菊池義郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

菊池義郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|-26期-27期-28期-30期-31期-32期
菊池義郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは菊池義郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

菊池義郎[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第4号(1949/03/25、24期、民主自由党)

○菊池義郎君 世界連邦建設運動と日本國会の参加と題しまして自分の卑見を披瀝し、議員各位に訴えるとともに、大臣はおられませんが、大臣諸公の御答弁を願いたいと思うのであります。  世界連邦建設運動と日本國会の参加協力世界連邦建設の運動は、今や欧州を中心として全世界を風靡しております。すでに英國を初めフランス、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、スイス、スウーデン、ノールーウェー、ベルギー、デンマークその他合せて十二、三の國々には、おのおのその國会内に連邦建設のための委員会が設けられ、世界憲法の立案に関する研究討議が続けられておりますが、その数はますます増加しつつあります。さらに米國においては、四十……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第57号(1952/06/19、24期、自由党)

○菊池義郎君 ただいま議題となりました国立国会図書館法第二十條の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由を簡單に御説明申し上げます。  行政各部門の二十支部図書館の設置の確認と、これらの支部図書館に専任の職員を置くため、昭和二十四年法律第百一号として、国立国会図書館法第七十條の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律が制定されましたが、その後、支部日本学術会議図書館その他の新しい支部図書館の設置を見るに至り、地方既設支部図書館の廃止があり、また今度り行政機構改革諸法案が成立いたしますれば、これに伴つて……

第13回国会 衆議院本会議 第63号(1952/06/30、24期、自由党)

○菊池義郎君 至つて重要な問題であり、しかも興味しんしんたる報告でございまするから、漏れなく御清聽をお願い申し上げます。(「ヒヤヒヤ」)  国立国会図書館法の規定によつて、図書館運営委員会における審査の結果を御報告申し上げます。  本委員会は、本国会におきまして、昭和二十七年度の図書館の予算、組織規程の改正案、図書館長の経過報告等を審査いたしたのであります。  まず本年度の図書館の予算において注目されまするのは、国会図書館庁舎敷地買收費が計上されたことであります。これは、開館以来の懸案であります本館建築に向つて第一歩を踏み出したものでございまして、まことに意義深いものがございまするが、来年度か……

菊池義郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

菊池義郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第26号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○菊池義郎君 この請願につき簡單に申し上げます。品鶴線に旅客車を通ずることは、昨年の委員会を通過し、本会議で採択されたのでございますが、その後実現ができないので、また請願を提出したような次第でございます。これは戰時中軍用車として貨車を運轉しておりましたが、二時間に一本しか運轉しておりませんので、これに客車をまじえて運轉させたら、交通地獄を緩和する上に、非常な福音であろうということから、地元の住民が熱烈な運動にかかつているようなわけであります。そうして品川から鶴見に至る各駅の駅長、駅員はみな大賛成でありまするし、また品川区会は各政党一致しての請願となつておるようなわけであります。駅は品川から鶴見……

第5回国会 外務委員会 第3号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○菊池委員 賠償に関することではありませんが、この次の報告のついでにお願いしたいのは、日本が戰時中拿捕した商船がまだたいへんにある。それを中國や南方諸國でもつてみな返せという要求をしておる。しかもそれは元通りに修繕して返せという。その修繕費だけでも何十億にのぼるということを聞かされておる。戰時中拿捕した船は、戰時國際法の規定に從つて返す必要のないことになつておるのです。つまり武器を積み込んでおつたとか、戰爭用に使つた船であるということがはつきりし、それを審檢所に持つて行つて檢査して、それがはつきりすれば、そういう船はたとい戰いに敗れても返す必要はないことになつておる。それをみな返せと言つておる……

第5回国会 外務委員会 第7号(1949/04/20、24期、民主自由党)

○菊池委員 私の希望は、世界の文明國の國会と同じように、日本の國会に世界連邦建設のための委員会を設けるために、お骨折を願いたい、あるいは御配慮を願いたい、この点でございます。ただいま英國を初めフランス、イタリア、ルクセンブルグ、スイス、それからデンマーク、ノルウエー、スウエーデンその他十三、四の國の國会には、世界連邦建設のための委員会が設けられておるようなわけで、昨年のアメリカの議会におきましても、上下両院を通じまして、現在の國際連合を発展強化して、そうして世界連邦に修正すべしという決議案を提出し、それがその後外交委員会にかけられて、審議されておるような状態であります。さらにアメリカ四十八州の……

第5回国会 人事委員会 第11号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○菊池義郎君 これは東京都下の七つの島、すなわち大島、三宅島、八丈島、新島、御藏島その他の島における今までの官廳の地域給を改めて、特別地域給に引上げてもらいたいという請願でございます。すでに東京都におきましては、東京都の出張所であります各島の機関において、この特地給を給與しておるのであります。また官廳といたしましても、同じ東京都であります三多摩、すなわち北多摩、南多摩、西多摩、この三郡には特別地域給を給與しておるようなわけであります。それであるのにこの東京都下の七つの島、ことに生活に不自由しておりますところの、非常な艱難をなめておりますここの職員に対しまて、特別地域給を給與しないということはな……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○菊池委員 議事進行について――横田君は大分峻烈なお話があるようですが、私はさつきから政府委員のお話のように、これは司令部の発表であつて、日本政府はいかんともしがたい、こういつたお話のように聞きますが、私もこの抑留者の地域を問わず、確実なる数を把握するということは同感であります。それがいわゆる留守家族ないしは国民に与えるところの安心感であるということは、これは委員諸君御同一だと思います。しかしその根本原則が、日本政府のいかんともしがたい数字である。しかも今一例をあげられましたが、朝鮮はゼロになつておる。この朝鮮に現在なお幾人かの人が残留しておられるという事実は、私も過日の促進大会で承り、また朝……

第6回国会 外務委員会 第1号(1949/10/29、24期、民主自由党)

○菊池委員 理事の互選は、その数を十名といたしまして、委員長において指名せられんことを望みます。

第6回国会 外務委員会 第2号(1949/11/09、24期、民主自由党)

○菊池委員 講和の問題につきまして先ほどから同僚委員諸君からいろいろと御意見がありましたので、大体において私の言わんとする点は盡きておるのでありますが、ただ仮定のもとに今日からこまかい議論をいたしましてもあまり価値はない。それよりもわれわれがまず考えなければならぬこと、また政府としてもまず第一にきめておかなければならぬことは、講和に対する国民の心構え、政府の心構え、これであると私は考えておるのであります。この講和が全体の講和になるか、單独の講和になるか、これについて皆さんの御懸念は全体講和はむずかしいといつたような意味のことが大分述べられた。それについては私は必ずしもこれは望みなきにあらず、か……

