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岡田五郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡田五郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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24期委員会発言(議会)TOP50
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25期各種会議発言(政府)TOP5
5位

このページでは岡田五郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡田五郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 運輸委員会 第1号(1949/03/24、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 理事はその数を七名とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第5回国会 運輸委員会 第3号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 この道監問題につきまして、本多國務相から言われました御説明も三應納得できるのであります。たとえば地方自治の強化、こういうような面も一應納得できるのであります。また一面道監事務所の存置、すなわち輸送の総合性と一貫性を保持することが輸送行政上絶対的に必要だ、こういう点も私は強く信じておるのであります。ことにさつき滿尾委員から言われましたように、狭い行政区域と自動車の輸送範囲というものは全然違つておりまして、かような廣域的な、しかも総合的、一貫性を必要とする自動車輸送業務というような面から考えますと、この輸送行政の一貫性一総合性、こういう面から言いまして、どうしても運輸省の直系の下……

第5回国会 運輸委員会 第4号(1949/04/11、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 鉄道車両の需給関係と鉄道用石炭につきまして、政府委員の御説明を得たいと思います。石炭関係につきまして物價廳の方、商工省の方の御出席を希望いたしておりますが、まだ御出席がございませんので、まず鉄道車両のことについて二、三お尋ね申し上げたいと思います。  まず第一にお聞きいたしたいことは、運輸省の二十四年度の予算に予定しております旅客收入七百数十億、貨物收入三百数十億、かように営業收入が一應予定してありまするが、この基礎になります人キロ及びトンキロと言いますか、これをお知らせ願いたいと思います。  次にこの人キロ、トンキロを輸送するための車両についてでありますが、この車両の新陳代……

第5回国会 運輸委員会 第5号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 本請願は元播丹鉄道株式会社社長の白根竹介さんの請願であります。この國有鉄道加古川線、真砂線、三木線、北条線及び鍛冶屋綿は、営業キロ数が八十九キロ九分あります。元播丹鉄道株式会社が経営いたしておつたものでありまして、明治四十五年、地方の有志の零細な資金を集めて開業をいたし、その後苦心さんたんいたしまして営業線を伸長いたし、健全な地方鉄道として発達して来ておつたのであります。昭和十八年六月、他の諸線とともに國有鉄道に買収されたのであります。買収当時の事情は、大東亜戦争の戦時輸送強化を目途として買収されたのでありますが、すでに戦争も済みまして、かような要請も一應解消いたしたのであり……

第5回国会 運輸委員会 第28号(1949/09/12、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 先ほど来高橋委員その他各委員から、いろいろと分室廃止の問題につきまして御議論があつたようであります。私たち第五国会におきまして、與党の一員といたしまして審議いたしました気持は、大体地方総合行政の育成、半面においては陸上交通の総合性、一貫性、この両方を生かして行こうという見地からいたしまして、出先機関の整理問題の審議に当つたのであります。かような意味におきまして、五十四條の第二項にもありますように、道路運送監理事務所が今まで所管しておつたもののうち、地方庁に委讓すべきは委讓し、交通の総合性、一貫性を阻害するようなものは従来通り分室で残す、こういうような見地で、この分室の問題を審……

第5回国会 運輸委員会 第29号(1949/09/13、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 最近國鉄公社におきまして、経営の能率化、経営の合理化というような見地から、いろいろと機構が改正されているようであります。大体あの機構につきましては、私は賛意を表するのでありますが、聞くところによりますと鉄道局を十七にふやし、地方管理部を廃止するがごときうわさも出ているかのように思うのでありますが、この辺のところを運輸大臣はお考えがございましたら、お答えおき願いたいと思います。

第6回国会 運輸委員会 第5号(1949/11/16、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 本改正法案の二、三につきまして質問を申し上げたいと思います。  まず四十二條の「業務に係る現金」の取扱いについてでありますが、この際国有鉄道といたしまして、取扱いの現金を市中銀行に預けるということまで、お考えになつたことがあるかどうかということについてお尋ね申し上げたいと思います。何がゆえに市中銀行に預金ができないかということにつきまして、御説明を伺いたいのであります。国庫に預金いたしまして、例外といたしまして市中銀行に預金をする。四十二條はこういう規定になつているようでありますが、国有鉄道における「業務に係る現金」の取扱いというものは私は主として駅において行われるのではない……

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 今政府から説明を承りますと、大体観光事業団体、すなわち日本交通公社、全日本観光連盟に対する補助金のお話があつたようでありますが、配付されました資料によりまして、大体ホテル事業の基本調査のために、八十五万円ばかり補助金を出しておられるようでありますが、かような観光事業関係方面に、今提示いたしました八十五万円のほかにどういうふうなものがありますか。参考のためにお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 次に先ほど政府委員からお話があつたようでありますが、大体外客誘致海外宣伝のために、財団法人日本交通公社、国内の観光事業者の指導、またはホテルの整備という受入れ態勢の関係は、社団法人……

第7回国会 運輸委員会 第2号(1950/02/08、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 ただいま議決になりました当委員会の国政調査に関する件につきまして、議長から承認を得られましたならば、さつそくに国鉄の二十五年度予算につきましての説明を聴取していただきたい。この予算は、申すまでもなく国鉄並びに運輸大臣の国鉄運営の事業計画、運営方針、また企業の合理化という面が、一にこの予算に盛られておると私は考えておるのであります。かような面からいたしまして、さつそくに予算の説明を聴取せられんことを希望する次第であります。
【次の発言】 川口、小本間鉄道敷設に関する請願につきまして御説明申し上げます。  本請願は岩手県岩手郡葛巻町長三浦藤兵衛外二千五百名の熱烈なる請願によるもの……

第7回国会 運輸委員会 第3号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○岡田(五)委員 ちよつと事務的なことでお尋ねいたしたいのですが、工事勘定資金関係の欄にございます二十四年度予算借入金受入れ百五十億四千六百七万一千円、これは私たちが知つている範囲では、見返り資金からの借入金流用による借入金、こういうようなことであつたと思うのでありますが、本年は項を別にいたされまして、米国対日援助見返資金特別会計よりの受入れということで、二十五年度は四十億、こういうふうになつておるようでありますが、こういうようにわけられたわけをちよつと御説明願いたいのです。
【次の発言】 もう一、二事務的なことを御質問申し上げます。損益勘定経費内訳表でございますが、修繕費の車両関係で二十四年……

第7回国会 運輸委員会 第5号(1950/03/03、24期、自由党)

○岡田(五)委員 簡單に二点ばかり承りたいと思います。今度の水先法の一部改正の第一でありますが、第四條第一号の水先案内人の資格を、非常にゆるやかにされておるように思うのでありますが、過般水先法を提案せられました際の提案理由には、航行の安全を期するために、強制水先等の制度を確定するためにと、こういうことでこの法案が提案されておつたのであります。しかも旧法におきましては、「二年以上総トン数千トン以上の船舶に乗組み、船長の職をとり、且つ」云々、こうあつたのであります。私は曲解かもしれませんが、旧法の第四條は千トン以上の船に乗組んでおりさえすれば、船長の職は一応中年でも、一箇月でもとればいい。かような……

第7回国会 運輸委員会 第6号(1950/03/06、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど關谷委員の御質問に対して、政府委員から御説明があつたのでありますが、この対日援助見返り資金の金の使用によつて、一応国有鉄道建設改良費の財源にするためにこれこれの金を交付するということで、見返資金特別会計と日本国有鉄道特別会計との糸は切れるのだ、ここから一般会計の出資という形になるのだ、こういう御説明があつたのでありますが、この対日援助見返資金特別会計から日本国有鉄道に対する交付金に関する法律案の第二條の二項の條文を読合せますと、この際糸が切れるようにも考えられないのでありますが、それはいわゆる会計法の解釈からさような意見が出るのでありますか。またはつきりした條文があつて……

第7回国会 運輸委員会 第10号(1950/03/16、24期、自由党)

○岡田(五)委員 大分この問題について質問も出ておりまして、ほとんど質問も出盡しておるようですが、一、二簡単にお伺いしたいことは、この四十億の使途について、過般運輸大臣は山辺の発電所その他の電化関係に使うつもりだ、こうおつしやいましたが、かような使途は昨年あたりの建設改良費などで使われたのと内容が違つておるのか、違わないのか。この点変な質問でございますが、ちよつとお尋ねをいたします。と申しますのは、わざわざ今年度は特別建設改良費と称する特別の名称を掲げまして、四十億を計上されているのであります。しかも内容は運輸大臣が過般おつしやつたようでありますが、私の見るところでは、全然二十四年度あたりの普……

第7回国会 運輸委員会 第12号(1950/03/22、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今林委員から請求されました資料に関連してでありますが、私は一応の車両の整備状況についての資料をお整え願いたいと思います。最近における一等、二等、三等の現在車数、及びこれが実際の毎日の稼働数、最近数箇年における客車の廃車及び増備といいますか、新造関係、これをできますれば等級別にお調べを願いたい、かように考えます。

第7回国会 運輸委員会 第13号(1950/03/23、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まず御説明をお願いいたしたいと思うのであります。現存の倉庫業の現状につきまして、説明書として配付されておるこの資料を拝見いたしますと、戰後できました倉庫は、主として非発券倉庫であり、しかも群小倉庫が非常に多いようであります。また倉庫在貨も戰前、戰時中に比べまして、相当回転数が少くなつておるかのようにも考えられるのであります。かような実情をこの資料によつて一応御説明をいただきたいと考えるのであります。御説明を受けた上、この数字につきまして多少質問をいたし、また倉庫業法の一部改正につきましても質問いたしたいと思うのであります。

第7回国会 運輸委員会 第14号(1950/03/24、24期、自由党)

○岡田(五)委員 加賀山国鉄総裁にお尋ねいたしたいのであります。国鉄総裁といたしまして、国鉄経営の合理化につきまして、二十五年度はどういう御構想を持つておられるか。収入増加の面につきましてどういうような御方針を持つておられ、また経費の節約の面におきましてどういうような御構想を持つておられるか、それを一応御説明願いたいのであります。
【次の発言】 今加賀山総裁の御説明を承つておりますと、多少異なるかもしれませんが、結論的に申し上げますと、大体二十四年度の補正予算当時の経営合理化の方針を踏襲し、またこれを強行して行こうというようなお話のように、私はいろいろ具体的な字事項から推察いたすのでありますが……

第7回国会 運輸委員会 第16号(1950/03/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 私は自由党を代表いたしまして、倉庫業法の一部改正法律案に賛成の意見を申し上げたいと思います。  御承知のように現在の倉庫業法は昭和十年に制定せられまして、以後一度も改正を見ていないのであります。しかもその当時の倉庫は全部発券倉庫業春、倉庫営業といえばほとんど発券倉庫でありまして、倉庫事業の重要性は、この倉庫業法によつて十分監督指導を受けておつたのでありますが、終戰後群小倉庫が発生いたしまして、ややもすると倉庫事業の重要使命を非常に阻害し、これを害しておつた点が現実に見受けられておるのであります。申すまでもなく倉庫営業は運輸交通の一環といたしまして、また生産と消費の間に介在する……

第7回国会 運輸委員会 第17号(1950/03/29、24期、自由党)

