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畑和 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

畑和[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
315位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
726位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
215位

30期委員会発言TOP100
97位
30期委員会発言(非役職)TOP100
80位
31期委員会発言(非役職)TOP100
81位
31期各種会議出席TOP25
13位
31期各種会議出席(無役)TOP10
10位
32期委員会発言TOP50
25位
32期委員会出席(幹部)TOP100
73位
32期委員会発言(非役職)TOP50
17位

このページでは畑和衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。畑和衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第37回国会 法務委員会 第4号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○畑委員 入国の問題に関連して質問いたします。  これは今田原委員の質問した問題とはちょっと違いますけれども、私がちょっと相談を受けたことがありますので、それについてこの際入国管理庁の方に質問をいたしておきます。朝鮮人の婦人で、日本に母親をたずねて参って、何年か前に新聞の話題にもなった人ですが、それが一応収容所に入れられて、そしてそれから出していただいてその後日本に滞在いたしておりますけれども、その滞在を許すかどうかということは管理庁の方の自由裁量である。それで二カ月くらいの切りかえでやっておる。ところで本人にとってそれが非常に重荷である。そしてその婦人は、私の知っている限りでは、日本にずっと……

第37回国会 法務委員会 第5号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○畑委員 そうしますと、逐次能力を試験して、代行をさらに引き上げて書記官とするということですか。
【次の発言】 それは定員関係もあるわけですか。
【次の発言】 能力さえあれば余地はあるのですね。
【次の発言】 そうしますと、仕事の内容は全然同じですか。責任は同じですか。
【次の発言】 裁判所の方としては今言ったようなことで逐次研修をして引き上げていく、それだけの定員の余地はあるということですね。

第37回国会 法務委員会 第6号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○畑委員 関連して。先ほど来のあの事件に対する資金源の公表の問題について、坂本委員に対する刑事局長の答弁はあまりにも官僚的であるということで、私もそれに関連して、同じようなことでありまするが質問いたしたい。  あの事件後の十一月十八日の新聞記者への公表というか――公表でない、雑談だと今言われましたけれども、しかしそうした事実を刑事局長はその新聞で見てびっくりした、そしてその当局の方にそういった新聞に出たような事実をしゃべったかどうかという点は、そのとき問いただしてみましたかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 そうすると、新聞記事は大体若干のニュアンスはあるといたしましても、大体この新聞の……

第38回国会 法務委員会 第6号(1961/03/14、29期、日本社会党)

○畑委員 内藤次長にお伺いいたしたいと思います。代行書記官の制度について、この前の機会にもお伺いしたのでありますが、これに関連してあとお尋ねしたいのは、裁判所の職員の定員、現在員等の表、このうち書記官(補)とありますが、家庭裁判所の調査官も補でありますが、これは両方通じての定員ですか、どうですか、まず承っておきたいと思います。書記官並びに書記官補として含めて定員になっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、要するに書記官補から書記官に任命するのは、それだけの資格、能力等を備えておれば、その定員内において補から官の方に自由に任命することができるのでありますか。

第38回国会 法務委員会 第10号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○畑委員 本案につきまして昨日説明があり、また林委員からいろいろ質問をされたのでありますけれども、私も林委員と同意見でございます。今までそういった証人等の日当がきわめて低きに失しておった。むしろ今まで一体当局は何をしていたのかと疑わざるを得ないのでございます。そこでこの日当の増額等について、今まで裁判所の方と法務省当局の方でどういうふうな打ち合わせ等をやったか、その間、両者間に意見の食い違い等はなかったか、そういうことを聞きたいのです。
【次の発言】 そうすると、その辺は最高裁判所の方と法務省の方とでもっと事前によく協議をして、そして予算折衝等をすべきであったというふうに今まで承ったわけですが……

第38回国会 法務委員会 第13号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○畑議員 ただいまの林委員の質問について、坪野君の答弁がございましたが、それに補足して一言申したい。  今度のわれわれのテロ行為の処罰の法律案を党議で決定いたしました際には、先ほどのような議論がございました。最終的には坪野君の言われたように決定いたしたわけでございますが、これについては、われわれはこの法規を時限法で提案をいたしたい、そういう点でそうした死刑廃止論者も納得いたしました。あくまでとの現下に頻発するテロ行為に対して威嚇主義で臨んで、早くこういったあれを根絶したいということで時限法とすることになりましたので、納得して党議できまった。そういう点も一つつけ加えて御了解願いたい。

第38回国会 法務委員会 第14号(1961/05/22、29期、日本社会党)

○畑委員 両案に対します各参考人の意見を順次拝聴いたしたのでございますが、その間にはいろいろのニュアンスがございます。  まず田上参考人の御意見は、大体に申しますと、この両案ともに憲法の立場から必ずしも憲法違反ではない、ただこうしたことで取り締まることもさることながら、組織を行政的に規制する方がよいであろう。そしてまた自民案の方は処罰の範囲が広過ぎる、社会党案の方はその点狭いけれども、きびし過ぎるのではないか。それから自民案の方については限時法とすべきである、また通報義務というものが規定してあるけれども、これは削るのがよろしい、こういうような大体の意見だったと思うのでございます。  また種橋参……

第38回国会 法務委員会 第15号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○畑委員 参考人の方には、先ほど委員長が申されましたように、再度のお出ましをいただきましてまことに恐縮いたします。  この前、午後の部でございましたが、私の質問の途中で議事が打ち切られましたので、私も若干質問が残っておりましたし、またそのほかの方にも同様まだ諸先生方に伺っておきたいという点がありましたので、再度お願いいたしたような次第です。特に午前中の部の小野先生におかれましては、そういった関係ではございませんでしたが、特に私たちこうした刑罰法規を新たに制定するわけでございますので、非常に国民の人権にもかかわることであるから、われわれ国会議員としての責任、それからまた私自身の法律家としての良心……

第39回国会 法務委員会 第2号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○畑委員 裁判官の報酬その他検察官の俸給に関する改正法律案につきまして、それに関連した質問が多くなると思いますけれども、質問をいたします。裁判官の報酬それから検察官の俸給そのもの自体につきましては、上村委員から相当詳細に質問をされ、大体私の質問とその点ではダブっております。従いまして、その点は簡単に申し上げ、そのほかそれに関連する問題について申し上げたいのであります。  先ほど来、上村委員の質問に対する答弁を伺っておるのでありますが、最初の間には、裁判官の報酬ということで、特にほかの職種と違って特別職であるということから、非常に優遇された給与体系であった。ところが途中からそれが変わって、ほかの……

第39回国会 法務委員会 第5号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、今回提案せられました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論をいたしたいと思います。  本委員会におきましても、今までの審議の結果、裁判官並びに検察官の給与については、抜本的に、その特殊の任務に照らし合わせて、これを改正すべきであるというような議論がなされ、この点については大体意見の一致を見ておるような模様に承っておるわけでございます。そうした根本問題は別といたしまして、今般提案せられましたこの両案の給与改定の案は、過般の人事院勧告による一般職の国家公務員の給与につ……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○畑委員 裁判所法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十四年六月一日に公布されました裁判所法の一部改正法律では、新たに裁判所法に第六十条の二を新設いたし、それまでの裁判所書記を裁判所書記官と裁判所書記官補に分け、書記官補は単に書記官の事務を補助するものとされたのでありました。その際、直ちに裁判所書記官に任命し得る資格を有する者が少なかったという事情がありましたので、当時の裁判所書記の大部分は書記官補に任命されたのでありました。しかし、それでは書記官が相当数不足しますので、経過的な措置といたしまして、その附則第三項によって、「当分……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○畑委員 親族の連座の規定は、今度初めて政府案にも盛られましたし、われわれの修正案にも盛られた条項でございます。今までは御承知のように、総括主宰者並びに出納責任者、これの悪質違反が当選人の当選を無効にするという連座の規定でございました。これも先ほど青木委員のおっしゃるように、非常に多くの投票の部分がその違反によって公正を疑われるというような点がある、それが大きいのではないかというようなお話でございましたが、それもあることはありますけれども、しかし同時に候補者と一体をなしておるという点もあるわけです。むしろそれが大きな理由じゃなかろうかと思う。そこで、選挙違反が最近非常に多くなった、しかもその中……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○畑委員 私は政府案に対する若干の質問をいたしたいと思います。  まず第一に、連座制の問題につきまして質問いたします。くどいようでありますけれども、少し憲法論議をしてみたいのであります。  答申の案では、御承知のように、当然失格ということになっておりますが、これは憲法に違反をするというおそれがあるということで、政府案では、当然失格ということを除いております。そうして検察官が確定後に公訴を提起するということになっております。その憲法違反になるおそれがあるという論拠を、くどいようでございますけれども、もう一度承りたい。三十一条ですか……。

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○畑議員 今の井堀委員の質問の趣旨はわかりました。しかしそれをどう法律で規定するかというような問題は、なかなかむずかしい。単にこの問題だけではない。これに類似した広範な案件の場合に適用される議論だと思います。確かにそういうことは必要でありますけれども、それを規定するやり方がなかなかむずかしいのではないか、まだそれを実は考えてみたことはないのです。今あなたに害われて初めて、なるほどそういう考えがあるということはわかりましたけれども、しかしそれをどう法律で規定するか、どういうやり方でやるかということになりますと、なかなか大きな問題になりまして、単に選挙法の改正の問題ではなくて、これに類似した全般に……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○畑委員 関連して。一点だけ敷衍して聞いておきたいのです。公務員の地位利用、この点では堀委員からの質問に対して、あくまで公務員のいるその地位を利用するのがいかぬということで、これはわかった。そうなるとさらに聞きたいのは、労働組合のいろいろな役職がございます。組合の委員長、書記長あるいは支部長、それから末端の支部の役員といった役職員がありますが、そういった人たちが労働組合の役員の立場で選挙運動をやることは、まあ一般の例の制限はありますが、そのことは別として、この規定に触れないかどうか、はっきり答弁をしていただきたい。
【次の発言】 その辺が、理論的にはわかるのです、その地位を利用していろいろ選挙……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第14号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○畑委員 少し声帯炎をわずらっているものですから、声が少し池田さんに似たような声になりましてお聞きずらいと思います。われわれ委員会でも議論をいたして参りまして、一度総理に御出席願って終局的な話をいたしまして御意見を承りたい、かように考えておりました。ただ、またあとで自民党の方で何か修正案等も用意されているような話でございますので、その模様いかんによりましては、われわれはまださらに質問を続行しなければならぬというふうに考えておりますが、たまたまきょうおいでになりましたので、重要な点についてお伺いいたしておきたいと思うのであります。  まず、最初に私がお尋ねいたしたいのは、公職選挙法という法律その……

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第17号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○畑委員 関連して。ただいま法務大臣から答弁がございましたが、結局、今まで候補者あるいは従来の規定によって連座することになっておった総括主宰者、出納責任者、そういうものの逮捕等については慎重を期するという関係で、請訓事項にしておったのだ、ところが、今度地域主宰者と親族連座というものが加わるということになるものだから、従って、今までと同じように、新たに加えられるものも請訓事項に加えよう、こういうことだと私は思うのであります。しかも、それが今法案となっておる親族連座では、一応親族連座とはなっておるけれども、ほかのものと比べてえらく幾つものしぼりがかかっておる。ほとんどひっかかるような場合はございま……

第40回国会 逓信委員会 第6号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○畑委員 私は、まず最初に、きょうの朝刊に出ております通信衛星のことについて、電波監理局長にお尋ねいたしたいと思います。  こういう方面は、全然しろうとでありましてよくわからないのでありますが、通信衛星に関する法案をアメリカのケネディ大統領が議会に提案をするというようなことが出ております。これは世界的に見まして、われわれの非常に大きな関心事であることは間違いないと思います。こうしたものが一日も早く実現することを、われわれも期待をいたしておるわけであります。新聞に大体書いてありまするけれども、さらにそのことについて確認をいたし、将来の見通し等についてお伺いをいたしたいと思います。  新聞の報道に……

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○畑委員 大体三十分くらいで切り上げるつもりであります。  まず第一に、私がお尋ねいたしたいのは、大臣に尋ねるのが適当だと思います。この間の年末の郵便遅配に関連をして郵政省内に、あるいは各郵政局ということになるかどうかわらぬが、郵便遅配対策特別委員会というものを作られたが、この構成はどういうようになっておるのかお尋ねいたしたい。
【次の発言】 これは一体どんな趣旨で作られたのか承りたい。
【次の発言】 これは一体法的な根拠というか、法源というか、それはどういうところにあるのですか、この設置の……。ただ郵政省の目的を遂げるための便宜的な委員会なのか、あるいは郵政省設置法、それの何条か、四条あたり……

第40回国会 逓信委員会 第13号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○畑委員 ちょっと関連して。  今の答弁はピントが狂っていると思う。大体過料というのはあやまち料で、同じカリョウでも科料と過料というものがある。過と科と字が二つあるのは御承知だと思う。ここの過料は行政罰だから、そういう性格が違うんだから過なんだ。ところが、この過料にしたのがはたして行政罰なのか、そうじゃないのかという議論は別として、実は行政罰だから過料にした、こう答弁すればそれで済むのじゃないかと思うんですが、どうだろう。

第40回国会 逓信委員会 第14号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○畑委員 それでは、私から最初に質問をいたします。  まず最初にお尋ねいたしたいのは、この福祉事業団を今度作られるわけでございますけれども、この目的はこの第一条に書いてある。「簡易生命保険及び郵便年金の負う使命の達成に資するため、簡易生命保険及び郵便年金の加入者福祉施設の設置及び運営を適切かつ能率的に行なう」、こういう目的のために、今まで郵政省でやっておられたのが、新たに事業団としてその仕事をやるということが書いてある。従って、その運営を適切かつ能率的に行なうということが目的だ、こういうことなんです。従って、そういう実を上げなければ、この設置の意味は何らなさないわけです。  ところで、お尋ねい……

