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五島虎雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

五島虎雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
745位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
866位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
522位

27期委員会出席(無役)TOP50
32位
28期委員会発言TOP100
91位
28期委員会出席(幹部)TOP100
68位
28期委員会発言(非役職)TOP100
68位
29期委員会出席TOP100
97位
29期委員会発言TOP100
89位
29期委員会出席(無役)TOP100
74位
29期委員会発言(非役職)TOP100
73位

このページでは五島虎雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。五島虎雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

27期(1955/02/27〜)

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○五島委員 だから二十二条の解釈についてと、それからこの問題に関連して促進法の二十四条と地公法の二十二条は、この具体的な問題についてどちらが優先するかということをはっきりしてもらったらよろしいのじゃないかと思います。ですからこの場合の解釈については、促進法の二十四条が優先するのだという解釈を、はっきりしてもらったらよろしいと思います。

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/06/20、27期、日本社会党(左))

○五島委員 午前の会議に引き続いて、北山さんあたりからいろいろ質問があると思うのですが、特に先日の委員会のとき、私たちの同志の川村委員から長官に質問しておいたのでございます。それは夏季手当に関する問題ですが、長官は、そのとき国家公務員について〇・〇五ときまった場合は、地方の公務員に対する夏季手当の問題についても、直ちに出すのかという質問に対しまして、十億円程度の融資を用意しているというような説明があったわけです。そこで十億円程度の短期債をもって融資するというようなことですが、地方の財政は非常に逼迫している。それで〇・七五についてもなかなか出せない地方団体がたくさんある。ところが〇・〇五あるいは……

第22回国会 地方行政委員会 第36号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○五島委員 北山さんの質問に対して、正示さんは明快な説明をされなかった。しかし五百億円程度の差があるということで、その問題で非常に地方自治団体は苦んでいる。従って、大きいことじゃないが、小さい面について後藤財政部長の見解を聞いておきたいと思います。これは関連したことですから……。私が知る地方団体では、いまだ地方税法も改正ができていない。それから再建整備法も今国会で審議中である。それから地方自治法の一部改正も国会で審議中である。従って地方団体では、昭和三十年度のはっきりした予算が組めないでいる。ところが、何としても地方団体の予算は早く組まなければならぬということで、私の知る地方団体では予算案が提……

第22回国会 地方行政委員会 第38号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○五島委員 ただ一点松沢さんに質問いたします。松沢さんの公述については非常に参考になりました。ところが午前中の公述者の中に、特に茨城県石下町長の全国町村会代表の関井仁さんからの公述の文書を見てみますと、公述された中に「行政委員会の予算原案送付及び収支命令の権限を削除すること。」その理由の中に「行政委員会は原則として廃止すべきであるが、教育委員会の如き地方公共団体の財政力を無視した見積書の作成、収入現況を顧みない配当予算の濫費等に対する今次改正による規制は不徹底であり、抜本的にその予算原案送付及び収支命令の権限を削除すると適当とする。」という理由を付されて、それに特に口頭によって、教育委員会等々……

第22回国会 地方行政委員会 第39号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○五島委員 地方自治法の一部改正の審議に入ります前に、ちょっと議事進行というとおかしいのですけれども、これに関連するような問題で、非常に地方団体の一職員組合が困っておる問題が一つあるわけです。それで審議する前において、ちょっとこの問題について自治庁の見解を聞いておきたいと思いますので、お許し願いたいと思います。
【次の発言】 どうもありがとうございました。実は兵庫県内の一市なんですが、これが四月の市長選挙あるいは市会議員選挙を通じまして年間予算を組んだわけです。しかし交付税の見積額等に非常に誤算を生じまして、追加更正予算を諮らなければならないような状態になってきた。従って市の理事者がこの年間予……

第22回国会 地方行政委員会 第41号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○五島委員 民主党から愛知県の鳴海合併問題は、非常に慎重にその分だけ審議するように言われましたが、これはやってもよろしいのですね――それでは北山委員が言われた六十億の問題についてだけですが、単刀直入に、三十億は大体昭和二十九年度から引き続いて昭和三十年度に〇・二五%ですか、その分に相当するものである。しかし資料によると五千八百人程度になっておったように思います。そこでこの三十億プラス三十億で六十億というのは、その退職を想定するところの人員は大体どれだけ想定されているかということをまずお伺いしたい。
【次の発言】 予想してなくて再建方式を立てられたということになるのですが、何かあるでしょう。全然……

第22回国会 地方行政委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○五島委員 今の問題に関連して、第三項の「財政の再建のため特に必要と認められる昭和二十九年度の赤字団体に限る。」という「特に必要と認められる」ということは、後藤財政部長はさっき北山委員の質問に対しまして、地方団体の自由なんだ、任意なんだ、特に必要と認めた地方団体がきめたらいいのだということなんです。そうすると、本法の後段においては非常に任意性がある。ところがその三項の二号の二ですか、これは普通の税率をこえてでも税を取り得るという規定なんですが、ほんとうに任意性なんだから、おそらく地方団体が財政に苦しめば任意的にこれをやっちまうおそれが非常に出てくるということです。そうすると、従来の説明によると……

第22回国会 地方行政委員会 第45号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○五島委員 北山さんの質問に関連して伺いたい。午前中の文教委員会の連合審査会では、教育委員会の問題が重点的に質問されて、文相やうちの長官の見解がただされたわけです。従って、十条の各種行政委員会の数の減少あるいは事務職員の兼職という問題について、特に労働委員会の問題を例にとって質問してみたいと思います。  ただいま後藤財政部長は、各自治体の自主性においてそれぞれ減少するということは、自主性を侵さないというように言われたわけですが、労働委員会というのは、秘密の厳守と、自主的であることと、その独立性が要求されるわけです。従って労働組合法にもそういう規定がちゃんとある。労組法の二十二条によりましても、……

第22回国会 地方行政委員会 第50号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○五島委員 自治庁の川島長官にお尋ねしたいのですが、きのう亀山委員が質問された中に、十八項目の五大市に対する事務再配分の問題とそれから特別市制の問題と関連があるかという質問があったわけです。ところが小林行政部長はこれは関連がないという答弁でした。なるほど関連がないかもしれませんが、長官の提案説明の中には、特別市制は現在のところどうも不可能だから、この十八項目の事務再配分をもって終止符を打ちたいというようなことを説明の中で言われたということを記憶しておるわけです。従って自治法の中の特別市制の問題について長官はどう考えられておるかということをこの際質問しておきたいと思います。

第22回国会 地方行政委員会 第51号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○五島委員 今のように今までこの委員会でこれに類似した問題が所々方々で行われたわけですが、そのとき自治庁の政府委員の方もあるいは自治長官も全然知らなかったことを、まことしやかに各地方団体の長等が説明をされるというようなことは、トラの威を借るキツネも同然だというように思う。だから今後そういうことがある場合には、自治庁はどういう態度をもって臨まれるかということをこの際聞いておきたいと思います。連絡もない、示唆もないというようない場合に、自治庁がこう言ったといって自治体でいろいろの問題が紛議を生ずる、こういうことは自治庁としても非常に困ることだろうと思います。こういうようなことについては自治庁はどう……

第23回国会 地方行政委員会 第8号(1955/12/12、27期、日本社会党)

○五島委員 それでは今の節約の問題から伺います。なるほど、鈴木次長が言われるように国も節約をし、節約の中から〇・二五を支出するという決定に基いて、地方の方も同様な趣旨を一応現わさなければ、閣議決定の線がちょっと工合が悪いというような従来の説明があったわけです。ところが現実に短期融資の面で地方団体がどうしても節約は困難である、従って短期融資をお願いしたいということで、全部の地方団体が短期融資を願い出た場合には、自治庁はこれについていろいろの審査をやられるのですか。あるいはその申し出について全部の措置をするということですか。これは具体的に現実の面からはっきり聞いておけばよいと思うのです。申し出に従……

第24回国会 運輸委員会 第39号(1956/10/23、27期、日本社会党)

○五島委員 関連。伊能政務次官は、この運送事業法に基く業者が非常に複雑多岐にわたった組織であるということをさいぜん認められたわけです。そうしてその運送事業法に適合しないような零細な企業者もあって、その実態をつかむことがなかなか困難であると言われたわけです。そういうような事実の中から、御承知かわかりませんけれども、さいぜん山口委員が言われましたように、暴力行為が平気で行われておる実態があるわけです。この暴力行為が平気で行われる実態ということは、さいぜん伊能次官が言われましたように、これは長い歴史の複雑な積み重ねの中から生じてきている問題だと思うのです。それで特にきょうは、労働省の基準監督局も来て……

第24回国会 社会労働委員会 第53号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○五島委員 問題は特に一地域の問題に限定された問題ですが、国会もいよいよきょうで終ろうとするときにたくさんの同僚諸君から質問が山積しておるだろうと思いますけれども、短時間のうちに質問を終了していきたいと思いますから、同僚諸君もあまりおられないのですけれども、お許し願いたいと思います。問題は当局もよく御承知だろうと思いますけれどむ、この問題の解決については、十年間いうならば放置されておる問題であって、その問題が解決していないものですから、あえてきよう最後の日として当局のはっきりした態度、考え方を承わっておけばそれで私の質問は終了するわけでございます。この十年間放置されておる問題というのは、これは……

第24回国会 地方行政委員会 第2号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○五島委員 長官が来られるまで措置法の問題について後藤さんが各団体の陳情の人と話されたことがほんとうかどうかということを、ここでちょっと聞いておきたいと思います。さいぜんの御説明の中に、適用団体の申請は都道府県が二府県、市町村も二市というお話があったが、あの問題は第二十二特別国会から臨時国会を経て、非常に目信を持って通過されたと思う。従って、もうすでに二カ月以上も経過しているのだから、もっと多くの団体から曲用の申請があったと思っていたら、わずかに二県と二市であった。後藤さんは将来のことについて非常に心配をし、模様を見ているのではないかというような予想が立てられたわけです。私たちはもっと多いじゃ……

第24回国会 地方行政委員会 第6号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○五島委員 後藤さんに二、三点質問しておきたいと思いますが、不足財源に対する措置という項目の中に、受益者負担の項目があるわけです。金額は五億円程度になっておるようですが、この説明の中に、高等学校の授業料二割引き上げを含むのだということの説明があったわけですけれども、文部大臣は、高等学校あるいは私大の授業料の値上げはやらないのだというように、ききに言明されておったように伺っておるわけです。そうすると、文教関係と自治庁との考え方の関係は、どういうような関連でこれが五億円の中に算定されたのかということを聞いておきたい。従って、文部大臣の意向にかかわらず二割を値上げされる気持なのかということを伺ってお……

第24回国会 地方行政委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○五島委員 後藤財政部長に資料の要求をお願いしたいと思うのですが、さきの補正予算における交付金の各都道府県配分の明細、同じく特別交付金の各都道府県に対する配分の明細書があれば、以上二つを資料にして御提出願いたいと思います。

第24回国会 地方行政委員会 第21号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○五島委員 簡単にお尋ねしたいと思います。財政計画方針を見ると教育職員の三十一年度の増員、それから児童数の増加、これを見ますると五十一万人の生徒がふえる。そこで七千二百学級ふやさなければならぬ。それで小学校の先生を五千九百七十人、中学校の先生は千四百四十大人、盲ろう学校において五百一人というような増員をするそしてこれは義務教育国庫負担金の算定の基礎によって算定されたんだという説明があり、そしてその所要金額を二十一億円ばかり見込んでおるわけです。ところが実際の各地方団体の来年度の予算の審議状況を見ていると、自治庁はこういうように見込んでおっても、実際の問題として教育職員の定員をふやされないという……

