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井上普方 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井上普方[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
349位
委員会発言歴代TOP500(衆)
182位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
430位
委員会出席(無役)歴代TOP500
386位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
669位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
122位
各種会議出席歴代TOP50
22位
各種会議発言歴代TOP50
16位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
15位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
16位

31期委員会発言TOP100
72位
31期委員会発言(非役職)TOP100
56位
32期委員会発言TOP100
77位
32期委員会発言(非役職)TOP100
58位
32期各種会議出席TOP10
10位
32期各種会議発言TOP25
14位
32期各種会議出席(無役)TOP10
9位
32期各種会議発言(非役職)TOP25
12位
33期委員会出席(幹部)TOP100
67位
33期各種会議出席TOP25
21位
33期各種会議発言TOP25
15位
33期各種会議出席(無役)TOP25
23位
33期各種会議発言(非役職)TOP25
14位
34期各種会議出席TOP5
3位
34期各種会議発言TOP10
6位
34期各種会議出席(無役)TOP5
3位
34期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
35期委員会発言(議会)TOP10
10位
35期各種会議発言TOP25
19位
35期各種会議発言(非役職)TOP25
16位
36期各種会議発言TOP10
8位
36期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
38期各種会議出席TOP5
2位
38期各種会議発言TOP10
9位
38期各種会議出席(無役)TOP10
10位
38期各種会議発言(非役職)TOP10
7位

このページでは井上普方衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井上普方衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 建設委員会 第4号(1967/04/19、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣を初めといたしまして、しばらく質問をいたしたいと存じておるものであります。  まず本土・四国連絡橋につきまして、現在いかなる進捗状況にあるかをお伺いいたしたいのでございます。と申しますのは、昭和三十八年以来、ルート決定は、三十八年の八月であるとか、あるいは十二月であるとか、また、昭和四十年の十二月に決定すると申し、かつまた、昨年度におきましては、八月までに決定するといい、また、昨年の十二月までに決定する、あるいはまた、ことしはまた延びておるようでございます。いつもルートを決定するときには何か政治的な理由がありまして延ばされておるようございますが、この点いかがなものでござい……

第55回国会 建設委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 政務次官にお伺いするのでございますが、このたび下水道の終末処理場の整備につきまして、いろいろと新聞紙上で私拝見いたしたのでございますが、厚生省と建設省との間にかなり大きいトラブルがあった、このように承っております。結果は建設省の所管になったようでございます。しかし、私このたび四十二年度の下水道事業予算の関係の資料をいただき、かつまた先般の岡本委員の質問に対しましての建設省の御答弁で、下水道事業の選択基準をお示し願ったのでございますが、それによりますと、流域下水道の整備がまず第一番だ、あるいは地盤沈下対策あるいはまた汚濁防止対策である、その次が新市街地の対策である、その次が万博……

第55回国会 建設委員会 第11号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 先般早明浦ダムの問題につきまして岡本理事さんからいろいろと御質問があったのでございますが、私らはどうも、その後の現地の状況、あるいはまた世の中のうわさと申しますものを聞きまして、いま釈然としないものがあるわけでございます。先般も申されましたように、本年の三月三十一日早明浦ダムの入札が行なわれ、四月一日に水資源公団に移管いたしたことは、これまた私どもの承知いたしておるところでございます。四月一日に水資源公団に早明浦ダムの建設を移管いたしまして、建設省の現地の役人、少なくとも設計担当者をはじめといたしまして、スタッフはほとんど四月一日をもって身分を水資源公団のほうに移しておるとい……

第55回国会 建設委員会 第15号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私、少し道路問題についてお尋ねいたしたいのでございますが、四十一年度末までの第四次五カ年計画の進捗率を見てみますと、平均が五一・八%という数字、これは「国の予算」に出ておるのでございます。ところが地方単独の計画が五二・八%、平均よりもはるかに地方単独事業のほうが伸びておるわけでございます。こういうふうなことから考えますと、一方におきましては地方の道路財源が非常に乏しくなっている。そして三十九年の様子を見てみますと、地方の道路財源、都道府県の道路財源を見てみますと、国の支出金が三八・九%、地方道路譲与税が二二・八%、これは五大都市と府県だけでございます。軽油引取税二〇・三%、そ……

第55回国会 建設委員会 第20号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいまいろいろと土地収用法に関しまして御質問がありました。大臣もいろいろと御答弁になったのでありますけれども、私どもといたしましては、先ほど阿部委員から申されましたように、私権を抑圧いたしまして、公権力が非常に強くなってきておる。このように私どもには考えられるのでございます。ただ大臣は合理的にできた――最後のお話で、この改正案は合理的にできておる、こう大臣はおっしゃっておられます。しかし合理的という大臣のお考え方は、起業者側に立った場合には合理的であるかもしれません。しかし被収用者あるいは土地を取られる側から見ると、何と申しますか、非常に時間が早くて、たとえて申しますならば……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 議事進行について。私どもは先ほど来宅建法の法律案の審議の際に二十分という時間制限を受けまして、そのうちで、あと一問、二間というようなときに委員長は途中で質疑を打ち切って、そして法案審議に十分なる時間をかけてないのです。しかるにきょうの理事会の申し合わせということになりますと、一人二十分という制限があったにもかかわらず――この問題は非常に重要な問題であります。いま大平さんが出されております問題はだいぶ大きな問題でありますけれども、いままでの質問者に対するあなたの取り扱いとこのたびの取り扱いとは非常に不公平がある。重要な法案審議の途中で打ち切っておるのにこういうことをやるというの……

第55回国会 建設委員会 第25号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私、一般質問で申さなければいかぬことがたくさんあるのでございますが、とりあえず先般早明浦ダムのことにつきまして御質問をいたしたのでございます。その際に、六月の終わりまでに補償を済まして、事業の遂行をやる、こういうお話であったわけです。そのことがまた三月三十日にこの入札を行なった原因でもあったわけです。ところが承るところによりますと、いまだに補償の話が順調に進んでおらず、ましていわんや、補償が完成していないということでございますが、こういうようなことを聞きますと、私どもは、あの際に申し上げました、業者の談合があったのではないか、あるいはまたその間に政治的な圧力があったのではない……

第57回国会 建設委員会 第3号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 前の西村大臣は、私は個人的には、主義主張は違いましたが、しかし、敬愛する一人でございました。保利大臣もひとつ私の敬愛する大臣になってほしい、これをお願いするものであります。  保利大臣は、就任早々、いま各官僚から御進講を受けて御勉強の最中だと思います。建設行政の詳細、デテールにつきましては御勉強中と存じますので、詳細につきましては、これは私きょうは承りませんけれども、基本的なことだけをお伺いいたしますので、ひとつ大臣のみの御答弁をお願いいたしたい。  私は二十六歳の学生のときから実は県会議員をやっておりまして、そして十二年間やったわけでございますが、落選いたしまして四年間浪人……

第58回国会 建設委員会 第4号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣の建設行政の基本施策に関する所信表明ということで、先日の委員会におきまして所信表明を大臣からなされたのでございます。私は、去る十二月に大臣が建設大臣に就任せられた早々に大臣の基本姿勢についてお伺いいたしたのでございましたが、そのときにも時間が非常に少なくて十分なことをお聞きすることができませんでした。きょうはその補完といたしましてお伺いいたしたいのでございますが、就任早々の大臣の所信表明の中にもありましてお尋ねいたしたところでございますが、今度の所信表明にも、最後に「事業施行にあたりましては、公正かつ効率的な運営について特に留意してまいる所存であります。」こう申し述べられ……

第58回国会 建設委員会 第10号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 都市計画法自体につきましては、非常に重大なる国土開発という面がございます。しかも、農業振興の問題、あるいは工業の配置の問題あるいは公害の問題とか、たくさんの問題を実はかかえておると私は考えるものでございます。先ほど佐野委員からも指摘されましたように、特に都市計画あるいは諸法律の上位法律である国土総合開発法がまだ出されていないという段階におきまして、各省ばらばらに――ばらばらと申しても、統一しておるのでございましょう。しかしながら、一応はそういう法律を予定されておるようでございますので、先ほど農林省からは、農業振興地域整備に関する法律というのがもう法案として出されるということで……

第58回国会 建設委員会 第16号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、この都市計画法が内政問題として非常に大きい意味を持ってくるのではなかろうか、このように考えるのでございます。ただいま田村委員からも申されましたように、全国の過疎、過密の問題、あるいはまた地価問題、あるいは住宅問題、あるいは農業問題公害問題等々に実に大きい影響を及ぼしてくる都市計画であろうと存ずるのでございます。そういたしますと、内政の大きい面を実はこの都市計画法は持っておるのではなかろうか、このように考えるのでございます。  しかし、一面におきまして、先ほども田村委員から御指摘がありましたように、昭和二十五年に国土総合開発法というものが制定されました。しかしながら、その……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 このたび水資源公団法の一部改正になることにつきまして、私どもにどうも不可解な点が多々ございますので、一応お伺いいたしたいと存ずるのでございます。  愛知用水公団のいままでの経緯を実は私なりに調べてみますと、昭和何年でございましたか、いわゆる愛知用水のみをやった。その後豊川用水を、昭和三十六年でございましたか、取り入れた。さらにまた木曾総合計画、あるいはまた三重用水計画というようなものを愛知用水に取り入れてまいった。何ゆえにこのように当然違う地域であります豊川用水、あるいはまた三重用水、あるいは木曾総合というものを愛知用水公団に吸収してきたのか、この点ひとつお伺いいたしたいので……

第58回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は共済問題等につきましてしろうとでございます。ですが、しろうとなりに、実は私どもの地元におきまして非常な被害をこうむりましたので、二、三、ひとつお伺いしたいと思いますが、先ほど下山さんのほうからも、また黒川さんからも、正確なる被害調査がでていない、こういうお話でございました。しかし、農林省のほうは、被害は野菜三十四億円でビニールハウスの全壊または一部破壊が約三十億円と出ておるわけであります。私どもの知っております限りにおきましては、実はビニールハウスの全壊いたしました場合に、あるいは一部破損いたしましても、あの雪で、しかも電線が切れて停電するというようなことでございましたの……

第58回国会 社会労働委員会 第2号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 三人の先生、どうも御苦労さまでございます。  ちょっと私お伺いしたいことがございます。豊川先生にいたしましても、秋元先生にいたしましても、いずれの先生方も環境整備がまず第一だということを言われております。しかしながら、いまの日本の医学教育の実情、あるいはその中において環境整備が行なわれる客観的な要素は私はないと思う。と申しますのは、戦後インターン制度ができましてから二十年の間にインターン生に対する環境整備ができておるかというと、これができていないからインターン問題というものが大きく浮かび上がってきた。実は私も昭和二十八年に一年間インターンをやり国家試験を受けたので、おそらく国……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連。ただいま大臣から外国病院についての御答弁がございましたけれども、本法によりますと、「二年以上沖繩地域(硫黄鳥島及び伊平屋島並びに北緯二十七度以南の南西諸島(大東諸島を含む。)の地域をいう。)にある病院又は外国の病院であって、厚生大臣が適当と認めるものにおいて、臨床研修を行なった者は、前項の規定の適用については、前条第一項の規定による臨床研修を行なった者とみなす。」こうあるわけでございます。考えてみますと、厚生大臣あるいは厚生省当局がお考えになっておる教育病院というものを考えますと、沖繩あるいは硫黄鳥島において、それくらいのレベルのものは私はあり得ないと思います。この点に……

第58回国会 社会労働委員会 第12号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 このたびの医師法の改正につきまして、大臣に少しく御所見をお伺いすると同時に、文部省学術局長見えていますか、お伺いいたしたいと思うのであります。  まず大学学術局長にお伺いいたします。先般の田邊委員の質問に対しまして、東京大学の医学部の紛争は処分するのが当然だ、こういうような御趣旨の御発表が国会において行なわれた。この社労委員会においてあなたがおっしゃられたことを私は記憶いたすのでございます。私は、学園の自治ということにつきましては、これは十分に尊重しなければならないと思います。しかし私どもといたしましては、学園の自治に対し、あるいは行なっておる事柄に対しましては、これは批判の……

第58回国会 大蔵委員会 第26号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 どうも貴重な時間を拝借いたしまして、大蔵委員の諸君に敬意を表する次第であります。  先般武藤山治委員及び井手以誠委員に対しまして、塩の専売制度を廃止しようということを大蔵大臣が言明になっておるようでございます。しかしながら、この塩の専売制度の廃止につきましては非常に大きい問題が出てくるんじゃなかろうか、私どもはこのように考えるものでございます。  と申しますのは、先般、昨年でございましたか、行政監理委員会の塩の専売制度を廃止しろという案に対しまして、専売公社といたしましてはこの専売制度を堅持するという方針を打ち出して、その理由書というものでたくさん述べられておるはずでございま……

第60回国会 建設委員会 第2号(1968/12/20、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連して質問いたしますが、坪川大臣は、前の保利大臣との事務の申し伝えといいますか、そのとき、本土・四国連絡の問題についてどのような申し受けをしておられるのか、ひとつお伺いしたのであります。
【次の発言】 私は大臣に、どういう内容を引き継いだかということを実はお伺いしておるのです。
【次の発言】 ただいまのお話と保利大臣のおっしゃられたこととだいぶ違うのです。だからあえて私はこういうことを申しておる。といいますのは、建設省におきまして三本の本土・四国連絡橋の経済効果を十一月までに発表できる、こういうことをおっしゃったのです。ところが、あなたはいま建設省と鉄道と、あるいはまた海上……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1969/03/01、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連。ちょっとお伺いしたいのですが、お話を承っていますと、どうも私、職員抄録を実は拝見してまして、局長さんなり課長さんなりが技術屋さんかどうかということを調べたのです。あなた方のお話を聞いておりますと、どうも科学的なお話をやっておらない。まことに抽象論でやられておるように聞こえてならないのです。私も実を言いますと、そちらのほうにちょっと頭を突っ込んだこともございますので、もう少し的確にひとつお答えを願いたいのが一つ。  それから、局長さんのお話、先ほどの昨年の四月の事故を現在調査中である、八月でなければ結論が出ないというようなのは、どうも最先端の科学をいっておるこの原子力問題……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいまの件でお伺いしたいのですが、「主務大臣は、内閣総理大臣、郵政大臣及び人工衛星等の開発に係る事項を所管する大臣で政令で定めるものとする。」三十九条にはこうあるのですね。ところが、おたくのほうの科学技術庁設置法の第四条の十五の二には「宇宙の利用を推進すること。(他の行政機関の所掌に属することを除く。)」とある。としますと、この科学技術庁設置法とこれは大いに食い違ってくると思うのです。どうでございますか。あるいは科学技術庁設置法を削除するおつもりですか。どういう関係になりますか。大臣、どうでございますか。
【次の発言】 大臣、あなた、科学技術庁設置法に基づいてあなたの大臣も……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は実はきょう質問する予定で  はございませんでしたのですが、ただいま石川委員からいろいろと基礎研究についてのお話があり、これに対する御見解を示されまして、特に政府側の科学技術に対する対策が、何と申しますか、考え違いをしておるんじゃないか、このように考えましたので、実はお伺いいたすのであります。  私は、このたび、大学問題につきましていろいろと調査をいたしたのでございます。私なりに勉強をしてみました。  それで、大学問題がなぜこういうように起こっておるかという一つの大きい流れとしましては、世界的な動きもありましょうけれども、もう一つの大きい流れといたしましては、教育体制、研究……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1969/10/14、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私、スモンのことで一度科学技術庁並びに厚生省にお伺いしたいと思っていたのですが、実はこの病気が起こりましたのは、御承知のとおり三十四年から起こっておるのでございますが、特に昭和三十六年当時から、県の衛生部を通じて盛んにこのことを厚生省に、実態はどうなのかということをいった熱心な開業医がおったはずです。ところが、これについて三年全然放置しておった。昭和三十八年の、オリンピックのとき戸田に発生した戸田病のときに、初めてこれがやかましく言われた。ここに一つ問題がある。一つは学会の古さということも私ら感じるわけです。その後も国の、厚生省の施策としての研究というのが、あれほど多く患者が……

第61回国会 建設委員会 第9号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私はこの新四ツ木橋の事故につきまして心から犠牲者の方に対しまして哀悼の意を表したいと思うものでございます。  ただいま大臣並びに道路局長から御説明がありましたが、私は問題はかなりあると思うのです。その一つは、けさの新聞を見まして、直接まだ十分な調査もいたしておりませんが、一つには、建設省直轄の仕事で、間組の仕事である、しかも、中に入っておった犠牲者の方々は、全部が出かせぎの人たちです。この点につきましてどうも割り切れないものがある。間組の組員であるとかあるいは社員である人が一人でも犠牲をこうむっておるのなら、私はこの点については一応納得もいたしますけれども、全部が全部出かせぎ……

第61回国会 建設委員会 第12号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、地価公示法案につきましてお伺いいたしたいのでございますが、まず第一番に、この地価公示法という法律をつくりまして、そのメリットは一体どんなものですか、ひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 地価公示制度ができまして、一般取引の目安になるというようなお話でございますが、実際に取引関係は、地価公示法の標準地点における標準価格がつくられても、それが守られるとあなた方はお考えですか、どうでございますか。目安はこうではあるけれども、需給関係によって一般の土地は動いているんじゃないですか。それを、お役所仕事で土地の一般取引の目安をつくったところで、それが実際上役立つとお考え……

第61回国会 建設委員会 第23号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 五月二十六日に待望の東名高速道路が全線開通をいたしたわけでございます。開通したときには、私どもも大きい喜びをもちまして開通式に出席いたしました。大臣も開通式にはにこやかなお顔ではさみを入れられるというような行事が行なわれたのでございますが、その後、東名高速道路におきましては非常に大きい事故が頻発いたしておるのでございます。その頻発しておる事故のうちで、道路公団側に責任があるように新聞にも書かれておる、これらの点につきましてはどういう御認識を道路公団なり建設省側はお持ちになっておるか、ひとつこの点をお伺いいたしたいと思うのです。

第61回国会 建設委員会 第24号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 六日の佐野委員の質問に対しましてただいま御答弁があったのでございますが、問題の焦点をぼやかして、問題をすれ違って御答弁なさっておる点が多々あるように見受けられます。特にこの御答弁に対しましては私どもの再度の質問を保留いたしまして、この問題は本日はこの程度にとどめておきたいと思います。
【次の発言】 国会法、議事規則によりまして、過半数を割りましたので、ひとつこの際流会するか何かして、ともかく議事規則だけはがっちり、国会法の運営だけははっきりやらなければならないと思いますので、委員長において具体的なお取り計らいを願いたいと思います。

第61回国会 建設委員会 第25号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 少しくまず日笠先生にお伺いしたいのでございますが、先ほど先生のお話によりますと、永久建築物が非常に多くなりまして、コンクリートのアパートとかあるいはマンションが密集するおそれがある、これは西欧ですでに経験済みのことである、これはこのままいけば悔いを千載に残すのだ、こういうお話がございました。まことに私どももしかりであると思います。しかし、先ほど御指摘になりましたが、第二種住居専用地区の、その小さいほうの模型も、これはまだいいほうではないか、こういうお話でございますので、こういうような実態がもっと過密化したような、もっとこれよりも悪くなった場合に、それこそ欧米の二の舞い以上のこ……

第61回国会 建設委員会 第26号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 ちょっと関連質問いたしたいと思うのですが、ただいま局長から公文書投棄罪というお話が出ました。それは刑法の何条にあるのでございますか。そしてまた、その投棄罪なるものはどういう条文になっておるか。そしてそれが適用になった事例はいままで一体幾つあるのか。公文書毀棄罪という法律が適用になった事例というものは、まず事例といたしましては非常に少ないと思うのですが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 この建築物違反という板が公文書になるという法的根拠は一体どこにあるのですか。そしてまた、そういう事例がない。事例もお調べにならずに、軽々しくここで直ちにこれが公文書毀棄罪になるというこ……

第61回国会 建設委員会 第27号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 昭和四十二年十月に行政管理庁から建築行政に関する勧告という勧告書が出ておるのであります。これは、われわれがただいま審議いたしております建築基準法の一部改正法案と密接な関係がございますので、この勧告文書がわれわれの手に入るように御配慮願いたい、このように思う次第でございます。

第61回国会 建設委員会 第29号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 まず住宅局長にお伺いしますが、鉄筋コンクリートの建物というものは、耐用年数は何年になっておりますか。
【次の発言】 この法律によりますと、特定街区を指定する場合、すなわち、建築基準法によりまして特定街区を設定することができることに相なっておりますが、この特定街区、五十九条の三、これはだれが手続を要請するのでありますか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 私がここでお尋ねいたしたいのは、例の、ここから見えますところの霞が関ビルのことでございます。霞が関ビルは――霞が関三丁目は特定街区として設定せられておるのでございますが、これは都知事の申し出によってなされたのでございますか、どう……

第61回国会 建設委員会 第30号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 先日時間の関係で質問が残っておりますので、その点につきまして質問申し上げたいと存じます。  まず第一番に、大臣にお尋ねいたしたいのでございますが、政府職員が党の審議会あるいはまた政調の懇談会等のメンバーになることは、私はどうも似つかわしくないと思うのでありますが、大臣はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 しかし、政党の政策を立案する、あるいはまた、政党独自の政策を立案する過程において政府職員が関与するということは、私は好ましくないと思います。それは、参考人として出席するとか、あるいは意見を述べるというのでありましたならばいいけれども、その重要メンバーとして参加……