第6回国会 外務委員会 第4号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○菊池委員 総理は最近講和問題について今日から論議することは外国の疑いを招くおそれがある、疑惑を招くおそれがあるということを言つておりますが、われわれといたしましては今日より十分にこれを論議し、検討いたしまして、そうしてわが国民の意向をば議会を通じて列国に知らしめておく必要があろうと思う。それは一例をあげてみますならば、前の賠償問題についてもそうでありますが、ドイツにおいては国民の全部が議会を通じて戰争に賛意を表して初めて戰い、その戰いに負けた国民であるにかかわらず、しこうして戰争に対して全責任を負わなければならぬ国民であるにかかわらず、ドイツから賠償をとることに対してはごうごうとしてみな反対……

第6回国会 外務委員会 第5号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○菊池委員 最初賠償に指定された工場機械、それから打切られた機械、それを比べましておよそどのくらいの差がありますか。金額にしておよそどのくらいのものか、大体の御見当を承つておきたいと思います。  それから梱包に要した木材、およそ何石くらいになるものですか、大分世間にはしろうとが宣伝いたしまして、飛騨の山林、木曽の山林が切り荒されて、洪水がそのために起つたというようなでたらめの宣伝もありますので、これをちよつと明らかにしていただきたい。大体の見当でよろしゆうございます。
【次の発言】 ただいまの総理のお言葉によつて質問を封ぜられたような形でありますが、わが党の総裁のことでありますから甘んじて了承……

第6回国会 外務委員会 第6号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○菊池委員 この問題については前の委員会においてもちよつと触れたのでございますが、小笠原から内地に引揚げて参りました住民は約六千人でございます。向うには現在米英系の住民が百三十何名しか残つておりません。アメリカ軍隊も一人として駐屯しておらないという実情がはつきりわかつておるのであります。これまで時折政府からも帰島の陳情をしたそうでありますが、向うの返事によりますと、北緯三十度以南になつている。それがために帰されないという、ただそれだけが理由になつておる。ところがこれは理由にならぬので、沖縄と大東島は同じ北緯三十度以南にありながらやはり帰しておる。同じ米軍の占領地区にあるようなわけなのでこれは理……

第6回国会 人事委員会 第11号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○菊池義郎君 これは前に第五国会の委員会に出しまして、御採択を願つて通過いたしました請願でございますが、東京都下の七つの島に駐在しておりますところの各官庁の職員の特地手当がそのままでありまして、これを引上げていたたきたいとの請願でございます。すでに同じ東京都下におきまして、三多摩の方は持地手当が引上げられておりますが、島に行つている人たちは手当が依然としてそのままになつております。東京都の職員たちはみな特地手当がございますが、この七島の人たちにはない。そういう不合理があります。三多摩にあつて島だけにないというふうな不合理な点をお含みおき願いたいと思います。島は非常に土地がやせておりまして、百姓……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○菊池委員 私も簡単に一言申します。侵略戦争のためだということを言つておられますが、侵略戦争を起したのはこの政府ではなく、前の政府である。どういうわけでもつてこの引揚げの賛成に、何も関係のないこういうことをおつしやるのであるか、その心境を伺いたいと思う。
【次の発言】 責任の政府が違うのです。それにもかかわらず、何ゆえに政府に責任ありというのですか。同時に引揚げ促進の賛成と何の関係もないことを、何ゆえ言われたのですか。
【次の発言】 それではそれはいいとして、どうして引揚げ促進と何の関係もないことを言つたのか、その心境を聞きたい。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第1号(1949/12/21、24期、民主自由党)

○菊池委員 昨日衆参議院のわれわれの世界連邦の同志が集まりまして、プライベートな委員会をつくり上げました。これはまことにこの時節柄ふさわしいことであると考えます。またそうなければならぬと考えておるのでありますが、すでに英国、フランス、イタリア、ルクセンブルグ、スイス、スエーデン、ノールウエー、デンマークその他十七の国々の国会には、世界連邦建設のための委員会が設けられて、盛んに研究討議が続けられております。それからアメリカ四十八州のうちすでに二十三州でありますか、世界連邦賛成の決議が通過され、さらにワシントンの議会におきましても、これが盛んに論議されておりますことは、日本タイムスやあるいは昨晩の……

第7回国会 外務委員会 第2号(1950/02/01、24期、民主自由党)

○菊池委員 共産党の諸君は、ソ連在留同胞三十七万というのは全然うそである、捏造であるということを言つておられます。それで外務省はこのソ連在留同胞の数字に関する書類を焼いてしまつたのだという宣伝をしておるのでありますが、そういう事実があるかどうか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 講和の方式に関しまして国民の考え方はこうであろうと思うのであります。日本の政府は全面講和をしたいのだけれども、ソ連が講和に反対しておるのだからやむなく單独講和でやらなければならぬ。講和のない状態よりは單独講和でもやつた方がよろしいというように国民は理解しておるのであります。これは総理のたびたびの発言にも現われておること……

第7回国会 外務委員会 第3号(1950/02/08、24期、民主自由党)

○菊池委員 最初のこの委員会におきまして、ソ連が講和條約を阻止しようとしている資料があるかないかということをお伺いしましたところが、島津局長がそれについてはないと答えられましたが、それではまことに政府の言動の上に大きな矛盾があります。吉田総理もしばしば幾たびかの質問に対して答えられて、いかにもソ連が拒否権を行使して講和を阻害するであろうというようなことをたびたび言われて、昨日の本会議におきましてもある一国ということを言われておる。そういうことを見越しての全面講和には反対である云々ということを言われておる。そういうわけでもつて、総理のお言葉と局長のお言葉との間にまつたく矛盾がございますが、ソ進が……

第7回国会 外務委員会 第4号(1950/02/15、24期、民主自由党)

○菊池委員 海上保安庁にお伺いしたいと思います。日本の漁船を脅かしておる海賊船というのはどんなものですか。大規模なものですか。
【次の発言】 密貿易、密入国の状態はどうでございますか。数字的にお示し願いたい。
【次の発言】 台湾とか朝鮮とかの別を……。
【次の発言】 それから密貿易に武器を備えておるということですが、それに対して海上保安庁はどういう対策を講じておられますか。
【次の発言】 そうすると向うの方では拳銃だけですか。機関銃とか、そういうものは持つておりませんか。
【次の発言】 幾つですか。
【次の発言】 それから西村局長にお伺いしたいと思います。カイロ宣言、台湾の問題で、この前委員長……

第7回国会 外務委員会 第5号(1950/02/22、24期、民主自由党)

○菊池委員 質問応答の時間が十分間でございますので、私の質問に対しましてはほんの一分か二分でけつこうでございます。中ソ同盟條約に関しまして外国の新聞も言つておりますし、アチソン国務長官あたりも、これには條文のほかに隠れた祕密が蔵せられておるということを言つておりますが、これに対する総理の勘をお伺いいたしたい。
【次の発言】 中ソ同盟條結は明らかに日本を敵性国家として扱つておりますし、日本に協力する第三国をも敵国扱いにいたしております。こういうときにおきまして、日本といたしましては、敵と味方とはつきりと再認識いたしまして、対外国策を確立すべきであると思うのでありますが、これに対する総理の御信念を……

