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吉村吉雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉村吉雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
515位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
354位

29期委員会発言TOP100
53位
29期委員会出席(無役)TOP100
56位
29期委員会発言(非役職)TOP50
43位
30期委員会発言TOP50
36位
30期委員会発言(非役職)TOP50
31位

このページでは吉村吉雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉村吉雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 運輸委員会 第14号(1961/03/20、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は、現在の国鉄の運賃をめぐっていろいろな問題が内外にあるわけでございますが、その中で特に重要だと考えられますものは、この国鉄の大企業を運営するにあたっては、四十数万に上るところの従業員の協力がなくしては、国鉄の経営というものはどうしてもうまくいかないのではないか、こういうふうに考えておりまして、特にそういう従業員の現在の業務の実態から、国鉄がどのような考え方を持っておるかというようなことを質問の重点にしようと思っておったのでございますけれども、はからずも今この委員会に来る途中に、国鉄の労使の関係について非常に大きな影響を与えるであろうと思われますところの、しかも従業員全体に大きな……

第38回国会 運輸委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○吉村委員 一昨日でしたか、私の質問の途中で散会になって、そのままになっていますので、引き続いて質疑を続行したいと思うのですが、特にこの際申し上げたいと思いますのは、きょうの公聴会にも見られますように運賃法を改正するという問題は、全国民が非常に注目をしておる問題でございますし、同時にまたそれは今後の日本の経済発展にもきわめて密接な関係を持っておる、こういう問題でもございますから特に慎重に審議をしていかなければならぬ問題だと思います。  そこで私は、国有鉄道が運賃の引き上げをしなければならない、そういうことを現在提案いたしておるわけでございますけれども、では、はたして国鉄の現在の経営の実態という……

第38回国会 社会労働委員会 第32号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○吉村委員 質問に入る前に、ちょっと委員長代理に聞いておきたいのですけれども、国会は時間が守られないというのは来てみて大体わかったのですが、委員会には定足数というのはあるんですか。
【次の発言】 今の話については深く追及はしませんが、しかしあまりいい慣行ではないように思います。与党の方の出席は特に悪いようですから、今後の委員会の進行については、国民が十分納得するような委員会が開催されるように、この委員会を中心として今までの悪い慣行は直すように努力をしてもらうことをまず要望したいと思います。
【次の発言】 この雇用促進事業団法案につきまして、その提案説明の中に、産業間あるいは地域間の労働力のアン……

第38回国会 社会労働委員会 第35号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は、一番下積みになって働かせられておる人のための保険制度であるところの日雇健康保険法の一部を改正する法律案についてお尋ねを申し上げたいと思うわけです。  まず初めに、この法案並びに参考資料を拝見いたしまして気がついた点でございますが、この制度を改めたりあるいはその他改善をするというような場合には、健康保険法の定めに基づいて社会保険審議会――社会保障審議会の方はそういう制約はないようでありますけれども、諮問をするということになっておるようでございます。それに基づいて諮問をされたようでありますが、ここで疑問に感じましたのは、この諮問を発した日時の問題、それと答申の時期の問題、内容と法……

第38回国会 社会労働委員会 第36号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連して。ただいまの労政局長の答弁の趣旨は、公労法の十七条によって争議行為が禁止をされておる。従って禁止をされておるような行為を指令する場合には、公労法の保証を受けない、こういうような意味の答弁だと思うのです。だといたしますると、この際労政局長に見解をお尋ねしておきたいのですが、公労法の十七条には「職員及びその組合は、同盟罷業、怠業、その他業務の正常な運営を阻害する一切の行為をすることができない。又職員は、このような禁止された行為を共謀し、そそのかし、若しくはあおってはならない。」こういうように伴いてあります。書いてありますけれども、公労法に規制をされるところの労働組合というものは……

第38回国会 社会労働委員会 第38号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○吉村委員 前回の委員会で、私は公共企業体等労働関係法の適用を受けるところの労働組合において、公労法が目的としたところの労使間の安定、業務の正常な運営、こういうものがなぜ一体期待通りに、その目的通りに実施でき得ないのかというようなことを中心としながら、その根本的な原因となっているものは公労法の持っているところの矛盾点、特に憲法に保障されておりますところの労働者に対する団結権、団体行動権、こういうものを不当にもマ書簡を契機としてこれを制限をする、そういうところに根本的な原因があり、しかもまたその公労法の適用にあたって、労働運動というものがだんだんと高揚をして参りましたのに、これを公労法をもって弾……

第38回国会 社会労働委員会 第39号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○吉村委員 国鉄の熊本管理局関係の問題について、この前の場面から引き続いてやっていきたいと思います。  この前熊本の操車場の照明の問題につきまして、実は安全衛生規則百九十五条あるいは八十九条、こういった問題で労働省側の見解を求めて、一体操車場というのは作業面なのか、通路なのかということで、少し問題が明らかにならないままで終わっているわけです。そういう明らかでないところに紛争の原因がありますから、従って監督官庁としての労働省としては、あるいは基準監督局長として、国鉄内にあるところの操車場あるいは構内、こういったものの照明をどういう考え方で規制をし、これを指導しているのか、こういうことについてまず……

第39回国会 運輸委員会 第11号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○吉村委員 実はしばらく国鉄の現場の方を二、三歩いて、今非常に国鉄の職員の中でいろいろ物議をかもしている問題がある。それは何かと言いますと、全国の車両修繕の二十七工場の将来の動向について、廃止もしくは縮小、そういうようなことで職員が将来に対して非常に不安を持っておる、こういうようなことを私は見聞をして参りまして、特にこの点について国鉄当局の見解というものを明らかにしておきたい、このように考えるわけですが、その具体的な内容に入る前に一つお伺いをしておきたいと思いますのは、世上一般にそうでありますけれども、特に国鉄の経営に当たっておるところの当局の幹部の頭の中に、ややもすると、国鉄というものはお客……

第39回国会 社会労働委員会 第8号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は今回提案されておりますところの、年金の通算通則法の問題について、一、二、今該当者間で起こっている問題等について見解を聞かしてもらいたいと思うものです。  国民年金制度が発足をしてから、国民皆年金という状態になってきたわけですけれども、しかし御承知のように、日本の年金制度というのはそれぞれの沿革等から考えてみまして、非常にそれぞれ中身に相違がある。こういう点が大へん論議の焦点になっていると思います。これらを統一的にしていくということについては、将来の問題として厚生省等も再三言明をされておるわけでありますけれども、同時に今回のそれぞれの年金制度というものについて、受給資格を得られな……

第39回国会 社会労働委員会 第13号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○吉村委員 第三班の調査概要を御報告申し上げます。  当委員会の決定に基づきまして、大阪、京都両府下における厚生労働行政の実情調査のため、中野委員長を初め井村、澁谷両委員及び私の四名が十一月十二日出発、現地に出張、関係出先官庁より実情を聴取し、特に大阪においては釜ケ崎地区居住者の民生、労働関係、成人病センター及び炭鉱離職者就職先事業場、京都においては、西陣織物工場休業に伴う労務管理の状況、環境改良住宅及び陶工職業訓練所等を視察調査に当たりました。そのうちおもなるものにつき、概要御報告申し上げます。  まず大阪市釜ケ崎地区の状況については、東京の山谷地区など他の大都市にも同じような問題を擁してお……

