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瀬戸山三男 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

瀬戸山三男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(衆)
92位
委員会発言歴代TOP500(衆)
148位
委員会出席(幹部)歴代TOP100
97位
委員会出席(無役)歴代TOP500
224位
委員会発言(議会)歴代TOP100
76位
委員会発言(政府)歴代TOP100
95位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
379位
各種会議発言(政府)歴代TOP50
50位

24期委員会発言TOP100
95位
24期委員会出席(無役)TOP100
97位
24期委員会発言(非役職)TOP100
71位
26期委員会発言TOP100
93位
26期委員会出席(幹部)TOP100
71位
26期委員会発言(非役職)TOP100
78位
27期委員会発言TOP100
97位
27期委員会出席(幹部)TOP100
64位
27期委員会発言(非役職)TOP100
89位
28期委員会出席(幹部)TOP50
48位
28期委員会発言(議会)TOP10
9位
29期委員会出席(幹部)TOP50
47位
30期委員会発言TOP50
47位
30期委員会発言(政府)TOP10
8位
30期各種会議発言(政府)TOP10
9位
32期委員会発言(議会)TOP50
17位
33期委員会出席(無役)TOP100
84位
33期各種会議出席TOP25
14位
33期各種会議出席(無役)TOP25
13位
34期委員会発言TOP100
76位
34期委員会発言(政府)TOP25
13位
36期委員会発言(政府)TOP25
24位
36期各種会議発言(政府)TOP5
5位

このページでは瀬戸山三男衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。瀬戸山三男衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 建設委員会 第3号(1949/03/31、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 今の問題に関連しておりますが、都道府縣の災害復旧費補助、現在大体見込額八十三億一千万円、そうすると先ほどお配り願いました資料のうち、昭和二十四年度以降分の現在の工程の超過進捗工事の四十二億円を引くということに実際問題としてなりますか。
【次の発言】 そうすると八十三億一千いくらという金は、ほとんど現実の問題としては、ないような状態になつておると思いますが、災害は年々増加する一方で、現在この額をもつて復旧されました以外に、相当の災害地が残つておると思うのでありますが、それについて現在の実状でははつきりいたしませんけれども、公共事業費の増額を貿易資金黒字から出す可能性があるという新聞……

第5回国会 建設委員会 第4号(1949/04/05、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 建設省関係で、金額においては二十三年度より多少ふえておりますが、事業量の割合をわかりましたらちよつとお示し願いたい。

第5回国会 建設委員会 第5号(1949/04/07、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 都市局長に簡單に伺いたいと思います。先ほどの御説明の中の全戰災都市の区画整理事業でありますが、公共事業費がきわめて削減され、從つて区画整理事業費も削減されましたので、事務当局としては非常に御苦心の点は十分わかりきつておるわけであります。この区画整理事業がきわめて遅々として進まないために、日本の都市計画事業が非常に不完全な状態に置かれておることは残念のきわみであります。これもやむを得ないといたしまして、昨年までの八〇%の國庫補助を二分の一にいたしたいという、それも事業量をふやしたいためにさように考えておるという御苦心の点は、十分わかるのでありますが、今日までの区画整理事業におきまし……

第5回国会 建設委員会 第7号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 ただしま御上程になりました案件のうち、第二〇並びに四二号の請願は大体一同趣旨でありますので、一緒に御紹介いたします。この庶民住宅建設助成に関する請願は、宮崎縣会議長、宮崎縣知事並びに宮崎縣の戰災地方でありますところの大市町村の外一千者以上の住宅困窮者の請願になつておる点をあらかじめ御紹介いたしておききます。要旨でけを御紹介いします。  本請願の要旨は、終戰以來三年余を経ましたけれども、國民の切実なる要望にもかかわりませず、住宅の不足は依然深刻でありまして、國民の生活上大なる脅威となつておるわけであります。しかるに一般大衆の経済力はますます遇追いたしまして、自力による復興は極度に低……

第5回国会 建設委員会 第10号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお尋ねをいたしておきます。從來の特別都市計画法の全部に対する補償の規定を今回のように改正されますことは、憲法の趣旨に適するということであろうと思いますが、問題は今回の改正の要点になつておりますところの都市区画整理施行の前後という区別と、それから補償に対する財政的と申しますか、財源の措置という点について、一應お伺いいたしたいと思ます。
【次の発言】 今度の改正によりますと、土地の区画整理後の宅地の價格の総額がその前の價格に不足する場合に、これを補償する。区画整理は各地区別に整理してやられるというのですが、前後というのは大体いつを基準にしてやられるのでありますか、現在のようにき……

第5回国会 建設委員会 第12号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 水防法案について、二、三本法の精神を明らかにする意味におきまして質疑を行います。  まず第一番に、本法を制定しようという趣旨は、私あえて反対をするのではありませんけれども、大体こういう法律をつくるのが日本の一種の癖になつておるのでありますが、こういう法律をつくる前に、この提案理由にもあります通りに、水害などというものは、あらかじめどこでどのくらい起るということは大体予悪がついておるのでありますから、私はこういう災害が起つた後に、あわててそれを処置するという法律をことさらにつくるよりも、その根本を直す事という方に最大限の主力を注ぐということが、一番大切なことであろうと思つております……

第5回国会 建設委員会 第13号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 昨日の委員会におきましてお尋ねいたしましたが、昨日の御説明では明確でなかつたと思いますので、きようは國家消防廳の方から見えておるそうでありますので、國家消防廳との関係につきまして、二、三お尋ねをいたしてみたいと思います。  昨日の委員会におきましても、この点についで質問をいたしたのでありますが、水防法案の第七條であります。都道府縣知事が水防計画を定める場合には、建設大臣のほかに國家消防廳の長官の承認を得なければならない、かようになつておるのでありますが、水防法は消防法とほとんど内容を同じくするのでありますが、消防法におきましては、國家消防廳の長官は、消防に関する指揮命令権もなけれ……

第5回国会 建設委員会 第14号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 本法の大体の概要につきましてはほぼ明らかになりましたので、こまかい点について二、三疑問になる点をお伺いしてみたいと思います。第五條の第一号であります。これに資格要件のところがありますが、「建設省令で定める学科を修めたもの又は建設大臣がこれと同等以上の学歴若しくは資格及び実務の経驗を有するものと認定した者」という項目があるのでありますが、この内容が建設省で予定されておるかどうかということと、第二号についても同じごとであります。「法律又は命令による免許又は技術若しくは技能の認定を受けた者」。これは現在多少あると言いますが、その内容を一應明らかにしていただきたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第16号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 ただいま委員長から、会期が切迫しておるから簡潔にというお話でありますが、この法律はただ九條でありますけれども、きわめて問題になる法律と私も考えます。それであまり長くならないつもりでなるべく簡單に申します。  まず第一番に、この法律を制定されたのでありますが、その提出の理由はよくわかります。またこの法律をつくる必要があるということも、私は信じて疑わないのでありますが、現に行われておりますところの廣告物取締法を改正して、さらに美観風致を維持しようというのでありますが、現在の廣告物取締法で相当取締つておられるかどうかということをまず伺つておきたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第17号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 私は民主自由党を代表いたしまして、二、三の希望意見を付して、本法案に賛成の意を表するものであります。本法案は、第一條にも明定されておりますように「洪水火は高潮に際し、水災を警戒し、防ぎよし、及びこれに因る被害を軽減し、もつて公共の安全を保持することを目的とする。」といたしておるのであります。このことに、現下わが國においてきわめて重要なことであります。現在の法制におきましては、消防組織法、並びに消防法にその活動の基礎を置いておるのでありますけれども、現行法律におきましては、その法律の体系が、主として消防に重点を置いておるように見受けられるのであります。水災に関しましては、單に二、三……

第5回国会 建設委員会 第18号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 これは直接内容に触れるわけではありませんが、一点だけ、政府においてさようなことは考えておられるかどうかお尋ねしてみたいと思います。実はことは主として農林省に関係しておるかもしれませんが、関連しておりますので確めるのであります。全國の農耕地を測量されることを考えられたことがあるかどうかという点であります。御承知の通りに、食糧の供出についてはきわめて困難なる事態がありますし、またきわめて不正確なる状況になつております。それはすべての行政面にあるわけでありますけれども、供出にいたしましても、さような複雑になつていろいろな問題が起りますのは、日本の農耕地の統計がきわめて不完全であるという……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 私は質問をかねて申し上げますが、大体先ほど河川局長のお話では、過般のカサリン台風の約半分くらいと申されたのですが、それは台風自身を考えると、まさにその通りであるかもしれません。ただ今回の台風は、現地においてきわめて特異性があるということを当局としてぜひ考えておいてもらいたいのは、先ほど賀屋防災課長から、たまたま現地に來ておられましたので、大体お話がありましたけれども、私どもは現地でつぶさにその局に当つておりました関係から申し上げてみたいと思います。なるほどカサリン台風から見ますると、半分くらいの状況であるかもしれませんけれども、被害がきわめて特異性を発揮したと申しますが、強烈なる……

第5回国会 建設委員会 第23号(1949/07/12、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 本日の委員会は、大体見返り資金という言いますか、緊急なる災害対策費にどのくらいまわしていただけるのかというのが本筋であるので政策の問題は別の機会に論じていただきたいというのが私の希望であります。  先ほどの安本長官の説明で、エード資金は大体効果のあがるようなものに出すのが根本のねらいであるということはわかりましたが、災害復旧とか災害対策というものは、さような意味において効果的のものであるかないか、安本長官はいかにお考えになつているかという点をひとつお尋ねいたします。それと同時に、これは非常に御苦心の結果であるらしいのでありますが、この十五億の金の中に、今回のデラ台風を含めておられ……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 大分本日の議題から離れた問題で時間が消えておりますが、私は簡單に大臣の御決意のほどを伺つてみたいと思います。  本年は異例の年で、すでに数回災害にあいましたので、建設大臣はさそ御苦心をされたであろうと拝察いたすのであります。先ほどは安本長官から、ただいまは建設大臣から、いろいろ伺いましたので、御決意を持つておられることはわかつたのでありますが、さらに本委員会に対して、強力なる御決意のほどを明確にしていただきたい。それは災害復旧と先ほどのお話に出ておりました恒久対策の問題であります。本年のジユデイス台風までに合計三百億に上る災害がすでに発生いたしております。これに対して特別な措置を……

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○瀬戸山三男君 ただいま上程になりました請願について、その理由を御説明申し上げます。本請願は宮崎縣下におきますところのタバコ耕作面積の増加をお願いするわけであります。宮崎縣下は御承知でありましようが、三市八十六箇町村ありますうち、現在タバコ耕作をいたしております地域は、三市七十五箇町村に及んでおります。そこで本縣下におきましては、目下関係当局の奨励品種でありますところの黄色種の栽培に、氣候風土ともに最も適しておりまして、その他あらゆる自然的條件を具備しておりますので、その耕作反別は昭和二十三年におきまして千三百七十五町歩に達しております。全國順位を申し上げますと、第十一ということになつておりま……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 先ほど他の委員からも御質問がありましたが、都市計画に関しては相当重要なことでありますので、重ねてお伺いいたします。結局予算の質問でありますが、この戰災復興都市計画の再検討に基いて、かような基本方針をきめられたのは、現在の財政状態からやむを得ない、これは私ども了承いたします。そこで五箇年計画は、最も緊要な換地であるとかまたは街路の設定等によつて、早く住宅の安定をはかるということにあるわけでありますが、そうなりますとこれがきわめて緊急を要する問題であります。五箇年の中の三百三十二億の予算も、先ほどのお話ではまあ来年度大体十八億くらいだということであります。そういうことでは先ほど他の委……

第6回国会 建設委員会 第9号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 金融公社についてはまだ確定した案があるわけではありませんが、確定する前に参考の意味もあつてお尋ねしておきます。 今度の金融公社は大体五十億を資金とする。それからそのほかに借入金もできるような制度にいたしたい。こういうふうなことでありますが、五十億ないしそれ以上の資金をもつて、年間どのくらいの戸数の建設を予定されておるかどうかということと、それからそれによつて建設されるものと、住宅五箇年計画というものを一応案としてはあるわけでありますが、緊急に住宅の不足を来しておる大体六十万戸、そいういうものとの関係、更にこの資金の貸出方法はまだ詳細わかりませんけれども、ちようど現在行われておりま……

第7回国会 建設委員会 第2号(1949/12/20、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧に関連いたしておりますので、安本政務次官並びに河川局長のお気持をお尋ねしておきます。  先ほどこの委員会にも、宮崎県の地元から陳情がありましたが、最後に起きました本年の十一月二十一日、二十二日の災害、宮崎県の南部に豪雨を降らせまして、局部的ではありますけれども、その局地においては、きわめてり深刻な打撃を與えた災害があるのであります。これは御承知の通り二十二年度、二十三年度、さらにまた昭和二十四年度の最後のアイリーン台風以前の災害に対しましても、ほとんど災害復旧というものが、その一割ないし二割しか進行いたしておりませんので、各地元とも非常に困窮しておるということは、これは災……

第7回国会 建設委員会 第3号(1950/01/28、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡単に一つお尋ねいたします。ただいまの御質問のうちにお答えがあつて、きわめて重要な問題だと思います。全額国庫負担は昭和二十五年度に限るということの御説明があつたのでありますが、それについては昭和二十五年度で全部の災害が復旧できるというものではございません。先ほど御説明にもありましたように、大体三年間で復旧いたしたいという見込みを立てておられるのでありますが、それを昭和二十五年度だけ全額国庫負担ということについて、今一応の御説明がありましたけれども、その点をはつきり地方各公共団体に認識を深めておかなければ、先ほど村瀬委員からも懸念された御質問がありましたけれども、もし昭和二十五年度……

第7回国会 建設委員会 第4号(1950/02/03、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 これもまだ論議することではないと思いますが、今のお話に関連しておりますので、簡単に今日までの御意向を承りたい。たとえば道路法を改正するということは、何も今日に始つたことじやないのですが、先ほど御説明のように、国道もしくは地方主要道路と地方道路とわけるということになり、しかも地方の道路は、地方の完全なる負担になるという建前で今日まで案を立てられたと思うのですが、大体いつごろからそういう法律を施行する考えで立てられたか。さらにまた二十五年度の道路に関する予算は、そういうことを基礎にして立てておられるのか。それからもう一つ災害復旧は全額国庫負担であるというような法律も現に進行中でありま……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧費がきわめて不満足であるということは、私どももさように考えておりますが、政府当局といたしましても、現下の財政上やむにやまれず、これでやつて行くというお話でありますから、これはあえて追究いたしません。ただその貧弱なる災害復旧費で最も効率的にやりたいというお話がありましたので、その点について少しばかり私の意見を申し上げ、また特に安本当局の考えを、この際確かめておきたいと思います。  災害復旧費が千六百億とか言われておりますが、これを放任しておいたら、国土がきわめて荒廃する原因をつくるということは、これはみなはつきりいたしておるのであります。しかしそれをいまさらとやかく申しても……

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 前会に引続いて簡単に二、三質問をいたしたいと思います。  この前災害復旧費について二、三お尋ねをいたし、この点は先の委員会でも局長の明言を得ておりますけれども、私にとりましては重要な問題でありますので、さらにはつきりした意向を伺つておきたいと思います。  二十五年度の災害復旧費は、河川局で見ておるところの大体三分の一程度でありますので、これはまさに災害復旧の緊急費であると考えます。でありますので、二十五年度におけるさらに新たなる災害を最小限度に食いとめるように、限られた二十五年度の災害復旧費を有効適切に使う。それには例の安本の認証問題がありますけれども、少くとも第一・四半期に効果……

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお尋ねいたします。解除物件の処理の問題について、いろいろ御苦労されているという気持はわかるのでありますが、私は深川の倉庫、それから練馬、あの辺の倉庫も東京にあるものは一応見ております。ところが先ほど田中委員でありましたか、お話にもありましたように、そういうものがどう処理されているということは、世間ではあまり知らない。知らないから、知つておる者だけ買うというような実情になつております。私はほかのことは申しませんが、今度の二千戸の建築問題であります。練馬ですが、私ははつきり名前は覚えませんが、あそこには約五万石、正確に言うと四万六千石くらいの材木がある。あれは処分されたかどうか……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)

○瀬戸山委員 特に日程を追加していただきましてまことに恐縮でありますが、かねて本委員会におきましても、また日本の災害全住民が重大なる関心を持つておりますところの昭和二十五年度の災害予算の支出方法について、ちようど大体の方針がきまりそうな時期にありますので、平素から関心を持つております本委員会としては、この際これを大きな問題として取上げなければならない。かような考えから時間をさいていだだいたわけであります。災害復旧予算のことにつきましては、たびたび論議を鬪わし、また意見も発表いたしておるのでありますが、私がこの際安本当局にお尋ねいたしたいというのは、かねてから申しておることでありますけれども、昭……

第7回国会 建設委員会 第14号(1950/03/17、24期、自由党)

○瀬戸山委員 道路関係について概略的なことを一応確かめ、さらに私の意見を申し述べます。小委員会で詳細研究されることだと思いますけれども、一応全般的なことについて質疑をいたしたいと思います。  道路法はたびたび委員長からも申されましたように、道路法の改正が大分前から論議されておりますが、今日まだその提案の時期に至つておりません。しかし一応改正の準備ありと申しますか、そういうものが当委員会にも出されておりますので、それに基いて三、三の点をはつきりさしておきたいと思います。建設省の動力局が昭和三十四年の十二月に印刷されております「道路の全国調べ」という統計がありますが、これを基礎にして、それによりま……

第7回国会 建設委員会 第16号(1950/03/24、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程せられております首都建設法について、提案者の方からきわめて詳細なる御説明がありましたので、あまり蛇足を加えない方がよいと思いますけれども、数個の点について提案者の所信をただしながら、私の疑点を解いていただきたいと思います。  ただいまの提案理由に、るる御説明があつたのでありますが、日本が平和国家として立つべき、その首都として、東京都を、政治、経済、文化等について、その機能を十分に発揮させるために、この首都建設法を制定いたしたい、こういう御趣旨であります。そのお考えと申しますか、着想には、きわめて私ども敬意を表するのでありますが、問題は、さような意味の日本の首都である東……

第7回国会 建設委員会 第17号(1950/03/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま首都建設法案について、地方自治政務次官の地方自治体との関係についての御意見を承つたのでありますが、大体私のこの法案についての見解としては、ただいまの御意見とほぼ一致するのでありますが、地方自治体の自主性という点について、相当この法案については論議がありますので、さらに私の意見を申し上げながら、もう少し強い見解をいただきたいと思うのであります。本法案は申し上げるまでもなく第一條の「東京都を新しく我が平和国家の首都として十分にその政治、経済、文化等についての機能を発揮し得るよう計画し、建設することを目的とする。」これが最終の目的でありますが、本法案について二つの方面から考えら……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になつております連合国軍人等住宅公社法案に対して私は修正をするものでありますが、まずその修正の案文を朗読いたします。   連合国軍人等住宅公社法案に対する修正案  連合国軍人等住宅公社法案の一部を次のように修正する。  第七條に次の一項を加える。   2 都道府県、市町村その他これらに準ずるものは、公社に対し地方税を課することができない。但し、鉱産税、入場税、酒消費税、電気ガス税、木材引取税及び遊興飲食税、これらの附加税並びに遊興飲食税割については、この限りでない。  第十七條中「連合国軍最高司令官の命令に基き」を削る。  附則第十一項を削る。  修正案についての趣旨……

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、自由党)

○瀬戸山委員 地方自治庁から見えておるそうでありますので、この前大蔵委員会との合同審査のときにいろいろ聞いたわけでありますが、その際の答弁に明確でない節がありますから、地方自治庁の見解をお尋ねいたし、それを明確にいたしたいと思います。  この特例法弟一條に書いてありますように、「この法律において「災害」とは、暴風、こう水、高潮、地震その他の異状な天然現象に因り生じた災害をいう。」とあります。こういうように天然現象に基く災害を基礎にしておるのでありますが、従来都道府県災害土木費国庫負担に関する件に基きました規定によりますと、單に災害だけで、その災害がいかなる災害かということはなかつたのであります……

第7回国会 建設委員会 第23号(1950/04/08、24期、自由党)

○瀬戸山委員 二、三質問をいたしたいと思います。本法の第一條にあります通り建築士の資格を試験その他によつて明定して、日本の建築物の質の向上をはかることはきわめて適切である。そこで本法には本日も説明がありました通り、一級、二級の建築士をつくるというわけでありますが、そこで一級の建築士、二級の建築士を区別する、何と言いますか実績と言いますか、一級の建築士にはどういう仕事をさせる、二級の建築士はどういうものをやるのだということが必ず予定されなければならないと思うのですが、これはあるいは建築基準法とかいうものが、今問題になつておりますので、そういう方面で出て来るかもしれませんけれども、少くともここで一……

第7回国会 建設委員会 第24号(1950/04/10、24期、自由党)

○瀬戸山委員 さきに本委員会におきまして、国際観光文化都市建設法に関する小委員会を設置せられまして、不肖私が委員長の席を汚すことになつたわけであります。この際小委員会の経過について、中間的な御報告を申し上げておきたいと思います。本小委員会は、去る三月二十八日に設置されまして、三月三十一日第一回の小委員会を開きましてから、三回にわたりまして、熱海及び伊東の国際観光温泉文化都市建設法案、その他さらに予想せられますところの、同種法案に関連いたしまして、これを総合したいわゆる一般法として立案するため、愼重審議をいたしておるわけであります。そこで多少異例ではありますけれども、小委員会におきまして立案いた……

第7回国会 建設委員会 第25号(1950/04/11、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま実際の衝に当りておられる西さんから切実なお話を伺つたのであります。この法律案に対して国民が非常な期待を持つておることは、住宅難の折柄、当然でありますが、実際、私個人の意見としては、この法律案の通りであると、ちよつと国民の期待を裏切つておるということを感じておるのであります。あなたは都営住宅の管理をしておられるのでありますから、参港までに、現在の都営住宅の家賃、それからその中に住んでおられる方々の收入状況を、おわかりの程度でよろしいですから、お聞かせを願います。
【次の発言】 この法律に対して勤労者諸君が非常に重大な関心を持つておられるのは当然であります。そこで私個人の見解……

第7回国会 建設委員会 第26号(1950/04/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はただ一点だけ伺います。第二條の意味ははつきりさせておく必要があると思いますので、「「住宅」とは、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分をいう。」と書いてありますが、この家屋の部分というのについて御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 普通に言われておるアパートはあまり大きいのでありませんが、いろいろ十坪とか何とかいう建物が計画されておるのであります。そういうときに、普通に店舗付住宅と言うておりますが、十坪の家で、店舗付住宅という名前はおかしいのでありますが、そういう場合はどういうふうに考えられるか、これを一つ伺いたい。

第7回国会 建設委員会 第29号(1950/04/21、24期、自由党)

○瀬戸山委員 去る四月十九日衆議院規則第五十五條によりまして議長の承認を得まして、本委員会委員八百板正君並びに不肖瀬戸山三男は熱海市の災害地調査並びに復興計画検討のため今野調査員及び建設省都市局八巻計画課長を帶同しまして、詳細に現地を調査して参つたのでありますが、ここにその概要をご報告申し上げます。  去る十九日午前七時半東京駅を出発、九時半熱海に到着いたしまして、ただちに市役所の焼跡に設けられております対策本部に参り、市長、市議会議長、靜岡県土木部長などより図面によつて火災の状況、消防活動並びにその復興計画などにつきまして概略の説明を受けた後、火災現地の視察を行いました。現地は市民、消防団ま……

第7回国会 建設委員会 第31号(1950/04/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 国際観光文化都市建設法に関する小委員長報告を申し上げます前に、懇談の形式をもつてちよつと御説明申し上げたいことがありますので、御了承を願いたいと存じます。ちよつと速記を……
【次の発言】 ただいまより国際観光文化都市建設法に関する小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会は去る三月二十八日、別府を始めとし、熱海、伊東など相次いで提出せられました国際観光温泉文化都市建設法案、さらにその提出を予想せられました京都、奈良等の各種観光都市関係の特別法を総合いたしましてこれを一般法として立案するため、特に設置せられたものであります。当小委員会におきましては……

第7回国会 建設委員会 第32号(1950/04/26、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま議題となつております住宅金融公庫法案につきまして、修正の意見を申し述べます。まず修正する部分を読み上げたいと思います。  住宅金融公庫法案の一部を次のように修正する。第三十八條を次のように改める。  訴願法(明治二十三年法律第百五号)及び行政事件訴訟特例法(昭和二十三年法律第八十一号)については、公庫を国の行政機関とみなして、政令で定めるところにより、これを公庫に準用する。かように改めたいと思うのでありますが、その理由を簡単に御説明申し上げます。  原案によりますと、第三十八條は、訴願法は、「政令で定めるところにより、公庫を国の行政機関とみなして、公庫に準用する、」かよう……

第7回国会 建設委員会 第34号(1950/04/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 二、三の点について、なるべく簡單に当局に対して質疑を行います。第四條についてでありますが、第四條では今日までの建築行政に関するあり方を全面的に改めて、市町村に建築行政を委譲しようというわけであります。市町村は、その長の指揮監督の下に、建築主事を置いて建築行政をつかさどらせる、こういうふうになつておるのであります。第二項には、市町村は、第一項の建築主事を置こうとする場合においては、あらかじめ、その設置について、都道府県知事と協議しなければならない。この点、私ちよつと不可解です。どういう理由でさような規定になつておるか、その点を明らかにしていただきたいと思います。

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/19、24期、自由党)

○瀬戸山委員 新たに建設大臣になられましたので、お祝いを申し上げながら、建設大臣の建設行政に関する御決意と申しますか、将来の建設行政に対する御熱意のほどを伺つてみたいと思います。全部申し上げるわけに行きませんので、四、五項目にわたつてお伺いいたしたいと思います。  まず第一番に、今日私から申し上げるまでもなく、日本の治山治水ということは一番大きく取上げられておる、国民といたしましても、また国会、行政府といたしましても、取上げておるわけでありますが、それについて治水行政に関する建設大臣の所見を明確に伺つておきたいと思います。これは前の委員会でもほかの委員から質疑があつたと思いますが、今度発行され……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/21、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この際大臣に簡單にお伺いしたいと思います。実は今月の十九日から来襲しておりますグレイス台風、これが現在九州を荒しているのであります。通信網も相当損害を受けておるようでありますから、大臣の方にも詳細には様子はわかつておらないと思いますが、わかつておる範囲で御説明を願うのと、これに対する緊急な対策をただちにやつていただかなければならないのでありますが、その点ただちに詳しい説明をしていただきたいとは思いませんが、早急な対策をしていただくために、この際御所見を伺つておきたいと思います。

第8回国会 建設委員会 第5号(1950/07/24、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいまグレイス台風に関する現在までに判明いたしております被害状況の御説明があつたのでありますが、私ども事前に予定されておりましたよりも、比較的被害の少かつたことを衷心より喜んでおるわけでございます。しかしながら、今後詳細に調査いたしますれば、あるいはこれより上まわるということがあり得るのでありますが、いずれにいたしましても現在農耕地その他重要なる面がありますので、起りました災害は早急にこれを復旧しなければならないのは申すまでもないことであります。さきに起りました風雪災害、それから関東地方に起りました風水害に対する政府の処置も今日まだとられておらないという実情は、私ども常に遺憾に……

第8回国会 建設委員会 第6号(1950/07/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧費の問題でありますが、地方自治庁の次長さんに対しては、災害復旧費全部についてはお尋ねをいたしません。ただ昭和二十五年度に限り、災害旧費の大部分は、国が負担してやるという法律ができたのでありますが、二十六年度の予算編成時期にあたつておりますのに、あの法律は二十五年度で打切るというような、閣議の決定かどうかしれませんが、話合いがあつたということを仄聞いたしているのであります。あの法律を審議いたしますときに、その点が非常に問題になつたのでありますが、その当時所管の大臣は自治庁の長官であつたように思うのでありますけれども、これは何も大蔵省の問題でなくて、国の政治の根本の問題であり……

第8回国会 建設委員会 第7号(1950/07/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま両法案に対する根本的な考え方について上林山委員から相当つつ込んだ質疑があつたわけでありますから、私のは少しこまかくなるかもわかりませんけれども、そのつもりでお聞きを願います。  両法案の第一條の目的は、読み上げるまでもないのでありますが、読み上げてみます。横浜及び神戸市は「その沿革及び立地條件にかんがみて、わが国の代表的な国際港都としての機能を十分に発揮し得るように建設することによつて、貿易、海運及び外客誘致の一層の振興を期し、もつてわが国の国際文化の向上に資するとともに経済復興に寄與することを目的とする。」ただいまの御説明によりますと、これは住民の方々の熱望であるという……

第8回国会 建設委員会 第8号(1950/07/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま自由党、国民民主党並びに日本社会党三派共同の提案になります修正案が朗読されたのでありますが、その修正をいたしたいという理由について簡單に御説明を申し上げます。  すなわち両法案の第五条第二号の規定は「都市計画法第六条の二の規定にかかわらず、その事業の執行に要する費用につき国と公共団体との負担の割合に関する特例を設けること」ができるというふうになつておりますが、さきに国会を通過いたしております、――なお現在審議中のものもありますが、広島平和記念都市建設法その他ほとんど同様の特別都市建設法案がありますが、これらの法律並びに法案にはこの種の規定はなかつたのであります。しかも昨日……

第8回国会 建設委員会 第9号(1950/07/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 紹介議員にかわりまして私から申し上げます。  福島、大渕両橋を永久橋にかけかえを促進せられたいという請願でありますが、本請願の要旨は、宮崎、延岡市の間の国道三号線のうち、宮崎郡広瀬村と児湯郡富田村とを貫流いたしております一ツ瀬川にかけられてある福島、大渕両橋は木橋である関係上、毎年出水の都度流失を繰返しておりまして、最近数年間の復旧費は一千万円以上の巨額に及んでおり、年間を通じて、百日ないし百五十日の交通杜絶を来しておる状況でありまして、現に過般のグレイス台風におきましても、すでに流失しておる状況でありますので、これをぜひ早急に国の力をもつて永久橋にかけかえていただきたいというの……

第8回国会 建設委員会 第11号(1950/09/01、24期、自由党)

○瀬戸山委員 来年度の公共事業費をどのくらいにするかということは今検討中であります。当然増額をしなければならないということは政府の方でも考えておられるようであります。ただ税金とのかね合いで最後の決定がここ二、三日遅れると思いますが、その点についてはいろいろ御議論がありましたので申し上げません。簡單に次長さんにせつかく案をつくられつつありますので、御見解なり私の注文を二、三申し上げておきます。事はこまかくなつて申訳ないのでありますが、大局論はやめまして、御承知の戰災復興事業であります。これは私から申し上げるまでもなく、昨年度縮小計画を立てまして、五箇年計画で二百一億の事業計画を立てたのであります……

第8回国会 建設委員会 第12号(1950/09/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡單にお伺いしたいと思います。大体公共事業を盛んにして、災害その他を未然に防止し、また経済力の発展を期さなければならないということは、これはもう議論はいらないと思います。そこで来年度の予算では、財政規模を圧縮しなければならない、さらに税負担に困つているから減税をしなければならない。しかも先ほどから議論されておりますような、公共事業を大いにやらなくちやならぬ、魔術を使わなくちやならぬというような苦労をされておると思います。私どもも党の方で苦労をいたしておるのであります。そこでどこから持つて来るかというと、債務償還を打切つたり、補給金を削つたりしてやるが、それは税金の方で何とか減らさ……

第8回国会 建設委員会 第14号(1950/10/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はもういろいろお話もありましたので、簡單に要望だけ申し上げておきたいと思います。  大体この金融公庫法を審議いたしますときに、この法律の制度はきわめてよろしいけれども、羊頭を掲げて狗肉を売るようなことになりはしないかということを私申し上げたのであります。悲しいかなその通りになつておる。その当時、この制度はよろしいが、制度の内容が悪いということで、貸出率をふやさなければならない、利率を下げる、年限を延ばす、その他事務を最も簡素にして、これを高度に利用されるようにしなければならないということで、本委員会といたしましても、最大の努力をいたしたのでありますけれども、不幸にして現在の法律……

第8回国会 建設委員会 第15号(1950/10/19、24期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和二十五年九月十二日、衆議院規則第五十五條により、議長の承認を得まして、ジエーン台風による災害状況並びにこれが復旧対策調査のため、藥師神委員長並びに不肖瀬戸山が現地に派遣され、九月十六日より七日間にわたり、大阪、和歌山、兵庫、徳島等の各府県を調査して参りましたので、ここにその概要を御報告申し上げます。  ジエーン台風は九月三日午前四国の東部をかすめ、正午には紀淡海峡を通つて大阪湾にかかり、十三時神戸附近に上陸いたしました。当時の気圧は九百六十ミリバール、中心附近の最大風速は毎秒四十メートルで、昭和九年の室戸台風に比すれば、その強度はやや劣つていますが、進行速度が遅かつたために、……

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私の方は安本が多いのです。
【次の発言】 経済安定本部の建設交通局長に二、三の点についておただしいたしたいと思います。本年度の暴風雨による災害復旧予算の支出状況でありますが、さきのジエーン台風、キジア台風に対する予備費からの災害復旧費の支出状況について、あらかじめお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 最後のキジア台風に対する予備費の支出がまだなされておらないということでありますが、もうすでに二十五年度の災害復旧費に対する補正予算二十六億余を計上して現在審議中であります。災害復旧に対して国民が非常に心配をし、すみやかな復旧を望んでいるということは、私から申し上げるまでもなく……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 提案者に二、三の点について御質問をいたします。先ほどから問題になつておりますように、この種法案はたくさん出て参りますが、ほとんど内容は大同小異であります。しかしながら先ほど提案者がるる御説明になりましたように、天孫降臨の伝説から今日まで古い都ということに相なつております、さらに個人のことを申して失礼でありますが、私松江市に七年ばかり住まわしていただいたこともありますが、先ほどの御説のようにこのことは十分了解できるのであります。今日まで多くの法律が出ている、その中の京都、奈良、これも古い都であるということで、かような特別法ができたのでありますが、今日十余りのこの種法案の中で、一番京……

第9回国会 建設委員会 第3号(1950/12/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は自由党を代表しまして、本法案に賛成するものであります。  日本国憲法によりまして、日本は武力を捨て、戰争を放棄し、文化的平和国家を建設し、世界の各国と講和を結び、世界の平和を達成するという偉大なる念願を持つておるのであります。もちろん敗戰の痛手を再建いたしますととは、口で申すほど簡單ではございません。そのためにわが自由党吉田内閣は、日本憲法の精神を達成するために非常なる努力をいたしておるということは私から申し上げるまでもないことであります。そこでこの種法案をつくりまして、ただいま世界が動乱に導かれんとするような混乱した時代に、日本の国民がかような平和的、文化的施設のために、お……

第9回国会 建設委員会 第5号(1950/12/06、24期、自由党)

○瀬戸山委員 通産省の鉱山局長にお尋ねいたします。と申しますのは、ただいま通商産業委員会で審議中であります鉱業法案と、当委員会の所管になつております土地收用法との関係についてであります。鉱業法案によりますと、第五章に土地の使用及び收用という規定を設けておりまして、第百五條以下に土地の收用のことを規定いたしております。現行の土地收用法がありまして、鉱業に関しては土地の收用というものが今日まで制度がなかつたのでありますが、これについて新たに土地の收用を鉱業権者に認むるようになつた理由と、もしこれがどうしても必要であるならば法律の統一と申しますか、土地收用法の一部にこれを加うべきであると考えるのであ……

第10回国会 建設委員会 第1号(1950/12/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 多少重複することになるかもしれませんが、今日は昭和二十五年の最終の委員会ということで開かれたので、お許しを願いたいと思います。この見返り資金が打切られるということが、ほぼ確定いたしたようなことで、本年度から見返り資金による道路、河川その他の事業が難局に立つていることについては、政府も非常に苦慮されておるし、委員諾君が先ほどから熱心に質疑応答をやるのもそこにあるのでありますが、大体見返り資金でここの表に出ております各種の事業をやるときには、二十五年度でできてしまうのも少数ありますけれども、大体二年ないし、三年継続事業としてそれを計画し、いわゆる関係方面に対して、それでよろしいという……

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 お急ぎのようですから関連いたしまして私からも簡單に質問いたしたいと思います。これは建設大臣に私は強力に質問するつもりでありますが、建設大臣が大臣に就任されましたときに、建設省で出しました建設白書、建設白書とは書いてありませんけれども、やはり建設白書なるものが自分の構想であるということで、それに対して私は以前の委員会で大臣に見解を承つたのでありますが、財政上だという弁解は了解いたしますけれども、その構想は少しもこの予算に現われていない。ただいま見返り資金関係の問題がありましたので、私はそれについて申し上げるのでありますが、これは農林省関係の予算にも関係いたすかもしれませんけれども、……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/13、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大分時間もたつておりますし、およそのことは論じ盡されておりますから、私も一時間半くらい質問するつもりでありましたが、時間がなくなりましたのでそれはやりません。先ほどから公共事業費についていろいろ各委員から論じられまして、勝利か敗北か、鉄のカーテンがどこにあるかということは朝鮮戰線と同じで、ちつともわからない。そういうことはやめまして、ただことしの公共事業費が建設大臣の期待とは相当反しておるということはこれは事実であります。建設大臣が就任されました直後の本委員会で、私は建設省から出されました国土建設の現況、いわゆる建設白書が建設大臣の抱負であり、建設大臣としての経論であると言われま……

第10回国会 建設委員会 第6号(1951/02/20、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私、あまり申したくないが、この法律は、事業量を増すということを大臣が常に口ぐせのように言つておられるが、先ほど池田委員から言われたけれども、ことしの河川の災害復旧府県の補助額が百五十六億、これで平均大体四分の三になりはせぬかと言われるのですが、一体どのくらい事業量がふえるか計算ができておると思うが、それを教えていただきたい――わからなかつたらもう一ぺん言います。予算は大体これできまると思います。大体百五十七億になつておりますけれども、この案で行つたら、ことしの災害復旧の事業量がどのくらいになるかという計算ができておると思います。事業量をふやすために改正すると言われるから、そこが私……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/02/22、24期、自由党)

○瀬戸山委員 めつたにお二人おそろいのことはございませんので、いつも中途半端で終りますから、ほかのことは申し上げません。一般公共事業費については申し上げませんが、今度土木災害復旧事業費国庫負担制度を改められるということについて??まだ法案も出ておりませんので、その内容については法案が出てから質問いたすとして、その要綱で、各種の補助率を三段階にわけて考えておられるようであります。そこで過日の河川局次長の御説明では、全国平均にいたしまして、大体国の負担額は四分の三ぐらいになるであろう、こういうお話でありました。そこで、これは何ゆえ改正するのか、金額国庫負担をかような負担率にするのには、ほかにも理由……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 本法案につきましては、事前に本委員会においても相当研究が進められておりますし、またほかの委員からもいろいろ御質疑がありましたので、重複は一切やらないことにいたしまして、簡単にきわめて小さいことでありますが、まず事務当局の方にお尋ねいたします。  今度の法律案の第三条でありますが、これはさきに衆議院を通過いたしました農林水産業施設災害復旧事業費国庫負担の暫定措置に関する法律の一部改正法律と大体表裏一体になつておると思います。そこで本法案の第三条に各災害復旧事業に該当する項目が並べてあるのでありますが、従来よりふえておりますのが、第四の林地荒廃防止施設と第七の漁港これだけが今日までの……

第10回国会 建設委員会 第17号(1951/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大臣がなかなか見えませんから、事務当局に簡單にお伺いいたします。  先ほど西村委員から補正の問題がありましたが、昭和二十三年度発生災害については、昭和二十四年及び二十五年発生災害を一〇〇として一四九の指数で計算した額を基礎にする、こういうふうになつておるのですが、昭和二十四年度、二十五年度についてはその後物価の変動はないという予想のもとで、災害復旧費が出ておるわけでありますか。
【次の発言】 大体われわれがいただいております資料によりますと、昭和二十三年は、物価の変動などを見て、昭和二十四年度四月一日を一〇〇として一四九に計算されておると思うのです。それは要するに昭和二十三年の査……

第10回国会 建設委員会 第26号(1951/05/26、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と法案の概要を御説明申し上げます。  御承知の通り住宅金融公庫は、昨年の五月住宅金融公庫法に基き設立され、翌六月から業務を開始しております。しかしながら当時予期せられなかつた朝鮮動乱勃発の結果、建築資材、従つて建設費の値上りが著しくために現行の融資条件のままでは、公庫から住宅の建設資金を借り受ける一般の人々にとりまして、過重な負担となり、公庫本来の目的を達することが困難な状況と相なつたのであります。本法案におきましては、貸付限度の引上げと償還期間の延長など、実情に即した融資条件の緩和をはかり、……