第40回国会 逓信委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○畑委員 私も放送関係はずぶのしろうとで、初めて委員になったものだから、案外見当違いの質問をして笑われるかもしれないが、一つ笑わぬでもらいたい。  二、三質問をいたします。昭和三十七年度国内放送の番組の編成方針はどうなっておるか、この点について承りたい。結局、国内放送の番組の編成方針というものが、非常に大きく響くことはもちろんございまして、これを慎重にやることが公正を期するゆえんだと思う。その編成方針について承りたい。
【次の発言】 大体編成方針の概略を承りました。  次にお伺いいたしたいのは、そういった放送番組を編成するについて、公正を期するために、どんな処置をとっておられるか。番組編成会議……

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、議題の案件に対し、承認を与えることに賛成の意を表するものであります。  この日本放送協会の昭和三十七年度収支予算、事業計画及び資金計画は、かねてからの懸案であった放送受信料制度の全面的改革を実現するとともに、この改革を契機として、新長期計画の発足をはかることを主軸として策定されており、NHKの事業史の上に画期的な意義を残すものと思われます。  この収支予算等の要目の一つである放送受信料制度の改定は、現行制度が、テレビ高度普及下の放送事情に対する適応性を失い、その正常な施行の確保が困難になってきたことから、これを全面的に改めようとするものでありますが……

第41回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○畑委員 大体島上委員から質問をされましたので、補足的にそれに関連して若干の質問をいたしたいと思います。  私、選挙を終わりまして、そのあと国会から派遣されまして北海道に視察に行って参りました。島上委員も九州に視察に行かれました。各地における各選挙管理委員会あるいは警察当局あるいはまた検察当局、こういった当局者の意向を聞きましたけれども、大体ほとんど軌を一にしておると思うのです。その中で私が非常に感じたことにつきまして申し上げ、さらにそれに対する大臣の見解を承りたいのであります。  北海道に行きまして、選挙管理委員会の方は別といたしまして、警察並びに検察当局のこの間の改正に対する意見といったよ……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○畑委員 関連して一、二点質問をいたします。  先ほど安井さんからタオル、手ぬぐい等の注文先、あるいは日時等についての例示がありましたが、先ほど言われましたけれども、この四百六十五万六千九百円というわれわれの調査し得た総額の納入金額のうち、ほとんどが十月からのもので、四月―七月というのが金額的にきわめて少ない。合計して十万くらい、あとの四百五十万くらいのものはみんな十月以降になっている。これは非常に注目すべき問題だと思うのです。結局、警察の方で捜査をするについて大きな根拠になると思うのです。一体前年度に、あるいは前々年度に、知事の任期を通じて、今までこういった報償、これがどの程度なされておった……

第43回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○畑委員 ちょっと関連。いま選挙人または選挙運動者とおっしゃったのですが、たとえば肥後亨の場合、肥後が東京都の選挙人でないときは、東さんの選挙運動者になるのかどうか。
【次の発言】 そうすると、東さんのほうの選挙運動者……。
【次の発言】 だれかの選挙運動者ということになればひっかかるが、それにならなければひっかからない。別に新たに条章を設けなければ……。

第43回国会 逓信委員会 第3号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○畑委員 私は本日は電気通信事業に限って、郵政大臣または公社の総裁にお伺いをいたしたいと思います。  まず第一に、基本的な問題でございますが、本来電気通信業務、電気通信事業というものがどうあるべきかという基本的な問題について、若干最初にお尋ねいたしたいのでございます。御承知のように、電気通信業務というものは、戦前は国営でございました。しかもその当時の日本の国のあり方、帝国主義的な発展に即応して、それに奉仕するような形を中心として電気通信業務が国営として行なわれていた。しかも電話料金等につきましても、そういうことでありますから、料金という言葉にはふさわしくない、むしろ税金といったような傾向があっ……

第43回国会 逓信委員会 第11号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○畑委員 最初に、例の問題になりました放送センターの問題について、若干質問をいたしたい。  あの放送センターの建設問題につきましては、われわれはあまり知っておらぬのです。新聞などで書いてもありまするし、また、その後東京都議会等で相当問題になった結果として、ワシントンハイツの一部に放送センターが建つということ、しかも相当大きな計画であるということ、結果的には私決してそれに不賛成でもないし、むしろ賛成でございます。ただ、その経過等につきまして、あまり承知いたしておりません。この前の委員会におきましても、若干この問題が出ましたが、ちょうどいい機会でございますので、この機会にその経過等のあらまし、交渉……

第43回国会 逓信委員会 第16号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○畑委員 関連して。今、安宅君からも質問がありましたが、第一次取得者からだけしか買わないというのはこの条文の中にございますか。この第一条は非常に重要だと思うのですよ。それが特色なんです。ところが、この文章を見てみると「暫定措置に関する法律の規定による引受けに係る電信電話債券につき、」云々となっておる。これが第一次引き受けを意味するのか。これだと第一次引き受けと必ずしも言えないじゃないか。あなたの言うようなことならば、はっきり第一次引き受けということを法律で書くべきじゃないかと思うのですが、これを一つ伺っておきたい。しかもその次に「需給の調整及び価格の安定に資するため、」となかなか大きなことを書……

第43回国会 法務委員会 第24号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○畑委員 私は、今回提案されておりまする暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案並びに裁判所法の一部を改正する法律案、両案につきまして質問をいたしたいと存じます。私、いままでの委員会に出ておりませんので、あるいはもうすでに答弁済みであったり、若干とんちんかんな質問をするかもわかりませんけれども、その辺はひとつ前もってお断わりをいたしておきます。  今回、暴力行為等処罰に関する法律――これを今後私は暴力法というふうに簡単に申しますが、これの一部を改正する法律案が提案されたのでありまするけれども、その提案理由を見ますると、従来の暴力法をもっていたしては暴力団等の構成員のいろいろ暴力を防遇……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○畑委員 上程せられました定数是正に関する公職選挙法の改正案を中心として、これから若干質問をいたしたいと思います。  大臣も、この間のライシャワー事件ではしなくも、と申してはまことに恐縮ですが、実際いい意味で大臣になられましておめでとうございましたが、いままで早川前大臣がこの選挙法の問題についてはずっと取り組んでこられたのですが、突然大臣になられたので、少しかってが違うかもしれませんけれども、政府のほうのこの方面の責任者という立場から、新大臣にお伺いをいたしたいと思うのです。  この定数是正の問題につきましては、選挙制度審議会に対しましても、国会のほうで、選挙区制よりもとりあえず先にまず定数是……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○畑委員 資料要求をいたしておきます。  これは自治省のほうでやっていただいて、わからなければひとつ検察庁や裁判所のほうに照会してもらっていい。昨年の四月の統一地方選挙の選挙違反、それの起訴された総件数、そのうちの略式罰金の件数及びそのパーセンテージ、正式起訴の数、公判請求の件数及びパーセンテージ、それから罰金刑のうち略式罰金、公判廷で罰金となったのもありましょうけれども、一つ一つの区別はむずかしいでしょうから略式罰金、そのうち公民権停止の件数がどれだけか、そのパーセンテージ、それから公民権停止期間の短縮の件数が幾らか、そのパーセンテージ、公民権不停止の件数が幾ばくか、並びにそのパーセンテージ……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○畑委員 関連して。いまの問題ですが、そうした詐偽登録、詐偽的な登録で選挙人名簿に登録をした人が投票をするといった場合に、詐偽投票にはなりませんか。
【次の発言】 それは、二百三十七条に、「選挙人でない者が投票をしたときは、一年以下の禁錮又は一万五千円以下の罰金」、したがって、実際真実選挙人ではない、ところが選挙人として登録をして――その登録すること自体が詐偽登録、そして今度投票すれば、この二百三十七条で詐偽投票になる、こういうことになりますね。
【次の発言】 関連。私も大柴君の意見と同じなんです。どうもこれはさっき言った連呼というのを、特例で一部朝の九時から午後の五時まで認めた。まあそいつを……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○畑委員 前会に引き続きまして、やはり条文の順序で質問をいたします。  選挙局長に聞きたいのですが、最初の第二十六条、これで第一項が若干修正をされまして、第二項が新しくできた。第一項は随時登録の申し出ができることになったわけであります。その趣旨はわかります。ここでは「申出」としてあって、一方は申請となっておるのは、結局申し出をしてもすぐそのまま登録をするのではないから、それに違いがあるのでこの差異をつけるために、本来のものは「申請」であって新設されたもののほうは、「申出」と書いたと思うのですが、その点。  もう一つ、これは第二項の場合に「年齢満二十年に達した者」とあるわけですが、この住所制限の……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○畑委員 いまの山下委員の質問に関連をいたしまして、私もかねてからそういった要望があるのですが、それは何かと申しますると、東北方面を主として相当長期間にわたって中央のこちらのほうへ、あるいは中央とも限りませんけれども、出かせぎに来ておる人が、いざ選挙となりましてもなかなか帰れません。しかし住所は自分の出生地のほうにあって、なかなか選挙があっても投票ができないという人が相当あるのです。これは何とか簡便な投票の方法がないか、いままでの法律ではなかなか窮屈だ、そこを何とか考えてくれという要望が相当強くあるのであります。これに対して政府のほうは何かこれを簡便に投票させるような方法を、現行法で可能である……

第46回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1964/06/19、30期、日本社会党)

○畑委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、附帯決議の趣旨について御説明を申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    附帯決議(案)   今回の定数改正は選挙制度審議会の答申により昭和三十五年度国勢調査の人口を基準にしているため、四年を経過した今日においては、東京都第六区を始め、既に多くの人口と議員定数のアンバランスを生じている。  よって政府は、次期国勢調査の結果に基き、更に合理的改訂を検討すべきである。 以上であります。  提案の理由の説明を申し上げますが、ほとんどこれに尽きていると思います。けれども、われわれが選挙制度審議会の答申によって今度の改定を……

第46回国会 逓信委員会 第10号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○畑委員 私は電波法とか放送法、そういった専門的なことにつきましては、きわめてしろうとでございまして、目下勉強中というところでございますから、あるいは専門家、この道になれた人から見ますると、愚問だと言われるような問い方をあるいはするかもしれません。しかし、この場を通じまして私自身も勉強しようという考えでの質問でございますので、ひとつ私の質問に対しましては、そういう意味で懇切丁寧に御教示が願いたい、かように考えます。  まず最初に質問いたしたいのは、通信衛星のことです。これはおもに郵政省のほうにお伺いいたしたい。一月ごろかに、郵政省、国際電電、電電公社、NHKこの四者でもって宇宙通信実験連絡協議……

第46回国会 逓信委員会 第11号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、これに承認を与えるに賛成の意を表するものであります。  この日本放送協会の収支予算等は、協会の第二次六カ年計画の第三年度分を遂行するものとして、テレビジョン放送の全国普及をはかるための積極的な置局の推進、FM放送の普及開発、教育テレビジョン放送番組の充実、オリンピック東京大会放送の実施等の諸計画を重点的に行なうほか、受信料免除範囲の拡大、沖縄を含む諸外国等の放送機関に対する番組提供の積極化、UHFテレビジョン受信者に対する助成をはじめとする一連の受信普及対策等、新規の……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。私もこれには非常に関心を持たざるを得ないのであります。先ほどの大柴君の質問に対する答弁がどうもはっきりしない。たとえば、それに関連すると、在来のビルにどこかの会社が加入してくる。ところがそれが値上がりをしているというようなところもあるかもしれません。そういうところを便宜内線でやる。そういうのと今度は区別ができなくなるというような感じがしますが、どうですか。これは名前は確かに何とか株式会社ですよ。ところが、それに間借りをしているのがあります。貸しビルを兼ねているようなところがあります。区別ができなくなるのじゃないですか。その点どうするのですか。

第46回国会 逓信委員会 第31号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○畑委員 過日、電電公社のほうから、われわれ社会党のほうの逓信部会におきまして、新しい団地自動電話についての構想、それと関連をしまして、同時にまた、農村の自動電話の構想についての説明がございました。非常に概略の説明でございまして、まだ私理解できない点が相当ございます。したがって、この機会に従来の団地電市と関連をいたしまして団地自動電話のことについて、郵政当局並びに電電公社のほうに質問をいたしたいのであります。  今度の団地自動電話の構想、これはこの間の説明で大体のところは一応わかりました。従来行われておりますいわゆる共電式の団地電話にかわるべきものとして、直営で自動の特殊の電話を考えたい、こう……

第46回国会 法務委員会 第23号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○畑委員 簡易裁判所の改正法案に関連をいたしまして、裁判所のほうにお尋ねをいたします。  まず最初にお尋ねいたしたいのは、この間横山委員から指摘がございまして、簡易裁判所で、いまだに二十年近くなるにもかかわらず、最初から裁判所法がきまっておるのに、まだ未開庁であるという独立簡裁が十一あるというような話だったと思うのです。これが措置に関しましては、またいろいろ御相談等する機会があろうと存ずるのでありますけれども、このおたくのほうで出していただいた簡易裁判所の新受事件数ですか、この資料によりましてお尋ねしたいのですが、これによると、事務移転というのがちょうど十一ありまして、おそらくその未開庁の分に……

第46回国会 法務委員会 第28号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○畑委員 いまの問題について関連して御質問いたします。  最下限をきめる必要があるというお話でございますが、われわれは最下限をきめる必要はない。ただ暴力事犯に対しての求刑に対する判決が非常に低い。したがって、裁判官を拘束するように最下限をきめるのが適当だと言われるのですけれども、いままでの実例、実績と申しますか、そういう点、暴力事犯でどのくらいの求刑に対してどのくらいの判決、これだから非常に軽過ぎるのだ、こういった資料は何かございませんでしょうか。それがありましたら承りたいと思います。  それから同時に、検事控訴という手段も御承知のとおりございます。また実際やられておる例もあるのだと思いますけ……

第48回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○畑委員 関連して。選挙局長のほうにお聞きします。  先ほども全部足りないづくしなんですが、選挙局のほうでも、しかしこれだけ基準を上げたと言われるけれども、大蔵町のほうとの関係はどうなんですか。自治省のほうからもっと値上げの案を相談したけれども、けられたというのか、それとも通りそうもないからこのくらいでやめにしておこうということでやったのか、その辺の関係をひとつ説明していただきたい。
【次の発言】 五%条項を削った、その取引的なものも若干あると思います。それは了承しましたけれども、先ほど参考人がこぞって足りないと言うのだから、できるだけ早い機会にまたこれを修正して――もう五%は削られっこないか……

