有田二郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

有田二郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期
有田二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは有田二郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

有田二郎[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第15号(1949/04/09、24期、民主自由党)【政府役職:商工政務次官】

○政府委員(有田二郎君) 商工大臣にかわりまして前田種男君、春日正一君の御質問にお答えいたします。  第一点の石炭鉱業について、生産を継続的に維持するためには絶えず新しい生産の準備を続けて行かなければならないのであります。まして増産をはかるためには、その準備を大規模にして行かねばならぬのであります。しかして、このような準備のためには多額の設備資金を必要とするのであります。この資金の調達については、もちろんでき得る限り企業者自身において調達をはからねばならないのでありまするけれども、現状では、その大部分を融資に仰がねばならないと思うのであります。從つて、もし融資が打切られるならば、本年度四千二百……

第5回国会 衆議院本会議 第25号(1949/05/07、24期、民主自由党)【政府役職:商工政務次官】

○政府委員(有田二郎君) ただいま海外市場調査委員派遣についての決議案が可決されましたが、政府といたしましてもまことに同感でありまして、単一為替レート設定を好機として、輸出入貿易伸張のために、政府としても層一層の努力を拂う所存であります。なかんずく海外市場調査員を派遣し、國際経済、國際市場の動向にすみやかに即応して輸出入の振興をはかることは最も肝要のことと考えるのであります。政府においても従来からその必要を痛感し、司令部側に懇請して、すでにパキスタン、南米には使節団の派遣を見たのでありまするが、他の地域についても適当な機会をつかんで使節団の派遣を見るよう一層の努力を拂いたいと努力中であります。……

第5回国会 衆議院本会議 第35号(1949/05/21、24期、民主自由党)【政府役職:商工政務次官】

○政府委員(有田二郎君) ただいま御決議に相なりました金属鉱工業の振興に関する決議は、時局下眞に適切な御指示と存ずる次第でありまして、政府といたしましても、この御趣旨に沿いまして最善の努力をいたす覚悟でございます。(拍手)

第5回国会 衆議院本会議 第38号(1949/05/24、24期、民主自由党)【政府役職:商工政務次官】

○政府委員(有田二郎君) 硫化鉱は、岡山縣の柵原と岩手縣の松尾鉱山、この二つが全國の約三分の一以上硫化鉱を生産しておることは、皆さん御存じの通りでありまして、そのうちの岩手縣の松尾鉱山は、まだ出荷ストに入つておりませんので、東部の方は目下心配はないのでありまするが、西部におきましては、岡山縣の柵原その他が出荷ストをやつておりますために、関西方面の肥料工場は、田植時期を目前に控えまして、まことに憂慮せられる状態にあるのでありまして、商工省といたしましては、かねて努力中であります硫化鉱の價格の改訂を急ぎ、合理的経営を促進させ、硫化鉱鉱山の賃金問題の解決に資したいと考えまして、一日も早く肥料の生産に……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第42号(1950/04/26、24期、自由党)

○有田二郎君 ただいま議題となりました臨時石炭鉱業管理法を廃止する法律案の、通商産業委員会における審議の経過並びに結果につき御報告申し上げます。  御承知のごとく臨時石炭鉱業管理法は、過ぐる第一国会におきまして、片山内閣により、石炭の緊急増産確保のために提案されたものであります。当時におきましては、本法の効果につきまして種々論議せられたところでありまするが、昭和二十二年十二月八日成立し、翌年四月一日に施行せられたのであります。同年十二月、いわゆる経済九原則が実施せられ、日本経済が自由競争と自主性の回復の要請のもとに置かれて以来、石炭鉱業におきましても、急速に出炭能率の向上と経営合理化の努力が積……

有田二郎[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

有田二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました配炭公團法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  配淡公團法は基礎物資たる石炭及びコークス等の一手買取り販賣機関たる配炭公團の組織法でありまして、昭和二十二年四月に制定されたものでございます。この法律はあくまで臨時的性格のものでございまして、本年四月一日に失効することになつております。昨年來石炭情勢にも相当の変化がありましたので、今や配炭公團の組織及び運営につきまして、再檢討を加えるべき時期に立至つているものと考えられるのであります。しかし配炭公團の現在果している機能にかんがみまして、今ただちにこれを廃止することは困難なる事情があり、一……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました貿易公團法の一部を改正する法律案の、提案理由及びにその要旨を御説明申し上げます。  昭和二十四年三月五日付、日本政府あて連合國最司令官官僚により、食糧貿易公團及び原材料貿易公團を三月三十一日をもつて廃止すること、並びにこれらの公團の從來取扱つていた業務のうち、四月以降も存続を要するものは、他の政府機関に移管すべきこと等が要請されましたので、食糧貿易公團及び原材料貿易公團を廃止するとともに、これらの公團の從來行つていた業務のうち、四月以降もなお存続を要するものは、存続する貿易公團においてもなし得ることといたしましたほか、廃止貿易公團の資産及び負債のうち、六……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました鉱山保安法案につきまして、その提案理由を御説明いたします。  御承知のごとく、鉱業の保安に関する法制の歴史はきわめて古く、保安が生産の基礎となる鉱業の特殊事情に即應いたしまして、明治二十三年の鉱業條例以來、施設の保安、鉱夫の保護、鉱害の防止等に関し、これを法的に規制し、商工省において総合的かつ一元的に監督して参つたのであります。終戰以來、主として戦時中の濫掘による鉱業施設等の荒廃のため、鉱山の保安状況は悪化し、鉱業生産の確保向上のためには、保安條件の整備が焦眉の急とされているのであかますが、これを規制する現行法規には若干の不備もあり、監督機関も十分とは言……

第5回国会 商工委員会 第10号(1949/05/07、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題に供せられました中小企業等協同組合法案について、簡單にその提案の理由を御説明申し上げます。  わが國経済の再建上、中小企業の維持、育成が不可欠の要締であることは、あらためて申し上げるまでもないことでありますが、このためには、まずもつて中小企業の組織化をはかり、その水準の向上と競争力の強化をねらつて行くことが、ぜひとも必要でありまして、このことを前提として、その上に諸般の中小企業振興策が講ぜられることが、最も適当であると考えるのであります。この趣旨からいたしまして、中小企業に関する協同組合制度の確立は、焦眉の急を要する問題であります。しかして、この制度に関して特に考慮……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 原議員の提出になりますこの法案につきましては、政府といたしましてただちに各農村の許可というところまでは行けないことは、事務当局からの報告の通りでありますけれども、門戸を廣げる。そうして全國的にも、この武庫郡と同じようにいろいろな特殊な場所も多かろうと思うのでありまして、いわゆる地方財政が非常に逼迫しておるというような観点から行きましても、この法案に政府としては反対する理由を持たないのであります。門戸を開くというような意味合いにおいても、特に國民の気持を明るくする上においても、また地方財政の逼迫しておる折柄でありますから、そういう観点から考えましても、本法案に対して政府としては反……