第7回国会 外務委員会 第6号(1950/03/01、24期、自由党)

○菊池委員 川村次官と西村局長にお伺いしたいと思います。この中ソ同盟條約は、日本にとりまして重大な関係を有するものでありますから、国会においては大いにこれを検討論議いたしまして、最善の方策を立て、これに善処せんければならぬと思うのであります。この中ソ同盟條約につきまして一つわからぬことがございますが、対日講和ができたならば、族順、大連及び満州の権益を返すということがあります。この対日講和ができたなちばというコンデイショナルな條件というものは、一体何を意味するものでありましようか。これについてお伺いいたしたいと思うのであります。つまり返す意思があるならば、対日講和ができようが、できなかろうが、返……

第7回国会 外務委員会 第7号(1950/03/08、24期、自由党)

○菊池委員 台湾の民族独立自決運動が今日盛んに行われておりまして、これは英米に呼びかけているばかりでなく、日本にもこの運動の首脳者が入り込んで参りまして、働きかけているようなわけなのであります。彼らは中共にも反対であり、国民政府にも反対である。それで蒋介石が台湾に入らない前には、人民投票によつてこの台湾の領土権の帰属を決定したいという主張を持つておつた。けれども蒋介石が台湾を押えてしまつたのでこれができなくて、今日では国連の信託統治にしてもらいたいというので、有力なる国家に働きかけているのであります。日本政府といたしましてこういう運動に容喙することはできないのでありますが、もしこの運動に対して……

第7回国会 外務委員会 第11号(1950/03/22、24期、自由党)

○菊池委員 先ほどの沖縄の軍事基節について、関連してひとつお尋ねします。大体軍事基地のスケールはどのくらいのものでありましようか。それから人数はどのくらいいるのですか。
【次の発言】 この前総理に対して、アメリカが沖縄に軍事基地を設けるならば、ソ連もまた北方に設けるかもしれぬ。ところがそのあとでもつて、竹尾君の質問に対しまして、そういうことはあり得ないということを言われました。その法的根拠はどういうふうなのでしようかお伺いしたい。
【次の発言】 総理は漠然とした答えでありまして、この前でありましたか、ソ連が軍事基地を求めるようなことはあり得ないと言われました。外交政策からの面ですが、その法的根……

第7回国会 外務委員会 第14号(1950/04/05、24期、自由党)

○菊池委員 これを拝見しますと、仕事が非常に多岐多様にわたつております。仕事の多い割合に人員が非常に少いと思うのでありますが、これをどうお考えになりますか。これだけの仕事を担当するならば、少くともこの五倍くらいの人員でなければならぬと思いますが、どうでありますか。
【次の発言】 今までに発表されたメンバーは、腹案であつて決定的なものではないということを言われましたが、これは今からでもかえることができますか、どうでしようか。われわれはなるべく民間人からも何割かとつてもらいたいことを、前から要望しておるような次第でございますが、この点伺います。

第7回国会 外務委員会 第16号(1950/04/19、24期、自由党)

○菊池委員 関連して……。私はいやしくも事外交に関することをみだりに公開の席上において発表することは、嚴に禁ずべきであると考えるのであります。古今東西を通じて秘密のない外交というものはあり得ない。また祕密を伴うことのない外交は、それは外交ではないのであります。ことにソ連のごときは最も祕密外交の本家本元であります。その共産主義の流れをくむところの日本共産党の諸君が、祕密外交であるということを言われることはまことに奇怪千万であると思います。私は聽濤君の御議論に対しましては、徹頭徹尾反対でありまして、厳密に機密を守つていただきたいと思います。ことに占領下におきましてはこの必要を痛切に感ずる次第であり……

第7回国会 外務委員会 第17号(1950/04/26、24期、自由党)

○菊池委員 ただいま並木君の御質問でありますが、要はマッカーサ元帥の意見と総理の意見とが違うということでありますが、違つたところでそんなことはちつともさしつかえない。どうせ見解の相違でありますから、一体これに何のふしぎがある。戰争に直面している今日ではないのでありますから、どういうことを考えるか、そんなことはまつたく問題外であります。かように申し上げておきます。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1950/10/04、24期、自由党)

○菊池委員 東北へ参りましたのは、最初三人ばかりの予定でありましたが結局私一人になつてしまいまして、随員の鎌田君と二人でまわつて参りました。結論において一番痛感いたしましたことは職業のないこと、収入のないこと。収入さえあればたとい住宅は悪くてもそれを改良することができますし、いろいろの環境を改めることもできるわけでありますが、どうも一定の収入がない。それが一番困難な原因となつておるということでございます。  これから簡単に御報告申し上げます。九月十日から十九日にわたる十日間でございました。調査の対象といたしました県は宮城県、岩手県、青森県の三県でございます。調査は引揚者集団収容施設及び引揚者住……

第8回国会 外務委員会 第2号(1950/07/21、24期、自由党)

○菊池委員 質問と申しますよりも、教えを受けたいのでございますが、私は今度の朝鮮の南北戰争を、国際法規に照しまして、はつきりした戰争であると解しておりますけれども、アメリカその他の国連参加の国々は、匪賊の侵入に対する警察阻止であると言つております。そうであるといたしますならば、日本人が義勇隊としてこの戰鬪に参加することもこれは一向さしつかえない。憲法に抵触するものでも何でもないと思うのでありますが、もし国連側からそういう要望がありましたときにおいては、これを日本の政府としてはどうするつもりでありますか。これが一点であります。  それから総理は参議院におきまして再軍備を考えてないとおつしやいまし……

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/26、24期、自由党)

○菊池委員 これは損害賠償でなく、見舞金でありますから、その点は截然と区別して考えなければならぬと思うのでありますが、遺族の人たち、あるいは郵船会社は、お打合せもあつたでありましようが、大体これでもつて快く承知しておりますかどうか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 外国の場合、こういう見舞金の場合には、貨幣価値が暴落した場合のこともそろばんに入れておるのですか。
【次の発言】 朝鮮の義勇隊に関する質疑でありますが、私は義勇隊はやれとは申しません。国連から日本にそうした義勇隊を要求して来た場合において、日本の政府としてはいかなる口実をもつてこれを拒み得るか、この問題であります。もちろん法的に……

第8回国会 外務委員会 第5号(1950/07/29、24期、自由党)

○菊池委員 私は具体的の話ですが、先ほどの小笠原の行政権の停止を解除してもらう。その点について外務省のお骨折りを願いたいと思いますが、小笠原島につきましては私は数回論じております。アメリカが今日あすこを占拠しておりますけれども、アメリカの兵隊は一人としておりません。飛行場にもなりませんし、軍事基地にも全然役に立たぬ島であります。六千人の人がこちらに引揚げて来ておりますが、どうでありますか。われわれが引揚者と一緒に陳情折衝いたしました結果、六千人の人が帰れるようにきまつたのです。どうです。民間人の努力でもつてこれだけの目的が達せられておる。それをさらに行政権を回復いたしますために、もちろん民間人……