第48回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○畑委員 関連して。自治省とそれから法務省両方にちょっと伺いたいと思います。  自治省のほうの関係では、いまの選挙人名簿の作成、これには全然住民登録それ自体は参考にしていないのか。全然それとは関係なしに、実態である九月十五日現在で――何か各戸に調査員なんか回ってきまして、そしてこれに書いてくれとかと来ますね、それはぼくら覚えているのですが、それだけでやっているのか、あるいは、いま言った住民登録をまず最初に基礎にして――法律的には基礎じゃないけれども、法律的じゃなくて事実上基礎にして、それをさらに間違いなかろうかということを調査するやり方でやっているのかどうかということです。  それから、法務省……

第48回国会 逓信委員会 第8号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○畑委員 最初にNHKの会長にお尋ねいたしたい。  先ほどからいろいろ、アジア放送連合、そういった問題を中心としての会長の構想の開陳がございましたが、私が聞きたいのは、さらにそれだけに限らず、今度の昭和四十年度、一九六五年度の予算を審議するにあたって、今年度あるいは今年度に限らず、会長としてどういう構想を持っておられるか、その構想について承りたいのです。御承知のように日本の放送、特にテレビの発展、NHKの占める位置、こういった点で世界的な、世界のNHKになったのだと思うのです。イギリスのBBCをはるかに凌駕をして世界のNHKになってまいりました。特に去年のオリンピックの放送を通じて、それを契機……

第48回国会 逓信委員会 第18号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○畑委員 それにちょっと関連して御質問いたしたいと思いますが、いま、貸し付けに必要な書類、それは予算の議決書を添付する、こういうことでしたね。それはどんな書類になっておりますか。判などはどんな判ですか。町長の判を押すことになっているのですか。形式をちょっと言ってください。
【次の発言】 そういたしますと、その町長の印鑑が盗用せられたということになりますか。
【次の発言】 そうすると、印鑑盗用による公文書偽造、それによっての詐欺、こういうことになりますか。

第48回国会 法務委員会 第22号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○畑委員 大体ほかの委員の方から質問が出尽くしたようです。したがって、時間もありませんから簡単に一点だけ吉川参考人にお願いいたします。  先ほど神戸参考人からの意見もありましたけれども、いまの日本の刑法の業務上過失、この概念が非常にばく然とし、しかも拡大解釈をされ、非常に不明確である。しかも本来これは行政取り締まり的なものであるんだ。それが刑法に入っておるのは、大体法体系として非常におかしいと私も思う。それで神戸さんも、いっそのこと業務上過失というあれはやめにして、重大な過失一本でいくべきではないか。外国の立法例もそういうふうになりつつある。まためいてい運転等は、さっき話のあったような別の概念……

第48回国会 法務委員会 第23号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日二つの問題について質問をいたしたい。  一つは、例の週刊紙「マスコミ」の編集、発行をやっておりました倉地武雄、この人が御承知のように殺された。この事件の捜査の問題についてまず最初に質問し、それからその後に、が然非常な問題になりました吹原産業の問題について当局にいろいろ質問してみたいのです。  まず最初に倉地武雄殺人事件でございますが、御承知のように、この倉地さんの突然の死ということは非常にショッキングにわれわれには響いたのです。倉地武雄氏が政界の浄化というようなことでいろいろ論陣を張りました例の九頭竜ダムの問題、これについては当国会の衆議院の決算委員会でも証人あるいは参考人……

第48回国会 法務委員会 第24号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○畑委員 大体ポイントになる点はいま横山委員のほうから質問がなされておりますので、なるべく重複しないようには質問をいたしますが、どうしても重複しなくてはならぬときもあると思う。したがって、その点は御了解願いたいと思うのです。  今度の改正案によって懲役刑が加えられた。刑の上限を引き上げて、三年以下の禁錮というのが、五年以下の懲役または禁錮になり、罰金のほうはそのままだというようなことになっておる。ところで、いままでの日本の法体系からいたしますると、過失犯に対しては懲役刑は科さない。過失なるがゆえに禁錮ということが相当だということで、禁錮刑に処せられておった。これがまた過失犯の法体系としての原則……

第51回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。これはまことにおかしいですね。先ほど横山君の言われたとおりに、旧法の場合と今度の場合は発想法が全然違うのですね。これは島やなんかの場合は、海で隔てているのだから、相当距離がある。ところが、今度の場合はそうじゃない。この前の規定のときだって、やろうとすればそういう必要があったはずです。ところが、島ということに一応法律がきまって、その次はそれを基礎にして、それを足場にして、今度また島なんかは取っ払ってしまって今度の案のような形にするのは、どうも何としても理解できない。それだったら、前の法律のときからそういう必要があったのではないか。新しくそんな必要が出たわけはない。前のとき思いつか……

第51回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○畑委員 先ほどわが同僚議員の島上委員から、自民党の総裁、政府の総理としての姿勢の問題に関連いたしまして、新潟県知事選挙における二十万円ずつの事前買収の件についての不起訴処分の問題が提起されましたが、時間がありませんので、総理に対してはそういった立場から質問をされました。さらに私はこの問題につきまして法務大臣並びに刑事局長にお尋ねをいたしたいのであります。  この塚田知事の二十万円中元事件は、いままで日本の政治史上かつて見ない、驚くべき事件だったと私は思います。ともかく、現職の知事が、自民党の議員たち四十二名に対しておのおの二十万円、人によってはそれより多い格づけをされておったという話もござい……

第51回国会 逓信委員会 第7号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○畑委員 振りかえのほうについて質問をいたします。  振りかえのほうでは、払い込みと振りかえと振り出しと、こういうことになっておりますが、その大体の手続をひとつ最初に教えてもらいたい。
【次の発言】 そこで伺うのですが、振りかえ料金が、今度通常振りかえ一これは金額に関係ないですね。これが三十円が十五円になる。そこで尋ねるのですが、郵便料金が今度上がる。封書で十円が十五円になるというときに、これは三十円が十五円。いま聞くと、振りかえのときは両方に通知するのですね。片方の口座のほうと片方の口座のほうと、両方に通知する。そうすると封書で二通出すわけです。そうすると、普通の個人が出す場合だと、封書でや……

第51回国会 逓信委員会 第10号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。いまの小野さんの答弁で大体わかったのですが、放送法のいままでのいきさつというか、そういうものがありますから、最初から「支払わなければならない。」というふうに規定するにはまだ熟さなかったということで、現行の放送法においては「契約をしなければならない。」ということで間接的な強制ということであったと思います。その結果は、一体契約をしない人に対してはどういうことになるのか。そのときの相手方の義務は一体何なのかというようなことが相当問題になったろうと思います。ところで、いままで契約しない人に対して、あるいは金を払わない人に対して何か訴訟手段等でやった例があるかどうか、お聞きしたい。

第51回国会 逓信委員会 第14号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○畑委員 今度審議を始めることになりました郵便法の一部を改正する法律案、このことにつきましては、本会議におきましてわが党の栗原委員からすでに概略のことにつきまして総理あるいは郵政大臣その他関係の大臣に質問をいたしましたけれども、以下、われわれはこの委員会におきまして、詳細にしかも慎重にこの法案を審議いたしたい。  御承知のように公共料金の値上げの法案の第二弾でございまして、そのほか米とかあるいは私鉄運賃とかいうものは、これはもう法律事項でないということで早々と値上げをされた、続いてこの間問題になった運賃法、これがああいう形で通りました。そこで第二弾として打ち出されたのがこの郵便法の改正、値上げ……

第51回国会 逓信委員会 第22号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○畑委員 いままでの多数の質問者の質問によって、相当多方面にわたって、法案に関する問題、いろんな問題が浮き彫りにされたわけでありますが、私はまず最初に、広い一般的な問題について質問をして、それからそのあとにこまかい条文の質問をしたいと思います。  まず質問いたしたいのは、今度の審議会の答申と、今度の政府の提案の間の食い違い、その点についてお聞きいたしたいと思う。それと申しますのは、答申によりますと、昭和四十年度の見込み物数約九十六億通に対して、同四十五年度において約百十六億通、年平均増加は四億通程度と見込まれる、この物数の見込みがだいぶ違うんだ、そのために結局その食い違いができている、こういう……

第51回国会 逓信委員会 第24号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。  いまの増収率の問題ですが、この前私ちょうど大臣がおらないときに答申と比べて質問をしたのです。どうもはっきりわからなかったのですが、この答申によりますと、五年間で三六・八%の増収を確保し得る料金改定が必要と思われる、こういうことを言っておって、しかし五年間では見通しの問題もあることだから、これを三年に縮める。その結果の収入と支出が出ておりまして、その結果、この改正案による平均の値上げ率は約二九・五%と計算される、こういうふうに出ておる。三年間で二九・五%、五年間でいま言った三六・八%と、こういう見通しが出ている。そこで今度の答申とそれから改正案との間の食い違いというのは少々あ……

第51回国会 逓信委員会 第38号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○畑委員 私は、今回提案されております放送法並びに電波法の一部を改正する法律案のうち放送法関係について御質問いたしたいと考えます。大体条文の順序を追って、大体初めのほうだけにして、あとのほうはひとつほかの委員の方にお願いするといたしまして、第一条からひとつ質問をしてみたいと思います。  第一条の法律の目的、これに放送規律の原則として新たに、「放送のもつ教育的機能を通じて、教育の目的の実現と国民の一般的教養の向上に資するようにすること。」ということが加えられたのであります。これは一体どういう理由でこの新しい項目が入れられたか、その点について聞きたい。私の考えといたしましては、この新しい規定は要ら……

第51回国会 法務委員会 第12号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○畑委員 ただいまの坂本泰良議員の質問に関連をいたしましてお尋ねをいたします。  まず第一点は、国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律、この第七条によって、法務大臣のほうで職員をこの訴訟に関係をさせるということになったというのでありまするが、この条文を見ますると、「地方公共団体その他政令で定める公法人」すなわちこれには電電公社は入りますが、これのほうで「その事務に関する訴訟について、法務大臣にその所部の職員でその指定するものに」訴訟を行なわせるように求めることができる。したがって、この場合電電公社の総裁から法務大臣に対してこの七条第一項によって請求をした。それを受けて法……

第51回国会 法務委員会 第45号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○畑委員 関連して質問いたします。  私も実は岩井町のことに関しましては、ついこの間坂本議員と一緒に調査をいたしてまいりました。すでに坂本議員からいろいろ質問をなさったのでありますけれども、私も行ってみまして、こういう町が日本の国にもあるのかと思った。非常に独裁的な町政を施行しているようであります。かつて消防長も兼任しておった当時、消防長という職務を利用して、自分の言うことを聞かない人のところへ、わざとその屋敷に放水をして問題を起こした。町長であり、消防長である吉原氏という人が、消防ポンプでそのうちに放水をしたということ、このことは暴力行為等処罰ニ関スル法律かなんかで最高刑の二万何千円の罰金を……

第51回国会 法務委員会 第50号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○畑委員 坂本委員から質問があり、自治省、並びに農林省の関係者から、私も実はもっと詳しい答弁を用意してこられたと思ったが、この前のわれわれの質問したのを思い起こしてみますとこれは十日の日であります。それからもう相当たっておるのでありますから、もっと詳しく現地について調べていると思ったが、あのときの事情を聞いておる人が実は両方とも来ておらない、そういうのはまずいと思うのです。一緒に付き添ってくるとか、あるいはよく聞いてそれで出てこなければならぬと思う。これは結局調査を十分にしていないからそういうことになると思うのです。この点は、これで国会が終わったわけではありませんから、またそのうちに始まるでし……

第52回国会 決算委員会 第3号(1966/10/17、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。いまの勝澤君の質問に対する答弁で、はっきりしないところがあるのです。  問題は、辞退をした時点だ。これはまだはっきりしない。先ほど官房長は、出発前に辞退をした、こう言われましたね。それで概算渡しで渡した。出発前に辞退をした。出発前に辞退すれば、なぜそのときに払い戻ししないのか。この問題で、時点がいつなのか、どうもつくられた辞退ではなかろうか。あとになってから、こういう問題になったから、したがって、いま勝澤さんが言ったようなことで、適当な公用としての出張とは認められぬというような世論もあるので、それであとで、今度こうなってから、本人は向こうにいるけれども、返すことにした。どういう……

第52回国会 決算委員会 第4号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○畑委員 昨日、勝澤委員の質問に関連をいたしまして、松野農林大臣の海外出張の随伴員として参りました榊田喜四夫君の旅費の問題であります。この問題について、私が関連をして要求をいたしましたのは、榊田喜四夫氏の旅費が支払われておるけれども、その後出発直前になって辞退があった。ところで、そうだとすれば、辞退届けをすぐ持ってきてもらいたいという要求をいたしました。初めはかんべんしてくれという話でありましたけれども、結局会議が終わるまでには、少なくとも三十分以内ということで了承いたしたのであります。ところで、その後三時間以上も終わるまでにかかりました。ところが、それがとうとう持参されずじまいであります。そ……

第52回国会 決算委員会 第5号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○畑委員 関連。いま同じ搭乗者の中で久保俊広という名前の方ですが、「国会ニュース」の社長ということにいま御答弁がありました。ところで、新聞などの報道によりますと、かつて政界ジープ事件ということに関係をいたしまして、昭和三十一年ころに検挙をされて、その後保釈になって、裁判が長引いておって、つい去年かに判決があって、実刑の判決があった。その後また再保釈をいただいて、現在保釈中である、控訴中である、東京高裁の六部か何かに係属中だ、こういう報道がなされておりますけれども、この点について――刑事課長おられますね。刑事課長にお尋ねをいたしたいのですが、はたしてそういった新聞報道等が真実であるかどうか。もし……