第10回国会 建設委員会 第29号(1951/05/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大分各委員から入念な質疑がありましたから、できるだけ重複しない程度で多少の質疑を行いたいと思います。  大体全体的に見まして、この法案は他の委員からもお話がありましたように、相当進歩したいい法案であると考えております。現行法のきわめて強権的な、取上げるような考え方の法律から、民主的な内容にかわつたということは非常に喜ばしいことであります。そこで先ほども問題になつておつたのでありますが、第三条の規定は、規定の上から見ますれば非常にうまく行つておる。これだけ見ますとうまく行つておるようでありますけれども、ところが先ほど村瀬委員からもお話がありました通りに、これだけで限るというような書……

第12回国会 建設委員会 第1号(1951/10/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は建設大臣に、初めてというとおかしいのでありますが、新しく建設大臣になられましたので、これから申し上げることはすでに言い古されておつてしかも建設大臣は財政の大家でありますから、釈迦に説法と思いますけれども、御質問申し上げたいと思います。先ほど災害復旧費の国庫負担法の問題が出ましたが、あれを審議するときに、今年の四百億の予算とからんで、政府の災害復旧、もう一つつつこんで申しますれば、治山治水に対する熱意が、非常にあると思うのですが、実際に現われておらない。これは現にそうであります。今度ルース台風が出て、どこに金があるか知りませんけれども、新たに出しましようというのは、私は実におか……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 もう一つ。もうほとんど他の委員が申し盡されたところでありますが、建設大臣は、先ほど、いわゆる三、五、二のやり方でやつて行きたいと言われた。これは従来から建設当局は考えておられて、それをやりたいという気持で今日まで進んで参つたのであります。ところが建設大臣が特にそれを強調されましたので、私どもは建設大臣の熱意のほどに対しては敬意を表しております。ただしかし実際問題として、すでに補正予算、来年度の予算が組まれるときでありますから、建設大臣はただそういう気持で努力をしたいというふうに、私どもにあとでおしりをとられないような御答弁でありましたけれども、実際問題としては私どもはでかしていた……

第12回国会 建設委員会 第3号(1951/11/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 先ほど安本の小沢局長からまだ決定版でないから資料としては出せない、ただ四千四百七十億の資金の計画が立たないからというお話がありましたが、資金の計画だけではないとは思いますが、言葉じりをとらえれば資金が計画通りに行かない、その他のことは計画が進んでいるということだと思います。そうすると安本で考えておられるのは、先ほど河川局長からお話になりましたような、総合的な多目的な発電も入れた計画で進めておられるのかどうですか。
【次の発言】 今度は河川局長にお尋ねいたします。河川局長は先ほどアメリカその他の例を引かれて、いわゆる多目的ダムが日本においてどうしても必要である、そのために強力に進み……

第12回国会 建設委員会 第4号(1951/11/12、24期、自由党)

○瀬戸山委員 先ほどもお話が出ておりましたが、建設大臣にはつきりした御意見を承つておきないと思います。川の水を治めて、その川の水を最も有効に使う、これが日本の緊急な問題であるということは、言わなくてもわかつておるのであります。そこで川の水を利用して、いわゆる多目的の総合開発をしようということが、緊急課題になつておるわけでございます。電気を早く起さなければならないということも、常に言われておる。そのほかに治水治山をしなければならないということも、現在の日本の最大の課題であります。ところがそれは口では言われておりますけれども、言われておるほどになかなか進んでおらないのも事実であります。そこでこの前……

第12回国会 建設委員会 第5号(1951/11/17、24期、自由党)

○瀬戸山委員 災害復旧、特に今年度のルース台風に対する対策などは、たびたびこの委員会で問題になつて研究いたしておるのでありますが、事務当局から説明を聞くのはもう度を過ぎておりますので、大臣が来るまではその点に解れずにおきます。ただここに事務当局が見えておりますから、それでわかる点を一つだけただしておきたいと思います。  今度の二十六年度の一般会計の補正予算の中に、農業施設災害復旧事業費五億五千八百万円余、その他災害復旧費を補正減額しまして、一般公共事業費にさらにこれを歳出として組んであるわけでありますが、この点を安本の今泉次長から御説明を願いたい。

第12回国会 建設委員会 第7号(1951/11/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 まず建設大臣でも菊池道路局長でもよろしいですが、建設行政の一元化といいますか、道路行政の一元化ということを私はただしてみたいのです。今月の二十三日の朝日新聞――新聞だから、それは責任を負わないと言われれば別でありますけれども、これは事実であります。何か観光立国をやろう、これもいい考えであります。国立公園についての大きな構想を、これは厚生省が中心になつてやつておられるのではないかと思うのでありますが、その点は新聞に書いてありませんから、私も責任を持つては申上げられませんけれども、とにかく国立公園を整備するために、七百六十八億円の計画を立てておる、それはけつこうであります。そのうちに……

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/01/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 たくさんありますけれども簡單に申し上げます。  先ほどの村瀬委員の質疑の趣旨に関連しておりますが、建設大臣は今年度の予備費の四十一億円を来年度に繰越してそれを借金の返済に充てるということですが、これは私の考えでは今年のいわゆる緊急融資の見返り金というようなことになると思うのでありますが、ルース台風でいろいろ議論しましたときに、建設大臣であつたか大藏大臣であつたか明確に言明はできませんが、予算措置ができないので特別緊急融資をする。従つて地方に対する利息の問題は政府で見るというようなお話を聞いた覚えがあるのでありますが、来年度四十一億で借金の返済をせられるときには、地方公共団体のいわ……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡単に二点だけお伺いしておきます。第一はこの第一條の規定でありますが、これは現在のところ占領下でありますので、連合国最高司令官から借りておる。今度のポツダム政令の廃止に伴う法律は、いわゆる講和條約の発効と同時に効力を生ずるということになつておるのですが、これは将来連合国最高司令官がなくなるときに当然に改正されることを予定されておるのでしようか。
【次の発言】 もう一つは第十條に関してでありますが、先ほどいわゆる原本といいますか、それから複製という問題がありましたが、第十條では地理調査所の長の承認を受ければこの空中写真を利用して地図を調製することができることになつております。この規……

第13回国会 建設委員会 第12号(1952/03/18、24期、自由党)

○瀬戸山委員 「第七條に次の一項を加える。」というその項でありますが、「都道府県知事は、前項の規定による措置を命じようとする場合において、当該広告物を表示し、若しくは当該広告物を掲出する物件を設置し、又はこれらを管理する者を過失がなくて確知することができないときは、これらの措置を自ら行い、又はその命じた者若しくは委任した者に行わせることができる。」かようになつております。現行の場合においては、広告者の氏名等がありますれば、それに処置を命ずることができるのでありますけれども、そういうものがなく、広告物が多数に頒布されるというような場合の規定をここに設けたのであります。私がお伺いいたしたいのは、そ……

第13回国会 建設委員会 第13号(1952/03/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法を国土総合開発法の改正途中に、別にこれを早急に出す必要があるか、また別に立法する必要があるかという原則については、ただいま提案者の上林山氏から御説明になつた通りであります。そこで実は内海委員も御承知の通り、国土総合開発法を具体的に実施に移すために、実施法をつくらなければならないということは、当委員会においても常に長い間論議されて来ております。政府においてもこれを取上げまして、数次にわたつて案を練つておりましたが、今日の閣議で決定をいたしました案は、国土総合開発法の一部を改正する法律案として、近く国会に提出される準備が整つております。と……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、ただいま議題となつております連合国軍人等住宅公社法を廃止する法律案について、自由党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。ただ本委員会において、他の委員諸君から、従来相当この法律の取扱いについて御意見がありました通りに、取扱いそのものについてある程度遺憾な点がありますが、現在の状況においてはやむを得ないものと考えて、賛成するものであります。

第13回国会 建設委員会 第16号(1952/03/28、24期、自由党)

○瀬戸山委員 本法案については委員諸君から相当の質疑がありましたので、簡単に小さな問題をお尋ねしたいと思います。第二条の第二項に、「建設大臣又は道路の管理者が道路の通行又は利用について徴収する料金をいう。」とあつて、「通行又は利用」ということが書いてあるのですが、これはどういうふうな意味であるか、明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はわかりました。そこで問題になつている第三条の書き方のよしあしは申し上げませんけれども、第一号に、ここでも「通行者又は利用者がその通行に因り著しく利益を受けるものであること。」というふうになつているのですが、ここには利用によつて著しく利益を受ける……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 私はただいま議題となりました道路整備特別措置法案について自由党を代表して賛成の意を表するものであります。  日本の道路建設事業が、その必要度に応ずるわけに行かないで遅々としておりますことは非常に残念でありますが、この際その一端を補う意味におきまして、まつたくの新機軸を出して特別に有料道路の制度を設け、少しでも道路の建設を促進しようというのがこの法案の骨子でありますので、趣旨としてはきわめて適切なる措置だと思います。ただこの特別会計の資金がわずかに十五億というのでは、せつかくのこの立法の目的を達成することはできないように思いますので、特に政府に対する要望として、今後この資金を増額す……

第13回国会 建設委員会 第18号(1952/04/02、24期、自由党)

○瀬戸山委員 宅地建物取引業に関する小委員会における調査の経過を御報告申し上げます。  本小委員会は昭和二十六年三月七日に設置されまして以来、三回にわたり小委員会を開き、本問題につき慎重に調査をいたしておりますが、本日は小委員会における調査のうち、問題となつた点につき御報告申し上げ、委員各位の御了承を得たいと存じます。  今次大戦により、戦災、強制疎開等のため、多大の損害を受けた多数の都市におきましては、建物特に住宅の需要が極度に逼迫し、これが取引を業とする者が激増いたしまして、悪質業者の不正が頻発していることはすでに御承知のことと存じます。ここにおきまして、宅地建物取引業を営む者に対し、その……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 大体問題点は誰されているようでありますが、簡單にお尋ねいたします。鉱山局長さんでも伊東の市長さんでもどちらでもかまいません。  問題になつております伊東市の区域内で今日まで金鉱にしろ銀山でもかまいませんが、どのくらい試堀もしくは採掘された回数と申しますか、箇所がありますかどうか、それを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねしたいのは、今日まで掘つたことがあつたかどうか。また掘つてどういう結果があつたかということを、歴史的に明治時代からでもかまいませんが、そういう事実があつたかどうかをお尋ねするわけであります。

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/06/23、24期、自由党)

○瀬戸山委員 今の問題に関連しまして、つけ加えておきますが、都市関係のいわゆる戦災復興事業に対して三件が保留になつております。これは大体相似たようなものでありますから、建設省の意見をつけ加えて私は聞きたいと思いますから、さようおとりはからい願います。

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/06/25、24期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま御報告のように、現在調査中でありますので、詳細はわからないのはあたりまえだと思うのであります。ただいまいただきました資料のうちの昭和二十七年六月二十四日十二時現在の報告の統計と申しますか、それには橋梁その他の具体的な決壊箇所が記載されておりますが、同日十九時現在の被害額についての各県の表示がしてないのは、これは被害額については何らの報告がなかつたということなんですか。
【次の発言】 私がふしぎに思つたのは、二十四日の十二時現在には具体的に各災害の具体的事例が数字であげてあるのですが、それが損害の額としては出ておらぬ県がたくさんありますから聞いておるのであります。

第13回国会 建設委員会 第45号(1952/06/27、24期、自由党)

○瀬戸山委員 この機会にちよつと委員長にお願いをしておきます。過日のダイナ台風については先般の委員会会で建設省から概要を報告いたしておりますが、その中で、今度の水害の中の最もひどいと言われておりますのは、御承知の通り、長良川の約五十メートルの堤防の決壊であります。ところが私ども聞くところによりますと、これは昨年度農林省の直轄工事で、すでに改修になつている堤防に用水の樋管をこしらえたのだそうです。それが完成したのが大体昨年の春と思いますが、そこが原因で今度の大災害を生じた。これについてはある一面においては天災でなくて、人災だということも言われておりますが、将来の工事の施工その他についても相当重大……

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/07/03、24期、自由党)

○瀬戸山委員 今度の豪雨による災害については、内藤委員から質疑がありましたので、私はこの点についてはただ政府当局に強い要望を申し上げておきたいと思います。これはこの前のダイナ台風とあわせてでありますが、先ほど緊急融資の問題について質疑応答がありましたが、この前の委員会でも私申し上げておきました。これは質疑応答する場合でなく、毎年習い性になつておつて、もうきまり切つたことでありますから、すみやかなる対策を講ぜられる準備をふだんからしておいてもらいたい。そのために今年は百億の予備金があるのでありますから、これを一々この委員会で討論する場合ではない、かように考えております。しかも先ほども話が出ており……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、26期、自由党)

○瀬戸山委員 道路整備費の財源等に関する臨時措置法案について、ただいま提案理由の御説明を承つたのであります。私も提案者の一人になつておりますので、それについて質疑を行うということは、ちよつとおかしいのでありますが、審議の過程において本法の精神を明らかにするために、二、三の点について提案代表者、並びに政府のそれぞれの係の方にお尋ねしておきます。  まず第一に、今提案理由の御説明がありました通りに、日本の道路はきわめて不備である。これはどなたも御承知の通りであつて、かようにしてある程度の強行措置を講じなければ、日本の道路の整備は不可能であります。従つてかような事態になつたのでありまして、私どももこ……

第16回国会 建設委員会 第6号(1953/06/30、26期、自由党)

○瀬戸山委員 一つだけお尋ねしておきますが、先ほど河川局次長から、ダム方式によつて云々というお話がありました。この筑後川の上流でダムを築造して、この流水を調節するという計画があるやに聞いておりますが、ところがそれが福岡県と大分県との県の関係で、その計画が非常に行き悩んでおるということを聞いておるのです。そういうふうに国全体のこういう重大問題を起すものについて、県の境がどうである、こうであるということは、きわめて遺憾に思うのですが、実情はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 今度の災いを転じて福となすというような考え方で熱意を持つておられるというのでありますが、私はその熱意を実現さして……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/03、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま北海道防寒住宅建設等促進法案について、一部修正により御可決を願つたのでありますが、提案者の代表といたしまして、お礼かたがた意見を申し上げます。  先ほど北海道という特別な地域だけにするのは必ずしも適当でないという御発言があつたのでありますが、これは質疑中にもその御意見がありました。きわめてごもつともな御意見だと考えておる次第であります。ただしかし、前に審議中に申し上げましたように、北海道開発法に従つて、狭くなりました領土の、特に未開発地帯の北海道の開発をするために、特別立法をいたして、今その実施に当つておる次第であります。そこで住の問題が開発の基礎になるという観点から、特……

第16回国会 建設委員会 第9号(1953/07/07、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これにて逐條説明は終了しました。  これより質疑に入ります。質疑の通告がございます。これを順次許します。逢澤寛君。

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/09、26期、自由党)

○瀬戸山委員 場質疑というほどのことではないのですが、今の夜明のダムのことは、あとでよく調査されたいと思いますが、今のお話だけでは、私は現地を見ておりませんからわかりません。ダムアツプされて両側に水が氾濫するような地点に、なぜダムが築造されておるのですか。
【次の発言】 現場を見ておりませんからわかりませんが、上流に人家があるように写真に見えております。そういうようなところにダムをつくつて、当然ダムアツプされるわけですが、その水が両方に氾濫する。しかも人家があつたら災害が起るような所に、なぜダムをつくつておるのですか。
【次の発言】 さつきの臼田の駅までつかるようにこれが関係しているというのは……

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/14、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいまの問題に関連して、ちよつと建設局当に聞いておきます。最低線を引いた方がいいといういろいろの議論がありますが、それを引かないから、今逢沢委員からお話になりましたように、一万円の予算のものをあるいは五千円、三千円で落札して工事を非常に粗雑にする。従つて、結果的に言うと莫大な損害が起るということを言われたのでありますが、建設当局は、国の事業なり、もしくは他の事業について、さようなことがあつたということを認めておられるのですか。
【次の発言】 先ほど官房長からお話があつて検討するということですが、もちろん検討してもらわなければならぬと思います。そういう事例があつてきわめて不都合だ……

第16回国会 建設委員会 第12号(1953/07/16、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 それでは本日はこの程度にとどめておきます。次会は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時一分散会

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/18、26期、自由党)

○瀬戸山委員 どうもきようの質疑応答を聞いておりますと、政府側もあやふやな御答弁をされる。法制局としては、ここに突然飛び込んで来られたから、ちよつとぐあいが悪いと思うが、大体さつき外務政務次官も、次官会議の了解事項云々といわれましたが、それは昭和二十七年六月二十七日の次官会議の了解事項ではないかと思います。それは何も意見をどうのこうのということは、私の見た限りでは書いてありません。そこで今の御質問をずつと伺つておりますと、段階的にやられておる。合同委員会の分科会を開いたり、それから次官会議の了解事項は、閣議決定をして、日米間の協定をするところまで定めてあるようであります。そこで、今、閣議決定と……

第16回国会 建設委員会 第16号(1953/07/24、26期、自由党)

○瀬戸山委員 さきに北九州を中心とする西日本のあの厖大な災害がありまして、そのときにも建設大臣はさつそく現地をつぶさにごらんになり、さらに不幸にして和歌山県を中心とする痛烈な災害、それにもただちに現地を見ていただきまして、まことにご苦労さんであつたと敬意を表する次第であります。直接担当の大臣として非常に心配されておることを、私どもも直感しておるのでありますが、この前の災害の御報告を聞いたときにも、私は災害の対策は緊急にやらなければならないと同時に、根本的な日本の災害と申しますか、国土の建設について、重大なる考え方の変更をしなければならないのじやないかという意見を申し上げておきました。あの際、さ……

第16回国会 建設委員会 第20号(1953/08/03、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は別に質問をするのじやありません。この改正案の提案代表者でありますから、皆様にお聞きするよりも、私の方が詳しいのでありますから、聞かない。ただ、今内海委員からも御質問がありましたが、何か特別都市の問題に関連があるように考えておられる。これはおつしやるまでもなく、私はそれをそんたくいたしておるのでありますが、そういうことは全然ないということを、ここに明らかにいたしておきます。第七国会で現行の建築基準法が提案され、われわれが審議いたしたのでありますが、そのときに第四条で、市町村に建築主事を置くことができる、しかもそのときには県知事と協議をしなければならない。ただこれだけの規定になつ……

第16回国会 建設委員会 第21号(1953/08/06、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今補償の問題が出たのでありますが、私どもこれに重大は関心を持つております。今のお話は電源開発その他ダムによる補償の問題でありますが、河川改修の場合、補償の問題がどこでも非常に困難を来しております。大体現在行われておるのは、たんぼにいたしまして反当四万ないし六万くらいになつておりますが、今の時価相場からいつて非常に低い価格になつておる。これは営利事業でなく公共事業で、一般の災害その他を防ぐために、逆にいえば、多くの田畑その他を守るためにやる工事でありますから、その点は多少違いますけれども、今行われておる事業については多少低いような感じがいたします。そこで今の、たとえば売買すると十二……

第17回国会 建設委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ちよつと関連して、私は今日は何も言わぬつもりでおりましたが、むずかしいことを申し上げるのではありません。今はちようど日本の悲劇であると思つておるのですが、大蔵省ももちろん災害については一生懸命早く復旧したいというお考えであると思います。ましてや現業の建設省は当然のことでありますが、ただ今問題になつておるのは、一体今年の災害額をどのくらいに見るかというところで村瀬委員から追究されておる。ところが聞いておりますと、全然連絡なしに災害の見積りをやつておられるような答弁を承つて、先ほど村瀬委員からの、建設省やその他の現業の官庁と何ら連絡なしにそういうことをやつておられるのかというお話に対……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、26期、自由党)

○瀬戸山委員 大臣お忙しいところでありますから、一点だけ――。もう来年度の予算もぼつぼつ苦しんで研究されておると思います。災害対策あるいは治山治水について、今の日本は、私はこの間も申し上げたのでありますが、まさに悲劇だと考えております。大臣がインフレを心配しながら予算の調整に一生懸命苦心をされておることもよくわかるのでありますが、災害のために日本は毎年非常な大損害をこうむつておる。これは申し上げるまでもなく大臣今のお言葉でも病切に感じておられるわけであります。そこでインフレを防止しながら、これの対策を講じなければならないということに、苦心をされておるわけであります。御承知の通りに、今年度災害も……

第17回国会 建設委員会 第6号(1953/11/09、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま局長から御説明を承つて、日本の道路行政上初めて高速度道路をつくるので、まことにけつこうなことだと思つておるのでありますが、ただ私は、道路問題だけでなしに、あるいは都市計画上その他の関係から、これが真に適当であるかどうかという意見を聞きたいという考えでおつたのであります。もちろんここの水面は、東京都知事の管理下にあると思いますので、その点は直接建設省に関係がないということになるかもしれません。しかし二、三年前に例の三十間堀を埋め立ててやるときにも、相当に問題になつた一つの事跡があるのでありまして、これには会社ができて、そうしてこういう高速度道路をつくつて、ただで使用させる、……

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/04、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は御質問申し上げるのではないのであります。先ほど大臣が言及されました査定の問題で、希望を申し上げておきます。予算をたくさんとつて、そうして災害をすみやかに復旧する。これはだれしも希望するところでありまして、国民の要望でありますが、一体災害の状況といいますか、額についての災害現地からの要望と申しますか、申請が、非常に過大に見積られておるということが叫ばれております。大臣御存じだと思いますが、最近何万件かある災害箇所について、行政管理庁の監察官がその間を約三千件足らずでありますけれども、ピック・アップをして監察をいたしました。その結果、大臣は先ほど建設省関係について厳重な監査をやつ……

第18回国会 建設委員会 第2号(1953/12/07、26期、自由党)

○瀬戸山委員 まず東京都の関係者各位にお尋ねするのであります。あらかじめお断りいたしておきますが、きようは皆さん参考人として、御多忙のところをわざわざおいでに願つております。これはわれわれの足らない知恵を、何と申しますか補充する意味において、きようお尋ねをするのであります。しかしその間において、野人礼にならず、失礼な言葉もたまたま出るかもしれませんが、それは決して悪意ではございませんので、もしそういうことがありましたら、お許しを得たいと思います。  そこで、さつきも只野委員からお話がありましたが、私どもがこの問題を取上げておりますのは、案は私個人的に申し上げると、昭和二十五年に御承知の首都建設……

第19回国会 建設委員会 第1号(1953/12/11、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私はもう何回もお伺いいたしておりますから、長いことは、きようお忙しいそうでありますから申し上げません。どうせこの問題は、あとでたびたびごやつかいになることと思います。ただ先ほど、この前もそうでありましたが、東京都の副知事が、非常に強いことを言われた。絶対に倉庫、ガレージ以外は許しませんとおつしやつたのです。もちろん東京都の副知事さんでありますから、許可条件に出てないことを、それは許しますなどとはおつしやりかねることは十分忖度いたします。ところが先ほど他の委員各位の御質問に対するお答えを聞いておりますと、最初はいわゆる水面使用という原則によつて許可したんだとおつしやつたが、そのとき……

第19回国会 建設委員会 第3号(1954/01/27、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今の問題でありますが、先ほど田中委員も、悲しみを感ずるというようなお話でありました。建設大臣がこの問題だけでなくて、建設省所管の各種の災害復旧その他の予算について、非常に御苦心をされたということは、最初のごあいさつでもはつきりいたして、感謝はいたしておるのでありますが、ただ、どうせきようこれで結論が出るとは思いませんので、建設大臣のこの予算編成についてのお気持――これは閣議決定されて本日提出されておると思いますが、どういうお考えであつたかということをちよつとお聞きしておきます。  御承知の先ほどから問題になつております道路整備費の財源等に関する臨時措置法、これは、日本の非常に遅れ……

第19回国会 建設委員会 第4号(1954/01/29、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は何も聞こうとは思わなかつたのでありますが――これはまだまだ少し先走つて議論があるようですが、先ほど鈴木次長からお話がありましたように、鈴木次長の方では、いずれにしても七十九億というものがもらえるようになつたら、何とか処分しようという研究をされるのは当然のことです。さつきお話になつたのは、その研究の現段階をお話になつたと思う。ただ、今一番根本の問題になつておる道路整備費の財源等に関する臨時措置もをどうするかということを、まだどなたもおつしやつておらないのです。そこで、いろいろ聞いてはおりますけれども、正式にそういう発言はまだ今日ないのです。建設省、地方自治庁、大蔵省は、どうして……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/01、26期、自由党)

○瀬戸山委員 大分長くなりまして、お忙しいところでありますから、もうこれ以上は申さないつもりであります。今この問題が非常に紛糾といいますか、重大問題になつております。他の各委員から、特に田中委員から、なぜこういうような異例な立法をしたかと言われたが、何もこれは道路をつくりたいがためにという、そういう単純な問題じやないのです。田中君から言われたように、日本の経済の発展は、今物価引下げのために一兆円予算とか言われておりますが、根本の切りかえをしなければそれができない。しかもその根本的な切りかえを、今まで大蔵省にまかせておつたといえば失礼でありますが、大蔵省の方々のお考えのようなことでは、ほんとうに……

第19回国会 建設委員会 第6号(1954/02/05、26期、自由党)

○瀬戸山委員 大体重要な点は、他の委員から御質疑がありましたので、繰り返すことは避けます。ただ、今村瀬委員からも言われましたし、先ほど田中委員から重要な御意見があつたこの点は、ひとに不動産取得税についてはよくや考え願いたい、こういうことを私希望を申し上げておきます。最後の点において、今土地価格の問題、宅地の問題があつたのでありますが、私も詳細研究しているわけではありませんので、こういうことはどうですかというような気持で奥野さんにちよつとお尋ねしておきたい。五十万円というと、かりに住宅を建てる場合に、文京区本郷あたりで、坪当り大体一万五千円から二万円、二万五千円しておると思いますが、かりに二万円……

第19回国会 建設委員会 第7号(1954/02/15、26期、自由党)

○瀬戸山委員 政府側から見えておりますので――今小委員長から御報告があり、御審議願つております案は、私どもきわめて妥当なものであると考えております。そこで今回さらに不動産取得税を創設するわけでありますが、住宅ならびに都市復興の面から、相当考慮すべき要点があるわけであります。まだ政府原案は国会に提出されておりませんけれども、今日まで調査いたしたところによりますれば、かような点は取上げておらない様子でありますので、この際政府のこれに対する意見を聴取いたしておきたいと思います。
【次の発言】 きようは建設当局だけでありますので、この小委員会の結論に対しては賛成の意を表せられておるようであります。政府……

第19回国会 建設委員会 第8号(1954/02/26、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ガソリン税の問題が大分長くもめておりましたが、大体最終の段階に来たと思います。そこで先ほど塚田長官は、最終的に大蔵、自治庁、建設省の間の話合いを決定した、こう申されたので、この際私は、この話が右に寄つたり左に寄つたりするような状況でありましたので、その三者の間で妥結されました案をここで朗読してもらつて、速記に残しておきたいと思います。
【次の発言】 今御説明を願いました三省申合事項といいますか、それは最終のものであつて間違いないということは、塚田長官それでよろしゆうございますか。

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/03/09、26期、自由党)

○瀬戸山委員 この百五十七億の問題は、毎委員会ごとにここで論争されて、私ども非常にしびれが切れておるのですが、ないものはないので、大蔵省も自分自身は金がないわけですから、預金がなければ貸出しができないのははつきりしておる。四十億ぐらいは何とかなりそうだというお話だが、申込みは百五十七億全部やらなくちやならぬという議論もあるのです。それが六、七十億の申込みがあるのだと言うが、これもはつきりしない。そんなことをいつまで議論しておつたところで、始まらぬのであります。まず建設省当局が見えておりますから聞きますが、大体予算外の百五十七億という問題でも、現に災害復旧の予算で足らないものが、どのくらいあるの……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/03/11、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、質問というよりも、多少希望になるかわかりませんが、これは余談になりますけれども、私どものところへ奇想天外な意見を文書で言つて来ておる人があります。それは、田中さんが真剣にお考えになつて、ここでごひろうになつた道路の問題ではありませんが、日本では今経済自立ということを一生懸命にやつておりますけれども、これをどうして達成して行くかということについての一つの意見であります。日本の海岸はほとんど山で、半島という半島は山になつておる。これをほつたらかしておいて、食糧の自給などできるものではない。ああいう出つぱなの山という山は、ダイナマイトでも原子力でも使つて海にほうり出して、平地にし……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/03/13、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  ただいま委員長が不在でありますので、理事であります私がかわつて、暫時委員長の職務を代行いたします。  住宅金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入りますが、質疑は通告順に従つてこれを行います。内海安吉君。
【次の発言】 志村君。
【次の発言】 田中角榮君。
【次の発言】 本案に関する残余の質疑は次会に譲りまして、次に災害復旧に関する件を議題といたします。  前回の委員会において村瀬委員より要求のありました資料を、大蔵省から提出されましたので、これから阪田理財局長の御説明を求めます。

第19回国会 建設委員会 第14号(1954/03/25、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今日はかねて要求しておりました大蔵大臣が見えておりませんので、私どもは率直に言つて、本改正案についての大蔵当局のほんとうの気持を確かめておきたいと思つたのでありますが、そのことは次の機会に譲りまして、建設当局の考え方をこの機会にさらにあらためてただしておきたいと思います。  ここに道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を出されておるのでありますが、この法律案を出された趣旨というと、これは前に説明されておりますのでわかりますが、この本法であります。去る十六国会においてこの法律ができた、その精神についてどういうお考えを持つておられるか。従つて、その精神と今日これを……

第19回国会 建設委員会 第15号(1954/03/29、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今、村瀬委員の質問に対してお答えなさつたので、あえて私がさらに質問をするいわれもないことと思いますけれども、この問題は長い間非常に論議され、複雑な今日までの道行きがあつたのであります。もう最後でありますから、くどいようでありますが、念のためにもう一度お尋ねしておきます。と申しますのは、今まで、植木次官も御承知の通り非常ないきさつがある。三省間の政務次官の申合せ事項までつくられた。ところが、たびたびこの委員会で各省の意見を聞いてみると、何となくその間に必ずしも意思が一致しておらないような答弁が、ちよいちよい出て来るのであります。そこで、今村瀬委員がおつしやつた通り、たびたびこの問題……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/04/08、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は今日は、提案されております法律の内容についての質疑はやりません。また後日機会を与えられままれば、多少質疑いたしてみたいと思いますが、今度の法律は、今まで非常に種々雑多になつておつたものを統一されて、御苦心の跡がうかがわれるのであります。しかし、申し上げるまでもなく、法律はいかによくできておりましても、運用がうまく行かなければ意味をなさないのであります。そこで直接この法律の内容に関係しているわけではありませんけれども、法の運用の点で二、三の問題をお尋ねいたしておきます。第一の問題は、これも都市計画に関係があるので、ただすのでありますが、今問題になつている帝都高速度交通営団であり……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/04/10、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 両案に関しまする残余の質疑は次会にいたします。  次会は公報をもつてお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十二分散会

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/13、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ほかのことは次会に譲りますが、一つは、今村瀬委員からも触れられた百二十一条の補助金、百十八条の費用の負担の問題で、現行法との関係がわからないので聞いておきたいと思う。現行法の解釈という問題であります。御承知のように特別都市計画法の第四条では、都市計画法の第六条の規定を適用することになつている。なお都市計画法の第六条の二では「政令ノ定ムル所ニ依リ国ニ於テ其ノ二分ノーヲ負担ス」となつております。さらに特別都市計画法施行令の第九条には、さつき細野委員が言われましたように、いろいろの項目にわけて補助の率を定めてありますが、このつながりが、どういうふうになつているか、わからないので、説明を……

第19回国会 建設委員会 第21号(1954/04/15、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今局長から御説明があつたのでありますが、今審議されております土地区画整理法案は百十八条及び百二十一条の関係において、今御説明のあつた都市計画法、特別都市計画法、特別都市計画法の施行令の三法令の現行法の規定に関するものをお尋ねいたす。事は、私が常に申し上げておりますように、ただ法律をつくるだけが能ではなくて、法律がその通りに執行されておるかどうかも考えてわれわれは法案を審議しなければならない。これは私の建前であります。ところが現行法自体が、そのように執行されておらない。これはきわめてふかしぎ千万である。しかも、これは長い間そうなつておるのでありまして、それを何とも異としないというこ……

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/22、26期、自由党)

○瀬戸山委員 この際両案に関しまする討論は、これを省略してただちに採決に入られんことを望みます。

第19回国会 建設委員会 第26号(1954/04/27、26期、自由党)

○瀬戸山委員 簡単な事項でありますが、二、三この法文の意義を明らかにするために質疑を続けたいと思います。これはこの前の委員会の席で、当局の見解をただしたのでありますが、そのときに明確な御答弁を得られなかあつたので、さらにお尋ねいたすわけであります。  第七十六条の第三項、いわゆる都道府県知事が同条による許可を与えます場合に、期限その他必要な条件を付して許可を与えるということになつておるが、その条件に不当な義務を課することはできない、そういうことはしてならないという規定があるわけであります。期限についての不当なことは別問題として、ここに「不当な義務」ということの、ただ抽象的な文字でありますから、……

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/28、26期、自由党)

○瀬戸山委員 この際両法案に関します討論を省略して、ただちに採決に入られんことを望みます。

第19回国会 建設委員会 第29号(1954/05/11、26期、自由党)

○瀬戸山委員 道路整備特別措置法の一部を改正する法律案は、現行法が融資の期限を三年間と限定いたしておりますので、現状にかんがみそれを六年間にさらに延長しようというように、私どもが提案いたしておるのでありますけれども、そこで建設省に現在のこの法律に基くいわゆる特定道路の状況を簡単に聞いておきたいと思います。この法律によりますと、建設大臣が直接やる場合と、御承知のように地方公共団体に融資をしてやそ場合の二通りがあるわけでありますが、建設大臣が今やつておるのはないと思いますけれども、あるいはあるかもしれません。それがあるかどうか。それからもう一つは、現在まで融資によつて着手いたしました橋梁あるいは道……

第19回国会 建設委員会 第30号(1954/05/13、26期、自由党)

○瀬戸山委員 一点だけお尋ねしておきます。これは私が勉強不足のためでありますが、参考までにお伺いしたいのであります。この法律案は、アメリカ駐留軍との関係のこの種の問題解決のための法律案と、内容がほとんど同一でありますので、それについては、すでに法律ができておりますから、内容はアメリカ駐留軍との関係で大体わかるわけであります。この際お尋ねしておきたいのは、御承知のように、日本はまだ国際連合に加盟を許されておりませんし、また加盟を拒否されているのであります。そこでアメリカ軍との関係は、条約によつて規定され、国際連合軍との関係も、条約によつて規定されておりますけれども、国際連合に加盟を拒否されている……

第19回国会 建設委員会 第32号(1954/05/24、26期、自由党)

○瀬戸山委員 この前の委員会で、私の不勉強に基くのでありますが、当局にお尋ねしたところ、その当時は、直接の外務関係でたいからというお話でありましたが、こういうふうに国際連合に加盟を許されておらない国で、しかも国際連合軍が駐留をして、そうして国民にある程度の制約を加えなければならないという事態を起している国が、世界にどのくらいあるか、こういうことをお尋ねしておいたのですが、きようはそれはどうですか。
【次の発言】 私どもは、いわゆる政府与党で、アメリカ軍との関係においては、特に条約をつくり、さらに進んで国連軍との間においては、事態やむを得ないという考えで、こういう協定をつくつて、それに基いて今こ……

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/26、26期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して……。外務省関係の出席は、これで三回目でありますが、ないそうでありますけれども、先ほどの理事会で諮りましたように、できれば本法律案をきようの委員会で決定いたしたいとの考えを持つております。しかしながら、もし外務省が出て参らないということになりますならば、少くとも私は本日これを終結することに反対いたしますから、委員長においてよろしくおとりはからい願いたいと思います。
【次の発言】 村瀬委員から詳細に質疑いたしましたので、私はごく簡単に一点だけお尋ねいたしておきます。この際条約局長にお尋ねしておきますが、国連軍々々々と言うておりますが、日本にどういう国の軍隊が、どのくらい駐留……

第19回国会 建設委員会 第35号(1954/05/29、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は提案者でありますから、質疑というよりも、今の改正規定中の審議会の問題について、建設省に意見を聞いておきたいと思います。  御承知のように、現行の地方自治法でも、この種の審議会を設けることができるようになつております、従つて現在東京都あたりでは、この審議会をつくりまして、ある程度の実効を現わしておるのであります。それが今日まで他の府県において行われておらない。それで、所管省である建設省としては、この改正法律が成立したとすれば、この審議会の設置について、従来よりも行政上の勧奨というか、そういうことをして普及せられる考えがあるかどうか。またそうしてもらわなければならないと思うのであ……

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/31、26期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。今の問題ですが、計画局長は、新しい立法措置をしなければならないということを言われるが、非常にごもつともだと思います。これは先ほど只野委員からお尋ねの場合に、かりに工業用水の水道をつくつても、それを使う人は、地下水の方が便利で単価が安く上るからそれを使う傾向にありはしないかということに対して、それも同感だとこう言われた。これは個人的な問題でありまして、御承知のように今局長が言われた通りに、地下水あるいは天然ガスをとること自体が、科学的に地盤沈下に影響するという専門的な技術上の結論が大体ついておる。こういうことでありますれば、地盤沈下のために、各地に厖大な国費を使つてそれを……

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/06/03、26期、自由党)

○瀬戸山委員 きようは東京都の方々でありますので、私どもは東京都の方方に対しては、ただ今日どういう状況になつておるかということを大体お尋ねし、それに対して建設省や運輸省でどういう処置をとるかということは別に考えたい、こういうつもりでおりますので、東京都の方々については別に追究がましいことはやりませんし、やるべきでないと思います。ただ、今、村瀬委員がくどいほど言われたことは、今日埋立てでの案が出ておる。これが埋立ての案だということは、あの申請自体を見ればわかるということを、私は最初から申し上げておいたのであります。それが今日そうなつて来ておる。そういうふうに、何か特定の会社を利するがごとく東京都……

第19回国会 建設委員会 第39号(1954/08/11、26期、自由党)

○瀬戸山委員 今防衛庁の方から御説明を聞いたのでありますが、何かぴんと来ないような感じがするのであります。私は防衛道路ということが新聞にたびたび出ておりますので、これは今の日本の国民の感じにぴつたり来ないような気がしております。しかし、それはどうでもよろしいのでありますが、今建設省や、あるいはアメリカ駐留軍の意見などを参照して道路網を決定したい――防衛という名前がついておりますので、すぐ軍事的なことを考える、いやな気持であります。私どもそういう軍事的な専門知識は全然ございませんが、道路網の決定にあたつて、一体どういうことが防衛上必要であるかということはよくわかります。ただそこでどういう道路網を……

第19回国会 建設委員会 第42号(1954/09/24、26期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して――、今緊急融資の問題でありますが、ちよつと私も趣旨がわかりませんので聞いておきます。  先ほど村瀬委員も言われましたように、緊急融資の場合は、大体予算の目当が、三割工事をするということで、予備費を出さなくちやならないが、まだ正確にそこまで出す予算措置がとれないので、さしあたり融資の方面でやる。そうして引当ててやるというやり方であります。ところが、今度は多少その趣旨が違つておるわけであります。そして、もちろん緊急融資でありますから、緊急工事あるいは応急工事ということになるかと思いますが、一体それはどういうことなんですか。たとえば私が宮崎県のことを言つてはまことに失礼であり……

第19回国会 建設委員会 第43号(1954/09/25、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 第十二号台風及び第十四号台風による災害状況について、前会に引続き調査を進めます。志村君。
【次の発言】 次は逢澤寛君。
【次の発言】 内海安吉君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十二分散会

第19回国会 建設委員会 第44号(1954/10/28、26期、自由党)

○瀬戸山委員 まず今の災害復旧に関する問題でありますが、先ほど建設省の河川局から御説明になつた今年度必要経費として八十億を見込んでおる。これは今計画局長がお話になりました都市災害のそういうものも全部入つておるのですか。
【次の発言】 そこで私はそういう住宅とあるいは都市災害の問題は別にいたしまして、公共土木施設の災害、先ほどのお話のように八十億ぐらいを本年度内に支出をしなければならないという考えがある。ところが現在までつなぎ融資として出されておりますのが十二億六千万余、本年度は、もうすでに御承知の通り十一月が近いのであります。八十億の経費を使つてやらなくてはならない。災害復旧を、今十二億くらい……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/10/29、26期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  ただいま委員長が席をはずしておられますので、理事である私がかわつて暫時委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前に、昨日の委員会におきまする三鍋委員、堀川委員の調査報告に関連しての質問に対する答弁を、それぞれ聴取いたすことにいたします。植田河川局次長。
【次の発言】 富樫道路局長。
【次の発言】 ただいま正木さんから、北海道の惨状を訴えられて、緊急なる措置を要望されたわけであります。正木さんは三十何メートルの風で非常な災害を受けたと言われるが、私は宮崎県の南端でありますから、災害についてはエキスパートです。そういうことで、昨年北海道へ住宅……

