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木村公平 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

木村公平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
875位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
986位
委員会発言(議会)歴代TOP500
317位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
703位
各種会議発言(議会)歴代TOP250
196位

25期委員会発言(政府)TOP25
23位
29期委員会出席TOP100
78位
29期委員会発言TOP50
43位
29期委員会出席(幹部)TOP50
48位
29期委員会発言(議会)TOP50
20位
29期委員会発言(非役職)TOP50
38位
29期各種会議発言(議会)TOP10
6位

このページでは木村公平衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木村公平衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第9号(1947/08/15、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 私どもはかねがねいわゆる役所からの報告というものがどの程度まで信憑力があるかということについて疑なきを得なかつたのでありますが、今報告のありました事件は私の選擧區のできごとでありまして、多少その間の事情を知つておるものでありますが、その登場人物であります尾關某というのは――そこまで御調査されたかどうか存じませんが、最近、約半年ほど前のことでありますが、岐阜縣で強盗傷害犯人が刑務所を脱走いたしまして、それに對し非常に警察に對し民衆から不平不滿の聲がありましたので、警察はほとんど全縣下の署員を動員いたしまして、その脱走犯人を探しておつた。たまたまその捜査中に笠松警察署が放火のため……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第11号(1947/08/22、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 ちよつと關連して申し上げます。ただいま司法大臣からきわめて丁寧、しかも御明快なる御答辯をいただきましたことは本委員會の欣快とするところであります。御報告の中に承りますれば、砂糖統制會社等におきましてはおよそ百トン――と申しますれば大體二萬七千貫以上という計算になるわけでありますが、これを今日の百匁四百圓とかあるいは四百五十圓といわれるやみ値に換算いたしますれば百匁かりに三百圓と假定いたしましても、實に七十萬圓以上の大きなものであります。結局不正に配給あるいは不正に贈答せられた。贈答はいかに適法であろうとも、贈答用として砂糖が不適法に贈答せられた場合には贈答そのものも不適法でな……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第20号(1947/10/09、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 國鹽局長にちよつとお尋ねいたしたい。いわゆる隱退藏物資であるかどうかということを的確に審査をなさることは、きわめて私は必要だと思いますが、ただいまのお言葉の中に、たとえば世耕事件においても不的確な取材のために、世間を騒がしたというようなお話があつたようでありますが、いわゆる世耕副委員長のころに不的確な情報を多く取られたという御記憶あるいは記録等がございましたら、ちよつとお漏らしを願つておきます。
【次の発言】 司法大臣にちよつとお伺いしたいのでありますが、今日われわれの手もとへ配付されました例の栃木縣の報告書の末尾において、檢事局としては最初は相當注意もし、かつ相當意氣込んで……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第22号(1947/11/11、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 本委員會が結成されましてから、地方、中央におけるところの摘發物資の數量というものが、實に想像外に多かつたことは、私は國家のために欣幸にたえないと思うのでありますが、ただ一つここでお互いが心すべきであろうと思いますのは、大體正規のルートであると稱せられるものの中にも實はそれは形式上、正規のルートから流れておるような形式をとつておりますけれども、實質においては隱退藏あるいは遊休物資が多いのでありますが、それとは逆に形式、實質ともにまつたく隱退藏でないということが當局の手によつて明らかにされたものも百に一つ千に一つ、萬に一つくらいはあるのでありまして、私の經驗においても、たくさんの……

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 それに關連いたしまして、さいわいに国土局長も來ておられますから、国土局長の御意見等を伺いながら、本員の意見をも申上げたいことがあるのであります。それは土木費の予算から災害復舊費を除外して、いわゆるわくの外においていただかないと、たくさん毎日出てまいります陳情竝びに請願などの實效をあげることができない。局長はよく御存じでありましようけれども、災害復舊費というものが土木費のうちに包含されておるのであります。しかして昨今のごとく災害復舊の仕事が多くては、とうてい全国各地のいろいろの請願、しかもこの請願はことごとくが急を要するものであり、地元民諸君の熱願せらるもののみであちます。しか……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号(1947/08/06、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 この選擧法に關してアメリカ合衆國の選擧制度概觀が出てまいりましたが、今度の政黨法案をつくるについて、ぜひともこれに關連して選擧制度について知りたいのは、ナチ時代の選擧制度とロシアの選擧制度についてです。アメリカの選擧制度についてはしばしば質問もございましたし、先ほどアウト・ラインだけの説明がありましたが、大體それはよろしいが、ドイツのナチ時代の選擧制度、ソヴイエト・ロシアの選擧制度というものを、次會までに參考資料として御提出願うわけにまいりませんか。
【次の発言】 私は政黨というものは、やはり自然發生的なものでなければならない、かように考える者でありまして、從いましていわゆる……