○岡田(五)委員 地方税の問題について先ほど荒木政府委員から、鉄道軌道と船舶について、現行と改正案の比較がありました。運輸省所管関係の行政では、そのほかに自動車関係あり、その他生産部内においては車両工業あり、造船工業あり、こういう工業が地方税の改正によつてどういうような影響を受けるかという資料を、この次の連合審査会までに御提出願いたいと思います。  自動車税につきましては、先ほど林委員から御質問がありましたように、地方軌道と同じように、あるいはまた形をかえて、トラック運賃あるいはバス旅客運賃というような形で、大衆に転嫁される懸念なきにしもあらず、かようなことも考えられます。また造船あるいは車両……

第7回国会 運輸委員会 第20号(1950/04/08、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ちよつとお尋ねいたしますが、この浩船法案の提案説明には、何ら船舶に対する国際慣例に基くとか、あるいは国際法規に基くというような理由はなくて、単に造船技術の向上、あるいは造船企業の原価の引下げ、あるいは造船事業の経営の合理化、こういうような面からして、造船法案を提案じたのだ。こういうことになつておりますが、先ほど申しました船舶に対する国際慣例に従うために、また国際法規に従うために、造船所に関する監督指導が必要である、こういう理由があるのかどうか。この点お伺いしたいのでございます。
【次の発言】 次に「造船に関する事業の円滑な運営を期する。」ことを目的とする。こういうふうに第一條……

第7回国会 運輸委員会 第22号(1950/04/12、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今關谷委員から言われましたので、運輸委員会関係の事業に対する地方税の修正意見につきまして、一応私から御説明申し上げたいと思います。  まず第一に、地方鉄道軌道でありますが、地方鉄道軌道の本質につきましては、私からここで喋々するまでもなく、まつたく本質的には日本国有鉄道と同様でありまして、その公共性につきましては、云々する必要がないのであります。にもかかわりませず、国有鉄道は、国有なるがゆえに国税及び地方税を免除せられておりまして、一方地方鉄道は私企業なるがゆえに、地方税及び国税を課せられておるのであります。しかるにこのたびの地方税の改正によりますと、実は地方鉄道は破綻に瀕する……

第7回国会 運輸委員会 第23号(1950/04/13、24期、自由党)

○岡田(五)委員 加賀山国鉄総裁にちよつとお伺いしたいのであります。この別の第一回の裁定の際、一応加賀山総裁といたしましては、十八億見当の金が出せるだろうということを言われたと聞き及んでおります。にもかかわりませずいろいろな護の事情からいたしまして、十五億五百万円が出されたのであります。そういたしますと約三億の金が残つたのでありますか。それともこの三億を初めの計画通り修繕工事にお使いになつたのであるかどうか。この辺ちよつと御説明を得たいと思います。
【次の発言】 過般の新聞記事でございますが、幸いにいたしまして本年は非常に暖冬でありまして、除雪費が相当残つておる。除雪費その他合計四億近くも残つ……

第7回国会 運輸委員会 第25号(1950/04/17、24期、自由党)

○岡田(五)委員 過般の運輸委員会における海上保安庁法の一部改正に関する政府委員の説明、また過般内閣及び運輸連合審査会におきましても、政府委員よりいろいろと改正の趣旨の説明を聞きました。これに対しまして各委員からいろいろと質疑応答があつたのでありますが、そのうち特に、海上保安庁法のこのたびの改正の根本をなします地方管区海上保安本部の問題でございまするが、政府委員の説明を聞きますと、いかにも九つを六つにせんがための改正のように承りまして、この趣旨がはなはだわれわれ委員としては了解に苦しむ点が多々あるのであります。ことにこのたびの改正法案によりまする管区は、ほとんど全部太平洋岸に偏在し、最も海上保……

第7回国会 運輸委員会 第26号(1950/04/18、24期、自由党)

○岡田(五)委員 海上保安庁法の一部改正の法律に対しまして、次に述べますように改正いたしたいと思うのでございます。  第十一條第一項の改正規定中『「次長一人及び警備救難監一人」に改め、』を『「次長一人及び警備救難監一人」に、同條第二項中「庁務」を「庁務(総務部の所掌事務を除く。)」に改め、』に改める。かようにいたしたいと考えるのであります。  なお修正の理由を簡單に申し上げます。政府原案によりますと、次長は第十一條によりまして、長官を補佐し、庁務を掌理するということになつておりますが、次長は総務部の事務を除きまして、他の一切の庁務につきまして長官を補佐し、長官みずから総務部の事務を掌理するとい……

第7回国会 運輸委員会 第30号(1950/04/25、24期、自由党)

○岡田(五)委員 神戸発の急行を設置していただきたいという請願についてでありますが、私もこの請願には満腔の賛意を表するものであります、以前は神戸発の急行が相当あつたのでありますが、先ほど政府委員の御説明のように、明石の操車場、その他、神戸駅の改造というような関係からいたしまして、ほとんど大阪発になつてしまつた。ところが一方神戸港は、西日本における貿易港でありまして、外貨及び外客の門戸になつておるのであります。現在神戸付近から大阪に来まして、大阪発の急行に乗る者の数は相当あるのであります。どうか神戸港の日本の世界貿易に対する門戸港としての地位、また六大都市の一に入つております神戸市の立場を十分御……

第7回国会 運輸委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)

○岡田(五)委員 關谷委員からのは、港務局その他の管理主体の性質についての質問のように私聞き及んでおりますので、関連しておると思いますから質問いたしたいと思います。  先ほど政府委員の説明によりまして、港務局の性質として、委員に国会議員、公共団体の議員を入れないということは、港務局その他の管理主体に非政治性を持たしたい、こういう意味に私解釈いたしまして、港務局及び管理主体は非治的性質を持つておるものだ、かように考えておるのであります。一方この港務局及び管理主体に行政事務を扱わせるおつもりなのかというと、今の御区返答によりますと、将来時期が来たならば行政事務を持たしてもいいというような御返事のよ……

第7回国会 運輸委員会 第38号(1950/06/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今海運局長の説明によりますと、外航配船の場合におきましても、相当運賃ダンピングといいますか、運賃競争が行われている。国内航路においてはもちろんのことでありますが、私心配いたしますのは、日本の海運界の復興ということは、世界の海運国の監視の的になつているのでありまして、相かわらず日本船が外航配船において、また国内航路において、運賃ダンピングを繰返すがごときことを今後とも継続いたしますならば、日本の外航配船といいますか、外航進出上非常に大きな支障を来すのではないか、かように考えるのであります。かような自然発生的な運賃競争の状態を、政府において何らか措置を考えておられるかどうか。この……

第7回国会 外務委員会 第17号(1950/04/26、24期、自由党)

○岡田五郎君 敗戰によりまして、邦人の財産はことごとく喪失するの結果を見るに至つたのであります。ことに外地居住者は、その居住の地を失いますとともに、父子二代三代に築き上げました一切の財産を、一朝にして失うことになりまして、まつ裸の姿で本土に帰還を命せられたのであります。ポツダム宣言には基本的人権を尊重すると宣明されたが、事実はそれと反しまして在外同胞の財産権は侵害せられ、すでに四年有半を経過するに至つたのであります。憲法第二十九條第三項によりまして、これらの在外財産は明らかに公共のために喪失せしめられたのであつて、国家は当然にこれが補償の義務を有するということは、ベルサイユ條約またはイタリア平……

第7回国会 地方行政委員会 第23号(1950/04/16、24期、自由党)

○岡田五郎君 運輸関係事項につきまして、数点当委員会に修正の申入れを正したいのであります。まず地方鉄道軌道関係の地方税につきまして、運輸委員会の意向のほどを簡單に御説明いたしたいと思います。地方鉄道軌道の本質につきましては、国有鉄道と何らかわりがないということにつきましては、もうここで私が喋々するまでもなく、皆さまよく御承知おきのことであるのであります。また地方鉄道の経営條件、設備その他につきましても、運輸省の監督に基きまして、国有鉄道と同じような設備、同じような経営條件でやつておるのでありまして、この点もよく御承知おき願つておることと存ずるのであります。にもかかわりませず、国有鉄道におきまし……

第7回国会 内閣委員会 第20号(1950/04/25、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど政府委員から管区保安本部は指令的に仕事をするのだ、こういうお話でありましたが、現在ございます海上保安本部が、はたして指令的な事務をやつておるのかどうか、その点ちよつと承りたいと思います。
【次の発言】 現在の組織を拜見いたしますと、海上保安本部、その下に海上保安部というのが数箇所置いてあるようであります。今度の改正案を見ますと、海上保安本部が管区本部になりまして、従来の海上保安部が海上保安監部となり、またその他の事務所ということになるかのように私は考えておるのであります。しかもまた現在において相当指令的な仕事もし、また海上保安本部がいわゆる政府委員的巧妙な言葉で言います……

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/20、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど委員長がお読みになりました附加価値税の問題でございますが、但書は「地方鉄道軌道業等に関しては」ということになつておるのでありますか。「地方鉄道軌道業及び港湾運送業に関しては運輸收入の三〇%とすること」いずれになつておるのでありますか。もし等ということになつておりますならば、等という文字を入れることは非常にあいまいで、前文運送業及び倉庫業をも含むように拡張解釈されるおそれもあるのであります。従いまして港湾運送業という意味でございますならば、「地方鉄道軌道業及び港湾運送業」と、かように御訂正になつた方がよいのじやないかと考えます。

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○岡田(五)委員 この議事の打切りの問題でありますが、私滿尾君と同じような意見であります。この問題は非常に重要であるがゆえに実は休会中の六月二十七日に国鉄総裁を呼びまして、数時間重ねましてざつくばらんに話し合つたのであります。その後回を重ねること本日で三回であります。いろいろと具体的な意見も出、ほとんど出盡しているのでありますが、できますれば、できるだけ早く聞きたいことは聞き、応答するところは応答いたしまして、論議を盡して、早く打切つた方がいいじやないかと考えるのであります。私はこの法案ほど愼重に討議し、質疑した案は最近珍らしいと思いますが、その点の空気をも十分おのみ込み願いまして、いたずらに……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○岡田(五)委員 足羽政府委員にお尋ねいたしたいのでありますが、明治何年でありますか、いまなお鉄道敷設法というものが存続しておるように考えますが、これに別表がついておりまして、その敷設法によつて、ちやんと予定線としてきめられておる線が多々あるのであります。この敷設法は私もよくは知りませんが、いろいろな国防上の見地、あるいは経済開発の見地から、昔の日本の姿でいろいろと予定線を選定されて別表ができておると考えるのでありますが、政府におきましては、この古い鉄道敷設法、またこれに関連する別表を廃し、または改める御意見があるかどうか、この点ひとつ承りたいと思います。

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/26、24期、自由党)

○岡田(五)委員 本法案はわが国の海運事業の合理化の一方法として、私たちは非常に賛意を表するのでありますが、海運事業の合理性につきましては、考えさせられる点がたくさんあります。特に外航配船適格船の増船、あるいは外航に対する諸制約の制限撤廃、あるいはこの法案のように、低性能の整理また海運業界の企業整備というような面があると思うのでありますが、本法案の審議の都合もありますので、まず第一に、外航適格船の新造計画というものにつきまして、一応概略御説明を願いたいのであります。聞くところによりますと、本年の八、九月ごろに、大体外航適格船が七、八十万トンになるというお話をたびたび承つておるのでありますが、第……