第19回国会 懲罰委員会 第2号(1954/06/11、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま本委員会の審議の対象とされております議員堤ツルヨ君、山口シヅエ君、それから高津正道君、成田知巳君、これらの議員の懲罰事犯につきましては、さきに当委員会において提案者からおよその事犯の内容を御説明になつたのでありますけれども、もう少し具体的にその事実を糾明する必要がある、かように私は考えております。そこで、さきに御説明になりました基礎事実に基いて、さらにこまかくお尋ねをいたすのでありますが、まず第一番にあげられております、議長席をあらかじめ占拠し、議長の着席を妨げ、公務の妨害をいたした、それに該当するものとして、堤ツルヨ君、山口シヅエ君、その他の人も同時にあげられております……

第19回国会 懲罰委員会 第3号(1954/06/12、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、昨日の委員会に引続きまして、もう少し事実の内容にわたつてお尋ねをいたしたいと思います。先ほど提案者からお話になりましたように、なるほどこの事件は、言いますれば一種の周知の事実である。少くとも議事堂の中におつた人はこの事件を承知いたしております。あるいはニュース映画、新聞その他でわかつておるといえば言えるのでありますけれども、先ほど高橋委員からも言われました通り、この事件は前代未聞であります。これは民主主義の最後の線である国会の議事をめちやくちやにしたきわめて前古未曾有の重大事件であります。しかしながら、この事件が現在世間において必ずしも正当に認識されておらない。あるいは正当……

第19回国会 懲罰委員会 第5号(1954/06/15、26期、自由党)

○瀬戸山委員 議員堤ツルヨ君懲罰事犯の件外四十五件の懲罰事犯の件につきましては、淺沼稻次郎君を除き、いずれも懲罰を科すべきものとの動議を提出いたします。  まずその理由を申し述べます。  六月三日夜、衆議院がわが国国会史上空前の大混乱を起しましたことは、すでに周知の事実でありますが、私は、懲罰委員会の審議に付せられましたる各議員諸君の責任の有無、軽重を明らかにするため、ここにあらためて当夜の事件の大要を申し述べる次第であります。  六月三日は、今国会の第三次の延長せられました会期の最終日でありましたが、法案審議の都合上、さらに会期延長の議が起りまして、午後八時再開せられました衆議院議院運営委員……

第20回国会 建設委員会 第2号(1954/12/06、26期、自由党)

○瀬戸山委員 ただい議題になりました、昭和二十九年七月の大雨並びに同年八月及び九月の台風による公共土木施設等についての災害の復旧等に関する特別措置法案につきまして、提案者を代表して、その提案の理由の概要を御説明申し上げます。  この法律は、この案にも書いてありますように、ただいま申し上げました表題に掲げました大雨または冷風によりまして公正土木施設が相当の被害を受けておりますので、これに対して今日適用されております一般原則の法律に特例を設けて、もう少し高率の国庫の助成をして、災害のために苦しんでおります地方住民の福祉をはかりたい、これがその目的の概要であります。  そこでどんなことをやるかと言う……

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/15、26期、自由党)

○瀬戸山委員 大臣は非常に急いでおられるそうでありますから、簡単に一言だけ大臣の所見を伺つておきます。  先ほど同僚委員からいろいろ御質疑がありましたが、私は残念ながら大臣のお答えはきわめて不満足であります。もちろん、個々の問題については、先ほどもお話が出ておりますように、御就任早々でありますから、いろいろその事情を御存じない点は了解いたします。しかしながら、先ほど問題になつておることは大体原則論であります。それに対して、失礼でありますが、外交界の長老としておられますし、政局を担当しようということまで決意された外務大臣であれば、そのくらいの見当はついているのが当然だというのが私の見解であります……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 建設委員会 第2号(1955/03/28、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は、質問とまではいかないかもしれませんが、人格識見ともに私どもの非常に尊敬いたしております竹山建設大臣でありますので、建設行政については非常に御期待を申し上げておるのであります。  ただいま建設行政の大体について御構想を承わり、私どもが常日ごろ考えておることとほぼお考えが一致しておるという気持がして、敬意を表しておるのであります。まだ予算を編成される途中にありますので、こまかい問題をここでとやかくお尋ねするのでありませんが、ただ一兆円予算のわく内で三十年度の本予算を作ろうという政府のお考えのようでありますので、今日まで大臣その他からお話になっておりますことが、うまく一兆円予算の……

第22回国会 建設委員会 第3号(1955/04/27、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は別にきょうは質疑はいたしませんけれども、この予算案を中心に建設行政の審議を進めて行きます資料として、特に総選挙後のことでありますし、議員諸君の顔ぶれもだいぶ変られておることでありますから、資料を当局にお願いしておきたいと思います。  まず第一番は治水関係の資料であります。ただいま御説明を願ったところによると、考え方はいろいろあるわけでありますけれども、治水関係費、特にその中心をなす直轄河川改修費などは、幾らか減額されておるという感じを受けました。そういう問題の是非は、資料をいただかなければ、私ども判断ができないと思いますので、治水関係といたしましては第一に各河川、これは直轄中……

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/09、27期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和三十年度の建設省関係の予算を見ますと、正直なところ、大臣も大分御苦心なされて、御苦労御苦心の跡がよく現われておるのであります。しかし、私どもの考えからすれば、必ずしもそれに満足だというわけには参らない状態であります。ただいま、前に要求しておりました資料をいただきましたけれども、相当複雑な資料でありますから、よくこれを研究してから、さらにこまかい点についてはただしていきたいと思いますが、今日は時間の許す範囲で、全般的なことについて御意見をただしてみたいと思います。  まず第一番に、先ほど廣瀬委員からも御質問が出ておりましたが、住宅政策の問題であります。これについてば、御承知の通……

第22回国会 建設委員会 第5号(1955/05/10、27期、自由党)

○瀬戸山委員 公団のことが昨日から非常に問題になっておりますが、これはいろいろ考え方があるので、多少論争があるのはやむを得ないと思います。そこで昨日も私からお尋ねしたのでありますが、公団をどうしても作らたくちゃならないという信念を持っておられるようでありまして、その信念の御説明といいますか、それはなかなか理解ができないという状況のようであります。今日もそれについて御説明がありましたが、そのうちに特に強調されました宅地造成が大きなねらいである、そういうことは今の金融公庫の制度や、あるいはいわゆる地方公共団体の手によってはできないからというような趣旨のことを今お話があったのであります。一面、そうい……

第22回国会 建設委員会 第6号(1955/05/11、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  ただいま委員長が用務のため不在でありますので、理事であります私がかわって委員長の職務を行います。  本日は政府の昭和三十年度における住宅建設促進対策につきまして、参考人各位から御意見を聴取いたしたいと思います。  参考人各位には、御多忙中のところわざわざ御出席くださいまして、まことにありがとうございました。  申し上げるまでもなく今回政府の考えております住宅対策は、鳩山内閣が総選挙に当りましての最も大きな公約の一つでありまして、四十二万戸建設という公約は、住宅に困窮しておりまする庶民が、非常なる期待を持って政府の施策を見守っておるのであります。そ……

第22回国会 建設委員会 第7号(1955/05/12、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は道路関係について、大臣その他の方々の御意向を伺っておきたいと思います。  まず第一に、建設大臣に、たびたび申し上げることでありますが、建設行政に積極性が非常におありだと、私どもは敬意を表してているわけでありますが、実際予算その他の措置になって参りますと、必ずしもそういうふうに受け取れない部面が感ぜられるのであります。そこで道路の関係は、なるほど今年は相当道路の予算は増額されております。しかし、これは妙な言い方でありますが、建設大臣の努力であるとか、あるいは鳩山内閣の道路に対する積極政策の現われであるとは私どもは考えておらない、これは法律でちゃんとそういうふうになっておるので、……

第22回国会 建設委員会 第8号(1955/05/16、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。別の機会にと思っておりましたが、今そういうことが出ましたので、一つだけ官房長に聞いておきたいと思います。  官房長御存じの通り、災害の非常に頻発する地域、台風の多い地域、累年災害の地域については、大蔵省自身が公共木土施設災害復旧卒業費国庫負担法の一部を改正して、そういう累年災害の地域については特別の考慮を払うようにいたしたい、こういうことを的の委員会で言明しておりますから、建設省としてどういう考えをこれに対して持っておられるかということを、解散前の国会の当委員会で私が建設大臣にお尋ねしたときに、建設大臣は、大蔵省とよく打ち合せをしてそういう方向に進みたい、こういう趣旨の……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/05/17、27期、自由党)

○瀬戸山委員 大蔵大臣は、予算委員会で非常にお忙しいようであります。妙な言い方をしますけれども、日本銀行の総裁から野に下られて、非常にめんどうくさいとお考えになるかもしれませんが、やはり大蔵大臣の御意向を聞いておかないと委員会の審議が進みませんので、今日はこちらに御出席を要求いたしたのであります。そこで、非常に時間も少く、しかもほかに質疑をされる委員の方がおられますから、今日はほんとうの概論的な点だけを承わっておきます。これで済むということではありませんので、そのおつもりで一つ大蔵大臣の忌憚のない御意要を承わっておきます。  まず第一に、住宅の問題でありますが、これは世間周知の、民主党鳩山内閣……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/05/25、27期、自由党)

○瀬戸山委員 道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案が提案されておりますが、私の考えでは、この臨時措置法の第三条の解釈について、従来、私どもはそうは思わないけれども、多少の議論があったわけでありますから、これを明確にしようという考えから提出されたことは一つの進歩である、こういうふうに考えられますが、三、三疑点がありますので、ただしておきたいと思います。  その前に、道路局長でけっこうでありますが、お尋ねしておきたいのは、例の道路整備費の財源等に関する臨時措置法、揮発油税を道路財源に充てなければならぬこの法律では、全部の道路の財源に充てるということにはなっておらないのでありま……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/05/26、27期、自由党)

○瀬戸山委員 きょうは論争はいたしません。先ほど中島委員や小松委員の質疑に対して、建設大臣から、いわゆる道路財源の揮発油税のいきさつについてお話がありましたが、多少違っておると思いますので、ここで申し上げておきます。  二十九年度の揮発油税譲与税の法案を審議いたしますときに、道路整備費の財源等に関する臨時措置法の趣旨に反する、こういうことで非常な紛糾を来たしたことは、先ほど御説明の通りであります。そこで四十八億と三十一億に分割して、大蔵省、建設省それから地方自治庁の政務次官の会談までやって一応おさめてきたのでありますが、そのときのあの、今日できております――今は効力がなくなっておりますけれども……

第22回国会 建設委員会 第14号(1955/05/27、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 小松幹君。
【次の発言】 それはちょっと待って下さい。これが済んでから…。ほかにないですか。  それでは暫時休憩いたします。    午後二時十七分休憩
【次の発言】 会議を再開いたします。  本日は要求してあります大蔵省の政府委員が出席しませんので、これにて散会いたします。    午後二時三十一分散会

第22回国会 建設委員会 第15号(1955/05/30、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今の石野委員の質疑と政府側の答弁を聞いてみますと、三角関係になって、どうもはっきりしないようであります。建設大臣のお答えになるのも正論だし、原次長がお答えになるのも正論だ。しかし、今までずっとこの法律案に関係して質疑応答をいたしました経過を見ますと、その両方の正論が、実は心の中では違っておる、私はそう見ておるのです。そこで、この前の委員会でありましたか、今も原次長からお話がありましたが、道路の整備には熱意を示すのだ、従って道路整備五カ年計画には、揮発油税以外に一般その他の財政収入を見込んで五カ年計画が立てられておる。財政の都合で、五カ年計画以上のことをやりたいけれども、今の場合は……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/06、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今の問題ですが、大臣の方も、どこに幾ら、どこに幾らということは、ちょっとお答えできないと私は思う。そこで、公団というものが非常に問題になっておるときでありますし、しかも、住宅はどこでも希望しておる。あるいは来ていないかもしれませんけれども、正式でなくても、今の公団住宅を建ててもらいたいという希望がある程度申し入れがあるかもしれません。その様子をここで聞いておけば、大体の見当がつくのじゃないかと思いますが、そういうことはありますか。

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/07、27期、自由党)

○瀬戸山委員 きょうは大臣はおられませんけれども、ちょうど計画局長が見えておりますから、前々回の委員会で昭和二十九年度の上水道の新規計画についてお尋ねしたのですが、そのときは、大臣はまだ何も御存じなかったから、次の委員会でそれをどうするかということを御返事願いたいと言っておきましたので、この際計画局長から答弁できたら承わりたい。
【次の発言】 詳しいことば、もう言う必要はないのですが、二十九年度の年度末に四十五カ所を認めようということで、民主党の政調会が中に入って、一応それば内定したのです。内定したが、ちょうど年度末であるから、もうどうしても間に合わない。従って繰り越して、年度初め早々にそれを……

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/06/08、27期、自由党)

○瀬戸山委員 住宅対策については、各委員から微に入り細にわたって質疑が行われましたので、私は住宅対策の内容については、取り立ててお尋ねすることもないと思って控えておったのであります。今、三鍋さんも言われた通り、大臣も非常に熱意を持っておられますが、あの問題は、政治の基金を中心にして、財界、地方公共団体に呼びかけられると、りっぱなものができると思います。どうか一つ今の大臣の気持を早急に具体化していただくことを、私からもお願いしておきます。  そこで、住宅対策の内容は、もうよろしゅうございますが、この住宅公団法について一、二点、この法案を見ただけでは納得しないところがありますので伺っておきます。そ……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/06/09、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 本案に関しまする残余の質疑は次会に譲りまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十一分散会

第22回国会 建設委員会 第21号(1955/06/15、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題になっております日本住宅公団法案、住宅融資保険法案の二法案並びに公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件、いわゆる住宅建設計画でありますが、これに対して、数々の欠点を認めながら、また相当の不満を持ちながら、一応政府の計画を実施せしめるという意味で、賛成の意見を表明するものであります。  鳩山内閣が、住宅政策に非常な熱心を入れられたということについては、これは私どもも敬意を表するにやぶさかではありません。ただ、そこで四十二万戸という不思議なる数字をあげられたために、その計画の内容がきわめて無理がきておる、住宅政策の後退を来たすよ……

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/06/29、27期、自由党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が用務のため不在でありますので、暫時私が委員長の職務を行います。  この際御報告いたします。建設委員であられました細野三千雄君が、去る二十五日になくなられました。まことに哀悼にたえないところでありまして、内海委員長、理事荻野豊平君、理事今村等君及び西畑専門員とともに委員会を代表しまして、さっそく御用聞いたしたのであります。ここにつつしんで御報告いたしますとともに、建設委員会としましても、同君の御逝去につつしんで哀悼の意を表したいと存じます。  次に、御参考までに皆様に御報告申しておきますが、細野君の葬儀は、明日午後一時より青山斎場において行……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/07、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今ダムの操作による被害といいますか、それについて建設大臣から重要な御発言があって、これはけっこうだと思います。私もけさの新聞で北海道の石狩水系の雨龍ダムですか、これで相当問題になっておるのでありますが、北海道電力ですか、それから北海道庁、政府というか、建設省、通産省の所管だと思いますが、それに対しても損害の賠償を四億くらい請求する、こういう問題が起きておるようであります。これは今当局にどういう状況かということを聞いてもわかりにくいと思いますから、よく調べられて御報告願いますが、私がここでお尋ねしておきたいのは、今盛んにダムを作っておるわけですが、特に一番問題になっておるのは、さっ……

第22回国会 建設委員会 第26号(1955/07/08、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。私は災害のことでは何も言わぬつもりで、ずっと委員諸君の質疑応答を聞いておったのですが、こういう災害が起ると、毎年同じ議論が繰り返されております。ですから、これはもちろん大蔵省としても、大蔵省の立場もあります。今政務官が、言われましたように、必ずしもつかみ金でいいというわけには参らない。昨年までは大体何パーセントのうち何パーセント要るというくらいにして、つかみ金でやるような格好でっておった。それでも相当おくれておる。去年からやり方を多少変えられて、なるほど慎重にやられることはけっこうでありますけれども、そのために相当おくれました。去年もあれほど議論されてやかましかったが、……

第22回国会 建設委員会 第31号(1955/07/19、27期、自由党)

○瀬戸山委員 災害の問題ではだいぶ議論が繰り返されて、今西村委員、前田委員と質疑応答があったわけでありまするが、こういうことでは、実際これは進まない。大蔵大臣にしても建設大臣にしても、災害というものを軽んじられておるとは私は考えておりません。正直なところ大蔵大臣は、きわめて真剣に日本の財政その他を考えてやっておられるということを、私は決して疑っておりません。しかし災害は治山治水と直結するものでありますから、治山治水をほったらかしておいて、災害の問題を考えてもいけない。しかし災害は私が申し上げるまでもなく、実に大きな問題であります。現在損害があるのだから、これを早く復旧といいますか、もとに戻す、……

第22回国会 建設委員会 第32号(1955/07/20、27期、自由党)

○瀬戸山委員 関連して。私は政府に対して質疑じゃありませんが、私の名前が出ましたので、一つ西村委員に御了解を得ておきたいのです。実はこの北海道防寒住宅建設等促進法は私が提案者の代表で、ずっと法案成立まで微力ながら努力して参りました。今回政府の住宅政策の一環として、御承知のように金融公庫の融資の方法として、一部増築の面にも融資をするという政策がとられております。それは御承知のように国会で承認されておりますので、この際北海道の、基本法と実際増築する場合に抵触というか、技術的にやりにくい場合が起り得ることは事実であります。そこで北海道からも、また政府からも私にこの改正のお話がありましたが、議員提案で……

第22回国会 建設委員会 第35号(1955/07/23、27期、自由党)

○瀬戸山委員 簡単に二、三の点について提案者並びに政府に対してお尋ねいたしたいと思います。この建築士法の一部を改正する法律案においては、建築士の登録をささなければいろいろな弊害があるこういうような御趣旨で今度の一部改正を出しておられるのであります。それからもう一つ、ここに資料にいただいております実際の建築士、これは試験制度でありますから、建築士が日本国中におることははっきりしておるのでありますが、その建築士の数と実際の事務所の数は非常に開きがある、こういうところに問題があると思うのでありますが、どういう弊害があるか、なぜ登録をさせなければいけないかという趣旨を、もう少しこまかく御説明願いたいと……

第22回国会 建設委員会 第36号(1955/07/25、27期、自由党)

○瀬戸山委員 この問題では、多くの委員の諸君からいろいろ詳細にお尋ねをいたしましたし、また提案者代表の各位からも、事こまかにその所見を御披露なさったので、大してお尋ねすることは実際はないのです。ただ先ほど別表の問題でいろいろ質疑応答がありまして、これは国土開発を眼目とした縦貫道路という精神をくずしてはならない、こういうことをよく御説明になりました。私どももその気持には変りはございません。いわゆる中央道の問題については、これは長い間私どもも一応研究しております。技術的にその実行の仕事ができないとは言わないけれども、相当困難であるところもあるわけでありますが、一応いろいろな角度から研究をされており……

第22回国会 建設委員会 第37号(1955/07/28、27期、自由党)

○瀬戸山委員 ただいま可決すべきものと決議されました国土開発縦貫自動車道建設法案に対しまして、次の附帯決議をしたいと思うのであります。付帯決議案を朗読いたします。  一、政府は、本法に基く審議会の庶務を建設省において行うよう処置すること。  一、政府は、道路行政の一元化をはかるようすみやかに立法措置を講ずること。  以上であります。その理由を簡単に申し上げます。  第一の点は、本法におきます縦貫自動車道を建設するためには、今後相当の調査研究をしなければならないと思うのであります。そこで審議会を中心として基本計画等を立案するようになっておりますが、その庶務をつかさどるについては、日本の全道路を所……

第23回国会 建設委員会 第1号(1955/11/29、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま御説明のありました分について二、三質疑を行いたいと思いますが、その前に建設大臣、建設政務次官、また事務次官、三人ともかわられまして、有力なる方々がその任に当られましたことをお祝い申し上げるとともに、建設行政の推進にわれわれ非常に期待いたしております。どうか一つ今後日本の建設行政のために御精進あらんことをお願いいたしておきます。  ただいま御報告、御説明のありました分で、まず災害関係でありますが、これはただいま御説明がありませんでしたけれども、先ほどの理事会で当局の御説明を聞いたときに、先ほど御説明の中の予備費をすでに支出しておる分、今後予定しておる分合せて当年度の災害復旧……

第23回国会 建設委員会 第2号(1955/12/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 一昨日の当委員会におきましては、大臣御存じの通り、われわれは新聞記事を基礎としてそういうふうな動きがあるやに聞いておるがということで、大臣の御見解なりまたそれに対する大臣の対処方を要望いたしておったのであります。そのとき大臣も同じような気持であるということをお話になりました。従って大臣は、その点についてはここ一両日の間相当に御苦心をされたであろうということを私どもも想像にかたくありません。しかしながら結果からいうと、今お話のあります通りに、やはり新聞記事に出ておったそのままの結論を当委員会に御報告になりました。今お話を聞いておりますと、公共事業を実行するについてはそれの裏づけとし……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/09、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大臣は参議院の関係でお忙しいそうでありますからごく簡単にお尋ねしておきます。  ただいま昭和三十一年度の諸計画についていろいろ御構想を承わりましたが、これはわれわれがふだんから要望いたしておるところでありましてきわめてけっこうであると思います。こういう問題についてはあとでゆっくり御意見を承わることにいたします。  そこで、ただ一点でありますが、先般来地方財政の赤字解消と申しますか赤字穴埋めの問題で非常に論議の的になりました公共事業費を削減するという問題が、御承知のように非常に問題になりまして、政府は最初の方針を変えられて、公共事業費は削減しないという意向を公表されましたが、私ども……

第24回国会 建設委員会 第6号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今補足説明のありました東北興業に関する審議の都合がありますから、建設当局から次会までに東北興業の今日までの業績、それと現況、そういう資料を一つ出してもらうように、委員長から要求を願いたい。
【次の発言】 中島巖君。
【次の発言】 私からちょっと河川局長にお願いをしておきますが、先ほど中島委員からの泰阜ダムに関する問題は、ほかにも類似のところが相当あると思います。そこでよく研究をしていただいて、積極的な考え方を立てられることを希望いたしておきます。
【次の発言】 それでは次会は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれで散会いたします。     午後三時二分散会

第24回国会 建設委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、ただいま上程されております二法案について、きわめて事務的な問題でありますけれども、私に疑問になっているところを逐条的にただしておきたいと思います。  まず日本道路公団法案の方から入ります。第九条に、総裁、副総裁、理事、こういう人たちの職務が規定されておりますが、第九条の第二項に、副総裁の職務権限を規定してあって、それから第三項に、理事の職務権限が規定してございます。ところが、第二項の場合の副総裁は「総裁が欠員のときはその業務を行う。」、それから第三項の理事の場合は「総裁及び副総裁が欠員のときはその職務を行う。」、こういうふうに字句の使いわけをしているのでありますが、わからな……

第24回国会 建設委員会 第9号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま御説明のありました十五条についての解釈は、了承いたすことにいたします。それは今の御説明で明らかになつたと思いますが、もう少しざつくばらんに申し上げると、総裁、副総裁あるいは理事、こういう役員のうち、一人でも公団と利害が反するような事項については全部代表権を失つて、その事項については公団の監事がそれを代表する、こういうふうな趣旨と了解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 もう一つただしておきたいのは、この前資料として、例の「特定道路整備事業の現況」をいただいているのでありますが、私はこの前資料の提出を要求いたしましたときに、現在やつているもの、あるいは済んでいるもの、……

第24回国会 建設委員会 第10号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 四人の参考人の方から非常に有益な御意見を承わりまして、私ども裨益するところが非常に大きかったのですが、そこで一、二の点について、専門家であられる参考人の御意見をもう少し聞いておきたいと思う点がありますので、お尋ねするわけであります。  先ほど金子さんの方から、有料道路の建設について選択の順位というようなことの御意見がありました。これはほかの方々もお話がありましたが、ただむちゃくちゃにあちこちやるということでは、これは道路政策上いけないことはわかっておるのであります。そこでこの際もう少し具体的に、順位の基準というようなお言葉がありましたから、せっかくの機会でありますので、どういうと……

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております道路整備特別措置法案並びに日本道路公団法案につきまして、ただいま荻野委員から修正案を出されました部分を除く原案に賛成の意を表する次第であります。  御承知のように、今日まで現行の道路整備特別措置法がありまして、特別会計によって有料道路の制度を続けて参っているのでありますが、この際政府はさらに道路整備を拡充強化するために、新たに道路整備特別措置法案とそれから新たな事業団体としての日本道路公団を設置する方策を立てまして、本二法案を出しているわけであります。私どもは今日まで日本の道路の整備のために国民の期待に沿うべく努力をし……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま上程になりました特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  本法案の目的といたしますところは、現行の特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正して、同法の有効期限をさらに五年間延長しようというのでありますが、わが国の国土のうちシラス、ボラ、赤ホヤ、花崗岩風化土等のいわゆる特殊土壌地帯は、台風、豪雨等による災害を特に激しく受けておりますので、これらの地帯の災害防除及び振興をはかるため、さきに昭和二十七年四月議員立法といたしまして特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法が制定され、この法律……

第24回国会 建設委員会 第13号(1956/03/05、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております東北興業株式会社法の一部を改正する法律案について、賛成の意見を述べるものであります。  本改正案は、御承知のように東北興業株式会社法の第十二条の二におきまして、政府は、東北興業債券の元本の償還及び利息の支払について保証することができるようになっておりますけれども、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律の第三条の規定によりまして、その道を断たれておる実情であります。今回この一部を改正する法律は、その制限を排除いたしまして、この第三条の規定にかかわらず、国会の議決を経たる金額の範囲内において、その政府の援助を保証する……

第24回国会 建設委員会 第17号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案の一部修正の動議を提出いたします。  修正案を読み上げます。    積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案に対する修正案   積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。   第三条第一項中「達成するため、」の下に「あらかじめ運輸大臣の意見を聞いた上、」を加える。こういうことでありますが、その修正の理由を申し上げます。  御存じのように、本案の第三条は、建設大臣がこの法律の第一条の目的を達成するためには、同条に規定する地域内において道……

第24回国会 建設委員会 第19号(1956/03/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題となりました官庁営繕法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して提案の理由とその要旨を御説明申し上げます。  さきの第十国会で成立しました現行官庁営繕法の趣旨は、第一に建築基準法が詳細に規定しておらない官庁の建築について、その市要性にかんがみまして、構造関係において厳重な基準を特別に設けたことであります。特に防火、耐火の点につきましては、去る第七国会の衆議院における都市建築物の不燃化の促進に関する決議の第三項に、新たに建設する官公衙等は原則として不燃構造とすることの趣旨を尊重して、特に規定されたものであります。  第二に、庁舎の位置については、公衆の利便に適……

第24回国会 建設委員会 第22号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております海岸法案に賛成の意を表するものであります。ただいま社会党代表の三鍋委員から賛成の御意見がございました通りの事情でありますが、御存じの通り四面海をもって囲まれておりますわが国は、海岸を利用しまたこれを保全するということはきわめて重大な問題であります。ところが残念ながら従来海岸に対する維持、管理等の基本法律がなかったので、数年前から海岸処理に関する基本の法律を制定しなければならないということで努力が重ねられて参ってきておりました。そして今回その成案ができて、内閣からこの法案が提出されたことはまことに適切な処置であると考えて……

第24回国会 建設委員会 第25号(1956/04/20、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はただいま提案者の西村さんから御説明のありました土地収用法の一部を改正する法律案についてごく簡単にお尋ねをしておきます。これはお尋ねというよりも今御説明になりましたように、提案者の趣旨は十分にわかっておりますので、これをお尋ねするというのは非常に格好がつかないのでありますけれども、全然不問に付しておくということもこれは委員会としてはいかがかと思います。そこで先ほど提案の御説明にありましたように、土地収用法が根本的に問題なのは、いわゆる公共の福祉と申しますか、公益のために私権を制限しなければならない、その公益と私権との衝突をどういうふうに調和するかというところがこの収用法の眼目で……

第24回国会 建設委員会 第26号(1956/04/24、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、修正案を提出いたします。  まずその案文を朗読いたします。   土地収用法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第四十条、第四十一条、第四十二条第一項第四号及び第六十四条第二項の改正規定を削る。   第百二十五条の改正規定中「「手数料を」」を「「一万円をこえない範囲において政令で定める額の手数料を」」に、「手数料を、」を「一万円をこえない範囲内において政令で定める額の手数料を、」に改める。修正案の内容は以上読み上げた通りでありますが、その提案理由並びに要旨を簡単に御説明申し上げます。  第……

第24回国会 建設委員会 第27号(1956/04/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今そういう問題が出ましたから、私はあまりものを申し上げたくなかったのですけれども、国鉄会館といいますか、東京駅は非常に大きいのでありますけれども、鉄道の運賃を払い、鉄道を利用するために金を払っている人は非常に不便だ。あそこに商店を開いておる人には非常に便利だというのが現実の姿です。そんなことで一体サービス機関の国鉄としていいと思われますか。特別な事情というふうにお話になったけれども、あそこは何せ人が集まる所ですから、たくさんの人が切符を買わなくちゃならない。買う所はすぐ雨に濡れるようになっている。そうして中の非常に便利な所は、ほとんど全部店屋になっている。商売人が入っている。そう……

第24回国会 建設委員会 第28号(1956/04/27、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。ただいまの問題は法律解釈で、法律を解釈される人たちはいろいろな場合を想定されておりますから 直ちに回答ができない場合もあり得ると思う。そこで私は問題をずっと狭めて、今中島委員からお尋ねになっておるのは、天竜川の泰阜ダムを中心としての問題で、この法律解釈を問うておられるのです。そこで、先ほど具体的の事実が明らかにならなければ、具体的の事実によって責任者が分れるような見解をちょっと披瀝されました。そこで一応仮定になるかもしれませんが、中島委員が問題にされておるのは、泰阜ダムの上流に非常な土砂が堆積して、従って河川が氾濫する、こういうことを前提にして、その河川の氾濫に……

第24回国会 建設委員会 第29号(1956/05/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 この問題は、私の考えでは、もうできてしまっているからどうにもならないという格好になっている。しかし今楯委員の言われましたように、これは先ほど佐藤副知事もおっしゃいましたが、何しろ新しいのだから、そのままなんです。これは総裁も副総裁も新しいので、妙なものにかかわり合った――かかわり合ったというとおかしいけれども、妙なところへ引っぱり出されたというお感じであろうと思う。これはお答えを求めるつもりじゃありませんが、きょうの質疑応答を聞いておりましても、どうもちょいちょいそういう感じがするのですが、何でも規則に合うてさえおればいいんだ。何とか弁解の余地が立つように分解をすればいいんだとい……

第24回国会 建設委員会 第33号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。先ほど二階堂さんからお尋ねになったのですけれども、例の地方団体が融資を受けてやっておる分を、これを完成して料金を取るだけのものならそう問題はないと思いますが、現在工事継続中のものについては、先ほど御説明もありましたように、資金を出すところがなくなっておりますから、そこでこれが問題になってくると思うのです、公団の独自の考え方でやるというのは、これは理屈はそうなんですけれども、資金の融通を立てておるのですから、それが場所によって非常に有利なところとそれほどでないところがたくさんあります。そういう問題が起りますので、これは府県が自己の資金その他でできるというところは別でありま……

第24回国会 建設委員会 第34号(1956/06/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 同僚の委員からいろいろお尋ねがありましたし、協会のことはこういう仕事を推進しようという民間団体でありますからけっこうなことであって、その問題については何もわれわれがとやかく言う筋合でもないとも考えますけれども、ただ少くとも私の名前が出ております文書が配付されておりますので一その点については先ほど来二階堂委員その他からお尋ねがありましたが、責任者の八田嘉明氏に直接その所信をただしたいという気持でおったのであります。八田氏はきょうは御都合が悪いということで、聞くところによると事務局長の熊谷さんが直接それにタッチしておられるということでありますから、熊谷さんに少しばかり尋ねておきます。……

第24回国会 建設委員会 第35号(1956/07/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は今度の災害について当局に対して質問はいたさないが、ただいままで各委員諸君から有益な御意見なり御質疑があったわけであります。この委員会を開くたびにここで同じような問題を質疑応答すること自体が私はこっけいだと思うのです。これはいつも申し上げていることなんですが、すでにもうみんなが熟練工になっているはずです。毎年一回以上数回同じように日本国中至るとこでやっております。そういうことですから、先ほど河川局長からつなぎ融資は八月の中旬ぐらいまでに具体的になろう、それから査定の関係もあるから九月に入ったならば予備費の支出ができる、大体今日までの様子を見ておりますと、そういう見当になります。……

第24回国会 建設委員会 第36号(1956/08/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  閉会中御参集願いまして御苦労さんです。徳安委員長が都合によりまして本日出席ができませんので、その指名によりまして私が委員長の職務を行います。  まず台風第九号の災害について調査を進めます。その被害状況につきまして馬場建設大臣より説明を聴取いたします。馬場建設大臣。
【次の発言】 ただいまの馬場建設大臣の説明につきまして質疑を行います。通告順に従ってこれを許します。津津貴君。
【次の発言】 次は前田榮之助君。
【次の発言】 三鍋義三君。
【次の発言】 山田長司君。
【次の発言】 私から建設省にお伺いいたします。  大館の火災の現場は先日私も見て参り……

第24回国会 建設委員会 第40号(1956/10/31、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと今時間がありますから、一言当面の問題ですから、建設次官に意向をただしておきたいと思います。というのは、作目私欠席しておりましたが、当委員会で三鍋委員からもお尋ね、御意見があったそうでありますが、先ほど来公共事業費の問題でいろいろお話がありましたが、結局公共事業費に多く使っておる資材の価格の問題であります。今非常に問題になっておるのは、御承知のように鋼材関係が非常に高騰しております。建設省関係だけではなくて、ほかの文部省関係その他の建設事業が、非常に支障を来たしておる。これはそのほかにもう一つ、セメントの問題は、これは全般的の問題になっておるかどうか、私まだ十分調査をいたし……

第25回国会 建設委員会 第1号(1956/11/26、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 簡単なことでありますが、道路局長それから計画局長に所見を伺っておきたいことがあります。来年度の予算が編成期に入っておると思いますが、そういうこともにらみ合せまして考えていただきたい、こういうことでありますが、まず第一番は、御承知のように特に大都市における自動車交通が非常にひんぱんになりまして、交通状況が困難を来たしておる始末であります。これは国が進歩していく上において、きわめてけっこうでありますが、その反面交通に非常に支障を来たしておる。そういうことを見まして、大きな道路の計画をするとかあるいはいわゆる立体交差を次々に実行して、交通をよくするという仕事を大いにやっていかなければな……

第25回国会 建設委員会 第5号(1956/12/11、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。私はもうお答えは要りませんから……。今三鍋委員あるいは前田さんから特に建設省関係の準職員あるいは補助員についていろいろ御質疑がありました。それから建設省もその事態が適切でないということで要求された。行政管理庁の方でもその根本の考え方としては、そういうものがあるらしい、あれば改善しなければならない、これは当然なことであります。そこで建設省から出されておる数字がそういうものであるかどうかということは、私どもはもちろん調査も研究もしておりませんからわかりません。それは政府にまかせなければいけない。しかし実質問題としては、確かにこういう事態がたくさん起っておる。私どもの考えとし……

第26回国会 建設委員会 第3号(1957/02/15、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと委員長にお尋ねしておきます。今問題になっております国土開発縦貫自動車道建設法案の取扱いについて、来週の水曜日までに調整がつかなければ国土総合開発特別委員会に移すかもしれないというようなことでありました。その点の趣旨がはっきりいたしませんので、ちょっとお尋ねいたしておきます。  この国土開発縦貫自動車建設法案の今日までの経過は、先ほど中島委員から大体御発言になった通りであります。また委員長からもお答えありましたが、この法律の今日までこういうような状況になっておりますのは、この法案の内容自体というよりも、法案に欠陥があるのです。どういうところに欠陥があるかといえば、一体こうい……

第26回国会 建設委員会 第8号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。今の大橋委員の御質疑で私ちょっと疑念がありますから、建設省の、建設大臣でもどなたでもよろしゅうございますが、見解を聞いておきたいと思います。この河川法であるとか、それに関連の法律の建前と申しますか、今お話がありましたように漁業権の問題は、漁業に従事しておられる立場からすると、これは死活の問題でありまして、憲法問題まで触れるという重大な問題であります。そこで河川法その他の関係から見ると、今それがもし解決しなければ一体どういう処置をとるかということは研究するというお話でありますが、河川法の各条章は、いろいろ書いてありますが、これは流水によって被害が起るというような積極的な被……

第26回国会 建設委員会 第9号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はただ一点だけ政府の所見を承わっておきます。ただいま御説明がありました第十七条第五項の改正部分、いわゆる災害復興住宅、この新しい改正でありますが、今の御説明によりますと、従来も、もちろん災害の場合でも住宅金融公庫から貸付をする制度はあったわけでありますが、さらにかような改正をいたしたいというのについては、規模の小なるもの、それからもう一つは、補修を貸付の対象とした、この点が新たな問題であるように御説明があったのであります。そういう点も改正するということは重要なことであろうと思いまするが、私が政府の見解をただしておきたいのは、この問題が当委員会においてたびたび論議されて、その論議……

第26回国会 建設委員会 第10号(1957/03/22、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連。前回の委員会と今の二階堂委員の御質疑に対して、自治庁大臣は非常に御理解のある御見解をいただいてありがとうございました。  そこで金融公庫の方へちょっと伺っておきますが、こういう場合に金融公庫としては、地方自治体の保証と申しますか、そういうふうなやり方でやっておられたようにも聞いておりますが、そうであったかどうか。同時に、今自治庁大臣のお考えをそこでよく聞いておられたのでありますが、やはりこういう改正案を出されておるのでありますから、これを生かすために、自治庁大臣の御見解に沿うように金融公庫としては、法律は積極的にそう書いておらないけれども、この改正の趣旨と今のような実情とを……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/27、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の質疑応答に関連しておりますが、工事施行の額があとで増額をされる場合に、たとえば電力会社、あるいは水道でも同じでありますけれども、当初の計画よりも建設費が非常に多くなった場合には、基本計画の変更で協議、意見を聞かれるのも当然でありますが、それにスライドしてやるということになれば、電気のコストが高くなって引き合わない、あるいは水道料金が高くなって引き合わない。こういう事態も常識的には考えられる。そういう場合に妥当な線にするというお考えですが、具体的には途中まで作ってきた発電あるいは水道、工業用水、そういうものをとりやめるというわけにもいかないでしょう。具体的にはどうなんですか。協……

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/04/02、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 高速自動車国道法案につきまして、多少の質問をいたしたいと思います。御承知のように、国土開発縦貫自動車道建設法案の審議に当りまして、国会といたしましては、縦貫自動車道を含む一連の国土内における高速自動車国道法というようなものをすみやかに立案して、国会に提出するようにという希望と申しますか、附帯条件をつけてあったのでありますが、今回そういう趣旨の法律案を出されたことは、私どもとしてはその希望に応ずるものとして敬意を表するものであります。しかしながら、この法律の体系において、多少私どもの理解に苦しむところがありますので、そういう点を中心にして政府の見解をただしておきたい、こういう次第で……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/04/12、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております二法案につきまして、自由民主党を代表して賛成の意見を表明いたします。  この高速自動車国道法案は、さきに成立いたしました国土開発縦貫自動車道建設法に伴って提案されておるものでありまして、日本の道路網と申しますか、輸送道路の整備のために提案された、日本の道路政策の上においてまさに画期的な法案であります。そういう意味におきまして、非常に道路政策のおくれておるわが国においては、おくれておるという印象がありますけれども、非常に時宜に適した措置であるという意味で全面的に賛成をいたすわけであります。ただこの際私は政府に希望を申し上げておきますが、こういう大計画をす……

第26回国会 建設委員会 第19号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。今中島委員からの質疑に大臣がお答えになって、給油所その他の問題は施設の管理を公団がやるのであって、営業といいますか、そういうものは私企業にやらせる、それはけっこうです。そうなければならぬと思います。ただ給油所なんかは、御存じの通り非常に長距離輸送ですから、あるいは山の中を通るとかいろいろあるわけなんです。その間に長距離輸送に適切なところに給油所なんか作るのは、これは道路の建設上当然なことですが、そういう場合に、これは将来実際やってみなくちゃわかりませんけれども、山の中なんかで私企業なんかにやれといっても、やれない場所がたまに出てくるのではないかと思います。しかし……

第26回国会 建設委員会 第20号(1957/05/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 それでは林参考人に私からちょっとお尋ねいたします。この天竜川、特に上流の問題は長い間の係争になっておる。そこで先ほど来各参考人からいろいろな事情を御陳述があったのでありますが、これについて河川管理の直接の責任者である知事さんの方で、当事者の主張が非常に行き違いを生じておりますから、これはどこでもあることなんですが、ダムに関するやら、あるいはその他の自然現象に関するものやら、常に争いがあるのですが、その間に立って何か特別の調査とかあるいはその間に立って話し合いをつけようとか、こういうことを今日までやられたことがあるのですか。