第40回国会 運輸委員会 第5号(1962/02/02、29期、日本社会党)

○吉村委員 ただいま壽原先生から質問があって、自動車局長の力から答弁がありました福島県に日通系の会社がタクシー経営の新免申請をしておるということについて、実はこの問題は地方におきまして非常に大きな問題になっております。従って、ここに八百板先生等も来ており、地方の議員も来ておるのですが、この問題は単に福島県に関係をするという問題だけでなくして、先ほど自動車局長からも答弁がありましたように、中小企業をどうするか、大資本と中小企業との産業分野をどういうふうにするかという問題とも関連します国家的な産業政策から見ていかなければならない、こういうように考えまして、先ほど自動車局長から答弁がありました点につ……

第40回国会 社会労働委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○吉村委員 私はきょうは、特に国民年金制の問題について今国会に改正案が出されておりますから、その改正案を除いた現状、こういうことについてお伺いをしたいと思っておりますけれども、その前に、現在の社会保障制度全般についての大臣の見解をまず伺っておきたいと思うのであります。  申し上げるまでもないと思うのでありますけれども、社会保障政策というものが非常に重視をされて、国民皆年金あるいは皆保険、こういう工合に形の上では相当整備をされて参ったわけでありますが、しかし、内容的に見ますると、非常に不均衡がある。また、その不均衡についても、特に問題だと考えられるのは、低所得者に対するところの給付というものが非……

第40回国会 社会労働委員会 第9号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は、きょうは賃金関係につきまして、特にその賃金問題の重要な柱ともいうべきところの最低賃金法の実施現況についてしぼりながら、大臣並びに当局の見解をお伺いしたいと思うのです。  初めに、昨年の六月、労働省で発表いたしましたところの三十五年度の労働経済の分析、すなわち労働白書というものを発表されましたけれども、これを要約いたしますと、三十五年度におきましてはその雇用が非常に好転して、三十四年度に比べて大体一一・四%の雇用上昇を示したということが報告されております。第二には、賃金関係につきましても非常に大幅な上昇を示しまして、特に中学あるいは高校の卒業者の新規給与が大幅に上昇を示したとい……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連して大臣に質問いたしますが、郵政省の処分の問題について、僕が過般来の委員会でいろいろ質疑が行なわれておるのをずっと聞いてみまして、特徴的に一貫していると考えられることは、昨年の春闘ですか、この時期から郵政省当局が全逓との労使関係について、処分をもってやっていきさえすれば、自分たちの考えているような、そういういろいろな政策が行なわれ得るのではないかという考え方が、非常に根強く働いているのではないかというふうにどうも私には感じられてならない。今の人事部長の答弁等を聞いてみましても、きわめて挑戦的だというふうに私は受け取るのです。たとえば当時の組合の闘争の状況がどうであったとかこうで……

第40回国会 社会労働委員会 第21号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は 前国会で制定されましたところの児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、若干政府の見解をただしておきたいというふうに考えます。  この児童扶養手当法の前国会におきますところの提案の説明を聴取いたしておったわけでありますが、これは社会保障制度の一環として、母子家庭及びこれに準ずる状態にある児童に手当を支給する、そうして児童の福祉の増進をはかるという立場で提案されておるのでありますが、しかし、その後の審査の経過から明らかになって参りましたのは、それは現行国民年金法の補完的な性格を持つものであるということが、政府側の答弁によってほぼ明らかになってきたというふうに考えられるわけで……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○吉村委員 ただいままで駐留軍労務者のきわめて不当な労働条件下にある問題について、この委員会で審査を進められておったわけでありますが、私は、非常に長い間労使慣行としては訓練をされて参ったはずの国鉄の労使の問題について、これから若干質問をしていきたいと思うのです。総裁が出席することを要求しておいたわけでありますが、事情によって来れないそうでありますから、一つ責任を持った答弁をしてもらいたい、このように前もって要望をしておきたいと思います。昨日の夕刊を見ますと現在の国鉄の労使関係というものがただならぬ状態にある。新聞の報道するところによりますと、国鉄労働組合としましては、今までの国鉄の労使関係と全……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連して。この前児童扶養手当法案で若干時間の関係で残っていましたので、残っている点をお聞きしておきたいと思います。この前の質問の際に児童局長の方から、中央児童福祉審議会の方で具体的に検討する素案というものを先月の末ごろにやる、こういう答弁があったわけです。それは開かれたのか、開かれたとすればその経緯はどういうふうになっておるのか、一つ聞いておきたい。
【次の発言】 私は、何といいましても、児童手当を早急に作り上げていかなければならないというのが、今の日本の社会保障制度にとって非常に大きな問題になっておると思うのです。そこで、この児童手当を制度化するのにあたって、現在提案をされ、今一……

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は、きょう、労使関係の正常化ということをどのようにして実施をして実現していくか、こういう立場に立っての質問をしていきたいと思うのですが、これから私が質問をする内容は、現象的には一地方に限られた問題ではございますけれども、その背景なりその底流というものを見て参りますと、今労働大臣を初め政府が強調いたしておりますところの労使の正常な関係維持、こういうものに非常に大きな関連を有するというふうに考えまするし、同時に、日本の特徴とも考えられますところの中小企業の問題、これに関連する中小企業の労使の問題、こういうことに関係をいたしますので、このような点についてどういうように考えておるのかとい……

第40回国会 社会労働委員会 第27号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○吉村委員 先ほど来、戦傷病者戦没者遺族等の援護法の問題あるいは留守家族援護法等の問題について、やや詳細に質問が行なわれ、これに対して政府の答弁があったわけでございますので、それらの問題について、私は重複を避けながら要点について、限られた時間でございますので、大臣ならびに関係当局の見解をお伺いしておきたいと思うのですが、今回のこの戦傷病者戦没者遺族等の改正につきましては、その改正内容については一応の前進を示しておるというふうに考えますけれども、しかしながら、これはあくまでも現在その適用を受けておる人に限られた問題でございますから、私は、むしろこういった法律がありながらもその適用が受けられないで……

第40回国会 社会労働委員会 第29号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連して。実はこの八戸鋼業の争議につきましては、前週の委員会で私からいろいろ問題を取り上げて、労働省側の見解をただしたものでありますけれども、特に私がその中で監督官庁としての労働省としてなすべき事項について指摘をしました中には、現地の基準監督署の方としては、労働災害が非常に多い事業所であるために、特別事業所として指定をしておる、こういう事業所になっているはずです。ですから、十分災害の問題あるいはその他の基準法関係の問題については、監督を強化をしてやっていくというのが建前であったはずだと思いますけれども、これが私のこの前の質問に対する答弁に関する限りでは、どうも形式的に過ぎてしまって……

