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西村関一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

西村関一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
723位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
931位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
508位

28期委員会出席(無役)TOP100
65位
29期委員会発言TOP100
78位
29期委員会出席(無役)TOP100
65位
29期委員会発言(非役職)TOP100
66位
30期委員会発言TOP100
70位
30期委員会出席(無役)TOP100
75位
30期委員会発言(非役職)TOP100
58位

このページでは西村関一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西村関一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第29回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、今回初めて本委員会の委員になった者であります。ただいままでの御説明なり、いただきました資料の範囲内だけでは、十分に掘り下げた質問を申し上げる段階ではないのでございますが、ただ一点大臣にお伺いをいたしたいのでございます。  先ほど同僚の足鹿委員からも指摘され、大臣もこれを認められたのでございますが、国土総合開発につきましては、地域的にもまた各省別にもきわめて密接な、大局的、総合的な企画性を持った調査、並びに実施が必要であることは申すまでもないと思うのであります。この点につきましては、先ほどお話にありましたところによりますと、各省間にはただ事務官の連絡会議程度のものが持たれ……

第29回国会 国土総合開発特別委員会 第5号(1958/09/25、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 第二班の派遣委員の報告を申し上げます。  第二班は志賀健次郎君、丹羽兵助君及び私の三名でありまして、去る二日から五日間にわたり新潟県、山形県、秋田県の三県を視察いたしました。以下順を追うて御報告をいたしますが、あわせて関係政府当局に善処方を要望する次第であります  まず第一に、新温市及びその周辺における地盤沈下問題についてであります。新潟市及びその周辺における地盤沈下は、三十二年度ころよりその徴候が著しく、東海岸地区、特に港頭地区においては、港湾施設等の一部はすでに水中に没し、年間四十五ないし五十センチメートル程度の沈下が認められその進度は漸増傾向にあり、これが根本的対策を早……

第29回国会 農林水産委員会 第10号(1958/07/07、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 米麦問題、蚕糸問題、農業災害問題、酪農問題等につきましてはすでに同僚の各委員から質問がありましたので、私は、一般基本政策に関連をいたしまして、比較的部分的な問題ではありますが、しかしきわめて重要な問題であると考えます主として農地に関する二つの問題について大臣にお伺いをいたしたいと思います。  その一つは、全国に散在いたしておりまする六千に近い未解放部落、その数は三百万といわれ四百万といわれております人々の問題であります。これらの人たちは、御承知の通り、何らの理由も根拠もなく、ただ歴史的にいろいろの支配階級のために身分的な差別をしいられて参りまして、経済的にも社会的にもきわめて……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 先ほどの小松幹委員の質問に関連をいたしまして、一、二の点を御質問いたしたいと思います。主として石坂政務次官にお尋ねをいたしたいと思います。時間がありませんから、簡単に要点だけ申し上げて参ります。  小松委員が質問をせられました中の前段におきまして、農業災害、特に九州旱害対策の恒久施策についての御質問があり、次官からも御答弁があったのでございますが、私は、午前中質問をせられました倉成委員とともに九州の旱害地を調査いたしました責任者の一人といたしまして、大体において倉成委員が質問をせられました点、また他の同僚委員から質問のありました点に問題は尽きると思うのでございますが、恒久対策……

第30回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 本日は、国土総合開発一般諸問題について、格関係大臣の御所見を承わりたいと思っておったのでありますが、いろいろな御都合で十分な時間がございませんので、最初に山口北海道開発庁長官にお尋ねいたしたいと存じます。  北海道の開発につきましては、第一次五カ年計画がすでに終りまして、第二次五カ年計画の時期に入ったのでございますが、第一次五カ年計画の成果にかんがみまして、第二次五カ年計画においてはどういう点に重点的な施策を行なっていこうというお考えでございますか、まずその点からお伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 一般的なそういう北海道総合開発の目的なり目標等につきましては、本員も……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 三浦農林大臣にお尋ねをいたしますが、本年度の農林漁業基本政策につきまして大臣の方針を承わり、三十四年度の農林漁業予算案についても次官からお話を承わったのでありますが、全体といたしまして三本の柱を立てておられるのであります。私のこの予算に対する考え方は、三本の柱が打ち立てられておりますけれども、その中でどこに重点が置かれておるかという点が明確に出ていないと思うのでありますが、概して言えば総花的な予算である。もう一つは、農業に関する問題はありましても、農民に関する問題が十分に浮び上っていない。言うなれば、農業はあっても農民がないということが感じられるのであります。  具体的に伺い……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は農林漁業金融全般についてまず御質問をしたいと思っておったのでありますが、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案がすでに本委員会において可決されましたので、本日は、この二法案に関連をいたしまして、金融行政の面について御質問をいたしたいと思います。  まず開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、ただいまも神田委員の質問の最後のところにも触れておられたのでありますが、また農地局長の御答弁も承わったのでございますが、もう一度この点につきましてあらためて質問をいたしたいと思うのであります。先ほども開拓者の代表の方々が多数本委員会に参られまして、るる血を吐くような……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 関連して……。  ただいま倉成委員から澱粉の市価の安定についての当面の問題についての質問がございましたが、これに関連をいたしまして石坂政務次官にお伺いしたいと思うのです。  最近、聞くところによりますと、アマリカのコーン・プロダクト・コーポレートが日本に進出いたしまして、このカンショ、バレイショの澱粉によるところの工業を熊本県において始めようという計画があるということを聞いておりますが、こういうようなことになりますと、一時はカンショ、バレイショの生産地に対して相当な需要が及ぶということは考えられますけれども、しかし、この会社の性質から申しまして、一年あるいは二年後には日本のカ……

第32回国会 農林水産委員会 第16号(1959/10/21、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 災害対策の問題に関連をいたしまして、私の地元の滋賀県の愛知川国営灌漑排水事業につきまして資料を要求いたしたいと思います。  今回の災害に当りましては、愛知川本流は何らのはんらんをいたしません。被害を及ぼさなかったのでありますが、支流関係や小河川関係がはんらんをいたしまして、御承知の通り干拓地が全滅するというような甚大な被害を受けたのであります。愛知川国営灌漑排水事業につきましては、すでに十月五日に起工式が行われておるのでありますが、本委員といたしましては、いろいろ資料を検討いたしたい点がございますので、この際次の資料を要求いたしたいと思います。  一、基本計画書  二、事業費……

第34回国会 農林水産委員会 第4号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま倉成委員から農林漁業基本政策についていろいろ具体的な質問がございました。私の質問も多少倉成委員の質問と重複する点があるかと思いますが、大臣の御答弁に満足しない点がございますから、お許しを願いたいと思うのであります。  まず第一は、貿易・為替の自由化の問題と日本農業の問題でございますが、これは倉成委員も御指摘になりましたように非常に重大な問題でございまして、日本の農民はあげてこの成り行きを注視しているのであります。国際的に農産物の過剰生産下にありまして、その過剰農産物がどっと日本に押し寄せて参りまするときには、日本の農民の汗とあぶらの結晶でありますところの農産物の価格そ……

第34回国会 農林水産委員会 第22号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 この開拓地の問題は戦後日本の生んだ奇形児ともいうような存在であり、全く戦後のどさくさの中に行なわれました農林行政の貧困の犠牲になっておりまするところの開拓地の問題につきまして今回法律の改正案等が出されて、この点、幾らかでもそのひずみを直していこうという意図はくみ取ることができると思うのでございますけれども、私は、まず根本的な開拓政策に対する政府の見解をお伺いいたしたいと思うのであります。  すでに示されておりますように、これまでに入植いたしました二十万六千戸のうち五万七千余戸が離農せざるを得ない状態になった、いわゆる脱落せざるを得ない状態になったというようなこと、また、さらに……

第35回国会 農林水産委員会 第5号(1960/09/02、28期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま各参考人の方々から所信を披瀝せられまして、私もいろいろ啓発されるところが多かったのでございますが、またそれぞれのお立場から責任者の皆様方が腹を割ってお話し合いをしていただくということによりまして、今起こっております若干の問題が、必ず解決に導かれるという確信を持たしめられた次第でございます。その点は皆様方の御努力に対して心から深く感謝を申し上げる次第でございます。つきましては二、三の点につきましてお尋ねをいたしたいと思いますので、いろいろ多岐にわたる点もあるかと思いますが、できるだけ腹蔵なくお答えをいただきたいと思うのでございます。  まず最初に山本為三郎参考人にお尋ね……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 移住振興につきまして外務省、農林省、特に日伯移住協定締結に関して外務省が努力せられました点は多とするものであります。ただこの機会に若干のことをお伺いいたしまして、当局の御決意を促したいと思うのであります。  まず第一点は、ただいまも同僚田原委員から質問がありましたように、戦後わが国の移住の伸びが計画をはるかに下回るというような原因がどこにあるかという点であります。これはいろいろな原因がございましょうが、一つは、一番大きな問題点は政府当局の移住政策に関する熱意のいかんにかかっておると思うのであります。いろいろ御苦労のある点はわかるのでございますけれども、各国に比べて、また戦前に……