第61回国会 建設委員会 第31号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、修正部分を除く原案に対しまして反対の意思を表明いたしたいと存ずるのであります。  現行の建築基準法がざる法に終わっておる一つの大きい原因といたしましては、わが国における土地政策、住宅政策が欠除しておることに根本原因があることは論をまたないところであります。現在、国民三千万世帯のうちの約一千五百万世帯が実は自分固有の住宅を持っていない現状であります。さらに、昭和六十年には三千五百万戸に及ぶところの住宅不足が見込まれておる現状であります。しかしながら、都市に人口の集中する現在、しかも全国総合開発計画によりますと、昭和六十年には、全人口、すなわち……

第61回国会 建設委員会 第32号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいまの小川さんの質問に関連いたしまして少しお伺いしたいのでありますが、厚生省の石丸さんですか、あなたは、浜名湖の中毒事件というものが昭和十一年ごろにあったということを御存じでありますか。それに、あなたも予防医学をやられたら、これはどれぐらいの被害があったか、あの当時大事件であったことを御存じであると思いますが、今度の場合、HODが九十PPMになり、アンモニアの濃度が非常に上がっておるというので、ここにある生物、すなわち、アサリ、シジミあるいはなまガキというものに対してどういう影響があるとお考えになりますか。これは私は医学的な立場からひとつ御解明願  いたい。

第61回国会 建設委員会 第34号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私はこれから質問するわけでございますが、ひとつ私の指定する以外は局長なんかは御答弁にならないように、大臣にお願いいたしたい。  この法律案が出されておりますけれども、これは政令に委任する事項が非常に多いのでございますが、われわれこの法律案を審議するにあたりまして、当然そういうような政令の要綱が出されてしかるべきだ、それがなければ審議できないと思うのですが、大臣、なぜ出さないのですか、理由をお伺いしたいのです。
【次の発言】 この委員会における審議の中において考えたい、これなら私はわかると思います。しかしながら、中央建設業審議会の意見を聞きながら政令をつくるということについては……

第61回国会 文教委員会 第11号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、最初に先般東大の高圧酸素治療センターにおきまして、タンク爆発により四名の方々がおなくなりになった事件について、文部大臣にお伺いしたいのでありますが、実は私もこの月曜日にあの外科病棟に参りまして、生々しい実態を見てまいったものであります。  ところが、そこで問題になりますのは、あそこの助手あるいはまた研究者の諸君が非常に心配しておる一つは何かといいますと、一体あのタンクの購入資金というのはどこの講座から、あるいはまた中央手術室の費用として出たのであろうか、疑心暗鬼にならざるを得ないのが一つで、もう一つは、これは遺憾なことではありますけれども、明石助手並びに林という無給医局……

第61回国会 文教委員会 第13号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 昨今非常に大学問題が重要な問題になっておるのでございますが、大学問題が非常に大きい問題になりましたのは、政府の基本的な政策の一環としてあらわれました大学運営の方法の変化に始まって、これに対する反対運動という形であらわれたのが第一であります。その二つには、学生運動の方向である。先ほど申しました政府によるこの大学自治の介入という問題と、この二つが大きい問題と相なっておるのであります。学生の運動がこのように高揚いたしましたのは六五年以来でございますが、これは市民的な要求として、市民的権利に基づくものとしてあらわれてまいったのが第一点。第二点といたしましては、大学自治に対する戦前から……

第61回国会 文教委員会 第15号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣にお伺いしたいのですが、きょう十一時十五分から何か急な用があるそうでございますが、一体何時ごろこちらにお帰りになる御予定でございますか。
【次の発言】 それでは、私、帰ってこられましたら、特に大臣だけに聞かなきゃいかぬことがたくさんできておりますので、委員長におかれましては、ひとつその点、時間的な御配慮をお願いいたしたい、このように思う次第でございます。  先日――もう一カ月になりますか、前に、東大の工学部の受託研究ということを大臣にお見せいたしまして、都市工学科の受託研究の様子が、特に経理上にもあらわれていない。しかも、その研究自体が大学院生にやらしておる。のみならず、……

第61回国会 文教委員会 第33号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 そこで、私貴重な時間をお許しいただきまして大臣に質問申し上げたいのでございますが、私はこの四月下旬に、大学における研究費並びに研究員がいかに不足であるかということを数字をあげて質問したことがございました。特に国公立の大学において、教授の数よりも工学部のごときにおいては助手の数が少ないという実態を、昭和四十一年の文部省が出された統計資料によって私は質問したことがありました。そしてその際に、かかっております総定員法との関係においてこれをいかにあなたは御処置なさるのか。あなたも助手並びに教官の人数が少ないということをお認めになって、これの増加に努力しますとあなたはおっしゃった。そこ……

第61回国会 文教委員会 第37号(1969/10/15、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 実は私も大学の事故についてお伺いしたいのです。先般、東京大学の高圧酸素ガスボンベの爆発によりまして、お医者さん二人と患者二人がやはりおなくなりになった、その後患者側からも訴訟が起こされた、こういう事態があります。その当時私も質問いたしたのでありますが、この問題は、あの酸素ボンベ爆発の事故の際に、医者の責任にするんじゃないか、明石、林医師の過失によって事故が起こったんだという結論をつけられる可能性が十分にある、これは当時あそこの医局員の諸君が言っておったことです。案の定、いまだに刑事責任の所在というものがはっきりしないようであります。これがどこに責任があったのか、はっきりしてい……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、国鉄の小駅廃止あるいはまた貨物駅の廃止等々の問題につきまして、質問いたしたいと思うのであります。  この問題につきましては、三月の十日あるいは二十日、二十七日、五月の八日というように、この委員会におきましても非常に論議が重ねられておるのであります。したがって、この会議録を見てみますと、一応小駅を廃止する、あるいは統合する、貨物駅を廃止するというような際には、一貫して国鉄並びに運輸省としましては、地元の御了解を得た上でという方針を出しておられるのですが、そのとおり現在でも進んでおるのでございますか、どうですか。
【次の発言】 それで、あなたのほうでは、地元との了解あるいはまた調……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○井上委員 大臣、私はまことにプリミティブな質問をするのでございますが、科学技術庁というお役所は何をするところなのでございますか、ひとつお伺いいたしたいのでございますけれども……。
【次の発言】 私が科学技術委員会に所属いたしまして感を深くいたしますのは、実を申しますと、科学といいまするものよりもむしろ、技術、これのほうに重きを置いて、これを応用部面のみに力を入れておるような感が非常にするのでございます。いわゆる基礎研究というものがなおざりにされておると申しますか、基礎研究というものに対しての対策が不十分である、このように考えられるのであります。今度の予算を拝見いたしましても、そのような点が非……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま近江さんの御質問に対しまして局長が御答弁になりました際に、一つ重要なことが含まれておると思いますので、お伺いいたしたいと思うのです。  動燃の事業団が研究を委託いたしました場合に、委託契約をして、そして一応動燃の同意を得なければ発表できないということに伺っておるのですが、そのとおりですか。
【次の発言】 その委託契約の条項をぜひとも参考資料として与えていただきたいと思います。その場合に、ロイアルティーはどうなります。パテントはどうなるのです。パテントをとった場合、どちらがとれるのです。
【次の発言】 それは、思っていますじゃぐあいが悪い。

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○井上委員 私は三島先生にお伺いしたいのですが、性善説と性悪説ということでものごとをお考えになる。まあ国際的にこの性善説、性悪説で通用しないということは、もう三島先生も御存じだろうと思いますし、かつまた、いまの日本を取り巻く国際環境の中で、特にアメリカの中でさえも一部、中国の核開発よりも日本の核開発のほうがこわいんだというようなことすらいわれておる現状であります。そこで、当然、日本に対しましては、国際的にこれは性悪説でこられる、このように私は思うわけです。しかし私ども日本といたしましては、先ほども石川さんからも言われましたように、再三にわたる国会における決議等々もありますので、私はそういうこと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○井上委員 チクロの問題の専門家おりますか。
【次の発言】 農林省どうです。
【次の発言】 それでは委員長、チクロの問題はまた次の機会に譲るといたしまして、ただいま残留農薬の問題についていろいろと質問されました。ここには技術者の方々、参事官というのは技術者でしような、おられますので、二、三お伺いいたしたい。  まず第一番に農林省の毒素の解釈で急性毒素と慢性毒素があるのだ、しかもその急性毒素はパラチオンのごときもの、こういうものをさしておるのだ、こういう御説明があった。しかしこれは、パラチオンというのは第二次世界大戦で開発せられましたイペリットでしょう。毒ガスですよ。これが農薬に転化せられた。こ……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○井上委員 私、お伺いしたいのですが、例の昨年の末チクロ禍というのでマスコミをはじめ国民全体が非常な恐怖におちいったのは御承知のとおりだと思います。しかし、いま蕨岡先生並びに外村先生のお話を承りますと、そう、何と申しますか、蕨岡先生のごときはFDAで出された資料も科学的なものとも思えないというようなちょっと御発言もあったくらい不確かなものであった、こう承ったのであります。しかし、日本の政府がなぜあのように反応したのか、しかも直ちにチクロを禁止したのか、そこら水野先生のおっしゃるのには、日本の技術者がワシントンに少なかった、情報の不足であったというようなお話もございますが、ここいらのあたりをまず……

第63回国会 建設委員会 第4号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、河川法施行法の一部を改正する法律案につきまして、まず第一番に、特にこの際、法律案にいうところの「ダムに関する工事その他政令で定める大規模な工事」、実はこの政令案がいただきたいのであります。といいますのは、非常にばく然と「政令で定める大規模な工事」といわれましても、私どもにはわかりません。これは政令案はできておるのでしょう。どうですか、河川局長さん。
【次の発言】 できましたならば、その政令案を早急に次の委員会までに御提出願い、そしてそれに関する御質問をまたいろいろとしてみたいと思うのであります。と申しますのは、私どもは、一昨年この委員会におきまして新都市計画法を議決いたしまし……

第63回国会 建設委員会 第5号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一昨日保留いたしました問題につきまして、河川局並びに都市局から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 河川局長さん、私がお伺いいたしましたのは、一級河川で地方が国庫納入金として出しておる金額が幾らで、また二級河川においては国が地方に対して出しておる補助金の総額は幾らか、そしてまた、地方の負担はどれくらいになっておるかを詳細にお知らせ願いたいということです。
【次の発言】 私は、こういうような河川法の負担率が違う際に違えてくる、昨年は一体どれくらい地方の負担があり、かつまた国はこれほど補助したのだという金額がわからないようでは、ちょっと困ると思うのです。これが即答できな……

第63回国会 建設委員会 第11号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○井上委員 それでは関連してお伺いしますが、昨年この問題が論議せられました際に、ルート決定は八月に行なうのだということは、坪川前大臣がここで、当委員会で再三言明になったところです。そしてその際には、経済効果は二月には一応調査はできておるのだけれども、経済効果を一つのメルクマールにするために、八月に発表させてくれということを盛んにおっしゃった。このたび、公団が設立されるに際しまして、なぜ経済効果が発表されないのですか。どうなんですか、この点。
【次の発言】 これは坪川大臣の当時からそういうお約束になっておるはずなんです。八月には発表します、こういうことを当局は盛んにおっしゃっておったはずなんです……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○井上委員 私は今度の地方道路公社の問題につきまして、二、三問題をお伺いいたしたいのです。と申しますのは、この道路公社がつくられる意義、効用等につきましては、私は先般来の質問である程度納得いたしかねるところも多々あるのであります。それはそれといたしまして、地方自治体との関係では、この法律案を見ますと、公社をつくるときには議会の議決を得る、しかし、その後の業務内容、あるいはまた事業の遂行等につきましては知事もしくは設立者、すなわち知事の認可を得ればいいんだ、こういう規定になっておるように思いますが、その点どうでございますか。
【次の発言】 そこで、私は地方自治体の機能について考えるのでございます……

第63回国会 建設委員会 第13号(1970/04/18、32期、日本社会党)

○井上委員 ちょっとお伺いいたしたいのでありますが、ただいま三木委員の御発言にもありましたが、将来瀬戸内海並びに東京湾等々におきましては非常に航行がふくそうしてくる。しかもこのごろのタンカーの様子を見てみますと、二十万トン、三十万トンあるいは五十万トンにもなる可能性がある。とういうようなことになりますと、例のイギリスにおけるタンカーの遭難事件等々から考えましても非常に大きい危険性をはらんできて、将来の瀬戸内海あるいはまた東京湾などにおきましては、ああいう災害が起こった場合に大災害が起こってくるのではないか、こういうことも考えられるのですが、運輸省といたしましてはこの瀬戸内海あるいはまた東京湾の……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○井上委員 私は緊急整備五カ年計画につきまして伺いたいのでありますが、まず第一番に、大蔵政務次官が出ておられますので伺いたいのです。  十兆三千五百億円というかなり巨大な投資がされるということになりますと、わが国の金融財政上においてはかなり大きい影響が及ぶのではないかと思われるのでございますが、いかにお考えになり、これをどういうふうに解決されていくか、御所見をお伺いしたいのです。
【次の発言】 私がお伺いしているのは、財政上また金融上大きい変化を来たしてくるのではないかということを懸念して、それについての御所見あるいは見通しというものをお伺いしておるのです。

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、建設業法につきまして若干質問をいたしたいと思うのでありますが、時間の関係もございますので、簡単にひとつ御答弁願いたいと思います。  私は、この業法の改正につきましては、なぜ許可制を導入するのかという点について合点がまいらないのであります。と申しますのは、一つには、国民各層におきまして許認可事項というものは、官僚あるいは権力が介入する道が非常に多い。したがって大衆は、この登録制を新たに許可制にするということに対しましては、大きな危惧を持っておるのであります。それは過去のいままでの行政が、大衆をそのように思わしめておるのであります。しからばこの許可制にして――この建設業法で許可制……

第63回国会 建設委員会 第18号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、建築基準法の問題につきましては、先国会におきまして長時間にわたりいろいろと論議せられたところがありまするので、重複部分を避けまして一応質問をいたしたいと存ずるのであります。  まず第一番に、この建築基準法の一部を改正する法律案をもう一度読んでみますと、政令にまかしておる部分が多々あるのであります。しかし、法文によりますと、政令は一応一年後に作成することにはなっておりますけれども、先国会のいろいろな要求、これを盛り込んだ政令がなされなければならないと思うのであります。したがって、法案を審議する際には、法律と政令とは、政令がいかに立法府の意思を盛り込むかということが重要な意味を持……

第63回国会 建設委員会 第19号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、委員長のお許しを得まして、「本州四国連絡橋の経済効果」について御質問いたしたいのであります。  この「経済効果」は、これは昨年の一月にはもうすでに完成しておったのでありますが、御承知のように去年の八月にルートを決定する、こういうルート決定をする一つの大きな材料にするために発表を延ばされてきたのであります。しかし、本委員会においてこの資料を要求いたしましたがために、本国会の最終日に出されました点につきましては、私どもははなはだ遺憾に存ぜざるを得ないのであります。この点、今後も政府は、できた資料というものは、はっきりと国会に出すべきものはさっさと出すという方針を、強く私は要求して……

第63回国会 建設委員会 第21号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、最近のマンションの事件につきまして、少しく御質問いたしたいと思うのであります。  特に庶民大衆が住宅を望んでおる声は大きく、かつまた現在のごとく物価の上昇率が六・四%であり、金利が定期預金でも五・七五%というふうな非常に低いときに、年間利子が一割四分四厘というようなえさでつる悪徳業者が非常に多く出ておるのであります。しかもその間にあって、言いかえますならば、この庶民大衆の金を収奪しておいて、あるいは計画的にこれを倒産させる、こういう事件がかなり多いように見受けられるのであります。しかもその間にあって、残念なことながら国会議員が暗躍するという事件が多々ありますので、私はきょうは……

第63回国会 災害対策特別委員会 第10号(1970/09/03、32期、日本社会党)

○井上委員 特に災害対策特別委員会の皆さん方が、四国地方の災害視察に際しまして、いち早く来られました。かつまた、先ほど報告をされたわけでございますが、まことに適切なる報告を出されました。私どもも言うこともないと思うのでございますが、一、二御質問を申し上げたいと存ずるのであります。  私は、高知県における災害がひどいということで、実は八月二十三日と二十四日、高知県へ参りました。ちょうど田村政務次官もその当時お見えになっておったようであります。私は伊勢湾台風の際に、台風直後、名古屋市内並びに三重県にお見舞いに参ったことがございますが、それと高知県の場合とを比較いたしますと、大体伊勢湾台風当時の名古……

第63回国会 文教委員会 第20号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一問だけということでございますので、ひとつお伺いいたしたいのであります。きょうの毎日新聞に「どこまで深い球界の霧」という記事が載っておることは、これは宮沢先生も関係者の方々も御存じ、お読みになっておられると思う。これを見ますと、国民に対して、あるいは青少年に対して影響するところが非常に多いのです。と言いますのは、何ですか、「花の五十七人」、これが八百長に関係しておるがごとき記事も出ておるし、かつまた八百長に関係のない球団は、わずか二球団しかないというような記事までも出ておる。それほどまでに現在のプロ野球球団というものは、あるいは大新聞の諸君あるいは国民のファンの皆さん方からも……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私はまず厚生大臣にお伺いいたしたいのでありますが、近ごろ朝日新聞の夕刊に「精神病棟」というルポが出ておることは御存じでございますか。あれをお読みになっての厚生大臣としての御感想を承りたいと思うのです。
【次の発言】 これは残念だけでは私は済まない問題だと思うのです。実は現在の精神病院におきましては、あのような事実はもうすでに常識化しておるのであります。その精神病院がなぜ常識化しておるか。医者の数は足らぬ、あるいは看護婦は足らぬ、看護人は足らぬ、こういうような現状にありますが、しかしこれも厚生省の指導が悪いと言わざるを得ないのであります。と申しますのは、精神衛生法というのは、あなたは……

第63回国会 予算委員会 第15号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大蔵大臣から、一昨日の第二分科会での大蔵大臣の御説明が不十分であった、こういうことを仰せられたのでありますが、しかしあのときの御答弁は、大蔵大臣はこの塩業整理交付金五十億円については、当然交付基準というものがあるはずだとおっしゃった。専売公社はこれはございませんと、こう言う。それを今度は不十分であるからというので、ございますといういまの御説明なんです。  そこで大蔵大臣にお伺いしたいのですが、まず第一番に塩業審議会という法的根拠はございますか。法律に基づいた審議会ですか。どうです。
【次の発言】 いま大蔵大臣の御説明によれば、この五十億円は審議会の答申を得て変えることもあり……

第64回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/12/17、32期、日本社会党)

○井上委員 関連して。  大臣、いまのお話で私どもは非常にふしぎに思うのであります。一つは一政治家の発言、こういう前提に立たれておるようでありますが、出発に先立たれて核燃料関係についてあなたにも一応相談をされた。しかもまたプレスクラブにおいて演説する原稿すら外務省にお見せになっておる。そして手直しをさせておる。さらにはまた佐藤総理に対してこういうことをしゃべりたいがということで原稿まで見せておるとするならば、これは一政治家ではなくて佐藤内閣の代表としての演説にならないですか、どうです。そうであるならば、中曽根発言というものは佐藤内閣の公式発言と私どもは考えてしかるべきだと思うがどうなのです。

第64回国会 建設委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、このたび国会におきまして水質汚濁防止法という法律が出てまいりましたが、これと河川法との関連問題についてお伺いいたしたいと思います。  河川法第一条の目的には、明確に「国土の保全と開発に寄与し、もって公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。」とありますし、かつまた、二十九条には河川を清潔にしなければならないという項目があるのでございます。したがって、このたびの水質汚濁防止法とこの河川法との相関関係について、大臣はいかなるお考えを持ち、御処置なさるおつもりであるか、この点をお伺いいたしたいのであります。法案自体につきましての非常に重要な問題でございますので……

第64回国会 建設委員会 第4号(1970/12/11、32期、日本社会党)

○井上委員 関連して少しくお尋ねいたしますが、実は、私は、この自動車新税の問題につきましてはなはだ不愉快なことを数多く経験するのであります。と申しますのは、私どものところに県の役人が陳情に来る。自動車新税をつくってくれといって、県の道路課の役人が来る。課長などが来る。あるいはまた、建設業協会の業者団体が私どものところに自動車新税をつくってくれといってやってくる。一体、あなた方はほんとうにそう考えておるのかと言って聞きますと、建設省の道路局のほうから頼まれたのでわれわれは来たのだ、こういうことを盛んにいままで耳にいたすのであります。ここで問題になるのは、建設省が、いままでの陳情というようなことを……

第65回国会 運輸委員会 第21号(1971/06/30、32期、日本社会党)

○井上委員 総裁にちょっとお伺いするのでありますが、本年度あるいはまた本年中に廃止する国鉄の路線はどれくらいあるのでございますか、ひとつ例をあげて教えてください。
【次の発言】 ことしの秋には決定したい、こうおっしゃるのですが、もうすでに鍛冶屋原線のごときは八月一日に廃止したいということだったんですが、それでは話が違うではありませんか。
【次の発言】 それではちょっとお伺いします。「鍛冶屋原線のあらまし」という文書が出ておるのですが、総裁、この文書の内容全部あなたが責任持ちますか。これは日本国有鉄道四国総局から出されているものです。といいますのは、実は私は質問するにあたりまして、四国総局長をこ……

第65回国会 建設委員会 第7号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○井上委員 官房長お見えでございますのでお尋ねいたしますが、官房長と申しますと、これは建設省の高位高官の地位におられると思うのですが、プライバシーにわたってまことに申しわけないのですが、あなたのこのごろの給与と、現時点においておやめになったときの退職金は大体幾らくらいになりますか。プライベートな話でまことに恐縮なんですが、ひとつ許せる範囲でお話し願いたいと思います。
【次の発言】 私は建設省の高位高官に非常に失礼なことをお聞きしたのですが、実は、官房長と申しますと局長より上であり、かつ次官、技監の下でございますが、最高に近い給与をとられておる方であります。  そこで八百万円くらいとおっしゃいま……