第8回国会 外務委員会 第6号(1950/10/04、24期、自由党)

○菊池委員 ただいま日本の再武装の問題についての情報をお聞かせくださいましたが、吉田総理も再武装はしたくないということを言つておられます。またわが自由党の国際問題調査会の意見といたしましても、あくまで憲法の精神を貫いて再武装はしないということをはつきりと言つておりますが、濠州、フイリピン、英国の意見も表明を聞いてみますと、無制限の再武装には反対であるが、制限せる武装には反対であるという意思は、まだ表明されていないように思います。フイリピン、濠州は、そういうようにただいま承りましたが、われわれがただおそれておりまするのは、から手でもつて国際連合諸国に対しまして、日本の安全保障をまかせるといたす場……

第8回国会 外務委員会 第7号(1950/11/01、24期、自由党)

○菊池委員 私、西村局長その他外務省一連の官僚政治家諸君に対して、国際連合協力協会に所属しておられる方方にお伺いたしたいと思うのであります。この協会の会長である参議院議長の佐藤尚武氏、この方が方々で国際連合協力協会会長の名において人的資源云々という講演をせられた。連合側から戰争の場合に要求せられたならば、人的資源を供給すべきであるというようなことを言つておられます、この佐藤さんの意見は前とかわつております。最初のこの人の新聞に散見せられました意見は、ちよど私たちが前の国会において述べました意見とほとんど同じでありまして、国連から軍備を持つことを要求せられるならば、日本は財政にさしつかえない申訳……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1950/11/30、24期、自由党)

○菊池委員 それではこれから会議を開きます。私が最年長者のゆえをもちまして、委員長が互選されるまで委員長の職務を行います。  ただいまから委員長の互選を行いますが、その方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 玉置君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、若林義孝君が委員長に当選いたしました。  よつて委員長若林義孝君に本席を讓ります。

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/11/29、24期、自由党)

○菊池委員 マツカーサー元帥が前線から国連に提訴しております。今度は今までと違つて中共二十万の新たなる軍隊がわれわれの敵としてまわつているというわけで、現在この二十万の中共軍と戰つているのであります。簡單に御答弁いただけばよろしいのでありますが、われわれはこの侵略軍を膺懲するところの国連軍をこれまで助けて参りました。しからばこの侵略軍を援助せんがために介入して参りました中共軍と戰う場合におきましても、同じくわれわれはこの国連軍に協力しなければならないと思うのでありますが、政府の所信をお伺しておきたいと思います。
【次の発言】 今日法務総裁がおいでになりませんが、ポツダム政令によりまして戰時中に……

第9回国会 外務委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)

○菊池委員 ただいまの質問に関連して、まず法務総裁にお伺いいたします。かくのごとき国内の暴動の前哨線とも認むべき騒擾が勃発いたしました、こういうときにこそ、警察予備隊を動員、投入すべきだと思いますが、動員したかどうか、私は新聞の見出しだけで、中味を見ませんでしたが、どういうようなことになつておりましたか。活動の状態、もし動員いたしましたとするならば、どのくらいの数を動かしたのでありますか。その点参考のためにお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは警察予備隊を使用する場合は、およそどの程度の場合でありますか。
【次の発言】 警察予備隊は、すでに訓練はすつかり済んでおつて、いつでも動……

第9回国会 外務委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)

○菊池委員 日本の再軍備につきまして総理はしばしばお答えになつて、たとい許されても再軍備はせぬ方がよろしいということをおつしやられましたが、再軍備というような大げさなことでなぐ、今までのような軍備を持てば当然日本は財政的につぶれます。ただ国連に対するところの申訳のため、国連に安全保障を頼むならば、日本としても国際道義の上から申しまして、形式的な軍隊は持たなければならない、私は当然そうならなければならぬと思うのであります。七万五千の警察隊を持つだけの金があるならば、今までの徴兵制度によるならば、三十万ないし四十万の軍隊を維持することができるということを、専門家も言つているくらいでありますが、向う……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1951/03/20、24期、自由党)

○菊池委員 大陸方面におりました同胞の引揚げに関しましては、大分今まで論議が続けられておつたのでありますが、南方、特に裏南洋方面、昔日本の委任統治になつておつたサイパン、テニアン、ロタ、ヤツプ、ポナペ、ヤルート、あるいはトラック、パラオ、そういう方面に数万の同胞が在留して砂糖の栽培に従事しておつたはずです。沖繩県人を中心に、南洋興発会社の社長の出身地である福島県民の諸君あるいは東京府下からも数万行つておりましたが、それは今日どういうふうになつておりますか。向うに在留を許されておるのか、あるいは全部引揚げることになつて引揚げは済んでおるのか、どういうことになつておりますか。

第10回国会 外務委員会 第1号(1950/12/13、24期、自由党)

○菊池委員 西村局長にお尋ねいたします。台湾の問題につきまして、私が数箇月前に、台湾を国連の信託統治にすべく、領土権の現在の保有国たる日本が、イギリスかアメリカに折衝、陳情してもいいのではないかということを申しまして、「アカハタ」に大分たたかれたのでありますが、中共軍が三十八度線で兵をとどめるという代償といたしまして、中共は、台湾は当然カイロ宣言によつて中共のものであるべきである――つまり戦わずして台湾をとろうとしております。ところがアメリカの大統領も、最近は私の意見と同じことを言い出しまして、私もなるほどと思つておりますが、台湾の将来の地位は国連の統治にまかせるということを言つております。ア……

第10回国会 外務委員会 第2号(1951/01/31、24期、自由党)

○菊池委員 先ほど北澤君から、ほとんど一人でもつてしやべつてしまつて、ワン・マンぶりを完全に発揮され、われわれの発言を封ぜられたかつこうでありますが、(笑声)ただいま仲内君からもユネスコの運動で話があつた。日本の政府はユネスコの運動には非常に熱心になつておられるのでありますが、私はユネスコ運動よりも、日本政府が最も力を注いでもらいたいことは、世界連邦の運動でなくてはならぬと思う。世界連邦は七十幾つの国家群を一つにつなぎ合せて、そうして世界憲法をつくり上げて、その憲法のもとに世界各国を縛つて、最初から戰争の起らない法治社会をこの地球の上に建設しようというわけで、これくらい意義のある運動はないと思……

第10回国会 外務委員会 第3号(1951/02/06、24期、自由党)

○菊池委員 政務局長にお伺いいたしますが、ダレス特使は日本に再武装を強制しないと言われる、また日本が希望するならば、講和後にも軍隊を日本本土と周辺に駐留せしめていいと言つておる。希望するならばというコンデイシヨナル・フレーズがついておる、この意味がさつぱりわからぬ。かつて西ドイツに対しましては十個師団の軍備を提唱したところの米国が、日本に対してはそれと打つてかわつたことを言つておる、これは何を意味するか、米国の腹がどうもさつぱりわからぬのであります。日本がもし希望しないならば、軍隊も置かないし、再軍備も必要がないというのでは、日本を共産軍に明け渡すのもお前たちのかつてであるというふうにも受取れ……