第38回国会 外務委員会 第6号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 私もただいま同僚の田原委員が申しましたように、日伯移住協定が締結、調印せられまして、国会に承認を求められておるのでありますが、この当局の労苦に対して深い敬意を表するものでございます。この日伯移住協定が時代の新しい感覚に基づく移住民政策を推進する上に大きな役割を果たすように心から念願するものであります。ただ単に一方的に一つの国の利益を推進するためであるとか、あるいは人口問題の解決のためであるとかいうような考え方の政策ではなくて、やはり世界の平和、共存共栄という立場から移住民政策が行なわれなければならないことは申すまでもないと思うのでありまして、そういう見地に立ってこのたびの協定……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 きょうは参考人の皆さん御苦労さんです。私は、初めに各関係県の知事さんにお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど来、お三方とも口をそろえて、この法案に対して必ずしも協力を惜しむものではないけれども、いろいろ上流水源地帯の自治体の首長として心配の点があるから、これこれの点を一つ御考慮願いたい、こういうまことに真実のこもった御陳述があったのでございます。一つ具体的に、もしこの法案が国会を通過いたしまして効力を発生いたしました場合に、それぞれの関係県にどういう影響を及ぼしてくるか。具体的に先ほどおあげになりました水源の涵養というような面につきましても、水を下流の工業地帯に供給すること……

第38回国会 地方行政委員会 第33号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま二宮委員から御質問がございましたが、関連をいたしまして若干政務次官にお尋ねをいたしたいと思います。ただいま問題になっておりまする工場誘致に関する税の減免措置の問題でございますが、一つの問題として起こっておりまする堅田町と東洋紡績工場の問題でございますが、この問題につきましては堅田町民が非常に心配をいたしておりまして、こういう契約が行なわれたということについて、ごく一部の者を除きましては、大部分の町民たちが知らない状態で進められて参ったということから、このような契約に基づいて今後地方財政が運営されていくならば、これはまことにゆゆしい問題である。何とかこのような国の方針と……

第38回国会 農林水産委員会 第1号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 今の問題ですが、明日大体の提出の予定をきめて、一応の見通しだけを報告してもらいたい。

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 農林大臣にお伺いいたしますが、御承知の通り、新勘ミサイル試射場の設置に関連いたしまして、地元皇民の間で賛成と反対の二派に分かれて非常に深刻な様相を呈しておるのでございますが、これにつきまして、新島島民並びに付近の式根島、利島、三宅島その他の島嶼にあって漁撈に従事いたしておりまする漁民、また、千葉県、神奈川県、静岡県等からこの付近に行って漁撈に従事いたしておりまするところの漁民たちに及ぼす影響、ミサイル試射場が建設せられました暁においてどういう影響があるかということについて、大臣は配慮をせられたことがございますか。もしそうであれば、その点についてどういうお考えを持っておられるか……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 過剰入植の問題につきまして関連質問をしたいと思います。  ただいま角屋委員から質問がありましたように、いろいろ問題があると思うのでございますが、現に今私の手元に参っております手紙の中にもこの問題に触れているのがございます。これは宮崎県西都市茶臼原の開拓地から過剰入植ということでブラジルに集団入植をいたしました件でありますが、そのときに、過剰入植者の分散政策の一環として取り上げられておりまするところの移住者に対する一世帯二十万円の申請をいたしましたところが、これが来ないうちにブラジルに行かなければならないということになった。そういうことのために、このケースは、むすこ一家が海外に……

第38回国会 農林水産委員会 第18号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 開拓融資保証法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、政府の開拓政策に対し、基本的な、総合的な、科学的な、一元的な、政策の根底にある考え方について二、三お尋ねをいたしたいと思います。  開拓農家は、戦後食糧増産の名のもとに非常に劣悪な条件のもとに入植をいたしまして、今日まで多大の苦労をなめながら営農に精勤してきた人たちでありますが、現状は今なお多くの問題をはらんでおるのでありまして、これが解決の責任は開拓農家自体に帰するのではなくて、むしろ、開拓農家の持っているところの諸般の問題は一にあげて政府の責任に帰する。戦後のどさくさの農政の貧困の犠牲となったところの開拓農家に対し……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 池田総理は、昨日の新聞記者会見におきまして、重要法案は今国会中に通す、農業基本法案もあくまで通すのだ、こういう御見解を発表しておられましたが、その御熱意のほどはまことにけっこうだと思いますが、しかし、農業基本法案は、政府案も社会党案も、ただいまお聞きの通り、ほとんどまだ総括質問の序の口に入っているという段階でございまして、これからまだなかなか多くの問題を残しておるのでございます。そういう段階にあるということを総理はよく御承知だと思いますが、そういう点を一つ頭に入れて私の質問にお答えを願いたいと思うのであります。  私は、政府提案の農業基本法案が出されましてから、衆議院、参議院……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/10/05、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、さきに御質問せられました齋藤委員、また、ただいまの中曽根委員のような長年のベテラン、またその担当の国務大臣をしておられた方というような経歴はございません。ただ一介のしろうとでありますが、しろうとの立場から、一委員として三木国務大臣に御質問をいたしたいと思います。ただいま長官の所信表明を承りまして、率直に申し上げまして、私は大臣のお考えになっておられまする事柄について、全面的に賛意を表したいと思うのであります。その一つ一つにつきましてはなお若干の意見もあり、希望も疑問もございますので、よく専門家の意見も逐次お伺いして、今後きめのこまかい御質問をいたしたいと思いますが、本日……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 関連して。この前の委員会で私は、放射能の研究を科学技術庁としてはもっと真剣に取り組んでもらいたい、特に、これは日本の技術人を動員して研究するだけでなく、国連等の機関に訴えて、アメリカの科学者もソビエトの科学者も、世界の科学者が総力をあげて放射能の実態を、そしてまた、どうしてこの被害をなくするかという総合的な研究機関を作ってもらいたいということを要望したわけでございますが、昨日の新聞を見ると、国連において日本とカナダが共同してこの問題についての提案をしておる。これは外務省、国連大使の独自な考えでやったのか、日本政府としてそういう指令を与えたのか、もちろん、その指令があったと思う……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 三木長官にお尋ねいたしたいのですが、米ソの核実験再開によりまして、特に五十メガトンの大型爆弾が投ぜられたということのために、人類の生存に一大脅威を与えておる。特に放射能の谷間といわれておる日本のわれわれといたしましては、非常に大きな問題として看過することができない場面に直面しておるのであります。ただいまの岡委員の質問に対しまして、大臣は、根本的な科学的な調査に万全を期するとともに、当面の緊急の措置についても、関係各省と緊密な連絡をとって遺漏のないようにいたさなければならないという御答弁でございましたが、すでに五十メガトン爆弾のちりは、もう一両日を出ずして日本の上空に降ってくる……

第39回国会 外務委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 国際情勢の推移の中におきまして、わが国の海外移住に関する政策が、近年、当局の努力によりまして日伯移住協定の制定も見られ、画期的な伸展がなされたことは認めるのでございますが、諸外国の移住政策と比較いたしまして、またわが国の現状から申しまして、必ずしも十分であるとは言えないと思うのでございます。この点につきまして、当局がこれを推進して参りまする上にどのような基本的な態度を持っておいでになりますか。従来の過剰人口のはけ口を移住政策に求めるというような、かつてのある時期においてとられましたような政策ではなくて、送り出す側においても受け入れる側におきましても、あるいはまた世界の全体の共……

第39回国会 建設委員会 第4号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 私のこれからお尋ねしようと思います問題点は、若干ほかの委員からお尋ねになりました点と重複する面があるかもわかりませんが、御了承をいただきたいと思います。なお、主としてこの法案に直接利害関係のございます上流地帯にある農漁民の立場を代表いたしまして、若干の質問をいたしたいと存じます。  本法案が策定せられるにあたりましては、水資源の総合的な開発及び利用の高度化をはかるということが目的でございますが、法案の骨子といたしまするところは、下流の工業地帯の利益が重点になっておるかのごとく思われるのであります。水源地帯の住民の福祉の増進というような面から水源の保全涵養という面につきまして、……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 前の本委員会におきまして、開発促進法案についての質疑を行ないましたが、本日は、水資源開発公団法案につきまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  この公団法には出資金について何らの条項がございませんが、出資金のきめのない公団法というものは、やはり建前上おかしいじゃないかと思いますが、この点はどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 愛知用水公団の場合は、外資が導入されておるわけであります。本公団におきましても、そういうお考えを持っておられるのですか。他に愛知用水公団と同じような形式をとるために格別の出資金についてのきめがない、こういうような御答弁です……

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ちょっと関連質問。  最近各都市におきまして糞尿処理の問題が非常に大きな問題になっております。この糞尿につきまして化学的な処理を加えて肥料を生産しよう、こういうことが行なわれておるのでございます。すでに北海道の旭川市におきましてはこれを取り上げまして、その化学的な処理によって生産されます肥料をホクレンが市販しておる、こういうことが行なわれておる。これがたんだん全国的に普及する傾向がある、こういうことにつきまして、農林省ではどういうふうにとらえておいでになりますか。この点について、これは世界各国とも糞尿処理については漸次この方向に進もうとしておるようでございますが、肥料の関係に……