第40回国会 社会労働委員会 第35号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連して少しお尋ねをしておきますが、実は私もこの国鉄の労使関係について、今小林委員からも再三指摘されておりますけれども、この前の二十八日の当委員会における吾孫子副総裁の答弁の内容、その態度等から考え、あるいはそれ以降の国鉄当局のとって参りました態度とあわせて考えられますことは、どうしても、誠意を持って団体交渉をするという答弁をしておりさえすれば、あとは時間が過ぎれば事は終わる、こういう気持があなた方の心の奥底にあるように考えられてしようがない。これはどうしてもその疑念というものを払拭するわけにはいかないのであります。と申し上げますのは、実は今度の問題というのは、通常の労使紛争とは少……

第40回国会 逓信委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○吉村委員 きょう私は特に時間をさいてもらって――おそらく大臣の方でも御承知になっておって、今頭を悩ましている問題だろうと思うのでありますが、福島県の民間テレビの許可問題について、大臣並びに関係当局の見解を承りたい、このように考えておるわけです。  申し上げるまでもございませんけれども、テレビが非常に急速に普及をいたしておるのでありますけれども、全国の中で福島県だけが民間テレビを視聴することができない、こういうことで約五カ年間も経過をいたしておるわけです。これは、福島県民にとりましては非常に迷惑な話で、県民全体としまして、一刻も早くこの民間テレビが開局されるように願っておるのでありますけれども……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は、きょうは前国会で大へん長期間にわたって本委員会で調査を尽くしましたところの駐留軍労働者の労使の関係、こういうものについて、異例とも言うべきところの委員会の意思を代表して委員長が政府に対して五項目の申し入れをした、そういうことのその後の経過について、特に当面問題になっておりますところの駐留軍労務者の給与の問題、この解決をめぐって派生しましたところの労使の紛争、こういうことについて担当官庁の見解を承っておきたいというふうに考えるわけです。  その立場というものは、国会で相当長い間にわたって議論をして一応の結論が出た、その出た結論というものが行政の面でどういうふうに生かされておるの……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○吉村委員 関連。ただいまの新潟並びに金沢鉄道管理局内の昇給と昇格、これについて今吾孫子副総裁の方から答弁がございましたけれども、私の調べている内容とはだいぶ違っております。今吾孫子副総裁が答弁をしたものは一、二の駅を事例としてあげておるのですが、私の方も相当詳細に調べたものがございますけれども、これは今回の不当労働行為の中での非常に重要な問題点であると思いますので、正確を期する意味で、一つ国鉄当局としては、この問題が起こった以降の、昭和三十三年以降の一月並びに七月期の昇給の実績を、組合の所属ごとに資料を本委員会に提示していただくようにしていただきたい。

第41回国会 社会労働委員会 第12号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○吉村委員 山中先生以下参考人の方々には、非常に貴重な意見を拝聴いたしまして、ありがとうございます。この失業問題、特に今問題になっております失対事業をどうするかということについては、各方面から大へん注目をされておるわけでございまして、本委員会でも再三にわたって取り上げられておったわけでございます。この失対事業の中に、現在の就労者が非常に滞留をしておる、あるいは婦人が多くなったとか、あるいは能率が上がらないとか、いろいろ現象面ではたくさんの問題が指摘をされておるわけでございますけれども、失対事業の中に起こっておる幾つかの現象面だけを取り上げてみても、本質的な解決にはならないような気が私はいたすわ……

第43回国会 社会労働委員会 第4号(1963/02/05、29期、日本社会党)

○吉村委員 私はきょう、非常に今、日本の国にとって重要な雇用の問題について質問をさせていただきたいと思います。  雇用問題につきましては、前国会並びに今国会における大臣の所信表明の中でも、非常にこれを重要視して諸般の施策を行なうということを言っておるのでありますけれども、さらに、今の政府の政策の中心と考えられますとえろの所得倍増計画、この中でも最終の目標として完全雇用に進んでいく、こういうことが言われております。私がまず冒頭にお尋ねを申し上げたいのは、この所得倍増計画の中で述べられておりますところの完全雇用の方向に進んでいくというその考え方と、大臣の所信表明の中で述べられましたところの完全雇用……

第43回国会 社会労働委員会 第8号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○吉村委員 きょう、私は、池田内閣の非常な重要施策といわれておりますところの社会保障の問題、これは池田内閣ばかりでなしに、国民のすべてが要求し、要望している政策でございますが、この社会保障の施策を進めるにあたっての厚生省としての、厚生大臣としての心がまえといいますか、あるいはその政策推進にあたっての体系とでもいいますか、そういうものについて、若干お尋ねをいたしておきたいと思うのです。特に、わが国の社会保障の中で全般的に大きな問題といわれておりますのは、それぞれの制度間の不均衡、こういうものがありますので、これをどういうふうに是正をするのかということが大へん大きな問題になっております。ですから、……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○吉村委員 ただいま与党議員の方から、完全雇用への方向についての、大へん熱意ある意見の開陳があったわけでございますが、私ども野党といたしまして、今まで主張しておったようなことを澁谷委員が大へん強調をされたことについて、心強く思ったわけでございますけれども、現実にはなかなかそういうふうな政策がとられていかないというところに問題があるわけですが、私はきょう、今問題になっておりますところの雇用促進事業団法の改正にあたって、この法律が制定をされるときの趣旨、こういうものにのっとりまして、どういう状況に今日なっているかということを中心にして、若干当局の見解を承っておきたいと思うわけです。  この雇用促進……

第43回国会 社会労働委員会 第16号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○吉村委員 実は、この前の委員会に大臣が出席をしなかったものですから、留保している問題があるのであります。大臣のこれからの答弁をいただくにあたって、その理解といいますか、この前の委員会の過程を知っていただくという意味で、若干事務当局に私の方から質問をして、それで私の理解の仕方に誤りがある点は事務当局の方から指摘をしていただく、そういうことにして、それから大臣の答弁を伺いたいというふうに私は思います。  まず第一に、この前の私の質問に対して、日本の政府でいうところの完全失業者というのは、労働力調査に基づいて、就職活動をしておりながらも週一時間以上の就業の機会がなく、かつ所得がなかった者ということ……

第43回国会 社会労働委員会 第17号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○吉村委員 医務局長が来る前に、少し別な角度からの質問をしておきたいと思うのです。  実はこの医療金融公庫法が制定されます際の提案説明ないしは国会における議論、こういうものを一応議事録をもって読ましていただいたわけでございますが、その中で、この医療金融公庫法は、医療の国民に対する充実と普及、こういう目的を持って、私的医療機関に対して低利の金融を行なっていくということがいわれておるのでありますけれども、そこで私は若干観点を変えて、少し当局の見解を承っておきたいことがあるわけです。その一つは、農林漁業金融公庫とか、あるいは中小企業に対する金融公庫とか、国民に対する金融公庫とか、こういう公の金を使っ……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○吉村委員 雇用促進事業団法の一部改正にあたって、内容の問題よりも、現在の雇用の情勢等についてどのように労働省が理解をし、それに対してどうその対策を進めていくかということの方が、今日まで大へん問題になっておるわけです。それは問題になるのがあたりまえだと思いますけれども、今の質疑応答の中にも出ておりましたが、労働省の失業対策というものについては、産業ごとあるいは職種ごとによって非常に相違が見られる。こういうことでは、私はいけないのではないかというふうに思います。貿易自由化によって、相当に産業構造の改善が必至な状態になっておる。雇用の状態も、これに対応するかのように変動が見られる。こういう状態であ……

