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加藤清二 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

加藤清二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
213位
委員会発言歴代TOP100(衆)
76位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
759位
委員会出席(無役)歴代TOP500
106位
委員会発言(議会)歴代TOP500
374位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
54位
各種会議出席歴代TOP50
21位
各種会議発言歴代TOP10
7位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
14位
各種会議発言(非役職)歴代TOP10
7位

25期委員会発言(非役職)TOP100
92位
26期委員会発言TOP50
23位
26期委員会出席(無役)TOP50
43位
26期委員会発言(非役職)TOP50
19位
26期各種会議発言TOP5
4位
26期各種会議出席(無役)TOP25
25位
26期各種会議発言(非役職)TOP5
3位
27期委員会発言TOP50
23位
27期委員会発言(非役職)TOP50
19位
27期各種会議発言TOP25
21位
27期各種会議出席(無役)TOP25
17位
27期各種会議発言(非役職)TOP25
21位
29期委員会発言TOP100
95位
29期委員会発言(非役職)TOP100
77位
29期各種会議出席TOP5
3位
29期各種会議発言TOP10
8位
29期各種会議出席(無役)TOP5
3位
29期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
30期委員会発言(非役職)TOP100
96位
30期各種会議出席TOP5
3位
30期各種会議発言TOP5
2位
30期各種会議出席(無役)TOP5
3位
30期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
31期委員会発言TOP100
70位
31期委員会発言(非役職)TOP100
54位
31期各種会議出席TOP10
8位
31期各種会議発言TOP25
13位
31期各種会議出席(無役)TOP10
10位
31期各種会議発言(非役職)TOP25
11位
32期委員会発言TOP100
58位
32期委員会出席(無役)TOP100
83位
32期委員会発言(議会)TOP50
22位
32期委員会発言(非役職)TOP100
53位
34期委員会発言(議会)TOP50
50位

このページでは加藤清二衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。加藤清二衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 通商産業委員会 第9号(1952/12/13、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して……。秘密であるとかないとかいうことは別問題といたしまして、外務大臣はいつも独立したとおつしやいますが、独立した今日においても、輸出あるいは輸入の問題について非常に制限がありますが、これについて大臣さんはどのように考えていらつしやるか。(笑声)それをひとつぜひ承らせていただきたい。皆さんお笑いのようでございますが、実例をもつてお示ししたいと思います。占領中はたとえば糸へんにつきまして、日本の経済はおろか輸出経済についても大きな地位を占める糸へんの原料輸入についてでございますが、ドレーバー・アンド・カンパニーなるものがでんと控えておつて、そのおかげをこうむつたこともあり……

第15回国会 通商産業委員会 第12号(1952/12/17、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま通商航海条約の問題が出ましたが、国際関税会議加入の問題がこの前取上げられておつたようであります。これについてガツトの会議に大蔵省からも通産省からも出席されたやに承つておりますが、これがどのような状況になつておるか簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その際、これは漏れ承つたことで間違つているかもしれませんが、主として反対したのはイギリスであるといわれております。そしてその反対の理由は、日本という国は重要な国であるから、あらゆる方面から検討を要するという理由のもとに拒否したと聞いております。これについては何らかの手を打たれたことは存じますが、その点はいかがでご……

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1952/12/20、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 中小企業の問題につきましてただいま長官からありがたいお言葉をちようだいしたわけでございますが、その前に中小企業に限らず、糸へん全体について現在の政府の政策がこれでよいのか悪いのか。もし悪いとすれば、改革をする意思があるかないか。改革するとすれば、一体いつそれをやる計画かという点についてお尋ねしたいと思います。先般、まず貿易の問題、為替の問題から改革をしなければならないという観点に立つて、主として為替の問題についてお尋ねしたわけでございますが、きようは国内市況の問題についてお尋ねしたいと思います。他の産業もそうで、ございましようけれども、今日糸へんが一番ひどくやられております。……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1952/12/22、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 実は先般改進党の方方が御質問なさつた趣旨と、趣旨は同じでございまして、御承知の通りただいま繊維業界不振のために、東海、近畿地方では倒産続出して、このままの状態で放置しておくならば、繊維業者はもちろんでございまするが、それに関連のある一般業者で、今までそれぞれのなれ合いを保つて続けて来たものも、ただちに大きな影響を受けることになりまして、大きな社会問題を来すおそれがございます。そこで、さしあたつて政府はこの問題についてどう対処されようとしているのか、まず総括的な質問をしたいと思います。
【次の発言】 考え方につきましては、大体繊維局長と一致しておると存じまするが、輸出振興につき……

第15回国会 通商産業委員会 第15号(1952/12/24、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して……。ガツト加入の問題でございますが、反対をしていないと言われましたが、先般行われた会議におけるイギリス側の発言では、日本は重要国であるからよく研究する必要があるという発言によつて延期させられた、こう承つておるのでございますが、それは事実でございますか。希望としては特恵レートが早く日本に許されるようにわれわれも考えておるわけなのでございますが、いかがでございましようか。
【次の発言】 外国の事情は大体推察できますが、日本としてはこれについてはどういう態度に出られますか。

第15回国会 通商産業委員会 第19号(1953/02/13、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は貿易の問題について、実は根本的にお尋ねしたい点がたくさんございまするが、きようは時間の関係上、ただ部分的な問題について二点だけお尋ねしたいと思います。その第一点は、きのう先輩宇田委員からお尋ねになりました点に関連がありまするが、実は中共貿易という問題は、これは国民の声であり、業者の切なる願いであると存じております。従いましてこの問題は、社会党がどう言うとか、あるいは自由党がどう言うとかいう問題ではなくて、超党派的に考えなければならない問題である、こう思つております。幸い通産大臣のこの間の演説によりますというと、東南アジア及び中共の貿易については、極力努力を惜しまないという……

第15回国会 通商産業委員会 第21号(1953/02/18、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 武器等製造法案につきまして、私はこれを国民経済及び産業構造の面から二、三お尋ねしたいと存じます。  まず第一番に、兵器の生産はすでに国内において、この法律ができていない過去において製造をされている、にもかかわりませずこういう法律をお出しになる、そのほんとうの理由を、簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 御承知の通り、わが国の兵器生産工業というものが、敗戦によつてほとんど再起不能な状態に追い込まれている。従つて新しく兵器をつくろうとすれば、その設備資金、資材資金等、今日資金難の所に相当多額な費用と資材を要するものと心得まするが、これについての費用の捻出場所は、外資導入……

第15回国会 通商産業委員会 第24号(1953/02/25、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して。ただいま出血であるとかないとかいうことが論議の対象になつておるようでございますが、実は私はこういう問題が出来するといけないというので、将来こういう注文が外国の立場において行われるのか、ないしは日本が自主的にこれを発注することがありやいなやということを先般質問いたしました場合に、それはわからない、言えないということでございました。そこでわからない、言えないということは、はたして業者に対しても同じことかと思つて、私は郷里へ帰りました。小笠原大臣も商工会会議所の方々とお会いになるという予定を承りましたが、私もその前に行きまして、その方々に聞いてみました。そうすると、やつぱ……

第15回国会 通商産業委員会 第26号(1953/03/02、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 実は私はきようは別なことで質問しようと思つて、別なことを用意して来たのです。そこで武器の方は整理がしてございませんが、永井さんが次に準備のできるまで穴埋めにやらしていただきます。  まず第一番にお尋ねしたいことは、武器等の製造が行われる場合に、通産省としては行政事務をただいまのように重工業局の内部において行われようとするのか、別に部局の編成がえが用意されておるのか、これをお尋ねしたいのです。
【次の発言】 それでは引続きまして先般私がこの武器の受注会社の将来の計画を立てさせる意味にもおきまして、今年度の発注量と、将来の発注量がいかほどございましようかとお尋ねした場合に、次官は……

第15回国会 通商産業委員会 第29号(1953/03/05、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は輸出に関して、実は質問と申しますよりも、質問を兼ねて業界の陳情を申し上げたいと存じます。  御承知の通り、日本経済の復興のキー・ポイントが貿易にあるということは、もうどなたも御存じの点で、多弁を要しないと存じます。今日ドル不足、ポンド不足はもう業界の常識でありまして、これは業界に関係する者の一大痛恨事であり、これはまた輸出不振の証左であるとも存ずるわけでございます。そこで今日日本がドルをかせぐ、ポンドをかせぐということにおいては、日本人ならずとも、何人といえども反対はいたさない点ではないかと存じます。まして業界において、ことにドル不足は、ドル地域のみならず、スターリング・……

第15回国会 通商産業委員会 第32号(1953/03/10、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 これは先ほどから同僚議員がたいへん熱心にやつておられますが、ここがこの法案を生かすか殺すかのキー・ポイントだと思う。そこで特に岡田長官にお願いしたいことは、それはただいまのお説は、かつて工業新聞にも出ていたと思います。それで市中銀行が六五%も中小企業のために寄与している。従つてこれは無視できないという考え方ですね。これはごもつともだと思うのです。ごもつともだと思うのですが、その六五%になつた内容がどういう結果から生じて来たかということを長官としてはぜひこの際一応お考えいただきたいと思うのです。私は、中小企業者であるからその点がわかるのです、と申しまするのは、ほんとうはわれわれ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 用紙のあつせんを削除するということは、もう全然自由にさせてしまうというお考えですか。
【次の発言】 そうすると、去年まであつたような公営のポスター、一緒に刷つてもらつたあのポスター、あれももうなくなつちまう、こういうこうですか。
【次の発言】 それじやちよつと申し上げたい。御承知の通り新聞用紙でも教科書用紙でも、およそ公共企業に対する用紙は税金が安くなつていると思うておりますが、それは違つていますか。たしか安くなつているはずです。そこで新聞も教科書も安く配給される。こういうことになつているわけなんですが、これを、公営の精神からいつて、もう印刷しないということがよければ別ですけ……

第16回国会 人事委員会 第11号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 第一にお尋ねしたいのは、この三派共同になるところの法律案、俗称三本建と、人事院から同じように三本建の案が提出されておるようでございますが、この相違点をまず赤城さんから、私はしろうとでございましてよくわかりませんから、親切にお教えを願いたいと思います。
【次の発言】 同じ質問でございますが、さつきの石山君の質問でしたかに、人事院の給与局長の方は、自分のところから提出している案の方が合法的である旨の答弁があつたのでございまするが、具体的に簡単に今の三派合同の案との違う点、どこがどのように合法的であるかという点をちよつとお教えを願いたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 その問題についてでございまするが、実はエキスパートであらせられる大臣でさえも研究を要するというお話なんです。ましていわんやわれわれのようなしろうとは、やはり前もつて調査しなければ、納得して賛成することもできないわけなんです。そこでお手数でございましようけれども、今国会に提出されようとしているところの法律案及びそれに対するところの参考資料なるものを早急にわれわれにお手渡しいただきたいことをお願いするわけです。そうでなければせつかくの法案も権威あるものとして本国会に提出することができなくなるのではないかということを心配するのであります。なるべくスムーズに法案が提出されるように前も……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 さきの小笠原さん時代から今度の岡野さんにかわりまして、通産行政について政策がかわつたか、かわらないかということが一点。新聞によりますと、岡野さんは大分中共貿易のことについて御熱心のように承つております。関西の方に行かれたときにも、盛んに宣伝されておるようであります。それからもう一つ、化学繊維の振興をはかるということを、これまた盛んに言われておりますが、それが予算面にどう現われておるか、あるいはかわつておらないか、この点について承りたい。
【次の発言】 さきの国会のときには繊維製品品質表示法案なるものが準備されておつたように思うのですが、今度はそれを出される用意があるかどうか。

第16回国会 通商産業委員会 第7号(1953/06/25、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は前者の質問と重複することを避けまして、主として中共貿易及びこれに少々関連のありまする外貨割当の点についてお尋ねしたいと存じます。もし前者に許されたほどの時間をいただけるものならば、この際肥料問題と繊維の問題についても、二、三お尋ねしたいと思うのでございます。  最初に、それらの問題に全部関係を持ちまする二、三の点についてまずお尋ねしたいと存ずるのでございます。第一には、道徳の高揚とか綱紀の粛正という二とを文部大臣時代に盛んにおとなえになりました大臣が、今度通産大臣になられましたことを、私は心から歓迎するものであります。なぜなれば――私はそういうことは信じたくないのでござい……

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/06/27、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 それでは前会に引続きまして、まず第一に中共貿易の問題についてお尋ねいたしたいと存じます。もし時間が許すならば、引続いて肥料問題についてお尋ねしたいと存ずるわけでございます。  中共貿易につきましては、前回、何がゆえに西欧に比較して日本は過当な制限を受けているか、その根拠をお示し願いたいという私の質問や、かつての予算委員会、外務委員会において、同僚議員和田、帆足両議員の質問に対しても、同じように国連の勧告を基礎に制限しているというお話でございました、そこでお尋ねしたいことは一体国連はどんな制限を日本にのみ加えているのか、この点をお漏らし願いたいと存じます。もしこの問題が外務大臣……

第16回国会 通商産業委員会 第9号(1953/07/02、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は先輩山手委員と同じ問題についてしばらくお尋ねしたいと思うのであります。  二十八年度要求の外貨割当の表をせつかくつくつていただきましたので、これる見ますと、たいへん苦心の跡がありまして、いろいろ御苦労なさつたということはよくわかりますけれども、一つ不可解なことがあるのでございます。それはただいまも申されましたが、輸出輸入のバランスがとれない、従つて輸入を削減しよう、こういうことをすでに大臣が述べておられるわけでございますけれども、その精神と矛盾した点が諸所に散見されるのであります。そこで一体どういうわけでそういうふうにならなければならなかつたのかという点と、この予算はどう……

第16回国会 通商産業委員会 第10号(1953/07/03、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの武器等製造法につきまして、大体この企業が発展する可能性があるかないか、国際収支の上から考えて見て、これがはたしてわが国にプラスであるかマイナスであるかという観点に立つて二、三お尋ねいたしたいと存じますが、その前に委員長にまずお尋ねいたしたいことがあるのであります。それはほかでもありませんが、きのうも私はお願いしたことでございますが、見ておると、もうすでに武器等製造法というものは、みんな御存じであるので、尋ねる必要がないというゆえに出席がないのか、きよう採決をやりますと、一体どういうことになるか。採決のときになると、のこのことどこからか出て来る。そうではなく、ほんとうに……

第16回国会 通商産業委員会 第12号(1953/07/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 今長谷川委員からいい質問が出ておりますが、肥料で出血輸出ということが盛んに言われておりますが、繊維においても同じごとが言えるわけです。国内には高く売つて、輸出は安く売つておる。そのために一体だれが困つておるかということは、すでにおわかりの通りでありまして、私はこの問題について今国会において慎重に討議をお願いしたいと思つております。いずれ繊維だけを取上げまして徹底的に討議をお願いしたいと思つておりますから、その辺のところを実態もよく御調査でございましようが、一層よく御研究いただきまして、その場限りの逃げ口上をおつしやらないように、ほんとうに今長谷川さんのおつしやる通り、業界を救……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 委員長にお尋ねやらお願いをするわけでありますが、私は以前に、大臣が来たら必ずお前にやらすからきようしんぼうしてやつでおいてくれということだつたので、私は三回ばかり大臣なしで質問したわけなんです。そうしたところが今日その大臣がいらつしやらないと答えらないというお答えが大分あつたことは委員長さんお記憶のはずでございます。そういう問題を取扱うときに順位をどのようにお考えあそばされていらつしやいますか。私はいまだかつて欠席したことはございません。ちやんと来ております。それで私は陣笠のうちのすげ笠であるからというふうにひがみたくなります。私は重要な問題を持つておる。合えてもらはないと困……

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 それでは大臣たいへんお忙しいようでございまするので、余談はおいて簡潔に質問いたしますから、簡潔に実行案をお答え願いたいのであります。  九州の被害につきまして、石炭についてはただいまのような案がある、現地の救援策についてはいろいろとられているようでございまするが、身は現地になくても財産が現地にあるために被害をこうむつているものが非常に多くございます。全国的にその被害者が散在しております。これについて一体大臣としてはいかように考えていらつしやいまするか、具体策を簡潔に述べていただきたい。
【次の発言】 私のお尋ねしているところは具体的なことでございまして、今大臣が例をとられまし……

第16回国会 通商産業委員会 第15号(1953/07/10、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 中小企業信用保険法の改正の点でちよつとお尋ねしたいのですが、第二条で、資本金の五百万円までの制限を一千万円に引上げたということと、それから人数の二百人までを三百人に引上げられたという点と、それから調整組合及びその連合会を加える、つまり範囲を、数量においても金額においても、員数においても、それから組合の領域においても広げられたという理由を承りたいのであります。
【次の発言】 同じく第四条で、この貸付金の額が五百万円から一千万円にふえ、片や二千万が三千万にふえているという理由を承りたい。
【次の発言】 その理由は大体わかりましたが、それでは次に中小企業の信用保険に関して政府の援助……

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/15、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 もう大分長官おつかれのようでございますから、簡単に一、二点だけお尋ねして明日にしたいと思います。
【次の発言】 第一点は委員長にお尋ねしたい。公庫の資金源の問題ですが、すでにこの間同僚委員からいろいろ資金源について質問があつたときに、官房長はこれこれのことはこうだからこうします。よく研究して答弁しますと言われてから、もう一月くらいたつ。また今日同じことが出て一向進歩していない。お互いに各部局も忙しいではございましようけれども、かかつている法案に関することくらいはよく内輪で御相談なすつて、しつかりした間違いのないところの答弁をいただくようにしていただきたい。それをまず伺いたい。……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は一点だけ、ただいま先輩委員伊藤さんの質問に関連しまして、この前、すでに十日ばかり前に、送つた品物が流れておかげで金をとることもできなければ、手形に困つている、そういう方々に対してどのような処置をとつていただいておるか、これはさしずはするということでありましたが、さしずするくらいでは銀行は言うことを聞いてくれない。大臣は大体銀行家のはずである。いつもおつしやるように、私は実業家の出身だ、銀行家の出身だ、それだつたら銀行が一時間一分も待つたなしで不渡りをくらわせるということをよく御存じのはずなんです。だからこれに対して早く大蔵省ともよく協議の上、そういうために手形下渡り、倒産……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/18、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま審議過程にありまするこの法案につきましては、すでに先輩議員諸公からのたび重なる御質問によりまして、大体私は了承をしておるのでございまするが、ただ一点だけ私がなおわかり得ない点がございまするので、その点について御質問をしたいと存じます。  すなわちこの法案の第二条の定義でございまするが、ここに中小企業等協同組合を初めといたしまして、これに農業協同組合及び水産関係、それから医業を主とした法人が加えられておるのでございまするが、この加えられている意味について、先輩の質問に答えて、政府側は、加工をするからとか、あるいは企業を営んでいるからというお答えでございました。もしそれこ……

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 議事進行について――今一時のようですが、まだあと質問が大分あると思いますが…。
【次の発言】 たいへん皆様お疲れのようでもございますし、委員長の御注意もございましたので、前者の質問と重複することを避けまして、簡単に要点をかいつまんでお伺いいたしますから、簡単にお答え願えればけつこうだと思います。  まず第一番に今までの質問で大体看取できた二とでございますが、この仕事をやるにあたつては、アメリカの干渉が非常に多いと思う。経営者側にも、労働者側にも、他の産業に比較して干渉が多いということがわかつたわけなんですが、なおかつそれでもこの産業を振興するためにこの法律を通してもらいたいと……

第16回国会 通商産業委員会 第25号(1953/07/25、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの法案はきよう上げるという委員長の意思に従いまして、簡単にお尋ねを二、三したいと思いますので、大臣は陣笠の質問に対してそういかめしい顔をせぬで、もうきよう上げるのですから、なるべくにこやかに御指導いただきたい。  第一は、この法案が通過した場合に、通産省の人事構成にある程度の相違が来ると思いますが、どのくらいの人員をふやす予定でございますか。
【次の発言】 それでは現在の人員だけで、規格の検査だとか工場の検査だとかいうようなことが十分に行われる、そう解釈してよろしゆうございますね。
【次の発言】 この法案が通過することによつて、今度工場の設備がふえますか、ふえませんか。……

第16回国会 通商産業委員会 第26号(1953/07/27、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいまここへ提出されておりまする輸出取引法の一部を改正する法律案につきまして、私は少少疑問の点がございますので、これが解消されましたら本案には賛成をしたい、こういう気持でお尋ねする次第でございますから、しろうとに教えてやるという態度で、丁寧に御説明が願いたいと存じます。  日本の貿易を振興させて外貨を獲得することが、目下の日本経済の急務でめることはよく承知しておりまするので、それを振興させ、いたずらな出血を少くするために、輸出の面において日本の小さい資本の、メーカーや底の快い商社が組合を結成し、カルテルを’くつて、そうしていたずらな出血を避けようという行為に対してはむしろ奨……

第16回国会 通商産業委員会 第29号(1953/07/30、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 簡明にやりたいと思いますが、根が頑迷な頭の持主でありますので、恐れ入りますが、両先生に御指導いただきたいと存じます。  一つは、歴史的な御説明がございましたので、これに加えてイギリスの様子をぜひ承りたい、こう思うわけでございます。それはほかでもありませんが、アメリカもさようでございますが、イギリスも資本主義が非常に発達した、それと並行してロツチデールが行われて行つた。これは持たざるものの自己防衛の本能から発した自然発生的なものであると存じますが、その発生の段階においては、はたして最初から完全なものが生れていたかどうか、ただいま両先生は、学問の自由の立場から、いみじくもはつきり……

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 それでは皆さんお疲れのようでありますけれども、お忙しいところを政府側にわざわざ来ていただいておりますので、続けてやらせていただきます。この国会もいよいよ終末でございますので、実は今国会でいろいろ審議されたこと、特に私が政府側に向つて要請をしておきました点のうちの、通産大臣の施政方針演説にもございまする、貿易振興対策に関連のある点だけを取出しまして、二、三その後の模様をお尋ねしたいと存じます。  まず第一番にお尋ねしたいことは、この国会でも何度も質問に出ておりましたし、新聞でも何度も出ておりました、日平産業の問題でございまするが、これを政府側は行政監督の立場から、原価計算書を提……

第16回国会 通商産業委員会 第33号(1953/10/13、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま附帯決議に関する窓口の範囲の問題が出ているようでございますが、私の郷里につきましても神戸と同じようなケースが当てはまると思います。たとえて申しますと、今度災害を受けました知多郡という一郡は、山梨県一県、鳥取県一県の税金よりもはるかに大きい税金を納めるほど、経済が動いておるわけです。一ノ宮一つだけでも、福井県一県よりも大きく経済が動いている。ところがこの窓口が許されておるところを見ますと、そこにほとんど許されておる窓口がない。なぜないか、そこに信用金庫とかあるいは相互銀行というものがなければやむを得ないですけれども、あるにもかかわらず、それが許されていないという状況です……

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/11/04、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 議事進行……。ただいま先輩議員の長谷川さんから言われまして一生懸命にやるという委員長のお話でございますからそれを了承はいたしますけれども、今度の国会が開かれまして農林、建設その他各委員会は、予算審議を前に予算に間に会うようにそれぞれの策を練つておられますにもかかわりませず、この通産委員会だけが開かれていない。こうなるとその理由が私にはわからないのでございます。風水害というのはただ農林と建設だけで事が足りるものでしようか。あるいは風水害というものが中小企業の屋根の上を吹いて行くことをやめて通つて行つたというのですか。一体その点どのようにお考えになつていらつしやいますか。

第17回国会 通商産業委員会 第3号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいまたいへん御熱心な先輩議員の御説明がございましたので、ちようどいい際ですから私もこの表を使わしていただきますが、人絹のお話が主体であつたようでありますが、これと同じケースが綿の場合にも毛の場合にも行われております。そこで綿や毛の材料は、日本の内地でほとんど食いつぶしてしまう、こういうものに外貨の割当をすることはけしからぬことだ。従つてこれは削限した方がいいという考え方が、しばしば行われておつたようでございますが、そういう考え方は、腹の減つた人間に飯を見せておいて、この飯の量を減らすと同じことだからだめだということを再三私は委員会で申し上げたはずでございますが、そういう声……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は実はこの問題がここへ提起される前に、これをどうするかということについて参考として聞いておきたいことがあつたのです。従いまして、私は討論というよりもむしろ質問なのですけれども、討論の時間だとおつしやるから討論の形をかりて質問をいたしまするので、あとでお答えの必要なところはお答えが願いたい、こう思うわけなのです。
【次の発言】 第一番に、今提起されておりまする問題は、窓口を広げよう、こういうことなのです。ところが私は、窓口を広げる前にぜひ承りたいことがあるのです。それは資金源の問題ですけれども、すでに最初百億の資金源の内容を調べました折に、二十数億は商工中金からすでに貸し出さ……

第18回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/02、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私も中小企業の年末融資の問題について二、三お尋ねしたいと思いますが、実は……。(「簡単にやれ」と呼ぶ者あり)私も簡単に、要領よくやりたいと思いますが、ここの答弁者ではちよつと足りないことが出て来ると思います。  そこでまず第一点に、先ほど長官さんは不渡り手形の東京の様子だけは御発表になつたようでございますけれども、不渡り手形は何も東京だけじやない、大阪、名古屋の方がもつとひどいわけなんであります。そこで名古屋あたりの平均をとりますと、ぶつ倒れて行く商社が二日に一社はあるわけなんであります。ところが一万田さんは投売りが始まろうがぶつ倒れようが、高率適用の強化はじやんじやんやる、……

第18回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/03、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は近ごろの繊維の状況をどう打開するかということについて新しい繊維局長さんにお尋ねしたいと存じます。  前の徳永繊維局長さんもずいぶん御苦労して勉強をしておられたようでございますけれども、このたび新しく迎えました繊維局長さんは、昔からその道の権威でいらつしやる方でございますから、私どもは心からたいへん喜んで歓迎しているわけでございます。何とぞ輸出不振、倒産商社続出のこの繊維業界を、新しい腕のある繊維局長さんによつて何とか打開の方策を講じていただき1ますならば、私のみならず繊維業に携わる者のほんとうに心から喜びとするところではないかと存ずるわけでございます。従いましてまず第一番……

第18回国会 通商産業委員会 第4号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はさきの質問がこま切れになつておりましたので、それに引続きまして、きようは主としてこの繊維を中心に価格の安定及びコストの引下げ、ひいてはこれが輸出振興という現在の大目的について、いろいろその行われている施策についてお尋ねしたいと存じます。それから時間が許されましたならば、近ごろ盛んに宣伝されておりまする繊維課税の問題について二、三お尋ねしてみたいと存ずるわけでございます。  まず第一段に、去年もさようでございましたが、年の瀬が迫るにつれまして、倒産商社が続出しているようでございます。聞くところによりますと、ことしの正月から七月までに倒れた商社だけですでに百二十商社余ございま……

第18回国会 通商産業委員会 第5号(1953/12/07、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はせつかく日銀の総裁代理として五十嵐さんが来ておられますから、その点について伺いたいのですが、今度行われておりまする高率適用の強化ということですね。これが非常に効果があつたようでございます。これはまことにけつこうなことでございますが、実はこのしわ寄せが、中小企業特に商社部門に強く寄せられて、そのおかげで倒産商社が続出している。ただいまのあなたのお話によりますると、去年よりはややよろしいというお話でございまするが、よろしいどころの騒ぎじやないのです。倒れている数は去年よりことしの方がはるかに多い。不渡り手形の数も去年の今月とことしの今月を比べまして、ことしの方がはるかに多い。……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はすべての物価の中心をなすところの日本の産金の状況それからこれを材料として輸出しようとしておる水金の問題について、二、三御質問いたしますから、簡単にお答え願えればけつこうであります。  世界の金の値段がずつと下りつつある今日、ひとり日本の金だけが高値を続けており、一層高くなろうとしておりまするが、これについて一体どうお考えでございまするか、またこれに対する対処がすでに行われておるものかおらないものか、まず次官さんにお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、それではこれに対して日本政府が与えている今年度の補助金と、それから政府が買い上げている量についてお伺いいたします。

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/03/20、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 私はこの間の合同委員会において御質問申し上げたいと考えておつたのでありますが、あいにく時間切れでそれが許されませんでした。きよう幸いにその機会を与えていただきました委員長さんにまずお礼を申し上げます。  私は主として本協定から生じて来るところの日本経済に及ぼす影響について、大臣以下の皆さんにお尋ねしたいと思うわけであります。  まず第一番に、政府はいつの答弁にも、このMSAの協定を結べば、これは日本に経済的な大きな援助があるということを答弁して来られたのでありますが、今日この協定が結ばれましたあかつきにおきましては、数字的にもはつきりしたことだろうと思います。従いまして今までのよ……

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 貴重な時間をお与えいただきました委員長にまず感謝をいたします。お尋ねしたいことがたくさんありますけども、時間がないようでございますから、簡単にピツク・アツプして一点だけお尋ねいたします。  まずこの協定によりまして日米の投資は保証されるようになつておるのでございますが、私が調べたところによりますると、日本の投資は必ずしも保証されていないといことがあります。そこでこのMSAの協定から生ずる域外買付、これは日本の兵器メーカーがのどから手の出るほど要望しているものであり、おぼれんとする者がわらをもつかむ気持で、これに飛びついて来ることは事実でございます。そこで武器等製造法なるものをつく……

第19回国会 大蔵委員会 第15号(1954/03/03、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 砂糖の問題が論議されておりますようでして、関連いたしましてお尋ねしますが、一斤五十円前後のものが今日百円ほどにこの数箇月の間にはね上りまして、業界はもちろんでございまするが、国民生活に非常に大きな影響を及ぼした結果、これが大きく社会的な問題として取上げられようとしておるやさきに、ただいま春日委員がそれの審議をスムーズに進めるための材料の提出を要求されましたが、私もそれに附加いたしまして、製糖会社の設備、これの稼働率、これの外貨割当の金額、それから輸入粗糖の量、これを二十六年度、七年度、八年度と比較いたしますると、大体ここから将来の目安、先ほど農林政務次官が言いましたところの方……

第19回国会 大蔵委員会 第17号(1954/03/05、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 では簡単にただいまの政府の金融引締め政策に関連いたしまして、政府の施策を反省していただきたいために、二、三質問をしたいと思います。  御承知の通り、今日倒産商社がまたふえて参りました。不渡り手形の数も日を追うてふえておるようでございます。昨年末一番ひどかつた日に、不渡り手形が東京の交換所だけで二千枚、大阪がその四割五分、名古屋が一割五分、合せて日に三千枚程度以上の不渡りが出ておつたのでございますが、これが一月になつてずつと下つたのでございますが、一月の終りから二月にかけてだんだんふえて来ておるようでございます。その額面金額が大体十万といたしましたも、なお日に三億から四億の不渡……

第19回国会 大蔵委員会 第19号(1954/03/10、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して一点だけ御質問いたします。  ただいま私のささやきに対して御丁重な御答弁がございましたが、これについてどうも矛盾があるような気がいたしますので、お尋ねするわけでございますが、会社の方の交際費は決算期が年二回になつているから、これを半分に認めたのだ、こういうお話でございましたが、繊維の方は八割に認めているのではないか、いやそれは決算が違うからだ、こういうお話でございましたけれども、これは私にはわからないことが多いのです。決算が二期にわかれているという建前のもとにそのようなことが行われるとするならば、いわゆるこの繊維消費税の第十二条には、妙ちきりんなことが書いてある。納税……

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/12、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は現在日銀がとつておられまする金融引締め政策というものと、この影響を一身に受けておるところの中小企業の現状をにらみ合せてみまして、この状況ははたして正常なりやいなや、あるいは日銀としてはこれに対してどうお考えでございまするか、将来なおこの状態が続いても金融引締めということは行おうとしていらつしやるかいなか、あるいはどういう状況が起きて来たならば、この引締め政策ということについて、何らかの政策転換をなさろうとしていらつしやるのかというようなことが聞きたいのでございます。と申しまするのは、すでに日銀が行つていらつしやいまする金融引締めの政策は、オーバー・ローンの解消だとか、ある……

第19回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/14、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 委員長の命に従いまして簡単にお尋ねをいたしますから、簡単にお答えを願いたいと思います。硫安の輸出振興に関連したことでございますが、普通の商品でしたら、メーカー価格と小売価格の開きはせいぜい二倍か二・五倍くらいが常識だと考えておりますけれども、元値の四倍くらいで、しかも国会の中で堂々と売られておるものがある。それは臺灣バナナだ。これは一体その理由がどこにあるかということをよく御存じのはずでございます。これに対して将来手だてをしようということが、通産省の中で研究されておるということも漏れ承つておりますが、これについて次官にちよつとお尋ねしたい。

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1953/12/15、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいまの山手さんの質疑に関連がございますが、この肥料の輸出会社法案は、メーカーから輸出上の出血を守るために、こういうことでございますが、他の業界にそれがあつても行わないという次官の御答弁でございました。そこで私思うことがあるのですが、出血から業界を守るという目的と、国内の食糧増産に影響があるからということでこういう会社法をつくらなければならぬというならば、これはそれ以上重要な同じケースの問題が糸へんにございます。これを一体どうなさろうとするのか、ほつておかれるつもりですか。輸出の総額から申しましても糸へんの方がはるかに多い。少い少いと言うても、去年度でも三六%の輸出額を持つ……

第19回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/16、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 時間がないようですから、関連して一つだけ簡単に……。年末に際して中小企業がばたばた倒れていますが、そのうちの一番多いのが糸へんであることは大臣さんよく御存じだろうと思います。そこで政府としては、これに対して融資を行つたりいろいろ施策を講じていらつしやるようですが、それがほとんど選別融資、系列融資になつて、なお政府の意図に反してばたばた倒れて行つている。こういう連中に対して、大臣さんに一言だけ、年末のはなむけを贈つてやつていただきたいと思う。一言でいい、一言で済みます。それを聞きますと、商社も必ず息を吹き返します。機場も必ず元気を出して、この正月を越すだろうと思います。その一言……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/05、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はいろいろ大臣にお尋ねしたいことがございますけれども、さしあたつて繊維消費税についてお尋ねいたしたいと存じます。大体税金をとることは大蔵省の役目かもしらぬけれども、とられるところは、あなたの指導育成しなければならぬ業界なんです。そこでこの問題が税制審議会の方で答申になつた場合に、私はさきの十八国会と十九国会の折にすぐ尋ねた。そうしたら岡野大臣は、大衆課税は反対だとはつきりとこの記録に残された。ところがいつの間にやらそれが糸にかかるようになり、いや原毛にかかるようになり、いや生地にかかるようになつてとうとうとどのつまりは、末端の商品にかかるというようになつて来たようでございま……

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/13、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は時間がございませんので、簡単に繊維消費税の問題について大臣の所信を承りたいと存じます。ただいま川上先生もおつしやいましたように、信念や希望的観測では政治はできません。特に繊維消費税の問題につきましては、御承知の通り具体的事実として今国会に八十五億というものが提出されている。そこで業界では全国からこれの反対運動がほうはいとして起つておる。あなたはかつては税金をとる方の側にいらつしやつたかもしれませんが、今日ではこの業界を指導育成しなければならないところの総本山なんです。あなたの考え方、あなたの打つ手いかんによつて業来者は死んだり生きたりするのです。だからかつての通産大臣は、……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/17、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は今年度の新しい大臣の通産行政につきましては、きよう初めてお尋ねするわけでございますが、あいにく時間が限られておりますので、簡単に要点をかいつまんでお尋ねいたしますから、お答えの方もそのようにお願いしたいと存じます。まず第一番に、大臣は本年度の経済再建に対して物価の引下げと輸出振興ということをうたつていらつしやるようでございまして、これはまことにけつこうだと思いまするが、私はこの問題を繊維業界に取入れて当てはめてみますと、どうも大臣の筋書き通りには行かない点がたくさん出て参りました。矛盾撞着があそこにもここにも散見されるようでございます。そこでその一部分を取上げて大臣の明快……

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/02/27、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して……。今粗糖と砂糖との論議が出ておるようでありますが、失礼ですが、大臣は、業界ないし消費者が実際にどういうものを使つているかということを、お調べになつたことはありますか。と申しますのは、こういうことなんですよ。粗糖がほんとうに原材料であつて、戦前のものはよかつたけれども、今のものは粗糖としては実用に供せない、技術加工しなければ食糧にならない、こういうことならば、原料と言い切ることができるでございましよう。ところが妙なことに、その粗糖の方が効果的だという場合が多いのであります。特にだ菓子をつくる場合には、粗糖ばかりでございます。よろしゆうございますか。そこでこのものが横……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/16、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私に与えられた時間はきようは少いようでありますので、私は外貨割当の基本方針を大づかみに承りまして、あすから個々にわたつてその詳細について承りたいと思いますので、まずそのような御用意をしていただきたいと思います。  まず第一番に、外貨が二十億ドルと十二億ドルでバランスがとれない、そこでその開きがだんだん毎年ふえる一方である、困つたから削減しよう、こういうお話で、それまでは非常にごもつともでございますが、第一にこの審議ですが、予算の方はあれほどの日数とあれほどの員数をかけてやつさもつさとおやりになる国会が、それと同等の金額――二十億ドルということになりますと、どう考えてみても、マ……