第5回国会 商工委員会 第14号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいま議題となりました配炭公團法の一部改正に関する法律案の提案理由、及びその趣旨を御説明申し上げます。  配炭公團の組織機構及び業務運営を今後いかに取り扱うかという問題に関しましては、かねてから種々論議のあつたところでありまして、本年三月末の配炭公團法の有効期限満了にあたり、本委員会におきましても一應の御審議を願つたわけでありますが、これが根本的改革に明しましては種々複雑困難な事情があり、当時はいまだ政府の具体的方針を決定することができない状況でありましたので、さきの委員会におきましては、現在の経済事情下において一挙に公團機構を廃止し、計画配炭の実施あるいは價格及び運賃プール……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 実はそれは私の手落ちであります。苫米地農業政務次官の手落ちではありません。私どもとしてまことに申訳ないと思います。この問題が起りましたのは四、五日前から参議院の農林委員会から次の手が上りまして、約十年ほど前からこの問題が問題になつておることは御了承の通りであります。とにかく非常にむずかしい問題であるというようなことから、遂に政務次官を中心にして一つの方針をつくるということになつたわけでありますが、何と申しましてもこれは農民の携奨物資であります。農民が長い間一年間働いて供出をした米あるいは麦あるいはばれいしよ、これに対する報奨物資に限られておる問題でありまして、商人の商権というこ……

第5回国会 商工委員会 第24号(1949/05/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 小金委員の御質疑にお答えいたします。漁網の生産を農林省にとるという運動は、以前からずつと行われておつたのでありますが、最近非常に熾烈になりまして、現段階は当時商工大臣であつた稻垣氏と、農林大臣であられる森氏との間に、安本長官に決済を一任することに決定して、月曜日の閣議にこれが出るというような状態であると聞いておるのであります。通産省としての所見といたしましては、先般來漁網の業者を呼んで私が意見を聞きますと、結局は通産省にあると金融が思うように行かない。あるいはまた通産省におると輸送切符を必要とする。農林省に行くとこういつたものがなくなると農林省の者は言つておる。あるいはその他い……

第5回国会 内閣委員会 第16号(1949/05/07、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 わが國経済の自立を目途として、國際通商主義を中心とする産業行政推進のため、政府は、すでに旬日前通商産業省設置法案を國会に提出し、御審議を仰いで参りましたが、國会の御努力により近く議決の運びに至りましたことは、まことに感謝にたえぬところであります。  御承知のごとく、通商産業省は從來の商工省、貿易廳等を解体して新たに設置されるのでありますが、その権限、所掌事務等については、從來の商工省のそれを受継ぐ点が多いのでありまして、通商産業省設置法の施行に伴つて、他の法令について当然所要の修正を行わねばならぬのであります。このため政府は、通商産業省設置法の立案に並行して、同法施行に伴う関係……

第5回国会 農林委員会 第29号(1949/05/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 この問題は大体安本において発表になることになつております。安本長官が皆様にさようお話になりましたら、その線において商工省としても異存はないのであります。さよう御了承願いたいと思います。
【次の発言】 御説ごもつともでありまして、たしかにさような考えもできると思うのでありますが、すでに安本長官なり、あるいは農林大臣からお話があつたことと思いますが、麦並びにばれいしよの報奨物資の衣料品の配給につきまして、目前に差追つた問題でありまして、しかも御存じの通りに、今日の段階におきましては、各縣におきましていろいろと事情を異にしておりまして、現段階においては、安本、農林、商工と集まりまして……

第5回国会 農林委員会 第33号(1949/05/27、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。田植期を目前に控えまして、硫化鉱の出荷のストはまことに憂うべき状態であると思います。現在のところは大体関西特に岡山縣柵原を中心として出荷ストに入つているのでありまして、関東方面は現状はさしたることはないのでありますが、関西の工場はこの問題を契機として、各肥料工場とも非常に困つている状態にある。しかしながら近く全國的にストが行われる情勢にあるのでありまして、通商産業省といたしましては、重大なる関心を持ちまして、その対策に腐心いたしているのでありますが、御存じの通りに、この問題は價格の問題が一番大きな問題の一つであります。われわれとしては、物價廳……

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 春日君の御質問にお答えいたします。  企業三原則あるいは経済九原則、ドツジ・ラインに沿いまして、商工省所管の業務の上にいろいろな支障がありまして、特に金融の面におきまして、赤字金融が企業三原則で認められなくなりましたために、各企業とも金融が逼迫いたしておるというのは、春日委員の今お話の通りであります。要は放漫政策を引締めて、企業の合理化をいたすよりほかに方法がないのでありまして、この面に向つて商工省としては、各地方の商工局を通じて、そういつた指導をただいまさせておる次第であります。特に賃金の未拂い、あるいは不拂いにつきましても、これは一番優先的に支拂われなければならぬものであり……

第5回国会 労働委員会 第7号(1949/04/23、24期、民主自由党)【政府役職】

○有田政府委員 今前田委員から公團のお話がありましたが、商工省所管の貿易公團につきましては、御存じの通り四月一日に約二千七百名整理されたのであります。いずれも今日までの段階におきましては、大体において就職をいたしたのであります。その点御報告申し上げます。
【次の発言】 前田委員の御質問にお答えいたします。九原則の線に沿つて失業するのを、商工省で調査いたしましたのでは、大体三十万から六十万程度になると考えております。さらにこれに対して生産計画遂行の結果、政府としては大体五億五千万ドルの輸出を予定しております。それが完成いたしますと、大体重要基礎産業で約二十万、この関連産業で約二十万を要する、かよ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 現在の電力需給状況並びにこれが具体的対策について、資源庁長官の説明を承りたいと思います。  今年は一月以来降雨はきわめて順調であつて九、十月のごときは例年よりも降雨量が多かつたはずであります。しかるに緊急遮断がほとんど毎夜のごとく行われて、われわれ需要家は非常に迷惑しておるのであります。元来電気事業は営利事業であると同時に公益事業でありますから、あらゆる努力を拂つて夜間の点燈用電力は十分に供給すべきものであると考えるのであります。  まず最初に、降雨量が多く、水力発電量も多いはずであるのに、水力を主としておる関東地方において、現在電力不足の状態を現出しておりますが、この理由に……

第6回国会 通商産業委員会 第8号(1949/11/16、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今澄君。
【次の発言】 この際川上さんにお諮りいたします。外国為替管理委員が関係方面との連絡でお帰りになりたいという話でありますが、これに関する質疑をやつていただきたいと思います。
【次の発言】 それではちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  次会の開会日時は公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。     午後零時五分散会

第6回国会 通商産業委員会 第15号(1949/11/28、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員会の職務を行います。まず委員の異動についてお知らせいたします。本日淵上房太郎及び田中伊三次君が委員を辞任せられまして、新たに小西英雄君、中垣國男君が委員に選任せられました。以上念のためお知らせ申し上げます。
【次の発言】 ただいまより一昨二十六日本委員会に付託になりました輸出信用保険法案を議題として審査に入ります。まず提案理由の説明を求めます。稻垣通商産業大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。質疑は次会より行うことにしまして、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもつてお知らせいたします……

第6回国会 通商産業委員会 第16号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 共産党の田代委員から、超党派的にこういうような問題を扱えというようなお話がありましたが、まことに同感でありまして、この問題に関しては超党派的に、特に共産党諸君も一緒になつてこの問題を考えして行くべきだ、かように私は考えます。従つて今までの他の委員の御質問に重複するきらいがありますが、本法案審議の上に非常に重要な問題でありますから、重ねて政府の答弁を求めたいと思います。すなわち違憲論とか、あるいは戰時補償打切りとか、石炭消費税の問題等々種々の質疑応答がありましたが、被害物件が民有であるとか、公有物であるとかの区別がありますが、要するに復旧工事の責任は、国あるいは加害炭坑あるいは……