第8回国会 運輸委員会 第8号(1950/07/29、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ごく簡単に希望を兼ねまして御質問申し上げたいと思うのであるますが、事鉄道の電化につきましては、国鉄当局、運輸当局はもちろんのこと、わが自由党におきましても、この電化を公約の中に入れております。財界におきましても、また政界においても各党派を問わず、電化については御賛成のようであります。労働界においても賛成でございまして、ほんとうに国論の一致した問題であると私は考えるのであります。ことに東海道線、高崎線というような線の電化ということは、経営の面から行きましても、経済的の面から行きましても、これまた万人の異論のないところであると私は考えるのでありまするが、今政府委員の御説明を聞いて……

第8回国会 運輸委員会 第9号(1950/07/31、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今大体政府委員からの御説明を承つたのでございますが、この際ひとつ政務次官のお考え方を承つておきたいと思います。またお考えを承るとともに、政務次官に今後とも大いにこの方面において御尽力をお願いいたしたい、かような意味におきまして質問を兼ねまして、お願い申し上げる次第であります。  申すまでもなく四面海をめぐらしました島嶼のわが国でありまして、何といいましても輸出立国といいますか、輸出によつて国を建てて行かなければならぬ輸出立国即海運立国であり、海運立国即私は港湾の整備である、かように考えるのであります。一々具体的な例を申し上げるまでもなく、港湾は鉄道における停車場、あるいは貨物……

第8回国会 運輸委員会 第10号(1950/09/19、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先般現地調査のために東北及び北海道地方へ派遣せられました委員を私代表いたしまして、現地視察の概略を御報告申し上げ、あわせて所見の一端を申し述べたいと存じます。  この東北、北海道班に加わりました委員は、前田委員長初め山崎、大澤、岡田、坪内、畠山、木下、江崎君の諸氏と、途中参加せられました玉置氏の九名でありまして、前後十二日間にわたつて、青森県下及び北海道における主要港湾、国有鉄道運営の状況、国鉄建設予定線、国立公園施設等を広く視察いたしたのでありまして、その間運輸省及び国鉄の現地当局から詳細な説明を聽取し、また各道県知事を初め、市町村当局者及び関係者からもそれぞれ現地事情の説……

第8回国会 運輸委員会 第11号(1950/09/20、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 それではこれより会議を開きます。  本日も委員長が欠席されますので、私が委員長の職務を行います。  まず海上保安に関する件を議題といたしまして、海上保安庁関係の台風による被害状況並びに海上保安庁の現況につきまして、保安庁長官から説明をしていただきます。
【次の発言】 保安庁長官のおられる間に、ちよつと簡單に質問いたしたいと思います。今大体二十五年度、二十六年度の継続工事で約百隻の巡視艇を建造したい、こういうお話でありましたが、大体標準型でいいのですが、この百隻というのはどういうトン数程度の船で、総トン数どのくらいになるのか、簡單に御説明願いたいと思います。

第8回国会 運輸委員会 第12号(1950/10/03、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今の御説明によりまして、シヤウプ第二次勧告の骨子は大体了解できたのでありますが、国有鉄道に対しまして、附加価値税を課すということが、第二次勧告案に出ておる。幸いにいたしまして附加価値税の実施が二年延期されておりますが、国有鉄道に附加価値税を課すというこの決定といいますか、勧告案を創案された根本観念は、要するに受益者としての国有鉄道という点が、根本観念になつておるのではないか。すなわち課税の根本観念は、応益主義に基いておるように感ぜられます。かような推論をもつていたしまするならば、国有鉄道の固定資産税等につきましても、同じような応益主義といいますか、応益的な観念をもちまして国有……

第8回国会 運輸委員会 第14号(1950/10/28、24期、自由党)

○岡田(五)委員 本日国鉄の方がおいでになつておりませんので、的確な御答弁は得られないかもしれませんが、最近国有鉄道における貨車不足というものが非常に深刻になつて参りまして、日本の経済の円満なる運営に支障を来すのではないかというような状態に相なつておるのでありますが、この間の事情を一応荒木官房長から概略御説明を願えれば非常にけつこうだと思います。
【次の発言】 一応の御説明で大体納得できたのでありますが、ただ私さらに御質問申し上げたいことは、一般的に承りますと、大体三日分なり四日分の滞貨が、駅頭に滞貨しておるようでございますが、これを地域別に見ますと、相当でこぼこがあるのではないか、かように私……

第8回国会 運輸委員会 第15号(1950/11/20、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ごく簡單にお尋ねしますが、今度できます航空会社の飛行機に、日本人がパイロツトその他の従業員として事業に従事できるのかどうか、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 次にお尋ねいたしたいのは、飛行場におけるサービス業、また飛行場と鉄道との連絡輸送というようなことについての会社は、内地法人として日本人が設立できるのかどうか。今のいわゆる航空会社というのは、飛行場から飛行場というか、空中輸送だけのものなのか、その辺のところをお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろ條文を見ますと、航空会社の使用する飛行場というものはGHQの許可を経て使うようでありますが……

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほどの御説明によりますと、大体旅客收入において二十六億減、貨物收入において四十六億増ということで、運輸收入は二十億の増になるということを御説明になりましたが、政府関係機関予算補正(機第2号)によりますと、旅客輸送人員におきまして約二十二万人減つており、貨物輸送トン数において百四十七万トンばかり減少するような御説明があるのでありますが、貨物輸送トン数は、私はむしろ最近の貨車不足、輸送の活発化等から見まして、増加するのではないか、増加するがゆえに、先ほど言われましたように四十六億の増收ということになるのではないかと思うのでありまするが、貨物輸送トン数の増減につきまして、またこれ……

第9回国会 運輸委員会 第2号(1950/12/04、24期、自由党)

○岡田(五)委員 十一月一日付をもちまして、国内航空運送事業令というものが、ポツダム政令で公布されているようでありますが、これを何がゆえにポツダム政令で公布されましたか、その辺の事情を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 国内航空会社の設置の問題につきましては、本年早々から紙上に相当報ぜられまして、問題になつておつたのでありますが、六月二十五日の朝鮮動乱勃発以後、アメリカの民間航空の輸送力云々からいたしまして、朝鮮動乱勃発直後から、ややもすると国内航空の実施が遅れるがごとき、気配が推察せられておつたのであります。そういうような事情からいたしまして、私はポツダム政令によらずとも、本国会または……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/05、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まず秋山次官にお尋ねしたいのでありますが、過般新聞紙上で拝見したのでありますが、日英通商協定が結ばれた。その会議の席上、日本船舶の英領その他の諸港に対する自由出入港ということが相当大きな議題になつて、いわゆる最恵国條約を日本においても適用してもらえないかということで、大分議論になつたようでありまするが、その節いろいろの空気の関係上、講和条約まで待つたらという新聞記事が出ておつたのであります。私たち日本人といたしましては、一日も早く日本の海運が外国の諸港に無制限に出入港できることを期待してやまないのであります。このニュースを見まして、私非常に希望を持つておりました反面におきまし……

第9回国会 運輸委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まずお尋ねいたしたいことは、これにつきましては、私個人の意見もありまするが、まず国有鉄道職員に何がゆえに国会議員の兼職を許さないのか。これについての政府の考え方をまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 地方公共団体の議員になること、国家公務員になることへこれは根本的な人権である、かように考えるのでありまして、適格者であるならば被選挙権もある。また選挙権を持たせることは、憲法上許された当然のことで、これを制限するには相当政治的、一般的な理由がなければならない、かように私は考えるのであります。先ほど鉄道職員の国会議員の兼職につきまして、鉄道職員としての職務に精励するとうい……

第9回国会 運輸委員会 第5号(1950/12/08、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今二等寝台のお話が出ましたが、実は政府委員からの答弁がはつきりしなかつたようでありますが、私の個人的な見通しといいますか、経験から徴してみますと、実は二等寝台は国鉄当局においては非常に少いのではないか。最近、来年度になりますか、相当数の二等寝台を御注文になるようでございまして、これが完備すれば、主要幹線は二等寝台がつくのではないか、かように考えるのでございます。二等寝台に関連いたしまして、私の経験から徴しまして、私の意見を開陳したわけでありますが、そこでちよつと速記をとめていただきたいと思います。

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/09、24期、自由党)

○岡田(五)委員 実は私運輸委員でございますが、先々々回でしたか、運輸委員会におきまして、いろいろこういう問題につきまして国鉄の当局から説明を聞きましたので、私の記憶をここに参考に申し上げまして、政府委員の答弁にかえるといつては失礼でありますが、私からお答え申し上げます。大体これは国鉄当局の説明でございまして、私はまた聞きをお話申し上げるので、そういう点間違いがありましても、あしからず御了承を願いたいと思います。  大体国鉄におきましては、年間六百万トンの石炭を使つておるようでありますが、このカロリーは六千七百カロリー程度でありまして、大体物件費の中の三百億が石炭費になつておるのではないか、か……

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/07、24期、自由党)

○岡田(五)委員 資料の配付がございませんので、こまかな数字がちよつとわからないのでございますが、ちよつとお尋ねいたしたいのであります。最近造船單価の切下げ、すなわち造船技術の合理化、こういう面が取上げられておるようであります。たとえてみれば、溶接関係、あるいはエンジンの問題、その他造船技術につきまして相当研究する課題が多く、また問題も多く、またこれを急速に取入れなければならない情勢下にあるように思うのでありますが、こういう方面に対する研究費、調査費というようなものが、昨年に比べましてどういうように増額されておりますか。昨年との比較の数字をお聞かせ願いたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/09、24期、自由党)

○岡田(五)委員 この金額が昨年に比べてどういうふうに増加されておりますか、それを伺います。
【次の発言】 会計課長にもう一つ追加して御質問申し上げますが、運輸省の運輸技術研究所は、非常に広範囲の部門にわたつて研究しておられるようであります。たとえば鉄道関係、自動車関係、造船関係、気象関係等、事交通機関のあらゆる分野につきまして、科学技術の振興を目ざして研究を進めておられるようでありますが、聞くところによりますと、予算がその規模の割合に非常に少いように開き及んでいるのでありますが、この運輸技術研究所の全体の経費がどのくらいになつておりますか。また昨年発足いたしました後における経費の増加の趨勢は……

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/12、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ちよつとお尋ねいたしたいのでありますが、四條の二において、この法律に航空図誌をつけ加えられるようでありますが、こういう話をするのはどうかと思うのでありますが、海上保安庁は、海上の図誌または海上路誌といいますか、そういう関係をおやりになつて、むしろ航空関係は航空保安庁がおやりになるのが当然ではないか、ここでなぜこういう航空図誌をここにおつけ加えになつたのか。航空保安庁では航空路誌をおつくりになつておるようでありますが、その間の事情を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私は何も航空関係は全部航空保安庁でやれとまでは言わない、ただ質問申し上げただけであります。私の言わんとせざ……

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/02/26、24期、自由党)