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/29、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま審議中のガス事業法の問題について二、三点お尋ねいたしたいと思うのであります。まず第一番に私がお尋ねしたいことは、ガスの事業を行われるにつきまして、副産物として出ます硫安でございますが、一体このガス事業から生じて来るところの硫安は、日本でできます硫安の大体何パーセントを占めておるか、それのコストは一体何ほどであるか、この点について……。
【次の発言】 私の聞きたいのは、硫安がガス事業を行うに当つて必然的に生じて来る、その生産量が日本の硫安の何パーセントを占めるか、こういうことなんです。  それからこれのコストは一体どのくらいになつておるか、もしそのコストが副産物だから計……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/03/30、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 笹本議員の質問に関連いたしまして、私も二、三この問題についてお尋ねしたいと思います。実はこの問題は、わが党といたしましては、この席でやるのではなくて、本会議で緊急質問をする予定をしておつたのでございます。しかるに議運の方で、それでは将来の計画についてしつくり行かないだろう、そこで委員会においてよくおちついて、これに対する対策、将来の計画その他のことどもを研究的にやつてもらいたい、こういうことで当委員会にまかされたわけでございます。従いましてこれはただ単に十分や二十分の質問で片づけるということでなくして、今笹本さんからもお話のありましたように、大臣にもよくわかつてもらいたい。そ……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私もこの問題に非常に関心を持つておるものですから慎重にしつぽりと承りたいのでありますが、いつも時間が迫つたころに私やらされますのですが、一体あと時間はどのくらいいただけましようか。
【次の発言】 おとなしい委員長の命令でございますから、なるべくその委員長の仰せに従いまするが、大体この問題は与える影響が非常に大きい。そこでこれに対しては国会対策にしても、あるいは議運の方にいたしましても、しつぽりと委員会でやるようにということで、本会議にせつかく上げるべきものを、しつぽりやるためにここへ移されたのでございまするから、私はこれが各党一致してきまつたことでございまするので、しつぽりと……

第19回国会 通商産業委員会 第32号(1954/04/07、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は実は外貨の問題について、その質問の時間を与えてもらいたいという希望を、今回で九回申し出ておるのでございますが、委員会のいろいろな都合で、いつもそれができなくてまことに残念に思つております。ほんとうはきようはこんなにおそいのですからやめたいところですが、どうしてもきようやらなければならない理由がありますから、それを最初に申し上げます。と申しますのは、今度大臣が金曜日から火曜日にかけて、関係の局長を連れて関西へ乗り込むという話です。その折に集められる相手方は大体経済関係の方々で、そこで必ず外貨の問題が出ます。これに対して一体政府はどういうことを述べられようとするのか、大体の見……

第19回国会 通商産業委員会 第36号(1954/04/16、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 池田さんに一点だけお教え願いたいのでございます。石炭の化工から染料がとれるはずでございますけれども、特にドイツ染料と日本の染料と比較いたしました場合に、日本の染料はどういうわけか比較にならないほど程度が悪い。ところが御承知の通り日本の繊維はどのみち染めないことには輸出ができない。特に近ごろ行われております合成繊維やあるいは化学繊維の類はどうしたら染めることができるか。染めた色をどうすれば定着することができるかということがこの糸を輸出する先決問題ではないかと思つておるわけでございますが、日本の染料とドイツの染料とを比べました場合に、同じような石炭を使つてつくりながらも、どうも日……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/04/27、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はただいま上程されております商品取引所法の一部を改正する法律案について、委員長から再三再四早く上げるようにと催促を受けております関係上、委員長を徳といたしまして、きようはその御意思に沿うべく、なるべく簡明直截に御質問を申し上げ、でき得るならばきよう御意思に沿いたいと思うておりますから、御答弁の方もなるべく簡明にお願いしたいことをまず最初にお願いいたしまして、質問を二、三させていただきたいと存じます。  まず第一に、この問題は当委員会にかかつているわけでございますが、その取扱いまする内容上、農林委員会にも重大な関係を持つておる関係上、農林委員会としても以前から重大な関心を持つ……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は本年度の外貨の割当の問題につきまして、実はきようでこれで二十一回お願いをしておるのでございますが、きよう幸いにして委員長の同情ある配慮によりまして、この機会の与えられましたことを、まず厚くお礼を申し上げる次第でございます。実は私がこの問題につきましてなぜそのように何回かお願いしておるかということは、通産委員のみならず、国の経済に関心を持つておる方ならばもうすでによくおわかりのことと存じますが、実はせつかく与えられましても、今年度の外貨が割当てられてしまつた今日では、死んだ子の年を数えるような感じがなきにしもあらずでございますが、将来のことも考えまして、もう済んだことは省い……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 時間も大分迫つておるようでありますから、私は簡単に要点をかいつまんでお尋ねしたいと思いますので、恐れ入りますがお答えの方も簡単明瞭にお願いしたいと存じます。  第一に、きのうせつかく御提出いただきました原価計算書でございますが、これがきわめてずさんでございます。ところで大臣の御答弁も局長の答弁も、これを調査することが不可能であるというお答えでありましたが、思い起せば去年の十五国会から十六国会にわたりましての私の質疑に対して藤山愛一郎さんもそのように答えていらつしやいません。それからまた農林大臣保利さんも私の質問に対してこういうふうに答えておられます。先ほどお答えいたしましたよ……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/20、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 関連して、中小企業の倒産続出に対する一点だけ……。中小企業に対する悪影響の少かれかしと祈つていらつしやる大臣に、具体的方策を示してもらいたいから、お尋ねするわけでございますが、大臣もすでに御承知の通り、中小企業関係の不渡りが日に五千枚ぐらいずつ毎日出ている。倒産商社は去年の今ごろからずつと倒産の数がふえまして、十二月に至つてちよつと政府の融資のおかけで下火にはなりましたものの、また一月からこちらにかけてずつとふえて来ている。少くとも表に現われているものだけで、日に二商社ずつは数えられるわけなんです。一体これがどこから来ているか。池田さんの言われましたように、思惑で倒れて行くの……

第19回国会 通商産業委員会 第52号(1954/05/21、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 日本の経済再建の上からながめてみまして、私も砂利の必要性はよくわきまえておりますから、この法律が制定されることによつて、砂利採取の能率が一層上り、やがて日本経済に貢献することになれば大賛成でございます。私の郷里は愛知県でございますが、愛知県の方はいらつしやらないようですけれども、お隣りの静岡から大分出ていらつしやるようですから、どなたでもけつこうです。静岡のお方にお尋ねしたいわけでございます。  私砂利の採取についてはしろうとでございますが、子供のころから愛知県では砂利が取られているわけですが、きようこのごろこの様子をながめてみますと、大きな機械設備をしてトロツコの設備なんか……

第19回国会 通商産業委員会 第53号(1954/05/22、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 本委員会に上程されております航空機製造法の一部を改正する法律案につきまして、私十分研究はしておりませんけれども、簡単にながめてみますと、この法律が新しく制定されなくても、すでに航空機の製造ということは行われているようでございます。新しく挿入されますところの改正の部門は、すでに行われている業界を選抜し、許可する、こういうことが本旨のように見たわけでございますが、その許可制の根本が三つある。一つは特定の設備であり、一つは経理的基礎であり、一つは技術的能力、こういうことになつておるようでございます。この許可の中心をなす特定の設備、経理的基礎、技術的能力、これについてひとつ、これはい……

第19回国会 通商産業委員会 第59号(1954/05/31、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は、輸出振興策についてお尋ねしたいことは非常にたくさんございまするけれども、本日は時間の関係でほんのヒントを与える程度にしておきまして、この次行われまする当委員会に正式な具体策をお答えいただきたい、こう思うわけでございます。  そこで私が第一にお尋ねしたい点は、今日の政府の行われておりまする施策が、コストを引下げて健全財政にし、輸出振興をはかろう、こういうたいへんけつこうな目的のもとに行われておりまするけれども、それが悲しいことに逆な結果を来している、こういうことを大臣にお示しをして、それに対してどのような施策をされるかということをお尋ねしたいのが第一点でございます。御承知……

第19回国会 通商産業委員会 第62号(1954/08/12、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 質問に入る前にちよつと議事進行についてお尋ねしたいのですが、先ほどの理事会で一人一時間ずつきよう熱心にやる、それができない場合にはあさつてもう一度やる、こういうことで皆さん御納得の上でこの順序がきめられたわけですね。ところが話に聞きますと、どうも途中からそれがかわつた、こういうことのようでございます。そうなりますと、最初の人は一時間ずつやれたが、最後の人は竜頭蛇尾で、十分か五分しかできない。十分か五分しか与えられないから、そこでがんばつてやると、あいつはいつでも長い時間やるじやないかというふうに言われなければならないのですが、私がいつも長くやるわけではなくして、あまり謙譲の美……

第19回国会 通商産業委員会 第63号(1954/08/13、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 先ほど山手委員から中小企業の公庫の精神が没却されてしまつて、かえつて逆な結果を来しておるというお話がございました。私も自分の体験上それを実地に見ているわけでございますが、その大きな一つの理由に、公庫の本店の方々の意思というものが窓口において実行に移されていない。言いかえると親の心子知らずという点が多々見受けられるように思うのです。中野さんはこの法律を生むころから非常にこの問題について御熱心である方で、法律の精神はよく御存じのことと思いますが、遺憾なことに中野さんの精神というものが窓口の方々に徹底していない向きがたくさんある。この点につきまして、実は十九国会の折に岡田長官にもそ……

第19回国会 通商産業委員会 第64号(1954/08/14、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はきめられた時間内に質問をし尽せないほど実はたくさん持つておりますけれども、皆さんこのころまで長いことお待たせして恐縮に存じまするから、なるべく質問を箇条書きに申し上げまして時間内に納めたいと思いますので、答弁の方もそのように御協力願いたいのであります。  ところがその前にひとつどうしても承つておかなければならぬことは、委員長にまず承ります。委員長に対して私は個人的には非常に尊敬もし、かねがね先輩として、生きた手本としてこれをとつてもつて範としよう、こう思つておるわけなのでございまするが、大体この委員会は一月も前からすでに予定されておつたと思います。その日にちも、われわれの……

第19回国会 通商産業委員会 第65号(1954/09/09、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 簡単にお尋ねしますから、簡単にお答え願いたいのですが、今度の改訂の骨子は、冬料金一本化と割当制の廃止とアンペア制の採用、石炭条項の廃止である、こう考えてよろしゆうございます。
【次の発言】 そこで先ほど来問題になつておることは、この骨子は、政府側は向う半年の間だと言う、消費者やわれわれ側から見ると、これが四月以降にも適用されるのではないかというおそれから生じて来ているようでございます。それを大臣は、四月以降は決してこのままを適用しないんだ、操作を加えるんだ、こう言つておられまするが、その操作は、企業努力と税の軽減と融資、金利その他でもつて、なるべく来年上期にまず持ち越さないよ……

第20回国会 通商産業委員会 第1号(1954/12/03、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま大臣からまことにけっこうな御高説を承りまして、ありがたく思っているわけでございますが、ただいまおっしゃいました輸出振興、中小企業等の指導育成とはおよそ逆な結果を招来するような現象がただいま起きつつありますので、その点についてお尋ねしてみたいと存じます。時間がないそうでございますので、私も簡単にお尋ねいたしますから要領をつかんでお答え願いたいと存じます。  まず第一に、政府の行ったところの措置が、そのために被害をこうむる業界とか地区がある場合に、大臣はこれを救済する最高責任があると思いますが、一体大臣はこれに対していかようにお考えになっているか。またこれから行われようと……

第20回国会 通商産業委員会 第4号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私も時間が短うございますから、簡単に御質問をしたいと存じます。  まず参考人の方々が、きようは特に御熱心に御説明をしていただきまして、特に石炭業界には政府の失政のしわ寄せがいたいけな子供にまで悪影響を及ぼしている。その悲劇を子供が受けているという点を承りまして、ほんとうに胸の熱くなるのを覚えたわけでございます。広く考えてみまえと、私、わが田に水を引くという仕事は政党の専売特許かと思って聞いておりましたところ、あにはからんや、業界の方がその上手を行くということをきょうはっきり知ったわけでございます。しかもそれが非常に混乱をしている。もうこのままでほうっておけば、この法律は自然に……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 行政監察特別委員会 第11号(1955/07/11、27期、日本社会党(左))

○加藤清二君 許可を得たので、申し上げます。一昨日及び本日ただいま行われました石井君の証言の中に、荒木君、私を含む数多くの日教組出身議員や日教組の名誉を著しく傷つける言辞がございますので、委員長のお許しを得て一身上の弁明を行いたいと存じます。  すべての人は名誉を重んじますが、特に議員の名誉は議員の生命でございます。その名誉は常に危険にさらされがちでございます。ニュース・バリューがあるからというて、この名誉を傷つける行為は、刃物なき殺人行為でございます。石井君の証言に対しまして、過日の証言やまたただいまの発言は、私を昭和二十三年の毛織物配給に関して不正がありとして東京地検に告発した旨の証言がご……

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/26、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの日本経済の重要な問題を審議するに当って、この会の性格について、先ほどの問題の関連質問を最初にやらせていただきますが、委員長は、いつの会でも今のようなごあいさつをやってこられたのでございます。また委員長は、そのことを必ずそのときの大臣におっしゃってこられたのでございます。そのときの大臣の返事もまた、納得のいく返事がいただけたのでございまするが、しかし出席の実績を見ますと、遺憾ながらその趣旨に反しておったように思うのでございます。(発言する者あり)その点は山手さんは前に野党であったからよく御存じのはずでございます。そのために今のような問題が、この委員会を行う当初に当って出……

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/03/30、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 議事進行について。電気の問題はお聞き及びの通りこれは重要な問題であるにかかわらず、政府は大きなミスをしてほおかぶりしてさっと逃げ込もうとしている。だからこれについて聴聞会を開くというのがほんとうであるにもかかわらず、それをせずにやるのだから、もうあと一人、二人の質問くらいをそう気にせずに、この際せめて委員ぐらいは納得する程度の問答をやらせるということの方が、あとの結果がいいのじゃないかと思います。だから十分に審議を重ねられるよう私は要望しておきます。
【次の発言】 私は前の質問者と重複をなるべく避けまして、要点だけを簡単にお尋ねしたいと思いますから、簡単にお答え願えればけっこ……

第22回国会 商工委員会 第9号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 お尋ねいたしたい問題が数多くございますが、まず第一番にこの間の理事会できまりました外貨割当の基本骨子の御説明がないようでございます。それは理事会でするというお約束でございましたが、どうなっておりましようか。もし何だったらこの際それを御説明願いたいのでございます。
【次の発言】 外貨の数量は一兆円予算に匹敵するものでございますが、これの割当については、本委員会も衆議院もほとんどつんぼさじきに置かれておるようでございます。これが業界にとっては命の綱であり、もうかる元でございまする関係上、この外貨割当にからんでいろいろな問題が業界にも起り、不正事件ではないかと疑われるようなことも間……

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 昨日の経審長官の本年度の方針、特にあなたが就任以来天下に表明していらっしゃいます経済六カ年計画の骨子をなす一つに、日本生産性本部なるものがうたわれていることは事実です。ところがこの問題を取り扱うに当って、ただいま承わっておりますと、日本の生産を向上して、やがて輸出振興に持っていき、日本経済に寄与する、その基礎的な条件を初めて作るに当って、その中心をなすいわゆる一部の企業の実権を握る人と相談をなさったことについては、これは何をか言わんやでありますが、しかしそれだけで生産が向上するということはとうてい考えられないことです。日本の産業構造が一体どのようになっておるか、これは私よりも……

第22回国会 商工委員会 第15号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ほんの二、三点をお尋ねしたいと思います。まず最初にきょう案件になっております商工組合中央金庫のことについてお尋ねしますが、これと同じような関係にございます農林中金と商工中金を比較いたしてみますると、農林中金は非常に市中銀行に対して強い力を持つ。ところが商工中金は大へんに弱い。その原因が一体どこにあるかと調べてみますと、商工中金の方はその資金源のほとんどが債券によっておるわけでございまして、債券による資金が大体七割程度を占めておる。ところが農林中金の方は米麦そ他のからの売り上げに関する預金が多いですね。ところで、商工中金の方の債券を消化するところがどこかと調べてみますと、これが……

第22回国会 商工委員会 第25号(1955/06/15、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 この際私はわが国の終戦以来初めて逢着いたしました繊維業界の不況に対しまして、二、三大臣に質問をいたし、この不況を与党、野党を問わず、超党派的の立場から打開したい、こう考えるものでございます。  大臣もすでに御存じでございましょうが、この問題については国民の心配を反映して、ジャーナリストの方々は毎日新聞にこのことを書いております。この不況の原因がどこにあるかといえば、それはまずだれしも次の諸点に指を折ることだろうと存じます。すなわち輸出の不振、供給の過剰、先行の売り急ぎ、これが一そう拍車をかけておるではないかと存じます。試みに二十番単糸に例をとってみますと、三品市場における価格……

第22回国会 商工委員会 第28号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま本委員会に上程されておりまする輸出取引法の一部改正につきまして、私はこの法律が改正され、施行され実行に移されるに当りましては、国内の貿易業者及びメーカーがこれを受け入れる態勢をまず整えなければならない、こう思うわけでございます。従いまして最初に総括的に、輸出入取引法以前の問題をまず承わってみたいと存じます。  まず第一番に承わりたいことは、この輸出入取引に直接間接大きな影響を及ぼしまするところの日英通商会談なるものが、あす、あさってころから行われるやに承わっておりまするが、これは事実いつからいかなる場所において行われまするか。

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 この際私は同僚委員各位の御賛同を得て動議を提出したいと存じます。  ただいま上程審議されております輸出入取引法の一部改正、特定物資輸入に関する臨時措置法案は、わが国経済の根幹に対する自主独立の経済を樹立する上に最も重要な法案でございまするし、また業界の関心も非常に大きく、陳情書は山をなしている状態でございます。この法案の審議の慎重と正確を期するために、この際、参考人の意見を聴取することが肝要と存じますので、委員長におかせられましては至急この実現方を努力していただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいま同僚議員のお話のありました陶器の輸出検査に対する料率の問題でございまするが……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 時間がないようでございますので、私は簡単にお尋ねしてみたいと存じます。  御承知の通り、この法律は貿易の振興をはかって日本経済の復興をはかろう、こういうことが最大の眼目であるようでございますが、日本経済の復興をはかろうとするには、その経済の大半を占めているところの中小企業を救わなければならない。特に商社信用の増大の叫ばれております今日、中小の貿易業者を救わなければならないということは、これはもう無上命法でございますが、この法律の実施された暁には、それはうらはらな結果が生ずるではないか。大貿易会社は救うことはできるが、やがてその陰に吸収され、滅ぼされていく中小貿易業者が生ずるで……

第22回国会 商工委員会 第40号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はただいま上程されております繊維製品品質表示法について二、三質問をいたしたいと存じます。  この法案の趣旨とするところはきわめてけっこうなことでございまして、これほど繊維の材料が多くなりました折に、国民の皆さん、消費者の皆さんにその品質を明らかにして、用途であるとか処理の仕方等々を国民に対しはっきり明示させるということは、やがて品質から生ずる価格の問題についても正しい価格を国民に示すという結果に相なりますので、この精神とすると  ころは私は大賛成でございますが、しかしこの法律に限らずいかなる法律でもさようでございますが、目的はよろしゅうございましても、その方法いかんによりま……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 委員長のお言葉でなるべく簡潔にやりまするが、今まで時間が延びた原因は私にはありません。またきょうこれは当然上るにきまっているのですから、そう私だけをいじめぬように……。
【次の発言】 ではしようがないから私の方にしわ寄せして、ただいま上程されております輸出入取引法の一部改正、特にきょう追加されました山手案、これについて二、三お尋ねしたいと存じます。先ほど山手案となるものはすでに、公取委と通産省とそれから提案者との三者の間にもなお十分な話し合いが行われていない、バランスがとれていない、こういうことがはっきりしたわけでございまするが、何をどう間違いなさったか、同じ通産省の中でもバ……

第22回国会 商工委員会 第43号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま上程せられておりまする繊維製品品質表示法案につきまして、私は各派共同提案になりますところの、繊維製品品質表示法案に対する修正案を上程したいと存じます。  まず最初にその修正案の案文を朗読いたします。  繊維製品品質表示法案の一部を次のように修正する。  第五条第二項第一号中「罰金以上の」を削る。  第十二条中「一年以下の懲役又は十万円」を「二十万円」に改める。  第十四条中「罰金刑」を「刑」に改める。以上でございます。  この修正案を上程するに当りましては、各党各派ともに慎重審議を重ねました結果、ここに完全な意見の一致を見た次第でございまするが、これにつきまして私はこ……

第22回国会 商工委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 提案者がおいでになっておりますので提案者に承わりますが、私の聞くところによりますと、この法案が施行せられることによりまして消費者が困るのだ、消費者に悪影響を及ぼすのだということが方々で流布されているようでございますが、本法案がもしそれ消費者の利害を考えずに行われたとしたならば、これは反対せざるを得ないのでございます。幾ら法案が粗雑であるといえども、まさか消費者の利害を考えずに立法されたなどとは考えられないのでございますが、一体この法案は消費者の利害を考えずに作られておりますものでございましょうか。あるいはまた法案の中には消費者の利益をよく考えてこの立法措置がとられているのでし……

第22回国会 商工委員会 第51号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 中小企業金融公庫の融資対象となる業種に関する件につきまして、当委員会において次に朗読いたしますような決議を行いたいと存じます。  まず決議案文を朗読いたします。    中小企業金融公庫の融資対象となる業種に関する件  一、映画館は、大衆的娯楽施設であるばかりでなく、教育文化普及の上からも必要な施設であるから、その事業の健全な発達のため必要な資金は中小企業金融公庫から融通を受けることができるよう、中小企業金融公庫法施行令において定められる業種に属する事業として、映画館業を加え、この事業場における保健、衛生、消防設備に対し設備資金を融資できるよう所要の措置をとられたい。  右決議……

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 これは行政管理庁の御答弁に対してお尋ねするわけですが、あなたとしては国家の補助金に対して行政監察をなさる立場にいらっしゃるから、今のお答えが間違いということを言うているわけではないのです。県費補助といえどもこれは県の税金によってまかなわれておると思いますが、その補助を賛成すれば差し上げまするが反対すれば打ち切られますということがあった場合において、こういうことはよろしいことでございますか、あるいはあなたの方としては奨励すべきことでないとお考えになるか、いずれでございましょうか。例をあげてみてもよろしゅうございます、たくさんありますから。

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 議事進行。小牧にもそういうことがあると言っておられますので、小牧の証人にもこの際発言を許していただきたいと思います。
【次の発言】 関連してお尋ねいたしますが、予定をされております基地の中に鉄道あるいは道路その他が含まれていた場合には、基地以外の土地に影響を与えないようにするお答えでございましたが、それはほんとうでございますか。
【次の発言】 そういうことをおっしゃるから私はわざと地図を持ってきた。小牧の飛行場は、あなたは調査済みとおっしゃっていらっしゃいましたから、よく御承知でございましょうが、簡単に拡大してみますと、こうなんです。大山川が基地の中心を流れるとこういう形に相……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号(1955/05/21、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 輸出振興のために市場開拓をし、市場の確保をすることに本年度は第一目標を置いて努力するという点については、私どもも賛成でございますが、私、しろうと考えで見ますところによると、終戦後まだ国交が調整されておらないがゆえに、当然開けているところの市場へ日本の商品が輸出されずにいる。いや、輸出されるどころか、されていたのを日本の力によって禁止しなければならないというような国が方々に出ておるわけなんでございます。たとえていえばインドネシア、ここは、去年の貿易の状況を見ますと、綿の輸出が伸び悩んでいるという大きな特徴がございますけれども、今まで輸出がスムーズに行われていたインドネシアに対す……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 それじゃその件について承わりますが、西欧諸国が許されているパリ・リストの範囲と日本が拡大された品目とが同一だということは、あなたはお認めになりますか。そういうことが言えますか。
【次の発言】 日本の許されている範囲とパリ・リストが同一だということは言えますか、もう一度お尋ねします。
【次の発言】 それでは、この次に、私はちゃんと調書を持ってきて、そうして照らし合せてあなたに間違いの指摘をして自覚していただきます。

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第7号(1955/06/06、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ただいま藤野さんから輸出の振興状況のパーセンテージを聞きましたが、実は私も、戦後海外に出まして、日本の綿製品の三桃が諸外国のデパートなどに並んでいる様子を見て、はるけくもよく来てくれたものだなあと思って、デパートのショーウインドーにしがみついた記憶を持っておりますが、交通がスピード化されたこと、商品が向上されたこと、それから平和が継続される以上は貿易の進展は一そう拍車をかけられることと存じます。それについて、日本の貿易が世界の貿易状況についていかれないという理由はいろいろあると存じますが、やがてその一つであるところのガット加入も解消の運びになるというお話であり、私もさような見……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第9号(1955/06/15、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 ちょっと今の問題に関連して……。先ほど、同僚議員、特に私の尊敬しております山本委員から帆足委員に対してのお話がありましたので、私それに関連してちょっとだけ御質問してみたいと存じます。どうも経済学博士の親愛なる山本委員の言葉を返すようでおおそれ多い話でありますが、この委員会は、貿易の難点を打開して促進しょう、それがために生れた。特に無条約国との貿易を促進するというのが、そもそも発足のポイントだった。そこで、伝えられております困難な中共との貿易を促進するために、帆足君のような話が出るのは無理からぬことだと思いますが、中共と台湾との貿易を比較してみますと、確かに台湾の貿易はスムーズ……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第11号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの際外貨の割当について二、三お尋ねしてみたいと存じます。御承知の通り、この為替のレートがこういう状況にございますと、今日、メーカーにしても商社にしても、外貨をもらうことが自分の商売をうまく経営していく上において最も大切な要件と相なってくるわけでございます。先ほどの御説明の中にもありましたが、アロケーションの売買が行われ、あるいはそれがプレミアム付で行われる等々のことは当然の成り行きです。そこで、今年度の割当方式でございますが、出血補償のリンク制が取りやめになるやに承わっておりますけれども、これは今後の輸出につきまして大きな影響を及ぼすことと存じます。なぜかならば、去年は……

第23回国会 商工委員会 第1号(1955/11/26、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 それでは二、三お尋ねいたします。毎年のことでございますが、年末になって中小企業の金庫の中に金がなくなると、政府に対する怨嗟の声が一ぱいになりまして、野党の私どもまでがえらい迷惑をこうむっているのですが、これについては由来中小企業そのもののいけない点もあるのですが、向いに蔵が建つと自分の腹が立つというのですから、こういう方々を相手の融資ということは、非常に困難なことはよく承知しておりまするが、ただいま承わりますと、盛りだくさんなけっこうな方策が御準備されているようでございますが、これについて一つぜひ承わりたいということは、この親心の周知徹底方をどのようにしていらっしゃいますかと……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 一昨日の質問のお答えがまだされておりませんので、その点をまず最初に……。
【次の発言】 質問の要旨を簡単に申し上げます。政府側としましては、この年末融資につきましてまことにけっこうな案をここに御提示いただいたわけでありますが、いつの場合でもさようでございますが、ここで審議される場合にはまことにけっこうなことが審議されて、そして答弁も非常にうまくなされておりまするが、事実借りたい中小企業の方々が窓口に行かれますると、多く窓口においては、ここで審議されたこととはおよそ似ても似つかぬ態度をとられることが多いのでございます。そこでせっかくきめられたここの親心が、窓口に周知徹底されると……

第23回国会 商工委員会 第4号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して……。異なことを承わるものでございます。あなたほ通産省のお役人をずっとしていらっしゃったはずでございますが、ただいま承わっておりますると、硫黄の需給のバランスがとれなくなったから輸入をするのだ、こういう、一応表面だけはごもっともな御理由のようでございますが、その需要の一番増大したところが化繊部門だとあなたほお答えになっていらっしゃいます。これは事実のようでございます。ところがこの化繊部門の需要なるものは、化繊の五カ年計画によってはっきりと現われているはずでございます。私も本委員会におきまして、化繊の需要が伸びた、増産をしなければならないのだが、一体どうするのだという意……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際ただいま問題に相なっておりまするミシン、それからまたこれと同じように国内に大きな波紋を描いておりまするアメリカ向けの繊維の問題につきまして、二、三お尋ねをしてみたいと存じます。  その前に第一に承わりたいことは、大臣は就任早々のあいさつで、拡大均衡ということを金科玉条にあげられたわけでございますが、拡大均衡を基本に日本の輸出、輸入の状況をながめてみますると、スターリング・エリアにおきましては、ほとんど日本側が黒字であるように見えます。従って先ほど行われましたところの日英会談におきましては、輸出と輸入のバランスがとれないために、国内で十分生産があり余るところの毛製品や……

第23回国会 商工委員会 第8号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 最初に私は議事進行の問題について、委員長に申し上げたいことがあるのですが、すでに十二時三十五分を過ぎております。皆さんに大へん御迷惑をかけると存じますので、要点を簡単にしぼって質問を試みたいと存じます。そこでおそれ入りますが、答弁の側も真実を簡単に述べていただけばけっこうでございますから、そのように一つお願いいたします。  まず第一番にお尋ねしたいことは、この間の閣議でアメリカ向けの綿製品について制限をすることが決定されたと聞いております。それに従って繊維局は具体的措置をとるのだ、その具体的措置の内容は、御承知の通りすでに仕事が行われているのをストップするだけにとどまらずに、……

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/11/29、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 この際私は私の立場から二、三お尋ねをしてみたいと存じます。  その前に、私がお尋ねをしなければならないところの理由を最初に申し上げておきます。私はここ一、二年の間に、県と市との対立のおかげで、私自身の家庭の非劇まで起しておるのでございます。さきに町村合併が行われたのでございますが、その折には私の二人の兄が、一人は反対派、一人は賛成派につきまして、ずいぶん争いました。この争いは平和な村に、町に、乱闘事件を起しまして、私の家庭は悲劇のるつぼになりました。賛成派と反対派が私の家の狭い座敷をごった返しました。このたびそれに引き続きまして、町村合併のあの結果がまだ十分いえない今日、また……

第24回国会 商工委員会 第1号(1955/12/21、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際日本貿易振興のために、次の二、三点をお伺いしてみたいと存じます。  その第一点は、過ぐる二十二特別国会におきまして、日米の間に余剰綿花の買付の契約が行われたことを記憶いたしておりますが、その際に、材料の購入に伴いましてこれがその製品の輸出振興方を私みずから希望いたしましたところ、これにつきまして、インドネシアとアメリカと日本とにおける三角貿易の問題、それからビルマ、パキスタンにおける委託加工の問題がかたく約束されておったのでございますけれども、その後の進捗状態を見ますると、なかなか遅々として進んでおらないようでございまするが、一体その後この問題はいかが相なっておりま……

第24回国会 商工委員会 第5号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して一点だけ伺いますが、私の承わるところによりますと、大体輸出輸入の関係につきましては、輸出入取引法の一部改正等々が先般の国会で行われまして、だいぶワクが徐々にとられつつある、そういう傾向にあると聞いておりますが、公取委におかれて、過去において輸出入の組合がないにもかかわらず、業者の指定を限定することを許されたことがありますか、ありませんか。それだけでけっこうです。
【次の発言】 もしそういうことが行われていたとすると、これは公取委に関係がございますか、ございませんか。つまり今までのあなたの所轄の法律について関係があるかないかということです。

第24回国会 商工委員会 第6号(1956/02/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 通産行政や経済計画の一般の問題についてお尋ねをいたしたいことが数多くございますが、私はその前提条件となることを先にお尋ねをしたいと思います。そこに通産大臣がおられませんが、これは通産大臣にも経企長官にも承わりたいことなんです。それはほかでもございませんが、ここの委員会で決議をされたことやあるいはこの委員会ですでに答弁済み、確約済みの問題は、一体大臣や長官とししはどのように御処理をなさっていらっしゃるのか。果して実行に移されているのかどうか。あるいはここの答弁や決議はその場のがれの言いのがれであると思われるような節が間々ございますので、そこでまず長官は、並みいる大臣の中でも一番……

第24回国会 商工委員会 第7号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 シェーン一本で一億ですよ。
【次の発言】 委員長に要望いたします。実はただいまの答弁では非常に不満足でございます。と申しますのは占領中に行われたことは憲法でさえも改正しなければならないというのが与党さんの御意見でありますが、ここに占領中そのままの姿がそのまま行われておるというのが映画の姿でありまして、このため御承知でありましょうが、蓄積円制度も行われておりますし、またボーナス制度も行われておりまして、特にボーナス制度というのはアメリカにはワクがかけてない他の国はみんなボーナス制度のワクがかかっておる。他の国はいわゆる通産大臣の拡大均衡で、輸出すれば輸入してもよろしいということ……

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。東北地方の開発については、私どもも人後に落ちるものではございません。非常に熱心に相なっております。ところがすでにこの附帯決議にもうたわれておりますように、「開発に最も適当と認められる計画及び方法をもって、これを推進するよう」、これは結局はどういうことかといえば、現在提案されている具体的計画案なるものが適当でないということである。すでにこのことは、過ぐる合同審査会において再三審議された結果、明らかな事実である。あの計画たるやずさんきわまりないものである。それに国家が金を貸すとか、あるいはこれを援助するとかというようなことを早急にきめなければならないという理由が私どもに……

第24回国会 商工委員会 第12号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 最初に私、議事進行でお願いしたいのでございますが、先ほどお願いしました大蔵関係は、一体こられるか、こられませんか。
【次の発言】 大体先ほど来お話を承わっておりましてもおわかりの通り、いつの場合でもそうでございますが、大蔵関係と通産の関係におきまして、いつも通産が大蔵にやられがちなんです。そのしわ寄せがこの法律に現われたり、予算に現われたり、ひいては金利にまで及んでくる、こういうことに相なっているわけなんです。この際ぜひとも大蔵の直接責任者をここへ呼んで、その人たちの頭をたたき直さぬことには、幾ら中小企業庁の長官がどう言おうと、金融公庫の総裁に何を言おうと、これはだめだ。そこ……

第24回国会 商工委員会 第15号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。私はこの際輸入業者の入札制度にからまるところの入札資格者をふやしたという点について通産当局にお尋ねしたいのでございます。一体政府の外貨割当の方針それから商社の数をいろいろ操作する方針というものが、近ごろ変ったか変らないかということをまず最初にお尋ねしたいのでございます。急転直下この方針が変ったのでございますか、変りませんのですか、簡単にお答えいただきたい。
【次の発言】 私の聞いておるところによりますと、変りつつある。今までの大臣の答弁では変りつつあるが、その変り方が、大体外貨の割当はグローバル方式もあれば、リンク制もあれば、設備割当もあれば、いろいろあるのだけれど……

第24回国会 商工委員会 第16号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して二、三お尋ねしたいのでありますが、大臣はかつて本委員会で中共貿易のことが問題になりましたときに、来年度は必ずワクも拡大する、そういう方針で進んでおるのだ、それから今松尾委員のおっしゃいました側々別のバーターでは十分な成績が上らないから総合バーターが可能になるように努力する、こういうことをおっしゃいました。記録を読んでいただくとよくわかります。そこで私はどのように御努力をあそばさったかということが第一点。  第二点は、ただいま非常に多くの綿製品の引き合いが入っております。そのことはあなたがよく御存じだと思います。このせっかく入りました綿製品の引き合いもやはりシングル・バ……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま精工舎の時計かどうか知りませんが、四時五分をさしておるようでございます。私がやりかけるといつも長い長いとおっしゃるから、時間をよく覚えていただきたい。私はしごく簡単にお尋ねをいたしますから、簡単にお答えをいただければけっこうでございます。(「加藤君簡単に願います」と呼ぶ者あり)簡単にやります。ただし、答弁のいかんによっては、追って質問ということになりますから、おそれ入りますが、その点御了承願いたいと思います。  この法律を簡単に上げるために、私はこのたびの法律の要点がどこにあるかを調べてみました。そうするとこういうことなんです。すでにバナナ法案なるものは先国会で上程さ……

第24回国会 商工委員会 第19号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまお話しの通産省に念書が入って七十億の差益金をとる予定になっていたところが、法案がつぶされたためにこれが御破算になった、そり結果はかようしかじかでございましたという御説明がございましたが、その折に七十億入るはずになっていたのだが、法案がつぶれたことと砂糖が値下りをしたために七十億は入らなかったが、一体何会社から幾らの差益金を政府へ納めるようになったかということははっきりしているじゃないかと思うのです。それが砂糖の業界の方ではっきりしていないとなると、これはおかしな話なんです。今あなたは各会社のあれはちょっとわかりかねるとおっしゃいましたが、そのデータがわからな……

第24回国会 商工委員会 第20号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 他の議事をやられる前にちょっとこの問題について……。  この審議を行うに当って、私はきょうが最後だという委員長の言ですから、なるべくそれに支障を来たさないように協力しようと思っているのですが、実はこちらが協力するならあなたの方も協力してもらわぬと困る。と申しますのは、私が前に要求しておきましたところの、都条例の改正がなぜ行われたか、これに対する証人を喚問してもらいたい。それができなければせめてその理由書を提出していただきたいということをお願いしておいたはずです。  またもう一つは、台湾で二円のバナナがこちらでは三十円から四十円に売られている。一体どこでどうしてそういう値段にな……