第24回国会 地方行政委員会 第30号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○五島委員 大臣はさっきこの公給領収証の問題から地方税一般について抜本的――といっても、これは臨時国会からずっと言っておられるので、抜本的が口ぐせになっておると思うのです。ところがこの公給領収証の問題については、これまた抜本的に考えていかなければならぬというようなことを言われておる。奥野部長もやはり免税点の引き上げあるいは遊興飲食税というようなもの、大衆飲食というようなものについては、これを発展さしていく方が至当であろうというような意見を出されたわけです。この公給領収証の問題をめぐって、遊興飲食税の問題について公給領収証が発行されると、その後至るところに地方では、料理店、バー、その他のところは……

第24回国会 地方行政委員会 第31号(1956/04/05、27期、日本社会党)

○五島委員 大臣に質問いたします。ここで、税制のこととは別にちょっと聞きたいのです。今度はずいぶん政府もかんを立てられて、いわゆる組合の春季闘争について、革命であるとか何とか銘打って、ずいぶんそれに対する対策を講ぜられたわけです。ところがいわゆる春季闘争という賃上げ闘争については、民間労組の賃上げ要求は大部分解決を見ました。それから三公社五現業に対しても、いろいろの紆余曲折の末に、これまた解決を見ました。ところが国家公務と地方公務員に対するところの賃上げの要求は、いまだ解決を見ていない。ところが先日の新聞によると、国家公務員に対しては今回は何ら考慮しないというような閣議の決定が行われたやに聞き……

第24回国会 地方行政委員会 第32号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○五島委員 軽油引取税について少々大臣にお尋ねしたいと思います。これは先日の自動車税の問題についても関連して大臣の留守に質問をしたわけでありますけれども、この軽油引取税の新税創設については、まつ向から反対の立場に立って質問をします。そうしてこの税創設の問題については、合同審査会等々で、あるいは公聴会等々で、いろいろな面からこれを論じられて、あるいは質問されておるわけです。従ってそれとの重複があるかもしれませんけれども、これが最後の機会ですから、大臣のこの税創設についての考え方を確認しておきたいと思うわけです。  まず政府は本国会の提案において一キロリットル当り六千円の課税をするという案に対しま……

第24回国会 地方行政委員会 第35号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○五島委員 それでは川村さんがきのうの質問に続いてやられるだろうと思うのですが、その前に一点について質問をしておきたいと思います。  先日長官に地方公務員の給与の問題について答弁を求めたわけですが、そのときは閣議の決定の線に沿うてi公務員にも賃上げはしないという方針が決定した、従って自分もその線に従って地方公務員に対する賃上げというものはやらないということにしているんだ、しかし公務員にこれが実施される場合は地方公務員はまま子扱いにならないように、そうしてあくまで均衡をとった立場において考慮するということを了解してもらいたいというふうに長官は説明されたわけであります。ただまま子扱いとか、均衡を欠……

第24回国会 地方行政委員会 第41号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○五島委員 昨年の十二月に自治庁が地方自治法の改正の基本を発表されたわけです。そのときは大体二十二回特別国会で提案されたのとほぼ大同小異、そしてその中の地方議会に関する検討等が削除されたところの基本の要綱が発表されておったわけです。ところが本国会のこの法律案を見ますと、きのうから問題になっております特別市制の条項が全部切られている。そうしてそれと交代的な姿で十八項目が五十万以上の市に委譲される。その委譲することが地方自治法で十六項目、教育関係において二項目、そのままの姿で指定市にその事務が委譲されるというようなことならば、われわれは特別市制の問題とこの仕事の再配分の問題とをすり変えられたという……

第24回国会 地方行政委員会 第43号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○五島委員 一点、お尋ねしたいと思います。局部の問題について述べられたのでありますが、その公述の中に、局部は今度法律によって法定数をきめておられる、こういうことは自由に反するのじゃないか。従って各地方団体にこれをまかしておいた方がいいんだ。そしてこれらは、もうすでに各地方団体がそれぞれ行なっていることなんだというような説明がある。そしてこれを法定化するということは、今まで中央がいたずらな干渉をやっておった事実があるというように抽象的に述べられておるわけです。それで、これを排除し、地方自治体の自由の意味においてこれをまかせた方がいいということについては、私も同感を感ずるわけです。ところが、「これ……

第24回国会 地方行政委員会 第45号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○五島委員 今櫻井君から質問をされましたことに少々関連があると思うのです。あの昇給制の問題で、延伸二回でとどめたい、そうしてあとはもとに復するというような知事の説明があったわけですけれども大体財政再建の計画の中に、職員給与の昇給原資は若干見込んでおられるようであります。しかしこれを不足分をどうするかというような問題が疑問になってくるわけです。ところが自治庁の従来の説明によりますると、赤字県があっても、定期昇給は完全に実施することが望ましいんだと説いて参りました。そうして去年でしたか、自治庁は地公労と覚書を取りかわしているのです。そうして自治庁の方から各県に通牒となって出ておることを承知しておる……

第24回国会 地方行政委員会 第47号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○五島委員 ただいま審議しております二法案には関係がございませんが、よろしいですか。――早川政務次官並びに行政課長がちょうど来ておられますので、その見解を一点明らかにしておいてもらいたいと思うのです。実は労働基準法で産前産後の休暇が認められており、そして条例等で実施されているところで、昇給制度に関連しまして、この産前産後の休暇をとった婦人の職員に対しては、一括して昇給をストップするというようなことが行われる地方団体に対して、労働基準法に照し合せて、それが果して妥当であると解釈されるかどうかという問題を、ここに明らかにしておいてもらいたいと思います。

第24回国会 地方行政委員会 第58号(1956/09/13、27期、日本社会党)

○五島委員 私は三点について質問したいと思います。第一点は先月末に神田の中央大学講堂で開かれました母親大会の問題に関連性があります。第二点は自動車運転手のスピード違反検挙の問題について第三点は八月一日に政令が改正になったとか、運用の改正になりました自動車運転手の免許制度の問題、以上の三点について質問したいと思います。  第一点の母親大会に関連して茨城県の県警が東京母親大会に出席する婦人の姓名を調査した事件を茨城県議会で県会議員が質問をして、それが明るみに出たという問題、これは私は朝日新聞の八月三十一日の記事で知ったわけですけれども、たとえば警察関係が、従来地方の警察が思想の調査をやったり、ある……

第26回国会 運輸委員会 第29号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○五島虎雄君 ただいま議題になりました港湾運送事業法一部改正案につきまして、その提案理由及び内容の概要について御説明申し上げます。  港湾荷役は、戦時中港湾運送事業統制令により、一港一社を建前とした独占的な企業態によって運営されてきましたが、戦後は独占企業の弊害を除去するという理由で、総司令部の指令に基いて、港湾荷役会社は解散され、以後港湾運送事業は何らの規制なく、自由に経営できることとなり、企業の乱立、弱体不良化を招くところとなったのであります。このため、運輸省は昭和二十六年五月混乱した港湾運送の秩序を回復するため、現行の港湾運送事業法を制定して、事業の種類を四極に分類し、これらに一定の資格……

第26回国会 社会労働委員会 第3号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○五島委員 先日新しく就任されました大臣の施政方針の説明が行われました。その方針をこまかに分析いたしますると、大体五つの柱からなった説明であると思うのです。その第一は完全雇用の問題であり、第二は失業対策の問題であり、第三は最低賃金に対するところの考え方を披瀝しておられます。そして労使関係の調整として労働次官通牒、いわゆる一月十四日に発せられたところの労働次官通牒による教育指針というものを大きく打ち出されました。そうして第五点として労使協調ということが、やはり生産性向上という問題から日本の経済を発展せしめ、労働力を増大して行くんだということが、新大臣の施政方針の大きな柱であり、流れであると私たち……

第26回国会 社会労働委員会 第10号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○五島委員 ただいま石橋君が駐留軍の問題について聞かれたわけですけれども、これから私が質問しようとするところの数点は、それにも一部関係があると思います。質問の項目は、特に一地区の問題、神戸市の中本商店というところに結成された労働組合と中本商店との泥沼のごとき争議状態に関して、いろいろの面でまず聞いていきたいと思います。これは神戸の問題ではありますが、一般の中小企業労働組合の争議やロック・アウトに関した問題をとらえて、質問をしていきたいと思います。その中で警察の干渉の問題も簡単に触れ、そうして所見を聞いていきたいと思っております。それから次に、ただいま駐留軍労働組合の問題がありましたが、特に横浜……

第26回国会 社会労働委員会 第13号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○五島委員 時間も非常におそくなりましたし、持ち時間もあまり長くございません。それで私はこの前の委員会でも申し上げました通り質問の個所は発表しておるわけですけれども、これもまたきょう一日では済まないかもしれませんから、済まないところはまた他日いたします。  きょうは特に調達庁の方からも御出席を願ったわけですが、横浜港に起きた一つの事柄は、御承知の通り本年一月ごろからアメリカ軍の軍貨を荷役する労務者を直接アメリカ軍が雇用したい、その直接雇用というのはいわめる間接雇用になるのでしょうけれども、この意見が日米合同委員会の労務小委員会で事が運ばれつつある――あるいはもう事実として発生しておるのかもしれ……

第26回国会 社会労働委員会 第17号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○五島委員 私も山花さんの質問に関連して、簡単に質問してみたいと思います。  去る三月二日の予算委員会で与党の上林山君が一般質問を行いました。その席上、総評の性格をどう思うかということに対して、労働大臣は、総評はそう階級闘争を強くしているということを言われたわけです。それでこれらの関連的な労働組合の行為に対しては一体どうするかという質問に対しては、断固処分すると言われた。ただいまの高瀬さんの質問に対しては、マホメット教が飛び出したのであります。右には剣を持ち、左手にはコーランを持って、協同友愛の精神を持って臨むというようなことを言われたけれども、今度の総評を主体とするところの春季闘争、すなわち……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○五島委員 ただいま議題となりました失業保険法の一部を改正する法律案につきまして原案に反対、日本社会党から提出されました修正案に賛成をいたす立場において、日本社会党を代表いたしまして討論をいたします。  すでに言い古された言葉ではありますが、政府は神武以来の景気を謳歌しておるのであります。日本経済新聞の発表した大手各産業の昭和三十二年の三月決算の業績予想によりましても、鉄鋼界は三十五社平均利益が四億二千六百万円、利益率は七割七分を示して、配当は一割二分七厘となっております。八幡製鉄は二十五億も莫大な利益を上げております。思い起しますと、昭和二十九年ごろにそのドックには一隻の船影すら見なかった造……

第26回国会 社会労働委員会 第43号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○五島委員 この法律案についてのいろいろの観点から滝井さんが質問されたわけでありますが、私はこの法案に基づいて厚生省当局の考え方をここに明らかにしておきたいと思うのです。  それは二点あります。すでにこの法案自体については閣議において了承しており、正常な競争と消費者の利益をはかってこの運営を善処したいという説明が政府からもあったわけです。ところが、この法案自体がともすればカルテルの構成になり、物価の引き上げということが第二次的に生まれてくるのではないかということは、一般消費者大衆の非常に危惧するところであるわけです。しかし政府のそれぞれの答弁において、このような問題については十分行政的に措置を……

第26回国会 社会労働委員会 第56号(1957/07/29、27期、日本社会党)

