永井勝次郎 衆議院議員
25期国会発言一覧

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このページでは永井勝次郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

永井勝次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第39号(1953/03/12、25期、日本社会党(左))

○永井勝次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となつております武器等製造法案に対し反対をいたすものであります。  自由党には、いろいろのたぬきがおつて、だまし合いをしておるということでありますが、そういう手口で全国民をたぶらかそうとしておるのが本法案ではないかと思います。(拍手)表面、単なる出血受注の対策のように見せかけておりますが、事実は再軍備を強化し、武器の生産を本格的に始めようとしておるものであります。その結果、わが国の産業構造は平和的性格から軍事的性格に切りかえられ、貿易は後退し、日本経済の自立を弱め、アメリカ隷属化を不動のものとする方向に追い込まんとするものであります。……

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委員会発言一覧(衆議院25期)

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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 通商産業委員会 第6号(1952/12/02、25期、日本社会党(左))

○永井委員 現在電気、ガスの臨時措置法が議題として上つておるわけでございます。これに関連しまして、現在われわれ委員会の所管であります石炭、電気その他の清勢というものが、御承知のように非常に緊迫して参つております。これは単にストを解決するということだけではなしに、ストの進行過程においてどのような経済的な影響が醸成されるか、スト終了後において、やはり石炭の関係、電気の関係、諸産業に相当尾を引いて影響が残されると考えるのであります。これらの問題等も十分に検討する必要が本委員会としてはあると考えますので、これらの事件の進行に並行いたしまして、石炭関係、電気関係について特に関係の者を招致いたしまして、そ……

第15回国会 通商産業委員会 第7号(1952/12/08、25期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣の時間がないようでありますから、基本的な点だけを述べまして、なお前回の委員会において質問を留保してあります大臣に対するストの関係につきましては、田中君にお願いいたしたいと思います。池田前通産大臣が、あのような状態でおやめになつた。やめるとともに繊維が上つた、株が上つたというように、非常に経済界が明るくなつた、こう言われておるのであります。これは要するに吉田内閣に対する、自由経済に対する業界の否認の具体的な表現ではないか、かように考えるのであります。先ほど来大臣の答弁を聞いておりますと、自由経済から計画経済への移行の片鱗を言葉のはしはしに出しておるようでありますが、大臣にこの点に……

第15回国会 通商産業委員会 第9号(1952/12/13、25期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣に対してお尋ねいたします。政府が先般電力会社の分割にあたりまして、良質、豊富、低廉に電力を供給するためにこのことを行うんだという言明をしておるのであります。その後料金の状況はどうかといえば、各会社間における違いというものが漸次大きくなつて来て、低廉、豊富どころではなくて、非常にそれと逆の方向に動いております。この過去の具体的な実績の上に立つて、今後改正審議会を持たれる場合にどのような方向で過去の実績を生かして行こうとされておるのであるか、過去の実績に対して、政府は最初の声明に対してどのような責任をお感じになつておるのであるか。この点を明らかにしていただきたい。

第15回国会 通商産業委員会 第11号(1952/12/16、25期、日本社会党(左))

○永井委員 まず最初に肥料の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、肥料は国内食糧増産の一環としましてきわめて重要な産業でありますが、今日出血輸出をしなければ経営が維持できないというような瀕死の状態にあるわけであります。この重要産業を政府はどのようにして維持助長しようとしているのであるか、その方針を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 輸出が輸出市場裡において非常な打撃を受けるようになつたのは、主として船賃の関係であるということでありますが、船賃だけであるならばそれぞれの経済情勢の変化につれて、対応して行く方法はあろうと思うのでありますが、本質的に企業の内容においてコスト高になつて海外……

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1952/12/20、25期、日本社会党(左))

○永井委員 私は日本社会党を代表いたしましてやむを得ず本案に賛成の意を表する次第であります。  本案が十月二十四日以降無法律の状態に陥りましたことは、これはまつたく吉田内閣の責任でありまして、法治国家における一つの恥辱といわなければならないと考えるわけであります。今後恒久立法を行うわけでありますが、恒久立法は一年間というような悠長なことではなしに、急速に事を運んで、本委員会にかけるべきことを強く要請する次第であります。電気及びガス関係法令審議会の設立にあたりましては、その構成メンバーに電気生産者代表としての電産労働組合代表を当然入れるべきことを強く要求いたす次第であります。今後立法さるべきもの……