第24回国会 商工委員会 第21号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいまの御答弁によって、私はこの際承わっておかなければならぬことが生じましたので、承わりますが、加工業者に輸入業務をつかさどらせるということは、決して輸入秩序を乱すものではない、ごもっともな御意見です。ところが通産大臣に承わりまするが、通産大臣は食言をしたか、あるいはうそを言って全国の商工会議所を回っておられるか、いずれかということになりまするが、よろしゅうございますか。――私が承わりたいのは、通産省の大方針は、外貨の割当が非常にまちまちになっている。従って将来は設備割当を変えて商社割当にするんだ、その先がけとして、特殊商社に外貨を割当するんだ、保有を認めるんだという事実を……

第24回国会 商工委員会 第23号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 それに関連して承わりたいのですが、それはほかでもありませんけれども、全国芭蕉卸売加工協同組合連合会が中小企業等町協同組合法によって認可されたというお話でございますが、その認可は通産省がおやりになったのですか、農林省がおやりになったのですか。
【次の発言】 農林省はそれをやっておきながら、農林大臣は、わしは監督が違うから知らぬとこの間おっしゃったのですが、私も今安田局長の答えの方が正しいと思うております。  さてその事業内容でございますが、それは設立の届出がありました折に、よく事業内容を御調査なさいましたか。
【次の発言】 御調査なさっていらっしゃるならばよくおわかりと存じます……

第24回国会 商工委員会 第24号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。愛知用水のお話が出ましたので、ぜひこの際私も承わっておきたいのですが、愛知用水を作っていただけることについては、地元民としては非常に歓迎しているわけでございますが、何せ、ただいま山口君も申し上げておりますように、作っていただくことは大へんありがたいのだが、料金の高いのにはこれまた驚いておるわけでございまして、工業用水も灌漑用水もみなしかりでございます。特にこの際は工業用水でございますので、その点について触れておきたいのですが、六円五十銭の工業用水でもって仕事をやれという場合には、日本の輸出はコストが高いからいけないのだという、そのコストを一そう高くするということはだ……

第24回国会 商工委員会 第25号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 病気上りの大臣はお気をつけなすってどうぞ。この間うち本会議場で弔詞を読むことがはやるようでございますので、大事な大臣のからだでございますから御健康に御注意なさって下さい。  私の承わりたいことは、本法案に関しましてバナナと時計の問題でございます。その前に大臣に一つだけぜひ知っておいていただきたい。それは本委員会における審議をスムーズに行おうTと私どもは協力をしている。ただいまもすぐに賛成してやったでしょう。ところがこれを部外においてじゃまをしている面が非常にたくさんございます。たとえて言うと、百貨店法のごときは私ども社会党が引き延ばしをしているからそれで法律が上らないのだ、こ……

第24回国会 商工委員会 第26号(1956/04/03、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は先日の質問に引き続きましてサンキストのレモンの債権の問題に集約いたしましてこの際質問したいと存じます。従いましてこの問題については大臣から最大漏らさずはっきりと御答弁が願いたいのでございます。まず承わりたいことは、先ほど来お話の出ておりまするアメリカのサンキストのレモン輸入についてでございますが、これが普通の外貨割当でなくして、債権回収延期の措置であるという御答弁が先日なされたわけでございまするが、この債権の回収延期措置が起る前の債権の発生の理由を承わりたいのでございます。債権がどうして発生したか、この点をまずはっきり承わりたい。

第24回国会 商工委員会 第27号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 最初に委員長にお尋ねいたしますが、本法案を早く上げることについて私は協力しようと思っております。従いまして、答弁のいかんによっては五分でも十分でも早く切り上げて終ります。  この問題を審議するときに、前々から話し合いになっていました外貨割当の問題でございますが、これを慎重審議する機会を与えていただきたいというように要望して御了解を願っておったのでございます。それはこの法律と同時にということになっておりましたが、きょうこの法律案を上げた場合に、外貨一般の質問はいずれの機会に与えていただけますか。その答弁いかんによって長くなるか、短かくなるかきまるのであります。

第24回国会 商工委員会 第29号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの御答弁によりますと、金利は若干安くなる、こういうお話でございましたが、過ぐる日に本委員会で、冬料金を夏料金に移行してもらいたいという業界の希望のもとにそれが審議されました折に、何がゆえにこの電気料金を上げなければならないのかという私の質問に対しまして、ただいま多賀谷君がお尋ねの中に申しましたように、これは金利が高くなるからである、金利が非常に高い。コストに及ぼす影響のパーセンテージもお示しになって、やがて電発が計画をしておりますところの電源開発計画が実行に移された暁におきましては、ただいまよりも高くなる見込みですと言う。どれだけ高くなるかといったら、三割四……

第24回国会 商工委員会 第30号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの先生のお話を聞いておりますると、公用負担の特権、受益者負担の問題について、私は疑問を持たざるを得ないことになって参りまするが、これがもし国家または地方公共団体または公益事業のみに限られるということであれば、話はわかりやすいのでありますが、これが私企業にまでも押し及ぼされるということになりますると、本法案の精神は他の場合にも適用されてしかるべきであるという根拠になってくるわけでございます。そこで承わりたいことは、あなたはこの電気事業は公益事業であるというお考え方のもとに立っていると思いまするが、あなたのお考えの公益事業の範疇を承わりたいのです。そこをはっきり……

第24回国会 商工委員会 第32号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 本法案につきましては、すでに皆様御承知の通り、前国会から継続審議されているようなものでございまして、要はこの法律を一日も早く通してもらいたい、こういう要望が今や国民の声となっておる次第でございまして、私どももこれについてはこの法案が一日も早く通るということについて御協力を申し上げたいと存じておるわけでございます。その意味において、せっかくこれほど国民が期待しているところの法律が通っても骨抜きであっては、仏作って魂入れずということに相なりますので、私どもの提案しております法律案と、それから政府の提案にかかわるところの法律案とを比べてみますと、魂は社会党案に多く入って、政府案はど……

第24回国会 商工委員会 第33号(1956/04/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間が大へん切迫しておるようでございますので、簡単に要点をかいつまんでお尋ねいたしますから、答弁の方も一つ簡単に要点だけお答えいただきたいと存じます。  第一点、審議会及び商業活動調整委員会でございますが、この構成メンバーの中に小売り商業者を入れる用意があるかないか、これでございます。
【次の発言】 それではこの法案が通過した後におきまする商業活動の取締りの件でございますが、ただいま先輩長谷川委員から公取で行う方が適当であるという御意見がございました。ごもっともなところもございます。それでお尋ねしたいのでございまするが、二十九年の十二月に指定をなさってから今日に至るまで、指定……

第24回国会 商工委員会 第38号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいま会社更生法と、それから生ずるところの下請事業の犠牲をいかに少くするかの問題に関して、同僚田中委員から御質問がありましたについて、その趣旨はよくわかる、だから早急に研究してと、こういうお話でございますが、すでにこの会社更生法はただいま公取委の委員長が言われましたように両三年以前に成立している法律でございます。しかもこの法律を審議される場合に私どもはこのことあるを指摘いたしまして、善処方を要望しておいたはずでございます。しかるに今日に至るもなお、その精神はよくわかるが、具体的措置としてはこれから研究しなければならないというようなことでは、私はその言葉は額面通りい……

第24回国会 商工委員会 第39号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間がないようでありますから一点だけ質問させていただきますが、百貨店法のときもそうでございますし、今度の場合もそうでございますが、近ごろだいぶ公取の仕事がふえるようでございます。今までは大体政府の方針では、公取というのはあれは無用の長物である、だからなるべく小さくした方がよい、弱体化した方がよいというので、だんだん骨抜きにしたりかき落したりして小さくしてきたようでありますが、今年はどういう風の吹き回しか、百貨店の審査をしたら、あれは公取でやるのだということで、今度の場合にも、これもいよいよいけない場合には独禁法の審決によるのだ、こういうような話である。そうなりますと、公取の仕……

第24回国会 商工委員会 第41号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長は私が立つといつでも時間をせきますので、委員長に協力する意味において私は簡単に質問をいたしますから、隠さぬように簡単にお答えを、願いたいと思います。  第一点は水利権の問題でございますが、水利権とそれから生ずるところの電力の利用の権利でございまするが、これをどのようにお考えになっていらっしゃいますか、こういうことをお伺いいたします。
【次の発言】 簡単にやれというから簡単に聞くわけですが、それではもう少し……。と申しますのは、それぞれの河川はだれかが水利権を持っているわけでございます。ところがこの水利権の所有者と、ここに電気を開発する、電源を開発する会社とは同じ場合と別……

第24回国会 商工委員会 第42号(1956/05/02、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して、今豚毛の品質表示の問題から、それと同じようなケースになるといけないからというのでエビにも考慮を払った、こういうことでございますが、豚毛の問題は、これは私は根拠が違うと思うんです。と申しますのは、豚毛でも羊毛でもそうでございますが、専門家が見て、これを重慶の黒の豚毛であるか、あるいは山東の豚毛であるかの区別ができないような人は、これは業界にはおらないのですよ。重慶の豚毛というものは、一体何に使うかといえば、これは紡機の部分品なんです。終戦直後は、日本が作ります紡機の部分品である材料は重慶の豚毛です。これは重慶から直接置いたかったのですけれども、買えないので、こっちへは……

第24回国会 商工委員会 第43号(1956/05/07、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、前会に引き続きまして、主として繊維工業設備制限に関係のある外貨の問題について、まずお尋ねをしてみたいと存じます。  第一にお尋ねしたいことは、今年度から外貨の割当方式が変更されまして、お話に聞きますると、今まで繊維の設備に割当になっておりましたところの外貨を商社に移行する、しかもそれがうわさによりますると、七月一日ごろから実施される、こういうことでございます。これは繊維を業としておりまする紡績を初めとし、機場にとっては画期的なことでございまして、この影響はもう先のことを考えるまでもなく、おそろしい結果を招来することと相なりまするし、やがてはこのことは繊維業界に大きな打撃……

第24回国会 商工委員会 第44号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は与えられました時間の間、要点をかいつまんで参考人にお尋ねしたいと思います。 わが党は御承知の通り、平和産業の育成を心から念願いたしているものでございます。また私は過去のいろいろな因縁によりまして、繊維産業をこよなく愛しているものでございます。ところが、けさほど来お述べになりましたきょう御列席の方々は、この繊維産業のエキスパートでありまして、きょうお集まりの方々は繊維産業のオール・スター・キャストというところでございますが、この方々の御意見をいろいろ承わりまして、私非常に感銘が深かったのでございます。ところが、このお話を通観してみますと、私は一つの危惧の念を抱くのでございま……

第24回国会 商工委員会 第45号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 御指名によりまして、それではただいま上程されておりまする繊維工業設備制限に関する法案に対して、質問を行いたいと存じます。  まず第一番にお尋ねをいたしたいことは、本法案の原案とも申しまするものが、それに対する審議会で答申されたということを承わっておりまするが、この審議会の構成メンバー、それから審議会における審議の概要は報告書で承わりましたが、審議された期間、あるいはこの審議会の過去に行なってこられました業績と申しましょうか、歴史と申しましょうか、私よくこの審議会のことを存じ上げておりませんので、まず審議会のアウトラインを、私のようなしろうとにもわかるように、一つ御説明願いたい……

第24回国会 商工委員会 第46号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 維維製品の値上りについて一応お尋ねしておきたいのでございまするが、繊維局長はただいま繊維設備の法律には何ら関係がない、このようにお答えになったのですが、これは頭隠してしり隠さずの論でございます。なぜかならば、一昨日ここへ参考公述に原吉平さんも来られまして、その原吉平さんに私は質問を試みたのでございまするが、問題は、値上りの材料が少いにもかかわりませず、いや値下りの材料が多いにもかかわりませず、今値上りがきておるということでございます。ここに着目しなければならない。どうして値下りの材料があるのかといえば、第一番に世界の原綿の相場は一般に下降をたどっております。ずっと下降しており……

第24回国会 商工委員会 第47号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私もきょうは機械産業の犠牲を除去することについて質問をたくさん持って参りましたが、緊急代議士会で招集令状がかかっていますので、私はこの際資料の要求だけを一応――出すか出さぬかは別として、訴えてみてきょうは放免していただきたいと思うのであります。  その前に、私は先ほど小笠先生の御質問を伺っておりまして、非常に感銘を深くしたわけですが、あの御質問にありましたような考え方がこの法案に盛られているとするならば、これは何をか言わんやで、私どもが反対を言う必要はございません。双手をあげて賛成でございます。至急に小笠先生の質問の内容をこの法案に充実されるようにしてもらいたい。これが本法案……

第24回国会 商工委員会 第48号(1956/05/14、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して……。私はこのことを繊維局長さんでなくて、大臣に聞こうと思っておりましたけれども、時間を節約してこの法案を早く通すためにここでついでに聞きます。繊維局長に承わりますが、本法案の目的は、繊維の価格が不安定である、生産が不安定である、それは設備が多いからだ、従ってこの設備を制限しよう、こういう趣旨のもとに行われているようでございますが、本法案がかりに通過いたしたといたしましても、当初の目的であるところの生産数量を少くするという目的は達成できないとかように考えるのですが、繊維局長としてはどうお考えでございましょうか。

第24回国会 商工委員会 第49号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際特に重工業局関係に御質問をしたいと存じます。と申しますのは、本法案のアイデアにつきましては万人認むるところでございます。もっともそれの手当の不足の分がございますけれども、いずれにしてもこれは百歩譲って認めるといたしましても、問題はこの法案が施行せられますに当りまして、その施行によって生ずるところの犠牲でございますが、機械産業に及ぼす犠牲というものはすでに過去の経験、すなわち二十九条の発動の折の痛い体験によって、政府当局もすでにお認めになっているはずでございます。この折のデータを要求しておる次第でございますが、私はこの際本法案の施行に当りまして、かかる犠牲者を政府当局……

第24回国会 商工委員会 第50号(1956/05/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 労働省が来られますと田中君に譲りますが、その間の穴埋めとして申し上げます。きのうの続きでございますが、きのうも申し上げました通り、本法案が無事に通過するかしないかのポイントは、犠牲産業であるところの機械産業を救済する策が政府において講ぜられておるかおらないかという点でございます。そこで次官に承わりますが、本法案が施行されるに当りまして、閣議でその対策が決定されております。その対策の一つに紡織機更新促進打合会なるものが用意されておると聞きますが、その内容について次官はよく御存じでございますか。
【次の発言】 その内容の中に、打合会では、内外需要を勘案して、紡機更新計画とその実施……

第24回国会 商工委員会 第51号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して、大臣のいらっしゃるのを今やおそしと待ちかまえておりましたが、本法案はもう時期がきまっております。しかしその間に大臣に出ていただいて、はっきりとした御答弁をいただかないと、この法案はスムーズに通りません。こういう状況になっておりますから、せいぜい御多忙でございましょうが出ていただきたい。  その理由について今関連して申し上げますが、大臣は大へん誤解をしていらっしゃるようでございます。繊維の生産部門を助けるために行うことが機械産業に悪影響を及ぼした場合においては、過去においてもそれぞれの手当をした、こうおっしゃいましたが、何をやっていただけたか、はっきりここで出してもら……

第24回国会 商工委員会 第53号(1956/05/21、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま本委員会に上程されておりまする繊維設備の制限に関する法律は、私の目からもってすれば、今国会に上程されておりまする法律の中で、及ぼす経済的な影響をながめて見ますると、この法律が一番最右翼である、こう思われるのでございます。すなわち御承知の通り、繊維の仕事は、その材料だけでも外貨の三分の一を費しております。また輸出で獲得いたしまするところの二十余億の外貨のうち、約三分の一は繊維でかせいでおるのでございます。こう見て参りますると、この法律は日本経済に及ぼす影響が非常に大きいのでございます。しかもこの繊維産業というのはきのう、きょう発達したものでなくして、紀元二千六百年の昔か……

第24回国会 商工委員会 第56号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は機械工業振興法の問題についてほんのちょっとだけ承わりたいと存じます。  まず第一番目に重工業局長にお尋ねしたいのでありますが、これには予算が伴っておったことでございますので無理からぬと存じますが、すでに業種の指定が行われておると思います。その業種の範囲でございますが、これが業種指定を受けた業界と受けない業界とではここに大きな相違ができて参りますが、それについて、どうせその法律をもって保護され、育成されるということであるならば、自分たちの業界もぜひ仲間に入れてもらいたいという希望がずいぶんあるわけでございますが、この希望があった場合には業種の指定の種類をふやす用意がございま……

第24回国会 商工委員会 第58号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいま審議されております特殊物資の輸入臨時措置法に関連して、私大臣とのお約束がございますのでこの際確答を願いたいのでございます。  それはほかでもございませんが、現在やみ輸入が盛んに行われているうちの一番王座が時計でございます。この時計のやみ輸入が非常に多いということは、いろいろ理由がございますけれども、内地の生産量が内地の需要量とバランスがとれていないというところにあるわけなんでございまして、年間推定六十万個、政府当局は五万数千個とお出しになりましたが、あれは今のお話の通関の場合に実際に発見されたものだけでございまして、発見されたうちのまた一部分でございます。実……

第24回国会 商工委員会 第60号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ちょうど時間が一時のようでございますので、私も急いで要点だけをお尋ねいたしますから、政府側の答弁も要領よく要点だけお答えしていただくよう、まず最初に委員長に要望します。
【次の発言】 第一点は今国会に無事通過を見ました繊維工業設備臨時措置法の修正の中に、両党一致でもって、糸または織物の価格が著しく高騰し、輸出及び消費者もしくは関連事業者の利益を害するおそれがあるときは、通商産業大臣は糸または織物の製造云々とあきまして、販売価格の引き下げを勧告することができるとなっておるわけでございますが、ただいま私の見ましたところというよりも、業界一般の声は、非常に製品高になっている、市販、……

第25回国会 商工委員会 第4号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。数字の問題はこういう席上で答えることができないということであれば、これは局長の答弁はごもっともだと思うのです。しかし片や業界の身になってみれば、数字がどれだけになるかということによって――これはあなたの御承知の通りに、繊維設備制限のあの法律によってくるところの制限にも大きに関係があることであり、生産上当然知らされてしかるべきことなんです。それがわからないとやはりやみくもの仕事をしなければならぬ。やみくもの仕事はやがて倒産を招くということに相なるわけなんです。そこで質問者がこれをぜひ聞きたいという気持もまたこれ切なるものがあると思う。従って委員長にお願いしたいことは、……

第26回国会 商工委員会 第3号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行について。実は今度の総理大臣の演説の内容に、議会運営の正常化ということがございますが、これを当委員会に当てはめてみますと重大な問題があると思うです。と申しますのは、政府提案の法案を見ましても、すでにここだけで二十一、それから経済企画庁で三つ、いずれ劣らぬ重要法案のようでございます。これを私どもは無事通過させようと協力態勢を整えているわけでございますが、私の党もまたその政府の欠陥を補い、経済の自主独立をはかるために相当の法案を用意しておりまするし、質問はまだ山ほどあるわけでございます。ところで、この委員会がいつも停滞状態に陥った場合を考えてみますると、それは決して社会党……

第26回国会 商工委員会 第6号(1957/02/22、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。小笠公清君が大へんけっこうな質問を試みて、これに対して政府側もまじめな答弁をしていらっしゃるようでございますが、遺憾なことに聞き役は社会党だけのようでございますので、まことに残念に思うわけでございます。そこで与党の質問のときぐらいは、ぜひ一つかり出し方をお願いしたい。
【次の発言】 関連して。ただいま百貨店の問題について官房長が答えられました中に、二〇%ふえたというお答えがございました。これは何と何を基準にして二〇%ふえたとおっしゃるのですか。
【次の発言】 この法案を審議いたしました折に、官房長も御存じだと思いますが、かけ込み増設ということが盛んに行われておりまし……

第26回国会 商工委員会 第8号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間がだいぶたっておりまするので、私は簡単にただしたいと思いますから、お答えの方も簡単に一つお願いいたします。  第一番に承わりたいことは、岸内閣はこれを受け継ぎ、これを実行すると言うて、石橋財政を継承することをお約束されたわけでございまするが、本年度の通産行政の内容を瞥見いたしますると、やはりそのことはうかがわれるようでございます。そこでお尋ねしたいことは、石橋さんはかってここの大臣でいらっしゃったときに、常に拡大均衡ということを言うておられたのでございますが、今度の大臣はやはり拡大均衡の政策を受け継がれる意思がありますかありませんか。

第26回国会 商工委員会 第10号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいま廃液の問題が出ておりますが、廃液と同時に、製紙会社からは非常な悪臭を発散するのですが、これのおかげで、この大工場の付近の住民及び学校等は非常に能率を下げる、こういうことが私の地元でも問題になっておりますけれども、悪水と同時に悪臭の問題については、本省としてはどのようにお考えになり、どう御処置遊ばされていらっしゃいますか

第26回国会 商工委員会 第13号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に基くところの共同提案による附帯決議につきまして、賛成の討論をせんとするものでございます。この際は共同でなくして社会党を代表して討論をいたします。  御承知の通り、この商工組合中央金庫法の一部修正は、国会が開かれるごとに毎回行われて参りました。本委員会といたしましては、この金庫の使命にかんがみまして、与野党が一致をしてその指導、育成強化並びに円満な運営について努力を続けて参ったのでございます。また政府関係の金融機関にして一番金利が高いにもかかわりませず、割合にこの金庫の悪評が少い、こういうことは本金庫に従事されておりまする役員並びに職員……

第26回国会 商工委員会 第14号(1957/03/15、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。本案件は非常に重要な問題でございますし、国民注視の的の問題でございますので、至急関係責任者であるところの通産大臣及び経企長官を出席していただくよう御尽力願います。
【次の発言】 関連して。局長がお答えになる前に、八木君の質問で大臣が答えなければならぬことに答えてないから、あらためてお尋ねいたします。今の公聴会を開くか開かないかという問題なんですが、由来電気料金を上げる場合、今八木君が言ったように、どうも国会の最中でなしに、国会が終ったあとであき巣どろぼう的にやられる場合が多い。特にこれは先般この前の国会で約束がしてある。と申しますのは、冬料金を夏料金に移行する、こう……

第26回国会 商工委員会 第18号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま上程になっておりまする輸出検査法の一部改正、これについて時間のあるだけ二、三御質問をしてみたいと存じます。  本法案の趣旨であるところの、わが国輸出品の声価の維持並びに向上をはかるということは、私どももこれは全面的に賛成でございます。ところが声価の維持向上でなくして、逆にぬれぎぬを着せられているという面が過去においては多々ございましたので、この際この検査法案の趣旨が最もよく発揮されるためには、検査を厳重にするのみならず、ぬれぎぬを着せられるような原因の除去等についても御考慮を払っていらっしゃると存じますので、その点てについ政府側の具体的な方法について承わりたいと思うわ……

第26回国会 商工委員会 第19号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私も質問はありますけれども、もう五時でございますからきょうはこの程度にして、ぜひこの次岸総理大臣兼外務大臣、企画庁長官を呼んでいただいて核心に触れたところを調べてみたいと思うので、それを委員長に要望して質問を保留しておきます、

第26回国会 商工委員会 第21号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。この審議を簡潔にするにはそう苦しい答弁をなさらぬではっきり正直に言った方がいい。問題は電流制限器の取り付けということが前提とされてアンペア制がしかれたはずなんだ。その電流制限器が生産その他会社の企業努力の関係で現在取り付けられていない。そのことを局長は認められておる。だからはなはだしくおくれておる場合は権利だけ行使されておる、こういうことなんだ。権利だけが行使されて実際には機械が取り付けられていないにもかかわらずアンペア制で取られておる、こういうことなんだ。それを早く認めた方が審議は早く進むのですよ。
【次の発言】 関連。ただいま電気の料金の問題から質の問題に移って……

第26回国会 商工委員会 第22号(1957/04/03、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの問題でございますが、政府が海外投資に繊維、機械の問題にウエートを置いていて、他の資源開発その他にはウェートを置いていない、こういうことですが、これは結果から見るとそのようになっております。しかし問題は政府の努力の結果こうなったということは一方的な見方である、こう思うのです。というのは、繊維、機械産業が外地に伸びたということは、政府の努力もさることながら、業界みずからの努力が大きく実っているということでございます。と申しますのは、この産業は国内においてもう拡張をすることができなくなっている、やむなく活路を外地に求めているということと、もう一点は、繊維産業が外……

第26回国会 商工委員会 第24号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、幸い通産大臣も久方ぶりにいらっしゃったことでございますので、この際、先般行われましたところの外貨割当、輸出保険法、輸出検査法等々に関連いたしまして、二、三の質問をいたしたいと存じます。  まず第一番にお尋ねしたいことは岸総理大臣は石橋さんの方針についてこれを受け、これを実現するのだと、こら述べられておられまするが、通産大臣は事外貨予算につきましては石橋通産大臣の方針と違いまするか、それとも岸総理の言う通りこれを受け、これを行われるのでございまするか、その点をまずお聞きいたします。
【次の発言】 一兆億予算の審議つきましては、本国会で数カ月を要して慎重審議をいたされまする……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 西村さんの貴重な御意見を承わりましたが、まことに遺憾なことに、西村さんのおっしゃることはわが党案と離れることがはるかなところにありまして、あなたの経験からするとそういう心配が起るかもしれませんが、私どもの法案からいけば絶対にさようなことはございません。なぜかならば、家族ぐるみ闘争とおっしゃいましたが、私の方の案には御承知の通り強制加入という前提条件がございませんので、それを前提にお考えいただければ今のような考え方は夢にすぎない、こういうことでございます。

第26回国会 商工委員会 第27号(1957/04/17、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。せっかく話が緒論に入ったところで総理大臣の時間だそうでございまするが、実はすでに本委員会で予定されました質問者も準備を整えてきておりますが、本日は総理がどうしてもとおっしゃるならば、その総理を無理に引きとめるほど社会党も年少でございませんので、総理の行動を規制しようとは存じませんが、さりとて総理の時間が短かいがゆえに、この重要な法案の疑点が明らかにされずに、また内閣と同じように本委員会を無理押しに通過させていくということについては、わが党としては承服できないところでございます。従いまして近々の日において再び総理に本席に出ていただいて総理の本心をここに披瀝していただき……

第26回国会 商工委員会 第28号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して、あなたの答弁は、先ほどから聞いておりますと、どうも競輪を施行している都市はさほど有利でないというように聞えます。なるほど終戦直後は非常にお気の毒であったけれども、競輪のおかげだけとは言いませんけれども、明らかに競輪のおかげでだんだんと黒字になってきた。おかげで市庁舎もできた、学校もできたという具体的事実があるのです。ところが周辺の町村ではそれと同じような経済状態にありながら、相違は何かというと、競輪をやるかやらないかというだけの相違でもって赤字があることは、あなたはよく御存じでしょう。そしてその周辺の町村からぜひ一つおれの方にもやらさしてくれないか、こういう希望が出……

第26回国会 商工委員会 第29号(1957/04/22、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長、議事進行。(発言する者あり)関連じゃない。議事進行です。ただいまの大臣の答弁を聞いておりますと、良識高き委員会の輪講にゆだねるという重大な発言をなさったわけですが、その委員会がかくのごとき状態では委員にこういう重要な問題が徹底しないうらみがあると存じます。従って、こういう重要な問題を審議する場合には、当初理事会でも諮りました通り、せめて審議するメンバーだけぐらいはもっとそろえていただかないとこれはちょっといけない、こう思うのであります。
【次の発言】 関連。大臣、あなたが政調会の会長をやっていらっしゃらなければ私はこんなことを言わぬつもりでしたけれども、あなたは中小企……

第26回国会 商工委員会 第30号(1957/04/23、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの横井委員の質問はきわめて中小企業金融公庫の実態をついた問題なんです。ところが答弁の方はきわめて形式的で、責任のがれで、答弁者としてはそうやってこの委員会だけをうまく濁していったらそれで事が足りる、こうお考えかもしれませんけれども、それじゃ中小企業は救われないですよ。それではどんな法律を作ったって永久に中小企業は救われません。長官、あなたは、先ほど横井委員からの質問もございましたが、実際に実態を御調査あそばされたことがございますか。ございましたならばそのデータを御提出願いたい。あなたは、ただいまの答弁によりますと、中小企業金融公庫にさようなことのないように督……

第26回国会 商工委員会 第31号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。私は午前の終りのときに委員長にお願いしょうと思いました。ところが許されなかったので今申し上げますが、やはり同じなんですね。きょうのこの空気が、ちょうど大企業と中小企業の実態を現わしておる。大企業関係の代表者は、言いたいほうだいのことを言ってさっさとお帰りになる。われわれはこれに対して質問を用意しておる。ところがいらっしゃらない。しかもいらっしゃってもまたすぐにお帰りになる。こういう勝手な話なんです。経済界を勝手に動かすことを将来もやろうという実態がここにちゃんと現われておる。これじゃ正式な審議はできません。しかもまた再三言うことでございますが、幸い今は与党の席もふえ……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 すでに皆さん御承知の通り、本法案につきましては与野党ともきわめて熱心でございまして、その妥結点を見るべく、別室においてその話し合いがスムーズに進められておるわけでございます。しかし私どもの質問はまだずいぶん残っているわけでございまして、これが質問を完了しない先に、質疑打ち切りとか、あるいは多数によって少数の意見を踏みにじっていくということになりますと、御承知の国会運営の正常化という岸内閣の金看板に傷がつくわけでございまするが、大臣はこの点についてどうお考えになっていますか、これが第一点でございます。  第二点は、今度は法律の内容について触れまするが、団体法及びその他関連の法律……

第26回国会 商工委員会 第42号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はただいま上程になっておりまする輸出入取引法の一部を改正する法律案につきまして、二、三の質問をいたしてみたいと存じます。きょう午後一時を目途にということでございまするので、それに協力する意味で、要点をかいつまんで御質問いたしまするから、ぜひ一つ答弁の方もうそを言わないように簡潔にお願いしたいと存じます。  第一点は、ほかでもございませんが、御承知の通り中国貿易はまだ端緒についたばかりでございまして、他の諸外国の貿易と比較いたしてみますと、すべての点でまだ未文化の状態でございます。ところが本法の内容からいたしますると、これは貿易が相当高度化して激烈化していく、それを適用される……

第26回国会 商工委員会 第45号(1957/08/26、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時計が一時十分をさしておりますので、皆さんもお疲れでございましょうし、私簡単に御質問をいたしますから、お答えも簡単でけっこうでございます。  第一番にお尋ねをしたいことは、御承知の通り、ただいま業界が非常に不況に追い込まれております。特に公定歩合の引き上げ、保証料の引き上げ等から、糸へんの商社に大きな倒産の波が打ち寄せております。九州のあらしは目に見えまするし、東海地方のあらしも、すぐ目に見えまするから、騒ぎが大きくなり、手当がすぐ行われておりますが、この商社の倒産につきましては、目に見えない関係上、目に見えるような手当がほとんど行われておらないのでございます。このことは、や……

第27回国会 商工委員会 第1号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの御質問の中に、黙っておってはわが党の名誉に関することがありますので、これだけは議事進行としてでも私は申し上げたいと思ったのですが、中小企業の金融に、この差し迫った年末に当って、百億ほどの増額をわが党が要求しておることは、お説の通りであります。しかしそれについて、もしやっても事務上の能力がない、従ってやれない、こういうことでございますが、私どもはそう思っていない。やれないのじゃない、やらないのだ。そのことを明らかにするために、私は次の事例を提出してみたいと思います。たとえば、愛知県におきましては、先般水害を受けました。水害地区に対しては、緊急融資をやれという……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。本件に関しては、まだ十分納得ができませんので、引き続いて承わりたいと思いますが、この債権の発生の経緯について、それと同時に、岡山県の国際産業株式会社が東京食品にゆだねたと言うておりますが、その際に、一体外貨の正式割当はどうなっているか、まず最初にそれをお伺いいたします。どう処理したかということですね。
【次の発言】 その件について、それではもう一点、山口県の網本が拿捕された漁船のおかげで債権が生じた、こう言うておられますが、この網本が輸入しているのではなくて、ただいまの御答弁でございますと、外貨割当を正式に受けた人があるはずです。それと連絡をとって輸入したはずです。……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、緊急事態の発生にかんがみまして、当局の監督及び責任の所在等を明らかにし、もって都民の心配を払拭するために、次のような質問を試みたいと思うわけでございます。  昨晩の夕刊によりますと、一斉に各紙がこぞって、都内でガス中毒のおかげでとうとい人命を七名も葬り去った、こういうことが報ぜられております。まことに遺憾きわまりないことでございますが、監督官庁である公益事業局としては、こういう問題について、どの程度の調査をなさっていらっしゃいますか。まずその点から承わりたいと存じます。
【次の発言】 本委員会といたしましては、このガス事業の振興のために、折も折、昨日と今日にかけて……

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間がないようでございますので、簡単に質問しますから、一問一答でけっこうです。簡単に、三間いたします。  第一問は、ノリの生産期に臨んで、韓国ノリ一億枚の輸入の問題が取りざたされ、そのおかげで、全国のノリ業者が被害を受けるというわけで、全国大会までやっております。去年は六億も欠損いたしたわけでございますが、これについて、大臣はどのように御処置なさいまするか。
【次の発言】 第二問、バナナの外貨割当の問題でございますが、これは、由来もんちゃくやら問題を再三繰り返してきたことでございます。この点について、聞くところによると、人口割りをするとかというお話でございます。この問題は、私……

第28回国会 商工委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。企業診断とおっしゃいましたが、私思うに、この際、政府で大きな手を打ってもらわないと、内閣が倒れる前に繊維業界は倒れてしまうと思うのです。もう二月危機説が唱えられておるわけですが、具体的にいえば、どの糸へんもどの糸へんも、全部操短々々でしょう。ところが、操短だけでは、とても立ち直れるものじゃないと思うのです。企業診断だけでまたでき上るものじゃないと思うのです。私は、さっき大臣が所見を述べたいということでありましたので、大臣からこの際、繊維不況に対する総合施策が聞けるかと思っておったのですが、見てごらんなさい、もう一時ですよ、この時間になっても、なおこの不況に対する総合……

第28回国会 商工委員会 第2号(1957/12/24、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま上程されております繊維産業の不況対策に関する決議案を、一日も早く実行に移されることを祈念しつつ、賛成の意を表せんとするものでございます。  日本社会党は、再三本委員会において、今まで、大臣に対し、この不況対策を急ぐように、何回か約束したはずでございますが、それが今日まで、どういうものの都合か、ただ繊維局のみにたよって、ほんとうに抜本的な対策がとられていなかった。従って、繊維局の事務の方々のなみなみならぬ努力にもかかわりませず、効果が上っていないということを、非常に遺憾に思うわけでございます。岸さんが、ほんとうに岸ブームを出そうと思うて、かねや太鼓でやっておられても、一……

第28回国会 商工委員会 第4号(1958/02/11、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ちょっと関連して、先ほど長谷川委員からデザインの問題について御質問がありましたのですが、あの御答弁だけでは、ちょっと納得がいきませんので、質問さしていただきますが、大体デザイン課を創設されるに当って、予算はどのくらい組んでおられますか、これが第一点。それから第二点ですが、その目的は、盗用を防ぎ、デザインの改善をするところにある、こういうお話です。盗用々々という言葉ですが、これは今後こういう席上では留意して発言していただきたいと思うのです。と申しますのは、あたかも日本のメーカーがデザインを盗用しているかのごとき印象を与えておりまするが、その具体的事実を、大臣、お調べいただいたこ……

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/12、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。ただいまの大臣の答弁は異なことを聞いたものだと思います。この審議会に限って、秘密保持ということが原則となっているのか、審議会というのは全部がそうなのか、大臣いかがでございますか。
【次の発言】 それでは承わりますが、当委員会に関係のございます肥料審議会、全国民に関係のある米価審議会等々の審議につきましては、新聞記者もこれに参加することができまして、そのつど報道をいたしておられるようでございますが、この方法は誤まった行き方でございますか。
【次の発言】 それでは米価審議会とこの独禁法に関するところの審議会とはどう性質が違うのですか。法律上、どこにそれが明記されておるか……

第28回国会 商工委員会 第8号(1958/02/19、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間もなんでございますから、私は簡単に、かいつまんでお尋ねしますので、答える方も一つ簡単に要点をお述べいただきたいと存じます。  その前に、私が思いますことは、きょう参考人、特に業界の代表の皆さんの御意見を聞いておりまして、うたた今昔の感にたえないのです。と申しますのは、かつては、中共貿易のことを言いますと、何やら共産党じゃないか、何やら民族が変っているのじゃないかというように言われたものでございます。しかしながら、きょうここへ残っておられまする議員の長谷川さんや帆足さんや私どもは、そのころからこのことを言い続けてきたものです。そこで、中国貿易がなかなか思うようにいかない問題……

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま内田委員がモヘア・ヤーン、アルパカ等の輸入増大の原因について、御質問をしていらっしゃいますので、それに関連して、私も一点だけ承わりたいと存じますが、趣旨は内田委員と完全に一致しております。党は違いますけれども、趣旨は一致しております。そのおつもりでお答え願いたいのですが、第一点に、このモヘア・ヤーンの輸入増大の原因をお尋ねする前に、終戦後モヘア・ヤーン、アルパカ等の原料が輸入されて参りましたところの増大のデータがあると存じます。それを一つお漏らし願いたい。と同時に、その時期と数量とを勘案して併行して行われました日共会談ですね。そこで、当然のことながら、売りと買いですか……