第65回国会 建設委員会 第8号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一年ぶりに建設全般につきまして質問するつもりでいろいろと用意いたしておったのでありますが、理事会のお申し合わせによりまして時間を短縮されたそうでございますので、各論から進めたいと思います。  そこで、道路局長にお伺いするのでございますが、二、三日前の新聞を拝見いたしますと、二年前の、新四ツ木橋のリングビーム工法に際しまして死者が出た事件について、責任者が逮捕された。あの工法に対しましては、当委員会におきましても当時問題になったわけであります。しかし、昨年の六月に、建設省もこの事件は不可抗力だと認定なさったようであります。しかし、その後検察当局がこの問題にメスを入れたそうであり……

第65回国会 建設委員会 第10号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○井上委員 まず局長にお尋ねしたいのですが、このたび新都市計画法が策定されました。部分的には非常におくれたところがあるようでありますが、しかし、この新都市計画法によるところの市街化区域に昭和六十年までに下水道を完備させようという御計画のようであります。しかし、考えてみますならば、その一面において、先般できましたところの建築基準法によるところの第一種住宅あるいは第二種住宅、工業地域あるいはまた準工業地域というように、新都市計画の市街化区域内におきましてもいろいろと色分けがなされるわけであります。  そこでまず第一に、この五カ年計画としましては、一体第一種住宅地域は何%を目標にしておるのか、あるい……

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○井上委員 先般の委員会におきまして、下水道五カ年計画と地方財政との関係等々につきましていろいろお伺いしたのでありますが、その際十分な資料の提出がございませんでした。あらためてきょう提出していただきたい、このように思うのでございます。
【次の発言】 まず第一番に、われわれが要求いたしました政令あるいはまた資料につきましては、なるべく早く親切か資料を提出せられるよう強く希望しておくものであります。  もう一つの問題といたしまして、第三次の下水道五カ年整備事業が出されてきたわけでありますけれども、しかしこれは地方費が、かなり地方債は充当されるといたしましても、都市計画税あるいはまたその他の地方費と……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○井上委員 先々国会におきまして、建築基準法なりが出され、悪徳不動産業者、特に宅建業者に対する規制がかなり行なわれたと思いますが、それにも増して、この宅建業法を改正しなければならぬというのは、やはり消費者に対する非常な迷惑と申しますか、そういうことが現在起こっておる。この事態を直すがために、昨年の八月でございましたか、本委員会において、大臣との質疑応答の中から宅建業法の改正ということが出てまいったと私は思うのであります。しかし、現在の宅建業界を見てみますときに、特に建築基準法違反の建物がかなり見受けられるように思うのでございます。そこで、昨年には、先ほども申しましたように建築基準法の改正が行な……

第65回国会 建設委員会 第15号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大臣から、新全総そのものを転換させるがごとき御発言がありました。これは新全総の計画それ自体の中におきましても、特に東京都、首都圏における水不足ということは予想されております。新全総の中においては、霞ケ浦を調節ダムとして使う、あるいは信濃川の水を利用する、富士川の水を遠く首都圏のほうに導入するというような一応の構想のもとに新全総というものはつくられておるわけです。したがいまして、そうなりますと、大臣の申されることが、この分水問題とかいうような問題について、これは一応問題が多いので考え方を改めて、そして水のあるところに人口配置をやるというようなことになれば、現在の新全総そのもの……

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大臣並びに当局から国道の危険個所が五千カ所、あるいは県道の危険個所は一万カ所というお話を承ったのでありますが、新しく国道をつくる場合には、一体それならばこの事故は何年に一ぺんくらいの雨で起こるのであろうかということを大体御計算になっておられるんじゃなかろうかと思うのです。建設省におきましては、河川の改修をやる場合には、五十年に一ぺんの雨によってこの堤防は決壊するのだというような確率を出されております。しかし、道路の場合には、この間の事故二つを見ましても、これは雨がたくさん降り過ぎたんだ、ただそれだけで話が済んでおるように思われるのであります。まことに非科学的な考え方と言わざ……

第66回国会 災害対策特別委員会 第5号(1971/09/17、32期、日本社会党)

○井上委員 二十三、五号台風によります徳島県の被害について少々お伺いいたしたいのでありますが、河川局長、那賀川の被災状況は御存じでございますか。
【次の発言】 この那賀川におきます災害は、この奥地には四千三百万トンの有効貯水量のある長安口ダムがあり、その上には小見野々ダム、これも約一千百万トンの有効貯水量を持つダムがあるのでありますが、その下流におきまして災害が発生いたしたのであります。  徳島県におきましては、この問題につきまして非常な論議を呼んでおるのでありますが、どう見たって、私どもにはダム災害としか思われない様相を呈しておるのであります。といいますのは、わずか半時間の間に、被災地は水位……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/12/13、32期、日本社会党)

○井上委員 私は最後になりましたのですが、私も簡単明瞭に質問するつもりでございますので、わかったようなわからぬような御答弁はひとつお許しを願いたいと思うのでございます。  そこで、防衛庁は沖繩に自衛隊を派遣するために、二十一人とか何人とか派遣されておるやに承っておるのでございます。おたくの防衛庁の予算要求を拝見いたしますと、約二百億の地代等と書いてございます。要求されておる。この予算要求の内容をひとつ詳細にお示し願いたいのと、十月の十九日でございますからもうかれこれ二十日――いただいた資料によりますと、土地契約につきまして沖繩復帰に際して米軍及び自衛隊に供する等の賃貸借契約については現在話し合……

第67回国会 大蔵委員会 第15号(1971/12/14、32期、日本社会党)

○井上委員 お伺いいたしたいのでありますが、平山参考人のほうから、過去二十年間に肺ガンの死亡数は十倍近くふえておる、こういうお話でございますが、この原因はどこにあるとお考えになりますか。ふえた理由であります。
【次の発言】 実は私も徴兵検査があったその日からたばこを吸い始めまして、途中で一年ほどやめたことが二回ほどございます。しかし、いまは相変わらずたばこを吸っておるのでございます。私、この委員会に所属いたしておりませんが、たばこについてちょっと興味を持ちましたので、実は発言の機会を得させていただいたのでございますが、ここへ参りまして、いまから十分前に実は知ったことがございます。それは何かとい……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○井上委員 貴重な御意見を承りまして、非常にありがとうございます。私も、先ほどガン研究の先駆者であり、大御所である吉田先生のお話を承っておるうちに、戦後ガン研究というものは停滞しておるというお話を承りまして、実ははだ寒い思いがいたしておるのでございますが、それはともかくといたしまして、今後の研究体制のあり方につきましてのお話が、中原先生と吉田先生との間でだいぶ違っておられるようで、私も学者というものは……(吉田参考人「違っていませんよ。その受け取り方は困ります。全然違っていませんよ。参考としてアメリカを申し上げただけです」と呼ぶ)参考として、アメリカの大統領のもとで、特に中原先生がいま指摘せら……

第68回国会 建設委員会 第3号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 大臣は二度目の建設大臣のおつとめでございます。私は四十二年にこの議席を得まして、当時建設大臣があなたでございました。それから五年たっておるわけでございますけれども、大臣としまして、四十二年当時の建設大臣としてのお考え方と現在のお考え方では、建設行政に対するお考えが変わってきておるのじゃなかろうかと思うのです。したがいまして、あなたの、政治家である西村さんとしての建設行政に対する前の考え方――いままでのあなたの御答弁を承っておりますし、また所信表明を昨日も読み返しました。ところが、所信表明の演説は全部役人がつくった文章のように思われてならない。したがいまして、政治家西村さんといたしま……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○井上委員 お伺いいたしたい第一は、こういうような下水道事業センターのように、技術者を集中させて、そして委託事業をやるというシステムは日本の行政機構の中では初めてのケースと思いますが、どうでございますか。例がございますか。
【次の発言】 そこで私はお尋ねいたしたいのですが、わが国の行政機構の中で初めてのケースだと思うのです。しかも技術者を通じ技術屋をプールしながらやっていくという、こういう機構がはたして行政効果があがるだろうかということに私は疑問を持つ一人なんであります。と申しますのは、考えてみますと、終戦直後電源開発が非常に盛んに行なわれるときに、県営発電あるいはまた公営発電が盛んに行なわれ……

第68回国会 建設委員会 第11号(1972/04/21、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、きょうは河川一般につきましても質問することをお許し願いたいと思うのであります。  それでまず第一番に、河川法第四条を、このたびの河川法の改正案によりますと、変えまして、現行法によりますと「関係行政機関の長に協議する」という一項はないのでございますが、このたびはある。それからもう一つ、いままで政令で一級河川の指定をすることができておったのを、このたびは大臣の告示によってきめるようになっておりますが、これはどういうわけでこういうような改正をやったのか、ひとつお伺いをいたしたい。
【次の発言】 一面においては、どうもいまのお話によりますと、大臣の告示にする理由がはなはだ薄弱であると……

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○井上委員 このたび、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に伴いまして、五カ年計画が閣議了解事項として出され、昭和四十七年度予算が初年度として提出されているわけでございます。そこで、この閣議了解事項を拝見いたしますと、第二項において「新治水事業五カ年計画及び新治山事業五カ年計画は、総合的な施策との調整を図り、その実施にあたっては、経済、財政事情等を勘案しつつ、弾力的に行なうものとする。」こうあるのでございますが、これはどういう意味であるのか、どういう含みがあるのか、この点ひとつお伺いいたしたいと思うのです。
【次の発言】 そこでお伺いするのでございますが、特に建設省の治水関係におきましては……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○井上委員 まず木村参考人にお伺いいたしたいのですが、開発と自然保全というものが両立できない、こういうお話でございます。そのとおりだろうと思います。しかし私どもの使命といたしましては、いかにして自然保全をやるか、同時に、何をいいましても文明というのは人間のためにあるのでございますので、極力その方向にも努力しなければいかぬ。いかに調和させるかというところが大きな問題であり、かつまた琵琶湖という民族に与えられた資源、これをいかにして自然のままに後世に伝えるかというのが私どもの、現在に生きるものの使命ではなかろうか、このように実は考えておるわけであります。そういう面からいたしますと、まず第一番に、現……

第68回国会 建設委員会 第19号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま議題になっております琵琶湖総合開発特別措置法の法律を見てみますと、水質の保全というところが強調されていないかに見えるのであります。御承知のように、琵琶湖、これは下流、京阪神の水源地でもあり、かつまた琵琶湖それ自身が日本民族に残された天然の資源であり、また観光資源でもある。そういう面からいたしますならば、この琵琶湖の水質が現在以上に汚染される、汚濁するということはたえられないことだと思うのです。したがいまして、この点につきましてもう少し強調する必要があるのじゃないか、このように思うのでございますが、大臣いかがでございますか。

第68回国会 建設委員会 第23号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま川島さんからお話を承りました。こういうように科学技術庁の資源調査会から文書が出てくるのですよ。しかも、責めるわけじゃありませんが、新聞記事だけであなたそういうような御答弁をなさるのは、首都圏整備法のこの法律を出されている責任者として、非常に怠慢じゃないか、私はこのように思うのです。この文章を見てみますると、関東地方における気象条件からいたしまして、大体三分の一の間は排気ガスが停滞するということが載っておるのです。これは新聞記事には見出しとして非常にショッキングな形で、東京都内にある樹木は五十年後には大体枯れてしまうであろうということが、データとして出ておるのです。そこで、こ……

第68回国会 建設委員会 第24号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○井上委員 都市公園整備緊急措置法という法律を拝見いたしまして、たいへん公園と名のつくものが、国立公園もあれば国定公園もある、あるいは都市公園もある、児童公園もある、それから林野庁がやっておる森林休暇公園とかなんとか――自然公園ですか、というようにある。その公園ということばですね、これがいままでわれわれが考えておった、あるいはまたそういう範疇に入るのかどうか。一体この定義、公園という定義はどうなるんでしょうか。ましていわんや、このたびのこの法律を見てみますと、レクリエーション都市なんという新しいことばも出てくる。まあこれからそれが国民の間に定着するのかもしれませんけれども、これで一体、いまのこ……

第69回国会 建設委員会 第4号(1972/09/08、32期、日本社会党)

○井上委員 木村大臣、先ほどの御答弁を承っておりまして、どうも納得ができない点があるのです。といいますのは、兵員輸送車は道路法上違法じゃないとおっしゃいましたが、そうなんですか。それじゃなぜ許可なんということが要るのです。
【次の発言】 木村大臣、こういう公の場ですから、ことばだけははっきりしていただきたいのです。らしいとかいうようなおことばはひとつ慎んでいただきたい。これは明らかに道路法上違法なんです。兵員輸送車も、新聞報道の伝えるところによると、幅が六センチか七センチ、規定よりもオーバーしておる。だから許可が要るんでしょう。道路法上の問題、車両制限令等々で何も制限がなければ、その範囲内であ……

第69回国会 建設委員会 第5号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○井上委員 木村大臣、あなたは建設大臣をおやめになる意思はございませんか。
【次の発言】 あなたは、これは群馬県においてこういう御発言をなされておるのであります。「田中内閣ができたものですから、その論功行賞において、私は建設大臣と国家公安委員長をお受けしたものでありまして、人間そのものにおいて値打ちがあって大臣になったものではありません。」「私は田中総理大臣に向かって国家公安委員長を希望するとこういったのであります。いままでは国家公安委員長になるものは大臣の中でも二級品でありまして、一級品はならないのであります。それで、国家公安委員長を二級品扱いすると気の毒だとこういうことで、建設大臣を付録と……

第69回国会 逓信委員会 第2号(1972/08/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、郵政大臣就任御早々でございますし、まだ十分省内の事情につきましても御存じないと先ほども仰せられましたので、基本的なことだけを大臣に承って、あと各政府委員にお伺いいたしたいと思うのでございます。  前の廣瀬郵政大臣は、私が質問いたしました際に、郵政行政というものは、特に職場は明るくて朗らかな職場にしたい、いまの郵政の省内の職場というものはその点に欠ける面がなきにしもあらず、極力朗らかで明るい職場にいたしたい、こう申されたのであります。このとおり、三池大臣も廣瀬大臣同様のお考え方でやられるおつもりでございますか、どうでございますか。

第70回国会 建設委員会 第1号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○井上委員 私は道路局長に、今度の補正予算の道路予算関係の説明をひとつお願いいたしたいと思います。今度の補正予算の中には公共事業がかなり入っておる。その中の道路関係について、概略でよろしいのですけれども伺いたい。
【次の発言】 そこで、地方自治体に対しまして、当然、県道でございましたならば、あるいはまた二級国道でございましたならば、地元負担がございます。これに対する手当てはどうなっておるのですか。地方財政計画との関連においてどうなっておりますか。
【次の発言】 私も先般来実態を聞きますと、公共事業をたくさんつくるのはけっこうだ、しかしながらその裏づけが、すなわち国庫補助あるいはまた起債等々がつ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 いままでは高度成長政策あるいはまた経済第一主義が幅をきかせまして、すべて高度成長政策が善であるというような考え方を、一般にあるいは政府は持たれてまいったのでありますが、しかし現在におきましては、この高度成長政策あるいは生産第一主義それ自体に対しましても、産業界あるいはまた政府自身、内心においては非常な反省をしておるように見受けられるのであります。当然、こういう考え方に立つならば、いままでの日本における科学技術の振興政策も、すべて高度成長政策に合致した政策をとってこられたことは御承知のとおりであります。したがいまして、この内心あるいは反省に立った上での今後の科学技術のあり方につ……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 実は私は、きょう日本で一流の先生方をお招きして参考陳述をしていただいたわけでありますが、実に悲しむべき現実が出てきたと思うのであります。と申しますのは、一流の先生方で意見がまっ二つに分かれておる。当然、学者先生方は真理を深求せられる方々でございますので、そこでなぜこういうように意見が分かれてくるのであろうか。こう私も静かに聞いておったのであります。  その一つの原因といたしましては、片や反対の先生方は――反対と言いましたらこれは語弊がありますが、批判的な先生方は、データがないのだ、資料がないのだ、こういうことを言われる。ところが、片一方のほうの先生方は、資料はあるのだ。特に内……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣、まことに失礼でございますが、もう一度確認させていただきたいと思います。  アメリカの原子力委員会が公表しておるぐらいの内容は、それに見合うだけはほんとうに出して公表していただけるのですな。大臣、どうなんです。あなたはいま、石野委員に対しましてはそういう御答弁をされた。アメリカの資料に見合うだけは出していただけるのですな。
【次の発言】 それでは私はこの問題はおいておきます。  もう一つの問題といたしまして、先ほど来、議事録を公開できない理由として、各人がこういう意見を出す、あるいはその人に迷惑がかかるというような御意見があった。迷惑がかかるなんて私はけしからぬ話だと思う……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先般来参考人の諸先生方をお呼びいたしまして、原子力発電所の安全につきましていろいろ質疑がかわされたのは御承知のとおりであります。したがいまして、きょうは、それから以後私の感ずるままを少しく思いつくままに御質問をしてまいりたいと思います。  まず第一に、先般の委員会におきまして、大臣は、すなわち原子力委員長は、資料につきましては、アメリカの原子力委員会の発表に見合うだけの資料は日本においても発表すると、こう申されました。このことは間違いございませんでしょうか。
【次の発言】 そこで、アメリカの原子力委員会がアメリカの安全審査委員会の議事録を発表しておる場合、日本の安全審査委員会……

第71回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先般私、この委員会で質問し、要求いたしました資料はできておりますか、どうでございます。いただけますか。
【次の発言】 要求したのでございますから、できたらすぐにいただきたいと思います。
【次の発言】 議員の要求した資料というのは、できたらすぐにいただかなければならない。これは十日たちますが、いま私が要求しまして、いま持ってまいりますというのは、これは国会に対してまことに不届きな所作だと思うのです。大臣、どうでございますか。この前だってあなた方のほうは、参考資料がなかなか手に入らなかった。私はわざわざ延ばしたのだ。
【次の発言】 私は日本語でしゃべっているんだ。英語でしゃべった……

第71回国会 建設委員会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は大臣の所信表明につきまして、先般大臣が述べられました事柄につきましてこれから質問をいたしたいと思います。  最初のところは決意の表明のようであります。「以下、当面の諸施策について所信の一端を申し述べます。」と、こうございまして、まず第一番に土地対策が書かれているのであります。ここで土地対策についての文章を読んでみますと、「いまや、国民的課題である土地問題につきましては、公益優先の観点に立って、土地が広く公正に国民に利用されるよう、総合的な徹底した土地対策を強力に実施する必要があることは言うまでもありません。」こうおっしゃられておるのであります。それで私は、「公益優先の観点……

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連して。やはりこの問題につきましては、私どもが法案審議の上におきまして重要な問題でございますので、単に口頭だけではなく、資料としていただきたい。このことを強く要求いたしたいと思います。

第71回国会 建設委員会 第11号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣にお伺いするのでございますが、当委員会におきましてわれわれが質問し、政府、建設省当局が言明しお約束したことが、実は何ら当委員会に相談することなく計画が変えられておるという場合は、大臣どういうようにお考えになりますか。
【次の発言】 では、私は道路の問題についてお伺いします。昨年の十一月の当建設委員会におきまして、当時の道路局長がこういう方針でいきますということを私どもに説明した。ところがそれがそのとおりなってない、こういう場合どうお考えになりますか。私は、その当時申しましたが、五十五号線のバイパス問題について質問をいたしたのであります。それにつきましては、当時の道路局長は……

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいまの道路財源の問題についてでありますが、お伺いいたしたいと思います。  特定財源につきましていままで国費負担が八二%を占めておったものが今度は五九%しか持たないということになりますと、この計画自体が非常に不安定なものであるといわなければならないと思うのであります。  大臣、この財源につきましていかなる責任をお感じになっておられるか。この方針をひとつ明らかにしていただきたいのです。
【次の発言】 その財源について模索中である、あるいは将来国民に対しまして負担をかけないようにするというお話でございますけれども、財源といえばいずれは税金かあるいは受益者負担か、これははっきりし……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、福岡義登君提出の修正案に対しまして賛成の意を表したいと存じます。  このたびの緊急措置法改正案は、第七次道路整備五カ年計画の手続をつくる法律とも申すべきでございます。しかし、このたびの第七次五カ年計画の特徴といたしまして、いままでと違って、建設大臣の説明によりますと、生活道路を優先させるところに重点を置いたという御説明はございました。しかしながら、生活道路は市町村道、県道を中心にするものであることは申すまでもございませんが、その内容におきまして、この五カ年計画の財源を見てみますときに、市町村道、県道等に対します財源はまことに微々たるものでありますし、かつまた地方の特定財……