第6回国会 通商産業委員会 第18号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○有田(二)委員 特別鉱害の原因は戦争中にあるのでありますが、鉱害の発生は戦事後にも多くありまして、しかも鉱害を加えたのは国の命令によつて加害炭鉱がやつたのであつて、被害者は全然これに関係なく、まつたくお気の毒なものであることは申すまでもないのであります。ただいま佐藤法務意見長官の御意見によつて、またこれらの見地からも風水害による被害と同一視して、公共事業費の中から国家が工事費全額を負担すべきであるというような考え方もできるのでありますが、これに対しての御意見を承りたいのであります。
【次の発言】 通産政務次官からも、福田委員からもお話があつたが、国家がこれらの風水害と同じような考え方をもつて……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/02/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 伊藤憲一君。
【次の発言】 小西英雄君。
【次の発言】 これにて電気に関する件は一まず打切ります。
【次の発言】 次に中小企業に関する件を議題として調査を行います。門脇勝太郎君。
【次の発言】 この際門脇君にお諮りしたいことがあります。大臣は、閣議が開催されておりますので、簡単に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめまして、次会は公報をもつてお知らせいたします。  これにて散会いたします。     午後四時四十四分散会

第7回国会 通商産業委員会 第22号(1950/03/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際、中小企業庁の新らしい長官になられました小笠君にひとつ答弁を承りたいと思います。中小企業対策としては単に経済的合理性に基く政策ばかりでなく、零細企業について別途の措置をとる必要があると考えるが、長官としてどういう考えを持つているか承りたいと思います。
【次の発言】 それについてお願いいたしたいことは、各都道府県において、これらの零細企業に対してのいろいろな努力が払われておるようでありますが、それらと十分なる御連絡をおとり願つて、そうして零細企業に対して、十分なる政府としての努力をお願いする次第であります。  第二点としては、政府は中小企業金融に関して、種々対策を講じてい……

第7回国会 通商産業委員会 第34号(1950/04/22、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員長の職務を行います。  前会に引続きまして、臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として審議を進めます。質疑を継続いたします。今澄勇君。

第7回国会 通商産業委員会 第35号(1950/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 休憩前に引続き会議を開きます。私が委員長の職務を行います。  臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として質疑を継続いたします。風早八十二君。
【次の発言】 西村委員の御質問にお答えいたします。今日の段階において提案者からいろいろな説明がありましたけれども、すでに石炭の実際の情勢が、御存じの通りでありまするし、しかも国会終了まぎわに関係方面のオーケーもとれたようなことでありまして、十分なる御審議ができないという点は、非常に遺憾でありまするけれども、本案は参議院においても十分審議を盡さなければならぬと考えまするし、手続上の非常な不手ぎわにつきましては、まことに申訳な……

第7回国会 通商産業委員会 第36号(1950/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 これより通商産業委員会を開会いたします。前会に引続きまして私が委員長の職務を行います。  ただいまより臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案を議題として審査を進めます。質疑を継続いたします。河野金昇君。
【次の発言】 ただいま福田君より質疑打切りの動議が提出されましたが、本動議について採決いたします。賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よつて本動議は可決いたしました。これにて本案に対する質疑は打切ることと決しました。  討論、採決は午後一時より行うことといたします。それまで休憩いたします。     午後零時一分休憩

第7回国会 通商産業委員会 第37号(1950/04/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 大臣にお伺いいたしますが、一体これだけの大きな法案を、しかも国会があと余すところ非常に少い期間ということを、一切御存じでお出しになつたのか。どういうつもりでお出しになつたのか。われわれはまことに了解に苦しむのであります。しかも日本あげての非常に重大な問題、第一われわれとしては提出された資料を読むだけでも相当な日数がかかります。この国会ではとうてい通らないだろうということを、お考えの上でお出しになつたものか、承りたいと思います。
【次の発言】 つい最近通産大臣を兼攝された。この法案は、大臣に就任される以前にいろいろと交渉があつた問題だと思われるのであつて、ただいま通産大臣として……

第7回国会 通商産業委員会 第44号(1950/07/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 田中君の御質問に対しては、われわれは詳細に政府並びに金融方面から、通産大臣なり大蔵大臣なり、特にポリシー・ボード委員長であり日銀総裁である一万田氏を呼び出して話を聞かぬ限り、私は徹底しないのではないか、政府の最高の責任者の責任ある答弁によつて、今の田中氏の質問なりその他われわれが質問したいと思うことをはつきりしていただきたい、かように私は思います。特に金融面についてはローマ法王といわれている一万田君を呼び出さぬ限り、金融の斡旋部長をおよこしになつておられますが、これだけの権限では私はどうもできないのではないか。今日はこれから日銀の融資斡旋部長のお話を承る、そして晝から早急に連……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 決算委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 会計検査院の方からお越しになつておられる方のお名前を承ります。
【次の発言】 大体決算委員会をやるについて、会計検査院長もお越しにならず、また一時から決算委員会が開会されることをはつきりおわかりになつているにかかわらず、下岡検査官もお越しになつておらない。大体会計検査院というものは、衆議院というものをどうお考えになつているか、このことを承りたい。
【次の発言】 御答弁は御答弁として承りますが、実際問題として、おそらくきようで本国会の決算委員会は終るのじやないかということすら言われておるときでありまして、この大切なときに、院長も検査官もお越しにならないというような不熱心なことが……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/29、24期、自由党)

○有田二郎君 今委員長から二百幾らとありましたが、医薬分業実施を目的とする薬事法改正に関する請願の件は、千五百五十六件でありまして、これを代表して御紹介申し上げたいと思います。まず請願書の趣旨を朗読いたしたいと思います。  終戰後、社会各般の法律制度に幾多重要なる進歩的改革が行われましたが、七十年来いまだに旧態依然として、最も不合理な状態に放任されてあるものは、医療制度であります。医学の專門家ではあつても、何ら薬学の專門的学識技能を修得していない医師に、従来調剤、投薬の行為を認めたゆえんのものは、薬剤師の普及しない時代の便法として、暫定的に許可したものであり、大正十四年第五十議会において、議員……

第8回国会 大蔵委員会 第2号(1950/07/15、24期、自由党)

○有田(二)委員 今正示長官代理から御訓示を頂戴いたしまして恐縮に存じます。徴税について努力しておられることは、われわれは感謝しておるのでありますが、いずれ質問はゆつくりとやらせていただくとして、私は次のような調査をお願いいたしたい。各局、各税務署に割当というものが行つておりますが、その割当をわれわれに示していただきたい。その割当がどういうように行つておるか。これと同じように関東信越の国税局の大体の割当は幾ら、その割当がどういうようにとられて、どういうような成績が上つておるか。また各税務署管内に割当が行つておりますが、その割当に対してどれだけ徴税ができておるかというような調査を頂戴いたしたい。……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行について……。田中さんの質問のまん中でちよつと入れていただきたいと思いますが、阿部さんは説明員であるし、特に清算人であります。消えてなくなる存在の人であります。しかもこの法案に対して吉田管財局長が来ているにもかかわらず、吉田管財局長がそれに対する答弁をしない。吉田管財局長でわからないことを、清算人が説明員として説明をするならばわかりますが、一体初めから説明員である阿部清算人が答弁に当つている。それが政府代表としての答弁であるとは聞きとりにくいのであります。さらに船舶公団に関しては、運輸省から出てこられまたわれわれの質問に答えるべきである。本法案は通さぬでいいというお考……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)