第28回国会 商工委員会 第13号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。  ただいま繊維の問題が論議されておりますので、この際関連して質問いたします。いずれ繊維の問題については、体系的に質問を試みようと思っておりますが、ただいまの大臣の答弁に、非常に多くの矛盾を発見いたしております。だから、その矛盾の点だけをお尋ねいたしますので、はっきりお答え願えたいと思います。大臣は、ただいま、繊維産業の構造、特に輸出の数量については、この程度が適当である。この程度が適当ということは輸出の数量である、かように松平委員の質問に答えられましたが、それはほんとうでございますか。
【次の発言】 それは、とんでもない話です。あなたは、えらい矛盾を犯しています。……

第28回国会 商工委員会 第14号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は大臣を要求しておりますが、いつ参りますか。
【次の発言】 参議院にかまけて、いつも大臣が出て参りません。決して委員の不勉強でも、なまけでもないのに、審議が渋滞するゆえんのものは、大臣が予算とか参議院とかにかまけて出てこないからだ。それで、委員長におかせられては、至急大臣を呼び寄せていただきたい。  大臣がおりませんので、次官にお尋ねいたします。ただいま審議されておるこの貿易振興会法に関して、お尋ねいたしますが、新聞によると、御承知の通り、国民待望のうちに、日中の第四次貿易協定が締結されたようでございます。これに対して、政府の態度をただしたいのですが、まず第一番に、この協定……

第28回国会 商工委員会 第17号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、ジェトロの問題に関係して、その主たる資源になっておりまする特定物資納付金処理特別会計についてお尋ねをしたいのですが、これには大臣が来ていないと工合が悪いのですが、もし大臣、通商局長両者ともおられなければ、先に別なこと、工業用水問題を聞いてもいいのですけれども、どうしますか、来ますか。
【次の発言】 まだ大臣が来られないようでございますから、その前に、私はジェトロの問題に関して、特に自動車の長期輸出の見通しについて、お尋ねしたいと思います。  通産省及び経企の五カ年計画によりますと、トラック、バス、乗用車等をすべて総合いたしまして、昭和三十一年度から三十七年度に至る……

第28回国会 商工委員会 第18号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。  大臣にぜひ聞いておいてもらいたいのですが、御承知の通り、あなたの手元から提出されております重要法案が、目下のところだけで十ございます。継続審議が五つ。しかもそれ以外の、ただいまの電力料金のような、こういう重要案件が、あまた山積しておる次第であります。ところが、大臣ごらん下さい。あなたの方は少くとも二十六人くらいはいらっしゃらなければならないはずです。ところが、きょうはお一人だけです。これで、審議が渋滞するとか、促進してくれとか言われたって、無理です。私どもの方は、きょうも協力するために、午後三時から政策審議会を開いて、商工にかかっている案件をどうしようかというこ……

第28回国会 商工委員会 第22号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 今の質問で、大体不況の状況はるる述べられておりますけれども、答弁者側の方で、十分わかっていないようでございますので、私は具体的に繊維不況対策を、当面の問題と将来の問題に分けて、系統的に調査をし、よくわかるように材料を持ってきておりますけれども、時間の関係上簡単に、当面の問題だけにしぼって申し上げますので、答弁もそのつもりでお答え願いたい。  第一に、すでにこういうことは、今国会の当初において、私は大臣に、不況対策を抜本的に立てるべきであると聞いたら、善処すると言われた。いや善処じゃない、ツルの一声だ。今ここで、不況対策を抜本的にやるとおっしゃったら、先ほどの阿左美さんの質問に……

第28回国会 商工委員会 第23号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま議題になっております工業用水法について二、三質問をいたしたいと存じます。  御承知の通り、この工業用水、電気、輸送ということは、工場設立の基本条件でございます。ところが、すでに各地区において、工業用水の非常な不足を来たし、その不足のゆえに、工場設立か行き悩んでいる面が方々に見受けられるのでございます。そこで、お尋ねいたしたいのでございますが、通産省としては、この工業用水の不足にかんがみて、これを補給するための準備調査ということが、一体どの程度行われておるのでございましょうか、まず、その点から承わりたいと存じます。

第28回国会 商工委員会 第27号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際、ただいま審議されております輸出保険法の一部を改正する法律案並びに参議院へ送付になっております日本貿易振興会法案等々に関連いたしまして、本日は、主として映画の貿易関係についてお尋ねしたいと存じます。  御承知でございましょうが、すでに本年度の上期の外貨割当が発表されております。その外貨割当、特に映画輸入の方針というものは、その目的が、外貨の流出を防止するという点と、共産圏映画の侵入を防止するということで、当初始められたわけでございますけれども、その結果は、今日では、アメリカ映画輸入の偏重となり、占領時代のマッカーサー政策そのままの継承、その発展は、やがて映画輸入に……

第28回国会 商工委員会 第30号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 今国会における、おそらく私の最後の質問、つまり遺言のつもりで御質問いたしたいと存じます。従いまして、その声や全くよしでございまするので、答弁の方もそのおつもりで、この誠意にこたえて御答弁をお願いしたいと存じます。  まず、輸出保険法の一部を改正する法律案について、お尋ねしないと存じますが、さきの委員会で私が要請いたしましたところの資料でございます。この法律案を審議するに当っては、どうしてもその資料を必要といたしますので、至急御提出方を願いたいのでございますが、これは一体どうなっておるのでございましょうか。
【次の発言】 私の手元へは来ておりません。  もう一度申し上げますと、……

第28回国会 商工委員会 第32号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま審議されておりまする航空工業に関連しまして、防衛庁にお尋ねしたいと思いますが、あなたの答弁のいかんによって、この法律に賛成するか、反対するかがきまるのですから、そのおつもりでどうぞ……。  この際、あなたに一つ最初に聞いてっおいてもらいたいことがあるのですが、このごろ、選挙運動が盛んに行われておる。そこで、地元へ行って聞いてみると、社会党というやつは、何でもかんでも反対する党だ、政府のやることは何でもかんでも全部反対するのだ、こういうことをまことしやかに宣伝している人がある。あなたは、そう思っておられぬでしょうが、当商工委員会においては、今国会においては、法律は一つも……

第28回国会 商工委員会 第33号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私も、このことに関連して、一問だけ質問をいたし、あとは川崎委員が準備していらっしゃるようですから、そちらに譲りたいと存じます。  この小売市場が非常に難渋しているという点につきまして、これは救わなければならないという空気は、本委員会数年来の気持でございまして、この点については、与野党完全に一致しているので、社会党も、決して人後に落ちないのでございます。ところが、実際にこの小売市場が難渋しているところの原因は、あまたありますけれども、もし、その原因を、よそから圧迫を受けているという面にのみ集約して考えてみますと、百貨店法がかご抜け法案になったことが、第一である。それに引き続いて……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 商工委員会 第5号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して一つだけお尋ねいたしますが、ただいまのところ、消費者物価の値上がりは生活不安をもたらしておるのでございます。現政府のいうところの所得倍増は、消費者物価の値上がりによって帳消しにされているではないかと思われます。これは政府にとってもまことにお気の巌でございます。  それで一つお尋ねしたいのですが、ただいま長官が同僚議員の質問に対して、適正利潤は企業の成長度によって異なる、かようにおっしゃられたのでございますが、これはごもっともだと思います。そこで内訳をお尋ねしたいと存じますが、その企業の成長が幼いものは利潤が高くてもやむを得ない、伸び切ったものについては利潤を少なくすべ……

第38回国会 商工委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。  私の知っております範囲においてもニトログリコール使用の率がふえて、死者、重症者、軽症者を出している工場がございます。日本油脂の武豊工場でございますが、それにつきまして、すでに労働省におきましては、この事件発生以来非常に研究を進めていらっしゃると承っております。それと、通産省当局はこれと協力していろいろ努力していらっしゃる様子にも聞いております。従って死者、重症者、軽症者が非常にたくさん出ておるにもかかわらず、今まで遠慮をして皆さんに期待して質問をすることをやめておったわけでございまするが、ただいま承っておりますと、死者、患者のデータの問題、あるいは労災申請の問題……

第38回国会 商工委員会 第11号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間がないようでありますから簡単に二点だけ御質問いたします。  第一点は、同僚議員の質問に対する菅野さんのお答えに疑義がございまするので、それをまずただしてみたいと思います。すなわち今後の開発事業にあたって、日本人を現地人よりより多く使用する旨のお答えがございました。ところがサウジアラビア及びクエートとの協定に、たしか人員採用の約束というのが取りかわされていると思います。その約束からいくとお宅の答弁に疑義が生じる、ここには出ておらないけれども……。そこで一体、それではあなたは相手国両国との契約を変更する意思があるかどうか、またあなたのお答えは変更せずに行なうということだとした……

第38回国会 商工委員会 第13号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私も実はこの際全国相互銀行協会についていろいろお尋ねしたいことがたくさんございますが、何かお急ぎのようでございますけれども、私はほんとうはきょうの参考口述については、あなたのところに一番ウエートを置いて聞きたかったのでございます。  そこでその前におそれ入りまするが、中小企業信用保険公庫理事長の山本さんがいらっしゃるようでございますので、あなたにちょっとお尋ねします。あなたのところの信用保険公庫法が今度改正されるようでございます。特にその前に承っておきたいことは、信用保険が信用保証協会と銀行関係と両方になっておるようでございまするけれども、今まであなたのところへ信用保険をかけ……

第38回国会 商工委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま十二時二十分でございます。すでにもう物理的には議題を変える時間でございます。各委員の皆様も大へんお急ぎのようでございます。私自身も実は心はすでに名古屋へ走っておるのであります。実は、私の師匠でございまする名古屋市長小林橘川先生がおなくなりになりまして、あすは葬式でございます。ほんとうはこの時間は私はここにおりたくないのでございますけれども、しかしながら先ほど来審議されております本法案に対する審議の過程を見ますると、これは事まことに重大でございます。特に中小企業をこよなく愛しておられました小林橘川先生の意図も、これをほんとうに中小企業のために改善するの必要は十分ありと前……

第38回国会 商工委員会 第18号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 この際私は、ただいま上程されております機械工業振興法について二、三の質問をいたしたいと存じます。  最初に承りたいことは、通産省関係の提出に伴う法案の名前の中の第二十五に水資源というのがございますが、これは提出される予定でございますか、ございませんか。
【次の発言】 私が聞いておりますのは、この通産省関係の提出法案一覧表の中の二十五に水資源と書いてございます。これは一体何で、いつ出されるかということを承っております。――それではよろしい、それを関連して承りましょう。  最初に承りたいことは、この機械工業振興という名前の中に含まれるところの機械の種類ですね、これは一体何々でござ……

第38回国会 商工委員会 第23号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ちょっと関連して。実はこの問題は、予算委員会で私が質問いたしましたおりに、詳細は商工委員会に譲るということで留保になっている問題でございます。そこで今の田中委員の質問に関連してお尋ねしますが、繊維製品のアメリカ輸出の成績が諸外国と比較をいたしまして非常に成績が悪くなっているという点は、これは明らかに政府の貿易政策の失態のしからしむるゆえんである、失敗のゆえんである、私はさように思っておるのでございます。なぜかならば、田中委員も申し上げましたように、一九五八年度におきまする日本のアメリカ輸出の占めるパーセンテージが七一・七%でございました。ところがそれが四〇%に下がり一七・六%……

第38回国会 商工委員会 第25号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、ただいま同僚堀委員の質問に対する松尾局長の答弁に疑義がありますので、その点に関連して質問をしたいと存じます。工業用水の価格の点を、もう一度はっきりとお答え願いたいと存じます。
【次の発言】 この点は通産省の基本的な観念をはっきりしておいてもらわぬと困る。と申しまするのは、ただいまの考え方が通産省のほんとうの考え方なのか、あるいは大蔵省に押し切られて負けたのでそういう考え方になったのか、この点を一つはっきりしてもらいたい。と申しまするのは、すでに同じ水路から一つは農業用水に、一つは飲料用水に、一つは工業用水に分けられるといういわゆる多目的なダム、多目的な水路の造成が今後は……

第38回国会 商工委員会 第26号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際時間の関係もありますから、簡単に工業用水の一点について御質問したいと思います。  江戸さんに、工業用水が今後ますます必要になりまするが、一体工業用水は今後いかほどであったならば工場等の経営がうまくいくか。それから加古川市長さんと尼崎市長さんには、ともに工場誘致をなさろうとしていらっしゃるでございましょうが、その際必要な工業用水の値段は、工場に対してどのくらいの値段で提供したならば、工場誘致がスムーズにいくであろうかということ。それから佐藤先生に対しては、この工場立地の立場からいって、工業用水の価格はどの程度であるならば、諸外国の同じような立場にある工場とコストを競い……

第38回国会 商工委員会 第29号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、ただいま提案されております工場立地の法案に関しまして二、三の質問をしたいと存じます。  まず第一に、工場立地の要点と申しましょうか、近代工場の母は科学技術だと池田総理は言われました。ただいま小林委員のお話によれば、工業用水は近代工場の血液だとも言われているわけでございまして、通産省としては工業用水の確保、それから土地、機械、人の確保養成、これが今後に課せられた重大な任務だと思うのでございますが、ただいままでの答弁を聞いておりますとはなはだ不十分でございます。これはいずれ他の委員会にかかっております愛知用水公団法ともにらみ合わせて、そちらに質問を移すといたしまして、……

第38回国会 商工委員会 第34号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 一点だけこの際承っておきたいと思います。ただいまの佐橋重工業局長のお話によりますと、本法の適用にいたしましても、たとえばアメリカ機械の特別融資等々にいたしましても、中小企業に重点が置かれるような御答弁でございました。ところがここに先般長谷川委員長代理を初め、与党の皆さんにも御承認をいただきまして、機械工業振興法の中へ編入せられました繊維機械、それはほとんどが中小企業で行なわれているわけでございます。にもかかわりませず、機械工業振興法の特定機械の中へ編入したおかげで、かえってまま子扱いにされるおそれがあるというお話でございまして、そのためにこの業に携っておられる人たちに、非常な……

第38回国会 商工委員会 第42号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はただいま上程されておりまする輸出入取引法の一部改正に関しまして、せっかくの機会でございまするから、総理に二、三質問を試みてみたいと存じます。  まず第一番に、総理は国会の正常化、これは国民の声であると同時に総理が最初に公約なさったことでございまするが、国会の正常化のカルテを一つお示し願いたいと思います。
【次の発言】 実は本委員会の様子を見ておりましても、きのうもおとといも流れているわけでございます。ところがそれは委員長がなまけているわけじゃない、理事の皆さんが怠慢しているというわけでもないのです。さりとて野党が出席を拒んだというわけでもない、暴力をふるったためしもないの……

第38回国会 商工委員会 第44号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま上程されております輸出入取引法一部改正の法律案に関しまして、私は本国会が始まりました当初に、委員長に対して資料要求をいたしておいた記憶がございますが、いまだにそれが出ていないように思います。出た分もややございますけれども、出ない分がございまするが、これは一体政府としてはこの法案を通すつもりなのか、通さぬつもりなのかと疑いたくなるわけでございます。あるいはまた、もし通すつもりであるとすれば、ほおかむりをして質問に答えずに通す、こういうふうに解釈せざるを得ないのでございますが、一体これはいかように相なっておるのでございましょうか。まず第一番にそれからお尋ねをいたします。

第38回国会 商工委員会 第46号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間もあと三十分程度だそうでございまするので、私はこの際参考人の皆さんに、貿易の振興ということを中心課題として、二、三の質問を試みてみたいと存じます。  私が申し上げるまでもなく、日本経済の伸展は貿易の振興ということが、今や至上命令であると存じまするが、由来日本の貿易の伸長の歴史をながめてみますると、これは政府の施策のよろしきとか、あるいは法律のよろしさという点もございましたが、それよりもむしろメーカーなり商社なりの営々努力、市場の開拓等々の方が、より一そう貿易の伸長のウェートが大きかったではないかと思われます。 ちょうどはしなくも今ソニーさんがおっしゃられましたが、ソニーの……

第38回国会 大蔵委員会 第20号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、ただいま上程されておりまする関税定率法の一部を改正する法律案について、質問をしたいと存じます。  基本問題につきましては、同僚議員がそれぞれの立場からお尋ねのようでございまするので、時間を有効にするために、私は、各部門、特にずばりそのものの繊維部門についてお尋ねをいたします。従いまして、あくまで具体的に、簡便にお答えが願いたいと存じます。そこで、その繊維部門も数多くございまするが、それほどたくさんなものを十分や二十分で質問せいと言われても、とうていできかねる問題でございまするので、主として繊維製品のうちの毛製品について質問をいたします。  この際、この毛製品の関税は、こ……

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 この際、私も実はたくさんの質問を持っておりまするが、角屋委員から詳細にわたって御質問がございましたので、私は簡単に要点だけをかいつまんでお尋ねいたしたいと存じます。  愛知用水がいよいよ通水する、夢の用水ができ上がるという点につきましては、この法案を生むころから苦労しておりました者の一人として、同僚議員とともに喜び、かつ期待をしておる次第でございます。普通でいきますならば、こういう大事業ができたあとには、必ず感謝の意味において神社ができるのが例のようでございます。愛知用水神社という神社ができてしかるべきだと思うわけでございます。にもかかわりませず、そういう声がいまだに出ていな……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 もう時すでに五時を過ぎております。皆さんの心理状態や生理現象を推察いたしまして、私はたくさん質問があるのでありますけれども、簡単にしぼって質問いたします。  ただいま、同僚委員の質問いたしましたその点でございますが、これは建設大臣、経企庁長官、よく聞いておってもらいたい。ほかでもありませんが、この水資源開発公団がさきの国会において審議をされました。同時に、愛知用水公団が豊川用水の事業を引き継ぐ法案、すなわち愛知用水公団法の一部改正という法律が審議された。そのおりには、結果はああなりましたのですが、要は、この委員会と商工委員会あるいは農林委員会等と連合審査をしたわけでございます……

第39回国会 商工委員会 第2号(1961/10/06、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際通産、経企両相に二、三の質問を試みたいと存じます。  申し上げるまでもなく今国会の主たる目的は三つある。その一つが国会の正常化であり、またの一つが災害対策であり、またの一つが経済上の赤字の対策、この三つの柱を今国会で処理しなければならないのでございますが、私はこの際は主として赤字対策、政府の経済政策について質問をしてみたいと存じます。  申し上げるまでもないことでございますが、今度日本経済に現われましたところの赤字は、与野党を問わず一日も早く解消しなければならぬと思うのでございます。すでに打たれました対策に対する是非善悪もございますが、私は主として日本経済の異常な事……

第39回国会 商工委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、ただいま審議されておりまする輸取法の一部修正につきまして、二、三の質問を試みたいと思いますが、実は大臣に質問をしたいのでございます。ベテラン中のベテランの通商局長さんでいらっしゃいまするから、あるいは大臣以上によくわきまえていらっしゃるとは存じまするけれども、ちょっと私の質問は、わきまえておっていただくだけでは、できない答弁もあるやに思われまするので、次官は貫禄十分でございますけれども、いかがなものでしょうか、委員長にまずお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは、先般の質問のおりにあいにく大臣は参議院にお出ましのゆえにお答え願えなかったことについて、まず二、三お……

第39回国会 商工委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 佐藤通産大臣を待つこと久しでございます。時すでに十二時でございます。これでもってきょう輸取の質疑を打ち切れというのでございまするから、いかに国会正常化に協力しようとしている私どもでも、いささか虫の居どころが変になりそうな状況でございます。しかし私は、あくまで国会正常化は大事なことである、大物の通産大臣には協力するつもりでございますので、質問をごく短く短的にいたすつもりでございますので、大物らしく簡単に要を得て答えていただければけっこうであります。  第一番には、先般も申し上げましたが、日本の今の政府の貿易の自由化ということは、輸入の自由化のスケジュールはあるけれども、輸出の自……

第39回国会 商工委員会 第9号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 本日はただいま審議中の輸取法を上げるお約束になっております。また低開発関係の法案も参議院へ回さなければならぬ時期が差し迫っておるわけでございます。そこで私は委員長とのお約束を完全に遂行するために、お約束した時間内に質問を二、三いたしたいと思います。  そこで大臣にお願いしたいのでございますが、大臣の答弁を承っておりますと、大臣の頭のよさということがよくわかりました。そこで今度は一つ簡潔に、私も簡潔に質問いたしますから、簡潔にお答えをいただいて、頭のよさでなくて、腹があるかないかというところをお示し願いたい。第一点。株価がどんどん値下がりしている。そこへもってきて糸値がまたぐん……

第39回国会 商工委員会 第10号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 それにちょっと関連して。中小公庫の金融の問題について、できたおりからずっと今日に至るまで、同じ質問が繰り返されて同じ答弁がまた繰り返されている。ずいぶん御努力はいただいているようでございますが、しかし現在の能力をもってしても、集中的に行ないになればできるという実績をあなたの方は持っていらっしゃる。具体的に申し上げますると、伊勢湾台風の直後のごときは非常によく行なわれた。これはもう表彰ものであると思っております。地元では感謝の的になっている。またその後といえども、名古屋地区においては割合によく行なわれておりますが、何と申しましても、中小公庫が口に出るたびに言われることは、資金量……

第40回国会 商工委員会 第27号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連して。――大臣、ちょっと聞いておかなければいかぬですが、あなたは、この法律の運用の妙と行政指導によって、ともすれば混乱しようとする業界をうまく指導できると、かようにお考えでございますか。もしそうだとするならば、私はあえて質問しなければならない。なぜかなれば、先般来、板川委員やら田中委員からも話が出ておりますあの繊維設備制限法、それによって繊維の設備と生産数量を制限し規制する法律が提出されました場合において、私は、このような状態では、この法律はかご抜けであるということを再三申し上げておいた。その折にも、ちょうど今と同じような答弁が大臣において行なわれた。しかしその後どうなっ……

第40回国会 商工委員会 第28号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 皆さんの声に従いまして、私はなるべく短く切り上げたいと思いますから、大臣も一つなるべく簡明に御答弁願たいと存じます。  もう二十分たちますとこの法案はこの委員会を通過するそうでございます。案ずるより生むがやすしとはこのことでございまして、これほどもめていた法案がこんなにスムーズに通るということは、これは法案の内容はさほどでもございませんが、大臣と局長の答弁のよろしきを得た。同時に、もう一つは、社会党の応援が非常によかったと思うのです。社会党が応援しているゆえんのものは何かといえば、石油の値段を安くしたい。同時に民族資本は守りたい。特に石油業界においては外国系の資本が独占的行為……

第40回国会 予算委員会 第12号(1962/02/12、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されておりまする政府提出昭和三十六年度一般会計予算補正(第2号)並びに昭和三十六年度特別会計予算補正(特第3号)に対し反対の討論をいたしたいと存じます。  池田内閣の経済見通しの誤りと高度成長の失敗は、国際収支の危機、物価の急激な高騰、所得格差の拡大を招来した。池田内閣は、その責任を反省すべきところ、むしろ責任を民間に転嫁し、てんとして恥ずるところがありません。危機打開策を景気調整策と称して行なった一連の金融引き締め等のデフレ策は、そのしわを労働者、農民、特に中小企業に押しつけ、ついに、おのれみずから呼号した所得倍増計画は初年度に挫折、……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 国会の正常化に協力する意味におきまして、実は河野さんをお待ちしているわけなんですが、時間の関係上、質問の順序を変えまして質問を始めたいと思います。  政府の高度成長政策の失敗のおかげで、国民の中にはずいぶんこの被害をこうむっている者がたくさんございます。たとえば中小企業者、農民、労働者等々ございますが、わけても私は、金融引き締めの影響を真正面から受けました中小企業の問題について最初にお尋ねしてみたいと存じます。  一体政府は、中小企業基本法制定についてどのような考え方を持っていらっしゃいまするのか。もし今国会に提出される用意がありとするならば、その時期、内容等についてまず承り……

第43回国会 予算委員会 第6号(1963/02/04、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 この際、私は、社会党を代表しまして、委員長のお許しを得ると同時に、特に野党の皆さんの御協力を得まして、三十八年度予算について質問をしたいと存じます。  その内容は、主として経済外交でございます。加うるに、社会保障、特に中小企業問題、文教問題等々に触れてみたいと思うのでございます。大臣御出席の都合によりまして、順序を変えまして、最初に社会保障問題についてお尋ねしたいと存じます。  私が申し上げまするまでもなく、社会保障がどの程度行なわれているかということ、これが文化国家のバロメーターになると存ずるのでございます。すべての国民の疾病、貧困から来るところの不幸、生活不安を除くこと、……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際、社会党を代表し、与党の委員の皆さんの御協力を得まして、ただいま上程されておりまする特定産業振興法、中小企業基本法、新産業都市建設促進法にかかわるところの地区設定等に関しまして質問をしたいと存じます。  申し上げますまでもなく、貿易の自由化、関税一括引き下げ等々、国際経済環境はこのところ急激な変化をもたらしているようでございます。これがための環境の整備、特に輸出振興、国内産業構造の整備拡充ということは目下の急務でございますが、それに対して政府の施策は、準備が万全であるかないか。日本産業を守り、よりよく発展させるところの準備は整っているかどうか。貿易が自由化されまし……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 商工委員会 第39号(1964/05/06、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 この際、私は、簡単に要点をしぼって、二、三点御質問をしたいと存じます。  もとより私は、この繊維産業に対しては非常に愛着を持ち、それに従事しておっていただける人については敬意を表しているものでございます。言うまでもなく、日本産業、特に日本経済の発展の歴史は繊維産業の発展の歴史であると同時に、日本経済の発展の母体になったものは、これは糸へんでございます。ところが、それがどうまかり間違ったものか、十年前後からおのれみずからその手足を縛らなければならないということに相なってまいったわけです。片や日本経済のエネルギーの主体であったところの石炭が同じような傾向をたどっておるのですが、し……

第46回国会 商工委員会 第41号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長に協力する意味におきまして、ほんとうはたくさんございまするが、ダイジェスト式に簡潔にいたしたいと存じます。しかも、ほんとうは、事繊維に関する限りは、輸出に例をとりましても、十三億ドルの余でございまして、これは日本第一の産業でございます。その日本第一の産業を改革するにあたって、わずか三時間や五時間審議してこれで事足れりなどというような、そういう考え方がすでに間違っておる。ところが、まあどうしてもと皆さんがおっしゃれば、私、協力するのにやぶさかではございません。そこで簡潔にお尋ねをいたしまするので、答弁者もひとつぜひ簡潔にお答えが願いたいと存じます。  まず第一番に、この法……

第46回国会 大蔵委員会 第57号(1964/06/30、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 時間がないようでございますし、皆さん総裁選挙で心ここにないお方もいらっしゃるかと存じますが、なるべく簡単に要点をかいつまんで御質問いたしますので、答弁のほうもひとつ簡潔明瞭に、やるかやらぬか、こういうことでお答え願いたいと存じます。  まず第一番にお尋ねしたいのは、先ほどすでに武藤、佐藤両委員からも質問がございましたが、貿易の自由化に伴いまして、これがあすから自由化されるという問題、これは去年の予算委員会ないしは去年の国会あたりではおくびにも出されなかった問題でございます。絶対さようなことはございません、準備完了しなければいたしませんと再三田中大蔵大臣も、時の為替局長も、ある……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、委員長のお許しを得まして、内閣提出にかかる地方自治法の一部改正、地方自治及び地方財政に関して質問をいたしたいと思うものでございます。  ところで、私の質問に対する答弁に対して、自治大臣を要求すること一週間前でございます。きのうまた政府委員室へ参りまして、その内容を詳細に報告して大臣の出席を要請しておきました。にもかかわりませず、私の顔を見て逃げて行っちゃった。これでは質問ができません。至急大国の出席を要請いたします。委員長において善処されんことを要望いたします。
【次の発言】 早川大臣御存じのとおり、目下各都道府県におきまして予算が審議されている最中でございます。……

第46回国会 予算委員会 第6号(1964/02/03、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、委員長の許可を得まして、特に与党の皆さんの御支援を得まして、質問をしたいと存じます。  一昨日の新聞が一斉に、潜水艦寄港につきましてアメリカの権威筋の表明を掲げております。すなわち、日本に圧力をかけない、こういうことでございます。そこで、私は、さきに河野議員が本会議で質問をし、また本委員会におきまして横路委員が質問いたしましたのに引き続きまして、本件について質問をしたいと存じます。  まず、しかくさようでありとすれば、米国政府は日本に対していままでどんな圧力をかけていたか、こういうことでございます。
【次の発言】 総理にお尋ねいたします。

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/02、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、私は日本社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十九年度一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算に反対をし、民社党の編成替えを求めるの動議に反対し、社会党提出の昭和三十九年度予算につき撤回の上編成替えを求めるの動議、これに賛成する立場から討論を行なおうとするものであります。  政府予算は、これを一言にして言えば、自民党の選挙公約とは似て非なる予算、公約裏切り予算であります。二つ目に、国民のしあわせを求むるにあらず、一部大企業にのみ奉仕するの予算でございます。第三番に、平和確立にあらず、わが国を国際破乱紛争に巻き込ませる危険性のある予算でござい……

第46回国会 予算委員会 第19号(1964/06/01、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得ました貴重な時間でございまするので、質問は簡にして要を得ます。ずばりずばりと聞きます。したがって、答弁のほうも簡にして潔、やるかやらぬかお答え願いたいのでございます。  第一番、中小企業の倒産は戦後最高でございます。不渡り手形の発行も戦後最高でございます。これに対する対策について特にお尋ねいたしまするが、この際、財政投融資の計画の変更ないしは政府金融機関のワクの拡大、または徴税期間の延長、猶予等々について、どのように対策を講じていらっしゃいまするか。特に、六月危機説の叫ばれておりまする最中、大蔵大臣の決意を承りたい。

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/11/30、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は荒舩委員長のお許しを得まして、国民の幸福と、池田前総理の健康回復を心に祈りつつ、佐藤新総理に質問をしたいと存じます。  まず第一番に、総理は先刻井出氏の質問に対しまして、いわゆる高度成長計画について、社会党も当初はまだ足りない、まだ足りないと言うたではないか、そうして今日になってそれを批判するとは受け取れないというような御発言がございました。しかし、そのことばを私は額面どおり今度はこっちが受け取るわけにはまいりません。なぜかならば、高度成長、いわゆる所得倍増につきまして、中小企業に対しては足らざるの旨を何回か本席でも申し上げたことがございます。しかし、大企業に対してなお政……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/02/03、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際日本社会党を代表し、与党の皆様の御協力を得まして、本年度四十年度予算案に対して質疑を行ないたいと存じます。  まず第一番に総理にお尋ねいたしたいのでございまするが、あなたは人間尊重の政治、国民とともに歩む政治、または血の通った政治と、こうおっしゃっていらっしゃいます。これが基本姿勢であるとおっしゃっていらっしゃいますが、それは、素朴な庶民にわかりやすく言うと、一言で言えばどういうことになりましょうか。
【次の発言】 私は、端的にこう解釈したい、寒明けて立春となる、本日は寒明けでございまして、庶民の方々が至るところで福は内、鬼は外とおっしゃっています。福は内、鬼は外……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま承っておりますと、国民の膏血が六億有余もむだに使われるおそれのある重大事件でございます。にもかかわりませず、答弁の通産大臣は、よくわからない、自分もふしぎに思う、こういう御発言でございまして、これでは結論に到達しないと思います。したがって、通産大臣もお気の毒ですから、よく御調査の上、午後劈頭に、この問題を正確に把握なさってからお答えいただく、このほうがスムーズにいくと存じまするので、委員長におかれまして御判断の上、スムーズに進行するよう御決定をわずらわしたいと思うわけでございます。

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/02/15、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 授業料の値上げの問題につきましては、私は過ぐる本委員会において物価問題をお尋ねいたしましたおりに、授業料は値上げをする予定か予定でないかとお尋ねをしているのでございます。その際の文部大臣の答弁は、上げないとお答えでございます。そのことは新聞にも大きく出、特に朝日のごときはゴジックでこれを取り上げているのでございます。それをいまこの席上で、そういうことは言うたことはないとおっしゃるならば、私は黙って引き下がるわけにはいきません。そこで、この際、ここへ記録を取り寄せまして、大臣の答弁のいずれが正しいか、はっきりケリをつけなければならぬと思います。文部大臣のはっきりした御所見を承り……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 議事進行。
【次の発言】 ただいま同僚議員岡田春夫君の正当なる求めに対しまして、また国民が心から期待しているその問題につきまして、言を左右にしておられまするが、総理、あなた、もう一度耳を澄まし、心を澄まして聞いてください。民の声を聞いて政治をするとおっしゃったのがあなたでございます。その代表のことばがここに書いてある。すなわち、国会法第百四条「各議院又は各議院の委員から審査のため、内閣、官公署その他に対し、必要な報告又は記録の提出を求めたときは、その求めに応じなければならない。」――「ならない」です。これは規定しているのです。命令しているわけです。それにそむくことは、あなたみ……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 三矢問題はきわめて重大な問題でございまするがゆえに、この際、総理の答弁を確認したいと思います。  三矢問題の資料の提出については、本日、自社両党の幹事長・書記長会談で、資料要求についてその申し合わせを確認いたしました。よって、政府におかれても、これらの経緯を尊重されて、誠意ある態度を示されるものと信じますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、日本社会党の提出にかかわる昭和四十年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算を撤回のうえ編成替えを求めるの動議の提案趣旨の説明を申し上げたいと存じます。  しかし、いまちょうど、もはや秒読……

第49回国会 予算委員会 第4号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得、同時に与野党の委員の皆さまの御協力を得まして私は質問をいたしたいと存じます。  本日は、ちょうど二十年前に、広島に原爆の落ちた記念すべきいわれのある日でございます。今日、内におきましては経済回復、外におきましてはベトナムの平和回復、これは日本人のみならず、地球上の皆さんがひとしくこいねがっているところと存ずるわけでございます。それを基礎にいたしまして、この国民的な念願が一日も早く達成できまするようにと祈念しつつ質問を続けたいと思います。一般質問でございますから、具体的に明細に質問をしますので、御答弁のほうにおかれましてもぜひ簡明直蔵にお願いしたいと思います……

第51回国会 商工委員会 第46号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 順序を変えまして、委員長の命に従って、質問をいたしたいと存じます。  まず第一番に、大蔵省の証券局長、銀行局長にお尋ねしたいのでございますが、山一に対する特別融資の件でございまするけれども、二百八十二億の膨大な国家資金を無利子、無期限、無担保で、しかも日銀法二十五条の例外措置までとってこれを考えてみえるようでございまするが、それにつきまして私は担保の内訳を要求いたしておりました。今国会中にこれは出るということは予算理事会の約束事でございます。出していただきましょう。
【次の発言】 これは約束事でございまするので、答弁ができるとかできないとかという問題ではございません。予算委員……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 横路委員のお許しを得まして関連質問をいたします。時間がございませんので、簡単にお尋ねいたしまするから、簡単にお答え願いたいと存じます。  韓国から日本へノリが輸入されるにあたりましては、これは常に悲劇が伴っているのでございます。いますでに農林大臣がお認めのとおり、ノリを生産する韓国の零細漁民、ひどい買いたたきにあっております。しかし、これが日本へ入りますると、また直ちに日本のノリ生産業者がその供出品を買いたたきにあうわけでございます。ところが、せっかく安いノリが入った、そこで日本の国民が安いノリを食べられるというならば問題はございません。まだなぐさめられるところがございます。……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/02/10、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 宇佐美さんの御都合があるそうでございますので、質問の順序を変えまして、最初に日銀総裁に質問を集中したいと存じます。  まず最初に、中小企業の倒産が歴史始まって以来最高の率を示したわけでございまするが、この中小企業の倒産の実態について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 ただいま通産大臣にお答えをいただきましたように、去年の倒産の累計は六千件の余でございます。一日二十件の余ずつ倒れておるわけでございます。まさに交通事故の死傷者と中小企業の倒産は日本の不名誉な名物の一つになっているわけでございます。このことが不況の端的なあらわれでございます。これを解消するために、すでに、本……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 大蔵大臣に特にお尋ねしますが、今国会におきまして特に問題となりました点のうち、国民がぜひ聞きたい、そこでわれわれがこれに対して質問をした、ところが答えがない、あっても食い違っている、資料を要求した、資料の提出がない、あってもきわめてずさんで理解に苦しむ、こういう問題のみを集約いたしまして質問をいたしまするから、さよう心得た上においての簡潔な御答弁をお願いいたします。  第一番は、あなたは公債発行について、一年間は買いオペの対象にしない、貸し担保にもしない、こう答えておられます。ところで、同じこれを扱われる日銀総裁は、中澤質問、勝間田質問、加藤質問について同じようなことを答えて……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 両先生に感謝申し上げると同時に、私は、この際、委員長のお許しを得て、国民が素朴に考えている、素朴に疑問を持っているという点について、二、三御解明を願いたいと思います。  第一番は、日本の人工衛星は一体何を目途としているかということは、先ほどの御説明でわかりましたのですが、はたして平和利用だけであるのか、それとも軍事目的が加味されるのではないかという点でございます。  具体的にお尋ねしますが、防衛庁よりの共同研究の申し入れないしは資料要求等々がございましたか、ございませんか。
【次の発言】 お説のとおり、宇宙開発審議会の会長兼重さんの答申ですね、それによれば、大原則が平和利用で……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、ただいま上程されておりまする繊維関係法案につきまして質問を試みたいと存じます。時間がもうすでに五時でございます。ですから、私も質問の要点をかいつまんで、いわゆる時間的協力をしたいと思います。したがって、御答弁なさるほうもそのおつもりで、簡潔に要点をぴしゃりぴしゃりとお答えいただきますように。先ほど来の御答弁を聞いておって、乙竹さんがたいへんよく勉強なさって、よく知っていらっしゃるということはよくよくわかりましたから、簡潔にひとつお願いをいたします。  最初に大臣にお尋ねいたします。大臣はこの法案を法律としたいと考えていらっしゃるのかいらっしゃらないのか、いずれでございま……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいまの大蔵大臣の答弁では承服できません。なぜかならば、すでに予算の明細並びに公債におけるところの償還計画、減債基金なるものは、法律によって提出をせんければならぬということが明らかになっているはずでございます。この点について、大蔵大臣は一体どうお考えでございますか。
【次の発言】 承服できない。あなた、財政法の第四条を読んでみてください。読み上げてみましょうか。第四条に「前項但書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、その償還の計画を国会に提出しなければならない。」と明記されている。ところで、去年、戦後初めて公債が発行されまする場合に、この問題について私が福……