第1回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第9号(1947/08/20、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 政黨と立候補の關係でありますが、私はいわゆる公認推薦制度というものに對しましては、前囘もいささか申し述べたのでありますが、どうしても承服し難いのであります。殊に現在のわが國民の知識水準は遺憾ながら低い、從つてそのことは政黨内部においても御多聞に漏れないものがありまして、愚劣蒙昧とでも申します幹部等がおつて、その手によつて公認推薦ということが獨斷的に專行されましたならば、その陷る弊害というものははかり知るべからざるものがあろうかと思う。從つて立候補に對しては、公認推薦制度というものだけは斷じて私はとつては相ならないものと考えるのであります。今までのわれわれの自らの體驗によりまし……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第11号(1948/04/05、23期、民主自由党)

○木村証人 昨年の何月ころでありましたか、檢察廳から書面でもつてその点聽いてまいりましたから、書面で答えてあるはずでありますから、一應お読みを願うことにいたします。
【次の発言】 大体辻嘉六氏と私の父親とは五十年來の友人です。年齢的にみましても同じような年齢であります。從いまして私は子供の自分から知つております。けれども私は金には困りません。選挙のときにも困りません。平生も困りませんから、さようなこまかい金は問題にしておりませんから、もらつたことはありません。
【次の発言】 ありません。
【次の発言】 委員長 ちよつと簡單に皆様方のお許しを得て少しこの問題に関して発言をしたいと思いますが、お許……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、民主自由党)

○木村証人 ちよつと委員長のお許しを得まして、辻嘉六氏と私との関係をもう少しく述べさせていただきたいと思いまするが、辻嘉六氏は私の郷里の大先輩でありまして、私の父親とは四十年來の付合であります。從いまして私は子供の時分からかわいがられまして、新聞記者諸君の話によりますると、私が当選いたしましたときには喜びのあまり部室中を歩いてまわつたという話を聞いたほど私をかわいがつてくれておるのであります。しかるところ昨年檢察廳から書面がまいりまして、辻嘉六との関係並びに昨年の選挙当時の資金関係のお尋ねがありましたので、当時の記憶に從つて、辻との関係を述べ、さらにまた資金関係につきましては、当時の記憶を辿つ……

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/10/26、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 協議委員と小委員とは同じでありますか。
【次の発言】 それなら名称は淺沼君も固執されることなく、吉川君の言われることが簡單だ。協議委員となる小委員と言わなくて、むしろ協議委員と言つた方が簡單だ。
【次の発言】 今の石田君の御意見もつともですが、小会派の中で一名より出席できない場合もあり得るのですが、そうすると事実上は、オブザーバーということになれば、代理を認めないというような実際問題となるのじやないかと思う。代理といえば本人の代りなんだから、そういう差別は要しない。

第3回国会 議院運営委員会 第10号(1948/11/08、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 大体通常國会は十二月上旬に開くということは御承知の通り、その規定はお互いがきめたんです。十二月の一日から十日までの間に開けばよろしいということはわれわれがきめたことだ。國会がきめたことを政府が遵奉したまでだ。政府は法律に則つてやつているんだから、何もここで文句はないはずだ。

第3回国会 議院運営委員会 第13号(1948/11/11、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 これは政府から御希望があるのだから、こちらはそれを承つておいて、それをどうするかということは、國会独自の見解で別にやつたらいいのではないですか。
【次の発言】 それは椎熊君からざつくばらんに打割つた話ができないかという誘いの水があつただけで、そこで官房長官が話すとは言つてない。
【次の発言】 今の細川君の御発言の中に、從來関係方面の関係で審議されたこともあるというが、從來いつの内閣にどういう事例があつたかということを聞いておくことは、前例として大事なことだと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/12、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 ただいま笹口君からの御提議でありますが、現に公務員法は人事常任委員会に一括して付託されておりまして、おそらくきようの午後理事会が開かれましようが、理事会の方でもそういうような御意見があなたの方から出ておりますから、多分委員会においてそういう御要求があろうかと思います。そうするとおのずから明らかになるかと思いますから、あちらの委員会でもこちらの委員会でも、これを呼び出して事情を聽取するということでなく、一つの委員会でまとめてやつていただきたいと思います。
【次の発言】 今の赤松君の議論の中に、人事委員を侮辱するような言辞がある。それははなはだけしからぬ。私どもは朝からしばしば人……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/13、23期、日本自由党)