○岡田(五)委員 本法案につきましては、われわれ運輸委員会はほとんど全委員が提案者になつてあります。また当委員会からも昨年北海道港湾関係を詳細に視察いたしまして、その必要性を痛感いたしました。痛感いたしましたがゆえに、当委員会全員提案者となりまして、本案を提案されておるような次第であります。どうか質疑を打切りまして、即刻採決をしてくださるよう動議を提出いたしまし。
【次の発言】 本修正案につきましては私も賛成でございまするが、あるいは聞き漏らしたかとも存じますので、御質問申し上げたい。十九條に二項として追加せられましたうちの一号に「定置漁業にあつては、定置漁具の位置及び定置の期間」とありますが……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/14、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今石野委員から御質問になりました問題に関連しておるのでありますが、聞くところによりますしと、第六次造船の追加分も発注になり、第七次造船の二十万トンも大体発注になるようであります。また買傭船関係も三十八隻だとか、あるいは二十隻だとか、いろいろ相当問題になつているようでありますが、日本の船腹が相当増強せられまして、二十六年度予算を編成された当時とまつたく違つた状態が、船腹の関係においても、船員の関係においても発生して来たかのように想像いたすのでありますが、現在船員の状態、また政府でいろいろ計画をしておられます船腹増強に関連しての船員の関係は、どういう見通しになつているかというよう……

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、24期、自由党)

○岡田(五)委員 栃木県知事の小平さんにお尋ね申し上げたいと思います。私から申し上げるまでもなく、鉄道は大きな経済機関であります。この経済機関は、経済行政に不即不離のものであると考えるのであります。そこでお尋ね申し上げたいことは、いわゆる県の経済行政といいますか、県政を施行せられるにあたりまして、今まで宇都宮運輸事務所あるいは保線事務所、また宇都宮管理部というものがありまして、このたびは管理部がなくなりまして、いわゆる経済行政と不即不離の経済機関である鉄道の中枢部が“県政の中枢である県庁と離れたのであります。かような面におきまして、知事に、経済行政を施行する上において、経済機構の中枢である管理……

第10回国会 運輸委員会 第12号(1951/03/23、24期、自由党)

○岡田(五)委員 私から二、三お尋ね申し上げたいと思いますが、私の感じは、特に北海道についてこういう感じを持つておるのであります。北海道につきましては、御承知のように日本の領土の大体五分の一の面積を持つておりながら、人口わずかに三百万というような土地で、しかも相当天然資源に富んでおる。かような見地からして、日本の人口問題あるいは日本の資源開発、こういう点から政府においては特別の施策を講ぜられておるようでありますが、かような北海道に対する本州の窓口としての青森の使命について、先ほど参考人から触れておられたようでありますが、ほかの地区とは違つた特殊性が、本州の北部の北海道を控えた門戸として、青森に……

第10回国会 運輸委員会 第13号(1951/03/24、24期、自由党)

○岡田(五)委員 私今出席したので、話の内容はよくわかりませんが、帝都高速度交通営団の総裁または民間出資者を参考人として呼ばれることにつきましては、私は賛成いたしますが、ただこの高架になる小石川でありますとか、本郷でありますとか、文京区沿線の方を呼ぶということについては、私多少異議を持つておるのであります。この高架にするか地下にするかということは、要するに高速度交通営団の工事の施行方法である、かように私は考えるのであります。文京区の方といえども、この地下鉄ができることについては非常に賛成しておられるようでありますが、ただこれが高架になることについての反対があるようであります。高架にするか地下に……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/26、24期、自由党)

○岡田(五)委員 この法律によりますと、船舶の種類に応じまして、大体乘組の定員もきめられておるようでありますが、また一面船舶職員の資格につきまして、試験制度その他いろいろの資格制限もあるようでありますが、かような資格と、これら資格に応じての最低賃金といいますか、給料といいまするか、そういうものについて法律的にきめるということは非常にむずかしいでございましようが、一般的にどういうようなならわしになつているか。とかく資格も非常に嚴重にされればされるほど、これに応じた給與というものが立法的になれば、おのずからまた慣行的に水準があると思うのでありますが、その辺の慣行といいますか、慣例をひとつお話し願い……

第10回国会 運輸委員会 第15号(1951/03/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 それでは一、二お尋ねいたします。まず政府委員の方が御列席になつているようでございますので、政府委員の方にお尋ねいたします。最近の新しい法律には、管理委員会という新しい制度がひんぴんとして現われて参ります。先ほど前田委員からおつしやいましたように、国鉄には国鉄の監理委員会があり、電波には電波監理委員会があり、放送関係には放送の監理委員会があり、このたびの帝都高速度交通営団にはまた違つた管理委員会がある。そこで現在各種各様の管理委員会があると思いますが、二、三の例でけつこうですから、まずお示しを願いたいと考えます。
【次の発言】 私のお尋ね申し上げたいのは、この管理委員会の権限が……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今の川島委員の希望に対して一応意見を述べさしていただきます。川島委員の希望は、もしこの法案が通らなかつた場合、あるいは昨日の可決の法案がどうかなつた場合という、仮定を前提としてのお話のようでありますので、もしさような事態になつた場合にどうあつていいか、こういうことじやないかと思うのであります。従つてこの法案に対する当委員会の措置を済ましてから、また両院の審議の経過を見ましてから、あとで十分そういう問題を研究してもおそきにあらず、かように私は考えるのであります。

第10回国会 運輸委員会 第18号(1951/03/30、24期、自由党)【議会役職】

○岡田参議院議員 少し遅れまして恐縮であります。ただいま前田さんのお話の国会尊重論につきましては、私どもまつたく同感でございます。またそういうふうに今後も努めて参りたいと考えております。ただこの管理委員会の問題につきましては、私は少しく前田さんと意見を異にいたしまして、かかる公共性を帯びておる企業体には、総裁独自ではなくて、やはりかかる機関を持つておるのがいいのではないかというふうに考えておりましたので、その点に関しましては、特に国会を軽視するとも考えなかつたので、従来のような態度をとつて参つたのであります。この点は御了承を願いたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/03/31、24期、自由党)

○岡田(五)委員 私は自由党の政調会の方に、海運関係として関係しております関係上、この法案の草案時代に実はいろいろ御相談も受けましたし、また公報でいろいろ公示いたしまして、皆さんのお集りを願う機会をつくつたのであります。そのときに滿尾委員からもいろいろお話があつたように、登録制と許可制の問題、あるいは財団の問題等、いろいろ意見を述べたのでありますが、その後いろいろと関係方面との折衝の経過もあつて、かような法案になつたかのように、自由党の政調会の関係者として聞き及んでおるのでありますが、一応自由党の政調会の人間といたしまして、最善の努力をいたしましたという経過だけを――提案者からいろいろおわびの……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/14、24期、自由党)

○岡田(五)委員 提案者に二、三条文につきまして御質問いたす前に、政府委員からごく簡単でけつこうでございますから、戦前及び戦時中、また戦後において、どういうふうに港湾運送事業の形態がかわつたか、この経過といいますか、概要を一応御説明願いたいと思うのであります。なおあわせまして、港湾荷役の状況はもちろん違つておりますが、われわれが一応理想としております先進国のアメリカ及び英国におけるいわゆる港湾運送事業の実体はどういう状態であるかということを御説明願えますならば、港湾運送事業の健全なる発達と、またこの公益性の保持というようなことを念願といたしまする港湾運送事業法の審議にあたりまして、十分参考にな……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/15、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 それではこれより会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  では道路運送法案及び同法施行法案、自動車抵当法案及び同法施行法案、道路運送車両法案及び同法施行法案につき、法案の概要の説明を求めます。牛島政府委員。
【次の発言】 昨日大分質問いたしましたので、あと二、三点だけ簡単に質問させていただきまして、私の質問を打切りたいと思うのであります。港湾運送事業法の第十五條によりますと、「港湾運送事業者は、特定の利用者に対し貨物の多寡その他の理由により不当な差別的、取扱をしてはならない。」かような條項になつておるのでありますが、たとえば石炭……

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/16、24期、自由党)

○岡田(五)委員 今自動車局長から大澤委員の質問に対しまして、幅員が狭いという理由だけで複数制をとらないということはやらないというお話があつたようでありますが、過般も実は陸運議員連盟で、自動車道路利用者協会の人のお話を聞いたのでありますが、大体日本の道路を、自動車が安全に通行できるような完全な道路といいますか、整備した道路にするためには、一兆何億の予算がかかる。しかるに現在道路費は年間五十億である。すると二百年かかつてやつと日本の道路は整備されて、その道路上を日本の業者は安全に運行できるというようなお話を伺つたのであります。かようなことから推察いたしまして、また私どもが実際体験いたしております……

第10回国会 運輸委員会 第24号(1951/05/17、24期、自由党)

○岡田(五)委員 簡単に五つ、六つ質問を続けさせていただきます。  まづ第一にお尋ね申し上げたいのは、このたびの法律で自動車運送事業の業種が、旅客、貨物両方で六種類になつておるようであります。一般路線貨物自動車運送事業、一般区域貨物自動車運送事業、それから特定自動車運送事業、こういうふうに貨物関係につきましては三つになつておるようでありまして、施客においても同じでありますが、たとえば一般路線貨物自動車運送事業と一般区域自動車運送事業と、これが兼業ができるものかできないものか。あるいは一般路線貨物自動車運送事業をやれば、一般区域の方は免許をされないものかどうか。この辺御説明を願いたいのであります……

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/18、24期、自由党)

○岡田(五)委員 海上運送法の一部改正に関連いたしまして、最近の海運事情につきまして、ごく簡単にお尋ね申し上げたいのであります。最近の新聞によりますと、英国は、日本の海運についてある程度制限を加えたいと、造船についてははつきり出ておりますが、その他の運航については、新聞記事では明確を欠いているのであります。その後の新聞の模様を見ますと、アメリカの非常な努力によりまして、日本の海運につきましては、造船その他につきまして、英国側の強硬な態度も緩和されて行くかのように聞き及んでいるのでありますが、政府におかれましては、過般アメリカのマグナソン上院議員の来朝その他によりまして、いろいろとアメリカの世論……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/21、24期、自由党)

○岡田(五)委員 この際提案者に、一応明らかにする意味で御質問申し上げたいと思います。  国鉄が公共企業体になつた以上は、国鉄経営についてできるだけ自主性を持たしてやりたいというお気持は、提案者も私と同じような御意見をお持ちになつておると思うのでありますが、この国鉄公共企業体の自主性と、運輸交通行政の所管大臣である運輸大臣の監督権との問題でありまするが、大体運輸大臣の運輸交通行政に対する監督権という立場からする国鉄公共企業体に対する監督は、どういう範囲であるべきか。非常にむずかしいのでありますが、ごく簡単で、抽象的でけつこうでありますから、提案者のお気持のほどを御説明願いたいと思うのであります……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 それではこれより会議を開きます。  日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案者より発言を求めておられますので、これを許します。前田正男君。
【次の発言】 提案者に御質問申し上げますが、第二十條に「総裁は、両議院の同意を得て内閣が任命する。」ということになつておるのでありますが、国有鉄道という公共企業体は、御承知のように政府機関でありまして、他の政府機関の例を見ますと、大体内閣総理大臣または内閣が任命することになつておるのであります。国有鉄道におきまして初めて、両院の同意を得て内閣が任命することになつておるのであります。これは国有鉄道の重大性を提案者に……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/05/23、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ただいま議題となりました鉄道敷設法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由並びにその要旨を御説明申し上げます。  鉄道が経済及び文化の基盤であることは、いまさら申すまでもないのでありまして、わが国経済の再建、文化の向上をはかるため、国土総合開発の一環として日本国有鉄道の新線建設を行うことは、国民のひとしく熱望するところであります。衆議院においては、第七、第八両国会において鉄道建設促進に関する決議が可決せられ、また参議院においても、前国会において同趣旨の決議が可決せられたことは、すでに各位の御承知の通りであります。しかるに今日に至るまで鉄道新線の建設の遅々として進捗しないこ……