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連。いまアメリカ軍のチャーター機が羽田に飛来する。その数が非常に多い。特に月に二百機以上も来る。これは羽田の航空関係者はもちろんでございまするが、国民の中にも不安感を抱かせている。これが現状なんですね。しかも、国民はベトナムの戦争、交通戦争、交通地獄、これに対して非常に不安を抱いている。こういうやさきに、羽田に軍関係の、戦争関係の飛行機が飛来して、世界じゅうの民間機に不安を与える。これは容易ならざる状態でございます。したがって、これが秘密であるかと尋ねたら秘密ではないとおっしゃる、運輸大臣は。したがって、こうなれば、安全の機数、安全の時期等々についてここで論議するよりは、現……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、委員長のお許しを得まして、特に野党の皆さんの御協力を得まして、格別、与党の皆さんの御協力を得まして、質問を試みたいと存じます。  ところで、すでにもう予算も審議は最後になりました。もう秒読みに近いときでございます。したがって、理事諸公が急げ急げと矢の催促でございまするので、きわめて簡潔に質問をしたいと存じます。したがって、御答弁なさる閣僚諸公におかせられましては、ぜひひとつ簡潔にずばりずばりとお答えのほどを最初にお願い申し上げるわけでございます。  本論に先立ちまして、私は、二、三点だけ時の問題をお尋ねしたいと存じます。  第一番は、兵器の売りの問題が出ましたので、買い……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、私は、昨日質問はいたしましたけれども、答弁漏れになっておるところに集約をいたしまして、質問を続けたいと存じます。  第一は、きのうは閣議決定が行なわれていなかったがゆえに、答弁ができなかった問題がございます。第一、それは環境法の所管でございます。これは総理の裁決でいかが相なったでございましょうか。
【次の発言】 それでは私は、きのう総理のお答えで、一致しておるではないか、加藤の質問は違うておるではないか、こう言われたのですが、私が言うておりましたのは、通産大臣が分科会において、三省所管を主張しておられたのでございます。したがいまして、通産大臣はこの席……

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/11、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 関連。これは重大な案件に到達しておりながら、質問者の質問に総理は十分に答えていない。これはやがてその総理の要求すること、これを国民が受け取った場合に、あいまいもことしてニュアンスがわからない。これでは立ち上がれと言われても、どうにも立ち上がりようがないわけなんです。そこでお尋ねします。はっきりお尋ねしますから、はっきりお答え願いたい。  第一番。沖縄は返してもらいたい、国民の念願である、それをあなたは交渉し、共同声明を発した、そこまではいい。そこで問題は、両三年のうちにそのめどがつく、ついては条件があるとおっしゃっていらっしゃる。すなわち、いまその条件は何かといえば、安全確保……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私どもがこの問題を取り上げて再質問に立っておりまするのは、決して総理のあげ足をとろうとか、ことばじりをひねろうという、そんなよこしまな考えからではございません。すなわち、あくまで本委員会の権威を高めるためでございます。権威を保持するためでございます。なぜかならば、総理がここで前書記長の質問に対して答えられましたことが、数時間後において官房長官の手によって修正されるとかひっくり返させられるとかというようなことは、これは本委員会の権威にかかわると同時に、総理の発言の今後の信頼性を失うからでございます。すなわち、本委員会の権威を高めると同時に、一国の総理の答弁に権威を持たせるためで……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長、一問だけ……。
【次の発言】 一間だけ。山中君の持ち時間でございます。したがって、それも制限されておりまするので、簡潔にお尋ねしますから、総理も簡潔にお願いしたい。  いままでの話し合いでわかったことは、米審は小さな委員会ではない。予てこから議員を除外はしない。次、公共料金は国会できめるという方針かいなか、これだけをお聞きしたいのです。総理の発言の中に、公共料金は、これは行政であるからと、こういうおことばがありましたが、公共料金は国会できめるのが正しいか、そうでないか、これだけ。

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま上程されて審議されております物品税並びに租税特別措置法の二点についてお尋ねしたいと存じます。  私が承りたいことの第一は、租税特別措置法は目的があって行なわれているはずでございます。その目的がはたしてりっぱに完遂されているかいないかという点でございます。まずそこからお尋ねします。
【次の発言】 目的は達成されておりますか。
【次の発言】 租税特別措置法と申しますると、名前はりっぱに聞こえますけれども、内容は特殊な部門に特別な減税の恩典を与える、こういうことでございますですね。
【次の発言】 その恩典に浴したものを金額にしてみると、昭和四十三年度では一体全体でどれだけあ……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私がお願いいたしました答弁者がまだおそろいになっていないようでございまするけれども、委員の皆さんに御迷惑をかけてはいけませんので、委員長に協力する意味におきまして質問をさせていただきたいと思います。そのかわり、その答弁者の質問になったときにいらっしゃらぬ場合はこの限りでございませんから……。  それでは高見の見物ではございませんが、熱心に御審議をしていただいております委員長にお尋ねいたします。  私は委員長を非常に尊敬しております。それは決してうそではございません。なぜかならば、第一番に、ただいま問題に相なっておりまする学校の教員、これには委員長は最も深い関係にあらせられる。……

第58回国会 予算委員会 第2号(1968/02/06、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、議事進行について一言だけ提案したいと存じます。  第一番、政府側の答弁は質問者の要求するものに限ってお願いしたい。質問者の希望または指名しない者は答弁に立たないよう、特に委員長において御留意願いたいのでございます。  二番目、特に総理の答弁は国民注視の的でございます。その総理の高姿勢は自由でございまするけれども、国会の質疑に見まする総理の姿勢は、物価とともにとみに上昇の一途をたどっているのでございます。さきの補正予算における春日君に対する答弁、先日の本会議における川上君に対する答弁、ともに国民の心配しているところでございます。問答無用方式ではなくて、国民によ……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、委員長のお許しを得、委員の皆さんの御協力を得まして、質問をしたいと存じます。  何ものにもかえがたい平和憲法でございます。とは言いながら、予算審議の最中に国会史上空前の空白をつくりましたことにつきまして、国民の皆さまにまことに申しわけございません。ここに深くおわびを申し上げたいと存じます。  この間、十七日間、電話、電報、手紙、その激励は自己の犠牲を乗り越えて平和への願望、愛国の至情、仏教、キリスト教への信仰のまことに満ちあふれたものでございました。まさにこれこそがキリストの愛、仏の慈悲、カントの純粋理性に通ずるものでございます。この国民の激励こそが空前の空白をささえて……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 同僚中村委員の質問の内容は、事きわめて日本経済並びに世界経済に重大な影響を持つ問題でございます。したがって、国会はこの際党利党略を超越して、米国の輸入課徴金制度を良識をもってやめていただくべく国会においてこれを議決する、国会代表団をかの地に送る、こういうことが予算理事会並びに商工委員会で寄り寄り下準備が行なわれております。また政府は、総理大臣は、大統領に親書を送って、ケネディラウンドに反するような行為はやめていただく、そのために親書を送る、こういうことについて、きのう通産大臣は参議院においてある程度前進したお答えを近藤信一君の質問についてなさっていらっしゃいます。ある程度前進……

第59回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/09/06、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、飛騨川のバス転落事故の一点にしぼって政府の見解をただしたいと思います。  いま、こうやって審議をしております最中にも、事故のありました場所におきましては、地元の消防団をはじめ、自衛隊あるいは関係地方の諸団体が遺体の捜索に当たっておられます。また、バスが転落いたしましたその場所には、あれ以来お線香と花が絶えたことがございません。過去の歴史上にもあるいは世界にも類例のないような大事故、いまだに十有余名の遺体はあがっていない。そこで残された遺族その他では、とほうにくれるどころか、精神錯乱状態にまできている家庭もあるという状況でございます。  私はこの際、最初に申し上げて……

第59回国会 災害対策特別委員会 第5号(1968/10/09、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、お許しを得まして、飛騨川のバス転落事故の事後処理につきまして御質問申し上げたいと存じますが、もう時間も時間でございますので、きわめて簡潔に要領よく質問しますから、お答えのほうも簡潔に要を得てお答えのほどをお願いいたします。  すでに運輸省側から御説明がありまして、要点は理解はいたしておりますけれども、いま一度、政府はこの際の死傷者の救済保護、これをするのかしないのか、その態度はどう決定しているか、この点についてお尋ねします。
【次の発言】 事故発生以来、警察庁並びに運輸省、建設省等々が、本件に関してたいへんな御努力をしていらっしゃる向きは私も漏れ承りまして、この点……

第61回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 先ほど来、島上委員、堀委員の質問に対する大臣の御答弁を承っておりますと、重大な発言がございます。ところが、それは事重大でございますけれども、どうも矛盾撞着、結果はこの場だけの発言に終わるのではないかと想定できる件がございます。したがって、その点だけを簡潔に御質問して次の質問者に譲りたいと思いますので、要を得た簡潔な御答弁をお願いいたします。その解明のためにお尋ねします。念を押します。  第一は、委員の任命は、三月末までこれを行なう、間違いございませんですね。しかもその委員が任命された結果、法案の提出は今国会にする予定である、熱意をもってこれを行なう、こうおっしゃられましたが、……

第61回国会 商工委員会 第5号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、何年かぶりでこの委員会へ帰参がかなってまいりました帰り新参であります。まことに勝手元不如意でございまして、与党の委員長はじめ委員の皆さまや、あるいは野党の皆さまの御協力がないとどうもうまくいかないようでございます。したがいまして、どうぞひとつ皆さんの御協力を切にお願いいたしまして、質問に移らさしていただきたいと存じます。  まず第一番に承りたいことは、ただいま議題と相なっておりまする法案は、承るところによりますと、これはすでに継続案件のようであります。したがって、諸案件の筆頭にこれを審議するということのようでございます。わが党におきましても、この件につきましては、すでに……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のせっかくの御指名でございますけれども、本件は理事会にお預けになったことなんです。私はその理事会の処置を聞かぬことには次に移るわけにはまいりません。いま大蔵省の説明を聞いただけです。それから政府当局の説明を聞いただけです。本件は理事会にお預けになった問題です。したがって、私の質問は中断したわけなんです。もはや私の関するところではなくて、理事会の責任においてこの始末をなさったはずでありますから、理事会の報告を承らぬことには次に進むわけにいかぬ。
【次の発言】 わかりました。  私の質問から、理事諸公の皆さん並びに委員の大ぜいの皆さんに、委員会中断ということでたいへん御迷惑……

第61回国会 商工委員会 第14号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、ただいま上程されておりまする特定繊維の改正案について、二、三質問をいたしたいと存じます。  その前に大臣にお尋ねいたします。解散はいつですか。
【次の発言】 では、大臣個人として、それはいつごろと推定されておりますか。
【次の発言】 神さまだけしか御存じないにしても、それを委員の皆さんは推定して行動をしていらっしゃる。その結果、本委員会の推進についていろいろ支障を来たしていることがある。そのゆえに私は承っておるわけでございます。本日は、幸い大ぜいさん来ていらっしゃいます。ところが、審議をしている最中に、質問者と委員長と、はたにいる人が一人か二人というのがほとんどなんです……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/04/04、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はお許しを得まして、参考人の方々に簡潔に御質問を申し上げたいと存じます。  私どもは平和をこよなく愛するものでございます。貿易は平和の基であり、貿易の破壊は平和の破壊に通ずるとの固い信念を持っております。アメリカもまた自由平等を尊重いたしまして、特にケネディラウンドに見るごとく、貿易の自由、その振興に努力していらっしゃるはずでございます。日本に対しても自由化を強く要求しておられます。にもかかわりませず、いまお話を承りますると、アメリカは自国に対する輸入に対してはきわめて強い制限を行なっているようでございます。日本品に対しましても、すでに過去において五十六品目になんなんとする……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、先般本委員会を通過いたしました繊維構造改善、これについての質問の残りと申しましょうか、画竜点睛と申しましょうか、それを、与えられた短かい時間にきょうは仕上げの仕事をしてみたい、こう思うわけでございます。  本委員会は、ここしばらくの間に、事日本の繊維業界に対しては、あるいは繊維の歴史に対しては一ページを飾る仕事、言いかえればエポックメーキングをしたではないかと思われるわけでございます。ところが、まだその画竜点睛が行なわれておらないように思います。したがって、大臣ひとつそのおつもりでお答えを願いたいと思います。幸い春はひねもすのたりのたりでございまして、いびきも伴奏に聞こ……

第61回国会 商工委員会 第21号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、委員長のお許しを得まして、ただいま議題に相なっております中小企業近代化促進法に関しまして二、三の質問を試みてみたいと思います。  実は、きょうは幸い参考人の全銀協の会長の横田さん、全相銀の会長の加藤さん、ともに新しく御就任になりまして、抱負、理想を抱いていらっしゃる最中だと思います。したがいまして、その抱負経綸を承ることによりまして、私ども立法府も日本の金融界に何らかの御援助ができたならばと、御両所の今年度の業績に対して期待を抱いておる次第でございます。  ところで、銀行の皆さん一番よく御案内だと思いまするが、中小企業という業態はどういうものでございましょうか。日本の生……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をいたします。  日本一の東京都です。日本一のガス会社です。日本一の建設会社です。大山鳴動してネズミ一匹も出てこない。しかし原因は確かにあるはずでございます。私は非常にふかしぎに思います。先般の会合、本日の会合、共通して言えることは、三者がともに丁重ではありまする、共通しております。もう一つ共通していることは、原因は私ではありませんということなんです。これもふかしぎなことなんです。どこかに真実は一つあるはずなんです。  そこで承る。東京都に、あなたのところに私は工事日報を要求いたしました。示方書も要求いたしました。いまだに十分なものが出ておらない。これはど……

第61回国会 商工委員会 第37号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 本日はもうすでに四時でございます。しかも本委員会に提案されておりまする法案はまだあまた重要案件が山積しておるようでございます。しかるに、ただいま私が質問をしようといたしておりまするこの特許法に関する限り、すでに相当長い時間論議が戦わされておるようでございまするが、一向に解決のめどがつかないようでございます。さて、そうなりまするというと、本委員会にかかっておりまするあとの法案がどういうことになるやらと思って心配しながらいるのは野党の私だけではないと思います。大臣は一そう御心配だと存じます。そこで、私は、きょうは理論や理屈を抜きにいたしまして、簡単に要点をかいつまんでぽんぽんと、……

第61回国会 商工委員会 第41号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私に午前中与えられた時間がもう七分しかないのです。一時四十分から次のあれが始まります。したがって、七分の間にどういう質問をするといいか教えてもらいたい。
【次の発言】 延長することはいいけれども、次のがきまっているのだ。次をまた延ばすわけにいかぬでしょう。  それでは質問しましょう。  第一番、ガス法に関連して、板橋の事件の結末いかん。私の質問時間は非常に短い。答弁するほうが長くかかる。
【次の発言】 不満である。あれから何カ月たったのです。いまだに原因がわからぬですか。三億円事件でもあるまいし、犯人は三人にきまっているじゃありませんか。三人のうちのだれかくらいは赤子でも知っ……

第61回国会 商工委員会 第43号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま十二時四分前でございますが、午前中おやりになりますか、それとも午後に回されますか。
【次の発言】 それでは、もう午前中は三分半しかございませんので、私は午後にわたることをお許し願いたいと存じます。  ただいま税の公平に反する課税が行なわれているというお話がございました。私もごもっともだと存じます。某地域、というよりは私の郷里におきましては、同じ市内においてLPGの導管が行なわれている、その近くに都市ガスが行なわれている。同じ市内でガスを使えば税金がかかる。LPGを使えば税金がかからない。きわめて不公平である。しかも大都市周辺のドーナツ型現象に発展する状況下におきまして……

第61回国会 商工委員会 第47号(1969/09/08、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、時間を拝借しまして、日米間の繊維問題について二、三の質問をいたしたいと存じまするが、私の要望いたしました答弁者はおそろいですか。
【次の発言】 繊維問題はニクソン政権の通商政策の方向をきめるかぎを握っている重要な問題なんです。しかもアメリカ側は、業界、政界、官界が三位一体となって、何とか日本の繊維を制限しようと、それこそ猛烈な勢いで襲いかかってきている。かかる重要な問題であればこそ、私は、通産大臣だけではなくて、当面の責任者であるところの外務大臣を要求した。しかし、外務大臣はおりあしく外遊中であるという。それならば、留守番の外務大臣、すなわち、佐藤総理が兼任と聞いておる……

第61回国会 商工委員会 第48号(1969/09/09、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、ただいまの同僚議員の質問並びにきのう行ないました私の質問の結末をつけたいと思います。本日的結末です。したがって、本日は通産大臣、商工委員長両氏に御提案を申し上げます。  内容は、白米友好通商、特に繊維、自動車問題を円満に解決するために専門家の議員団を派遣されんことを要請いたします。時期は休会中、佐藤総理が訪米をなさる以前がよろしいかと存じますが、ないしは同時並行でもこれはかまわないと存じます。したがって、本件をぜひひとつ通産省におかれましても、当商工委員会におかれましても、とくと御検討を願って、でき得るならば早期実現方に御努力を願いたいと存じます。  理由を簡単に申し上……

第61回国会 商工委員会 第49号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私の答弁者、おそろいですか。外務大臣、アメリカ局長、条約局長、経済局長。そっちが問題ですよ。腹くくって来てくださいよ。  本日は繊維デーともいうべき日のようでございます。朝から晩まで繊維、繊維で日が暮れるようでございます。それほど重大な問題だからでございます。  御案内のとおり、ここ十日前後というものは、山にカラスのかあと鳴かない日はあっても、新聞に繊維問題の出ない日はございません。論説も出ております。記事も出ております。それほど重大だからでございます。特に業界には激しい怒りがわき起こっております。たいへんな騒動が持ち上がろうとしております。外務省ははたしてそれを御認識でござ……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 外務委員会 第17号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、ただいま日米間に問題となり、懸案となっておりまする日本繊維製品のアメリカ側の一方的な制限措置について承りたいと存じます。  きのう、きょうの新聞によりますと、各紙が一斉に風雲急を告げております。関係閣僚の動きがあわただしい、あすにも、あさってにも結論が出そうな様子でございます。  そこでお尋ねいたしますが、外務大臣、この懸案を解決するのか、悪いほうへ追い込むのかは、結果を見ないとわかりませんけれども、まず政府が予定していらっしゃるところのスケジュールを承りたい。
【次の発言】 それでは朝日、毎日、読売、中日をはじめとして、全国各紙が一斉に筆をそろえて書いております……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1970/01/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 この際、委員長として一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が委員長の重責をになうことに相なりました。  近年、わが国産業経済の急速な発展と都市化の進展に伴って発生する公害が、生活環境を著しく侵害し、社会問題となっております。  このときにあたり、人間性の尊重を強く貫くために、公害の防止と、かつ予防等の対策を積極的に推進し、住みよい環境と国民福祉の海上こそわれわれに与えられた使命と痛感いたすわけでございます。  委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして万全を期したいと存じます。どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手) ……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1970/02/18、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  これより理事の互選を行ないます。  理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの山本幸雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  委員長は、理事に       小山 省二君    始関 伊平君       古川 丈吉君    山本 幸雄君       渡辺 栄一君    島本 虎三君       岡本 富夫君    寒川 喜一君 を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時九分散会

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/02/25、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として、公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関し、関係各大臣からそれぞれ所信を伺うことといたします。  では最初に、佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、山中総理府総務長官。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1970/03/18、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  本案についての質疑は、後日に譲ることといたします。  次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午前十時十二分散会

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/03/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。角屋堅次郎君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 内閣提出の公害紛争処理法案、及び角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1970/04/01、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  この際、おはかりいたします。  最高裁判所長官の指定した代理者矢口洪一君から、各案について本日の出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、承認するに決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
【次の発言】 古川君。
【次の発言】 久保田円次君。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1970/04/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 五分前までおまけをいただきました。
【次の発言】 次に、多田時子君。
【次の発言】 それは通産省ですが……。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時四十五分散会

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1970/04/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  この際、おはかりいたします。  ただいま議題となっております各案審査のため、本日参考人として公害防止事業団理事古澤貴君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたしました。  次に、最高裁判所長官の指定した代理者矢口洪一君から、各案について本日出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ございませんか。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1970/04/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  この際、おはかりいたします。  ただいま議題となっております各案審査のため、本日、参考人として公害防止事業団理事古澤賢君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。
【次の発言】 三案について質疑を行ないます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本富夫君。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1970/04/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  さきに、東京において開かれました国際シンポジウムは、世界の社会科学者が共通の悩みを持つ公害問題にその立場から取り組まれ、多大の成果をあげられましたことは多くの注目を集めているところでございます。  この際、シンポジウムを主宰されました立場から、会議の模様、議論等を中心に、公害問題に対する忌憚のない御意見をお述べいただき、参考にいたしたいと存じます。  それでは……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1970/04/15、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは岡本富夫君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 これにて内閣提出の公害紛争処理法案、及び公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑は終局いたしました。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第12号(1970/04/17、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について、調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 堺水政課長、岡崎治水課長、久保下水道課長、この三名が来ております。
【次の発言】 川上国道第二課長だけが追って参ります。
【次の発言】 この際、質問者の赤松勇君に委員長として御答弁申し上げます。  ただいま質問者赤松勇君から申し出のございました意見の条々、一々ごもっともでございます。特に公害対策行政の一元化、これに伴う予算化等々につきましては、当委員会でも再三にわたって論議をしているところでございます。いずれ委員諸公、理事諸君にもは……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1970/05/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、経済企画庁西川参事官から、水質汚濁にかかわる環境基準について発言を求められておりますので、これを許します。西川参事官。
【次の発言】 この際、公害対策に関する件について、先ほどの理事会において協議いただきましたとおり、委員長の手元において委員会の決議の案文を起草いたしました。  まず、その案文を朗読いたします。     公害対策に関する件(案)   公害対策については、公害対策基本法の定める方向に沿って諸措置が講じられつつあるが、最近における公害対策の重要性にかんがみ、政府は、次に掲げる事項等に……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1970/06/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 土井たか子君。   〔「大臣はどうしたんだ、これでは話にならな   い」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 島本理事の御発言、議事進行ごもっともだと存じます。この際申し上げておきますが、土井たか子君の要求されておりまする政府の当該関係答弁者は総理、官房長官、通産大臣、厚生大臣、運輸大臣、経企庁長官、法務大臣ということに相なっておりまするが、一人も出席がないようでございます。(「国会軽視だ。」と呼ぶ者あり)これは確かに、国会軽視という声もい……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1970/06/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  ただいま御出席の参考人は、水俣病補償処理委員会会長千種達夫君、東京大学助手宇井純君、日本鉱業株式会社社長河合尭晴君、石油連盟会長出光計助君、社団法人日本自動車工業会会長川又克二君、医師萩野昇君、岡山大学教授小林純君、以上でございます。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本委員会におきましては、産業公害対策樹立のために調査を進めておるわけでありますが、自動車の排気ガスによる鉱害問題、黒部市におけるカ……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1970/06/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。赤松勇君。
【次の発言】 さよう心得ました。
【次の発言】 政務次官が来ております。
【次の発言】 佐藤経済企画庁長官。――だめです。さっきから呼んであるんだから。佐藤経済企画庁長官。――こんな重要な案件は西川君一人にまかせるのは気の毒です七三県にまたがる問題でございまするから長官の出席を求めます。  この際、質問者にお尋ねしますが、これは重要案件でございまするので、担当事務官、参事官では答弁に困ると思います。佐藤経企庁長官の出席を待ちまして、出席されたおりに本……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1970/07/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日、参考人として公害防止事業団理事古澤貴君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。佐藤観樹君。
【次の発言】 いま久良知君を呼んでおります。
【次の発言】 いま呼んでいますから。
【次の発言】 久良知標準部長。――遅刻してはいけませんよ。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1970/08/11、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  産業公害対策に関する件について、本日参考人として公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 この際、内閣に設けられました公害対策本部の副本部長になられました山中貞則君から発言を求められておりますので、これを許します。山中国務大臣。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第19号(1970/09/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  理事会において協議願いましたとおり、産業公害対策に関する件について、明九日、静岡県知事竹山祐太郎君、静岡県富士市長渡辺彦太郎君、大昭和製紙株式会社社長斉藤了英君、静岡県紙業協会副会長佐野富男君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、参考人出頭の手続等については、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1970/09/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  本日御出席の参考人は、静岡県知事竹山祐太郎君、静岡県富士市長渡辺彦太郎君、大昭和製紙株式会社社長斉藤了英君、静岡県紙業協会副会長佐野富男君、以上でございます。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。本委員会におきましては産業公害対策樹立のため調査を進めておりますが、田子の浦ヘドロ問題について、参考人各位にはそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようお願い申し上げます。  なお、参考人の御……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第21号(1970/10/06、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  先般産業公害対策状況の調査のため委員を派遣いたしましたが、その報告を小山理事にお願いいたします。小山君。
【次の発言】 小山省二君の御提案に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  理事会において御協議願いましたとおり、産業公害対策に関する件について、本日参考人として電気事業連合会会長木川田一隆君、日本鉄鋼連盟会長代理藤井丙午君、石油連盟会長出光計助君、ファーイーストオイルトレーディング株式会……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第22号(1970/10/07、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。始関伊平君。
【次の発言】 次は、林義郎君。  林君に最初に申し上げておきます。あなたの持ち時間はお約束は四十分でございまするけれども、大臣各位のここの席が非常に限られております。しかるに、大臣に対する質問者が大ぜいおられます。したがって、あなたの質問、一部残してあとに回す、同時に、その間に多くの質問者の希望を満たすという取りはからいをさせていただきまするから、さようお願いいたします。
【次の発言】 林君に申し上げます。  あなたの持ち時間はまだございまするけ……

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第23号(1970/11/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  去る十月七日の委員会における藤田委員の質疑に関連し、私の行ないました委員派遣の際の調査に関する発言は、私自身の誤解に基づく点があり、事実にそぐわない点がありましたので、これを取り消すとともに、委員長としておわび申し上げます。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますのでこれを許します。丹羽久章君。
【次の発言】 ちょっと丹羽さんに申し上げますが、環境基準の問題は経企庁の答弁は要りませんか。
【次の発言】 それでは、丹羽久章君。
【次の発言】 次は、小山省二君。

第63回国会 商工委員会 第3号(1970/03/06、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は主として繊維関係、特に日米の繊維問題についてお尋ねをしたいと思いますが、いま同僚の横山委員からの御質問、特に三品市場の問題は、日本の繊維業界に及ぼす影響も非常に多うございまするので、その点について一言最初に触れておきたいと存じます。  いま通産大臣は、この三品市場並びに雑穀の市場が大衆を無理に巻き込んでいる、スペキュレーションを起こしている、こういうお話でございますが、私は、スペキュレーションではなくて、ギャンブルだと思っている。完全にギャンブルが行なわれている。それを洗い直して、思い切った検討をするというおことばでございます。農林大臣もそれに賛成の様子……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/19、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 本件は、すでに皆さん御案内のとおり、今国会の最大な重要案件でございます。今度の国会では、言論の自由の問題、貿易の自由の問題、ともにこれ自由を阻害するのは案件があらわれたがゆえに、その自由を阻害することとの戦い、これが今度の国会の焦点だと思います。  ところで、言論の自由の問題は内輪同士の妨害であり、ところがこの繊維の問題は、アメリカのゴリ押しによるところのいろいろな問題が発生してきているわけでございます。そこで、国と国との関係のことでございまするから、すでに私どもはさきの国会においても、これは本委員会並びに本会議で議決をしているところでございます。にもかかわりませず、きのう、……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、要点をかいつまんで四点ばかりお尋ねしたいと存じます。まだ中村委員はじめ同志の皆さんからたくさん質問があるようでございますので、簡潔に質問いたします。  第一番、大統領が選挙に公約をした、それをアメリカ国内で実行に移したいという話ならばよくわかりますが、外国にこれをやらせるということはいかがなものでございましょうか。私どもの感覚からいきますと、明らかにこれは内政干渉である。もしそれが許されるならば、私どもがつい最近において行ないました総選挙に公約したことを、アメリカに向けて実行を迫るということができるはずでございます。一歩を譲りまして、ほんとうにアメリカの大統……

第63回国会 商工委員会 第26号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をいたします。  御答弁なさるお方も朝からずいぶんお疲れのことでございましょうから、私、簡潔に質問をしたいと存じます。したがって、御答弁のほうも要点を簡潔にお答えいただければけっこうでございます。  本件につきましては、本会議、参議院その他で長時間にわたって論議が行なわれ、きょうもまた朝から熱心に行なわれておりますが、それで集約してわかりましたことは、質問する側が軌を一にして、二度と再びなからしめたい、こういう意思でいらっしゃるということでございます。しかし答弁なさる側は、逃げて逃げて逃げまくって、自分の責任をくらましていらっしゃる、そういう気がしてなりま……

第63回国会 商工委員会 第31号(1970/06/11、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際委員長のお許しを得まして、ただいま世間を騒がしておりまする日米繊維問題の件についてお尋ねしたいと存じます。  すでにけさほど来、同僚委員の皆さんがるる御質問になっていらっしゃるようでございます。それを集約してみますると、この二国間の協定を結ぶか結ばぬかという問題ではなくて、質問者の意見は一致しておる。結ぶべきではない、なぜ無理して結ばなければならないのであろうか、こういう疑問が残っておるのですけれども、意見は一致しておる。結ぶべきではない、このような状況でございます。一歩進みまして、もし結んだとしてもそれは効果がない。効果がないのみならず、これはたいへんな悪影響を……

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は、今日問題となっておりまする日米貿易、特に繊維規制の問題を中心に、第二ラウンドに入りましたその当初の問題、すなわち、いま行なわれようとしております先進国会議、これ等についてお尋ねしたいと存じます。  第一番にお尋ねしたいことでございまするが、外務省というところは、審議をなさいまする場合に全部英語でおやりになりましょうか。なぜそんなことをお聞きしなければならないかと申しますと、私、ミルズ法案の原文並びに和文をあなたのほうへ要求いたしました。ところが、参りましたのがこれだけなんです。これを私ども残念ながらブロークンイングリッシュでよう読まない。読めないのです……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま三時十三分ですね。与えられた時間が二十分しかございません。しかるに、質問の内容は非常にたくさんございます。簡潔に質問しますから、簡にして要を得た御答弁をお願いしたい。  第一番、私はきのう起こりましたハイジャックの問題についてお尋ねすると言うておきました。答弁者来ておりますか。――この時間は質問者のなせるわざではございません。理事とよくはかってこの時間は除外してもらいたい。来るまで待ちます。
【次の発言】 見えておりますか。お答え願いたい。  第一点は、この前よど号事件が起きたのは三月である。そのおりに、二度と再びこのようなことは起こさせませんと当該大臣は答えている。……

第63回国会 商工委員会 第36号(1970/10/13、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 けさの新聞によりますと、総理が外国へ行かれる、アメリカへ行かれるにあたって繊維問題について決着をつけたいという意向のようでございます。総理と通産大臣がきょうはそのために会見なさるようでございます。そこでお尋ねいたしますが、決着をつけることの内容は何でございましょうか。
【次の発言】 どうも理解ができませんが、決着をつけるということは、総理のアメリカへ訪問されるにあたって繊維をみやげに持っていきたいということのようでございます。したがってその内容でございますが、まさか本委員会並びに本会議等で議決いたしましたあの議決の内容に反するようなことはないでしょうね。いかがでございますか。

第63回国会 商工委員会 第39号(1970/11/20、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は立法府の端くれでございます。立法府の端くれであるがゆえに、私は行政府に陳情はするかもしれませんけれども、立法の段階においてお願いをするなどとは申しませんから、さよう心得て御答弁を願いたい。  第一番、今度の国会では、臨時国会といわれておりまするけれども、主体は公害であり、繊維であるといわれております。公害も繊維も目下の急務だからでございます。ともに国家の存立をかけての問題でございます。そこで本日は、与えられた時間のうちに繊維のほんの一部についてお尋ねいたしまするが、いま日本政府がアメリカ政府と交渉しておりまするこの繊維交渉、これがもし佐藤・宮澤のラインによっていま計画して……

第63回国会 予算委員会 第8号(1970/02/28、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際、委員長のお許しを得まして、委員諸公の御協力を仰ぎまして、質問を試みたいと存じます。  ところが、本日は予算委員会でございます。その予算委員会に肝心かなめの大蔵大臣がいらっしゃらないということは、まことに遺憾、画竜点睛を欠くでございます。ところがです。承れば代理大臣が指名されたとか、選ばれたとかいうことでございまするが、そのほどの状況はいかがでございますか。まず総理大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 それは決定でございますか。
【次の発言】 それならば何をか言わんやでございます。話によれば、そのさきの大蔵大臣、インフレ政策のおかげでインフルエンザになったのでは……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1970/11/24、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。  申し上げるまでもなく、今国会には、公害対策基本法の全面的な改正案、及び公害防止事業に係る事業者の費用負担法案の提出をはじめとする公害関係十五法案の提出が予定されております。今国会は、公害国会と呼ばれております。  公害対策の樹立、関係法規の整備等は、今日、わが国政治の最大の急務であり、全国民のあげての願いでもあります。本特別委員会の任務は、まことに重要であります。  このような時期に委員長に選任されましたことにつきましては、私として心から光栄に存ずるととも……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1970/12/03、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括議題として、順次提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 山中総理府総務長官。
【次の発言】 次は、内田厚生大臣。
【次の発言】 次は、細谷治嘉君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  各案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 おはかりいたします。  ただいま本委員会で審査中の内閣提出の公害対策基本法の一部を改……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1970/12/07、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本十郎君。
【次の発言】 次は、細谷治嘉君。
【次の発言】 これは通産省関係だ。荘君のところでわかってないか。――こういう時間は考慮しますからどうぞ。
【次の発言】 ちょっと待った。指名しておりません。――答弁できなければあとに延ばしますか。じゃあとに延ばして。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1970/12/08、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  理事会で御協議いただきましたとおり、内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案について、明九日午前十時より参考人の出頭を求め、その意見を聴取したいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、参考人の人選及び出頭の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1970/12/09、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。  なお、本日は、内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案について、参考人として中央公害対策審議会会長和達清夫君、早稲田大学教授野村平爾君、大阪学院大学教授板橋郁夫君、横浜国立大学助教授宮脇昭君が御出席になっております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1970/12/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。  各案に対する質疑を続行いたします。浜田幸一君。
【次の発言】 次は、島本虎三君。
【次の発言】 島本君、時間ですから結論を急いでください。
【次の発言】 次は、古寺宏君。
【次の発言】 次は、田畑金光君。
【次の発言】 この際、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案にかかわる環境保全宣言に関する件について、本委員……

第64回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  本日の請願日程の請願全部を議題とし、審査に入ります。  本日の請願日程に掲載されております請願は、光化学スモッグ等大気汚染追放に関する請願外二十六件であります。  各請願の内容につきましては、請願文書表によりましてすでに御承知のことと存じますが、さらに先刻の理事会におきまして慎重に御検討をいただきましたので、各請願についての紹介議員よりの説明は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、直ちに採決いたします。  日程第一九及び第二〇の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ござ……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 貴重な時間でございますので、ほんのわずかな時間をいただきまして二、三質問したいと思います。  職業病と対策について質疑応答を承っておりますると、やはりまだまだ人間優先ではなくして産業優先である、それから対策がたいへんにおくれているという感を深くするわけでございますが、この問題は、いまはこの国会の中だけだからよろしゅうございますが、いまや日本の公害の出しっぱなし、たれっぱなしという問題は、世界がながめているのです。公害の世界会議が来月ですか、ワシントンでございますね。世界がながめている。この世界は、世界の地球環境を守るために、それを侵すものに対してはペナルティーをつけよう、特に……

第65回国会 商工委員会 第6号(1971/03/03、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、二、三ただいま審議されております特定電子工業及び特定機械工業振興臨時措置法案について、お尋ねをしたいと存じます。  この目的と申しましょうか、目標と申しましょうか、この法案で危害の防止、生活環境の保全ということがうたわれておりますね。この意味において、私はこの法案に賛成なんです。  ところで、法律はできたけれども、一向に中小企業の倒産が防げない、法律はできたけれども、公害は減らずに、逆にふえる一方である、こういうことが、過去ずっと続いてきたわけなんです。あの水質二法、これは漁民と工場との間に大乱闘があったので、そのおかげで御案内の昭和三十三年、いわゆる排水規……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/05、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私の要求しました答弁者はおそろいですか。通産省、厚生省、公害本部、おそろいですね。  ただいま中村委員から石油の値段のことについてお尋ねがございました。目下、石油が新聞で毎日のようにうたわれておりますが、二つの問題点があるようでございます。一つはいま言う値段の問題、一つは質の問題。言いかえれば、これは物価の問題であり、公害の問題でございます。ともに本年度日本経済をゆるがすような大きな問題ばかりでございます。そこで私は、石油から発生する公害についてこの際しぼってお尋ねをしたいと存じます。  第一番、大気汚染の最たるものはSO2である。そのSO2団の一番たくさんに発生する発生源が……

