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北沢直吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

北沢直吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
113位
委員会発言歴代TOP1000(衆)
849位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
145位
委員会出席(無役)歴代TOP500
166位
委員会発言(議会)歴代TOP1000
667位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
624位
各種会議出席歴代TOP250
137位
各種会議出席(幹部)歴代TOP100
63位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
218位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
26位

24期委員会出席TOP50
26位
24期委員会発言TOP100
53位
24期委員会出席(幹部)TOP50
29位
24期委員会出席(無役)TOP100
57位
24期委員会発言(非役職)TOP50
40位
24期各種会議発言TOP10
6位
24期各種会議出席(無役)TOP25
17位
24期各種会議発言(議会)TOP5
2位
24期各種会議発言(非役職)TOP25
17位
27期委員会出席(幹部)TOP100
60位
28期各種会議出席(幹部)TOP10
9位
31期委員会発言(議会)TOP50
36位
31期各種会議出席(幹部)TOP5
5位
32期委員会出席(無役)TOP100
99位

このページでは北沢直吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北沢直吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 外務委員会 第3号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○北澤委員 今の話では、指定賠償工場の七割が稼働になつておりますが、日本の経済再建という見地から見れば、できればこの指定工場の全部をフルに動かすことがいいと思うが、そのフルに動かし得なかつた状況、たとえば資材がないとか、そういうような七割しか動いていないという理由はどこにありますか。
【次の発言】 日本の在外資産の問題ですが、たとえばアメリカとか北米とか中南米とか、そういう所にある日本の在外資産が一体賠償に入るのか、入らないのか、そういう問題に対する説明も聞きたいと思いますが、これは外務省関係ですか、賠償廳ですか。
【次の発言】 何か最近聞くところによると、アメリカでは日本の官有財産はいかぬが……

第5回国会 図書館運営委員会 第4号(1949/05/12、24期、民主自由党)

○北澤委員 五十万円は行政廳の予算となるのか、またその流用は……。

第5回国会 図書館運営委員会 第5号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○北澤委員 ただいまここに議題になつております国立国会図書館法の一部を改正する法律案の第二十五條の二に、発行者が正当の理由なくして前條第一項の規定による出版物を納入をしなかつたときは、その出版物の小売価額、小売価額のないときはこれに代るものの五倍に相当する金額以下の過料に処するという罰則の規定を設けられておるのでありますが、本法であります国立国会図書館法には罰則の規定がないのであります。特に今回の改正法律案に罰則の規定を設けました理由につきまして、提案者の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりまして、罰則の規定は、国立国会図書館がその本務を遂行するにあたつてやむを得……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1949/07/20、24期、民主自由党)

○北澤委員 選挙区の問題につきましては、いろいろ理論的に議論があると思うのでありますが、これまで世界各國におきまする実際の選挙を基礎にしてみますと、議会政治が最も円満に行われておるのはアメリカとイギリスだろうと思うのでありまする。このアメリカとイギリスにおきまして議会政治が円滑に行われております理由はいろいろあろうかと思いますが、結局問題は二大政党があつて、これがお互いに相牽制して行きますところに、両國の議会政治が円満に行われて行く点があると考えておりますし、世界の学者もそれを認めておるのであります。そういう点から行きますと、やはり日本におきましては議会政治を円滑に行つて行くためには、将来の理……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1949/07/21、24期、民主自由党)

○北澤委員 候補者の問題はきわめて重要な問題でありますが、日本の民主政治というものは、まだ管制の域に達していないものでありまして、ただちに理想的な制度を日本に持つて来ることはどうかと思うのであります。議会政治というものを円滑に運営するためには、結局政党政治、政党が中心になつて議会政治というものを運営する以外に、民主政治をりつぱにやつて行く道はないと思うのであります。そういう意味では私は候補者につきましても、今ただちにというわけでありませんが、やはり政党公認制度とか、あるいは予選制度、こういうような制度によつて候補者をまとめて行く、ただ単に本人の届出だけで候補者になるということをやめまして、もう……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第10号(1949/07/22、24期、民主自由党)

○北澤委員 この選挙運動の取締りにつきましてはいろいろ御議論があるのでありますが、現行法の制度が窮屈すぎるということは皆樣御同感と思うのであります。ただいまも齋藤委員からお話がありましたように、民主政治の本義はほんとうに國民を代表する人が、選挙によつて出て來る。この人が國政を議するということが民主政治の根本であります。ところが現行のような選挙でやりますと選挙民がほんとうに候補者の政策なり人格なりを認識するのに不便である。もう少し選挙運動取締りを緩和しまして、選挙民諸君が候補をはつきり認識する、その人の識見なり人格なり経驗をはつきり認識し得るようにするのが私は民主政治の本義に一致するものと思うの……

第5回国会 大蔵委員会 第12号(1949/04/13、24期、民主自由党)

○北澤委員 今の前尾委員の質問に関連してお伺いしたい。この第四條の第六項、第七項の連合國最高司令官の承認を受けなければならぬということは、これは日本のアメリカに対する國際上の義務なんです。この國際上の義務を、こういう日本の國内法に規定するということはどうかと思う。國際上の義務は國際的な協定もしくは日本國のように独立國でない場合には、連合國の日本政府に対する覚書、こういうふうなものに書くべきであつて、こういう日本の國内法に國際上の義務を書くのはかつこうとしておかしい、こう思うのですが、その点に対する御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 ですから私は法の建前としては、第六項、第七項の事項は國……

第5回国会 大蔵委員会 第14号(1949/04/15、24期、民主自由党)

○北澤委員 ちよつと速記を中止してください。

第5回国会 大蔵委員会 第21号(1949/04/25、24期、民主自由党)

○北澤委員 大藏大臣に対する質問があるのでありますが、後ほど大臣がおいでのようでありますからして、これを留保しまして二、三政府委員にお尋ねいたします。  第一点は法人税の問題でありますが、今回の税制改正案によりますと、法人のプレミアムにつきましては税をかけないということであります。これは資本の蓄積を奬励するという見地から必要だと思いまして、私は非常にけつこうと思います。思うに大東亞戰爭におきまして、日本は巨額の資本を消耗し、また戰後のインフレによりまして、資本の食いつぶしが非常に行われまして、今日日本におきまして最も足りないものは資本であろうと思います。先般のドツジ公使の声明の中にも、今日日本……

第5回国会 大蔵委員会 第22号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○北澤委員 有價証券の処分の調整等に関する法律の一部改正につきまして、これに関連して伺いたいと思います。最近諸般の情勢から株式取引所の再開の一日も早からんことが要望されておりますが、いつごろ取引所が再開されますか、その点をお説明願いたいと思います。
【次の発言】 最近株式取引所の再開が近いような報道が新聞に出ておりますが、この取引所の再開ということは、資本の蓄積または外資の導入その他諸般の関係から見まして、一日も早いことが非常によいと思うのでありますが、これに対します政府の見通しもしくは関係方面との折衝の状況、そういうものにつきましてさしつかえのない範囲におきまして、御説明願いたいと思うのであ……

第5回国会 大蔵委員会 第25号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○北澤委員 一点だけお尋ねしたいのですが、御承知のように今日日本で最も大事なことは、日本の経済の自立なのであります。日本の経済の自立のために必要なことは、日本の外國貿易を大幅に拡張することであります。日本の貿易の將來を考えます場合には、いわゆる加工貿易、外國から原料を入れて日本でそれを製造して外國に出す加工貿易が、日本の貿易の中で最も大きな部分を占めるのではないかと思うのでありますが、それらを考えまして私は日本におきましても、いわゆる自由港の制度をとつた方が、日本の將來の外國貿易に非常によいと思うのでありますが、そういう点に対して、政府の方で何かお考えを持つておられますかどうか、お伺いいたしま……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○北澤委員 日本銀行法の改正につきまして二、三点質問したいと思います。十三條の三の第十項に「左ニ掲グル事項ニ關シ主務大臣ヲ經由シテ行フ國會ニ対スル毎年ノ報告」とありまして「イ、金融機關ノ状態及運營、ロ、必要ナル法律ノ改正、ハ、当該年中ニ於ケル監督政策ノ變更、ニ、實施シタル政策及其ノ理由」、こういうのでありますが、これは日本銀行政策委員会は國会に対して責任を負わない地位にあると思います。こういう金融問題については、直接大藏大臣が國会に対して責任を負うのでありますから、國会に対する報告は大藏大臣がする、國会に対する責任は大藏大臣が負うべきものであつて、單に大藏大臣を経由して政策委員会から國会の方に……

第5回国会 大蔵委員会 第28号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○北澤委員 先ほど政府の方からいろいろ御説明になつたのでありますが、政府の説明によりますと、この政策委員会というものは、日本銀行の内部機構の一部であるということでありますが、今度の法律改正によりますと、どうもこの政策委員会というものは、日本銀行とは別個に独立の人格を持つておるという規定になつておる。たとえば日本銀行法の第二十條には「日本銀行ハ左ノ業務ヲ行フ」とこう書いてあるのに、これとは別個の政策委員会というものがこういう事項をつかさどる。日本銀行の業務に規定されていないいろいろな業務を行うというふうに書いてあります点もそうでありますが、それからまた國会に対する報告を出す場合に、政策委員会とし……

第5回国会 大蔵委員会 第31号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○北澤委員 時間もありませんから、一点だけお伺いします。最近の國際情勢から考えまして、日本におきましては、できるだけ食糧の自給体制というものをつくることが非常に肝要と思うのでございますが、耕地の相当の部分がタバコの栽培に充てられている。ところがアメリカにおきましては、くずタバコが相当余つております。從いましてもしこのアメリカのくずタバコの安いものを日本に輸入して、これによつてタバコをつくつて、それによつて從來日本のタバコ栽培に充てられておつた耕地の一部を、食糧増産の方に充てるというようなことができると、私は日本の食糧増産に相当効果を持つ、こう考えるのであります。そういうようなことを政府の方で考……

第5回国会 大蔵委員会 第45号(1949/09/20、24期、民主自由党)

○北澤委員 ありますが、大臣がお見えになりませんければ……
【次の発言】 大藏大臣に二、三点お伺いいたします。  第一点は、御承知のように一昨日の十八日にポンドの切下げがあつて、それと同時にポンド・ブロックの各國の通貨が切り下つたわけであります。これは非常に大きな問題でありまして、日本の経済状態にもいやでもおうでも非常に大きな影響があると思うのであります。それを考えまして、今度のシャウプのレポートというものをわれわれが研究する場合、このシャウプの勧告案なるものは、たとえて申しますと、数学の方程式のようなものでありまして、それを当てはめます基礎の数字がかわつて來れば答えもかわつて來るのであります……

第6回国会 大蔵委員会 第4号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○北澤委員 各委員からの質問に対する御当局の御答弁で大体わかつたのでありますが、一、二点お伺いいたします。先ほど食糧庁長官の御答弁では、免税をする理由は一つはガリオア資金で入つて来ることと、もう一点は外国の食糧の値段が高いというわけで免税をするというのでありますが、もし将来日本への輸入食糧の輸入先を切りかえて、南方方面から食糧を輸入するということになりますと、ガリオア資金によらないわけでありますが、そういう場合でも免税をする必要があるかどうか、その点を一つお伺いします。
【次の発言】 そうするとここ当分輸入食糧は、主として米国から買うということでございますか。

第6回国会 大蔵委員会 第7号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○北澤委員 同僚委員諸君の質問と政府の御答弁とで大体わかつたのでありますが、一、二点質問したいと思います。この法律案の第四十三條の十四には「公社は、大蔵大臣の認可を受けて、政府から長期借入金及び短期借入金をすることができる。」及び四十三條の十五に「政府は、公社に対し長期又は短期の資金の貸付をすることができる。」こうありますが、その区別はどういうことでございますか。
【次の発言】 この借入金については利息はつかないわけでありますか。
【次の発言】 最近の新聞によりますと、ドツジ公使と池田蔵相の交渉の結果、今度の補正予算は来年度の予算については、いわゆる特別会計に対する何と申しますかインヴェントリ……

第6回国会 大蔵委員会 第9号(1949/11/14、24期、民主自由党)

○北澤委員 ただいま御説明がありました国の所有に属する物品の売拂代金の納付に関する法律の一部を改正する法律案についてでありますが、国の所有に属する物品でありまして、さしあたり売り拂うことを予定し、あるいは考えておられる物品の内訳がございましたら、資料としてお出し願いたい。たとえば特別調達庁あたりで、進駐軍の使用ということで買い込んだものが、進駐軍の使用から解除されて、大分たまつておるものがある。あるいは産業復興公団にもそういうものがありまして、これも至急処分したいという考えのようであります。そういうふうに政府もしくは公団あるいは専売公社、国有鉄道、こういう方面の所有に属する物品で、ただいまのと……

第6回国会 大蔵委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○北澤委員 今回の税制改正案に関連しまして御質問したいのですが、今回の税制改正案は、政府の説明によりますと、これは一応の改正案であつて、明年度においてシヤウプ博士の勧告の線に沿つて、本格的の税制改正をやる、こういうことであります。それによりますと、明年度の予算におきましては、予算全体の関係もありまして、税收入は四千四百四十六億円に押えたわけでありますが、こういうふうな明年度の予算の大綱、税收の見込みなどを見まする場合におきまして、その根本になりまするところのアメリカの日本に対する経済上の援助、日本の経済をささえておりますところの米国の対日経済援助ということにつきまして、一体政府はどういうふうな……

第6回国会 大蔵委員会 第17号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○北澤委員 薪炭需給調節特別会計における債務の支拂財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、農林委員会及び予算委員会におきましても十分に質疑が行われ、また当大蔵委員会におきましても委細を して質疑が行われておりますので、この法案に関しまする質疑はこれをもつて打切られんことを望みます。
【次の発言】 国民金融公庫法の一部を改正する法律案につきましても質疑が十分行われたと思いますので、これをもつて質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 国民金融公庫法の一部を改正する法律案の趣旨は、要しまするに出資額を増額するというのでありまして、これは一般庶民の金融に非常に貢献す……

第6回国会 大蔵委員会 第18号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○北澤委員 二、三点お聞きしたいのですが、従来から貿易特別会計の中に外国為替資金というものを置いて運営しておつたのですが、これを今回特に改めまして、外国為替特別会計を設けて歳入歳出としてやるようになりました理由、どうしてもそうしなければならぬのか。特にそういうふうに制度を改めた理由につきまして、ちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 これを歳入歳出としまして縛つてしまうと、貿易のようなそのときどきの情勢によつて臨機応変の処置を要するものについては、不便な点がありはしないかと思うのでありますが、その点はいかがでございますか。
【次の発言】 この特別会計には、そうしますと相当大幅の予備費とでもいうよ……

第6回国会 大蔵委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主自由党)

○北澤委員 外国為替及び外国貿易管理法の審議の際のお話では、輸入する場合は輸入信用状に対して半額の円資金を銀行に預けるという話だつたのですが、それは法律第五十五條の担保と同じものですか。あるいはこれと違うのですか。
【次の発言】 そういたしますと、その五〇%はまだきまつておらぬで、今後の割合はそのときにきめるというふうに了解してよろしゆうございますか。
【次の発言】 今の銀行局長のお話では、外国銀行に対しましても日本側の銀行と同じように一律にこれを適用する、こういうお話であつたのでありますが、講和條約をつくるまでは、日本におきまする連合国人というものは治外法権的の立場を持つておる。従いましてそ……

第6回国会 大蔵委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○北澤委員 最近の状況を見ておりますと、ここ数年のうちに世界的に食糧が過剰になるような時代が来るんじやないかというふうな気がするのでありますが、それに対しまする政府の御見解を伺いたい。
【次の発言】 その来年の輸入目標の具体的の数字がわかりますれば、お知らせ願いたい。
【次の発言】 われわれが選挙区などを歩いておりますと、どうも世界的に食糧がだんだん余つて来て、外国の安い食糧が日本に入つて来て、日本の農村に非常に影響がるあのではないかいう話をいろいろ聞かされるのでありますが、今の一ドル三百六十円のレートである限りは、世界的にいかに食糧が余つても、日本の国内の食糧の値段よりも安い食糧が外国より入……

第6回国会 大蔵委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○北澤委員 この食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、大体質疑も終つたようでありますので、この辺で質疑の打切りをせられたいと思います。
【次の発言】 資料として頂戴しました昭和二十四年度における物品の売拂い予定額によりますと、解除物件については、昭和二十四年度において物品の売拂い予定額として三十一億七千八百万円というものが計上してありますが、これは本年度内に大体売拂いができるというお見込みですか。
【次の発言】 これは山口国務大臣の所管ではないと思いまするが、産業復興公団につきましては、二十九億六千九百万円という売拂いの予定になつておりますが、これにつきましても大体の予定であ……

第6回国会 大蔵委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○北澤委員 聞くところによりますと、最近税務署が証券会社を調べました結果、証券界に集まつておりましたいろいろの資金が分散しましてそのために証券に対する購買力が大分減つて、その結果証券市場に不安を起したというふうなことを聞いておりますが、そういう事実がありましたかどうか。
【次の発言】 もう一ぺん伺いたいのですが、ただいまも小峯委員からお話があつたのであります。証券の方でありますから、その価格にいろいろ動揺があるのはあたりまえのことでありますが、もしこの証券の値段が一般的にある程度以下に下るということになりますと、証券市場によつて長期の設備資金を調達するということは、なかなか困難だと思うのであり……

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/23、24期、自由党)

○北澤直吉君 大蔵委員会でお願いいたしておりまする委員派遣の問題について、簡單に御説明申し上げます。最近群馬地方、阪神地方、山梨地方におきまして、徴税の問題について大分事態が惡化しておるように思いますので、大蔵委員会といたしまして委員を派遣しまして実情を調査したい、こういうことでお願いしておるわけであります。群馬地方におきましては、毎日地元の人たちが、むしろ旗を立てて各税務署に押し寄せておるという状況でありますし、また阪神地方、山梨地方におきましては、何千名という人たちか署名をしまして、陳情に参つておる。こういうことで、どうも国会としてもこれは捨てておけないというように考えまして、大蔵委員会と……

第7回国会 選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1950/03/08、24期、自由党)

○北澤委員 ただいまの主計局長のお話によりますと、この費用が一億五千万円ということでありますが、二十五年度の予算においては、今の一億五千万円が計上してあるのでありますか、ないのでありますか。
【次の発言】 二十五年度予算における平衡交付金は、一千五十億円になつておりますが、そうすると、あれで今の一億五千万円は当然まかない得るという解釈でございますか。
【次の発言】 私は地方自治の達成という見地から申しますと、なるべく地方自治体が国家の統制を少く受ける、今後なるべく中央政府の統制を少くすることが、必要であると思うのでありますが、そういう意味から申しましても、地方団体の公務員である府県知事あるいは……