第52回国会 逓信委員会 第1号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○畑委員 いまの件ですが、関連して聞きたいのですが、そういった図案を採用する委員会がございますね。その委員会での審査の基準とかなんとかいう内規があるかどうか。この問題につきましては、盗作が問題になった、したがって、盗作や何かの場合にはそういった賞を与えない、あるいは採用しない、こういったような明確な審査基準というものがないからこういうことになるのではなかろうかと思うのです。あるいはあるとすれば、結局それを見失った。そういう該当するものが盗作であるということが事前に発見できなかった、こういうこともあるでしょう。したがって、そういうことがはっきりしていないから、また賞金をどうするかということで迷う……

第52回国会 法務委員会 第7号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○畑委員 時間はあまりかけません。簡単に法務省のほうにお尋ねをいたしたい。  例の、何回かこの法務委員で問題になっておりました、われわれも何回か質問をいたした事件でございます。茨城県の岩井町の町長の古原さんという人にまつわる選挙違反事件並びに背任横領でしたか、そういう関係の収賄、そういう告発が出ておる事件、それについて現在捜査をしてもらっておりまするが、その捜査の状態、これについて聞きたいのです。  この前にも実は同僚の議員から質問をして、早く捜査を完結するようにという要望がなされましたが、そのときに刑事部長か刑事課長か承知いたしておりませんが、当局のほうから、おおむね八月末までに決着をつける……

第52回国会 法務委員会 第8号(1966/11/16、30期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日特に法務大臣の出席を請いまして、法務大臣に対しまして質問をいたしたいと思います、それというのは、御承知のように最近非常に一連の霧が政界に立ち込めておりまして、綱紀の粛正が強く叫ばれております。マスコミも、あげてこの綱紀の粛正のために連日紙面をさき、いろいろ、いかにすれば政界が浄化できるかということについて、あげて努力をいたしておるわけでございます。自民党政府におきましても、その事実を認めて、自民党内にも綱紀粛正調査会を設けて、まず綱紀の粛正をするというような一応のかまえを見せております。そういうちょうどさなかにおるわけでありますが、解散も近いというふうにいろいろうわさをされ……

第52回国会 法務委員会 第9号(1966/11/28、30期、日本社会党)

○畑委員 この前の法務委員会、すなわち今月の十六日に開かれました法務委員会におきまして、私は共和製糖の問題を取り上げ、参議院の決算委員会等のあとを受けまして、この問題を追及いたしたのでありまするが、その日にたまたま農林大臣と、それから農林中金の理事長がとうとうおいでにならない。農林大臣は前日の夜おそく外国から帰ってこられ、その日はちゃんとおられたのでありますが、なんだかんだという理由をつけて、翌日がちょうどたまたま農林省あるいは大蔵省による共和製糖問題の報告書を正式に発表するその日だというようなことのためか、したがって、そのときにはすでにそれらのことについてはもうわかっておるはずなんでありまし……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 逓信委員会 第5号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○畑委員 私は本日は集団住宅電話のことについて質問をいたします。  質問の順序といたしまして、まず最初に、この集団住宅電話の件のうちで非常に問題をかもしておる受託団体の公営住宅文化協会というのが御承知のようにございます。この問題について最初質問をし、その処理の問題等について御見解を聞き、さらにまた集団住宅電話がもうすでに制度として廃止をされ、新規にはつくらないということになりましたが、それを廃止をしてそれが局線に移行する問題がございます。その問題について次に質問をいたしたい、かように考えております。  まず、第一に、昨年の昭和四十一年の九月十日の参議院の逓信委員会において、これは鈴木強委員から……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、現在大きな問題となっておりまする共和製糖の問題、それからさらにそれと関連して、政界の浄化のために政治資金の規正をどうしたらよろしいか、こういう政治資金規正の問題に重点をしぼりまして質問をいたします。さらに時間が余りましたならば、郵政大臣等に対しまして、ラジオの聴取料の免除の問題、それからさらに番組規制への政府の不当介入の意図等につきまして質問をいたしてみたいと思います。  まず、共和製糖の問題でございますけれども、この事件は、御承知のように、一番最初は、この間起訴されました、実はわれわれ社会党のかつて同志でございました相澤君が火をつけたのでありまして、その後、また大森君あるいは……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○畑委員 いま自治大臣はなかなかりっぱなことを言われた。間違いないですかね。ところで、われわれはもう前回非常にこりている。昭和三十六年のときに第一次の選挙制度・審議会が重要な要点、三つの柱を答申した。政治資金規制の問題、高級公務員の立候補禁止、それから連座制の強化、この三つがいずれも骨抜きだ。特に政治資金規制の問題については、政府、地方自治団体等と特定な関係にある会社は政治資金を出してはならぬ、こういうのが第一次の答申だった。しかも第二次も同じような答申を出して確認をいたしておる。それをあのときに「当該選挙に関し」こういうわずかに七文字を入れて公職選挙法にそれを規定した。したがって、これは一般……

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、日本社会党)

○畑委員 本件につきましては、先ほど田中委員から話がございましたように、実は私、この記事になっておりまする鳥山厳也選手の住所が選挙区なものですから、私のところへ陳情がございました。そういう関係で相当具体的に詳しく、あるいは一方的かもわかりませんけれども、事情はある程度承知をいたしております。さらに、たまたま鳥山の弁護人が私のところに弁護士の修習にきておった若い弁護士でございまして、そういう点でもよく承知しております。さらにまた、実は自転車振興会の顧問弁護士であります方が、私の浦高、東大時代の後輩でございました。そういう関係で、私がこうした関係について質問をするというような話をどこかで聞いたらし……

第57回国会 商工委員会 第7号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○畑委員 私は前に、ことしの八月十八日の当商工委員会におきまして、競輪選挙の登録消除問題について、人件問題としてこの委員会で取り上げまして、当局等の意見をただしたのでありますけれども、これは田中委員と一緒でございました。その際にもいろいろ申し上げましたが、さらにこの問題について掘り下げて質問をいたしたい、かように思っておって、相当うんちくを傾けて資料を用意してまいったのでありますけれども、残念ながらどうも時間の関係があるようでありまして、できるだけかいつまんで、なるべく私の意見を言うて、あまり答弁を長いこと言われると時間がかかってかなわぬから、そういうことでひとつなるべくイエスかノーかというこ……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、現下最も国民の注目の的となっておりまする大阪タクシー汚職事件、この問題は、たまたま国会開会中のことでもありますし、国民が非常に注目を払っておるところであります。したがって、この問題について事実をできるだけこの国会の場において究明をして、国民の前に明らかにするということが必要であろうと思うのでありまして、そういう観点から、まず大阪タクシー汚職事件、LPガス汚職事件とも申しましょうが、この問題について若干掘り下げて質問をまずいたしたい。そして政府の所見等をただしてみたいと思います。  続きまして、それに関連をいたしまして、政治資金の問題が非常に大きな問……

第58回国会 地方行政委員会 第18号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、今月の一日の晩、正確には二日の早朝でありますが、例の王子の野戦病院設置に対する反対のデモに関連をいたしまして、市民の一人があのデモのまっただ中におきまして、傷ついて、そのまま病院に運ばれて、二日の午前十時五分に息を引き取られたというような事件が報道をされておりますが、その問題に関連をいたしまして、それを中心として国家公安委員長あるいは警察庁長官、さらに法務省当局に対して若干の質問を試みたいと思うのでございます。  あの王子の野戦病院設置反対のデモは、非常にひんぱんに回数を重ねて今月までまいっております。その動向というものは非常に憂慮すべきものがあるように私も考えておるわけであり……

第58回国会 法務委員会 第32号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○畑委員 きょうは、私、人権擁護に関する二、三の点について、質問をいたしたいと思います。法務省の人権擁護局長、それから通産省の関係で、重工業局関係のオートレースと競輪の選手の関係、それと自治省関係につきましては、いまのオートレースにも関係がございますが、同時にまた、いまだ行なわれておる村八分の問題について、町内会の除名問題がございますので、自治省に関係があります。自治省はあとから来ると思いますから、始めます。  まず最初に、簡単なほうから手をつけて、三つございますけれども、一つは村八分の問題です。私、この間陳情を聞きまして、いまだにそんなことがあるのかというふうに実はびっくりしたのでありますけ……

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、まず、佐藤総理の政治姿勢の問題について、基本的な問題について先に触れ、それから具体的な批判をしてみたいと思うのであります。  この間、加藤委員のほうからも指摘がございましたけれども、佐藤総理の政治姿勢は右寄りだというような批評が圧倒的だ。多い。この点についての加藤委員と総理とのやりとりを聞いてはおりましたが、さらにこの点を重ねて総理に伺って、私の考えを述べてみたいと思うのです。一体、そうした佐藤総理の政治姿勢が右寄りだというような批評を佐藤総理は聞いておられますか。
【次の発言】 佐藤総理は、右寄りであるということを加藤委員からも聞き、私からもいま……

第59回国会 法務委員会 第4号(1968/10/31、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、この間の新宿の騒乱罪適用問題、さらにそれに関連して騒乱予備罪をつくろうかというような考え方があるようでありますが、そのことについて、さらにまたそのほかの点等についてお聞きいたしたいと思います。  先ほど鍛冶良作議員のほうから、新宿事件についていろいろ御質問がございました。鍛冶議員のほうの立場からは、この間の新宿の事件に対する警察活動がまことに手ぬるかった、なぜもっとばっしりやらぬのか、今後のこともあるというような、そういう立場での御質問であったと思う。私のほうの質問の立場はそれとは若干違う。もちろんああした事態というものについてわれわれは非常に心配をいたしております。学生のああ……

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○畑委員 時間がわずかに二十分でございますから、できるだけ要点だけを質問いたしたいと思います。  私は、私が住んでおります浦和市のすぐ隣、しかも大宮でありますけれども、大宮と浦和と与野、こうした埼玉県の県南三市、非常に人口稠密した場所に三菱原子力工業株式会社が臨界実験装置をつくるという問題に関連してお尋ねをいたします。  実はこの問題はもうすでに総理の許可状が出てしまったのでありまして、若干手おくれという感じがするんでありますけれども、いろいろ問題を含んでおりますので、ひとつ政府の再考を促したいという意味であります。きょうも読売の埼玉版に出ておりますが、「強まる設置反対運動 三菱原研の臨界実験……

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○畑委員 最近、新聞紙上にも報ぜられたりあるいは週刊誌等でも議論になっております国学院大学の映画研究会が、たまたま過般の十月二十一日新宿事件の際に撮影をしたフィルム、あるいはその前の十月八日の、やはり新宿での事件を撮影したフィルムを東京地検で押収をした。それに対して準抗告がなされまして、それが一たん取り消された。そして、それに対してさらに、それを所有者に返還する手続を一応したのでありますけれども、その間にまた別の被疑者あるいは被告人の被疑事実についての令状をとって、それをまた差し押えた。さらにまた、これに対して第二の準抗告がなされました。その結果、準抗告申し立て人の請求が認められて、結局所有者……

第61回国会 法務委員会 第8号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、ただいま議題となりました、正確に申しますと死刑の確定判決を受けた者に対する再審の臨時特例に関する法律案、略して死刑囚に対する臨時特例法案、この議案につきまして、提案者代表である神近委員に質問いたしたいと思います。きわめてプリミティブな二、三の質問でありますけれども、ひとつお答えをいただきたい。  まず、総論的に申しまして、この法案は非常に人道主義、ヒューマニズムに基づく法案だと思います。戦争直後、非常に混乱をした時代、しかも占領をされておった時代の確定判決を受けた死刑囚たちが、いまだに再審その他の請求等を次々と出しておりまして、いまだ死刑が執行されておらない。二十年近い間、獄舎……

第61回国会 法務委員会 第12号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○畑委員 時間がきわめて少ないので、次の方が質問をする間のつなぎとして、一点についてだけ、法務当局並びに警察のほうにお聞きいたしたい。それは、私がこの前この法務委員会で、かつて去年の臨時国会でしたかに質問をした件であります。それの決着が最高裁でついたものですから、そのことについて関連して聞きたいのです。  それは、国学院大学の映画研究会のフィルム押収事件でございます。この事件は、当時私もここで申し述べましたけれども、捜査、押収のやり方がきわめてきたないというようなことが一点であります。同時にまた、押収の必要性というものが検察当局だけの専権にまかされておるものかどうかという点でございます。国学院……

第61回国会 法務委員会 第15号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○畑委員 関連して、一、二点お伺いいたします。まず、防衛庁に伺いたいのですが、私よくわからぬのだが、自衛隊の隊員の今度の都立大学の受験問題ですが、都立大学だけに限らず、自衛隊からほかの大学にも派遣という形をとっているのがありますかどうか。先ほど問題になっておるような、自分の費用で、そして勤務に差しつかえない夜間等に大学の講義を受ける、こういうことだけなのか。あるいは自衛隊として、防衛庁関係として派遣をしておる。戦争前の大学などには、東京大学等にも、よく派遣学生というのが来ておりまして、聴講生というのか、派遣学生というので、大尉だとか少佐だとかいうのが、せびろで来ておりましたが、そういう形は、い……

第61回国会 法務委員会 第17号(1969/05/16、31期、日本社会党)

○畑委員 私は質問通告で出しておきましたとおり、目下非常にマスコミ等でも取り上げて問題になっております八王子の精薄児の社会福祉施設中央学院、ここでの問題について、主として人権問題を中心として取り上げて、各当局に質問いたしたいと思うのです。  この中央学院の院長等の児童に対する虐待の問題については、非常にショックを与えております。この児童福祉法違反その他のいろいろな違反事件をやった院長らが、児童福祉に関するいわゆる社会事業家というような立場にある人たちの不届きな行為であっただけに、非常にショックを与えた事件であります。新聞等で承知いたしたところによりますと、この中央学院の院長は韓国籍の趙雙済とい……

第61回国会 法務委員会 第19号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日は質問通告に出してありますとおり、高崎経済大学の学長の三潴さんという方が、高崎の暴力団松葉会の幹部と、たまたま少なくともことしの正月の新年会の席に招待されてその新年会に出席をしたということが、新聞に報道されております。これは、私にとりましてもまことに驚きだったのであります。いやしくも大学の学長ともあろう人が、いま非常に批判の焦点であります暴力団、しかもその松葉会の幹部が催した新年会に出席をすること自体がはなはだ不謹慎であるということで、まさか大学の学長がこうした会合に出るとは夢にも思ってなかった。新聞の報道でまさに知ったわけでありますけれども、われわれとしても、また一般の国……