第43回国会 社会労働委員会 第20号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○吉村委員 母子福祉資金の貸付等に関する法律の改正案について、今日まで相当質疑が続けられたわけでありますが、それらとの重複をできるだけ避けながら、若干の点について当局の見解をただしておきたいというふうに考えます。  まず第一にお尋ねを申し上げたいのは、母子家庭というのは、戦後、戦争という特殊な条件下において相当大量にあったわけですけれども、その後十七年余を経た今日の状態の中で、一体母子家庭というものはどういう推移を示しているか、言いかえますとふえる傾向にあるのか、あるいは減少の傾向にあるのか、これは戦争という特殊な条件下のものを除いて、厚生省としてはどのように把握をしておるか、まずそのことをお……

第43回国会 社会労働委員会 第21号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○吉村委員 実は大へん時間もおそくなったのですが、これは開会がおくれているわけですからやむを得ないと思うのです。特におそくなったのにもかかわらず、きょうこの問題を私が若干明らかにしておきたいと思うのは、このごろ公庫、公団あるいは事業団、こういうものが大へん数多く設立をされるわけでありますが、これらの公庫、公団の労使関係の問題については、監督官庁が政府であるということのために種々問題をかもしており、かつ労使の関係というものの解決を複雑にしているきらいなしとしません。従って、労使の関係を正常にしていくために、法律的にどういう欠陥があるのかというようなことを把握して、そうして労使の関係というものをで……

第43回国会 社会労働委員会 第31号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○吉村委員 この労働災害の防止に関する法律案につきましては、再三審議が行なわれておるわけでありますが、ここでさらにこの法案の持っているほんとうの目標というものは一体何なのかということについて、若干根本的な問題を明らかにしていただく、同時に、基準法なりあるいは安全衛生規則なりとの関係の問題について、具体的な事項について当局の考え方を明らかにしていただくようにしたいと思います。  実はこの法案をずっと通読してまいりますると、ねらいというものは労働の安全を目標にする、こういうことのために民間の協力を受ける必要がある、こういうことが書かれておるわけでございますが、読めば読むほど、安全の山を目標にしてお……

第43回国会 社会労働委員会 第42号(1963/06/10、29期、日本社会党)

○吉村委員 一つだけお伺いします。この失対事業の問題というのは、実は私は失対事業それ自身の問題ではないというふうに考えておるわけです。もし、先ほど来岩井参考人も触れましたように、日本の今日の状態の中で社会保障の政策が充実しておったり、完全雇用の方向が指向されておったり、あるいは正しい意味での最低賃金制というものが確立しておったとするならば、国会やその他で議論するまでもなく、この失対事業をめぐる諸問題というものは、解決しているはずだと私は、考えます。  ところで、今回政府から提案されておりまする法案の中では、特にいま雇用問題の中で一番重要だと考えられております中高年齢労働者に対する雇用対策という……

第43回国会 社会労働委員会 第43号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○吉村議員 私は日本社会党を代表いたしまして、家内労働法案についてその提案理由及び内容の概要について御説明いたします。  わが国の労働基準法は、雇用関係にある労働者に対象とするものでありまして、商社工場または問屋等の業者から委託を受け、そのものの製造等を目宅等で行なう家内労働者に対しては、法の適用がないのであります。  わが国の家内労働には陶磁器、漆器の製造業、西陣織をはじめとする織物業の伝統的技術による手工業的生産の専業的なものと、竹製品、わら工品等の農家の余剰労働力を利用して発達した副業的なもの、さらに主として未亡人、半失業者、低賃金労働者の家族等によって行なわれている被服、手袋、造花、玩……

第43回国会 社会労働委員会 第46号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○吉村委員 だいぶ時間が切迫しておりますので、単刀直入に質問しますから、簡潔に答弁を願いたいと思います。  それは、現行の国民年金法六十五条によりますと、公的年金受給者あるいは軍人恩給の受給者、こういった人々については併給の制限があるわけですが、公的年金受給者にして限度額二万四千円となっているために、併給を制限されている人数は一体どのくらいになっているのか、事務当局のほうからお伺いをしておきたいと思うのです。
【次の発言】 この併給制限の問題について、軍関係の年金受給者とそれから一般の公的年金受給者との間に、軍関係の場合には七万円を限度額とする、一般の公的年金の場合には二万四千円が限度額でござ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○吉村委員 私はきょう、三十九年度の厚生省の予算、その社会保障費の関係の中で特に社会福祉問題に重点を置きながら、若干厚生大臣並びに関係当局者の意見を聞いておきたいと思うわけでございます。  来年度の厚生省全般の予算につきましては、今年度の厚生省予算に比較しますと六百五十六億の増となっておりまして、相当増額をしておるように見えるのでありますけれども、しかしその中身を検討いたしてまいりますと、この六百五十六億の総額の中の大体四百億前後というものは、いわば自然増に充当をされなければならない金額であることは御存じのとおりであります。この中で特に問題になっております生活保護基準の引き上げ分につきましては……

第46回国会 社会労働委員会 第7号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○吉村委員 きょう私は労働行政の中で、特に雇用の問題について、大臣の所信あるいは関係当局の見解を承っておきたいというふうに考えます。  労働省が発表いたしておりますところのすべての統計あるいは調査の資料、こういうものを見ますると、現在の日本の雇用状態というものは改善の方向に進んでおる、こういうことを基調といたしながらも、なおかつその中には地域的に非常に問題がある、あるいは中高年齢者がその就職が非常に困難であるのにもかかわらず、年少者の労働力というものは非常に不足をしておる、あるいはまた技能労働者がこれまた不足をしておる、こういった事柄を指摘いたしておるのでありますけれども、言いかえますと、それ……

第46回国会 社会労働委員会 第20号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○吉村委員 ちょっと関連して質問させていただきます。難聴の問題についてはあとで日をあらためて私は少しやらしてもらうつもりでおったのですが、たまたまいま出ておりますから現在の法案の関係で少しお聞きしたいと思うわけです。  この難聴の問題はなかなかむずかしいということについてはわかるのですけれども、これを解決するために労働省の中には専門委員会がつくられたはずです。この専門委員会はいままでにどのくらい会合したのかわかりませんけれども、少なくとも七、八年の期間は過ぎたと思うのです。七、八年の期間を過ぎてなお結論が出せない、そういう専門委員会だったならばこれは何ら価値のある専門委員会というわけにいかぬじ……