○五島委員 時間がありませんから、三点の問題についてきわめて簡単に質問していきますから、きわめて簡単にわかりやすく答弁をお願いしたいと思います。  第一点は、きょう大臣がいろいろ施政方針の中にも言われましたように、雇用の増大ということは一つの大きな中心的な施策、方針であります。そこで赤松さんや亀井さんからもいろいろの観点からお話がありましたけれども、雇用増大の問題に関連して、今滝井さんは臨時工の問題を質問しておられました。この臨時工の問題は、今後の労働省の行政施策としては全く重要な問題であります。しかしシャウプ勧告以来臨時工の数が非常に大きなところで停滞をしておるという現実を見のがすことはでき……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○五島委員 午前中に八木委員から部落問題について総体的な質問がございましたが、八木委員の考え方について大臣は異議がないと申され、この問題についての今後の解決に対して努力するというような発言があったわけです。しかしわれわれがここに部落問題として特別に取り上げなければならないということは、やはりいろいろの見方もあるでしょうけれども、どうしても取り上げなければならないような事実が全国的に散在しているからです。ところが午前中に大臣は外国の都市問題についても述べられたわけですけれども、日本の特殊な社会問題であるこういう状態が外国にもあると考えておられるかどうか、それをまず質問いたします。

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○五島委員 大臣がちょうど参議院の方にいっておって、きょうは大臣に質問できないことは残念ですけれども、またの機会をとらえて大臣には質問することにいたします。ところが政務次官がここにはおられますので、政務次官は大体大臣と考え方は同じだろう、これが食い違ったら労働行政がへんちくりんになる、そういうように思います。  具体的な質問に入る前に、まず私は簡単に前提として聞いておきたいのは、自民党の政策――ここで自民党の政策を持ち出すのはちょっとへんちくりんなような感じがしますけれども、自民党の上の内閣ですから特に聞くわけですが、本年の七月に自由民主党新労働政策要綱なるものが発表されたわけです。これは新聞……

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○五島委員 関連して。  大臣はこの前、何も考えていないのに無理にしゃべらされたと言われるのですけれども、われわれは期待しておった。しかし今百田局長の答弁によれば、次期の国会にはこれを法律化したいと言われるのですけれども、何か三十二年度は千六百万円程度準備調査のために費用を取られた。ところが、来年度もやはり千百万円程度、何か予算を申請しておられるじゃないですか。今査定中にある。そうすると、法律案を作りたいといわれるのに準備金が用意されているということは、法律案が作成できなかった場合、準備にこれを移行されるつもりなのかということを今八木さんがはっきり聞いておられるのだが、それはどうですか。

第27回国会 社会労働委員会 第8号(1957/12/19、27期、日本社会党)

○五島委員 私は二点について簡単に質問しておきたいと思います。一点は大臣の所見を伺い、第二点は確信のほどを伺いたいと思います。  第一点は、厚生白書にもいろいろ貧乏の説明があります。ところが経済界の変動によりまして輸入が非常に減少いたしましたので、現在港湾労働者の日常の作業量が急激に減ってきました。それで兵庫県の神戸港に働く港湾労働者は、一日に二千名以上の失業者が急激にことしの九月、十月、十一月に多くなってきて、今では月に六万人の失業者が現われ、そうしてその平均の仕事は今まで二十数日間の作業量があったのですけれども、今では平均七日から八日の仕事しかないというような状態になったわけです。その中で……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○五島委員 私は時間が非常に少いので質問をやめようかと思ったのですけれども、さっきから岸総理がこの問題に対して非常に熱意があるというように八木委員との質問応答の中から感知されたのですが、ただ一点非常にばく然となっているとろがありますから、その点だけさらに確認しておきたいと思います。というのは、岸総理はこの問題は非常に複雑な問題だ、歴史的な問題だというようなことを言い、その解決のためにはあらゆる協力者の意見を聞いて、解決の方向に進みたいというようなことの方向はわかりますけれども、一体どうすれば解決の方向に向くかという具体的なことが何らひっぱり出せないものですから、その点について質問をしておきます……

第28回国会 社会労働委員会 第27号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○五島委員 旅館業法の一部改正は二十六国会で行われましたし、今度の改正は売春防止法との関連ですから、この改正の問題にはさしたる意見はありません。ところがそれに関連いたしまして、これらが改正された後における旅館従業員の処遇の問題で二、三質問しておきたいと思うのであります。二十六国会におきましても参議院、衆議院でいろいろ旅館業法が拡充強化される、それからまた環境衛生法等々が通過をいたしまして、旅館業者はそれぞれ組合を持ち団結の力が増大いたしまして、そうしてそれぞれの業の発展のためには、いろいろ連絡その他協力ができるというようなことになったわけです。ところがここに忘れられているのが旅館従業員の処遇の……

第28回国会 社会労働委員会 第32号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○五島委員 この労働協会法案に対する質問は、従来幾人かの委員から多岐にわたって行われております。そこで、私が本日質問をする中にも、幾分ダブる面があるかもしれませんが、大臣は、それは質問がダブりますから答弁の必要はないとかなんとかいうようなことをいつも言われるが、きょうはそういうことのないようにお願いします。   労働省の設置法の三条には、「労働省は、労働者の福祉と職業の確保とを図り、もって経済の興隆と国民生活の安定とに寄与するために、左に掲げる国の行政事務及び事業を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。」ということを定めておって、そして九つの種類をあげておるわけであります。労働組合に関する……

第28回国会 社会労働委員会 第35号(1958/04/09、27期、日本社会党)

○五島委員 いろいろ大臣は説明されるわけですけれども、私はここに一点明らかにしておきたいことがあります。わが党の議員は従来再三にわたっていろいろの点から質問しておりますけれども、その要点とするところは、人事の構成における大臣への隷属は御用機関となるということが重点である。それからもう一つは、この事業は啓蒙、宣伝、教育の範囲の広いところに政府の企図があって、それが基点であるということ、それから労働問題に対する大きな介入のおそれがあるということが、われわれの質問の重点であるわけです。ところが大臣は従来協会の目的は自主独立、そうして公正をずっと悦明してこられたわけです。ところが評議員の問題、人事権の……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 社会労働委員会 第6号(1958/06/28、28期、日本社会党)

○五島委員 ただいま大原君の質問の内容から、日雇いの生活の問題については今後の問題として努力しなければならないということで、日雇いの生活の実態が非常に困窮しているということは、これは大臣もお認めになって、そのために今後努力を要するということを言っておられる。それからまた職安局長の説明の中にも、今後の日雇いの問題は十分努力していかなければならないということを言っておられるわけです。ところが去る二十四日の当委員会において、赤松委員から日雇い労務者の夏季手当の問題について一部触れ、これを大臣及び政府当局に質問をしております。そのとき大臣は、賃金そのものの増加または就労日数を増加することにおいて目下検……

第29回国会 社会労働委員会 第8号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○五島委員 ただいま議題となりました失業保険金の給付日数に関する臨時措置法案について提案理由の説明をいたします。  日本経済の現下の不況局面は、輸出不振と相待って、早急に回復する兆候はほとんど認められないというのが現状であります。のみならず産業別に見ますと石炭、造船、機械等は今後ますます下降の一途をたどるであろうとする見方が大かたの観測であります。これらの産業は、各種産業のうち最も雇用効果の大きいものであり、現在においても悪化しつつある雇用情勢、失業者の発生状況にさらに拍車をかけるでありましょう。この趨勢を失業保険の統計に現われた数字について見ますと、今年に入って受給実人員の数は一月四十四万六……

第29回国会 社会労働委員会 第12号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。今の滝井さんが質問された失対事業の問題について、将来の見通しということですが、この特別国会が終了して以来、倉石労働大臣はいろいろの施策を日常の新聞に発表されているようです。失対を分けて、現在三つあるのを、二つを高度の失業対策として読売新聞が――これはよその新聞はなかったのですけれども、読売新聞だけが発表しておったようですが、高度失業対策事業を設けるというようなことで、高度の能率を重点として失業対策をその方面に転化していく。そうしてガソリン税が創設されてから建設省に二万人くらいの臨時失対を吸収しておったわけだけれども、業者がこの労働者を好まないというような理由を新聞にもあげ……

第29回国会 社会労働委員会 第13号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○五島委員 小林委員の今の質問について、質問の内容についてつまびらかにするところではないという答弁はいいと思うんです。ところが新潟の国労の問題は、世間を騒がした問題です。非常に問題が複雑である。それで小林委員が身を挺して職場まで入っていって、いろいろ調査したらこういう問題がわかった。そうすると、小林委員の質問の内容についてはわれわれも初めて聞くわけですけれども、これは不当労働行為は歴然たるものであろうと思う。そこで小林委員の質問に対して、調査しなければわからないけれども、小林委員の言われることが事実とするならばという仮定のもとに、どう思うかということの答弁はあってしかるべきだろうと思う。

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○五島委員 大坪委員の貴重ないろいろの質問について、われわれは非常に勉強になるのですが、ここに出席された委員の顔ぶれを見ると、自民党五角、社会党六名というようなことで、議事規則の運営通りに正常化されていないというように思うわけです。これから慎重に真剣に重要法案を審議するに当って、こういうような出席ではどうもおかしいと思うのです。そこで今後はできるだけたくさん、やはり二十名以上の出席をとれるようにしなければならないと思うのです。この間の理事会でもよく相談し理解し合った通りで、ほんとうに慎重に勉強しなければならぬ。そこでたくさんの者が出席して審議に参画する、こういうようなことですが、きょうは大坪さ……

第30回国会 社会労働委員会 第9号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○五島委員 労働基準法の安全衛生の問題について関連がございますので、この際簡単に質問をしておきたいと思います。  去る十月十九日の夕刊に報道されておりますが、問題は、工員を試験台に薬品検査という見出しで、全員十八人が傷を負うた事件が、神戸の川崎重工の工場内で発生したわけであります。それでこの問題について内容を読んでみますと――実際に当って調査をしておりませんからよくわかりませんけれども、新聞の報道によりますと、川崎重工で防衛庁発注の国産第一号潜水艦「おやしお」の建造に当って、船内の装飾のために膠着材に使用するところの、接着材にまぜる硬化剤というものの使用の過程において――その硬化剤がハードナー……

第30回国会 社会労働委員会 第14号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○五島委員 時間もございませんが、私は端的に一点について質問をしておきたいと思います。  それは今回の国民皆保険の中に、従来は普通国民健康保険組合と特別健康保険組合があるわけですけれども、今回の新法によれば、市町村が保険者となって、国民健康保険組合と、この二つに整理されるわけです。ところがいろいろ条文を沈んでみますと、国民健康保険組合、すなわち従来の特別健康保険組合が、将来どういう運命になっていくかということが非常に疑問になるわけです。厚生省は、特別健康保険組合を一般の国民健康保険に吸収したい意向があるのかどうか。そこで現在の特別健康保険組合は、たんだん冷遇していってもいいのじゃないかというよ……

第30回国会 社会労働委員会 第17号(1958/11/01、28期、日本社会党)

○五島委員 最低賃金法案が政府と社会党から出されたわけですけれども、これは最低賃金法を通して日本の経済体制の革命だと私たちは認識しております。それは中小企業経営者にも労働者にとっても重大な関係があるからであります。特に最低賃金法の制定に当って一番問題になるのは、何といっても最低賃金額をいかほどにきめるかという問題、これがはっきりしていない限りにおいて、それは有名無実の法律になる、法律だけがあってもその実効がほとんど上らないとわれわれは考えておるわけです。しかも第二点に問題になるのは、その最低賃金法を実施するときの方法であろうと思います。ところが政府提案によれば、四つの方式をもって、最低賃金法の……

第31回国会 社会労働委員会 第16号(1959/03/09、28期、日本社会党)