第61回国会 法務委員会 第21号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうは三件の問題について質問したいと思っておったのですが、一つの問題については、例の機動隊が誤ってほかの大学のほうへ要請と間違えて行ったという件、それは文教委員会のほうで質問をいましておるようでありますから、省略いたします。したがって、私がきょう質問いたしますことは、二つの案件、一つは、この間新聞にも出ておりました、裁判官が事実上解雇されたということ、すなわち転任を断わったために、十年十年でやる区切りの際に不再任ということで名簿に載せられなかったという件について一件。それから、もう一つは、私の地元でありまする埼玉県で起こりました、ついこの問の日曜に行なわれたベ平連の比較的静穏……

第61回国会 法務委員会 第24号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日は三つの案件について質問をいたします。その一つは、青森の刑務所の所内におけるリンチ事件の問題です。それから司法修習生の七月入所の特別なはからいの案件、これは最高裁のほうにお尋ねいたすのですが、それからさらにまた目下エスカレートいたしております東大裁判の問題について、これまた最高裁にお伺いします。  まず、順序といたしまして、答弁者のそろっている関係から、最初に刑務所の事件について質問をいたしたいと思います。この件につきましては、われわれの社会党議員団あてに投書が参っております。ところでこれは、この文面によりますと、ほかの各党にもいっているようであります。差し出し人は青森市の……

第61回国会 法務委員会 第26号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○畑委員 いまの中谷君の質問に関連をいたしまして、お尋ねをNHKのほうにいたします。いま、現在問題になっておりまする福岡の公務員暴行陵虐事件ですが、この職権乱用の事件に関しての審判に付する問題について、一体審判に付する必要があるかどうかということを判定するために、福岡の地裁がNHKほか三社ですか、に提出をしていただきたいという要請を出しました。これはまだ任意提出を求めておる段階で、これに対してNHKその他でも相談をしたこともあるようでありますが、とにかく四社とも提出はできないという回答をされた。そうすると、あとの問題は、これを提出命令を出す、強制的な命令を出す、その命令に従わなければ裁判所のほ……

第61回国会 法務委員会 第27号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○畑委員 ちょっと関連して。その問題について関連の質問をいたしたい。出入国管理令の施行規則の第二条によりますと、「令第二条第八号に規定する出入国港は、別表の通り定める。」こうなっておりまして、その中には羽田等はありますけれども、立川はございません。ところで、立川飛行場は、日米地位協定に基づいて、在日米軍の使用すべき基地として米軍に提供するものであることはもちろんであります。したがって、立川から地位協定に基づく米軍軍属及びこれらの家族以外の外国人が出入国することは、一応考えられない。ところが、先ほど猪俣委員からの質問のとおり、どうもあることは間違いなさそうだ。なぜこれをしっかり取り締まらぬのかと……

第61回国会 法務委員会 第28号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○畑委員 関連。いまの質疑応答を聞いておりますと、こうなるのじゃないですか。現在行なわれている管理令は、強制退去の裁決にあたって、強制退去のあれを出すべき場合においても、異議の申し出が理由がないと認める場合でも特別の滞在許可をすることができるということになって、同じ一つの中に両方がつながっているわけですね。退去の例の密入国なら密入国の問題の裁決と、特別在留許可がたまたま同時につながっている。ところが、新しい今度の法案によりますと、それは全然別の切り離されたものになっている。したがって、いままで一緒になっていたものだから、形の上では密入国云々ということを理由にして一緒くたに出して、それで争ってい……

第61回国会 法務委員会 第30号(1969/09/09、31期、日本社会党)

○畑委員 法務大臣も、それから国家公安委員長もまだ見えておりませんけれども、そのうちに来るでしょうから、ぼつぼつ質問を始めたいと思います。  私は、例の、非常に大きな問題になっておりまする博多駅事件、この問題について質問をいたしたいと思うのであります。この博多駅事件というのは、御承知のとおり、去年の一月の十六日に例のエンタープライズ佐世保入港に反対をして、その反対運動に参加するために学生たちが、おもに東京をたち、各地の学生たちが合流をして、博多の駅へおりたときの、博多の駅頭における集札口における福岡県警の規制の問題でありまして、学生は、その前に第一次、第二次博多事件等でいろいろ警察当局と紛争を……

第61回国会 法務委員会 第31号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、目下非常に大きな問題となっておりまする札幌地裁の所長の平賀健太氏の例の事件、それからさらに、その問題についていろんな意見を公表をいたしました鹿児島地裁の所長の飯守重任判事の問題、この両方関連をいたしておりますので、この両方の問題を取り上げて最高裁の所信をただしたい、かように考えておる次第です。なお私のほかに、民社党並びに共産党のほうからもおそらく同じような趣旨の質問があると思います。したがいまして、そういうこと等も考えまして、できるだけ簡略に質問を続けていきたいと考えますので、最高裁当局におかれましても、その趣旨に沿ってひとつなるべく簡明に、しかも要を得ての御答弁を願いたい、か……

第61回国会 予算委員会 第7号(1969/02/08、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、社会党を代表いたしまして、質問通告を出しておいたような順序で、憲法と安保と沖繩の問題、それから警察の問題、さらにまた政治資金の規制と百年恩赦の問題、こういった問題について逐次質問をいたしてまいりたいと思います。  その前に、まず冒頭、先ほどニュースが入ったのであります。テレビあるいはラジオ等によりましてわれわれが聞いたところによりますると、本日のちょうど正午、金沢市の泉町という住宅街に自衛隊のF104ジェット機が墜落をして、そして人家が燃えて、いまだに燃えておる。そして死傷者が出た模様である、こういうようなニュースを聞いたわけであります。したがって、非常に緊急を要する問題で、わ……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表して、政府提出の昭和四十四年度予算三案に反対し、中澤茂一君外十三名提出の政府の予算案を撤回しその編成替えを求める動議に賛成の討論を行なわんとするものであります。  本予算委員会の質疑の中で明らかになったように、佐藤内閣の憲法べつ視、対米追従外交の態度は、もはや国民の黙視し得ないものであります。口には憲法尊重を唱え、非核三原則を口にしながら、核兵器の持ち込みを容認し、また自衛のためなら核兵器を保有しても憲法違反とはならないなど放言し、ますます自衛隊を増強し、憲法無視の姿勢をとっております。  また、あれほど国民的な要望であった政界の粛正にしても、微温的な政治資金規……

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/01、31期、日本社会党)

○畑委員 社会党は反対。  その理由は、まず、先ほど言われた人事院勧告に反している。実施時期、それがいままでずいぶん毎年毎年そのとおりにやられていない。だんだん狭まってはきているけれども、もういいところじゃないか。日本も経済成長が世界で二位になったそうだから、もうこの辺で完全実施をすべきだ。われわれは、人事院勧告の額自体にも不満である。いわんやそれを完全実施していない。しかも、こういった高度経済成長を続けておる日本で、民間をも含めてそういった給与の一番もとになるんだから、そういう点でもっと給与をふやすべきだという観点から反対します。  そしてまた、厚薄の点につきましても、上のほうをもう少し少な……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 法務委員会 第5号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうはまず第一に、いまスポーツの問題でいろいろ注目を浴びておりまする帝京商工高等学校の野球部の春の選抜野球大会へ出場できなかった問題について、二つの裁判事件が起きておりますが、この事件について最初に質問し、それから続いてそのあと、華僑総会の人々の広州交易会への参加の問題について、これまた大臣以下の御所見を承っておきたいと思います。  順序といたしまして、いま申しましたような順序で、最初に帝京商工高等学校の問題について質問をしたいと思うのです。  この問題については、新聞紙上等でも報ぜられ、特にスポーツ新聞などは相当関心を持って、その動きのたびごとに詳細な記事を載せておりまして……

第63回国会 法務委員会 第6号(1970/03/13、32期、日本社会党)

○畑委員 裁判所のほうにお尋ねいたしますが、まず今度の定員の増加、これに関連をいたしまして、予算全部についてちょっと聞きたいのです。  全体の総予算のうちで裁判所の予算の割合、それと先年度に比べて四十五年度の予算の増加の大体の割合、全体の伸び率は、総予算のほうは一七・九五ですか、ところが裁判所関係のほうの増加の伸び率はどういう率になっておるか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 いままでそういう割合で大体きたのだけれども、ことしは全体の予算額のうちの割合も、前よりも減っておる。前回〇・六二五だということになっておりますが、今回の場合は〇・六一五ということで、全体の総国家予算の中で占める割合自……

第63回国会 法務委員会 第7号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○畑委員 関連。いま松本君とお二人との間の問答を聞いておったのですが、非常に警戒心旺盛過ぎて、それじゃ答弁にならぬですよ。もっと松本君が言われた設例を、証拠その他が整いますれば、設例のとおりといたしますならば、それは脅迫罪になります、あるいは何々の罪になります、こういう答えでいいのじゃないですか。それをばかにいろいろなことを配慮し過ぎて答弁が変なものになる。そうでなくて、設例のとおりでありますならば、そうであります、こう答えたらいいのじゃないか。証拠があるかないか別なんだから、それでいいと思う。そうでないから、もたもた同じことを繰り返している。ひとつはっきりやってください。

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○畑委員 関連して簡単にお聞きしたい。  いま、羽田野君の質問をちょっと聞いておったんですが、私は、実は勉強不足であって、この現行法が、前に改正になって現行になったということを知らなかった。羽田野君の質問で実はわかったのですけれども、この法文の中を見てみますと、届け出ということについて、何の届け出でも、一応原則として、事件本人の本籍地あるいは届け出人の所在地ということが原則になっておる。ところが、これだけが例外になっておるというのはどういうわけなんだろう、こういうふうに考えておったんだが、それがいま、実は勉強不足が明らかになったんですが、もう一度聞きたいのは、大体どういうことで、もっと端的にい……

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○畑委員 ともかく非常に緊急な事態でありまするから、なおその報告以外の詳細な点はまだ判明しないようでありますが、非常に国際的にも飛行機の乗っ取り事件というのがだいぶ最近はやりだした。したがって、いつの日にか日本においてもそういうことがあり得るかもしらぬというふうに懸念をしておったところであります。  今般、いま言った赤軍派ですか、そう称する連中がこうした不祥事をやってのけたわけでありますけれども、何と申しましても人命の尊重ということが第一に配慮されなければならない。これはもう国際的な乗っ取り事件関係でもやはり同様であります。それを十分に配慮をしてひとつ万全の処置を講ずべきであると考えます。まあ……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○畑委員 私はかねて質問通告をいたしておりました創価学会から退転した人が、創価学会のお墓を荒らしたという関係で警察の取り調べを受けた、その問題について人権侵害の問題にかかわると考えまして、その点について最初に質問をいたします。それからそのあとに日航関係もやりたい、こう考えております。ほかの諸君が日航に関係しますから、場合によったら私も日航関係だけを先にやって、それから墓園荒らしをやってもよろしゅうございます。そう長くかかりませんから、先に墓園荒らしをやって、それから全部の参加を得て今度の日航機の乗っ取り問題をやりたいと考えています。いかがでございますか、委員長。

第63回国会 法務委員会 第14号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○畑委員 この法案につきまして、二、三点にわたりまして簡単に質問をいたします。  一つの問題は、実務経験三年以上の者については選考してきめる、こういうことになっておりますね。ところで、いま沖繩で判検事をしておる人で三年以上という人は何人おるか。あるいは逆に三年未満という人、試験をしたら受けなくちゃいかぬという人が何人おるかと言ったほうがいいかもしらぬ。答えていただきたい。非常に少ない、あるいはゼロかもしらぬという話も聞いておるんだが、選考でなくて試験を受けなければならぬ人が判検事で何人おるかということをお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると、「政令で定める日」というのは、大体予想されている日……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○畑委員 本日は、本来なら法案審査の日でございまして、裁判所法の一部改正の法案審議の日でありますけれども、いままでのいろいろないきさつによりまして、私たちが前から質問さしていただくことになっておりました創価学会関係の高尾霊園の墓石その他いわゆる墓荒らし事件があったことについて、被疑者扱いをされて非常に人権問題だということでわれわれの党のところへも訴えがあり、かつまた新聞紙上にも出たいわゆる墓荒らし事件にまつわる人権問題について、冒頭質問いたしたいと思います。  警察庁刑事局長、来ていますか。
【次の発言】 警察庁の高松刑事局長に主としてお聞きいたします。  このいわゆる墓荒らし問題はいつのこと……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○畑委員 もう時間が一時近くになりましたけれども、法務大臣が見えても、またすぐ参議院のこの問題についての緊急質問の本会議に出なければならぬというような話も承っておりますので、私はせめて法務大臣に少しの時間でも質疑をいたしたいと思いまして、本来なら休憩するところですが、続けて質問をいたしたい、かように考えております。  今度の飛行機の乗っ取り事件、この問題はともかくこの一週間という間、世界の耳目が集中して、日本でもほとんどほかのニュースが出ないというくらいで、もうこれ一本に集中した。国民もテレビ、ラジオ等に耳をずっとそばだててきた非常にショッキングな事件でございました。非常に不幸な事件であること……

第63回国会 法務委員会 第17号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、ただいま提案をされております裁判所法の一部改正に関する法案について質問をいたしたいと思います。  今度の改正案は、法文そのものとしてはまことに簡単でありまして、要するに簡易裁判所の民事の管轄権の範囲を、従来十万円までであったものを三十万円にしようということだけで、それだけの法文でありますけれども、その意味するものは私は非常に重要だと思っております。この十万円を三十万円にする問題につきましては、つとに裁判所ではそうした意向を持っており、また法務省でもそれを支持しておったかのごとくであります。ところが、これに対して日本弁護士連合会におきましては、臨司意見書に対する反対もこれあり、こ……