第26回国会 建設委員会 第23号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○瀬戸山三男君 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  宅地建物取引業法は、御承知の通り、宅地建物取引業を営む者の登録を実施し、その事業に対し必要な規制を行い、もってその業務の適正な運営をはかることにより、宅地及び建物の利用を促進することを目的として昭和二十七年六月に制定され、従来何らの規制措置もなかった宅地建物取引業の運営に一定の秩序を与え今日に至っているのであります。以来、この法律は適正な業務の遂行と宅地、建物の利用の促進に寄与し、現在、登録業者の数は、全国で約二万二千人に達しておるのであります。  しかる……

第26回国会 建設委員会 第25号(1957/07/09、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の報告に対する道路局長の説明に関して、ちょっと質問いたしたいと思います。  先ほど所見を開陳されました国道十号線高岡―高城間の改良の件でございますが、先ほど局長のお話の通りに、建設省が最初に調査計画を立てられたいわゆる新道を作るのと、知事の県道を改修するという意見が対立したままになっております。先ほど局長から御説明で、その間の一部の計画の変更をする折衷案という言葉がございましたが、これが技術的に最良のものである。しかしその点を一部調査しなければならない。その調査をするというお話でありましたが、調査はどこでされるか。実は内容を申し上げると、県の道路行政を担当しておる土木部において……

第26回国会 農林水産委員会 第57号(1957/09/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山説明員 先般農林政務次官の重職を仰せつかりまして、さっそく委員会の皆さんにごあいさつをいたすべきでありましたが、ちょうど私東北地方を歩いておりましたので、大へんごあいさつを申し上げることがおくれまして恐縮でございます。  農林行政については、皆さん御承知の通りに全くと言っていいくらいにしろうとであります。ただ、農山漁村の生活の安定をはかりたいという熱意だけは燃えております。  どうか一つ皆様の御鞭撻、御指導と今後の御協力をお願いいたします。(拍手)

第28回国会 建設委員会 第16号(1958/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 申し上げるまでもなく、今回提案いたしております地すべり対策の法律案は、いわゆる地すべりに対する予防措置を講じまして、地すべりによる災害を未然に防ぐ対策をやるのが根本のねらいであります。その際、防止措置をするが、しかしところによっては防止対策の一つとして家屋の移転あるいは農耕地を移転しなければならない、こういう場合が起り得ることを予想して関連事業等の規定を設けておるわけであります。今お話のように、農業関係について積極的な規定がないじゃないか、こういうお話でありますが、法律の案文といたしまして表面に表われておるところは、そういう懸念もごもっともであります。しかしながら地すべりによ……

第28回国会 建設委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 まず第一点の、地すべり対策上農家に対する農林漁業金融公庫関係からの資金をどのくらい予定しておるかということでありますが、昭和三十三年度といたしましては大体五千万を予定いたしております。それから、今日までこの法律案の審議に当りましてしばしば問題になり、また強い御意向もあったようでありますが、関連事業として移転をしなければならない場合はほとんど農家が多いわけでありまして、その際、農家の住宅あるいはこれに付属する農畜舎等のいわゆる家屋移転についての融資の条件等についてのことでありますが、これは前にもお答えいたしておりましたように、私どもといたしましては、こういう特殊な事情によって移……

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程せられました漁業制度調査会設置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  わが国の漁業は戦後の復興に伴い次第に漁場が拡大されるとともに、漁業に関する政府の諸施策とも相待ちまして、急速な発展を遂げ、昭和二十七年度においてはその生産高において戦前の最高水準に復帰し、以来世界有数の水産国の実をあげておりますことは御承知の通りであります。  しかしながら、この間沿岸漁場における漁業生産は、必ずしも十分な伸展を見せず、漁業経営体総数の八割五分を占める漁家層は低い生産性と所得水準にとどまり、またこの漁場における漁業調整、特に沖合漁業との問題は近来深刻化して参っているのであります……

第28回国会 内閣委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程されました農林省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由を、改正事項の内容とあわせて御説明いたします。  第一に、食糧庁に経理部を設けることであります。御承知の通り、食糧管理特別会計の合理化をはかるため、政府といたしましては、今国会に食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案を提出し、新たに六勘定を設けて経理の明確化をはかり、この会計の合理化に資するようにいたしたいと考えて、目下御審議をお願いしている次第でありますが、このような措置に対応して、多岐にわたる経理関係事務を統括整理し、食糧管理業務の経理の実態を的確に把握し、その処理に遺憾なからしめるための機構として、食……

第28回国会 内閣委員会 第17号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 お説の通りに、この調査会の仕事はきわめて繁雑で、しかも重要な根本問題であります。でありますから、先ほど予算の問題について、水産庁の長官から七十万余りのことを申し上げて、額からいうと必ずしも十分だとは考えておりません。しかしながら他のこの種の調査会の予算に比較いたしますと割合に見積っておるということは、赤路さんもよく御存じだと思います。しかしその他いわゆる調査あるいは資料等については、水産庁関係の予算も使用できる面がありますから、そういうところでまかなっていきたい、こういう考えであります。
【次の発言】 水質汚濁の問題はここ数年来、立法制度として処置すべきだということで検討を続……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま上程されました農林漁業団体職員共済組合法案について、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  農林漁業団体は、農林水産業の生産力の増進と農山漁民の経済的社会的地位の向上をはかり、あわせて国民経済の発展に寄与するために設けられた農山漁民の団体であり、わが国経済の進展に貢献して参ったことは、今さら申し上げるまでもないところであります。しかしながら、これらの団体の現状を見ますと、必ずしもすべての団体が健全な発展を示しているとは言えない現状であります。国としましても、これら農林漁業者の中核的組織である農業協同組合等の農林漁業団体の農林水産政策上に占める重要性にかんがみま……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 今お尋ねの点は、ざっくばらんにお話をいたしますが、立案当時、実は給付開始年令を六十才以上にしようという財務当局の強い話がありました。しかしわれわれの方としては五十五才が適当だ、こういう主張をしたのであります。そこでいきさつをお話しするのですが、それでは五十五才以上六十才に至るまでの間は国庫補助の対象にはしないという意見が出ておる、そういう不都合なことはない、こういうことで結局この法案のように五十五才以上ということにいたしまして、五十五才以上に対しては国庫補助の対象とするということになったのであります。しかし先ほど来課長あるいは局長から御説明いたしておりますように、将来の問題で……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 まことにむずかしい御質問でございます。酪農基金法はこれだけで満足だと思っておるわけではございません。御承知の通りに、この基金制度を作りまして、乳業者またいわゆる乳の生産者の価格の安定をできるだけはかる、資金の融通によって価格の安定をはかる、こういう趣旨でこの法案を出しておるのでございますが、ただいまお話のほかに酪農振興法の改正等によって乳価の安定をはかる措置を講ずべきではないか、ごもっともであります。そういう点についても実は検討いたしておるのでありますけれども、たとえば農業協同組合法の改正が相当論議されましたが、残念ながら諸般の情勢から今国会に提案する域に至っておりません。そ……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議が御決議になりましたから、政府の考え方を申し上げておきます。  附帯決議のうちの一の項目は、この法律の十六条の三の規定がやや文言上あいまいな点がありますので、かように注意を与えられたと思うのでありますが、現在三分の二であるということに決定いたしております。将来その趣旨の解釈が異同のないように努めることにいたします。それから二、三の問題は、きわめてごもっともな御決議でありますので、将来十分御趣旨に沿うように努力いたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま御提案になりました狩猟法の一部を改正する法律案につきまして、その……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 ただいま議題となりました二案のうち、まず第一に森林開発公団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明いたします。  森林開発公団は、膨大な森林資源を抱きながら未利用のまま放置されている奥地未開発林を急速、かつ計画的に開発するために、御承知の通り昭和三十一年第二十四国会において成立をみた森林開発公団法に基いて設立せられたものであります。  現在までの事業の概要を申し上げますと、農林大臣が定めた基本計画に基いて、公団は、鋭意その事業の遂行に努力しているのでありますが、昭和三十三年二月末日における事業の進捗状況は、完成路線五、工事施工中二十となっております。しかし工事……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 先ほど長官からお答えした通りでありまして、久保田さんみたいな名村長がおられるところではそういうことがあったということは私は考えません。今お話の中に、これは御冗談であろうと思うのでありますが、町村会議員があまり町村民の利益にならないようなことを決定するというようなことは、万々ないであろうと私は思います。そこでこれは先ほど御説明申し上げましたように、普通の財産状態でありますると、十年以上にわたる処分をするということは、基本的な財産でありますから住民投票によるということは、地方自治法の精神であろうと思います。事の性質上、御承知の通りに植林、造林をするということになりますと、長期にわ……

第28回国会 法務委員会 第26号(1958/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山政府委員 先ほどお話に出ました農林省関係の早野正夫君でありますが、ただいまこまかい資料を持っておりませんので詳細なことは申し上げられませんけれども、早野君は終戦後農林省の総務局に入ったのであります。その前は満州国の官吏ということになっております。一時、約一年半か二年程度でありますが、通産省に出向しておりまして、その後農林省に帰りましてからは、農地局の愛知用水公団の監理室の勤務を兼ねて農林経済局組合検査課の事務官をしておった、こういうことであります。
【次の発言】 国家公務員法の第百条に秘密ということが出ておりますが、農林省の関係について申し上げます。農林省におきましては、昭和十八年に農……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 建設委員会 第5号(1958/07/04、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、大臣に希望を一つ申し上げたいと思います。というのは、先ほど三鍋委員から住宅政策についてお話がありまして、大臣のお考えを承わったわけであります。その中に、今日までの住宅政策を続けていくが、特に低所得者に対する住宅問題に重きを置きたいというお話があり、非常にけっこうなことだと思います。御承知のように、住宅政策も、今日までは応急的な処置と恒久的な処置でやってきて、相当に実を結んでおるわけであります。特に量、質ともに進んで参っておりますが、御承知のように、最近は比較的高級な住宅ができるようになった。これは経済力の拡充で、国民生活の程度が高くなったわけでありますから、非常にけっこうな……

第29回国会 建設委員会 第8号(1958/09/01、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 道路局長に一つ、先ほどの国政調査の報告に出ておりませんけれども、私どもが回りまして、ちょっと感じたことがあります。というのは、今道路の問題で、国会も政府も相当強い決意で道路の整備をはかっておるわけであります。ところが御承知のように、国道等において、私鉄等の軌道が走っております。これは、軌道としての能力も十分に長い間果して、交通上きわめて重要な意義があるわけでありますけれども、今日の状態を見ますると、たとえば国道において、私鉄軌道が中央部を走っておる。こういう状態のために、一般交通、特に自動車交通は、ほとんど不可能な状態になっておるところが相当あるわけであります。そのために、交通の……

第30回国会 建設委員会 第2号(1958/10/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に堀川恭平君から御報告願います。
【次の発言】 ただいま委員長から二十二号台風災害というお話がありましたが、私は、二十二号のみならず、いわゆる災害対策及びその根本をなす治水対策と申しますか、そういう二つの面について、ごく基本的な点だけについて政府の、特に建設大臣の御所見を承わっておきたいと思います。  ことしの現在までの台風、あるいは豪雨の災害の様子を見ますと、大体昭和二十九年の災害程度になっておるようであります。二十一号もそうでありますが、特に今お話しの二十二号台風は、静岡その他のいわゆる局部的と申しますか、部分的には、非常な深刻なものである。今日まで日本の状態は、御承……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 この改正案については、多くの委員各位からほとんど論じ尽されましたので、やや重復しますけれども、ただ二、三点だけ、いわゆる建設省の考え方を確かめておきます。先ほど特に塚本委員からもそういう問題を取り上げられましたが、この河川法、あるいは今度目的としておるこの一部改正案に関する問題でありますけれども、これは、主として河川の維持、そういう面から考えておるわけであります。そこで、先ほどもお話に出ましたが、土石と申しますか、砂利というものは、非常に大切なと申しましょうか、有用な、国民全体の公物資源であります。でありますから、これは、必要に応じてとらなければならないのであります。ただ、それと……

第31回国会 決算委員会 第9号(1959/03/12、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 参考人の方に一点だけ聞いておきますが、先ほど警察庁また国防会議の事務局から天川という人が手当か何かもらっておる、こういう話であります。これはどういう趣旨でそういうことをおっしゃられたか、またどこでそれをおわかりになったか、これをお尋ねしておきます。
【次の発言】 不正な方法で取り調べたとか何とか、そんなことは考えておりません。先ほど、たとえば国防会議事務局から何万円かもらっておった。それについては税金をと引いてこれこれだ。こういう御説明がありましたから、警察庁二万円云々ということ、国防会議の手当というものは、それは会計帳簿か何かに出ておるのではないかという意味で私はお尋ねしたので……

第31回国会 決算委員会 第10号(1959/03/13、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。ここに出ておるメモには、たびたびあなたが天川氏その他の人と会合、会食をされた、こういうふうに出ておる。それを一々今聞いておられるようですけれども、それは、なかなか人間の心理状態で、一々そういうものを、いつだれとどこで飲んだということは覚えておられないということは常識なんです。ただ問題は、今あなたがここで御証言されましたように、数回天川氏などと会食しておった事実は認めておられる。そういう場合に、このメモ通りであるかどうかわかりませんけれども、場合によっては、連日料亭等において会合しておられる場合があるのです。そういう際に、一体どういうふうな状況と申しますか、どうい……

第31回国会 決算委員会 第11号(1959/03/17、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 証人に前会の証言に関連してお尋ねをいたしておきますが、この委員会でしばしば問題になっております例の大蔵省主計局のゴム印が押してあるいわゆる諸元比較表、これがきわめて重要なる文書として当委員会で論議をされております。それについては、証人が前に本年の二月十三日の委員会で、この文書について他の委員からお尋ねがありましたときに、この文書については全然承知しておらない、知らない、こういうお話でありました。前会の証言の際にはこれを知っておるということで、いろいろ御説明がありましたが、そのいきさつについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いきさつは大体わかりましたが、天川氏から、あま……

第31回国会 決算委員会 第14号(1959/03/26、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の問題ですが、森脇さんにお尋ねしておきますが、その録音というものは、たとえば佐薙幕僚長あるいはその他防衛庁の方、あるいは佐薙幕僚長とともにアメリカに行かれた方の言葉が載つておるのですか、どういうことなんですか。
【次の発言】 もう一度確かめておきますが、それは第三者の言葉を録音されている、こういうことですか。
【次の発言】 その点は録音が来たら承わりますが、私はここで当委員会においてしばしば問題になっておりますので、実はこれは先ほど森脇さんも、そういうことは大したことではないじゃないか、こうお話しになりましたので、本来ならばこういうことをこまかくお問いするということはどうかと思……

第31回国会 建設委員会 第5号(1959/02/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 中島巖君。
【次の発言】 私から申し上げますが、中島委員のお尋ねは、その年度割ができておるかどうかということです。
【次の発言】 本日はこの程度で散会いたしまして、次会は公報をもってお知らせいたします。     午後一時二分散会

第31回国会 建設委員会 第9号(1959/02/18、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連して。この議論をここでいろいろやられても、どうにも結論が出ないと思います。私今までいろいろ御質疑や当局の御説明を承わっておったのですが、それだけでどちらがどうという判断もなかなかつかない。ただ私がここで感じておりましたことは、御承知のように、特にわれわれの委員会では、土地の利用ということを常に頭に置いてやつっておるわけであります。特に国土の狭いわが国において、どういうふうに土地を利用するのが一番国のためと申しますか、国民のためにいいかということを頭に置いて、諸般のことを考えておる。特にこれは全然飛んだ話でありますが、東京都を中心とした地域については、東京都の今日の状況……

第31回国会 建設委員会 第11号(1959/02/25、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。先ほど三鍋委員から御質問がありましたときに、道路局長のお答えが、私の受け取り方では明確でなかったので、関連して一言承わっておきます。というのは、問題の東京高速道路、これは非常に問題になった案件でありますが、さらにここに話が出ておりますので、確かめておきたいと思います。  東京高速道路の工事が今やられておることは、事実であります。先ほど御説明によりますと、九月九日までという建設省の資料の報告でありますが、それ以前に完成するかもしれないというようなお話でありました。問題は、紺屋橋の方と、それから新橋寄りの土橋あるいは難波橋付近の問題でありますが、一番問題になりましたのは、新……

第31回国会 建設委員会 第12号(1959/02/28、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大臣にお尋ねしておきますが、前回の委員会で、ただいま審議中の首都高速道路公団法案に関連して問題になっております、東京高速道路株式会社がやっております例の高速道路の建設工事について、法的には、現在道路運送法によって運輸大臣及び建設大臣の認可を得た区間をやっておるわけでありますが、しかし道路行政上からいうと、いわゆる高速道路としての形態をなしておらない。今回東京都の道路交通緩和政策の一環として、首都高速道路公団法案を提案して、その高速道路計画を進めようという段階になっております際に、そういう妙ちくりんな、いわゆる高速道路なるものが途中にはさまっておる。これを、今後計画を進められる首都……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  まず塚本委員の質疑に対する答弁よりお願いすることにいたします。
【次の発言】 それでは都の方、えらいお忙しいところを非常に恐縮でございました。  塚本君。
【次の発言】 塚本君にちょっと申し上げますが、質疑の内容がちょっと当委員会の趣旨と違ってきておるように思いますが、まだこういう質疑が続きますか。
【次の発言】 参考人の方には、どうもお忙しいところ、長時間ありがとうございました。  本日はこの程度にとどめ、次会は明四日午前十時より開会することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時二分散会

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。お答えの前に申し上げておきますが、先ほど中島委員から、いわゆる既成市街地、あるいはその周辺の、諸外国の例まで引いてお話しになりましたが、中島委員のお話は実にごもっともだと思います。 その点について建設政務次官も、それはごもっともだというお答えをされたと思うのです。  そこで、現在ここに提案されております法律自体は、先ほど計画局長もお答えになりましたが、まさにいわゆる東京都の既成の区及びその周辺、その首都圏全体の道路――これは道路に関することでありますから、ほかのことは申し上げませんが、道路の整備計画の一部分であるこの既成の区あるいはその周辺の道路の建設を、この首都高速道……

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/06、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております首都高速道路公団法案に賛成の討論をいたします。  日本の道路が先進諸国に比してきわめて劣悪である、従ってそれが日本のすべての生産、経済、あるいは文化、国民の生活等について非常な不利、不便を来たしておるということは、周知の事実であります。そういうことで、私どもの自由民主党におきましても、この国民的要望にこたえるために、道路政策を抜本的に切りかえて、それを推進する必要があるという方針を固めまして、前の衆議院の総選挙におきましても、この問題を一つの大きな党の公約といたしまして、いわゆる五カ年間に一兆円の道路投資をして、この……

第31回国会 建設委員会 第17号(1959/03/13、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案の提案理由の要旨を御説明申し上げます。  実はこの法律案は、自由民主党及び日本社会党共同提案になっておるものでありますが、現行の宅地建物取引業法は、宅地建物取引業を営む者の登録を実施し、その事業に対し必要な規制を行い、もってその業務の適正な運営をはかることにより、宅地及び建物の利用を促進することを目的として、昭和二十七年六月に制定され、さらに昭和三十二年五月に制定されました同法の一部を改正する法律によりまして、業者の質の向上、業務運営の適正化及び不動産取引の社会的安全をさらに確保するため営業保証金制度及び宅地建物取引員……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/18、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連。第二十一条の二の規定について、大臣に一つお考えといいますか、こういうことはできないかということをお尋ねしたい。今山中委員の御意見、あるいは御議論を聞いておりましたが、私の考えでは、提案された政府も同じ考えだと思うのですけれども、二十一条の二の規定は、いわゆる公営住宅制度――先ほど山中委員が、公営住宅法の第一条を読み上げられましたが、その第一条の目的の、いわゆる公営住宅の精神をここにほんとうに貫こうという趣旨の規定が第二十一条の二の改正案だと思う。条文を読むまでもありませんが、公営住宅というのは、残念ながら日本の経済が思うようにいきませんので、いわゆる低額所得者が相当多い。そ……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/24、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。今問題になっておりますことは、誤解を受けるおそれがありますから、私も申し上げて答弁をしてもらいたい。というのは、今収入に応じて家賃に格差をつけるかどうか、そういうことは政府は考えておらないと思うのです。ただ問題は、この前の委員会でも申し上げましたように、公営住宅法によって、いわゆる公営住宅に対して半額くらい国が補助をして、いわゆる建設費に見合わない家賃をきめておる。普通の建設費でやればもっとよけい取らなくちゃならないのだけれども、低所得者に対しては、この際そういうことをしないで、建設費というものをそれほど考えない家賃で徴収をしておる、こういうことなんです。そういう人々に……

第31回国会 建設委員会 第23号(1959/03/31、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大臣に一点だけ伺っておきます。先ほど三鍋委員から、本法の第一条と今度の改正十九条との関係で御質疑がありましたが、全くこれは矛盾だというわけには参らないかもしれぬけれども、必ずしもこれはそぐわない。第一条は、申し上げるまでもなく、本法は全然こういうことを予想しておらない法律ですから、先ほどの議論のように、これは完全にうまくいっておるのだということも、私は言えないと思うのです。そこで大臣からもお話がありましたが、この際海外に対する技術、あるいは海外協力の関係からこういう道を開くということは、非常にけっこうなことであろうと思います。しかし先ほど議論がありましたように、率直に申し上げると……

第31回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1959/03/03、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 実はただいま議題になっております九州地方開発促進法案、これは私も提案者の一員になっておりますので、提案者代表の方にお尋ねするということはまことに恐縮でありますが、法案全体といたしまして、こういう促進法を作って、いわゆる九州地方の開発を促進し、同地方の産業経済等の開発をはかって、その地方の住民の福利をはかると同時に、日本全国の経済発展に資しようという趣旨については、もちろん何らの異存はございません。従って、この法案全体についてとかくの議論をいたそうとは思いません。しかし、法案作成に当りましても実はその意見を出しておったわけでありますけれども、問題は、この法律案は、申し上げるまでもな……

第32回国会 法務委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。今回、はからずも私が当法務委員会の委員長の重職を汚すことになりました。生来この方面には不なれでありますし、特に委員会の運営等についてはきわめて不得手でありますが、法務委員会のきわめて重要なる職責でありますので、皆様の絶大なる御協力を得て大過なきを期したいと思います。練達の委員の皆さんがおられるのでありますから、どうかよろしく御協力のほどをお願いいたします。簡単でございますが、ごあいさつにかえます。(拍手)  この際、井野法務大臣及び中村法務政務次官よりそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。井野……

第32回国会 法務委員会 第2号(1959/07/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  なお本日は警察庁から柏村長官、江口警備局長、法務省側から川井公安課長、これだけが今出席されておりますから、このつもりでお願いいたします。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。  坂本泰良君
【次の発言】 大貫大八右。
【次の発言】 井伊誠一君。
【次の発言】 速記をやめて
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 本日はこの程度で散会いたします。     午後四時三十五分散会

第32回国会 法務委員会 第3号(1959/08/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について、調査を進めます。  ただいま政府側から井野法務大臣、竹内刑事局長、平賀民事局長が出席されております。その他の政府関係者は他の委員会との関係で、ただいま出席がありません。  委員諸君の方でもいろいろ御意見があると思いますが、私から政府側に若干の質疑を申し上げておきたいと思います。といいますのは、これは今に始まったことではありませんが、最近特に多数の威力と申しますか、集団的な暴力的行為が各地に行われておる。それが最近特に目立っておるように私には感ぜられるのであります。そこで、最近新聞等によって報道されました事件につ……

第32回国会 法務委員会 第4号(1959/09/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  この際、政府側に私からちょっと御忠告を申し上げておきます。委員会の開会はあらかじめ通告をしてありますので、いろいろ御事情もあるでしょうが、できるだけ早く出席をしていただきたい。貴重な時間を相当空費することが多いですから、今後そういうことのないようにお願いしておきます。  質疑の通告がありますから、順次これを許します。  山花秀雄君。
【次の発言】 中村高一君。簡単に願います。
【次の発言】 これで一たん休憩いたします。     午後零時四分休憩

第32回国会 法務委員会 第5号(1959/10/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 それでは、これより会議を開きます。  法務行政に関する件について調査を進めます。  本日は、台風十五号による法務省関係諸施設の被害につきまして、法務省当局より説明を聴取します。大澤経理部長。
【次の発言】 以上で被害状況の説明を終りましたが、御質疑がありましたらこの際許可いたします。――御質疑もないようでありますから、本日はこれにて散会いたします。     午前十時四十二分散会

第33回国会 法務委員会 第1号(1959/10/30、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち、法務行政、検察行政及び裁判所の司法行政等の適正を期するため、本会期中において、裁判所の司法行政に関する事項、法務行政及び検察行政に関する事項、国内治安及び人権擁護に関する事項、以上の各事項につきまして、小委員会の設置、関係各方面より説明聴取及び資料の要求等の方法等によりまして、国政調査を実施することとし、議長に対して国政調査の承認を要求することといたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  なお、承認要求の手続等……

第33回国会 法務委員会 第2号(1959/11/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、小委員会設置の件についてお諮りいたします。理事会の申し合わせによりまして、最高裁判所機構改革に関する問題の調査のため、小委員十三名より成る最高裁判所機構改革に関する小委員会を設置することとし、その小委員及び小委員長の選任につきましては、先例によりましてその指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。小委員及び小委員長は、指名の上追って公報をもってお知らせいたします。  なお小委員会の小委員及び小委員長から辞任の申し出がありました場合には、そのつど委員会に諮ることなく、委員長において……

第33回国会 法務委員会 第3号(1959/11/30、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  この際、委員長から委員諸君及び政府関係者の皆さんに対して、特に希望を申し上げておきます。本日当委員会を開きましたのは、去る二十七日安保改定阻止国民会議によって行なわれましたいわゆる第八次統一行動について調査を進めるためであります。御承知の通り同日の統一行動に際しては、デモ隊の国会議事堂構内乱入事件が発生し、全国民に大衝撃を与えているのであります。申し上げるまでもなく、国会はわが国憲法に定められました国権の最高機関であり、全国民の神聖なる政治の殿堂であります。この殿堂が大集団による暴力的行動によ……

第33回国会 法務委員会 第4号(1959/12/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  前会に引き続き、安保条約改定阻止第八次統一行動に関する問題について、質疑を継続いたします。  なお、ここで申し上げておきますが、石原国家公安委員長は、当院の地方行政委員会の開会との都合がありますので、午後一時ごろまでには一応委員長に対する質疑を終わっていただきたいと思います。――大久保武雄君。
【次の発言】 柏村警察庁長官……。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。――坂本泰良君。
【次の発言】 委員長からお答えいたしますが、坂本泰良委員の昨日の質疑の状況を見ますと、大体質疑の重点は終わられた……

第33回国会 法務委員会 第5号(1959/12/02、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  前会に引き続き、法務行政及び検察行政に関する件につき、安保条約改定阻止第八次統一行動に関する問題について調査を進めます。  この際、昨日の理事会の申し合わせによりまして、本件調査の参考に資するため、去る十一月二十七日当日のニュース映画を映写いたしますから、これより別館五階講堂にお運びを願います。  この際暫時休憩いたします。     午前十時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  本件について質疑を継続いたします。竹谷源太郎君。
【次の発言】 この際委員長から柏正男委員に釈明を求めておきます。といいますのは、昨日でありましたか……

第33回国会 法務委員会 第6号(1959/12/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許しますが、あらかじめ質疑通告者の猪俣委員に申し上げておきますが、ちょうど参議院の外務委員会及び地方行政委員会と同時に開かれておりますので、関係の法務大臣、外務大臣等が直ちにここに出席することができない事情にありますので、その点をお含みの上で御質疑を願います。――猪俣浩三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。――近市子君。
【次の発言】 委員長からちょっとお尋ねしますが、立川に限らず、アメリカの空軍基地で、韓国あるいはその他の第……

第33回国会 法務委員会 第7号(1959/12/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。この際お諮りいたします。理事でありました坂本泰良君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは黒田寿男君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 次に、請願の審査を行ないます。請願の審査は、紹介議員が御出席になっておりますものにつきましては、その紹介議員より紹介説明を聴取し、紹介議員の御出席になっていないものにつきましては、その内容は文書表によってすでに御……

第34回国会 法務委員会 第1号(1960/02/09、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち、裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政等の適正を期するため、本会期中において、裁判所の司法行政に関する事項、法務行政及び検察行政に関する事項、国内治安及び人権擁護に関する事項、以上の各事項につきまして、小委員会の設置、関係各方面より説明聴取及び資料の要求等の方法によりまして国政調査を実施することとし、規則の定めるところにより書面をもって委員長から議長に対しその承認を求めることといたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。

第34回国会 法務委員会 第2号(1960/02/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。志賀義雄君。
【次の発言】 ただいま志賀委員からの御発言の内容については、調査の結果御報告願います。  本日はこの程度で散会いたします。     午前十一時十三分散会

第34回国会 法務委員会 第3号(1960/02/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。現在理事が一名欠員になっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。  これは、先例によりまして委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは田幾三郎君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 次に、不動産登記法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず国務大臣から提案理由の説明を聴取することといたします。井野法務大臣。
【次の発言】 次に、政府委員から逐条説明を聴取することといたします。平賀……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/02/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事井伊誠一君から理事辞任の申し出がありますので、これを許可することとし、これよりその補欠選挙を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に坂本泰良君を指名いたします。
【次の発言】 次に、不動産登記法の一部を改正する等の法律案を議題とし、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。田中伊三次君。

第34回国会 法務委員会 第5号(1960/03/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず国務大臣から提案理由の説明を聴取することといたします。井野法務大臣。
【次の発言】 次に、政府委員から逐条説明を聴取することといたします。竹内刑事局長
【次の発言】 本案について質疑に入ります。  質疑の通告がありますから、順次これを許します。鍛冶委員。
【次の発言】 答える前に委員長から申しておきますが、どうも、結局、なぜ不動産の窃盗罪にならぬかということじゃないかと思いますが……。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にしておきます。

第34回国会 法務委員会 第6号(1960/03/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、この両案を一括して議題といたします。  御質疑はございませんか。――御質疑がなければ、両案の質疑を終局いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 不動産登記法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。  質疑を継続いたします。質疑の通告がありますのでこれを許します。田中幾三郎君。
【次の発言】 次に、刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を継続い……

第34回国会 法務委員会 第7号(1960/03/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 世耕弘一君。
【次の発言】 この際参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  ただいま審議中の不動産登記法の一部を改正する等の法律案につきまして、参考人の出頭を求め、意見を聴取することとしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さように決しました。  なお参考人の人選、出頭の日時等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第34回国会 法務委員会 第8号(1960/03/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  不動産登記法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。  本日は、前会の決定によりまして、参考人として東京大学助教授渡辺洋三君の御出席を願っております。  この際、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ、貴重な時間をおさき下さいまして御出席をいただき、まことにありがとうございました。今回参考人より御意見を承ることによりまして、本案の審議に多大の参考になることと期待いたしておる次第でございます。忌憚なく御意見を御開陳下さるようお願い申し上げます。  これより御意見の御開陳をお願いいたしますが、後ほど委員の質疑があれば、お答……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、この両案を一括して議題といたします。  両案につきましては、去る三日質疑を終局いたしております。  これより討論に入る順序でありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決に入ります。  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括して採決いたします。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、両案はいずれも原案の通り可決されました。

第34回国会 法務委員会 第10号(1960/03/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。志賀義雄君。
【次の発言】 志賀委員に申し上げます。だいぶ時間も経過しておりますが、いかがですか。
【次の発言】 本日は、この程度で散会いたします。     午後零時四十七分散会

第34回国会 法務委員会 第12号(1960/03/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を継続いたします。質疑の通告がありますので、これを許します。高橋禎一君。
【次の発言】 次会は今月二十二日午前十時より開会することとし、本日は、この程度で散会いたします。     午後一時散会

第34回国会 法務委員会 第13号(1960/03/22、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る十五日質疑を終局いたしております。  これより討論に入る順序でありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決されました。(拍手)  ただいま可決いたしました法律案の委員会報告書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さように決しました。

第34回国会 法務委員会 第14号(1960/03/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際参考人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。理事会の申し合わせによりまして、本件審査のため、参考人の出頭を求め、意見を聴取することとし、参考人の人選、出頭等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
【次の発言】 前会に引き続き質疑を継続いたします。  質疑の通告がありますから、これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 次会は本月二十九日午前十時より開くこととし、本日はこの程度で散会い……

第34回国会 法務委員会 第15号(1960/03/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、前会の決定によりまして、参考人として、中央大学教授市川秀雄君、一橋大学教授植松正君、近畿大学教授前田信二郎君、明治大学教授安平政吉君の御出席を願っております。  この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多忙中のところ、貴重な時間をおさき下さいまして御出席をいただき、まことにありがとうございました。今回参考人各位より御意見を承ることによりまして、本案の審査に多大の参考になることと期待しておる次第でございますので、各位におかれましては、忌憚のない御意見を御開陳下さるようお願い申し……

第34回国会 法務委員会 第16号(1960/04/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず国務大臣から提案理由の説明を聴取することといたします。井野法務大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次会に譲ります。
【次の発言】 次に、法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  御参考までに申し上げておきますが、この件について法務省側から井野法務大臣、竹内刑事局長、それから警察庁江口警備局長が出席されておりますが、石原国家公安委員長は間もなく出席される予定であります。  質疑の通告がありますので、これを許します。大坪保雄君。

第34回国会 法務委員会 第17号(1960/04/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事田中幾三郎君から理事辞任の申し出がありますので、これを許可することとし、これよりその補欠選挙を行ないたいと存じます。これは先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは理事に大野幸一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、裁判官の災害補償に関する法律案を議題といたします。
【次の発言】 まず、国務大臣から提案理由の説明を聴取することといたします。井野法務大臣。

第34回国会 法務委員会 第18号(1960/04/07、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。大原亨君。
【次の発言】 大原委員に申し上げますが、間もなく裁判所側が見えます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。――大野幸一君。
【次の発言】 本日は、この程度で散会をいたします。     午後一時十三分散会

第34回国会 法務委員会 第19号(1960/04/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を聞きます。  裁判所法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を継続いたします。質疑の通告がありますので、これを許します。  この際御参考までに申し上げておきますが、政府側から総理府關戸参事管、大蔵省吉岡主計局次長、法務省津田司法法制調査部長、大蔵省廣瀬主計管、最高裁判所内藤事務次長、守田人事局長、これだけ出席されております。大原亨君。
【次の発言】 次に、刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑者の通告がございませんが、質疑はありませんか。――本日はこの程度で散会いたします。     午後零時二十一分散会

第34回国会 法務委員会 第20号(1960/04/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  裁判所法の一部を改正する法律案、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、裁判官の災害補償に関する法律案の三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。  質疑の通告がありますからこれを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 坂本委員に申し上げますが、そういう問題は前の委員会でもう詳細に質疑応答がなされておるので……。
【次の発言】 ではその隘路だけをお願いいたします。
【次の発言】 志賀義雄君。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 志賀委員に申し上げますが、お約束の時間が……。

第34回国会 法務委員会 第21号(1960/04/14、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判官の災害補償に関する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案につきましては去る十二日質疑を終局いたしております。  これより討論に入る順序でありますが、別に討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判官の災害補償に関する法律案の両案を一括して採決いたします。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、両案はいずれも原案の通り可決されました。

第34回国会 法務委員会 第22号(1960/04/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  刑法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を継続いたします。質疑の通告がありますので、これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 大野幸一君。――大野君に申し上げますが、お約束ですから、五分間以内にお願いします。
【次の発言】 本案につきましては、理事会の申し合わせによりまして、質疑を終局いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 本案につきましては日本社会党の菊地養之輔君外六名より、民主社会党の大野幸一君外二名より、それぞれ修正案が提出されております。

第34回国会 法務委員会 第23号(1960/04/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案を議題といたします。
【次の発言】 提出者より提案理由の説明を聴取することといたします。猪俣浩三君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。坂本泰良君。
【次の発言】 大野幸一君。
【次の発言】 坂本委員に申し上げますが、先ほど来最高裁判所の説明を聞いておりますと、事情の報告を受けておりませんから正確な答弁ができないと言われます。本日の答弁はこのままにしておいて……。 ……

第34回国会 法務委員会 第24号(1960/04/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。委員外議員の門司亮君より本件についての質疑のために出席、発言したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可することに決しました。門司亮君。
【次の発言】 小澤委員。
【次の発言】 次に、志賀委員の御質問に入りますが、法務省刑事局長が、ただいま参議院の法務委員会で質疑応答中であります。かわって刑事局の近松説明員が見えておりますから、……

第34回国会 法務委員会 第25号(1960/05/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事大野幸一君の委員辞任に伴い、現在理事が一名欠員になっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。これは先例によりまして委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは田中幾三郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。志賀義雄君。
【次の発言】 志賀委員の御希望もありますので、できるだけすみやかに真相を明らかに……

第34回国会 法務委員会 第26号(1960/07/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  本日はまず請願の審査を行ないます。  この際、請願審査の方法についてお諮りいたします。理事会の申し合わせによりまして、請願の審査につきましては、今回は紹介議員の紹介説明並びに関係政府当局からの所見聴取等はすべてこれを省略して、請願日程全部を一括議題として、直ちにその可否を決定いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは請願日程第一から第百七十六までの各請願を一括して議題といたします。  お諮りいたします。先刻の理事会の申し合わせによります通り、本日の請願日程中第一……

第35回国会 法務委員会 第1号(1960/07/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、閉会中審査に関する件について、理事会の申し合わせに基づき、各般の事項につき順次お諮りいたします。  まず閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  一、裁判所の司法行政に関する件、二、法務行政及び検察行政に関する件、三、国内治安及び人権擁護に関する件、以上、三件を閉会中審査すべき案件として、文書をもって議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に閉会中審査小委員会の設置に関してお諮りいたします。  ただいま議長に申し出……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 建設委員会 第2号(1960/12/16、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 この審議会で計画をされた対策事業というものは、大体どういうものですか。
【次の発言】 私が聞きたいのは、この対策事業で、どういうのを対策事業として認められておるかということです。
【次の発言】 そこで私が聞さたいのは、三分の二に上げられるのはけっこうですけれども、例の伊勢湾台風のときあの地域の補助率はこれと一致しない点がある。  もう一つは、さっき山中さんからお話がありまして、大臣からもお答えがありましたけれども、日本のような海岸をもってめぐらしているところは、いつ地震があるか高潮があるか予測しがたい。海岸堤防などの補助率は二分の一だと思うのですが、そういう点とのかね合いというも……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/10、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 時間がありませんから、ただ一点だけ私の希望、意見を申し上げまして、大臣の所見を伺っておきたいと思います。  と申しますのは、この法律が成立いたしますと五カ年計画が新たに立てられる。今までの構想の中にもあるわけでありますが、従来の既存の道路の整備その他産業開発の問題なども、この道路整備に相当関係があると思います。そこで、先ほど来お話もありましたが、今地域格差の縮小と申しますか、これが非常に重要な問題になっておる。これには道路が一つの大きな条件になると思います。それから、資源の開発、あるいは未開発地域の開発、こういう問題も、道路政策に大きな関係があると思います。  そこで、実はこれは……

第38回国会 建設委員会 第13号(1961/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のために不在でありますので、委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。  まず、公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件、これを議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。  中村建設大臣。
【次の発言】 本件についての質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 次に、昨十四日の静岡県庵原郡由比町における地すべりにつきまして政府当局より説明を聴取いたします。  山内河川局長。
【次の発言】 この件について質疑の通告がありますので、これを許します。  勝澤芳雄君。

第38回国会 建設委員会 第16号(1961/03/24、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議決されました日本住宅公団法の一部を改正する法律案につきまして、次のような附帯決議をいたしたいと思います。  まず附帯決議の案文を申し上げます。    日本住宅公団法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   日本住宅公団は、公団の投融資による公団住宅居住者へのサービス機関の設立に当つては、居住者の意思が充分反映し、且つ運営が営利に走らないよう措置すると共にその規模並びに業務を充実して公団々地問に著しい格差を生ぜしめぬよう考慮すること。   右決議する。  以上が附帯決議案の内容でありますが、簡単にその趣旨を申し上げます。  今度公団法の一部を改正いたしまして、いわゆる……