第7回国会 大蔵委員会 第15号(1950/02/15、24期、民主自由党)

○北澤委員 関連してお伺いしたいのです。この公団の下請をして容器の回収をする業者があるのでありますが、地方の方でいろいろうわさを聞きます。そういう公団の下請をして回収する業者に、公団の職員が出資をしてやつておる、こういうようなうわさを方方で聞きますが、そういううわさが間違いであることを私は希望しますけれども、お答え願いたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○北澤委員 この物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律を廃止する法律案につきましては、質疑もないようでありますので、この程度で質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 それではこの物資の割当に関する手数料等の徴收に関する法律を廃止する法律案につきましては、討論を省略しまして、採択されんことを望みます。
【次の発言】 二点ばかり伺いたいのです。一点は連合軍の需要に応じて、連合軍の管理に服する労務者ですが、こういう労務者については何が思想上の検査みたいなものがありますか。たとえばこういうふうなものは向うで雇わないとか、そういううふうな思想的なテストがあるかどうか。

第7回国会 大蔵委員会 第18号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○北澤委員 大臣にちよつと確かめておきたいのですが、今度進駐軍用に二千戸の住宅をつくるわけですが、もしこの二千戸ができますと、現在進駐軍が接收しております家屋なりホテルなりは、日本側に相当返還になるわけですか。
【次の発言】 今度できます二千戸につきましては、これができましたならば、進駐軍に賃貸しをすというような新聞発表がありますが、賃貸しをする場合に、アメリカの方からドルで家賃が入つて来る、しかもその家賃は普通のマーケットの家賃の率による、こういうふうに了解しますが、間違いありませんか。

第7回国会 大蔵委員会 第19号(1950/02/24、24期、民主自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 これより会議を開きます。  去る二十日本委員会に付託に相なりました酒税法の一部を改正する法律案、有価証券移転税法を廃止する法律案、及び去る二十一日に付託に相なりました法人税法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、富裕税法案、通行税法の一部を改正する法律案の六法案を一括議題としまして、まず政府の説明を求めます。大蔵大臣池田勇人君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。ただいま議題となつております税制改正六法案、すなわち酒税法の一部を改正する法律案、有価証券移転税法を廃止する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、富裕税法案、通……

第7回国会 大蔵委員会 第22号(1950/02/28、24期、民主自由党)

○北澤委員 今度の税制改革によりますと、中央地方を通じまして負担の公平をはかるという点が、大きく出ておるわけでありますが、結局税を納める納税者の立場から申しますと、中央の税も、地方の税も同じにかかるのであります。従つて結局課税の公平を期するということになりますと、国税、地方税両方合せて公平を期するということが必要でありますが、そういう意味におきましてこの委員会において今は国税の方を主として審議しておりますが、地方税とにらみ合せて負担の公平をはかるという点を、われわれは研究しなければならぬと思うのであります。そこで新しい地方税に関しまする法案は大体いつごろ議会に出ることになりますか。

第7回国会 大蔵委員会 第23号(1950/03/01、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 これより会議を開きます。税法の質疑に入ります前にちよつと御報告いたします。それは明二日の公聴会における公述人選定の件でありますが、本件は去る二月二十四日の委員会におきまして、委員長、理事に御一任願いましたので、理事会で選考の結果、次の八名の公述人を選定いたし工したので、この際御報告申し上げてわきます。すなわち学識経験者として商大教授の井藤半彌君、同じく都留重人君、経団連の日本租税研究協会から十條製紙株式会社取締役の金子佐一郎君、それから中小企業連盟常務理事の稻川宮雄君、農業協同組合代表会議実行委員会会員長黒田新一郎君、品川税務署直税議長森蔵之助君、元全国財務労組副委員長徳島米……

第7回国会 大蔵委員会 第26号(1950/03/06、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 それでは午後は二時から再開といたしまして、午前はこれにて休憩いたします。     午後零時三十六分休憩

第7回国会 大蔵委員会 第27号(1950/03/07、24期、自由党)

○北澤委員 大蔵大臣に数点お伺いいたします。  第一点は、今度の税制改正に関しまする政府の提案理由を見ますると、中央及び地方を通じて、恒久的かつ安定した税制の確立を求める、こういうような説明でございまするが、終戰以来今日まで、五年間、日本の政治、経済、社会、あらゆる方面に非常な変化があつた。特に経済方面におきましては、非常な速度をもつて進んでおりましたインフレーシヨンというものが、いわゆるドツジ・ラインによりまして、一応安定の段階に入りつつあるわりでありますけれども、いまだ日本の経済状態は、決してノーマルなものではないと私は思うのであります。こういうようなアブノーマルな時代におきまして、恒久的……

第7回国会 大蔵委員会 第28号(1950/03/08、24期、自由党)

○北澤委員 一点だけお伺いいたします。当委員会におきましても、農業協同組合に対する法人税につきまして、いろいろ議論があつたのでありますが、今度の法人税法の改正案の第六條を見ますと、「命令で指定する重要物産の製造、採掘又は採取をなす法人には、命令の定めるところにより、製造、採掘又は採取の事業を開始した事業年度及びその翌事業年度開始の日から三年以内に終了する事業年度において、その業務から生じた各事業年度の所得に対する法人税を免除する。」こういう規定があるのでありますが、これは命令によりますと、金地金、石灰窒素、硫安、金鉱石、砂金鉱、石油、石炭、亜炭、こういうものが重要物産として指定されておるのであ……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/10、24期、自由党)

○北澤委員 今回当委員会に付託になりました税法関係九法案につきましては、二月の二十四日から十二回にわたつて会議を開きまして、各方面にわたりまして愼重審議をされたわけであります。もちろん今回の税制改革案は、日本の税制を根本的に改革することを目的とするものでありまして、非常に重大なものであります。従いまして今日までの審議におきましては、必ずしも十分とは申すことはできないのでありますけれども、この税法案と一体をなします二十五年度の総予算案が、昨夜衆議院の予算委員会を通過しまして、今日衆議院本会議を通過する予定になつておりますので、この税法九法案に対しまする質疑は、この程度にして打切られんことを望みま……

第7回国会 大蔵委員会 第31号(1950/03/11、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外税制改正に関する八法律案につきまして、賛成の意を表せんとするものであります。  今回の税制改革はおおむねシヤウプ税制使節団の勧告の基本原則に即応しまして、しかも政府当局の多大な努力によりまして、わが国現下の財政経済諸事情に適合するように、これに適切と認められる調整を加え、わが国現行税制全般にわたつて根本的な改正を行わんとするものでありましたが、さきに第六国会を通過いたしまして、本年一月より実施せられました所得税の暫定的軽減、取引高税及び織物消費税の廃止、物品税の改正等と一体となりまして、わが国にい……

第7回国会 大蔵委員会 第33号(1950/03/15、24期、自由党)

○北澤委員 造幣庁特別会計法案につきましては、大体質疑も出盡したようでありますから、この程度で質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 証券取引法の一部を改正する法律案及び財政法の一部を改正する法律案につきましては、質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 造幣庁特別会計法案につきましては、討論を省略されて探決されんことを望みます。

第7回国会 大蔵委員会 第34号(1950/03/16、24期、自由党)

○北澤委員 二、三点伺いたいのですが、第一点はお話によりますと、今度見返り資金によつて、銀行に優先株式を引受けさせる。興銀、勧銀、北拓、農林中金、商工中金、こういうような銀行につきましては、優先株式を見返り資金で持たせるということでありますが、こういう多額の国家資金を銀行の資本にする場合において、何か特別に政府として監督する措置はないか。従来こういう銀行は、特別銀行として政府の監督下にあつたのでありますが、こういう銀行は全部普通銀行と同じになつた。ところがこういうふうに非常に政府資金によつて優先株式を持つ場合に、ある程度普通銀行と違つた監督を政府はする必要があると思うのですが、その点はいかがで……

第7回国会 大蔵委員会 第35号(1950/03/17、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 日本勧業銀行法等を廃止する法律案及び銀行等の債券発行等に関する法律案について、質疑がなければこれに関する質疑はあとまわしにします。
【次の発言】 次に輸出信用保険特別会計法案及び保険業法等の一部を改正する法律案を議題としまして、質疑に入りたいと存じます。佐久間徹君。

第7回国会 大蔵委員会 第36号(1950/03/18、24期、自由党)

○北澤委員 今回政府におきましては、タバコの製造能力の回復にかんがみまして、一面専売益金を確保しながら、他面においてタバコの値下げを実行せんとするわけでありまして、まことに時宜に適したものと考えます。今回のタバコの値下げは、所得税その他の税制一般の改正と一体をなして、国民負担の軽減に資するということが大きな目標でありますので、その意味からして、私は自由党を代表しまして、今回の改正案に賛成するわけであります。ただ、ただいまも社会党を代表して川島委員から希望がありましたように、今後とも政府におきましては特段の努力をされてこの上ともタバコの品質の向上と価格の値下げにつきまして、努力されるよう希望いた……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/03/22、24期、自由党)

○北澤委員 米国対日援助物資等処理特別会計法案、米国対日援助見返資金特別会計法の一部を改正する法律案、この両案に対しましては、この程度で質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題となつておりまする国庫出納金端数計算法案につきましては、質疑を打切られんことを望みます。
【次の発言】 退職職員に支給する退職手当支給の財源に充てるための特別会計簿からする一般会計への繰入及び納付に関する法律案につきましては、この程度で質疑を打切られんことを望みます。

第7回国会 大蔵委員会 第38号(1950/03/23、24期、自由党)

○北澤委員 今回の輸出信用保險特別会計法案の基本であります輸出信用保險法案につきましては、通産委員会において審議されているのでありますが、この点につきまして二、三伺いたいのであります。二十五年度の一般予算によりますと、この輸出信用保險のために、一般会計から五億円充てるということになつておりますが、この輸出信用保險は非常に大事な問題でありまして、イギリスの輸出補償法によりますと、私の記憶が間違つていないとすれば、五億ポンドくらい輸出補償に充てているのでありますが、この五億円くらいの金で日本の輸出を振興するための輸出信用保險に十分であるかどうか。この点を伺いたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、自由党)

○北澤委員 私は旧軍港市転換法案につきまして、二、三点お伺いしたいと思います。その第一点はこの法案の第一條によりますと、この法律は旧軍港市を平和産業港湾都市に転換することによつて、平和日本実現の理想逹成に寄與することを目的とするとなつている。ところが横須賀は現に西太平洋におけるアメリカの海軍の活動の本部みたいな形になつておるのであります。そういたしますと、横須賀の町の相当の部分は、やはりアメリカの海軍のそういう目的のために供せられることになりますので、横須賀の場合には、それ以外の地域に平和産業都市をつくるということになりますか。ちよつと伺いたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第43号(1950/03/30、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする輸出信用保險特別会計法案に対しまして賛成の意を表します。  この法案の基本でありまするところの輸出信用保險法案につきましては、通商産業委員会におきまして審議をいたしまして、今日の本会議に上程されるのでありますが、この輸出信用保險法案につきましては、現在のように輸出貿易を振興するということが、日本再建の最も重大な事柄でありますので、どうしてもこの輸出に伴うところの危険をカバーする何らかの制度がなければ、日本の貿易が振興できないことは皆様御承知の通りであります。従いまして世界の各国におきましても、この輸出に伴う危險を補償するた……

第7回国会 大蔵委員会 第45号(1950/04/06、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 田島ひで君。
【次の発言】 宮腰嘉助君。
【次の発言】 二、三点伺いたいと思います。この法案によりますと、貴金属というのは、金、銀、白金、リテニウム等でありますが、これにダイヤモンドが入つていないというのは、どういうわけでありますか。
【次の発言】 先ほど来いろいろお話はありましたが、結局日本の国際收支の改善という見地から申しましても、また将来ある場合には、日本の貨幣制度をこの金を中心として立てるという点から申しましても、日本における金の量というものを明らかにする必要があります。そこで伺いたいと思いますのは、局長のお話では、進駐軍に接收されている金が百八十トンあるというお話で……

第7回国会 大蔵委員会 第46号(1950/04/07、24期、自由党)

○北澤委員 三宅委員の御質問で大体終つておりますが、簡單にお伺いいたします。現在日本の税関の監視員は大体どのくらいありますか。
【次の発言】 税関監視員につきましては武装はしないと思いますが、取締りに必要な何かそういうものを持つておりますか。
【次の発言】 結局税関の職員が四千人くらいで、そのうちの三分の二あるいは半分くらいが密貿易の監視に当るわけであります。私はこれではとても不十分だと思いますが、海上保安庁あたりと連絡をいたしまして、必要な場合には海上保安庁の協力を受けるというような制度ができておりますかどうか、伺います。
【次の発言】 もう一点だけ向いたいのですが、密輸をやる人がいわゆる連……

第7回国会 大蔵委員会 第47号(1950/04/08、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題になつておりまする配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案に対する修正案につきまして、修正の動議を提出いたします。  まずこの法律案に対する修正案を朗読いたします。   配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案  配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案の一部を次のように修正する。附則を次のように改める。     附 則  この法律は、公布の日から施行し、昭和二十五年四月一日から適用する。以上であります。その理由はおわかりと思いますが、この配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案の附則においては、「この法律は、昭和二十五年……

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、自由党)

○北澤委員 それでは外国旅費の問題につきまして、ちよつとお伺いしたい。先ほどのお話では、二十五年度の予算では外国旅費として七億円とつてあるというお話ですが、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと、今度日本の在外事務所ができまして、先般衆議院を通過いたしました在外事務所法におきまして、アメリカにシャトルとサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオーリンズ、この五箇所に在外事務所ができましてそれに関する予算は海外拂いの七億円の中から出るというふうに聞いておりますが、それはどうですか。
【次の発言】 そうしますと、在外事務所の五箇所全体の一年分の費用は、大体外貨にし……

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 これより会議を開きます。  租税特別措置法等の一部を改正する法律案、及び昭和二十五年の所得税の六月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案の両案を一括議題として質疑を行います。三宅則義君。
【次の発言】 それでは租税特別措置法等の一部を改正する法律案、及び昭和二十五年の所得税の六月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案の両案に関する質疑はあとまわしにします。
【次の発言】 次に米国対日援助見返資金特別会計からする電気通信事業特別会計及び国有林野事業特別会計に対する繰入金並びに日本国有鉄道に対する交付金に関する法律案、及び国家公務員共済組合法の一部を改……

第7回国会 大蔵委員会 第58号(1950/04/24、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題となつておりまする米国対日援助見返資金特別会計からする電気通信事業特別会計及び国有林野事業特別会計に対する繰入金並びに日本国有鉄道に対する交付金に関する法律案に対しまして、修正案を提出いたします。まず修正案を朗読いたします。   米国対日援助見返資金特別会計からする電気通信事業特別会計及び国有林野事業特別会計に対する繰入金並びに日本国有鉄道に対する交付金に関する法律の一部を次のように修正する。   附則を次のように改める。   この法律は、公布の日から施行し、昭和二十五年四月一日から適用する。  以上であります。この理由は申し上げるまでもないのでありますが、原案によりま……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、自由党)

○北澤委員 この予算執行職員等の責任に関する法律案によりますと、弁償責任の有無と弁償額の検定は会計検査、院が行う。弁償命令は任命権者が行う。それから懲戒処分についてはその要求は会計検査院がするが、懲戒処分をするかどうかは任命権者の自主的判断にゆだねる。こういうふうなことであります。しかしながら、この問題は国庫に非常に大きな影響がありますので、私はもう少し国会というものがこれにタッチする必要があるのではないか、こう考えるのであります。もちろんこの法律案によりましても、弁償責任の減免について国会の議決を要する。それから検査院がなしました事項については、検査報告に記載して国会に報告するということにな……

第7回国会 大蔵委員会 第61号(1950/04/28、24期、自由党)

○北澤委員 提出者を代表いたしまして、私からただいま議題となりましだつむぎ等の輸入税を免除する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  この法律案によりまして輸入税を免除しようとする物品は、つむぎと上布でありますが、いずれも和服の生地に使用されるものてありまして、従来主として沖縄、大島等から産せられたものでありますが、現行の輸入税表によりますと、これら物品の大部分は従価十割の輸人税が課せられることとなつておりますので、現在てはその輸入は全然不可能な状態であると申しても過言てはないのであります。よつて今回諸種の事情を考慮いたしまして、昭和二十六年十二月三十一日まて、これら物品に……

第7回国会 大蔵委員会 第62号(1950/04/30、24期、自由党)

○北澤委員 先ほど御答弁がありました政府直傭の連合国軍関係の労働者、これは大体三十万くらいと思つておりますが、そのくらいになりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 この政府直傭の連合国軍関係労務者が二十数万ということでありますが、この進駐軍用の労務者は、ほかの一般の労働者といろいろな点において区別されて取扱われておる。たとえば健康保険なども特殊の健康保険がありますが、概指的に考えまして、この進駐軍関係の労務者と一般労務者との取扱いの違う点についてお伺いいたします。
【次の発言】 もう一点伺いたいのは、去年の七月に公契約における労働事項に関する條約というものが、第三十二回国際労働会議で採択さ……

第7回国会 大蔵委員会 第63号(1950/05/01、24期、自由党)

○北澤委員 特別未帰還者給与法の一部を改正する法律案につきましては、討論を省略しまして採決せられんことを望みます。

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○北澤委員 まず最初に文部大臣に対しまして二、三点伺いたいと思います。  第一点は、御承知のようにわが日本は領土が狭くて、しかもその上に非常にたくさんの人口をかかえておるのであります。でありますので日本といたしましては、どうしても貿易立国、産業立国というわけで、貿易の振興というものに最も大きな重点を置かなければならぬと思うのであります。従いましてわれわれ日本国民全体が、なるべく国際的教養と申しますか、感覚と申しますか、そういうものを持つことが非常に大事と思うのであります。昔のように日本が武力を持つておる時代におきましては、この武力によりましてわが国民が海外に発展することもできたのでありますが、……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○北澤委員 大蔵大臣にお尋ねしたい第一点は、日本の国際收支の問題であります。御承知のように、現在日本の国際収支は非常に支拂い勘定が多いのでありますが、幸いにしまして、アメリカの援助によりまして、国際収支のバランスをとつておるのが現状であります。しかしながらこの米国の対日援助というものは、いつまでも期待するわけに参りません。欧州に対するマーシャル計画というものも、大体一九五二年の六月には終了するという見込みでありますので、日本に対しまする米国の援助というものも、一九五二年の夏ごろには大体なくなるか、あるいはありましても、その額は非常に少くなると思うのであります。そうしますと、日本といたしましては……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/03、24期、自由党)