○有田(二)委員 物品税の話が出ましたから、関連してこの点について政府当局の御意見を承つておきます。今三宅委員からもお話がありましたが、物品税については非常に不合理な点が多いのであります。一例をサツカリンにとりましても、サツカリンの税金が三千円幾ら、しかもサツカリンのやみ値が三千円を割つておるというような現状であります。私が商工省におりましたときも、商工省と大蔵省との連絡がうまく行つていない。大蔵省は税金さえとればいいのだ、商工省は生産さえすればいいのだという態度で、横の連絡が一つもとれていない。今の三宅委員のおつしやつた、まじめな者が損をして、ふまじめな者が要領よく世の中を渡るというような問……

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 その事務官の懲戒免職さしたということはわかる。それの監督の衝にある係長あるいは課長、これらに対する処分はいかような御処分をなされましたか。
【次の発言】 刑事事件の問題は別でありますが、金を使い込んだということははつきりしている。それによつて懲戒免職をしたのだ。その事実に対してその上長の監督者の処分をしなかつたわけでありますか、承りたいと思います。
【次の発言】 刑事事件としての処分の真相の結果を待たないでも、金の使い込みということははつきりしておる。それによつて懲戒免職をなさつておるわけですが、それに対する責任、これは單に広島の事件だけではなく、全国のいわゆる国税局管内ある……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 日本国有鉄道の業務局長さんですか、藪谷さんにひとつお尋ねいたします。日本交通公社がこういう本屋の卸屋をしているということは、あなたの方の大切な切符の料金を預けているという建前からいつて、こういうロマンス社の問題から考えて妥当であると思われるかどうか、ひとつ御答弁願います。
【次の発言】 逸脱してはいないというお考えでありましようが、すでに実例がこういうように五千万円という債権となつて現われておる。そのために、ひいては切符代にまで影響を及ぼして来て、広く国民全体に迷惑をかけるというようなことが考えられるわけです。交通公社の定款の中にある一つの職権外に出ていないことはもちろんであ……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連してお尋ねしたいのは、一体公認会計士というものは、敗戦後の日本にどのくらい必要でしようか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 今の政府委員の御答弁では五、六百人が妥当だというお話でありますが、公認会計士というものは博士号ではないのです。実際に必要があつて置くのであつて、博士号なら、あなたの言われるように、博士号の権威のためにこうあらねばならぬと思うのですが、現在の世の中では、政府委員は五、六百人いるというお考えを持つておるが、今二百五、六十人よりいない。しかも試験によつて百人くらいずつということになると、公認会計士が必要でないならば別でありますが、今日の世の中では必要であ……

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 銀行局長はたしか日銀の監督官か、監理官か、そういう立場にあられると思うのでありますが、どうも大蔵省は日銀に頭が上らない。伝うるところによると、大蔵大臣は日銀のローマ法皇と称せられる一万田総裁に頭が上らないと言われておる。ところが日銀の監督は銀行局長がしておる。頭が上らないはずはないのでありますが、一般にそう言うのです。そして私が先般来日銀の資料を請求してもなかなか出そうとしない。先般私が通商産業委員をしておりましたときにも、通商産業委員会におきまして、一万田総裁なり、二宮副総裁の收入の点について私は質問をした。たとえば新聞では日銀総裁は月給は六十九万円、副総裁が月給五十万円、……

第8回国会 大蔵委員会 第13号(1950/07/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 今澄君にお尋ねいたしますが、信用協同組合のこの法案をお出しになつた趣旨は御説明でよくわかつたのでありますが、今まで大蔵省からこういう法案を出さなかつたために許可が非常に遅れた、あるいは非常に不便であつたというような実際的なお話があつたら承りたいと思います。
【次の発言】 今澄氏の今の御答弁に対して、いわば政府の不信任というようにも解釈されるのでありますが、銀行局長にこれに対する御答弁を願います。
【次の発言】 もう一度銀行局長にお尋ねしたいのであります。しからば本法案がなくとも銀行局長としては十分期待に沿い得る、かようにお考えになりましようか、この点をお伺いいたします。

第8回国会 大蔵委員会 第15号(1950/08/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際国税庁長官に関連した問題について、御意見なりその後の方針について伺いたい。  私、先般国政調査に参りましたときに、国税庁から所得税課の吉國氏をわざわざ大阪によこして、万遺漏ないように非常に御苦心になり、あるいは間税部長もお越しで、非常に気を使つておられるという点については、私は国税庁の方々の、特に正示総務部長の心づかいについては非常に多とするものであり、非常によくなつて来ておると思うのであります。私の調査いたしました結果の一例は、大阪の安倍野の税務署長――決して悪い意味ではないのでありますが、国会から国政調査に專門委員室の田中君を連れて参りましたときでも、安倍野の署長に……

第8回国会 大蔵委員会 第16号(1950/09/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際銀行局長にお尋ねしたいのですが、預金の祕密制ですね。先般来、国政調査で大阪、広島各国税局管内をいろいろ調べてみましたが、一税務吏員が名刺一枚で銀行を調べる、そういつた行き過ぎがありますために、もう銀行には預金しない、銀行みたいなところに預金しておつたら困る、もう絶対銀行に預金しないのだという声が大阪方面で相当あがつている。預金も最近漸次減つて来ているように私聞いている。預金の祕密制について銀行局長の所見を承りたい。
【次の発言】 どうも銀行局長さんは少し弱過ぎる。少くとも預金の祕密性というものは確保されてしかるべきものであると思う。銀行局長は大蔵大臣が主税出身であり、ま……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 国民金融庫の理事の方にお尋ねいたしたいのであります。今三宅委員からお話がありましたが、三宅委員のお話の中に、非常にいいお言葉があつたので、その点は幾分感づかれる点もおありになるだろうと思いますけれども、先般、私、商工中金を調べましたときに、貸付係の態度を横でじつと見ておつたのですが、まつたく官僚的な態度で非常に憤慨した例があるのです。やつぱり理事とか総裁とか副総裁とかいうようになると雲の上の人で、下のことはなかなかわからぬだろうと思うのですが、下の調査に行かれる方、あるいは貸付係の方は、ひとつ十分親切丁寧にやつていただく。金額については共産党からも御希望がありまするが、自由党……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○有田(二)委員 間税部長にお尋ねいたしたいと思います。惡質な密造部落の取締り、あるいは密造に対する取締りの対策はどういうようにお立てになつているか。たとえば国警との間にこういうような会議を開いて、そして全国的にこういう指令を出している、各国税局管内の間税部とどういうふうにしてやつている、あるいは検察庁とどういう連絡をとつてやつているとか、各地々々であるでしようけれども、国税庁の間税部長として、検事総長であるとか、あるいは国警長官であるとかいう方面と、どういう総合的な連絡をとつておられますか。そういうことをやつておりませんか、お尋ねいたします。

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 他の委員からもいろいろお話がありましたが、国税庁の長官以下幹部は非常に良識があるからいいのでありますが、下僚官吏の中で行過ぎが相当多いのであります。今の竹村委員の質問に対しても、一応行過ぎだという長官の御答弁がありましたが、單に行過ぎとして看過しないで少くとも長官初め直税部長においては、ぜひとも行過ぎのないように、将来ともできる限りの努力をされるように要望いたします。

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連して……。今のお話をお聞きして、法的にはあるいは局長のおつしやる通りかもしらぬが、とにかくジェーン台風なりキティ台風なりによつて、そういう問題が起きて来た場合、一々財務部へ行つて許可を得なければ何もできないというようなことではいけない。そこは政府が特にその神社なり仏閣なりに管理させておるわけですから、その連絡指導のよろしきを得て、事後に許可をしてもいいわけです。また社がつぶれたとかいう場合、それを一々財務部へ行つて許可を得なければさわることができないというのは、まさに法律をまつ正直にやつておるのには違いないのだろうけれども、その運営の上において私は遺憾な点があると思う。い……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、自由党)