○木村(公)委員 私の方は本間俊一君が反対演説をやります。

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/16、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 小委員協議会でぼくはこういう提案をしたんです。きのう今村君のしまいの動議が成立したものと思つて退席しましたので、その後の事情はよくわからなかつたんですが、私はこれはそう大きな問題ではないと思いますので、特にここで皆さんにお願いをして、実はあの議場内交渉係の間においては日程の第一が終つた後に、わが党の進行係から散会動議を提出させようじやないかという話が出て、大体それがまとまりまして、それを議長にまで申し出てあつたんだ。それを議場内交渉係の手落ちから、各党の各代議士諸君に周知させることができなかつたために、結局ああいう混乱に陷つたものらしい。結局議場内交渉係の方にも手落ちがあつた……

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/18、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 きのうこの場所で私は発言したのですが、政府の方から公式に申入れがあつて、施政方針演説は二十五日、おそくとも二十六日に行うというお話がありましたので、それ以前の委員会において特に私が皆様方にお願いして、施政方針演説の期日が決定したことが明言された場合においては、施政に関する緊急質問等のことについては、見合せを願えないだろうか。御断念を願えないだろうかというお話をいたしましたところ、大体その場の空氣では、それでよかろうということになりましたが、午後の運営小委員会において、施政方針演説の期日が明白にされたにもかかわらず、やはり施政に関する緊急質問は行うということに、多数をもて御決定……

第3回国会 議院運営委員会 第21号(1948/11/20、23期、民主自由党)【議会役職】

○木村委員長代理 これより議院運営委員会を開きます。  石田博英君提出の懲罰動議の取扱いにつき、御相談を申し上げます。
【次の発言】 この運営委員会の主たる目的は議院の運営並びに議院の権威保持というところにあろうかと思うのです。その意味においてわが党の先般來皆様方におしかりを受けた某代議士等の言動についても、まことに遺憾なことがありましたので、陳謝の意を本人並びにわれわれより開陳したのでありますが、今極右反動という言葉がどういう印象を與えるかということについては、いろいろ御議論もありましようし、各党の面目論にも及ぶことでありますから、ここでその問題をいろいろ論議するよりも、今後われわれ自身、わ……

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 今緊急上程することになつておる例の選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の中の第二十一條第一項の次に、次の一項を加えるというその中に「年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これに類する挨拶状を当該議員候補者の選挙区内に領布し、又は掲示する行為は、これを前二條の禁止を免れる行為とみなす。同條第二項中「前項」を「前二項」に改める。」附則「この法律は、次の総選挙から、これを施行する。」というのだが、これは皆さん相当御研究のことですか。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 先ほど倉石君から民主党の委員にお尋ねしたのですが、民主党、社会党、國民協同党三派から修正案をお出しになるかどうかということに対して、社会党並びに民主党の委員諸君は、この点については答うる限りでないというお話でありましたが、それに関連してもう一つお尋ねをいたしたいのであります。幸い社会党の細川君がおられるから伺いたいが、社会党としては、仄聞すれば社会党の單独修正案をお出しになるという話も聞いておりますが、これは議院運営の上において大事なことでありまして、あなたの方のおなかの中を割つてお話願いたい。
【次の発言】 それなら委員長にお尋ねを願いたい。ただいま非公式ではありましたが、……

第3回国会 人事委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 理事は委員長において御指名せられんことを望みます。
【次の発言】 ただいま菊川委員から種々御高説を拜聽したのでありますが、そのうち一点については私異論があるのであります。と申しますのはこの法案すなわち國家公務員法というものは、特別に重要なものであるから、政府の説明をいきなり劈頭に、本会議において聞くべきである。從つて委員会というものは、本会議の審議をまつた後でよろしいという印象を私は受けたのでありますが、これに対しまして私は反対であります。申すまでもなく、先ほども菊川君のお話の中に、國会法改正云々の言葉がありましたが、改正の事実は認めますけれども、それがために常任委員会の権限……

