川上貫一 衆議院議員
29期国会発言一覧

川上貫一[衆]在籍期 : 24期-26期-27期-|29期|-30期-31期
川上貫一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川上貫一衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院29期)

川上貫一[衆]本会議発言(全期間)
24期-26期-27期-|29期|-30期-31期
第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第14号(1961/10/25、29期、日本共産党)

○川上貫一君 私は、日本共産党を代表して、ただいま上程されております決議案に反対の意見を述べます。  それは、この決議案が、一見国民の念願を現わしておるように見えますが、その実質においては、人類破滅のおそるべき核戦争に対する反対を、実験反対にすりかえておるからであります。  第一に、この決議案は、さきのソ連政府の原水爆実験再開の真意を正しく理解しておりません。ソ連政府は、実験再開にあたっては、問題の最も慎重な全面的な研究の結果、余儀なくされたものであるということを明らかに声明しております。この余儀なくされたもの、ここに非常に重大な問題がある。今日、世界の平和愛好者が真剣に考えなければならぬ問題……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第33号(1962/04/06、29期、日本共産党)

○川上貫一君 私は、日本共産党を代表しまして、日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に反対の意見を述べます。  反対のおもな理由は二つあります。その一つは、この協定は、正常な形で委員会を通過したものではありません。他の一つは、協定そのものの性格と内容についてであります。  池田総理大臣は、このガリオア・エロアは債務と心得てきたものであって、一ぺんも債務と言うたことはないと、一貫して答弁をしておられます。なぜこんないいかげんなことを言わなければならぬか。吉田元総理は、昭和二十四年の四月二十七日の参議院の本会議で、阿波丸協定及び付属了解事項についての報告の中で……

川上貫一[衆]本会議発言(全期間)
24期-26期-27期-|29期|-30期-31期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院29期)

川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-27期-|29期|-30期-31期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 外務委員会 第6号(1961/03/01、29期、日本共産党)

○川上委員 私は外務大臣に対して二、三の質問をしたいのでありますが、具体的に御質問いたしますから、解釈論はいたしませんから、時間も貴重なのでありますから、簡単にお答え願いたいと思います。  まず第一に、外務大臣は韓国に対する請求権の問題、これは平和条約の第四条の(b)項によって消滅した、こういうように答弁なさっておられまするが、これはこの政府の解釈はいつごろからそういうことになっておりますか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 そうすると、外務大臣はこの請求権の放棄をしたのは覚書によったのじゃない。覚書という言葉であったかどうか、とにかくアメリカの日本の在韓財産に対する(b)項の返還についての……

第38回国会 外務委員会 第8号(1961/03/10、29期、日本共産党)

○川上委員 前の質問の続きがたくさん残っておるのですが、きょうは外務大臣は時間が非常に少ないそうですから、ごく一、二問だけ短い時間に質問しておきたいと思います。  まず第一は、韓国が財産請求権の問題について、日本に対して九つの項目にわたって財産上の要求をしておるはずだと思うのです。その第一は、韓国国宝、歴史的記念物の即時返還。第二は、韓国地図原版及び海洋図の即時返還。第三は、太平洋戦中韓国人被徴用労務者に対する未払金の支払い及び弔慰金の支払い。四が、韓国人所有の日本有価証券の返還と処理。第五は、太平洋戦中韓国人戦傷病者及び戦没者に対し弔慰金の支払い。六、韓国内にて交換、回収した日銀券の代金精算……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/17、29期、日本共産党)

○川上委員 私は前会の質問が残っておりますし、また、きょう松本委員の御質疑に対する政府の御答弁の中には、片言隻語ではありましたけれども、大へんな重要な問題を含んでおると私は思います。この点についてはきょうは時間がありませんから私の質問は留保させていただいて、次の国際情勢に関する質疑の場合に適当な時間を与えていただくように、これをお願いして終わります。

第38回国会 外務委員会 第10号(1961/03/22、29期、日本共産党)