○五島委員 この法律案の審査に入るに当りまして、社会党からはあらゆる方面についてたくさん質問をしていって、そして各面からこの法案についての審議をして、中小企業の方たちの経済基盤の強化、あるいは中小企業の経営の堅実性、そうしてその中に含まれる労働者の賃金体系の上昇ということを私たちは企画しておりますから、その点について各面から質問があると思います。で、私はその中のほんとうに一端になるであろうと思いますけれども、この法案の背景とか、あるいは内容について若干の質問をして、政府の、あるいは労働省の考え方をつまびらかにしておきたいと思います。  まずこの法律案がこの国会で提案されたわけですけれども、この……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○五島委員 時間がございませんので、あとに数名質問者がございますから、私質問をしぼって、二点について先生にお伺いしておきたいと思います。  ただいままで、任意包抱の問題と任意加入の問題、それから加入の際の労働者の意思を反映せしめることはどうかというようなことについて質問が行われました。それで、先生がさっき意見を述べられたときに入っていなかったと思いますが、商工会議所の代表の方や塩谷さんからは述べられたわけですけれども、労働大臣の権限が比較的強い。そこで、私たちは、やはり事業団が組織されますから、それについては、この法案が成立した場合に、何らかの民主的な運営機関というものが必要じゃなかろうか。そ……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○五島虎雄君 ただいま議題となりました政府に対する不正手段による支払請求の防止等に関する法律を廃止する法律の一部を改正する法律案について提案理由を御説明申し上げます。  PW、すなわち一般職種別賃金が、現在一部の労務者の賃金を抑圧、従ってその生活を圧迫し、ひいては全労働者の賃金に好ましからぬ影響を与えていることが、PWを廃止しようという根本的な理由でありまして、ここにPWの根拠法規を一部改正する必要があると考えるものであります。  その理由は、まず第一に、土建及び自由労働者が昭和二十二年以来、PWによって最高賃金額を抑えられているという事実であります。これら労務者の賃金は、政府に対する不正手段……

第32回国会 社会労働委員会 第5号(1959/09/21、28期、日本社会党)【議会役職】

○五島委員長代理 次に多賀谷真稔君。
【次の発言】 関連して。家内労働法の問題が出たわけですけれども、ずっと前の国会からこの家内労働法の問題が非常に重点的に抽出されつつあるわけでありますけれども、家内労働法というその法の中に包含せらるべき人員は、まだ労働省ではつまびらかになっていないのではないかと思う。その調査した結果は大体推定四十七、八万人だというふうにいわれておるわけですけれども、まだその正確なところは明らかでないというような答弁でした。ところが、このベンゾール関係の、印刷物、あるいは今のケミカル、シューズとか、あるいはビニールの靴、これら中小零細企業を取り巻く家内労働者がどのくらい全国に……

第32回国会 地方行政委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○五島委員 私は、引き続いて警察行政の問題について一点お伺いしたいと思います。特に警備局長に重点的に聞きます。しかし警備局長も何かほかの委員会に呼ばれているそうでありますから、できるだけ簡潔に質問いたしまして、そうして明らかにしていただきたいと思うのです。もちろん長官もおられますし、大臣もおられますから、関連して質問が展開されるかもしれませんし、また私どもと一緒に同じ案件について太田委員からも質問があるだろうと思います。  私が警察行政の問題で明らかにしておきたいというのは、官憲が、労働争議あたりで第二組合と関連して弾圧の面が非常に激しくなったということは、今加賀田君が質問されましたけれども、……

第32回国会 法務委員会 第3号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○五島委員 私は、戦後特高警察は廃止されて、そうしてわが国の警察は民主化されたとはいいながら、ここ数年来刑事警察それから民主団体の抑圧を任務としておる部門が飛躍的に強化されて、その方向は憲法の諸規定を踏みにじるものといわなければならぬと思います。それで、国民の自由保持にこういう問題は重大な関係があろうと思うのです。その例としては、ただいま各委員から例に引っぱり出されました管生事件で、秘密警察とその存在が明らかとなっております。また昨年でしたか、和歌山の西署の送達簿事件が明るみに出ました。それから本年一月大阪府警の平野署の作業報告などの一連の秘密警察文書が拾得されたところから、今や再び戦前の特高……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第10号(1959/11/14、28期、日本社会党)

○五島議員 私は、日本社会党を代表しまして、昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における失業対策事業に関する特別措置法案の提案理由を御説明申し上げます。  すでに御承知の通り、伊勢湾台風を初めとしまして、六号、七号、十四号台風等の災害による被害は甚大をきわめ、その惨状まことに見るに忍びないものがあります。特にこの台風災害によりまして、職を離れ、生活の方途を失ったものは相当の数に達し、緊急に就労の要を認めるものは一万人をこすと推定されております。従って、このような離職者を早急に就労させることが必要なのでありますが、地方公共団体の財政逼迫の状態及び当災害復旧に地方……

第33回国会 社会労働委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○五島委員 あとに滝井さんが質問をされますし、もう時間もだいぶおそくなっておりますので、数点質問を用意したのですけれども、私は、きょう二つの問題について、要点だけ質問をすることにいたします。  第一は、大臣もよく御承知だろうと思いますけれども、熊本県と鹿児島県の県境に近い水俣湾の魚介を摂取すれば奇病にかかって一生不治の病気になるというような、いわゆる水俣奇病の問題について、労働行政に関する面だけに限って若干の質問をしておきたいと思います。  御承知の通り、農林委員、商工委員、社労委員の八名の議員が衆議院から派遣されまして、今月の一日から三日にかけてそれぞれ各関係の調査をいたしました。当委員会か……

第34回国会 運輸委員会 第20号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。菊川君や長谷川君その他多くの同僚委員からこの問題について質問があり、そして何かこの委員会で聞いておりますと、四月二十八日に理事会が現地を視察されて、そしてこの問題についてはいよいよ最後の段階にきたような印象を受けます。ところが菊川君の質問に対しまして自動車局長は、目下検討中であるけれども、具体的な条件に応じて限定免許というものはなさるべきであるというようなことを言われたわけであります。従って、道路の上に定期バス路線等々を設定し、そして特定のバス業者に限定した免許を与えるというようなことは、日本国じゅうの道路の上に事業が成り立つわけですから非常に重大な問題である。従いまして……

第34回国会 社会労働委員会 第3号(1960/02/11、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。早川さんが大原さんの関連質問で、労働時間短縮の問題について、四十時間程度にしたっていいじゃないかと言われたことは、いわゆる前向きでちょっとびっくりしたのです。ところが大臣も、個人的には私も賛成だ、こう言われる。ところが労働省を担当する大臣として、個人的には賛成であっても、それは行政の面になかなか触れていかない。従って今後努力していくかどうかという熱意そのものが労働省全体に反映しなければ、その雇用の問題の解決の方途にもなかなかなっていかないのじゃないかと思います。ところが、今年国際労働機構の総会が六月に開かれるわけでありますが、このILO総会に、全国労働者の労働時間は四十時……

第34回国会 社会労働委員会 第15号(1960/03/10、28期、日本社会党)

○五島委員 時間もずいぶんおそいですから、私簡単に、特に労働基準行政について緊急に質問をして明らかにしておきたいと思います。この法案につきましては、他日に譲りたいと思うのです。  労働基準法の六十二条の女子年少者の深夜作業の条文をめぐって、ことにバス関係の中の観光バスに従事するところのバス・ガイド、バス・ガールの方たちの深夜作業の問題については、かねてから非常に問題がございましたし、またレクリエーション的に旅行気分というものがだんだん盛んになって、長途の観光旅行をされる国民の数が非常に多くなったわけです。それで、バス・ガールはそれのサービスとして乗務するわけですけれども、目的地に着いて、そして……

第34回国会 社会労働委員会 第18号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○五島委員 日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する修正案の理由を説明いたしたいと存じます。これは日本社会党及び民主社会党を代表して申し上げます。  まずこの修正案の原案は皆さんのお手元に配付されてありますけれども、その修正案の内容は、第一点といたしまして、傷病手当金の支給を療養のために労務に服することができなくなった日から起算いたしまして「第四日」から行なうものとすることであります。  第二点といたしましては、出産手当金の支給限度を「二十一日」とすることであります。  以上が修正案の内容でございますから、慎重に御審議の上皆さんの御賛同をお願い申し上げたいと存じます。

第34回国会 社会労働委員会 第22号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○五島議員 ただいま議題になりました日本社会党及び民主社会党提出の、けい肺及び外傷性せき髄障害の療養等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に関する提案理由並びにその趣旨を説明いたします。  けい肺及び外傷性せき髄障害につきましては、根本的な治療を必要とし、従って患者に対しましては生活面と療養面において十分な施策を必要とするものでございます。この十分なる施策のためには根本的な法改正を必要とするものでありまするが、短時日におきましてはとうていこの要請にこたえる改正をすることは困難であります。従ってこの根本的法改正のためには、さらに十分な検討を要するものと思考し、ここに日本社会党及び民主社会党が……

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○五島委員 午前中に山下委員からうんちくのある質問が行なわれましたけれども、この山下委員の質問並びに関連質問の全体において一部ダブる面があるかもしれません。私出たり入ったりしておったものですから、ダブるかもしれませんし、それからまたほかに同僚委員もたくさんこの問題について質疑の通告があっておるようですから、私はできるだけ簡単にこの本法の問題を明らかにして、若干の質疑をしておきいと思います。  山下代議士も言っておられたように、この精神薄弱者福祉法の芽が出たという意味におきましては、われわれも非常にこれを期待しておるものでありまして、今後この法の発展と拡大、拡充がすみやかに行なわれることを希望し……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○五島委員 若干この法案について質疑をしてみたいと思います。この法律案全文をずっとひもといてみて、この法律案は一体どういう法律の内容を持っているのだろうか、ただ法律案の名前だけが促進法である。読んで字のごとく、この法律案はただ促進だけであって、何にも実がないのじゃないかという印象がしてならないのです。何にもないのじゃないか、こういうように感ずる。何もこの中で強制的な義務もないし、それからまた促進しなければならないとかなんとかいう強行規定も何もない。ただ今町に七、八十万完全失業者がある。それからまた身体障害者もずいぶん多い。その失業者が多ければ多いほど、身体障害者の雇用は阻害されておる。そうして……

第34回国会 社会労働委員会 第32号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。そうすると、あなたは、質問されたかどうかわかりませんけれども、きのう参議院では、参議院の法制局長が呼ばれて、民事訴訟法の五百三十六条、この二項について質問があったとき、法制局長はこういうように言っておるわけですね。妨害があるときは、警察官に要請してその妨害を排除することができる、これは二項によってそうかもしれません。ところが法制局長の二項の解釈によれば、妨害が実在するときに行なうことがある。蓋然性があるときは執行吏が警察に要請する場合があり得る。ただし警察がこれを要請された場合は、妨害が実在しなければ排除することはできないということに、法制局長は法の解釈を行なっておるわけ……

第34回国会 社会労働委員会 第35号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○五島委員 今この賃金の問題に関連して、二点ばかり質問をしておきたいと思います。先日、私質問をしたのですが、やはり身体障害者雇用の法律案が提案されるということは、身体障害者が雇用の機会均等に浴してない、従ってこれに雇用の機会を与えることが第一であり、そして身体障害者に雇用の機会を与えて生活を保障するということが第二の目標であろうと思うのです。そうすると、今八木委員が質問されたように、賃金の問題が規定されてないというようなことについては、最低賃金などによって差別をされないようにしようということなんです。現在最低賃金法があるのですけれども、最低賃金決は、やはり今言われたように業者間協定である。身体……

第34回国会 社会労働委員会 第36号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○五島委員 きょうは六人の方々から非常に貴重な参考の意見を聞きまして、参考となりました。なお、私たちこの意見によっていろいろなおこの法律案を審議したいと思っております。ところが稗田さんから説明されましたように、諸外国の例は強制的に雇用を促進する国と、それから宣伝的に国民の愛国心等々に訴えてこれを促進する方法をとっている国がある、こういうようなことですが、この頭を出しました今回の法律案は、何か強制と宣伝と――強制ではしり抜けであって、何か宣伝の方に重点があるような法律案になっております。そこで六人の方々か言われましたように、別表のワクが非常に狭いとかなんとかというような意見が出てくるだろうと思う……