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/14、24期、自由党)

○菊池委員 この前島津さんが答えてくださらなかつたので、質問に先だつてちよつとお伺いしたいことは、ダレス特使と総理との間における会談の内容、つまり具体的な内容について、外務当局の方々は、総理からよく聞かされておられるのであるかどうか、また厳重に口を緘されておるのであるかどうか。そういう点についてお伺いしておきませんと、質問がむだになつて、むだしやべりになりますから……。
【次の発言】 日本に米軍が講和後駐留して日本の安全に任ずるとも言つておられ、これに総理も同意をせられたようでありますが、向うが進んで置かないで、日本が希望して軍隊を置いてもらう場合、もちろんこれは日米の協定によるでありましよう……

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/20、24期、自由党)

○菊池委員 今までの各委員の質問に関連して、二、三お伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 簡單です。御答弁も簡單でけつこうです。  米国が日本に軍隊をとどめるといたしまして、その経費までも向うで持つてくれるということになりますると、日本もこれに対して何かの反対給付的の條件でも設けなければならぬとわれわれは考えるのでありまするが、この点について何か考慮しておられるところがありますか。
【次の発言】 それからもう一つ。講和の実現の後、自主権が回復せられると、自衛軍を持つことも日本の自由でありますが、米国がもしこの武器彈薬その他の裝備について援助してくれるようでございますれば、われわれはすべから……

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/21、24期、自由党)

○菊池委員 西村局長にお伺いいたしたいと思いますが、アメリカ軍隊が日本に駐留する場合、ただ漫然ととどまつておつても、第三国の侵入を受けました場合に、アメリカ軍隊はこれに対して戰うところの法的根拠がないわけでありますが、そういう場合においては日米防衛協定とかなんとかいうものを結ぶのでございましようか。
【次の発言】 そういうことになつたならば、という前提のもとにお答え願いたいと思います。アメリカの軍隊が駐留するようになつた場合には、もちろんそういうとりきめができますかどうか。
【次の発言】 草葉政務次官にお伺いしたいと思いますが、今日ソ連は百七十五個師を持つており、それから中共は百個師の軍隊を持……

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/28、24期、自由党)

○菊池委員 日本の漁船が東支那海におきまして、しかもマツカーサー・ラインの圏内において中共の軍隊につかまつているということが、二十七日の水産委員会でも大分問題になつておるのでありますが、沿岸三海里以内に乗り込んだというならば拿捕する権利もありましようが、明らかに彼らのやり方は国際法を侵犯するものであると思うのであります。それで日本政府といたしまして、今日こういう問題について、加盟国ではありませんから国連に提訴する資格はないわけでありますが、司令部に対して何か陳情とか折衝とかをやつておられますか、どうですか、これをお伺いいたしたいと思います。

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/07、24期、自由党)

○菊池委員 採決を急ぐために私は質問をやめます。

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/14、24期、自由党)

○菊池委員 條約局長にひとつお伺いしたいのでありますが、日本にもし軍事基地が設定される場合に、法理論を離れて実際的の御答弁を願いたいと思います。軍事基地と申しますと、その範囲はおよそどれくらいのものであるか、たとえばアメリカが英国に持つております軍事基地の実例などを御存じでありましたら、お教えを願いたいと思います。
【次の発言】 それではその日本との関係を抜きにして、今までの外国の例を教えていただきたいと思います。アメリカが英国に持つております軍事基地はどのくらいの範囲になつておりますか。それから治外法権の問題などはどういうふうになつておりますか。それをもつて推して日本とのそれを知ることができ……

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/03/24、24期、自由党)

○菊池委員 先ほど山本君のお説がありましたが、私も非常に共鳴いたします。草葉次官のお話では、民間人を採用することは、公務員法の関係上だめだということでありましたが、公務員法の関係で、民間の有能な貿易に通暁している腕ききの人を入れることができないとするならば、いかがでしよう、嘱託みたいな名目のもとに、むしろ本職は減らしてもいいから、そういうふうな有能な人を民間人から採用するようなくふうをされてはどんなものでしようか、お伺いしたい。

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/03/26、24期、自由党)

○菊池委員 ただいま移民の問題が出ましたが、倭島管理局長にお伺いいたしますが、イタリアは終戰後において、かれこれ十万ばかりもう海外に移民を送つております。同じ戰敗国である日本といたしましても、やはりこの移民の問題に十分力を注いでいただかなければならないと思うのでありますが、今日移民の問題を取上げるということは、世界の神経を刺激するおそれがある、ごもつともであります。しかしこの小さな四つの島に、八千万の人口が固まつておつては、子の代、孫の代には、もう食えないどころではない、飢死にもしかねないということは、世界各国が認めておるのでありますから、移民を歓迎しております国々に対しましては、今から折衝し……

第10回国会 外務委員会 第17号(1951/05/23、24期、自由党)

○菊池委員 私の話はこれはちともうかる話でありますが、南洋群島のサイパン、テニヤン、ロタボナペ、ヤツプ、パラオ、そういう所に沈められておりまする軍艦、商船八十八隻の引揚げに参加するように日本が許可されたとのことでありましたが、この引揚げられました軍艦、商船は引揚げたあげくは日本でもつてこれを所有することができるのでありますか、どうですか。沈没した軍艦、商船であつても、これは戦利品に入るものでありますか、どうですか。
【次の発言】 法務総裁はよろしゆうございます。つまり南洋群島は戦争の終結するまでは日本の委任統治領であつたようなわけなんでありますから、その領海内に沈められておりますところの軍艦商……

第10回国会 外務委員会 第18号(1951/05/25、24期、自由党)

○菊池委員 小笠原島が信託統治になりそうであるというので、六千の島民がみな心配しておるわけであります。この小笠原島は講和条約の草案の中にも信託統治にせられるようにも何か現われておるのであります。それはどうも日本政府の折衝陳情が足らぬのではないかと考えております。小笠原島がアメリカを守るための防衛圏の一環として日本を含めて必要であるならば、またその軍事基地として必要であるならば、われわれは小笠原島を提供して、しこうしてアメリカの軍隊によつて日本を守つてもらう、その利益の方がいかに大きなものであるかということを考えまして、喜んでこの小笠原島を信託統治にしたいのでありますけれども、軍事基地としてはほ……

第10回国会 外務委員会 第19号(1951/06/21、24期、自由党)

○菊池委員 この前調査をお願いしておきましたところの南洋群島における軍艦、商船の引揚げに日本が参加することができたという経緯及びこれまでのその仕事の状態をお伺いしたいと思うのです。通産省からお見えになつております鉄鋼政策課長にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 太平洋諸島というのはおもにどの辺でございますか。
【次の発言】 過般新聞に発表されましたが、引揚船の写真まで出ていたのですが、これはどこかサイパンかパラオかから引揚げたのですか。
【次の発言】 その引揚げた軍艦、商船あるいは鉄くずとか、そういうものは結局どうするのですか。日本で使うことができるのですか。