○北澤委員 本多国務大臣にお伺いしたいのですが、今回の税制改革の大きなねらいの一つは、御承知のように地方の財政を強化するということにあると思うのであります。申すまでもなく、民主政治の基礎を確立しますためには、地方の自治を強化するということは必要でありますが、そのためには、まずもつて財政の面から地方の自治を強化するということは、もちろんこれはけつこうと思うのであります。ただ問題は、日本の現在の実情から申しまして、今回のような地方税の改革というものが、その運営におきまして円滑に行くかどうかという点をわれわれは心配するわけであります。今回の税制改革によりますと、国税は相当程度に減税になる。政府の説明……

第7回国会 予算委員会 第29号(1950/03/24、24期、自由党)

○北澤委員 今回政府におきましては、見返り資金から五十二億円を出して、そうして進駐軍用住宅公社をつくりまして、これを進駐軍の住宅に供するというようなことになつておるようでありますが、従来こういう住宅は終戰処理費から出しておつたのでありますが、今回これを特に見返り資金から出すようにしましたその経緯につきまして、山口大臣の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 終戰以来日本におきましては、年々一般会計におきまして、終戰処理費というものを計上してやつて参つたわけであります。二十五年度予算におきましても、大体一千億余の終戰処理費が計上されておるわけでありますが、私どもの考えから申しますると、進駐軍……

第7回国会 予算委員会 第30号(1950/03/25、24期、自由党)

○北澤委員 当委員会におきましても、アメリカからの日本に対する援助資金及び対日援助見返り資金の性質につきましては、たびたび問題になつたのでありますが、私はこの機会にこの二つの資金の性格について、ひとつ明確な政府の言明を得ておきたいと思います。  今月の十五日にアメリカの商務省の発表によりますと、終戰以来四箇年半の間に、米国から日本に対する援助総額は十七億一千六百万ドル、そのうち十四億五千三百万ドルは贈與、グランツである。それから二億六千三百万ドルは借款、クレジットである。こういうアメリカ商務省の正式の発表があるのであります。ところが御承知のように、阿波丸事件の解決の際の、日本側とアメリカ側との……

第7回国会 予算委員会 第31号(1950/03/27、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題となりました昭和二十五年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対しまして、私は自由党を代表して賛成の意を表せんとするものであります。今回の補正予算は、去る一月二十七日附連合軍最高司令官の日本政府あて覚書によりまして、連合国軍人等の住宅二千戸を建設することに関するものでありまして、このために今回新たに連合国軍人等住宅公社を設立し、この公社におきましては、その建設資金五十二億五千六百万円を米国対日援助見返り資金特別会計より借入れることとし、また建設した住宅の維持は、一般会計の終戰処理事業費より支出することといたし、しかしてこれら住宅は公社より連合国軍人等に賃貸し、これら軍人か……

第8回国会 外務委員会 第1号(1950/07/17、24期、自由党)

○北澤委員 理事の互選はその数を五名といたしまして、選挙の手続を省略し、委員長において指名せられんことを望みます。

第8回国会 外務委員会 第2号(1950/07/21、24期、自由党)

○北澤委員 二、三点御質問いたしたいと思います。  第一点は、ただいまの御説明によりますと、アメリカ以外の数箇国において、日本の在外事務所を設置し得るように話が進んでおるというのでありますが、一体どの程度話が進んでおりますか。それを承りたいと思います。
【次の発言】 日本におきましては、外国において領事館が設けられないが、西ドイツの例を申しますと、西ドイツはロンドンとパリとワシントンに領事館を置いております。日本におきましてはそういうようなところまで進んでおらないのでありますが、日本が西ドイツと同じように、外国に領事館を設置し得るような見込みがありますか、お伺いいたします。

第8回国会 外務委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となりました日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案に関しまして、賛成の意を表せんとするものであります。  この法律案の趣旨は、政府の御努力によりまして、アメリカ以外の数箇国との間に在外事務所を設置する話合いが進捗しまして、近い将来にその実現を期待し得るようになりましたので、これに伴いまして在外事務所を新たに設置する国々の物価事情あるいはその他の事情を考慮しまして、職員の在勤手当及び住居手当等につきまして適当に定めるように修正せんとするものでありまして、まことに時宜に適したことと思います。  ただこの機会に二点だけ希望を述べておきますが、……

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/26、24期、自由党)

○北澤委員 二、三点質問したいと存じます。  第一点は本法律案によりますと、遺族の見舞金は一人七万円ということになつておりますが、これはどういう標準でおきめになつたか、その点をまずもつて伺いたい。
【次の発言】 遭難当時の所得を基礎にしてやつたと言いますと、その後日本の通貨の価値に非常な変化が来ておるわけでありますが、終戰当時の、まだインフレになつていない当時の日本の通貨の価値と、今日の通貨の価値とは非常な差があるわけでありますが、その基準になつた所得は、遭難当時の貨幣価値を基準にした所得でありますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 次に伺いたいのは、船主に対する見舞金でありますが、これは当……

第8回国会 外務委員会 第5号(1950/07/29、24期、自由党)

○北澤委員 時間もありませんから、一点だけ政府に明らかにしておきたいと思うのであります。それは先ほど並木委員からの質問は、日本の安全をどうする、講和条約締結までの占領下における安全保障を講和締結後の日本の安全保障をどうするかという質問でありまして、これに対して外務次官からは、占領下においては占領軍が日本の安全を保障する。それから講和条約ができまして、占領がなくなつたあとにおいては、今回の朝鮮事件に対する国際連合の措置から見れば将来は国際連合の集団的な安全保障、これに依存するようになるだろうというふうな御答弁であつたと思うのでありますが、今回の朝鮮事件に対する国際連合の安全保障理事会の設置は、た……

第8回国会 外務委員会 第6号(1950/10/04、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 次の質疑者の順序は小川半次君になつておりますが、菊池義郎君から先ほどの質問の中で言い残した分がありまして、なお質問したいということでありますので、皆さんの御了解を得て発言を許したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 菊池義郎君。
【次の発言】 先ほど太田次官から対日講和條約の内容として新聞に伝えられておるところを伺つたのでありますが、あの新聞に出ております講和條約の内容というものは、アメリカ側が持つております講和條約の内容を相当程度に反映しておるものかどうか、その点についてインサイドの方から何かの方法でインフオーメーシヨンがありましたら伺いたいと思います。

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/11/25、24期、自由党)

○北澤委員 先ほど小川原委員から、日本人の遺産の保護管理に関する事務という問題につきまして御質問がありましたが、この職午前の状態では、外国にある日本人の遺産の保護管理については、日本の領事館がやる場合と、それから所在国の裁判所がこれをつかさどる場合と、両方あつたと思うのでありますが、フランスは、日本の領事がやらずに、裁判所がこれをつかさどる、こういうことになつておつたと思うのであります。そういう場合におきましては、日本人の遺産の保護管理に関する事務は、やはりその国の法律に従つて、その国の裁判所にまかせるという以外にないと思うのでありますが、そのフランスの事情につきまして、御説明題いたいと思いま……

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/11/29、24期、自由党)

○北澤委員 いわゆる外交白書といわれておりまする外務省情報部発表の「朝鮮の動乱とわれらの立場」というパンフレツトでありますが、これは外務省情報部発表ということになつておりまして、日本政府のスポークスマンの発表であります。従いましてこれは一情報部の意見ではなく、日本政府の正式の意見の発表である、こう私は了解しますが、まずもつてこの点に対しまして政府の御所見を伺います。
【次の発言】 この「朝鮮の動乱とわれらの立場」というパンフレットに書いてありますことは、政府が現在の国際情勢というものを客観的にかつ科学的に分析をしまして、一つも主観を入れないで、客観的情勢をそのままに書いておるものと私は思うので……

第9回国会 予算委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○北澤委員 私は貿易の問題を中心としましてまず周東長官の御所見を伺いたいと思うのであります。  今日、日本が当面しておりまする最も大きな問題は、何と申しましても、講和條約の締結と日本の経済自立の達成であろうと思うのであります。いかに講和條約を結びましても、日本の政治上の独立と日本の安全保障を確保しましても、経済の自立がなければ、日本の完全な独立を確保し得ないのであります。現在アメリカは西ヨーロツパの国に対しまして、いわゆるマーシャル案によりまして経済上の援助を與えておりまする結果、西欧各国の経済については、アメリカはいろいろの点において指示権を持つておるわけであります。どうしても日本が経済上の……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま山田参考人のお話は、大体賛成でございますけれども――敗戰国であるからして税金を安くしろ、こういう御議論ですが、これは私も原則としてみとめます。しかしながら日本の今日の状態は、同じ敗戰国でもドイツなんかとは非常に違う。特に日本のように四つの小さな島の中で八千万以上の大人口を養う国は、ほかの敗戰国とは全然状態が違うと思います。のみならず、今回の戰争によつて国土の破壊、ことに資本の破壊というものはひどいと思います。従いまして、同じ敗戰国でもドイツとかよその国と比べて、よその国がそうであるから、日本もそうであるということはこれは間違いでありまして、やはり日本の実際の事情、特に領土の……

第10回国会 外務委員会 第1号(1950/12/13、24期、自由党)

○北澤委員 朝鮮の動乱については、あとで外務省の政府委員にお尋ねいたしますが、その前に通産大臣がお見えになつておりますから、この朝鮮動乱と日本の特需の関係、あるいは一般貿易関係につきましてお尋ねいたします。  朝鮮の動乱が非常に重大な段階に達したことは申すまでもないのでありますが、これによりまして日本の特需の将来につきましても、重大な影響があると思うのであります。どうも従来日本側は、ややもすれば特需の問題につきまして、甘く見過ぎておつたようであります。過般ドツジ公使が来ましたときにも、特需の問題をそう楽観してはいかぬというようなことを言つておりますが、今日の段階を見ますと、まさにその通りであり……

第10回国会 外務委員会 第2号(1951/01/31、24期、自由党)

○北澤委員 きようは吉田外務大臣が御出席になりませんので、私は大臣に対する質問は後日に留保しまして、外務当局にお尋ねいたしたい。ただいま委員長から御注意がありましたが、この講和問題は、日本民族の運命に関する非常に重要な問題でありますので、私は今国会の外務委員会におきましては、この委員会の委員各位が十分に論議することが、私は国民の御期待に沿うゆえんであると思いますので、ひとつなるべく時間を制限しないので、そのためにはたびたび開いて十分論議を盡した方がいいと思いますが、きようは時間の制限がありますので、時間の範囲内でお伺いいたします。  第一に伺いたいのは、御承知のようにこの問題は国民全体が非常な……

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/14、24期、自由党)

○北澤委員 時間もないようですから、外務省の予算の問題についし簡単にお伺いいたします。この二十六年度の外務省の予算ですが、これは二十六年度中に講和條約が調印されて、批准の交換が済んで効力が発生する、こういうことを予想してつくられた予算であると思つて間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと、本来はこの予算は現状のままで推移するという決定をして、二十六年度予算を組まれたものでありますが、総理大臣の国会におきまするお話によりましても、今年中には講和條約ができる確信がある、ちやんと調印されて、効力を発生する確信がある、こういうふうに申されておるわけであります。従いまして二十六年度の途中におきま……

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/20、24期、自由党)

○北澤委員 先ほど総理の御答弁の中において、戰争犯罪及び追放について御答弁があつたのですが、その御趣旨は、講和後においては、新たに戰争犯罪人の訴追を行うようなことはない。追放については、それを維持するかあるいは改良するかは、講和條約後に決定される、こういうふうな御趣旨と私は解釈するのですが、念のためにその点をお伺いいたします。

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/28、24期、自由党)

○北澤委員 私は文部大臣に対しまして日米文化の交流の問題につきまして伺いたいのであります。先般ダレス特使が日本に参られまして、吉田総理との間に講和に関連する各種の問題について、お話があつたのは御承知の通りでありますが、ダレス特使が日本を去るにあたりまして声明を出されまして、その中には、われわれは両国文化関係の発展について話し合つた、われわれが将来求める両国関係は、単なる契約上経済上の結びつきにとどまらないで、両国間には人間的な友好と相互尊重の感情が必要である、われわれは両国民が相互に知識、文学芸術の結晶を吸收し、創造的持続的な精神力の根源をわかち合うことによつて、両国民が利益を与えられるような……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/07、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となつております国際捕鯨取締條約に加入することについて承認を求めるの件について賛成の意を表せんとするものであります。  従来日本は事実上この條約の規定に従つて捕鯨を行つて来たわけでありますが、今回日本はこれに参加を許されたわけであります。しかして正式に日本がこの條約に参加しますれば、政府当局の御説明のように、たとえばこの條約によつて設立せられる国際捕鯨委員会におきまして、日本がその正式の構成員として発言権を持つというようなことを考えましても、やはり日本が正式にこの條約に参加することが、日本としまして利益があると思うのであります。のみならず、日本……

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/14、24期、自由党)

○北澤委員 関連して……。ただいま條約局長のお話によりますと、国際連合に加入しなくても、国際連合の安全保障の機能が非加盟国に及ぶ、こういうお話でありましたが、国際連合に加盟すれば連合憲章に基く安全保障に関する権利義務を負担しますが、それに加盟しなければそういう権利義務はない。たとえば非加盟国は国際連合にそういう権利を主張できないし、それからまた国際連合としても、非加盟国に義務を負担しない、そういうような関係になりまして、加盟した場合と加盟しない場合とでは、非常に差異があるのでありますが、それにつきましてもう一回御答弁を願います。
【次の発言】 私は端的にお伺いいたしたい。もし非加盟国が外国の侵……

第10回国会 外務委員会 第10号(1951/03/20、24期、自由党)

○北澤委員 私はまずユネスコの問題につきまして伺いたいと思います。  先ほど外務当局からの御説明にもあつたのでありますが、過般国際連合の社会経済理事会におきまして、日本のユネスコ加入の問題が取上げられまして、多数をもつて日本のユネスコ加入が認められたというわけでありまして、これはわれわれ日本国民としてまことに欣快に存ずるのであります。終戰後マッカーサー司令部の好意とまた日本政府の努力によりまして、日本の国際社会加入の道がだんだんと開けて、さきには日本の国際捕鯨條約に対する加入が認められ、さらに今度はユネスコ加入、あるいは最近には世界保健機関に対する加入も認められるという段階になつておるのであり……

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/03/24、24期、自由党)

○北澤委員 講和條約の締結以前におきましても、日本がなるべくすみやかに国際社会に復帰するということは、われわれ日本国民として希望にたえないところでございますが、そういう見地から申しまして、日本政府の在外事務所というものが世界の各地にだんだんと設置を認められるようになりまして、この点も非常に欣快と思うのであります。今般また東南アジアのビルマのラングーンに日本政府の在外事務所の設置が認められましたことにつきましても喜びといたすわけであります。  そこで伺いたいのでありますが、こういうふうにせつかくビルマのラングーンに日本政府の在外事務所をつくることになりましても、問題はこのビルマの国内の治安状況、……

第10回国会 外務委員会 第14号(1951/05/11、24期、自由党)

○北澤委員 四、五点政府当局者にお伺いしたいのですが、第一点はこのユネスコ憲章の前文に、過般の第二回世界大戦は、個人及び人類の不平等の原則の宣伝によつて起きたというようなことを宣言しておるのでありますが、これはユネスコに参加した国が、この個人及び人類の不平等に反対であるということをはつきり宣言したものと思うのであります。日本は従来から人類平等ということを唱えておつたのでありまして、こういうふうにユネスコ憲章の前文に、人類の不平等に反対であるというような原則を書いたということは、従来の日本の主張に各国が同調した、こういうふうに見てよろしゆうございますか。

第10回国会 外務委員会 第15号(1951/05/16、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま御説明になりました日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案について、二、三点質問いたします。  第一点は、今回の法律案によりまして、ワシントンに新しく在外事務所が設置せられることになつたのでありますが、現在日米経済協力というふうなことが、各方面の非常な注意を引いておるのであります。従いましてワシントン在外事務所の機能と申しますか、仕事も日米経済協力ということが相当大きな部分を占めて来なければならぬというふうなことでありまして、私はワシントン在外事務所の働き方いかんによりまして、この日米経済協力という問題が大きな影響を受けると思うのであります。従いましてワシントン在外事……

第10回国会 外務委員会 第16号(1951/05/17、24期、自由党)

○北澤委員 時間の関係もありますので一括して御質問申し上げますので、総理からも一括してお答えを願いたいと思います。  第一点は、四月六日のワシントン発UP電報の伝えます対日講和條約の草案の中にあるのでありますが、この草案の第三章の領土に関する部分におきましては、日本は千島列島をソ連に引渡す、こういうふうに規定せられておるのであります。この千島なる字句は、ダレス特使の声明等にもかんがみまして、歯舞諸島を含まないものと了解せられるのでありますが、もしそうでありますならば、條約調印の際に、この点をはつきりして置くことが必要だろうと思うのであります。これに対しまして総理のお考えを伺いたいのであります。……

第10回国会 外務委員会 第18号(1951/05/25、24期、自由党)

○北澤委員 ただいまの請願に関連して御質問したいと思います。この小笠原諸島や琉球諸島のように、日本と歴史的、民族的に非常に関係のある島々は、ぜひ日本に返還してもらいたいのでありまして、もし万が一こういう諸島が国際連合の信託統治になるという場合を予想してみるわけでありますが、その場合におきまして、同地方に従来住んでおつた日本人の国籍の問題がどうなるか、この国籍の問題は、結局そこにあります日本人の財産の問題に非常に影響があります。もしも国籍がその土地の住民ということになりますと、日本人の在外資産として賠償に充てられることはないのでありますが、日本人ということになりますと、日本人の在外資産として賠償……

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/03/15、24期、自由党)

○北澤直吉君 今回政府が在外公館等借入金の返済の準備に関する法律案を提出せられまして、またこの次の国会におきまして返済に必要な事項を定めた法律案を提出し、昭和二十六年度中に借入金の返済を開始するという方針を政府が決定せられましたことにつきましては、われわれ敬意を表するのであります。  申し上げるもでもなく海外から引揚げられました方々は、長年海外において仕事をせられておりまして、各種の地盤を持つておつたのでありますが、無一物となつて内地へ帰つて来られたわけでありますので、内地に帰られまして、いろいろ仕事をする場合にも非常な困難があつたのであります。従いましてこういう海外から引揚げられた方につらま……