第71回国会 建設委員会 第17号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 きょうは大蔵大臣にお出ましを願いまして、二、三お伺いいたしたいのであります。  その第一点は、昭和四十四年、いまから三年前に地価公示法が制定されました際、佐藤総理は決算委員会におきましてこういう答弁をされておるのであります。地価公示価格以上で取引された場合、その超過分については課税することを税制調査会に諮問する、こういうお約束をなされておるのであります。その後いかに相なっておるのか、この点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この地価公示法をつくる場合には、あらゆる地価の指標になるということで法律はつくられたのであります。したがいまして、その作用をいまの地価公示価格がして……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 建設行政の基本施策に関しまして、先般来非常な問題になりました公団、公営住宅の払い下げにつきまして、私ども委員会で論争があったことは御承知のとおりであります。もっとも、この火つけ役をなしたといいますものは総理の指示にあったということで、その際私どもは、委員会といたしましては総理の当委員会への出席を強く要求し、その真意をただすと同時に、住宅政策の基本について総理と論戦をかわすべく予定いたしておったのであります。その後、委員長並びに金丸大臣から、総理の出席について強く総理に要請されたと承っておるし、われわれは要求したところでありますが、その後の経過について御説明を承りたいと存じます……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ちょっと関連して。  いまの免許料についての解釈は、いま法律案が出されておる最中にその解釈を協議をしているというのはどうも私どもは納得できません。こんなのでは法律の審議はできません。このことをはっきり申し上げておきます。のみならず、先ほどの御答弁によりますと――免許料の性格それ自体は、大正十年の公有水面埋立法のときに明確になってきております。議事録を私は持っております。明確にしてある。ところがいまの解釈でございますとだいぶ違う。こういうのでは、一体統一的な政府の解釈としてはどんなのか、われわれは免許料の性格というものを、やはり免許料を取るのですから、明確にしていただかなければ……

第71回国会 建設委員会 第23号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は簡単に質問を進めてまいりたいと思います。  この埋め立て事業というのは、これは歴史的に見れば江戸時代から、あるいはその前から行なわれたと思います。ずっと下がってまいりまして第一次欧州大戦後、産業革命が日本でできてきた。それに伴って工場敷地をつくるためにいろいろトラブルが出てきたので、大正十年の法制定になったと私は思うのであります。  そこで、私の、これはまことに卑近な例を申し上げて恐縮なんでありますが、私のうちも実は干拓をやりながら藩政時代からやってきたようであります。――民法関係についてきょう質問しようと思ったのですけれども、この問題はやめましょう。この法改正だけにつき……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 議事進行について発言を許していただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行で発言の許しを得たのでございますが、われわれ、この国土総合開発法並びに公団法及び都市計画法と建築基準法の一部改正の法案に先立ちまして、この法案の提案者であり責任者である経済企画庁長官小坂さんの発言についてお伺いいたしたいと思うのでございます。  経済企画庁長官小坂大臣は、六月の二十三日、水戸におきまして経済講演をされたようであります。その一部が新聞に出ております。私はこの小坂発言を新聞で拝見いたしまして、何と情けない大臣がおるものだ、何とまあめちゃくちゃな大臣がおるものだ、国会の権威を踏みにじることを……

第71回国会 建設委員会 第27号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○井上(普)議員 ただいま議題となりました土地対策緊急措置法案につきまして、日本社会党を代表いたしまして提案の理由及びその趣旨の説明を申し上げます。  まず、法案の内容に入ります前に、わが党の土地問題に対する基本的な考え方を申し述べます。  そもそも土地は、本来、一般の商品のように再生産の不可能なもので、いわば天与の基本的な資源であり、国家存立の基礎たる国土そのものにほかなりません。いわば国民共通の財産であり、ひとしくこの恵沢に浴する権利を有するのでありまして、断じて一部の者の独占に放置されるべきものではないのであります。  しかるに、最近におけるわが国経済の動向は、資本の利潤追求を第一義に置……

第71回国会 建設委員会 第34号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣にお伺いしたいと思います。  近ごろ建設省は大手不動産業者から土地を放出させるというようなことを言っておるようで、実際は大手不動産業者の利益をともかく擁護するようなことをやられておるということを承るのでございますが、正式にどういうようなことをやられておるのか、お伺いいたしたいと思います。それが第一点。  第二、その金は一体どこが支払うのでございますか。この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの方針に対しまして大きい疑問を持たざるを得ないのでありますが、具体的な問題につきましては後刻に移したいと思います。  しかしながら、金を出すのは地方自治体である、あるいは公……

第71回国会 予算委員会 第18号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 今国会におきましては、土地問題が非常な重要な問題として出てまいっておるのでありますが、土地問題につきましては、私ども社会党といたしましては、ここ数年来からこれの重要性につきまして、政府に強く要求してきたところであります。また、識者の中には、昭和三十四、五年ごろから、土地問題がインフレ要因になるということで、笠信太郎さんのごときは、昭和三十五年にすでに花見酒の経済ということで所論を述べられておるのであります。警告されておるのであります。今日に至りましてようやく政府が重い腰を上げられておりますけれども、この裏には、インフレ要因になっておること、並びに庶民が住宅を持つにも土地がない……

第72回国会 建設委員会 第5号(1974/02/27、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 本委員会は長らく一般質問をする機会がございませんで、昨年の九月以降、国内における建設行政についていろいろなことがございましたにもかかわらず、本日までそれらについて質問する機会がなかったことをはなはだ遺憾とするのであります。きょうは、亀岡建設大臣が御就任以来いろいろと御発言になっておられ、また、先日は建設行政の基本施策に関する所信表明をお述べになられましたので、この点についてお伺いいたしたいと存ずるのであります。  まず第一番に、亀岡大臣は建設大臣に御就任になった際に、国土総合開発法、これを成立さすことは至上命令であると、こうテレビで御発言になっておるのを私、拝聴いたしたのであ……

第72回国会 建設委員会 第8号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、時間をいただきまして土地問題につきましてお尋ねいたしたいと思います。と申しますのは、この土地問題の解決なくして日本のインフレを押えることもできないと私は思いますし、かつまた庶民大衆が住宅をつくるのに困っておる現況を解決するためにも土地問題をゆるがせにすることはできない、こう考えるからであります。しかしながら、そのような限られた資源である土地、それに対しまして、生きているこの農地をハゲタカのごとく豺狼がさいなんでおる。これは私どもは許すことができないと思います。過剰流動性といいますか、大資本を持っております連中がどんどん土地の買い占めをやり思惑買いをやっておる実情は目に余……

第72回国会 建設委員会 第15号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 お答え申し上げます。  柴田さんはいま国総法との関連を申されましたけれども、国総法とは全然関係がございません。と申しますのは、共産党をも含めました野党四党の要求案の骨子というものを基礎にいたしましてこの法案をつくったのでございますので、国総法との関連はないものとお考え願いたいと思います。したがいまして、国総法とこの法律との比較検討をせられることは、まことにもって迷惑でございます。  以上でございます。
【次の発言】 お答えいたします。  日本語というものはまことに便利なものでございまして、非常に幅広い意味がいろいろと取り上げられるのでございます。したがいまして私どもは、第九条……

第72回国会 建設委員会 第16号(1974/05/10、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 このたび都市計画法の一部改正及び建築基準法の一部改正が出ておりますので、この点についてお伺いいたします。  都市計画法の一部改正が出されておるわけでありますが、一つの法律をつくった場合に、その法律がいかなる効果を発揮しておるか、そして法律を制定したときの目的がどのように達成せられておるかということを十分に調査、御研究なさる必要が私はあると思うのです。当然やられておると思います。都市計画法をつくられてからもうすでに五年たっておるのでございます。したがいましてその事後調査というものは十分になされたと私は思う。この結果について建設大臣より、都市計画法を実施し所期の目的が達成されてお……

第73回国会 建設委員会 第2号(1974/08/09、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいま西村国土庁長官からごあいさつがございました。国土庁とは一体何する役所ぞということなんであります。いまのお話でございますと、国土行政をやるんだ、国土行政とは土地問題であり、過疎過密問題だ、これの問題に取り組むのだ、こういうお話でございますが、国土行政とは一体何なのか。これに対してどういうような態度でもって臨まれようとするのか。国土行政の定義とその方針をひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 大臣、私、ことばじりを取り上げて言うんじゃございませんが、国土行政をやられる最高の責任者が「じゃないかと思うのでございます」というようなのではちょっと困ると思うのです。  それはと……

第73回国会 建設委員会 第4号(1974/10/24、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、時間がございませんので、簡単に質問いたしたいと存じます。  第一は、国土利用法が十二月中に発足するわけでございます。それまでに政令関係等も整備しなければならないのでございますが、特に規制価格につきましては、御承知のように、起案者を代表いたしまして木村委員長から、特に当時の経済企画庁長官に対しまして、四項目にわたりきびしい注文をなしたのでございます。特にその規制価格につきましては、これは時価の七、八割に押えるということをきつく言っております。したがいまして、いまの地価というものが横ばい状況にはありますけれども、これを時価の七、八割にするには、ともかく、相当な覚悟が要るので……

第73回国会 建設委員会 第6号(1974/11/28、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 金脈問題につきまして、各雑誌あるいは週刊誌がいろいろと出されておることは御存じのとおりでございます。そこで、サンデー毎日の十二月一日号を拝見いたしますと、小沢さん、あなたの政治団体の金の支出が出ておるのであります。それで小沢さんの後援会である沢竜会の支出欄に、他党の議員に金を出したというのが出されておりまして、特にわが党の議員の中には、このことにつきまして、わが党の議員の名誉にかかわる問題だということで、非常な問題になっておるのでございます。特にわが党の場合は、これはあるいは統制委員会にも付せられようかというような非常に不名誉な、政治家の政治生命にもかかわるような問題でござい……

第74回国会 建設委員会 第1号(1974/12/25、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 きょうはちょっと当局にとりましては耳の痛いことを聞いておきたいと思います。  いま国民の間で住宅が非常に希望され、それに従いまして、私どもは建設委員会におきましてもあるいは国におきましても、第一次五カ年計画、第二次五カ年計画等々を組んでまいったのでございます。しかしながら、住宅公団の建設戸数を見てみますと、四十七年以降は実に計画の半分以下というような達成率を見ておるようでございます。まことに私は残念でたまらないのでございます。  そこで、行政の責任者としてこのような達成率をやっておる公団総裁としてはいかなる責任をおとりになるつもりがあるのか。この点をお伺いしたいと思うのです。

第75回国会 建設委員会 第1号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連して。  私はいまの問題につきまして納得できない点多々ございます。おそらくここでお聞き願っておられる議員諸公もそうだと思う。購入費が一平米当たり二千七百円で、その上工事費が九千円で、金利が合計しますと一万三千円、民間の企業でありましたらつぶれます。こんな非能率なことを公団がやっておるとするならば、私はもう一度公団の仕事それ自身を洗い直す必要があると思う。したがいまして、この問題については納得できない。われわれとしましては、これは委員長にお願いしたいのですが、理事会においてさらに詳細なる検討を加えていただきますよう御手配をお願いいたしまして、関連質問を終わります。

第75回国会 建設委員会 第2号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 きょうは私、各公団、建設省あるいは国土庁関係の公団の方々を参考人としてお呼びいたしました。なぜこういうことを私がしたかということを、一言申し上げたいと存じます。  建設行政を遂行する上において、その主体をもはや公団はなしておると思います。しかしながら、国民の声を聞く機会が公団の方々には非常に少ないように思われるのであります。一つの関係法案が出てまいりましたときに初めて国会に呼び出され質問せられる、それが済めば直ちにお帰りになるというような毎日でございます。しかしこれでは、一体国民が何を考えておるか、その国民の声というものをお聞きになる機会というものが非常に少ないと私は思わざる……

第75回国会 建設委員会 第3号(1975/02/19、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 議事進行について。  ただいま拝見いたしますと、定足に足りませんので、定足が足るまでひとつ休憩されることを要求いたします。

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先ほど理事会を開きまして、各党とも一応この問題については質問する必要がある、こういうことでございますので、私が代表的に御質問いたしたいと思います。  と申しますのは、昨年の十二月の末に、川崎市を中心といたしまして特に川崎に直下型の大地震が起こるのじゃなかろうかということで新聞報道に出されております。よく調べてみますと、地震予知連絡会が警戒警報を出されたようであります。地震について警戒警報を出されたのはわが国では初めてでございます。非常に人心に動揺を与えておる、当然であろうと思います。しかしながら国土地理院の発表を、私、新聞で拝見した限りでございますが、拝見しますと、いや地震が……

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 いま新井委員から指摘した点につきまして、少し関連して質問したいと思います。  地方自治体に対しましては、これは非常勤の理事に任命する、あるいは協議会をつくるというようなお話でございますが、日本住宅公団法によると、出資した地方団体等をもって管理委員会というものをつくっておる。ところが、このたびの宅開公団法によると全然管理委員会なるものをつくっていない。すなわち、出資する地方自治体の意見というものを、これを非常勤の理事でやろうとしておるわけでございます。その点において、組織面から見ると、非常に地方の自治体の意見というものは吸い上げられない。住宅公団法でございましたならば、管理委員……

第75回国会 建設委員会 第11号(1975/04/17、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先生方、御苦労さまでございます。貴重な御意見を拝聴いたしまして、本当にありがたく存じております。  飯田参考人にちょっとお伺いしますが、地価対策が一番大事だ。結局、住宅公団の宅地部門を強化すればいいんであって、屋上屋を重ねるようなものではないか、こうおっしゃっておられるわけです。しかし、これはあとの先生方にもその点御意見がありましたのでお伺いしたいと思うのですが、実際住宅公団が膨大になり過ぎて、パーキンソンの法則じゃないですが、どうも効果的に動いていないという点に私どもは非常に大きな不満を実は持っておるわけなんであります。したがいまして、この屋上屋をそれでは一体どうすればいい……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/04/18、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 昨日参考人からの意見を聴取したわけでございますが、いずれの参考人も、この宅開公団につきましての将来が成功するか否かにつきましての見通しにつきましては、まず土地対策をやらなければこれは成功しないであろうし、日本の住宅政策上、どうしても土地対策をもう少し強力にやらなければならないということを申されたのでございます。私もそのとおりだと思う。したがって、これからの国土庁といたしましては、土地対策を、地価安定のために国土利用計画法はできておりますけれども、さらに今後どのような方策を講じて地価の安定を図るおつもりがあるか、そしていま作業中のものにつきましてお伺いいたしたいと思います。

第75回国会 建設委員会 第15号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 関連して。大臣、法律はつくりますとひとり歩きするのです。しかもその法律を武器に使って役人どもが人民を恐喝、恫喝しながら、おどかしながらやるというケースがたくさんある。現に私の地域におきましても、区画整理事業ですけれども、区画整理といいましても国道をつくるための区画整理なんです。その反対派が一部ある。これに対して、ある程度以上でなければとあれも数字は書いてございますが、県がその数字を示しながらともかく区画整理に着工した。ところが実際問題としたらできない。聞いてみると、県は法律を武器にして住民をともかくおどし上げて、恐喝の材料にして進めようとしておる。事実なんです。こういうケース……

第75回国会 建設委員会 第16号(1975/05/30、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 都市再開発法案について質問をいたしたいと思います。  この法律は昭和四十一年に提出されまして、そして参議院先議で三回継続審議になり、四十四年に自民党の横暴なる理由なき強行採決によりまして成立をされたと称する法律であります。しかしながら、この再開発法の審議に当たりまして、特に衆議院側におきましては、いろいろと自民党、公明党、社会党、民社党で修正案の用意までなされたのであります。 しかしながら、その修正案も自民党の無暴なる強行採決によって吹っ飛んでしまったのであります。したがいまして、その当時の建設省当局といたしましては、修正案の合理性というものを各政党が認めて一応合意に達してお……

第75回国会 建設委員会 第17号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいま佐野委員からも質問がございました。特に借家人の権利につきまして、この法律でいかに担保さすかということは非常に重要な問題であろうと存ずるのであります。先般の委員会において、この問題につきまして保留いたしましたが、建設省の統一のある見解をひとつお示し願いたい、このように思うのです。
【次の発言】 ただいま佐野委員からも質問がございましたように、借家権というものは権利として地上権に対しまして非常に大きい比率を占めるものであるし、かつまた、事業を遂行する上において借家権者の意見は大いに尊重しなければ仕事ができないのが実態じゃございませんか。そのときに当たりまして、こういう再開……

第75回国会 建設委員会 第20号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 最初にまとめて質問いたします。質問することに政令にゆだねる部分がございましたならば、政令案がもうすでにできておると思います。それを早急にお出し願いたしたいと思います。聞いていきますので、ひとつ簡潔に的確にお答え願いたい。  遡及適用する建築物はどんなものか、それはどのような観点から選ぶことにしておるか。これはもちろん人命の関係からやられておると思うのですが、これを明確にしていただきたいと思います。  遡及適用する条項はどのようなものであるか、それはどのような観点から選んでいくことにしておるのか。これもひとつ明確にしていただきたい。  それから、特別な事情がある場合は建設大臣の……

第75回国会 建設委員会 第22号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は本四架橋問題についてお伺いいたしたいと思います。  本四架橋問題につきましては、これはもうすでに二十年来の問題でもございますし、いろいろとその間において、大きな選挙があるといいますと、大体これがクローズアップされて政治的に利用されてきたことは、御承知のとおりであります。ひどい候補者になりますと、これは自民党公認の知事候補でございますが、四十何年かに行われました万国博覧会までに明石―鳴門の橋を完成させて、歩いて本土へ行こうでないかというようなことを公約して当選した知事もあるくらいであります。ところが、これがいよいよ着工という土壇場になりまして、御承知のように総需要抑制という……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1975/01/23、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、今度の事故といいますか災害を与えたことに対しまして、国民がともかく瀬戸内海をされいにしなければいかぬという非常な熱意のあるときに、このような事故が起こされたことに対しまして、はなはだ残念に思うと同時に怒りを覚えるものであります。  そこで、それはともかくといたしまして、時間がございませんので、先ほど来三菱の社長さんのお話を承っておりますと、漁業補償あるいは間接補償につきまして誠心誠意をもってやるのだ、こうはおっしゃるが、具体的にどうするのだということについては何らお答えにならない。はなはだもって残念であります。同時に私はこの三菱に対して、誠意があるのかないのかはなはだ疑……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、時間がございませんので、簡単にひとつ質問いたしたいと思います。  先ほど近藤参考人が「鳩子の海」の歌の文句を言われまして、非常な決意をもって漁業に従事されておる。しかも時間があるぞということで、特に赤潮訴訟を提起されておりますことについて、心からその決断に敬意を表するものでありますが、四十七年に天災融資を受けられた。その金額もわずかであったけれども、現状におきまして、これを支払いする能力が、またまた赤潮が起こっておるのでむずかしいのではなかろうかという気がするのでございます。これに対する天災融資を受けられた皆さん方としては、今後どういうようなお気持ちで、また、どういうよ……

第76回国会 建設委員会 第1号(1975/11/12、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私ども建設委員会に籍を置く者といたしまして、過般の大臣の青森発言はまことに大きなショックを受けたのでございます。その後、大臣といたしましては、本会議で陳謝の意を表されましたけれども、関係当委員会におけるわれわれといたしましては、この問題につきましては最も重大な関心を抱かざるを得なかったのでございます。一応陳謝をされましたけれども、当委員会に対しまして、その後大臣何か言いたいことがございましたら、ひとつお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 国会における発言というものが重大であることは御存じのとおりでございます。したがいまして、国会での発言は慎重に、しかも、約束されましたこ……

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/03、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 議事進行。ただいま当委員会の出席状況を見てみますと、非常に悪うございます。建設委員会は、御承知のようにいままでの慣例あるいはよき習慣がございまして、半数以上が出席しなければ開かないということを決めておりますし、また、過去においてもそのように取り計らってきたと思います。いま拝見しますと、与党の方が非常に少のうございます。この際ひとつお集まりを願ってやるか、あるいはまたこのまま――規則におきましても過半数がなければ成立しないということになっておりますので、ここらあたり委員長の御配慮をお願いしたいと思います。

第76回国会 建設委員会 第5号(1975/12/10、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先日来私どもは御承知のように各地の視察を行ってまいりました。特に防災問題につきまして実験の見学等々を行ってまいりましたのですが、直接この法律が働いた場合に非常に影響のある業者の方々、たとえば百貨店協会の方々ともお目にかかって陳情を承りました。その際に、特に言われるのでございますが、こういうような法改正によって、また遡及適用を受けるがためにかなりの費用をかけなければならないという方々と、建設省、事務当局との間に非常に連絡ができていないように思われるのであります。ここらあたり、建設省とすれば、人命尊重の立場あるいはまた災害防止という立場からこれは純粋に考えるのだ、こういう考え方も……

第76回国会 建設委員会 第6号(1975/12/12、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 きょう質問がはなはだ散発的になりますが、お許し願いたいと思います。  国土庁長官にちょっとお伺いするのですが、国が持っておる公団、公社、これが子会社をつくって、そして土地の売買あるいは不動産の開発をするということを、私は望ましくないと思うのですが、大臣どう思います。たとえば専売公社あるいはまた日本道路公団、こういうところが子会社をつくって土地の開発をやるというのは、私は望ましくないと思うのですが、土地の問題の関係からしてどうでございますか。
【次の発言】 大臣、定款とかいうのは、これは再三変えておるのです。私がここで問題にいたしますのは、日本交通公社、この交通公社は私は財団法……

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 実は、住宅金融公庫法にいたしましても審議の時間が非常に制限せられておるようでございます。特にまた下水道整備法につきましてもかなり政令部分に任されておる部分が多くて、それが重要な意味を持つのではなかろうかと思いますので、いま政府の考えられております政令の要綱あるいは案につきましてひとつ早急に委員会に提出していただきたい、このことをお取り計らい願いたいと思います。
【次の発言】 大臣、この下水道というのは、下水道法を見ましてもまた第四次下水道整備計画の目的を見ましても、公害防止あるいは水質を保全するというのが先に出てきまして、その次に生活環境の改善というのが第三番目に出てくるとこ……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してあります。  本修正案は、中高層建築物の日影制限に関する規定を改めようとするものであります。  すなわち原案は、日影による中高層の建築物の高さの制限について、法律で、対象区域、日影時間等の基準を定め、なお日影時間については、地方公共団体は、政令で定める範囲内で、条例でこれを強化しまたは緩和することができることとしておりますが、地方公共団体の自主性を尊重するため、これを改め、対象区域、日……