第10回国会 運輸委員会 第30号(1951/05/24、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  道路運送法案、同法施行法案、自動車抵当法案、同法施行法案、道路運送車両法案及び同法施行法案を一括して議題といたします。質疑を續けます。滿尾君亮君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 それではこれをもちまして会議を閉じます。     午後四時五十二分散会

第10回国会 運輸委員会 第31号(1951/05/25、24期、自由党)【議会役職】

○岡田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  戰時中政府が買收した鉄道の譲渡に関する法律案を議題といたします。昨日に引續き質疑々續けます。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 港湾法の一部を改正する法律案に対しまして、委員長並びに委員各位のお手元に修正案を提出、配付いたしておりまするが、この修正案の要旨及び内容につきまして、逐条的に簡單に御説明申し上げます。  まず第一点は、現行法第二条第五項の修正であります。現行法は港湾施設たる各種の施設が掲げられておりまするが、修正……

第10回国会 運輸委員会 第32号(1951/05/26、24期、自由党)

○岡田(五)委員 大臣が御出席になつておりまするので、特に運輸大臣に一点簡單にお尋ね申し上げたい。第六条の自動車の免許基準について、特に乗合旅客自動車の免許について運輸大臣から御答辯を聞きたいのであります。  最近バスの車体は、大臣もよく御承知のように非常に大きくなりました。最近は幅が二メータ一半の大型の自動車が多数に使用されておるのであります。また自動車の発達の過程から推察いたしますると、私はますます大型の自動車が利用されることと期待いたしておるのであります。一方最近自動車事故がひんぴんとして起りまして、尊い人命が多数損傷しておるのであります。そういうような自動車の車体の推移、自動車事故の現……

第10回国会 運輸委員会 第35号(1951/06/01、24期、自由党)

○岡田(五)委員 最近新聞その他の雑誌によりますと、国鉄沿線における在貨が非常に増加いたしまして、ごく最近の記事によりますと、すでに百十四、五万トンになつておるという記事を拝見いたすのであります。休会前の国会におきまして、予算その他国鉄の事業計画を承りましたときにも、私からいろいろ政府委員または説明員の方に、在貨の見通しその他をお尋ね申し上げたのでございますが、その節私からも、在貨の数は日一日と激増し、これがひいては日本の経済の完全なる運行を阻害する傾向になりはしないかといつて、非常に憂慮した見通しをもつて御質問申し上げたのでありますが、はたせるかな、夏枯れどきであるべきこのときにおいて、すで……

第12回国会 運輸委員会 第2号(1951/10/17、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まずお聞きいたしたいのは、日本航空会社は大体どの程度の資本金であるか。どういう内容といつて、詳しく言えば限りがありませんが、日本航空会社の規模及び性格につきまして、一応簡單でけつこうでございますから御説明願いたい。  それからもう一つ、ノース・ウエストをチヤーターレージについて意見が一致して、仮契約をされたようでありますが、どの程度のチヤーターレージで仮契約になつているのか、この点まずお聞きしたい。
【次の発言】 このチヤターレージの中には、パイロツトその他の乗務員の給料その他一切合財含んで、すなわち航空といいますか、運航といいますか、これに要する経費が一切含まれていますかど……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/22、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ちようど運一輪大臣及び国鉄総裁に御出席いただいておりますので、この機会に、大体基本的な問題につきまして、大臣及び総裁の御意見を承りたいと思うのであります。なおこまかな点は政府委員に詳細に承ることといたしまして、大臣にまず承りたいと思います一点は、国鉄が公共企業体の体制になりまして以来、すでに二年近くなつたのでございますが、この国鉄公共企業体に対する大臣の現在の立場からする所感を、まず承りたいと思うのであります。私つらつら国鉄のその後の公共企業体の運営の状態を静視いたしておりますると、何だか鉄道省時代、何だか元の特別会計時代の国鉄と、大してかわりがないように考えられてしようがな……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/23、24期、自由党)

○岡田(五)委員 昨日大臣に滯貨と運賃値上げに関連いたしまして、御質問を申し上げたのでありますが、本日は大臣がおいでになつておりませんので、政務次官に大臣の御答弁の模様をお話申し上げまして、重ねて御質問を申し上げたいと思うのであります。  私は二百数十万トンの滯貨を国鉄沿線に持ち、しかもこの際三割貨物運賃を値上げすることについて、値上げはする、荷物は運べない、こういうジレンマの状態に処して、政府はどういう政治的または行政的な処置を講ぜられたか、こういう質問をいたしたのでございます。これに対しましては、的確な御答弁はいただかなかつたような気がいたすのであります。幸か不幸か、委員長代理を仰せつかり……

第12回国会 運輸委員会 第6号(1951/10/24、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まず運賃法に入ります前に、一応お尋ね申し上げておきたいことは、最近新聞紙上、また当委員会において報告を受けて知つたのでありますが、バス運賃の値上げ、あるいは定期旅客船の運賃の値上げ、また昨日聞くところによりますると、最近また私鉄関係につきまして運賃を値上げしたい、こういうお話を承つたのであります。また本年の一月でございましたか、二月でございましたか、相当大幅にトラツク運賃の値上げがあつたように思うのでありますが、この国鉄の旅客並びに貨物運賃の値上げの率が、客観的妥当性を持つておるか、常識的に受入れられるかどうかという面を、われわれが判断いたしまする上に、重要な参考になると思う……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/25、24期、自由党)

○岡田(五)委員 一つ簡單なことでございますが、上田さんにお尋ね申し上げたいのであります。先ほど上田さんのお話を承つておりますると、あるいは私の誤解であるかもしれませんが、今度の鉄道運賃の引上げは、結局物価の高騰にはね返つて来ないで、むしろ生産者または販売者の利潤の中にしわ寄せされる。利潤という言葉があるいは悪いかもしれませんが、生産者または販売者の側にしわ寄せされる。たとえばもなかのようだということをおつしやつておられましたが、そういうような現在の経済界といいますか、購買力の状態における経済界においては、そういう見通しをおつけになつておりますのでございまするか。またこの運賃の値上げは、大部分……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/10/26、24期、自由党)

○岡田(五)委員 このたびの運賃法の一部改正政府原案によりますと、航路旅客運賃は現行に対して十割ないし五割余の値上げになつておるのであります。これは一般旅客運賃の値上げ二割五分に対しまして、非常な高率になつておるのでございまして、これを一般旅客運賃と同率の約二割五分の値上げにとどめたいというのが修正の趣旨でございます。なお今回の改正により、第六條に第二項が加えられましたので、別表第二に「第六條の規定による急行料金」とあるのを括弧いたしまして、「第六條第一項の規定による急行料金」と改める必要があるのであります。かように字句の整理をいたしまして、修正をいたしたのが修正の第二点であります。  以上簡……

第12回国会 運輸委員会 第10号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。  日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず政府より提案理由の説明を求めます。山崎運輸大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。石野久男君。
【次の発言】 何かはかに御質問価ございませんか。――それでは私から一言御質問申し上げたいのですが、この改正法案の第五項の該当者の場合には、給與の全額を支給するということになつておりますが、この給與の内容につきまして、この機会に明らかにしておいていた定きたいと思いますのは、第六項によりますと、俸給、扶養手当及び勤務地手当の合計額……

第12回国会 運輸委員会 第11号(1951/11/17、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、私が委員長の職務を行います。  これより請願の審査に入りますが、その前に請願の審査方法についてお諮りいたします。審査方法は御出席になりました紹介議員のみ紹介説明を承ることといたし、他は文書表によつて御承知を願うことといたしまして、ただちに意見を聴取いたしたいと思いまするが、この取扱いに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、そのように取扱います。  日程第一七、日程第二〇、日程第二四、日程第二五、日程第二六、日程第三七、日程第一六五及び第一八四を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。山崎岩男君。

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/19、24期、自由党)

○岡田(五)委員 運輸省政府委員の方がおいでになつておりませんので、大蔵省、安本の方々に、第七次後期造船に関する金融その他の面につきまして、御質問申し上げたいのであります。  本月の九日の閣議でございますか、さしあたり見返り資金から三十五億円を融資する、それから二十六年度中に見返り資金その他の財政資金追加融資の方法を講じて、十五万総トンの造船計画を進める、こういうような閣議決定があつたかのように、私たちは新聞で拜見いたしておるのであります。この機会に、どういう閣議決定がありましたか、一応銀行局長からでもけつこうでございますが、まずお話を願いたいと思うのであります。

第12回国会 運輸委員会 第14号(1951/11/27、24期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 次に日程第二二二、鹿兒島測候所の地方気象台昇格に関する請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。上林山榮吉君。
【次の発言】 すでに本国会も会期末に迫りまして、来月の十日から通常国会に入るのでありますが、今までのいろいろお尋ね申し上げたい点につきまして、二、三ごく簡單にお尋ね申し上げます。問題が重要でございますので、実は本日国鉄副総裁のみならず、関係の局長さんにも御出席をいただきまして、できるだけ詳細に承りたいと思つておつたのでございますが、説明員の方の御出席も少いようでございまして、私といたしましてははなはだ遺憾に思うのでございます。かようなことはともかくとい……

第12回国会 運輸委員会 第15号(1951/11/28、24期、自由党)

○岡田(五)委員 二十七年度の一般港湾の修築費に関しまして御質問を申し上げます前に、まず前提といたしまして一応承つておきたいのでございますが、昭和二十五年の一般港湾修築費は、いろいろ関係方面の一般港湾に対する認識が十分でなかつたせいでございまするか、私たちが期待いたしておりました額を相当下まわりまして、予算を配付、実施されたのでございます。かように二十五年度の一般港湾修築費が非常に少かつたために、日本の一般港湾の修築は、相当時間的にずれを来しておると私は考えておるのでございます。これにつきまして、昭和二十五年の一般港湾修築費は、どのくらいな額の実績を示しましたか。またあわせて昭和二十六年度、当……

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/04、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、さつき遅刻いたしまして、あるいは聞き漏らしたかもしれませんが、今度の予算書によりますと、商船管理委員会に対する補助というものが、相当多額に削減されておるようであります。また講和條約発効後において、引揚者用といたしまして、相当数の船が準備予定せられておるというようなことも聞き及んでおるのであります。この商船管理委員会関係の補助削減と、これに伴いまして残された引揚げ業務完遂のために、運輸省はどういう構想を持つておられるか、この機会に承らさしていただきたい。  もう一つ、お尋ねいたす問題を先に列挙いたしますから、さようお含みの上御答弁を願いたいので……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/06、24期、自由党)