第10回国会 人事委員会 第4号(1951/02/21、24期、自由党)

○菊池義郎君 伊豆七島と申しましても、これは静岡県でなく、東京都下に所属しております。昔は静岡県についておつて、それから神奈川県に追い込まれまして、神奈川県から東京都に追い込まれまして、今日は東京都下になつておる。大島、三宅島、新島、神津島、御蔵島、利島、八丈島、青島、小島、小さな島を合せますと四、五十ありましよう。同じ東京都下に小笠原、硫黄島、大鳥島、南鳥島がございましたが、小笠原以南は、今日アメリカにとられておるようなわけでございます。これが東京都の大森、荏原、品川の東京第二の選挙区に所属しておりまして、社会党の松岡駒吉、自由党の私、共産党の伊藤憲一、この三人の地盤になつております。終戰前……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第1号(1951/10/17、24期、自由党)

○菊池委員 委員長の互選は、投票を用いないで、若林義孝君を委員長に推薦いたしたいと思います。

第12回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第4号(1951/11/28、24期、自由党)

○菊池委員 中共地区の抑留同胞から日本に手紙が参りまして、自分たちは戰線にかり出されて働いておるのだという日本の看護婦からの手紙、あるいはまた日本の軍人からの手紙、向うの軍隊に入つて従軍しておるのだというような手紙が来ておるようなわけなのであります。これらの人々が、朝鮮戰線において戰闘に従事しておるのではないかということも考えられるのでありまするが、その真相について当局は調査せられたことは必ずなければならぬと思うのでありまするが、結果を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 中共の戰闘に日本の軍人を使うようなことがあつては困りますが、日本の政府からこれを国際連合なりに訴えまして禁ずるようなこ……

第12回国会 外務委員会 第3号(1951/11/02、24期、自由党)

○菊池委員 厚生省としては実際それをやるつもりでおられるのですか、どうですか。
【次の発言】 これまで兵隊の戦死した場合には、みんな黒髪を切つて送つて来ておるのですか、これまで遺骨をとりに行つたという例はどこの戦争を見ても、日本も日清戰争、日露戰争をやつて来ましたが、例はない。また、行つてみたところでどれがだれの遺骨やら、ちつともわかりはせぬし、敵の遺骨やら味方の遺骨やらわかりはせぬし、そういうべらぼうなことを参議院の連中が言つたところで、ただちにそれを取上げるということはうかつ千万であろう、われわれはそう考えるのでありますが、どう考えますか。

第12回国会 外務委員会 第10号(1951/11/27、24期、自由党)

○菊池委員 草葉次官にお伺いいたします。賠償工場からの施設使用許可申請が、最近非常に争つて出ておるということでありますが、御承知のように、指定工場の施設は、国有財産となつて管理されておる。それは三月あるいは七月ごろであつたと思うのでありますが、総司令部の覚書によりまして、ほとんど使用の禁止を解除されておるはずであります。しかるにまだ解除の申請がひんぴんとして出ておるところを見ると、まだ解除されなかつた、どうしてこういうように怠慢であつたかというように考えられるのでありますが、その辺の事情についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この間大蔵大臣の発言の中に、防衛協定の分担金は千億円以下で、……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/20、24期、自由党)

○菊池委員 今回の対日平和條約は世界の外交史上かつて類例を見ないところの異例の成功を示すものであつて、かくのごとき友愛と信義に満ちたところの條約の結ばれまする陰には、米国の絶大なる好意と、わが全権御一行の涙ぐましい努力とがあつたことを忘れてはならぬと思いまするが、ところでこの講和條約に調印した国々に対しましては、講和條件がポツダム宣言や降伏文書にかわるといたしましても、調印しない国々とはなお戦争状態が継続し、ポツダム宣言も降伏文書も、依然としてその効力を失わないわけでありまするが、日米安全保障條約で第三国に駐兵の権利を與えないとするならば、ソ連がもし単独でもつて日本を占領することは、事実上不可……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/22、24期、自由党)

○菊池委員 西村局長にお伺いいたします。この信託統治の問題ですが、内地にも軍事基地を設けながら、島だけを信託統治にするという理由が何であるかということが、さつぱり国民にわからないのです。これは何人も不審に思つている点であります。日本政府はこの條約を受諾するときに、当然その理由なり事情なりについてお尋ねになつたはずであり、また聞かなければならぬのでありますが、これについて確かめられたところを御発表くださいまして、そうしてこの疑問を解いていただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 それはわかつております。が、島だけを特に信託統治にするというのは、どういう意味でございますか。秘密を保つとか何と……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/23、24期、自由党)

○菊池委員 この安全保障條約が世界の最大強国であるアメリカと日本とで締結されましたことは、何と申しましても日本外交の一大成果であると考えておる次第でございます。過般同僚黒田君が指摘せられたように、日本と韓国との併合前における条約と酷似しておるそれでもつて危険であるといつたようなことは、われわれの常識でとうてい考えることができないことであります。アメリカに日本を併呑しようなどという考えがあろうはずがない。日本を併呑する考えがあるならば、アメリカはフイリピンをも離しはしません。キユーバをも独立をさせないと思うのであります。この心配は絶対に御無用であると私は考えるのであります。でありますが、あまりに……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第2号(1952/01/30、24期、自由党)

○菊池委員 委員長に一任したいと思います。
【次の発言】 先ほどの台湾政権相手の平和条約でありますが、日本が地域的の台湾政権を相手として平和条約を締結しようといたしましても、中国人は面子を重んずる国民でありますからして、とうていそれは承知しまいと思います。私はそう考えるのでありますが、地域的の政権として日本が扱おうとする場合、向うが承知しない場合において、どういう方法をもつて日本はこの交渉に当るつもりでありますか。その日本の心構え及び見通しについての御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 現実の占拠地域をもととしてというようなお話がありましたけれども、向うとしてはなお大陸反攻を宣言しておる……

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/06、24期、自由党)

○菊池委員 政府は日本の独立と同時に、国連加入と同様の効果を生ずるような方法と手段について、研究しておられるはずでありますが、さしあたりどういう構想を持つておられますか、お伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 今のところまだ御研究がないようですから、これ以上追究いたしません。  日本政府は平和條約の発効後も、米国の援助を懇請することが賢明であると思うのでありまして、米国の政治家中にも、日本の独立後も、必要があるならば援助することはできるということを、言つている人もあるのです。たとえば向うの副大統領のバークレーのごときは、そういうことを言つておるのでありますが、これについての政府の意……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/13、24期、自由党)