○有田(二)委員 このうちの日本輸出銀行法について大蔵大臣の御所見を承りたいのであります。本国会はもう日にちがないのでありますが、もしもこの法案が通つたと仮定いたしまして、その場合にいつごろこの銀行を開店させるか。この点について大蔵大臣の所見を伺いたい。
【次の発言】 それでは大臣は十二月中とお考えになつておられまするけれども、事務の都合で遅れることもあり得るわけであります。そのために輸出の状態が悪くなることもあり得るわけであります。それに対するこの銀行ができるまでの金融処置について、大蔵大臣はどういうお考えを持つておられますか。
【次の発言】 それからこの輸出銀行法についてもそうでありますが……

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 今大臣の説明の中に、災害関係経費として五十九億と言われましたが、この書類には五十億九千万円とありますが、どちらが正しいのですか。

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 茨城県知事としてでなく、知事全体の代表と考えまして、お聞きしたいのですが、非常にお困りであるということは、われわれもよくわかるのでありますが、地方各県庁における、たとえばむだを排するとか、行政整理をするとか、そういうような点で、もつと経費の節約をしていただける点があるかないか。現状以上は絶対にできないというようにお考えであるかどうか。非常にお困りであるということはわれわれも了承しておるわけですが、やはり地方の各県においても、こういう敗戦後の今日の状態でありますから、できる限り自粛をしていただきたい。自粛をなさる余地がありやいなや、この点をお聞きしたいのです。

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 これから各委員会から決議事項が、本委員会に幾つも出て来るだろうと思うのですが、それを一々本委員会で問題にしておつたのでは、予算の審議もできなくなつてしまう。参考意見としてわれわれが聞くことはけつこうと思いますが、本委員会にそれを動議としてかけることは反対であります。私のこの動議に賛成されんことを望みます。

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)

○有田(二)委員 その点について西村委員から御注意がありましたが、大蔵大臣に話しましたところ、昨日の二百億というのは誤りであつて、二百四十億に訂正するということにきまりましたから、西村委員に御報告申し上げる次第であります。
【次の発言】 岡野国務大臣は今地方行政委員会の方に行つておられますが、すぐ参りますから……。
【次の発言】 それでは井出一太郎君。

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行上……。ただいま横田委員の質問は、占領軍誹謗にわたるかどがありますので、本委員会として懲罰動議を提出いたします。
【次の発言】 野党の諸君がただいま農民協同党の部屋で会議を開いており、さきに橘委員からも委員会開会について申入れをしたのですし、また放送も二回にわたつてやつておるのでありますが、また私もただいま参りまして、委員会開会の旨を申し上げ、入場を要求したのでありまするけれども、野党の諸君はそれをがえんじないのです。審議権放棄とみなして、ただちに質疑に入られんことを望みます。
【次の発言】 これにて質疑を打切られ、討論に入られんことを望みます。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/06/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 薬務局長もお越しになつておりますから、政府にお尋ねしたいのですが、二年ほど前私が厚生委置をしておりました当時にも申し上げたことですが、免許状の下付が非常に遅れるということで、医師の免許状、あるいは歯科医師、薬剤師の免許状をすみやかに下付されるような努力をするような方向にお願いもし、またさように努力されたように思うのですが、現状では試験が通つて何日ぐらいで免許状が下付されるのか。――医務局の場合は医師、歯科医師、薬務局の場合は薬剤師についてこの点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 国家試験の期間が何日かかるかという問題についてそれぞれ事情があるので、一月かかる、二月かか……

第10回国会 厚生委員会 第36号(1951/06/04、24期、自由党)

○有田(二)委員 今丸山委員からお話がありましたが、私としては、大体委員長が仰せられた参議院の修正案について、高橋検事の意見を徴せられるのはけつこうでありまするが、そうでないと、高橋検事は今までいろいろな本に、医薬分業については大体医師側に有利な解釈をされておる。しかも検事としてお話になるのでありまするし、特に私はこの際双方円満な解決のためには、ぜひとも今委員長の申されたように、参議院において修正された部分に対する検事の所見を聞くといつたところに、限定していただきたいと思います。
【次の発言】 国会は国憲の最高の機関であつて、法の解釈、調剤権に対する解釈は、先般衆参両院において話合いがきまつた……

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま大泉君から質問がありました富裕税の問題でありますが、先般地方へ参りましたときにも、地方の国税局の方々がやはりこの問題で非常に悩んでいる。このことはすでに主税局長もよくお聞きのことだろうと思います。ただいまの大泉君の質問に対しての答弁のうちにも、そういうような趣旨のものも含まれておると思うのでありますが、今日の税務吏員の中には、非常におもしろくない考え方なり、思想を持つている方がまだまだあるのであります。かような算定方式のままで、全部が主税局長のようなりつぱな税務吏員であるならば、その運営もうまく行くであろうと思うのであります。しかしながらたくさんの税務吏員の中には、ま……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/03/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま議題となりました資金運用部資金法案、郵便貯金特別会計法案、会計法の一部を改正する法律案、資金運用部特別会計法案、及び資金運用部資金法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の五法案については、すでに質疑を盡されたかと思われますので、この際右五法案について質疑を打切られんことを望みます。

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/03/31、24期、自由党)

○有田(二)委員 主務局長に御質問いたします。せつかく三宅委員から御説明があつたのですが、しかし現状の税務代理士に対する国税局並びに税務署の態度というものが、ちよつとじやまもの扱いというか、税務代理士がやつて来るとかえつて毛ぎらいするというような向きが非常に多かつた。最近は漸次少くなつて来たようでありますけれども、まだそういつたものが残存しておる。ここに議員提出の税理士法案というものが出て来たことは、非常にけつこうだと思いますが、どうです。主税局長として、大蔵省として、ありがた迷惑だという感を持つておるのか、こういうものが出た方がいいという考えを持つておるのか、まず所見を伺いたいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第55号(1951/05/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 銀行局長にお尋ねしたいのですが、保険会社が、ひもつきでいろいろな金融をやつておるという事実がすでに出ておりますし、また実際に表面に出ていなくても、行われている事実があると仄聞しておるわけであります。これに対する銀行局長の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 極力御盡力なさることはけつこうでありますが、まず根本的に日本銀行は銀行であつて、保険会社ではそういう融通をしないというような考えを日銀は持つておられるようですが、これに対する銀行局長の御所見を承りたい。
【次の発言】 保険会社のそういう問題が、あちらこちらから起つて来ておるのでありますが、これは同時に脱税行為にもなるわ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際主税局長に聞きたいと思う。第三者通報制というものがありますが、もう日本の国もおちついて参つたのであります。日本の国民性に合わないやり方であります。かつての主人の裏を摘発する。しかもそれによつて五十万円の謝礼をとる。私の選挙区の大阪ではこういう第三者通報制によつて、株式会社までこしらえて五十万円を当てにして、他の非行をあばくというようなあり方が多いのでありますが、大阪局で調べましても、第三者通報制による脱税上の査察課による摘発の率は、非常に僅少であります。従つてこういうものは講和会議調印が済み、近く批准の運びになろう。しかも国会においてすでに昨日衆議院を通過したというよう……