第46回国会 社会労働委員会 第23号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○吉村委員 中小企業退職金共済法につきましては、これが制定される当時、中小企業経営者はもとよりでありますけれども、零細企業で働いておる労働者等には相当期待感を持って迎えられたわけでございます。それ以来五年近くになり、相当日時もたっておるのですけれども、この適用の状況というものは、どうも必ずしも当初期待したほどの普及をしていないかのごとく考えられます。そこで、現在のこの法律の適用の状況というものがどうなっているのかということをつまびらかにしておく必要があろうかと思いまするので、まずお尋ねをしておきたいのは、現在の法律のもとで二百人以下、この中小企業のもとでそれぞれの規模別に適用されるべき企業数は……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○吉村委員 ちょっと関連して、大臣の考え方をお尋ねをしておきますが、まず、仲裁委員会に移行をしたほうがいいではないかということを強調されておりますけれども、大臣はそれでは仲裁委員会で出される裁定、こういうものについて現在関係する労働者が仲裁委員会というものをほんとうに信頼して、これに従わなければならないというような気持ちになっておるかどうかということについて、どのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 もとより労働運動でもございますから、さらにこれに関連をして、政府の態度等も非公式ながら新聞に発表になったりしておる、こういう状態でございますから、去年と同じ時点でこの問題をながめるわけに……

第46回国会 社会労働委員会 第33号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○吉村委員 非常に時間が制限をされておりますから、改正法案全般の問題についての質問はできないと思いますけれども、残った部分は保留をすることにいたしまして、一、二、時間の許す範囲で大臣その他関係当局の見解を聞いておきたいと思うのです。  まず、この国民年金法が施行せられましてからわずかの期間でございますけれども、すでに何回か改正をされたわけです。また再び改正をされようとしておるのですけれども、この改正をされた傾向というものを考えてみますると、国民年金法が最初提案をされたときに、日本社会党がこの法律案の持っておる多くの欠点について指摘しておった事項が、逐次わずかずつではありますけれども、改正のつど……

第46回国会 社会労働委員会 第34号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○吉村委員 きのう時間の関係で中断をしておきましたけれども、老齢年金の額の問題、福祉年金の関係ですけれども、これらにつきましては大臣から相当積極的な内容充実への決意の表明がありましたので、その実現を期待をいたしまして、次の二、三の問題についてお尋ねをいたしておきたいと思います。  一つは、政府は国会におけるところの附帯決議というものをどういうふうに考えておるのか。附帯決議がついた場合には、大臣もこれを実現をするために努力します云々という発言が必ずつくのでありますけれども、今回の年金法の改正案の中でその大臣の決意表明と全くうらはらな、それを裏切るような状態が出ていますので、附帯決議に対する政府の……

第46回国会 社会労働委員会 第52号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○吉村委員 まず初めに、現在の政府の労働災害防止に対するところの政策の中心をなしているものは一体何ですか。
【次の発言】 労災防止の基準になるものが基準法である、あるいは労働者の人命尊重であるということはそのとおりだろうと思うのですけれども、具体的にその政策を推進するにあたって行政上いろいろな計画なりその他のことを持ち合わせているはずだと思うのです。ですから、そういうものがどういうものであるかということをお尋ねを  しておきたいと思います。
【次の発言】 大体の構想といいますか、そういうものは大まかではありますけれども説明があったわけですが、この労働災害防止にあたって、労働省が従来五カ年計画を……

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○吉村委員 ちょっと関連をして少しお尋ねをしておきたいと思うのですが、いままでお話を聞いておりますと、南部理事さんに全権を委任しておる。そのことに対して組合側は南部理事の過去の言動等からして全権を委任されておるかどうかについて疑点を持っているということがだんだんと時間の経過とともに感情的な対立を呼んで膠着状態になっておるというふうに、私はいままでの議論を通じて理解をしてきたわけです。こういう場合に一番大切なことは、あまり四角定木に事を考えないということだと私は思うのです。従来どこの団体交渉、労使関係におきましてもそういう膠着状態に入った場合の措置としては、たとえば全権を委任をしておる南部理事と……

第48回国会 災害対策特別委員会 第12号(1965/07/09、30期、日本社会党)

○吉村委員 だいぶ時間が経過しておりますから、七月一日に福島県を中心として発生いたしましたひょう害、突風、それに基づいた農産物の被害の問題について、関係各省に簡潔に質問をしたいと思います。  いま総理府の担当官が来るそうですから、それまでの間にお願いしますけれども、きょうもそうですが、災害が起こった場合に、各関係の知事なり、あるいは市町村長なり、それぞれの議会から、たとえば天災融資法を適用してもらいたいとか、あるいは激甚地の指定をしてもらいたいとか、そのほかいろいろな陳情がそのつど起こってくるわけです。私は、災害ということに対する対策は本来緊急を要する問題だと思いますので、そういうような今日の……

第48回国会 社会労働委員会 第1号(1965/01/20、30期、日本社会党)

○吉村委員 たいへん先輩の各委員から、こちらで質問をしようと思う幾つかのことが出ておりますので、重複を避けてしかも制限された時間でありますから、断片的になるかと思いますけれども、今後の医療行政の問題等の解決のためにも若干質問しておきたいと思います。  一つは、先ほど滝井委員の質問の中で、本日支払い者側委員と厚生大臣が会見をした、その結果、さらに支払い者側委員に対しては翻意を促すというような努力を続けていきたい、そういう趣旨の答弁がありましたが、この会見は公開でやったのかどうか、それから、聞くところによりますと、きょうの会見で、支払い者側各委員は、今後厚生大臣からの会見要請があってもそれには応じ……

第48回国会 社会労働委員会 第12号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○吉村委員 厚生省では、医療費の職権告示以来、薬の問題でたいへん薬になるような意見が多かったと思うのですが、あんまり薬になることばかりでもどうかと思いますから、これから私は、社会保障の今後の政策上の問題、特に社会福祉の関係について若干御質問を申し上げて、いままでの厚生大臣の失地を回復されるように、またそういう趣旨の決意を特にお聞かせを願いたいというふうに思うわけです。  初めに、これは事務当局でけっこうでございますが、政府の中期計画によりますと、昭和四十三年度の国民所得に対する振替所得は、その割合を七%というふうに見込んでおることが発表されています。 三十八年度の実績は五・三%、こういうふうに……

第48回国会 社会労働委員会 第23号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○吉村委員 私は、いまたいへん問題になっておりますところの賃上げの問題を中心にする労使の紛争、その中での公労協関係の問題、特に電電の労使の関係、こういうことについて、若干質問をしておきたいと思います。  まず初めに、電電総裁にお尋ねしたいのですが、総裁が新たに任命をされましたのは、二十日の閣議で決定、こういうふうになっておりますけれども、その二十日の日に総裁が新聞で談話を発表しております。この談話はたいへん異例なものだというふうに新聞も書いておるのですけれども、通常、新たに任命をされたというような場合には、今後新しい任務のために云々というようなことが言われるのですけれども、あなたの第一声という……

第48回国会 社会労働委員会 第26号(1965/04/30、30期、日本社会党)

○吉村委員 たいへんおそくなりましたけれども、重要な法案でもございますので、いままでの同僚委員の質問等についてもいろいろの用件でこれをつまびらかに聞く時間もないような状態でもありましたから、できるだけ重複を避けながらお尋ねをしていきたいと思うのです。  まず初めに、現在のわが国の社会保障制度全般にわたって、特にこの場合には所得保障制度についてでございますけれども、制度がばらばらに存在をしておる、こういうことが非常に問題になっておることは、大臣も御承知のとおりかと思うのです。しかもその歴史的な経緯から見まして、制度の給付それ自体がまたばらばらになっておる。そのばらばらの中でも、低所得階層に対する……