第34回国会 社会労働委員会 第37号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○五島議員 ただいま議題となりました港湾労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由の説明をいたします。  私がここで申し述べようとする論点を要約してみますと、港湾に働く労働者の雇用を安定し、正常な海運事業発展の基盤としようということであります。御承知の通り、昭和三十四年以降は、国の責任によって、港湾施設の整備拡充が実施されることになっております。しかし、この施設で働く港湾労働者を取り巻く状態については何ら改善の措置が講ぜられていないのであります。  簡単にこの港湾労働者の実態を検討してみますと、多くの問題が認められるのであります。低賃金、労働条件の低位はすでに早くから指摘されているところでありま……

第34回国会 社会労働委員会 第38号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。今の団体交渉委員ですね、これは亀井労政局長に聞きますが、組合が団体交渉委員として了承をした場合は、どういう人でも団体交渉委員になれるというようなことについての、一般的解釈はどうですか。
【次の発言】 それは法律解釈は、自主的に選定すればいいことになっておる。ただし団体交渉制度を円滑に行なうにあたっては、信義、信頼感がそこには必要である。それはうまくいくための信義、信頼感の問題だと思うのです。しかしながら林野庁関係では、何か団体交渉委員が交代すれば交渉をしないんだ、こういうようなことは法の解釈を誤っているものだといわざるを得ない。なぜかならば、その交代をした人が信義、信頼感……

第35回国会 社会労働委員会 第2号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○五島委員 関連して。私はこの際一点について大臣の所信を聞いておきたいと思います。私たちが日本国のいろいろの地域を歩いてみますと、貿易の自由化の問題について非常に恐慌を来たしておる。自由化が促進すれば産業機構の系列化が行なわれる、そうすると中小企業とか、日の当たらない産業等々については非常に不況が逆に現われてくるんじゃないか、そしてこれが労働問題に直接に関連をしてくるであろう、そうするとそれが失業問題に直接つながってくるのではないかということです。これが非常に国民の注視の的です。これは労働問題を問わず、農民の問題でも、大きな問題として影響を及ぼしております。そこで労働大臣としてこれに対してどう……

第35回国会 社会労働委員会 第3号(1960/09/09、28期、日本社会党)

○五島委員 本島さんから質問があるそうですから、私は八木さんの質問の中に申されましたことの一点について十分わからないものですからただしていきたいと思います。  保険料に関する事項という次官通牒の文章を読んでみますと、「三十五才未満百円、三十五才以上百五十円の保険料の額については、国民の大部分が十分負担できるものと考えてこれを定めたものであること。」となっております。「十分負担できる」というようなことは、全部が負担できるというような確信のもとにこういう次官通牒を出されたと思うのですけれども、そのあとの文章を見てみますと、「なお、どの程度の低所得者の者につき保険料の納付を要しないものとして取り扱う……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○五島委員 時間もないようであります。それで私は石田労働大臣が再び閣僚として、労働大臣として就任されましたので、冒頭にあたって労働行政の明快なる運営にこれから腕をふるわれるように要望しておきたいと思うわけです。  そこで、私は数点について、問題点についていろいろ関係担当者にこの際質問をしておきいと思うわけです。本日、労働大臣のあいさつを見ましても、雇用が非常に著しく発展したということ、それから中小企業の雇用の情勢も非常にいいということ、それから労使関係の円満なる発展のためには、労使の慣行の確立を強調したいということ、こういうような問題があいさつの内容となっておるようであります。ただいま河野委員……

第37回国会 社会労働委員会 第7号(1960/12/23、29期、日本社会党)

○五島委員 時間がずいぶん経過しましたのに、大臣どうも済みません。いよいよ通常国会も間もなく招集されますし、そうしてまた予算編成で非常に御多忙だと思います。それからまた厚生関係としては、医療の問題とかあるいは国民年金の問題とかいろいろ重要な仕事をかかえ込んでおられるから非常にお忙しいだろうと思います。しかし、この予算編成期にあたって、ここにわれわれ社会党が毎国会過去歴代大臣にその基本的な考え方をお尋ねしてきた問題が一つあります。それは社会問題の非常な谷間におけるところのこの部落解放の問題です。今日までの歴代大臣は、部落解放の問題について非常に熱心に検討をされてきたようであります。古井大臣は、自……

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○五島委員 関連。なるほど局長が言われるように、赤松さんの質問された十六条の三によれば、やってはいけないということはないでしょう。しかしこの運送事業法では、これを許可を受ける場合は、その定款等々が具備しいなければならないでしょう。そうすると、社団法人である、公益法人であるところの全検数と日本検数の定款は一体どうですか。組合から聞くところによると、全検は荷主側の検数をやるんだ、それから日検は、シップ・サイドといいますか、船主側の検数をやるんだ、そうしてこれはいずれも社団法人であり、公益法人である。なぜ公益法人として設立されなければならないかということ、すなわち港湾の業務の公正と明確を期するために……

第38回国会 社会労働委員会 第9号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○五島委員 私は、大臣を中心として、労働基準法の問題やあるいは労働時間短縮の問題その他PWの問題等々について質問をしたいと思っておりまして、その用意を若干してきました。ところが、大臣はかぜのために出ていくということで、大臣に関連しない質問について、若干の時間質問をしておきたいと思います。  まず最初に私は、基準局の方に資料として要望したいのがあります。その一つは、昭和三十一年の四月に、基準行政運営方針、すなわち是正基準というものの新方針が出ておりますね。それから、同年五月に、それに基づいてかどうかわかりませんが、監督基本方針が極秘文書で出ておるらしいのです。それは出ておりますか。そこで、この二……

第38回国会 社会労働委員会 第10号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○五島委員 大臣に対する質問はあと回しにしまして、特に時間的に非常に急がなければならぬ問題がありますから、あえてきょうは簡単に質問をしますから、簡単に答弁をしてもらいたいと思います。  ここには援護局長来ておられますか――それでは引揚者給付金等支給法に関してですが、この法律は昨年の国会において一年間延期になって、そしてその時効による消滅は、三十六年の五月で消滅するということになっておるわけです。ところが五月に消滅するということになると、あとわずか三カ月しか時期がないわけです。そこで外地からの引揚者に対する給付金の支給の問題については、当時外地で非常に苦労された方々に対する給付金が設定されたこと……

第38回国会 社会労働委員会 第14号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○五島委員 中小企業退職金共済法が制定され発効になってから、まだここに一年二カ月です。四月一日から今回の改正法律案が施行されるとしても約一年半、この一年半の間にもう中小企業退職金共済法が改正されなければならないということは、法制定当時すでに、この法律案自身に欠陥があったということです。御承知の通り、当時の政府原案に対しては、われわれ社会党としては、多くの修正点を用意して、政府及び自足党といろいろ折衡の後に、一部の修正を見て現在の法律が制定されました。なお、社会党の修正点については、多くの部分が話し合いの場に乗らないで、話し合いはしたのですけれども、修正を見ることなく、一部の修正にとどまって今日……

第38回国会 社会労働委員会 第17号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○五島委員 関連。  ただいま滝井さんから質問をされましたが、看護婦さんの患者に対するところの担当ベット、これは医療基準か何かできまっているだろうと思うのですが、僕はよくわかりませんが、たとえば結核患者に対するあれは八ベッドに一人の看護婦をつけるのですか。ちょっとその点について伺いたい。
【次の発言】 そうすると、ただいま滝井さんからちょっと触れられた兵庫の健保病院、中央病院では、患者何ベッドについて一人の看護婦がついておられるのですか、わかりますか。
【次の発言】 それでは私が調べてきたことを申し上げましょう。十ベットに一人の看護婦がついておる。そうしてさっきも監査の問題が出たのですけれども……

第38回国会 社会労働委員会 第19号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○五島議員 私は日本社会党を代表いたしまして、最低賃金法案の提案理由を説明いたします。  本法案を提案いたします理由は、第一に、現行最低賃金法が非常に致命的な欠陥を示していること、第二に、社会党案が最低賃金制の本来の精神に立脚するものであること、この二点にあるのであります。  第一の理由を具体的に例示してみますと、大体五つの点に要約できると思うのであります。  一は、現行法が労使対等の原則を否認しているということであります。  ILO第二十六号条約を見れば明らかなように、最低賃金制の運営にあたっては、労使が対等の立場で参加することを規定しております。最低賃金制というものが、労働者の最低生活を保……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○五島委員 法案の審議に入る前に、実は岩手銀行の問題ですけれども、私、岩手銀行の問題について、問題が非常に全国的な性格を持っているので、問題が解決しない場合は労使双方を、職安法の問題やあるいは労働舞準法の問題、あるいは労政関係の問題について一つ当委員会に参考人として呼んでもらいたい、こういうようなことを先々月から提案をしているわけですが、これが理事会の問題になって、三月中に解決せざるときは双方を呼ぼう、こういうような話し合いになっているわけです。ところが三月の末に岩手地労委が乗り出して、職権あっせんに入り、そうして労使双方がこれに応ずるということで、地労委のあっせんの努力が行なわれているやに聞……

第38回国会 社会労働委員会 第25号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○五島議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました港湾労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由を説明いたします。  本法案を提案する第一の理由は、港湾日雇い労働者の就業が全く不安定であり、従ってその生活も保障されず、また労働災害の多発に悩まされ、今日では必要労働力が得られなくなり、港湾の効果的な運営に大きな支障を来たしつつあるという事実に基づくものであります。周知のように、港湾に働く日雇い労働者は、関東では風太郎、九州では権蔵といって、全く社会的にも蔑視された呼称をもって呼ばれています。そのように蔑視される理由は、これらの労働者が従来、労働者としての基本的権利を認められず……

第38回国会 社会労働委員会 第31号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○五島委員 参議院から提案になっております引揚者給付金等支給法の一部を改正する法律案について、若干の点について質問をしておきたいと思います。  今回の改正に関連するところの該当地域が、南洋群島その他政令に定める地域ということに表現をされておりますけれども、南洋群島その他政令に定める地域ということについては、どういうところが大体政令に定める地域という該当になるかというようなことについて、ここで明らかにしておきたいと思うのです。その点についての御説明をお願いいたしたい。
【次の発言】 そうすると、タイやビルマ、それから香港ですか、そういう地域は想定をされないのでしょうか。

第38回国会 社会労働委員会 第35号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○五島委員 午前中に田邊議員からいろいろ質問されましたので、ちょっとはダブるかもしれませんけれども、その点はがまんして、丁寧に一つ答弁をお願いしたいと思うのです。  今回、田邊君が表現する、今まで社会福祉事業関係に活動していた人々に対してあまりに日が当たらな過ぎた、これからは日がやっと差し込んだ程度であるということの表現は、私も同感です。ところが幸い今回この法案によって、今まで長い間待望されたところの退職金そのものが共済法によってできようとすることは好ましい方向だと思います。しかしこの中に、法律案を見ると、今まで田邊君からいろいろ質問されたわけですけれども、身体障害者あるいは生活保護法とかとい……

第38回国会 社会労働委員会 第43号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○五島委員 私は年金福祉事業団法案について若干の質問をいたします。その他同僚諸君がたくさん質問されますから、私はきわめて単刀直入に質問いたしますから、大臣も明快に御答弁願いたいと思います。  まず、年金福祉事業団法が制定される曲にあたって、国民年金の発足、厚生年金、船員保険の還元融資の問題が非常に世論を騒がせたわけです。そうして社会保障制度審議会とか国民年金審議会とか、あるいはその他の審議会あたりの答申が出たわけですけれども、その結論として、厚生年金、船員保険、国民年金の積立金の還元融資を資金運用部資金の中から二五%、これを還元するのだ。従来の一五%を一〇%増大して二五%になったことの一〇%だ……