第3回国会 人事委員会 第2号(1948/11/10、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 ただいまの前田委員のお説には遺憾ながら反対であります。私が申し上げるまでもなく、本委員会は独立しているのでありまして、議院運営委員会から何らの制肘を受けるわけ合いのものではないのであります。御承知の通り、國会法第五十六條の二項によりますれば、「各議院に発議又は提案された議案につき、議院運営委員会が特にその必要を認めた場合は、議院の会議において、その議案の趣旨の説明を聽取することができる。」とあるのであります。從いまして議院運営委員会は特にその必要を今日認めまして、本会議において議案の趣旨の説明を聽取することを決定いたしたにすぎないのでありまして、すでにその以前において本委員会……

第4回国会 議院運営委員会 第2号(1948/12/02、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 安本長官の演説のあとに、大藏大臣として予算の説明を行つてもいいというような話です。

第4回国会 議院運営委員会 第3号(1948/12/03、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 國民が法の前に平等であるということですが、特に不逮捕の法規がありますのは、先ほどあなたの御説明中には檢察廳の要求と審議権との比較という問題になつて來るだろうと思いますが、國民は一切法の前に平等でなければならぬけれども、特に國会において不逮捕の法規ができましたゆえん並びに衆議院法制局においては、不逮捕のこの法規をどの程度まで強く尊重しておられるのか、あるいはどの程度までこれを考えておられるのか、その点についての御説明を願います。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたします。先ほどのお話の中に、われわれは要求書に現われたる事実のみをもつて勘案すればよろしいのであつて、これはもちろんそ……

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 それは不承認にすればいい。これはいわゆる個人の資格で行かれたことで、いろいろ旅費等の点についても國家補助があるわけではないから……。
【次の発言】 それから被疑事実の要旨の中に、初めから二行目に「採炭業を営む木曽重義より当時第二國会に上程を予定せられおりたる石炭鉱業管理法案審議に際し云々」とありますが、第二國会にはこれは上程されなかつた。これは第一國会なんですが、これこそ重大な間違いです。この点についても訂正のお諮りを願います。
【次の発言】 まだありませんか。

第4回国会 議院運営委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 午前中の各派交渉会においても、その点御協議を申し上げたのでありますが、わが党もここに提案されました政、財、官界の徹底的粛正に関する決議案には、全面的に賛成であります。但しその字句等において午前中申し上げたような理由から、ここで御協議を願つて、字句の訂正を願えれば、わが党としてはなおけつこうかと思うのであります。
【次の発言】 そこで御相談ですが、私の方としては、あるいは纖維疑獄さらに千葉合同無盡等ということが書いてありますが、千葉合同無盡という事件は比較的地方事件だと思います。そこでこれをどこまでもお入れにならなければならぬとするならば、たとえば昭和電工等の大きいもの、國家的……

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 きのうの石田一松君の発言の中の重大なことは、福井檢事総長から國会議員十七名、閣僚二名に対して逮捕状が來たやにということが、速記録を見ると明らかになつておる。しかるにそれを法務総裁がただちに否定した。檢務長官がそばにおりまして、おそらく協議の結果、公式にさような事実はないということを否定した以上は、表面上は石田君の言うことは單なる仄聞にすぎないと断ぜざるを得ない。これは何と強弁されようと、石田君が取調べておられるわけでもなく、石田君が逮捕状を出すことを進言される権利はないのだから、あくまで仄聞である。逮捕状を出したかどうかに対して、そういう事実がないと言えば、われわれはそれを信……

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 私は賛成いたしかねるのであります。
【次の発言】 ぼくは皆さんにお願いするのだが、かつて浜口首相が病氣のとき、政友会の者が藥びんをお茶をのむと言うて騒いだものです。それから間もなく浜口氏は忽焉として逝つたことがある。その当時傍聽人もいかにも残酷だと思つた。そのとき浜口さんが藥をお茶と間違えられるようなものをのんだかどうかは別として、吉田氏もすでに七十一才で、きようはまつ赤な顏をして今村君に送られて帰つた。仮病でもなんでもないから、なおり次第來られると思う。
【次の発言】 本日これにて散会いたします。     午後八時五分散会

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 議員の歳費の問題ですが、十二月分、十一月分の歳費は税金を差引きますと、今度の残額のもらえる分は一万一千百余円になるそうです。それから祕書は税金を差引きますと、三千百八十六円の差額をもらえることになる。祕書の方は十一月、十二月分で四千円の差額分をもらう。そのうちで税金を八百十四円差引かれますから、手取りは三千百八十六円であります。今これが事務局から参りましたから御報告申し上げます。