第48回国会 社会労働委員会 第38号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○吉村委員 関連をして簡潔に二、三お尋ねをしておきます。  今度の炭鉱爆発の問題は、私は爆発事故であるというところに非常に考えなければならないことがあると思うのです。ことしになってから、すでに三回にわたって同じような事故が起こっておる。こういうことでございますから、この原因というものについて政府がもっと本腰を入れて対策を考えておったならばあるいは未然に防げたのではないか、こういうふうに考えられる節々があるわけです。私は、いまのこの炭鉱の事故の問題をめぐって考えなければならないことは、何といっても政府の石炭政策というものが根本的に間違っておる。外国の石油との競争場裏にこれを立たしめようとするとこ……

第51回国会 社会労働委員会 第4号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○吉村委員 委員会初めての厚生関係の質問ですから、これからたくさん時間もあろうと思いますので、きょうは厚生省の予算の一般的な問題等について、主として厚生大臣の見解、あるいは将来の厚生行政、なかんずく社会保障政策の展望なり計画、こういった事柄について若干質問をしたいと思うのです。  四十一年度の予算の特徴というものをとらえてみますと、何といいましても戦後初めて公債が発行される、公債政策に踏み切ったということが非常に特徴的なものだろうというふうに考えます。この公債発行全体の問題が、どういう影響をわが国の将来あるいは今日の国民生活に与えるかということにつきましては、予算委員会等で相当議論をされており……

第51回国会 社会労働委員会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○吉村委員 きょう私はたいへん長い間問題になっておりまして、しかも今日なお国際的にも国内的にも相当議論をされておりますところのわが国の最低賃金法の実情、これに対するところの政府の考え方、こういったものについて労働大臣の責任のある答弁をお願いをしたい、こう思っておるわけですが、この最低賃金の問題に入る前に、これとは全く異質のものでありますけれども、職業病関係の問題について、職業病の中の、これも未解決になっておりますところの職業性難聴、これのその後の労働省の取り扱い等について初めにお伺いをしておきたいと思います。  それで、この職業性難聴で非常に社会生活の面で困っている人の人数あるいは現在の政府の……

第51回国会 社会労働委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○吉村委員 ちょっと関連質問さしていただきたいと思います。  保育所費の中で、寒冷地帯に対して採暖費が出されていると思うのですが、これはどういう区分で出しておりますか。
【次の発言】 私が採暖費と申し上げているのは、全体を含めて言っているのです。職員の事務運営費というのですか、それと子供に直接要する採暖、こういうものは、北海道とそれ以外の地域で区別されてはおりませんか。
【次の発言】 田中現委員長が北海道出身だからというわけではないと思うのですが、そういうつもりで言うのではないのですが、しかし、この寒冷地に対する採暖というのは、北海道だからあるいはそれ以外だからという区分けのしかたは、私は問題……

第51回国会 社会労働委員会 第7号(1966/03/08、30期、日本社会党)

○吉村委員 きょうは、労働行政の権威者であってきわめて高邁な識見を持っておる天野次官がおりますが、実は私は天野次官とは同じ選挙区でございますので、その高邁な識見等については後日承ることにして、きょうは、大臣不在ですので、最賃法の問題についてこの前の委員会で少しく労働省の方針等をお尋ねしましたが、なおその際最終的に質問を保留にしておきましたので、このあと大臣が出席をされておる時期に質問を続行したいと考えています。それに先立ちまして、その際に時間をできるだけ節約するという意味で、実は局長のほうから、きわめて断片的に質問をしますので簡潔に御答弁をいただきたい、こう思います。  第一番目は、この前私が……

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○吉村委員 少し関連して大臣の考え方をただしておきたいのですが、昨年の一月だったと思いますけれども、総理の施政方針演説に対する私の代表質問の中で、実は出かせぎの問題に触れまして、これほどまでに大きな社会問題になっているこの出かせぎの問題について、労働省が主管となってこの対策を立てるのか、あるいは農林省が主管となってやっていくのかという端的な質問に対して、当時の赤城農林大臣が明確に答弁をされましたことは、それは農政の中で解決をしていきます。こういう答弁でございました。 私は、本会議でもありますから、それ以上突っ込んだことは言えなかったのでありますけれども、その答弁の趣旨というものは、大体のところ……

第51回国会 社会労働委員会 第11号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○吉村委員 労働組合法が制定をされて以降、種種問題はありながらも、この組合法が日本の労働運動の上でいろいろの役割りを果たしてきたのですけれども、この組合法の改正の審議に先立って、初めに若干、雇用上の問題でひとつお伺いをしておきたいと思うのです。  職安局長がまだ来ていないそうでありますけれども、実は労使関係の中でも、あるいは労働者の福祉という面から見ましても、あるいは日本の将来の雇用の問題等から見ましても、最も大切だと考えられますのは、特に日本の場合には不完全労働者、潜在失業者といわれる問題が非常に重要だというふうに私は考えます。そこで、潜在失業者の問題については、当委員会あるいは参議院の社会……

第51回国会 社会労働委員会 第13号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○吉村委員 きょう私は、健保三法の問題を中心にして、その周辺にあるもろもろの問題、こういった事柄について、若干質問をしたいと思うのです。  まず初めに、改正の提案説明の中では話されておりますけれども、この健保法の改正をしなければならない、するという方針をきめた動機をなしているもの、あるいはその背景、こういったものについての大臣の考え方、これをまずお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 いまの答弁ではっきりいたしましたことは、あくまでも暫定的な方針である、こういうことでございますが、この両審議会の答申の問題については、私はあとで触れたいと思います。  いまの大臣の答弁、あるいは前回と前々回にお……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○吉村委員 議事進行について少し申したいのですが、これは健保三法の審議を促進するという意味で、この問題は審議の過程で起こった問題ですが、やはり問題は解明されなければ、どうしても前のほうに進まないと思うのです。新聞の報ずるところによりますと、厚生省当局では千葉地検に捜査を依頼する模様とか、あるいは捜査当局の応援を求めることになった、こういうふうに書いてありますので、いままでの質疑応答の中では問題が解明されないと思います。どちらかというと、警察当局の捜査が部分的に行なわれているようにも報道の中では考えられますから、近い機会に警察関係の方々に当委員会に来ていただいて、そして本問題の解明をする、それか……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○吉村委員 いま八木委員が質問している内容は、国保に対して国庫の負担が定率化されておる、ところが政管健保についてはそれがない、その理由は一体どうかという質問をしているわけですから、今後の検討事項の対象になることは明らかでしょうけれども、いまの状態でそういう差があるのは一体どういうわけかということに対する質問ですから、その質問に対して答弁をしないとこの問題は前進しないと思うので、そこはやはり大臣の所見を明確にしてもらわなければいけないのじゃないかと思うのです。

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/04/12、30期、日本社会党)