第63回国会 法務委員会 第18号(1970/04/14、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、若干の点につきまして参考人のおのおのの方にお伺いいたしたいと思います。  先ほど辻参考人その他二人の方から意見を伺ったのでありますけれども、同じ弁護士会の役員であられ、また役員であられた方たちでありますが、いろいろ聞いておりますると、その間において、伊藤参考人のほうでは若干の意見の違いがあるやに、そのニュアンスがあるように承ったのであります。いままで伊藤参考人のほうから、この問題の処理をめぐるここまでに至る間の約一年間の経過等について、日弁連の前事務総長というような立場も含めて、いろいろお話がございましたが、しかし、他のお二人の参考人のお話によりますれば、いろいろ異論、議論はあ……

第63回国会 法務委員会 第19号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○畑委員 きょうは、プロ野球の問題や言論・出版の自由妨害等の問題について、いろいろ質疑応答がなされるわけでありますが、その前に私、どうしてもそれとは別なことで大臣の御答弁が願いたいと思います。大臣が法制審議会のほうに御出席の用件があるようでございますから、その時間的な関係で私が先に、ごく短い時間でありますが拝借させていただきまして、質問いたしたいと思います。  その問題というのは、われわれ社会党のほうで、この前の六十一国会におきまして、俗にいう死刑囚再審特例法でありますが、正確に申しますと死刑の確定判決を受けた者に対する再審の臨時特例に関する法律案、全文十三条からなっております法案を提出いたし……

第63回国会 法務委員会 第20号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本法案に対して反対の意見を表明いたします。  この問題につきましては、日弁連と最高裁との間で連絡協議を重ねてきたのでありますけれども、その協議がいまだ終わらないうちに法務省を通じて一方的に提案をされた案件でございます。  そもそも裁判所法が制定をされました当初の立法の趣旨から申しますると、日本の現在の簡易裁判所というものは、いままでの、旧来の区裁判所等とは違って全然新しい構想のもとに設置をされたものと思います。そのことは、当時の昭和二十二年の裁判所法の立法の提案理由の説明にも、明らかに当時の木村司法大臣から述べられておるところでありまして、ごく軽微……

第63回国会 法務委員会 第22号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○畑委員 最初に法務大臣にお尋ねいたしたい。  先ほど羽田野君のほうからも質問がございましたが、今度の立法に際しまして、これは本来は羽田野君の言われるように、刑法体系の一部であるべきはずだと思うのです。ところが、こうした緊急の事態でもあるしというので、刑法をいじくらずに単独法で立法するために案を提示されたわけでありますけれども、そうした単独法でやってこられた理由はどういうわけか、その点を重ねて聞きたいと思います。
【次の発言】 昭和三十八年に例の吉展ちゃん事件というのがございました。身のしろ金を要求して誘拐したという事案について、特に重く罰する必要があるということで、刑法の誘拐罪のところへ一つ……

第63回国会 法務委員会 第23号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○畑委員 先ほど田中委員のほうから、法務省に対して相当こまかい質問がございました。その質疑応答をじっと拝聴いたしておったのでありますが、大体新聞等でわれわれももう相当承知はしておったけれども、さらになまで矯正局長との一問一答を聞いておって、どなたも感じたと思うんだが、まことにあ然たらざるを得ないという一言に尽きると思うのです。どういう経路でああしたものが入ったかというようなこと等につきましては、まだわからない部面がある。その辺をひとつ徹底的に究明してもらいたいと思います。  ところで、法務省のほうでは一体この金嬉老に対して普通の囚人あるいは未決囚と特別に違う扱いをするようにというようなことを公……

第63回国会 法務委員会 第24号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○畑委員 自席から若干申し上げたいと思います。  委員長以下、私もその調査委員の中に加わりまして、静岡刑務所に昨日出張いたしまして、可能な限り調査をしてまいりましたけれども、いずれその調査報告は委員長のほうから文書をもって提出されると思います。  行って、私、感じましたことでありますが、金嬉老が静岡刑務所に収監をされた当時の幹部というのは、もうもちろんおりません。所長も三人目であります。それからまた管理部長、保安課長も三人目であります。しかも管理部長と保安課長は、いずれも時を同じゅうして転任して、新しい人が入ってきている、こういうようなケースになっておりました。所長のほうは若干違っておりますが……

第63回国会 法務委員会 第26号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○畑委員 法務大臣もちょうど参議院に出ておるようで、せめて次官をと思ったら、次官は勲章の授章の立ち会いなんかで出られないそうだけれども、せめて次官くらいいないと困るんですけれども、しかし、そう言っても時間の制約がありますから、質問を始めます。  今度の問題は、いわゆるシージャックというか、船の強奪事件というのが一部にあるわけであります。一番最終はそれだ。その前に幾つかの犯罪が積み重ねられて、最後に船の乗っ取りということになったという点において、この間起こりましたいわゆるスカイジャックの問題とはいささか違うと思う。しかし、船を乗っ取ったという点については飛行機乗っ取りと同じように、この間ハイジャ……

第63回国会 法務委員会 第27号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○畑委員 先ほども赤松委員のほうから言われたことを大臣お聞きのことと思います。月に一回しか開かれない閉会中の審査でありますから、万難を排して、ひとつ法務委員会優先でやってもらいたい、このことを私あらかじめ大臣に申し上げておきます。  最近問題になりました「司法修習制度を改革、法相構想、首相了承」「弁護士切り離す、判・検事不足解消ねらう」これは読売の五月二十八日の記事でございますが、この記事は国民の間に非常に反響を呼んでおります。特に法曹の人たちには非常にショッキングなニュースでありまして、これに対して実は非常な注目をいたしておるのであります。私も国会議員であると同時に法曹の一員でもございますし……

第63回国会 法務委員会 第28号(1970/07/13、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、この前、司法修習生の分離修習の問題につきまして、ほかの各党の代表の諸君と一緒に小林法務大臣に質問をいたしたのでありますが、その日は大臣が検察官の会同だったか何かで、非常に多忙でありまして、時間が非常に少なかったというようなこともございまして、十分に意見を戦わす時間がなかった。したがって、きょうまたこの問題を取り上げて、非常に重要な問題でございますから、さらに大臣とじっくりとひとつ議論をしてみたい、そして考え方を変えていただくことができればということで実は用意をしておったのでありますけれども、先ほど理事会での話によると、初め法務委員会が十日だったという予定が、連絡が若干不十分であ……

第63回国会 法務委員会 第29号(1970/08/12、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、若干時間をとると思いますが、二つの問題について御質問をいたしたい。   一つは、三菱重工業の長崎造船所、それから広島の作業所、この二つの従業員がいま懲戒解雇になっておる事件につきましての警察当局の処置の問題について質問したい。それからもう一つは、福岡の学校法人であります福岡電波学園の紛争の問題について質問いたしたい。  この二つでございますけれども、まず最初に、先ほど申しました三菱の社員の労働者の懲戒解雇の問題について概略を申しますと、長崎造船所の社員の労働者三名が、このほかにも参加をしたそうですが、例の一〇・二一の東京での集会デモに参加をした。そのうちこの三名が逮捕をされたの……

第63回国会 法務委員会 第30号(1970/09/08、32期、日本社会党)

○畑委員 鍛冶委員に引き続きまして、同じく心臓移植の例の問題について質問をいたしたいと思います。いずれこの理事会の決定によりまして、今月二十四、五日ごろを予定して特別にこの問題の解明についての委員会を開く、そして和田教授をはじめとして告発者あるいは心臓移植についての告発の会等の代表者等を呼びまして委員会を開催するという決定になりましたので、その前に一応私の疑問と思う点について質問をいたしたいと思います。  この問題は、結局死の判定基準というものが非常に問題になったのであります。しかもそれにつながる医者の倫理、医の倫理ということが、非常に大きくまたそれ以上に問題になっております。この間の検察の最……

第63回国会 法務委員会 第31号(1970/10/13、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうは三つの点についてただしたいのです。  一つは法廷警備員の問題、一つは朝鮮人の国籍の書きかえの問題、一つは判検事の定年制延長の問題、この三つについてただしたいのですが、大臣がまだ出ておりませんので、大臣に答弁を求めない最初の法廷警備員の問題について質問をいたしたい。あとで共産党の青柳君のほうから関連して質問があると思いますので、そのときは私は中断をいたしまして青柳君に譲りたい、こういうことであります。  新聞の報ずるところによりますると、最高裁では、最高裁自体が命令した、あるいは自体でやったわけではないのでしょうけれども、福岡の地裁、それから名古屋の地裁、この二カ所でそう……

第63回国会 法務委員会 第32号(1970/11/13、32期、日本社会党)

○畑委員 私も高橋英吉委員長と同じような問題について質問をいたしたいのですが、しかし、その立場はまさに正反対であります。  実は、例の訴追委員会の処分の問題、決定の問題、あの問題について訴追委員長をこの席に招致をして、来てもらって、そうしていろいろお聞きしたいという考えを持っておりました。しかも早期に委員会を招集して訴追委員長に出てもらいたい、こういう申し出を私、委員長のほうにしておいたのでありますが、訴追委員長をこの法務委員会に呼ぶこと自体がいろいろ疑義があるというようなこともございまして今日に至りました。先ほど理事会でも、いろいろ議論はしたのでありますが、実はまだ確定的な結論に至っておりま……

第64回国会 法務委員会 第2号(1970/12/04、32期、日本社会党)

○畑委員 ただいま議題となりました事業活動に伴つて人の健康等に係る公害を生じさせた事業者の無過失損害賠償責任に関する法律案につき、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表いたしまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明いたします。  今日、四大公害裁判といわれる、熊本及び新潟水俣病、四日市ぜんそく、及びイタイイタイ病患者による訴訟が、きわめて難航している最大の理由は、加害者企業に故意または過失があったかどうかの究明にあります。これが重大な論点になるのは、加害者側に故意または過失がないとするならば、被害者に対する損害賠償を命じることが、原則的に不可能だからであります。  このように、公害にかかる……

第64回国会 法務委員会 第3号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、一昨日、連合審査会の席上におきまして、公害罪の問題それから無過失責任の問題等について当局の見解を一応ただしたのでありますけれども、きわめて短い時間でもございましたし、わが意を得たというわけにはまいりませんでした。そこで、きょうは法務委員会でゆっくり腰を据えてひとつ議論をしてみよう、かように思っております。  この間の連合審査会におきましては、一番問題になりましたのは、例の「おそれ」という条項を政府原案が法務省原案から後退をしてそれを削ったということ、それが実際上にどう響くかというような問題についてもいろいろ議論がなされたわけであります。われわれの見解からすれば、政府の原案が法務……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/08、32期、日本社会党)

○畑議員 われわれ三党で提案をいたしておりまする公害に関する無過失賠償責任制度の立法の根本をただいま質問者は問われたと思います。憲法的な立場から一体どういうところに位置づけられるものかということについての質問だと思います。  その点につきましては、われわれは御承知のように憲法二十五条、生存権の問題をきわめて重視いたしておるわけであります。そのほかに、先ほど質問者の言われた各条の財産権等の規定が憲法にございまするけれども、この際は公害については特に生存権というものを、むしろ財産権等に優先をさせて、平板的に、同じに並列的に考えることなしに、憲法二十五条の生存権を企業に優先させる、財産権に優先させる……

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○畑委員 ちょっと参考人の方にお聞きしますが、宮崎先生が早くお帰りになるようでありますので、ほかの先生にもお聞きしたいことがまだあるのですけれども、宮崎先生早く御退室になるということを前提にして、宮崎先生に伺います。  いまの「おそれ」ですが、先生のおっしゃること、私も法律家ですからわかります。ただ問題は、「おそれ」というのは非常にあいまいな構成要件である、こういわれております。しかし、刑事法規には「おそれ」というものはないかもわかりませんが、実際には判例において「おそれ」ということはある。しかもそれを相当客観的にとらえるということにおいてもう一致しておると思う。したがって、そうたいした違いは……

第64回国会 法務委員会 第6号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、日本社会党、公明党、民社党三党を代表いたしまして、まず日本社会党、公明党、民社党三党提案の修正案に賛成、共産党の青柳君の提出いたしました修正案に反対、政府原案に反対の意思を表明いたしたいと思います。  そもそも、今日のごとく企業の事業活動に伴い発生する公害がますますひどくなり、被害がいよいよ深刻化している状況においては、公害による加害行為を道義的、社会的非難に値するものとして、これら行為を自然犯としてとらえ、これが禁止、抑圧に刑罰をもって臨むべきであるとする世論が高まり、その世論を背景として今回政府が人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案を提案し、刑罰の威嚇による一般予防の……

第64回国会 法務委員会 第8号(1970/12/17、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日はまず最初に最高裁のほうに対してお尋ねいたしたいと思いましたが、最高裁がまだそろわぬようだから、先に簡単に法務省のほうにお尋ねいたしたい。  われわれが例の再審の臨時特例法案というものを前に出したことがあります。ところが、その後与党ともまた政府ともいろいろ話し合いをいたしまして、そうしたわれわれがそのとき対象として考えておりました一定期間の死刑囚、その人たちに対しては恩赦をもってこれをひとつ何とか処遇しようというようなことで、われわれの法案はそのまま廃案ということになることを、われわれも承知いたしたのです。そのあと恩赦の作業がどう進んでおるかということについて、お尋ねいたし……

第65回国会 法務委員会 第1号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○畑委員 いろいろじっと聞いておりまして、なかなか困難な問題だと思うのです。  ところで法文を読んでみて、もっともいままでの例とすると、その価格で売り渡しているようですね。また売り戻ししているようですけれども、こうして大きな問題になって社会正義の問題も出てきているので、そこでこういう解釈は成り立たないかということなんですね。八十条の第二項のただし書きですか、文言を見てみますと、買収した価格に「相当する額」とありますが、どういうわけで「相当する額」と書いたのか。あとのカッコの点で、土地改良その他で国がいろいろ経費がかかったとかいうふうな場合は、それを含めてというようなことがあるから、それを相当額……