第12回国会 大蔵委員会 第7号(1951/10/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ちよつと大蔵大臣に一点だけお愚ねしたいのでありますが、間接税の問題であります。先般も私は高級織物というようなことを申し上げたのでありますが、ただいまの川野委員からの質問に関して、間接税は動かさない、物品税は動かさないというお話がごございましたが、私は動かさないどころでなく、とるべきものはもつととつてもらいたい。四割の消費税を一ぺんになくしてしまつたということは、何としても大蔵行政にりつぱな功績を積んで来られた池田さんとしては大失敗であつたと思う。少くとも百億以上の税収を一ぺんになくしてしまつたということは、非常に遺憾でありまして、今日これを消費税でとるということは、実際として……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/05、24期、自由党)

○有田(二)委員 国民金融公庫について、総裁がお越しになつておりますから、まず総裁にお聞きしたいと思います。国民金融公庫は運営が非常にうまく行つておると承つておりますし、また国民もそれに大きく期待し、国会も大きく期待しているところでありますが、何としても金に関する問題でありますから、やはり第一線でもつて、小さな金融ボスというようなものがおつて、第一線の人たちと連絡をとつておる。一例をあげますと、満州あるいは中国方面からの引揚者で、それらの一部の人が国民金融公庫と連絡をとつて引揚者に貸出しをするという名目のもとに、いろいろと不正なことが行われておるという情報も、われわれは承つておるのでありますが……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/09、24期、自由党)

○有田(二)委員 大久保外為委員もお見えになつておりますから、一言お聞きしたい点は、前の大蔵次官の当時、大蔵省と外為委員会との間がうまく行つていなくて、特に大蔵省としては、予算の面で主計局が外為委員会を締めるというようなことがあつて、新聞にも外為委員会と大蔵省のトラブルが報道されたことは、御存じの通りであります。最近はそういうことがないかどうか。外為委員の大久保さんにお聞きしたいと思います。
【次の発言】 了承したのですが、銀行局長にお尋ねしたい点は、外為委員会の存置ということは結局国会において決定される問題であつて、外為委員会が存置する限りにおいて、やはりそれに対して大蔵省としても十分協力し……

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○有田(二)委員 今の苫米地君の質問の途中に、了解を得て質問いたしたいと思います。  私先般国政調査で、北海道へ参りますときに、当時の営業局長のところへ国鉄関係について意見を求めに行きましたところが、青函連絡のただいま苫米地さんの質問なり鉄道部長からの答弁の件について、有田議員として研究してもらいたいという意見を聞きまして私は北海道へ参つたのでありますが、今度の国鉄運賃の値上げに関して、やはり北海道の問題について、運輸省並びに国鉄当局は、十分この点は考慮すべきものである、私はかような個人的な見解を持つて帰つておるものであります。特に御存じの通りに、函館には四つのさん橋があつて、青森には三つしか……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)

○有田(二)委員 まず総裁に一つお尋ねしたいことは、この間北海道へ参りまして感じました点は、北海道の職員も、それから九州の鹿兒島の職員も、同じような物資の割当の配給を受けておる。軍手に例をとりましても、軍手一年間八双というのに対して、鹿兒島でも八双なら北海道でも八双である、寒冷の地もまた暖かい所も同じような物資の割当がされておるのであります。これは職員組合というものがあつて、そういうようになつたのかもしれませんけれども、実際のところを見て参りまして非常に不合理な点がある。この点国鉄としてはこれに対する対策をお考えになつておられるのかどうか、これを承りたいと思います。

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  池田大蔵大臣の財政演説では、将来の方針として安定、能率、発展をあげておられるのでありますが、一体現状は安定しているでありましようか。能率、すなわちどれだけ合理化されているでありましようか。また発展の段階に入つたのであるかどうか。池田大蔵大臣がこの基本方針を特に強調した腹は、一体どこにあるのか。また今後大蔵大臣の指針のごとく、安定し、能率化され、発展の段階に入るであろうかどうか。この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今度提出された補正予算は、当然明年度予算に連鎖していることは、大蔵大臣の説明にもある通りでありますが、……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)

○有田(二)委員 ちよつと……。
【次の発言】 一言だけ……。私のお尋ねしたい点は、ドツジさんがお越しになつて、減税に対して反対である意思表示をなさつたのありますが、私はこれは減税ではない、税制の均衡をはかるための施策であつて、今度の大蔵大臣の方針に、われわれ満腔の敬意を表しておるのであります。ドツジさんはまた別の立場から反対をなさつておられると思うのでありますけれども、日本の国内事情とアメリカの国内事情とは、おのずから私は違うと思うのであります。私は池田大蔵大臣の所信に賛成であると同時に、ぜひともこの税金のいわゆる平均化、不権衡にならないようにするための今度の税制改革を通していだきたいと思う……

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/07、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいまの動議は討論を省略し、議決せられんことを望みます。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/14、24期、自由党)

○有田(二)委員 今三宅委員からお話がありましたように、今度あなた方の業態は五割上げてもらわなければならないというような表現が、全国的に各税務署で行われておるのであります。大臣のお話はまことにけつこうな御意見で、さすがは大蔵大臣と思うのでありますが、実際第一線に行きますと、お前どもの業態は全部五割上げなければいけないというような、ほとんど命令的な話合いで、特に私なんかは大阪市という特殊な選挙区でありますので、そういう不平が非常に多いのであります。親の心子知らずというもので、せつかく池田さんのそういつた気持があるのにかかわらず、第一線の表現の仕方が悪い。これは国税庁から国税局、国税局から税務署へ……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/20、24期、自由党)

○有田(二)委員 宮腰君の御了解を得ておるので、国税庁長官に伺いたいと思います。ただいま予算委員会で質疑応答の最中でありますが、われわれ大蔵委員としては、国税庁の予算に非常な関心を持つておるのであります。特に第一線で徴税される税務署の署員の超過勤務手当なり、また旅費その他いろいろな物資購入の費用について、万遺漏なくやつておるかどうか。ことに本年度の予算ではどういうことになつておるか。この点を長官から承つておきたいと思います。
【次の発言】 長官のお話で、今度の予算は昨年よりも劣つていないという報告を受けて了とするものでありますが、昨年度よりも物価も上つておりまするし、その運営において、国税庁と……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/02/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 今内藤委員から局長にお話があつた青色申告の近親者の五万円の免税の問題であります。私は帳簿という問題について、もう一ぺん検討すべきであると思う。今農村の話が出ましたが、もちろん農村もそうでありますが、都会にあつても、職人というような方々に帳面をつけさせるということは、日本では無理だと思う。全部帳簿でやるという考え方は、私は主税局から一掃すべきではないかと思う。実際第一線で税務署が税金をとつておられるのは、今内藤委員のお話の通りに、帳面を見ないで大体このくらいだという見当で、更正決定を、この程度でひとつあなたの方で判を押してくれというようなやり方が、非常に多いのであります。過去に……

第13回国会 大蔵委員会 第25号(1952/03/01、24期、自由党)

○有田(二)委員 一点だけお尋ねいたします。物品税の証紙の問題でありますが、先般の予算委員会の分科会で説明を聞いたのですが、調査課長の答弁では不十分でした。私は物品税の証紙を出すことは、なるほど成績が上るかもしれませんが、大体取引高税と同じようなものになる。そのときの調査課長の答弁では、ほかのものも出しておられたのですが、あとで訂正されております。物品税の証紙の点と、それから納税貯蓄組合に六千六百三十八万円という補助金が出ておるのですが、この納税貯蓄組合の補助金の運営方法と、それから物品税の証紙がどういうものにかかつておるか、それがどういうような成績が上つておるか、こういうものはなくていいもの……