○吉村委員 きょう、私は、年中行事みたいになって、たいへん芳しい傾向ではありませんけれども、たいへん世間全般から注目を浴びており、当事者の労働者あるいは経営者等が真剣に考えているであろうところの、いわゆる春闘の問題について、特にその中で公労協の春闘の状況、これらの問題につきまして、労働省当局がどういう考え方を持ってこの春闘に対処をし、あるいは公社の各理事者に対する行政当局としての指導、接触に当たっているか、こういう問題について若干質問を行ないたいと思います。  初めに、事務当局からでけっこうでございますけれども、公労協を中心といたしますところの春闘の闘争の状況、労使の間に行なわれた団体交渉その……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○吉村委員 失業保険法の一部改正について、この失保の保険業務の中には、本来その財政の中だけで失業者の給付の改善、こういうことをやっていかなければならないのにもかかわらず、どうも失保財政の中から一般行政費と目されるような費用がきわめて多く支出をされている、こういう事柄につきましては、再三、本委員会等でも指摘をされておるのでありますが、きょうは、私はそういう意味合いで、一般労働行政の問題と、失業保険財政の問題とを何かごっちゃにしておる政府のやり方に対して、逆な立場から、少し一般労働行政上の問題についての質問を初めに行ないたいと思うのです。  たいへん話がとっぴなようでありますが、実はいま労働界の中……

第51回国会 社会労働委員会 第28号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○吉村議員 私は、社会党を代表いたしまして、社会党の最低賃金法並びに家内労働法の両案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  申し上げるまでもなく、近代国家の目標は、そこに住むすべての国民に安定と希望と生きる喜びを与えることにあります。すなわち、言いかえますならば、福祉国家の実現こそ国家の崇高な任務であります。福祉社会の実現は、社会全体の生産の躍動、その躍動に裏づけられた経済の繁栄が不可欠の条件であります。生産の躍動と発展は、生産になくてはならない労働力をできる限り大切にし、かつ、これを高く評価しなければ、とうていそれを期待することはできません。国は、そのために機能し……

第51回国会 社会労働委員会 第32号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○吉村委員 実はたいへんめずらしい問題を聞きましたので、これは雇用問題、あるいは日本の企業の海外進出、そういう問題に関連している問題でございますので、該当する人の数はきわめて少ないのですけれども、その背景となる問題は非常に大きいように考えますので、若干これから労働省、あるいは通産省、運輸省、こういった関係省の見解をただしたいと思っています。  その質問に入る前に、この際確認をしておきたいと思いますけれども、それはいま河野委員のほうから質問の過程で基準局長には答弁をしないという状況が起こったのでありますが、その原因というものを考えて見ますと、私は労働省という行政官庁は一体何を主体にして仕事をしよ……

第51回国会 社会労働委員会 第36号(1966/05/24、30期、日本社会党)

○吉村委員 この雇用対策法の政府の提案説明、こういうものから考えまして、政府が雇用問題についてやや積極的な姿勢をもって将来の雇用問題に対処をしようとしておるというそのこと自体については賛意を表するものでありますが、もちろんその中身等については、雇用問題だけ切り離して議論することのできないそういう問題がたいへん関連をいたしますので、そういった問題についての政府としてのものの考え方、こういうものをただしていきたいと思いまするし、同時に、将来に向けての雇用対策に政府として積極的に取り組んでいくその前に、今日の日本の雇用問題の中で特に問題になっている諸点、こういう事柄についてどうこれらに対処していこう……

第51回国会 社会労働委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○吉村委員 国民年金法あるいは児童扶養手当法、重度精神薄弱児の扶養手当法、三法が提案をされておりますけれども、この中で特に一番大きな影響を国民に与えるであろうところの国民年金法の問題に重点をしぼって特に相当審議も重ねられておりますから、できるだけ重複を避けて政府の見解をただしていきたい、このように考えます。  いままでの質疑の過程で、政府が、特に零細な所得者でありますところの農民あるいは中小商工業者、こういった方々が対象者になっておりますところの国民年金の制度につきましてどのように考えているかということについては、先輩、同僚の委員の質問の過程で相当明らかになってきたと思います。たいへん政府は恩……

第51回国会 社会労働委員会 第39号(1966/05/30、30期、日本社会党)

○吉村委員 関連をして、ただいまの総理の国庫負担の問題について端的にお尋ねをしておきたいと思います。  この委員会で、国民年金法で最も重要論点として議論をしてまいりましたものは、今後の国民年金の給付条件というものをどう改善し、充実をしていくか、そのためには、一体今後の国民年金財政がどういう推移をたどっていくのであろうか、こういうことが一つと、同時に、先ほど来河野委員のほうから指摘をされておりまする、本制度の適用を受ける人たちは、政府のほうでもたいへん格差是正ということで力を入れなければならなくなっておる農民の人たち、自由業、中小企業の人たち、こういう方々が該当者でございますから、これらの方々が……

第51回国会 社会労働委員会 第48号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○吉村委員 雇用対策法案の審議は本来きわめて重要な問題を包含しておりますし、今後のわが国の経済あるいは労働全般の問題にわたって関連をしておりますから、わが党としましてはできるだけ時間をとって慎重に審議を進めて、そして単に行政機関だけではなしに、すべての国民が今後のわが国の完全雇用実現の方向に一致して当たれるような、そういうような基礎をこの雇用対策法案がつくり上げられるようにという気持ちで、わが党としては今日まで審議に参画をしてきたわけでございますけれども、なおこれまでの審議の過程ではわれわれの疑問とする点等について完全に解明をされたという状況ではございません。  そこで、私はこの前の本法案の審……

第51回国会 社会労働委員会 第50号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○吉村委員 一つだけ関連させて質問をしたいのですが、この提案説明の中にきわめて重要なことが書いてあると私は思うのです。一つは、「経済の高度成長によってもたらされた人口の都市集中、農村における生活の都市化等の社会情勢の変化は、児童をとりまく社会環境を悪化させて、児童非行の増加、不慮の事故死」云々と、こういうふうに書いてあります。このことは、現在までの政府の経済政策というものが、いわば国民の生活の面にきわめて悪い影響を与えたということを肯定している。この場合で申し上げまするならば、高度経済成長の結果として、その家庭に、児童に対して、いろいろ悪い影響を与えているということを現実に政府自体が認めたとい……

第52回国会 社会労働委員会 第1号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○吉村委員 まず初めに、たいへん世間をびっくりさせましたところの栃木県黒磯町の木野俣用水隧道内に起こったところの事故について、その遺族に対する救済あるいは補償、並びに現在入院加療中の気の毒な農民の方々に対する国としての援護策等についてお尋ねをしたいと思います。  初めに、お尋ねしたいのは、きのうの夕刊あるいはきょうの朝刊によりますと、この黒磯の惨事について、政府のほうとしましては、労災補償保険法の適用は非常にむずかしいので、特別措置を考える、こういうことで、新聞の報道によりますると、労働省、農林省あるいは自治省等で協議をした結果、労災補償ではないけれども、それに見合う程度の補償を見舞い金として……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/09/09、30期、日本社会党)