○岡田(五)委員 最近日本の国策といたしまして、外航用の船舶の増強ということが大きく取上げられておるのであります。しかも首相の施政演説また安本長官の施政演説におきましても、日本の商船隊の拡充ということが特に取上げられまして、声明せられておるのでございます。しかるにこの新造船の建造資金の調達の面におきましていわゆる財政支出による見返り資金の支出と市中銀行からの融資によりまして新造船を進めておる現状でありまするが、一方飜つて見返り資金の状況を考えますると、毎年々々見返り資金の運用額というものが先細りといいますか、少くなつて来た。また一面市中金融の融資は、一般通有性とはいいながら、オーバー・ローンの……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/06、24期、自由党)

○岡田(五)委員 山口行政管理庁次官にお尋ね申し上げますが、最近内閣におきまして、行政機構の簡素化という問題に関連いたしまして、各省の機構を簡素化すべくいろいろと御研究中のようでございます。新聞によりますといろいろと報道せられ、またわれわれ自由党の機関におきましても、次官からも御説明あつたかのように承つておるのでありますが、このわれわれ運輸委員が関係いたしておりまする運輸省関係につきまして、どういう御構想をお持ちになつておりまするか、まずお漏らしをいただきまして、その御構想に対しまして質疑を進めたいと思います。
【次の発言】 今政務次官のお話を承りますと、政府において目下鋭意研究中であつて、部……

第13回国会 運輸委員会 第13号(1952/03/18、24期、自由党)

○岡田(五)委員 私提案者の一人になつておりまして、実は提案者の關谷委員からお答えをいただきましたのでございますが、この機会に政府委員にひとつお尋ねをいたしておきたいのでございます。と申しますのは、私から申し上げるまでもなく、日本は四つの島でありまして、この島々に重要物資を運搬するということは、日本の経済上根本的に必要なことではないかと思います。この四つの島々への重要な貨物の運搬は、木船によつて大体行われておるということをわれわれは知つておるのであります。聞くところによれば、年間約五千万トンの重要貨物が、この陸上のトラックとも比較すべき海上のトラックである木船によつて運ばれておる。しかもこの木……

第13回国会 運輸委員会 第14号(1952/03/25、24期、自由党)

○岡田(五)委員 簡単に二、三お尋ねいたします。船舶運営会所属船員に対する退職手当四億五千万円が準備せられ、船舶所有者に一時寄託されておるようでありますが、この四億五千万円の対象である船員の数はどのくらいあるのでございますか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 配付になりました資料によりますと、二十七年一月現在までに退職または死亡したとみなされる船員は一万三千五百三十八名ということになつておるようでありますが、そうするとこの法律によりまして船主から船員に交付されるその対象の船員は約一万八千幾らと見てさしつかえないのでありますか。
【次の発言】 そうするとこの二万人に対して三億数百万円が退職手……

第13回国会 運輸委員会 第15号(1952/03/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 簡単に一つだけ承ります。捕獲審検再審査委員会というものがこのたびできるようでありますが、この委員会の委員の任期が二年ということにきめられておるのであります。しかもこの法律を見ますと、大体三年間有効にする、こういうようにきまつております。三年間法律が有効であるにかかわらず、審査委員の任期を二年ときめられておる。どういう理由で委員の任期を二年とされたか、どういう理由で法律の施行を三年とされたか、これについての政府の説明を求めたいのであります。
【次の発言】 けつこうです。

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/03/29、24期、自由党)

○岡田(五)委員 滿尾委員の質問を承つておりますと、私ははなはだ不可怪なんであります。実は昨年の八月でございまするか、鉄道敷設法一部改正によりまして、鉄道建設審議会を置く場合に、私提案者の一人といたしまして、十二分に説明いたしました。しかも公共の福祉を増進するために、運輸大臣が建設につきましても命令を発するという国鉄法五十四條の解釈に基きまして、運輸大臣が建設につきましてもイニシアチーブを持ち得ることができる。こういう解釈のもとにおきまして、運輸大臣が国土総合開発の大きな国策的な見地からいたしまして、どこそこに建設線を敷きたいと思つたときにも、国鉄総裁の上申あるなしにかかわらず、大局的な見地に……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/04/19、24期、自由党)

○岡田(五)委員 二、三お尋ね申し上げたいのですが、まずお尋ね申し上げたいことは、海上警備隊職員の給與がはたして警察予備隊員の給與と均衡がとれておるのかどうかという点につきまして、もし均衡がとれておるという御説明ができれば、具体的な数字をお示し願いたい、かように存ずる次第であります。
【次の発言】 それでは次に移りまして、警察予備隊に対しましては退職手当の特例が認められているようでありますが、海上警備官につきましてなぜ退職手当の特例を認められなかつたのか、その理由につきまして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 次に二、三承りたいと思います。恩給法の適用を受けるようになつているにもかかわ……

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/05/07、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ごく簡単なことを二、三お尋ね申し上げたいのでありますが、この御決定になりました十一線は、大体全部いわゆる未成線でございますか。道床ができ、路盤ができておる線なのでございますか。それとも新たに初めから道床その他の建設工事を始められる線なのですか。もしさような、どの線が未成線である、どの線がこれから初めから着工する線であるということがわかつておりますれば、お知らせ願いたい。
【次の発言】 第三の「左の十六線(北から順次列挙)は年度内予算の補正により速やかに建設に着手するを適当と認める。」こう書いてありまして一、二、三と順番が出ておりますが、この書き方から見ますと、補正予算のわくに……

第13回国会 運輸委員会 第27号(1952/05/09、24期、自由党)

○岡田(五)委員 大臣に一つお尋ね申し上げたいのですが、事故の原因の結論は、操縦士が航法上何らかの錯誤を起して、こういう事故を起したという結論が一応出ておるのでありますが、新聞紙の報ずるところによりますと、機長スチユワード氏は、来目以来相当酒をたしなんでおつた。しかも当日は止宿先から相当酩酊をして、しかも羽田飛行場に着いたときには、常人の姿を少し逸脱をしておつた。同僚その他の連中とのあいさつにおいても、しどろもどろであつた。しかもこれを送つた大和運輸でございますが、何運送会社でございましたか、タクシー運転手が自動車の料金の伝票を請求したときに、そのときの返事も実にあいまい模糊として事務室に入つ……

第13回国会 運輸委員会 第28号(1952/05/10、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ただいま提案になりました港湾法の一部を改正す法律案につきまして、提出者を代表いたしまして提案理由を御説明いたします。  港湾法制定以来ほぼ二箇年になりますが、この過去二箇年にわたる港湾法の施行の状況を検討いたしますと、港湾管理者の設立を円滑ならしめ、その事務の遂行を十全ならしめるためには、港務局の委員の定数を増加し、またその欠格條件を緩和したり、あるいはまた港湾工事によつて利益を受ける者に対して負担金を課し得ることとし、その他現行法の不備を補修するため所要の改正をする必要があります。これがこの法律案を提案いたしました理由であります。  次に、この法律案の概略を御説明いたします……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/05/12、24期、自由党)

○岡田(五)委員 最近行政機構の改革に伴う各省設置法の一部改正法案が提出されるように承つておるのであります。そのうち運輸省関係におきまして、あるいは違つておるかもしれませんが、現在の外局である航空庁が内局になつて、航空局になるということを私たち新聞で拝見いたしておるのでありますが、事実さような案をもつて運輸省設置法の改正手続をとられておるのであるかどうか、まずこれを承つておきたいのであります。
【次の発言】 もし運輸省設置法の改正によりまして、航空庁が航空局というようなことになりますならば、このたび提出されました航空法案の「航空庁長官」という文字は、全部「運輸大臣」ということにかえられなければ……

第13回国会 運輸委員会 第30号(1952/05/13、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど尾崎委員から詳細にわたりまして御質問になりましたことに重複しない程度に、まず行政管理庁長官にお尋ね申し上げたいのでありますが、先ほど航空機生産事業を通産省の所管にした理由として、各種生産工業は大体において通産省所管になつているから通産省所管にしたのだ、こういうお話がありましたが、なるほど一応の抽象的な御説明は私といえども納得いたすのであります。そこで承りたいのは、今各種生産工業のうち、通産省所管にあらざるものが多々あると思うのであります。それは一例といたしまして先ほど尾崎委員からも言われましたように、鉄道車両の生産工業あるいは造船工業というもののほかに、私の少い知識でご……

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/05/15、24期、自由党)

○岡田(五)委員 別に具体的に受益者の範囲ということは言い表わせないのでありますが、この法文にもありますように、港湾工事によりまして、著しく利益を受ける者があります場合には、その人がいわゆる受益者ということになるわけであります。御承知の通り港湾は公共的な施設でありまして一般大衆、一般国民が平等に公平に利益を受けるのが、公共的施設の目的であると私は思うのでございますが、その公平な利益以上に著しく利益を受けた場合は、その工事の費用を、その普通以上に受けた利益の範囲において負担するのが当然ではないか、かような意味でございます。
【次の発言】 一例を港、八幡なら八幡港にとつてみますると、たとえば港の中……

第13回国会 運輸委員会 第35号(1952/05/20、24期、自由党)

○岡田(五)委員 直接本法案に関係はないのでありますが、最近私の仄聞いたすところによりますと、船員法に基きまして無線通信関係の乗組員が一定数乗ることになつておるようでありますが、現状は船員法で定められた定員以上に船舶に乗り組んでいるように聞いておるのでありますが、かような実情であるかどうか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 政府委員も御承知のように最近国際海運界のみならず、国内海運界の実情はむしろ下向きの状態にあるわけであります。また日本の商船隊、海運界は、船価高あるいはコ  スト高というようなことで、国際競争また国内の各種交通機関との運賃競争というような面につきまして、相当再検討すべ……

第13回国会 運輸委員会 第43号(1952/06/11、24期、自由党)

○岡田(五)委員 播摩新宮と若桜間鉄道敷設に関する請願につきまして、請願の趣旨を申し上げまして、何とぞ御審議をお願い申し上げる次第であります。本線は御承知の通り国有鉄道の姫新線の播磨新宮の駅から山崎町等を通りまして、若桜線の若桜駅に至る鉄道でございまして、山陽の要衝でございます姫路市と、山陰の主要都市の鳥取市とを短絡する縦貫路線でございます。本線の沿線は兵庫県の宍粟郡が主たる地域を占めておるのでありまするが、その面積は約四十六平方里ありまして、うち六万五千町歩は、わが国に珍しい森林地帯でございます。年産約八十万立方フイートの林産物が伐採せられまして、農林省の一大貯木場があるのであります。農産物……

第13回国会 運輸委員会 第45号(1952/06/17、24期、自由党)

○岡田(五)委員 簡単に二、三お尋ね申し上げます。まず第一にこの旅行あつせん業につきましては、この法律に基きまして、外国人または外国法人もまたこの法律の適用を受けて登録すれば、日本国内において旅行あつせん業ができるものと解釈するのでありますが、さように解釈してよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは次に移りまして、第十二条の旅行あつせんの料金でございますが、これは大臣に届け出るということになつております。この料金は私よくわからないのですが、大体旅行あつせんを依頼した旅行者の方が出すものなのか、それとも旅行者がとまる宿屋が実際は出すものなのか、通常の慣例でもけつこうでございますが、お話を……