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 参考人の皆様方からいろいろ貴重な御意見を承ったのでありますが、皆様方の全体の御意見を通じまして、今度の改正案は可もなく不可もなし、あってもなくてもどうでもよいようなものだ、こういう御意見が多数あったように思うのであります。皆さん方からお聞きいたしたいのでありますけれども、まず荒木参考人からお答えをいただきたいと存じます。  それは、今度の改正案につきまして、具体的に、どの点が御不満であるか、どの点をどういうふうにすべきであるかというような点につきましてお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、増田参考人にお伺いいたしたいと思うのであります。  先ほどの増田参考人か……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 中央卸売市場法につきましては、青果物、魚介類、肉類等、いわゆる生鮮食料品の適正かつ円滑な流通をはかって、生産者の所得の向上並びに一般消費者の利益を増進する、こういうことが目的であることは申すまでもございませんが、このための中央卸売市場なのでありますから、この中央卸売市場の機能が十分に発揮されないということでありますならば、これは何もならないということだと思うのであります。そこで、現在、中央卸売市場を通して物資がどのように集散されておるか、どのように流通過程を通って円滑な操作がなされておるかというような点につきまして、公共的な使命が完全に果たされるということが最も大切なことだと……

第40回国会 外務委員会 第3号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 外務大臣に対してはあとから質問をいたしたいと思いますが、まず小平総務長官にお尋ねをいたします。  長官が昨年の十一月でありますか沖縄においでになりましたときに、西表島開発については計画がまことにずさんであるという御発言を新聞記者会見でなすっておられますが、どういう内容をもってこの計画がずさんであると言われるか、そしてまた、現在その開発状態はどうなっておるか、また、一部西表島におきましては米軍のジャングル戦の演習が行なわれておりますが、これと開発との関係はどうなっておるか、その点お伺いしたい。
【次の発言】 時間がありませんから突っ込んで聞かないのですけれども、キャラウエイ高等……

第40回国会 内閣委員会 第4号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま議題となっておりまする外務省に関係のある三案につきまして、若干質問をいたしたいと思います。  まず第一に、経済協力局を設けるということでありますが、外務省におきましては、低開発国に対する開発援助、世界経済の拡大と世界平和の維持という見地から、さまざまな活動を行なっているのでございますが、現在どのような事業が世界各国において行なわれておりますか、この新設されようといたしておりまする経済協力局の所管事項の中における活動の概況を聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ただいま外務大臣があげられました国連関係の各機構を通じまして、アジア並びにアフリカ諸国に対して、大体何……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 前の本委員会におきまして質問をいたしましたが、時間がありませんでしたので、若干質問が残っておりますから、続いて外務大臣にお尋ねをいたしたいと存じます。  第一は、この前からの継続の質問でありまして、ドミニカ国への移民の問題であります。移住局長がお見えになっておられますようですが、この前の外務当局の御答弁では十分に満足をすることができなかったのであります。ドミニカ移民が非常に悲惨な状態となりまして、逐次国援法の適用を受けまして、第一次から第四次まで日本に引き揚げて参った。この原因の究明につきましては、本委員会のただいま問題になっておりまする議案とは少し問題が離れて参るようであり……

第40回国会 内閣委員会 第17号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、若干関連した質問をいたしたいと思います。  まず、最初に出入国管理行政についてでございますが、前回の委員会におきまして、川崎から横浜に移転するということについての質疑応答が行なわれたのでございますが、私は、この一際、出入国管理行政のあり方について、政府の見解を承りたいと思うのでありますが、もちろん、無制限にわが国から外国に出かけ、また、外国からわが国に入れるということはできないことは当然でございますが、どのような基準をもって管理をしておいでになりますか、まず、その点から局長の御意見を承りたい。

第40回国会 内閣委員会 第19号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま議題となっておりまする総理府設置法等の一部を改正する法律案につきまして、主として提案理由説明の中の第二条、青少年問題協議会設置法の一部改正につきまして、質疑を行ないたいと思います。なお、全部にわたりましては多くの問題を持っておりますので、それは、青少年問題協議会設置法一部改正に関する質問のあとで続いて質疑を行ないたいと思いますが、あるいはきょうの日程で全部質問できるかどうかはわかりませんが、できるだけ問題の要点をお尋ねいたしまして、政府当局の御答弁をお願いいたしたいと思う次第であります。  本日の朝日新聞を見ますると、児童の健全育成について、灘尾厚生大臣が二十二日に開……

第40回国会 内閣委員会 第20号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま同僚田口委員から各般にわたっての質問がございましたが、またただいま資料をいただきまして、拝見いたしますと、各委員会あるいは審議会の委員の兼職数が非常に多いことをあらためて知ったのであります。これは前にも問題になりましたが、こういう兼職の状態では、はたして十分に審議会の運営がうまくいくかどうかということを危ぶみます。この点につきまして、総理府関係の各審議会がどのような会議を開いておるか、年に何回くらい開いておるか、そしてそれぞれの会議に各委員の出席率はどうであるかというような点をまずお伺いいたしたいと思います。

第40回国会 内閣委員会 第21号(1962/03/27、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま議題となっております科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、二、三のことをお尋ねいたしたいと思うのであります。  まず最初に、研究調整局の新設の問題でございますが、これはきわめて適切な措置であると考えるのでございます。この研究調整局を新設せられまして、この新しい局においてやろうとしておる業務の内容につきましては、すでに提案の趣旨説明のときに長官から述べられたことで明らかでございますが、これを実効あらしめるために、なお明確を欠く点が若干あるように思うのでございますが、その点につきまして、その趣旨に沿うような実効あらしめるためには、どのような具体的な施策をお考……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 関連して、一問だけお尋ねをいたします。  いずれこれは科学技術特別委員会においてお尋ねをすべきだと思いますけれども、ただいまの大臣の御答弁の中にありました、中共の核爆発実験についてであります。中共に関しては資料が非常に不十分であって、的確な答弁ができないというようなんですが、新聞等を見ますと、公安調査庁の調査なるものが発表されております。それによりますと、中共の核爆発実験は非常に近いというようなことが大きく報道せられておる。これもやはり政府の機関でございます。どういう根拠でそういう情報を公安調査庁が流したか、大臣の御答弁では、きわめて資料が不十分であって、的確なことは言えない……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 外務大臣に、時間が迫っておりますから簡単にお尋ねをし、簡単にお答えをいただきたいと思います。  先ほど岡委員の御質問にもあったのでございますが、核実験停止会議がジュネーブにおいて行なわれておりますが、いろいろな問題が次から次へ提起されまして、いまだに妥結を見ないという状態であります。日本政府といたしましては、どこにその難関があるか、どこにこの実験が停止できないという問題点があるかという点について、どのような分析をしておられるか、大臣の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 確かに米ソ間における不信が大きな原因になっておるということもわかるのでありますが、それならば、日本政……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 まず、科学技術庁当局にお伺いいたします。  私は前回の本委員会におきまして、文部省の方において仮称学術振興会議なるものを設置しようという計画があるということにつきまして質問をいたしましたところが、科学技術庁当局は全然関知していなかったのであります。そういうようなことが文部省で計画されているということは全く承知していなかった、こういうようなことでありました。これにつきまして、科学技術庁には科学技術会議もあり、また一方日本学術会議もある。その上に文部省が学術振興会議なるものを設置するということについては、閣内不統一ではないかという趣旨の質問を行なったのであります。その際、文部省の……

第41回国会 内閣委員会 第13号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 まず大臣にお伺いいたしますが、石橋委員の質問の中にも問題になっておりましたナイキ・アジャックスの問題でありますが、大臣が、去る九月十三日でありますか、日は明確につかんでおりませんけれども、大阪において言明せられました中に、関西にもナイキ大隊を設置するという言明をしておられる。また、自衛隊の伊丹総監部におきましても同じような言明がなされておるのでございます。この点につきまして、ナイキ大隊の設置については国民が重大な関心を抱いておりますときでございますから、どういうお考えでナイキ大隊を関西に設置するのか、また、そのことが防衛庁においてきまっているかどうかということも、この際はっき……

第41回国会 農林水産委員会 第6号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま稲富委員から御質問がありまして問題は明白になっているのでございますが、ただいま相澤主計官の御説明によりますと、この被害は天災であり人災である、両方の面が相まじっており判定がなかなかむずかしいので御苦心があるということでございましたが、これは天災であることは明らかである。人的な災害であるといたしましても、それは政府の行政的な指導の欠陥からこういう災害となって漁民におっかぶせられてきているのであります。こういう点から考えますならば、先ほど稲富委員が申されましたように、被害を受けた漁民の立場に立って政府としては十二分の補償をすべきであると思うのであります。今承りますと、水産……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 わが国が、世界の科学の進運に伴いまして、おくればせながら原子力によるところの船舶第一号を建造するということになりまして、これに関する日本原子力船開発事業団法案が提案をせられたわけでございます。われわれといたしましても、その趣旨、目的につきましては、もちろん賛成でございますが、若干この機会に政府にお尋ねをいたしておきたい点等がございますので、お伺いをいたしたいと思うのであります。  まず、船舶用の原子炉につきましては、安全保障の立場からいろいろな配慮がなされておると思うのでございます。また同時に、廃棄物の処理等につきましても、海水の汚染等をどのようにして最小限度に少なくしていく……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま総理が岡委員に対し標して、原子力船の開発と原子力潜水艦寄港問題とはうらはらではない、別個のものだという御答弁がありました。総理の真意もほぼ理解をいたしたわけでございます。申し上げるまでもなく、また総理が心配しておられますように、原子力の持つ歴史的な意義と申しますか、平和利用の世界的情勢というものに対処して日本が最善を尽くしていかなければならないということは、いまさら申し上げるまでもないところでございますか、さらに原子炉自体の持つ危険性というものに対しまして、日本のすぐれた科学者たちが平和利用のために多大の苦心を払っている。何とかして平和利用に十全を期していきたい、原子……