○川上委員 日韓会談について三回目の質問をしたいと思うのです。私が三べんも日韓会談の問題について質問いたしますのは、どうもこの会談が一貫して日本政府の対米従属外交の見本だと思われますので、特に続けて質問させてもらいたいと思う。あとで社会党の方も質問の通告がありますし、時間もたっぷりはありませんから、お答えの方はできるだけ簡略にしていただきたい。  そこで質問でありますが、外務大臣その他はたびたびの御答弁で、アメリカは朝鮮にあった旧日本財産を没収して韓国に引き渡した、こういう御答弁なんです。私は引き渡していない部分が非常にたくさんあるのではないかということを繰り返して質問しておるのです。ところが……

第38回国会 外務委員会 第14号(1961/04/05、29期、日本共産党)

○川上委員 たくさんの時間をとりませんが、日中問題についてのこれまでの政府の答弁は、どうも私どもとしては了解しにくい点がたくさんあります。特に本委員会で先般黒田委員が日中関係についての質問をされましたが、これは非常に条理にかなった質問であって、誠意のこもった質問であったと思う。ところがそれに対する池田総理の答弁は、私としてはますます了解することのできぬたくさんの問題を残しております。そこで私はきょうはわずかな時間をちょうだいして、黒田委員の質問の精神に基づいて具体的に若干の質問をいたしたいと思うのであります。  第一に台湾の帰属問題でありますが、私はこの問題は、国際的とりきめの経過からしまして……

第38回国会 外務委員会 第18号(1961/04/20、29期、日本共産党)

○川上委員 関連でありますから、簡略に要点だけ質問しますから御答弁願いたいと思います。  キューバの問題ですが、おそらく政府は日本代表に種々な訓令を出しておるに違いない、また出さざるを得ない。そこで、その基本的態度について一つだけお尋ねしたいのですが、政府はケネディ大統領がフルシチョフ首相に答えた回答をどう考えるか。支持するかどうか。これはよその首相に出した返事だから日本は知らぬというような答弁をせぬようにして下さい。これがやはり国連の討議の一つの大きい中心的な思想になり、これを一緒に加えて国連では討議が行なわれるんだから……。特に、それで全体を言うたら答えにくいと思いますから、私は部分だけ聞……

第38回国会 外務委員会 第25号(1961/05/19、29期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は簡単ですし、なお航空業務については全くのしろうとでありますから、事務的なことでちょっとお聞きしておきたいだけなんです。  この協定の第二条の(b)項「運輸以外の目的で自国の領域に着陸する権利」この「運輸以外の目的で」という範囲を聞かしてもらいたい。
【次の発言】 ちょっとわからぬのですが、具体的にはどういうことですか。
【次の発言】 そうすると「運輸以外の目的」の中には、軍事的要務を帯びる輸送、着陸は全部加わっておらぬということになるでしょうか。
【次の発言】 軍用機のことを聞いておるのではないのです。民間機です。民間機が軍の要務、並びに軍需品がありますから、こういうもの……

第38回国会 外務委員会 第28号(1961/05/31、29期、日本共産党)

○川上委員 さっきの御答弁がどうもよくわからなかったのですが、フィリピンの方では今批准を延ばしておる、その理由はこれをやるとフィリピンの国民感情に影響するところがあって、どうも今やるのは工合が悪いというように報道されておる。これはどういうことなのか。フィリピンが批准をせぬというようなものをどうして急いで日本は批准しなければならぬか、どういうわけでこれは国民感情に工合が悪いというようなことをフィリピン当局は言っておるのか、これは選挙の問題だとか何とかいうことと違うと思うのです。少なくとも国際的に通商航海条約を結ぶという時分に相手の国がいろんな事情があって批准ができないというようなものを、簡単にこ……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第3号(1961/10/06、29期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣にお聞きします。時間が、だいぶたっておりますので、外務大臣はもうしりが動いておるだろうと思いますが、私の質問はごく簡単ですからごしんぼうをお願いします。  問題はやはり床次委員、それから松本委員が質問された千島の問題であります。この問題は私がまた質問するとすれば、ちょっと蒸し返しのように思いますけれども、今度の国会なりきようの委員会での質問や応答を聞いておりまして私の感ずることはどうもこれは一種の危険な傾向が出ておるということを感じる。たとえば全く条件の異なる沖繩と千島を交換条件とするかのような論議も、予算委員じゃあったと思うのです。それからまた南北の千島全体の返還を要求す……