第10回国会 内閣委員会 第13号(1951/05/19、24期、自由党)

○北澤直吉君 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案について二、三当局の御意見を伺いたいと思います。  今回の改正案によりますと、外務省に新たに国際経済局を設ける、それから京都の連絡調整事務局及び地方連絡協議会を廃止する、この三点であります。しかしながら御承知のように、講和条約の問題も非常に具体的になつて参りまして、條約の調印、批准というものも、そう遠くない将来には実現し得る見込みが立つたのであります。そこで締結後には、現在の外務省の機構は大幅に改正しなければならぬ、むしろ日本の各行政機構というものは、講和の後におきましては、大幅に改正する必要がまると思うのであります。特に……

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/05、24期、自由党)

○北澤委員 きようはあまり時間もありませんので、一点だけにつきまして大蔵大臣に質問いたしまして、明日また質問を続行したいと思うのであります。  日本に対する講和條約が、現在全国民の関心を集めている最も大きな問題でございますが、この講和の問題は、日本の政治、安全保障、経済その他各方面にわたりまして、非常に重大な関係を持つておりますことは申し上げるまでもないのでございます。ところがこの講和條約の、日本の政治あるいは安全保障等に関する部面については、非常に重大な関心が払われておるにもかかわらず、経済の部面につきましては、ともするとあまりこれを重大視しないというふうな傾向があるのでありまして、この点私……

第10回国会 予算委員会 第8号(1951/02/06、24期、自由党)

○北澤委員 昨日に引続きまして大蔵大臣に御質問いたしたいと思います。大蔵大臣の御答弁によりますと、講和條約締結の際には、日本の経済上におきまする完全なる主権を回復するように全力を盡したいというお話であつたのでありますが、新聞報道などを見ますと、最小限ではありましようけれども、やはりある程度の制限が残るようなふうに報道されたのであります。そこで私は特にお願いいたしたいのは、もし多少なりともそういう制限が、講和條約締結後も残るということでありますならば、その点を講和條約またはその付属文書か何かで明確にしておいてもらいたい。決してあいまいにならないようにお願いいたしたいと思うのであります。その点だけ……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、自由党)

○北澤委員 総理大臣にお伺いしたい第一点は、対日講和に関しまして、総理とダレス氏との間に会談の結果意見の一致を見ましたいわゆる吉田・ダレス方式につきまして、国民の理解を深め、全国民がこの方式を全面的に支持するように、政府が国民の啓発について一段の努力を傾倒してもらいたいという点についてお伺いしたいのであります。  一昨日本会議におきまして、総理大臣の報告によりますると、米国は日本を敗戰の敵国と見ないのみならず、進んで日米両国が世界の民主自由主義諸国の一環として共同防衛の責任をわかち、将来長きにわたつて友好関係を結ぶことを希望しております。総理といたしましても、日本の新しい将来の運命を開拓して行……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/02/24、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま政府委員から、日本政府の手持ち外貨の予想外の増加についてお話があつたのでありますが、結局これに関連して外為会計の赤字が非常に増加しはせぬか。今年の一月の数字によりますと、大体二千四百五十億の赤字があつたのでありますが、ただいまのお話のように政府の手持ち外貨がふえますと、この外為の赤字が相当ふえやせぬか。そうしますと、これによつて結局また日本の通貨の膨脹ということになりまして、最近世間で非常に心配になつておりますいわゆる輸出インフレといいますか、この輸出増加に伴つて外貨がふえて、その見返りの円資金が出て、結局これが日本のインフレの促進につきまして相当の影響を持つておるという点……

第10回国会 予算委員会 第24号(1951/03/29、24期、自由党)

○北澤委員 私は昭和二十六年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対し自由党を代表し、賛意を表するものであります。  本補正予算は、日本開発銀行法案に基く予算でありまして、そのおもな内容は次のようであります。  日本開発銀行の資本金は一百億円とし、昭和二十六年度予算中の見返り資金から金額出資し、必要があれば大蔵大臣の認可を受けて増資もできるのであります。さらに昭和二十六年度末に閉鎖する復金を継承することになつておりますから、その回収金は自動的に日本開発銀行の増資金となるわけであります。  次に業務の範囲は次のごときものとなつております。第一、経済の再建及び産業の開発に必要な設備の取得、改良または……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/05/23、24期、自由党)

○北澤委員 御承知のように過般日米の経済協力につきましてマーカツト経済科学局長の発表がございました。この講和締結後の日本の経済と国際経済との結びつきの問題につきましては、各方面におきまして非常な注意を払つておつたのでありますが、今回のマーカツト局長のレポートの発表によりまして、この日本の経済と世界の経済との結びつきの問題は、相当具体的になりましたことはまことにけつこうと思うのであります。そこであのマーカツト局長の声明に関連しまして安本長官にお伺いしたいのであります。従来この日米経済協力の問題につきましては、日本の一部におきまして相当甘い考えを持つておつたように思うのでありますが、今回の声明の発……

第12回国会 外務委員会 第2号(1951/10/31、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま並木委員からもお聞きしたのですが、方式の問題として聞きたいのですが、日本がある国に在外事務所を置く場合には、その政府に対してデイフアクトーの承認を与えることになるかどうか、その点を確かめておきたいと思います。
【次の発言】 中国との関係ですが、例の降伏條項においては、国民政府が中国を代表して調印しておる。従つて現在日本と中国との関係は、法的には日本は国民政府を承認するという立場にあると思うのです。ところがそれに対して中共政府というものができておる。それは一体どういう資格になつておるか。いろいろそれは国際法的な問題があると思うのであります。もしも中共の領域に在外事務所を置く場……

第12回国会 外務委員会 第5号(1951/11/09、24期、自由党)

○北澤委員 国際小麦協定につきましては、午前の外務農林連合審査会におきまして、いろいろ質疑があつたのでございますが、私はまず外務当局に対しまして質問したいと思うのであります。  この国際小麦協定につきましては、ことしの七月二十三日に正式の加入書を米国政府に寄託したことによりまして、わが国は正式にこの協定の加盟国となつたわけであります。従つて今回の国会に対する承認の要求は、事後の承認ということになつておるわけでありますが、そうしますと、ことしの七月二十三日に日本が加入書を寄託したことによりまして效力を発生している、こういう解釈でございますか、それとも今回の事後の承認によつて效力が発生するのか、そ……

第12回国会 外務委員会 第6号(1951/11/10、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となりました国際小麦協定への加入について承認を求めるの件に賛成の意を表したいと思います。  この協定の目的は、公正な安定した価格で、小麦輸出国には市場を与え、また小麦輸入国には供給を確保することであります。わが国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入しなければならぬ現状でありますので、この協定に加入しまして、協定によつて保証された数量の小麦の輸入を確保すること、及び安い価格による小麦の輸入によりまして、年間約七、八百万ドルの外貨の節約を期待することができるわけであります。この点は日本にとりまして非常に利益であります。こういう見地から……

第12回国会 外務委員会 第7号(1951/11/13、24期、自由党)

○北澤委員 まず第一に明らかにしておきたいのは、今度司令部では、日本人の海外渡航に関する許可権を日本側に返還する、こういうようなお話でありますが、そうしますと、今後は日本人が外国へ出る場合には、外務省が完全に自主的にこれを決定する、これまでのように司令部の同意なり許可を得る必要はない、こういうふうに解釈しでよいのですか。
【次の発言】 それから外国人が日本に来る場合、先ほど政府の説明によりますと、司令部の許可がいる。従つて外国人が旅券を持つて来る場合には、外国人の旅券の査証は日本政府でなくて、司令部がやると了解してよいのですか。
【次の発言】 今度廃止になる連合国最高司令官の許可を得て海外に渡……

第12回国会 外務委員会 第8号(1951/11/15、24期、自由党)

○北澤委員 食糧問題は日本でもきわめて重要な問題でございます。日本の食糧問題は、結局、国際的な世界の食糧の需給と申しますか、これによつて非常に大きく影響されておるわけでありますが、先般FAOの総会に提出されました報告によりますと、世界の主要穀物生産量は、戦前に比べて九%増加しておるにかかわらず、世界の人口は一三%ふえており、食糧の増加に比へて、人間の方がよけいふえておる、従つて食糧の需給は、それだけ供給よりも需要の方が増加している、こういうような報告があるのであります。これについての今後の見通しでありますが、世界全体の食糧の需給という問題につきましては、需要が供給に比べてだんだんふえるというよ……

第12回国会 外務委員会 第9号(1951/11/16、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題となつておりまする旅券法案につきまして、私は自由党を代表して賛成の意を表するものであります。  最近連合国最高司令部におきましては、従来最高司令部が持つておりました日本人の国外渡航に関する許可権を日本側に返還する意向のあることが明らかになつたのであります。しこうしてこの旅券法は、これに伴いまする国内体制を整備するために提案されておりますので、私どもすみやかにこういう法案をつくつて、日本側が自主的に海外渡航を許可するようにすることが必要だと思います。そういう意味におきまして、私は自由党を代表しましてこの法案に賛成の意を表するものであります。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第1号(1951/10/11、24期、自由党)

○北澤委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、田中萬逸君を推薦いたしたいと思います。諸君の御賛同をお願いいたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、委員長において指名あらんことを望みます。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/18、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題となつておりまする対日講和條約並びに日米安全保障條約は、わが日本を自由かつ平等の一員として国際社会に迎えるいわゆる和解と信頼の條約でありまして、史上稀に見る寛大、公正な條約であります。従いまして、日本といたしましては、一日もすみやかにこの両條約を批准いたしまして、連合国側の好意と信頼にこたえますとともに、條約の効力の発生を促進させることが必要と思います。それにつきましても、両條約は和解と信頼の上に立つておるのでありますので、両條約につきましてわれわれ国民の抱いておりまする憂慮、苦悩あるいは疑問、希望等は、国会の論議を通じまして十分国民の前に明らかにし、もつて国民が十分納……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/22、24期、自由党)

○北澤委員 今回の対日平和條約及び日米安全保障條約には、日本国民の財産権に相当影響のある條項がたくさんあるのであります。御承知のように日本の憲法におきましては、国民の財産権というものは尊重されることになつておりますので、この條約によつて受けまする国民の財産権の問題につきましては、これは国会としましても愼重に審議すべきものであると思うのであります。この点につきましては、私は総括質問におきましても一応触れましたし、また同僚の塚田委員からも、それからまたただいま田嶋委員からも触れられましたから、これまで触れてなかつた点につきまして、ひとつ政府に御質問したいと思います。  まず伺いたいのは、この第四條……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/23、24期、自由党)

○北澤委員 今回の平和條約及び日米安全保障条約はいわゆる和解と信頼の條約であります。しかるにこの委員会におきまする野党側の質問を聞いておりますと、中には、しいて連合国、なかんずくアメリカの真意を歪曲して、はなはだしきに至りますと、日本と韓国の間の日韓議定書の例を引きまして、日本をアメリカの保護国とするのだ、こういうふうな独断を下して、アメリカに対しまする不信の態度を露骨に現わしておる者があるのでありますが、これはまことに遺憾に存ずるのであります。ただいま条約局長からも御説明がありましたように、この日米安全保障條約におきましては、片務的な條項があるのでありますが、これは日本がいまだ軍備を持つてお……

第12回国会 予算委員会 第8号(1951/10/29、24期、自由党)

○北澤委員 ただいまのお話によりますと、外為に対するインヴエントリー・フアイナンス三百億、それから食管への百億、国際通貨基金及び国際開発銀行への二百億、特別調達資金への七十五億等、合せて大体七百億円が、一般市場から吸い上げられてリザーヴになる。従つてその穴を運用部資金でもつてカバーしたらいいじやないかという御意見でありますが、こういうふうに七百億を一般から引揚げるというのは、御承知のように今後相当インフレの気勢が上つて来るのじやないかということで、結局今日日本で最も大事なインフレ抑制という大きな観点から、こういうふうな措置がとられておるというふうに私は考えておるのでありますが、現在のインフレの……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)

○北澤委員 御承知のように海運の問題が、日本の将来の経済自立の面から申しまして最も大であります。日本の貿易の進展をはかるために、また日本の国際收支の改善をはかるためにも、日本の海運業の発達ということが、非常に大事であることはいまさら多言を要しません。戰争前におきましては、日本の海運業というものは世界でも一、二を争うような、非常に有力な商船隊を持つておまりした。これが世界の七つの海に活躍しまして、日本の貿易の発展を助け、また日本の国際收支の上に非常な大きな利益を与えておつたことは御承知の通りでございます。結局貿易というものは旗に従う、従いまして海運の発達のないところにその国の貿易は発達しないので……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/03/05、24期、自由党)

○北澤委員 あまり時間がありませんので、私は行政協定の問題につきまして、岡崎国務大臣に数点お尋ねしたいのであります。この問題は御承知のように政治にも技術的にも、いろいろの問題が包含されているのでありまして、先般衆議院の本会議におきましていろいろ質疑応答があつたのでありますが、それに触れてない点で二、三点お尋ねしたいのであります。  第一点は、政府は日米行政協定ができました後におきましては、日本に駐屯する国際連合軍の地位につきましても、大体同様の協定をおつくりになると思うのでありますが、一体それはいつごろつくられるかどうか。それからまたその国際連合軍の地位に関する行政協定をつくる場合には、これは……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/14、24期、自由党)

○北澤委員 今回の外務公務員法案をつくりました趣旨は、一つは外務公務員というものを、一般公務員とわけで、そうして別個の法律のもとにこれを規定するということと、それから在外公館に勤務する公務員と、それから本省に勤務する公務員のうちで、外交領事事務に関係するものをまとめて一本にしてやる、これが大きなねらいだと思うのであります。先ほども人事委員会との連合審査会におきまして、特に外務公務員法をつくつた理由につきまして、いろいろ質疑があつたのでございますが、これはやはり外務公務員の仕事の特殊の性質等にかんがみまして、一般公務員とこれをわけるということは、国際慣例であります。従いまして私はこの外務公務員法……

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/19、24期、自由党)

○北澤委員 私は前回の委員会におきまして、二、三質疑したのでありますが、それに継続しまして、お尋ねしたいと思います。  まず第一に伺いたいのは、外務職員の官職の格付の問題であります。この法案の第五條によりますと、外務職員については、官職の格付は外務大臣が行う、ということになつておるわけでありますが、従来の外務省の例を見ておりますと、一つの大きな欠点があつたのであります。たとえばある人が上海の総領事あるいは香港の総領事として、そこに長いことおつて、非常に適任であつたにかかわらず、上海の総領事だと勅任官までしか行けない、香港の総領事だと勅任二等までしか行けないというので、せつかくその人が長くおつて……

第13回国会 外務委員会 第14号(1952/03/28、24期、自由党)

○北澤委員 関連して一点だけお尋ねいたします。今度の平和条約が効力を発生すれば、日本におる韓国の人は、韓国の籍を当然回復するということはわかるのですが、私のお聞きしたいのは、中国人の場合であります。平和条約によりますと、日本は台湾と澎湖島の領土権を放棄する、従つて日本が放棄した台湾及び澎湖島の領土権がどこに属するかということは、まだきまつていないのであります。従いまして、台湾もしくは澎湖島に籍を持つておる中国人は、日本の建前から申しますと、国籍がないというふうに私は見るのであります。そうしますと、外国人登録法案第三条によつて登録する場合には、旅券をつけて請求しなければいかぬ、こう書いてあります……

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/29、24期、自由党)

○北澤委員 ただいまの佐々木委員の質問に関連してお尋ね申し上げたいのであります。日本が世界各国と善隣友好を樹立するいわゆる善隣外交ということは、吉田内閣の基本政策であると私は思うのであります。従いまして終戰以前から日本人として長く日本におられました朝鮮の方々につきましては、このいわゆる善隣外交の根本方針から取扱つていただきたいと思うのでありますが、この外務委員会における質疑を通じてわかりましたことは、この登録の切りかえは、日本におる韓国代表部の証明書等もなくして行けるということでありますのでその点問題がないのであります。ところがいよいよ日本に永住の許可を求める場合には、韓国代表部の証明書か何か……

第13回国会 外務委員会 第16号(1952/03/31、24期、自由党)

○北澤委員 在外公館の名称及び位置を定める法律案によりますと、新たにビルマ、インド、ユーゴスラビア、ヴアチカン等に日本大使館ないしは公使館を置くようになつております。新聞によりますとインドは講和條約の発効と同時に戦争状態を終結する宣言をするというふうなことになつておりますので、大体そういうように運んで行くものと思いますが、ビルマとユーゴスラビアとの関係はどうなつております。この点をちよつと伺いたい。
【次の発言】 ヴアチカンに日本の公使館を置くようになつております。これは戦争前もあつたものですが、そうしますと日本においてヴアチカンの公使館を置くといわれておりますが、今の法皇庁代表そのままの形で……

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/11、24期、自由党)

○北澤委員 岡崎国務大臣に二、三お尋ねしたいのでありますが、第一点は、御承知のように、この国際適合というものは、米、英、ソ連、フランス、中国、この五大国が、実際的には国際連合の活動をささえておる、こう申してもさしつかえないと思うのであります。ところが、御承知のように、この五大国間の関係が、必ずしも円滑に行つておらぬ。むしろ冷たい戰争が、この間で行われておるために、国際連合の活動が、半身不随のような状態になつておるということは、御承知の通りであります。そこでこの国際連合の活動が十分に発揮されるためには、この五大国の間の関係が円満に行き、五大国の間の協力が十分に行われて行くことによつて、この国際連……

第13回国会 外務委員会 第20号(1952/04/23、24期、自由党)

○北澤委員 関連して。この委員会の日本政府の任命する委員は、民間の人を任命するわけですか、それとも日本の公務員を任命するわけですか。もしこの公務員を任命するときには公務員法が適用されると思いますが、この委員は民間の人を出すという方針ですか。

第13回国会 外務委員会 第21号(1952/04/26、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま議題になつております日本国との平和條約第十五條(a)に基いて生ずる紛争の解決に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、私は自由党を代表しまして、賛成の意を表するものであります。  日本国との平和條約の第十五條によりますと、一九四一年十二月七日に日本国に所在し、かつ返還することができず、または戰争の結果として損害を受けた場合につきましては、連合国の財産に対して日本は補償を與えるというふうになつております。この補償の問題につきまして、いろいろの紛争が起るわけでございますが、平和條約の第二十二條によると、そういう紛争の起つた場合には、特別請求権裁判所へ付託するか、ま……

第13回国会 外務委員会 第22号(1952/04/30、24期、自由党)