第43回国会 外務委員会 第16号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 海外移住事業団法案の審議にあたりまして、過日の本会議におきまして質問をいたしまして、外務大臣その他関係大臣から御答弁をいただいたのでございますが、何しろ時間の制限等がございまして、十分に意を尽くして御質問申し上げることができませんでしたし、また、御答弁も時間の制約等がありまして満足な御答弁をいただくことができなかったのでございます。きょうはそのときにお伺いいたしました諸点並びに聞き漏らしましたいろいろな問題につきまして順を追うてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  まず最初に、先般も申し上げましたように、本法案の御提案の趣旨につきましては、私どもといたしましても必ずしも反……

第43回国会 外務委員会 第18号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 前回に引き続きまして外務当局に質疑を続けたいと思います。  事業団の内容につきまして質疑に入ることにいたしたいと思いますが、まず、事業団の人事につきましてとかくのうわさが流れておるのでございます。この事業団の人事につきましては、大臣もしばしば言明しておられますように、適材適所、必ずしも外務省の部内にこだわらないで、各省からも適当な人物を起用して、十分にその機能の発揮できるような構成を考えなければならない、こういうふうに常に言っておられますが、どうも海協連と移住会社との間に見にくい派閥争いが続いておるというようなうわさが飛んでおりますし、また、私が受ける印象から申しましても、ど……

第43回国会 外務委員会 第21号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 前回高木移住局長の御答弁の中で若干明確でなかった点を、まず最初にお伺いをして確かめておきたいと思います。  その第一点は、移住事業団の人事に関しまして、国家公務員が移住事業団に就職いたします場合、また、さらに事業団からそれぞれの役所に復帰を希望いたしまする場合の取り扱いについてでございますが、その点もう一度明確にお示しをいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、国家公務員退職手当法ですか、そういう法律があるのですか。
【次の発言】 それによりますと、公団、公社、事業団等に就職をしている者が復帰をいたします場合には、この法律によってその勤務年数が通算される、こういうことに……

第43回国会 外務委員会 第22号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 本日は時間がございませんので一問だけお尋ねをいたしましして、明日に私の質問保留させていただきたいと存じます。あらかじめそのことを申し上げまして、お許しを得たいと思います。
【次の発言】 本法案の第二十一条の三項を見ますと、「第一項に掲げる業務を外国において行なう場合には、当該国の法令の定めるところによるものとする。」、こういうことがわざわざ定められてあるのでございます。しかるに、前回私が質問の中で指摘いたしましたように、ブラジル国の一九四二年法律第四六五七号によりますと、その第十条に、「会社及び財団の如く団体の利益の目的に向けられる組織は之が設立される州の法律に従う。但しその……

第43回国会 外務委員会 第23号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 まず最初に労働省のほうにお尋ねをいたしますが、本法案に関連をいたしまして、労働省は、従来から、農業以外の雇用移民の登録、あっせん、技術補導及び募集、これらの移民の仕事を担当していたのでありますが、あるいはまた、民間移住あっせん業者の指導監督に当たってまいったのでございますが、相当な成果をあげてまいられたのであります。昨日の日本経済新聞の夕刊を見ますと、「中南米で明るい再出発、好評の炭鉱離職者移住」という見出しで、未経験者もがんばりで上々の営農成績をあげているという記事がございまして、私もこれを見まして非常に明るい感じを受けたのであります。そこで、労働省にお伺いをいたしたいと思……

第43回国会 外務委員会 第25号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 本日は参考人の諸先生方から高邁な識見の一端をお聞かせいただきまして、私自身も非常に教えられ、参考にするところが多くありまして、深くお礼を申し上げる次第であります。時間の関係等もございますので、お三人の先生にそれぞれ一つずつお伺いをいたしたいと存じます。  まず、初めに坂本参考人にお伺いをいたしたいと存じます。  坂本先生は、この法案に対してはまことにけっこうである、また移住に関する基本的な法案と並行して審議すべきであるという意見もあるけれども、これはすでに憲法にうたわれておる精神から考えるならば、あえて必要がない、こういう御見解をお述いただいたようでございます。確かに仰せられ……

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 今日までだんだんとお伺いをいたしてまいりまして、私のお伺いをいたしたいことの枢要な点はほぼお答えをいただいたのでございますが、本日はなお若干の事柄についてお伺いをいたしたいと思うのでございます。  一つは、サンパウロ州の農業拓植協同組合中央会、農拓協と言っておりますが、この農拓協の移住者の受け入れの問題でございますが、私は、現地の声として、農拓協は一千七百七十七戸の日本からの移住者受け入れワクを昨年の八月にブラジル政府のINICから取りつけたというふうに聞いておるのでございますが、この受け入れワクの取りつけに際しまして在外公館が猛烈な反対運動をなさったというようなことが伝わっ……

第43回国会 建設委員会 第27号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 新河川法案につきましては、いままでいろいろ問題点について審議が続けられてきているのでございますが、申すまでもなく、各方面に非常に重要な関連を持っておる法案でございますだけに、慎重な審議が求められることは申すまでもないことであります。本法案が考えております目的あるいは河川管理の原理という点につきまして、法案の中に定められております点でございますが、これが人間生活に非常に重大な関係がありまするだけに、政治の衝に当たるところの者としては、各方面に関心を払いながら、ただ一方的な見地にだけ立ってきめるべきではないということは申すまでもないと思うのでございます。と申しますことは、総合的な……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 昨晩に続きまして質疑を行ないたいと思います。  法案第三条第二項に、「この法律において「河川管理施設」とは、ダム、堰、水門、堤防、護岸、床止めその他河川の流水によって生ずる公利を増進し、又は公害を除却し、」云々とございますが、この中のダムにつきましては、建設当局の御答弁によると、利水ダムは省かれておるということでございます。そこで農林省の御見解を承りたいと思うのでございますが、農林省関係のダム、利水ダム、多目的ダムで現在まで完成しているものがどれだけあるか、現在工事中のものがどれだけあるか、また着工を予定されているものがどれだけあるかということと、これらの農林省所管のダムの管……

第43回国会 内閣委員会 第8号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  この法案のねらっておる一つには、防災科学技術に関するところの総合的な中枢機関を設置しようというところにあるようでございますが、防災科学技術行政につきまして、大臣の基本的なお考えをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今年は未曾有の雪害といわれておりますが、豪雪対策、この被害に対するところの総合的な対策につきまして、科学技術庁としてはどのような構想をお持ちになっておいでになりますか。
【次の発言】 わが国の防災科学技術並びに防災行政については、非常に立ちおくれておるという感がするのであ……

第43回国会 内閣委員会 第26号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま提案になっております法務省設置法の一部改正法案につきまして、その趣旨といたしますところにつきましては、運営のいかんによりましては、私個人としては必ずしも反対ではございません。ただ、若干問題となるような点につきまして、この際お伺いをいたしておきたいと思うのでございます。  まず第一は、法務省のとり行ないます業務の中で、いま、国内的にはもちろんのこと、世界的にも大きな問題の一つになっております少年非行の問題であります。イギリスのような格式のある、伝統のある国におきましても、あるいは北欧諸国のような社会保障の進んだ国におきましても、少年非行の問題は、非常に大きな問題として識……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1964/09/09、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 原子力の平和利用につきましては、われわれも政府の方針を支持いたしまして、原子力基本法の精神に基づいて協力をいたしてまいったのでございます。過般の原子力船開発事業団法案の審議にあたりましても、この見地から質問すべきところは質問をし、可能な範囲の協力をいたしまして、相当論議を重ねた末、事業団法案を国会を通過させるに協力してまいったのでございます。その際の論議の中におきましても、原子力潜水艦の問題が相当関連をいたしておりまする点から論議の対象になりまして、これが寄港につきましては慎重な上にも慎重を期するということが、当時の長官の答弁の中にも、政府当局の答弁の中におきましても、しばし……

第46回国会 建設委員会 第20号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 河川法の審議にあたりまして、一般的な立場からの審議は、建設委員プロパーの方がなさることでございますから、私は主として農業の面から見ました新河川法案の問題点について、若干の質問をしてみたいと思うのでございます。  本法案は、現行河川法が明治二十九年制定になっております非常に古い法律でございますので、これに対する社会経済の異常な進歩、変革、発展に伴いまして、強い水行政の基本的な改正を行なうという要請にこたえて出されたものでございまして、そういう意図のもとに国会に提案をされております本法案の趣旨については了承するものでございますが、内容的に考えまして、いろいろ疑問に感ずる点、また問……