第65回国会 商工委員会 第15号(1971/03/24、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、たいへん苦況に悩んでおります日本の繊維業界、わけても中小企業の問題について二、三お尋ねしたいと存じます。  佐藤さんがニクソンさんと妙な約束をしていらっしゃったおかげで、ついに日本は自主規制に追いやられました。片やGNPが伸びたというわけで、発展途上の国に対しては特恵を与えなければならぬということになったわけです。この両方のはさみ打ちを受けまして、日本の繊維産業はいまや倒産が続出でございます。その結果は機械産業、紡機、織機、これにまで影響を及ぼしまして、救いがたい状況に追い込まれつつあるわけなんです。きのうも聞いておりますと、総理は、この被害の救済については過去も……

第65回国会 商工委員会 第20号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 もうすでに十二時二十分でございますので、いまの西田委員の質問に関連しまして、簡単に二、三点だけお尋ねしたいと存じます。  いまこう静かに聞いておりますと、この期に及んで、余剰織機の買い上げ、融資の問題、それから労働者の対策、こういうことが大臣からも繊維局長からも答えられているのですが、これは過ぐる日に三工連が全国大会をやりましたね。そのおりに、政府側も繊維局長はじめ大ぜいさん御出席でございましたので、業界の希望が那辺にあるかは、よく御承知のことだと思います。ただ、いまのお答えの中にわからぬ点がありますので、わからぬ点だけをお尋ねいたします。  対策をする、すると言ってみえます……

第66回国会 公害対策特別委員会 第2号(1971/07/20、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は、新しく長官になられました大石さんに二、三質問をしたいと思います。  最初に、いまのイタイイタイ病の問題でありますが、裁判係争中なるがゆえにその裁判に影響を与えるような発言は行政の長官としてはいたしたくない、そこまではよくわかります。しからば、公害の問題にしろ交通の問題にしろ、事裁判が行なわれていた場合に、これに対して関与とか影響を与えることはできないにしても、ここでその真偽をただす、論議をするということについては、あなたはどうお考えです。
【次の発言】 順番に言います。この裁判、提起されてから三年と百十日もかかって審決がおり、ております。これから高裁、……

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、委員長のお許しを得まして、この際両大臣に対しまして、日米の経済問題、公害問題、中国との国交回復並びに経済交流の問題等について二、三お尋ねしたいと存じます。   田中新大臣は、先ほどのごあいさつにもありましたように、かつての本委員会における名委員長、歴代中その前例を見ないほど功績をあげられた方でございます。今度は、新名委員長鴨田委員長のもと田中新大臣がりっぱな功績をあげられますることを国民ひとしく望んでいるところでございます。私もまたその一人でございます。由来、通産大臣をうまく切り抜けたという実績が次の総理へのコースに相なるやに聞いております。それがジンクスのようでござい……

第66回国会 商工委員会 第4号(1971/10/09、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をしたいと思いますが、与えられた時間が非常に短うございます。したがって系統的に質問することができません。飛び飛びにいきますので、賢明な大臣は、ひとつうろこ一枚を見たら魚の大きさを知っていただいての答弁をお願いしたい。  ところで、いままで聞いておりますると、私は、田中大臣を長年のおつき合いでございまするから信頼をしておる。頭のいい、腹のすわった非常に敏感な人だとこう思っていた。人評して、コンピューターつきのブルドーザーとかどうとかいう人があるそうだが、名前は何でもいいです。私は信頼しておった。しかし、事この問題に関する限りはどうもわからない。いま武藤委員の……

第67回国会 公害対策特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 末期的症状とでも申しましょうか、佐藤内閣はちかごろあまり評判がよろしいようではございません。しかし、その中にありまして、わが大石環境庁長官だけは一人気を吐いていらっしゃいまして、国民の期待するところがきわめて大でございます。ひとつ大にその威力を発揮していただきたいということを期待して質問をしたいと存じます。  第一番にお尋ねしたいことは、まくらでございますけれども、事公害に関して、このまま放置しておけば、国家が責任を持ってなさなければならないことを地方自治体が肩がわりをせんければならぬ、こういうことになっている案件がございます。御案内のとおり、航空基地の周辺の防音装置でござい……

第67回国会 商工委員会 第3号(1971/11/10、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されておりまする二法案に関連し、特に二法案が指摘しておりまする中小企業対策、その対策も繊維にしぼって御質問をしてみたいと存じます。  外務省は来られましたか、吉野さんは。
【次の発言】 待つこと久しです。あなたにここへ来ていただきたいために委員長にお願いして、これで五回目でございます。すでにあなたがアメリカの大使館にいらっしゃるころ、内地へお帰りになって繊維協定の問題をあれこれ下田君の身がわりとして詰めなさったそのころから、何度も要求しているのでございます。きょうもきょうとて、いますでに四時十八分で、二時から待つこと久しです。しかし、官房長官御多……

第67回国会 商工委員会 第4号(1971/11/12、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されておりまする二法案について若干の質問をしたいと存じます。  およそ政府がなす事柄につきましては、きわめて慎重に深謀遠慮の計画を立てておやりになりまするけれども、それでも事故があとを断たない。いま政務次官が二度と再びかようなことのないようにとおっしゃられましたが、ああいうことばをぼくは何度聞いたか、わけがわからないというほどたくさん事故が起きている。その事故は、人が計算すればたいてい思考し得る範囲内の問題であるにもかかわりませずそれが行なわれずに、結果、危害を招いている。川崎の事故がそうだと新聞は論じているのですね。  そこで、今度のあの事故は……

第67回国会 商工委員会 第6号(1971/11/17、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、先回行ないました質問、それに対する答弁をまだしていただいていない点に限ってお尋ねしたいのでありますが、通産大臣はいらっしゃいますか。――通産大臣はどうなさいましたかと聞いておる。  委員長、私の質問、発言することばはたいへん短いのです。たいへん短いですけれども、答弁のいかんによっては長くなりますよということを理事会にも申し上げておきました。私は、名委員長のもとですから、名委員長や名理事の皆さんの申し合わせやおきめになったことには忠実に従いたいと思っております。どうなさったかを承っております。
【次の発言】 沖繩の委員会も大切でございましょうけれども、きょうはもう締……

第67回国会 商工委員会 第15号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私が本件について質問しようと用意したのは、今月の初めでございます。最初は八日という話でした。次が十日になりました。次が十五、六、七日となりました。また延び延びになりまして本日になりました。にもかかわらず、いざ質問というおりになったら、田中大臣はどこかへ逃げました。それほど本件に対する質問を逃げなければならぬほど怪しげなところがあるのでしょう。いかに参議院の法律云々といったって、きょうはまだ時間があるはずです。なめるのもほどほどにしておくがいい。一体どれだけ待たせるつもりなんです。  田中君は私に向かって、本件が始まるときに、国会において十分審議をしていただきますからよろしくお……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は委員長のお許しを得まして、ただいま上程されております公害等調整委員会設置法案について質問をしたいと存じます。  この法案は、すでに過ぐる何回かの公害委員会におきまして、わが党が再三にわたって請求をした法案でございます。三条に基づくところの確固たる組織をつくり、あまた山積しているところの公害紛争を早期にしかも妥当に解決する組織をつくるべきである。特にさきの公害紛争処理法案の上程されましたおりに、いまおりませんが、島本虎三君が執拗にこのことを政府に迫った問題でございます。そのおりに山中長官は、ごもっともでございまするから早期にこれをつくりますという確答を得ている問題でございま……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されております大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部改正、いわゆる無過失責任法について御質問を申し上げたいと存じます。  大石長官にお尋ねしますが、この国会が終わりますと世界公害会議が行なわれることになっていますね。あれにはどなたがどのような組織で日本は参加される予定でございますか。
【次の発言】 普通考えられますことでございますと、まず政府側、それから民間の公害を発生する側、それから被害者側、この三者が選ばれてしかるべきだと思います。過去の世界会議にも大体そういうメンバーが選ばれ、プラス立法府側、国会議員という編成のようでございますが、それじゃ……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号(1972/06/16、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 労働省の婦人少年局長さんに、せっかくの御来臨でございますからお尋ねいたしますが、先日ストックホルムで世界の公害会議が行なわれましたですね。そこへ日本のPCBにおかされたカネミ患者をはじめイタイイタイ病の患者さんなどが行かれましたですね。これは自分の病気をなおしに行かれたのじゃないのですね。あの会議に出たからといったって病気がなおるわけじゃないのですから。つまり、このようなことが二度と再び世界の人々に及ぼされないようにということで、病の悪くなるのを押してまでも、世界に警告のために行かれたと思うのです。そこためにノーモア広島ではなくてノーモアPCB、ノーモア・カネミ、ノーモア・イ……

第68回国会 商工委員会 第12号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は石油開発公団法の一部改正について質問をしてみたいと思います。  いまも雑談で話がございましたが、もとより本委員会は事石油に関してはきわめて熱心でございまして、四十年以降だけですでに三回の決議をいたしているところでございます。同時にまた、かつて高碕先生が経企庁長官、通産大臣をおやりになっておりましたころに、山下太郎さんが国会へ陳情これあり、あのときに初めて石油の問題について論議が戦わされ、そこでも同じように、将来のエネルギー源は原油である、したがって日本の経済の発展の基礎となるところの原油については慎重に配慮し、長期の安定策、総合策を講じなければならぬとい……

第68回国会 商工委員会 第20号(1972/05/12、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 繊維構造改善の二年延長の件につきましては、すでに私予算委員会においても要望したことでございます。したがって、基本的には賛成でございます。ところがただ賛成するだけでは真の目的は達成されません。二重苦ということばがありますが、繊維業界はいま三重苦、四重苦でたいへんな苦労をいたしております。それを永遠なるものに定着させぬための努力はわれわれの任務だと思っております。その任務を十分に遂行し、本法案の目的とするところの業界の再編成、これが完全に遂行されるために、私は以下要点をかいつまんで御質問申し上げたいと存じます。  第一番。通産大臣、田中ざん、お暑いでしょうね。あなたはいまに総理コ……

第68回国会 商工委員会 第21号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 与えられた時間に制限がございまするので、一切の敬語を抜きにしまして、ずばりずばりとお尋ねしたいと存じます。  私、いつも思うことでございますが、日本の物価高ということが政治不信につながって、国民からたいへん非難を受けておりますけれども、その物価高の中にあって、世界じゅうで一番安いものが日本にあるのですね。それは繊維なんです。デパートあたりがメーカーコストの三倍、五倍に売っていてもなお世界一安いということは、いかに日本の繊維メーカーが努力していらっしゃるかという何よりもの証左でございまして、私はその点をいつも感謝しているところでございます。しかし、その繊維が永遠でなければならぬ……

第68回国会 商工委員会 第29号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 先進諸国に参りますと、舗装のしていない道路は道路でないと、こういうのですね。それからお勝手から湯の出ない家は人の住まいでないと、こういうのですね。ところが日本はどうかと申しますると、ほとんど舗装されない道路のほうが多い。じゃ口をひねっても湯の出ない家庭のほうが多い。まさに後進国並みといわなければなりません。しかし、今度のこの熱供給事業法案、これによって各家庭に暖房、冷房、あったかいお湯が希望に応じて随時供給されるということはまことにけっこうなことで、歓迎すべきことだと存じます。したがいまして、私はこの熱供給事業の趣旨には賛同するものでございます。しかし、きのうのストックホルム……

第68回国会 商工委員会 第30号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をしたいと思いますが、与えられた時間が非常に短うございます。それは私のせいではございません。あなたのせいです。私は理事さんや委員長の命令どおり動きます。したがって、質問の順序をすっかり変えまして、前置きを抜いてずばりずばりとお尋ねいたします。勘のいいあなたですから、そのおつもりで簡潔にお答え願いたい。  第一番にお尋ねしたいことは、ストックホルムで公害会議が行なわれている。その際に、日本のPCBのカネミ患者やイタイイタイ病の患者が最も貴重なお客さんとして歓迎を受けた。まあ大石さんの演説は非常に正直でよろしいという評価がなされているようでございます。そういう……

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は委員長のお許しを得、委員諸公の御協力を得まして質問をさせていただきます。  環境庁の長官来ていらっしゃいますか。前々からのお約束でございますが、今国会に公害の無過失賠償責任の関係法は御提案になりますか。
【次の発言】 それはいつごろでございますか。
【次の発言】 来週中でございますか。必ず来週中でございますね。
【次の発言】 確かに来週中と受け取ります。なぜそんなに念を押さなければならぬかと申しますと、とかく佐藤内閣さんは忘れじょうがおよろしいようでございまして、大事な法案をお約束しておきながらすぐお忘れになるようでございます。たとえば政治資金規正法、大骨も小骨も絶対に抜……

第69回国会 商工委員会 第3号(1972/09/13、32期、日本社会党)

○加藤(清)委員 与えられました時間が非常に短うございますので、簡潔に要点をしぼって質問いたしますから、答弁なさる方も簡にして要を得た答弁をお願いしたいと存じます。  まず中曽根通産大臣に申し上げたいのですが、歴代の総理はたいてい通産大臣の経験者です。通産大臣という職は総理への登龍門になっているようです。私は、中曽根さんはその資格と実力を持った方だと期待いたしております。ぜひひとつ、この通産大臣の任務を全うされまして、やがて最高の総理にまでのぼられまするよう通産大臣の職を全うしていただきたい、こう思うわけであります。  そこで、あなたにお尋ねしたいのですが、景気調整のための調整インフレとは一体……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 商工委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 この際、最初に経企庁長官にお尋ねをいたします。  さきに円の切り上げが行なわれて以後、特にアメリカ貿易に限ってお尋ねをしますが、日本のアメリカへの輸出の量はどの程度伸びたか、それから伸び率は円切り前と比較して減ったかふえたか、円建てで計算をしたならば、その伸びは何%程度であるか、それを長官にお尋ねいたします。  なぜかなれば、私がお尋ねしなければならぬのは、私ども国民が知らされる数字は、新聞を見ても雑誌を見ても政府統計を見ましても、ほとんどドル建てでございます。ドルでございます。ドルで計算すれば、物量の輸出は減っても数字だけは上がるのでございます。アメリカへの輸出が伸びた伸……

第71回国会 商工委員会 第15号(1973/04/06、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 私がこれから質問しようとしていること、さきの質問者が質問しましたこと、これは事重大でございます。ですから、大臣よく聞いていただきたい。これは業者の命にかかわる問題でございます。同時に、政治家の命に影響する問題でございます。  このことをあえて国内にとりますと差しさわりがありますのでアメリカにとってみますと、アメリカが日本に向かって繊維協定を結べと強要してきました。長年断わったけれども、ついに前の佐藤内閣はこれに屈しました。なぜそうなったかというと、調べるまでもなく、これはアメリカの最大の業者であるバーリントン社のキャラウエーがニクソンの選挙のときに約束を取りかわしているので……

第71回国会 商工委員会 第27号(1973/06/05、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 大臣を要求しておきましたが、どういう御都合か知りませんけれども、いらっしゃらないようですが、私がこれから質問いたそうとしていることは事務レベルで可能な点もございまするが、政治的に高度の判断と対策を要することが多うございます。したがって、御答弁のできない向きは、おそれいりますけれども、大臣とよく相談していただくか、ないしは大臣が御出席のおりにもう一度質問をお許し願いたいと存じます。委員長よろしゅうございますか。
【次の発言】 わかりました。  それから企業局来ておられますか。――呼んであるのに来てない。最初が企業局への質問ですから、来るまで待とう。大臣も来ていなければ局長も来……

第71回国会 商工委員会 第30号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 実は事重大でございまするので、私の質問に対する答弁、特に通産大臣や経企庁長官の答弁いかんということでたいへん心配して、けさほどは大ぜいさん、ここにぎっしり一ぱい来ておられましたけれども、私の質問が行なわれないということでお帰りになりました。帰っていただきました。それほど関心を集めている問題でございます。ところが、あいにく大臣が他の委員会に御出席のようで、こちらには来られません。法案が上がるということなら、これはやむを得ざる仕儀だと存じます。しかし、大臣にかわって御出席の答弁の方は、そのおつもりでよく御答弁いただくと同時に、もし政治的答弁ができない案件につきましては、お帰りに……

第71回国会 商工委員会 第32号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 関連して。本法案の審議にあたりまして、先日来ずっと企業機密と公害の問題について質疑を静かに聞いておりましたのですが、それに関連して一言だけ質問をお許し願いたい。  通産大臣は、企業機密と公害とが並立した場合、同時発生した場合、いずれを優先しようとしていらっしゃるのか、その点からまず……。もっと具体的に言いましょうか。工場が公害を出しっぱなしている、たれっぱなしているということはわからなくても、どうもあの工場が公害の原因らしいという場合に、その当該発生企業とみなされる、目される会社と協定を結んでいる地方自治体などが、そこで使っている材料、つくっている製品、出している排水あるい……

第71回国会 商工委員会 第37号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、ただいま審議されております法案について、若干の質問をいたしたいと存じます。  きょうはまことに珍しいことに、委員さんの数よりお客さんの数のほうが多いようですね。欠席の多いのは何党でございましょうか。これほどお客さんが多い、一言もしゃべらずにもう一時間の余もじっと聞いてみえるということは、この法案に対する国民の熱意がいかに大きいかという何よりもの証左だと私は思います。  それほど国民が注目をしている法案でございますので、まず大臣にお尋ねしますが、昭和三十一年五月二十三日、忘れもいたしません、この法案を審議いたしました。そうして、この法案が通過いたしました。そ……

第71回国会 商工委員会 第38号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 皆さん、どうも御苦労さまでございます。時間がございませんので、敬語や修飾語は一切抜きにして、簡潔にお尋ねいたしますから、皆さんも、おそれ入りますが、要点だけお答えいただきたいと存じます。  最初に私は、消費者の立場に立ってものを申しますから、そのおつもりでお答え願いたいと存じます。  きょうはお休みでございますが、デパートのほうの会長さんの古屋さんからたいへんいいことを私教えていただきました。正しい商法により、よい品を適正な価格で販売する、もう一つは、消費者のために快適な雰囲気の中で楽しい買いものが安心してできるような体制をつくるということで、これは大賛成でございます。この……

第71回国会 商工委員会 第40号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○加藤(清二)議員 野間委員の御質問にお答えいたします。  第二条の「この法律において「特定織機」とは、次の各号に掲げる規定による届出をした織機をいう。」こういうことでございますが、これは野間委員御案内のとおり、いままで通産省には、有籍とはいうものの籍がなかったのですね。記録がなかった。ただ工連にこれがございました。工連にありまする籍というのは、これはもうそのつど登録されておりました。そこで、去年の国会で特定繊維法案が改定されたみぎりに附帯決議がつきまして、その附帯決議から登録、無籍を明らかにするようにということになり、その時点において通産省のほうにも台帳を整えるということがきめられたわけでご……

第71回国会 商工委員会 第56号(1973/10/23、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、私は主として通産大臣に質問をしたいと存じます。  すでに同僚の委員が質問をされましたので、私はもはや質問をする必要がないと思っておりましたところ、質問漏れがございます。ですから、その埋め草と申しましょうか、補足質問をいたしますので、簡潔にお願いしたい。  幸い、もう新聞記者は全部引き揚げてくれました。ほんとうのところを言っていただきたい。もう新聞に出ません。テレビにも出ません。もう帰られたのですからだいじょうぶ。ほんとのことを言うていただきたい。  私が聞きたいのは、油の問題で三つの爆発が起きておる。中東戦争がその一つである。国内においては工場の爆発である……

第72回国会 商工委員会 第3号(1973/12/10、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして参考人に御質問申し上げたいと存じます。  貴重な御意見を承りまして、ほんとうにありがとうございました。しかし、石油のパニック前夜です。まだまだすっきりいたしません。参考人のお方、一度よく新聞記者席を見ていただけませんか。ちょっとあっちを見てくださらぬか、すみませんけれども。商工委員を私は二十何年やっておりますが、こんなにたくさん勢ぞろいなさってカメラを当ててみえるというのは初めてです。ということは、報道関係も、このことについてたいへんな協力を願っているということなんです。かく申し上げる私はどうしたか。おかげで秘書を一人、きょうから余分に雇いました。なぜ雇わな……

第72回国会 商工委員会 第4号(1973/12/11、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 それぞれ専門の立場にいらっしゃいます参考人の皆さまから、貴重な御意見を承りまして、たいへんどうもありがとうございました。二法を審議して、民生の安定と日本経済の発展をはかろうとしております私どもにとりましては、ほんとうにいい勉強になりました。ありがとうございました。  しかし、ただいまも身につまされるお話がございました。すでに首つりが行なわれているということなんです。きのうもここで私は業界の皆さんに訴えました。私の知人の中にも、やみで買いだめしている連中のところへは、自分一人でもいいから突っ込んでいって爆発をさせてやる、それでもいいですか、こういう訴えが個人タクシーからござい……

第72回国会 商工委員会 第8号(1973/12/17、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、私は、ただいま上程をされております石油需給適正化法案についてお尋ねをしてみたいと存じます。  総理は、予算委員会におきまして、この法律がかりに通る前といえども、便乗値上げはさせない、便乗公害はともにやらせないと明言をしておられます。しかし、その明言を国会でしていらっしゃる最中に、便乗値上げや便乗公害が次々と発生をいたしております。これは一体どうしたことでございましょうか。総理はおりあしく入院中でございますので、それにかわるべきお方にお答え願いたいと存じます。
【次の発言】 これは通産大臣に聞いているのじゃございませんですから、総理の代理として答弁のできる人……

第72回国会 商工委員会 第10号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、私は主として物価値上げのおりから、その真犯人は一体だれであるかということを突きとめて、これに対する対策を政府がどのようにとられるかということを承りたい。これが本日の質問の趣旨でございます。  ところで、それに先立ちましてお尋ねしたいことは、さきに通産省に向かって私は警告を発しておきました。すなわち、このような状態でいくと、このままの状態が推移すれば福井人絹はつぶれる。案の定開店休業でございます。それゆえに福井人絹の商品市場関係の方々はたいへんな困りようでございます。これがやがて消費者物価、特にワイシャツとか、ハンカチとか、あるいははだ着とか、そういうことに……

第72回国会 商工委員会 第14号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、ただいま保岡さんの質問に関連して、二、三点だけ御質問を申し上げたいと存じます。  保岡さんの伝統工芸を守りたい、郷土の産業を守りたいという切々たる訴え、私、感激して聞いておりましたのですが、実はこのことは、かく申し上げておりまする私が、本委員会で何度申し上げたかわからないことなんです。同時に予算委員会でも、韓国に対して、有償無償八億ドル、プラス四億ドルの補償が行なわれるときに、あの時点において何度もこのことは警告を発しておいたことなんです。同時に、その当時の大臣は、すべて口をそろえて、ごもっともでございまするから、これに対して適当な処置をいたしますとお答え……

第72回国会 商工委員会 第24号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、ただいま審議に入っております繊維関係法案についてお尋ねしたいと存じますが、与えられた時間が一時間でございます。もし答弁できないことがございましたならば、ひとつ後日質問の機会をぜひ与えていただきたいと存じます。なぜかならば、納得できない法律には賛成できないからでございます。委員長にまずお願いを申し上げておきます。お許しを得ておきながらこんな注文をつけましてまことにすみませんが、そういう予測が立つからでございます。  次に、大臣にお尋ねしますが、政府官僚はここの委員会を何と心得ていらっしゃるか、第一にそれを承りたいのです。委員会に対する考え方を承りたいのです。……

第72回国会 商工委員会 第30号(1974/04/26、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 委員長のお許しを得まして、私は昼食後だと思っておりましたところ、大臣の都合これありということで、それじゃ大臣が御列席の間だけ午前中いたしまして、残余の分につきましては、これは昼食後に回したいと存じます。  繊維が非常な不況でございます。したがって、当該委員会の各委員が、与野党を通じて政府に対して、その緊急なカンフル注射的な措置を要求していらっしゃいます。私も先回それを要求いたしました。しかし、いまだ具体的な答えがございません。この答えをぜひひとつ、今度の繊維構造改善の法案が本委員会を通過するまでに、ぜひ具体策を実行に移していただきたいと思います。  私は、実は本日、二十六日……

第72回国会 商工委員会 第31号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 物みなすべてが値上がりというときに、事繊維の加工段階だけは工賃が半分に減ったり三分の一になったり、ひどいところは四分の一に削られている。まことにふかしぎきわまる状況でございます。そのしわ寄せをもろにかぶって、何とか緊急カンフル注射をしていただかないと立ち行かないという業界の代表の皆さん方ばかりでございます。ほんとうに御苦労を感謝いたしておると同時に、われわれ政治家の力の弱さをしみじみ感じているきのうきょうでございます。わけても寺田さんは、自分の仕事を放棄して織布業界のために六十有余年の御努力をいただきました。国士的風格でもって業界を指導していただきました。感謝にたえないとこ……

第72回国会 商工委員会 第32号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 きょうは法案を通してくれという切なる要望でございます。その要望にこたえて私も短い時間に簡潔に質問をいたしますから、答弁なさる側も簡潔に要点をびしびしと答えていただきたいと思います。与えられた時間は四十分だそうでございます。  きょう法案を通すというのに何でこう自民党の人はいらっしゃらないのでしょうね。どういうことでしょうね。  過剰在庫の問題、輸入制限の問題、輸出振興の問題、こういうふうに要点をかいつまんでお尋ねいたします。  第一番、繊維業界の不況を示す一つのデータに倒産がございます。きょう私がこうやって質問している間にも倒産が続いております。そこで、政府のほうでも御調査……

第72回国会 商工委員会 第38号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 関連して。質疑を承っておりますとどうも答弁があやふやではっきりしませんから関連させていただきます。  あなた、いま湿式は二十二万までスケールアップができたとおっしゃいましたが、それはどこの工場についておりますか。うそを言わないで、ほんとうのことを言わなければだめだよ。
【次の発言】 動いておりますか。
【次の発言】 昨年の何月ですか。
【次の発言】 調べてあとで提出してください。ここであなたをやっつけようと思っていない。  次、鹿島十五万キロ乾式、これはいつから動き出したか。
【次の発言】 これもよく調べて提出し直してください。私は現地調査をしているのですから。その一部は動……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第19号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして質問をしたいと思いますが、実は私のほかに共産党のお方、公明党のお方、民社党のお方と、質問者がまだあとずっと続いております。答弁なさる参考人の方も相当お疲れのようにも見えまするので、簡潔にしぼって御質問したいと思いまするので、御答弁なさるほうもよろしく簡潔に、はいと言ったらおいと答えるような調子にひとつお願いをしたいと思います。  第一番、去年のいまごろの予算委員会におきまして、田中総理は、卸売り物価は二%に押える、小売りは五%にするとおっしゃられた。しかし一年たった今日、振り返ってみますと、何と卸売り物価は三二%の余上がっている、小売りは二五・六%の余上がっ……

第73回国会 商工委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 ただいま零時二十八分でございます。私に与えられた時間は正味一時間でございます。一時間でございまするが、事重大なる案件を質問いたしまするので、腹を据えて答えていただきたいと存じます。なぜかならば、それは日本の貿易、特に繊維産業に及ぼす影響が非常に大きいからでございます。  そこで、申し上げまするまでもなく、今日の日本の経済はどれをとってみてもみんな値上がり値上がりでございまするが、たった一つ異例がございます。それは繊維であり、繊維の工賃であり、繊維の工場に働く労働者の賃金でございます。これは下がっております。ひどいのは三分の一以下になっております。したがって、十先から年内には……

第75回国会 商工委員会 第19号(1975/05/30、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして質問をいたしたいと存じます。  河本大臣は、三木内閣でも大黒柱といわれる大幹部であると承っておりまするし、また委員長はやがて予算委員長にも、あるいは大臣にもなっていただける前途有望の親友でございます。こういう両者おそろいのところで、ことしになって初めて私は質問をさせていただきます。感謝感激でございます。たまにしか質問をいたしませんから大臣もよくそれをわきまえた上、明確に答えていただきたい。しかも、質問の材料はたくさんございまして与えられた時間が短うございまするので、簡潔に質問をいたしますから、大臣もそれに相呼応して簡潔に答えていただきたいとお願いいたします。……

第75回国会 商工委員会 第23号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして質問をしたいと存じます。  最初に承ります。先ほど横山議員が新聞記事に触れられましたが、私は一体どの範疇に属するのでございましょうか。三つの区分けをなさったようでございます。しからば、私はどの範疇に所属するでございましょうか。
【次の発言】 私も横山委員もなぜこんなことを言わなければならぬかと申しますと、社会党議員ではありますけれども、資本主義の今日のこの時点においては取引所というものは必要であるという認識に立っているからでございます。不必要論者ではございません。お互いにその必要性をよりよくアウフヘーベンするために協力を申し上げている。にもかかわりませず、そ……

第75回国会 商工委員会 第24号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 委員長のお許しを得まして、積み残しになっております私の質問、これだけに集中して終わりたいと存じます。  自民党の皆さんも大分顔触れがおそろいのようでございます。物理的に大詰めに来た感がございます。しかし、答弁の内容になりますと、遺憾ながらすれ違いが多いようでございます。要求をいたしました資料を見ますと、履き違いが多いようでございます。このままで仮に衆議院を通過したとしましても、これですと、参議院の見通しは立たないようでございます。そこで、もう与えられた時間がほんの少々しかございませんから、答弁なさる方々もそのつもりになって簡潔に要領よくお願いしたいと存じます。  第一番、質……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、お預けになっておりましたあまたの案件について質問をさせていただきます。与えられた時間が非常に短うございますので、答弁される方々に最初にお願いをいたします。質問に対してお答え願いたい。イエスかノーか、やるかやらないか、予算をつけるかつけないか、冗長な御答弁で時間をとられますと、その分だけは延長させていただきます。  第一番。漏れ承るところによりますと、公害小業でありますチッソ、これに通産省の事務次官が融資の推薦状を出されるやに承っております。それは事実であるかないか。もし、事実であるとするならば、その融資の目的、用途、金額、担保物件等々はいかに相なっているか……

第75回国会 商工委員会 第30号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 私の与えられた時間も二十五分だそうでございます。時間が限られておりまするので、恐れ入りますけれども端的に承りますから御答弁の方もひとつ簡潔にお願いいたします。  最初に向坂先生にお尋ねいたしますが、私どもは社会党でございます。社会党は何でも反対と、こういうふうに言われておりますけれども、この備蓄に関する限りは別に反対ではございません。戦前では海軍燃料廠、陸軍燃料廠等々が、それに必要な二年間分の備蓄をしておった前例もこれあり、三カ月をいま政府が規定したからと言ったって別に私は長いとは思っておりません。ただ、一体備蓄はだれのためにこれが行われるかということを考えてみました場合に……

第75回国会 商工委員会 第31号(1975/07/02、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 委員長のお許しを得まして、ただいま上程されております石油備蓄の法案について二、三御質問をしたいと存じます。  石油を備蓄することの必要は、私どもも十二分に心得ております。本委員会におきましても、長年にわたってその備蓄の必要を、来る年も来る年も論議してきたところであります。したがって、基本的には私どもはこれは賛成でございます。戦前では二カ月、三カ月はおろか、海軍燃料廠、陸軍燃料廠あたりは、当該関係者の使用量の二年間分ぐらい、それ以上備蓄しておったものでございます。したがって、六十日では世界レベルよりも低うございまするし、仮にそれが九十日になったとしても、決して備蓄が多過ぎると……

第76回国会 商工委員会 第9号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、通産行政について二、三の質問を試みたいと思います。  私はそう再々やりませんから、今国会も今回限り、一回だけですから、大臣、そのつもりで実のある答弁をしてくださいよ。逃げ口上で終わろうなんて言っていると、三木内閣の人気はますます落ちるばかりですからね。花はあっても実がない、太田道灌のヤマブキじゃないけれども、近ごろ盛んにそういうことが言われておる。  そこで、三木派の一番の実力大臣、通産大臣、あなたはもう少し三木さんを男にするという立場、応援をするという立場でしっかり行政をやっていただくと同時に、やっていらっしゃること、今後やろうとなさることもあわせて、堂……

第77回国会 商工委員会 第10号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、二、三質問したいと存じます。ところが、質問はたくさんございますけれども、与えられた時間がきわめて少のうございます。したがいまして、まことに恐れ入りますが、参考人のお方は簡潔に、要点だけ御答弁願えれば結構でございます。  最初に、電力とガスの両会長にお答え願いたい。  資金がたくさん要る、よくわかりました。ところが、春闘をしますと、これが値上げの原因になる、インフレの原因になるというばかの一つ覚えみたいな声が、財界の中には流行語のようにあることを知っております。そこで、お尋ねいたします。一体経費のうちに占める労務費、労賃、これは何%ぐらいでございましょうか。

第77回国会 商工委員会 第11号(1976/05/14、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 委員長にお尋ねいたします。  いままで私、慎重に皆さんの質問並びにそれに対する政府側の答弁を聞いておりまして、まだ審議は十分尽くされたとはどう考えても言えない。しかるところ、理事会の方では、あと一時間でこれを上げたい、しかもなお本会議に緊急上程をしたい、こういう御意見のようでございます。いま私の前には共産党の方、その前には公明党の代表の方が質問なさいましたけれども、これで審議が十分だとはだれも考えられない。なぜ緊急上程をしなければならないのか。それほど緊迫したものであるのか。もしそうだとすれば、自民党の方がそういうことをおっしゃるならば、なぜ委員の方がもっとたくさん出てこら……

第77回国会 商工委員会 第17号(1976/07/26、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして質問を続けたいと存じますが、経企庁長官福田副総理は、要求しておきましたが、まだ来られないのですか。
【次の発言】 最初に福田副総理にお尋ねしたかったのでございますけれども、それじゃそれを後回しにいたします。  このごろ、休会なものですから、地元をそれとなく回って見るのですよ。新聞、雑誌はロッキードで、朝から晩までロッキード、ロッキードということになっていますが、農山漁村へ参りまして国民のじかの声に接してみますと、必ずしもそれが今日の国民の目標ではないようですね。第一番に出てくる問題は、物価値上げ反対です。第二番に出てくる問題は、仕事がないから何とか仕事をつく……

第77回国会 商工委員会 第18号(1976/08/24、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、電気料金の問題についてお尋ねしたいと存じます。  今度電気料金の値上げの認可が行われたと聞いております。それから、これの実施が今月の終わりか来月の早々から行われると聞いております。その問の実態を正確に御報告願いたい。
【次の発言】 今度の値上げで日本の電気料は世界の電気料金と比べて高い方ですか、安い方ですか。素朴なことを聞きます。国民大衆が聞きたいと願っているところを聞きますから。ドイツと比べてどうか、アメリカと比べてどうか、イギリスと比べてどうかということをまず伺います。
【次の発言】 諸外国の先進国と比較して、日本の電気料金はその平均よりもはるかに上回……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、ただいま審議されております揮発油販売業法案について二、三質問をしたいと存じます。  すべての法律は国民の利益を守るためにあらねばならねと存じます。この法案が通過いたしますと一体だれが得するのでございましょうか、それをまず大臣に承りたい。
【次の発言】 私が要求しました大蔵省は来ていらっしゃいますか。それから、自治省はよう来ないのですね。すでにいま一時を越えています。お互いに生理的現象があるけれども、それを無視して、お昼抜きで一生懸命に審議しようというわけなんです。呼んでおいた人に早く来ておいてもらわぬと議事進行に支障を来すわけですので、呼び寄せておいてくだ……

第78回国会 商工委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 委員長のお許しを得まして、私は、今国会の最後の質問にふさわしい応答をしてみたいと存じます。すなわち、不況のしわによって大変苦しんでいる中小零細企業がございます。倒産は次々と過去のレコードを破っている、こういう状況下にあって、特に繊維、次には工作機、繊維機械、この三つにしぼって私は政府の対策を承ると同時に、要望を申し上げ、勧告を申し上げたい、こう思っております。  そこで、まず通産大臣にお尋ねいたしますが、過ぐる夏前、業界もさることながら、全国の工作機の労働組合、これは総評もあり、新産別もあり、同盟系もございますが、それがすべての過去の恩讐をなげうって大同団結をしました。不況……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 商工委員会 第5号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、通産大臣並びに経企庁長官、公取委員長に総括的な二、三の質問をいたしたいと存じます。総括質問は私で終わりのようです。  あっ、委員長見えたの。いいかね、顔色がまだお悪いようですが、御無理をなさらぬように。留守番は武藤委員長代理がしっかりとやっておるようですから、どうぞ御心配なく。あなたの生理的現象を邪魔しちゃいけませんから、どうぞ御安心なすって休養専一にしてくださいね。ただし、大臣はそうはいかぬです。少々病気であろうと何であろうと、この際は……。  田中通産大臣に申し上げますが、大臣、通産大臣という役はいい役ですよ。これは総理の登竜門です。過去の通産大臣で、こ……