○北澤委員 前回の委員会におきまして、日本が国際連合に加盟する問題につきましては、日本とソ連との国交関係を改善することが非常に必要であるという問題につきまして、岡崎国務大臣から伺つたのでありますが、どうも日本政府のソ連に対する態度が、国民の間にはつきりしておらぬということから、いろいろな問題が起きて来る。その一つの具体的な問題が、たとえばモスクワ経済会議に対する日本代表の参加というような問題に現われておるわけでありますが、私はまずその第一段といたしまて、いよいよ日本も講和が効力を発生しまして、外交についても自主権を持つて来たのでありますので、ひとつソ連に対する日本のはつきりした政策を立てて、そ……

第13回国会 外務委員会 第24号(1952/05/14、24期、自由党)

○北澤委員 先ほど大臣から御説明がありました日韓交渉のことに関連しまして、三点ばかり伺いたいと思います。  第一点は、先ほど大臣から申されましたように、請求権の問題が非常に問題になつておるようでございますが、これは結局対日平和條約の第四條の解釈の問題であります。しこうして、第四條の解釈につきましては、連合国と日本との間には、解釈の相違はない。ただ日本と朝鮮との間に解釈の相違があるというわけであります。従いましてこれにつきましては、先ほど並木委員から話されましたように、連合国の間に解釈の相違がある場合には、国際司法裁判所に提訴するというような措置があると思いますが、連合国の間には解釈の相違がない……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/05/21、24期、自由党)

○北澤委員 私は国際通貨基金及び国際復興開発銀行につきましてお尋ねをしたいのでありますが、独立によりまして、日本が全面的に国際経済社会に復帰することになりまして、この機会に世界的な金融機構として非常に重大な役割を果しております国際通貨基金及び国際復興開発銀行に日本が参加できますことは、非常に重大な意義を持つておるのでありまして、今日に至るまでの政府の努力に対しましては敬意を表するのであります。しかしながら、この機会に外務大臣にひとつお尋ねしておきたいことは、政府はたびたび、今後日本の外交は経済外交に重点を置くということを言われたわけであります。ところが現実の事態は必ずしもそういうふうに行つてお……

第13回国会 外務委員会 第28号(1952/05/30、24期、自由党)

○北澤委員  けさの新聞報道によりますと、日本の国際通貨基金加入に関連しまして日本の割当金が二億二千五百万ドルに大体きまつた、こういうふうな報道があるのであります。当委員会におきまする政府当局の説明によりますと、日本の割当は――なるべく多い方がいいのでありますが、大体二億五千万ドル見当できまるのではないかということだつたのであります。ところがけさの新聞報道によると、さらにこれが減りまして二億二千五百万ドルということになつておるのであります。それからまた日本のごの通貨基金への加入が非公式に承認をされたというふうな報道があるのでありますのじ、これについて政府にお尋ねしておさたいと思います。

第13回国会 外務委員会 第29号(1952/06/04、24期、自由党)

○北澤委員 今回の日華條約は、日本の対中国政策、ひいては日本の対アジア政策の根本に触れるものでありますので、二、三の重要な問題につきまして、外務大臣の所見をお伺い申し上げたいと思うのであります。  第一点は、日本の外交方針の根本でございますが、日本は講和條約の発効によりまして、完全な主権を回復し、外交についても自主権を回復したわけでございますが、日本の置かれておる立場にかんがみまして、日本は外交についても自主的の立場からアメリカと緊密に連絡して、でき得る限り米国と歩調を合せて行くべきものであると、こう私は思うのであります。こう申しましたからと申しまして、何も日本が向米一辺倒というのでなくして、……

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/06/11、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま問題になつておりますこの高良参議院議員、宮腰衆議院議員の行動につきまして、外務大臣の所信を伺つておきたいと思います。と申しますのは、憲法第七十三條によりますと、外交関係を処理することは内閣の権限になつておるわけであります。ところが宮腰代議士なりあるいは高良参議院議員は、いかにも日本を代表するようなかつこうで、あるいはモスクワの経済会議に出席し、または北京のアジア平和会議に出席しておるわけであります。従いまして、日本の外交が二重三重に行われておるという誤解を外国に與える心配があると私は思うのであります。戦前日本の外交が、外務省の外交のほかに、あるいは軍部の外交あるいは商工省の……

第13回国会 外務委員会 第32号(1952/06/12、24期、自由党)

○北澤委員 大臣が来られましたら、大きな問題について大臣にお尋ねいたしますが、来られるまでの間、政府委員にお尋ねいたしたいと思います。  今度の日本とインドとの平和條約は、サンフランシスコ平和條約と比較しましてもちろんいろいろの点発きまして日本に有利になつておる点は私も認めます。ただそれについてお伺いしだいのは、第二條の通商関係であります。サンフフンシスコ條約では、航空は第十三條、通商貿易に関するものは第十二條になつておりますが、今度の日印條約には、サンフランシスコ條約より相当詳しく書いてあつて、しかもそれには最恵国待遇を與えるというふうになつておる。そこで一つの最も大事なことは、先ほど政府委……

第13回国会 外務委員会 第33号(1952/06/13、24期、自由党)

○北澤委員 今度の日印條約の第二條におきまして、インドが英連邦諸国及び隣接国に対しまして特惠的な待遇を與え得るというふうに規定してあるわけでありまするこれはサンフランシスコ條約以上に日本がインドに利益を與えるものではないか、そうなるとしますと、サンフランシスコ條約の第二十六條によつて、たとえばフランスがフランスとインドシナとの間、オランダがオランダとインドネシアとの間、こういう関係におきましてそういう特惠関係を要求した場合に、これを與えなければならぬようになりはせぬかという点につきまして、昨日私は政府委員にお尋ねしたのであります。政府委員の方からは、これはインドだけの問題であつてよその国にはそ……

第13回国会 外務委員会 第34号(1952/06/14、24期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となりましたインドとの平和條約に対しまして賛成の意を表するものであります。  まず第一に、今回のインドとの平和條約を見ますと、サンフランシスコにおきまして調印せられました日本との平和條約に比べましても、さらに一段と友好と和解の精神が現われているのでありまして、われわれはこれ以上の友好と和解に満ちに平和條約というものは、現在あり得ないと確信いたすのであります。  第二にインドは高い文化と、ネール首相のようなすぐれた指導者を持つておりまして、東南アジアのいわば精神的な指導者の立場にあると申しても過言ではないのであります。今度のインドとの平和條約がで……

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/07、24期、自由党)

○北澤委員 本日は二十七年度の予算及びこれに関連する財政経済政策につきまして、政府にお尋ねをしたいのであります。特に私は国際的の観点に重点を置いてお尋ねしたいと思うのであります。ただいま通産大臣がおいででございますから、まず通産大臣からお尋ねいたします。  御承知のように国民待望の平和條約も調印せられ、また日米安全保障條約によりまして、日本の講和発効後における安全が保障されたのでありますが、今後に残る問題は、いかにして日本の経済の自立を達成するか、いかにして日本が真の独立国として経済の面においても一本立ちになるかということが、今後の日本に残された最も大きな課題であると私は思うのであります。経済……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/05/22、24期、自由党)【議会役職】

○北澤委員長代理 西村委員に――申し上げますが、約束の時間が参りましたから簡單に……。
【次の発言】 悪い前例には従わないように……。
【次の発言】 小平忠君。
【次の発言】 大分時間も過ぎておりますし、まだあとに質問者も控えておりますから、一点だけに限つて許します。
【次の発言】 藤田義光君――五分間でお願いします。
【次の発言】 稻葉修君。
【次の発言】 稲葉君に申し上げますが、大橋国務大臣は五時からよんどころない用があるそうでありますから……。


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/03/31、27期、自由党)

○北澤委員 鳩山内閣におきましては、共産圏諸国ともできるだけ国交を正常化したい、こういうふうに言われておるのでありますが、私どもの聞くところによりますと、ソ連以外にも、東ヨーロッパの共産主義の二つの国からも、日本との間に相互に戦争状態を終結したい、終結の宣言を出したい、こういうふうな申し入れがあるやに聞いておるのでありますが、その点は事実でありますか。
【次の発言】 その点は今大臣が御答弁のように、日ソの交渉の模様を見た上で、その他の東ヨーロッパの共産圏諸国との国交の正常化を考えたいというのでありまして、私も了承いたします。  次の点に移りますが、それは日米関係の問題であります。外務大臣は日米……

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/06、27期、自由党)

○北澤委員 鳩山内閣は日米協力の基本線を堅持しながら中ソとの関係を調整すると言われておるのでありますが、現在までの日ソ交渉の経過また中共との関係また日米関係は、総理として満足すべき状態にあると思いますかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 選挙のときには、日ソ交渉が今にもまとまるように宣伝をされておったのでありますが、選挙が終るというと、日ソ双方において熱がさめたように思われるのであります。従って日ソ交渉も今日まで遅々として進んでおりません。また中共との関係も、御承知のような状態でこれも進んでおりません。また日米との関係におきましても、防衛分担金の削減の交渉を初めガリオア資金の整理問題、……

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/14、27期、自由党)

○北澤委員 この国会におきましても外交問題があらゆる機会に論議されたのでありますが、鳩山内閣の外交方針が内外に十分に明瞭になったと、残念ながら申し上げるわけに参りません。そこで私はきょうはほんとうに国家的の立場に立って、基本的な問題について質問したいと思いますから、率直明快に御答弁を希望いたします。まず第一に伺いたいのは、日本の外交方針を策定するに当りましては、現下の国際関係をいかに把握し、これをいかに認識するかということが大前提だろうと思います。国際関係の認識いかんによっては外交方針も変って参りますことは、これは理の当然であります。重光外務大臣はこの特別国会の外交方針演説におきまして、国際情……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/05/26、27期、自由党)

○北澤委員 ガット問題について二、三質問したいと思います。  第一点は、例のガットの三十五条を援用して、日本がガットに加入しましても、ガットの規定を適しない、ガットの規定を除外する、こういうことを考えているのは、イギリスのほかにどういう国がありますか、ちょっと伺いたい。
【次の発言】 そういう国々は、日本との間においてはガットの適用を除外するというふうになります。そうなりますと、それを補うために、そういう国々と日本はどうしても通商航海条約を結ばなければならぬと思いますが、それはどうですか。
【次の発言】 ガットの規定の適用のない国との間には今のように通商航海条約を進めるわけでありますが、ガット……

第22回国会 外務委員会 第15号(1955/06/04、27期、自由党)

○北澤委員 時間があれば十分外務大臣にお尋ねしたいのですが、きょうは時間がありませんから、別の機会にゆっくりお尋ねすることとしまして、きょうは日ソ交渉に限ってお尋ねしたいと思います。この日ソ交渉に当りまして、ソ連がどういう態度で出てくるかということにつきましては、私どもは重大な関心を持っておったのでありますが、オーストリア国家条約、またユーゴスラビアとの関係等におきまして、大体ソ連の意図もある程度輪郭がわかってきたように思うのであります。従って今回の日ソ交渉に当りましても、結局ソ連は大きな世界政策の一環として、この日ソ交渉に当ってくると思うのでありますが、果せるかな私どもが心配しましたように、……

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/06/11、27期、自由党)

○北澤委員 ちょっと関連して。今の濃縮ウランの問題ですが、きょうあたりのワシントン電報によると、どうも日本の主張がわからない。協定からはずして了解事項に入れてくれ、こういうことをいっている。どうも最近日本の政府のやっていることは、余剰農産物の協定にしましても、今度の濃縮ウランのことにしましても、国内の感情的ナショナリズムに支配されて、つまらぬと言ってはおかしいですが、枝葉末節のことにこだわって大きなことをはずしているのだ。一体日本の政府がそういう一部の世論の動きに左右されましてどうも態度がまちまちで困る、何か日本がだだをこねているのだという印象を受けておるということが新聞にあったのでありますが……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/06/13、27期、自由党)

○北澤委員 十日の日に日ソ交渉につきまして各党代表の討論会がありました。(「議事進行、委員長横暴だ」と呼ぶ者あり)その際、社会党の左派の代表の森島議員から、日本は共産陣営と自由陣営との間に立って中立政策をとるべきであるという発言をされました。それに対して民主党の代表の池田正之輔議員は、自分としては森島議員の御発言に賛成である。民主党としても……。
【次の発言】 民主党代表の池田議員から、民主党としては森島議員の意見に賛成である。日本は終局においては中立政策をとるべきだと思う、こういう重大な発言をしたのであります。そうしますと、従来政府が国会において述べておりますところの日本は対米協調政策を堅持……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/06/15、27期、自由党)

○北澤委員 関連質問で一言。今のフイリピンの賠償問題ですが、自由党としても一言申しておきます。この前の大野・ガルシア協定では四億ドルということになっておりましたのが、今の新聞報道によりますと八億ドルということになっておりまして、倍であります。私どもの考えるところでは、日本が支払い得る年々のそういう対外債務というものは、大体四百億円か五百億円と思うのでありますが、そういう点から申しますと、そういうようなフィリピン賠償は払い得ないと思います。と言いますのは、もしガリオアの債務の整理がきまりますと、どうしても一年に五十億出さなければならぬ。それから英仏その他の外貨債の支払いも大体一年に百五十億、それ……

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/06/16、27期、自由党)

○北澤委員 数点についてお尋ねしたいのであります。まず第一点は、今度の協定によって米を十万トン買うことになったわけでありますが、どういう事情によって米を十万トン買うことになったか、そのいきさつをお話し願いたいと思います。
【次の発言】 これは非常に重大な問題でありまして、日本に米を売ることを希望している国は世界に多いのであります。東南アジア諸国あるいはイラン、イタリア、そういう国はみんな、日本が米を買ってくれるならば、日本の品物を相当買ってもいい、こういっております。従って、日本の輸出貿易を増進するという見地から申しますれば、そういう国から米を買ってやれば、東南アジア、中近東、イタリア、そうい……

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/06/21、27期、自由党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件について、自由党を代表いたしまして、左記理由によって、賛成の意を表明せんとするものであります。  第一に日本は食糧の自給度を高めますために、あらゆる努力を払っておりますが、年々百万を超える大幅な人口増加のために、毎年三百万トン以上の食糧を外国から輸入しなければなりません。そのために数億に上る貴重な外貨を年々外国に支払わなければなりません。また綿花等は日本の産業に必要な原材料でありまして、日本に絶対不足する物資は、どうしてもこれは外貨によって輸入しなければならないのであります。今……

第22回国会 外務委員会 第26号(1955/07/02、27期、自由党)

○北澤委員 昨年吉田前総理が渡米の際のみやげの一つとして、アメリカの民間三銀行から千五百万ドルの移民借款の話ができたわけであります。この借款の受け入れ機関としまして、先般自由党の予算修正の結果政府から一億円の出資をしてこの会社を作るというような話ができまして、今回この日本海外移住振興株式会社という法案の提案を見ましたことは、まことにけっこうだと思うのでありますが、この会社を作るにつきましては、先ほど来いろいろ指摘があったのでありますけれども、作ります以上は、十分にその所期の目的を達するように慎重に考えていかなければならないというふうに考えておるわけであります。  そこで福田委員の質問とも関連し……

第22回国会 外務委員会 第29号(1955/07/13、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しましてただいま議題となっております日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案につきまして、賛成の意を表明せんとするものであります。  今日、日本として最も大事なことは、政治、経済その他あらゆる面におきまして、日本の独立体制を完成するとともに、日本の安全保証を確保することであろうと思います。しこうして日本の現状におきましては、日本の安全保障を確保するためには、日米安保条約、日米相互防衛援助協定等を根幹としまして、日米が協同して日本の防衛に当るという以外には道がないと思うのであります。そういうわけで従来日本としまして日米協力によって日本の防衛を全うす……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、自由党)

○北澤委員 この海外移住振興株式会社につきましては、この外務委員会において私はたびたびいろいろな問題について質問したのでありますが、きょうはその締めくくりとしまして残った問題について質問したいと思います。  この移民問題が日本の人口問題解決の一助であることは申すまでもないのでありまして、それにつきましては前会の外務委員会においても外務大臣から政府のお考えを伺ったのでありますが、イタリアなどの例を申しますと、イタリアでは大体年々人口が四十万ふえる。そのうち十五万は海外移民に出ておるというふうなわけでありまして、政府が相当積極的に移民政策をやっておりますために、四十万の増加人口の中で十五万が海外に……

第22回国会 外務委員会 第34号(1955/07/20、27期、自由党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました日本海外移住振興株式会社法案につきまして、自由党を代表しまして、各派共同提案の附帯決議を付しまして、賛成の意を表明せんとするものであります。  その理由を簡単に申し述べますれば、次の通りであります。  第一は、年々百万以上増加しまするわが国の人口対策の見地から見ましても、また中南米、東南アジア等との貿易の増進、経済協力の推進の見地から申しましても、従来に比べまして画期的に大幅の海外移民を送り出すことの必要なことは、今さら申すまでもないことでありますが、近年中南米諸国の日本移民に関する態度も幸いに好転して参りましたので、この際一つ積極的に移民政策を推進する……

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、自由党)

○北澤委員 二点について簡単に御質疑をします。第一点は今もお話にありましたが、今回の日ソ交渉において日本の国連加盟の問題が出ておりまして、ソ連側の意向は、大体平和条約ができますれば日本の国連加盟を支持する、こういう意見のようでありますが、これに関連して伺いたいのは、ソ連がイタリアの講和条約に調印した、しかもイタリアの講和条約におきましては、調印した国々はイタリアの国連加盟を支持する、こうはっきりあの前文に書いておりながら、ソ連は今日までイタリアの国際連合加盟に対して拒否権を発動しておる。そうしてこれに賛成しない。こういうふうなあれがあるのでありますが、ソ連は何ゆえにイタリアの講和条約に賛成をし……

第22回国会 外務委員会 第36号(1955/07/25、27期、自由党)

○北澤委員 土曜日の委員会におきまして、大体政府のガットに関するいろいろな点につきましてお答えをいただいたのでありますが、あと二、三点だけお尋ねをしまして質問を打ち切ります。  一つは日本の輸出貿易全体を考えまして、ガットの保率を適用される輸出貿易と、ガットに加入しないか、あるいは三十五条を援用するという関係で、ガットの税率適用を受けない貿易は、日本の貿易全体でどのくらいの割合になりますか、政府の方でお調べになったことがありますか。
【次の発言】 従って日本の輸出貿易でガットの税率適用を受けるのは大体半分というわけでありまして、この間の政府の答弁によりますと、大体年額二千万ドルから三千万ドルの……

第22回国会 外務委員会 第37号(1955/07/26、27期、自由党)