○菊池委員 今林君の聞こうとしたことを私も実は聞こうと思つているのですが、つまり駐留軍と日本の予備隊とは、大規模な内乱、騒擾の場合には、必ず協力、連繋しなければならない場合が生ずるわけでありますが、そういう場合の両方の行動を規律するものは何でありましようか。そのとき、そのときの話合いによるのでございましようか、どうでございましようか。
【次の発言】 共産党が反乱、暴動を起す場合には、全国一齊に蜂起して、五人とか十人ずつ団体を組んで、そしてゲリラ戦術に出るということは、責任ある当局からかつて報告されたことがありましたが、全国一齊に蜂起して五人とか十人ずつ隊を組んで、そういうゲリラ戦術をやられます……

第13回国会 外務委員会 第5号(1952/02/20、24期、自由党)

○菊池委員 私ども理解のできぬことが一つあるのであります。フイリピンが日本に対して賠償を要求し得るところの法的根拠は一体どこにあるか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ですから、われわれが戰つたのはフイリピン国ではなかつたのです。領域の一部をなしておつた国、そうするとその米国の領域の一部をなしておつたということになりますか、フィリピンが。どうなのです。
【次の発言】 それではその問題は了承いたします。  それからフイリピンの賠償に対しまして、日本政府として大いに考えなければならぬことは、各国の要求額が出そろつた後において、その賠償にあんばい勘案して振り当てなければならぬと思うのであ……

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/27、24期、自由党)

○菊池委員 行政協定の大体の概要が発表されたのでありますが、米軍のための施設、地域は大体何箇所ぐらいになる見込みでございましようか。はつきりわかつておりますか、まだ決定されておりませんか、もしできるならば具体的に……。
【次の発言】 それでは施設、地域における米軍の権利、権限の主要なものを参考にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それではあとまわしにいたしまして、行政協定以外の問題についてお尋ねいたします。日本の賠償でありますが、今まで極東委員会のさしずによりまして、全国の六百十四の工場施設が今日まだ賠償が解除されず、そのままになつておりますが、これはいつごろ解除される見通しでございま……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/03/05、24期、自由党)

○菊池委員 石原政務次官にお伺いいたします。朝鮮事変が今後継続するといたしますと、米軍は今まで通り旦本を基地として爆撃機を日本から飛ばすでありましようが、安全保障條約の発効後も、これは国連軍の活動と見るべきであるか、またはこの安全保障條約に基くアメリカの駐留軍の活動と見るべきであるか。もし駐留軍の出動となると、これに対して日本は中共からの報復爆撃を受けるような心配も多分にあるのでありますが、この点について御見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから政府は、しきりに予備隊が海外へ出ることを向うから要求されても、禁ずるということを言つておられますが、これを拒み得る法的根拠がどうもないよ……

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/11、24期、自由党)

○菊池委員 文部省側にお伺いしたいのでありますが、この国際計数センターの設立に関する條約に日本が加盟することによりまして、どういう利益がありましようか。またこれに伴ういろいろの日本の義務といつたようなことにつきまして、簡單に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしてこの依頼する場合に條約国にはみんな秘密事項なんかありませんか。
【次の発言】 それで計算機というのは一体実際はどういうふうのものですか。

第13回国会 外務委員会 第22号(1952/04/30、24期、自由党)

○菊池委員 私は主として世界各国から外務省に集まつて参ります情報についての質問をいたしたいと思うのであります。米国を初め国連各国でもつて、日本に軍備を要望している国と、また反対している国がありますが、その軍備の要望しておりますところの国国は一体どのくらいの兵力を持たせたいというような考えでありましようか、政務次官からこのことをお伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 要求はしておりませんでも、希望している国が相当あります。米国のごときははつきりとそれを漏らしておるように聞いております。総理大臣も、講和の発効とともに、国力の許すときにおいては防衛力を持たなければならぬということを言つており……

第13回国会 外務委員会 第24号(1952/05/14、24期、自由党)

○菊池委員 大臣にお伺いしたいのですが、日本の再軍備については、国民が非常に心配しております。一方に再軍備論があるかと思うと、一方では軍備の必要がないと言う。また再軍備して中立を守れという議論もありまして、区々まちまちでありますが、われわれは日米防衛協定によつて、外国からの共産主義の侵略は完全に封ぜられるものと考えてさしつかえないものでありましようか、どうでしようか。世界の最大強国でありますところのアメリカと防衛協定を結びます日本に対する攻撃は、米国に対する攻撃であり、しかして米国の軍備はすなわち日本の軍備と考えてもいいというようにわれわれは言つておりますが、こういう考えは間違いないでありまし……

第13回国会 外務委員会 第29号(1952/06/04、24期、自由党)

○菊池委員 小笠原島の問題であります。今まで十数回にわたつて小笠原島民の帰還をお願いしておるのでありますが、まだ外務省の態度がはつきりしないので困つております。まずお伺いしたい第一点は、昭和二十一年の四月に、日本の国籍を持つております米英系の一部の人を、小笠原島民といいますか、これは日本の国民とまつたく同じなのでありますが、百三十五人向うへ返しておる。返しておきながら同じ日本人六千余名を返さないというその法的根拠はどこにあるのであるか。日本政府は何ゆえにこういう不平等なへんぱな措置をとられたのであるか。これからまず私はお伺いしたいと思うのであります。

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/06/11、24期、自由党)

○菊池委員 関連して。この旅券法の違反行為をいたしまして、そうして国際的のちんどん屋みたいなことをやられた、これはまことに国会議員として恥ずべき行動でございます。われわれも同僚議員として、国民に対してこういうことはまことにはずかしい次第でありますが、今後かくのごとき旅券法に対する脱法行為のないように、旅券法の違反者に対しましては、これを制裁する規定がなければ、依然として第二、第三の高良、宮腰連中が出るであろうと思う。これを防ぐために、今後旅券法の違反者に対しましては、巌重なる制裁を加えるために、罰則を設けられてはいかがだろうと思うのでありますが、これに対す外務当局の御意見を承りたい。

第13回国会 外務委員会 第33号(1952/06/13、24期、自由党)

○菊池委員 この目印條約第三條でございます。「公海における漁猟の規制又は制限並びに漁業の保存及び発展を規定する協定を締結するために、インドが希望するときは、インドと交渉を開始することに同意する。」というのでありますが、この公海に関する両国間の協定というものが一体どういう効果があるか。海洋自由の原則によつて、海洋というものは万国がかつてに利用することができるものであります。この領海外の公海に関して両国の協定を結ぶということ、そのことがすでに不合理ではないかと思うのでありますが、まずこの点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはわかりますが、この二国間の協定は、第三国を拘束する力があ……

第13回国会 外務委員会 第34号(1952/06/14、24期、自由党)