第39回国会 外務委員会 第9号(1961/10/27、29期、日本共産党)

○川上委員 この前の十九日ですか、この委員会で岡田議員が質問されたことに対して、政府の方ではいろいろ御答弁になったのですが、それを聞いておると、どうも羽田空港だけじゃなしに、日本の広い領域にわたって実際にはいつどこの飛行機が何の目的で来ておるものか、国民にはもちろん国会にさえもわけのわからぬようになっておるというように思えるのです。  これはどうも日本が今非常に危険な状態に置かれておるということの証拠だとわれわれは思うのです。そこで、私は時間の制約もありますから、そう長い質問はいたしませんが、二、三の質問をしたいので、繰り返すようですが時間の制約がありますから、私の方も簡明にしますから、外務大……

第39回国会 外務委員会 第12号(1961/11/10、29期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣は四十分までおられるそうですから非常に時間がない。四十分まではいいのですか。
【次の発言】 そこできょうは結論まで質問しません。この問題は非常に重要な日韓交渉の問題で質問するのですから、今後相当御質問を申し上げなければならないところまできておると思います。きょうはその予備的な質問だけいたします。ごく簡単です。  日本が完全受諾したポツダム宣言、これによると、詳しくは言いませんが、朝鮮に関する問題については、「朝鮮ノ人民ノ奴隷状態ニ留意シ軈テ朝鮮ヲ自由且独立ノモノタラシムルノ決意ヲ有ス」というカイロ宣言を受けて、ポツダム宣言は「「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク」と書いてあ……

第39回国会 外務委員会 第13号(1961/12/04、29期、日本共産党)

○川上委員 時間がありませんから、簡単に二、三の点だけ外務大臣に質問します。  政府の方では日韓会談を進められて、いわばしゃにむに朴政権と手を握ろうとしておられるようです。朴政権というものが合法的なものであるか、あるいは民主的なものであるか、あるいは憲法との関係はどうかというような問題があって、これはもちろん重要な問題でありますけれども、私はそういう点よりも、もっと根本的な深い将来の問題についての見通しの方が大事だと思うのです。そこで外交上の根本の問題、これは朴政権の性格が何かというようなそこにあるのではなくて、むしろ朝鮮の人民は今後どういう態度をとるであろうかというところに、外交上の基本的な……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第3号(1962/02/14、29期、日本共産党)

○川上委員 私のは、時間が大へん大事なときの関連でありますから、御答弁だけ願いますが、それについての再質問はいたしません。この問題についてはこの次の国際情勢の機会に質問をさしてもらいますので、その用意にまとめて質問をいたしますから、これに対してお答えだけを聞いておきたいと思います。  第一点は、帆足委員に対する御答弁を聞いておると、大臣は情勢ということを非常に言われます。そこで、この点をちょっと聞いておきたいのですが、どういう情勢になれば返してもらうつもりなのですか、それを具体的に一つ聞いておきたい。情勢々々と言われたんじゃわからない。田中発言のようなことになればいいのですか、その点を具体的に……

第40回国会 外務委員会 第6号(1962/02/27、29期、日本共産党)

○川上委員 私は、日韓会談の問題ではいろいろ聞きたいことはあるのでありますけれども、時間が非常に少ないので、きょうはせっかく総理大臣がお見えになっておるのでありますから、政治的な問題に限って、今後私どもが質問を続けていく基礎という立場で二、三質問をさしてもらいたいと思います。  その最初にちょっと総理のお考えを聞きたいのですが、さっき松本委員が質問しました時分に、これは私の聞き違いかもわかりませんが、外交は政府がやるのだ、国民なんかの意見を聞く必要はないのである、こういうように私は聞き取ったのでありますが、もしそういうお考えであれば、総理が間違っておられるのじゃないか。それでは、外交の立場、内……

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、日本共産党)