○北澤委員 日本の貿易を増進するという見地から申しまして、あらゆる国との通商関係を増進することの必要なことはもちろんでありますが、中国関係におきましては台湾の国民政府と中共政府というものがありまして、そういう関係で貿易におきましても非常に微妙な関係にあるわけであります。そこで第一に伺いたい点は、台湾との貿易でございますが、昨年の実績によりますと、日本からの輸出が六千百余万ドル、台湾から日本への輸入が六千三百余万ドルということになっておりますが、本年の見込みは大体どの程度になっておりますか。政府委員からでけっこうです。
【次の発言】 一方中共との貿易でございますが、昨年の実績は日本への輸入が大体……

第22回国会 外務委員会 第38号(1955/07/27、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となっております日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書に対しまして賛成の意を表すものであります。  先ほど来社会党両派の委員から、吉田内閣が日華平和条約によって台湾の国民政府を中国の代表政府として認めたことは、アメリカの圧迫によるものである、従ってこれは吉田内閣の大失態である、こういうふうな話があったのでありますが、これは全くの誤解であります。サンフランシスコ会議におきましては、国民政府も中共政府も招聘されませんで、日本が国民政府あるいは中共政府のいずれに承認するかは、日本の選択にまかされたのであります。従って日本は、自己の……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、自由党)

○北澤委員 私は外交問題、貿易問題等を中心といたしまして、鳩山総理及び関係閣僚に対しまして総括質問をいたしたいと存じます。閣僚諸公におかれましても日本の内外に対しまして政府の所信を明確に表明する、こういうおつもりで明快率直なる御答弁を希望いたします。  総理にお尋ねしたい第一点は、世界の平和確立に対する根本的の考え方についてであります。総理はある場合には世界のどこの国とも仲よくして、これによって世界の平和を促進する、あるいは外国との貿易によって、たとえば共産圏諸国とは貿易の促進によって平和を確保したい、こういうふうに申されております。ところがある場合には、世界の平和は力の基礎の上に立ってできて……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/07/14、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、外交問題を中心として、総理大臣、外務大臣、大蔵大臣及び通産大臣にお尋ねをしたいと存じます。  第一は日ソの交渉についてであります。六月の初めにロンドンで日ソの交渉が始まりましてから約一ヵ月半でございますが、今日までの交渉の経過を見ますと、日ソ双方の主張が提示されただけでありまして、しかも双方の主張の間には大きな食い違いがありまして、ほとんど歩み寄りの跡が見られないのであります。双方の主張はちょうど平行線の上を走っているような感をいたしておるわけであります。日本側におきましては、各種の懸案を解決して、その上で国交を回復しようという方針をとっているのに対しまし……

第23回国会 外務委員会 第9号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま松本委員と岡田委員から、だんだんの御意見の開陳があったのでありますが、お話を承わっておりますと、濃縮ウラン受け入れに関する日米協定と、それから原子力に関する基本法と両方一緒にして議論しておるのだと思います。なるほど基本法の方は、きょう自民党、社会党の共同提案として衆議院の科学技術振興対策特別委員会に提案になるということでございますが、この濃縮ウラン受け入れの日米協定につきましては、前国会以来何十回となく、あるいは外務委員会あるいは予算委員会あるいは本会議におきまして議論せられてきたものであります。もちろん先ほどから岡田委員のおっしゃるように、仮調印したものの内容と、それから……

第23回国会 外務委員会 第10号(1955/12/14、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま議題となりました原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件に関し、私は自由民主党を代表し、次の理由によって賛成の意を表明せんとするものであります。  理由の第一は、原子力の平和的利用は、世界におきまする第二次の産業革命の原動力とも言うべきものでありまして、原子力の平和的利用の研究ないし原子力発電その他各方面の実際的利用の面において、日本が一日おくれることはそれだけ日本の発展に不利を来たすことであります。十八世紀の後半、蒸気機関の発明を中心とする第一次の産業革命において先鞭をつけた英国初め欧米諸国は、近代の……

第23回国会 外務委員会 第12号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 一点だけ関連質問したいと思います。日本の国際連合加盟の問題です。今回の国際連合加盟の問題につきましては、ソ連が、非共産圏諸国の国連加入については、日本だけには反対をして、ほかの国には賛成をしたというわけでありますが、これはどういう理由でありますか。察するところによりますと、日本とソ連との間にはまだ国交が回復されておらないから、ソ連は日本の国連加盟に賛成できない、こういう主張かとも思いますが、今度ソ連が賛成をして、国連に新しく加盟した国の中には、まだソ連と国交の回復されていない国がたくさんある。例をあげますと、ポルトガル、アイルランド、ヨルダン、セイロン、ネパール、リビア、カンボジァ……

第23回国会 予算委員会 第1号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は自由民主党を代表いたしまして、主として外交問題につきまして鳩山総理大臣、重光外務大臣及び関係閣僚に質疑をいたしたいと存じます。  第三次鳩山内閣の外交方針につきましては、過般衆参両院の本会議におきまして、総理及び外務大臣から一応の御説明があったのでございますが、目下重大段階にありまする日韓関係の問題、日ソ交渉の問題、また日比賠償問題等の重要外交問題に対しまして、日本の保守勢力の大同団結の結果生まれました自由民主党を基盤とし、強力な政治力を持って組閣されました新内閣がいかなる方針をもってこれらの重大問題に当りますかは、日本内外のひとしく重大関心を持って見守っておるところであります……

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は一問だけ、大臣にお尋ねしたいと思います。一点は、日ソの交渉も領土問題を中心にいたしまして重大な段階に入ったのであります。日本政府の領土問題に対する態度は、しばしば明確に言明されておるわけでございますが、日本の国内にはいろいろの情報が流れておりまして、政府の声明にもかかわらず、そういう情報のために、ややもすると動かされるような心配もないではないのであります。その情報と申しますのは、例の南千島に関連する問題でございますが、南千島を二つに分けて国後は日本に返還するが、択捉は返還しない、南千島を二つに分けてやる、こういうふうな情報、あるいは南千島につきましては、沖縄、琉球と同じように、……

第24回国会 外務委員会 第10号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○北澤委員 関連して。今回の在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改する法律案でありますが、これによりますと、中南米方面に対しましては、外務省の方におきましては重点を置かれまして、パラグアイの日本公使館の新設ということになったわけでありますが、御承知のように中南米諸国は日本の貿易の振興の見地から申しましても、また日本の海外移住を推進するという見地から申し、決してもますます重要度を加えておるわけでございます。それで中南米諸国を見ますと、各国とも大使を送っておりまして、公使を送っておる国は少いのであります。特に中南米の諸国のようなああいう国民性のところでは、非常に形式を重んずるのが多いのであ……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/02/25、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は外務公務員法の一部を改正する法律案につきまして、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に国会法第三十九条の規定について、お尋ねしたいと思います。これによると、「議員は、内閣総理大臣とその他の国務大臣、内閣官房長官、内閣官房副長官、政務次官及び別に法律で定めた場合を除いては、その任期中国若しくは地方公共団体の公務員又は公共企業体の役員若しくは職員と兼ねることができない。」こういうふうになっております。私どものこれに対する解釈は、国会議員はここに列記してありまする内閣総理大臣、国務大臣、官房長官、それから特に法律に定めた場合を除いては、公務員と兼任はできないという……

第24回国会 外務委員会 第16号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○北澤委員 外務公務員法の一部を改正する法律案に対しまして、石坂委員、須磨委員、福永委員、山本委員、私と共同提案で修正案を提出いたします。  まず修正案を朗読いたします。   外務公務員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第八条の改正に関する部分を次のように改める。   第八条第二項中「政府代表及び全権委員並びにそれらの代理、顧問及び随員」を「第二条第一項第三号から第六号までに掲げる外務公務員」に改め、同項の次に次の二項、を加える。  3 前項の外務公務員については、国会議員のうちから、任命することができる。この場合においては、両議院一致の議決を得なければならない。  4……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○北澤委員 関連して、今公海自由の原則の問題が出ましたから、一言お聞き申し上げておきます。先ほど来各委員からも繰り返されましたが、日本側としてどこまでも公海自由の原則を主張するのは当然でありますが、御承知のように、日本の立場とまたそのほかの国の立場とが合わない場合、現にアラフラ海漁業の問題につきましても、日本はああいう大陸だなの漁業の制限は不当である、公海自由の原則に反するということで主張しておるにもかかわらず、向うはそうでないということで、国際司法裁判所に提訴しておる。アラフラ海がどうなるか、今やっておるわけです。そこで、現在の原水爆実験についても、日本の主張が相当根拠があり、しかも先ほど来……

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいまの問題について一点だけ。これは高野先生にお聞きしたいのですが、例の公海自由の原則ですが、従来の国際法の歴史によると、なるほど制海権を持っておったイギリスは公海自由の原則にはあまり熱心でなかったのでありますが、アメリカは建国以来公海自由の原則のチャンピオンとして戦ってきたわけであります。アメリカの裁判所の判例なんかを見ましても、結局イギリスの制海権をいかにして排除してアメリカの権益を主張するかということで、アメリカは建国以来、公海自由の原則のチャンピオンとして戦ってきたのであります。  最近原水爆実験等に関連して、そういう従来の態度を変えてきておるような傾向があるのであります……

第24回国会 外務委員会 第22号(1956/03/17、27期、自由民主党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件につきまして、自由民主党を代表して賛成の意を表せんとするものであります。  日本が国際連合憲章に盛られた原則に基いて、世界の万邦と友好関係を維持すること、並びに日本はアジアに国をなしております関係上、東南アジア諸国との間に善隣友好関係を進めますことは、日本国の不動の国是であります。これに対しましてカンボジア国におきましては、独立以来わが日本に対しまして特に友好の態度を示され、あるいは賠償請求権を放棄する、あるいはまた日本からの移民の受け入れについて好意的の態度を示す、こういうふうにいろいろ……

第24回国会 外務委員会 第23号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○北澤委員 きょうは外務大臣が出席になっておりませんので、外務大臣に対する質問は留保しまして、事務当局に対しましてお尋ねをしたいと思います。  世界の後進国の開発問題は非常に大きな問題でございまして、後進国の経済の開発を実施して、そうして後進国の国民の生活程度を上げる、これが今日の世界の最も大きな問題であると思うのであります。この後進国の開発のために従来いろいろの機関ができておるわけであります。たとえば世界銀行がその一つ、それからまたイギリス連邦を中心としましていわゆるコロンボ・ブランの計画があります。またアメリカにおきましては、いわめるポイント・フォアの計画によりまして、この未開発地域に対す……

第24回国会 外務委員会 第24号(1956/03/29、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は大体二つの問題につきまして総理大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  第一点は日ソ交渉についてでございますが、日ソ交渉につきましては、御承知のように日ソ双方の主張が対立いたしまして自然休会になったわけでございます。そこでお伺いしたいのは、昨年自由民主党が結成されます際に、新党の緊急政策として日ソ交渉に関する根本方針が決定せられております。それによりますと、領土問題をも含めて懸案を解決して、そしてこの平和条約を締結して、これによって日ソ国交を回復する、こういう構想が示されておるのでありますが、政府は今後におきましてもこの既定方針によって、日ソの交渉を進めていくという考えでござい……

第24回国会 外務委員会 第25号(1956/03/30、27期、自由民主党)

○北澤委員 問題はオランダとの補償の問題ですが、サンフランシスコ平和会議等のいきさつもありまして、今回一千万ドルで解決したことはやむを得ないことだと思うのです。ただ、先日の提案理由の説明によりますと、今後の日蘭協力関係を一そう強固にするためにこういう措置をとったとかいうことでありましたし、先ほど条約局長の説明では、日本とオランダの関係が従来必ずしも満足すべき状態でなかったので、それが、ベルギーなりルクセンブルグあるいはドイツにも響くということで、どうしても日蘭関係をよくすることが必要だ、こういうお話でありまして、私もその点は同感であります。それで伺いたいのでありますが、今日本とオランダの関係で……

第24回国会 外務委員会 第27号(1956/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 松本七郎君。

第24回国会 外務委員会 第30号(1956/04/09、27期、自由民主党)

○北澤委員 先ほど来両参考人から北洋漁業問題について詳細に伺ったのでありますが、この機会に私は両参考人の陳述に関連して、政府に伺いたいと思います。  先ほど来のだんだんのお話でわかりましたが、この北洋漁業の問題、特に今回の北洋漁業に関するソ連政府の制限措置が、日本の経済、また関係漁民に重大な影響があることはよくわかるつもりでありますが、特に今回のソ連側の措置は、明らかに国際法違反だと思うのであります。先ほど他の委員のお話によりますと、これが国際法違反でないような、ソ連の態度がいかにも合理的であるようなお話があったのでありますが、私どもの見解から申しますれば、これは明らかに国際法違反であると思う……

第24回国会 外務委員会 第31号(1956/04/11、27期、自由民主党)

○北澤委員 二、三伺いたいと思います。第一点は、先般ソ連が北洋漁業の問題に関連しまして、公海に一線を画して、関係国との協議によらずして、一方的に漁業の制限をしたわけでありますが、これは明らかに公海自由の原則に反するものでありまして、国際法違反であります。日本とソ連との間に国交の回復がされておるとおらぬにかかわらず、これは国際法違反でありまして、国交が回復されておらぬからといって、そういう一方的な措置はできないはずであります。それでありますので、私はこのソ連の一方的な措置を是正する問題は、日ソ間の国交回復の問題とは別個の問題である、こういうふうに考えておりますが、この点についてまず外務大臣の御意……

第24回国会 外務委員会 第33号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま穗積委員から議事進行について発言があったのでありますが、日ソ間の漁業問題について、明日外務大臣の出席を願って質疑をするということに私は賛成であります。ただ問題は、それと関連のない金融公社の問題の採決を明日に延ばすということは、理由がないと思います。ですから、それとは切り離して、金融公社の問題はきょう質疑を継続して、もし質疑が終ったならばきょう採決ができるようにお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 この国際金融公社に関する件は、一ヵ月以上もこの外務委員会に付議されておりまして、これに対して質疑を繰り返すこと数回に及んでおります。社会党の方はまだこれに対する態度がき……

第24回国会 外務委員会 第34号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は、アメリカにおける繊維製品の販売制限の問題につきまして、アメリカ側から日本に回答が参りましたこの問題について、簡単に御質問申し上げたいと思います。  アメリカのサウス・カロライナ州、アラバマ州におきまして州法を作りまして、そして日本の繊維製品を取り扱う小売り、卸の店は、日本品を販売しておるという表示をしなければならぬ、こういう州法が二つの州におきまして、州のガヴァナーの署名を得て成立したわけであります。これは御承知のように日米通商航海条約第十六条の違反であります。これにつきまして日本政府からアメリカの方に通商条約違反であるということで抗議をしたのに対しまして、今回アメリカからよ……

第24回国会 外務委員会 第37号(1956/04/28、27期、自由民主党)

○北澤委員 今の問題に関連して、一つ明らかにしておいてもらいたい点があるのです。それは今のガリオアの援助資金が、日本として債務であるかどうか、その法律上の地位についての問題ですが、ただいま条約局長の答弁では、平和条約の規定にアメリカが日本で使った軍事費についてはもちろん請求しないというふうなことが若いてある。従ってその裏の解釈としては、経済援助に使ったものは請求する、こういう話でありますが、私の記憶では例の阿波丸の請求権を放棄したあの交換公文のあとに、いわゆる政府は、占領中にアメリカが使ったこういう金は、日本の債務であるというふうに書いてあるのでありますが、そういうことは平和条約によってその効……

第24回国会 外務委員会 第41号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま松本委員から、過般政府においてきめられた渡航制限に関する執務心得と申しますか、それを発表せよとの動議が提出されたのでありますが私はこれに対して反対の意見を表明するものであります。  海外渡航については、御承知のように旅券法が制定されておりましてその旅券法の第十三条第一項第五号に、外務大臣において著しくかつ直接に日本国の利益または公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由があるものに対しては、旅券の発行を停止してよろしい、こういう規定があるわけであります。従来外務大臣はこの規定に従ってそのつど旅券の発行の申請に対しては、ある場合には許可をし、ある場合には許可……

第24回国会 外務委員会 第47号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいまの御質問に関連して、二点だけちょっとお伺いしたいのですが、第一点は、先ほど高岡委員からも御指摘があったのでありますが、せっかく賠償を払って日本から機械類をやりましても、結局その運転資金がないと非常に困るわけでありまして、かつていわゆる中間賠償で日本からフィリピンへ機械を持っていったものは、ほとんどさびついてまっかになったままほうってある。こういう状況ではせっかく賠償を持っていっても、その目的に合わぬわけであります。結局問題は、日本から賠償をやりましても、それを生かして使う運転資金というか、そういう資金が十分にないと、日本が賠償を払ったほんとうの目的を達しないわけでありまして……

第24回国会 外務委員会 第49号(1956/05/24、27期、自由民主党)

○北澤委員 二十日の晩の日本向けモスクワ放送によりますと、現在日本とソ連との間には国交関係の正常化を妨げる紛争問題は何もない。それから現在未解決のままに残されておるのは領土問題一つだけであるが、この問題もまぎらわしい点は少しもない。実際に南棒太と千島列岳がどこの国のものであるかは、かつて連合軍の間に結ばれた周知の協定にはっきりと最後的にきめられておる。日本はこの協定に従うことを厳密に誓ったし、その上サンフランシスコ条約によってもこれらの領土に対する要求を捨てたのだから、この問題を再検討するどんな根拠もない、こういう趣旨の日本向け放送をしまして領土問題に関するソ連の主張が正当であり、日本の主張に……

第24回国会 外務委員会 第60号(1956/07/23、27期、自由民主党)

○北澤委員 日ソの交渉が、日本の運命を左右する最も重大な外交案件でありますことは、今さら申し上げるまでもないのであります。今回重光外務大臣が、一死国難におもむく重大な決意をもって日ソ交渉の全権をお引き受けになりましたことにつきましては、私どもまことに感慨無量でありまして、ぜひ電光、松本両全権の御成功を衷心より祈ってやまないものであります。  両全権を送るに当りまして、二、三点要望申し上げたいのでございますが、その第一点は、今回の交渉に当りましては、従来外務大臣がたびたびお述べになっておりますように、すでにきまった党議の線、党議の測定方法を貫徹するという御決意のもとにこの交渉に臨まれたいのであり……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号(1956/11/20、27期、自由民主党)