第15回国会 通商産業委員会 第15号(1952/12/24、25期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいまの参考人のお話によりまして、大体日本の産金事業が瀕死の重症にあるという事情の輪廓だけは了解することができたわけであります。そこで協会長の羽仁さんにお尋ねをいたしたいのでありますが、加工金を三分の一ないし三分の二自由にするということによつて動かされる金額はどのくらいであるか、それによつて赤字の補填がどのくらいできるのであるか。それから四百一円の政府買上げはアメリカへ現送すると仮定しての、金利とか運送賃とか梱包とか、それぞれの所定手数料の差引によるもののようでありますが、現実にそういう金が送られているのかいないのか。送られているとすれば、そういう協定のもとにそれだけをとつてある……

第15回国会 通商産業委員会 第16号(1953/02/06、25期、日本社会党(左))

○永井委員 この場合二、三の問題について簡単にお尋ねをいたしたいと思いますが、ただいま大臣の御説明の中にありました通り、肥料の問題については審議会を設けて、目下結論を急ぎつつあるようであります。春肥の問題が当面差迫つておつて、これの価格の問題が問題になつておるわけであります。さらに本年の春肥の問題を中心といたしまして、将来にわたる肥料産業の政策が関心を持たれておるのでありますが、春肥に対する価格の見通し、安定帯価格がくずされるのかどうか、あるいはもつと会社の事情によつては、この価格を引下げることができるのであるかどうか、この問題について大臣のお答えを願いたいと思います。

第15回国会 通商産業委員会 第18号(1953/02/12、25期、日本社会党(左))

○永井委員 政府が肥料対策委員会を設けられまして、いろいろ審議せられました努力に対しては敬意を表するのでありますが、この委員会において安定帯価格に関係なく硫安春肥の価格を引下げるということがきめられたように伝えられておるのでありまするが、それは大体どのくらいの引下げを行うというのであるか、具体的な数字をお示し願いたい。
【次の発言】 値段の高いか安いかという事柄は、取引の段階においては、売手と買手いろいろあろうかと存じます。しかしながら生産原価がどのくらいであつて、輸出と国内価格とを見合つて大体どのくらいの価格が適正であるかというような論議の段階においては、正直にそれぞれのセクシヨンが数字を出……

第15回国会 通商産業委員会 第19号(1953/02/13、25期、日本社会党(左))

○永井委員 ただいま加藤君からの中共貿易の質問に対する政府の答弁によりますと、非常に消極的である。なるべく表面上は中共との貿易を認めながら、実質的にはこれにブレーキをかけるようなことをやつておる。これは非常に重大な問題であると考えるのであります。何と申しましても日本の自主独立を完成する基盤となるのは経済的な自立であります。しかも今アジアから東南アジアに向つて、世界の各国は嵐のような勢いで、市場獲得のために努力をしておる。明治維新の前には陸地の争奪戦で、鎖国の夢をむさぼつていて、さあ国際社会に入つて行つたというときには、もう日本には新たに得るところの陸地がなくなつておつた。今日はどうかというと、……

第15回国会 通商産業委員会 第22号(1953/02/20、25期、日本社会党(左))

○永井委員 私は日本社会党を代表いたしまして、二、三の希望条件を付しまして本案に賛成の意を表明しようとするものであります。  現内閣の貿易政策というものは、外交の行き詰まりあるいは経済政策の行き詰まりというようなものがしわ寄せされて来て、政府として当然貿易振興の面に果さなければならぬ役割を果さないで、そのしわ寄せを国内業者に持ち込んで、いろいろな無理な条件をしわ寄せしておるということが言われると思うのであります。そういうものの一つがこういう法案の形になつて現われて来ておると考えます。従つてもろもろの貿易関係の具体的な施策は、日本の貿易を大きく振興させるという基盤の上に立つ外交政策によつて、いろ……

第15回国会 通商産業委員会 第23号(1953/02/23、25期、日本社会党(左))

○永井委員 大臣にお尋ねいたします。が、兵器生産は、輸出産業としての平和的性格においてこれを発展させるのか、あるいはわが国の防衛力強化の一環としての、軍事的性格をもつてこれを発展させる考えであるか、この点を大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 輸出産業として平和的性格でこの産業を発展させるとするならば、そういう客観的な諸条件というものが現在の世界経済の中であるのかないのか。一方的にこつちはそういうふうにしたいと思いましても、相手方があることであり、世界経済の中における産業としての立ち向いでありますから、そういう条件がなければ発展は困難であります。今重化学工業を輸出産業、貿易産業として発展さ……