第65回国会 法務委員会 第2号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうは最高裁当局に対しまして、大きなことばでいうと司法権の独立ということについて、最近のいろいろなできごとにまつわって質問いたしたい。  まず最初に、この間二回にわたって最高裁で主催をいたしまして、高裁並びに地裁等の下級裁判所の中堅の裁判官の招集をして、いわゆる司法協議会というものを開かれました。新聞等の報ずるところによりますと、これがほとんど青法協の加入問題に事実上しぼられたような論議がかわされたように拝承いたしております。この二度にわたっての協議会の目的は一体どういうところにあったのか、お伺いしたい。
【次の発言】 普通の場合には各長官あるいはその代理、そういった方々を招……

第65回国会 法務委員会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○畑委員 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、質問を若干いたしたいと思います。  まず、お尋ねいたしますのは、今度の法律案で増員になっているのは判事補が十二名、簡易裁判所判事が二名、裁判官以外の裁判所の職員の員数十九人増、合計してわずかに三十三名、去年よりもまたはるかに少ないと思うのでありますが、一体裁判所の概算要求では何名出しておりますか。
【次の発言】 その内訳は……。
【次の発言】 概算要求の数字が五百九十七名、認められた増員が三十三名、まあ概算要求に比べて幅があるのはあたりまえですけれども、しかし、これはちょっと幅があり過ぎるのじゃないか。大体必要だと思って概算要求するわけ……

第65回国会 法務委員会 第5号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○畑議員 ただいま議題と在りました事業活動に伴つて人の健康等に係る公害を生じさせた事業者の無過失損害賠償責任に関する法律案につき、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表いたしまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明いたします。  今日、四大公害裁判といわれる、熊本及び新潟の水俣病、四日市ぜんそく、及び、イタイイタイ病患者による訴訟が、きわめて難航している最大の理由は、加害者企業に故意または過失がないと、被害者に対する損害賠償を命ずることができないという点にあります。しかも、加害者の故意過失を立証する責任は、原告たる被害者に負わされているために、被害者は、苦渋に満ちた努力を続けなければなりま……

第65回国会 法務委員会 第7号(1971/03/03、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうはしばらくぶりで検察行政のあり方について質問をいたし、事実を少し究明してみたいと思うのです。  それというのは、長野県で起こった事件でございまして、現在公判が進行中の事件であります。したがって、そういう点も若干配慮はしながら、しかも私自身が実は弁護人についておるというようなこともございます。しかし、これによってその裁判を有利にしようとかなんとかというような狭い気持ちは毛頭持っておりません。ただ私がこの事件にその前から関係をして、そして弁護人についておるというような経過を通じて私が知り得たこと、そして単に弁護活動ということだけではこれは足りない、やはり私は国会議員の一人とし……

第65回国会 法務委員会 第8号(1971/03/05、32期、日本社会党)

○畑委員 この法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。  この提案理由の説明によりますと、いとも簡単に書いてありまして、この提案理由を聞いておるだけではさらっとわかったような気がするのです。ところで、法案それ自体を私は読んでみたのです。そうするとこれは案外に難解な文章でして、私が頭の悪いせいかなかなかよくわからないのです。  そこで質問するのですけれども、旧執達吏、執行吏というか、それからなった人たちのことについてはもうすでに規定があって、問題は解決しておる。ところが、執行官になった人についてまだそれが解決しておらない一部の者がおるということで、執行官についての規定を、執行吏からなっ……

第65回国会 法務委員会 第10号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、この二、三日前から新聞紙上あるいはテレビ、ラジオ等によって報道をされております大阪の刑務所で印刷をした国立の大阪大学、それから大阪市立大学の各医学部の入学試験問題が、一回だけではなくして、もう二、三年にわたって、しかも捜査の進展のぐあいによってはもっとさかのぼるかもしれない、こういうようなことで抜き取りがあって、それによって不正入学が行なわれたという報道がなされておりますけれども、この問題は非常に国民に衝撃を与えておると私は思います。重大問題であると思います。  一つは、最も信頼されておった刑務所の中で印刷された入試の問題が内外呼応して抜き取られておった、しかも一回ではない、こ……

第65回国会 法務委員会 第12号(1971/03/16、32期、日本社会党)

○畑委員 今度の法律によりますと、民事訴訟法のほうですけれども、期日の指定あるいは期日の変更または証拠の申し出、こういったものがしょっちゅうあるようでありますけれども、その手数料を廃止することになっていますが、この理由はどういうわけなのか。ある意味では期日の変更とか期日の指定、または期日の続行などについて手数料を負担させておったということは、一種の制裁的な意味もあったのではないかと思います。そういうことだとすると、今回廃止したのはそれと別な何か理由があるのか。そのことからすれば逆ではないかという印象がするのです。ただ、しょっちゅうあることであるから、これは一々印紙を張ったり何かするのは非常に煩……

第65回国会 法務委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、今回提案になっております民事訴訟法等の一部改正の法律案について、若干質問いたしたいと思います。大体いままでもほかの委員の方からいろいろ質問がありましたので、なるべく重複を避けて質問をしてみたいと思うのであります。  今回の民事訴訟法等の一部改正の企図するものは、裁判所における決定あるいは命令、そういったものが裁判官の署名と押印によって行なわれておったわけでありますが、それを例外として記名押印でやろう、こういうことであります。刑事訴訟法のほうが戦後改正になって、さらに規則等でもまたいろいろやり方が変わりまして、刑事訴訟法の関係ではすでにほとんど大部分記名押印でよろしいということに……

第65回国会 法務委員会 第16号(1971/04/13、32期、日本社会党)

○畑委員 私がこの問題につきましていろいろな質問をいたしまする前に、ここに至りました一昨年来の歴史的経過をちょっと振り返ってみたいと思います。  まず一昨年に東京都の公安条例違反事件、これが無罪となりました。ところが、それに対して自民党の側から偏向裁判だというようなことで、いわゆる偏向裁判の批判がきびしくなされたのであります。それからさらに自民党の司法制度調査会、こういうものが設置をされて、制度並びに人事の面から裁判所のそうした行き過ぎを規制しなければいかぬ、こういったことが提唱をされたのです。ところが、最高裁がこれに対して異議を述べたので、結局これは実際にはそうした方向とちょっと変わった方向……

第65回国会 法務委員会 第18号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○畑委員 のどをこわしているので高い声が出ないのですが、こういう低い声で失礼だが、そのうちなれてくるだろうから……。  民法の一部を改正する法律案について質問いたします。まず最初に、今度根抵当について、いままで判例法上だけ認められておったものをちゃんと立法化して、そして判例であるから、したがって解釈もいろいろある、それを今度は明文できめるということになった。この必要は非常に認めるわけですが、ところで同じように判例法上認められておる制度で譲渡担保というのがありますね。あれはやはり判例法上いろいろ認められておるけれども、根抵当だけについて今度立法したんだけれども、譲渡担保等についてはやはり同じく立……

第65回国会 法務委員会 第20号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○畑議員 今回社会党、公明党、民社党三党で提案をいたしました本法案について、その提案の大きな理由、それを御説明いたしたいと思います。  いままで民法の大原則というものがございまして、民事上の私法上の損害賠償の際には故意、過失が必要である。故意、過失が相手方になければ損害賠償を請求することができないという民法七百九条の大原則がございます。この民法七百九条の大原則というものは、近代の最近までの資本主義の発展と相見合うものでありまして、故意、過失がなければ自由に事業活動をやってよろしい、故意、過失がなければそれによって生ずる損害についても賠償する責めは負わないのである、こういうようなことになっており……

第65回国会 法務委員会 第21号(1971/05/19、32期、日本社会党)

○畑委員 きわめて簡単に質問いたします。  観点を変えまして、田上先生にお伺いしたい点が一点ございます。それというのは、いまの裁判官の任命制度のうちで、最高裁の裁判官の任命制度は、御承知のように内閣がこれを任命することになっております。そして任命されたその最高裁の裁判官十五名によって構成される機関が、三審制度の最終の裁判の機関であると同時に、下級裁判所のすべての指揮監督をする司法行政の最頂点である。こういう点で最高裁判所の裁判官の任命制度が非常に私は重要だと思います。  そこで、憲法におきましては、御承知のように内閣が任命することになっておりますが、それをチェックする機会といたしましては、日本……

第65回国会 法務委員会 第22号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○畑委員 司法の独立とは一体何か、また裁判所のあり方は一体どうあるべきかということについて、今日ほどそれが問われているときはないと思っております。例の一連の今度の最高裁の人事行政の処置、このことがそうした司法権の独立あるいは最高裁判所のあり方、裁判官のあり方、こういうことと関連しまして、国民に非常に大きな関心を呼んだ、こういうことだと私は思います。  そこで、この一連の問題につきましては、去る四月の十三日、法務委員会の席上でいろいろ最高裁当局とわれわれ議論をかわしたのでありましたけれども、あの際は時間的にも非常に制約がございましたし、また調査等につきましても、不十分なところ等もこざいました。十……

第66回国会 法務委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうは最高裁に中心的に聞こうと思います。  一つの問題は、「裁判所時報」の号外に出た問題です。そのほかに、法務大臣のほうに恩赦の件とか、あるいはまた、通告はしてなかったのですが、例の新聞等で問題になっておる、これは裁判所にも関係があるのですけれども、例のTBS放送記者の城所さんという人が証言を求められるために勾引されて、しかもその結果証言を拒否したという事件、この点について、岡沢君も質問があるようですが、それに簡単に触れてみたい、こういう考えです。  最初に、まず城所記者の問題について簡単に聞いてみたいと思います。  報道記者が、その報道取材中のことについて証言を求められ、そ……

第66回国会 法務委員会 第4号(1971/10/12、32期、日本社会党)

○畑委員 国鉄総裁に伺います。  最近、国鉄労使の紛争のもとになっております、国鉄当局で進めております例のマル生運動、これに伴う各種の人権問題が続発いたしておるわけです。もっとも不当労働行為そのものが、同時にまた労働者の団結権を侵害するという意味におきまして、これまた基本的人権を侵害することになるわけでありまして、そういう点につきましては、特にきのうの社労の委員会においていろいろ追及がなされ、質疑応答がなされました。私も一部聞いておりましたので、また新聞その他の報道にも出ておりますから、あまり重複しないように質問をいたしてまいりたいと思います。  実は、私も社会党の党内に設置してあります不当弾……

第67回国会 法務委員会 第3号(1971/11/17、32期、日本社会党)

○畑委員 ちょっと関連して質問をいたします。  先ほど官房長官の話を承りますと、非常に表現の自由を尊重することは重大である、しかしながら、今回の場合はそうした過激派集団が潜入したりなどして混乱を来たすおそれがある、こういうことも今度の異議の大きな一つの理由になっておるようであります。この過激派集団は、われわれのこの間のデモ、あの総評の関係のデモとは関係ないのでありまして、総評の中にはそうした過激派集団はおらないはずである。それを、ほかの過激派集団が潜入して混乱をするおそれがあるという理由は、まことにちょっとふに落ちないのであります。  それからもう一つ、官房長官の先ほど言われた、これを定着させ……

第67回国会 法務委員会 第4号(1971/12/01、32期、日本社会党)

○畑委員 私は本日、主として公安調査庁のほうにお伺いをし、また同時にあわせて、最高裁からも人事局長がお見えになっておりますから、最高裁の考え方等も承りたいと思います。  というのは、ついこの間でありましたが、十一月十九日の朝日新聞の報道するところによりますと、その前の十月の二日に開かれました司法の独立を話し合うつどい、こういう裁判官のつどいがございました。二百八人ほどが集まりまして、司法の独立について裁判官がいろいろ話し合いました。そのときに、講師として横田正俊前最高裁長官や我妻先生が講演をその席でされ、それに質疑応答もあって、さらにまた集まった二百八人の裁判官の人たちが、いろいろ司法の独立の……

第67回国会 法務委員会 第6号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○畑委員 いろいろ新聞などにも出ておりますけれども、例のゲバ学生が盛んに使っております火炎びん、この取り締まり、その使用についての処罰をやろうといったようなことが最近新聞に出ております。これを何とかしなくちゃならぬというようなことにつきましては、私たちにおきましても考え方は同じでありますけれども、ただ、形の問題で少しわからない。  そこで、私はきょうお尋ねいたすのですが、最近火炎びんで警官が焼き殺されたり、あるいはさらに最後には、例の松本楼がこの火炎びんによって放火されたり、こういった事件が頻発をいたしました。特に今度の沖繩返還協定をめぐる大衆運動で、学生たちのゲバルト作戦で使われた、あるいは……

第67回国会 法務委員会 第7号(1971/12/15、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、簡単に二点について質問をいたします。  最初の問題は、さきの六十三国会で成立しました沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法、こういうのがございましたが、そこの第二条第四項によりますと、「選考に合格した者は、その選考に合格したときに、裁判所法第六十七条第一項の規定による司法修習生の修習を終えたものとみなす。」ということになっております。そのため、本土復帰にあたって、沖繩の裁判官それから検察官について、その在職年数の期間の計算、それから号俸の格づけなどをどのように扱うか、これは問題があると考えますけれども、それらの点をひとつ説明していただきたい。沖繩……

第67回国会 法務委員会 第8号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、きょうは法務関係、特に法務局の登記関係の問題について質問したい。  御承知のように、最近異常に登記事件が激増いたしております。三十四年以降この十年間における甲号事件、すなわち登記申請事件、それから乙号事件、謄本、抄本の事件、これを合わせますと、両方とも非常に激増いたしておりまして、私の推定では、三倍から四倍に十年間でふえているというふうに思います。これは間違っていたらひとつ御指摘願いたいのですが、登記の行政需要は御承知のように年々激増して、あちらへ鉄道ができる、あちらへ高速道路ができるというようなことももちろんありますし、非常にふえております。しかも緊急を要するということで、登……

第68回国会 法務委員会 第3号(1972/03/07、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、本日議題となっております裁判所職員定員法の一部改正の法案の質疑をいたすわけでありますけれども、そのこまかい質疑をいたします前に、どうしても前提として触れておかなければならぬ、質問しておかなければならぬという問題がございます。というのは、いま再び非常に問題になっております判事補の再任の問題でございます。この問題に対する最高裁の考え方を聞きただすことでなければ、裁判所職員定員法一部改正法案について十分な審議ができない、かように考えておるわけです。  最初にお伺いいたしたいのでありますけれども、最近の裁判官の定員並びにそれに対する充足の実員の問題、その点について簡単に私、聞きたいと思……