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/03/29、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。私、政務次官のお話を聞いていて、どうもちょっと納得がいかないところがあるのです。今、鹿児島の問題が出ましたが、これは例のつるし上げ闘争によって気がおかしくなって入院した、その事務が遂行されないということで、少しくらいつるし上げには耐え得るということで、宮崎の工事事務所長が兼任してそこに行っておるという状況なんです。そういう事態に対して、何かまだ、地方のそういう闘争状態について詳報を得ておらないという。三月一日から十五日、その後ずっとかけておるのに、まだ建設省は実態を把握しておらないといって、それに対する責任を問うたということも聞かないのでありますが、これは一体どういうこ……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/03/31、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 今の佐藤委員の御質疑に関連して、これは計画局とかあるいは住宅局という限定をしないで、一ぺん考えてみなければならぬことがあるのじゃないかと思う。それで、政務次官が一つ全部を総合した意味でお答えできれば、この際考え方を聞いておきたいと思う。というのは、今お話がありましたが、こういうことは、御承知のように、道路その他の公共事業が非常に促進され、道路の拡張あるいは都市計画による街路の拡張、それに伴って家屋の移転、改築等をたくさんやらなければならぬ実情であります。そこで今、大都市における集団的云々というお話がありましたが、大都市ばかりでなくとも、中小都市におきましても、都市計画事業以外の道……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のため不在でありますので、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  まず、特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案起草の件につきまして議事を進めます。  本件につきましては、先般来、各党間におきまして御協議が続けられておりましたが、お手元に配付してあります通り、その案文がまとめられておりますので、この際、草案の趣旨につきまして説明を願うことにいたします。  二階堂進君。
【次の発言】 ただいまの二階堂君の説明につきまして、御発言はありませんか。――別に御発言もありませんので、この際、衆議……

第38回国会 建設委員会 第24号(1961/04/21、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律案につきまして、若干の質疑を行ないたいと思います。  この法案については、他の委員の皆さんから相当詳細な質疑が行なわれてきておりますので、できるだけ重複を避けまして続けたいと思いますが、あるいはやや重複するところもあろうかとも思います。  今度、いわゆる都市改造の法律を作りまして、それを実施するということは、いわば初めての試みであります。言いかえますると、都市改造の画期的な制度を立てよう、こういうわけでありますので、今までの質疑にも現われておりましたように、なかなか理解しがたいところもあるわけであります。法律も相当詳細にできて……

第38回国会 建設委員会 第26号(1961/04/26、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま議題になっております防災建築街区造成法案について、二、三の疑点を明らかにしたいために質疑をいたしたいと思います。  この法案のねらいと申しますか、趣旨とするところは、従来ありました耐火建築促進法によって耐火建築を促進するやり方をやってきたのでありますが、これについては、ただ帯状の耐火建築帯を作るということよりも、これに書いてあります一つの街区と申しますか、一団地として火災あるいはその他の水害、高潮等のいわゆる災害を防ぐような町作りをしたい、その方がよかろうということで、耐火建築促進法を廃止して、それにかわるものとしてこの法案を提出されておるのであります。そこで、この法案を……

第38回国会 建設委員会 第29号(1961/05/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため不在でありますので、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  都合により暫時休憩いたします。    午前十時四十五分休憩

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名によりまして、暫時私が委員長の職務を行ないます。  公共用地の取得に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  本日は、参考人より意見を聴取することといたします。本日御出席下さいます参考人は、東京大学教授雄川一郎君、一橋大学教授田上穣治君、早稲田大学講師高根義三郎君、以上の方々でございます。現在雄川参考人、田上参考人がお見えになっておりませんが、十一時ごろ御出席下さることになっておりますので、御了承願います。  参考人には、非常に御多忙のところ当委員会に御出席下さいまして、まことにありがとうございました。どうぞ……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 田中君に申しますが、今の問題で農林省の林田漁政部長が見えております。
【次の発言】 山中日露史君。
【次の発言】 山中君に申し上げますが、質疑中でありますけれども、通産大臣が今見えまして、非常に時間を急いでおられますので、あとでお願いいたします。  それでは、通産大臣はちょうど予算委員会の質疑続行中でありますから、約二十分、十二時十分までということで一つお願いいたします。  石田宥全君。
【次の発言】 委員の皆さんに申し上げておきますが、ただいま大蔵省側から大久保政務次官、村山主税局長が見えておりますから、そのお含みで御質疑を願います。  山中日露史君。

第38回国会 建設委員会 第35号(1961/05/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長が所用のため不在でありますので、委員長の指名によりまして、暫時私が委員長の職務を行ないます。  理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事山中日露史君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、そのように決します。  次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいま申し上げましたように、理事山中日露史君の理事辞任に伴い、理事が一名欠員となったわけでありますので、その補欠選任をする必要があります。  この際、先例により、委員長において指名するに御異議ありま……

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/05/26、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 法案の内容に入ります前に、まず、委員長に委員会の運営についての所信を承っておきたいと思います。と申しますのは、この水資源開発促進法、及び公団法が国会に提案されましたのは、会期切迫、ほとんど会期末で、きわめて遺憾なことでありますが、それはそれとして、この法案は御承知の通り、日本の経済の発展にきわめて重要な法案である。そこで、最近のこの委員会の運営の状況を見ておりますと、この法案について、この国会で衆議院はもちろん参議院まで含めて、この法案の可否を決する審議の進め方をされるのかどうか。もちろん会期は延長されておりますが、われわれの責務というものは、今さら言うまでもないことでありますけ……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連質問。参考人の知事さん方にお伺いいたしておきます。先ほど社会党の中島委員の、この法案の立案途上において知事さん方に何か御相談やお話があったかという御質問に対して、御相談がなかったようなお話もあり、あるいは知っておるから何かあったんじゃないかというようなお話もありました。私が承知しておりますところでは、この法案は政府が成案を得るまで相当長い時日を要しておる。しかも、御承知のように、日本の大新聞はほとんどがこの問題を大きく取り上げてきたわけであります。それはまあ別といたしまして、この法案の提案をする前に、私、直接ではありませんが、聞いておるところによりますと、われわれ、知事会から……

第38回国会 建設委員会 第41号(1961/06/02、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題とっております両法案に賛成の意見を簡単に申し上げます。  御承知の通りに、水は国民生活にきわめて重大なる関係があるのであります。しかも、最近の日本経済の発展あるいは都市人口の増加等からいって、今お話のありましたように、水の合理的な高度の利用をするということは、政治の上できわめて重大なことであります。この際、政府が両法案を提案されたことはまことに時宜に適したものと賛成するわけであります。むしろこれはおそきに失したというふうに考えられるわけでありますが、おそくとも、将来わが国の水資源を十分に確保して、これを高度に利用するということがきわめ……

第38回国会 建設委員会 第42号(1961/06/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用がありますので、その指名によりまして暫時私が委員長の職務を行ないます。  まず、三宅正一君外四十四名提出にかかる積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者の趣旨説明を聴取いたします。  三宅正一君。
【次の発言】 次に、本日の請願日程全部を一括議題とし、審査を行ないます。  これらの各請願につきましては、委員各位も文書表等でその内容は御承知と存じますし、先ほどの理事会におきましても慎重に検討をいたしましたので、この際、紹介議員よりの説明聴取等は省略し、これより直ちに採決をいたしたい……

第39回国会 建設委員会 第2号(1961/10/06、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 本会議も始まりますので、ごく簡単に、先般の委員会で御報告を得ました鹿児島の大火の始末についてお尋ねしておきます。  先般の報告で、十月二日でありますが、全焼七百十六戸、半焼が三戸、被災世帯が八百四世帯、人員が三千六十一人、最近における大火であります。しかも、御承知だと思いますが、現場は、そういっては何でありますけれども、比較的収入の低い方々が多く生活をされております。終戦後のいわゆるバラック建のような公営住宅その他の集団的な地域で、ほとんどこれは全滅したという状況であります。鹿児島市あるいは県の方から何かその対策について要望があるいはきておるかもしれません。国会としても、われわれ……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 両案に対しまして、自由民主党、民主社会党共同提案に基づく修正案を提案いたします。  まず第一に、水資源開発促進法案に対する修正案でありますが、案文を朗読いたします。水資源開発促進法案の一部を次のように修正する。  第一条中「産業の発展」を「産業の開発又は発展」に、「水の需要の著しい増大がみられる地域に対する用水の供給」を「用水を必要とする地域に対する水の供給」に、「特定の」を「水源の保全かん養と相まって、」に改める。  第四条第三項中「及び電源開発」を「、電源開発及び当該水資源開発水系に係る後進地域の開発」に改める。  これが修正案の内容でありますが、簡単にその修正をしようという……

第39回国会 建設委員会 第6号(1961/10/17、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 宅地造成等規制法案につきまして、ごく簡単に政府の考えをただしておきたいと思います。  私の考えでは、この法律を出されたのは時宜に適しておると思いますが、もう一つ言いかえると、一つ時期がおくれたという程度に考えております。  内容について二、三見解をただしておきたいと思います。  この第一条に、宅地造成区域を指定する場合のことを書いてありますが、ここに「市街地又は市街地となろうとする土地」、こういうことが書いてあるわけであります。「市街地」ということはやや概念が明らかなように思いまするが、「市街地となろうとする土地」、こういうことについて政府の考え方を明らかにしていただきたいと思い……

第39回国会 建設委員会 第7号(1961/10/19、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大へん時間がおそくなりましたが、重要な問題であります。中島委員から詳細に質疑がありましたが、参考人の皆様は非常に遠方からお忙しいところを御苦労願って恐縮であります。実は私も、この天竜川上流、特に泰阜ダムに関係ある問題について従来から深い関心を持っておりますので、きょうは一つ皆さんにいろいろ御意見も聞き、またこちらの意見等も申し上げてみたいと思っておりました。しかし、時間が大へんおそくなりましたから、そういうことはやめにいたしまして、私の意見を加えて、希望と申しますか、お願いを申し上げます。  先ほど来いろいろ質疑応答がありましたけれども、こういう事態になっておりますので、皆さん、……

第40回国会 建設委員会 第16号(1962/04/13、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 大臣、時間がないようでありますので、やや緊急を要する点について御意見を聞いておきたい。  まず第一に道路局長にお尋ねしますが、道路の管理の問題は、多くを申し上げなくてもどなたもおわかりになることでありますが、東京都あるいはその他の大都市の街路、これは電気、電話、ガス、水道その他いろいろ道路内の工事で、せ一かくの道路か非常に使用が制限される。最近のように雨が降ると非常に通行者は迷惑する。これは今さら申し上げるまでもないことですが、工事のいわゆる協議事項ということで相当改善されつつあることは私はわかっておるわけです。今これを私は申し上げておるわけではないのです。道路局長に聞きたいのは……

第41回国会 建設委員会 第2号(1962/08/31、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま大臣の建設行政に対する御所信を承ったわけでありますが、率直に申し上げて、今大臣が表明されました各項目にわたっての御所信は、おおむね私は同感であります。ただ、私長いことこういう問題に携わってきておりますが、不敏にしてまことに至らないのでありますけれども、今表明されました所信の数々は、実は従来も常に唱えられ論議されておったことであります。実際は、今さらこれを問題にするのはちょっとこっけいではないか、こういうふうにも場合によっては考えられます。けれども、大臣御就任以来今日まで、あるいは新聞、雑誌その他非常に注目を引いて、大臣の建設行政を国民が見ております。これは一体どういうこと……

第41回国会 建設委員会 第5号(1962/11/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 坂本泰良君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。    午後零時五十二分散会

第43回国会 建設委員会 第3号(1963/02/13、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、この際、政府と申しますか、建設省に、国政調査に必要だと思いますので、次の資料を一つできるだけ早い機会に出していただきたい、これを委員長を通じてお願い申し上げます。  総体的に申し上げますが、わが国の河川、砂防、道路のいわゆる改修整備に関する資料であります。この今申し上げました河川、砂防、道路のわが国全体の整備あるいは改修に要する全体計画と申しますか、それと既改修分、今後必要とするすの、この資料を都道府県別に調製して、ぜひすみやかに出していただきたい。これが資料をお願いする総論であります。  第一は、河川、これは申し上げるまでもなく、直轄、中小河川、小規模河川といろいろありま……

第43回国会 建設委員会 第7号(1963/03/01、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 一点だけ。これは建設省に聞くべきだと思いますけれども、大蔵省が見えておりますから、予算編成途上議論されて、どういうお考えであるかという点だけ聞いておきたいと思います。  この共同溝の施設を三十八年度からやりたいということは、従来から考えられておりましたが、実施計画はなかったわけですね。そこで私があなたに聞いておきたいのは、例の道路整備緊急措置法あるいは特別会計の話がさっきありましたが、共同溝を三十八年度から実施するという、それはどういうふうに考えられておるのか、予算編成上問題にされたかどうか、その点だけ大蔵省の考え方を一つ伺いたい。

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/06、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はこの共同溝の整備法案について質問を申し上げたいのですが、この法案については他の委員の皆さんからだいぶ詳細に質疑応答がありましたので、重複を避けて、時間もだいぶ迫りましたから、できるだけ簡単にお尋ねしておきます。  まず第一に、これは前にもお答えがあったようでありますが、共同溝の整備は非常にけっこうなことで、時期的に見ておそいということでしょうが、そこで三十八年度は大したことはありますまいけれども、局長の御説明でも、将来を期して、たとえば改定されようとしておる道路整備五ヵ年計画の中に入れて計画的に進めたい、こういう御所論のようであります。それは当然なことでありまして、それから今……

第43回国会 建設委員会 第11号(1963/03/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に中島巖君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。   午後零時四十七分散会

第43回国会 建設委員会 第16号(1963/05/22、29期、自由民主党)

○瀬戸山議員 ただいま議題となりました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  宅地建物取引業法は、御承知のとおり、宅地建物取引業者の登録を実施し、その業務の適正な運営と宅地建物の利用の促進を目的として昭和二十七年に議員立法によって制定されたものであります。その後、営業保証金制度、取引主任者の設置及び宅地建物取引員試験制度の創設等について所要の改正を行ない今日に至ったのでありますが、最近、宅地建物の取引が国民生活あるいは産業活動の上でもますます重要となり、かつ、取引の内容も複雑化しつつある反面、やみ業者のばつこ、……

第43回国会 建設委員会 第18号(1963/05/29、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 時間がだいぶおそくなりましたから、一点だけ、法律の専門家のお三人と、それから特に土地問題を研究しておられる官下さんに、この際ぜひお考えを聞いておきたいと思うことがございます。と申しますのは、いままで地価の問題が非常にここでも議論になったのでありますけれども、いまや社会問題でもあり、大きな政治問題でもあると私ども考えております。これは先ほど来御質問、御意見がありましたように、非常にむずかしい問題で、しかも、むずかしいということで放置できない重要な社会問題、あるいはまた、一種の経済の問題でもあるかもしれません。きょうは住宅地の問題が主でありましたけれども、この際、せっかくですから承っ……

第43回国会 建設委員会 第22号(1963/06/12、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 河川法は明治二十九年に制定されまして、今日まで約七十年間、わが国の治水また利水のために相当の実績をあげて今日に至っております。その間部分的の改正が数回行なわれましたが、今日の日本の自然状況、また経済の発展、科学技術の進歩等、現在の日本の河川行政と申しますか、治水特に利水面については、必ずしも現行河川法は万全でない、こういうことで数年来河川法の改正の問題が議せられまして、何回か河川法改正の動きがあったのでありますが、水は、御承知のとおりに、人間生活に一日も欠くことのできない、各般に重大なる利害関係があります等のために、残念ながらこの法律の改正は、正式の議題にのぼることが今日まででき……

第43回国会 建設委員会 第24号(1963/06/18、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に、久保田円次君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後零時三十七分休憩

第43回国会 建設委員会 第27号(1963/06/25、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。――先ほどからいろいろな河川区域の認定とかなんとかいうことで承っておりますと、どうもちょっとふに落ちないところがあるのです。私はこういうふうに解しておるのですが、いかがですか。たとえば現行河川法で、「河川ノ区域ハ地方行政庁ノ認定スル所ニ依ル」それはそうやっておるでしょう。認定すると区域がきまりますね。第三条で「河川並其ノ敷地若ハ流水ハ私権ノ目的トナルコトヲ得ス」これは全くそのとおり、そのとおりですけれども、そう書いて認定したからといって、かりに私権の個人の土地がありますならば、それが認定したらぽかっと所有権が飛んでしまってなくなるということは、法律上全然考えられない。そ……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、ただいま議決されました河川法案につきまして、三党共同提案による附帯決議を提出いたします。  河川法案に対する附帯決議の案文を朗読いたします。   政府は、河川法の施行に当っては、左の諸点について適切なる措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。一、今回の河川法は、抜本的なものであるので、運営上幾多の問題が予想されるのであるが、その実施に当っては、実情にそくして、速やかなる検討を加えなければならないものとすること。二、洪水の頻発する地域の治水対策を促進するため、治山治水緊急措置法等の整備を図り、実効ある措置を講ずるものとすること。三、河川保全区域における行為の制限の適用……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 それでは吉田賢一君。

第46回国会 建設委員会 第5号(1964/02/19、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 首都高速道路公団法の一部を改正する法律案、日本住宅公団法等の一部を改正する法律案、この二法案につきまして、法制局の見解をちょっと聞いておきたいと思います。といいますのは、前回の委員会でも吉田委員から御質疑があったのでありますが、首都高速道路公団法の一部を改正する法律案の中の第十九条に五項を加えて、監事の職責がきめられておる。なお日本住宅公団法等の一部改正において、日本住宅公団及び住宅金融公庫の監事の職責についても同じような改正がなされておる。この改正案の趣旨は非常にわかるのでありますが、現在の関係法では、ただ「監事は、公庫の業務を監査する。」と簡単になっておりますが、だれが見ても……

第46回国会 建設委員会 第7号(1964/02/26、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に井谷正吉君。
【次の発言】 次会は来たる二十八日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十三分散会

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 それでは、ただいま議題となっております首都高速道路公団法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党、三党共同提案の修正案を御説明申し上げます。  修正案の案文は、お手元に差し上げておりますが、念のため朗読いたします。第十九条に一項を加える改正規定中「理事長を通じて」を削る。これだけの修正内容であります。  その理由を簡単に申し上げますが、本法の改正案の中に、御承知のとおり、第十九条の改正の項として、従来「監事は、公団の業務を監査する。」これだけの規定でありますのを「監事は、監査の結果に基づき、必要があると認めるときは、理事長又は理事長を通じて建設大臣に……

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/04、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま委員長からお話しのように、三党共同の修正案を提出いたします。  日本住宅公団法等の一部を改正する法律案に対する修正でありますが、その案文はお手元に差し上げておりますので、ごらんを願いたいと思います。要するに、日本住宅公団法の監事の規定の改正案、それから住宅金融公庫法の一部改正案に対する監事の規定の改正案で、この中に、監事が必要ある場合には、建設大臣に対しては「総裁を通じて」こうありますのを削除して、そして監事の職責を明らかにする、こういう趣旨でありまして、前の首都高速道路公団法の場合と同様でありますから、御賛成を願います。

第46回国会 建設委員会 第11号(1964/03/11、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいまの附帯決議を付することに反対の意見を申し上げます。  いまの民主社会党の代表玉置委員からの附帯決議の御趣旨は、しごくごもっともでありますが、御承知のとおりこの法案自体が、その趣旨に沿って提案されておるのでありますし、なお、政府が先般来当委員会において御説明なさった住宅政策の方向も、当然にしかるべきであるということを申されておるし、現にそういう政策が進められておるときでありますから、あらためて、特に国会の意思として附帯決議を付するまでの必要はなかろう、こういう次第でありますから、残念ながら附帯決議を付することに反対いたします。

第46回国会 建設委員会 第15号(1964/03/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため、委員長の指名により、私がかわって委員長の職務を行ないます。  公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。金丸徳重君。

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ただいま承認議決されました案件について、附帯決議をつけることを提案いたします。  案文は、お手元に差し上げておりますから、朗読を省きますので、御了承願いたいと思います。

第46回国会 建設委員会 第19号(1964/04/08、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 吉田賢一君。

第46回国会 建設委員会 第22号(1964/04/15、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連……。先ほど来いろいろ質疑応答がありましたが、承っておって、何かやや観念に混乱がきておるのではないかという気持ちがいたしております。といいますのは、農業用水などもありましょうが、いわゆる利水ダムをつくる場合には、もちろん、それには各種の洪水防御等も配慮いたして、ダム設置の条件がいろいろ備わっておる。その条件のもとに、水利権の使用を許可している、それに伴って施設をしている。こういうふうになっておると思います。  そこで、いろいろ議論になっておりますのは、緊急と申しますか、相当おそるべき災害が起こる予想の際に、どうするか。同時に、損害の補償の問題が議論されておるわけであり……

第46回国会 建設委員会 第26号(1964/05/06、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 この際おはかりいたします。  本案審査のため、参考人の出席を願い、意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。  なお、参考人の人選、出頭日時等については、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、去る一日本委員会に付託になりました、内閣提出の首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律の一部を改正する法律案、近畿圏の既成都市区域における工場等の制限に関する法律案、及び去る四日付託になりました……

第46回国会 建設委員会 第28号(1964/05/12、30期、自由民主党)

○瀬戸山議員 ただいま議題となりました奥地等産業開発道路整備臨時措置法案につきまして、その提案の理由並びに要旨を御説明申し上げます。  およそ産業、経済、文化の発展及びその交流の前提的要件として、道路網の整備がきわめて重要なことは申し上げるまでもないことであります。しかるに、わが国における道路は、欧米先進国に比べて非常に立ちおくれており、ためにわが国産業、経済、文化の進展に重大なる支障を来たし、国民生活に非常な不便を感ぜしめるに至りました。  この点にかんがみ、国会及び政府は、数次にわたり、道路整備計画を策定し、道路の整備促進をはかってきたことは御承知のとおりでありますが、急速なる発展を遂げつ……

第46回国会 建設委員会 第32号(1964/05/27、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 自由民主党を代表いたしまして、土地収用法等の一部を改正する法律案に賛成の意見を申し上げます。  土地収用法の問題点は、おおむね私権の立場と公共の立場と申しますか、国民的利益をはかる立場との調整の問題であろうと思います。現行の土地収用法によってその問題に当たっておるわけでありますが、だんだん実施の段階におきまして、なおかつ公共、言いかえますと、国民的利益をはかる部面において、必ずしも適当でないことがある、こういう意味で、この改正案が出されておるものと了解するのでありますが、私は、現在までの法律の実施の実績にかんがみまして、この程度の法律の改正は適当である、こういうふうな原則的な考え……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/05/29、30期、自由民主党)

○瀬戸山議員 辻原委員から、たいへんありがたいおことばをいただきまして、感謝いたします。ただ現在の日本の情勢下において、こういう奥地等の開発の前提となる道路政策はきわめてけっこうであるが、この法案を提出するについて、与党といいますか、自由民主党だけで出したのは必ずしも適切ではないのじゃないか、社会党の方々においても検討されておったのであるからというおことばで、ごもっともであります。そういう御連絡も、最終段階にいただいたことはございますが、実はこの問題は、御承知かと思いますけれども、数年前から検討をいたしておりましたもので、三十九年度の予算編成をいたします際に、与党の立場といたしまして、予算編成……

第46回国会 建設委員会 第34号(1964/06/03、30期、自由民主党)

○瀬戸山議員 国土開発縦貫自動車道の問題、あるいは奥地産業道路の開発の問題、大体、道行きはいま西宮委員からお話しになったように、むしろ政府といいますか、直接道路行政に関与しておる国の機関がこれを推進したということでないことは、いまお話しの経過であろうと思います。それで、一体国土開発縦貫自動車道の関係法案は政府提案でいたしたが、この奥地等産業開発道路の整備促進に関するものは議員提案にしたのはどうだ、これは、私どもはこういうように考えております。御承知のように、縦貫自動車道の問題も、道路政策の基本的な問題についてのそういう構想は、これは政府側から出たものではありません。法律が成立いたしましたのは昭……

第46回国会 建設委員会 第36号(1964/06/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は、明後十二日金曜日、午前十時から理事会、午前十時三十分から委員会を開会いたすことにして、これにて散会いたします。    午後零時十六分散会

第46回国会 建設委員会 第37号(1964/06/12、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律案に対する附帯決議を、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同案提として、私から代表して申し述べますから、御賛成を願います。  その趣旨説明を省略する意味において、案文を読み上げます。    近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の運営に当り、次の諸点について特段の考慮を払うべきである。  一、近畿圏整備法(昭和三十八年法律第百二十九号)における近畿圏の区域の決定をはじめ、政令に委ねられている事項の制定及び近郊整備区域、都市開発区域の指定を早急に行なう……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/17、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これから私が申し上げることは、まことに老婆心にすぎないと思いますけれども、大臣に御要望を申し上げる意味で、申し上げます。  と申しますのは、今度の新潟の地震のことでございますが、まことにたいへんな惨害でありまして、その災害地の方はお気の毒にたえないと思っております。大臣は、新潟地震の対策本部長として、いろいろ御心労を願うことになっておりますが、明敏で果断な大臣のことでありますから、私からいろいろ申し上げる必要もないと思いますが、どうかひとつ、それこそ果断な措置をもって、御対策を願いたい。  そこで、私がここでぜひ大臣に御要望申し上げておきたいことは、実は私も、例の大正十二年の関東……

第48回国会 建設委員会 第21号(1965/07/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 去る六月三日の内閣改造にあたりまして、不肖私が建設大臣を命ぜられました。建設委員会の皆さんには、今後いろいろな面で御指導、御協力を願わなければならないと思いますが、私も建設委員会に属しておりましたことが相当あります。わが国のいわゆる建設行政について、この時代における、現時点における建設行政、将来を見通した観点に立ってやるべきことは多々あると思います。そういう問題点については、今後できるだけすみやかに検討をいたしまして、また皆さまに御批判を仰ぎ、またお知恵をかりることが多いと思いますが、非常に重要な役割りであろうと思います。わが国の将来の国土建設という非常に重要な案件であろうと……

第49回国会 建設委員会 第1号(1965/08/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 第四十九回国会の建設委員会審議にあたりまして、当面の建設行政に関する所信の一端を申し述べたいと存じます。  まず、建設行政に関する施策の基本といたしましては、国土の改造を通じて過密都市の弊害の除去と地域格差の是正をはかり、およそ十五年後に公共施設の水準を現在の西欧水準に引き上げ、全国民が豊かな生活を享受し得ることを目標としたいと存じます。このため、各種の長期計画に基づき、道路、河川、住宅、都市施設等の公共施設の整備充実を積極的に推進する所存であります。特に最近の経済情勢にかんがみ、公共投資を大幅に拡大し、なかんづく社会開発の中核として、立ちおくれの目立つ住宅の建設に最重点を置……

第49回国会 建設委員会 第2号(1965/08/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 岡本さんからたいへんおほめのおことばをいただいて、実は恐縮いたしております。仰せのとおり、建設行政と申しますか、国土開発はきわめて重要だという私なりの考えから、相当長い間この問題と取っ組んでまいっております。その間、当委員会等におきまして、お互いにいろいろわが国の開発、建設のために知恵を出し合ってまいっております。もちろん、頭で考えるように理想的にそう簡単にまいらないことはたくさんありますけれども、それにしても、建設行政も相当にテンポを早めつつ進んでまいりつつあると思います。けれども、この時点においてはさらに国民の期待というものは非常に大きい。いろいろ解決すべき問題が、しかも……

第49回国会 建設委員会 第3号(1965/08/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 岡本委員のお話のとおりでございまして、日本の土地政策、地価対策がこういうふうに野方図になって混乱の状態になっておる最大の原因は、残念ながら土地利用計画、これが行なわれておらなかったことにあると私は思っております。ただ、やや土地利用計画に似たようなもの、きのうお話ししたかもしれませんけれども、土地計画事業あるいは土地区画整理事業あるいは用途地域の指定、この程度のものはありますけれども、これはまだまだいわゆる土地利用区分の正確な計画になっておらないというのが実情であります。私は非常に残念に思うことは、これは現状がそうでありますから過去をとやかく言うわけじゃありませんけれども、この……

第49回国会 建設委員会 第5号(1965/09/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 御承知のとおりでありまして、来年度は三百億という概算要求をいたしております。青森から鹿児島までの縦貫自動車道を少なくとも十年以内で完成させたい、それが日本の現状における、また将来を考えてやります上においては、早いほうがいいのでありますけれども、これは財政あるいは技術の問題等いろいろ考え合わせなければなりませんから、おそくとも十年以内に完成さすのが適当である、こういう考え方で計画を進めておりますが、その考え方でいたしますと、来年度三百億ではたいしたことはないではないかというお話は全くごもっともであります。けれども、御承知のとおりに、いまの道路計画の進め方は、現行いわゆる五カ年計……

第49回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/08/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 太田川の改修につきましては、御承知のとおり、太田川は直轄河川に指定するのがだいぶおくれまして、もう十年ぐらいになるかもしれませんが、太田川の本流と申しますか、広島地内を数本の川に分かれて流れておりますが、これに重点を置いて今日までやっておるわけであります。ところが、上流の左岸地帯のいわゆる三篠川、これはその本流の河川改修計画の場合に三篠川については計画がなされておらなかった、こういう事情がありましたが、いわゆる一級河川の指定等の関係で三篠川の改修計画を追加計画いたしております。ところが、いまお話しのように、本年再度の災害で、最初の災害のあとに緊急に防除をいたしておるさ中にまた……

第49回国会 災害対策特別委員会 第6号(1965/09/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 今次の二十四号あるいは二十五号、その間における豪雨等によりまして、ほとんど全国にまたがる災害を受けました。二十三号から引き続きまして連続的な台風あるいは豪雨でありましたので、相当ばく大な損害をこうむるようになった。その詳細は事務局のほうから御報告を申し上げますが、人的被害、特に農作物の被害がばく大なものにのぼっておるわけであります。  そういうことから、政府におきましては、二十四号台風の襲来がやや確実になりました十七日、災害対策基本法に基づきまして非常災害対策本部を設置いたしまして、この災害対策に対する体制を整えて、万般の調査並びにその対策を推進しておるわけであります。  例……

第49回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 先ほど来被災者の窮状をお話しになりましたが、政府といたしましても十分今度の被災地の現状を把握いたしまして、全くお気の毒な点があることを承知しながらできる限りの対策を講じたい、こういうことで鋭意努力をいたしております。ただいまお話しの、最近災害の発生状況がだいぶ変わってきておることは、仰せのとおりでありまして、戦後非常に治水対策のおくれがありましたわが国において、しかも台風あるいは豪雨の多いわが国の状況におきまして、非常な災害を起こすおそれのある河川に重点を置いていわゆる治水事業を進めてまいりました。もちろんまだまだ十分ではございませんけれども、その相当の効果が戦後の努力であら……

第49回国会 内閣委員会 第1号(1965/07/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま議題となりました建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  近年の地価高騰は、住宅及び生活環境施設の充実あるいは産業の基盤となる各種の公共施設の整備に対する重大な隘路となっており、宅地問題の解決は国民生活の安定向上と経済成長のために緊急の課題となってまいりました。このような事態に対処するため、建設省の組織の面においても、宅地対策のための機構の整備を行なうことが必要とされるに至っております。  このような見地から、宅地部を設置することとし、あわせてこの際数項目の組織に関する改正事項を含めまして、この法律案を提出すること……

第49回国会 内閣委員会 第3号(1965/08/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま田口さんお話しのとおり、御承知だと思いますが、建設省の定員は、中央・地方を通じて三万五千七百二十名ということになっておるようであります。反面、国民生活の基盤整備のための道路、河川あるいは住宅、下水その他都市等、いろいろさらに強化し、予算的にも増大する段階になってきておりまして、いまお話しのように、予算等も規模が非常に大きくなっておる実情であります。ただ、それだからといって、予算どおりに従って定員をふやし人員をふやすということは、御承知のように、すべて近代化と申しますか、機械化、施工方法の改良等によって能率をあげるということが、建設行政のみならず、その他においても当然なこと……

第49回国会 内閣委員会 第4号(1965/08/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 受田さんの発言は、私はほんとうに真剣に承っております。そのとおりであると思います。なるほど、政府も従来からもちろん住宅の問題を軽んじてきておるわけではございませんけれども、敗戦後の日本のいろいろな施策をする場合に、この二十年間で各種の急速にやるべき問題が多々あったわけであります。いわゆる衣食住といわれておる中で、衣食はまずまずというところまできておりますが、住の問題になりますと、お説のとおりで、まだ三十八年の住宅調査の結果から見ましても、少なくとも過密、老朽あるいは同居、こういういわゆる住宅として適当でないというところにおられる方々が、三百万戸以上あります。もちろん現在はあま……

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/11/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 査定がおくれておるというような御意見でありましたが、具体的な事例がありますれば、そういうことでまた検討いたしますけれども、概観いたしまして、査定がおくれておるとは思いません。非常に急がせておりますが、今回の二十三号ないし二十四号はたいへんな個所数でありまして、御承知のとおり、査定いたしますについては、それぞれ地元の県等において一応の案をつくりまして、それによって査定をするわけでありますから、そうただ飛んで行って簡単にできるというものではないのでございますが、査定は、先ほど概観をおおよそそれぞれ御説明申し上げましたごとく、おくれておるとは思いません。これは従来の例からいいまして……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第7号(1965/10/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。  住宅の問題でありますが、公営住宅、それから、その他の公団あるいは金融公庫貸し付け住宅、これは憲法二十五条の規定に基づきまして国民に住宅を与えるという趣旨で立法されておるという解釈をいたしております。そこで、今度のいわゆる法的地位に関する協定の中にもこの問題は特別に触れておりません。したがって、私どもは、住宅問題については他の一般外国人と同じ取り扱いをする、公営住宅、金融公庫、公団住宅の問題では韓国人に対して適用しない、かように考えております。ただ、災害の場合の災害住宅、あるいは都市計画上改良地区の改良をすることがあります。そういう改良地区に住んでおられる……

第51回国会 決算委員会 第28号(1966/06/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 もちろん、国の各種の予算と地方財政計画全体としてはマッチさせております。従来ややもいたしますと、事業別になりますと、必ずしもうまく結合しておらない、こういうことで、実施をいたします場合に不都合が生ずる事態があったわけでありますが、特に四十一年度からは、そういう事態が起こらないようにということで、大蔵当局、なお自治省と緊密に連絡をとって、実施に支障のないようにいたす、こういう作業をいたしておりますが、財政計画全般の問題としては、いま吉田さんのお話のようなことが残っておると思います。

第51回国会 建設委員会 第1号(1965/12/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 この法案のねらいといたしておりますことは、ただいま提案者のほうから御説明がありましたように、いわゆる歴史的、政治上あるいは文化上わが国の伝統として保存し、あるいは将来のそういう文化的な発展に寄与したい、こういうことでございまして、それが最近各地において破壊されるような状態があらわれて、それではいかぬという御趣旨と承っております。したがって、反面においてはまたわが国の現状をある程度改革をして、そして近代的な住みよいと申しますか、文化的な国家、国土を建設しなければならぬ、こういう点の調和がきわめてむずかしいと申しますか、問題であろうと思います。その点の調和をはかるためにいろいろこ……

第51回国会 建設委員会 第3号(1966/02/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 第五十一回国会における委員会審議をお願いするにあたりまして、建設行政の基本的な考え方について、私の所信を申し述べたいと存じます。  すべての国民が希望に満ちた明るい生活を営むことができる豊かな社会をつくることが政治の理想でありますが、私は、このような理想を実現するために、産業、経済、文化等のすべてにわたる国民生活の基礎をつくり上げるところに建設行政の使命があると確信しております。  戦後二十年にして、わが国経済は高度の成長を遂げ、国民生活の向上は著しいものがありますが、経済成長があまりにも急速であったため、御承知のように、社会の各般にわたりひずみを生ずるとともに、きわめて困難……

第51回国会 建設委員会 第4号(1966/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 御激励に対して、まことにありがたく思っております。私は、当建設委員会は、長らく同僚としておつき合いを願い、なお御指導もいただいておったのでありますが、そういう意味で当委員会は、いろいろの議論もさることながら、知恵を出し合って、御鞭撻を願い、御批判を願って、そうして相当長期にわたると思いますけれども、日本の現状を一ぺんつぶさに再検討をして、そうしてやはり将来の国民に希望を持ってわが国の国づくりをするようなことを進めていただくべきものである、こういう考えを持っております。そこで、私が申し上げたりあるいはやろうとしておりますことには、そういう意味で忌憚なく御批判を願い、また御鞭撻、……

第51回国会 建設委員会 第5号(1966/02/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 法律のこまかいことは承知いたしておりませんが、問題はその所有権関係がどうなるかということじゃないかと思います。いま聞いておりまして、田畑の姿が、河川の流域の変更によって田畑等としていわゆる常識的には使用できない、こういう場合を滅失というふうに法律がなっている、あるいは解釈されておる、こういうふうに聞いたのですが、その際に、御承知のとおりさらに河川を整理して耕地に復旧するのかどうかという問題もあり得ると思います。だから、その所有関係がどうなるかということにかかっておるのじゃないかと、私はいま聞いたばかりですから、思います。その点をもう少し専門家からお聞き取りを願いたいと思います……

第51回国会 建設委員会 第6号(1966/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まず最初に、いまの御質疑に対してじゃないのでありますが、私はお聞きのとおりのどを痛めておりますので、議員各位の御同情によりまして、あまりのどを使わないようにということを御指示いただいておるということで、まことにありがたく思っております。そういうことでできるだけ簡潔にということでございますから、簡単にお答えいたします。  いまお話しの、縦貫自動車道その他のいわゆる高速自動車道の法律提案についてのお話でありますが、結論を申し上げますと、全国の高速自動車道路網というのを従来からずっと検討しておるわけでありまして、今後十年ないし十五年の将来の日本の産業、経済、文化等を想定いたしまして……

第51回国会 建設委員会 第7号(1966/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 治水あるいは防災計画を立てますときには、もちろん現状及び将来の自然の状況の変化、特に最近は都市周辺などは開発が進みますから、そういうことを想定してやることにいたしております。先ほどの河川局長の説明によりましても、そういう将来のことを想定してやっておる。しかも問題の八幡地区の開発は現に目前に迫っておる計画でありますから、当然にそういうことを想定して、さらに将来の開発をその構想の中に入れて、それに対する排水対策を講じておる、こういうことであります。ただ、先ほど申し上げましたように、これは現在の想定でありますから、将来もっと雨量の関係その他で変化がくる場合もあるかもしれぬ、それはそ……

第51回国会 建設委員会 第8号(1966/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいまおおむね考えておりますことは、河川局長から一応御説明申し上げたわけであります。  そこで、いま川村委員からお話しのとおりに、海岸はわが国にとっては、特に海岸の保全ということは非常に重要なことであります、ところが、残念ながらこの問題が比較的軽く扱われている。いわゆる海岸法ができてからまだ年数も短いという状況は、御承知のとおりであります。そこで、従来二分の一の国庫負担あるいは補助ということになっておりましたが、これは適当でない。これも数年来の主張でありまして、ようやく四十一年度から三分の二に引き上げるという方針を今度きめたわけであります。ただ、海岸事業には大中小いろいろあ……

第51回国会 建設委員会 第9号(1966/03/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま、本案について、附帯決議が総員の御同意によってなされまして、政府といたしましては、十分その附帯決議の趣旨を尊重いたしまして、できるだけすみやかにそういう処理をつけたいと思います。

第51回国会 建設委員会 第10号(1966/03/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 下平さんのお考えは、こういう考え方はいいが、これでは効果がないじゃないかという、結論的には御趣旨だろうと思います。私もそういう感じを持っております。実は先ほど来お話のありまするように、東京、大阪等の既成地域については、御承知のように、過密を排除するという意味で、工場、学校等の拡張、新設を制限いたしております。ところがなかなかそのあと地が簡単に利用できない。  従来はガソリンスタンドあるいは金の融通がきく銀行等、あるいは新しく何かやろうというほかの会社があって、出てはいったけれども、あとは同じように埋まってしまう、こういうような現実でありまして、これではどんなに計画を進め、どん……

第51回国会 建設委員会 第11号(1966/03/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 こまかい計数のことは私よく存じておりませんが、いまお話しのように、特例としてああいう措置を四十一年度はとることにいたしております。地方財政の裏づけがなければ事業は施行できませんから、大蔵大臣との話ではこれは将来是正するという話し合いでああいう措置がとられておる、こういうことであります。こまかい点については、合同委員会等において御審議願えればけっこうだと思いますが、四十一年度の特例としてやる、こういうことで私どもは了承している。四十一年度の事業執行については道路その他全部まかなえる、こういう打ち合わせをいたして、いま進んでおるわけでございます。

第51回国会 建設委員会 第12号(1966/03/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 第一点の四十一年度に関する地方財政計画、これは先ほど自治省から御説明がありましたが、実は非常に苦慮いたした点でありまして、国家財政もそうでありますけれどもおしなべて地方財政、地方自治団体の税収等が非常な落ち込みもしておる、あるいは超過負担の問題もある。こういうことを基本的にまず考えるということが、四十一年度の予算編成、国家予算の編成、なおまた地方財政計画の樹立、この前提になるべきものである。こういうたてまえで、自治大臣からも御説明があったと思いますし、なお大蔵大臣もしばしば本会議あるいは予算委員会等でその趣旨を御説明いたしておるわけであります。もちろん四十一年度のそういう財政……