○川上委員 きのう総理に質問をしたのでありますが、事実がよくわかりませんので、あらためて出席をお願いしたのでありますが、まず最初に外務大臣にお伺いします。  きのう私が質問したのは、韓国の金情報部長が日本の公安調査庁関係あるいは内閣の調査室の関係の人と会っておるが、これはどういう用件で会ったのであるかということを聞いたら、総理は初耳だと言われたのです。外務大臣も初耳ですかどうですか。
【次の発言】 外務大臣、何にもお知りにならぬ、それはちょっと妙な話じゃないかと思うのです。
【次の発言】 そうすると、知らないということですか。
【次の発言】 日本に来て動かれた――スケジュールじゃなしに、動かれ……

第40回国会 外務委員会 第12号(1962/03/14、29期、日本共産党)

○川上委員 私は、関連でありますから、ごく短く、質問は全部まとめていたしますから、その一つ一つについてお答えを願いたいと思います。穗積委員に対する外務大臣その他の御答弁を承っておりますと、韓国で朴政権が及んでおるのは三十八度線以南と考えて交渉しておる、こういう御答弁と同時に、朝鮮の政府は一つであるという答弁もあるのであります。ここに非常に危険を含んでおると私は思いますので、この点についてまとめて質問します。それに対する御答弁に対しては、関連でありますから再質問はしません。あとに残しますから、簡略に御答弁願いたいと思います。  第一は、韓国側の交渉態度は、全朝鮮を代表する、こう言うておるのです。……

第40回国会 外務委員会 第14号(1962/03/20、29期、日本共産党)

○川上委員 私のは簡単ですが、今ちょうど黒田委員が質問をしておられる問題に関連しますから、ここでほんのちょっとだけ質問さしてもらいます。  法制局長官は非常に重要なことを言われておる。長官の答弁は、全部もらえるか、一部支払わなければならぬかわからぬ、全部もらえるかもわからぬ、これははっきりとそういう答弁があった。これは総理の答弁と全く違います。同時に、全部もらえるかわからぬものをなぜ心得ると言うか。これは言えません。全部もらえるかわからぬものを心得ると言うたのは、勝手に言うたのだ。これは非常に重大な問題だ。同時に、黒田委員が質問しておる、最初から債務であったと思っておったのじゃないか、これに対……

第40回国会 外務委員会 第16号(1962/03/24、29期、日本共産党)

○川上委員 きょうは、総理もおいでになっておるのでありまして、日韓会談の問題だけについて御質問をいたしたいのでありますが、質問に入ります前に一つだけ言うておきたいと思います。  政府は、今まで、朴政権、韓国の政権を、国連が一九四八年十二月十二日にきめた決議、これを非常にたてにして、合法的な民主的な政権である、これと交渉するんだ、こう言うてこられたのですが、これは全部くずれた。この一九四八年の決議は、今までの各委員諸君が質問されたように、この決議の焦点というのは、第一が、国際連合臨時朝鮮委員会の監察ということ、第二は、朝鮮の選挙民の自由意思の有効な表明ということ、第三は、選挙に基づくものであると……

第40回国会 外務委員会 第17号(1962/03/27、29期、日本共産党)

○川上委員 私は、この前の委員会で、日韓会談の問題について、この会談は暗い影と戦争のにおいがつきまとうておるということを述べて、湯川康平氏の問題について質問をしまして、さらにいま一つの問題を簡単にお聞きしたいという、そこで委員長がこの委員会の休憩を宣告されました。そのあとの理事会で協議された結果、本日ここでその残りの一つの問題を質問する承認を得ておりますので、ここでその残った問題を一つだけ質問をさせてもらいます。  それは、日韓会談についての崔という韓国参事官についての問題であります。全部を一括して質問をいたしますから、一つずつについてお答えを願います。  崔英沢、これは日本読みであります。こ……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、日本共産党)