第80回国会 商工委員会 第16号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま審議されておりまするいわゆる独禁法について質問をいたしたいと思いますが、遺憾なことに、定足数不足であると同時に、自分の権限を増幅させていただけるところの通産大臣が来ていない。もっていかんとなす。  委員長、この時間は割り当て時間外にしていただきたい。与党の理事さん、時間をはかっておいてください。
【次の発言】 新しく与党自民党から提案されておりますこのいわゆる独禁法、これは問題点は幾つかありまするけれども、要は、通産大臣の権限を増幅させる、非常な権限を通産大臣に与えるというところに問題があり、学者も業界も国民大衆もそこに注目をしておる。そういう審議の……

第80回国会 商工委員会 第17号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 与えられた時間がほんのわずかでございまするので、一点にしぼってお尋ねをいたします。  なすわち、公正取引委員会が独占的な状態に該当する事実があったとした場合に、調査活動前に大臣が意見を述べる、それから審査手続の前にまた協議に加わるという、この案件はさきの全会一致案のときにずいぶん論議した問題です。それで、百害あって一利なしだからというのでこの点は削除されたのですが、性こりもなく、今度はおまけつきで、審判手続の前にも協議ということを繰り入れてきましたが、この点については是か非か、前進か後退かということを特に竹内先生と正田先生に承りたい。お教えを願いたい。  私どもがさきの全会一……

第81回国会 商工委員会 第2号(1977/08/23、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は、目下の日本全体を襲っております不況、この不況対策について二、三の質問を試みたいと存じますが、その不況でも、わけても不況の深刻と申しましょうか、言葉に表現することのできないほどの不況に見舞われている繊維産業を例にとりまして、大臣並びに公取委員長、関係各位の御高説と対策を承りたいと思います。  そこで、恐らくこの次行われます臨時国会、これは不況対策とエネルギー問題が中心課題になるではないかと思われます。その臨時国会において一体どのようなカンフル注射と申しましょうか、緊急対策が行われるか、それから、引き続いて行われます来年度予算審議の本国会におきましての長期……

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、与えられた時間短こうございますけれども、簡単に御質問を申し上げたいと存じます。  大変な不況でございます。言語に絶すると言っても差し支えございません。この休会中に、私は野呂委員長のお供をいたしまして国政調査をいたしました。また、例年の例でございまして、地元愛知県の知多織から一宮毛織、尾西毛織初め、藤原さんの郷里の泉南から、京都の北の丹波、但馬から、福井、石川、泉南だけでも私この休会中に三回行きました。大変な不況です。大企業までが青息吐息です。株価を保つために、流動資産のみならず、不動産まで売って帳簿を合わせてみえる、大きな紡績が。しかし、中小零細企業……

第84回国会 商工委員会 第1号(1978/01/27、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま提案されておりまする円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法案について、通産大臣を中心に、大蔵大臣、経企庁長官に二、三の質問を試みたいと存じます。  最初にお尋ねしたいことは、スミソニアンでいまから七年前に三百八円であった円レート、これがいまや二百四十円前後で横ばいしているようでございますが、特に経企庁の長官にお尋ねする。一体この二百四十円はいつまで続くか、その結果被害産業はどれとどれとを通産省並びに経企庁としては頭の中に入れてこの法案を出されたか。もう一度お尋ねする。二百四十円はいつまで続くか、その先二百四十円が下がるか上がるか、その結果日本のいかなる……

第84回国会 商工委員会 第9号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されておりまする特定不況産業の法案について質問を試みたいと存じます。  きょうは、まことにありがたいことに、この法案は今国会の目玉法案と言われておりまするけれども、内閣の大物大臣、目玉がお二人おそろいいただきまして、こんな光栄なことはありません。いずれ兄たりがたく弟たりがたく、いずれが先に総理大臣におなりあそばすことやら、それを想定しつつ楽しみに御答弁を承りたいと存じます。  最初に質問の趣は、私がつくりました質問ではなくして、この不況につきまして、わが党といたしましてはいかに対処すべきやということで、飛鳥田委員長を先頭に不況地区を回ってみました……

第84回国会 商工委員会 第21号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、若干の質問をいたしたいと存じます。  大臣に最初にお願いしたいところですが、所用があってちょっとお出ましのようでございまするから、最初に、新しく公団の総裁になられました徳永さんにお尋ねをいたします。  徳永さん、下世話に昔スチール今オイルという言葉がはやっているのですが、これはよう御存じでございましょうね。昔スチール今オイル、それは通産の高級官僚の最後の行くべき道を示しているようでございます。徳永さんが十何年かぶりに通産省関係、直接の関係にお帰りいただきましたことは、私は大歓迎です。あなたのような有能なお方は、百歳までも生き延びて、国家のために、特に……

第84回国会 商工委員会 第34号(1978/08/30、34期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、お許しを得まして質問をしたいと存じます。  きのう、きょうにわたりまして同僚社会党議員が質問をいたしましたその質問漏れのところだけ、つまりいままでの質問に出なかった点について二、三お尋ねしたいと思いますが、お約束の時間が二十分しかございません。質問量は何時間分もございます。ですから、ひとつ私も簡潔に質問いたしますので、天谷さん初め答弁者の皆さん、時間を有効に使っていただきたいと存じます。  まず最初にお尋ねいたします。  中国へ河本大臣が使いされるということです。議員のメンバーはよろしいけれども、政府の方方、どんな方が行かれますか。

第87回国会 決算委員会 第1号(1979/02/13、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、はからずも決算委員長の重職を担うことになりました。  申し上げるまでもなく、当決算委員会は、国民のとうとい税金で賄われております国の予算の執行等が効率的かつ適正に行われているかどうかについて調査いたしますとともに、その是非を審査する重要な使命を持つ委員会であります。まことに微力ではございますが、委員会の運営につきましては、練達堪能なる委員各位の御理解、御協力を得まして、円滑な運営を図り、その重責を全ういたしたいと存じます。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第87回国会 決算委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  総理府所管中行政管理庁について審査を行います。  まず、行政管理庁長官から概要の説明を求めます。金井行政管理庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。前田会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。     午後、零時十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いた……

第87回国会 決算委員会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  外務省所管について審査を行います。  まず、外務大臣から概要の説明を求めます。園田外務大臣。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。前田会計検査院第一局長。
【次の発言】 これにて説明の聴取を終わります。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。原茂君。
【次の発言】 北川石松君。
【次の発言】 外務大臣に申し上げます。お約束の時間となりましたので、御退席なされて結構でございます。

第87回国会 決算委員会 第4号(1979/03/20、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は林孝矩君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  本委員会の委員でありました保利茂君が、去る四日、逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  ここに、謹んで委員各位とともに哀悼の意を表し、御冥福を祈るため、黙祷をささげたいと存じます。  御起立願います。――黙祷。

第87回国会 決算委員会 第5号(1979/04/10、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任に関する件についてお諮りいたします。  理事北川石松君が本日委員を辞任されましたのに伴いまして、現在理事が一名欠員になっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、理事に森美秀君を指名いたします。
【次の発言】 昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、建設省所管及び住宅金融公庫について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人と……

第87回国会 決算委員会 第6号(1979/04/11、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、裁判所所管及び法務省所管について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  裁判所所管の審査に関し、国会法第七十二条二項の規定による最高裁判所長官の指定する代理者から出席説明する旨の要求がありました場合は、これを承認することとし、その取り扱いは委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 それでは、順次概要説明を求めます。  まず、裁判所所管について、概要の説明を求めます。牧最高裁判所事務……

第87回国会 決算委員会 第7号(1979/04/18、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団理事藤田雅弘君、日本航空株式会社常務取締役手塚良成君、気象評論家根本順吉君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人からの意見の聴取は、委員の質疑により行いたいと存じますので、さよう御了承願います。

第87回国会 決算委員会 第8号(1979/04/19、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中経済企画庁について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本銀行理事中川幸次君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 まず、経済企画庁長官から概要の説明を求めます。小坂経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。岩井会計検査院第一局長。

第87回国会 決算委員会 第9号(1979/04/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員になっております。これよりその補欠選任を行うのでありますが、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、森美秀君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、労働省所管について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として雇用促進事業団理事渡辺慎吾君の出席を求め 意見を聴取いたした……

第87回国会 決算委員会 第10号(1979/04/27、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中警察庁、北海道開発庁、北海道東北開発公庫、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査を行います。  それでは、順次概要説明を求めます。  まず、澁谷国務大臣から警察庁、北海道開発庁及び自治省所管について概要の説明を求めます。澁谷国務大臣。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。藤井会計検査院第二局長。
【次の発言】 次に、松尾会計検査院第三局長。

第87回国会 決算委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  本日は、総理府所管中国土庁について審査を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として地域振興整備公団副総裁三橋信一君、理事石川邦夫君、理事黒田四郎君、東京工業大学教授力武常次君及び日本地震予知クラブ会長亀井義次君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人からの意見聴取は委員の質疑により行いたいと存じますので、さよう御了承願います。

第87回国会 決算委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十二年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十二年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、以上三件の承諾を求めるの件、及び昭和五十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十三年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十三年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、以上三件の承諾を求めるの件、並……

第87回国会 決算委員会 第13号(1979/06/04、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  昭和五十一年度決算外二件を一括して議題といたします。  御承知のごとく、これら各件は第八十四回国会に提出され、本委員会に付託されました。  自来、第八十七回国会の今日まで、長時間にわたり、予算が効率的に使用されたかどうか等を中心として、各省庁別所管の審査を行ってまいりました。  本日は、今日までの経過に基づき、各件について締めくくり総括質疑を行います。  この際、お諮りいたします。  本件審査のため、本日、参考人として日本道路公団副総裁高橋弘篤君の出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。

第87回国会 決算委員会 第14号(1979/06/14、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  すなわち、決算の適正を期するため  一、歳入歳出の実況に関する件  二、国有財産の増減及び現況に関する件  三、政府関係機関の経理に関する件  四、国が資本金を出資している法人の会計に関する件  五、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する件 以上五件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に、閉会中の……

第88回国会 決算委員会 第1号(1979/09/03、34期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより開議を開きます。  昭和五十二年度一般会計歳入歳出決算、昭和五十二年度特別会計歳入歳出決算、昭和五十二年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和五十二年度政府関係機関決算書並びに昭和五十二年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和五十二年度国有財産無償貸付状況総計算書の各件を一括して議題といたします。  大蔵大臣から各件について概要の説明を求めます。金子大蔵大臣。
【次の発言】 大蔵大臣は参議院本会議に出席のため、残余の概要説明に関しては、今回、特に林大蔵政務次官が説明することを許します。林大蔵政務次官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から各件の検査報告に関する概要説明並び……


各種会議発言一覧

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/02/27、25期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 たいへん皆さん時間をお急ぎのようでございますから、一切の前置きを抜きにいたしまして、私、肥料企業の繁栄とお百姓さんの涙をぬぐうということを念願しつつ、二、三質問をいたしたいと思います。  実は肥料の価格問題がいろいろ論議されておるやさきに、肥料議員連盟に行きましても、業者の方々との懇談会に臨みましても、いつも思うことでございますが、原価計算書というものがない。これは私の不勉強のいたすところであるのか、そういうものをわれわれに見せるとさしつかえがあるのか、もしさしつかえがなければ、はつきりと原価計算書なるものを見せていただきたい。それから出血してもなお輸出生産をしなければならぬ……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 外務委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/29、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私もやはり外務大臣に答弁方を願いたい。委員長はきのうお聞き及びになつたということでございますが、私はもう二十日も前からそれを通産委員会で要望しておつたのでございます。従いましてきよう与えられたせつかくのチャンス一回しかないと思いますので、ぜひ大臣に御出席を願つてお答え願いたいと存じます。
【次の発言】 大臣にお尋ねすることは、さきの中崎委員の質問に関連した点がございますが、まず第一番に、本条約は国会で修正することが可能であるかないかという点。わかりきつたことでございましようが簡單に。
【次の発言】 修正可能な本条約を、不信任を食つた内閣が、その期間においてどうしても早く結ばな……

第16回国会 経済安定委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/09、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 時間がたいへん短かいそうで、すずめの涙くらいの時間を与えて、これで質問終りということで押し通して行かんとするのか、ないしは皆さんが聞きたいたいと言うておられるのだから、今後そういう機会を与えて、みなが満足をした後にこれを通そうとなさるのか、まずその点を聞きたい。
【次の発言】 それではその点について大臣はどう考えておられるかということを聞くのが第一点……。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、大臣すでに御承知の通り、今日は操短はやめたとただいまおつしやつているが、事実上は行われているのです。紡績に限らず、砂糖に限らず鉄、石炭に限らず、肥料に限らず、こういう禁止されている……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1953/07/31、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はきわめてしろうとでございますから、ぽつりぽつりとお尋ねをいたしますので、するする逃げないように、まつ正面から御指導をいただきたいということをまずお願いして、お尋ねをするわけでございます。  だんだんお話を承つておりますと、私ちよつと頭が変になつたのです、暑さのせいかもしれませんが、農林大臣さんのお答えと通産大臣さんのお答えとがよく似ておる。ところか農林大臣さんは、肥料のメーカーの立場に立つていらつしやるのか、それともお百姓の立場に立つてものを考えていらつしやるのか、ちよつとわからなくなりかけて来た、そこでそういう点を中心にして、二、三お尋ねしたいと存じます。  まず第一番……

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1953/08/05、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は、補足の範囲ということになりますと、どうしても農林大臣さんに聞きたいことなんでございますが、いらつしやらないようです。せめて次官さんなりともお尋ねしたいのですが、次官さんの御都合いかがですか。
【次の発言】 この前の続きと仰せられますが、私、灰ざらが降り、ジヨツキが降つて来ても大臣さんか次官さんかにお尋ねしたいところでございますが、いらつしやらないということならばやむを得ませんから、いらつしやるお方でわかることをお尋ねしたいと思います。  そこでまず第一番に、今度こういう法案をつくらなければならぬというゆえんのものは、国際価格と国内価格とに非常に開きが多い。それでもしかし……

第17回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会農林委員会通商産業委員会運輸委員会郵政委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1953/11/06、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 大分時間も過ぎまして、皆さんお疲れのようでございますけれども、きようのこの結果いかんと思つて、手をこまねいて待つていらつしやる幾万の政府関係労働者のことを思い、そのうしろに控える家族のことを考えれば、このくらいの疲れくらいはしんぼう願つて、もうしばらくの間御努力願いたいと思うわけであります。  ただいま参考人から巻添えを食つたというお話があつたのですが、これは賃金が上りますと、他の産業に及ぼすことを懸念されて、経団連あたりから相当のはつぱをかけられておる。こういう点からみますと、巻添えを食つておるのは、ただにアルコールだけではなくて、ほとんどの官業労働者はみんな巻添えを食つて……

第19回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1954/03/02、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 時間も差迫つておるようでございますから、ごく簡単に二問だけお尋ねしたいと思います。  繊維税の問題につきましては、すでに各公述人の方々が専門的知識を持つて委曲を尽しておられますから、あえて私質問をする必要はございませんけれども、ただこの税金がかかつておつた当時に、白ということがはつきりわかつておるにもかかわりませず、税務官吏や、あるいはあのときの経済調査庁のおかげで、四十日間もほうり込まれました経験を持つております私は、このことが再び繰返されることによつて、非常に業界に対する悪影響のみならず、日本経済に及ぼす影響の甚大さを考えまして、まずお尋ねしたいことは、ただいま繊維税が問……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第3号(1954/08/13、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 今の製品輸入の数字、もう一度おつしやつていただけませんか。
【次の発言】 ところがこの間の決議は、原油を入れてそれからできる製品と、日本が使うところの各種別の油とのバランスがとれないから、製品を入れる必要がある、こういうお話でしたね。この前ここでやりましたときは……。
【次の発言】 そこで今は大体製品をガソリンが三十万で、重油が三百万かになつておる。ところでこのバランスは、今おつしやつた理論によつてある程度の増減が考えられるということでございますが、将来政府の考え方としては、日本で原油を入れて加工する方を奨励した方がよろしいとお考えになつていらつしやいますか、それとも製品を輸入し……

第19回国会 通商産業委員会化学工業振興に関する小委員会 第4号(1954/09/08、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 私も簡単に二、三お尋ねしたいと思います。実は塩のこと、それから化学工業のことについてはずぶのしろうとでございますので、教えるというつもりで御丁寧にやつていただきたいと思いますが、まず第一番にただいま御説明の中共塩と日本物資との物交の問題でございます。御承知の通り、中共塩が輸入塩では一番安い、そこでぜひこれを入れたいというのは、日本の業界にかかわらず、またその輸入商社にかかわらず、みな一様に思つていることでございまするが、これがなかなかうまく入らない理由についてるる御説明がございましたけれども、私どうしてもそこで聞いておかなければならぬことは、今まで私が聞いたこと、あるいは体験をい……

第19回国会 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号(1954/03/19、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 いつも私が時間をとるので、おしまいに追いやられて、簡単に簡単にということでありますので、ほんとうに簡単にお尋ねいたしまするから、お答えの方も簡単にお願いしたいと存じます。  まず私の方の社会党といたしましては、この法律がよつて来るところの原因については賛成です。これはもうこういう資源の乏しい折から、国家がひとつ腰を入れてこういうものを開発してやろう、そのために大きな資材を投じてやろうという、これはしごく賛成でございまするが、とかく政府の資金が民間に流れる場合におきましては、いろいろな問題が起りがちでございます。現に起つておる疑獄事件が、それがすでに元になつておる。そこでこれが……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第6号(1954/04/14、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は本日ここに来ていらつしやいまする先輩の早稻田先生や春日一幸さんとともに、この陶器の業界が五十年来の不作で非常に因つていらつしやるという、その事実をまのあたり見ておるものでございまするので、この問題につきましては非常な関心を持つと同時に、何とかこの業界を救うすべはないものかと考え、相談も受けておるものでございます。従いましてこの際私は主としてこれが対策を政府の方にお尋ねしたいのでございます。  まず第一点は、輸出が振興しない原因をただいま永井さん、水野さんがお述べになりましたが、金液のゆえにというお話でございました。そのゆえに輸出が不振である。これは私は具体的事例を知つてお……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第9号(1954/06/28、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 長官の御熱心な発表につきましては全面的に賛意を表するものでありますが、この閉会中に地方へまわつてみますと、親の心子知らずで、せつかくできました中小企業金融公庫でもつてこの倒産続出の中小企業を救うという意図がほとんど行われていないように思うのです。その点は、窓口がせつかく政府から親心をもつて与えられましたのに、その金をまるで自分のところが集めて来た金のようなつもりになつてしまつて、そうしてこれを貸し付けるにあたつて非常な条件をつけて、その条件が、以前は設備資金ならば貸してやるが、運転資金はごめんこうむるとかいうようなことであつたのであります。それよりも、すでにここにいらつしやる……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第10号(1954/10/26、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 まず最初にデパート側にお尋ねをいたしたいのでございますが、百貨店の売上げの問題でございます。先ほど部門別になりますと、必ずしも小売りと比較いたしまして、さほど大したことはないじやないかというお話がございました。そこで私のぜひお尋ねいたしたいことは、この百貨広の売上げの部門別に占めるパーセンテージでございますが、たとえば繊維は何パーセントで、それから陶磁器は何パーセント、貴金属は何パーセント、こういう御調査はすでに当然経営者としてはでき上つていることと存じます。この点もしできましたならば、三越はどのようでございましようか。あるいは東京都のデパートの総計としては、一体どういうパー……

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第12号(1954/10/28、26期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの繊維産業の機場も守り、機械メーカーも守る、こういう立場に立つて以下御質問をさせていただきたいと存じますが、まず第一番に重工業局長さんと労働組合側にお尋ねいたしますが、この織機の生産状況でございますが、内需に一体どの程度売れているか、それから輸出はどの程度であるか、その設備更新の方は一体どの程度であつて、新増設はどの程度の数量であるかをきよう今日の状態でなくして、終戦直後と、それから朝鮮でブームの時代、それ以後不況になりました今日との比較対照の表をひとつ早急に出していただきたい。それでないとこの問題についてポイントに触れた審議ができないのではないか。それから発動をしても……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第3号(1954/09/06、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 他に質問者もたくさんあるようでありますから、私は要点をかいつまんで簡単にお尋ねいたしますから、答弁の方も要領よく簡単に願います。  まず第一に、値上げの原因でございますが、大臣はこの委員会において、値上げをしないという答弁を再三せられた。ところが、今度値上げをされるようでございますが、その理由は一体どこにあるか、簡単でよろしいから答弁願いたい。
【次の発言】 値は絶対上らないとおつしやるのでございますか。
【次の発言】 私は言葉のやりとりを言つておるのでなく、結果として現われて来る結果面で、電気を使用する国民の負担が多くなるか、多くならないかということを開いておるのであつて、言葉……

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、日本社会党(左))

○加藤清二君 時間がないようでございますので、私はお聞きしたいことはたくさんございまするが、要点をかいつまんでお尋ねいたします。  まず第一に委員長にお尋ねいたしまするが、説明したい方のお方は聴聞会を開いてもらいたい、つまり申し上げたいことがたくさんあるということであります。質問する方の側は、皆さんが時間を気にして、遠慮しながらやつている。かゆいところに手が届かないという感がなきにしもあらずでございまするが、私はこの問題につきましては、隣の部屋で行われている決算委員会よりも、国民の注視を集めているという点ではこちらの方が大きいのじやないか。向うの委員会は内閣をゆさぶるという点においては大きいか……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 先ほど来このたびの余剰農産物についていろいろお話がありましたが、それは食糧についてのことが多かったようでございます。私はこの際余剰農産物のうちの綿、特に綿花の輸入状況について二、三お尋ねしてみたいと存じます。まずこれを審議するに当って、私は商工委員会におきまして再三この点を質問したのでございますが、いまだ余剰農産物からくるところの米綿の資料を受け取っておりません。そこで政府の方としては、これを審議するに当ってほんとうにこれを正しく審議して、やがて今日の綿紡、綿機等の不況打開に資するところの気があるかないか。まずその資料を提出される気があるかないか、この点を最初にお尋ねいたしま……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第9号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)小委員 私は自動車産業育成のためにいろいろ質問を持っておりますが、だいぶ午前中の時間が午後に食い込んで午後に回してくれという委員長のお言葉をそのまま額面通り受け取りまして、午後にいらっしゃらない人だけに午後では聞けない質問をちょっとだけしてみたいと思いますす。  まずトヨタさんにですが、私郷里が愛知県なものですから、トヨタさんの車についてはしょっちゅう気をつけているわけなんですが、トヨタさんの車の歴史を終戦後見ておりますと、終戦後車のなかった時代にはあなたのところの車を買ってハイヤー業などやりますと非常にもうかったことがあった。ところがしばらくたつというと、いけないということになっ……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第11号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○加藤清二君 いろいろこまかいこと、多岐にわたることでなく、簡単率直にお答えを願いたいのでありますが、明年度に予算を伴う科学技術庁設置の法案をお出しになるのですか、ならないのですか。行政管理庁で研究した結果、どうもうまくないということのあった場合には出さない、こういう御意思ですか。この小委員会におきましては、通産大臣から、二日間の余裕を置いてくれ、熟考するからということで、それで立法しなかったのでございますが、こっちの立法を延期さした責任との関連において、官房長官の明白な御回答をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 官房長官に重ねてお尋ねしますが、そうしますと提案を約束されたわけでないの……

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第4号(1955/06/13、27期、日本社会党(左))

○加藤清二君 ただいま横田さんから、詳細にわたって企業合同に関する原因、それから今までの経過というものについて承わりましたが、このことが行われましたことから生ずる影響でございます。たとえば生産会社が合同したおかげで大へん生産の能率が上ったとか、あるいはコストが下ったとか、あるいはまた商社が合同したおかげて貿易が伸びたとか、あるいはその会社の成績が非常に向上したとかというような好影響がございましたら承わりたいのでございます。それからまたこれが行われたことによりまして、あるいは国民経済の上に、あるいは同業種の業界に相当悪影響をも及ぼしたではないかと考えられる節がございまするが、そういうことは杞憂に……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))

○加藤清二君 時間が短かいようでございますから、私簡単に要点をかいつまんでお尋ねをしたいと存じます。大体この金融につきましては、御承知の通りデフレの陰で一番犠牲を負っているのが中小企業でございますが、その犠牲を負っている中小企業に対してそれぞれの立場から御熱心に御努力いただいていらっしゃる方々に対しては、まずもってお礼を申し上げなければならぬと思っておるわけなんですけれども、それはそれとして、なお一そう中小企業をよりよく救っていただくためにこうあったらどうかという点をお尋ねしたいと存じます。  大体この金融の状況は、総体をながめてみますと、金のあるところには金が貸されるようでございます。ものを……

第22回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第3号(1955/06/14、27期、日本社会党(左))

○加藤清二君 私もこの際二、三御質問をしてみたいと存じます。御承知の通り繊維業界の不振というものは戦後初めてのことでございまして、この際繊維業界としては大いに転換期に立たされている。そこで政府としてはぜひこれに適応したところの手を打っていただかないと、悔いを千載に残す。この空気は業界一般のみならず、ジャーナリストの方々もこの点非常に留意されております関係上、繊維業界の不振に対する対策が新聞に出ない日はないほど注目されていることでございますが、これについてほただ単に生産設備の制限ということだけではとうていこの苦境を打開することはできないと思うのです。こうなってきた原因を要約してみますと、第一は輸……

第22回国会 商工委員会貿易振興に関する調査特別委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私は午前の審議に引き続きまして、この協定以前の問題を二、三お尋ねしてみたいと存じます。  まず輸出入の組合でございまするが、先ほどの御説明でよくわかりましたが、ただいま実際に行われておりまする輸入組合、輸出組合はどの程度ございまするか。
【次の発言】 毛製品輸入組合が一つある。
【次の発言】 やがてこれは正式に認められるでございましょう。だから私は言っておる。私のお尋ねは実際に行われている組合はどの程度数がございますかと、認可したとかしないということは別なのです。事実行われている組合、それはどの程度ですか。
【次の発言】 実質行われておるのがあるでしょう。毛製品輸入組合、丸紅……

第22回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○加藤(清)委員 私はこの際地元民の一人として、この愛知用水計画を一日も早く実行に移されたいと念願いたしております数多くの地元民の気持になってこの問題の推進をはかって参りました関係上、この際二、三それに関係のあることを承わりたいと存じます。実は質問を試みなければならない数多くの問題がございますけれども、時間の関係上ほんの要点にとどめたいと存じます。  まず第一番にこの資金源でございますが、この資金源に余剰農産物の買付による贈与分がうたい上げられておるようでございます。ところが、この余剰農産物の買付につきまして、政府の答弁がまま食い違いを来しておるようでございます。文部大臣は来年はもうないのだと……

第24回国会 建設委員会商工委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、委員長に動議と申しましょうか、要望でもけっこうですが、それを提出してみたいと思います。と申しますのは、先ほど来承わっておりますると、本法案に関しまして、答弁者側にも悪意のある程度の相違があるようでございまするし、また法律のもとになるところの開発銀行の融資その他の計画につきましても、審査がいまだ十分に行われていない。その結果はここでまだ発表ができない。こういう状態のようでございます。また承わっておるところによりますると、与党の内部でさえも意見の統一ができていないようでございまするが、これをここで早急に結論を出すということは、やや困難ではないか、こう思われるわけでござ……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第2号(1956/04/14、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 私はただいままでに応答のありました中小企業に対する金融の問題についてお尋ねしたいことがたくさんございます。たとえて言えば、市中銀行の歩積み両建の問題、県の補助金の問題からくるところの、これの難渋しておる問題、それから政府の融資とこれがこげつきと交換されている問題等々ございますけれども、見ますると一時半なんです。私は朝から今まで阿左美、首藤委員のお話を傾聴しておったわけなんですが、これから後皆さんに御迷惑をかけるということはちょっと無理じゃないか、こう思うのです。そこで委員長としては、きょうこれから私の質問をあと何分許してもらえますか、それともこれが無理であるというならば、月……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第5号(1956/11/01、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 関連して。本問題は非常に重要でございますので、審議会に諮って決定された、その最後決定なるものをぜひ一つ本委員会に御報告願いたいと存じます。それはいろいろなトラブルもあることでしょうし、またかりになくても、これはいずれ本委員会で審議の対象となることと存じますので、ぜひ一つ結果の一覧表を御報告願いたいと思います。  もう一つ私がこの点でお願いしたいことは、必ずトラブルが起きる、そこで許可するかしないかの境目はどこかということをかつての委員会でお尋ねした場合に、基礎工事完了というところで、大臣も御答弁になっておるはずでございます。そこで私はそのときに追い打ちをかけて、じゃあこの法……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第2号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 ちょっと議事進行について。今だんだん承わっておりますと非常にけっこうなお話であり、またその深刻な程度は委員の皆さんのみならず、通産省の繊維局それ自体が知っておいてもらわないと困る問題が多いと思う。大体繊維局というものは、十大紡の会議にはよく出る。繊維会館にはしょっちゅうお参りするのだが、こういう実際の末端の人の苦しみというものをよく知らない面が多いと思うのです。そこでこういういいお話のあるときくらいは、忙しいだろうが、せめて繊政課長くらいはここへ来てもらって、よくお耳の穴をほじくって聞いてもらう必要があると思います。至急その手配をお願いしたいと思います。

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第3号(1956/02/25、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 同僚議員の質問もあるようでございますから、簡単にお尋ねしてみたいと思います。アメリカの方では、日本の繊維製品の輸出に驚いて同業者が国会その他に働きかけているようでございます。私この様子を見まして、伸びた伸びたとは言うものの、数量がそれほど伸びたとは思われない。ただ終戦直後のゼロの時代、ほんの少々の時代と比較すると、伸び方が非常に幾何級数的であったので、向うが驚いておるのではないか。いうならば水鳥の羽音に驚いて騒いでおるような気がしてならないのでございます。日本の業界の方々は、アメリカの業界がアメリカの国会に陳情しているように、きょう御発表いただいたわけでございますけれども、……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第6号(1956/11/10、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 ちょっと関連して。上海の見本市におきましては制限があったやに承わっておりますが、あの状態では御承知の即売品を売る売り込みはおろか、機械のアフター・サービスもできない、こういう状況だったのですよ。そこでそれでは困るというので、現地でそういう苦情が日本側からも出ましたので、私ども直接向うの進出口公司や南漢宸さんあたりと相談をいたしましたところ、これは国慶節のために各国のお客さんが非常に多い、従ってある程度の制限をした。ところがこれが済めば絶対に制限はいたしませんというので、立ちどころにふやしてくれましたが、上海の見本市においては、これはおそらくそういう制限はないと思うのです。む……

第25回国会 社会労働委員会法務委員会商工委員会連合審査会 第1号(1956/11/22、27期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は時間の関係がございますので、要点をかいつまんでお尋ねしますから、そのおつもりでお答え願いたいと思います。  まず第一番に、本法律を通そうとするところの目的でございます公共の福祉でございますが、これは先ほど来の質問によって完全に隠れみのであるということがはっきりしたわけでございます。この法律を通さんがために、あえて着ておるところの政府側の隠れみのである。ところで私は思うのでございますが、今日、電気事業やあるいは石炭事業において、果して公共の福祉をそこなうところの行為がありやなしや、こう尋ねられるならば、私は端的にあると答える。これはあるのでございます。しかしながら倉石さんの……

第26回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1957/05/31、27期、日本社会党)【議会役職】

○加藤小委員長 これより会議を開きます。  本日は小売商業振興対策並びに下請代金支払い遅延等防止対策調査のため、関係各界の代表七名の方々に参考人として御出席をわずらわし、種々御意見を承わることにいたします。御出席の参考人は、全日本中小企業協議会委員長五藤齊三君、日本百貨店協会理事長能勢昌雄君、全日本小売商団体連盟理事長高橋貞治君、名古屋市市会議員下平二君、日本生活協同組合連合会組織部長勝部欣一君、日本石炭協会生産部次長長堀壯三君、全国繊維産業労働組合同盟法制部長間宮重一郎君、以上の方々であります。  この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々は御多用中のところ、本委員会に御出……

第26回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第1号(1957/05/29、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 協会のそうそうたる方々をお招きいたしまして、貴重な御意見を承わりましたことをまずもって厚く御礼申し上げたいと思います。中国貿易を促進するにつきまして、いろいろ承わりたいことがありまするが、もう時間もだいぶ押し迫っておりますようですから、要点をかいつまんで簡単にお尋ねしたいと思いまするので、お答えの方も簡単でけっこうでございます。  その前に、中国貿易を私どもが院外で口にいたしますると、常に赤大根だとか、共産党だとか、こういう悪口を言われたことを思い出します。あれから三、四年を出ずして業界の皆さんがこれをすでに実行に移していらっしゃる、しかもその業績をなおふやそうとしていらっ……

第26回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第2号(1957/05/30、27期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 ちょっと関連して。実は私はきょうはチンコム、ココムの問題でお尋ねしようと思っていましたが、どうも先ほど来の答弁を聞いておりますと事務的なことしか答えていただけないようでございますので、私もその線に沿って事務的な問題についてお尋ねしたいと思います。  中共貿易の促進は、これはもう朝野の声でございますが、それがなかなかできない、できない原因はいろいろございますが、そのうちの一つに官庁と組合とがチンコム、ココムにプラス・アルファの制限を加えていらっしゃるように思えてならないのでございます。こういう点、お気づきであれば可及的すみやかにその気づかれた点を除去してもらいたい、こう思えば……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私はこの際三十三年度予算に関係いたしまして、二、三の点をお伺いしたいと存じますが、時と次第によっては総引き揚げということを行うかもしれませんからそのおつもりで一つ委員長、お手やわらかにお願いいたします。  さて内容は、第一は工業用水、第二は中共貿易、第三は外貨割当の基本、こういう問題について本省の所信をただし、同時に本省にまつわるところの国民的な疑惑をこの際一掃して、予算が健全に行われるよう、協力したいと思ってやりますから、どうぞそのおつもりで。  第一点、外貨割当、特に農産物に関係のある外貨割当の基本方針を承わりたいと存じます。なぜかならば、外貨の割当いかんによりまして、……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はただいま上程されておりまする水資源開発促進法及びそれの公団法につきまして二、三質問を試みてみたいと存じまするが、どうも先ほど来承っておりますると、皆さんの空気が、水資源の開発を促進することにウエートがなくして、この法律を通過するその促進にウエートがあるように見えてかなわぬのでございます。どうも私が解せないと思いますことは、かかる重大な法案を提案される時期そのものが、今、足鹿議員もおっしゃられましたように、会期末まぎわに――党内調整においては各担当の大臣が夜明けまでおやりになったというお話も聞いておりまするが、しかし、野党側に対して質問を受ける段階になりますると、大臣はほと……

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はただいま上程されております水資源開発促進法案と公団法案について、二、三の質問をいたしてみたいと存じます。  促進法の「基礎調査」に関することは、きのうすでに同僚議員が質問をいたしたのでございますが、基礎調査は政府で行なうということに相なっておりますけれども、一体政府のどこで行なわれるのでございましょうか。この点をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、承れば今まででもばらばらで、なわ張り争いが行なわれておったということでございますが、はたして今後そのようなことが行なわれずにスムーズに基礎調査が進むのでございましょうか。もっとも、これは賢明な経済企画庁……

第38回国会 災害対策協議会 第5号(1961/07/21、29期、日本社会党)

○加藤(清)協議委員 議事進行。委員長にちょっと注意を喚起したいと思いますが、この様子ですと、これは普通からいくと定足数不足なんですよ。成立しないのです。お昼どきの生理的現象ということもあったでございましょうけれども、問題は急を要することであるし、意見は与野党一致しているはずですから、従って、われわれも、与党の委員の質問のときにはちゃんと定足数をそろえて慎重に承り応援をしておるにもかかわらず、とかく与党の方は、今見ると、ほとんどいない。これでは災害復旧に熱意があるなどとは夢にも言えないし、おくびにも出せないことだ。こんな状況では、政府側を叱咤勉励して立法措置をさせようなんといったって、今聞いて……

第38回国会 商工委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はただいま審議中の両法案に関連いたしまして、総理にほんの短かい時間、十分ということでございまするから簡単に御質問を試みてみたいと存じます。  まず第一番に、科学技術の振興は、日本経済路展の母であるとおっしゃいましたが、今日のその日本経済の母は、ほとんどよそから導入された、まま母のような気がしてかなわぬのでございます。しかも、よそから導入される結果は重複のむだがございます。高買いの不利がございます。またすでに内地で研究されている、研究の進行中のもの等を買う場合もございます。また業界では、買う先がわからぬので、いずれの国からそれを買うたらいいかという問題について、いろいろ難渋し……

第38回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 ただいま上程されておりまする愛知用水公団法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、私は二、三まず官房長官にお尋ねしたいと存じます。  すなわち、この法案と、目下内閣で用意されているであろうと予想されまする水資源開発公団と申しましょうか、名前は治水あるいは利水になるか存じませんけれども、その法案と大へん緊密なる関係があると思うのでございます。すなわち、池田総理は、かりに名前を水資源開発公団といたしますとすれば、その法案が通過しその開発公団が発足したときには、この愛知用水公団にかかわるものをも吸収するんだという旨の新聞発表もしていらっしゃるわけでございます。  そこで、お尋ね……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 主査の発言に協力するつもりではございますが、答弁のいかんによってはまたこの限りでございませんから、さよう心得ていただきたいと存じます。  まず承りたいことは、所得倍増に対する国民の期待は非常に大きいと思います。国民は、生活向上の夢をこれに托しておると思います。この所得倍増につきましては、輸出の消長ということがこの所得倍増のポイントになると思いますが、大臣のお考えをまず承りたいと思います。
【次の発言】 特に貿易につきましても政府は、地域的にはアメリカ貿易にウエートを置いておられるようでございます。特にこの所得倍増十カ年計画によれば、アメリカ及び西欧の諸国に対しては、基準年度……