第51回国会 建設委員会 第13号(1966/03/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 計画局長からお答えしておったかと思いますが、私どもは、この住宅政策を進めますについて当然にその前提となる宅地をつくるということ、これはもう非常にむずかしいことで、しかも非常に大事な前提でありますから、大量に用地を取得しあるいは開発する、こういう場合に、このむずかしい仕事にはどうしても新しい専属と申しますか専任の機関をつくって、それこそ強力にその仕事を進める必要がある、こういう考え方で、宅地開発公団というようなものをつくる必要がある、かように考えたわけでございまして、それを推進いたしたのであります。先ほど来局長から御説明いたしておりますように、政府といたしましては、いろいろ議論……

第51回国会 建設委員会 第14号(1966/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま議題になりました住宅建設計画法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  およそ住宅は、国民生活の基盤をなすものでありまして、住生活の安定なくしては、円満な家庭生活はもちろん、十分な社会活動を行なうことも望めませんが、近年著しく改善された衣や食に比べ、住宅事情は、はなはだしい立ちおくれを示していることは御承知のとおりであります。  もとより、政府は、従来から、住宅問題の解決に真剣に取り組んでまいったのでありますが、著しい人口の都市集中、世帯の細分化等により、住宅需要は増大の一途をたどり、依然として住宅難が解消されるに至っていないのが現状であります。……

第51回国会 建設委員会 第15号(1966/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 よくこういう道路網などをつくりますときには、政治路線であるとかないとか、いろいろ議論があります。それは一体何を観点として政治路線であるかないかということが明確でないわけなんであります。ざっくばらんに申し上げて、一つの政治目的を達成しようという意味から、まさに私は政治路線だ、こう申し上げておるのです。ただ、問題は、そういう政治目的とは何ぞやということで、本会議でも簡単に申し上げておきましたけれども、現在の道路交通事情、それから将来の日本の農業を含めての産業経済の発展の想定、及びただこれを自然のままに流さないで、道路政策によってそれを誘導する、あるいは人口の非常な偏重と申しますか……

第51回国会 建設委員会 第18号(1966/04/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 御説のようなことが懸念されないではないと思います。けれども私どもは実はそういうことは懸念いたしておりません。御存じのとおりに一般国道、地方道――一般国道については相当の進捗を見せましたが、地方道はまだこれからであります。しかしやはりそういう現在あります道路網のおおむねを整備する、このめどを立てて。しかしそれだけでは国全体の機能を発揮することはできない。新しい時代に向かっては、この際、従来検討いたしておりました、御賛成いただいております大道路網に着手いたしておりませんと、既存の道路の整備が完了いたしましてもその本来の機能を発揮することはできない、こういう考え方でこの道路網の整備……

第51回国会 建設委員会 第19号(1966/04/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 数年前に徳島市内で、都市計画事業として行ないました道路拡張、街路拡張事業に伴って、一部移転補償等について過当支払いがあった。私が報告を受けておりますのは、過当支払いというか、これは過当評価ということになるわけでありますが、二千万前後でありますか、こういうことを報告を受けております。これは県が施行いたしました事業でありますけれども、非常に遺憾に思っておるわけであります。いまその返還を求めるという措置について県と当事者と話し合いをしている、またその点法務省にも報告をしている、こういう状態のようでございます。
【次の発言】 およそ補償いたします場合には、御説明を申し上げるまでもなく……

第51回国会 建設委員会 第20号(1966/04/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私が、表現のよしあしは別といたしまして、土地は商品ではない、こういう表現を使っておるわけでありますが、厳密な意味において、あるいは商業取引あるいは経済学、商品学というのがあるかどうか知りませんけれども、そういうもので商品とは何ぞや、こういう厳密な意味の定義的な意味で土地は商品ではない、こういうことを申し上げておるつもりではございません。ただそういう表現を使いましたのは、土地についていろいろ理論があると思いますが、そういう理論では、率直に言ってなかなか理解がむずかしかろう。土地は商品でないというような端的な表現と申しますか、考え方で、各方面でこの土地と人間との関係をもう少し真剣……

第51回国会 建設委員会 第21号(1966/04/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 もとより住宅の問題は、一建設大臣が意欲を燃やしたり、ハッスルしたりとかいうだけでは解決しないことお説のとおりであります。いま小金委員からいろいろお話あったことは、私どもおおむね認識を同じくしておると考えておりますが、御存じのとおり、昭和三十六年に住宅一千万戸計画というものを立てたことがございます。これはその当時は、建設省の計画という考え方で、厳密な意味においては、閣議の決定、政府の最高方針というところまではいっておりませんでした。昭和三十三年十月の住宅統計を基礎にし、今後の人口の増あるいは世帯の動態、人口の移動、そういうものを勘案いたしまして、昭和四十五年ごろを目標にいたしま……

第51回国会 建設委員会 第22号(1966/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 土地の問題はそう簡単でないことはどなたも御了承願えると思うのです。簡単でないところをやはり解決をしていかなければならない、ここにむずかしさがあると思っております。いつも答えが長いと言われますから簡単に申し上げたいと思うのですが、簡単に言うとまたわからぬとおっしゃられますけれども……。まあ住宅政策をやりますについては、当然に土地が前提になるわけであります。従来といえども御承知のように公営住宅等はまず計画を、一〇〇%とは申し上げませんけれども、それに近いような実績を持っております。なお民間住宅等についても、いわゆる自力建設についても相当の実績を示してきております。ただ、五カ年間で……

第51回国会 建設委員会 第23号(1966/05/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 地価の非常な暴騰が起こります場合には、これは現行の憲法下でそれを措置する可能な範囲で抑制すべきものだと思います。けれども、憲法の範囲で抑制できない部分もあるわけでありますから、それを全部家賃等の計算に入れることが不適当である、こういう御議論はちょっと承服できないのであります。それは一般の物価の高騰、地価の高騰、経済原則で上がります場合がありますから、これを全部国民が、それはおれの関係外だというわけにはまいらないと思います。けれども、地価全部が家賃構成になるわけでございませんで、地価が上がりますと、御承知のとおりいまの計算では取得価格の四・一%が家賃構成の部分になっておりますか……

第51回国会 建設委員会 第24号(1966/05/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明いたします。  近年の地価高騰の実情にかんがみ、政府は、総合的な地価対策を逐次実施しつつありますが、その一環として、公共事業のための用地取得制度の改善をはかる必要があります。  すなわち、公共事業における用地費は、事業費のうち大きな割合を占め、しかも年々増加の一途をたどっておりますが、公共事業のため値上がりした、いわゆる開発利益を含む土地価格で用地を買収することは、公共事業の施行が国民全体の負担において行なわれているものだけに、きわめて不合理であり、何らかの改善措置が早急に講ぜ……

第51回国会 建設委員会 第25号(1966/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 考え方にはいろいろあるわけでございますが、御承知のとおり住宅基本法、国民の住宅はどうあるべきであるかとかいうようなところから立案してつくる考え方も一応あるわけであります。たとえば農業基本法というような各種の基本法がこのごろ流行でありますが、そういう考え方もあるわけでありますが、ただそういう精神的な、住宅はこうあるべきであるとか、憲法の規定みたいなことも必要でありますけれども、今回きめましたのは、これは臨時立法みたいだという御批評がありますけれども、そういう憲法みたいなものよりも、もう少し具体化した建設計画法というふうなのがかえって現時点では適切ではないか。精神規定よりも、とに……

第51回国会 建設委員会 第26号(1966/05/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま川村さんからるる住宅計画の遂行にあたっての困難な問題点等を指摘されましたが、私どももその指摘された問題点はいずれもきわめて重要な問題だと思っております。しばしば申し上げましたように、今度計画法を御審議願ってこれを制定し、なお六百七十万戸の住宅計画を遂行するということは決してなまやさしいことではない、こういうこともしばしば申し上げておるわけであります。しかし、なまやさしいことでないけれども、これを遂行することがわが国における現下の一番重点の問題である、かような認識のもとに立って今後この住宅政策を進めていきたい、かように考えておるわけであります。いま御指摘の問題点等については……

第51回国会 建設委員会 第27号(1966/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お話のように、三十九年衆議院において、地価の問題が現在きわめて深刻な弊害を来たしつつある、そういう意味で政府は各般の地価対策というものをすみやかにやるべきであるという御決議があったわけであります。  政府といたしましては、その趣旨も体しましてその後検討を続けてまいったわけでありますが、御承知のとおりに地価対策あるいは土地制度、これはただ土地収用法の改正と申しますか、こういう法律一本の改正等で問題が解決するような簡単な問題ではございません。地価問題というものがどういう深刻な弊害を来たしておるかという原因を簡単に申しますと、戦後の産業の発展、あるいはしたがってそれに応ずる都市周辺……

第51回国会 建設委員会 第28号(1966/06/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 もとより公共の目的に収用するわけでございますから、その目的に反することには使ってはならない、これは原則であろうと思います。ただ、公共の目的のために収用してその事業をいたします場合に、やはりその事業に付随して、たとえば道路にいたしましても、インターチェンジ付近に休養所、休憩所といいますかをつくるとかあるいは売店をつくるとか、そういうものは道路を使用する上において関連して必要な施設、この程度のことはやむを得ないであろう、こういうふうな原則が正しいと考えております。
【次の発言】 現行の土地収用法に、いまお話しのように公共事業等に収用した事業をする場合に、先ほどお尋ねがあり、またお……

第51回国会 建設委員会 第29号(1966/06/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お話のように土地収用法の根本問題は、いわゆる公共の利益と私権との調整、これが一番の眼目であろうと思います。そういう意味で憲法が私権を保護する規定をいろいろ書いてありますから、直ちに憲法の精神と申しますか規定との関連が出てくるわけであります。今度の改正が、憲法で私権を、個人の権利というものを尊重する精神をあるいはないがしろということばはありませんけれども、これを軽んずる思想に基づくのではなかろうか、端的に言うとそういう御趣旨であろうと伺ってお答えいたします。  私どもがこの改正をいまお話しのような形にいたしましたのは、決してそういう根本思想には基づいておらない、こういう立場でご……

第51回国会 建設委員会 第31号(1966/06/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まず第一に、今度の改正案が建設省が考えておりました当初の案から後退しているのではないか、こういうふうな御意見のようでありますが、私どもの考え方では少しも後退しておらない。これは最初の案を出しますときには簡単に申し上げておりますから、あるいは後退しているような印象を受けておられるかもしれませんが、問題は、現行の裁決時というのでは、御承知のとおりに途中において不当な値上がりを呼び起こす、こういう状態が一つの弊害とされておりますので、これを押えるといいますかチェックする、これが一つの基本的な考え方でありまして、その点については少しも変わっておらないわけであります。あるいは今度事業認……

第51回国会 建設委員会 第32号(1966/06/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま議題になりました首都圏近郊緑地保全法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  御高承のとおり、首都及びその周辺地域への人口と産業の集中は、最近ますますその激しさを加えておりますが、これに伴いまして首都の近郊においては、無秩序な市街地化が進み、緑地等は日に日に荒廃の一途をたどり、地域住民の生活環境を著しく悪化させております。  また、昨年首都圏整備法が改正され、従来の近郊地帯いわゆるグリーンベルトを改め、既成市街地の近郊でその無秩序な市街地化を防止するため、市街地の整備とあわせて緑地を保全する必要がある区域を近郊整備地帯として指定することとされたの……

第51回国会 建設委員会 第33号(1966/06/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま議題となりました流通業務市街地の整備に関する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  東京、大阪等の大都市においては問屋、倉庫、卸売市場等のいわゆる流通業務施設が都心の区域に過度に集中しておりまして、これがかえって物資の流通機能を著しく低下させるとともに、自動車交通を渋滞させる原因となっております。しかも、これらの流通業務施設に対する需要は、経済の発展と都市の膨張に伴って、今後ますます増加の一途をたどり、このまま放置すれば、ますます都心部の過密化を招き、物資の流通の面においても、道路交通の面においても憂慮すべき事態に立ち至るおそれがあります。……

第51回国会 建設委員会 第34号(1966/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 その点は非常に厳密な意味で申し上げれば全くそういうことになると思います。そこで、先ほど来事務局長からお話し申し上げておりますように、財政その他の関係で可能なことなら全部これはいわゆる特別地区に指定するぐらいのことがいいと思います。しかし指定だけで裏づけがないということでも政治がちぐはぐになります。そこで二段がまえにしておるわけであります。八条の場合はここに規定してありますような行為をする場合にはやはり自然の条件に相当変化を来たす。それでは緑地がつぶされる。良識に訴えると言うと非常になまぬるいようでありますけれども、届け出をして、そして同じやるんならこういうふうにしたらどうかと……

第51回国会 建設委員会 第35号(1966/06/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 この法案にありますように、トラックターミナルであるとか、あるいは卸売市場であるとか、いわゆる卸の商業団地、こういうものが主体になる、こういうことでありますから関連がある場合がある、こういうふうに思います。
【次の発言】 やはりこまかい点についてはそれぞれ所管省のほうが詳しいと思いますから、そちらから御説明申し上げますが、いまお話しのように、このねらいは、物資の流通の上で都市内の輸送上非常に隘路となっている、また交通ふくそうのもとになっている、これがまた二重、三重の輸送費の増高になっている、こういう問題を地域地域に流れをよくして過重の輸送体系をチェックしよう、こういうことが大き……

第51回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 当災害対策特別委員会で、特に松代地震に関連していろいろ御心配をいただき、御審議、御検討をいただいておりますことは、政府としても深く敬意を表するところでございますが、この際、政府のこれに対する対策と申しますか、考え方を申し述べまして、いろいろ御協力をお願いいたしたいと思います。  御承知のとおりに、昨年来松代を中心としてきわめてひんぱんな地震が継続いたしております。地元長野県あるいは松代町、その周辺の市町村、約一年近い間地震に悩まされております。地元でも、万一の場合に備えて各種の対策を立てておりますが、もちろん、県、市町村だけでその対策が万全を期するわけにまいりませんので、政府……

第51回国会 災害対策特別委員会 第6号(1966/05/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 松代周辺の地震については、おおむね委員の皆さんも御承知であるわけでありますから、こまかいことは申し上げませんが、この前、四月の二十二口でありますか、さらに現地の状況等を見るために、私が松代地震対策の連絡協議会長ということで参りまして、それ以来のことを簡単に御報告申し上げておきます。  御承知のとおり、約一年間地震が続いておるわけでございますが、政府はこれについてそれぞれ対策を進めておりましたことは、時々御報告いたし、御承知のとおりであります。ところが、御存じのとおり、最近と申しますか、四月ごろになりましてから――昨年十二月に参りました当時は、気象庁あるいは地震観測所等の見方で……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 当災害委員会で、松代地震地帯の状況をつぶさに御視察いただきまして、いろいろ対策の浸透状況等を御調査を願って御報告いただきましたことを厚くお礼を申し上げます。  報告書にありましたようなことは、さらに政府各部局で検討いたしまして、落ちがありますれば、善処したいと思います。なお、いまお話しのように、注意はいたしておるつもりでありますけれども、やはり末端にいきますと必ずしもそのとおりに運ばれておらないこともあると思います。そういう点はひとつよく御相談を願って善処いたしたいと思います。

第51回国会 商工委員会 第35号(1966/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 基本的な思想については関連があると思いますが、私のほうはこの法律が提案される前に建設業の中小企業の問題がなかなかいろいろありますので、その前に従来から検討しておりましたことを通達として出させたということでございます。
【次の発言】 ざっくばらんに申し上げて、今度の法律を、こまかくどうなっているか私よく承知しておりませんが、もちろん中小企業対策の一環として、私ども従来建設省の考えております建設業の特殊事情に応じてそれに応ずる措置として出しておる、こういうことでございます。
【次の発言】 鹿島守之助氏から何か私どもの措置について意見を出されておるということは承知しております。それ……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/03/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 十五億円でこの法律が趣旨としております都市開発の一端をになおうというのは、それはお説のとおり、これだけ見るとこっけいだと思っております。しかし、大都市問題の解決は非常に緊急な課題であって、しかも難事であります。そこでいろいろな手法を考えますが、やはり大都市内にできるだけ公共的な用地を取得したい、これが一つの都市の近代化のもとであり、また、各種の公園その他公共的な施設をするものであります。ところが、御承知のとおりに、たとえば、工場あと地等もなかなかそう簡単に取得ができない、直ちに使う場合は、あるいは先行取得というような事業費の中からやりますけれども、一般財政から、事業計画が出さ……

第51回国会 大蔵委員会 第52号(1966/06/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 地価抑制と申しますか、地価の不当なと思われる値上がり、高騰、そういう事態が起こっておるということは、平岡さんももちろんよく御了解願っておると思います。したがって、これは住宅建設のみならず、国民の負担であります膨大な公共事業等、これは土地を離れてやるものは一つもありません。それがきわめて国民の負担を増しつつあるという現状も御理解であろうと思います。それがひいては、国民経済といいますか、あるいは産業のコスト高を来たしておる、あるいは国民生活のコスト高を来たしておる。簡単に申し上げて恐縮でありますが、重大な影響を及ぼしておる、これも御理解願っておると思います。したがって、地価抑制と……

第51回国会 予算委員会 第3号(1965/12/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 理屈は全くそのとおりだと思います。ただ、あの農免道ができますいわれがああいうことで、いま農林省からお答えになりましたように、農村の実情に応ずるということでおやりになったと思います。 これは道路法上の規定によりまして、別な機関がやるという規定がありますから、こういうことになっております。  ただ、ここで申し上げたいことは、お説のことが私は筋だと思いますが、建設省といたしましても、農村の道路の、建設省所管のいわゆる道路法の道路を積極的に整備をいたさなければならない。幹線道路は相当に進みましたけれども、日夜使っておる道路の整備は、御承知のとおり延長が非常に大きいからでありますが、お……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ちょっといまのお話の趣旨がわかりかねておるのですが、国道について地方負担に差異があるということはないはずでございます。
【次の発言】 御承知だと思いますが、道路法によりますと、国道のときには四分の三の国費を出しております。四分の一は府県の負担になっております。そういうことでありまして、その点には差異はありません。ただ府県によりましては、道路法によっていわゆる地元の負担をかけることができるという規定がありますので、府県の財政事情によって市町村に負担を一部かけておるところがありますけれども、これは原則ではありません。

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ごく簡単にというお話でありますから、簡単に申し上げます。  いまお話しのように、土地利用計画、これはもう率直に言って、日本の土地利用計画は非常におくれております。これは、今日までの日本の発展の度合いがそういう状況になっておったといえばそういうことでありますが、いまの時点では、お話のとおり全国の土地利用計画に入るべき段階にきておる。しかし、これは非常な大問題でありまして、そう一朝一夕にまいらない。私どもは、いまの状態ではやはり大都市を中心とした、たとえば首都圏であるとか、あるいは近畿圏、あるいは中京圏も入れていいでしょう。まずそういうところから土地利用計画を進めなければならない……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/02/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 地価の問題が非常に重要であるということは、いま永井さんがおっしゃったとおりに考えております。時間がないようでありますから詳細に申し上げることをただいま差し控えますが、大体私は、私というよりも政府は、地価の問題を根本的にこの際洗ってみたい、こういう考えで対策をいま立てておるところであります。といいますのは、地価の問題が影響するところは、先ほど来物価の問題等いろいろありますが、この根本に私は地価の問題が相当影響があるという考えを持っております。住宅建設の場合を考えましても、地価の問題がやはり家賃に響き、生活費に響き、それが賃金に響き、生産コストにつながる、これは当然のことであろう……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/02/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お説のとおりでありまして、新しくつくります道路はいわゆる近代的にやりますが、まだまだ日本には既存の道路がたくさんあります。自動車時代になりまして、いまお説のようなことがあるわけでありますから、従来ともある程度やっておりますけれども、そういうことでは間に合いませんので、新たに緊急整備三ヵ年計画を立て、約六百億余りかかります。それを三ヵ年計画ということで、今度法律を国会にお願いしまして、計画的に歩道あるいは歩道橋、ガードレール、照明その他を整備する、四十一年度はさしあたり百億あまりの予算を投入する、かようにしております。

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 広島のいわゆる原爆スラム街は、これは大原さんよく御承知でありますから、こまかいことは申し上げません。現在、これは御承知のとおりにいわゆる改良地区とかあるいは都市改造、こういう方面でやっております。一番問題なのは、御承知の太田川流域にある公園敷、それから河川敷、これに相当の戸数がありまして、これは不法占拠という形になっております。したがって、法律上いわゆる正面からの補償ということはできない、そういうことで地元県市とよく相談してやっておりますが、太田川の改修はやらなければなりません。それと兼ね合って、できるだけその現住者に御迷惑のかからないように進めたい、かように相談を進めており……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/02/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 総務長官、運輸大臣等が言われたことと同じでありますが、建設省に関係したことと言いますと、やはり大都市内の交通問題、これは都市内だけでは解決しないから広域的に考える。今後、特に投資が非常に膨大に要ると思うのですが、用地費等にかけることが適当でない。ぴたり抑制をすることが特に私どもに関係のある事項であります。
【次の発言】 そういうお話をいたしますと二時間くらいかかると思いますが、十分以内ということでありますので、簡単に申し上げます。  大都市問題というものは、ここでくどくど申し上げるまでもなく大問題であります。私は、こういうことを考えていただきたいと思うのです。東京、大阪、大部……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 土地利用計画の問題から、私どものほうの考えを申し上げておきます。  結論から申し上げますと、わが国で一番おくれておる、また一番政治の欠陥は、国全体の土地利用計画ができておらないところにあると思います。しかし、これは非常に各般の問題が錯綜いたしておりますから、きわめて困難な作業でありますけれども、これは、やはり国全体の土地をどういうふうに利用するかということを総合的に計画すべき段階に入っておる。そこで、現在を申し上げますと、いま企画庁長官からもお話がありましたが、御承知のように、国土総合開発法というものに基づいて、全国計画あるいは地域計画というものが一応できております。これは全……

第51回国会 予算委員会 第17号(1966/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 今日までの経過は、官房長官からお答えしたとおりであります。おっしゃるように三項目の要領が決議されておりますが、今日までそれが具体化されておらないということは事実であります。私どもは、今回国会にお願いしたいということでいろいろ準備をいたしておりますが、第一は土地収用法の改正、それだけでは相ならぬ、よくわかります。それだけでは私も相ならぬという考えを持っております。そこで、土地利用計画を定めるということが、これは土地政策あるいは地価対策の前提であることは、よく承知いたしております。けれども、岡本さんも御承知のとおり、土地利用計画というものは、そう短時日にできるわけではございません……

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私に対しての御質疑ではございませんけれども、建設行政の立場から申し上げておきたいことがあります。建設行政をやります場合にいろいろ気になることがたくさんありますが、いま質疑応答がありましたように、一番深刻に気になっておるのは、出かせぎ労務者及び建設業に携わっておる労務者のいまの生活環境と、あるいは賃金不払いの問題、これであります。ただ、御承知のとおりに、一定の職場に恒久的に勤務する状態でない特殊の職場でありますから、なかなか実態が把握できない。こういう点については、従来もしばしば労働省とも協議をし、労働大臣にもいろいろ御協力をお願いしておるわけであります。ただ、建設行政の面から……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私事を申し上げてまことに恐縮でありますが、私は実は中国筋に相当長い期間裁判官としておりました経験があります。したがって、いわゆる同和地区の状態、感情、あるいはいわゆる普通人という人々との間の感情、そういうものを相当承知をいたしておるつもりであります。したがって、先日来八木さんのお話を聞いて、全く感激といいますかしております。今日もこういう問題がなかなかそう簡単に解消しないのは、相当長い間の感情、また部落の構成状態、いろいろの原因があると思いますが、こういう根本問題がやはり解決しなければ、ただ抽象的にものを言うだけではこの問題は解決しない、かように思いますので、先ほど来お話しの……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 固定資産税に限らず、税はできるだけ上げないほうがよろしいという基本的な考えを持っております。ただ御承知のとおり、ここでもしばしば御説明がありましたが、非常に宅地等の地価の値上がりがある、いわゆる評価が非常に違ってきておる。そういうことで固定資産税の改正をしたい、こういうことでありまして、私はその限度であろうと思います  家賃に影響するお話は大体いまのようなことでありますが、できるだけそれに非常な負担をかけない範囲で上げようということでありますから、私どもは賛成をして提案しようとするわけでございます。
【次の発言】 固定資産税の評価がありますが、これに応じて現行の税率をかけて、……

第52回国会 建設委員会 第2号(1966/07/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まず第一に、現松野岐阜県知事が佐藤派であるとかないとか、これは余談におっしゃったわけですけれども、そういうことは総理みずから非常に自粛といいますか、姿勢を正すという努力をしておりまして、従来言われておりましたいわゆる佐藤派などというものはございません。と同時に、松野氏が佐藤派というようなものと従来非常に接近しておったという事実は全然ございませんから、誤解のないようにお願いしておきます。  それと今後の三ダムの問題でありますが、先国会において私は、こういうものは事態を明らかにする必要があるということで、厳正公平な検査をさしたわけです。検査の結果は御報告申し上げたと思いまするが、……

第52回国会 予算委員会 第1号(1966/07/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 新潟県下その他、いわゆる日本海岸に大正九年以来といわれる五百ミリ近くの豪雨が降りました。加治川その他いわゆる中小の河川を中心として、相当の出水がございました。約五千町歩にわたる田畑等にはんらんをいたしております。幸いにいたしまして、まだこまかい点まではわかっておりませんけれども、いわゆる人畜には大被害はなくて、その点については、他の場合に起こりました被害とは違っておることにやや気を休めておるわけでございます。特に加治川については、従来中小河川計画として雨量二百ミリの想定で計画を進めておりますが、今度はその二倍以上の雨量があった、こういうことで、十数カ所に堤防の決壊を来たしてお……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 農林水産委員会 第30号(1969/05/15、31期、自由民主党)

○瀬戸山委員 きょうはたいへん貴重な時間を拝借しまして、まことに恐縮であります。  経済企画庁長官、見えておらぬですね。
【次の発言】 大臣もお忙しいのでしょうから、きょうのところは委員長のお取り計らいにおまかせいたします。  実は、私はこまかいことはよう知らぬのですから、きょうは、ちょっと大げさかもしれませんけれども、政治の姿勢に関連して二、三の点をお伺いしておきたい、こういうことであったわけですが、農林大臣も見えておりませんから、それぞれの方からお伝え願えばよろしいと思います。でありますから、場合によっては総理大臣ということも通告には書き加えておったわけです。まあそこまでいかぬでも、各省大……

第61回国会 農林水産委員会 第41号(1969/06/25、31期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、この国有林野の活用に関する法律案について、貴重な時間をさいて質疑をお許しいただきましたことを、委員長に厚くお礼を申し上げます。  実は私は、この法案は国会に提案されてからも相当長くなりますし、いまさらこの案についてこまかく議論と申しますか、質疑をする必要がないと考えておりました。ところが、いまもって一部の人たちがこの活用法案に反対をされる方があるわけであります。正直なところ、私はなぜ反対をされるのか、その反対される理由というものを全然理解し得なかった。国有林の周囲の町村あるいは山村に住む、失礼でありますけれども、生産、生活に困っておる方々に、その周囲のいわゆる国有林を利用さ……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/03/27、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 質疑の申し出がありますので、これを許します。羽田野忠文君。
【次の発言】 次に、中谷鉄也君。
【次の発言】 次に、中谷鉄也君。
【次の発言】 それでは、ただいま中谷委員から提起されました政府の見解、資料等について、可能な限りひとつ御善処を願うことといたします。  次回は、来たる三十一日午前十時二十分理事会、十時三十分委員会を開会することとして、本日は、これにて散会いたします。    午後一時一分散会

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/03/31、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため不在でありますので、指名により私が委員長の職務を行ないます。  内閣提出、沖繩の弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法案を議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。林孝矩君。

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/04/01、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 ただいま沖本委員の、新しいこれに対する対策法をつくる必要があるがということについては、後刻理事会で御相談していきたいと思います。
【次の発言】 次に岡沢完治君。
【次の発言】 岡沢君に申し上げますが、二十分とは限りませんけれども、そこは常識の線で……。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 説明を明らかにしたいために委員長から問いますが、いままで視察を常時しておられた者が、不明の者がないかどうかを加えて答弁を願いたい。
【次の発言】 中谷君。
【次の発言】 次回は、来たる三日午前十時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時一分散会

第63回国会 法務委員会 第14号(1970/04/03、32期、自由民主党)

○瀬戸山委員 ちょっと関連。いま法務大臣のお答えで、こういう問題は一般的に私は他の機会にただしておきたいと思ったのですが、きょうも二回出ましたけれども、思想、信条等によって差別しない、それは間違いないですか。
【次の発言】 一般的にいいますと、憲法の規定によって、そういう思想、信条等で差別はしてはならぬことになっておりますが、どうも日本の政府の法律運用に私は誤りがあると従来から考えております。それは、きょうは裁判所関係、検察庁のほうだけ、裁判所は法務省の所管ではないと思いますが、法の運用としてはそれは一般公務員全部――国家公務員、地方公務員、教職員、判検事、これは日本国憲法あるいはその憲法のも……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/04/08、32期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、御承知の、問題の日本航空「よど号」乗っ取り事件についてきょうは質疑をいたしたい、こういうことで、関係閣僚の皆さんに御出席を求めておりました。なぜ政府の各閣僚の皆さんの御出席を願ったかというと、私はきょうはこの問題のいろいろな技術的な問題をお尋ねするという考えでなしに、この問題はなるほどいわゆる赤軍派といわれる一群の暴力主義者の連中が非常な残酷な、不法行為をしたということでありますが、わが国の現状を私なりに見ておりますと、この問題は結局突き詰めていきますと、私も含めてこれは政治家の責任に帰する、あるいはもっと突き詰めていくと、長い間わが国の政治を担当しておるわが党政府の責任に……

第63回国会 法務委員会 第17号(1970/04/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 委員長から申し上げます。  畑委員は残余の質疑を希望されておりますが、この問題は次の理事会で御相談を願うことにいたします。  なお次は、先ほどの理事会の御相談では林孝矩君が質疑をされる順序になっておりますけれども、林君の御了解があるそうでありますから、本会議の都合もありますので、松本委員、約三十分間やっていただきたいと思います。  それでは松本善明君。
【次の発言】 次回は、来たる十四日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後一時十一分散会

第63回国会 法務委員会 第18号(1970/04/14、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、和島参考人にお願いいたします。
【次の発言】 参考人の方にちょっとお伺いしておきたいと思います。  それは、いま委員長は専門家と言われましたけれども、私はしろうとの、国民の一人として、そういう感じで御意見を承っておきたい。  先ほど来、いきさつはよくわかりませんが、いわゆる日弁連としての反対といいますか、少し時間をかしてくれというような前提のもとにいろいろ意見を承りました。その中で、私は、実は簡易裁判所そのものの実態を存じません。存じませんが、先ほど御意見の中にもありましたように、わが国の風習といいますか、国民の性質上、裁判所には、今……

第63回国会 法務委員会 第19号(1970/04/15、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  北朝鮮帰還問題の調査のため、本日、日本赤十字社の方に参考人として出席を求め、意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 次に、法務行政、検察行政及び人権擁護に関する件について、調査を進めます。  本日は、参考人として、プロフェッショナル・ベースボール・コミッショナー事務局長井原宏君に御出席いただいております。  参考……

第63回国会 法務委員会 第22号(1970/04/28、32期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、航空機の強取等の処罰に関する法律案、これは御承知の日航「よど号」のいわゆる乗っ取り事件に関連して、急遽政府から提案されたものでありますが、新しい犯罪形態ができたということで、この種の刑罰法規が欠けております現在においては、当然早急に国としては制定すべきものである、こういうふうに考えておりますが、そういう考えを前提にして、将来この法律の解釈等について疑義を残さないために、若干の質問をしておきたいと思っております。  そこで、まず第一にこの第一条の読み方であります。第一条は簡単でありますけれども、法律家は別としてしろうとから見ると、なかなかこれはややこしい表現になっている。そう……

第63回国会 法務委員会 第23号(1970/05/06、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。  まず、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。  静岡刑務所における行刑運営について、明七日、現地に委員を派遣し、その実態を調査するため、議長に対し、委員派遣承認申請を行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の員数、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

第63回国会 法務委員会 第26号(1970/05/13、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 畑和君。
【次の発言】 委員長からちょっと注文がありますが、ほかにまだ相当数の質疑者もありますし、要点を簡略に質疑応答願います。
【次の発言】 沖本泰幸君。
【次の発言】 岡沢完治君。
【次の発言】 松本善明君。
【次の発言】 それでは、本日はこの程度にしておきます。
【次の発言】 本国会は、御承知のとおりきょうで終わる予定になっておりますが、委員長所用のため退席しておりますので、私から申し上げます。  長日月にわたって、慎重に国政に御尽力いただきましてほんとうにありがとうございました。これから夏季に向かいますので、どうかひとつ皆さんも健康に留意されて御活躍を願います。本日……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/21、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたびはからずも予算委員長に選任せられ、その職責の重大なることを痛感いたしております。幸いにいたしまして練達たんのうなる委員各位の御協力を賜わり、誠意をもって円満なる委員会の運営に努力し、もって国政の審議に遺憾なきを期してまいる所存でありますが、何ぶんにも不敏の上にふなれのものでありますから、何とぞよろしく各位の御鞭撻と御協力をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  すなわち、予算の実施状況に関する事項につきまして……

第67回国会 予算委員会 第1号(1971/10/23、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、三案の趣旨について政府の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 これにて大蔵大臣の説明は終わりました。  引き続き政府委員の補足説明を順次許します。相澤主計局長。
【次の発言】 次に高木主税局長。
【次の発言】 次に橋口理財局長。
【次の発言】 以上をもちまして、補足説明は終わりました。

第67回国会 予算委員会 第2号(1971/10/25、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安井吉典君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 静かに願います。
【次の発言】 上原康助君より関連質疑の申し出があります。安井君の持ち時間の範囲内でこれを許します。上原康助君。
【次の発言】 大原君から関連質疑がありますから、これを許します。大原君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。午後一時再開するこ……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/10/26、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。田中武夫君。
【次の発言】 鉄道事故問題に関連いたしまして発言の通告があります。順次これを許しますが、発言される方は五分以内程度でお願いをいたします。川崎秀二君。
【次の発言】 次に沖本泰幸君。
【次の発言】 岡沢完治君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 この際、外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣。

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/10/28、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題といたします。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  田中武夫君質疑の際、日本銀行総裁佐々木直君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑を続行いたします。田中武夫君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 田中委員に申し上げます。  この問題は意見の異なるところ……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/10/29、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。二見伸明君。
【次の発言】 これにて二見君の質疑は終了いたしました。  次に楢崎弥之助君。
【次の発言】 静かにしなさい。
【次の発言】 楢崎君。
【次の発言】 この際、理事会を開くため暫時休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、午前の委員会において楢崎委員から発言されました資料提出の問題について、政府から……

第67回国会 予算委員会 第6号(1971/10/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十六年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十六年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十六年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。和田春生君。
【次の発言】 和田君に申し上げますが、時間が経過いたしましたので、簡単にお願いいたします。
【次の発言】 これにて和田君の質疑は終了いたしました。  次に西宮弘君。
【次の発言】 長西宮君に申し上げます。時間が経過いたしましたから結論としてもらいます。
【次の発言】 これにて西宮君の質疑は終了いたしました。  午後は一時四十五分より再開することとし、この際……

第68回国会 予算委員会 第1号(1972/02/04、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動によりまして、現在理事が四名欠員となっております。  この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  よって、委員長は、       二階堂 進君    阪上安太郎君       辻原 弘市君    小平  忠君 を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、審査に入……

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/02/08、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。  北山愛郎君の保留分の質疑を許します。北山愛郎君。
【次の発言】 他の委員は御静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと待ってください。静かに。――相澤主計局長。(「これは基本の問題だから主計局長ではだめだ」と呼び、その他発言する者あり)一応説明を聞いてください。――大蔵大臣、答えますか。
【次の発言】 辻原君より関連質疑の申し出があります。北山君の持ち時間の範囲内でこれを許しますが、これは幾ばくもありませんから、……

第68回国会 予算委員会 第4号(1972/02/26、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、政府より発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣。
【次の発言】 次に、本日、昭和四十七年度一般会計予算の内閣修正について本院の承諾がありました。  この際、その修正について政府の説明を求めます。水田大蔵大臣。
【次の発言】 以上で政府の説明は終わりました。  本日はこの程度にとどめ、次回は明後二十八日委員会を開会することとし、開会時間は公報をもってお知らせいたします。  本日は、これにて散会いたします……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/02/28、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、辻原君より発言を求められております。これを許します。辻原弘市君。
【次の発言】 これより総括質疑を続行いたします。矢野絢也君。
【次の発言】 委員長から……(発言する者あり)静かにしなさい。委員長から政府に申し上げます。  一昨日の当委員会においての政府の釈明は、委員長としては、予算編成時までは、たびたび政府から言われておるように、間違いはないものとして編成、提出したけれども、その後の各種の意見、議論の中で、言われて……

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/02/29、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。小林進君。
【次の発言】 これにて小林君の質疑は終了いたしました。  午前の会議はこの程度にとどめ、午後は三時から再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  総括質疑を続行いたします。大久保直彦君。
【次の発言】 政府の明確な答弁を求めます。総理大臣。
【次の発言】 委員長から政府に答弁を求めます。  中国は一つであり、台湾は中国の一部で……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/03/01、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。竹本孫一君。
【次の発言】 これにて竹本君の質疑は終了いたしました。  次に、細谷治嘉君。
【次の発言】 環境庁長官。簡単に願います。
【次の発言】 もう時間がだいぶ経過しておりますから……。細谷君。
【次の発言】 これにて細谷君の質疑は終了いたしました。  次に、広沢直樹君。
【次の発言】 これにて広沢君の質疑は終了いたしました。おそくまで御協力いただき、ありがとうございました。  次回は明二日午前十時より委員会……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/03/02、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 さようにいたします。  鈴切君から発言を求められております。これを許します。
【次の発言】 この問題は適当な時期に政府見解を出すことになっておりますから、さように取り計らいたいと思います。
【次の発言】 楢崎君に申し上げます。  この問題、きわめて重要だと判断をいたしますから、理事会においてその取り扱いを協議することにいたしたいと思います。

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/03/03、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。松本忠助君。
【次の発言】 松本君に申し上げますが、時間が迫っておりますので……。
【次の発言】 松本君に申し上げますが、時間が経過しておりますので、簡単に願います。
【次の発言】 これにて松木君の質疑は終了いたしました。  午後一時三十分再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時四十三分休憩

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/03/06、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。  この際、政府より発言を求められております。これを許します。福田外務大臣。
【次の発言】 委員長から一言申し上げます。  ただいま外務大臣から発言のありました政府の統一見解を参考のため印刷に付しまして、委員長において配付いたさせます。  大久保君の保留分の質疑を許します。大久保直彦君。
【次の発言】 この際、関連質疑の申し出があります。順次これを許します。正木良明君。

第68回国会 予算委員会 第11号(1972/03/07、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、総括質疑を行ないます。阪上安太郎君。
【次の発言】 これにて阪上君の質疑は終了いたしました。  午後は二時三十分より再開することとし、暫時休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  総括質疑を続行いたします。多田時子君。
【次の発言】 多田君に申し上げますが、時間が経過しておりますから、簡単にお願いいたします。
【次の発言】 これにて多田君の質疑は終了いたしました。  次に、楢崎君の……

第68回国会 予算委員会 第12号(1972/03/08、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、外務大臣より発言を求められております。これを許します。福田外務大臣。
【次の発言】 ただいまの政府の発言に対し、楢崎君より発言を求められております。これを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 これより一般質疑に入ります。  おはかりいたします。本日の中谷君の質疑の際、最高裁判所当局から出席発言の要求がありました場合は、これを承認するに御異議ありませんか。

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/03/09、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。和田春生君。
【次の発言】 これにて和田君の質疑は終了いたしました。  次に、阿部助哉君。
【次の発言】 早くやってください。阿部君、次をやってください。――いま督促しておりますから、阿部君続けてください。――阿部君、やってください。
【次の発言】 不規則発言は御遠慮願います。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 高木主税局長に申し上げます。もう少し明確に答えてください。

第68回国会 予算委員会 第14号(1972/03/13、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、防衛庁長官から発言を求められております。これを許します。江崎防衛庁長官。
【次の発言】 ただいまの防衛庁長官の発言に対し質疑の申し出がありますので、順次これを許します。まず、石橋政嗣君。
【次の発言】 石橋君に申し上げますが、お約束の時間が相当経過しておりますので、そのつもりで御質疑を願います。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 次に、矢野絢也君。

第68回国会 予算委員会 第15号(1972/03/14、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。最初に、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣。
【次の発言】 ただいまの防衛庁長官の説明に対し発言の申し出がありますから、これを許します。まず、辻原弘市君。
【次の発言】 次に、鈴切康雄君。
【次の発言】 次に、和田春生君。
【次の発言】 次に、一般質疑を行ないます。鶴岡洋君。
【次の発言】 鶴岡君に申し上げますが、予定の時間が経過いたしましたので、簡単に願います。