○川上委員 総理は五時二十分までしかおられぬそうであります。これは大へん遺憾でありますけれども、すでにもう長い時間にわたってこのガリオア・エロア、タイ特別円問題については質疑が続いております。相当論議も尽くされております。私は、蒸し返さないように、今まで比較的現われておらぬ問題だけについて、特に総理にお伺いしたいと思う。  昭和二十四年の四月二十七日ですが、この時分の参議院の本会議で吉田総理大臣が、これは総理御承知と思いますけれども、阿波丸協定の付属了解事項についての説明をなさっておる。その説明の中に、これは有効な債務でありますということを言うてある。それだけではなしに、それにつけ加えてこうい……

第40回国会 外務委員会 第22号(1962/04/11、29期、日本共産党)

○川上委員 関連でありますから、まとめて質問をします。  私は、この前の質問のときに、日韓会談には暗い陰がつきまとうておる、陰険なにおいがしておるということを言うたんです。だんだんとそれが明らかになってくる。そこで、今細迫委員が御質問になりましたお答えを開いたのでありますが、はっきりしない。そこで、まとめて聞きます。  第一は、メモランダムであるのか、双方が持っておる帳面か何かにお互いに書きとめたものであるか。これは正確に答えてもらいたいと思う。これは、韓国と日本が今交渉しおるのでありまして、政府の答弁というものが正確でなければならぬ。相手があるのでありますから、この点は正確に答えておいてもら……

第40回国会 外務委員会 第23号(1962/04/13、29期、日本共産党)

○川上委員 今質疑が行なわれておる民間航空協定の問題なんですが、私は外務大臣にお聞きしたいのですが、民間航空協定は、それ自体決して悪いことじゃないと思う。これは航空協定しなければいかぬと思います。日本の国内法によって、運輸省令の九号で軍需品と兵器及び弾薬は抑えてあるわけですが、兵員はどうですか。
【次の発言】 そうすると、たとえば戦闘があって、戦地に行けば何ぼでも弾薬はあるのですが、そこへ行く時分には兵隊は何ぼ行ってもいいというのですか。兵隊が自分で鉄砲だまや鉄砲を持っている持っておらぬということが問題でないのであって、実際戦闘のために兵隊が行くという場合は何ぼ行ってもいいというのですか。

第40回国会 外務委員会 第30号(1962/05/25、29期、日本共産党)

○川上委員 私は関連でありますからまとめて質問をします。穂積、戸叶、松本三委員の質疑に関連して外務大臣にお聞きします。  きょうの委員会でいろいろ政府の方では抜け句を考えて言うておられる。しかし、外務大臣はたった数日前前橋で、タイ派兵というようなものは戦闘作戦行動でないから事前協議の対象にはならぬということを言われておる。これで私聞きたいのですが、今度アメリカの在日米軍が行ったか行かぬかというのではなくて、私はこれを聞きたい。事前協議を必要とする戦闘作戦行動というのはどういうことだと外務大臣はお考えになっておるか。それは直接戦争をする行動をさすのでありましょうか。これが一つ。これは一つずつお答……


■ページ上部へ

第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 外務委員会 第2号(1962/08/23、29期、日本共産党)

○川上委員 関連して一つだけ。  漁業協定の御答弁がありましたが、この漁業協定を結ぶ場合に、前の外務委員会で前の外相のときの御答弁では、この漁業協定をする海域は韓国の海域、三十八度線以南の海域に限るという答弁になっておったと思うのですが、それはやはりその通りでありますかどうか。それで、同じように、つけ加えてもう一つだけ聞きますが、財産請求権の問題、それについては今後もするのだろうが、交渉するのは三十八度線以南の問題に限るかどうか。その二つだけ。つまり、言いかえれば、すべての交渉、協定妥結というものは韓国の領土と韓国の海域に限るかどうか。この意味わかりますか。  同時に、韓国の憲法では、朝鮮半島……

第41回国会 外務委員会 第4号(1962/08/29、29期、日本共産党)