○吉村委員 ちょっと関連して一問だけお伺いします。  老齢福祉年金を増額しょうということで予算要求をしておられるようですが、全般的にはたくさん問題がありますけれども、この機会に一問だけ関連をして、前の委員会の附帯決議との関係がありますので、この附帯決議をどう厚生省が生かそうとしているのかという問題からお伺いしますけれども、公務扶助料の支給を受けている方々に対しましては、老齢福祉年金の併給限度額は現在たしか十万と何がしかになっておると思うのです。ところが、それ以外の公的年金の受給者あるいは恩給の対象者、これらに対しましてはその併給限度額は二万四千円どまり、これは数カ年にわたって据え置かれておるわ……

第52回国会 社会労働委員会 第3号(1966/11/09、30期、日本社会党)

○吉村委員 私は、きょう、明年度の社会保障の政策、これを裏づけるところの予算、こういった問題について、現在予算折衝中のようでございますから、厚生省がどういう基本的な考え方を持って明年の社会保障の政策というものを進めていこうとするのか、それは将来のわが国の社会保障政策の展望にどういう位置を占めているのかというようなことを中心にして、骨格的な事柄を二、三お尋ねをしておきたいと思うのです。  初めにお尋ねしたいのは、事務当局からでけっこうでございますが、厚生省が概算要求として出しておりますところの要求額は、総額幾らになって、しかもその重点的な施策というものは一体どういうものに置いているのか、その費額……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第40回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○吉村委員 私は政府から提案をされておりまするところのこの新産業都市建設促進法の問題につきまして、特に地方開発と非常に関係のある問題でございますから、地方開発にあたっては当然に工業の分散、こういうものが計画をされなければならぬわけですから、この工業の分散にあたって、うらはらの関係を有すると考えられますところの労働力の雇用配置の問題等について重点を指向しながら、政府の考えている点をお聞きしておきたいと思うのです。  この法案が目的といたしておりまするのは、その提案説明の中で見ますると、わが国の経済というものが非常に急激に発展をした、これに伴って京浜あるいは阪神、こういう工業地帯への資本あるいは労……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○吉村分科員 私は旧軍人にして恩給を受給する資格を持っていない人たちの処遇の問題、同時に、これらの方々の社会保険上から見た均衡の問題、こういう事柄について、総務長官並びに厚生省のほうの見解を承っておきたいと思います。  まず初めに、事務当局のほうからお答えをいただきたいのでありますが、旧軍人にして恩給の受給資格を持っていない人の総数というものは、どのくらいに達しておりますか。
【次の発言】 三年以下の人たちについては全然把握できませんか。
【次の発言】 そういたしますと、三年以上にして七年未満の方が百六十万、それから三年以下の方が推定で五百万、こういうことになりますか。それを合わせたものが五百……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○吉村分科員 私は、企画庁が監督をしておりますところの、ここ四、五年来たいへん問題になっております東北開発株式会社の問題について、若干長官並びに関係当局の意見を一開いておきたいと思うのです。  初めに、東北開発株式会社の現在問題になっておる事柄並びにその問題になった原因、こういうものについて、監督官庁としてはどのように考えられておりますか、お尋ねねをしておきたいと思います。
【次の発言】 この会社は、いま長官からの答弁のように特殊会社でありますから、通常の企業というわけにはいかないと思うのです。そこで、東北開発というものを目的にする国策会社でありますから、現在までの赤字がすでに三十億にものぼっ……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○吉村分科員 河野さんはきわめて人情政治家であるということがいわれております。同時にまた実力大臣であるというふうにもいわれておりますから、そういう河野さんに対しまして、私はいま一つの具体的な問題をあげながら、はたして河野さんがほんとうに人情政治家であるのか、またそれに基づいた実力大臣であるのかということを明らかにしておきたいと思います。  初めにお聞きしておきたいのは、建設省所管の中で産業開発青年隊というものがありますけれども、この産業開発青年隊というものの発足、それ以降の役割、今日における発足の目的からするところの評価、こういうものについて、大臣でたくともけっこうでありますけれども、担当の局……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○吉村分科員 私は、きょう、遺家族の援護法の適用の問題と恩給法の適用の問題について質問をしたいと思うのです。  実は私の知っておることが間違いであればたいへん幸せなんですけれども、非常に驚かせられたことを聞いたわけです。と申し上げますのは、旧軍人に対して、戦争によって戦死をしたという公報を受けて、したがって、遺家族に対しては公務扶助料というものが支給になっておる。ところが、この戦死をしたということが誤りであって、その後、生存が確認をされたという場合については、いままで支給したところの公務扶助料というものは返還をしてもらわなければならない、まあこういうことだそうでございますけれども、そういうばか……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○吉村分科員 きょう私は、職業病のうちの騒音性の難聴の問題についてお尋ねしたいと思うのです。この間、本会議における質問で、私が石田労働大臣を老獪にして巧妙なということを申し上げましたらたいへん御立腹のようでございますから、きょうは練達たんのうな石田労働大臣にお尋ねをしたい、こういうふうに考えます。  実は、職業病につきましては各方面からたいへん今日注目を受けておるわけですけれども、労働者が長い間労働をすることによって資本からの収奪を受ける、そればかりではなしに、自分の身体までむしばまれる、こういうことが非常に多いことは御存じのとおりです。これを救済するために労災補償法があるわけですけれども、私……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○吉村分科員 今度の国会の冒頭における総理大臣の施政方針演説の中に、次のようなことを言っておるのであります。内容は、「工業、農業等の技術を身につけた青少年が、東南アジア等の開発途上にある国々の青少年と起居をともにし、ともに働きつつ理解を深め合い、親善の実をあげることは意義深いと考え、これら青少年の派遣準備を進めております。」、こういうことを総理の施政方針演説の中で言われております。 さらに、椎名外務大臣の外交演説の中でも、「新たに青年海外協力隊の派遣、職業訓練センターの設置等を予定しており、アジアを中心とする開発途上の諸国における人づくりに一そう貢献できるものと期待しておる次第であります。」、……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○吉村分科員 制限された時間ですから、ごく端的にお伺いをしていきますので、答弁のほうは、ひとつ的を射た答弁をしてもらうようにお願いをいたします。  私がきょう質問をしようとするのは、旧軍人にして、軍歴七年未満者の問題で、これらの方々の社会保障、なかんずく所得保障、諸制度間におけるところの不均衡の問題について、厚生大臣あるいは総理府等の意見をただしたいと思うのです。  初めに、恩給局上長にお伺いしますけれども、旧軍人の恩給法上の扱いは、七年以上十二年までの方々については一時恩給、十二年以上の方々については恩給、こういうことになっておりまして、七年以下の方々については、現在までのところ、国が特別の……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○吉村分科員 大蔵省令が合併地区の地域住民の利益といいますか、そういうものに反しているという事例がありますので、この点について大臣に、そして地方自治を所管をする自治省の関係者、こういう方々に見解を承っておきたいと思うのです。  私が指摘をする大蔵省令というのは、昭和三十年に出されました大蔵省令第十五号、これは題名を見てみますると「支出官等が隔地者に支払をする場合等における隔地の範囲を定める省令」、 こういう表題の省令が出ておるのですが、この省令を出しておる目的は一体何なんですか。まず初めに、事務当局でもいいですからお尋ねをします。
【次の発言】 すると、その隔地という表現があるとすれば、隔地以……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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