○北澤委員 総理の御都合もあるようですから、総理に対する質問はなるだけまとめてやります。そのあとで他の閣僚に対する質問をいたしたいと思います。第二次世界大戦が終りましてから十年余になるわけでありますが、歴史を見ましても、大体大きな戦争のあと十年くらいたてば世界の情勢が大きく動くというのが普通であります。今回は、御承知のように、中近東の問題、東ヨーロッパの問題を中心としまして、この世界の情勢が非常に大きく動いておりまして、特に今回は、世界の出大国の中のイギリス、フランス、ソ連この三大国が直接関係をしておるというところに、私は大きな意義があると思うのであります。そういうわけで現在の国際情勢は大きく……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、自由民主党)

○北澤委員 昨日、河野農林大臣に対しまして、ことしの春農林大臣がモスクワに行かれまして漁業交渉をいたした際の、農林大臣とブルガーニン首相との会談の内容についてお尋ねをしたわけであります。外務大臣はその席におられませんでしたが、きょうは外務大臣にその点について簡単にお尋ねをしたいと思います。  外務大臣が、モスクワ交渉から帰られまして、自由民主党の政務調査会へ外交調査会の合同会議と思いますが、その際におきまして、ある委員の質問に答えまして、河野・ブルガーニン会談の内容に言及されまして、河野さんは領土問題に対するソ連の主張に対して了承を与えておるように自分は聞いておる、そういうふうなお答えをされた……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号(1956/11/24、27期、自由民主党)

○北澤委員 議事進行について。
【次の発言】 この委員会におきまして日ソ共同宣言を審議するにつきまして、ぜひ必要と思うのでありますがへ今度のモスクワ交渉におきまする議事録をぜひ政府から御提出を願いたい。大体こういう交渉の場合こは必ず議事録がありまして、桑港平和会議のときにおいても、ちゃんと発表された議事録があるのであります。特に、今度の共同宣言につきまして、いろいろソ連側と日本側の間に解釈が違う場合があり得るという心配があるので、そういうことを審議するためにもぜひ必要であると思いますので、今度のモスクワ交渉における議事録と申しますか、会議録と申しますか、それを全部この委員会に御提出を願いたいと……


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 予算委員会 第16号(1960/02/29、28期、自由民主党)

○北澤委員 第二分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本分科会は、昭和三十五年度総予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管に関しまして慎重に審議いたしました。  審議は、去る二十四日関係各省所管大臣よりそれぞれ所管予算案の説明を聴取し、翌二十五日より二十七日まで労働省、厚生省、外務省及び文部省の順序で熱心に質疑応答が行なわれたのであります。その詳細につきましては会議録に譲ることといたしまして、ここでは質疑応答のうちおもなるもの若干について申し上げます。  まず労働省所管について申し上げます。  失業対策事業につきまして、三十五年度予算では賃金の若干の引き上げを行……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 予算委員会 第19号(1961/03/03、29期、自由民主党)

○北澤委員 第二分科会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本分科会は、昭和三十六年度一般会計予算及び特別会計予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管について慎重に審議いたしました。  審議は、まず二月二十五日、関係各省よりそれぞれ所管予算案の説明を聴取し、二十七日外務省、二十八日文部省、三月一日厚生省、二日労働省及び文部省、三日文部省の順序で終始熱心に質疑応答が行なわれたのでありますが、その詳細につきましては会議録に譲ることといたしまして、ここではそのうちの若干のものについて御報告申し上げます。  まず、外務省所管について申し上げます。  その一は、国連を中心として……

第40回国会 外務委員会 第9号(1962/03/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 静粛に願います。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後三時十七分散会

第40回国会 外務委員会 第10号(1962/03/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次回は、来たる十三日火曜日午前十時より理事会を開き、理事会散会後委員会を開会することとし、これにて散会いたします。    午後六時二十九分散会

第40回国会 外務委員会 第17号(1962/03/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十六分散会

第40回国会 外務委員会 第19号(1962/03/29、29期、自由民主党)

○北澤委員 だいぶ時間もたってきましたので、二点にしぼってお尋ねをしたいと思います。  第一点は田村参考人に伺いたいと思います。日本が地理的条件また歴史的条件から申しましてアジア各国との提携協力をますます強化しなければならぬことは今さら申すまでもありません。日本の対アジア外交が積極的に推進されますことは、国民のほとんどすべての者がこれを期待しておるわけであります。ところが、従来日本は、東南アジア東南アジアと申しましても、ともするとかけ声だけに終わって、そして実質的な結果があがっていないというふうに東南アジア方面には映っておるわけであります。東南アジア方面におきましては、ともすると日本の外交はア……

第40回国会 外務委員会 第21号(1962/04/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 了承いたしました。
【次の発言】 田中幾三郎君。

第40回国会 外務委員会 第23号(1962/04/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 川上貫一君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。岡田君。
【次の発言】 これにて航空業務に関する日本国とパキスタンとの間の協定の締結について承認を求めるの件及び航空業務に関する日本国とイタリアとの間の協定の締結について承認を求めるの件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより右両件に対する討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  航空業務に関する日本国とパキスタンとの間の協定の締結について承認を求めるの件及び航空業務に関する日本国とイタリアとの間の協定の締結について承認を求めるの件、右両件を……

第44回国会 地方行政委員会 第1号(1963/10/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  今回はからずも私が地方行政委員長に就任することになりました。本委員会の使命にかんがみまして、その職責はまことに重大でありまするが、幸いに練達たんのうの委員の皆さまの御協力を得まして、本委員会の運営には特に公正を期し、大過なきを念願する次第であります。どうぞ各位の御指導と御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましておはかりいたします。  去る七月三十日、理事の纐纈彌三君が、また十月十七日に理事の丹羽喬四郎君がそれぞれ委……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、会派情報なし)

○北澤委員 第二分科会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本分科会は、昭和四十二年度総予算中、外務省、労働省、文部省及び厚生省所管に関するものであります。  審議は四月十九日より開始し昨二十五日まで、日曜を除く六日間、各所管にわたり、各般の問題、か取り上げられ、連日熱心な審議が展開されたのでありますが、その詳細につきましては会議録に譲ることとし、若干の問題についてここに御紹介することといたします。  外務省関係については、まず、経済、援助に関する問題として、一、低開発国に対する援助の方針について、二、農業開発基金の融資対象国の範囲について、三、特にインドネシアに対する経済……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、会派情報なし)【議会役職】

○北澤委員長代理 これにて正木君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十二年度予算三案につき、政府提出の原案に賛成し、社会、民社、公明各党提案の組み替え動議にそれぞれ反対する意見を申し述べます。  御承知のとおり、日本経済の動向は、一昨年の暮れ以来、生産は上昇の一途をたどり、企業の収益もようやく増大し、個人の消費支出も堅実な伸びを示しております。昭和四十一年度の経済の実質成長率は九・七%で、前年度の二・七%に比べて著しい上昇であります。かかる経済繁栄をもたらしたゆえんのものは、国民の勤勉な経済努力と並んで、政府の適切な財政金融政……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 田中君に申し上げますが、時間が来ましたから、結論に入っていただきます。

第61回国会 外務委員会 第1号(1969/02/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  今回はからずも外務委員長の重責をになうことになりました。まことに微力でございますが、練達なる委員各位の御協力によりまして大過なきを期してまいりたいと存じます。どうぞ各位の御支援をお願い申し上げます。  簡単でございますが、以上をもってごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 次に、理事の補欠選任につきましておはかりいたします。  去る十二月二十七日、理事福家俊一君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。  この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名……

第61回国会 外務委員会 第2号(1969/02/17、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査に入ります。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。秋田大助君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 この際、午後一時三十分に再開することとし、暫時休憩いたします。     午後雰時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。戸叶里子君。
【次の発言】 戸叶君に申し上げますが、予定の時間が来ておりますから、ひとつ結論に入っていただきます。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 曽祢君に申し上げますが、時間がきておりますから、結論に入ってください。

第61回国会 外務委員会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件、日本国とオーストラリア連邦との間の漁業に関する協定の締結について承認を求めるの件、千九百六十八年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件、日本国とユーゴースラヴィア社会主義連邦共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 引き続き国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件について審査を進めます。  質疑の……

第61回国会 外務委員会 第4号(1969/03/05、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際水路機関条約の締結について承認を求めるの件、日本国とフィリピン共和国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。田中外務政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 引き続き、日本国とオーストラリア連邦との間の漁業に関する協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 曽祢益君。

第61回国会 外務委員会 第5号(1969/03/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、時間が来ましたから、結論に入ってください。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 次に、日本国とオーストラリア連邦との間の漁業に関する協定の締結について承認を求める件を議題といたします。  他に御質問もないようでありますので、本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。 ……

第61回国会 外務委員会 第6号(1969/03/17、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  日本国とユーゴースラヴィア社会主義連邦共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  日本国とユーゴースラヴィア社会主義連邦共和国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件を承認すべきものと決するに御異議ありませんか。

第61回国会 外務委員会 第7号(1969/03/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。青木正久君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  すなわち、当委員会中で審査中の国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件について、参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、日時及び人選等につきましては、委員長に御一任願い……

第61回国会 外務委員会 第8号(1969/03/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  本日は、本件の参考人として堀江薫雄君、新田俊三君の御両名の御出席を願っております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。  今回、参考人各位の御意見を承ることになりまして、本件の審査に多大の参考になることと期待いたしておる次第でございます。各位におかれましては、忌憚なく御意見を御開陳くださるようお願い申し上げます。  なお、念のため申し上げますが、御発言の際はその都……

第61回国会 外務委員会 第9号(1969/04/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 穗積君に申し上げますが、大体御了解の時間も接近しておりますから、ひとつ結論に入ってもらいたいと思うのです。
【次の発言】 それでは質問を継続してください。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は、来たる四月四日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後零時五十五分散会

第61回国会 外務委員会 第10号(1969/04/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 次に、千九百六十八年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は、来たる七日午後零時三十分より理事会、一時より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後一時五十分散会

第61回国会 外務委員会 第11号(1969/04/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。伊藤惣助丸君。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより採決を行ないます。  国際通貨基金協定の改正の受諾について承認を求めるの件を承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本件は承認すべきものと決しました。 ……

第61回国会 外務委員会 第12号(1969/04/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 時間もきましたから……。
【次の発言】 松田竹千代君。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 渡部君、だいぶお約束の時間を過ぎておりますからひとつ……。
【次の発言】 この辺でひとつ……。質問はだいぶ時間をオーバーしておりますから……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回はは、来たる十六日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後六時七分散会

第61回国会 外務委員会 第13号(1969/04/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  通商に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、千九百六十八年の国際砂糖協定の締結について承認を求めるの件及びプレク・トノット川電力開発かんがい計画の実施工事のための贈与に関する日本国政府とカンボジア王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。山田久就君。

第61回国会 外務委員会 第14号(1969/04/18、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  千九百六十八年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件及び国際水路機関条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。伊藤惣助丸君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  千九百六十八年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件及び国際水路機関条約の締結について承認を求めるの件、右両件はいずれも承認すべきものと決するに御異議ありませんか。

第61回国会 外務委員会 第15号(1969/04/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  海外移住事業団法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。  本問題につきましては、過般来の各党間における協議の結果、その案文が委員長の手元に提示され、委員各位のお手元に配付いたしてあります。その趣旨について御説明申し上げます。
【次の発言】 政府は、昭和二十七年に戦後の海外移住が開始されるとともに、財団法人海外協会連合会及びその後身である海外移住事業団を通じて、昭和四十一年三月末に至るまで、中南米移住者に対し、渡航費として総計五十四億五千万円余を貸し付けてまいりました。  中南米に移住された方々の総数は昭和四十三年末……

第61回国会 外務委員会 第16号(1969/04/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  日本国とフィリピン共和国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件及びプレク・トノット川電力開発かんがい計画の実施工事のための贈与に関する日本国政府とカンボディア王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題とし、審査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 外務大臣が来るまで、その間伊藤さんにやってもらいますか。
【次の発言】 全部外務大臣ですか。――それでは間もなく外務大臣が参りますので、このままでちょっとお待ちを願います。

第61回国会 外務委員会 第17号(1969/05/07、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 穗積君に申し上げますが、約束の時間がきておりますから、その辺で答弁を求めて…。
【次の発言】 曽祢益君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は、来たる九日午前十時より理事会、十時十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後一時六分散会

第61回国会 外務委員会 第18号(1969/05/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  通商に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び千九百六十八年の国際砂糖協定の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 これにて両件に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  通商に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び千九百六十八年の国際砂糖協定の締結について承……

第61回国会 外務委員会 第19号(1969/05/14、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  太平洋諸島信託統治地域に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とベルギー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアラブ連合共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  三件に対する質疑は後日に譲ることといたします。

第61回国会 外務委員会 第20号(1969/05/16、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国との間の条約の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とイタリア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括議題とし、政府より提案理由の説明を聴取いたします。田中外務政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  三件に対する質疑……

第61回国会 外務委員会 第21号(1969/05/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  太平洋諸島信託統治地域に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。  質疑の通告がありますので、これを許します。伊藤惣助丸君。――青木君。
【次の発言】 ただいまの動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本動議は可決いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
【次の発言】 本件を承認すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本件は承認すべきものと決しました。  おはかり……

第61回国会 外務委員会 第22号(1969/06/06、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  この際、戸叶委員より発言を求められておりますので、これを許します。戸叶委員。
【次の発言】 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とベルギー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアラブ連合共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括して議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 わかりました。  戸叶委員に申し上げます。ただし、法制局の方を呼びますが、その間に質問を続行してもらいま……

第61回国会 外務委員会 第23号(1969/06/11、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とベルギー王国との間の条約の締結について承認を求めるの件及び所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアラブ連合共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括して議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君に申し上げますが、いま自民党の理事から、皆さんの了解を得たようなことで、開会よろしいという合い図がありましたものですからしたのですが……。

第61回国会 外務委員会 第24号(1969/06/13、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。穗積七郎君。

第61回国会 外務委員会 第25号(1969/06/18、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 麻生良方君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は、来たる二十日午前十時より理事会、十時十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後零時二十分散会

第61回国会 外務委員会 第26号(1969/06/20、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についておはかりいたします。  去る五月二十八日、理事曽祢益君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員になっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、委員長は、理事に曽祢益君を指名いたします。
【次の発言】 旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。永田亮一君。
【次の発言】 委員長を入れて十五名おります。  永田君、質問を続行していただきます。

第61回国会 外務委員会 第27号(1969/06/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。中尾栄一君。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 小渕恵三君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる二十七日午前十時より理事会、十時十分より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午後一時三十五分散会

第61回国会 外務委員会 第28号(1969/06/27、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  すなわち、当委員会で審査中の旅券法の一部を改正する法律案について、参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、日時及び人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。戸叶里子……

第61回国会 外務委員会 第29号(1969/07/02、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 戸叶君。
【次の発言】 曽祢君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は明三日午前九時五十分より理事会、十時より委員会を開会することとし、これにて散会いたします。     午前十一時五十九分散会

第61回国会 外務委員会 第30号(1969/07/03、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本日は、本案の参考人として相川理一郎君、伍堂輝雄君、田上穰治君、平井博二君の四名の御出席を願っております。ただいまお見えになっていない伍堂参考人は、後ほど御出席される予定になっております。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。今回参考人各位の御意見を承ることになりまして、本案の審査に多大の参考になることを期待いたしておる次第でございます。各位におかれましては、忌憚のない御意見を御開陳くださ……

第61回国会 外務委員会 第31号(1969/07/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  午前中の委員会は一時半まで開きますが、法務大臣、外務大臣、両大臣の御出席を得ていたしますが、ひとつきょうは法務大臣に対する質問をなるべくまとめて、そうして皆さんの質疑をお願したいのです。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を続けます。  質疑の通告がありますので、順次これを許……

第61回国会 外務委員会 第32号(1969/07/09、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  旅券法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 米田君、お約束の時間もきているのですが、どうぞひとつ……。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 渡部さんに申し上げますが、法制局の第三部長の荒井さんが来ておりますから、法制局のほうからお聞きになったらどうですか。
【次の発言】 この際、午後五時より委員会を再開することとし、暫時休憩いたします。     午後一時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。穗積七郎君。

第61回国会 外務委員会 第33号(1969/07/23、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 防衛庁はまだですが、どうしますか。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 楢崎君、だいぶ時間も越えておりますから……。
【次の発言】 伊藤惣助丸君。
【次の発言】 この際、連合審査会開会の申し入れに関する件についておはかりいたします。  すなわち、法務委員会においてただいま審査中の出入国管理法案について、連合審査の申し入れを行ないたいと存じますが、御異議ありませんか。

第61回国会 外務委員会 第34号(1969/08/01、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長 これより会議を開きます。  所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とインドとの間の協定を修正補足する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。愛知外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 委員長の許可を求めて発言して下さい。
【次の発言】 穗積君に申し上げます。だいぶ時間がオーバーしております……


32期(1969/12/27〜)

第66回国会 外務委員会 第3号(1971/08/10、32期、自由民主党)

○北澤委員 二、三分だけ伺いたいと思います。  政策論は別にしまして、国際法の理論、あるいは条約論について高野参考人から、それから田尻参考人にお伺いしたいと思います。  御承知のように、国際法というものは、これはいまさらぼくが申し上げるまでもなく、これはヨーロッパに発達した法なんですね。それをアジアの事態にこれを適用するということになると、なかなかむずかしい問題が出てくる。たとえば、これは田尻参考人も外務省におられてよく知っておられるわけでありますが、戦争前日本が重慶から汪兆銘を引っぱり出して、南京に汪兆銘政府をつくった。汪兆銘政府の支配区域というものは日本軍の占領する地域でありまして、それは……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 経済安定委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第2号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○北澤委員 いろいろお聞きしたいことがあるのでありますが、まず最初にお聞きしたいのは、昨日安本長官から御説明のありました外国為替及び外国貿易管理法案の提案理由の中に、わが国の国際経済への参加態勢をすみやかに確立することが必要になつたというふうに書いてありまして、そのためにこういうふうな法案が出たのだというふうな御説明であつたのですが、日本の国際経済への参加態勢といたしましては、対内的の態勢と対外的の態勢と二つあると思うのであります。対外的の準備態勢といたしましては、この法案のように外国為替及び外国貿易に関しまする態勢を整えると同時に、あるいは税関その他についても、現在の関税協定というもの、関税……

第6回国会 経済安定委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○北澤委員 せつかく当局の方からおいでになつておりますから、お聞きしたいと思います。今度の為替貿易法実施について最も大事なことは、外国銀行がいかにこれに協力するかという問題であると思うのですが、そういう点につきまして、今日本におきまする外国銀行の活動の状況の大体について、御説明いたいと思います。
【次の発言】 現在日本にいる外銀が、円資金を獲得する場合において、どういう状況になつておりますか。やはり特別な扱いを受けておりますねか。