○川上委員 時間が非常になくなったので、ことに総理もお見えになっておりますから、私は単直に聞きますから、御答弁も単直に願いたい。  総理は、きのうの本会議で、朴政権は平和的南北統一を達成することを国是としておると言われ、きょうも、朴政権は非常に安定をしておって大へんりっぱだと言われておる。同時に、朝鮮民主主義人民共和国は朝鮮の平和的統一を望まぬ、これを妨害しておると言われた。これは一体何を根拠にしておられるのであるか、これをお聞きしたい。簡単でけっこうです。
【次の発言】 これはお答えになりませんけれども、朝鮮の平和的南北統一を国是としておる、こう総理は言われたのだ。そこで、李承晩が没落の時分……

第41回国会 外務委員会 第7号(1962/10/15、29期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は、いつもの通りにきわめて単直であります。しかし、時間の関係もありますから、質問は四つしたいのでありますが、前の三つを一括して外務大臣にお尋ねしたいと思うのです。そこで、一括でありますから、その中の私の質問の要点について、外務大臣の方では漏らして下さらぬように、その一つ一つをやはりまとめて御答弁を願えればしあわせだと思います。  まず第一点でありますが、第一点は、防衛庁の第二次防衛計画草案というようなものを見ますと、これに情勢を分析してありますが、その中に、韓国の政情不安が注目される、こう書いてあります。さらに、局地戦争もあり得るという分析になっております。これは草案の情勢……

第41回国会 外務委員会 第8号(1962/10/27、29期、日本共産党)

○川上委員 時間が非常に制約されておりますから、私は質問をまとめて行ないますので、外務大臣もまとめて御答弁をお願いします。  一体、このケネディのキューバに対する終始一貫した政策、干渉、圧迫、脅迫、攻撃、これは言語道断であります。世界がこれを認めます。彼は、大統領になるときに、すでにキューバを撃滅するということを公言しておる。そのあとで彼は国交を断絶している。この四月には、反革命の徒党を援助して、キューバに上陸作戦というものをやらしておる。これはケネディです。これが失敗に終わると、今度は、ラテン・アメリカの諸国を強要して、キュー火に対する経済封鎖を行なう。さらに、米州機構からキューバを除名して……

第41回国会 外務委員会 第9号(1962/11/06、29期、日本共産党)

○川上委員 私のは、いろいろな理屈の問題ではなくて、実際上の問題で、いつものように単直にお聞きしたいと思うのです。特に外務大臣にお聞きしたいと思うのです。  アメリカの海上封鎖が国際法違反であるか、国連憲章のじゅうりんであるか、これは違反であり、じゅうりんであることは間違いないけれども、これをここであなた方と質疑応答してみても、私はきりがないと思う。そこで、私は単直に聞きたいのですが、そもそも、今度のカリブ海をめぐる緊張は何から起こったか。これは、率直に言って、アメリカが武力を使うてキューバに圧力をかけ、キューバの自衛の措置に対して干渉をし、圧迫をし、事実上ここに侵略をしようとする。ここに武力……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会 第1号(1963/02/08、29期、日本共産党)

○川上委員 非常に時間がありませんから、私の方もまとめて質問しますから、御答弁の方も焦点だけを端的にお答えをお願いします。  私の質問いたしたいと考えるのは、原子力潜水艦の問題です。外務大臣も御承知のように、世界の歴史において、今のアメリカくらい莫大な軍事費を計上しておる例はないと思うのです。たとえば、これまた御承知のように、ミサイル関係、だけで百五十億、ドルという莫大な経費を計上しておる。この金はNATOの全軍事費に相当する。これがミサイルの費用だけなんです。このことは、どういうことかというと、最近の世界の情勢、平和勢力の増大がありますが、これに直面して、核戦争でこれに対抗しよう、こういうア……

第43回国会 外務委員会 第5号(1963/03/07、29期、日本共産党)

○川上委員 私は、この前の二月八日の委員会で、今度の日本に基地を要求したアメリカの原子力潜水艦について質問をしました。それに対して、外務大臣は、この原子力潜水艦は核武装をしていない、こう答弁をされた。そうして、その詳細を次の委員会でさらに明らかにする、こう約束された。きょうはその答弁を聞く日でありますが、その答弁の一つ一つについてさらに私が質問をするという時間はないと思います。そこで、貴重な時間でありますから、私は、答弁を聞く前に、前の質問に加えてさらに次の四つだけ具体的な事実をあげて一括して質問をします。そこで、御答弁の方も私の質問の各項目別にお答えを願いたい。  さらに、ここで一言つけ加え……