○菊池委員 私、外交文書に日本の国号をいつも「日本国」と書いておるのは不満であります。日本の憲法でもいつの間にか、突如として「大日本帝国」を「日本国」と書いた。大日本帝国が日本国とかわるには、そごに法的根拠がなければならぬ。これは学者の間において議論があるところでありますが、突如として日本国と書いたからといつて国号がかわつたものと認めることはできないという学説があるのであります。私はこの学説を信じておりまして、わが党の増田幹事長も、国家がすでに独立した以上は、すべからく「大日本国」と称すべしといつて、万歳をするときにはいつでも「大日本国万歳」と言う。日本の国号が大日本帝国から日本国となつたのは……

第13回国会 外務委員会 第36号(1952/06/18、24期、自由党)

○菊池委員 日華條約を取結ぶ場合に、條文には書いてありませんが、台湾の方は日本の領土をどういうふうに考えておるか、それから千島、樺太あたりは、向うの方では日本の領土と考えておつたかあるいは考えないか、そういう点について條文の中には入つておりませんでしたが、外務省の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 アメリカは台湾政府と日本みたいに防衛協定を結ぶ意思があることを、ある一部の人が情報として漏らしておりますが、日本と台湾と米国とこの三国の防衛協定が成り立つといつたような場合において、日本はどういう態度をとるのでありましようか。そういつたような防衛協定にも入る意思がありましようか、どうでしよう……

第13回国会 外務委員会 第37号(1952/06/25、24期、自由党)

○菊池委員 私はあとから参りまして、質問が重複するかもしれませんが、今月十七日にアメリカの下院の軍事委員会で、日本にフリゲート艦十八隻、その他小型の上陸用舟艇五十隻を貸興する法案を可決したということでありますが、日本と米国との間にはもちろん折衝があつたろうと思います。その辺の事情をお伺いしたい。
【次の発言】 外務省の方でわかつておりましよう。別にこれは発表したつてちつとも惡いことではない。
【次の発言】 それから運送に使う船で、アメリカから借りている、よく兵隊を運ぶ船がありましたが、リバテイ・シツプというのですか、あれはもうどのくらい借りておるか。ドイツあたりは百隻も借りているという話ですが……

第13回国会 外務委員会 第38号(1952/07/02、24期、自由党)

○菊池委員 保安庁にお伺いいたしたいと思います。一日に外務省で開かれました外人記者会見で、外務大臣が発言されたことが新聞に載つておりまして、非公式に米国に駆逐艦の貸與を要望しておると言われておるのでありますが、この駆逐艦は何にお使いになるつもりでございましようか。何も爆雷を投げることばかりじやございまけん。ほかの用途もいろいろありましよう。
【次の発言】 外務省の方へ申し入れたこともございませんですか。
【次の発言】 それでは政務次官にお伺いしたいのですが、この点どうなつておるのですか。外務大臣が知つておられることはあなた方筒抜けに御存じだろうと思うのです。

第13回国会 図書館運営委員会 第1号(1952/01/22、24期、自由党)【議会役職】

○菊池委員長 ではこれから会議を開きます。  議事に入ります前に一言ごあいさつを申し上げます。このたび東井君のあとを受けまして、はからずも私がその後任として委員長の職につくごとに相なりました。何分にも不敏不徳の者でありますから、皆さんの御支援をお願いいたしたいと思うのでございます。簡単でございますが、ごあいさつを申し上げます。
【次の発言】 本日は国立国会図書館法第二十八條の規定に基きまして、昭和二十七年度の図書館の予算が本委員会に提出されておりますので、これを議題といたします。金森図書館長の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 ただいまの説明に対しまして、何か御質疑あるいは御意見はござい……

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、24期、自由党)【議会役職】

○菊池委員長 それではこれより会議を開きます。  国立国会図書館法第十一條の規定に基きまして、国会図書館から、国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案、国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する規程案、及び国立国会図書館支部上野図書館組織規程の一部を改正する規程案の三件が本委員会に提出されてあります。本日はこの三件を一括議題といたしまして審議を進めることにいたします。まず国会図書館長の説明を求めます。金森国会図書館長。
【次の発言】 ただいまの館長の説明に対しまして、何か御質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑がなければお諮りいたしますが、国立国会図書……

第13回国会 図書館運営委員会 第3号(1952/06/18、24期、自由党)【議会役職】

○菊池委員長 これから会議を開きます。  まず国立国会図書館法第二十條の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案起草の件を議題といたします。  御承知のごとく昭和二十四年に本法律が制定、施行されまして以来、行政各部門に置かれる支部図書館は相当数の増加をいたしております。また今次の行政機構の改革によりまして、その名称を改める必要のあるものもありますので、この際本法の改正案を起草提出いたしたいと考えます。これにつきましては、お手元に配付いたしてあります案を、国会図書館において作成されましたので、この案を本委員会における改正法案起草の原案といたしたいと存……

第13回国会 図書館運営委員会 第4号(1952/07/30、24期、自由党)【議会役職】

○菊池委員長 それではこれから会議を開きます。  国会図書館から、国立国会図書館職員苦情処理規程案が本委員会に提出されましたので、これについて審議を進めます。本規程案につきましては、前会におきまして図書館長からあらかじめ一応の御説明を承つたのでありますが、なおこの際、さらに重ねて御説明を願いたいと存じます。簡単でけつこうでございます。中根管理部長。
【次の発言】 別に御発言もないようありますから採決いたします。本規程案を承認いたすに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて本規程案は承認いたすことに決定いたしました。

第13回国会 文部委員会 第37号(1952/06/20、24期、自由党)

○菊池義郎君 文部大臣の天野先生にお伺いいたしたいのでございますが、この独立後において、アメリカから押しつけられました日本の学制を、相当程度改革した方がいいと、われわれ確信しております。さしあたり大学の制度でございますが、教養学部が一年半、それから学部が二年半というわけで、まことに卒業生の実力が浅いという非難がごうごうとしてございます。昔のように、教養学部をとつてしまつて、―四年間をみつちり專門の勉強につぎ込むことにした方が一番いいという意見が非常に多いのでございます。そういう点について、文部大臣の御意向はどうでありましようか、お伺いをいたしたいと思います。


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 外務委員会 第1号(1952/08/28、24期、自由党)

○菊池委員 野党の諸君の質問はあげ足とりばかりですが、私の質問はいつも建設的な質問です。  艦艇貸與のことについてアメリカの議会で決定しておりますが、この艦艇を日本でアメリカから借りるについては、国会の承認を求めるつもりでありますか、求める必要がないと思いますか。
【次の発言】 それから外務大臣は太平洋同盟につきまして日本としては何らまだ考えていないということを言つておられますが、そういうふうな消極的な考えではいかぬと思うので、今日よりどしどしそういう防衛同盟ができたら日本も参加したいという意思表示を前もつてしておくことがよろしいと私は考えるのですが、政府の見解はどうでありますか。


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/07、24期、自由党)

○菊池委員 砂間君の質問に関連する質問です。これを見ますと、この條約に加盟しない国がたくさんあるのでありますが、條約に加盟しない国に加盟列国が何か制裁を加えるような国際的の條約が他にあるのでありましようか、どうでしようか。これは西村局長にお伺いしたい。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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