第68回国会 法務委員会 第4号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○畑委員 冒頭ひとつ委員長に要望しておきます。  きょうの委員会については、理事会はきのうやったのです。きょうは理事会を省略して、冒頭から私が皮切りに質問することになっておった。それにもかかわらず、途中で闖入をして質問をされるというようなことは、今後ひとつ厳に慎んでもらいたい。そうでなくちゃ運営はできませんよ。(高橋(英)委員「きのうは欠席したけれども、その前の委員会でぼくがやることになっておった」と呼ぶ)高橋君のことを言うんじゃないけれども、今後はひとつそういった運営でやってもらいたい。そうでないと予定も何も立ちません。どうぞ……。  きょうは、理事会の決定に従って、実は最高裁がいま考えてお……

第68回国会 法務委員会 第6号(1972/03/14、32期、日本社会党)

○畑委員 私は本日は、最高裁判所長官の任命後に最初に行なわれます衆議院議員の選挙の際にあわせて行なう国民審査、この問題について、その点だけに大体しぼりまして質問をいたしたいと思っております。  いままで最高裁判所長官に任命された方は、初代が三渕さん、二代目が田中耕太郎さん、三代目が横田喜三郎さん、四代目が横田正俊さんで、五代目が現在の石田和外さんでございます。  そこで、最初の三人の最高裁の長官につきましては、これは最高裁長官に直接任命をされ、内閣の指名に基づいて天皇が任命したものであります。そして、その直後に行なわれた衆議院の選挙でおのおの国民審査を経ておるわけでございます。 ところが、その……

第68回国会 法務委員会 第7号(1972/03/17、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、またそれに関連する若干の予算関係等につきましても質問をいたしたいと思います。  うちの党で、この前土井たか子さんがいろいろ詳細にわたって質問をいたしましたけれども、若干その落ち穂拾いというような意味で、順序というのにあまりこだわらず質問いたしますので、おもに最高裁のほうからお答えをいただきたい。私の質問が、結局きょうおいでになっている最高裁の方々のどなたの職責に関することか、いろいろ関係が違ってくるかもわかりませんけれども、適当に答えていただきたい。  まず、最初に私が質問いたしたいのは、増員の関係の問題でございます。総務局長……

第68回国会 法務委員会 第8号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、今回自民党から提案がございました火炎びんの使用等の処罰に関する法律案について質問をいたしたいと思います。  そもそも、この火炎びんの使用等の処罰に関する法律案につきましては、前の国会の際に自民党のほうからわれわれ野党に非公式に話がございまして、この必要性、緊急性にかんがみて、ひとつ議員立法で与野党一緒になって提案しようではないか、そして議決をしようではないか、こういうようなお話がございましたけれども、その当時われわれ野党といたしましては、こうした重要法案、治安立法的なものに属する法案については、往々にしてもろ刃の剣になり得る可能性、危険性がある、したがって、そう早急に議員立法で……

第68回国会 法務委員会 第10号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○畑委員 平出先生並びに藤木先生、両参考人の御意見を先ほど来拝聴いたしました。おおむねお二人の御意見、実は私、同感でございまして、私、提案者じゃございません、提案者は別に自民党の委員の方が提案者でありまするが、両先生が若干問題にされておる点は、たまたまこの前の委員会におきまして私が指摘したこととほとんどそっくり同じであります。したがって、質問する事項とてはそんなにないのでありますけれども、私も一番問題なのは三条の二項だと思います。  その三条の二項で、先ほど両先生が御指摘になったように、俗に言う最終容器、これならばどうやらだけれども、それ以前のガソリンタンク、あるいはポリ容器、それからガソリン……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第40回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1962/04/09、29期、日本社会党)

○畑委員 小汀先生にお尋ねいたしますが、先ほどの御議論も承り、また島上委員に対する御答弁も伺いまして、大体先生の流儀がわかりました。もっとも今まで先生のいろいろ所説も、テレビ等を通じまして何度も聞いておりまして、たいていそういうお考えではないかしらというふうな考えをおぼろげながら持っていました。まあ自由主義経済の経済評論家としての先生でございまするし、ともかくそんな下手な規制はしちやだめだ、とにかく野放しにやってみて、そうしたら今言ったように、うんと使うやつは食い上げてしまう、逆療法で行くべしだという、こういうふうな御議論で、大体想像はしておりましたけれども、まあ世間にはそういうことを言われる……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○畑分科員 私は運輸関係のことにつきまして二、三点質問をいたしたい。運輸大臣、関係政府委員、国鉄の方にお伺いいたしたい。  まず第一にお伺いいたしたいのは、地方的な問題でございます。私は埼玉県でございますが、武蔵野線のことです。この武蔵野線というのは、昭和三十二年だったと思いますが、鉄道建設審議会におきまして新しい建設線として決定をした。「経過地は我孫子付近から東北本線を経て所沢及び中央線に連絡する路線として、我孫子付近から東北本線に至る区間は直ちに着工するものとする。」こういうような決定がなされたはずでございます。埼玉県といたしましては、地方の事情もございまして、埼玉県を縦断する路線は東北線……


31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は少し地方的なこまかい問題でございますけれども、たまたま予算委員会の分科会が開かれます機会に、労働問題について労働省並びに警察庁関係のほうにお伺いをいたしたいと思います。  それは、たまたま私が住んでおります浦和市にある会社でございますけれども、関東レザーという会社がございます。これはレザーその他の製品をつくっておる、約二百三十名くらいの社長以下の会社であります。ビニールレザー、消火綿レザー、合成皮革、そういったような品物を生産をしておるところです。同時に販売もいたしておりますが、浦和ではかなり、一応名の通った企業でございます。実はここで労働争議がずっと起きております。去年の九月……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は、この間サンデー毎日の三月三日号に記載されております「団地に来た米軍命令」という記事とか、あるいはその後、朝日新聞の記事に「米軍の電波がお通り」「基地周辺の“生活”を規制」そういう報道がなされておるので似りますけれども、最近ベトナム戦争が非常に熾烈をきわめると同時に、こうした日本にある米軍の通信基地周辺の、いわゆる電波妨害規制の問題が大きくクローズアップされつつあるわけであります。この問題は、周辺の市民の生活と非常に重大な関係がございますので、この点については、いままでほかの委員会等において質問もあったようであります。私は、たまたま私が住んでおりまする近くに当該の大和田通信所が……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は時間を非常に早くやる関係で、協力するために、本来一時間の持ち時間があるのでありますけれども、三十分で切り上げたいと思います。したがいまして、質問通告などにはもっとよけいに出してあるのでありますけれども、はしょって、ほんとの一部だけについての質問になるかもわかりません。以下、法務省当局のほうに質問いたしたい。  御承知のように、法制審議会で、いまいろいろ日本の刑法の全面改正を企図いたしまして、何回か続けて法制審議会あるいはその部会等が開かれておりますが、特にその中の刑事法特別部会において、最近において新しく特徴的な、いままでと変わった考え方、こういった法文を入れたいとか、何らかそ……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)【議会役職】

○畑主査代理 以上で児玉末男君の質疑を終了いたしました。  続いて近江巳記夫君。
【次の発言】 近江君、時間が参りましたから、そろそろ結論に入ってください。
【次の発言】 以上をもって近江巳記夫君の質疑は終了いたしました。  続いて、角屋堅次郎君。

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は、本日は、東京あるいはその他、大阪、名古屋等、そうした人口が非常に急増しておる、特にそういったところの近郊の市町村の人口急増地帯の市町村において、義務教育施設費に対する特別の措置を何とか講じてもらいたいという要望がきわめて強いものがありまして、私の県も、東京のすぐ隣の埼玉でございますので、特にそうした顕著な傾向のある市町村が多いのであります。その顕著な一つの例といたしまして、私がこれからあげますのは、北足立郡の新座町という人口六万ばかりの町でありまして、このことを中心として――ただこの町に関する関係だけではないのでありまして、これを一つのモデルケースとして、文部当局あるいは自治……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は、まず最初に地下鉄の問題についてお聞きいたします。それからそのあとで、京浜東北線、高崎線、そういった方面の通勤の非常な混雑の解決策の問題こういった問題について質問いたしたい。  まず第一に、地下鉄の問題であります。これは運輸省のほうにお伺いいたしますが、私も運輸関係のほうは全然しろうとでございます。したがって、非常に素朴な、またプリミティブな質問になるかと思いますが、そういう点はひとつ教えてもらいたい。私はいま実は埼玉県に住んでおりまして、毎日京浜東北線と地下鉄を利用させてもらって国会まで通っておるわけです。若干そういう体験もあわせてお伺いいたしたいのですが、まず地下鉄です。 ……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は、中波とFMそれからUHF、この三つのチャンネルプランのことについて郵政大臣、その他政府委員に質問いたしたいと思う。それが第一。それから第二は、郵便番号制度の問題について、時間がありましたら質問したい。  まず音声放送のことについてでありますけれども、この前予算委員会の一般質問で、チャンネルプランのことについては、相当こまかく森本委員と大臣との一問一答がございました。それを私も大体聞いておりましたから、重複を避けまして、ちょっと私のわからない点をおもに聞きたい。  この間の大臣の御答弁によりますと、要するに、中波放送は非常に混信が多い。したがって各県域でやっている中波放送は、ブ……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は労働省関係で、今度の行政機構改革に関連をいたしまして、地方の婦人少年室を廃止しようという考え方があるようでありますので、その問題に関しまして、私は反対という基本的な態度をもとにいたしまして、二、三質問をいたしたいと思います。  御承知のように、今度行政の簡素化をはかるということで、行政機構改革が各省によって進められております。その中で、労働省関係で去年の暮れに、そうした都道府県における出先の婦人少年室と労働基準局を廃止して、その事務を地方の県の労働部局に委譲するというようなことが発表されました。そのことによりまして、戦後、婦人少年局の手足となってずっと働いてきた、婦人や年少労働……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○畑分科員 私は、たまたま過般、美濃部都知事が一石を投じまして大きな波紋を呼んだ、地方自治体による公営ギャンブルの廃止の問題につきまして、自治大臣その他の方々に質問をいたしたいと思います。  いま日本で行なわれているこうした公営ギャンブルは、御承知のように、農林省関係では競馬、通産省関係では自転車の競技、それとオートレース、それから運輸省の関係ではボートの競走、こうしたふうに分類されるわけでありますけれども、これがいままで地方自治体の財政に相当な貢献をしておったことは事実であります。しかしギャンブルであることは間違いない。そのギャンブルがときどき大きな八百長騒ぎ等を起こして、治安の問題等を引き……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○畑委員 私は、まず、法務大臣があと用事があるようですから、簡単に法務大臣に質問をいたしまして、それ以後国家公安委員長あるいは運輸大臣等に質問いたしたい。  先ほどの公明党の沖本君からの質問、朝鮮人の北鮮への帰還の問題と関連いたしますが、帰還の問題はもちろんのことでありますけれども、さらに人権の、やはり基本的な人道問題として問題となっておりまする朝鮮人の祖国往来の問題、いわゆる里帰りの問題について、外務省と法務省とで所管をしておるわけでありましょうけれども、いままでの里帰りに対する政府のやり方というのはきわめてなまぬるい。いままでに合わせてほとんど十指に満たない程度の人しか北鮮に里帰りさしてお……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/05、32期、日本社会党)

○畑委員 私は無過失責任の問題と公害罪処罰法案の問題と二つに限定いたしまして、主として法務大臣に対して質問をいたしたいと思います。この問題につきましては昨日、同僚の議員からいろいろこまかい質問がございまして、問題点は大体浮き彫りにされたと私は思っております。したがいまして、私はこの問題について詳しくまた同じような質問をする考えはございません。ただ、若干詰めが足りないところもございましたので、そうした問題について重点的に質問をし、そのほかに、昨日の質問になかった点についてこの両問題について質問を、限られた三十分でありますが、いたしたいと思います。したがいまして、答弁されるほうにおきましても、ぜひ……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○畑分科員 私は、かねて、公害国会のときにも問題となりました公害に関する無過失賠償責任の立法の問題について、それを中心として、公害担当大臣の山中さんと、それから法務省の民事局長にお尋ねいたしたいのであります。  公害国会のときに私も、山中さんとも、また、当時の法務大臣の小林さんともいろいろ議論をいたしました。われわれは、公害対策の一環として、当然、当時世論となり出しました公害に関する無過失賠償責任の法案を政府で用意されると思っておったのでありますが、残念ながら、いろいろの事情があって、政府としては提案にならなかった。そこで、われわれのほうで、三党で、未熟ではありましたけれども、一応の案を出して……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○畑分科員 私は、本日、運輸省当局と国鉄と鉄建公団に、それぞれ埼玉県の交通の問題についてお尋ねいたします。  私は、実は毎日電車で浦和から通っておる。したがって、そういう鉄道関係の混雑の事情を身をもっていろいろ体験しておる一人といたしまして、埼玉県の交通事情をもっともっと好転させたいという念願からきょうは質問するわけですが、この方面はさっぱりしろうとなんですけれども、私の思いつきの点も含めて申し上げて、ひとつ御所見を承りたいと思います。  一番最初に運輸省当局に質問いたしたいのですが、地下鉄線ですね。六号線と七号線、この二つの問題。六号線のほうは志村のほうから大和町のほうへ延ばして、大和町から……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1971/12/10、32期、日本社会党)

○畑委員 私は法務関係の問題につきまして、いままでのいろいろの質問とはずいぶん違いまして、きわめてじみでございますけれども、しかもきわめて短い、四十五分という持ち時間でございますので、広範にわたりたいとは思いますが、それができません。一、二の点について質問をいたしたいと思います。  まず、協定第五条による裁判の効力の問題について質問をいたします。裁判の効力の存続あるいは承認、これにつきましては、民事裁判と刑事裁判とを区別して考える必要があろうと思います。その理由は、民事裁判は人の基本的人権の問題ではあるとは申しましても、その内容が主として財産権に関する問題である。これに対して刑事裁判は、基本的……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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