第15回国会 通商産業委員会 第24号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○永井委員 局長に一、二お尋ねいたしますが、春肥は、改訂価格では最高八百八十五円ですか、それを最高として安定帯価格が改訂されておるようでありますが、大体輸出すべきものは輸出して品不足になつておる。春肥の需要は、ここに旺盛に起つて来ておる。こういう需給の関係からいたしまして、生産者の方では、この安定帯価格の最高の基準でご九を売りさばごう、こういうような動きが相当強いのでありますが、これに対して当局はどのように考え、これに対してどのように対処しようとしておるのであるか、この点をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 これからの生産の運び、それから在軍の状況、こういうことは、将来の問題でありますか……

第15回国会 通商産業委員会 第26号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○永井委員 通産大臣にお尋ねいたします。先般お尋ねいたしましたことによりまして、大体の輪廓は了承できたのでありますが、この武器等製造を輸出産業として平和的性格でこれをやつて行く考えであるということはわかつたのでありますが、そういうことは大臣の希望、こちらの希望だけでは達せられないのでありまして、そういう輸出産業として平和的性格でこの産業を伸ばして行く、あるいは守つて行くといいますか、そういうような条件が客観的にあるかどうかということが、この法案を成立させる上において妥当か妥当でないかという価値批判の基準になると私は考えるのであります。たとえばアメリカ一国を対象にした発注でこういう国内の産業構造……

第15回国会 通商産業委員会 第27号(1953/03/03、25期、日本社会党(左))

○永井委員 今、中峠委員から火薬類に関する発言が続けられたので、これに関連して二、三お尋ねいたしたいと存じます。簡単でありますから、はつきり御答弁をいただきたいと存じます。  第一点は、旧火薬製造所を民間に払い下げる方針をとるのか、払い下げない方針であるのか、この点を伺います。
【次の発言】 払い下げないとしますると、国がこれを所有して、国がみずからこれを経営するという方針であるのか。国が所有して民間に経営させるという考えであるのか。
【次の発言】 火薬工廠跡の利用に関しましては、政府は調査委員会を設けて具体的に調査をし、結論を出すという方針のようでありますが、そのような事実があるのかどうか。……

第15回国会 通商産業委員会 第28号(1953/03/04、25期、日本社会党(左))

○永井委員 昨日来大臣が欠席でありましたけれども、この法案の仕上げとしての質問を継続して参つたのでありますが、大臣に対して二、三お尋ねをいたしたいと存ずるのであります。  大臣は前会の質問者の答弁において、この武器等製造法の実施によつて日本の産業構造を変質するというようなものではない、つめのあかほどの事業量である。こういう答弁があつたのでありますが、御承知のように武器産業はあらゆる産業の総合的なものであつて、それを合理化し、これを国際市場において競争可能なコストに安定せしめますためには、どうしてもその基幹としての鉄なり、石炭なり、電力なり、こういつたものを合理化しなければならないし、武器製造の……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1953/03/13、25期、日本社会党(左))

○永井委員 銀行局長にお尋ねいたしますが、アメリカの占領下における金融政策として、従来いろいろ複雑多岐になつた特殊銀行を整理して、できるだけ一本の姿にしよう、こういうことで運んで来たと思うのでありますが、最近それがまた特殊金融機関的なものがどんどん増設されて来ている。どういう事情でそういうな転換がなされているのか、基本的な理由を伺いたい。
【次の発言】 言うまでもなく、金融機関は単に営利本位に運営せらるべきものではなく、金融機関それ自体、その内容としては相当公共性を持つておるものと考えますので、公共性の上に立つて運営して行く場合、真に国の重点とする産業の方面にやはりこれを並行して動かすという態……

第15回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/02/27、25期、日本社会党(左))

○永井委員 私は藤山さんにお尋ねをいたしたいと思います。  肥料産業は単に一私企業としての運営ではいけない。国内産業の面においては、これは農業生産の一環としての性格において見なければならないし、輸出の面においては東南アジアという地区を含めた、日本の市場獲得のために重要な貿易産業としてこれをもり立てて行かなければならない。この輸出産業としての面と国内産業としての面の二つを調整して、健全に発達させなければいけないという考え方に立つて肥料産業をわれわれは見ておるのでありますが、これに対する藤山さんの御見解を承りたい。従つてわれわれの考え方から言えば、単に肥料を生産すれば足りるのだというのではなくて国……



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データ更新日:2023/02/05

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