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/03/15、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  一般質疑を行ないます。川端文夫君。
【次の発言】 いま入りました。
【次の発言】 これにて川端君の質疑は終了いたしました。  次に、中村重光君。
【次の発言】 これにて中村君の質疑は終了いたしました。  次に、加藤清二君。
【次の発言】 これにて加藤君の質疑は終了いたしました。  次回は、明十六日午前十時より委員会を開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後五時四十七分散会

第68回国会 予算委員会 第17号(1972/03/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を行ないます。新井彬之君。
【次の発言】 これにて新井君の質疑は終了いたしました。  次に、木島喜兵衞君。
【次の発言】 発言中は静かに願います。
【次の発言】 木島君に申し上げますが、時間がだいぶ経過しておりますから簡単にお願いします。
【次の発言】 これにて木島君の質疑は終了いたしました。  本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時十九分休憩

第68回国会 予算委員会 第18号(1972/03/17、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括議題とし、一般質疑を行ないます。松浦利尚君。
【次の発言】 これにて松浦君の質疑は終了いたしました。  次に、合沢栄君。
【次の発言】 これにて合沢君の質疑は終了いたしました。  午後は本会議散会後直ちに再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質疑を続行いたします。谷口善太郎君。
【次の発言】 これにて谷口君の質疑は終了いたしました。

第68回国会 予算委員会 第19号(1972/03/27、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動により現在理事が三名欠員となっておりますので、これより補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、       阪上安太郎君    辻原 弘市君       鈴切 康雄君 を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  去る十八日から審査を行なってまいりました分科……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/03/28、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、締めくくり総括質疑を行ないます。塚本三郎君。
【次の発言】 これにて塚本君の質疑は終了いたしました。  昨日の上原君の質疑に関連した横路君の保留分の質疑を許します。
【次の発言】 横路君に申し上げます。――ちょっと待ってください。約束の時間がだいぶ経過しておりますから、簡単に願います。
【次の発言】 楢崎君に申し上げますが、予定の時間を経過しておりますから、そのつもりでお願いいたします。楢崎君。

第68回国会 予算委員会 第21号(1972/03/30、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事小平忠君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、その補欠選任につきましては、先例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、和田春生君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和四十七年度一般会計暫定予算、昭和四十七年度特別会計暫定予算、昭和四十七年度政府関係機関暫定予算、以上三案を一括して議題といたします。

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  本予算委員会の審議期間を通じまして、各般の問題について内閣総理大臣の責任を問われてきましたが、この問題に関連して野党各党に不満を生じ、委員会の審議が停滞していることはまことに遺憾であります。  この際、審議の最終段階においてあらためて責任問題についての総理のお考えを述べられるよう望みます。内閣総理大臣。
【次の発言】 この際、成田知巳君、竹入義勝君、佐々木良作君より発言を求められております。順次これを許します。成田知巳君。

第68回国会 予算委員会 第23号(1972/06/16、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  この際、おはかりいたします。  理事和田春生君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、その補欠選任につきましては、先例により委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、小平忠君を理事に指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。  予算の実施状況に関する件並びに予算制度等に関する件、以上二件につきまして、議長に対し、閉会中審査の……

第69回国会 予算委員会 第1号(1972/07/12、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  まず、小委員会設置の件についておはかりいたします。  閉会中審査案件が付託になりましたならば、前国会どおり、予算制度等調査小委員会を設置いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、小委員及び小委員長の選任、また委員の異動に伴う小委員及び小委員長の補欠選任、並びに小委員、小委員長の辞任の許可及び補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。


33期(1972/12/10〜)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/05/14、33期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの松永光君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、田中伊三次君が委員長に御当選になりました。 委員長田中伊三次君に本席をお譲りいたします。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/06/16、33期、自由民主党)

○瀬戸山委員 まず最初に、ごく概略でよろしいですから、証人の略歴をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 全日空には何か顧問ということでおられたそうですが、顧問というのはどういう役柄で、特にその当時の社長の大庭哲夫氏との関係といいますか、間柄といいますか、それを簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これから私がお尋ねすることは、おおよそ証人の方で新聞あるいは雑誌等、いわゆる報道機関にいろいろな機会に発言されておるようであります。いろいろに伝えられておりますが、きょうは申し上げるまでもないことですけれども、この国会の委員会の場で証人として宣誓をされております。これからお……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号(1976/06/24、33期、自由民主党)

○瀬戸山委員 きょう渡辺、長谷村両証人を同席の上でいろいろお尋ねをするわけですが、それは御両所が前に当委員会で証言をされております。しかもそれは直接関係されておる問題点について証言をされておるわけでありますが、直接関係されておる一つの真実について、両者の中に全然違ったような証言があるわけであります。そういう意味で、真実は一つでありますからきょうは同席の上でお尋ねをしたい、こういうわけでございます。どちらかが偽りを言っておるか間違ったことを言っておるということになるわけでございまして、もし偽りの証言をされると偽証になるわけでございます。しかし、人間の記憶というものは必ずしも定かでないわけでありま……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/09/16、33期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中村弘海君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、田中伊三次君が委員長に当選いたしました。(拍手)  委員長田中伊三次君に本席をお譲りいたします。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1976/10/20、33期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、短い時間をいただいて、ロッキード事件に関して三木総理に若干の質疑をいたしますが、その間、総理の気にさわるようなこともあるかもしれませんが、私は決して総理を非難する意味でお尋ねするのではありませんから、あらかじめ御了解を願っておきます。  私がこれからお尋ねすることは、国民の理解を深めるためであります。総理が常に言われておりますように、国民の理解なきところに国民の信頼と協力は得られないのでありまして、このことは民主政治の根本をなすものだと思うからであります。  そこで、このロッキード事件は、事件発覚以来約九カ月いろいろ議論されましたけれども、先般中間報告がなされました段階で、……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の出席がおくれますので、その指名により、暫時私が委員長の職務を行います。  この際、御報告いたします。  本日出頭を求めておりました小佐野賢治君から、昨二十六日、前尾議長あてに、医師の診断書を添えて、書面をもって、病気のため出頭できない旨の申し出があり、議長より委員長に通知がありました。  この際、診断書を朗読いたします。     診断書     住所東京都世田谷区野毛三の九の一     氏名        小佐野賢治           大正六年二月十五日生   病名 高血圧症兼冠不全   上記疾病にて加療中でしたが現在尚間歇的に狭心発作……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/12/25、34期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの塩崎潤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、原健三郎君が委員長に御当選になりました。  委員長原健三郎君に本席を譲ります。

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私は、去る十月五日はからずも法務大臣に就任いたしました。わが国の内外にわたりきわめて厳しい問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の重大性を痛感いたしております。  いわゆるロッキード事件につきましては、当委員会におかれましては政治的道義的責任を究明する立場から、法務、検察当局は刑事責任を追及する立場から、それぞれの職責の完遂に努めてまいったところであります。  現在、検察当局におきましては、同事件の徹底的解明という従来の方針を堅持し、すでに公訴を提起した事件の公訴の維持に全力を傾注いたしており、さらに、今後とも事件関係者の動静に重大な関心を払い、新たに犯罪の容疑が認めら……

第82回国会 法務委員会 第1号(1977/10/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、はからずも法務大臣に就任いたしました。申すまでもなく、法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えますが、わが国の内外にわたりきわめて厳しい問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の特に重大であることを痛感いたしております。私といたしましては、委員長初め委員各位の御理解と御協力を賜りまして、所管行政の各分野にわたり、時代の要請に応じた適切な施策を講じ、国民の期待する法務行政の推進のため、誠実に職責を果たしてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  ところで、この機会に当面の問題について若干申し述べた……

第82回国会 法務委員会 第2号(1977/10/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 福田前法務大臣が辞任をされた、突然のことでありまして、それこそはからずも急遽法務大臣に任命されたわけでございます。そこで、福田前法務大臣が辞任をされたのはどういうことか、こういうことでございますが、これは私のそんたくといいますか、前法務大臣の気持ちを解釈する意味において私の心境を申し上げたいと思います。  それは、あのハイジャック事件の処理そのもの、これは意見がいろいろあるわけでございます。それについてはやむを得ない措置である。百数十名の乗客また乗務員、これは何としてでも人命を救いたい、さればといって一面においては、ハイジャック赤軍派の要求を入れると、実定法の規定に背くといい……

第82回国会 法務委員会 第3号(1977/10/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 末弘厳太郎先生の本を私、記憶いたしておりませんが、犯罪の捜査あるいは裁判は、もちろん良心と常識に基づいて、まず事実を先に確定する、その証拠によって確定された事実がどういう法条に当たるかというのは、その次であろうと思います。そういうことで裁判を行われておると私は了解いたしております。

第82回国会 法務委員会 第4号(1977/11/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 航空機強取等防止対策を強化するための関係法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明いたします。  近時、航空機乗っ取り事件等一部過激派分子による各種不法事犯は、国際的に見ましても、その手段、態様等において、一段と悪質化する傾向を示しており、特に先般の日航機乗っ取り事件においては、多数の乗客、乗員の生命が重大な危険にさらされただけでなく、一般刑事犯を含む被拘禁者の奪取等およそ法秩序を確立して民主主義体制を堅持する上から、とうてい看過し得ない容易ならざる結果を招来するに至ったことはまことに憂慮にたえないところであります。  もとより、政府といたしましては、かねて、この……

第82回国会 法務委員会 第5号(1977/11/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 また再び三たび起こるであろうということは想定したくありません。ありませんが、いま各般の措置を講じつつある、立法もお願いしたい、これは内外にわたって、国際的にも各国がそういう決意をしてもらわないと、いまの情勢で断じてそういうことはないと確言はできないと私は思います。しかし、われわれの考える、また人知を尽くしてできる手段はあらゆる手段を講じて再発を防ぐ、起こってからではなかなかですから起こらないようにあらゆる手段を講ずる、これが現在の心境でございます。
【次の発言】 かような事件といいますか、これが必ずしも一定の形をとるとは私は思いません。同様のことが起こるとは思いませんが、これ……

第82回国会 法務委員会 第7号(1977/11/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま加地さんがおっしゃるとおりに、いまやっております各般の総合的措置だけで、何しろ御承知のような世界情勢、社会情勢ですから、完全にこれで防げるという確信を持って申し上げるわけにいかないと思います。ただ、将来どうするかということについては、たびたび申し上げておることでありますが、法治国家というのは、これは政府のためでもなければ法務省のためでもない、まさに国民全体の平和と安全と自由な生活ができるということ、それをつくり上げるためのものであると思いますから、この根本をゆるがすというようなことは断じて許してはならない、これがいわゆる生命を守る法律制度の基本であると私は考えております。……

第82回国会 法務委員会 第8号(1977/11/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 新聞記事でありますから、どういうお考えか私十分わかりませんが、私の法秩序あるいはこういう問題に対する態度は最初からいまも少しも変わっておりません。先ほど総理お話しのように常に私が申し上げておりまするように、憲法を制定し、かつ憲法の原則に従ってそれを実現するために各般の法律制度をつくております。これはやはり人間のため、国民のためでありますから、安全確実に生活ができるようにというのが法治国家の目的でありますから、最高度に人命を尊重しなければならぬのは当然であります。ただその基本が暴力等によって崩されるというときには、あらゆる努力をしてその基本を守ることには断固としていかなければな……

第82回国会 法務委員会 第10号(1977/11/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま西宮さんの御説明を承ったわけでございますが、私は新聞等でいろいろネズミ講というものについて書いてあることは承知いたしておりますけれども、遺憾ながらその内容についてつまびらかにしておらないのは遺憾でございます。これはいわゆる経済行為といいますか、個人間の経済行為であるし、また民事上の契約でやる形になっておると思いますが、私の見たところでは、いわゆる個人の人間の欲望につけ込んでさような仕組みをやっておるのではないかと思います。冷静にこれをお互いに注意をして考えれば、そういうやり方が必ず行き詰まるということは明らかなわけなんでございまして、本来ならば、そういうものに加入するとい……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。  今度のハイジャック事件に対する政府の決定は御承知のとおりでありますが、私は非常な苦脳の結論であったと思います。これは当然のことであります。人間の生命を尊重するということといわゆる法治国家の法秩序を守るということは必ずしも両立しない問題であります。しかし、ああいう現場の事態を見ますると、残念ながらああいう措置をとらなければならなかった、私はそういうふうに肯定をいたしております。  今後起こったらどうするか、これはまたきわめて深刻な問題であります。いま総理や官房長官からお答えのように、人間のできることは可能な限りこういうことが起こらないようにするということが……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 その前に、先ほど来総理との質疑応答を承っておりますと、今回の事件について、私はその当時は閣僚でありませんでしたけれども、内閣が決定したいわゆる超実定法的措置、これが正しいのか正しくないのかという御議論がありました。私は物事を、これは正しいか正しくないかというときには、何を基準にして――尺度がなければ、それを基準にしてこれが正しいとか正しくないということにならないと、判断の基準が立たないのじゃないか、こう思っております。  そこで私は、いわゆる法治国家というものは、憲法という、国の、国民生活の大方針について原則を定め、その原則に従ってもろもろの凡百の法律、規則を定める、これが通……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 正森さん御承知のように、さような場合には第一次的にはアメリカの裁判権ということになっておりますが、詳細については事務当局から答えさせます。
【次の発言】 先ほど来事務当局から答えておるとおりでありますから、その順序を踏んでやりたいと思います。

第83回国会 法務委員会 第1号(1977/12/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次のとおりであります。  第一に、最高裁判所長官、最高裁……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ロッキード事件の公判については、丸紅ルート関係及び全日空ルート関係では一週間に一回くらい、児玉関係では一ヵ月に一回ないし二回、小佐野関係では一ヵ月に一回程度の割合で、公判は比較的順調に進行しておりますが、開廷回数等公判の具体的状況については政府委員から答えさせることといたします。  また、去る一月三十日の東京地方裁判所における大久保証人の証言の骨子は、証人大久保利春が元丸紅輸送機械部副部長松井直氏から、全日空がトライスターを決定するについて世話になった橋本、佐藤両被告人を含む六名の国会議員にお礼をしたいと言っているので、ロッキード社から三千万円出させてほしい旨の電話連絡を受け……

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1978/05/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 児玉譽士夫に対する所得税法違反等被告事件は一ヵ月に一回ないし二回、小佐野賢治に対する議院証言法違反事件は一ヵ月に一回程度の割合で開廷され、これまでに児玉関係では十七回、小佐野関係では九回の公判が行われております。  いずれの公判においても被告人が公訴事実を否認しておりますので、検察官は鋭意公訴事実の立証に努めているところでありますが、詳しいことは政府委員からお答えすることといたします。
【次の発言】 ロッキード事件については、小佐野賢治あるいは児玉譽士夫関係に何らかの関係がありそうだということで、検察庁は鋭意捜査をしたことと思います。しかし、その捜査の結果、いまあらわれておる……

第84回国会 決算委員会 第5号(1978/04/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 昭和五十年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は六百六十六億五千八百四十八万円余であります。  これに対しまして、収納済歳入額は六百十七億七千八百十九万円余であり、予算額に比べ四十八億八千二十九万円余の減少となっております。  この減少しました要因は、罰金及び科料五十二億四千二万円余、刑務所作業収入四億三千四百六十一万円余が減少し、過料六億六千三百二十七万円余が増加したことによるものであります。  次に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は二千二百七十九億三千百五十九万円余であります。これに予算補正……

第84回国会 内閣委員会 第3号(1978/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案による改正点の第一は、那覇市所在の沖繩刑務所を施設の老朽化が著しい等の事情から沖繩県島尻郡知念村に移転することに伴い、その位置の表示を改めようとするものであります。  改正点の第二は、東京都渋谷区所在の東京医療少年院を施設の老朽化が著しい等の事情から神奈川県相模原市に移転することに伴い、その名称及び位置の表示を改めるとともに、同市所在の神奈川少年院を廃止しようとするものであります。  改正点の第三は、岩国空港の状況の変化等に伴い、広島入国管理事務所の管轄区域とされている山口県岩国市を山口……

第84回国会 内閣委員会 第8号(1978/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いろいろ弁護士としての立場を持ちながら栂野さんから御意見がございました。この問題についてもいろいろ御意見があることも当然であるし、またそれを承知いたしておるつもりであります。私どもは、こういう特例法を設けなくてよろしいことを実は祈っており、願っておるわけでございます。私どもは、わが国のいわゆる法治国家のもとで、特に刑事裁判は裁判所、検察庁、検事それから弁護人、弁護士、三者一体でこの憲法下における法治国家の実を上げることに努力してもらいたいと祈っております。これは国民の期待であろうと思います。弁護士会あるいは弁護士さんほとんどの方々は、そういう気持ちでおられると私は確信をいたし……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/03/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 国際人権宣言、それに伴う国際人権規約、これについては政府といたしましてはできるだけ早く承認手続をとりたい、批准手続をとりたい、こういうことでたびたび申し上げておりますけれども、いま鋭意努力をしておる。何とかこの国会に間に合うように提出をいたしたい、こういう構えでおります。  申し上げるまでもないことでございますが、人権問題は当然に大事な問題であります。人権規約は御承知のとおり、非常に多岐にわたって国内法にいろいろな関係がありますから、そういうものの調整等についてやや時間がかかっておる、こういう状況でありますが、できればこの国会に間に合わせたい、こういうことで準備を進めておるわ……

第84回国会 法務委員会 第2号(1978/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の運営につき、格別の御尽力をいただき、厚くお礼申し上げます。  この機会に、法務行政に関する私の所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と特段の御協力を賜りたいと存じます。  昨年十月、当委員会において就任のごあいさつをいたしました際にも申し述べたところでございますが、私は、法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。特に、内外の諸情勢がきわめて厳しいこの時期において、民主主義を守り、国民生活の安定を確保するためには、その根底をなす法秩序が揺るぎなく維持され、国民の権利がよく保全されていることが何よりも肝要であると存……

第84回国会 法務委員会 第3号(1978/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まずおわびを申し上げておきますが、予算委員会の都合でおくれましたことをお許しいただきたいと思います。  いまのお尋ねでございますが、刑訴法の特例をいま準備いたしております。これについては世間の一部にいろいろな意見があることも承知をいたしております。そこで、これはいろいろな意見がありますから、後でお話が出ると思いますが、私どもは、憲法、刑事訴訟法といいますか、いわゆる法治国家の一つの決まりでございますが、これは円滑に行うのが法治国家の一部を担当しておるわれわれの責務である、かように考えております。ところが、全部じゃありませんけれども、全体の刑事事件からすると、きわめて少数の事例……

第84回国会 法務委員会 第4号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 法務省といたしましては、やはり現に起こりつつある、また起こっておるこういうものに対して、予防なり、あるいは責任を問うという措置をとるのは当然だという考え方で措置をいたしておりますが、そういう状況が起こる根本原因、これは複雑多岐であって、一法務省だけの問題で解決することではないと思います。  おっしゃるように、戦後の状況はだんだん変わってまいりました。いろいろあると思いますが、私の見るところでは、率直に申し上げて、余りに物質偏重の傾向か出てきておる。人間といいますか、精神面といいますか、そういう面が、残念ながら物質偏重の傾向で、一方がおろそかといいますか、薄らいできている状況に……

第84回国会 法務委員会 第5号(1978/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 横山さんが、裁判制度、裁判所のあり方等について非常に理解を持っていただいて、しかもそれに正常な運営のために情熱を傾けていただいておりますことを、本当に心から敬意と謝意を表します。  先ほど事務総長からもお話がありましたが、これは私どもが、行政府でございますけれども見ておりますと、裁判所は、歴代の長官がいろいろな場面でおっしゃっておるような、それを実現したいということで誠意を尽くしておられる、かように考えております。  ただ、予算の二重請求権の問題等が今日まで行使された歴史はない、こういう御指摘でございますが、裁判所というところは、言葉が適当でないかもしれませんが、場合によって……

第84回国会 法務委員会 第7号(1978/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私から申し上げるまでもないことでございますが、皆さんもそうお考えになっておるのであろうと思いますし、またさっき最高裁からも御答弁がありましたけれども、これはやはり裁判といえども人間の世界でありますから、人間が裁判の職責を務めなければならない。でありますから、神ならぬ身のそれはたまには間違った認定をすることなしとしない。これはもう制度の上からいいましても、これはちょっと言い方が悪いかもしれませんけれども、そのために一審、二審、三審制度まで念には念を入れて間違わないようにしよう、しかもそれでも間違いということがないとも限らないから再審という制度まである。これを考えますと、絶対間違……

第84回国会 法務委員会 第8号(1978/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 政府はそのとおりでございます。  いま裁判所の裁判官あるいは書記官等の人員の問題で正森さん、正森さんだけじゃありませんが、法務委員会でいろいろ御心配いただいておる。私は裁判所じゃありませんけれども、司法行政に関係しておる者として感謝をいたしております。ただ裁判所といえども、独立の機関でありますが国家財政なりあるいは国民負担のことも考えなければならない。何とか円満な裁判が遂行できるようにということで人員の問題で毎年努力をされておることは、私どもも側面から知っておるわけであります。また側面からお力添えすることもあるわけでございますが、そういう立場でありましても、独立の機関としての……

第84回国会 法務委員会 第9号(1978/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私が直接担当して調べたり何かしたわけではありませんが、こう言ってはなんですけれども、稲葉さんも過去においては検察官としていろいろの事件を扱われたと思います。事がきわめて重大な事件でありますから、検察官としては当然に慎重に検察の範囲では調査をしたものと思います。冒頭陳述は創作ではないと思いますから、各種の証拠によって事件を冒頭陳述で推移を述べたもの、かように信じておりますので、いま刑事局長が答えたとおりに私も考えておるわけでございます。
【次の発言】 ただいま初めて承ったわけですから、よく調査してみます。  それから、これは先ほど来甲山事件でいろいろお話がありましたが、実は私も……

第84回国会 法務委員会 第10号(1978/03/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 人質による強要行為等の処罰に関する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。  一部過激分子による航空機の乗っ取り、在外公館の占拠等の不法事犯は、近時、その手段、態様において一段と過激化、悪質化する傾向にあり、特に昨年九月のダッカ空港における日航機乗っ取り事件に端的に示されているように、爆発物、銃砲等によって武装した数名の集団によって計画的、組織的にこの種犯行が企てられているため、その都度多数の関係者の生命、身体の安全に重大な危険がもたらされただけでなく、これら関係者を人質にして、わが国政府に対し、身のしろ金の提供あるいは被拘禁者の引き渡しを強要するなど、およそ法秩序を確……

第84回国会 法務委員会 第12号(1978/03/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いまの、元田中法務大臣が言われたようなことも、これは一つの考え方であろうと思いますけれども、御承知のように、補償法には請求権を認めておるわけでございます。別の観点から言いますと、請求するかしないか、そういうことをやるかやらないかは国民の自由に任せてある。これもまた一つの立場であります。しかも、いま最高裁からの御説明によりますと、多くの場合は弁護士さんがついておる、こういうことでございますから、反面から見ると、強制的にやらなければならぬということもこれまたおかしいような気もします。私は願わくは、これは裁判所のことでございますけれども、あなた、無罪になったのだから、こういう法律が……

第84回国会 法務委員会 第14号(1978/04/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 今度提案いたしました中に、いまお話しのとおりに、残念ながら犯人が人質を殺傷する、生命を絶つというようなところまでいけば極刑をもって対応しなければならない、こういう一つの類型をつくっておるわけでございます。これは申し上げるまでもなく、ああいう場合には何とか人命を損傷しないように最大限の努力をしなければなりませんが、さればといって、そのためにこの前のようなことを繰り返しておっては、率直に申し上げて法秩序はそういう段階からだんだん崩れていくことも明らかであります。でありますから、それはやるべきでないという基本的な態度でございます。しかし、簡単にそう割り切れるものではありませんので、……

第84回国会 法務委員会 第15号(1978/04/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ロッキード事件に関連して、政府で、御承知のとおりこういうものに対する対策本部を設けて行政のあり方あるいはこういう犯罪の防止対策をいろいろ検討いたしまして、その一環として贈収賄事件の刑罰をもう少し重くして対応する必要がある、こういうことで法務省としては御提案申し上げておるわけでございます。三木内閣のときからでございます。もうすでに前に提案しておるのでありますから、早く国会で処理をしていただきたいと思っておるわけでございますが、国会の方でそのままになっておる、かような次第でございます。
【次の発言】 法務省から声が出ておる出ておらぬかにかかわらず、ずっと前に御提案申し上げておるわ……

第84回国会 法務委員会 第16号(1978/04/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 今度の法律、継ぎはぎといいますか、というような御意見がありましたが、御承知のようにこういう特別な事態が起こりますときには、それに対応する法律上の備えをしなければならない、申し上げるまでもないことでございますが、あらゆる行政から裁判に至るまで法律に従ってやることになっておりますから、対応のできない場合には対応すべき法律を国会で決めていただく、こういうことでお願いしておるわけでございます。ですから、刑法の全面改正をする場合にはその刑法の体系の中へ入れるべきか入れざるべきか、特別法として残すべきかをそのときに検討すべき問題だと思っております。

第84回国会 法務委員会 第17号(1978/04/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 忙しくて見ておりません。
【次の発言】 西宮委員が、この法律の文言を書くときの用語の問題、法律の題名あるいは章、節等の書き方、こういうことについて深い御研究をされて、いろいろ御示唆をいただきまして、私もありがたく拝聴いたしております。もちろん国民に対する法律でありますから、できるだけ国民が理解のしやすいような用語を使う、これは当然のことだと思います。今後ともそういう点は十分気をつけて立案をいたしたい、かように考えます。  ただいま、どこかと思って見ましたら、この法案の提案理由「最近における人質による強要行為の実情にかんがみ、この種の強要行為に対する処罰を強化する等の措置を講ず……

第84回国会 法務委員会 第18号(1978/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま横山さんから私の答弁なり態度に対して御注意をいただきまして、御注意のお気持ち、十分承りました。ありがとうございました。  それから稲葉議員からの質問の中で、私はその記事があったことは知っておりますが、内容はいま定かに記憶しておりませんけれども、朝日新聞の記事とそれからサンケイ新聞の記事が、別々という言葉であったかどうか知りませんが、違っておるようなお話がありました。その記事は、二、三日前、日弁連の新会長その他新役員の就任披露の席で、私が率直な意見をまじえて喜びのごあいさつをしたその内容に関する記事であったのでありますが、いま申し上げましたように朝日新聞の記事の内容がどうで……

第84回国会 法務委員会 第19号(1978/04/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まず、逃亡犯罪人引渡法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。  明治十九年に締結された日本国亜米利加合衆国犯罪人引渡条約及び明治三十九年に締結された日米間追加犯罪人引渡条約は、いわゆる引き渡し犯罪が殺人等の伝統的な犯罪に限定されている等の理由により、近年における著しい交通機関の発達に伴ういわゆる国際犯罪の増加等の事態に適合しない面があり、この種事犯抑圧のための国際協力の必要性がますます高まったため、主として引き渡し犯罪の罪種の拡大を目的として数次にわたりこれらの条約の改定交渉を行った結果、去る三月三日東京において日本国とアメリカ合衆国との間の犯罪人引渡……

第84回国会 法務委員会 第20号(1978/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お尋ねの大韓航空というのですか、あれがパリを発して、アンカレジ経由でソウルに運航するという途中でソ連の戦闘機に攻撃された、一部そういう報道もありますが、ソ連領内に着陸をした、その際に死傷者があった、これはまことに遺憾な事件だと思っております。が、稲葉さんも御承知のとおり、ああいう事態に起こった事件でありますから、実はまだどういう理由で、どういう運航状況でああいうふうになったかという詳細がわかっておりません。政府としては、外交機関を通じていろいろ事実の調査といいますか、真相をいま調査中でございますが、その前提がわかりませんと、どういうふうな法律関係になるのか、どういう措置をとれ……

第84回国会 法務委員会 第21号(1978/04/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 金東雲元韓国一等書記官が米国にいることが確認されました場合は、関係機関と協議の上、身柄引き渡しを米国政府に求めるよう努力いたします。  米国以外の国にいることが確認されたときは、その国との間に相互保証をすることが適当であるか否かを検討の上、適当と認められれば同様の措置をとります。
【次の発言】 そういう場合の取り扱いは、先ほど刑事局長から細かに御答弁いたしました。やはりそういう点を考慮して判断すべきもの、かように考えております。
【次の発言】 もちろんミスだということがわかれば、ミスはミスとして改めることにいたします。

第84回国会 法務委員会 第22号(1978/05/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私もその場におったわけではないのですが、新聞記事にいろいろありました。そこで、私が全部見ておるかどうかははっきりいたしませんが、その質疑応答の内容をやや詳しく書いてあるのは、私の見たところでは五月五日の朝日新聞の朝刊がやや詳しく書いてあるようでございましたから、私はそれを念入りに見ておるわけでございます。  最高裁長官がどういう気持ちでこういう発言をされたかということは、いま申し上げましたように全然人間が違うわけですから、それを申し上げるわけにはまいらない。いま稲葉さんと最高裁事務総長とのこれに関連する質疑応答を加えて私なりにこれを見ますると、こう言っちゃなんですけれども、稲……

第84回国会 法務委員会 第24号(1978/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ここでこの問題の発端を簡単し申し上げてみます。  といいますのは、御承知のとおりに昨年九月末だったと思いますが、ダッカ事件が起こった。そして現に裁判中の被告人、いま名前を明確に覚えておりませんが、いわゆる日本赤軍事件の被告人それから連続企業爆破事件の被告人が、御承知のような事態で日本赤軍に取られてしまった、という言葉はおかしゅうございますが、釈放せざるを得なかった。こういう状態の直後に私は突如として十月五日に法務大臣に任命されたのでございますが、その際に特に私は、いわゆる浅間山荘事件、四十七年でございますが、白昼堂々とテレビで放映されて、国民が全部テレビで見ておるような犯罪の……

第84回国会 法務委員会 第25号(1978/05/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 戦時中にいまお話しのような刑事訴訟に関する特例が設けられたことを私は承知いたしております。しかし戦時体制という国家存亡の模様の中であらゆる問題について特別な措置がとられるということは、そういう時期にはあり得ることであると私は思います。しかし、いま私どもが提案しておりますことは全然さような観点には無関係である、かように御理解をいただきたい。  いま国家権力というお話がありましたが、私どもはかように解しておるのです。申し上げるまでもなくいわゆる民主主義国家、主権は国民にありと言われておる憲法下でございます。私どももさように解しておる。でありますから、政府なりあるいは裁判所、国会、……

第84回国会 法務委員会 第26号(1978/05/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 御承知のとおりに、いわゆるロッキード事件等の経緯にかんがみまして、その当時贈収賄罪に関する刑法の強化、改正をする必要がある、こういう考えから、その後改正を提案しておるわけでございます。政府としては、もとよりできるだけ早く国会において審議、可決していただきたい、これに変わりはございません。
【次の発言】 この案件にかかわらず、政府が国民から負託されておる行政の責任として必要であるという考えを持ちましたときには、各種の法律案等を提案申し上げるわけでございます。その上で国会あるいは各委員会等でどういうふうに進められるかということを、こちらからとやかく差し出がましいことを申し上げるこ……

第84回国会 法務委員会 第27号(1978/06/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いま裁判の運営の問題等につき、また過去の裁判の実例等についていろいろ法務省や裁判所から説明がありました。  御参考というと恐縮でありますが、その点に関して私からも高橋さんに申し上げて御参考に供したいと思います。  これは、この前もこの委員会で御紹介したわけでありますが、紹介かたがた考え方を示すわけでありますが、これは元の日弁連の会長の吉川大二郎氏が書いた文章でございます。日本法律家協会の会報に示されている。その問題に触れておりますから、全部は紹介しませんが、これは御承知の文楽それから歌舞伎、これをたとえにとつで書いてある文章でありますが「裁判は芸術ではないが、裁判所、検事、弁……

第84回国会 法務委員会 第28号(1978/06/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 弁護士業務と司法書士業務の限界ということは、具体的事案でないとなかなか判断がむずかしいのだと思います。これは現在訴訟中であるそうでありますからとやかくここで申し上げるのはちょっと適当でないかもしれませんけれども、おおむね抽象的議論としては、いま横山さんが読み上げられたような趣旨ではないかと思います。  御承知のとおり、現行司法書士法の一条、今度は二条でいろいろ分解してやや詳細に業務を書いておりますが、問題は、こういう業務、いわゆる嘱託されたことが満足に依頼人の期待にこたえるような、正確な書類として間違わないような、司法事務が進むような書類をつくり、その手続を進める、こういう意……

第84回国会 法務委員会 第29号(1978/06/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 事務当局からいろいろ御説明を申し上げておりますように、この法案は、現在の社会に行われております金銭貸借等において、どうも常識といいますか、社会常識からいって適当でない、こういう最高裁の判決等も出ておりまして、判決を見るまでもなく、そういう点の是正を図るべきであろうと思って御提案を申し上げておるわけでございますが、いろいろ御質疑の中で御指摘のありました点等については今後も検討をしてみたい、かように考えております。
【次の発言】 これまでいろいろこの法案について質疑や応答があったわけでございますが、御承知のとおりに一般社会で仮登記担保が広く利用されておる。しかしそれにはまた相当の……

第84回国会 法務委員会 第30号(1978/06/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま横山委員からの御発言でありますが、次の機会にこの問題について関係者等を参考人として呼ぶ云々、これは委員会の御処置でございますからこちらで異存はございませんが、いま横山委員がおっしゃったようなことはわれわれとしても少しも異存はございません。
【次の発言】 これはお尋ねになるまでもないことだと私は思います。労働運動について法律的に法務省として干渉がましいことをやるようなことはございません。一切さような御懸念はないことにしていただきます。
【次の発言】 ただいま委員長から御指摘のございました民事執行法五十五条あるいは七十七条、これはしばしば御説明申し上げましたように、この法……

第84回国会 法務委員会 第31号(1978/06/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いわゆる尊属殺の規定と最高裁判所の判決の関係は、横山委員からもしばしば御指摘になっておるとおりでございます。私どもとしては、最高裁判所の判決の趣旨を生かすために刑法の改正をこの際すべきである、当然のことでございますから、細かいことは前から申し上げておりますから申し上げませんが、いろいろの案をつくり党の方と協議しておりますけれども、完全なる意見の一致を見ない。いろいろ意見がございますので、前にも申し上げましたように事は人倫の基本に関するという意見もありますのでそういう点を詰めなければならない、こういうことで今日に至っておりますが、前の委員会でも御質問がありましたから党の方にもそ……

第84回国会 法務委員会 第32号(1978/08/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 その前に、委員会がありますのに閣議等で遅くなりましたことをお許しいただきたいと思います。  いまのお話でございますが、私も再審の判決があってからこの事件の模様を知ったわけでございますけれども、その後説明を聞いて、私の立場からしても、国民の一人として、同じ一つの事件で両方に起訴されておった、これはいろいろ事情があるわけでございましょうが、共犯ならいざ知らず、全然独立犯のようなかっこうで起訴されておったということはちょっと異様に感じたわけでございます。  それはそれとして、再審裁判がありましたが、これについては私いままだ状況の模様を聞いておりません。当然検察庁としては、証拠その他……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/02/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 法務省、検察庁といたしましては、犯罪事実がありや否やを調査する任務でございます。でありますから、捜査の結果、犯罪ありと考えた者は裁判に起訴をしておる。現在審理中でございます。それだけのことでございます。
【次の発言】 その他の各位についてというお話でありますが、これは、もう過去の国会においてもいろいろ御審議をいただいておりますように、捜査の段階ではさような事実が認められるが、一部においては時効等によって起訴に至らない、一部においては金銭の授受はあったと捜査の段階では認められるが、いわゆる職務権限に関係がない、こういうことで起訴に至らなかった、こういうことでございます。

第84回国会 予算委員会 第5号(1978/02/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 まず私からお答えをしておきたいと思います。  矢野さんのおっしゃる気持ちは、私もよくわかるような気がいたします。いたしますが、灰色という言葉が使われておりますけれども、これこれがいわゆる世間で言われておる灰色高官でございますということを、法務省なりあるいは政府が決めたことではないのでございまして、御承知のとおりに以前の国会で、ロッキード事件に関係して、かくかくの事情にある者は政治的あるいは道義的責任を問われる立場にある、こういう者はどういうふうになっておるか、かくかくの事情に該当する者は政治的責任、道義的責任を問う必要があるから、そういう者はどういうふうになっておるか、こうい……

第84回国会 予算委員会 第6号(1978/02/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 これまでも申し上げておりますように、ロッキード事件のいきさつ、これが今後の政治運営、行政運営等に大きな関係があるかもしれない、そういう問題を究明して国政を正しい方向に持っていかなければならない、これはだれしも考えるところでありまして、国会においてそういう問題点を究明せられる国政調査権に、政府としてあるいは法務省として御協力申し上げることは当然のことであると考えております。考えてはおりますが、いまお話しの、起訴されておらない各位に対する捜査記録、調書、これを出したらどうか、出せ、こういうお話でありますが、これは残念ながらそうは簡単にいかないわけでございます。  と申しますのは、……

第84回国会 予算委員会 第8号(1978/02/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 湯山さんからいろいろお話がありまして、そういう特殊の地域をあるいは差別するような資料といいますか「地名総鑑」等の書籍といいますか、ピックアップしたものを販売しておる事実、御承知のとおりに昭和四十五年から今日まで七件、さようなことがありました。最近といいますか近くでは、昭和五十一年の春から夏ごろに出回っております。その際には、事、人権に関する重要な問題でありますから、法務省といたしましては直ちにそういう出版元あるいは配付元等をできる限り調査をいたし、回収すべきものは回収する、あるいは焼却すべきものは焼却する、こういう措置をとっておりますが、全部それで処理ができたという状況ではな……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 成田の御指摘の問題は、いま公安委員長から御説明のとおりでありまして、航空法違反の事実がある、こういう告発に基づいて裁判所の令状をとり、証拠保全のために捜索、撤去した、こういうことでございます。
【次の発言】 いわゆるサラ金の問題で裁判所の方に関係があるものは、こういうお話でございますが、これはいわゆる出資法違反のものと、御承知のとおり取り立て等に暴力その他の刑法犯に非常に関係があるものとあると思いますが、事務当局からお答えいたさせることにいたします。
【次の発言】 恐縮ですが坂口さん、これは法務大臣の個人的ないまの考え方ということでお聞き取りをいただきたい。この問題は、先ほど……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 仰せの難民問題は、率直に申し上げて非常に気の毒な立場でありますから、できる限り人道的な立場でこれを手当てをしたい、こういう方針でやっておりますが、さればといって、全部これを受け入れて日本の国内で処置ができる、かようなことでもございませんので、一定の条件のもとで一時受け入れをしておる、こういう状況でありましたが、いまお尋ねの点については事務当局から御説明をいたさせます。
【次の発言】 問題は、おっしゃるように、難民を日本に定住させるかどうかという点でございますが、まあ何とか定住の方法をということで各省検討しておるわけでございますけれども、何しろ、御承知のように非常に人口の多いと……

第84回国会 予算委員会 第13号(1978/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 間違いありません。
【次の発言】 ちょっとつけ加えて申し上げますが、御承知のとおりに、法務、検察はある特定の立場の人に道義的あるいは政治的責任があるのかどうかということを判定する機関ではございません。そういうことはやろうとも思いませんし、またやるべきでもない、これはもう御承知のとおりであります。そこで従来から国会、ロッキード委員会等において、この事件に関連して政治的、道義的に問われる立場の人があるのじゃないかということがしばしば論議されておる。そういうものはどうだという話がありますから、それはいま申し上げましたような立場で、こちらでそういう判断をすべきことではございません。国……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 勤労者の住宅について、法務省としては、現在までのところ加入しておる人はおりません。これはどうでしょうか。こういう法律を守らなければならないのは当然でございますが、それを公務員の人がこれに入らなければならない義務はないと思うのです。財産形成をして家を建てるために便宜を図ってやっただけのことで、これに入らないのはけしからぬというのは、私はちょっと理解できないのです。

第84回国会 予算委員会 第16号(1978/02/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま刑事局長から御説明したような状態でございますが、第一次裁判権を持っておるアメリカに裁判権の放棄を求めるという重大な事件、国民に大きな被害を与えた、こういうような場合にやるというたてまえを持っておりますが、この事件がもし犯罪ありと認められたときには、放棄を求める事件だと考えております。

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 会社更生法を、どういう場合にどういう目的でというお話でございますが、大橋さん御承知のとおり、会社更生法の第一条にその目的が書いてあると思います。 会社が債務が多くなって経営が非常に悪くなってきておる、そのままに放置しておくと破産といいますか、つぶれるといいますか、そういう状態に近づきつつある、法律ではこれを窮境に陥っておるということを言っております。えらいことになっているということでしょう。そこで、そのままにしておきますと会社がつぶれる、そうすると債権者なり株主なりあるいは雇用者その他に大変迷惑をかけて経済の混乱を来すおそれがある、こういう状態の場合に、これを適当に調整をし、……