第13回国会 大蔵委員会 第72号(1952/05/21、24期、自由党)

○有田(二)委員 話は別なんでありますが、川崎製鉄の問題であります。川崎製鉄の融資の問題についていろいろ問題になつておるのでありますが、私の意見としては、維持の問題を見ましても、四百万錘から六百七十万錘にわずかの間にふえて来た。そういつたことが大きく今日の繊維業界を混迷に陥れておるという一つの事態があるので、開発銀行からの融資については、国内の資源によつてやるものについては別でありまするが、繊維とかあるいは製鉄とかいうものは、少くとも海外からその原料を仰がなければならないものでありまするので、設備をどんどんふやして行くということについては私はどうかと思います。これは千葉県の方の衆参両院議員の方……

第13回国会 大蔵委員会 第74号(1952/05/23、24期、自由党)

○有田(二)委員 お尋ねいたしたいと思いますが、まず三井船舶の社長さんにお尋ねしたい。昨日予算委員会で私ども大蔵大臣に質問しました場合に、長期の金利については引下げる時期が到来しておると自分は思う、こういう大蔵大臣の答弁があつたわけです。今あなたのお話の中にも、金利はできるだけ下げてくれというお話がありましたが、大蔵大臣も時期が来たということをおつしやつておられます。私もさように感ずる一人であります。産業面からごらんになりまして、非常に長期の金利は大体どの程度が妥当であるかという御所見を、ひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 さらに北拓頭取さんにお尋ねいたしたいと思います。大体今の小山さん……

第13回国会 大蔵委員会 第75号(1952/05/24、24期、自由党)

○有田(二)委員 長期信用銀行法案について、銀行局長に御答弁をいただきたいと思います。昨日の委員会で大体の線が出て来たわけでありますが、昨日も申し上げましたように、拓殖銀行なり勧銀が商業銀行として片方でやりながら、片方で債券を出して行くということは一定のわらじである。これは他の銀行に比べましてアンバランスで、これは断固として排斥いたしまして、一足のわらじにすべきことはもちろんであります。結局商業銀行として将来成り立つて行くということにつきまして、昨日拓銀なり勧銀の方々に私が質問をいたしました要旨につきましては、当時銀行局長もおられましてお聞きになつておられる通りであります。ここで大きく問題にな……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/05/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 ただいま議題になつております八法案のうち、国立病院特別会計所属の資産の譲渡等に関する特別措置法案、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案、及び昭和二十七年度における行政機構の改革等に伴う国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の特例に関する法律案の三法案につきましては、質疑もすでに盡されておると思いますので、この際右三法案につきましては質疑を打切られんことを望みます。

第13回国会 大蔵委員会 第107号(1952/07/29、24期、自由党)

○有田(二)委員 外務政務次官が来るまで、ちよつと管財局にお尋ねしておきたいのですが、この前たしか私は管財局の総務課長に、管財局の汚職事件について、各地のことをひとつ統計的に知らせていただきたいと申しておいたのですが、きようは委員長に正式に、全国の財務局の管財関係の汚職事件、過去二箇年間にわたる検察庁の問題になつたものはもちろんでありますが、大蔵省で事前にこれを処理したというようなものの御報告を願いたいのであります。さらにひとつ簡単に、その汚職に対して大体管財局はどういう考えを持つておるか、御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 簡単に希望だけ申し上げて終りたいと思います。今のお話を承つて……

第13回国会 地方行政委員会 第24号(1952/04/02、24期、自由党)

○有田(二)委員 岡野国務大臣にお尋ねしたいのですが、本日の朝日新聞に大阪市をモデル特別市として考える案があるというようなことが出ておりましたが、一体どういうお考えでこういうことをお話になつたのか、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 地方税法の問題で一言お尋ねしたいのでありますが、よくこのごろ青色申告の問題で、国税と地方税との間で対立がある。すなわち国税の方で青色申告を認めて指導するものが、地方税は青色を認めないというようなあり方で、各地でいろいろなトラブルを起しているのであります。自体私は地方税の問題にしろ、やはり自治庁において地方税法に基いて一定の指導がなされなければならぬと思うの……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、自由党)

○有田(二)委員 関連して、今石田君が速記があるかというお話でありますが、柳澤君がこの前の動議に対する趣旨弁明の中で、「川崎君のその後の院内における行動やいかん。ことに予算委員会における態度は、反省はおろか、まつたく議案の審議をしようとする態度ではなく、いたずらに暴力的な紛擾誘発を事としておつたといつてもさしつかえないと思います。その態度は、まつたく国会の神聖を考えないものである。」これに対して速記があるかというお話でありますが、ニユースがあるのです。一ぺん石田君は映画でも見に行かれて、その映画の一端を見られても――私は当時予算委員をしておりましたが、いかに川崎君が、国会対策委員長という、当時……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、自由党)

○有田(二)委員 川崎秀二君にお尋ねしますが、本会議の演壇に上るということは、場内交渉係でも嚴に禁ぜられておるところでありまして、演壇に上るということそれ自体について理由はまた別といたしまして、議長の許可なくして他の議員が演壇に上るということは、私はいけないことと思うのでありますが、川崎さんはどうお考えになりますか、承りたい。
【次の発言】 議事進行の動議を出しておられても、議長の許可なくして演壇に上るということはいけないことでありまして、おそらく川崎さんもその点は、この前の答弁である程度お認めになつておられるということを私は考えるのです。しかもこの本会議における川崎君の懲罰動議に対する一身上……

第13回国会 懲罰委員会 第8号(1952/05/20、24期、自由党)

○有田(二)委員 議事進行。梨木君の質疑は委員長の再々の忠告にもかかわらず、討論にわたつておるようでありまするから、同君の質疑はこれをもつて打切られんことを望みます。
【次の発言】 風早君にお尋ねいたしますが、あの当時の状態は、ちようどここに改進党の井出理事もお越しになつておる。私も当時理事として、予算委員会の状態を見ておつたのであります。珍しく風早君が激昂して、そうして委員長の腕を握られたということをわれわれは目撃し、またわが党のまじめな鈴木正文君までも、あなたのこういつた行為に対して非常に怒つたことを私も記憶いたしておりますが、あなたは、前後の事情は別といたしまして、委員長の腕を握つて、あ……

第13回国会 法務委員会 第19号(1952/03/03、24期、自由党)

○有田(二)委員 総長にお尋ねしたいのでありますが、ただいま野口本富士署長が、自分のやつた行為は妥当である、かような答弁をしておられますが、それが妥当であるか、妥当でないかは、本委員会において最後に批判が出るので、その問題は別といたしまして、私は先刻島田早大総長が、大学当局とが話合つていろいろなことをすべきである、学生が單独で交渉したり、直接警察官をなぐつたり、けつたり、手をねじ上げたり、手帳を取つたり、始末書を書かせたりするようなリンチ的な行動は妥当ではない。特に東京大学学生新聞の中で、警官のつるし上げをやつたことは、いささか行き過ぎているように思われる、というようにあなたもおつしやつておら……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/08、24期、自由党)