第46回国会 建設委員会 第21号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま、谷口参考人から、滋賀県知事としてのお立場からの御意見の開陳がございましたが、二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。  一つは、秒間二十トンの水を、別の水路もしくはパイプによって、下流の大阪方面の京阪神に流していこう、こういうお考えでございますが、これと琵琶湖の水位との関係、その調節、つまり、渇水時においてもこれだけの水を流すことができるかどうか、というような点については、どういうお考えをお持ちになっておいでになりますか。
【次の発言】 いまの参考人のお考えにつきまして、建設省とのお話し合いがどの程度できておりますか。あるいはまた、きょうは水資源開発公団総裁……

第46回国会 建設委員会 第22号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 政務次官が途中から退席せられるそうでございますから、冒頭に政務次官にお伺いをいたしたいと思います。  本法案につきましては、いままでも審議が続けられておるのでございます。前国会においても問題になったところでございますが、本法案につきましては、省、政令にゆだねられておる部分が非常に多いという点でございます。四十二画会におきましても、省、政令の見込み事項というものが、当時の建設委員に配られたのでございます。このたび、この法案を国会に御提出になるにあたりまして、これが国会を通過してから、政令等を立案なさるということになると思いますけれども、これは、過去の経緯から考えまして、これが出……

第46回国会 建設委員会 第35号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、本日、大所高所から大臣に質問したいと思っておりましたが、大臣がお帰りになりましたので、次の機会に大臣に質問をいたすことを保留させていただきたい。委員長におかれましても、また理事会におかれましても、ぜひこの点を御考慮願いたいと思うのであります。  私は、本建設委員会におきまして、前に水資源の問題のときも、また河川法の改正のときも、本建設委員会にまいりまして質問をいたしましたが、いずれも河野大臣に直接お伺いをする機会がなかったのであります。これは、大臣の御都合や、質問をいたします委員諸公の都合からそうなったのでありますから、そのことについてはやむを得ないと思いますが、ぜひ次……

第46回国会 建設委員会 第37号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 いままで、問題点について、また法律論の立場から、各委員からの質疑が続けられてまいりましたし、また、大臣及び政府委員等におかれましても、それぞれ熱心な答弁がございましたから、一応問題点の把握について、また政府当局の、近畿圏整備本部の考え方については、一応了承をいたしておるのでございますが、この機会に、長官に対しまして、三つの点について、お伺いをいたしたいと思うのでございます。現内閣の有力な閣僚の一人であられる、将来は総理にもおなりになる河野さんに対して、日本の国をどう料理していくか、国土をどのように建設していくかという大所高所からのお考えの中で、近畿圏の問題をどう取り上げておい……

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 二、三の点について、主として大臣にお伺いをいたします。  第一は、植物ウイルス研究所の新設に関してでございます。第四十三国会におきまして、農林水産委員会における湯山質員に対して、政府委員からの答弁がなされておるのでございます。ただ植物だけではなくて、家畜なり魚類なり未開の分野に対するところの研究もあわせ行なうべきである、ただ大学のウイルス研究所だけにまかしておかないで、こういう方面の開拓もしてはどうかという質問に対して、政府委員のほうからは、できるだけ研究の範囲を広げていきたい、こういうような御答弁があったのでございます。今度出てまいりました改正案を見ましても、やはり植物ウイ……

第46回国会 農林水産委員会 第2号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま同僚湯山委員からるる質問があり、大臣の御答弁があったわけです。本第四十六回通常国会においても、本委員会におきまして農林大臣から所信の表明がございました。その所信表明につきまして、若干の質問をいたしたいと思うのでございます。できるだけ湯山委員の質問と重複することは避けてまいりたいと思いますけれども、若干重複するところがあるかもわかりませんが、なお先ほどの御答弁との関連においても掘り下げて、できるだけ御親切に御答弁をいただきたいと思うのでございます。  大臣の所信表明のプリントの八ページでございますが、七ページの終わりから「したがいまして、政府といたしましては、農業基本法……

第46回国会 農林水産委員会 第9号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 戦時中から戦後を通じまして、植林伐採の不均衡は、膨大な造林未済地を残しまして、二十三年度には百十六万町歩に及んだのであります。このような山林の荒廃が、多くの災害を引き起こすところの原因ともなったのでございますが、政府の施策と民間の協力によりまして、三十一年度には百十六万町歩の未済地がほとんど解消したといわれておるのであります。しかしながら、現在なお新長期経済計画の進行中におきまして、造林についてどのような成果があがっておるかということをまず林野庁長官にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 明快な御答弁を承りまして、一応了承をする次第でございますが、大臣の所信表明により……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 土地改良法の改正案につきまして、審議が続けられておるのでございますが、農業基本法の趣旨に即応いたしまして、社会的、経済的な諸条件の変化に適応するために、改良事業がより効果をあげ、事業の円滑化をはかっていくということから、本改正案が提案されておりますことは、政府側から説明があり、また審議の過程において、その意図するところは明らかになってきておると思うのでございます。ここで私は、いろいろお伺いいたしたいのでございますが、時間の関係等もございますので、重点的に御質問を申し上げたいと存じます。  それは、午前の参考人の意見開陳の中にもございましたように、土地改良事業は、水の問題と非常……

第46回国会 農林水産委員会 第44号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 食料品総合小売市場管理会法案の提案理由の説明を伺いまして、本法案がねらいといたしておりますものは、近年食料品の消費者物価が非常に上がってきておる、特に野菜、果実、魚介等の生鮮食料品の値上がりがはなはだしいものがあるので、これを何とか抑制していこう、公正な価格に安定さしていこうというところに、本法案のねらいがあるというように一応理解をいたしておるのであります。そうしてその方法として、食料品総合小売市場管理会というものをつくって、公益的な特殊法人によって、生鮮食料品の小売りの近代化、大型化、共同化をはかっていこう、そのことによって流通面の隘路を切り開いて、その円滑化をはかっていく……

第46回国会 農林水産委員会 第61号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 まず第一の質問は、林業生産の増大化をはかってまいりますために、林業経営の共同化を推進していかなければならないという問題があると思うのでございます。林野庁の林業構造改善事業の構想は、二十ヘクタール以上の規模の自立経営林家を育成していこう、また企業的な林家を育成していこう、こういうところにねらいがあると思うのでございますが、この考え方の裏を返してみますと、農業構造改善事業もしくは自立経営農家の育成という政府の考え方の反面、零細農家が犠牲になる、そういう面が一方において出てまいっておりますのと同じように、零細林家が見殺しにされるというような事態が起こってきはしないだろうか。上層の林……

第48回国会 外務委員会 第1号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、一月四日に出発をいたしまして、二十五日間南北ベトナム、ラオス、カンボジアを旅行してまいり、主観をまじえないで客観的に現地の状態をつぶさに視察をし、また、いろいろな事実に基づいて私なりのベトナム問題の解決についての考え方をまとめてまいったのでございます。私は本委員会を通じまして政府の所信を伺い、また建設的に御進言申し上げたいと思っていることが多々あるのでございますが、きょうは時間がございません。ただ一点だけ、先ほどの帆足質問に関連をいたしまして、朝鮮の問題についてお伺いをいたしたいと思うのでございます。  ベトナムも朝鮮も不幸にして南北に分断されておるのでございまして、こ……

第48回国会 外務委員会 第4号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 二月以降アメリカ空軍並びに南ベトナムの空軍が四回にわたって北ベトナム民主共和国の領内を爆撃いたしております。また、伝えられるところによりますと、ラオスにも侵入をしている、こういうことでございますが、このアメリカの攻撃は南ベトナムの空軍を伴ってではございますが、これが違法であるか適法であるかという点について、日本政府としての見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 北ベトナムからの侵略に対する報復措置である、こういうアメリカ側の言明に対して、日本政府は一応これを支持するという方針をとっておられるかのごとく、いまの大臣の御答弁で承ったのでございますが、一体、北側からの南に対……

第48回国会 外務委員会 第5号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ベトナム情勢がいよいよ緊迫化いたしてまいりまして、去る八日にはアメリカの海兵隊が二個大隊ダナンに上陸をしたというようなこともあり、北ベトナム及びラオスに対するアメリカの爆撃もその数を増してきておるという状態、まことに憂うべきものがあるのでございますが、特に米海兵隊がダナンに上陸をしたということは、従来軍事顧問団という形式で南ベトナムすなわちベトナム共和国に対して軍事援助を行なっておったところのアメリカとしては、直接ベトナム戦争に参加するという形をとってきたと考えられるのでありますが、こういう状態に対しまして、椎名外務大臣はどういう見解をおとりになっておられるか。特に、アメリカ……

第48回国会 外務委員会 第6号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま本委員会において議題となっておりまする案件につきまして、私は党を代表して去る二月十六日の本会議において政府に質問を試みたのでございます。  質問の要旨は次の五つの点からなっております。第一、今回の憲章改正の意義について、第二、憲章の根本的改正について、第三、憲章第四十二条とわが国憲法との関係について、第四、国際共産主義と対決するということと国連中心主義とは矛盾しないかという点について、第五は、国連とわが国の使命、その責任についてでございました。  これに対しまして、総理並びに外務大臣の答弁は、時間の関係等もあったと思われますが、きわめて不十分であったと感じております。……