第43回国会 外務委員会 第6号(1963/03/08、29期、日本共産党)

○川上委員 私の質問はごく簡単です。結論的に言えば、この件は賛成です。ただ、それについて一つだけ質問しておきたいのですが、ILO条約で批准を要請されておる今日までの合計件数は幾らありますか。最初から今日までの件数です。
【次の発言】 わかりました。全部で百十四、日本で批准したのが二十四、これはその通りだと思いますが、日本はこの関係ではアジアで主要産業国になっておるでしょう。なっておるとしますと、アジアで主要産業国になっておるのはどこどこでしょうか。
【次の発言】 中国というのは台湾でしょう。
【次の発言】 主要産業国が三つしかない。その中で、百十四もあるのにたった二十四しか日本は批准しておらぬ……

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/03/15、29期、日本共産党)

○川上委員 私は今回もまた続いて原子力潜水艦の問題について外務大臣にお尋ねしたいと思います。  これはこの前も繰り返したのですが、原子力潜水艦の入港の問題について、どうも外務大臣も政府もあれが核装備をしておるということをひた隠しに隠しておる。これは非常に危険であります。核装備をしておるということはもう世界の常識です。  そこで、きょうお配り下さった資料の注に、アメリカの国防省当局はサブロックは現在開発中であると説明したと書いてある。これはいつどこでどういう形で説明したのであるか、それをお尋ねしたいのです。
【次の発言】 二月十八日のものはこれですか。

第43回国会 外務委員会 第10号(1963/03/26、29期、日本共産党)

○川上委員 この条約の締結は、日本とアメリカの通商条約に次いで行なわれる重要な条約だと思うのです。ほかの大きな国とはまだたくさん条約もできておらぬのです。そこで、将来の日本との通商航海条約の前例ともなる、こういうものだと思うのです。そこで、私の質問は一点だけですが、この条約に伴う交換公文で輸出自主規制に関するとりきめがあるわけなんです。これは日本だけがどうして自主規制をしなければならぬのかという点を外務大臣にお聞きしたいのです。
【次の発言】 それも日本自体がいろいろ輸出振興の関係上考えるということはあり得るかもしれませんが、条約にどうして入れなければならないのですか。一方的に日本だけが自主規……

第43回国会 外務委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本共産党)

○川上委員 私の質問は簡単ですが、実はここに総理大臣がおられないのははなはだ遺憾であります。  私は、きのうの本会議で松本議員の質問に対する総理の答弁、また、きょうの外務大臣の答弁を聞いて、ちょっと黙っておれぬ。共産党は社会党とともに終始一貫して政府の日韓会談には反対してきました。あらゆる角度から一つ一つ論拠を明らかにしてこの会談の危険を指摘してきたのです。また、道理を尽くし、理非を明らかにして、日韓会談というものが、日朝両国の人民にとってのみならず、アジアにとって平和と安全を脅やかすものであり、無益有害、乱暴・災厄きわまりないものであることを繰り返して警告してきたことは御承知の通りです。それ……

第43回国会 外務委員会 第12号(1963/03/29、29期、日本共産党)

○川上委員 時間が非常に切迫しておりますから、簡単に質疑をさしていただきます。  きょうは今まで三人のお方の意見を承って大へん参考になりました。ありがとうございました。  アメリカが原子力潜水艦の基地を日本に要求しておる。この問題については安全性をよく言われておるのですが、われわれは、安全ということは二つ考えておる。一つは、もちろん放射脂による汚染の問題。もう一つは、アメリカが核装備をしておる潜水艦の基地を日本に求めておる、日本をアメリカの世界戦略における核戦争の基地にするという問題がいかに安全であるか安全でないか。この問題の方が私は大きいと思う。ところが、きょう三人の御意見を承りまして非常に……

第43回国会 外務委員会 第13号(1963/05/08、29期、日本共産党)