第77回国会 建設委員会 第11号(1976/08/18、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣にお尋ねいたします。  先般、建設省は人事異動をしたようでありますが、その際に、いままででございますと次官あるいは技監あるいは官房長、各局長というような行政機構で運営されてまいりました。しかし今度、承るところによると、辞令を見て初めて知ったのでありますが、総務審議官なるものをなぜつくられる必要があるのか。  役人というのは、これはパーキンソンの法則に従いまして、ともかくポストをよけいつくる、あるいはまた役人の数をふやしたいというのは役人の常であります。しかしそれをチェックするのこそ、役人の数を少なくし、役付を少なくするのこそ民主主義の原則でなければならぬと思うのです。そう……

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 三木内閣が発足しまして、社会保障を充実さすんだあるいは社会的不公正を正すんだ、こういうことがスローガンになっておったわけでございます。しかしながら、このたびの施政方針演説を拝聴いたしますというと、はなはだその点が薄くなっておると思います。 もう住宅問題は、いま国民の間におきまして非常な関心を持つと同時に、住宅に対する不満がうっせきいたしております。しかしながら、三木内閣が住宅問題を取り上げるのは景気対策の一面としか取り上げていない、ここに私どもは大きな不満を感ぜざるを得ないのであります。したがいまして、このたびの予算案に盛られておる住宅予算について、これで十分と大蔵大臣はお考……

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ちょっと関連でお伺いしたいのですが、この問題につきましてはいろいろといきさつがありました。本四連絡橋をつくることによってメリット、デメリットがある。しかし、極力そのデメリットを少なくするような方策を講じなければならない。一つ考えられるのは、旅客船もありましょう、あるいはまた陸上の港湾労働者の関係もありましょう、各地域、各地域によってデメリットがかなり出てくる。これ心ひとつ解決する方法を講ずべきじゃないか。私もこの高幡委員会の発足に際しましては強く建設省に申し入れたのであります。その先に建設省が独自で旅客船並びに船員に対する補償関係の連絡協議会をつくっておった。しかし片方、陸上……

第78回国会 建設委員会 第3号(1976/10/15、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 高鳥政務次官から大蔵省見解を承りましたけれども、こういうのをへ理屈と昔から言っておるのであります。それは後で質問いたすことといたしまして、私は建設大臣の政治姿勢についてお伺いいたしたいと思います。  建設大臣は、就任時のテレビの放送におきまして、このたび建設大臣に任命せられたのは、私が航空運輸族であるけれどもクリーンだからなんだと総理がおっしゃった、こういう旨のことをお述べになったと思うのであります。私も、建設行政というものがいろいろと問題を含んでおることを率直に認めなければなりませんし、また過去におきましてもいろいろ問題があった。ああ、いい大臣が来た、せっかくいい大臣がああ……

第78回国会 建設委員会 第4号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、ただいま十七号台風による被災状況調査委員の一員といたしまして、三県にまたがる視察をしてまいりました。気づいた点について御質問いたしたいと思います。  どうもこの昭和三十年から二十年間の間に、日本の国土は非常に変化をしてまいりました。特に人口移動と同時に、それに相応した都市施設等々がかなり行われてまいりましたけれども、あるいは道路も行われてまいりましたけれども、それに対する水の対策という点において十分な施策が行われていなかったんじゃなかろうかという気がしてならないのであります。  たとえて言いますならば、道路ができた。しかし道路はできたけれども、道路によって大雨のときに遮……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 先ほど高知県、徳島県に派遣せられました第三調査団でございますか、その団長さんの御報告に、川井峠から見た木屋平あるいは穴吹町のことについて、まことにのどかな山村である、こう申されました。まことにこの地帯は非常に峻険なところであります。山が非常に峻険である。しかし、そういうところでございますから、仏教渡来によって蘇我氏に敗れた忌部族が引きこもっておるというような家もございます。あるいはまた屋島の壇の浦で敗れた平家の公達が入ったところ、そしてそこは、女の足ではもうこれ以上入れないためにそこで恋しい女房と別れたということで恋人峠というまことに風雅な名前のあるところでもあります。しかし……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 逓信委員会 第18号(1977/05/26、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 私、いまのお話を聞いておりまして、やはりNHKも外郭団体をたくさん持っているところだなという感をしておるのであります。主なところはどんなところがあるのですか。そしてまた有価証券もかなりお持ちで、しかも金融債としては、興業債券ほかというところで七十四億お持ちになる。それから事業債としても一億四千九百万円ですか、お持ちになっておる。どういうようなところをお持ちになっておるのか、ひとつお伺いしたいのです。
【次の発言】 それじゃ、サービスセンターには出資していないのですか。出版協会なんかには出資していないのですか。それはこれのどこに出ているのですか。

第80回国会 農林水産委員会 第25号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 貴重な時間を拝借して質問する機会を与えていただきましたことを感謝申し上げる次第でございます。  食糧庁長官にお伺いしたいのですが、古々米の処理はどうなっているのですか。どういうような方法で処理をされているのか、ひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ現在の古々米はどういうような処理をされておるのか、あるいはその価格はどうしていらっしゃるのか、ひとつお伺いしたい。
【次の発言】 それじゃ現在、菓子用であるとかみそ用であるとかいう米はどうやっているのですか。
【次の発言】 それらに渡しておる価格はトン当たり一体どのくらいですか。

第80回国会 予算委員会 第7号(1977/02/15、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 まず、文部大臣にお伺いいたしたいと思います。  小学校あるいは中学校を建設する場合、一体どれくらいの費用が要るのか、お伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 私は小学校をつくる場合と申しました。学校をつくるのに土地代は要らぬものでしょうか。
【次の発言】 建築費につきましては、大体私の調べと同じでございます。  そこで、総理大臣、あなたは先ほど来、一兆円減税しなければ五千校の学校ができるんだ、こうおっしゃった。これは一回だけじゃないのです、二回、三回おっしゃっているのです。あなたはどういう計算のもとでこのことをおっしゃっておられますか、お伺いしたいのです。

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 住宅金融会社の住宅ローンの金利は銀行の住宅ローン金利よりもはるかに高いのでございます。住宅金融専門会社の方でございますと一一・四、高いのになりますと一一・八八%という金利もあるのでございます。こういうようなことで消費者に対して非常な荷重をかけておると私どもは思われるのであります。したがいまして、銀行自身が住宅金融をやったらいいんであって、こういう金融専門会社をつくるのはどうかと思うのでございますが、この点いかにお考えになっておられるか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 私も先般の質問のときに計算間違いをいたしておりまして、御迷惑をかけましたことをおわび申し上げます。……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/02/26、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 企画庁の長官にお伺いしますが、昭和五十年代前期経済計画、これは大体昨年の五月に策定されましたけれども、この計画が基礎になりましてあらゆる諸計画というものがつくられておると思うのであります。しかしながら、これもまだ一年たっておりませんけれども、実際問題として相当に改定しなければならぬ諸点がたくさん出てきておるように思うのですが、どういうようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 根本的に私は、企画庁長官の御認識が間違っておるのじゃないかと思うのです。第一に、昨年の第一・四半期の景気の上昇は、アメリカにおける減税政策の結果が家電製品の輸出につながっておる。これが非常に大きな……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 このたびの補正予算を拝見いたしますと、総理の所信表明におきまして、住宅に対する国民の期待にこたえるため、住宅金融公庫の貸付枠を十万戸増加させたのだ。その次に、本委員会におきまして坊大蔵大臣から「弾力条項を発動して住宅金融公庫の貸付枠十万戸の追加に要する資金等総額五千五百五十八億円につき機動的に対処してまいりました」、こうある。それで私も予算書を一応調べてみました。そういたしますと、予算書には、今度の住宅金融公庫に対する補給金が一切出ていないのであります。この説明書を拝見いたしましても、どこを見ましてもそういうことが書けておらぬ。補給金は一体どんなになったのだろう、こう実は不思……

第84回国会 建設委員会 第13号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 貴重な時間をいただきまして質問させていただく機会を得させていただきましたことを心から感謝申し上げます。  このたびの大臣の所信表明にもございますが、建設省の公共事業はまず第一番に経済の回復ということを中心にして組まれておるように書かれてございます。そこでこの予算をあずかる建設省の責務はきわめて重く、公共事業の円滑かつ効果的な執行を図るための体制整備を行い、所期の目標を達成するよう努める所存であります。こうあるのでございます。  景気回復のために公共事業をする、これは当面の目標でございます。しかしながら、どういたしましても国民の需要にこたえあるいは立ちおくれた社会資本の充実のた……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 福田総理にお伺いするのでございますが、昨年、第八十国会における施政方針演説、あるいはまた、当委員会における福田総理の態度というものと、私が本年見る態度とは大いに違っておるように思うのです。去年の予算委員会におきます福田総理の御答弁は、まことに正面から、はぐらかすことなく御答弁になりました。いままで私は四人の総理大臣を見ておりますけれども、ある総理のごときは言葉の魔術師というのですか、どうでもとれるようなごまかしで終始した人もおる。駆け足でとっとことっとこ走って、ついには監獄の中へ入るような答弁をした人もある。あるいはまた、慎重といいますか、何を言っているのかわからないようなこ……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 建設大臣にまずお伺いいたします。  昭和五十一年から始まりました第三期住宅建設計画は、公共賃貸住宅が非常に建設がおくれる反面、一方においては民間自力建設あるいはまた住宅金融公庫の住宅がたくさん建つ、根本的にもう変わってしまっておると思うのであります。言いかえますならば、金融公庫の金を使った民間自力の伸びはもうすでに七四、五%を第三年度で示しておる。これで恐らく一〇〇%近くになるのじゃないかと思います。片方、公共賃貸住宅の方は五十一、五十二、五十三、この三年間で恐らく四四、五%になるのじゃないか、このように考えられるのであります。しかも、その地域的な配分は、これも細目において書……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 早速でございますが、大平総理大臣は、先ほど中国のケ小平副首相とお目にかかっていろいろとお話しになったようでございます。南北朝鮮の問題、あるいは東南アジアの問題、あるいはまた米中接近の問題、国交回復の問題等々、目まぐるしい外交問題がいま動いております。その中において、少なくとも子々孫々まで善隣友好関係を結ばなければならない日中のトップ会談が行われ、何か新しいことがあるのではないか、このように考えますので、きょうのお話をひとつわれわれに御報告していただきたい、こう思います。
【次の発言】 特に南北朝鮮の統一につきまして、あるいは日本政府に対して橋渡しというようなこともあったやに承……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 外務大臣にお伺いいたします。  一昨日、中国がベトナムに対しまして侵攻を開始したという突然のニュースにわれわれは接しまして、日本国民のみならず、東南アジアに及ぼした影響は多大なものがあるのではなかろうかと私は思うのでございます。したがいまして、この問題につきまして、数日前、ケ小平副首相が日本へ来られて、そのときには制裁を加えなければならないというようなことをおっしゃっておって、その後にベトナムヘの侵攻が行われた。日本政府はこの事柄に対してどのようにお考えになっており、どのように対処されるか、お伺いいたしたいのでございます。

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、日本社会党を代表し、政府提案の昭和五十四年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に反対し、わが党提案の予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成、公明党・国民会議並びに民社党、日本共産党・革新共同からそれぞれ提案されております予算三案の編成替えを求めるの動議に反対の討論を行います。  わが国経済は回復に向かったと言われていますが、企業、それも大企業を中心とした収益の上昇であって、勤労国民にとっては、雇用情勢はさらに厳しく、とりわけ中高年齢者の雇用改善は全然見られないのであります。  企業の収益の増大は、企業の経済至上主義、利益優先の人員の削減と、……


35期(1979/10/07〜)

第89回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1979/11/13、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。  申し上げるまでもなく、物価安定は国民生活の安定に不可欠であるのみならず、経済政策の最優先課題であります。最近の経済動向は、原油の大幅値上げ、海外市況の高騰のほか、円安による輸入物価の急騰によって、卸売物価は大幅に上昇しております。このため、消費者物価への影響が大変心配されておる時期でもございます。また、さらに公共料金の値上げも予想されるところであります。このように、物価の動向は重要な局面にあり、国民の最も注目しているところであります。  このよう……

第89回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1979/11/16、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの野田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       相沢 英之君    関谷 勝嗣君       野田  毅君    渡辺 秀央君       金子 みつ君    松浦 利尚君       中川 嘉美君    岩佐 恵美君       中野 寛成君 を指名いたします。
【次の発言】 次に、本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査を行います。  請願の趣旨につきましては、すでに文書表によって御承知のところであり、また、その取り扱いにつきま……

第90回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1979/11/26、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 再び私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       相沢 英之君    関谷 勝嗣君       野田  毅君    渡辺 秀央君       金子 みつ君    松浦 利尚君       中川 嘉美君    岩佐 恵美君       中野 寛成君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時十七分散会

第90回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1979/12/06、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質議の申し出がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 かしこまりました。
【次の発言】 小野信一君。
【次の発言】 長田武士君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 中野寛成君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後七時四十三分散会

第90回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1979/12/11、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  この際、申し上げます。  本委員会に付託になりました請願は一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先刻理事会におきまして協議いたしました。委員会の採否の決定は保留することになりました。さよう御了承願います。  なお、本委員会に参考のため送付されました陳情書は、お手元に配付のとおりであります。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、閉会中もなお審査を行うため、物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をすることとし、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じま……

第90回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1979/12/20、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。亀井善之君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。金子みつ君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 はい、かしこまりました。
【次の発言】 宮地正介君。
【次の発言】 藤原ひろ子君。
【次の発言】 塩田晋君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。     午後五時三十六分散会

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1979/12/21、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 引き続きまして、私が本特別委員長の重責を担うことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの関谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       相沢 英之君    関谷 勝嗣君       野田  毅君    渡辺 秀央君       金子 みつ君    松浦 利尚君       中川 嘉美君    岩佐 恵美君       中野 寛成君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十五分散会

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1980/01/26、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本件、特に電気料金改定問題調査のため、来る三十一日、参考人の出席を求め意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、政府からこのたびの電気料金改定について発言を求められておりますので、これを許し……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1980/01/31、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特に電気料金改定問題について調査を進めます。  本日は、電気料金改定問題につきまして、参考人として沖繩電力株式会社取締役社長真喜屋実男君、沖繩県婦人連合会会長宮里悦君、拓南製鐵株式会社代表取締役社長古波津清昇君、北海道電力株式会社取締役社長四ツ柳高茂君、全北海道労働組合協議会生活対策部長飯田健一君、北海道曹達株式会社取締役社長山下謙治君、北海道大学経済学部教授小林好宏君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、本委員会に御出席いただきましてまことにあり……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1980/02/19、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、正示経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求めておられますので、これを許します。正示経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、公正取引委員会の業務状況について、橋口公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。橋口公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和五十五年度物価対策関係経費の概要について藤井物価局長から説明を聴取いたします。藤井物価局長。
【次の発言】 次に、昭和五十五年度消費者行政関係経費の概要について、小金国民生活局長から説明を聴取いたします。小金国民生活局長。

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1980/02/26、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特に電気料金改定問題について調査を進めます。  本日は、電気料金改定問題につきまして、関西電力株式会社取締役社長小林庄一郎君、中部電力株式会社取締役社長田中精一君、中国電力株式会社取締役社長山根寛作君、四国電力株式会社取締役社長山口恒則君、大阪主婦同盟参与後藤幸子君、大阪大学経済学部教授建元正弘君、広島県生活協同組合連合会常務理事冨田巖君、日本鉱業協会エネルギー対策委員長高島節男君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、本委員会に御出席いただきまして……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1980/02/28、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特に電気料金改定問題について調査を進めます。  本日は、電気料金改定問題につきまして、参考人として、東京電力株式会社取締役社長平岩外四君、東北電力株式会社取締役社長若林彊君、北陸電力株式会社取締役社長森本芳夫君、九州電力株式会社取締役社長永倉三郎君、日本労働組合総評議会国民生活局長福田勝君、日本エネルギー経済研究所会長向坂正男君、全国地域婦人団体連絡協議会事務局長田中里子君、日本アルミニウム連盟会長小川義男君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、本……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1980/02/29、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特にガス料金改定問題について調査を進めます。  本日は、ガス料金改定問題につきまして、参考人として東京瓦斯株式会社取締役社長村上武雄君、大阪瓦斯株式会社取締役社長安田博君、東邦瓦斯株式会社取締役社長薦田国雄君、主婦連合会事務局長清水鳩子君、東京工業大学工学部教授矢島鈞次君、名古屋市地域婦人団体連絡協議会会長横地さだえ君、以上の方々に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ、本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  御承知のとおり、今回の申請内容……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1980/03/06、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。粟山明君。
【次の発言】 この際、野田毅君から関連質疑の申し出がありますのでこれを許します。野田毅君。
【次の発言】 工藤巖君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、暫時休憩いたします。     午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。金子みつ君。
【次の発言】 小野信一君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 宮地正介君。

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1980/04/01、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、御報告いたします。  去る二月二十八日の本委員会に出席した平岩参考人から、文書をもって、同日の藤原委員の質疑に対する答弁が若干説明不十分であったので、補足したい旨の申し出がありました。  文書を朗読いたします。     二月二十八日 衆議院物価問題等に関する特別委員会における発言についての追加補足ご依頼の件    委員長 井上 普方殿    昭和五十五年三月三十一日         参考人          東京電力株式会社           取締役社長 平岩 外四   去る二月二十八日 衆議院……

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1980/04/08、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野信一君。
【次の発言】 宮地正介君。
【次の発言】 本会議終了後再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後零時四十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、中野寛成君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時三十八分散会

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1980/04/17、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岸田文武君。
【次の発言】 金子みつ君。
【次の発言】 次に、武部文君。
【次の発言】 次回は、来る二十二日午前十時理事会、午前十時十五分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十七分散会

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1980/04/22、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中川嘉美君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 藤原ひろ子君。
【次の発言】 次に、中野寛成君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十四分散会

第91回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1980/05/08、35期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。相沢英之君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後零時五分休憩
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、塩田晋君。


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 建設委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 けさほど大臣の所信表明を承りまして、この前の七月二十四日の大臣のあいさつと対比いたしてみました。国土庁の長官のこのたびの所信表明は、前のごあいさつの前の部分と後ろの部分を入れかえただけにすぎない。これはえらい信念のある御答弁だなと思いますので、後ほどゆっくりこのことについてお伺いいたします。それから、建設大臣のは大分様子が違っておるのでございますので、このことからまずお伺いいたしたい。  最初に、所信表明を見ますというと、「経済の活力を保ちつつ、内需を中心とする安定的な成長を持続することを目標として、次のような諸施策を中心に、建設行政の推進を図る所存であります。」こうございま……

第93回国会 建設委員会 第3号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 まずお伺いいたしますが、この法律案を三大都市圏に限定した理由をお伺いしたいのです。
【次の発言】 宅地需給の関係から三大都市圏にしたと言いますが、宅地需給とはどんなことですか。
【次の発言】 需給ギャップだと、こうおっしゃいますが、需給ギャップというのは、金さえ出せば出てくるのじゃないですか。
【次の発言】 これは、大都市圏における需給ギャツプがある、こう申されますが、要は三大都市圏における、宅地がないんじゃない、これはいままで政策が不在であったからにほかならないと私は思う。したがって、先日も本会議で質問がございましたが、鈴木内閣は田園都市国家構想なるものを依然として大平内閣……

第94回国会 建設委員会 第3号(1981/02/25、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 大臣の所信表明に関する質問を行いたいと存じます。  まず、建設大臣にお伺いいたしますが、この所信表明を拝見いたしますと、最後に「特に適正な業務の執行と綱紀の保持に努め、国民の信頼と期待にこたえる考えであります。」こういうことがありますが、「適正な業務の執行」とは何でございますか。どういうことを指しておるのですか、お伺いしたいのでございます。
【次の発言】 そこで私はお伺いしたいのですが、いままで官庁用語として、あなたのおっしゃるむだのない適切な正当なる執行というのを、むだのないというところに特に重点を置きまして、効率的な運用という言葉が使われてまいりました。ところが、効率的な……

第94回国会 建設委員会 第7号(1981/04/01、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 両公団を合併する、一緒にするというのはどんな御利益があるんですか、どんなメリットがあるんですか、ひとつお伺いしたいのです。
【次の発言】 じゃなかろうかというようなそんな頼りない建設大臣の言明じゃ困る。この法律はあなたが出してきているんでしょう。自信と確信がなくて、効果が上がるのじゃなかろうかというような、そんな頼りない答弁はよしていただきたい。  そこで、私はお伺いするんだが、その機能的総合的にやれということは五年前にわれわれ言うた。この建設委員会で強調した。そのときに当時の建設省幹部あるいは建設大臣、住宅公団総裁は、これは二馬力で働いていただく方が効果が上がるんだ、こうお……

第94回国会 建設委員会 第12号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいま三ルートにつきまして、経済的事情であるとかあるいはまた財政的事情等々が許すならば着工するというのが大臣の御答弁で、道路局長のお話でございますと、技術的な問題があってなかなかできないということで、現在では併用橋でいく、こういうお話でございますが、現在ではという言葉にはいろいろ問題があると思う。現在ではというのはどういう意味なんです。この点をお伺いしたい。
【次の発言】 両大臣が併用橋で実施をともかく命令しておる。とするならば、これはやるのが原則であって、財政上あるいはあらゆる状況がこれを妨げておるだけの話じゃございませんか。あなた方の答弁とてれこになっている。反対じゃご……

