた……。
【次の発言】 これは私徳義上申しませんけれども、外務省じゃないのですが、ある政府機関の人から聞いたんです。どうも辻氏は反共側の某軍機関によって殺されたのは確実らしい、こういうふうな話を聞いたんです。これはむろんその人の考え……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第3号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○稻村委員 沖繩の日本復帰は、九十万沖繩住民の悲願であり、また同時に全日本国民の熱望であります。これに対しまして熱意を持って実現に努力することが、私は政府の義務であることはもちろんであると思います。  そこで、私は外務大臣にお尋ねしたいのでありますが、去る二月一日、琉球立法院が国連の植民地解放宣言による施政権の返還の決議を行なったのでありますが、政府は、これをどう評価し、どう対処されようとしているか、お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 琉球立法院の決議が国連の植民地解放宣言を引用していることに対して、二日に外務省の見解が発表されております。これは政府の公式見解であるかどうか、お尋ねしたい……

第40回国会 外務委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○稻村委員 参考人の諸先生からきわめて有益なお話を承りまして、私ども大へん得るところがあったのであります。特に田村先生は国際法の権威であり、外交通であることは、私ども前から熟知しておるところでありますが、タイの問題につきまして田村先生にお伺いしたいのであります。  タイは昔から親日的であることは全くその通りであります。今度、タイ特別円の問題につきまして、池田総理が東南アジアを旅行の際に、九十六億を贈与とした。これは私は真の日・タイ親善と確固たる貿易政策の立場からよかったというふうなことをどうしても考えられない。現在の東南アジア及びタイの情勢を見て、私は非常にそれを疑問に思うのです。元来、タイ歴……

第40回国会 外務委員会 第27号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○稻村委員 実は、きょう、日ソ文化協定が不調に終わったことにつきましてお尋ねしたいのですが、その前に一言お尋ねしたいことは、昨日アメリカは、ジュネーブにおける核停会議の間だけでも核実験の停止をしてもらいたいという中立国の申し入れにもかかわらず、世界の世論に反して核実験を強行したのですが、アメリカがやればソ連もやはり同様に必ずやると思うのです。こういうことを続けていけば、ちょうど石油カンを前にして子供が火遊びするようなものでありまして、やがては政治家もしくは指揮官の意思に反して核戦争に発展する必然性を持っていると思うのです。そこで、そういう万一の場合に、アメリカと安全保障条約を締結している日本で……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 外務委員会 第8号(1962/10/27、29期、日本社会党)

○稻村委員 今度の問題は非常に重大ですから、私は簡単に率直に外務大臣の見解をお尋ねしたいと思うのです。  ケネディ大統領は、キューバから攻撃も何もしないのに、公海を封鎖して、そして第三国の船を点検するということを三軍に命令した。ソ連船がもしそれを拒否すれば撃沈するということを国防総省は言っているわけであります。これはまことに驚くべきことでありまして、もしソ連が自制しなかったならば核戦争に必然に発展する。そういうときに、これは合法的であるとかないとか、安保理事会にまかせるんだとかいうふうなことではなくして、今幸いにソ連の柔軟なる態度によって小康を保っておるけれども、また今後の発展いかんによっては……

第41回国会 外務委員会 第10号(1962/11/14、29期、日本社会党)

○稻村委員 それでは、簡単に竹島問題についてお尋ねいたします。  今穗積委員からいろいろ御質問がありましたが、竹島問題は、四十国会で、森島委員の質問に対して、小坂外務大臣は、「私は、日本国民に対しまして、竹島を解決しないで日韓交渉の正常化はあり得ない。政府としては国民に対してそういうことは言い得ないという信念を持っております。」と、何度も繰り返して言っているのです。竹島問題の解決なくして日韓交渉の妥結はあり得ない、こういうふうなことが従来の政府の態度だと思っておったのです。幾ら軟弱な政府でもですね。あなたは、大平さんは、やはり小坂さんの見解と同一ではないのですか。それをお聞きしたいのです。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○稻村委員 過般の未曾有の豪雪の被害に対しまして、河野本部長は直ちに北陸三県、それに新潟県に急行されて種々な対策を立てられ、それを実行に着手されましたことに対しまして、私どもは深く感謝するところであります。また現地の被災の方々も、河野本部長の意欲と実行力に期待するところ大なるものがあるわけであります。ただし私は、一昨日の衆議院の予算委員会におけるわが党の山口委員の質問に対する政府の御答弁を承っておりますと、ある点におきまして一まつの不安を禁じ得ないものがあるわけであります。そこで、私はこの問題についていろいろお尋ねしたいのでありますが、時間がありませんので、ただ一つだけ国鉄の問題に対してお尋ね……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○稻村委員 今、島本さんから私の町のことをいろいろ質問していただいたので、まことに感謝にたえない次第でありますが、それにつきまして、私一つだけ総務長官にお問いしたいのですが、公務員や公共企業体の職員は、今度の豪雪で、自分の家庭を捨てまして、公共の建物を毎日雪掘りをやっているわけです。そのために非常に過激な超過勤務をやっているわけです。そして自分の家というものは、千五百円、二千円出して人を雇って雪を掘っている、こういうふうな状態なんです。こういうことに対して、国家公務員の組合から、五千円の特別手当要求が出ておるということを聞いております。それからまた、私の体験したことですが、ちょうど私が行ってい……