第7回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/03/02、24期、自由党)

○北澤委員 ただいまのお話によりますと、中央と地方と両方の税を合せまして、農村においては大体五、六十億、五十億ないし百億見当の減税になるだろう、こういうお話でありますが、今度の税法改正によりますと、従来寄付金の形か何かで大体一年に三百億くらい納めておつたものが、大体なくなる。こういうふうなことを考えまして、従来寄付金を納めたことを考え合せますと、やはり私は相当程度これは減税になりはせぬか、こういうふうに思つております。  もう一点伺いたいのは、営業所得と農業所得との比較を考えますと、営業所得には固定資産税のほかに附加価値税がある。今度の地方税法によりますと、附加価値税は全部で四百四十億円上る、……

第7回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)

○北澤委員 いろいろお尋ねしたいのですが、簡單に質問いたします。第一点は、ただいまの小金委員の質問に関連するのでありますが、日本における韓国人の問題が非常に大きいのであります。そこでお尋ねしたいのは、いろいろわれわれの耳に入つて来ますところによりますと、日本における韓国人が、日本の共産党と相当密接な関係を持つておつて、そうして共産党に対して相当程度の、何と申しますか、政治献金、金を出しておるといううわさをたびたび聞くのであります。またこういうことも聞くのであります。韓国人が本国に送金する場合に、今の状態では正式に送金ができないから、共産党にその金を入れて、そうして本国におきましては、本国の政府……

第7回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)

○北澤委員 先ほどの厚生大臣の御説明によつて大体了といたしましたが、なお二、三点お聞きしたいと思います。社会事業に対しましては、われわれ国民として非常に希望するのでありますが、要は財政とのにらみ合せにおいて、できるかできないかということに問題があると思うのであります。二十五年度の予算においては、先ほど大臣からお話がありましたように、五十六億八千三百万余円の増額ができたと言われますので、これにつきましては厚生省当局の御努力に敬意を表します。今後財政状況のよくなるにつれまして、もつと多額の経費を捻出せられますように、この上とも希望申し上げておきます。  お尋ねしたい第一点は、復員軍人と遺家族の取扱……

第10回国会 外務委員会水産委員会連合審査会 第1号(1951/03/07、24期、自由党)

○北澤委員 捕鯨その他漁業の問題につきましては、各国の間に従来いろいろの問題がありまして、そのためにいろいろの漁業に関する国際協定ができたわけであります。そこで日本の講和條約に関連いたしまして、アメリカのいわゆる対日講和七原則の中には、今度日本との講和を結ぶ場合においては、日本は漁業に関する多数国間の條約に加入することに同意することが規定されておるのであります。従いまして日本は講和條約を結びました以後におきましては、漁業に関する多数国間の條約に加入することに相なろうと思いますが、特にこの捕鯨に関する條約について、講和條約の締結以前に加入することになりました特別の理由ないし事情につきまして、お伺……

第10回国会 予算委員会公聴会 第2号(1951/02/17、24期、自由党)

○北澤委員 一点だけお伺いしたいのですが、先ほど林委員の御質問に対しまして、公述人から、もし日本が自主権を回復すれば、中共との貿易は相当有望になるというふうに私は伺つたのでありますが、日本が中国大陸を占領しておるときにも、日本側は中共地区に対して経済封鎖をしておつたのであります。ところがその後の情勢で、今のように共産主義陣営と民主主義陣営が火花を散らしておる時代におきまして、この中共地区と、民主主義諸国との間の経済の交流というものは、円満に行くはずはないと私は思うのであります。特に日本が講和條約後、アメリカと一緒になつて共産主義の侵略に対して、共同防衛に当るという場合においては、私は経済の面に……

第10回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○北澤委員 最初に伺いたいのは、昭和二十六年度の外務省予算の中の政務局の関係で、情報啓発事業実施に必要な経費というのと、それから国際文化事業実施に必要な経費という二つがあるのであります。情報啓発事業の方は、二十五年度は六百八十五万円、二十六年度は千六百六十二万円、こういうふうになつております。ところが国際文化事業の方は、二十五年度が百十七万のものが今度は減りまして百八万ということになつておるわけでありますが、いよいよ日本が講和条約を結んで、国際社会の一員として世界に向つて出て行くわけでありますが、そのためにいろいろな施設の必要もありますけれども、結局日本に対する外国の理解、それからまた外国に対……

第12回国会 外務委員会労働委員会連合審査会 第1号(1951/11/07、24期、自由党)

○北澤委員 通産政務次官にお尋ねしたいのですが、先ほども問題になつて参りました日本のソーシャル・ダンピングに関する各国の誤解でありますが、御承知のように日本は世界的水準の労働法規よりももつとよい労働法規を持つておる。のみならず今回の講和条約におきましても、前文にも書いてありますように、「降伏後の日本国の法制によつて作られはじめた安定及び福祉の条件を日本国内に創造するために努力し、並びに公務の貿易及び通商において国際的に承認された公正な慣行に従う意思を宣言する」こういうふうになつておるのでありまして、日本はどこまでも不当な競争を避けて、正当な競争によつて国際貿易場裡に発展しよう、こういう方針をと……

第12回国会 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、自由党)

○北澤委員 守島委員それから船田委員からいろいろ御質問があつたのでありますが、いよいよ講和條約の効力が発生するのが来年の二、三月ごろということになつておる。條約の効力発生によつて、日本は完全に外交権を回復するわけであります。のみならず総司令部からの覚書によりまして、現在でも外務省は、日本にある各国の代表と交渉ができる、また日本の政府の在外事務所も、各国の政府と交渉炉できるということで、いわゆる外交権の相当の部分はすでに回復されておるということでありまして、この外務省の仕事は非常に多くなつておるというわけであります。従いまして終戦以来非常に圧縮された外務省の組織は、新しい事態に対処して相当拡充し……

第13回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)

○北澤委員 ただいま大蔵政務次官から昭和二十七年度の大蔵省所管の一般会計及び特別会計、政府関係機関予算につきまして詳細御説明があつたのでありますが、これにつきまして御質問いたしたいと思うのであります。  第一に伺いたい点は歳入の問題でございますが、ただいまの御説明によりますと、昭和二十七年度におきましては、昭和二十六年度に比べまして租税及び印紙の収入が七百七十三億六千八百万円の自然増を見ているわけでございます。昭和二十六年度におきましては、朝鮮動乱に伴いまする経済界の異常な隆盛によりまして自然増収が非常に多かつたのでございますが、二十七年度におきまして七百七十三億六千八百万円という多額の自然増……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、自由党)

○北澤委員 午前の委員会におきまして、農林委員長から当局に質問がありまして、今回の余剰農産物協定によると、市場価格で農産物を買い入れることになっているが、それ以外の方法によって非常に安い値段で買い得る方法があるにかかわらず、どうして政府はそれをやらないか、こういう質問があったわけでありますが、綱島委員長の質問は、大体一九四九年のアメリカの農業法の第四百十六条の方法を利用したらどうか、こういう意見だと思います。今回の協定の基礎になっております一九五四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律の三百二条におきまして、先ほど申しました一九四九年の農業法の四百十六条を一部修正しておりますが、この方法によ……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/03、27期、自由党)

○北澤分科員 経済六カ年計画について簡単に伺いたいのです。ソ連や中共やアメリカのように、国の経済が外国に依存する度の少い国におきましては、そういう長期の計画も立ちゃすいと思うのでありますが、日本のように外国に依存することが非常に多い場合には、世界の情勢の変化に国内の経済が非常に影響を受けるわけであります。従って、日本のような国でそういう長期の経済計画を立てるにつきましては、ソ連やアメリカに比べて非常にやりにくい点が多いのじゃないかと思いますが、そういう点について、日本のような国でも、一、二年はともかく、六年くらいにわたってそういう計画が立ち得るものでありますか、ちょっと伺っておきたい。

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/04、27期、自由党)

○北澤分科員 最初に石油の問題について、二、三御質問申し上げたいと思います。今度の国会には、日本の石油政策に関連しましていろいろ新しい法案が出ておるわけであります。一つは原油、重油に対する関税の問題、それから揮発油税を一部下げて地方道路税を創設する問題、それから漁業用の石油の輸入に対する外貨割当の問題、国内の石油資源を開発する特殊の会社を作る、いろいろな新しい構想が法案となって出ておるわけでありますが、これは日本の石油政策の一つの大きな転換であろうかと思うのであります。それでまず第一に伺いたいのは、原油、重油に対する関税の問題でございますが、今回の政府の提案によりますと、原油には二%、B、C重……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)

○北澤分科員 私は主として貿易の振興問題についてお尋ねしたいと思います。わが自由民主党におきましても、その根本政策の第一に貿易の振興というものを掲げておるわけでありまして、政府におかれましても、今回の通商産業省予算を見ますと、貿易の振興という面に非常に努力を払っておるようでありますが、昨昭和三十年度の日本の輸出貿易を見ますと、昨年度の予算編成当時におきましては、大体三十年度は日本の輸出は十六億五千万ドルぐらい出ればよろしい、そういう計画であったようでありますが、いよいよ三十年度が過ぎて、三十年度の輸出の実績を見ますと、二十億ドルを上回っておる、こういうふうに非常に予想外に日本の輸出の伸張を見た……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)

○北澤分科員 私は外資導入問題についてお伺いいたしたいと思いますが、その前にまず高碕長官に伺いたいことは、いわゆる経済五カ年計画ですが、この計画が達成されますためには、日本の輸出、貿易がやはり計画通り伸びるということにだいぶかかっているというふうに思うのでありますが、その日本の輸出の増進につきましては、長官も過般の施政方針演説におきまして、大いに海外投資を積極化したいというふうに述べられておるのであります。新聞などの報道によりましても、長官は何か日本の海外投資の増進についてある種の構想を持っておられるようなことが伝えられておるのでありますが、その点一つ伺いたいと思います。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査代理 川俣清音君。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林省所管についての質疑を継続いたします。足鹿覺君。


28期(1958/05/22〜)

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/02/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が主査を勤めることになりましたので、よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、昭和三十五年度一般会計予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管、同じく特別会計予算中、厚生省及び労働省所管につきまして審査を行なうことになっております。  審査の順序は、本日は所管全部について説明を聴取し、明二十五日は厚生省及び労働省所管、明後二十六日は外務省所管、二十七日は文部省所管についてそれぞれ質疑を行なうことにいたしたいと存じますので、さよう御承知願います。  それでは、まず厚生省所管について説明を求めます。渡邊厚生大臣。

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/02/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  本日は昭和三十五年度一般会計予算中厚生省及び労働省所管、昭和三十五年度特別会計予算中厚生省及び労働省所管について審査を行ないます。  まず労働省所管について質疑を行ないます。質疑は通告順にこれを行ないます。辻原弘市君。
【次の発言】 木原津與志君。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。――なければ労働省所管についての質疑は終了いたしました。  午後一時三十分まで休憩いたします。     午後零時四十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生省所管予算について質疑を行ないます。辻原弘市君。

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十五年度一般会計予算、同じく特別会計予算中厚生省所管について質疑を続けます。田中織之進君。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 床次徳二君。
【次の発言】 他に御発言はありませんか――なければ厚生省所管についての質疑は終了いたしました。  午後二時まで休憩いたします。     午後一時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和三十五年度一般会計予算中外務省所管について質疑を行ないます。質疑は通告順にこれを許します。木原津與志君。
【次の発言】 上林山榮吉君。

第34回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1960/02/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十五年度一般会計予算中、外務省所管について審査を続けます。  発言を求められておりますので、これを許します。森政府委員。
【次の発言】 質疑を続けます。滝井義高君。
【次の発言】 防衛庁当局にお願いしますが、お話の通りですから、二十九日までにただいまの計画額とそれから引き渡し額の差額、この二億ドルの内容について数字をまとめて御提出を願います。
【次の発言】 防衛庁当局に要望しますが、ただいまの滝井委員の希望に沿うように資料を提出願います。
【次の発言】 他に御発言はないようでありますから、外務省所管に対する質疑は終了いたしました。


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 災害対策協議会 第8号(1961/07/27、29期、自由民主党)

○北澤協議委員 私は、先般の集中豪雨によりまして非常な損害を受けました茨城県の桜川の水害対策につきまして、政府、国鉄当局のお考えをお尋ねして確認をしておきたいと思うのであります。  茨城県におきましても、先般の集中豪雨にあたりましては、中小河川が各地ではんらんをしまして、多大の損害を受けております。桜川におきましても、急激に増水しまして、上流の岩瀬町、それから下流の土浦の両地区におきまして、災害救助法の発動を見るような損害を与えたのであります。沿岸各地におきましていろいろの損害を受けておるわけでございます。桜川は、昭和十五年に着工して昭和三十九年完工の予定でありまして、現在までに大体四億円の事……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1961/02/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が主査を勤めることになりましたので、よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、昭和三十六年度一般会計予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管、同じく特別会計予算中、厚生省及び労働省所管につきまして審査を行なうことになっております。  審査の順序は、本日は所管全部について説明を聴取し、明後二十七日は外務省所管、二十八日は文部省所管、三月一日は厚生省所管、二日は労働省所管について、それぞれ質疑を行なうことにいたしたいと存じますので、さよう御了承願います。  なお、二日午後に、予算委員会におきまして、主査報告を行なう予定になってお……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/02/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十六年度一般会計予算中外務省所管を議題とし、質議を行ないます。田中織之進君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。    午後一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。河野正君。
【次の発言】 総理府を今呼びますから、ちょっとお待ち下さい。
【次の発言】 井手以誠君。
【次の発言】 西村関一君。
【次の発言】 長谷川保君。
【次の発言】 西村君の関連質問を許します。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか――なければ外務省所管についての質疑はこれにて終了いたします。  明二十八日は午前十時より開会し……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/02/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十六年度一般会計予算中文部省所管について質疑を行ないます。床次徳二君。
【次の発言】 羽田武嗣郎君。
【次の発言】 野原覺君。
【次の発言】 主計官が見えております。
【次の発言】 衆議院の地方行政委員会に出ておりまして、こちらへまだ見えておりませんが……。
【次の発言】 岡良一君。
【次の発言】 臼井莊一君の関連質問を許します。
【次の発言】 午後二時三十分まで休憩いたします。    午後二時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 滝井義高君。

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十六年度一般会計予算同じく特別会計予算中、厚生省所管を議題とし、質疑を行ないます。堂森芳夫君。
【次の発言】 床次徳二君。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。    午後一時五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。河野正君。
【次の発言】 岡本隆一君。
【次の発言】 羽田武嗣郎君。
【次の発言】 野原覺君。
【次の発言】 では八時二十分まで休憩いたします。    午後七時五十分休憩
【次の発言】 再開いたします。  質疑を続行いたします。小林進君。

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  昭和三十六年度一般会計予算、同じく特別会計予算中労働省所管について質疑を行ないます。好原質君。
【次の発言】 羽田武嗣郎君。
【次の発言】 田口誠治君。
【次の発言】 井堀繁雄君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 質問を継続したいと思います。大臣の病気もあることですから、なるべく簡単にお願いしたいと思います。小林進君。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 赤松男君。
【次の発言】 午後三時半まで休憩いたします。    午後二時二十一分体感
【次の発言】 再開いたします。  質疑を続行いたします。赤松男君。

第38回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1961/03/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより会議を開きます。  前日に引き続き昭和三十六年度一般会計予算中文部省所管について質疑を行ないます。大原亨君。
【次の発言】 長谷川保君。
【次の発言】 野原覺君。
【次の発言】 以上で昭和三十六年度一般会計予算中、文部省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて昭和三十六年度一般会計予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管、同じく特別会計予算中、厚生省及び労働省所管についての質疑は全部終了いたしました。
【次の発言】 お諮りいたします。本分科会所管の予算両案に対する討論採決は先例によりまして予算委員会に譲ることといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1967/04/19、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。  本分科会は、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管につきまして審査を行なうことになっております。  審査の順序は、お手元に配付いたしました日程によりまして進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願い申し上げます。  それでは、昭和四十二年度一般会計予算中、外務省、文部省、厚生省及び労働省所管、昭和四十二年度特別会計予算中、文部省、厚生省及び労働省所管を議題とし、関係係当局より説明を求めます。  まず、厚生省所管につき議して説明を求めます。坊厚……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/04/20、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算中、外務省所管を議題といたします。  この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方々は三十分程度にとどめ、議事の進行に御協力を願いたいと思います。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は的確に、要領よく、簡潔に行なうよう特に御注意申し上げます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。稻村隆一君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 渡部一郎君。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1967/04/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び昭和四十二年度特別会計予算中、労働省所管を議題とし、説明を求めます。早川労働大臣。
【次の発言】 以上をもちまして労働省所管についての説明は終了いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入るのでありますが、念のため、この際分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務貝もしくは交代して分科員となられた方々は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力願いたいと存じます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は的確に、要領よく簡潔に行なうよう特に御……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1967/04/22、31期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び昭和四十二年度特別会計予算中、文部省所管を議題とし質疑に入ります。  この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間は、一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方々は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力願いたいと存じます。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は的確に要領よく、簡潔に行なうよう、特に御注意申し上げます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。川崎秀二君。
【次の発言】 猪俣浩三君。

第55回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1967/04/24、31期、会派情報なし)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び昭和四十二年度特別会計予算中、文部省所管を議題とし、質疑を行ないます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。古井喜實君。
【次の発言】 山中吾郎君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十二年度一般会計予算及び昭和四十二年度特別会計予算中、厚生省所管を議題とし、質疑に入ります。  この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は一応本務員は一時間程度、兼務員もしくは交代して分科員となられた方々は三十分程度にとどめ、議事進行に御協力願います。 ……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1967/04/25、31期、会派情報なし)【議会役職】

○北澤主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算及び昭和四十二年度特別会計予算中、厚生省所管を議題とし、質疑を行ないます。  この際、分科員各位に申し上げます。質疑持ち時間は、一応本務員一時間、兼務員もしくは交代して分科員になられた方々は三十分でありますから、御協力をお願いいたします。  なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡明に行なうよう、特に御注意申し上げます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 午後は二時より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時七分休憩


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十年度一般会計予算及び昭和五十年度特別会計予算中、文部省を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野坂浩賢君。
【次の発言】 これにて野坂浩賢君の質疑は終わりました。  次に、吉田法晴君。
【次の発言】 これにて吉田法晴君の質疑は終わりました。  次に、正森成二君。
【次の発言】 これにて正森成二君の質疑は終わりました。  次に、近江巳記夫君。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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