第94回国会 農林水産委員会 第14号(1981/05/07、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、このたびの寒波によります柑橘類の被害についてお伺いいたしたいのでありますが、私どもの徳島県におきましては集中的に寒波が参りました。零下十三度というのが七、八時間続いたということで、先ほども政府委員並びに委員の皆さん方にお示ししました写真が示しますように、大体温州ミカン関係におきましては九〇%の被害、それからハッサクは一〇〇%、スダチは八八%というような被害をこうむっておるのであります。  そこで、先ほど来から専門家であります田中君の質問に対する御答弁に対しまして、どうも納得できない点が多々ありますので、再度お伺いいたしたいと思うのであります。  このたびのミカンの樹木の……

第96回国会 外務委員会 第4号(1982/03/31、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、外務委員会で初めて質問するのでありますが、質問するとしますというと、日本外交全体について五、六時間質問する時間が欲しいのでありますが、残された時間は非常に短うございます。残念でございます。  先ごろ櫻内外務大臣は、本会議におきましても外交方針の説明をなさいました。また、常におっしゃるのでございますが、日本は西側諸国の一員として国際責任を果たす、こうおっしゃっておられる。何のことかわからない。どういうことを具体的になさろうとするのか、その点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 私がお伺いしておるのは、そういう地政学的な言葉じゃない。国際的責任を果たすとは一体どういうことなん……

第96回国会 外務委員会 第8号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は先般関連質問で少しお伺いいたしたのでありますが、きょうは与えられた時間が一時間半ぐらいありますので、少しく日本外交の基本についてお伺いいたしたいと思います。  その第一は、戦後もうすでに三十七年をけみしましたが、戦前の外交が失敗であったがために戦争に突入した、言いかえますならば日本の外交はあの敗戦に対しても大きな責任を持たなければならないのではないかと私は思うのです。  近ごろたくさんの書物が出ておるようであります。あるいは外交の専門家と称する外務省で生え抜いた人たちも本を書いておる。どれを見ても反省の色が余りないように私には思われる。  そこで、日本外交は一体あの敗戦を……

第96回国会 外務委員会 第9号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 議事運営について発言させていただきます。  ただいま聞いておりますと、しどろもどろで、はっきりした御意見も外務省当局はお持ちにならない、こういうことは、事条約に関しますので、この問題については、しばらく休憩して御勉強になって、確固とした御答弁をしていただかなければならないと私は考えます。したがいまして、少し休憩させていただいて理事間における協議をやらせていただければ、こう思うのでございます。
【次の発言】 議事運営について。  議事運営について発言をさせていただきますが、一昨日私は質問いたしました。経済協力について私は質問いたしたのでありますが、その際キューバの一人当たりの国……

第96回国会 外務委員会 第11号(1982/04/23、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 ちょっとお伺いしますが、日本とスリランカの国との間にいままで貿易をやってきたのですけれども、これは何によってやってきたのですか。
【次の発言】 いやいや、そんなことを聞いていないよ。貿易をやってきたが、一体その貿易は何という条約のもとでやってきたのかということを聞いているのです。
【次の発言】 その貿易取り決めというのは批准を要求するものですか、あるいは行政取り決めですか、どちらです。
【次の発言】 そうしますと、私はちょっと不思議なんですけれども、いままでは行政取り決めであった。その行政取り決めが不備であるから、あるいはそれ以上のものをつくろうというので投資促進に関する協定……

第96回国会 外務委員会 第12号(1982/04/27、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 時間がございませんので早速お伺いするのでありますが、日米の農産物作業部会が、日米貿易小委員会の実務担当者会議が行われたようでありますが、その際、アメリカは農産物の二十二品目全部完全自由化しろ、いやそれはできないということを日本側が申すと、二十二条の提訴をガットにするという話がアメリカから出てまいりました。そして、よろしい受けて立ちましょうという立場をとったところが、アメリカから五月上旬に行われる自由化品目の中に農産物を入れてくれというような話があるやに新聞で承っておるのでありますが、事実はどうなんですか、ひとつお伺いしたいのです。

第96回国会 外務委員会 第13号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 この協定をなぜ新しく結ばなければならないのかということにつきまして、先ほどからるる御説明がありますが、しかし、どうもむずかしい言葉を使いまして私らにわからない。一つずつそれでお伺いいたしてまいりたい。  なぜこういう包括的な契約にしたのだというのですが、前と比べまして、包括的契約にしたらどれだけメリットがあるのか、ここらあたりをお伺いしたい。そして、との協定を結ぶことによってどんなメリットがわが国にあるのか、お伺いしたいのです。包括的とか、抽象的な言葉はよろしゅうございます。
【次の発言】 手続的に煩瑣でございますとおっしゃるが、手続的に煩瑣ってどの程度あるのです。どれぐらい……

第96回国会 外務委員会 第17号(1982/06/02、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 従来国連におきまして、化学兵器と生物兵器は一体として論議されてきたと思います。それが四十七年でございますか、国連で細菌兵器ですか生物兵器だけ分離せられた。そしてまた分離せられて審議がされておる。しかもこの条約の第九条におきまして、化学兵器禁止条約を合意するよう交渉継続を約束しておるのでございますけれども、いまだに化学兵器につきましてはどうも条約ができてないし、国連におきまして合意ができてない、こう思うのでありますが、その後十年間たっておるわけなんです。化学兵器についての審議は一体どうなっておるのか、この点の経緯をひとつお伺いしたいのです。

第96回国会 外務委員会 第18号(1982/06/16、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 少しく質問をいたしたいと思います。  アジア・太平洋郵便条約というのが今度かかっておるわけでございますが、これに加盟しておる国は、こうやって一覧表をいただいたのですが、加盟しておらぬ国は一体どこどこあるのですか。――私は、きょう質問するに当たりまして、先ほど小林進議員からも申されましたが、われわれに対する答弁は政府委員をもってやっていただきたい。説明員では私は了解できない。でございますので、政府委員をもって答弁していただきたい。
【次の発言】 そうすると、それらの国々との間の郵便はどのようになっておりますか。
【次の発言】 それはどっちの条約に入っておるのですか。万国郵便条約……

第96回国会 外務委員会 第20号(1982/07/02、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 先日来、サミットあるいはまた国連総会等々で大臣御苦労さまでございます。しかしながら、その後の情勢は非常に変化を来しておりますので、この問題につきましてひとつお伺いいたしたいと存じます。  まず第一番に、ベルサイユ・サミットにおきまして、対ソ経済制裁につきましてどのような話し合いが行われたのかお伺いいたしたい。少なくともアメリカ側の主張、ECの主張あるいは日本の、まあ主張したのかどうか知らないけれども言い分、これらをひとつ概略でよろしゅうございますからお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私も、新聞記事を拝見いたしますと、大体大臣がおっしゃられた線であろうと実は思うわけで……

第96回国会 外務委員会 第24号(1982/08/09、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいまは現実の日中問題あるいは東南アジアの諸国との日本の文教政策について重要な提起をされておりますが、それにも劣らぬ日本の外交姿勢について、あるいは外交当局の態度について政府の御見解をただしたいと思うのであります。  と申しまするのは、日本の戦前の外交を見てみますと、あるいは外務省が知らざるところにおいて軍部が外交をつかさどった。ために日本は三国同盟を結び、戦争にまで追い込んでいったという事実があります。したがいまして、日本の外交というものは、少なくとも一元性でなければならない、こう私は感ずるのであります。しかし、いま日本の状況を見てみるときに、あるいは自衛隊がアメリカの国……

第96回国会 外務委員会 第25号(1982/08/20、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は教科書問題につきましては後ほど質問いたしたいと思いますが、まず第一番に、私は国会議員になって十五年になるが、どうもどこへ行っても、だめ外務省であるとか外務省はもう少ししっかりしろというような言葉を至るところで聞くのであります。しかし私自身は、日本の国は再三申しますようにこういうような国でございますので、外交ほど重要なものはない、こういう考え方で対処いたしてまいったし、今後もそのようなつもりで臨みたいと存ずるのであります。  そこで私は、年来疑問に思っておりますことを一つお伺いしてみたいと思う。というのは、昭和十六年の十二月八日にわれわれは日米開戦をした、宣戦布告をした。日……

第96回国会 決算委員会 第9号(1982/09/21、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 私は、日本の教科書問題が外交問題に発展したことははなはだ遺憾に存じておるのであります。 当然歴史の事実というものは事実として客観的に子供に教える、学生に教える、そしてそのことによって真実を教えることによってこそ次の世代の諸君が反省もするし、また日本の方針も決めていくのだ、こう考えておるのであります。  しかしながら、この日本の教科書の検定制度が始まりまして以来、私も昭和三十二年の中学校、高等学校の歴史あるいは社会の本を読んでまいりました。そのときにはいかにも日中戦争は侵略戦争であるということを明記しておるのでございますけれども、ここ二十二、三年の間に検定制度のもとにだんだんと……

第98回国会 建設委員会 第3号(1983/03/02、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 お伺いいたしたいのですが、一昨年来、臨時行政調査会というのができまして、どうも臨時行政調査会というのがあたかも枢密院のごとき存在になっている。そしてここの言うことは何でも聞かなければいかぬというような世論になってきている。まことに嘆かわしいことです。これであれば、臨調さえあれば政党もあるいは議会も要らぬのじゃないかという感すら私はいたしておるのであります。しかも、その臨調の答申を金科玉条のごとく守るというのが中曽根内閣のようであります。私どもにいたしましたら、自民党もなくてもよろしい、もちろん社会党、ほかもなくてもいいんだというような感すらいたすのであります。  そこで、臨調……

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/13、36期、日本社会党)

○井上(普)委員 いまも災害が各地において起こっております。これは、天が日本の政治それ自体に対して怒っておるのではなかろうかというような気がいたすのであります。  いずれにいたしましても、日本全土にわたりましてこのように災害が起こっておりますが、しかし、これを国が取り上げるのは均等でなければならないと私は思うのであります。もちろん、三宅島のような大災害がありますけれども、数のみならず実質的な面から見ますと、非常に厳しい災害が起こっておることを一例を挙げてひとつお伺いいたしたいのであります。  九月二十八日に十号の台風が参りました。私どもの地元徳島県というところは、御承知のように台風の常襲地帯な……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 外務委員会 第13号(1984/05/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 あるいは次元が低い問題かもしれませんけれども、ひとつお伺いいたしておきたい。  今世の中を非常に騒がしておる問題で「疑惑の銃弾」なるものがある。ところがこれは、五十六年に三浦さんなる人の奥さんがロサンゼルスで事故が起こって半身不随になった、あるいは植物人間になったというので、当時アメリカの軍用機で日本へ奥さんが、一美さんという人が運ばれたのでございますが、このアメリカ軍の病院機の費用は一体だれがどういうようにして払ったのですか、ひとつお伺いいたしたい。
【次の発言】 くれたのではないか、こう言うのだが、それで違っておったらどうなるのですか。外務省の役人の中に、それの世話をした……

第102回国会 外務委員会 第5号(1985/04/03、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 私は、日米経済摩擦の問題につきましてまず伺いたいと存じます。  先般も同僚の浜田君から、一見識としては立派な御意見をここで述べられたと思うのであります。しかしながら、私は観点を変えまして、この問題について少しく御質問をいたしたいと存ずるのであります。  日本とアメリカとの関係は、これは友好でなければならぬというのはもちろんのことであります。しかしながら、ここ近々の日米の外交を見てみますというと、アメリカからの非常に理不尽なる要求が次から次と出てきておるように思われてなりません。戦後の歴史を見ましても、昭和四十四年に、鉄鋼の輸出規制を強く要求せられましてこれに屈服し、アメリカの……

第102回国会 外務委員会 第10号(1985/05/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 ボン・サミットに出発せられるに当たりまして、この委員会におきまして、SDIの取り扱いについていろいろと質問がございました。その際に安倍外務大臣は、SDIの研究参加は慎重に考えて自主的に判断しなければならない、こうあなたは言われたのであります。しかも、帰国後の外務省での報告によりますと、これは伝えられるところでありますが、SDIを支持してくれと言われたら、今のところは支持できないであろうと答えるつもりだと語ったと私は承っております。これは、非公式な発言でございますので何とも申し上げられませんが。  しかし、一方におきまして総理大臣は、サミット前のレーガン大総領との会談でも五原則……

第102回国会 外務委員会 第12号(1985/05/15、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 このたびの米州投資公社を設立する協定を読ましていただきますと、疑問が非常にたくさん出てまいるのであります。  そこで、日本の対外援助というものは、今まで人道主義にのっとってやられるということが中心でありましたが、これが変わってきておるように思われてならない。特に、本年の一月、アメリカのシュルツ国務長官と安倍外務大臣が会見になり、対外援助につきましては、日米で十分連絡し合うんだということが新聞に報ぜられておるのであります。この点につきまして、この一月十二日のシュルツ・安倍会談においてどういうことが議題となり、果たしてアメリカと日本とは対外援助について連絡をし合う、あるいは協調し……

第102回国会 外務委員会 第13号(1985/05/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 ただいまも小林大先輩が、日本の中南米経済援助の危険性につき質問されましたが、私もアメリカの戦略援助の一環ではないかという気がいたしますので、ひとつお伺いいたしたいのであります。  この協定の第三条第八項に「政治活動の禁止」ということが書いてある。こんな「政治活動の禁止」というのを条約に書いておるような協定は、今までどこかありますか。
【次の発言】 あるにいたしましても、この「活動の禁止」が果たして守られるかどうかという点には、私ども大きな疑問を持たざるを得ない。以下、その点につきまして、いろいろと質問してまいりたいと思います。  安倍外務大臣、あなたは八三年の五月にシュルツ国……

第102回国会 外務委員会 第19号(1985/06/07、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)委員 郵政省にお伺いします。  通信主権と世の中で言われておる言葉がありますが、通信主権ということについて郵政省の考え方をお示し願いたいのです。
【次の発言】 主権を侵害しないということについて、通信主権という中身はどんなのかと聞いているのです。あなたのであれば、条約にこう書いてあるからという文言にすぎないが、通信主権ということについてはどう解釈するかということをお伺いしているのです。
【次の発言】 そういう前提に立ちまして、お伺いしてまいりたいと思います。  そこで、このたび郵便五条約が提案されたわけでありますけれども、聞いてみますとUPU、万国郵便連合なるものに昭和二十三年に日……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、日本社会党)

○井上(普)委員 まず、赤木先生にお伺いしたいのでございますが、このたびの紛争が医学部から発し、また全国でも医学部のあるところに現在ではほとんど起こっておる。この原因は何かといいますと、先ほども生越先生が言われましたように、半封建的な身分関係にあって、大学人自身はあまりお気づきにならないけれども、特にインターンが昭和三十七年以来問題が起こってきた。こういう問題を突きつけられて初めていわゆる既成の教授、あるいはまた学界の有名な方々も動き出した。しかも、それも登録医制度というような、何と申しますか、専門医という博士号にかわるものによって身分を縛りつけ、ある程度医局に、五年ないし七年間引きとめておく……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は最初に医務局長にお伺いしたいと思います。  九州の福岡県に麻生産業株式会社飯塚病院というのがありますが、この病院は、ベッド数が実は千五十九、医者は四十三、看護婦は二百四十四、これは医療法に違反していますかどうか。イエスかノーか、ひとつ医務局長、御答弁願います。
【次の発言】 私はこれは厚生省からいただいておる。そうしますと、千五十九、ベッド数が。そうして医者は四十三、看護婦は二百四十四。医療法に違反しておるかどうか、イエスかノーか、お願いします。時間がないので簡単にお願いします。
【次の発言】 医療法二十一条によるところの、患者数が、外来患者を含め、入院患者ベッド数等々……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、昨年の六月に試案として発表されました全国総合開発計画、これについて関係各方面にお伺いしようとするものでございます。特に総裁は御老体であらせられまして、ヤングソルジャーとおっしゃる方ではございますけれども、しばらくおつき合い願いたいと思うのでございます。  全国総合開発計画というのは、これは昨年の六月に第一次試案が発表されまして、そして昭和六十年の姿、今後十六年後の日本の国土、これについてどういうものを想定するかということで、国民の間におきましては非常に大きい関心を持っておる計画が策定中であります。企画庁という役所はまことにいい役所で、日本の国土をこうするああするという……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○井上分科員 まず、国鉄総裁にお伺いいたしたいのであります。  いま大先輩の芳賀委員から、赤字路線あるいはまた小駅廃止につきまして御質問があったようでございますが、私は各論を一つお伺いいたしたい。  私は、磯崎総裁と生まれを同じゅういたしておりまして、実は国元では、国鉄総裁だというので国の人がひとつ旗行列でもしようかというような動きすらあったのであります。ところが、総裁になったとたんに、小駅廃止とかいって赤字線廃止なんというのが起こりまして、とたんに旗行列がやんでしまった。しかも聞くところによりますと土讃線、中村線――これは高知県にわが党の代議士がおりませんので、私が代表してやるわけですけれど……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は、昨日も予算の一般質問で申し上げたのでありますが、少しく観点を変えまして、厚生省の医療行政につきましてお伺いいたしたいと思うのであります。  このごろ看護婦が非常に欠乏しておる実態は御承知のとおりであります。この看護婦不足対策に対しましてはどういう対策をお持ちですか。厚生大臣、あなたのお話はもう長くて困るので、ただいま主査からも特に御注意がありましたが、あなたの話は長過ぎてわからぬうちにやられるものですから困りますので、簡単明瞭にひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私は、看護婦が不足している現状を考えますときに、大きい問題といたしましては、いままで看護婦という職業……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は、まず最初に過疎問題についてお伺いいたしたいのであります。  秋田自治大臣も御承知のように、私らと国を同じくしておるのでありますが、山間部における過疎問題が非常に大きい問題になっております。特に私はここで指摘いたしたいのでありますが、那賀川の上流あるいはまた海部川の上流というような地帯に過疎問題が非常に激しく起こってきております。どういうふうな問題が起こってきておるかといいますと、あの地方には大山林地主が、しかも村外地主がほとんど山を所有しておる形態が見られるのであります。そして、その村外地主はどういうことをやっておるかといいますと、ほとんど京阪神あるいは都市へ出て行ってしま……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は水資源の問題につきましてお伺いいたしたいのでありますが、特に宮澤さんは先般まで経済企画庁の長官としてやられており、またニューライトのホープであられる。わが党もいまのところしばらくは政権につけないのじゃないかと思いますので、われわれが天下を取ったときにはスムーズにそのまま皆さん方の成果がわれわれに使えるようにという立場から、ひとつ質問をしてみたいと思います。  まず第一番に、全国総合開発計画によりますと、首都圏の人口は昭和六十年には三千八百万になる。しかし、これだけ人口が膨張する首都圏における水資源を一体どうするのだ、こういうことは非常に大きい問題じゃなかろうかと思うのです。一……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1970/03/16、32期、日本社会党)

○井上分科員 実は石炭合理化がだいぶ進んでおりますし、また硫黄も合理化が進んでおるのでありますが、黒、黄色、今度は続いて白の塩が俎上にのぼっておるのは御存じのとおりでありますが、四十四年度の塩の収納価格の引き上げは行なわれなかったのであります。これは明らかに日本専売公社法第二十八条に基づくところの日本専売公社業務方法書第七十五条にいうところの生産費補償方式というものに矛盾しないかと思うのですが、専売公社の総裁、どうでございますか。
【次の発言】 あなた方はこの生産費補償方式ということを業務方法書第七十五条ではっきりと書いてあるんですね。しかも物価は御存じのとおりどんどんと上がっておる。人件費も……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○井上分科員 だいぶおそくなりましたが、少しお伺いいたしたいし、また大臣の御見解も聞かなければならないがだいぶありますので、ひとつお許しのほどをお願いしたいと思うのです。  先ほど大臣は、いまの各種学校の問題につきまして、松浦君の質問の中で、母親は短期大学に行かせたいんだ、しかしそんな短期大学よりも各種学校がはるかに程度が高いんだ、子供をそっちに行かすべきだというようなお話がございましたけれども、国立の中につきましても、大学という名前はつかないが、内容は短大などよりもはるかに高いところがたくさんあります。それらについては、一体、大臣としてはどういう処置をとられ、また母親が短期大学へ行ってほしい……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○井上分科員 橋本大臣に伺いますが、私はまだこの国会に来て四年しかなりません。四年少し過ぎたのですが、あなたはもう二十何年国会におりますので、先輩として伺うんですが、国会議員には身分証明書というのがあるのでございますか。
【次の発言】 私も身分証明書やいろいろなものが国会議員にあるのはおかしいと思う。事実バッジをつけなければわからないようなことでも困ります。このたびの成田空港の騒ぎに際しまして、空港分室には身分証明書がなければ入れないのだという規則でもあるのでございましょうか、どうでございましょうか。
【次の発言】 ところが、きょうの新聞を見ますと、あそこの公団の分室の保安課長、芦沢さんという……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 先ほど来、ここへ参りますと、どこかの知事選挙の応援演説の予行演習らしきものもあり、なかなかはでなんでありますが、きょうは、私がどうもしんがりのようでございますので、ひとつゆっくりお伺いいたしたい、このように思うのであります。  第一番に、私は三年来伺っておるのですが、厚生大臣、去年私がたしかこの予算分科会でもお伺いいたしましたが、医師の研修指定病院が、昨年の三月段階でしたかにおきましても、不適格な病院を指定しておられたと思います。この不適格な病院はまだまだ、厳密に言うならばあなたの数字の三倍ぐらい出てきたのでありますが、まず、あなたがあの当時お認めになった不適格な病院はどうされま……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 伺いたい第一点は、実は私どもは国元へ参りまして、米の消費者の方々から非常なお話を聞くのであります。といいますのは、私のほうのくににおきましては、強化米と称するビタミン米をみんな強制的に小売り店から消費者が買わされているという実態があるわけなのであります。したがいまして、どうもここらあたりに、農林省は、おそらく希望者だけに対して配給する、強化米を売ってよろしいという態度であろうと思うのでありますが、しかし実際には、小売り店から強制的に買わされているという実態があるわけなのであります。したがいまして、この間にいかなる行政指導がなされ、しかも強化米を混入する法的根拠というようなことは一……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 大蔵大臣、いま法理論のちょうちょうはっしのあとでございますが、まことに通俗的ことばでございますが、ひとつあなたの御解釈、主税局長、あなたのお話も承りたいのであります。  書だな、それと本箱というのはどのように違うとお考えになります。
【次の発言】 大臣、この解釈は違うのですよ。主税局長、これは物品税の関係がありますのでわざと聞いたのです。といいますのは、観音開きになっているのが本箱なんです。そして引き戸のあるものでもこれは本箱になるのです。ところが、観音開きでも、片方だけの開きの場合は本箱にはならないのです。それじゃ本を同じだけ入れる容積を持っておるものがあるとしますか。本箱と書……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○井上委員 室井公述人にお尋ねをいたしたいと存ずるのでありますが、アメリカの沖繩統治の最高法規である琉球管理命令を受けた布告、布令に基づいて行なわれました裁判を不服とするものの再審あるいは救済のあり方について、どのように考えておられるか、この点お伺いいたしたいのであります。  もう一つは、このたびの返還協定で、沖繩の県民が持つ請求権、これを全部放棄することになるのでありますが、これらに対する御見解をお伺いいたしたいのと、同時に、特別措置によりまして、政府が見舞金を出すということになっておるのでございますが、この点についての御見解をお伺いいたしたいと存ずるのでございます。  次に、久住公述人にお……