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して気象庁長官に質問をいたしておきたいと思います。この前の集中豪雨のとき、気象庁の活動が的確を保持して、そうして住民に対するところの報道はおおむね非常によかったということで、災害対策協議会でその点を質問いたしたわけです。そのとき、日本の西半分はレーダーが完備しているけれども、三十七年以降の予算の中に東日本を完備するつもりである、そこで、議員の方々もその完備のために御協力願いたいという運輸大臣や気象庁の意見を聞いております。ところが、今生田議員から質問されました今回の第二十四号台風においては、このレーダーの性能を発揮することができなくて、その方向を完全に把握することができず、アメ……

第39回国会 災害対策特別委員会 第11号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。きょう、個人災害、特に私たちは言っておるのですが、被災者援護法ということについて、八木さんから官房長官に質問しましたところ、ある点、官房長官には積極性があるということがはっきりわかりました。ところが、先日のこの委員会で、池田総理が出席されたのに対して、辻原委員から、個人災害の援護のことについてどう考えるかという質問に対しまして、池田総理は、公平の、原則を欠くから、今のところそういうことを考えてはおりませんと、こう言われたわけです。そうすると、大平長官が非常に積極性を持たれ、理解ある答弁をただいまされましたことと、池田総理が公平の原則を欠くからそういうことは考えておりません……

第39回国会 災害対策特別委員会 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○五島議員 私は、日本社会党を代理いたしまして、ただいま議題となりました、昭和三十六年五月二十九日及び三十日並びに十月二日の強風に際し発生した火災、同年六月、七月、八月及び十月の水害又は同年九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  今回の災害に関し、政府は伝染病予防費に関する特別措置法案を提案いたしております。しかしながら、公衆衛生に関する災害の影響は、単に伝染病の問題にとどまらないのでありまして、水道事業その他の設備にも相当の被害を出しているのであります。この場合、たとえば簡易水道をとってみますと、地元民が多額の資……

第39回国会 災害対策特別委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○五島委員 関連をいたしまして、一、二点質問をしておきたいと思います。  ただいまの運輸省報告で、大分交通の問題について、がけくずれがあった、そうして今日まで一度もがけくずれをしたことがないという中に、保線の人々が全員出動して、その災害の予防に、早期発見に当たっておる、そのとき、電車が走っていって、がけくずれがあって、尊い人命がなくなった。そうすると、あそこの八十度に屹立しているところのがけは、さいぜんの報告によると、がけの管理者というような人々の調査もしなければならぬ、あるいは幸い運転手の方が生きておられるから、そのときの状況判断を聞くのに非常に便利であるというような報告があったわけですけれ……

第40回国会 社会労働委員会 第8号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して伺いたいのでありますが、淺沼委員の質問に対して、労働大臣から、何らかの方法において検討すると言われたことについては、私たちも、淺沼委員はある点満足されたと思うのです。しかし、その具体的な方法を村上局長から説明されたわけですけれども、村上局長は、労働大臣の方針について、基本的にはその通りにやるけれども、昭和三十七年度の予算ではもうおしまいだ、そこで昭和三十八年から何らか具体的に検討したい、こういうようなことですが、淺沼委員と一緒に私も江東職業訓練所を見学させていただいたわけですけれども、去年の四月に入所した人がことしの三月修了して、そうして一〇〇%以上の就職率でありますので、……

第40回国会 社会労働委員会 第10号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○五島委員 大臣も間もなく来られるそうですが、その前にいろいろ局長、担当の方に質問を継続しておれば、そのうちに来られると思います。きょうは、社会党として、労働行政の面についてわれわれ同志からいろいろ問題点を抽出して、そうして労働政策に対するところの労働省の見解を聞くことになっておりますから、それで私は港湾の船込みを中心として、そうして港湾労働の雇用の面とか、あるいは福利厚生の面とか、あるいは災害の面を聞いてみたいと思います。それから、それとともに、もう一点は、いわゆるPW――一般職種別賃金の件について聞きたいと思います。以上二点の件についてきょうは私から質問することになっておりますし、それに関……

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○五島委員 きょうは午前中から、いわゆる同和対策問題について――私たちは部落開放の問題についてということで、名前は違いますけれども、この問題についてはすみやかに解決をしなければならない。その解決の勢力はだれがするか。それは国民全体がするとともに、各政党あるいは内閣、それらを中心としてこれを解決してかからなければならない問題であります。これはもう大臣も同感だろうと思うわけです。しかし現在の状況においては、この解決がいまだ未然形のままとなっております。あらゆる問題について差別が存在するということであります。大臣が午前中に御出席であるならば、八木委員から歴史的に、そうして基本的な態度というものが述べ……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○五島議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、最低賃金法案の提案理由を説明いたします。  本法案を提出いたします理由は、第一に、現行法の内容、その運用状況を見ましても、致命的な欠陥があることであります。第二に、社会党案が最低賃金制の本来の精神、すなわち、憲法第二十五条、労働基準法第一条、ILO第二十六号条約の趣旨に立脚するものであるということであります。社会党が最低賃金法案を提案する理由は、右の二点に集約されるのでありますが、特に、本法案が現実的に要請される理由は、最近の労働情勢より見て、若年労働者の不足、臨時工の増大、中高年令層の就職難という雇用状況から見て明らかであります。  第一の理由……

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。島本君の質問の、労働協約の内容であるかどうか、これを一方的に破棄するのはけしからぬじゃないかというようなことに対して、郵政大臣は、ペン先やあるいは衛生の問題や、そういう問題が大体団体交渉の問題になるのかどうかということがおかしいというような答弁があったのですけれども、しからば逆に質問すれば、どういうことを団体交渉したらいいのですか。今大原委員から言われたように、ほんとうに実施されないからこそ、交渉という問題が出てきます。私は至って穏和に質問をするわけですけれども、答弁をはっきりしてもらわなければ困るのです。そこで「新しい管理者」の方針に基づいて、十項目にわたるところのいわ……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○五島委員 今日まで、駐留軍のウエートレスの首切り問題等々で、この国会において二、三日、河野正君からいろいろ疑義が解明されました。ところが、ウエートレスの首切りの問題のみならず、全駐留軍労働者に対するところの問題は、いろいろの問題が山積をいたしておるわけであります。そこで特にわれわれは、きょう一日、駐留軍問題に関するところの問題を取り上げまして、そうして関係行政官庁の見解を明らかにしてもらいたいと思っておるのです。そこできょうは、駐留軍労働者の労務管理の問題と、それから基本権に関する問題、あるいはアメリカ駐留軍の駐留軍労働者に対するところの権利侵害の問題があります。あるいはさいぜん申しました石……

第40回国会 社会労働委員会 第20号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○五島議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました港湾労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由の説明をいたします。  戦後における日本の経済は、資本主義のメカニズムとしての不可避の起伏を経ながら、矛盾を内包しつつも一応、発展の一路をたどっているのであります。また、この経済発展と密接に関連する国際貿易においては、対米依存の不安定な貿易構造でありながらも、貿易量は年々増大しているのであります。しかし、池田内閣の高度経済成長政策は、私企業の過剰な設備投資競争を招き、これがため原材料を中心とする輸送量の増大は、国際収支の大幅な赤字を招来しているのでありまして、これが今後の日本経済……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○五島議員 時間もございませんから、私から補足的に答弁することは不満足かもしれませんけれども、ごかんべん願いたいと思います。  ただいま質問されたことに対しては、勝間田議員から答弁したことで万全だと思います。しかし、本島委員の言われるのは、なぜ物価が上がっているのに八千円でとどまったか、これは不満足だ、もう一つは、現在の実情に応じて何か新規な考え方はないか、こういうような二点について御答弁をいたしておきたいと思います。  新規な考え方としては、さいぜんから澁谷委員からも、本島委員からも質問をされましたように、われわれ社会党も非常に真剣に考えました。そうして企業家の立場はどうだろうか、あるいは労……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。ただいま八木さんから触れられました父子年金の問題について、もう少し明らかに態度を聞いておきたいと思うのです。もちろん児童手当の問題については、お父さんと子供というようなことについての子供さんにも今度は手当がつくようでございますが、しかし、経済的に、社会の通念上からは男子が経済の根拠をなす、従って母子、母親は経済的に微力であるというところから、社会保障の一環としては、母子手当とか母子年金とかが優先的に考えられておる。その内容いかんを問わず、その点については何ら異存はございませんが、経済的に、社会通念上男子は経済力があるのだという観点の中から、その子供に対して、あるいはいわゆ……

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○五島委員 ちょっと関連をして。そうすると、ストを破るという組合ができる。ある点、組合の主張が非常に強いというような場合には、別個に会社を作って、そうして一つの当該事業場における組合がストライキを正当に敢行した場合は、同列の別個の会社の従業員はおれの従業員である、従って第一組合のストライキで事業がストップするから、隣なら隣の従業員をこっちに持ってきて作業を継続するというようなことが、これは法の違反事項ではないわけですね。ところが職業安定法によれば、争議中の職業紹介はしないという条項があるはずです。そうすると、このストライキは法によって保護されるのにかかわらず、そういうことが認められているという……

第40回国会 社会労働委員会 第28号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○五島委員 この際、時間もずいぶん少なくなっておりますけれども、一つの点について質問をいたしておきたいと思います。  私は、引揚者給付金等支給法に関連して質問をいたします。昨年の本会議において、参議院先議で支給対象の地域を拡大されたわけです。すなわち、南方地域を引揚者給付金の対象といたしましたけれども、昨年私の質問の中で明らかになったのは、この引揚者に対するところの基金が五億円程度いまだ残っている、こういうことでございまして、そうして南方地域をこれに該当せしめたわけですけれども、当時、乳幼児に対してもこれを支給しなければ理屈が合わぬのじゃないかというようなことを、私やあるいは滝井委員からも質問……

第40回国会 社会労働委員会 第29号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。予算措置が、人員にかけ合わせて四百二十五円で、毎月労働日を設定して、それから予算が出てきている。これはいろいろPWの修正の中から出てきた四百二十五円ではなくて、予算上の措置として、昨年の労働賃金から一〇%上昇して四百二十五円ということが設定された。そこで今島本君から聞かれているのですけれども、PWとの関連は、労働基準局では上昇率はさほど意味がない、これは全国の屋外労働者のあの調査の結果によるのだ。ところが、職安の方では軽労働二一%、中労働二〇%、重労働が一四%という順序になる。そうすると、全体の職安で失対労務者を雇用するにあたって、四百二十五円かけるの労働者と労働日という……

第40回国会 社会労働委員会 第32号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○五島委員 ただいまわれわれ三党共同の修正によってこれを修正せんとするものでございますが、さいぜんの私の質問の中でも述べたように、この法律自体の規制の監督その他の権限が都道府県知事にあるということは、これを排除するものではないけれども、指定をされる地域の大部分は工場都市であろう、こういうところから、国民の健康を保持し、環境の衛生を守り、そうして大気の浄化を行なうには、あらゆる機関が協力して行なわなければ、この点については万全を期しがたいであろう、こういうように勘案いたしますと、地方自治法の百五十三条には、県知事が市町村長に事務を委任する条項もございますが、しかし、われわれがこういうように特別に……