第40回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際ただいま上程されております関税定率法の一部改正の件につきまして、ほんのしばらくの間質問を試みたいと思います。ところで同僚の皆さんがすでに生理的現象をしんぼうして清聴をしておっていただく、その河と申しますか、情けに感激しまして、私は短い時間にしぼるために、問題を集約すると同時に、質問の言葉を短くします。従いまして、御答弁なさる方もそのおつもりで簡潔に要点を一つ答えていただきたいと存じます。  まず第一番に、特に関税でございますから、稲益局長にお尋ねしたいのでございますが、ただいま淡谷委員のおっしゃられました通り、貿易の自由化に対処するにあたって、政府は関税というものを……

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、私はただいま御説明いただきました東京銀行頭取の堀江さんに二、三点だけ質問をしてみたいと存じます。  去年度におきまして、実はアメリカから機械輸入のクレジットが二千五百万ドルばかり行なわれております。お話に聞きますと、それはことしはどうもまだ実っていないようでございますが、スイスその他の国において、この機械輸入のクレジット分が銀行間において借り入れのことが運んでいると聞いておりまするが、これは機械を外国から輸入しようとしている業界にとっては旱天に慈雨と申しましょうか、大へん期待しているところだと存じまするが、これについての模様を一つ承りたいと存じます。

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 まず最初に、長官がいらっしゃいますので、長官にお尋ねいたしますが、全国で、航空機の基地が各所にあると思いますが、その数、それから航空機の機種及びその機数、これをまずお尋ねいたします。
【次の発言】 この基地に配属されております航空機が演習をいたしますところの回数、時間、これは一体どの程度行なわれるものか。演習以外に指導ということが行なわれておるはずでございますが、これは整備、テストの過程だろうと思いますけれども、それは一体どの程度行なわれるか、時間にして答えていただきたい。
【次の発言】 その航空機の内訳の銘柄だけは聞いたのでございまするが、それが目下日本には何機あって、こ……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 国会正常化に協力する意味におきまして、主査の言に従って、私はまず河野農林大臣に問題を集約したいと思うのです。理論的にいって順序が狂うのでございまするが……。  第一点は、先刻来お話のございました日ソ漁業協定についてでございまするが、高碕氏が選ばれたということは、私は今日的に言えば最も当を得たものであると喜んでおるわけでございます。ネズミは多うございまするけれども、ネコの首に鈴をつけ得る方はこの人をおいてはほかによい人を見ないと思うほどでございまするが、漁業協定が行なわれるにあたりましては、おそらく漁業問題だけではなくして、経済協力の面とか、あるいは貿易推進の面とか、いろいろ……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 委員長のお許しを得まして議事進行上お願いを申し上げます。  ただいま芳賀委員の質問中、準特定物資の自動車、雑豆の件についての収支の質問がございましたところ、すっきりいたしておりません。従いまして、これは疑惑を晴らすための意味におきましても、ぜひ次の書類を提出していただきたいと存じます。  まず、輸入自動車でございまするが、これは車種ごとに価格あるいは売上金も違いますので、車種、それからFOBの価格、これが数量、内地で競争入札されたときの金額、それの総トータル、このものは至急一つ本委員会に間に会うように御提出のほどをお願いいたします。  その意味するものは、特定物資なるものは……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、国会正常化、特に予算を早期に通過させることにつきまして協力をする意味において、腹は減ってもひもじゅうないという気持で質問をいたしまするから、一つ大臣も該博な知識をしぼって、要点だけをお答えいただきますようお願いいたします。  最初に、さきにこの委員会におきまする同僚芳賀委員の質問に対する答弁は不十分で、これに対して疑義が残っておるわけでございます。従って、きょうその資料が通商局の方から提出をされましたので、それについてまずお尋ねをしたいと存じます。すなわち、特定物資、それから準特定物資の収支状況また差益金の行方等々でございまするが、資料によりまして明らかになりましたと……

第43回国会 商工委員会繊維に関する小委員会 第3号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 それでは御指名にあずかりまして、原参考人に御質問を申し上げたいと存じます。  実は、こういう席で久方ぶりにお目にかかりましたので、原先生にいろいろ御指導いただきたいことがたくさんございますけれども、お急ぎのようでございますので、簡明直截に二点だけ承ります。  第一は、ただいま問題になっておりますところの日米の綿交渉の問題でございます。政府は、二国間の話し合いによって穏便に解決しようとしていらっしゃるようでございます。ところが、相手国は、御存じの通り、なかなか強硬でございます。そこで、業界としては、先ほどどなたかからも試がございましたが、このままでよいのか、それともほかに一体……

第43回国会 商工委員会繊維に関する小委員会 第4号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 では簡単に。どうも参考人の皆さん、長時間にわたって御苦労さまでございます。私は簡単にポイントをつかんで質問したいと思いますから、御答弁なさる方も、簡潔でけっこうでございます。  第一番に、繊維の輸出を振興するにあたってネックとなっている点は、一体何であろうか、こうながめてみますると、機場の関係では、原料高の製品安だ、こういうのです。 それからもう一つ、海外においていろいろ値段が問題にされまするが、この際は、内地安ならばよろしいが、内地高の外地安、内地は高値で外国に売る場合に安い。もっとも、スフ、人絹のように、綿糸も安値ではございませんけれども、こういうことが、この輸出振興の……

第43回国会 予算委員会公聴会 第1号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 大急ぎで一点だけ質問させていただきます。  日本の経済は、過去の様子から見ますと、どうしても指導方針が酔っぱらい運転であったと思うのでございます。ところが、事金融に関する限りは、私の認識では金利が高い、投資がびっこである、かような認識を持っているわけでございます。そのよき実例が、先ほどお話しのございました過剰投資になっている。大企業の方は特に過剰投資が激しい。しかるに、中小企業の方は設備が老朽化して、なかなか大企業に追っついていけない。その結果は、産業設備面もまたびっこの格好になっている、かように存ずるのですが、これについては、政府の指導方針もさることながら、むしろ金融機関が……

第43回国会 予算委員会公聴会 第2号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○加藤(清)委員 水上さんにこういう席で久方ぶりにお目にかかりまして、りっぱなお説を承って感激しておるわけでございます。  輸出力の増大、これを国是として長期的に考えていきたいという水上さんの意見には全く同感でございます。そこで水上さんに承りたいことは、そのためには経済外交を強力にすべきであるというお説でございましたが、ただいまアメリカで交渉が行なわれておりまする綿製品の輸出の問題、これを相手国は、撹乱のおそれがあるとして規制をして参っておるのでございます。御存じの通りでございます。私はこれを見て非常に不思議に思うわけでございます。すでにその前々に数回各所で行なわれておりまする会合におきまして……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際防衛庁に、基地周辺の騒音による民生の不安定、これについて二、三お尋ねしたいと存じます。  すでに本件は、去年の委員会におきましてもお尋ねをした点でございます。聞くところによりますと、本件に関しては特別立法の用意があるとか聞いておりまするが、長官、いかがでございます。
【次の発言】 これは基地周辺に対する対策の特別措置法だと思いますが、基本法でございますか。
【次の発言】 実施されるところの法律案、これはいつできるのですか。その用意はございますか、ございませんか。措置をするところの案……。
【次の発言】 そうすると、三十八年度は何ら立法措置は行なわれずに、今まで通……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私はこの際、特定物資、バナナ、時計、特に輸入フィルム、日本フィルム等々の状況について、自由化を前夜にして、はたしてその準備体型が整えられていかいないか、はたして日本の映画は現状のままでよろしいか等々についてお尋ねしたいと存じます。ところが、大臣お疲れでございますから、イエスとかノーとか、やるとかやらぬとか、簡単にお答えを願えればけっこうでございます。連日まことに御苦労さんでございます。そこで、大臣に最初にお尋ねしたいことがございます。  かつて池田総理は中小企業の三軒や五軒ぶっ倒れたってやむを得ぬ、こう言うて、ついにその座を退かれたことがございます。人情大臣といわれまする田……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際金融正常化について二、三御質問をいたしたいと存じます。  まず、政府のいうところの金融正常化の基本骨子は一体何と何であるか、これを承りたい。
【次の発言】 しからば、その金融正常化のスローガンのもとに、さしあたって大蔵省としては何と何と何をやる御予定でございますか。
【次の発言】 郵政省に承ります。全国の郵便局で集められております保険及び預金、これの金額ないしは契約高、現在高、と同時に今年度の推定等について御説明願いたい。
【次の発言】 三十七年度は大体二千億、三十八年度の予定が千九百億、ただし、今年度の予定額と目標額を比較しますと約五百億の増加でございますから……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 議事進行……。承れば、農林のベテランの川俣氏の要求された資料が出ていないということで、そのために審議がスムーズに行なわれないとするならば、その責任は一にかかって農林省の方にあると言わなければなりません。従って、今お話しの通り、分科会で行ないたいと予定していたのが資料の関係でできないということであるならば、やむを得ませんので、これは予算委員会の一般質問なり、あるいは総括質問なり、残されたその機会に川俣委員の質問が行なわれまするよう、主査においてお取り計らいが願いたいのでございます。
【次の発言】 ただいまの石田分科員の質問に関連して、一言だけ御質問させていただきたいと存じます……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 この際、せっかく経企庁長官がいらっしゃいましたので、まず長官にお尋ねしたいと存じますが、目下の農産物の価格から考えてみまして、営農をする場合に、農産物のコストに対する水は、どの程度であれば営農が成り立つのでございましょうか、ということでございます。水の値段、つまり御承知のバルク・ライン方式とかあるいはパリティ方式とか、いろいろ米価を設定する方式がございますね、農産物価格を設定する方式がございますね。その中に占める水の価格、これがオール・コストに占める率はどの程度なら労農が成り立つと換算していらっしゃいまするかということです。

第43回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 今松主査の言に協力するために、私は簡単に質問いたします。ただし、答弁のいかんによるわけでございまするから、一つさようお願いしておきます。  まず賞勲部の方に承りますが、あなたの方で行なっておられまする賞勲行政、そのうち、どんな勲章がどんな目的でどういう人に渡されておるかということをまず最初に聞きたい。
【次の発言】 その中の文化勲章と菊花章の予算は。
【次の発言】 予算がわからなければ、先ほどお尋ねした、何の目的でどんな人に渡されているかという点を……。予算は、あとで、私が質問しておる間に出して下さい。
【次の発言】 菊花章は。――それもあとで答えて下さい。ほんとうは答えの……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 予算委員会公聴会 第1号(1964/02/12、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 国会正常化はもとより望むところでございますので、委員長さんのおっしゃるとおり協力して、ずばり三点だけお尋ねをいたしたいと思います。したがいまして、お答えもおせじでなくして、ほんとうのところをずばりと答えていただきたいと存じます。  第一点は、井上さん、あなたは金融政策は経済界に妥当な結果を生むだろうとの御答弁でございました。私は、それを望まほしいことと存じます。妥当でないように思われる点がございまするので、最初にその点をお尋ねいたします。第一番は、大企業に非常に操短が多うございますね。たとえば製鉄、セメント、紙、繊維、なぜ操短が行なわれるのでしょうか。設備が、おっしゃったとお……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際、主として中小企業金融の正常化についてお尋ねをしたいと存じます。  予算委員会も大詰めになりまして、振り返ってみまして、今度の国会で何が収穫だったかとながめてみますると、外輪に対しては、閣僚が中共貿易に対してある程度前向きの姿勢をとったということ、内輪に対しては、大蔵大臣が金融正常化について非常な点欲を示していただけたということだと思います。  ところが、金融正常化につきまして、予算の総括、一般質問、あるいは大蔵委員会、分科会等々の至るところでこの質疑応答がなされておりますけれども、その答弁のニュアンスの違いか、新聞の発表するところなども必ずしも一致しておりませ……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際、特に与党の委員の皆さんの御協力を得まして、二、三経済企画庁を中心に質問をしてみたいと思います。  第一番にお尋ねしたいことは、このたび経済企画庁の中に国民生活局というものが設置される旨を先日承ったわけでございまするが、一体国民生活局というのは何をどうするところでございましょうか。その点もう少し詳しく御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 第一番が消費者を保護する、また、その消費者をめぐるところの環境を整備する、あわせて今日問題と相なっておりまする物価の安定をはかる、こういうようにいま承ったわけでございますが、これは時宜を得たものとして私どもも歓迎したいと存じ……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 関連。大臣すでに御存じのことと存じますが、本件は過去数回にわたって農林、商工で論議された問題でございます。特にバナナ輸入に関する問題は歴史が右顧左べんいたしまして、いろいろな歴史を持っておりますが、その中でも特に本件は特別な犯罪事件まで構成いたしました結果、これは予算委員会の問題にもなったのでございます。そこで、いましぼって仲買い人のところを申し上げますと、仲買い人にそれを許しますと、市場において一つの業者が売りと買いの両方の行為が行なえることになる。このことは、やがてその市場価格を独占し、その市場価格をつり上げる行為が行なえる。それは法律上の禁止行為ののみ行為であるという……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1964/02/22、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 委員長のお許しを得まして、私は去年に引き続きまして、芸術院を中心として質問を試みてみたいと存ずるのでございます。  その前に、きわめて関係の深い勲章の問題、特に生存者叙勲についてお尋ねいたします。  聞くところによりますと、これが閣議決定いたしまして、実行に移される段取りになっているそうでございますが、はたして生存者の叙勲について、目下どの程度事が運んでおるのでございましょうか。まず総務長官に承りたい。
【次の発言】 簡単にお答え願えればけっこうでございます。生存者の叙勲の最初はいつ行なわれますか。
【次の発言】 簡単でけっこうです。ことしうちに行なわれますか、行なわれませ……

第48回国会 予算委員会公聴会 第1号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 大熊先生にお教えをいただきたいのでございますが、実は先ほど減税よりも税負担の公平化が先であるとおっしゃった。これは、もう私の意見と全く一致いたしておりまして、たいへん心うれしく存じたわけでございますが、しかくさようとすれば、まず日本の政治家が公平化をはかるにあたって、何からどのような計画で行なったらよろしいでしょうか。その銘柄をあげることがいま直ちにできなければ、せめて公平化の実行基準、これなりともひとつお教え願いたいと思います。  そこで、私の考え方の一端を申し上げますと、特に租税特別措置法、その中の大企業の投資が、設備費が三年間で償却できるというようなあり方は、企業蓄積の……

第48回国会 予算委員会公聴会 第2号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私はこの際、中村さん、松尾さん御両氏に対しまして、金融正常化、特にそのうちで最たるものの歩積み、両建て、この件について、お教えを願いたいと思うわけでございます。もとより金融の正常化ということは、大企業の設備過剰のブレーキになることでもございまするし、中小企業の倒産対策のきめ手にもなることだと存じます。ところが依然として歩積み、両建てなる悪の花が絶えません。おそらく後世の歴史家はこう書くでしょうね。大企業がつくったところの過剰投資、これの対策としてとられました金融引き締めは歩積み、両建てという名の罰となって、中小企業のみに課せられた。その罰であり重税であるこの歩積み、両建ては、……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 お許しを得まして、私は、文教関係、特に文教の予算、しかもその予算のうちの設備費についてお尋ねしたいと存じます。  ことしのただいま審議しておりまする予算、その中に含まれまする学校設備費、特に義務教育の設備費は、文部省としての計画からいきまして十分であるのか、足りないのか、あるいは文部省は計画を出したけれども、大蔵省との折衝の間で削られたとか、いろいろございましょうが、目下のところ、大臣としては、この設備費が国の予算とにらみ合せてみて十分であるのか、足りないとお考えでございまするのか、もし足りないというならば、どの程度あったならば義務教育が満足に行なわれるとお考えでございまし……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際建設省に、緑地帯の設定基準、これを承りたいと存じます。
【次の発言】 首都圏整備ではございません。大都市の周辺に設けられまする緑地帯の設定基準は何々であるか、お尋ねしておるのでございます。
【次の発言】 人口当たりの坪数はよくわかりましたが、これを設定するにあたって、その結果は地主の土地を束縛する結果になりますね。その束縛の程度を御説明願いたい。
【次の発言】 かりに所有権は移転しないといたしましても、その土地が緑地帯に設定されることによって――緑地帯とは何かといえば、膨大な面積でございます。したがいまして、その面積の周辺ないしは特に中央部に位するその土地の所有……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、委員長の仰せに従いまして、国会運営の円滑化をはかるために、きわめて簡単明瞭に御質問をいたしますので、答弁者側におかれましても、白か黒か、やるかやらないか、簡単にひとつお答えを願いたいと存じます。  まず第一番にお尋ねいたしますのは、今日の日本の住宅不足に対して、建設省はどのような計画で臨んでいらっしゃいますのか、本年度予算における住宅の予算並びに予定戸数、これをお願いいたします。
【次の発言】 全体で九十二万必要なところを、政府自体としては一体何%ほど御予定になっていらっしゃいますか。また、九十二万戸の全体で、はたして今日の住宅不足というものが解消されるとお考えでござ……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、通産省のほうがいらっしゃらぬようでございますので、まず経企庁だけで答弁できる問題について最初にお尋ねしたいと存じます。  第一点は、離島振興法に関連してでございまするが、御存じのとおり、離島振興法はおたくのほうの管轄下でございますね。この離島が、町村合併によりまして、もともと島だけの行政であったものが、陸地と一体の行政を行なう地区が出てまいったわけでございます。そういう場合に、経企庁としては一体どのような御指導をしていらっしゃるのか、この点をまずお尋ねしたいと存じます。
【次の発言】 その助成ですが、離島と陸続きのところとでは助成が違うわけです。町村合併のおかげでどん……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際、主として会計検査院の方にお尋ねしたいと存じますが、ただいまも先輩川俣分科員からのお尋ねがございましたが、近ごろ国有地が私企業の資本家の利潤追求、投機の場に悪用されていると思われる面が非常に多い。 それについて、政府が協力をしているのではないかという疑いが濃い。これについて私は事例をあげて質問をしたいと存じますので、正確なお答えを願いたいと存じます。しかも、その土地たるや、実は戦時統制令とか、あるいは国家総動員法によって、赤紙一枚で旧地主から召し上げられた土地でございます。それが、工場用地であるとか、あるいは緑地帯の設定であるとかという美名のもとに、農地、採草地……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 内閣の大黒柱の田中大臣でございますので、実は野党の私どももきょうは選手をすぐってまいったわけでございまして、このあと川俣先輩、私の前は御存じの横路先輩、こういうわけでございますので、ひとつ私も先輩に負けないようにやらかさなければなりませんから、お手やわらかに御答弁のほどをお願いいたします。  とかく選挙になりますと、社会党の人間は全部マルクス主義者みたいに悪口かほめことばか知らぬけれども、言われるわけでございますが、決して社会党全部がマルクス主義者ではございません。いわんや金融論を論ずる場合には、御存じのとおり、マルクス流の金融論というものはほとんどございません。やはりケイ……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、この際、主として経済外交、特にアメリカ貿易を前向きの姿勢で与野党がともに協力しつつ前進させるということが肝要であると思いまするので、その立場に立って質問をしたいと存じます。そこで、まず最初に、一体日本とアメリカとの貿易のうち、日本の繊維製品はどの程度アメリカに輸出されているのか、その金額、それから傾向ですね、だんだんふえているのか、だんだん減っているのか、と同時に、将来の見通しないしは期待、政府のいわゆる貿易計画等の概略をまず承りたいと存じます。
【次の発言】 これでは答弁になりませんので、いま私がお尋ねしましたことについてお答えを願いたいと思います。

第48回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 いよいよこの分科会も大詰めになりました。主査の要請にこたえまして協力する意味におきまして、私はきわめて短時間に御質問をしたいと存じます。したがって、御答弁される側におかれましても白か黒か、やるかやらぬか、これだけでけっこうでございますから、ひとつ簡潔にお願いいたします。  問題を三点にしぼります。そのうちの二点は、すでに与党側におかれましても党内で決議をされた問題であって、決議をされたけれども行なわれていないという問題です。一つは、大臣が国会において確約されたにもかかわりませず、まだ実行に移されていないという問題、以上の三点でございます。  その第一は、入場税の問題でござい……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/02/21、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、藤井さん、たいへんお急ぎだそうでございますから、藤井さんへの質問を最初に集中的にいたしたいと存じます。  第一番に、藤井さんは御職業に似合わずたいへん書道にたんのうでいらっしゃいまして、特に今度の政財界正月吉書展の「愛」という文字の結構、それからの「静寂」の「静」の最後の終筆のごときは、これはもうくろうとはだしだと思いまして、たいへん感心したわけでございますが、しかしその「愛」といい「静寂」ということばとうらはらなことが都の西北で行なわれているようでございます。あなたは大先輩ということでございまするからお尋ねしますが、これについて、私は青少年教育とい……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/02/22、30期、日本社会党)

○加藤(清)委員 お許しを得まして、まず高橋先生にお願いをしたいと存じます。  本委員会でことしの予算を審議するにあたりましての答弁を見比べてみますると、どうも理解に苦しむ、国民が知りたいというところがはっきりしていない面が多々ございまするが、その中の第一点に、総理は、経済成長を七・五%に置くと言われました。同時に、景気回復と物価抑制が並列して行なわれる、そうやるんだと言うておられる。しかし、どう考えてみましても、ただいま先生の御説明にもございました税一つ取り上げてみましても、なかなかに景気回復はできそうもございません。特に景気回復について行なわれた公債発行下の減税、この減税についてきのうここ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 この際、お許しを得まして本年度予算中教育に関係する二、三点を御質問申し上げたいと存じます。  先ほど来聞いておりますると、きわめて熱心な御討議が行なわれていてけっこうでございますが、まだ次に質問者が大ぜい見えるそうです。そこで急げ急げという切なる声でございますから、主査に協力してなるべく簡潔に理屈抜きに要点だけを承りまするから、御答弁側におかれましてもその主査の急げ急げという声に協力してもらいまするよう、まず大臣から皆さんによく号令をかけておいてもらいたい。  最初に、教科書問題についてお尋ねいたします。  先ほど田口君の質問に対する大臣の御答弁を承っておりましたが、あれで……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 質問の前に、前提として大臣に承っておきまするが、議員が予算委員会で質問をすることについて、あなたのほうは部下を督励して質問をさせるなという指示をなすったことがありますか。  二番目。質問をした関係地区で、政治的または行政的な圧力を加える、つまり江戸のかたきを長崎でとる、そういうたぐいのことを今後なさろうとしていらっしゃることがございますか。
【次の発言】 さようなことはないと断言できますか。
【次の発言】 もちろんそうでしょう。これは明らかに国会の審議権への侵害でございまするから、そんなことを建設大臣が指示なさったり、あるいは質問者に対する江戸のかたきを別のところで討ってや……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 まず最初に、現状を把握するために、私は二、三の資料的な質問をしたいと存じますが、きのうの繊維市況をちょっとそこで発表していただきたい。
【次の発言】 お聞き及びのとおりでございまして、四〇に基準をとってみましても、せいぜい六万円台のものであります。これは明らかに一コリ一万円余の採算割れであります。不況といわざるを得ません。日本の産業は好況だ好況だと、こう総理も経企庁の長官もおっしゃいますが、あにはからんや、好況の陰に石炭と繊維だけは不況が続いているわけでございます。  そこで、もう一つお尋ねいたしますけれども、中小企業の倒産、これは去年は六千件の余もあったはずでございます。……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 お許しを得まして、最初に農業関係のうちの農地問題、二番目に農林金融についてお尋ねしたいと存じます。  最初に農業用干拓地、これは一体だれに使わせなさるおつもりでございますか。
【次の発言】 八郎潟はどうなりましたか。
【次の発言】 最初にお願いしておきますが、主査の指示に従いまして、短い時間内に早く切り上げたい、こういう希望で、つまり主査の命令に御協力する態度で質問したいと思いまするので、したがって答弁者のほうも、その該博な知識をここで披瀝するということでなくして、特にまた大臣はハッスルすると雄弁をおやりになりますから。そこで、ずばっ、ずばっと質問に答えていただくように、ひ……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 外務大臣にまずお尋ねをいたします。  それは自衛隊の海外派兵の件でございます。総括質問におきまする本件に対する外務大臣の御答弁と、きのうここで行なわれました玉置君に対する答えと、受け取るニュアンスが違います。しかし、事重大問題でございまするし、国民環視の問題でございまするから、ひとつこの際、ニュアンスの違いとか、あるいは国民が受け取り違いをしないように、はっきりとひとつ確信のほどをお答え願いたいと存じます。  そこで、自衛隊の海外派兵について、自衛隊法の改正をなさる用意があるかないか、こういうことでございます。
【次の発言】 そこで、重要な変更になるからお尋ねしておるわけで……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 土曜日のことでございまするし、皆さんお疲れのようでございまするから、私、簡潔に質問をいたしまするから、大臣もそのつもりで、早う通せ、早う通せとおっしゃるんだから、逃げ口上はおっしゃられずに、やるかやらぬか、白か黒か、こういうふうに端的にお答え願いたいと思います。  私、集約いたします。何を集約するかと申しますと、政府の今度の予算に対する発言で統一されていない点が第一。それからやらないと言うてやったこと、やると言うておいてやらないこと、つまり約束違反ですね。それと、今度は政府委員の中でまた意見の不統一がございます。これでは予算執行にあたってたいへんだろうと思いまするので、それ……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 私は、防衛問題について質問を試みようと思って、いささか勉強してまいったわけでございまするが、お聞きするところによれば、長官は何かお気の毒なことがあったそうで、あなたのお友だちの議員さんや、そのお嬢さんのお友だちであった議員さんからその話を聞きまして、私はお気の毒だと思って、ほんとうはやめようかとも思ったのです。特にわが子とか幼き者に先立たれて残った者の気持ちは、私にも体験がございまするので、ほんとうにお気の毒だと思います。さりとて、あなた自身がそういう個人の悲しみを隠して、国家のために出ていらっしゃることでございますので、私も武士の端くれ、あなたは武士の日本一の長官ですから……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/04/17、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は、この際、簡単に公債について二、三点だけお教えをいただきたいと思います。  まず第一番に鎌倉先生にお願いしたいのでございますが、先生は先ほどの公述で、減債基金を弾力的に行なうようにとのお説でございました。この弾力的の内容を承りたいのです。
【次の発言】 それじゃ、ちょっと予算審議上まだわかりかねますが、たとえば期限は七年ときめられている。したがって、その他のことで弾力的にと先ほどおっしゃったのですが、それから類推していきますと、この借りかえをするとか、あるいは買いオペの制限期限を縮めるとか、いろいろその弾力的に扱うという具体策があると思いますが、たとえばどんなことでござい……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 けさの新聞並びにテレビのニュースを拝見いたしますと、西独のアデナウアー元首相が御逝去されたということでございます。これについてわが党の国対でもただいま検討をいたしましたが、いずれにいたしましても、弔意の誠をささげなければならぬと存じますが、閣議におかれては一体これに対してどのような措置をとられましたか。まず、西独に対する敬意の意味で承りたいと存じます。どなたでも……。
【次の発言】 わが党といたしましては、日本国民並びに日本国会のアデナウアー氏に対する弔意の誠を表現するにふさわしい具体策を至急政府側においては検討され、葬儀その他の参加についても、それにふさわしい方を直ちに決……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 まず、大臣に承りたい。  あなたは旅先において車中談を御発表になったようでございます。ところが、その発表が新聞に大きく取り上げられたようでございますが、それを見ますと、第一番に、あなたが石橋君にお答えになりました内容と違っているようでございます。同時に、過ぐる日、決算委員会におきまして総理が答えました内容は、あなたが総括質問において石橋君にお答えになったことともまた違うようでございます。一体、いずれが是であり、いずれが否であるのか迷うわけでございます。本日この席において、はっきりと、統一見解と申しましょうか、まずあなた自体の統一見解をお示し願いたい。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 まず、最初にお尋ねいたしますことは、核拡散防止条約についての外務省の態度でございます。事、波打ちぎわから向こうへの問題につきましては、与野党を問わず、超党派的にすることが望ましい、これはもう識者の一致した意見でございます。それを受けて立って、このたびその方針を堅持してこれに臨もうとしていらっしゃいます大臣並びに外務省の態度に対しては、敬意を表するものでございます。したがって、この問題に関して、今日の段階では、どのようなところまで臨んでいるのか、将来われわれ野党に対して何を望もうとしていらっしゃるのか、その点についてお尋ねいたします。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 物価高のおりから、政府みずからが計画してつくるところの水道料金、これが非常に高い、そういう声が至るところで出ているわけなんです。水道料金が非常に高過ぎる。そこで私は、厚生省からデーターをとってみた。案の定、その裏づけをするところの数字が出てまいりました。そこで、この問題について一体大臣はどう考え、これを今後どうするか、こういうことについてお尋ねをいたします。  まず第一番、政府みずからがっくり出すところの水道、これの予算はことし幾らですか。
【次の発言】 とんでもない答弁をしておるわ。気をつけて答弁してくださいよ。七億円ばかりの補助で一億の人口の水道――今日では農村までが生……

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○加藤(清)委員 私は簡潔に長谷川さんに二、三の御質問を試みたいと存じます。  第一点。貿易面金融面に非常に不安定要素が多い。それは国内の円のみならずポンド、ドルともにしかりでございます。運命共同体にありまするところのこの円は、一体、やがて起こるやもわからないところの混乱をはたして守り切ることができるかできないか、日本の金融界としてはどのようにお考えになってみえるのか、これが第一点でございます。  第二点。財政を引き締めるとかゆるめるとかというものに二つの柱があるようでございます。一つは税金でございます。一つは金融でございます。つまり、国の財政の二本の柱のうち一本の大きな柱は金融でございます。……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 時間がきわめて切迫いたしておりまするので、私は主査の仰せのとおり時間を厳守して、簡潔に質問を試みたいと存じます。  まず最初に、大臣の書道に対する理念を承りたいと思います。そこで、その前に、私の書道観を最初に申し上げます。それでそれを御批判いただきたいと存じます。  ある詩人が、書がわかればすべての美術に通ずることができると、こう申しております。またある評論家は、書は、おそらくこれからの美術の中核となるであろう、こう言うております。まあ書が美術の出発点であり、中心点であることを言い得て妙でございます。私はこれを信ずるものでございます。同時に、この美術の出発点である書と人間形……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 政府は、とかく矛盾したことをやりがちでございまするが、特に行政整理に至っては、その矛盾がはなはだしいのでございます。  そこで、お伺いしたいのは、行政管理庁の長官にでございますけれども、去年自民党の側も必要を認めず、予算計上にもなかったような金融機関を余分につくっておきながら、このたびは、去年この席で、宮澤さんも御存じでございまするけれども、これはぜひ必要であるから残すと農林大臣も松平長官もおっしゃった愛知用水は、廃止、吸収合併、こういうことになったようでございます。その理由を承りたい。
【次の発言】 いや、それは行政管理庁に聞いておる。査定したのは行政管理庁だ。

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 きょうの夕刊を見ますと、まさに、金融パニックの前夜のようでございます。ドル、ポンドの大旋風のようでございます。本件に関しましては、総括質問におきまして、すでに隣におられます田中委員、私等々が質問を試みたところでございまするが、その質問のときの予想通りに進んでいるようでございます。この際、政府の態度を宣明すると同時に、日本円をいかにして守り、日本の経済をいかに守るかという問題について検討を深めたいと思うのでございます。  したがって、この件については、その専門でいらっしゃいまする田中委員にお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、この際、危機に瀕している日本円の価値の維持……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 社会党を愛する者も、自民党を愛する者も、ともに意見の一致点、共通点があるということを、いま川崎さんの質問並びにその答弁を聞いておって気がつきました。非常に喜ばしいことだと存じます。なぜかならば、党人、議員が党を愛するということは、それを通じて相国を愛し、世界の平和を願っているからでございましょう。私は、この意味におきまして、川崎委員の質問のあとを受けまして同じような趣旨で外務大臣の御意見を承りたいと存じます。  まず第一、ベトナム和平、これがアジア平和建設の基礎である、世界の平和建設の基礎であるという御意見、これはもう完全に一致しております。そこで、あなたはどんなことでもい……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○加藤(清)分科員 ただいま長官から詳細に四十三年度の防衛庁予算を承りました。  まず長官に承りたいのでありまするが、この予算で長官は満足をしていらっしゃいまするか。それともこれは非常に足りない予算であるとお考えでございましょうか。
【次の発言】 委員長からの御指図もございましたのですが、時間が初めから限られておりまするから、簡潔に質問にお答え願いたい。いまお読み上げになりました予算は、あなたの満足していらっしゃる予算ですか。それとも足りない予算ですか。
【次の発言】 ところが、それは違うでしょう。あなたは、この予算では海上自衛隊の飛行機だけをもってしても二百六十七機、本年度十九機買えるといま……

第61回国会 商工委員会産業構造並びに貿易対策に関する小委員会 第1号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 私ども日本社会党は、平和産業をこよなく愛します。わけても繊維産業につきましてはたいへんな熱の入れ方でございまして、中央執行委員会のもとに特別委員会を設置しております。すなわち繊維対策特別委員会でございまして、その事務局長がいま武藤先生でいらっしゃるわけでございます。これができましてからすでに十年近い日数を経てありますが、それはさきに行なわれました構造改善、これを完全に推進すると同時に、新しき機械化時代に備えなければ、日本の繊維産業は世界の繊維産業に立ちおくれるであろうということが十年前からもう言われていたからでございます。  ところで、幸い日本の繊維産業も第二回の構造改善を……


32期(1969/12/27〜)

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/04、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会を開きます。  関係各常任委関係各常任委員長との協議により、私が委員長の職務を行ないます。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案、内閣提出の道路交通法の一部を改正する法律案、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案、廃棄物処理法案、自然公園法の一部を改正する法律案、毒物及び劇物取締法の一部を改正す……

第64回国会 産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1970/12/05、32期、日本社会党)【議会役職】

○加藤委員長 これより産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会を開会いたします。  内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案、内閣提出の道路交通法の一部を改正する法律案、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案、廃棄物処理法案、自然公園法の一部を改正する法律案、毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案、農薬取締法の一部を改正する法律案、農用地の土壌の汚染防止等に関……

第69回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1972/10/04、32期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 終了時間が一時だそうでございまして、もう時間がございませんので、前置きを抜きにしまして、ずばり公害の一点にしぼってお尋ねしたいと存じます。  現在、低硫黄と称するものは二億キロのうちで二割前後である、あとはハイサルである、先ほどの滝口さんのお話ですと平均一・九三だ、それを一・五六にまで原料面で引き下げる努力をするというお話がありましたのですが、これはほんとうに可能でございましょうか、それをひとつぜひ今里さん、島田さんに承りたい。わかりますか、もう一度申し上げましょうか。先ほど滝口さんが、現在は硫黄の含有量平均が一・九三だ、それを数年の後に一・五六にしたい、努力するとおっしゃ……

第69回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1972/10/04、32期、日本社会党)

○加藤(清)小委員 時間が短うございまするので、要点を簡単にしぼって質問しますので、お答えなさるほうの方もどうぞ簡潔でけっこうでございますのでお願いいたします。  実は三十一年にこの法律ができましたときのことを私はしみじみ思い出すのです。あのときに決して百貨店側と小売り側をけんかさせるとか、どちらに軍配を上げるという趣旨で法律をつくったんじゃございませんです。どちらかというと、消費者を守るという立場のほうが多かったのです。しかし、結果は百貨店法である程度百貨店の規模その他を規制するということになったわけです。そうしたら、あとで江戸のかたきを長崎じゃなくて、江戸のかたきを選挙でとられましてね。そ……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 法務委員会大蔵委員会商工委員会連合審査会 第1号(1973/06/26、33期、日本社会党)

○加藤(清二)委員 お許しを得まして、私はただいま審議されております商法関係について二、三御質問を申し上げたいと存じます。田中さんとは久しぶりでございます。よろしく御指導のほどをお願いいたします。  まず大臣にお尋ねいたしますが、会社が株を増資します場合に、その割り当てをする順序は、何が一番で何が二番でございましょうか。順序をお尋ねいたします。
【次の発言】 商習慣はいかがでございますか。きまっていないとおっしゃるから、商習慣はいかがかとお尋ねする。
【次の発言】 商習慣はいかがかと聞いておる。取締役会できめることはあたりまえの話である。

第77回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○加藤(清二)小委員 けさの新聞を見ますと、朝日新聞が世論調査を発表しておるですね。ロッキード、疑わしい高官は早く発表しろと、八五%の要求があるという話です。世論に従うのが民主政治なんですね。民主政治を行うとするならば、世論に従うべきである。今日、最も期近に世論調査をしたとするならば、ロッキード事件は早く解決しろ、これはもう当然の結果だと思います。  もう一つの世論は何かと言ったら、逆に、電気料金の値上げはちょっと待て、こういう世論が出ると思います。  そこで、最初に承りたいことは、この電気料金についての世論を一体通産大臣や経企庁の長官はどのように受けて立ち、どのように具体化する予定があるのか……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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