第68回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○井上委員 自治大臣にお伺いするのでございますが、先ほど阿部君とのやりとりをお伺いいたしておりますと、どうもこの法律は地価安定の方策とは異なるように考えられますが、多少そういうものを加味しておるおつもりがあるのでございますか。簡単にひとつお願いいたします。
【次の発言】 自治大臣のお話を承っておりますと、住民のためではなく、これは自治体の土地が取得がしやすいようにするためだということで、住民の利益をどうもおろそかにしておるような点が多々見受けられるのであります。何を言いましても、先ほど阿部君が言いましたように、地価安定というのが最大の命題であり、住民もそれを望んでおられるのです。ところが、この……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○井上分科員 大臣にお伺いいたしたいのでございますが、二月二十四日に各新聞社が報道いたしましたECFMG、アメリカのインターンあるいはまたレジデントになるための試験を全アメリカでやっております。この試験を受けた日本の医学生が、これが三二・何%の合格率で、世界の四十九番目であったという新聞記事が出たわけであります。各紙とも大きく出したわけであります。このことにつきましては、私も医者の端くれで、かねてあなたが文教の理事の当時に、日本の医学水準というのは世界の水準にまでいまはいっていない、はるかに低いようだということは、私は個人的にはお話しした記憶があるのであります。しかし、このたびの中川米造君が発……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○井上分科員 長官、あなたは、きょうの朝日新聞の天声人語をお読みになりましたか。――お読みになっておらぬのでございましたら、それじゃ私あらためてお伺いしましょう。  一昨日の原子力会議にあなたは御出席になりまして、ごあいさつをなさいました。私もそれに出ておった一人でございまして、聞きました。そこで、大臣にお伺いするのだが、原子力発電所は安全であるという前提に立ってあなたはすべてごあいさつをなさったようでございます。何を根拠にして安全であると御認識になっておられるのか、この点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、環境庁のお役所としましては一体――あなたの御答弁の中から問題は二つある……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○井上分科員 過疎地帯におきますいままでの私営バスの路線の廃止に伴いまして、バス購入資金等々の補助金を――町村がバスを走らす場合、補助金を出されておるようでございますが、四十六年には幾ら出して、四十七年には幾ら計画されておるのか、その点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで私お伺いしたいのですが、実は私の地方におきまして、バス会社は廃止したくない。ところが陸運局が圧力をかけて、そして廃止しろという申請を出させておる事例を知っておるのであります。これはどういうのか。予算が余っているんじゃないかと思うのでありますが、どうでございます。

第68回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○井上分科員 ただいまの土橋さんなりあるいは大出さんというような全逓の大幹部であられた方方の御質問のあとで、全く組合には関係のない私が質問するのは、まことに常識的なことばかりしか承りませんから、ひとつ大臣もそのつもりで、官僚答弁はおやめになっていただきたい。  廣瀬大臣、ちょっとうしろを向いていただきたい。この方々。実は洋服にはボタンホールという穴がある。これは何のためにあると思いますか。
【次の発言】 実は私もきょう衆議院に、われわれバッジをつけなければならぬのはどういうわけだと言って聞きました。そうしますと、これは衆議院先例集の四百三十八項にバッジをつけなければならぬとあるのですね。それか……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 先般各新聞社におきまして、日本の医学水準が非常に低いということが指摘されました。御承知のとおりであります。アメリカにおけるECFMG、外国人がアメリカで教育を受け、インターンをする、あるいはレジデントを受けるという際に、アメリカの一定の医学試験を通らなければならない。それに世界各国が受けておるけれども、合格率は世界の四十九番目という低い水準にわが国医学生があるということが、各新聞に報道せられました。中川米造君が発表したのでありますけれども、一大ショックを全国民は受けただろうと思うのです。その問題につきまして厚生大臣も新聞でごらんになったと思います。  問題は、何といいますか非常に……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 専売公社の総裁にお伺いしますが、刻みはどこで売っていますか。お伺いいたしたいのです。
【次の発言】 いや、売っておるのはどこかというのです。
【次の発言】 私は、実は、東京でさがしましても、ないのでございます。私は刻みの愛用者なんです。きょうも持ってきましたけれども、東京では、まず、三十軒歩きまして、ようやく一軒あるくらいです。農村地帯へ行きますと、これは全然ございません。売り切れてしまっております。一体、生産量はどれくらいで、消費量はどれくらいですか。時間がないので、簡単に頼みます。
【次の発言】 四十万キロを生産する。これは池田工場でつくっているのですから、私は大体わかってい……

第69回国会 建設委員会土地及び住宅問題に関する小委員会 第4号(1972/08/31、32期、日本社会党)

○井上小委員 土地対策が重要なことはもう御承知のことと思います。それで、建設省の土地対策につきましてのお話を承ったのでありますが、ここ数年来、土地対策の基本は土地利用計画を策定する必要があるのだ、こう言われながらまだはっきりしない。しかしながら一応新都市計画法ができ、あるいはまた建築基準法ができ、いたしまして末端はできたのでありますけれども、根幹ともなるべき、あなた方がいつも言っておられる土地利用計画がとにかくできてないのだと言われるのであります。一体、根幹となる土地利用計画というものはどんなことなのか、それで、できない理由は一体どこにあるのか、この点、お伺いいたしたいと思うのであります。  ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 お伺いしますが、去年のいまごろは赤字線を廃止する廃止すると盛んにおっしゃっていたのですが、どうなっているのですか。
【次の発言】 地元の住民の意思を千分に聞いて、それによってやるのだという方針は前々からそのとおりだったのです。そのとおりで、道路に切りかえるというお話は、地元住民の納得の上でというのが大原則であったと思います。それはともかくといたしまして、国鉄が方針を変えたのは、国会の審議によって変えたのですか。違うのでしょう。それは違うのです。赤字線で廃止する路線を国鉄並びに運輸当局は四十六年に発表されました。ところが田中さんが出てきてからですが、北海道の何とかという赤字線……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 全逓バッジ、このバッジをつけることによって郵政職員が研修を受けられなかったというような問題がございました。  昨年、私はこの問題について、廣瀬郵政大臣の時代でございましたが、質問したのであります。ところが、その問題がえらい長引きまして、結局、去年の暮れの年末闘争のときにこの問題が解決した。ほんとうですか。どんなです。ひとついきさつを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大臣、いまのお話をお聞きになったと思うのです。去年の三月に、この委員会において廣瀬郵政大臣が、そういうのは行き過ぎである、したがいまして、バッジをつけておるがために庁舎に入れないとか、あるいはまた講習を受……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 いよいよことしの一月一日から老人医療の無料化が実施せられるわけで、そのおそいことには私どもは不満を持つんでありますが、老人医療の無料化に伴いまして、先日も聞いたんでありますが、国民健康保険の保険金を値上げをするというようなことを承っておるんでありますが、その実態はどうなっておるのですか、お伺いしたいのであります。
【次の発言】 老人医療を実施するにつきまして医療費がどれだけ増額するか、このことについて正確な材料を持っていないというのは、一体どういうことなんです。
【次の発言】 それでは老人医療をやられるといいましても、正確な材料、予測を持ち合わせず老人医療をやって、はたして……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は昨年、一昨年と引き続きまして同じ問題をひとつ大蔵大臣にお伺いするのでございますが、去年、おととしは水田並びに福田大蔵大臣に対しまして、本箱と書だなとどう違うかというような質問から始めたのでありますが、これはまあそれといたしまして、昨年の水田大蔵大臣が物品税について洗い直しをするというお話があり、このたびその原案ができておるやに承っておるのであります。ところがその内容を見てみますというと、特に家具物品税については何と申しますか、免税点はとにかく五〇%上げるということの原案のようであります。すなわちいままで四万円までが免税点であった。それ以上になりますと二〇%の課税をしてい……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○井上(普)委員 ただいま阿部委員から標準価格についてお伺いいたしましたので、私はその次の問題といたしまして第三十四条の「五年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、」という項につきましてお伺いいたしたいのであります。  すなわち、この三十四条は「第二十五条第一項の規定に基づく政令には、その政令若しくはこれに基づく命令の規定又はこれらに基づく処分に違反した者を五年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、」というまことにきびしい規定が設けられておるのであります。しかし、その二十五条を見てみますと、この二十五条ではすべて政令にまかしておるのであります。したがって、国民の基本的人権をも縛るが……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 自動車局長さんおられるので、ちょっとついでに聞いておきましょう。  いま、東名と名神の高速道路で、国鉄ですか、高速自動車を走らしておるようです、国鉄ハイウエーというのを。これは私聞くところ、大きな赤字だと聞いておるのですが、その経営状況はどうなっておりますか。  それから、次にできてくる東北あるいは北陸の自動車道にもやはり走らす計画があるのですか、どうでございますか。これは自動車局長か国鉄さんかわからぬので、運輸省だろうと思いますので聞きますが……。
【次の発言】 どうもおかしいじゃないですか。需要があるというのはお客さんが多いということでしょう。お客さんが多くて赤字が出る……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 いま島本先生から頸肩腕症候群についていろいろとお話を承りまして、特に中間報告を承って、見たのでありますが、島本さんから何か言わなければいかぬような御発言もございましたので、ちょっと私お伺いしたいと思うのです。  この報告を見まして、非常にこの報告に無理があると思います。といいますのは、この症候群ということば自体、すでに病名にあらずです。これは、さっきおたくのほうに専門家がおったが、あくまでも症候群なんであります。それと、これに対して定義というものが書いてある。定義というのが普通の定義と違う。といいますのは、症候群に対して定義ということばが使われるわけはありません。これは一般……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 きょうは、もう私が最後のようでございますので、ごゆっくりお聞き願いたいと思います。いま津川さんから薬の話が出ましたので、私も薬のことを少しお伺いしたいと思います。  去年の暮れから非常に物が不足いたしますというと、医者が使う薬まで足らなくなって、医療担当者は非常に困惑したのでございますが、それに対してどういうような処置を厚生省としてはおとりになりましたか。
【次の発言】 ほんとうに足らなんだんですか。原料はほんとうに不足だったんでしょうか。どうです、お調べになりましたか。
【次の発言】 外国から入っておるその生薬類につきましては、私はわかります。あるいは入らなかったこともあ……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 中曽根大臣は、私が十二月にお伺いいたしました際、物価問題については、ひとつ自由経済社会を守るために価値ある挑戦をやるのだと、まことに華麗なるおことばを駆使されまして御答弁になったのであります。その華麗なる挑戦の結果どうなっておるか、ひとつお伺いいたしたいと存ずるのであります。特に私は、その際にも小型丸鋼について質問をいたしました。ところが、その小型丸鋼につきましては、依然としてどうも価値ある挑戦の戦果があらわれておらないような結果と思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 その価値ある挑戦も、どうも戦果はあまりあがらなかったようであります。  ただいま大臣は、商売人……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 御承知のように、数年前に大学紛争がございました。その発端は、医学教育にあったことは御存じのとおりです。このたび、地方に大学医学部あるいは医科大学をおつくりになるという点につきまして、大学紛争が教訓としていかに取り入れられているか、この点をお伺いいたしたいと思うのであります。  まず、この問題につきましては、私は、研究と教育体制についてどういうような新しい面をお持ちになっておられるのか、この点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 それで大学紛争が、医学部の改革の教訓として生かされていないと私は思うのであります。特に、教育研究体制はどうなっておるのかということを私はお伺い……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 大蔵大臣、現在のインフレを起こした最大の元凶、ピストルといいますか、あなたのおっしゃる石油危機にあらざる原因につきましては、いろいろ説があろうと思います。あるいは高度成長政策という説もあろうと思います。しかし、笠信太郎さんじゃないけれども、昭和三十五、六年からのこの毎年のインフレの大きな一つの原因になるのは、地価の問題じゃなかったかと私は思うのです。  しかし、現在のこの狂乱物価に対しては、あなたのおっしゃる政策がある程度功を奏しつつあることは認めます。しかしながら、この慢性的な昭和三十五、六年以来ずっとインフレが続いてきた原因の根底にあるもの、これは銀行信用の異常なる膨張……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 大臣、中央公害審議会がございますね、その中に騒音振動部会というのがございます。その騒音振動部会に国鉄からは一体何人出ておられるか、あるいは航空機会社から何人出ておられるか御存じでございましょうか。大臣でなくても結構でございます。
【次の発言】 航空機会社はどうです。――結構です。  この中央公害審議会の例の自動車専門委員会に業界の方々が入って、非常に中央公害審議会そのものの性格が業界寄りでないかと言われて、いま論議になっておることは御承知のとおりだと思います。同じように、やはり騒音振動部会に国鉄が入る、あるいはまた航空会社が入っておるというのは私は適当でないと思うのです。こ……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 せっかくお座りでございますので、まず電電公社の方から始めましょう。  電電公社さんのいまの経営が非常に苦しいということが、いま堀先生の質問で私も大体わかったような気分なんですが、私は建設委員をやっておりまして、方々から苦情を聞くのです。その苦情といいますのは、どうも道路を掘り返すことが電電公社が非常に多い。事実そのとおりで、私が経験いたしております道路にいたしましても、もうここ十年来、五、六回も、道路を切って掘り返しておる。一体電電公社さんは何をやっているんだろう、これほど技術がしっかりしておる電電公社さんが、あるいはまた科学の最先端を行っておる電電公社さんが、どういうわけ……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 大臣に簡単にこれから質問をいたしたいと思います。  先日、私新聞を見ておりますと、この国会議場におきまして、陸軍を代表して黙れと言った黙れ事件の佐藤賢了さんが七十九歳で、碁を打ちながら大往生を遂げられたという話じ書いてありました。ああいう方でも大往生を遂げられるのだなと思って感心したのであります。また、これほどいい往生際はなかろうと思います。さらにはまた「恍惚の人」という有吉佐和子さんの書いた小説を読みましても、やはり碁を打ちながら息を引き取った方を書いてございます。あの「恍惚の人」の小説なんというものはまことに陰惨でございまして、読むのに、何といいますか、いやいやながら読……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、いま兒玉委員からいろいろ質問がありましたので、それに続いたことになると思いますが、農産物の自給率が非常に低下しておる、カロリー計算では何%とか言われております。それで、この間、おたくの方の農林省の出しておる資料を見ますというと、農地面積の換算率でいきますと三五%だというのです。それは日本では集約農業で非常に生産性が高うございますので、そういうような数字も出ておる。  そこで問題は、困ったことに農地が足らぬという問題が起こってきておる。なぜ足らぬようになったかというと、これは御承知のように、結局農地の転用が非常に多かった。無秩序に行われて、都市もそれに従ってスプロール化……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○井上(普)分科員 大臣にお伺いしたいのですが、大学紛争が起こりましてから六、七年たちました。しかし、この大学紛争の際に原理的に学生諸君から提起せられた問題は私は正しかったと思うのです。これは当時の永井さんの、文教委員会における公述人か参考人か、あるいはそのときの論文か何か私も見まして、御同感だったと思うのです。これが一体文部行政の上にどのようにあらわれておるか。あなたは就任以来三カ月たっておられる。一応かなり文部行政についてもうお知りになったと思うので、民間でおられたときと現在とでは大分お考え方が違ってきているんじゃないかと思いますので、その点ひとつお伺いし、今後の御所見を承りたいと思います……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、郵政省の姿勢についてお伺いをいたしたいと思います。  実はこれはこのたびだけじゃなくて、ずっといままでわれわれ国会議員が郵政省に質問するという場合に、おたくの国会連絡係が私らのところに来ます。しかし、その場合に私は、大臣は素人だ、しかし局長以下は全部プロだ、それで飯を食っているんだから、局長以下の質問については私は言わないことにしている。プロに対して素人が質問をあらかじめ申し上げるというのは、これは失礼に当たる。こういう考え方で、実は私は質問を教えないのを原則にしておるのであります。各省にわたって私はこの姿勢を貫いてきておる。ところが郵政省だけは、それがとれないと――……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 それに関連して。この問題につきましては、非常に問題が多いと思うのです。特に管理権につきましては、いまあなたは建設省が持たれておると言いますが、実態はどうもそうじゃない。財産はいかにも行政財産として府県知事が監督するようになっているけれども、建設省の所管の国有財産になっていないと思うのです。移管ができていない。そこらあたりをもう少しはっきりして、いまの御答弁だって、建設省に移管しておると思いますなんというような答弁じゃ困る。これはもう一度、この問題は保留にしていただきまして、そして十分農林省としてもお調べ願いたいと思います。委員長のお取り計らいをお願いいたします。

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 小林大先輩の後を受けまして、少しお伺いしたいのでございます。  成田空港が完成いたしますと、一体どれくらい自動車、車両がふえる予定なのか承りたいと思うのです。といいますのは、一日片道五千台くらいの車しか動かない、こういうような計算のようでございますが、そのとおりしか計算しておりませんか。
【次の発言】 そこで、建設省にお伺いをするのでございますが、新東京国際空港の開港を三月三十日に控えまして、京葉道路でございますか、これが中心になるのだと私どもは考えるわけであります。しかし、その京葉道路の状況を拝見いたしますと、非常に混雑が激しいものがある。東関東自動車道路それから京葉道路……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 科学技術庁の予算を拝見いたしまして、私ははなはだ物足りないものを感ずるのであります。と申しますのは、いま未開発国と申しますか後進国におきましては、このアジアにおきましてもどんどんと追い上げが行われておることは御存じのとおり。しかも中国は、御存じのように、文化革命後四人組の追放を行い、技術革新あるいは科学技術の振興というのを大きな国是といたしております。しかも、中国には八億の人民があり、かつまた非常に優秀な民族である。そして政治体制としては社会主義という非常に効率的な政治体制をとっておる以上、わが国の科学技術水準に到達するのはもう目前であろうと私どもには感じられるのであります……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上(普)主査代理 以上で林君の質疑は終了いたしました。  次に、大原亨君。
【次の発言】 きょうのある新聞によりますと、環境影響評価法案が今国会に提出されるということが載っておりますが、確かに出すのですか、どうでございます。
【次の発言】 そのつもりで目下努力中というのは、私は何年聞いてきたことだろう、こう思うのです。これは大臣に言ってもわからないかもしれないが、この法案を出すと言って、もう何年たちます。
【次の発言】 なぜできぬのですか。出すということを決定したのは、石原長官のもう一つ前じゃなかったですか。三木長官のときじゃなかったですか。三木環境庁長官が総理大臣になっても、あの人は言う……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 福田内閣が出現いたしましてからもう一年数カ月たつのでありますが、この中で一ついいことをやったことは、これは郵便局が入学ローンをつくったことだと私は思う。これだけしかいいことやっていない。この点について頑迷なる大蔵省に対して果敢に闘った郵政省諸君に対しまして私は敬意を表するのです。しかしながらその後、大蔵省がおとり捜査なるものを使って郵便貯金の隠し預金調査ということをやった。いま世界じゆうでおとり捜査というのを認められておるのは、人命に最も大切な、害を及ぼす麻薬の取り締まりと国家の機密を侵すスパイ、これに対しては捜査上おとりをやってもいいけれども、他の捜査をやる場合におとりと……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、大臣、古々米と冬物野菜の状況あるいは減反政策等々の問題を実は質問すべく用意してまいったのでありますが、緊急な問題がありまして時間がございませんので、特にまた場所を変えまして、ほかの場所でやりたいと思います。  まず一番に、減反政策でペナルティーの問題が盛んに論議せられましたが、もう一つの問題といたしまして、一町村で割当が完了しなければ、奨励金を一反五万円にする、完了した場合にあと一万円追加するというような方針を打ち出しておる。おりませんか、全部六万円出しますか。
【次の発言】 そうすると現在どおりと解釈してよろしゅうございますね。