第40回国会 社会労働委員会 第37号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。職員局長も副総裁も、質問に対してはまじめに答弁をしてもらいたいと思うのです。そこで、小林さんが言っているのは、具体的に調べた結論を言っているのじゃなくて、経過を聞いているのです。経過の中から、国鉄労働者の労務管理というのは非常に重要な問題だ、もしも従業員が誤って信号の見誤り等々をして、国民の生命に影響を与えるというようなことは国民に申しわけないと、こう言う。ところが労働者の管理の問題というのは、そういう問題を誘発するような重大な問題を含んでおる。そこで手紙を出した。あなたたちは、調べてみなければわからぬというような、とにかくあとの機関の測定に待つより仕方がないような答弁を……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。私は吉村委員の質問の中に関連をしますが、これは蛇足になろうと思いますけれども、今労働大臣が雇用主の立場、それから供給者の立場、これを明確にすればいろいろの問題が解決するであろうと言われることは、私たちもその趣旨については賛成です。非常に明快だと思います。すみやかにやってもらわなければならぬのですが、吉村委員に対する林長官あるいは労務部長の答弁をさいぜんからずっと聞いておりますると、そこの解決しようという基本的態度というのが非常に不明瞭だというようにわれわれは受け取らざるを得ない。こういうような不明確な態度では問題の解決はなかなかないであろう。従って、今日までずいぶん長い期……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。今までの質問の中に、遠山労働対策審議官の問題については、不当労働行為の事実があっても厳重に注意するというだけで逃げている。そうすると、遠山審議官はやはり職掌の考え、事務分掌の中でのみやるということであろうから、従って、自分の部下であればそれは信用するのがあたりまえである。ところが、それがあなたが今答弁せられるようなワクを逸脱して、全国の税務署あるいは各地区において組合を分裂支配せしめるような言動があったということになるならば、そのときにはあなたは信用して、そうして国税庁のワク内において国家公務員法の職分を果たしただけだというならば、あなたはどういう立場になるのですか。そう……

第41回国会 社会労働委員会 第8号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○五島委員 この際、ちょっと簡単に、私は発言を許されたのですから質問をいたしておきたいと思います。  さいぜん自由民主党の木村さんと大野さんが、いろいろあなたに質問をされておりました。そうしてその中には、調査したとかこうこうだということがわかったからおかしいじゃないかと、われわれ社会党に対して重大なる勧告めいたことを言ったり、あるいは国会議員に対して、氏名をわざわざここに出されて、そうしていろいろの質問が行なわれたわけです。そうすると、あなたたちは、それに関連するかのごとき答弁を行なわれておるわけです。それからまた、現地の署長等々を、念を入れるためによくその後調査されたということも答弁の中にあ……

第41回国会 社会労働委員会 第9号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○五島委員 先日から連日にわたって出席を要求して、ずいぶんだびたび関税局長や人事院の大塚さんには御迷惑をかけました。関税局長は、ロンドンから二十日ばかり前に新帰朝されて、そうして新しく就任されたのでありますけれども、この際新任にあたって私は税関の組合に対する態度、その姿勢、それらの問題について質問をしておいて、そして今後関税当局とそれから職員団体である税関の労働組合との関係がすみやかに正常化されるように、私はまず冒頭に要望しておきたいと思うのです。  この前国税庁の問題で、いろいろ質問が行なわれました。そして一日で済まないで、二日目もまた非常に大きな問題となって、自民党及び社会党の問題となって……

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○五島委員 私は労働省関係についてのみ質問をいたして終わりたいと思います。  先日の打合会によっていろいろ問題点となった事柄が二項目ほどございます。問題は非常に少ないわけですから、これについて質問をいたしていきたいと思うのです。  今次豪雪に対するところの労働関係としての被害の状況、それからこれに対処するところの労働省の考え方は、どのように対処される考え方であるかということであります。
【次の発言】 そうすると、目下まだ調査中である、一生懸命調査したけれども、大体賃金不払いのところはないようだ、その賃金が大体保障されているところは八五%程度に達する、あとの二五%程度についても、なお措置するよう……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○五島委員 この雇用促進事業団法の一部改正法律案が提案されて以来、ずいぶんわが党の同僚議員から矛盾点について正面から質問をし、明らかにしたことはした。労働大臣は、わが党の同僚議員に対するところの意見に賛成されたことも賛成された。そうして今後、やはり雇用安定の問題については、あらゆる問題ですみやかにその施策を実施する必要がある、こういうように思うわけです。しかし私は、大体審議が最終点に到達しておりますから、この雇用促進事業団法の金属産業についての問題のみに限定して、最終的に質問をしていきたいと思うんです。ちょうど労働大臣も参議院の予算委員会に呼ばれましたが、政務次官がおられますので、私の質問に対……

第43回国会 社会労働委員会 第24号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○五島委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議決されました国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案を提案いたしまして、すみやかに全委員諸氏の御賛同を得たいと存じます。  まず、すでに皆さんのお手元にこの案文は配付してありますけれども、これを朗読させていただきます。   国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  一、政府は、今回の改正法律の実施状況を勘案し、必要ある場合にはさらに財政調整交付金の増額をすること。  二、政府は、世帯主の七割給付の完全実施を急ぐとともに、その家族についても可及的すみやかに七割給付を実施すること……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/05/07、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。この場合の率は三分の一ぐらいに想定すると言われるけれども、この条文で見ると、常時雇用する労働者の数の三分の一ということになりますが、特に四協会を想定するにあたって、それらの災害率の多いところは、常用労働者のみならず日雇い、それから社外工、臨時工、そういうような臨時雇いとかなんとかが非常に多いんじゃないか。そういう者は一体どのように考えられるのですか。というのは、常用労働者が七〇%、八〇%で、日雇いあるいは臨時工が一〇%とか二〇%というところはまあまあというところなんですが、五〇%以上の臨時工等々をかかえておる職場、事業場、そういうところについて常用だけを基準とされるという……

第43回国会 社会労働委員会 第30号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○五島委員 麻薬取締法の改正の可否について、ずいぶん同僚委員から質問がございました。私はこれと少々ダブるかもしれませんけれども、できるだけダブらないように質問していきたいと思います。  まず提案理由の説明の中には、麻薬単一法の問題が立論の趣旨となるかと思っておったところが、これに一つも触れていないわけです。今日までの麻薬関係の法律においては、これが大体立論の趣旨であったというように了承いたしておるわけです。ところが、中野四郎委員の質問あるいは小林進君の質問もございましたけれども、これは四十ヵ国以上の批准が行なわれなければ効力が出ないんだ、しかし現在は十七ヵ国程度であるから、今回の改正のことにつ……

第43回国会 社会労働委員会 第31号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○五島委員 関連して。さっきから吉村君は、労使対等の原則を貫けという非常に重要なことを主張しておられる。先日から、地方選挙前から滝井君の質問の項目の中にも入っていたと思いますけれもど、労働者の意見を聞かない、業者だけの問題として考慮していることについての質問をされておりましたけれもど、そのとき労働者の意見は十分聞くように取り計らう、そうしてきょうの吉村君の質問に対する答弁の中にも、労働者の意見は十分取り入れるようにいたしますからというようになっておりますけれども、法文上を見ると、ただ単に三分の一くらいの労働者を持っているところの業者が二十以上で協会をつくって、その過半数の意見を聞くとかいうこと……

第43回国会 社会労働委員会 第46号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○五島委員 この法律案の趣旨には反対するものではありません。ただ一つ疑問に思うのは、今後この法律案が公布され、施行された後にはいろいろみずからの規制が始まるし、また企業々々においては薬剤師の人数もそれで決定されます。したがって、この法律の要望するように今後の薬品の販売規制、系統の明確化、そういうことがあってそうして乱立の防止になり、そして国民医療の増進ということになるならば非常に幸いだと思うわけです。ところが一方においては、あまりに規制を強化するがゆえに非営利事業を規制してしまって、そうしてたとえば農業協同組合の事業、あるいは生活協同組合の事業に対するところの規制をいたずらに強化することによっ……

第43回国会 社会労働委員会 第47号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○五島委員 いま中村英男先生が質問されました場民的規模というようなことに二つあると思うのです。一つは政府が主催することと、政府、たとえば厚生省が民間のいろいろの団体にまかせ切って、そうして国民的な規模において、こういう国事のために非命をとげられた方々あるいは国のために戦没された方、そのみたまを祭り、そうして平和を祈念し、国民的行事において今後一切戦争がないようにする、こういうような二つのやり方があろうと思うのですけれども、その点について政府は、いま山本援護局長の説明によれば、いろいろの運営委員会等はつくらない。昭和二十七年度にやった例をとって厚生省が担当される、こういうようなことについて、私た……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 運輸委員会 第42号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○五島委員 関連してちょっと。――栗原委員と私が高崎におもむきまして、この上信電気鉄道について、バスの転落問題あるいは不当労働行為の問題、あるいは基準法違反の問題等々について調査いたしました。そしてこれから栗原委員が、労務管理の問題やその他労働関係について質問を展開せられるであろうと思いますけれども、私は数点について簡単に、質問を阻害しないように、その質問に関連して質問をしておきたいと思います。  いままで栗原さんが言っておられましたように、過労があったかなかったか、あるいは継続勤務というものの実情があったかどうかということについてわれわれが調査をいたしましたところ、さいぜん栗原さんが言われた……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○五島議員 説明をする前に、皆さんの手元にプリントを差し上げておきました。そこに二カ所ほど訂正しなければなりませんけれども、私が提案理由の説明の過程において訂正していきたいと思います。  それでは、ただいまから提案理由の説明を申し上げます。  私は、日本社会党を代表いたしまして、最低賃金法案の提案理由及びその概要を説明申し上げます。  本法案を提案いたします理由は、現行最低賃金法の内容が、憲法第二十五条、労働基準法第一条の精神をじゅうりんし、また、最低賃金制に関する国際的な水準であるILO二十六号条約及び三十号勧告の趣旨に、全く違反しているところにあります。また、全国一律最低賃金制を基本的な内……

第46回国会 社会労働委員会 第55号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○五島委員 堀委員と一緒に昨日尼崎の問題について兵庫の基準局長といろいろ話をして、きょう上京してきたわけですが、辻賃金部長がいま答弁されたことによって、ほぼ答弁についてはそれはそれなりに満足をいたしました。したがって、今後よく指導されて、適切なる措置を講じて、労働者の生活の向上ができるような配慮を労働基準局としてお願いしたいと思います。  それからもう一つは、大体業者間協定における最低賃金の規制を受ける労働者を二百五十万すみやかにつくる、こういうように歴代労働大臣は説明してこられた。ところが、もうすでに二百五十万人の業者間協定における関連した労働者は、業者間の最低賃金によって規制されることとな……

第46回国会 予算委員会 第12号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十八年度補正予算第3号、特第3号及び機第3号に対しまして、反対の立場から討論を行なわんとするものであります。  昭和三十八年度の予算が成立いたしまして以来、わが国の経済は三つの深刻な矛盾に直面しているのであります。  その第一は、申すまでもなく、異常な物価騰貴であります。池田総理就任以来急速に上がり始めました物価は、本年も依然として上がり続け、総理府統計におきましても、昭和三十五年度三・八%、三十六年度六・三%、三十七年度六・七%、さらに三十八年度の十二月には前年度同月比六・五%の値上がりを示しているのであります。このような事態に対して、つ……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/02/29、30期、日本社会党)

○五島委員 いよいよ一般質問の最終を承りまして、一時間半程度、労働問題を中心として、そして経済の見通しにわたって質問をいたしたいと思っておりましたけれども、その前に特に海外移住の問題について、外務大臣及び海外移住事業団の方々にお尋ねしておかなければならないことが出来いたしましたので、特に海外移住事業団の理事長の御出席をお願いしたわけであります。  といいますのは、数日前に私の手元に、アルゼンチンに計画移住として渡っていったアンデス計画移住地の第一号移住者から手紙がまいりました。そして、その手紙によりますと、何か日アの協定がそのとおりに実施されないで、行ってみてとほうにくれたというような手紙がき……

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/02、30期、日本社会党)