○川上委員 私の約束の時間は四十分までということになって、時間が非常にない。そこで、私も簡明に質問いたしますから、どうか外務大臣も正確に簡単に御答弁をお願いしたい。  アメリカの原子力潜水艦の寄港問題でありますが、この寄港について事前協議の対象にならないことについては、あなた方は安保条約上日本はこれを断わる権利がないという意味の答弁をたびたびなさっておられると思う。それならば、アメリカがこと新しく日本の政府に承諾を求める必要はないという理屈にならなければならぬ。ところが、今回アメリカは日本の政府に寄港の承諾を求めてきておると思う。これはどういうことになるのでしょうか。外務大臣にお聞きしたい。

第43回国会 外務委員会 第14号(1963/05/10、29期、日本共産党)

○川上委員 私のは関連でありますから、一問だけであります。外務大臣にお尋ねします。  第一に、F105は、アメリカ空軍の発表によると、一メガトンの水爆五発を持っておる。一メガトンというのは、広島原爆の五十倍ある。これを五発持っておりますと、広島原爆の二百五十倍の水爆を持っておる。航続距離はいま政府が答弁なさったように三千二百キロ以上であるが、速度は超音速で、もしこの飛行機が地上すれすれに飛べば、付近の人も、道路、港湾をも破壊する力を持っております。これはまことに重大な攻撃用兵器である。防御用のものでは決してありません。第一の質問は、外務大臣はこれは防御用の兵器とお考えになるかどうか、これが一点……

第43回国会 外務委員会 第15号(1963/05/15、29期、日本共産党)

○川上委員 外務大臣にお尋ねをいたします。私の主たる質問は三点であります。時間もたくさんありませんから要点だけを質問します。答弁も簡潔に願いたい。  F105の問題。F105という飛行機は原水爆による攻撃を主目的とする長距離、超音速の最新最鋭と言われる核攻撃戦闘爆撃機であります。これは御承知のとおりであります。だから、原水爆投射用の高度の原子投射装置を持っておるこのF105が何月何日に板付その他で水爆、原爆を何個持っておるか持っておらぬかというようなことは問題にならぬと思う。そうではなくて、問題は、核攻撃を主たる目的とするF105を日本の本土に配置したということ、問題はこれなんです。この戦闘爆……

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、29期、日本共産党)

○川上委員 私は、質問をいたします前に、一つだけ外務大臣にあらためて要求しておきます。  外務委員会で要求をした日本とアメリカの間の原子力潜水艦に関する交渉の文書、これと今度提出された文書とは全く合致しません。この文書は、第一に、合致しないばかりでなしに、内容が、アメリカの言うたことであるのか、日本政府が考えたことであるのか、故意にわからないようにつくられておる。これは非常によくない。第二に、この文書で政府は外務委員会が要求した文書とすりかえようとしておる。それから、第三に、こういう文書を出して、日米交渉経過の実体をほんとうに国民の前から葬ろうとしておる。こういうものでありますから、ただいま社……

第43回国会 外務委員会 第24号(1963/06/11、29期、日本共産党)

○川上委員 時間もだいぶ切迫しておりますから、私は簡単に関野先生と林先生のお二人にお尋ねをいたします。  いろいろ御意見を承りまして大へん参考になりましたが、参考人の方々の御意見は、なるほど一参考人としての御意見でありますけれども、国会の審議の過程での御意見は、これはかりにアメリカの場合で言えば証言と同じものだと思います。だから、お一人の主観的な御意見ではありますけれども、ただそれだけとして聞き置くにしては非常に重大なものを含んでおる。  それで、関野先生にお伺いするのですが、御意見が初めどうも私はよくわからなかった。非常に疑問を持った。まさかそうではあるまいと思っておったのです。ところが、い……


川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-27期-|29期|-30期-31期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院29期)

 期間中、各種会議での発言なし。

川上貫一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-26期-27期-|29期|-30期-31期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

川上貫一[衆]在籍期 : 24期-26期-27期-|29期|-30期-31期
川上貫一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 29期在籍の他の議員はこちら→29期衆議院議員(五十音順) 29期衆議院議員(選挙区順) 29期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。