○有田(二)委員 先般の総理大臣に対する質疑の際、本委員会における社会党の権威者である西村委員から、大蔵大臣に対する質疑の中に、ただいまお話になつておつた件に関する資料の問題について応答があつたのであります。速記によりますと、その際に西村委員は大蔵大臣に、「あなたはどこでお調べになつたか、私の調べたのは政府の調べたものです。これを上げましよう。」かように西村委員はおつしやつたのであります。さらにまたその後において、「私はここに資料がある。上げましよう。政府の資料だ。上げましよう。どこにもない。受取りなさい。これを見て答弁なさい。どこにあるか。」かように言われて、「しかも、これは政府の資料だ。上……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/02/09、24期、自由党)

○有田(二)委員 一万田さんがお忙しいので、厚生大臣にお聞きする点は一点だけにして、この次の機会に譲りたいと思います。まず厚生大臣にお尋ねしたい点は、池田大蔵大臣が非常にきらつておるパチンコが、今日池田君の意図に反して、全国的に蔓延しております。パチンコのいい悪いという論議は別といたしまして、今日。パチンコの設備において非常に遺憾な点があるのであります。すなわち最近大腸カタルなり赤痢なりが、非常にはやつて参りまして、特にパチンコからはやつて来るということを私ども仄聞いたしておるのであります。パチンコのお店において消毒薬の設備あるいは手を洗う設備、かようなものが当然あるべきであるのにかかわらず、……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/02/15、24期、自由党)

○有田(二)委員 この際大蔵大臣にお尋ねしたいのでありますが、遺家族の公債八百何十億というものが出るのでありますが、遺家族も非常に貧乏で困つておられますから、おそらくこれが換金ということが考えられるわけであります。これが換金されました場合における経済界、金融界に及ぼす影響、これをどうお考えになつておりますか、大蔵大臣並びに安本長官の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 その公債の売買ということが考えられる、あるいは公債を担保にして金を借りるというようなことも考えられるわけでありまして、非常な巨額なものになりまするし、影響を心配いたしておるのでありますが、心配ないですか、この点をもう一度お……

第13回国会 予算委員会 第18号(1952/02/18、24期、自由党)

○有田(二)委員 大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、一万田日銀総裁は下期好況説を出しておられますが、大蔵大臣として、本年度の経済の見通し、不景気になるかあるいはこのままの状態で行くか、あるいは景気がよくなるか、これに対する簡単な御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣の投資銀行の構想は、一部に反対もありまするけれども、大体において好評のように見受けられます。その投資銀行法案がもしも上程されるとして、その銀行に入るものは今のところ日本興業銀行以外にはないのではないか。それで勧業銀行については、すでに市中銀行の方へ行きたがつているし、二十三年三月再建整備を行つたとき、預金銀行として出発す……

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/02/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 第一分科会において審議いたしました予算案につきまして、その審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本分科会は、大蔵省所管、皇室費、国会、裁判所、会計検査院所管の各予算並びに他の分科の所管以外の事項に関するものでありまして、去る二月二十日より本日まで三日間にわたつて審議いたしました。  審議に先立ち、各所管の予算案について所管担当者側より説明を聽取いたし、ただちに質疑に入りました。その詳細は会議録に譲ることといたし、ここでは簡単にそのおもなる点の若干について述べることといたします。  まず第一に、大蔵省所管の租税及び印紙收入について、昭和二十六年度においては、朝鮮動乱……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 林君、御静粛に願います。
【次の発言】 川島君に申し上げます。時間が参りましたから、いま一問簡単にお願いいたします。
【次の発言】 川島君、まだ質疑の通告がありますので、なるべく多数の方に発言の機会を与えたいと思いますので、時間を厳守願いたいと思います。
【次の発言】 時間が参りましたから風早君に発言を許します。両大臣とも答弁はないそうであります。
【次の発言】 質疑はこれをもつて終局されんことを望みます。

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/02/26、24期、自由党)

○有田(二)委員 これにて討論を打切り、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 ただいま上程されました昭和二十七年度の予算各案に対し、自由党を代表し賛成の意を表するものであります。  以下その理由を述べたいと思います。論旨を進めるにあたつて、最初に強調したい点は、本予算案は占領下において編成され、かつ独立を目睫に控えながら現在なお占領下にあることであります。この点がとかく忘れられがちで、特に本予算審議を通じ、野党の諸君はあたかも平和条約調印即完全独立であるとの建前から論議されておつたように感ぜられましたが、錯覚もはなはだしいと言わねばなりません。一般国民の気持は本予算が実行に移され……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、自由党)【議会役職】

○有田(二)委員長代理 答弁はいりませんか。
【次の発言】 川島金次君。
【次の発言】 大蔵大臣と外務大臣にお尋ねしたいのでありますが、英濠軍の経費の問題が今問題になつております。これについて御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣も一緒の御意見ですね。
【次の発言】 今予算委員長がおられませんから、予算委員長にあわせて承りたい。予算委員長にはあとから御答弁をちようだいいたしたいと思いますが、大蔵大臣に対しては、御所見を承りたいのであります。  最近予算を伴う法律が数々国会に提出されておることは御承知の通りでありますが、成立した予算を法律をもつて修正するがごとき感じを受けるものもあ……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、自由党)

○有田(二)委員 先般大蔵大臣と予算委員長に議員立法の問題について質問いたしたのでありますが、その当時予算委員長は御欠席でありましたので、この際あらためて予算委員長の御答弁を承りたいのであります。  国会におきまして独立後予算を伴う議員立法が行われまして、これが問題になつていることは、委員長もよく御存じの通りであります。この問題につきましては、やはり根本的な改革を行わない限り、これからの問題として大きな問題になつて来る。すなわち政府の行政権と国会の立法権との間の問題でもあり、かつまたすでに予算が本委員会で決定されているにもかかわらず、他の委員会において予算の伴う立法がどんどん行われるということ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 これより第一分科会を開会いたします。  本分科会は皇室費、国会、裁判所、会計検査院及び大蔵省所管並びに他の分科の所管以外の事項の審査に当ることになつておるのであります。審査の都合上、本日及び明日の午前は大蔵省の所管とし、午後は皇室費、国会、裁判所及び会計検査院所管並びに他の分科の所管以外の事項の審査をいたしたいと思いますから、御了承ください。  これより昭和二十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。まず政府の説明を求めます。西村政府委員。

第13回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 第一分科会を開会いたします。  昭和二十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和二十七年度政府関係機関予算中大蔵省所管を議題といたします。質疑を継続いたします。  昨日日本銀行、開発銀行の国庫納付金について、資料を要求し、答弁を要求しておいたのですが、これに対して河野政府委員から御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 さらに銀行局長にお尋ねしたいことは大体この開発銀行の六十億は納得できるのですが、日本銀行の八十三億ということについては、大体先般も一万田日銀総裁が、日本銀行が利益が多過ぎるということは、たくさん出るということは喜ぶべき現象でない……

第13回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1952/02/22、24期、自由党)【議会役職】

○有田主査 これより会議を開きます。  昨日までに国会、会計検査院及び大蔵省所管について審査を終了いたしましたので、本日は昭和二十七年度一般会計予算中皇室費、裁判所所管を議題として質疑に入ります。中曽根康弘君。
【次の発言】 それでは私から質問いたします。白石主計官にお尋ねしたいのですが、内廷費が昨年の予算で二千九百万円、それが三千万円、百万円上つておるのであります。しかし今中曽根委員からもお話がございました通り、来年度の二十七年度からは独立国家の日本として、国家の象徴である天皇陛下の公的な仕事が非常に多くなつておられますると同時に、内廷費についても相当の費用がいる。中曽根委員が御指摘になりま……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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