○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、議題、昭和三十九年度一般会計予算、昭和三十九年度特別会計予算及び昭和三十九年度政府関係機関予算の撤回とその編成替えを求める動議の提案理由を御説明申し上げます。  かつて池田首相は、投資がふえれば生産がふえ、生産がふえれば所得がふえる、所得がふえれば貯蓄がふえ、貯蓄がふえればまた投資がふえるという、おけ屋の思案を述べられたことがあります。これは、投資から始まってより大きな投資へと回転していく循環の中で、日本経済の規模が急速に拡大し、そうして国民の所得が倍増していくという考え方であります。この考え方に基づき、池田内閣は、対外的には、貿易・為替の大資本……

第47回国会 予算委員会 第8号(1964/12/07、30期、日本社会党)

○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました政府の昭和三十九年度補正予算、すなわち第1号、特第1号及び機器1号に対し、反対の討輪を行ないます。  私は、まず本補正予算案に対する反対の理由を申し上げる前に、何よりもその背景となっているわが国経済がいかなる事情のもとに置かれているかを指摘しなければならないと思います。  現在わが国経済を取り巻く情勢はきわめてきびしいものがあります。インフレと借金政策を柱とした所得倍増政策はいまや完全に破綻し、高度成長の結果もたらされた見せかけの繁栄は、その矛盾が爆発的にあらわれており、単なるひずみ是正ではどうにもならないところに追い込まれ……

第48回国会 社会労働委員会 第13号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○五島委員 運輸大臣や労働大臣が来られる前に質問をしておきたいと思います。そのうちに来られるでしょうが、先週の火曜日に、山田耻目委員からこの法案について若干の質問がございました。しかしながら、私がこの質問と答弁の内容をいろいろ検討いたしましたけれども、どうしてもふに落ちないのは昨年三月三日の審議会の答申であります。答申の内容と今回提案されたところの法案と、それぞれの食い違いがあるわけであります。それで私たちは答申に非常に大きな期待をかけておったわけですが、われわれが希望するような内容を、大体答申の内容は含んでおりました。ところが、昨年三月三日に答申が出るその前の二月の下旬において、綾部運輸大臣……

第48回国会 商工委員会 第8号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○五島委員 通産大臣はけっこうです。  海部委員や板川委員の質問に関連いたしまして、いよいよ空の交通というものが国産機で飛べるようになる、こういうことは私たちも喜ばしい限りだと思います。ところが月に一・五機の生産能力であって、そして昭和四十五年までに百五十機ですか。そうすると航空産業が見合い上引き合う、そして、現在のままの状況では少々ばかり黒字になる予定である、こういうようなことです。ただいま板川君が言われましたが、外国に輸出するというようなことになると、外国の産業と太刀打ちをしなければなりませんから、政府はずいぶんこれを補助し、支援しなければならない。そうすると、まずもって国産品が製造される……

第49回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○五島委員 一番最後になりましたので、私は非常に簡単に質問したいと思います。  いま災害対策予備費としては予算上どれだけ残っておりますか。
【次の発言】 そうすると、この三百五十億という予備費は、それぞれの災害に、大体査定が済んだら、その方針でその災害復旧対策費とかあるいはその新しい施策のために予備費を政府としては使用していいわけですね。
【次の発言】 そうすると、きょう各委員が二十三号、二十四号あるいは集中豪雨の関連問題として政府及び関係当局に多くの質問をされたわけですけれども、八月の六日に襲来しました台風十五号については、南九州について非常に災害をもたらしたわけです。この点については当該委……

第52回国会 社会労働委員会 第1号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○五島委員 きょうは、質問者が多くて時間がないらしいので、できるだけ要点だけを質問しますから、ごまかさないように、はっきりわかるように答弁をしてください。  私の質問したいことは、七月一日から完全に実施されました港湾労働法の施行の状況について、その後、大臣もあるいは職安局長も基準局長も運輸関係もよく御承知だろうと思いますけれども、私たちは、この前の通常国会において長年の懸案であった港湾労働法が制定され、七月一日から港湾労働者手帳の支給とともに雇用調整手当等の支給があり、そして港湾労働法の目的であるところの港湾運送に必要な労働力を確保するということと、それから港湾労働者の雇用の安定その他港湾労働……


各種会議発言一覧

28期(1958/05/22〜)

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/11、28期、日本社会党)【議会役職】

○五島委員長代理 これにて公述人に対する質疑は終了いたしました。  この際一言ごあいさつ申し上げます。公述人の方々には、御多用中のところ、長時間にわたり種々貴重な御意見をお述べいただき、本案審査の上に多大の参考となりましたことを厚く御礼申し上げます。  これにて公聴会を終了いたします。     午後四時散会

第33回国会 災害地対策特別委員会厚生労働等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○五島小委員 時間もずいぶんおそくなっておりますし、あとで私の質問に関連して八木さんからも質問があろうと思いますから、特に失業保険の問題と緊急失対の問題の二点にしぼって、短時間のうちに問題を明らかにしていきたいと思います。すでに本国会が開会されてから、この特別対策委員会において、多くの同僚議員からこの問題については再三にわたって質問が行なわれただろうと思いますから、私の質問はあるいは重複するかもしれませんけれども、明らかにしていきたいと思いますので、一つ御協力願いたいと思います。  失業対策の問題から聞きたいと思いますけれども、私は、この災害があったあとに、奈良県、和歌山県、愛知県の方面に、各……

第33回国会 農林水産委員会社会労働委員会商工委員会連合審査会 第1号(1959/11/27、28期、日本社会党)

○五島委員 八田委員と松平委員の質問の中に重複するところもあろうと思いますが、ただいま松平委員が質問されましたように、通産、厚生、企画、農林の水産庁、それがいろいろこれから総合的に研究をしていくのだ、そして、その窓口が、従来厚生省の食品衛生課を窓口として対策を講じられていたけれども、総合的な面から考究しなければならないから、そこでその窓口を企画庁に移したというようなことですが、その移されたところの名称は何ですか。ただ窓口が企画庁であるというふうにわれわれは心得ておったらいいのでしょうか。
【次の発言】 そうすると、正式に委員会等々の名前でまだ発足していないけれども、とりあえず連絡会議ということ……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会 第5号(1961/07/21、29期、日本社会党)

○五島協議委員 ちょっと関連をいたしまして、今木村委員が低地帯の問題で質問をされたわけですけれども、私も今回衆議院から派遣されて、長野県や岐阜県、石川県の方に調査、見舞に行ったのでありますが、かねて岐阜県の三大河川の相集まるところ、あのデルタ地域、ゼロ・メートル以下の地域は、きのう、われわれの団長である佐藤虎次郎委員からもわれわれに報告になったところでありますけれども、この付近は五カ年間連続して水害をこうむっておる。われわれがしろうと目に見ましても、これは大へんなところである。ところが、これは岐阜県のみならず、愛知、三重、そうしてまた、関東、茨城県の方面でも、ポンプで排水しなければなかなか排水……

第38回国会 災害対策協議会厚生等小委員会 第1号(1961/08/02、29期、日本社会党)

○五島小委員 さっきの懇談会から引き続いて、ちょっと質問をしておきたいと思うのです。  さっきは罹災者援護の問題について質問しましたが、今度災害救助法の発令をして、相当に災害のための費用がかかり、各地域を回ってみると、もうほとんど災害救助に要するところの資材費などを使ってしまっておるわけですね。そうすると、またいつ来るかわからない台風シーズンを迎えて、すみやかにこれを用意しなければならぬということですが、これに対するところの用意は今後十分であるかどうかということ。それから、今説明を聞くと、何か特別の立法を作る必要はないというような説明ですけれども、直ちに急がなければならぬのじゃないかというよう……

第38回国会 災害対策協議会厚生等小委員会 第4号(1961/08/09、29期、日本社会党)

○五島小委員 千三百八十三名と言っておられますが、北海道、新潟あたりがまだこれに入っておりませんか。
【次の発言】 そういうような場合も同じような措置でやれる、こういうことですね。

第38回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○五島委員 総理もすぐこれから社労の方に行かれなければならない、時間がないそうですから、関連して簡単に質問をしておきたいと思うのです。  私も大辻炭礦の調査に同僚諸君と参りましたけれども、ちょうどその日に椎名通産大臣も現地を視察されました。地元の新聞等々では、学者等と対談されたりなどして、椎名大臣が感ずるところは、やはり石炭合理化政策は、生産に重点を置くということではなくて、人命尊重に第一義を置かなければならないであろうということを新聞に発表されておったわけです。いろいろ現地について調査をいたしましたけれども、その点については、やはり石炭合理化の線に沿う生産第一義が、保安行政の手薄になるのじゃ……

第40回国会 社会労働委員会商工委員会連合審査会 第1号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○五島委員 午前中から島本君がずいぶん長い間いろいろの問題について、煤煙のみならず、水質汚染の問題から、あるいは排気ガスの問題から臭気の問題について、ずいぶん長時間にわたって質問をされました。また小林委員や板川委員から各条文にわたって、あるいは地域のデータのことについていろいろ質問をされましたので、私はこの際二、三点にしぼって明らかにしておきたいと思います。  それは第二十八条以下の適用除外の問題で、電気関係とガス関係についてはこれを適用除外するというようなこと、たとえば十九条、二十条、二十六条、事故時の二十七条、これらは適用を除外するというように書いてあります。そうすると私はあとで質問いたし……

第40回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○五島委員 私は社会労働委員の立場から、ただいま議題となっております、政府の新産業都市建設促進法案及び社会党の産業と雇用の適正配置に関する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。  私のほかにたくさんの質問者がおられますので、私はできるだけ質問点をしぼって端的に質問をいたしますから、経済企画庁長官を初め答弁者は、できるだけ明快に御答弁を願いたいと思います。  政府の提案理由の説明にもありますし、社会党の提案理由の説明にもございますように、現在の過大都市の問題をいかにするかということは、最も重要なことであります。われわれはかねて、工場を全国に配置転換をいたしまして、そうして雇用の拡充、……

第41回国会 地方行政委員会災害対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/08/23、29期、日本社会党)

○五島委員 ずいぶん時間もたっておりますし、あと二人質問があるそうですから、できるだけ簡単にしておきたいと思うのですが、この提案理由の説明を読んでみますと、午前中からずいぶんだび重ねて各委員から質問をされておるわけですけれども、この法律を提案したときには、総理府長官から説明されたように、これは現在までの災害の特例をより総合的に考慮し、そうして合理的であって、しかも恒久的な制度を作ることを目的としたものである、こういう立場に立って災害基本法を土台にして今回の援助法ができたということでございます。  ところが私は、まず具体的な質問に入ります前に、拡大鏡的にはなりますけれども、たとえば東京の大震災が……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○五島分科員 さっき自治大臣は、タクシーの問題に関連されまして、地方のバス経営に手をやいておるというようなことを言われました。私は阪上君の質問に関連して質問をすればよかったわけですけれども、私が関連して質問をすると阪上君の質問時間を食ってしまうので差し控えておりましたが、あらためて質問をしておきたいと思うわけであります。  私は五点について質問をしようと思いましたけれども、あとに山下委員が朝から出席されて待っておられますので、これをできるだけ二点に集約して質問をいたしてみたいと思います。  ことしの、三十九年度の経済の見通しは、九・七%の経済成長率だといっております。そうして物価の上昇は四・二……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○五島分科員 私は、この分科会のことですから、法律案のことについてもいろいろ細部にわたって質問したいと思いますけれども、時間も、いま主査が言われたように、できるだけはしょらなければならぬというようなことで、質問の要点を一項目にしぼって質問しておきたいと思うわけです。  その一項目の質問は、港湾の労働法に関連する予算上の問題であります。二億三千万円を一般会計から港湾労働法関係として予算が上程されております。この予算が承認され、決定されますると、その予算は生きて動くわけです。ところが、これを動かすのには法律案が必要なわけであります。それで予算案と法律案との対照をしてみますと、この点についてはこの予……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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