第48回国会 外務委員会 第12号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 外務大臣にお尋ねをいたしますが、先般の本委員会におきまして、ベトナム戦争をどのようにして終結させるか、またこれに対する日本としての役割りは何であるかということについてお尋ねいたしましたところが、そのことについては政府も重大な関心を持っているし、目下その具体的な方策について模索中であるという御答弁がございました。ベトナム情勢は、ただいま帆足委員もるる触れてまいられましたように、実に憂慮すべき段階にまで立ち至っております。この時点に立って日本政府としてどのような手を打つべきであるか、いつまでも模索しておるべき段階ではないと思うのでございます。松本俊一氏がインドシナ諸国から帰ってま……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま外務大臣が本委員会に進んで発言を求められまして、過般の日韓交渉について自画自賛的な発言をせられました。また菊池委員からもこれを高く評価する意味の発言がありましたが、われわれ野党側といたしましては、このような発言に対して承服ができません。この点について、われわれも所信はすでにいろいろな機会に表明をいたしておりますが、この機会にも質問をいたしましてさらに問題点を明らかにして、大臣の報告に対して論議を深めたいのでありますが、本日は、時間の関係上、また、他の質問を用意いたしておりまするから、この問題についての質問は他日に保留をするということで、本日の質問に入りたいと思います。……

第48回国会 外務委員会 第15号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 先ほどからの同僚委員からの質問に対する外務大臣の答弁を伺っておりまして、私はなるべく政府の立場を理解しようという気持ちで伺っておりましたが、どんなにひいき目に考えましても納得ができません。この重大な危機に立ち至っておるベトナム問題の解決にあたって、政府がき然たる態度で解決の責任をひっかぶってやるという気がまえが少しも感じられないということを遺憾に思うのであります。外務大臣は、繰り返し繰り返し、北からの浸透をやめない限りは問題の解決にならないというアメリカの一方的な言い分を言っておられるにすぎないのでありまして、このベトナム戦争の性格が内戦である限りにおいて、北からの浸透が全然……

第48回国会 外務委員会 第17号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私も、本日の三名の参考人の皆さま方のお話を伺いまして、非常に参考になり、教えられるところが多かったことを感謝しているものであります。  そこで、時間もございませんので、三点ばかりそれぞれお三人の参考人の方からお伺いをいたしたいと思います。  第一は、松本参考人にお伺いいたしたいと思いますが、アメリカ側が出しておりますところのベトナム白書というものがございます。そしてまた、北爆の当初の理由としては、北からの進攻があるからということで、いわゆるホー・チミンルートということを強く言っておるのでございますが、この点につきまして、いわゆるホー・チミンルート、海上補給ということも先ほどお……

第48回国会 外務委員会 第18号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 外務大臣にお尋ねをいたしますが、去る二十七日、昨日の参議院外務委員会におきまして、外務大臣は、アメリカの北ベトナム爆撃の理由は当然であるというお答えをなすっておられるのであります。これは、従来から日本政府は、アメリカの北爆は集団自衛の立場から当然である、集団自衛権という国連憲章第五十一条の解釈に従って、アメリカの北爆を妥当であるというふうに解釈をしておられるのでございますが、一体、このようなアメリカの行動に対して、国際法上侵略とはいかなる事態をさすのであるか、どういう事態のもとに行なわれるのであるかという点を明らかにしていただきたいと思うのでございます。侵略というのは国家間の……

第48回国会 外務委員会 第19号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 去る二月八日ガット規約の改正が行なわれまして、同時に今後南北問題の解決の具体策を検討いたします貿易開発委員会が発足いたしましたことは、ガットの十八年の歴史の中におきまして画期的な意義を持つものであると思うのでございます。そこで、第三十七条1は、先進国が可能な最大限度において低開発国産品に対する貿易障害の撤廃に努力することを規定いたしております。低開発諸国がその輸出を拡大いたしまするために一次産品に対する貿易障害の撤廃に非常な関心を持っておることは当然でありますが、国連貿易開発会議におきましても、この問題をめぐりまして低開発国側と先進国側との間で意見が対立をいたしました。第一委……

第48回国会 外務委員会 第20号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ベトナム戦争はますます苛烈かつ危険な状態に突入いたしているのでございますが、本日の新聞によりますと、南ベトナム軍の将兵が沖縄でゲリラ訓練を受けておるということが報道せられております。これは、沖縄の人たちは申すに及ばず、われわれ日本国民といたしまして看過することのできない問題だと思うのでございます。新聞によりますというと、「南ベトナム政府軍の将兵が沖縄で対ベトコン戦の訓練を受けていたことが十一日、一行の帰国で明らかにされた。一行はベトナム政府軍えり抜きの海兵隊将校五人、下士官五人の計十人で、三十日間沖縄本島中部太平洋岸の金武村にあるキャンプ・ハンセンに配置され、夜間演習など対ベ……

第48回国会 外務委員会 第22号(1965/05/19、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 質問を始めます前にまず委員長に一言感謝をいたします。本委員会におきましては条約案件も全部審議が終わりまして、しかも本日は会期末のかなりきびしい情勢の中に本委員会を開いていただき、質問をする機会を与えられたことを深く感謝をいたします。  本日は、前に質問を保留いたしておりました、わが国が受け入れております。海外留学生の問題につきまして政府当局にお伺いいたしたいと思うのでございます。  私はこの一月に、御承知のとおり、南北ベトナムの各地を回ってまいりましたが、サイゴンにおりましたときに、たまたまサイゴンの市民病院を訪れまして、院長、ダイ博士といろいろ話し合いをいたしました。その際……

第48回国会 議院運営委員会 第32号(1965/04/09、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私、議運の新米なので、よくわからないのですけれども、理事会できめて、やるということになっているのに、なぜおくれておるのか。しかもきょう返事をするという約束でありますのに、いま小平理事のお話では、来週の火曜日という約束もできない、いつともまだはっきり言えないという。どういう事情があるのか知りませんが、情勢はきわめて緊迫してきておる。こういう大事なときに、日本の国会として強く意思表示をするということは大事なことだと思うのでございますが、そういうときになぜおくれておるかということについて、委員長、どういうことなんですか。
【次の発言】 先ほど小平理事のお話を伺いまして、この緊急質問……

第48回国会 議院運営委員会 第34号(1965/04/15、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 どういう目的で、どこへ行くのですか。

第48回国会 議院運営委員会 第47号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 これは昭和二十九年から今日まで、申し合わせの末尾にありますような「趣旨に明らかに反した場合」というのがあったでしょうか、なかったでしょうか。もしあったとすれば、どういうふうに取り扱われたか。これが、ただ一片の申し合わせでこういうものが議員に印刷して配られただけでは効果がないと思います。そういう点はどうなっておるか、お聞きしたい。

第49回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 今回の災害にあたりまして、政府、衆参両院から、それぞれ被災地に調査団が派遣せられまして、私もその一員として近畿の一部を回ったのでございます。その実情につきましては、すでにそれぞれの団長からも報告があり、また、午前中からの各委員の質疑の中におきましてもいろいろ明らかになってまいったのでございます。また、それぞれの各委員の質疑の中に、血のにじみ出るような被災者の声がこの委員会に伝えられたのでございます。政府は、これらの各被災地域住民の声に耳を傾け、その要求を吸い上げて、適時適切な措置をすみやかにとられることはもちろんであると思うのでございますが、二、三の点につきましてお尋ねをいた……

第50回国会 議院運営委員会 第1号(1965/10/05、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、議運については経験の浅い者であります。しかし、この第五十国会が召集されてまだ会期もきまらない、まだ発足もしないという現状で、いまここで議運が開かれておるわけです。それに対して、問題の争点は、やはり資料を出すか出さぬかというところに問題点があるわけです。この点については、私は、なぜ出すのを拒んでおられるのか、なぜ出さないのがいいのか。これは議運の段階では出す慣例もなかったし、またそういう権限もないのだというようなおことばがありましたが、私は、権限のあるないということは、これはやはりここでみんながきめれば、それはできることだと思うのです。ただ、いままで慣例がなかったという佐……

第51回国会 外務委員会 第2号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 先ほど来穗積委員の質問に対して、主として外務大臣がお答えになったのでございますが、私は、ベトナム戦争の終結について日本政府がとるべき態度、方策、抱負経綸というものが、初めて開かれましたこの外務委員会におきまして、質問応答を通じて国民に強く政府が訴えられる、そういう期待を持って伺っておったのでございますが、残念ながら椎名外務大臣の御答弁の中には、ただ質問者の質問をどのようにして避けていくかというような心づかいが感じられるだけで、日本の外務大臣としての、この悲惨な戦争をどのようにして終結の方向に向かわしめるかということに対する信念、その信念から出た不動の方策、自主的な見解というも……

第51回国会 外務委員会 第6号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は海外に出張いたしておりまして昨晩帰ってまいりましたので、田原委員の質疑応答についても十分よく検討いたしておりませんが、ただいま戸叶委員からの御質疑もあり、御答弁も承ったのでありますが、若干問題と感じておりまする点をお聞きいたしまして、政府の所信を伺いたいと思うのであります。  冒頭に、海外移住事業団法の一部を改正する法律案、この案件につきましては、内容的に、いままで貸し付けを受けておった者が無償になるということでありますから、原則的には賛成であります。しかしこの際、わが国の海外移住に関する基本的な姿勢について政府の所信を伺っておきたいと思うのであります。  いまも戸叶委員……