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○稻村委員 今の小沢委員の質問に関連してですが、私ここへ資料を持ってきませんでしたが、新潟県に見附市という町があるのです。そこで、なだれでもって災害救助法を発動して収容した。今たき出しの問題が出ましたけれども、三食で七十円ではとうてい足りない。八十円にしても私は足らぬと思うのです。それから収容する施設をつくったのですが、災害救助法の発動ではどうにもならぬ。みんな自治体の負担になっちゃうというんですよ。その点ぜひ政府の方に話をしてくれというのですが、そういう点についてどうお考えですか。施設をつくる場合において、救助法を発動した費用では全然足りないですね。

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○稻村委員 私の質問したいことは大体大野さんと同じような問題でありまして、大野さんが詳しく具体的な質問をされ、当局からも御答弁がありましたので、私は簡単に大ざっぱに政治的な質問を徳安長官並びに藤田次官にしたいと思っております。それは、この前豪雪の問題のときに、わが党の山口議員が予算委員会においてその問題に対していろいろ質問しておる。そのときに篠田自治大臣は、金の方は大丈夫だ、特別交付金が三十七年度の補正とともに百九十三億あるから、昨年は災害が少なかったからこれをできるだけ重点的に雪の方に回すから、こういう御答弁だったので、私どもは非常に安心しておったわけです。しかも、河野本部長も現地に行かれま……

第43回国会 災害対策特別委員会 第15号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○稻村委員 私は、簡単にほんの二、三点、果樹対策に対して現行法の適用に関する御質問を農林当局にしたいと思います。専門的なことはあとで長谷川さんがやります。私は全くのしろうとでよく知らないのですが、ただ、この間非常に私不快に感じたことは、われわれが三月二十九日に、果樹問題に対して、果樹、茶、桑等の被害に対してどうしても特別立法が必要だというので前から問題になっておりまして、与党、野党が満場一致で特別立法の制定を決議しておるわけです。その論議の過程から、大蔵省の当局は、そんな特別立法なんかつくらなくても現行法でいける、こういうことを言っておったわけです。ところが、農民の立場に立って農村の生活を守ら……

第43回国会 災害対策特別委員会 第22号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○稲村委員 いろいろな紆余曲折を経まして政府がこの法案を提出いたしましたことは、内容はいろいろ不満足な点もありますけれども、一歩前進するものとして歓迎するものであります。  そこで、簡単にお尋ねしておきたいのでありますが、説明の中に「道路以外の公共の施設の除雪事業について」ということがありますが、道路以外というものにはどういうものが含まれているか、これが第一であります。  第二は、「地方公共団体が行なう学校その他の公共の施設で政令で定める」云々とありますが、学校その他の中にはどういうものが入つているか、この二点についてお聞きをしたいと思うのであります。


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○稻村委員 時間がありませんので、両先生に一括してお聞きしたいと思います。  日本国憲法の解釈については、学者の間でいろいろあると思うのです。これは私はいずれも相当の理屈があると思うのです。そこで私のお尋ねしたいのは木原委員とだいぶ重複いたしますが、それは省きまして、簡単に申し上げたいと思うのですが、憲法の解釈をきめるには、私の考えるところでは、やはり憲法が何ゆえに生まれたかという歴史にさかのぼって解釈しなければならぬと思うのです。こういうふうなことは、私が言うまでもない、中学校の歴史の本にも書いてあることでありますから、教授の前にそういうことを言う必要はないのですが、特に西欧におきまして、民……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○稻村分科員 私はある機会から麻薬患者の世話をしておったことがあります。そして今さらながらそのおそろしさを痛感したわけでありますが、御存じのように、麻薬は実に文明を破壊し、民族を滅ぼすものだと思うのであります。ですから、各国とも鋭意その絶滅に努力いたしまして、年々漸減の傾向をたどっているのであります。ところが、わが国のみは、かえって年々増加の傾向がありまして、麻薬天国の名さえあるということは、まことに深憂にたえない次第であります。  現在、わが国の麻薬中毒患者は四万人といわれ、常用者が二十万人といわれているのであります。こういうふうなことは実にゆゆしき問題であり、そしてまたこのような傾向は、私……



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データ更新日:2023/02/05

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