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私からまずお答えいたします。  本日、ただいまちょうど、ロッキード事件の丸紅関係の証人調べが行われております。まだ全部ではありませんけれども、一部証人から、検察の起訴事実に関連して、関係者として体験したことをいま証言をいたしておるわけでございます。  いま関係資料というお話でございますが、どういう範囲のことを言われておるのかわかりませんけれども、裁判資料は、御承知のとおり裁判所に所属しておるものでありますから、公判に係属しておる資料は裁判所の所管にかかっております。でありますから、これを国会に求められるかどうかということは、裁判所との関係でありまして、こちらからこれを出すとか……

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ロッキード事件の公判経過については、刑事局長から御説明させることにいたします。
【次の発言】 国会の委員会あるいは国会でだれそれを証人に呼ぶ必要があるかどうか、これは私から申し上げるまでもなく、国会でその適否を御判断願う、こういうことであろうと思います。ただ、こういうふうに刑事裁判に関係しておる人に対する証人ということになりますと、従来から申し上げておりますように、願わくば裁判の公正、また公正維持に支障のないように御配慮をいただければ幸せである、こういうことをわれわれは国会にお願いしておるわけでございまして、そういう判断をも含めて国会でお決めなさることについて私どもからとやこ……

第85回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1978/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 ただいま御提案になりました法律案について、法務大臣としての所見を申し述べたいと存じます。  いわゆるネズミ講のうち、出資法違反または詐欺罪に当たる形態のものについては、従来から厳正な取り締まりがなされてきたところでありますが、本法案が成立施行された際は、検察当局としても、これを十分活用し、効果的な取り締まりを励行いたしまして、立法の趣旨にこたえるものと考えるものであります。

第85回国会 法務委員会 第1号(1978/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次のとおりであります。  裁判官の報酬等に関する法律の別表に定める判事補の報酬及び五号以下の簡易裁判所判事の報酬並……

第85回国会 法務委員会 第2号(1978/10/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 憲法で裁判官の報酬というのを特別に決めまして、そしてこれは減額はできない、こうなっておりますのは、前にも申し上げました、正森さんも十分御承知のとおり、裁判官の独立を保持するためにあるということです。裁判官の独立というのは非常にむずかしいことだと思いますが、この点だけを言いますと、経済的な事情によって裁判官の独立を侵してはならないという意味でこういうことになっておる。  そこで、いま議論になっておりますのを聞きますと、問題は、一体裁判官の地位を保つためあるいは体面を保つ、裁判の公正を期するための立場を維持するためにどのぐらいの報酬がいわゆる相当の額の報酬か、これが問題になると思……

第85回国会 法務委員会 第3号(1978/10/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 先ほど利息制限法それからいわゆる出資法との関係等お話がありましたが、率直に申し上げて、理論的に非常に矛盾を感ずるのです。これは昭和二十九年に同時にできた法律でございますが、確かに一体そういう金利体系あるいは金利の出てくる貸借の金額の区別というものが、そういうふうなものでいいかどうかもあわせて検討する段階に来ておるのじゃないか、これは私の個人的な見解です。まだそういうことを結論を出しておるわけではありませんが、それと出資法との関係、いまおっしゃったような確かに矛盾がある、私も最初からそう考えておりますけれども、それをどう現実に合うようにするかということは、大きな検討課題だと思っ……

第85回国会 予算委員会 第2号(1978/10/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 わが国に在留する外国人の入国手続でございますが、これは先ほど文部大臣からも御説明申し上げましたように、一年以上在留する者すべて指紋をとっておるわけでございます。これは正木さんも御承知だと思いますが、わが国の社会秩序の維持のためにやっておるわけでございまして、どこの国民であるからという差別は一切やっておりません。また、他の多くの諸外国でもやっておることでございまして、これは在留外国人の同一性を明確にする、このためにやっておることでございますから、その国の社会事情によって違うところもありますが、これは相互主義の関係には関係ないもの、私どもはかように考えておるわけでございます。

第85回国会 予算委員会 第4号(1978/10/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 裁判の実態については、いま刑事局長がすぐ参りますから、その際にお答えいたしたい。
【次の発言】 私もすべての刑事事件の進捗状況など知るよしもないわけでございますが、いまの事件はまことに遺憾でございます。可能な限り促進させるように努力をしたいと思います。

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 刑法三十六条の正当防衛でございますが、これは御承知のとおり「急迫不正ノ侵害ニ対シ自己又ハ他人ノ権利ヲ防衛スル為メ已ムコトヲ得サルニ出テタル行為ハ之ヲ罰セス」こういうことでございます。いま自衛隊の云々の話がありましたが、私どもの解釈では、これは犯罪になるかならないかの規定でありまして、そういう急迫不正の場合には犯罪としては認めない。これはどういうことかというと、生命あるものは当然に、そういう思わざる不正の侵害があるときにはこれに対して防衛をする本能がありますから、そのことを刑法上認めて、そういう場合には罪とはしないのだ、こういう規定でございます。でありますから、これはいわゆる自……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を私が行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新村勝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、久野忠治君が委員長に御当選になりました。  委員長久野忠治君に本席を譲ります。

第93回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1980/10/02、36期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、久野忠治君が委員長に御当選になりました。  委員長久野忠治君に本席を譲ります。

第94回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、委員長の職務を私が行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新村勝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、久野忠治君が委員長に御当選になりました。  委員長久野忠治君に本席を譲ります。

第95回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新村勝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、久野忠治君が委員長に御当選になりました。  委員長久野忠治君に本席を譲ります。

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1981/12/21、36期、自由民主党)

○瀬戸山委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの新村勝雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、久野忠治君が委員長に御当選になりました。  委員長久野忠治君に本席を譲ります。

第97回国会 文教委員会 第1号(1982/12/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 このたび文部大臣に就任いたしました瀬戸山三男でございます。  国政のかなめは国づくりであり、国づくりの根本は人であります。したがって、人づくりにかかわる文教は、いつの時代においても国家百年の大計であり、国政の基本となるものと信じております。  今日、国際環境がますます厳しくなる中で、わが国が科学技術の進歩に立ちおくれず、また、世界に孤立することなく、将来にわたり繁栄を維持するには、人づくりを重視し、創造力豊かで心身ともにたくましく、国際的な視野を持ち、平和を愛する国民の育成が図られなければならないと考えます。  財政事情を初めとして、文教行政を取り巻く情勢がきわめて厳しい今日……

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 おっしゃるとおり、私は文教行政そのものには余り深く過去にタッチしておりませんから、率直に言って、素人だと言っていいんじゃないかと思っております。  憲法の問題をお話しになりましたが、私は、憲法というのはまさに国の政治の基本であるし、また国民生活の基本であろうと思っております。したがって、憲法は国民の魂というふうになるべきものであるというのが私の考え方でございまして、教育行政については、御承知のとおり憲法及び教育基本法に基づいて教育がなされるようになっておりますから、それに従ってやるのは当然だ、かように考えております。

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。  記者会見では、従来、党において憲法調査会長として憲法問題を研究してきたが、閣僚になってはどうだと、研究することはちっとも変わりませんと、こういうことでございます。
【次の発言】 対応が変わらないということは、私は、憲法というものは、ちょっと長くなって恐縮でありますが、国の政治の基本あるいは国民生活の基本になっておると思っております。でありますから、これは閣僚であろうが国会議員であろうが一般の国民の皆さんであろうが、常に憲法をよく念頭に置いて、どうあるべきか、これでいいのか、こういうことは常に私は考えてもらいたいという希望を持っておるのであります。それが、……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。  新村さんお話しのように、わが国の教育の大半と言ってよろしいでしょう、私学に負うところが多いわけでございます。特に高等教育においては約八〇%は私学が受け持っておるという実情でございまして、これがわが国の教育の振興に大きな貢献をしている、こういう一面があるわけでございます。また、私学は一つの考え方を持って教育を振興しようという情熱を持って私学経営に当たられるというのが趣旨でございまして、そういう経過をたどって、明治以来わが国は私学が非常に発展をしてきておるのは御承知のとおりです。  ところが、最近、いまお話が出ましたように、全部が全部というわけではありません……

第98回国会 文教委員会 第1号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 第九十八回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。  今日のわが国は、引き続き、かつてない厳しい財政状況下にあって、いかにして活力ある文化国家を築いていくか、また、相互依存の度合いをますます深めつつある国際社会の中で、いかにして国際協力と国際協調を進めていくかを、国政の基本課題として考えていかなければなりません。  私は、国政の課題であるこの国づくりの基礎となる人づくりを、あらゆる場を通じて進めなければならないものと考えており、そのためには、学校、家庭、社会のそれぞれの教育機能を充実強化し、一方でわが国の未来を担う健全な青少年の育成……

第98回国会 文教委員会 第2号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 狩野さんから言われましたように、私は、教育というものはどういうものだ、まさに教育作業に経験のない人間でありますけれども、われわれが政治を考えたり、教育を考えたりする場合には、私の考えでは、人間というものは、平和で物心両面に豊かな社会、国をつくっている以上豊かな国、世界というものをつくろう、これが願いであろう、またそういうことをするのは、われわれが考えるのは人間社会のことでございますから、やはりそれにふさわしい人間をつくるといいますか、育て上げるということが大事じゃないか。人間はみずから努力をするようにできておりますけれども、いわゆる幼年から小中学校に至る間は率直に言って何もわ……

第98回国会 文教委員会 第3号(1983/03/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 そのとおりに考えております。
【次の発言】 押しつけられたとか押しつけられなかったとか言葉の使い方がいろいろあるわけでございますが、押しつけられたと言う人もあるし、そう言われてもやむを得ない。問題は、あの当時はいま想像もできないようないわゆる占領当初の問題でございますから、日本国民はまさに歴史始まって以来の事態に遭って戦々恐々としていた、そういう状況の中でございます。しかも占領政策というのは日本の主権を制限しておった時代でありますから、そういう意味で、これは押しつけられたと言っても過言ではない、抑制されておるという気持ちの中でできた憲法だ、私は間違いないことであると思っており……

第98回国会 文教委員会 第4号(1983/03/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 改善という言葉、私の理解ではよい方に改める、こういうことだと思います。
【次の発言】 これも、やはりよい方に改めるということだと思います。
【次の発言】 私は国語の細かい研究をしておりませんから、意味といいますか趣旨はそういうことだと思います。
【次の発言】 まあ字のとおり言うと、よい方に改める、もう一つの是正というと正しい方に改める、こういうことで、やはり大体同じことじゃないかと思います。
【次の発言】 見ようによっては適当でない、こういうことです。
【次の発言】 場合によってはそういうこともあると思います。
【次の発言】 先ほど初中局長がお答えいたしましたのは過去の経緯で……

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 せっかくの長谷川さんのお言葉ですが、余り実力はないのでございますが、前に砂田文部大臣の時代に、木島さんとの応答の中でこの問題取り上げられておりますことは速記録に見ております。その際も、文部大臣は、いまお話しのように前向きでこの問題を検討していきましょう、こういうお話があったことは承知しております。長谷川さんおっしゃるように、やはり学校教育は、先生方と子供と何となく人間的な信頼感、親しみを感ずる、また教師の方で目が届くという範囲のものが私は一番理想的だと思います。七、八百ぐらいの学校が一番いいのじゃないか、学校教育は素人でございますが、そう感じております。忠生中学校は何か千二百……

第98回国会 文教委員会 第6号(1983/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 このたび政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、大学において獣医学を履修する課程の修業年限を四年から六年に延長しようとするものであります。  大学において獣医学を履修する課程の修業年限は四年でありますが、近年の畜産の発展、公衆衛生の拡充等による社会的要請にこたえるため、学部段階における教育内容の充実を図り、かつ、効果的な教育を実施し得るよう修業年限を六年にし、獣医学教育の改善を図るものであります。  なお、現在、獣医師の国家試験につきましては、大学院の修士課程二年を積み上げた六年……

第98回国会 文教委員会 第7号(1983/05/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 馬場さん、どうでしょうか、この定員の問題。これは先ほど農林省からも大学局長からも御説明を申し上げたわけでございますが、畜産が相当主軸になってきているわけですが、どのくらい日本の国内で要るかということと、海外の問題、これはもちろんお互い力をかさなければならぬという場合があると思います。でありますから、そういうものがどういう配置になるべきかということを勘案してやらないと、別の話になりますけれども、一般医師が非常に不足しているということで、さあ医科大学だ医科大学だということでずっとつくってきたのですが、現状は御承知のとおり医師の過剰が心配される、特に将来の医療が混乱するおそれがある……

第98回国会 文教委員会 第8号(1983/05/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 いまの中西さんと事務当局との質疑応答を私も聞いておりまして、やや不徹底な点があるように思います。でありますから、そういう識字学級等について事態がどういうふうに進行しておるのか、もう少し実態を調べる必要があるのじゃないかと思います。なかなかそう簡単じゃないと思いますけれども、国の経費を出しておるわけでありますから、それがどういうふうに有効に使われておるのか、どのくらいの効果があるのか、できるだけ実態を調査してみたい、かように考えます。
【次の発言】 いまも申し上げましたように、この種の問題は実態調査が必ずしも完全かどうかわかりませんけれども、できるだけ実態調査に努めまして、適切……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 きわめて技術的なといいますか、細部にわたっての御議論でありますから、私はただいまここであの措置はいいでしょうという判断をする認識をまだ持っておりません。ただ、何でも制度というものは、やはり各方面で意見を聞いて、改善の余地があれば改善すべきものだという考えを私は持っておりますが、先ほど来の御議論を承っておりまして、一体ある数種の学科について実習助手というものが要るのか要らないのかというところに議論が詰まってくるような気がいたします。  現行制度があるわけでありますが、実習助手が要るということで制度があるわけでありますが、こういう方々がいろいろな研究をし、ある資格を取ってだんだん……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/02/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。  文教予算について非常に困ったのではないかという趣旨のお尋ねでありますが、結論を申し上げますと、橋本議員御承知のとおり、文教予算は総体において昨年度と比較して五百十億の減でございます。しかし、その内容を見ますと、先ほどお話にありました児童生徒の減少等に関するもの、これが一番大きいのですけれども六百三十九億の減、これは当然減と言えば当然減であります。それから、私立大学等の助成については、これはある程度しんぼうをしていただける面がある、こういうことを検討いたしまして、こういうものを含めて百七十四億、これは減になるのが八百十三億でございますが、そのほかに新しい項……

第98回国会 予算委員会 第9号(1983/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 先ほど、いろいろ意見の交換があっておりますが、是正するといいましても、御承知のとおりに、わが国ではいわゆる国定教科書じゃありません。国でつくっておる教科書ではありません。教科書は、つくった人のものを、法律に従って検定するというふうになっておりますから、いまお話しのように、検定審議会にかけてその意見を聞いて検定をする、こういうことになっております。でありますから、官房長官の談話の意味は、法律、式次第に従って改める必要があるところは改める、こういうことでやっておりますので、審議会のいまお話しのような検定基準に一項目を加えた、これが今日までの経過でございます。

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 従来医者が足らないということで、御承知のとおりに、医科大学やあるいは大学の医学部、こういうものを増設してまいっております。しかし、最近の状況を見ますると、どのくらいお医者さんがおったらいいんだということはなかなか簡単ではありませんけれども、御承知のとおり大体十万人に百五十人ぐらい、これは諸外国の例等も見てそういう想定でやってきておりますが、もうすでにいま厚生大臣からお話しのように五十八年で大体そういう水準に達する、こういう見方になっておるわけでございます。  ただ、今後は、常に言われておりますように、人口の、人間の高齢化あるいは医療水準の高度化とか多様化といろいろありますから……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 中野さんのおっしゃるように、いわゆる少年の非行、校内暴力、家庭内暴力というようなことが近年非常に心配されておったさなかに、やや減少しておる傾向も一部見られておるという意見もあったわけでありますけれども、いまおっしゃるように、この間の横浜の事件あるいは町田市の中学校の事件と、非常に特異といいましょうか、非常にショッキングな事件で、まさに心を痛めておるというのが実情でございます。  この原因については、少年非行その他、校内暴力等については、いろいろあると思います。これは、私はまず第一に、子供の資質ということがやはり一つの要件であると思います。社会の問題もありますけれども、社会がこ……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 文部行所管といいますと、私学関係、御承知のとおりでございます。いま沢田さんの御意見を聞いて、率直に言って、非常にとうとい御意見だと拝聴いたしました。申し上げるまでもなく、これから高齢化社会に向かって、年金制度全般を見直す時期に来ておる、そういう意味で、いまの御意見等を参考にしながら検討していきたい、かように考えております。

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 小林さん御承知のとおり、共通一次試験は五回目をやりました。これはお互いに実情を見ておって、受験問題、非常に悩ましく感じておるわけでございます。もう少し大学の受験の緩和の方法はないかということで案出された制度で、五回目をやっております。  しかし、いまお話しのように、現在になりますといろいろまた欠点、難が指摘されておる。五つの教科、七つの科目をもう少し減らしたらどうかとか、あるいは時期をもう少し繰り下げたらどうかとか、あるいはいまお話しのように、選択式、アラカルト式でやったらどうかとか、いろいろあります。そういう問題がありますから、早急にとおっしゃいますけれども、こういう制度は……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 速記録に書いてあることは認めます。  ただそこで、私も速記録持っておりますが、憲法九条について、装備をどういうものにするかということの議論をしてはならないというようには私は頭にないのでございますが、そう書いてはないんじゃないかという気がいたします。
【次の発言】 大出さん、どうでしょうか。私はこの間の文教委員会で、湯山さんからの御質問は、憲法と教育基本法との関係からいろいろ私の考え方を聞かれました。その際に、私が党の憲法調査会長をしておりますときに書きました一般論、憲法問題に対する理解をしていただきたいということで、いろいろな意見が御承知のように世間にありますから、そういうも……

第99回国会 文教委員会 第2号(1983/07/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 お答えをいたします。  私は、申し上げるまでもなく、教育というものは、人間社会を構成する、人間を教育するといいますか、育てるといいますか、そういう意味でありますから、人間社会においては最も大事な部署であると思います。  その教育行政を担当する責任者といたしまして、いま臼井さんから御指摘のように、最近、国公立その他にいわゆる学生の非行あるいは暴力問題あるいは私学等をめぐる一連の忌まわしい問題、国民の皆さんに非常に関心を持たれ、なお非常に心配をかけるような事態が起こっているということについては、まことに申しわけないことだと思って、非常に遺憾なことだと思っております。  私は、教育……

第100回国会 決算委員会 第2号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 昭和五十五年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額十六億一千五百五万円余に対しまして、収納済み歳入額は二十億九千百九十七万円余であり、差し引き四億七千六百九十二万円余の増加となっております。  次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額四兆三千五百六十四億七千四百五十二万円余、前年度からの繰越額三百四十九億二千百三十五万円余、予備費使用額五十六億二千二十二万円余を合わせた歳出予算現額四兆三千九百七十億一千六百十万円余に対しまして、支出済み歳出額は四兆三千六百五十億百五……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 東京医科歯科大学をめぐる御指摘の事件、一つは教授の選考について金銭が動いたという、これはまさに、教授の選考は大学の教授会でやることになっておりますから、これが大学の自治の根幹になるわけでございます。でありますから、大学の自治の根幹に触れるきわめて遺憾しごくな事件である、かように受けとめており産して、文部省といたしましても、大学長その他を招致していろいろ事情を聞き、また大学当局もいろいろ調査をやっておりましたが、大学当局自身の調査だけでは真相が明らかにならない、そういうことで遺憾ながら警察あるいは検察の手にかかっておる、その結果を見なければ、いかに処置すべきかというまだ結論を出……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 学校給食は、御承知のとおりに栄養の問題あるいは食事マナーの問題等教育関係の観点から進めておるわけでございますが、これを民営でやってならないということではございません。地方公共団体で民営の方がそういう教育目的あるいは衛生管理その他支障がないということになればいいと思いますが、その点がなかなかそう簡単にいかないのではないか、かように考えております。
【次の発言】 いま御指摘の昭和三十年初頭の数回の給食に関する通達、これは吉田さんも御承知だと思いますが、多くは父兄といいますかPTAの方から民営では困るのだ、いま申し上げましたように衛生の問題、いろいろ問題があるということでやかましく……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 大学院の使命を果たしておらないとは言いませんけれども、不十分であると思います。
【次の発言】 そのとおりでございます。
【次の発言】 五〇%以内ということでございます。
【次の発言】 過去にそういう応答があったことを承っております。
【次の発言】 先ほど来御指摘のように、五十九年度の概算要求では遺憾ながら一〇%減でやっております。これはしばしば出てまいるわけでございますが、きわめて窮屈な財政事情の中で各方面でしんぼうできるところはしんぼうしてもらわなければならない、こういうことでございまして、私学の場合も、先ほど来いろいろお話がありますように、必ずしも十全ではありませんけれど……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 今度の局等の設置について改正案を出しておりますのは、これは単に文部省だけのことでないわけでございまして、基本的な事項を法律でお決め願っておって、その中の運用について局等をいかにした方が時勢の推移に対応するか、こういうことを考えてやるということになるわけでございます。だからといって、勝手気ままに、でたらめに実情に合わないようなことをするとは私どもは考えておらないわけでございます。
【次の発言】 教科書の無償制度の問題につきましては、御承知のとおりに臨調の答申は教科書無償制度の廃止等を含めて検討しろ、こういうふうな趣旨になっております。  これにもいろいろな意見があるわけでござい……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 おっしゃるように、五十九年度の概算要求では、前年度に比べ、私学助成費一〇%減の計算で要求いたしております。これはしばしば申し上げておりますように、私学はわが国の教育状況の中ではきわめて重いウエートを持っておるわけでございます。したがって、国民の税金の負担でこれを助成するという制度ができて今日に至っております。これはきわめて重要な事項であるという認識を持っておりますが、いずれにいたしましても、国民の負担でございますから、御承知のとおり、いまわが国の財政状況が非常に厳しい。私学のみならず、いろいろな面でしんぼうのできるところはお互いにしんぼうし合い、がまんのできるところはがまんし……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/30、24期、自由党)

○瀬戸山委員 場合によつては少しこまかくなるかもしれませんけれども、この問題は私どもにとつては、私ばかりでなく全国民にとつてきわめて重要な回顧でありますので、しばらく時間をかしていただきます。  まず第一番に、大体昭和二十五年度に限つて全額国庫負担ということで、きわめて人が喜ぶような法律でありますけれども、これはほんとうは喜ばない。そこで昭和二十五年度以降に、二十四年度までに起りました災害についての災害費といいますか、この法律の第二條第一項の一から五までの災害復旧費が一体どのくらい残つておるのか、過般のわれわれの委員会において安本当局では千六百億、建設省関係だけで八百五十六億、こう言われておる……

第7回国会 大蔵委員会建設委員会連合審査会 第2号(1950/03/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 簡單に二、三提案者並びに政府当局に対して御質問を申し上げます。ただいま提案者の方から御説明を大体伺つたのでありますが、私どもも第一條の目的には衷心より賛成いたしております。先ほどお話がありましたように、日本が一切の戰争をしない。従つてすべての軍備を持たないという宣言をいたしております以上、元の旧軍港が軍港の状態で存続されることは、きわめて憲法の精神に反すると思いますので、これを平和産業都市に転換し得るという法案を提案された方方のお気持に対しては、敬意を表しております。ただしかしこの法案の二、三の点については私ども不明にしてまだよくわかりませんので、そこをはつきりさせるために御質疑……

第7回国会 大蔵委員会地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/31、24期、自由党)

○瀬戸山委員 昭和二十五年度における災害復旧事業費国庫負担の特例に関する法律案、これにつきましては各方面からほとんど十分に近い質疑応答があつたのであります。これについては相当の異議もあるようでありますので、今後の取扱いについては何らかの方法をとつていただくということにして、質疑を終つていただきたい。このことを希望いたします。

第7回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1950/03/29、24期、自由党)

○瀬戸山委員 官房長官に簡單にお伺いいたします。大体提案理由にもありましたように、北海道を開発するということは、多くの方が御異存ないと思います。私どももさような考えでおります。でありますから、わかり切つたことは全部省きます。私はこの法律が簡單な法律でありますけれども、きわめて重要な意義を持つておると考えます。重要な意義があるというのは、開発自体を言うのではありませんので、第二條と第五條の関係を先ほど官房長官も御説明の中でちよつと触れられたのを私覚えておるのでありますが、第二條では、国が北海道総合開発計画を立てて、それを現在の行政機構に基いてやらせるんだ、そして第五條には「北海道開発庁は、開発計……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第5号(1954/05/13、26期、自由党)

○瀬戸山小委員 ちよつと川船さんに御意見を聞きますが、先ほど問題点の五に当るところでありますが、いわゆる使用人の責任について適当な規則を設ける必要がある、こういう御意見であります。ほかの方もそういう御意見でありましたが、この問題は、先ほど須永さんでありましたかの御意見に出ましたように、たとえばこの業法に違反したということで、営業の登録を取消しを受けても、具体的な話では、妻の名儀で登録をして、さらに実際は登録を取消された主人がやれるようなことになつておる、こういう問題がありましたので、それをそういう使用人は使つていいとか悪いとか、そういう意味の何かの規定を設ける必要があるかどうかということが、こ……

第19回国会 建設委員会住宅に関する小委員会 第7号(1954/05/22、26期、自由党)

○瀬戸山小委員 警視庁の養老さんにお尋ねしますが、数日前の読売か朝日の新聞に、相当この宅地建物取引業について、いろいろな事件といいますか、問題があるということで、警視庁並びにその管下の警察署に何千件かの相談があつた、こういうような記事が相当こまかく出ておりますが、そういう苦情といいますか事件は、一体どういう種類のもので、どんなところに問題があるか、ひとつ具体的にお話願いたいと思います。
【次の発言】 土地、建物の取引業者に対する苦情が出て来る種類の中で、手口というか、やり口というか、どういう種類が一番多くて、どういうふうにしたら防げるかというようなことについてお話願えませんか。

第19回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1954/03/15、26期、自由党)

○瀬戸山委員 私はもう質問をするのではありません。お礼とお願いを申しておきます。地方行政委員会におきましては、いろいろ多くの法案を抱え込んでおられて非常に御多忙であつたのでありますが、われわれの委員会の希望をいれていただきまして、しかもかように長時間審議の機会を与えていただきましたことをお礼を申し上げておきます。と同時に、本日三つの法案について審議をされて、特に村瀬委員を中心と申しますか、代表として質問の時間をいただいたのでありますが、これは村瀬委員個人の意見ではございません。前に正式に文書をもつて当委員会にお願いしてある事項であります。整理の都合上村瀬委員から代表的質問や意見を申してもらつた……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/21、27期、自由党)

○瀬戸山委員 今臼井委員からお尋ねがありました治水の問題は、私は非常に重要な問題だと思っております。そこできょうはよけいなことをお尋ねしないことにいたしまして、研究しておられるかどうかわかりませんが、これは先ほどから道路局長は勘違いをしておるようでありますけれども、この道路を建設すること自体が、何も道路を背中に通そうというだけのことでなしに、これは提案者御説明の通りに、その地方にあるいは都市のできるところは都市を作る、農村ができるところは農村を作る、工場も作ろう、そういう大きなねらいがあるのであります。そうなってくると、ただ道路面積だけの森林を伐採するとかいう簡単な問題ではございません。そこで……

第22回国会 大蔵委員会地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第3号(1955/06/04、27期、自由党)

○瀬戸山委員 私は大蔵大臣を中心にして、大蔵大臣の所信を伺っておきたいのであります。  まず第一番に、これはきわめて常識的なことでありますが、大蔵大臣は国会の愚息と申しますか、国会の決定したことについては、政府は行政府でありますから、尊重するというよりも、私どもは国会の意思決定に従って行政をしなければならないという考えでありますが、それに対しての大蔵大臣の所信と申しますか、考え方をまず第一に確かめておきたいと思います。
【次の発言】 これは当然なことを当然に聞いたのでありますが、大蔵省はそういうところでないという多少の疑点を私どもは持っておりますので、あえてそういうことを申し上げるのであります……

第24回国会 建設委員会商工委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私はセメント工業については全くのしろうとでありますから、そういうことはお尋ねしません。セメント工業が成り立つか成り立たぬかということは専門家に研究してもらわなくてはなりませんが、私手元に東北興業株式会社のセメント工場建設計画反対陳情書というのを受け取っております。セメント会社六社、反対の理由は六項目書いてある。いろいろ書いてありますが、軽工業局長の見解を聞いておきたいのは、これをごらんになったと思うのですが、この反対陳情を受けられてどういう感想を持っておられるか、正直なところを一言伺いたいのであります。もしセメント会社の六社の方々が相当の国費をつぎ込んで、国策会社でセメント工場を……

第24回国会 建設委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して。ただいまの吉田法務委員からお尋ねになりました改正案の第十八条第三項として一項を加える、この点で先ほど質疑応答がありましたが、私伺っておりましても明確じゃなかったように思います。吉田委員は非常に時間を急いでおられるので途中でこのくらいにしておきましょうということでしたが、これは考えようによっては、私自身はそれほど考えておりませんけれども、吉田さんのような立場であれば、相当これは重大問題だと考えておられるようであります。でありますから土地収用法は今非常に問題になっておる法律でありますから、できるだけなるほどというようなことで、この法案をできれば通したい、こういう考えで私はさ……

第24回国会 地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 質疑を進める上においてわれわれ必要だと思いますので。先ほど奥野部長はこの財源をあまり偏在しないようにするという御説明でありました。そうであるかどうかということは、私どもは資料がありませんのでわかりませんが、この案を立てられるについては、都道府県が徴収することになっておりますが、各都道府県の大体の数字といいますか、予想といいますか、そういう資料があると思いますので、その資料を一つ出していただきたいと思います。
【次の発言】 それで大体見当がつくと思いますが、この法律では取引業者の所在地で徴収することになっておりますから、そういう点も含めてできるだけ詳細な資料をお願いいたしたいと思い……

第24回国会 地方行政委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 軽油引取税については他の各委員会の委員の諸君から、縦横十文字から質疑がありましたので、できるだけ重鋼を避けて、私どもの考え方に基いてただしておきます。この問題は、私の考えでは、第一に地方財政の確立と申しますか、その問題を頭に置き、もう一つは税金はできるだけ安くする、それからもう一つこれは目的税になっておりますから、一体道路にどういうふうに使用するか、こういう面が検討される問題る中心であると思っております。そこで今ここで問題になつあおりますのは、税率をどう算定すれば一番皆さんが納得がいくようになるかということであります。この点については特に造詣の深い運輸委員の各位が質疑をされており……

第26回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/05、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は前に建設委員会で、私が重要な点だと考えておるところは質疑をいたしたのであります。実は建設委員会だけの質疑をと思っておったのでありますが、ちょうど運輸大臣もおられますので、幸いだと思い、ますから、政府の考え方を聞いておき、たいと思います。というのは、この高速自動車国道の法案を出されて、全国的な高速自動車道路網を作ろう、こういう計画でありますが、それと関連してこの東京都内の――東京都内というわけではありませんが、東京都と東京都以外の連絡をする高速自動車道、私はこれは非常に急がなければならぬのじゃないかと思います。私が御説明申し上げるまでもなく、自動車からスクーター、オートバイ、三……

第26回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/03/28、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 議事進行に関して、建設省にちょっと申し上げておきますが、今各委員からお尋ねになっておる点は、おわかりになっておると思いますが、何か答えがぴんとこないような気がいたします。というのは、たとえば発電、水道、工業用水、こういうものを使用する人については物権ということでダム使用権を認めておるが、同じ多目的ダムを作って、そして貯留した水を利用する――第十条に関連があるわけでありますが、いわゆる灌漑用水に使う、これは水利権というふうにいっておりますが、そういう人たちに対してなぜダム使用権を設定しなかったか、その差をつけたのはどういうわけか。しかも第九条においては、ダムを作ってそのために水の貯……

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/25、27期、自由民主党)

○瀬戸山委員 私は、ごく簡単に政府の所見を承わっておきたいと思います。  今までガソリン税の問題については、いろいろ議論があったわけでありますが、これは余談でありますけれども、けさのNHKのラジオ放送で、例の今問題になっておりますふろ銭の値上げがいいかどうかということで、東京都内の録音放送がありました。その録音放送は、もちろんふろ銭の値上げ反対論が非常に多かった。それはいろいろありましたが、その最後である婦人が立って、とにかくふろ銭の値上げは絶対反対だ、俸給を上げてもらうのは絶対賛成だ、こういう意見があって、大笑いで済んだのであります。それとこれとは関係のない別のことでありますけれども、世の中……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 大蔵委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1959/03/09、28期、自由民主党)

○瀬戸山委員 きょうのこの合同の委員会は、道路整備の問題と、それに基く財源措置としてのガソリン税の増徴の可否について議論がされておるわけであります。そこで、私は、先ほど文承わっておりますと、ガソリン税の増徴が、何と申しますか、きわめて不当である、こういう建前から、いろいろ議論が戦わされ、また質疑が行われておるように思うのです。もちろん、税金でありますから、これはできるだけ軽いと申しますか、少いのが望ましいのであります。ただ、問題は、国の政治をいたします場合に、どういう考え方で、またどういう目標でそういう政治をやるんだということの国民の理解がないと、非常に誤解を受けるおそれがありますので、そうい……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に、阪上安太郎君。  質疑をなさる皆さんにお願いしておきますが、多数の皆さんが質疑の通告をされておりますので、できるだけ重複しないように簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 午後二時より再開することとし、それまで休憩いたします。    午後零時五十八分休憩

第38回国会 建設委員協議会 第1号(1961/07/03、29期、自由民主党)

○瀬戸山三男君 私は質疑というよりも希望を政府に申し上げて、すみやかに対策を実施に移す、こういうお考えを持ってもらいたいという趣旨で申し上げます。  今回の豪雨災害は、ただいま御報告がありましたように、大へん広範囲にわたっております。そこで、六月災害でありますから、これからが大へんな災害時期に入ると予想されます。そういうことは申し上げるまでもないことでありますけれども、しかし、年々繰り返しておることは、政府としても国会といたしましても、非常に残念なことでありますので、それを頭に入れて政府の方でも急速な調査と、それからそれに対する復旧の実施を急いでもらいたい、これが第一であります。  それから、……

第43回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第3号(1963/06/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長代理 次に、松井誠君。
【次の発言】 門司亮君。
【次の発言】 この際五分間休憩いたします。    午後三時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行します。門司亮君。
【次の発言】 松井誠君。


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/05/15、30期、自由民主党)

○瀬戸山委員 関連して、大内参考人に……。いまの問題ですが、私ども実は地価の問題では国会でも非常に苦しんでおるわけです。苦しんでおるというのは、適当でない、何らかの措置を講じなければならない。ところが率直に言って、なかなか名案がございません。いま参考人の言われましたようなことも考えておるわけですが、ただこの一点をこの際承っておきたい。  公共事業の対象になる土地、あるいは土地収用の対象になる道路とか、そういうものをつくりました市街地開発の住宅地帯、こういうものを、かりに固定資産税評価額等の一つの基準を何とかしなければならぬと思いますが、その際に、公共用地として対象になる地域はいいけれども、接壤……

第51回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1966/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 交通行政は、御承知のとおり、交通の基礎であります道路の建設整備、これは主として建設省が管轄いたしております。ただ、その実際の交通安全その他交通取り締まり等は警察、公安委員会が扱っておる、こういう状態でありまして、道路を建設し、あるいは道路に付帯する歩道、歩道橋、ガードレール、それから道路の交通の、何と申しましょうか、順序をよくするというような施設は、道路管理者がやるわけでありますが、そのほか信号灯あるいは道路標識等、交通運行の面から見ますると、交通取り締まりその他の安全を期するために、公安委員会が、あるいは警察が担当する、御承知のように、こういうふうな二本立てになっております……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1966/02/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 建設省関係の昭和四十一年度歳入歳出予算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、総額について申しますと、建設省所管の一般会計歳入歳出予算といたしましては、歳入は三十一億二千八百余万円、歳出は五千四百七十四億三千九百余万円であります。歳出におきましては、このほかに、総理府及び労働省の所管予算として計上されておりますが、実質上建設省所管の事業として実施される予定の経費等がありますので、これらを合わせますと、昭和四十一年度の建設省関係予算は六千二百七十七億九千九百余万円となり、前年度の当初予算に比べ一千二十三億二千七百余万円、また前年度の補正後の予算に比べ一千九億八千五百……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 私も不敏にして、もちろん気がつかないこと、あるいは手が届かないところがないと、大それたことは申し上げないつもりであります。ただしかし最初に川俣さんのお話の、真剣に建設省の公務員の諸君がやっておるのかということについて、私の見たところでは、まさに真剣にやっておるというふうに私は見ております。御承知のとおり、これは特にいまがそうであるとは言いませんけれども、建設省の担当する事業の量からいっても、性質からいっても、特にいま非常に大事な時期であります。それを自覚して、みんな一生懸命やっておると思います。ただお話の、建設省を退職し、その後そういう人々がそれぞれの専門の知識等を――まだ相……


31期(1967/01/29〜)

第61回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1969/10/08、31期、自由民主党)

○瀬戸山委員 一昨日ときょう二日委員会があったわけですが、時間の節約上野党の諸君の質疑応答に譲ったわけであります。その間、当面のイモ類及びでん粉の価格決定について、積算の基礎とか、詳細な質疑応答がありました。与党たるわれわれも重大な関心を持っておるわけです。特に、これは言うまでもないことですが、米の問題を中心としていまわが国の農政が非常な転換の時期といいますか、内政上最大の問題は農政であろう、そういう際にこの問題が出てきておるわけですが、これは政府も最高の留意を払っておられることは十分了承しておりますけれども、農民は米の問題を中心にして将来のわが国の農業について相当な不安を持っておる。米の問題……


32期(1969/12/27〜)

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/03/10、32期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山委員長 これより会議を開きます。  昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算、昭和四十七年度政府関係機関予算、以上集案について公聴会に入ります。  この際、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中のところ御出席いただきまして、まことにありがとうございます。本日は各位の有益な御意見を拝聴いたしまして、今後の予算審議の上において貴重な参考といたしたいと存ずる次第であります。何とぞ昭和四十七年度総予算に対しまして、それぞれの立場から、忌憚のない御意見をお述べいただきたいと願う次第であります。  次に、御意見を承る順序といたしましては、まず嘉治公述人、続……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、自由民主党)【議会役職】

○瀬戸山主査代理 安井君に申し上げますが……
【次の発言】 これにて安井吉典君の質疑は終了いたしました。  次に、小川省吾君。
【次の発言】 これにて井出一太郎君の質疑は終了いたしました。  午後は一時三十分より分科会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時十二分休憩


34期(1976/12/05〜)

第82回国会 法務委員会地方行政委員会外務委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 先ほど来山田さんから御意見いただきましたように、これは起こってからというよりも起こらないようにするのが最善の方法だと思います。そうは言いましても、なかなかいまの世界情勢、世界各国の事情等によると必ずしもそれを万全に行うという体制はない。でありますから、政府といたしましては対策本部を設けましてあらゆる対策を総合的に講じなければならない。まず国内的に講じなければならないし、国際的にも世界各国の協力も求めなければならない、この点については先ほど外務大臣からもお話がありました。国内的措置は行政的にもやらなければならぬし、それで間に合わないところをさしあたりきょう御審議をいただいており……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 昭和五十三年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十三年度の予定経費要求額は三千七億一千九百九十六万九千円であります。前年度予算額二千七百七十七億三千六百三十七万八千円と比較いたしますと、二百二十九億八千三百五十九万一千円の増額となっております。  さて、予定経費の増減について、内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百七十四億六千二百四十七万九千円であります。これは、昇給等の原資として職員基本給の増額分が主なものでありますが、そのほかに、法務事務官、検察事務官等四百三十人の増員に要する人件費が含まれております。  こ……


36期(1980/06/22〜)

第98回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1983/03/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 昭和五十八年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和五十八年度の文部省所管予算につきましては、財政再建という厳しい財政状況のもと、臨時行政調査会の答申の趣旨をも踏まえつつ編成いたしたところでありますが、文教は国政の基本であるとの認識に立ち、教育、学術、文化の諸施策について予算の確保に努めたところであります。  文部省所管の一般会計予算額は、四兆五千三百三十七億五千三百万円、国立学校特別会計予算額は、一兆五千百五十九億一千二百万円でありまして、その純計額は、五兆三百二十三億六千六百万円となっております。  この純計額を昭和五十七年度の当初予算額と比較……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1983/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○瀬戸山国務大臣 川本さんおっしゃるように、こういう少年非行あるいは校内暴力と言われるものは突然発生したものではなくて、従来から残念ながらあったわけでございます。それが最近激化しておるという言葉が適当であるかどうかわかりませんが、非常に目につきつつある。と同時に、特に最近に起こりました横浜の外部に対する殺人事件、それから町田市立中学における先生が教え子を刺すというような事件まで発生してきている。その後もいろいろな事件が続発しておりますが、そういう非常に特異な事件まで発生するようになった。こういう意味で、従来から心配されておったわけでございますけれども、一段と全国民的に注目するところとなった。 ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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