第13回国会 運輸委員会 第49号(1952/06/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ただいまより鉄道電化促進に関する小委員会におきまする審議の経過につきまして、御報告申し上げたいと存じます。  本委員会は、三月五日以後数回にわたりまして開催いたしまして、政府委員並びに国鉄当局から国鉄電化の現状、それから電化計画、またその電源並びに電化に関連いたしましてのデイーゼル動車等につきまして詳細な説明を聴取した後、各委員から活発な質疑があつたのであります。  鉄道電化のもたらす利益につきましては、事新しく申し上げるまでもなく、石炭の節約、輸送力の増強、サービスの改善等をあげ得るのであります。わが国の石炭資源の維持年数は、約百九十年と推定せられておりまして、その前途に多……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 運輸委員会 第18号(1953/02/19、25期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほどの玉置委員の質問に関連いたしまして、二、三お尋ねしておきたいと存ずるのであります。  まず第一にお尋ねを申し上げたいのは、フイリピン国の領海、あるいは近海において、すなわち日比賠償問題解決のために、いわゆる引揚げられる沈船といいますか、沈船の予想トン数は一体どのくらいあるのか、もちろん概数しかおわかりでないと存じますが、この概数をまずお聞かせおき願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいのでありますが、聞くところによりますと、最近遠からずと申し上げてよいかどうかわかりませんが、フイリピン政府から賠償使節のごときミツシヨンが日本に来られるらしいのでありますが……

第15回国会 外務委員会 第8号(1952/12/10、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 先ほど中村政務次官から御答弁になりましたけれども、李承晩ラインというものについてはわが方としては認めていない、こういう見地から、またわが領海内の警備は保安庁の責任としてやらなければならない。こういう二点から攻めたてて行きましても、李承晩ラインの中に入つていてしかもわが領海内にあるという区域においは、わが方は当然警備もし、また領海内に行われる不法行為につきましては、適正な措置を講じなければならない、かように考えております。
【次の発言】 お答えいたします。防衛水域は、私あるいはお答えが間違つているかもしれませんが、アメリカ極東軍の作戦上から来た一つの区域だろうと思うのであり……

第15回国会 通商産業委員会 第24号(1953/02/25、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 お答えいたします。お尋ねになりました保安隊――おそらくまた警備隊のこともだろうと御推察申し上げるのでありますが、装備の内容を詳細に報告しろというお話でありますが、答弁となりますかどうか存じませんが、ごく概略的に申しますと、装備といたしましての武器と申しますか、兵器と申しますか、その部面の関係を申し上げますと、自動拳銃、機銃、短機関銃、小銃、自動小銃、軽機関銃重機関銃、二・三六インチ、三・五インチ・ロケツト弾発射筒、六十ミリ及び、八十一ミリ迫撃砲、百五ミリ榴弾砲、百五十五ミリ榴弾砲、それから昔の戦車と申すべきものだと存じますが、特車、大体兵器といたしましては、こういう種類の……

第15回国会 内閣委員会 第8号(1952/12/17、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 お答えいたします。本法案が議員提出として出されました経過につきましては、昨日栗山委員から一応御説明になりましたので、私からお答え申し上げることを差控えさせていただきます。あるいはまた必要とあれば谷川さんから御説明あるかとも思います。第一の本法案を提出するに至つた経過は、昨日栗山委員から申し述べ済みでございます。  次に、なお政府はこの法案を提出しなくともいいと考えておるのかどうか、こういうような御質問かとも存じますのでお答えいたしますが、政府といたしましては、現在の状態におきましても決して條約違反をしておるものではない、従つてまた憲法違反をしておるものでもない。また従つて……

第15回国会 内閣委員会 第24号(1953/03/14、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 北九州といいますか、南西地区の警備隊の基地がいずれにきまつたかという御質問のようでありますが、実は御承知のように、伊万里か佐世保かという二箇所が、実は問題になつておるのでございまして、目下保安庁におきまして、両箇所につきまして慎重に調査研究中でありまして、目下のところ、伊万里に置くとも佐世保に置くとも決定いたしておりません。できるだけ早く両基地の長短を比較いたしまして、最後的な決定をいたしたい、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 現在軍事顧問団は、補給廠とか学校とかいうようなところに主としておられます。また各管区におられますが、大体御承知のようにアメリカ式装……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/10、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 私今ここに入りまして、突然の具体的な御質問でございまして、あとで政府委員が参りまして、確かめましてお答えいたします。
【次の発言】 今保安隊の保有しておる武器は、勝間田君のお尋ねによりますと、少し限度を越しておるのではないか、こういうような御質問のように承つたのでありますが、現在保有しております武器は、原則といたしまして保安庁法に定められました国内の平和及び安全を維持し、人命及び財産を保護する、こういう目的で、そういう事態に出動する際に、必要やむを得ざる最小限度のものを現在持つておると私は考えております。
【次の発言】 お答えいたします。今保安隊が保有しております武器とい……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 運輸委員会 第5号(1953/06/26、26期、自由党)

○岡田(五)委員 今国鉄の営業局長から御説明を聞いたのでありますが、この機会に配付されました昭和二十八年度日本国有鉄道基本計画の第一表にございますこの作文について、多少具体的な例に触れながら御説明をいただきますならば、この方針に基いていろいろ数字的に盛られたのを私どもゆつくり拝見することができるのでありまして、なおよくわかると考えるのでありまして、もしできますればこの基本方針につきまして、ごく簡単でけつこうでありますが、具体的に例を掲げながら御説明をいただきたい、かように考えるのであります。
【次の発言】 運輸大臣がお出ましになつておりますので、簡単にお尋ね申し上げたいと思います。先ほど運輸技……

第16回国会 運輸委員会 第6号(1953/06/27、26期、自由党)

○岡田(五)委員 ごく簡単に一問だけ御質問申し上げたいのでありますが、先ほど臼井委員から鉄道債券の消化の見通しにつきまして質問をせられましたところ、国鉄総裁からは大体八十五億程度の債券なら何とか消化できるのではないか、こういうようなお話がありましたので、この鉄道債券の消化の見通しについての質問はやめまして、ただ本日のある新聞に鉄道債券発行の条件が発表されておるのであります。すなわち利率については年七分にするとか、あるいは発行価格は額面百円のものを九十八円にするとか、あるいはは期限を七箇年にするとか、いろいろ国有鉄道法施行令できめられました抽象的な条件が、具体的にきまつたかのごとくに発表されてお……

第16回国会 運輸委員会 第8号(1953/07/01、26期、自由党)

○岡田(五)委員 臨時船舶建造調整法につきまして、簡単にお尋ね申し上げたいのでありますが、海上保安庁、いわゆる政府または政府機関で、この五百トン以上の船舶を建造する場合があると思うのですが、そういう場合はやはりこの法律の適用を受けまして、運輸大臣の許可を必要とするのかどうか。
【次の発言】 適用するわけでございますか。
【次の発言】 はなはだうかつでございますが、何がゆえに保安庁の警備船を省かれるのか、また法文がどこにあるのか、ひとつ御指示願いたいと思います。

第16回国会 運輸委員会 第12号(1953/07/09、26期、自由党)

○岡田(五)委員 ちよつとお尋ね申し上げますが、このたびの敷設法別表に十三線をお加えになるということにつきましては、結論的に私は賛成の意を表するのでありますが、ただこの予定線を別表に加えることについて、鉄道建設審議会に諮られた、いわゆる根拠を一応御説明願いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますると、この予定線を建設審議会にお諮りになつたのは、鉄道敷設法の第三条の、「日本国有鉄道ノ新線ノ敷設二関シ必要ナル事項ヲ審議スル為運輸省二鉄道建設審議会ヲ置ク」、この第三条によつて付議されたのか。今の政府委員の御答弁では、これによつてというように御説明でありますが、これは建設審議会の設置の目的を書……

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/10、26期、自由党)

○岡田(五)委員 今運輸省の鉄道部長が御報告になりました戦没者遺族靖国神社参拝旅行に対する取扱い方要領につきまして、一点だけお聞きしたい点があるのであります。この五割引ということになつておりますのは、もちろん十二才以下の子供の半額の場合には、その半額の五割引ということだろうと私は考えるのでありますが、さようでありますかどうか。  それとも一つ、団体の場合には団体割引というものがあるのでありますが、かような団体割引とこの割引とどういう御計算に相なるのか、ちよつと疑問に存じましたので、御説明を願つておきます。
【次の発言】 それでは道路運送法の一部改正につきまして、二、三御質問申し上げたいと申しま……

第16回国会 運輸委員会 第14号(1953/07/11、26期、自由党)

○岡田(五)委員 関連いたしまして簡単に御質問申し上げます。先ほどの徳安委員に対する自動車局長の御答弁によりますと、事業区域については、従来の事業区域よりも多少狭めるかもしれないというような含みのあるお話でございました。これは私の昨日の質問に対しても、さようなお含みのある御答弁があつたようでありますが、ただ事業区域をおきめになります場合に、自動車局長のお話によりますと、経済、交通圏ということを基礎としてきめるというお話でございます。私たち非常に懸念いたしますのは、こういうような事業区域をきめられるのに、とかく行政区域を基礎とされる。埼玉県一円、あるいは東京都一円とか、あるいは東京都内とかいうよ……

第16回国会 運輸委員会 第15号(1953/07/14、26期、自由党)

○岡田(五)委員 政府委員に緊急質問を申し上げたいと思います。  ただいま当衆議院の水産委員会におきまして、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案が付議せられまして、水産委員会において慎重審議しておられるのでありますが、これは大体において防潜網あるいは防風施設等によりまして、水産及び農業関係に相当の損害を与えた場合に、これに対して特別の補償を与えるということが法律案の趣旨のようでございますが、東京湾の防潜網等に関連いたしまして、東京湾付近の海運業者が事実上相当の損害をこうむつていると私は考えるのでありますが、かような事実があるかどうか、まず政府委員にお尋ね申……

第16回国会 運輸委員会 第23号(1953/07/23、26期、自由党)

○岡田(五)委員 時間もおそくなりましたので、私ごく簡単に二、三点御質問申し上げます。まず第一に、国有鉄道法改正の法律案の提案理由の内容の説明を聞きますと、このたびの改正法律案は、大体電電公社その他のコーポレーシヨンの法律を参考にして出した。こういうようなことが説明の根幹になつておるのでありますが、ただこの点いろいろ突き合わして見ますと、違つておりまする点は、電電公社におきましては理事の数が五人以上十人以内、こう数が限られておるのであります。ところが国有鉄道の方は理事の数の制限の法チ案を見ると、全然きまつていない。それから電電公社の方は理事の任期が二年となつておるのでありますが、国鉄の方は任期……

第16回国会 運輸委員会 第30号(1953/07/31、26期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  これより請願の審査に入りますが、その方法は前会通りといたしますから御了承お願い申し上げます。  日程第二二六を議題とし、紹介議員の説明を求めます。山崎君。
【次の発言】 次に日程第一四二及び第一五一を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。岡本委員。
【次の発言】 次に日程第一三〇を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。玉置信一君。
【次の発言】 次に日程一○四を議題といたします。紹介議員の御説明を求めます。井谷正吉君。

第16回国会 運輸委員会 第34号(1953/08/06、26期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 これより会議を聞きます。  委員長が不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題とし、まず提出者より提案理由の御説明を求めます。参議院議員大和与一君。
【次の発言】 本案は対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 ただいまの關谷君の動議に御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 異議なければ動議のごとく決します。
【次の発言】 次に、国有鉄道の一部を改正する法律案は、閉会中においても審議できまするよう、議長に申し出たいと存じますが、これに御異議ございませんか。