第51回国会 外務委員会 第7号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 かねて社会党が招いております中国の外交学会から派遣予定されておりまする代表団の入国につきまして、社会党が代理申請をいたしておったのでありますが、昨日、政府は拒否の方針を決定したという通告をなさったのであります。これはまことに遺憾でございます。本日は、本委員会におきまして、同僚穗積委員がこの問題について政府の所信をただすことになっているのでございますが、私は、私の質問の冒頭に一言だけこの問題について外務大臣のお考えを伺いたいと思うのであります。  伝えられるところによりますと、外務、法務両大臣、官房長官の三者にこれが取り扱いが一任されたということでございますが、官房長官の談話の……

第51回国会 外務委員会 第8号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま戸叶委員から詳細にわたって質問がございましたから、私は一点だけお伺いをいたしたいと思います。  大体この協定の趣旨は、生産国を保護するということが主たる目的のようでございます。また消費国においても需給の円滑をはかっていくということで考えて異論はないわけでございますが、先ほどもお話しのございましたように、日本のすず生産量は日本の消費量の一割あるということであります。非鉄産業は大体において斜陽産業であるということがいわれております。そこで、日本のすずの生産は消費の一割しかないということでございますが、すずの採掘及び生産に従事している少数のその業者にどういう影響を与えるか、……

第51回国会 外務委員会 第9号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 去る三十日の本委員会におきまして、日本に亡命を要請しております金九氏暗殺首謀者と称しております金志雄の問題について質疑を行なったのでございます。その事実を法務省当局は認められたのでございますが、私がこれを問題といたしておりますのは、日韓国交正常化ができたといわれておる今日、最初の亡命のケースであるので、それだけに世間の耳目も関心も集中しておるというところから、これを国会で取り上げておるのでございます。  そこで、まず入管当局にお伺いをいたしたいのでございますが、この前の本委員会における御答弁では、亡命を許すか許さないかということについては目下検討中であるということでございまし……

第51回国会 外務委員会 第11号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま戸叶委員から大事な点について触れられたのでありますが、われわれといたしましても、この条約並びに議定書の承認を求めておられます趣旨、理由につきましては、大筋のところにおいてはわかるのでございます。了承できると思うのでございますが、このことは理由にも書いてございますように、関税及び貿易の分野における国際協力の見地から望ましいことであるばかりでなく、わが国の貿易の発展のために益するものである、こういう見地からこの点については問題はないと思うのでございますが、私はたくさんの問題点を提示したいのでございますけれども、時間もございませんし、与党の皆さんとの約束もございますから、二……

第51回国会 外務委員会 第12号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 同僚の穗積委員その他の方々からの質問で大体われわれがお伺いしたいと思いますことは一通り尽きておると思いますので、私は一、二の事柄についてお伺いをしてみたいと思います。  まず松尾参考人にお伺いをいたします。  先日の本委員会におきまして貴重な御意見をお述べいただいたわけでございますが、その中で、今回の日ソ航空協定は一〇〇%成功だとは言えないけれども、かなりのところまでいった。それは日米航空協定においても同じように感じられたことであるが、国力の違いというか、私の聞き漏らしかもわかりませんけれども、何かそういうことからこの程度までしかいかなかったのである、しかしこれは一応の成果で……

第51回国会 外務委員会 第16号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 三点ばかりお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、去る九日の夜、中国が第三回目の核実験を行なったのでございます。このことにつきまして政府はどのような見解をお持ちでございますか。きょうの新聞の報ずるところによりますと、自由民主党の長老松村謙三氏が十二日、昨日の夕方北京に到着せられまして、記者会見をなさって次のような発言をしておられるということでございます。中国の核実験はどしどしやられると日本はまことに迷惑である。が、しかし、周総理も中国の核保有は平和のためであり、核兵器の徹底廃棄のためだと言っているのだからやむを得ないだろう、もともと米ソが核を独占しているということがおか……

第51回国会 外務委員会 第17号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 アジア開発銀行の質問に入ります前に、午前中の原潜寄港に対する戸叶、帆足両委員の質問に対する外務大臣の御答弁が私は意に満たないところがありましたので、この点やはりアジアの問題に非常に関係がございますから、一言だけ触れて、本論に入りたいと思うのであります。  外務大臣は、アメリカ原子力潜水艦寄港の問題に対する質疑について、これは何ら国益に反しないというふうにいとも簡単にお答えになっておられたのであります。そしてまた国民も数度のアメリカ原子力潜水艦の入港に対してもうなれてきておる、何ら心配をしていない、大多数の国民が心配をしていないというような御答弁でございましたが、当初この原子力……

第51回国会 外務委員会 第19号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 先ほど自民党の同僚の議員から、原子力潜水艦の寄港の問題について質問がございましたが、大臣は終始潜水艦の推進力を重油等から原子力に切りかえておるだけであって、何ら問題はないというようなことを言っていらっしゃいましたが、事実原子力潜水艦なるものは近代兵器の花形である。これは第一次大戦におきましては戦艦で、第二次大戦におきましては空母が花形であった。われわれはこのことを絶対避けなければならないと思うのでございますが、もしかりに不幸にして第三次大戦に突入するというようなことになりましたならば、原子力潜水艦が花形になるということは、これは軍事専門家の常識であります。ただ単に推進力を原子……

第51回国会 外務委員会 第21号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 関連して。――この協定が締結されまして両国間の経済的、文化的交流がより便宜を受け伸展するという点につきましては、われわれとしても何らこれに異論を差しはさむものではございません。ただこの際、一、二のことを伺っておきたいと思うのでございますが、ただいま経済関係については戸叶委員からいろいろ御質問がございましたが、ここにも書いてございます提案理由の説明の中に、いま大臣のお読みになりましたととろにも示されております文化交流の点でございます。この点につきまして、現在ドイツ連邦共和国とわが国との間にどのような文化交流が主として行なわれておるか。ここにございます政府職員、短期滞在者、短期滞……

第51回国会 外務委員会 第22号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいま与党の菊池委員から、ベトナム戦争終結に対する日本政府のとるべき態度について、かなり突っ込んだ質問がありまして、その点においては私もきわめて同感を覚えるのであります。そのやりとりの中におきましてもうかがわれましたように、日本政府はいつまでもアメリカの政策、しかもアメリカ自体が困惑しておりますのに、表面にあらわれておるアメリカの力の政策に追随するということで、一向独自的な立場から、また政府が言っておられます友邦としてのアメリカに対するほんとうの親切からの勧告をしようとはしない。ただアメリカの言いなりになってやっておられるというような印象を受けるのでございますが、この時点に……

第51回国会 議院運営委員会 第4号(1965/12/25、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私もソビエトから招かれておったけれども、議運の委員であることから、まずそれは受けるべきでないというのでやめたのですが、こういうことが例になると、この聞きめたことが何にもならぬことになってしまう。いま中嶋理事のほうから話があったようなこともあるから、まあまあということであれば、私もあえて反対はいたしませんけれども、その点、一ぺんきめたことは守るように、ここで確認をしておくことが大事だと思います。

第51回国会 議院運営委員会 第8号(1966/02/08、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 参議院の秘書のピストル事件に関しまして、秘書の適正化、議員活動の半身ともいうべき秘書の取り扱いについては、世論も非常に高まっている際であります。理事会においては、この問題について衆議院としての態度をどうするかということについての話し合いがあるようでありますが、この委員会においては、まだ一度もそれが触れられていないと思います。委員長においてどういうふうなお考えであるか、その点をお伺いして、やはり衆議院としての態度を出すべきではないかと思います。

第51回国会 議院運営委員会 第40号(1966/05/17、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 わがほうの理事諸君からの話によりますと、四十日が三十五日と三十三日、なお三十四日というところまでいったけれども、三十四日は困るということで御破算になったということでありますが、委員長、どうなんですか。
【次の発言】 自民党の理事さん、どうですか。
【次の発言】 どうもそれは不明朗ですよ。ここは委員会ですから、委員会で何もかもきめるんですよ。そういう点を明らかにして記録に残してもらわないと困ると思う。
【次の発言】 それだけだったら私は非常に残念だと思うのです。そこまで近づいておるのに話し合いができない。議運というのは話し合いの場ですから、たった一日のことで、非常に接近という表……

第51回国会 議院運営委員会 第43号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 私は、いろいろな機関を利用して宣伝をするということはけっこうだと思います。それは党としてやるべきことなんであって、代議士個人がそれぞれかってな企画で、売らんかなというような状態でやるということは、これはどうしてもそこに度をはずれた動きも自然出てまいりますし、ひいては代議士の品位をそこねるような場面も出てまいります。すでにこの問題については、世上相当きびしい批判が出ておるわけであります。諸外国の例を見ましても、党が党の持つ世界観、あるいは党の政策等をPRする上においていろいろ民衆の心に触れるような方法を講じておるということは、これは十分考えられると思いますけれども、しかし、それ……