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 これは大蔵省のどなたでもいいですが、いま工事に関して一般指名入札が入札の何%くらいを占めておるか、ひとつお伺いいたしたいのです。
【次の発言】 しかし、予決令の何条でございましたか、大体指名競争入札にする場合の条件等々については大蔵大臣と相談することになっていますね、協議することになっていますね。だから大体のことは握っておかなければいかぬのじゃございませんか。
【次の発言】 それはおかしいと思う。その問題は後にしましょう。  建設省、運輸省等々の工事の入札請負、これは会計法によりますと公開一般入札を原則とするということになっている。それも会計法二十九条の三の五項、これで大体……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 文部大臣にお伺いいたします。約十年前に大学紛争がございました。非常な国民のエネルギーと申しますか、それが失われたことは御承知のとおりであります。この反省の上に立って文部行政はどういう行政を行われておられるのか、この点ひとつお伺いしたいのです。
【次の発言】 いや、私は、あの大学紛争を起こした原因、その反省に基づいていかに文部行政が変わってきたかということをお伺いしたのです。  話はそれますけれども、あの臨時措置法によって大学自身が収束しなければいけないということのために、大学人みずからが大学内にある一部政治勢力と結託して、そして終息させ、今日に至っておることは御存じのとおり……

第87回国会 予算委員会公聴会 第1号(1979/02/10、34期、日本社会党)

○井上(普)委員 簡単に御質問いたしたいと思いますので、ひとつ簡単にお答え願いたいと思います。  まず名東公述人にお願いいたしますが、政府は財政再建のために一般消費税の導入を切り札にいたしております。しかし、私どもは、不公平税制の是正が大前提であり、またそれとともに歳出の削減ということもやらなければならない、このように考えておるものであります。  まず、来年度の税制改正案について、不公平税制がいかにも改正せられておるように見えますけれども一、これで十分だとお考えになっておられますか、この点お伺いいたしたいと思います。  一般消費税は御承知のように逆進性を持っておりまして、そして大衆課税でござい……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 まず第一番にお伺いしたいのでございますが、刑事局長、いわゆる直捜事件と称しまして、検察庁が直接捜査して、司法警察を全然使わずに捜査する事件がありますが、この直捜事件というのは大体全起訴事件のうちの何%ぐらいを占めて、そしてまた、直捜事件によって無罪判決を受けるのはどれくらいの比率があるのでございますか、お伺いします。
【次の発言】 私は、いわゆる検事認知事件ですかの、徳島県で起こりました、昭和四十六年二月二十三日に逮捕いたしまして、五十三年の十月二十八日に判決のあった領家高蔵という人の事件についてお伺いいたしたいのであります。  この事件は、農協の幹部である領家高蔵という人……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上(普)主査代理 山本悌二郎君。
【次の発言】 次に、大成正雄君。
【次の発言】 清水勇君。
【次の発言】 水田稔君。
【次の発言】 答弁を簡単にお願いします。

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上(普)主査代理 これにて中村重光君の質疑は終わりました。  なお、運輸省所管に関する質疑は明三月一日引き続き行います。
【次の発言】 次に、昭和五十四年度一般会計予算、昭和五十四年度特別会計予算及び昭和五十四年度政府関係機関予算中建設省所管について質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。  まず、伏屋修治君の質疑に入るのでありますが、同君の質疑に際し、参考人として水資源開発公団理事田中和夫君が御出席になっております。  なお、御意見は質疑をもって聴取することにいたします。  なお、一言申し上げます。政府当局の答弁は要を得て、簡潔にお願いいたします。  伏屋修治……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上(普)主査代理 次に、松本善明君。
【次の発言】 次に、柴田睦夫君。
【次の発言】 以上をもちまして、昭和五十四年度一般会計予算、昭和五十四年度特別会計予算及び昭和五十四年度政府関係機関予算中運輸省所管についての質疑は終了いたしました。  次回は、明二日午前十時から開会し、郵政省及び国土庁所管について審査をいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後七時五分散会

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上(普)主査代理 了承しました。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。

第87回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、私の国元で起こりました、徳島造船という会社があるのでございますが、そこの労働問題についてお伺いいたしたいと思います。  これは昨年の十一月の中ぐらいに突如として会社側が、資本金七千万円で従業員は百五十人、徳島県の企業としましては、御承知のように非常に、何ですか、産業的には、工業的には後ろから行っておるという県でございますので、重大な雇用問題に発展いたしました。事実、徳島造船というのは非常に歴史がある会社でございますけれども、この会社が昨年の十一月に全員解雇を通告いたしてきたのであります。それじゃたまらぬというので、労働組合の諸君が一生懸命になりまして、そして会社側と交……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は通産省に質問がたくさんあるのでございます。時間が限られておりますので、いまの商業道徳について少しお伺いいたしたい。  商業道徳が非常に乱れております。これは御存じのとおりであります。どこに原因があるのか。資本主義は弱肉強食とは申しますものの、ともかく資本を持ってどんどんとあらゆる部門に進出することにあるのじゃなかろうかと思うのです。私は、昔の財界人、経済人という方に承りますと、大企業が中小企業の分野に進出することは昔はほとんどなかった。しかしいまは金さえあれば、ともかくもうけるところがあれば、あらゆるところに何でもかんでも進出していくという姿が出てきておるのじゃなかろう……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 けさの新聞を拝見しますと、日銀当局は、景気はにこにこ顔になった、こういうことを発表しています。にこにこの上のにこは、何か昨年の暮れはにこになるし、ことしの一月から二月の状況を見ると、後のにこが言えるのだというようなことが書いてございます。  そこで、私はお伺いしたいのですが、景気回復につきまして福田内閣当時は、最初は産業の稼働率というのが非常に大きな問題になって、これが八六%を超えれば何とかかんとかということで、景気は回復したのだ、こうおっしゃっていたのです。昨年になりますというと、経済企画庁は、これは在庫指数が問題だ、こうおっしゃって、在庫指数が結局このように減ってきたの……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 通産省の篠浦農水産課長にちょっとお伺いします。来ているかな。――あなたは、シトラスレポートというのを御存じですか。
【次の発言】 ぼけるのもそこまでぼけたら大したものだと思うのだな。シトラスレポートというのは、アメリカのCIAがつくったというレポートで、オレンジの輸入に関していかに官界あるいは政界がオレンジ業者にたかっておるかというレポートでしょう。それを知らぬとはよくぬけぬけとおっしゃったものだ、こう思うのだな。知らぬなら知らぬでよろしい。  それで、通産省はオレンジの輸入に関して割り当て制をとっておるが、その割り当て表を要求したい。これは割り当て制を始めてから今日までの……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○井上(普)分科員 これからお伺いいたします事柄については、外務委員会あるいはこういう場で私は初めて質問をするわけであります。といいますのは、私もこれで十二年国会議員をいたしておりまして、感じたことを二、三申し上げると同時に、外交が国の将来にとりまして非常に重大であると考えるからにほかなりません。  日本は資源を持たない、エネルギーを持たない。今後日本民族が平和に、しかも世界の各国から畏敬せられる国であるためには、日本の外交というものの重要性、外務省の重要性というものは、他の省庁とは比較にならないほど重大であると私は考えるものであります。したがって、これから申し上げますことは、あるいは外務官僚……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○井上(普)分科員 一九七五年に国際婦人年というのが制定せられまして、八五年まで十年間国際婦人年になっておるわけでございますが、ことしの夏、中間報告がコペンハーゲンでなされるはずであります。それについては総理府は十分御準備をなされつつあるところだろうと思いますが、どういう項目を報告するおつもりであるのか、この点ひとつお伺いしたいのです。
【次の発言】 私がお聞きしておるのは、婦人行動計画の中間報告をなすはずです。計画のそれぞれについて御報告する、それぞれとは何なんです。これをひとつお伺いしたいのです。大臣でなくて結構ですよ。
【次の発言】 その十一目標とは何なんですか、ひとつお伺いしたい。そし……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○井上(普)分科員 スモン訴訟並びにスモン患者救済についてお尋ねいたしたいと思います。  去る十八日、大原委員が予算委員会においてその数等々については質問されておりますので、そういう点は省略させていただきまして、要点をひとつ簡潔にお尋ねいたしたいと存じます。  拝見しますと、この数で厚生省がつかんでいる患者以外にかなり患者がおるのじゃないか、私はこのように思うのでございます。これらについては、一体どういうような措置をなさって、いま厚生省としては対策を立てられておるのか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 その提訴しておる患者の問題につきましては後々お尋ねいたしたいのですが、そのあとの方々……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○井上(普)分科員 武藤農林水産大臣にお伺いいたしたいのですが、このたびの内閣改造の際に、武藤農林水産大臣がお若いにもかかわらずなられて、その後の評判を聞くと、非常に御勉強をなさっておる、まことに評判のいい大臣だと巷間伝えられておるのでございます。まことに時代は若さを発揮しなければならぬ時代でございますので、ひとつせっかくの御努力をお願いいたしたいと存ずるのでございます。  そこで、お伺いしたいのですが、先ごろ週刊朝日に立花隆君が農協についての評論と申しますかルポルタージュを出されておりますが、お読みになっておられますかどうですか。
【次の発言】 お忙しいのだから、まあ私はわかりますが、あれを……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○井上(普)分科員 先般、新聞報道が伝えるところによりますと、安保理事会に日本は立候補するというお話が伝えられておりますが、本当でございますか。
【次の発言】 一九七八年の暮れの選挙でバングラデシュに日本は敗れまして、当時、木村元外務大臣を初め外務省首脳が選挙運動にやっきになったのでございますが、敗れた。その結果、日本は恥かいたといいますか、日本の外交自体がえらく反省をいたしまして、当時の園田外務大臣は、これは日本外交の成績表であるとまで言っておるのでございます。  そこで、今度立候補に先だちまして、アジア諸国の統一候補になりたいのだ、こういうお話でございますが、しからば、アジア諸国にほかに立……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 電電公社の総裁に、民間人で民間経営のベテランと言われる真藤さんがなられましたことは、私は非常に喜ばしい、こう感じておる一人でございます。と申しますのは、公社、公団あるいは関連会社というものは、事業の性格からいたしまして、どういたしましても公共性を持たさなければならない、こういう観点に立ちまして公社、公団に移しておるのでございますが、その公社、公団の性格といたしましては、一方におきましては民間には持ち得ないところの長期の計画性というのを持たさなければならない、片方におきましては経営の効率化、こういうものを持たすために公社、公団というのが設置せられ、つくられておると私は認識いた……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私はまず関西新空港計画についてお伺いいたします。  この際、大臣に申しておきますが、計画の地点の候補地が大臣の地元でもあります。長々とおっしゃりたいだろうとは思いますけれども、ひとつなるべく簡潔に御答弁願うことをまずお願いいたしておきます。  今度の予算に二十四兆五千億ともかく金が計上されておりまが、これは一体何に使うのですか。まずこれからお伺いします。大臣でなくて結構です。
【次の発言】 そうすると、この予算は実施計画調査ではないのですね。この点をお伺いします。
【次の発言】 そうすると、実施計画調査でないということになると、泉南沖に空港をつくるということを前提としない調……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 先日新聞を拝見していますと、医師の間で脱税が非常に多いので、今度はその脱税した医者を医道審議会にかけるというような新聞記事が出ていました。これは本当ですか。
【次の発言】 医道審議会は何をするところか、ひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、医道審議会というのは医師法違反の者について処分するんだ、これが法文上の決まりである、しかし、法令にとらわれない処分も今後していきたいというんだったら、法文を直したらどうです。直さなければできないでしょう。
【次の発言】 そこで、私は医道審議会に脱税した医者をかけるというのはおおよそ行き過ぎだと思うのです。脱税した者についてすべ……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 ちょうど座長の座席に前の農林大臣がお座りになっていますので、私、実は全農の土地の不正取得について二年前にお伺いして、去年もお伺いしている。まだ私のところに十分な報告が来ていない。全農が持っております子会社、あれは組合貿易といいましたか、これがどうもかずのこや水産物までも手を出して、あるいはオレンジの輸入もやっており、チェリーの輸入もやっておる。これは不届きじゃないか、こういう質問をしたことは座長もお知りだろうと思います。それの報告がまだない。一体、農林省は何をやっているんだ。大臣、こういうような二年前からの懸案がまだわれわれのところに回答が十分来ないということは、農林省は予……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 いまも大原さんから住宅問題等々につきましてお尋ねがございましたけれども、私も続いてその問題についてお伺いいたしたいと思います。  このたび新経済社会七カ年計画のフォローアップ昭和五十五年度報告というのを出されました。この中で大分数字が、公共投資は二百四十兆円から百九十兆円まで減らしております。そこで、特にこのような二百四十兆円から百九十兆円まで下げた一番大きな原因はどこにあるのですか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 その百九十兆円に抑えたところは今後やはり伸び率を余り変えてない、これはどういう理由でございますか。

第94回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 大臣、あなたは三月に入ったら訪韓されるそうですね。全斗煥大統領がアメリカへ行きまして、ワシントンのプレスセンターで、韓国は日本とアメリカの防波堤と言って演説したことは御存じですね、これは有名な話なんだから。新聞によく出ていた。ところがこの間、私は直接大臣の言明は承っておらぬのでございますが、訪韓をされた際には、日本の安全保障の問題についても韓国と御相談になるという話を聞きまして、非常に危惧の念を深くしておるのでございますが、韓国へ参られますと、安全保障問題についてお話しになるおつもりでございますか、いかがですか。
【次の発言】 ところが新聞に出ているのです。大臣は日韓外相会……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 いまも第四分科会で医者のモラル低下について話してきたところなんでありますが、私は、いまから十年前にもこの質問をいたしておる。同じ質問を二回やらなければならないのははなはだ残念に思うのであります。医者のモラルがいまほど乱れておると言われ、かつまた世間の糾弾を受けたことはないと思うのでありますが、これは医学教育のどこかに欠陥があるのじゃなかろうか、このように考えるのですが、どのようにお考えになっておられるか、お伺いしたいのです。
【次の発言】 指導者のもとでモラルを養うんだ、こうおっしゃる、まことに結構な話であります。具体的にどんなことをやっています。

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、国鉄の赤字ローカル線の合理化、廃止の問題について、わからぬところが余りにも多いので、ひとつお伺いいたしたい。  まず、収入あるいは営業成績というのがいろいろと発表されておる。それを見ますと、たとえて言いますと、私の方のくにの小松島線の場合だが、収入は一年間で二千二百万円しかないということになっているのですが、これはどういう内容なんですか。ひとつお示し願いたいのです。
【次の発言】 私が聞いているのはそうじゃないのです。実は小松島線というのは一つの駅しかない。小松島港駅と小松島本駅とあって、この間二百メートルも離れていない。そこで、ここの売り上げというのは、一つの駅の売……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○井上(普)分科員 私は、最近の世相の中で国民が一番不愉快に思い、かつまた刑事問題すれすれのところが横行している談合についてちょっとお伺いしたい。  談合につきましては、刑法九十六条の三に談合罪というのがある。しかしながらなかなか談合罪にはひっかからない。なぜひっかからないかといえば、談合罪をつくったのは昭和十六年、その当時朝鮮総督府事件というのがあって、そのときは詐欺罪でいったけれども、どうもいけない、詐欺罪じゃないんじゃないかということになって談合罪を昭和十六年につくられた。そのときの状況を会議録等々で見てみますと、当時は権力が非常に強かった。したがって、請負業者の方がお国のためだ、あるい……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 私はどうも中曽根総理大臣の施政方針を承りまして、わからぬことがたくさんあったのであります。  その一つに、「たくましい文化と福祉の国日本」をつくるのだ、こう言われた。どういうことかいなと実は思っておったのであります。今度の施政方針演説にまた「たくましい文化と福祉の国」の実現に向かってという言葉が出てまいりました。読んでみましたら、日本人がほとんど自閉症に陥っているような考え方ですな。「いま人々は、繁栄の中でともすれば孤独感と不安感を覚えるような状況に陥っております。」こういうのです。そこで、「たくましい文化と福祉の国」をつくらねばいかぬと、えらい中曽根さんのお考え方は、これ……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 大臣、ひとつきょうは概括的なお話な申し上げたいと思います。  大臣、有吉佐和子が昔書いた「恍惚の人」という小説をお読みになりましたか。お読みになった。そこで、十年も前でございますのでお忘れになっておることだと思いますが、あの「恍惚の人」というのは、私、読みまして、陰うつな、非常にいやな感じがいたしたのであります。しかし、あの中には非常に問題点がたくさんあったと思うのです。あの「恍惚の人」という小説をお読みになって、いま厚生大臣として、あの「恍惚の人」が厚生省に関係する諸問題を打ち出しておると思う。それをどういうふうにおとりになっているのか、ひとつお伺いしたいのです。

第98回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 私は、徳島県内の小松島線の廃止についていまどのような作業が進んでおるのか、その点ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと待ってください。  これは聞けば、地元の協議会なるものは陸運局長が中心になってやられておるはずなんです。国鉄とは何ら関係なしにやられておるはずなんで、国鉄の常務理事が答弁するというのは不届き至極なんです。だからそれは……(長谷川国務大臣「運輸省関係です」と呼ぶ)ちょっと待ってくださいよ。運輸省だけれども、鉄監局長というのは鉄道監督局だ。四国の陸運局長が地元の折衝をやられておるはずだ。とすると、所管はこれは陸運局でなければならぬ、こう思うのだが……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 一つは、生物兵器に関する条約と同時に国内法ができたのでありますが、そのとき私、ちょうど外務委員会に所属しておりまして、政令の骨子でも持ってこいと言ったのです。ところが、それはできておりません、早速にやります、こういうお話でございましたが、いまだ政令ができたような気配がないのですが、これはどうなっておるんです。
【次の発言】 あの法律は、御承知のように、かなり制約事項があるわけなんです。それの政令ができなければ魂の入ってない法律なんです。こういうのができなければおかしいじゃないか、考え方だけでも、政令案の骨子だけでも示せと言ったのですが、できないで今日に至っておる。  大臣、……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 経済企画庁長官にひとつお伺いするのでございますが、臨調が示し、また、鈴木内閣当時から決めておりました五十九年度赤字公債の脱却ということは、これはもう不可能になった。その上にもってまいりまして、「増税なき財政再建」というのも、これまたむずかしいとお感じになるのが常識でございましょう。とするならば、財政再建のため重点的に何をなすべきか、経済企画庁長官にひとつお伺いいたしたいのであります。どういう経済方策を持っていくのであるか、お伺いしたいのです。
【次の発言】 あなた、はしなくもいま名目六%の成長では無理だ、六%程度ではちょっとむずかしいとおっしゃる。そこで、世界経済全体を見ま……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 けさほども山口鶴男議員が質問いたしたと思うのでございますが、このごろ私ども先輩のお葬式に出てみますと、正何位、勲何やらというわけですな。私は余り興味ないのだけれども、あれ、あの人は長いことやっておったのに勲三等と思えば、短くて大したことなかった人が勲一等になっている、おかしな話だなと思いながら、実はお葬式で焼香を上げながら、お坊さんのお経を聞きながらそういうふうなことを考えている。えらい行政府優位の位階勲等の贈与が行われているんじゃないかなという感がしてならないのであります。  例えて言いますれば、国政の最高機関と言えば国会である。国会の最高代表は議長である。その議長さんの……

第101回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、実は私、総理大臣の演説を聞いてわからぬところがたくさんある。そのうちの最初が、まず「「たくましい文化と福祉の国」づくり」と、こう言う。これはおよそ文学的表現で、「太陽の季節」よりはちょっと文学的表現が多いようだけれども、どんなことか私にはどうもイメージとして浮かんでこないのだが、文化をともかく主宰する文部大臣、何か指示ありましたか、どんな文化をつくれというような。
【次の発言】 すると、それは私も、文部大臣のその文化とは一体何だという定義それ自体にちょっと、それでは人間生活全体がともかく文化だと、こういうことのように承る。私は、どうもそれ……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 お伺いいたしたい点が多々あるのでありますが、きょうは時間の関係もありますので、言いたいことの三分の一ぐらいしか聞けぬだろうと思いますが、これはひとつなにいたしたいと思います。  そこで、私は、田舎へ行きますと、郵政と電報と電話局との交差するところで一体どうなっているんだ、電報部門においては電電公社の方で大赤字ということを聞くのであります。電報を扱っておる電電公社の職員は肩身の狭い思いをしておる。しかし、話を聞いてみると、えらい四百五十五億円もともかくこれに行っておるらしいのであります。あるいはどのくらいか知りませんが、一体どういうような会計のやり方をこの電報事業において郵政……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 私は河本長官にお伺いするのですが、先般お伺いいたしましたときには、予算編成の直後にあなたが御発言になった、閣僚がそういう予算編成の直後に大型補正予算を組むべきだと言うことについての矛盾を私は先般お伺いいたしたのであります。しかしきょうは、内閣の一員ではありますけれども、経済企画庁長官として、あるいはまた政治家河本敏夫氏としての経済政策の運営についてお伺いいたしたいと思うのであります。  先般私は、人口問題アジアフォーラムの会議に出席いたしました。そのときに西ドイツのシュミット前総理がやってまいりまして、経済政策について延々と一時間半にわたる演説をぶちました。その演説を承りま……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(普)分科員 きょうは、石油問題についてお伺いいたしたいと思います。  第二次石油ショック以来原油の値段がえらい上がりましたけれども、その後おいおい落ちついてきて、あるいは供給過剰のために下がってきたというような様子が見受けられるのでありますけれども、昨今になりましてイラン・イラク戦争が激化したということで、ホルムズ海峡の封鎖とかあるいはカーグ島の攻撃というようなことで一喜一憂をいたしておるのが実情じゃないかと思うのです。でございますので、今世界の石油価格それ自体がどういうように動きつつあるか、あるいは需給関係について通産省はどういうような見通しを持っておられるのか、ひとつお伺いいたした……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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