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/07/27、26期、自由党)

○岡田五郎君 過日運輸委員長から地方行政委員長あてに海運に関係いたします地方税法の一部改正をお願いするの申入れをいたしたのであります。まず海運に関係いたします地方税すなわち地方税法の三百四十九条の二を御改正いただきたい、かようなことで申し入れたのでありますが、申入れの内容はもつばら外国航路に就航することを目的とする船舶でありまして、二千総トン以上のものに対しまして課せられる固定資産税の税率を、三百四十九条の規定にかかわらず、百分の〇・二を越えることができない、こういうようにしていただきたい。かような案件が一つであります。  もう一つは第七百四十九条の第一項中、すなわち事業税でございますが、その……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/04、26期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 原委員。
【次の発言】 熊本委員。

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/05、26期、自由党)

○岡田(五)委員 一、二問ごく簡単に御質問申し上げたいのですが、過般の一日、二日、三日にわたる三割休暇闘争により、鉄道の受けました直接的な損害は、新聞によると一億とか三億とかいつておりますが、大体どのくらいの額を想定しておられるか。これはまた非常にむずかしい問題だと思いますが、山陽線で貨物列車が五割運休になつたというような、貨物列車関係に基きまするといわゆる貨物収入に及ぼす影響、またはこれに伴う間接的な損害というものがどの程度になつておりまするか、もしおわかりでございましたらお尋ね申し上げます。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしたいのは、これは新聞紙で私たちは拝見いたしておるのでありますが、……

第19回国会 運輸委員会 第3号(1953/12/24、26期、自由党)

○岡田(五)委員 定点観測についての必要性云々の質問につきましては、同僚議員から詳細にわたりまして質問せられ、政府委員からも応答がありましたのでいたしませんが、ただ一点だけお伺いいたしておきたいことは、去る二十二日気象学会――私は、おそらく気象関係の権威者がお集まりになりまして、あらゆる角度からご検討になる学会であると考えるのでありますが、この気象学会を二十二日お開きになりまして、その席において、気象学会として定点観測の継続の必要性を決議されたかのように仄聞をいたしておるのであります。私立ちは今まで政界において、特に国会において、また経済界その他の方面におきまして、定点観測の必要性を痛論してお……

第19回国会 運輸委員会 第39号(1954/09/28、26期、自由党)

○岡田(五)委員 簡単に二、三前置き的に御質問を申し上げておきたいと思いますが、その前に駄弁でありますが、元鉄道省の船でありました興安丸で中国からわれわれ同胞が数百名帰つて参る、その前日に国鉄の船で千数百名のわが同胞が生命を失われたということは、非常に因縁的にまた非常に感慨を深くするのであります。かようなことはともかくといたしまして、まず第一に国鉄のこれに対する、また運輸省のこれに対する態勢といいますか、気持というものにつきまして、まだ私個人でございましようが、しつくりしない点があるのであります。一つはこれはお尋ね申し上げたいのでありますが、国鉄で今度の事故に当りまして、何か対策本部というもの……

第19回国会 運輸委員会 第42号(1954/10/01、26期、自由党)

○岡田(五)委員 本日午前中から同僚議員が各方面から適切な諸項目につきまして御質問になりましたので、私はできるだけ重複しない程度においてまず御質問を申し上げ、先ほど山口同僚委員からも言われましたように、同僚調査団が帰られた後における報告、また国鉄、運輸省からの資料の提供、そういうものをまちまして、徹底的に私といたしましては質問さしていただきたい。かような意味で質問を二、三項目に限りたいと思います。  まず運輸大臣にお尋ね申し上げたいのでありますが、先ほど運輸大臣が函館方面においでになりましてお帰りになりましての御報告中、今後の輸送対策、今後の北海道との輸送についてどうあるべきかというような所見……

第19回国会 運輸委員会 第45号(1954/10/21、26期、自由党)

○岡田(五)委員 質問の整理をいたしまして、まず運輸大臣からお尋ね申し上げたいと思うのであります。まず非常に簡単なようでございますが、過般洞爺丸の遭難者に対しまして弔慰金五十万円また三十万円、それぞれこういうことに決定になつたようでございますが、あるいは私の間違いであるかどうか知りませんが、閣議決定によつてこの方針がきまつたようにも報じていたかのようにも考えるのであります。また聞くところによれば、閣議了解事項として出したというようにも聞き及ぶのでありますが、いずれの方法をおとりになつたのか、この点をひとまずお尋ね申し上げたいのであります。

第19回国会 運輸委員会 第49号(1954/10/27、26期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)委員長代理 それではこれより会議を開きます。  委員長病気のため、理事の私が委員長の職務を行います。  ではこれから昭和三十年度運輸省基本政策について調査進めます。当局より説明を求めます。甘利船舶局長。
【次の発言】 山口丈太郎君より緊急質問が出ておりますので、これを許します。
【次の発言】 建設省は御意見ございますか。
【次の発言】 建設省は別に意見はないそうです。
【次の発言】 それでは運輸省の説明を継続いたします。説明員にお願いいたしますか、簡潔に要領よく御説明を願います。間島観光部長。
【次の発言】 それでは説明を継続いたします。栗澤運輸局長。


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第7回国会 大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/03/04、24期、自由党)

○岡田(五)委員 まず通行税の税率のことについて、一、二御質問申し上げたいと存じます。今回の通行税法改正に基きまして三等普通旅客運賃並びに急行券に対する五%の税率を削除されたことについては、まつたく私ども同感の意思を表し、また賛意を表する次第でございます。ただこの二等、一等の普通旅客運賃に対して従来五%であつたものが、二〇%に引上げられたことについての政府の考え方について、詳細に御説明願いたいと思います。  私から申すまでもなく、通行税はもうすでに政府当局においても御承知のように、事変に関連する特別税的な性格を持つておりまして、過去の歴史をひもといてみましても、事変直後、または事変中に創設され……

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど關谷委員からの質問に対しまして、政府委員からの御答弁を拜聽いたしておりますと、上程されましたこの法案の第二條の第二項の「政府の日本国有鉄道に対する出資があつたものとする。」この「政府の」というのは、政府の一般会計より日本国有鉄道に対して出資があつたものとみなす、こういうように政府委員は解釈され、答弁されたように考えるのであります。国有鉄道において見返資金特別会計より受入れ云々と、政府の一般会計予算説明書に記入されたりしているのは、国有鉄道の受入れた模様をしるしただけのものである。かように説明されたようでありますが、はたしてこの「政府の」ということが、政府の一般会計よりの……

第7回国会 地方行政委員会通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/04/06、24期、自由党)

○岡田(五)委員 午前中の關谷委員の質問、すなわち地方鉄道軌道に対して地方税を免除しないか、また地租を免除しないか、こういう質問に対しまして、本多国務大臣から、免除する意思がない、こういう御答弁があつたのであります。そこで私重複しない範囲におきまして、大臣の御意見を承りたいと思うのであります。大臣は国有鉄道と私鉄軌道と事業において本質的に相違があるとお考えになつておるのかどうか。ただ単に一方は国営である、一方は民営であるという経営方式の相違があるのみである、こういうように御認識になつておるのかどうか。まずその点を承りたいと思います。
【次の発言】 今大臣の御答弁によりますと、国有鉄道と地方鉄道……

第7回国会 内閣委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/04/15、24期、自由党)

○岡田(五)委員 先ほど来各委員から、すでに私の質問せんとする事項の大部分は質問されたのでありまして、これに対する政府委員の答弁に対しましては、私も全然満足しない一員であります。先ほど大久保政府委員のお話によりますと、管区本部の設置は国警本部との連絡が主である。こういうことを仰せられたのでありますが、海上保安本部の業務内容を拜見いたしますと、この犯罪関係について国警関係に連絡すべき事項というものは、なるほど一部分でありまして、海上保安本部の仕事は、船舶の技術、あるいは船舶の検査、あるいは船員関係、水路関係、主として燈台関係、これら海上関係の仕事が、私は主であるように考えるのであります。かような……

第10回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1951/05/21、24期、自由党)

○岡田(五)委員 日本トラック協会の森田さんにお尋ねするに適当な問題かとも考えますが、このたびの道路運送法案によりますと、貨物自動車による貨物の輸送につきましては、原則として現払いをしなければならないということになつておりまして、特に経理上の手続の関係その他やむを得ぜる事由がなければ、一定の猶予期間外は、先ほど申しました現払いでなければならないことが、法律で明記されておるのであります。これは一面非常に貨物の運送業者を保護する規定である反面におきまして、荷主側の非常に不利、不便とする面でございます。また従来の貨物輸送の商慣習上から行きまして、非常に異例に属する立法であると私は考えております。先ほ……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/05/22、24期、自由党)

○岡田(五)委員 ちようど運輸大臣、通産大臣、両大臣お忙しいところおいでをいただいておりますので、ごく簡単に二つだけ両大臣にお尋ね申し上げたいのです。これは昨日朝日新聞でございますか、「航空会社は名ばかり」という記事で、航空機会社に関する記事が出ておるのであります。この第一段はむしろ運輸大臣所管の事項だと思うのでありますが、航空法の施行が非常に遅れた、航空解禁になつたにもかかわらず、航空法が出ない。であるがために国内有力関係者が航空会社を設立したいといつて、希望を持つておるのがすでに二十数社になつておる。また飛行機を持ちたいというものも相当たくさんあるにかかわらず、航空法が実施されないがために……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1953/02/25、25期、自由党)【政府役職】

○岡田(五)政府委員 ただいま三橋会計課長から説明されました保安庁関係の予算につきまして、私から補足的に御説明申し上げます。  二十八年度保安庁関係の予算案の総額は八百三十億円でありまして、これを昭和二十八年度予算額約五百九十二億円に比べますと、先ほど会計課長から報告がありましたように、約二百三十八億円の増加となつております。まず、予算案見積りの基礎であります職員の定数について申し上げます。保安官の定数は十一万名でありまして、昭和二十七年度と比べて増減ございません。警備官の定数は一万三百二十三名でありまして昭和二十七年度の定数七千五百九十名に比べて二千七百三十三名の増加となつております。その増……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1954/02/26、26期、自由党)【議会役職】

○岡田(五)主査代理 井手以誠君。
【次の発言】 井手君、大臣と航空局長がせつかくおりますので、もし何でしたらひとつ・・・・・・。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にとどめ、明日午前九時三十分より開会し、質疑を継続することといたします。  これにて散会いたします。    午後五時三十六分散会

第19回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1954/02/27、26期、自由党)

○岡田(五)委員 沖繩の定期航空の開始はいつごろから開始されることになりますか。
【次の発言】 その週二回の沖繩向けの航空は、東京から沖繩まで直行をいたしておるのでありますか。福岡へ立ち寄つておるのであります。
【次の発言】 現在沖繩を中心とした島々へのかの地の航空会社の航空状態はどういう状態になつておりますか。
【次の発言】 今荒木政府委員の答弁によりますと、諸外国の航空会社が、アメリカ駐留軍といいますか、占領軍に定期航空の申請をするがごとき動きがあるという御答弁でありましたが、われわれ日本人といたしましては、将来において沖繩諸島は日本に帰属することを期待いたしておるのでありますが、その時期……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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