第51回国会 法務委員会 第26号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 いま新潟の知事選挙のことが問題になっておりますが、私のところに四月五日付で投書が参っております。私はこういうものを本委員会で発表することをはなはだ残念に思うものであります。日本の検察当局は、国民の信頼が厚い。検察当局だけは間違いないというふうに思われておるのであります。しかるに、こういうようなことがもし事実であるといたしますならば、私は非常に悲しむべきことだと思うのでございます。これは党利党略のために私は申し上げ、お尋ねをするのではございません。一国民の代表として、国会議員として、これは捨ておくことはできないという見地に立ってお伺いをするのでございます。ただ単なる投書であるな……

第52回国会 議院運営委員会 第8号(1966/11/11、30期、日本社会党)

○西村(関)委員 いま野党側の委員の皆さんから出ておる意見で大体尽きておると思う。特に中嶋、安宅両社会党の理事の発言で、意のあるところは十分尽きておると思う。官房長官の御答弁につきましては、われわれはまだ納得がいってないということも、これは事実であります。これはすみやかに臨時国会を開いて、諸種の案件なり、また国会をおおうておるところの黒い霧をすみやかに国民の前に明確に処理するという、その大筋の点については、政府もおそらくそういう見解は捨てておられない、十分に持っておられると思うのだが、結果的に見ると、そういう国民の要請に対して遺憾ながら十分にこたえられない。準備をしておるが、一生懸命にやるが、……


各種会議発言一覧

29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 ただいまの問題に関連して伺いたいのでありますが、もし各地方の府県知事との協議の上で、不幸にして協議がととのわない場合、それはやはり水を供給する場合にある側と利用する立場にある側と利益が相反するというような場合も考えられると思うのであります。そのために調整をし、協議をせられるわけでありますが、万が一不幸にして協議がととのわないというような場合には、事業が実施できないというふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 私のお尋ねいたしておりますのは、がめついとかがめつくないとかいうような意味ではなくして、やはり地方住民の利益を中心として考えることが、やはり国全体の利益を考えること……

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○西村(関)委員 農地局長にお尋ねをいたします。  水資源開発公団法案の二十六条、二十八条、二十九条並びに三十条であります。二十六条の一項の「政令で定める費用」の中の不特定海潮というのはこの中に入るのだと思われますが、特定灌漑がこれに含まれるのであるかどうか。特定灌漑の分が国の交付金に含まれないとするならば、二十八条と二十九条及び三十条のカッコ書きはから振りになるというふうに考えられますけれども、その点いかがでございますか。
【次の発言】 特定灌漑の場合でございますと、従来の普通の灌排事業におきましては国が六、県が二、農民が二ということでありますけれども、特定灌漑の場合でございますと、国の補助……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 私は初めに内水面漁業の問題につきまして水産庁次長にお伺いいたします。  電源開発事業、化学工業の工場の設置、工場用水というような近代産業の発達に伴いまして、その大きな犠牲をこうむりました産業の一つが内水面漁業であると思うのであります。しかもその復旧にあたりましては、国、府県あるいは市町村の力にたよるよりは、地元の関係業者の負担にのしかかってきておるという現状ではないかと思うのでありまして、こういう非常にみじめな状態に置かれております内水面漁業に従事する者たちのために、国はこれが復旧に対する予算をどの程度計上しておられるか、これに対する施策をどのように考えておられるか、まずこ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 本日この機会を通じまして、総理がおいでになりますならば総理にお尋ねをし、お願いをいたしたいと思っておったのでありますが、おいでになりませんから、外務大臣にお尋ねをし、お願いをいたしたいと存じます。  そのケースは、川北友弥と申します日本人が、今なおサンフランシスコ湾頭のアルカツラ島の国立刑務所に終身刑として収容されておる問題でございます。このことは大臣も御存じだと思いますが、一通りこの事件の内容を申し上げて大臣のお考えを承り、またお願いを申し上げたいと思うのであります。  私は一昨年の夏、北米合衆国のキリスト教会から招かれまして、約二カ月アメリカの各地を旅行いたしましたみぎ……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 ただいま井手委員から移住政策特に移住振興株式会社の問題等につきまして、まことに重要な質問がなされたのであります。私も移住政策一般について御質問を申し上げたいと思っておるのでありますが、緊急な問題につきましてまず最初にお伺いをいたしたいと思うのであります。  それは、新聞の報道によりますと、明日池田・金会談が行なわれるということであります。韓国の金情報部長と池田総理とが会談をせられる、それはどういう意図を持つ会談でございますか。伝えられます、四月に行なわれようとしておる日韓会談の政治会談の下工作という意味を持つものではなかろうかと国民の多くは感じ取っておるのであります。日韓会……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 私は問題を少年児童の非行の問題にしぼってお尋ねいたしたいと思います。  近時青少年の不良化、犯罪化が深刻になって参りまして、心ある人々を憂慮せしめておるのであります。これらの問題の処理につきましては、警察行政、あるいは家庭裁判所、検察庁、法務省関係にも大きな関連がございます。さらにまた文部省の社会教育、学校教育の問題にも関連がございますが、特に本日は灘尾厚生大臣その他関係の政府委員の皆さんに対して、厚生省所管の非行少年児童の処遇の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  まず中央、地方、全国の児童相談所における相談事項の中で、非行少年児童に関連する相談事項が、どのような……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 私は主として宗教教戒師の問題と保護司の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  池田総理は口を開けば国づくり人づくりということをお仰せになりますが、現在矯正施設に収容せられて、りっぱに社会に復帰しようと願っておりまするところの者たちのために、矯正局を中心としていろいろ施策を講じておられるわけでございますが、その中におきまして宗教教戒師の持つ使命というものは、特殊なものがあると思うのでございます。これは死刑囚に対する特別な教戒ということをも含めまして、またさらに、りっぱに社会に復帰しようとするところの収容者諸君に大きな光明を与える、力を与える、そういう働きであると考えるの……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 私は時間もあまりございませんので、きわめて要点だけをお尋ねいたしまして、きょう質問をし残しました分につきましては別の機会に、あるいは社会労働委員会等におきましてお伺いをいたしたいと存じます。  きょうの質問の点は、医療班の海外派遣についてでございます。わが国が国際間におきまして、特にアジア、アフリカの諸国間において、友好、連帯の立場から医療班を派遣するということにつきましては、まことに大きな意義があると思うのでございます。こういう医学的な奉仕を中心として国際交流をやるということは、まことにけっこうなことだと思うのでございます。つきまして、ここ数年来、たとえば昭和三十年から今……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第9号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○西村(関)分科員 本日は原子力潜水艦の寄港の問題と、南ベトナムへの医療団派遣要請について、お伺いいたしたいと思って参りました。原子力潜水艦の寄港問題につきましては、同僚の堂森委員から若干の質問があったように伺いましたが、時間が三十分に限られておりますので、どちらを中心に御質問をしようかと実は迷っている次第でございますが、非常に緊急を要します――両方とも緊急を要する問題ではございますけれども、前段の問題からお伺いをいたしたいと思います。ベトナム医療団派遣の問題につきましては、もし時間があれば若干触れるかもわかりませんけれども、主として原子力潜水艦の寄港問題についてお伺いいたしたいと思います。 ……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○西村(関)分科員 ただいま委員長の御注意もありますし、かつまた高碕先生のお通夜もあると伺っておりますので、三十分以内、できればそれより短い時間で質問を終わりたいと思うのであります。  本日は、去る二月の六日、農林水産委員会におきまして私が質問いたしました諸点につきまして、さらに大臣の御答弁に関連をして御質問を申し上げたいと思っておりましたが、いまのような事情でございますから、また農政の基本問題につきましては、法案の審議の中で御所見をさらにお伺いできると思いますから、本日は割愛をさしていただきます。  まず、最初にお伺いしたいと思いますことは、農山漁村における一利対策に必要な経費の予算について……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○西村(関)分科員 時間が限られておりますので、問題を集約いたしまして、農林統計についてお尋ねしたいと思います。  農林統計の仕事が始まってから十八年の年月がたっておるのでございますが、農業基本法下における農政のあり方を検討し、さらにこれを進めてまいる上に統計の持つ意義、またその仕事の重要性というものは、いよいよ増してきておると思うのでありますが、予算の面から見ますと、どうもあまりこれが重視されていないというような印象を受けるのであります。また、臨時行政調査会の答申等もあり、農林省内におきましても統計業務の役所の所管についていろいろ機構の問題が論議されておると聞きますが、じみな、あまりぱっとし……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○西村(関)分科員 本日はベトナム問題について質問をいたしたいと思っておりますが、それに先立ちまして、先日外務委員会において椎名外務大臣から日韓基本条約の仮調印についての報告があり、これに対する質疑応答が行なわれたのでありますけれども、一点この際その問題に触れてお尋ねをいたしておきたいと思います。この基本条約の仮調印というものは、外務大臣としてはこれで一応日韓会談は妥結の端緒についたというふうにお考えになっておられるのでありますか。
【次の発言】 親善ムードが高まっておると言われますが、一面において韓国側の野党は一斉に日韓会談早期妥結に反対の気勢を示して、大臣がおいでになったときにもかなり騒然……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

西村関一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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