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 これはわれわれの希望ですが、二十二日に施政方針演説をやるという氣持で、この目的のためにはあらゆる努力をするということを、われわれ了承したいと思うのです。それから、もう一つの問題は、予算を昨年の秋のように、月割を三回も四回もやることはわれわれは反対です。われわれは予算は一本でなければならぬと思う。どこまでも一本予算で行くことを政府に要求しております。從つて予算は一本だということを前提にして、しこうして二十二日までは客観情勢によつてどうしても聞き得ないということであるとするならば審議期間は、今官房長官の申し上げている通りに二週間程度にしたい。技術上これ以上とることはむずかしいでは……

第5回国会 人事委員会 第1号(1949/03/19、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 理事はその数を七名となし、これを委員長において指名せられるよう希望いたします。

第5回国会 人事委員会 第2号(1949/03/29、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 ただいま社会党の赤松君より、政府を代表して吉田内閣総理大臣、池田大藏大臣並びに淺井人事院総裁の出席を要求された発言があつたのでありますが、淺井総裁並びに人事官等より、当面の問題について詳細なる御説明を受けることは、まことに当を得たことであつて、私ども賛成であります。しかる後になおかつ不明の点があれば、内閣総理大臣、大藏大臣その他の閣僚諸公を招致されること、これまた異議ございませんが、今の段階において、ただちに総理大臣、大藏大臣を要求される理論的根拠には賛成しがたいものがありますので、今日の段階においては、まず明日招致する人は、淺井人事院総裁並びに人事官の範囲にとどめられんこと……

第5回国会 人事委員会 第3号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 今土橋君であるとか、加藤君のお話は、大体人事委員会でやるべきことじやない。公團の存続をいつまで持たせるかということは、人事委員会で審議すべきことでもなし、それは、この人事委員会において、食糧配給公團の特別職あるいは一般職という問題が取上げられたときには、公團のいわゆるとりやめの期限というものと密接な関係があることは了承できるのですけれども、公團をいつまで存続するか、六月末日をもつて大体やめることに法律はなつておるけれども、そのときの情勢によつてまた延長したら、これもかえなければならぬじやないか。從つて公團をいつまで存続させるかということは、おそらく政府委員として答えられる人は……

第5回国会 人事委員会 第4号(1949/04/01、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 夏時刻法に対しまして、本委員会として要望いたしたいと思うわけであります。  そもそもこの夏時刻に対しましては、この前から実は各党各派とも反対であつたのであります。その理由といたしましては、わが國の地勢的條件及び公務員の勤務條件等より勘案いたしまして、これを卒然と法律をもつて強行するということが、どんなものであろうかという議論が非常に多かつたのでありますが、客観情勢等のこともありまして、やむことを得ず夏時刻は、前内閣のときにおいて制定されたものと思われるのでありますが、これを実行いたしましてから今日までのいろいろの國民の声、あるいは諸士の希望等を聽取いたしますると、いよいよ夏時……

第5回国会 人事委員会 第12号(1949/05/30、24期、民主自由党)【議会役職】

○木村委員長代理 これより人事委員会を開催いたします。  本日は委員長におさしつかえがありますので、私が委員長の職務を行います。  本日は閉会中の委員派遣についてお諮りいたします。去る二十三日の本委員会におきまして御報告いたしておきましたが、本委員会といたしましては、人事行政の実態に関する調査の件について、閉会中もなお継続審査を行いたいから、しかるべくおとりはからいを願いたい旨の申出書を議長に提出しておきましたが、この件が院議によりまして当委員会に付託となりました際には、かねてよりの懸案でありました委員派遣を行い、各地方に人事行政の実態につきまして、つぶさにその実情を実地に調査いたしたいと思い……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 提案者の御説明をもう少しお願いしたいと思います。提案理由の根本的なものは、きのうの決議案に対する砂間君の賛成意見が、表面は本決議案の趣旨に賛成であるように装つておるけれども、演説全体を通じてほとんど全部の受けた印象は、まさにそのうらはらである。逆である。反対であるという印象を受けたことは、私もその一人であります。従つて椎熊議員の提案はまことにごもつともと思います。そこでひとつ伺つておきたいのは、砂間君の議論を聞いておりますと、これはひとり砂間君の議論のみではなく、好んで共産党の党員諸君が用いている手であるかもしれませんが、残留者の数の、ソ連側と日本政府との違つている点に着目し……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 途中でわからないが、公述人に学生を加えるかどうかの問題であると思いますが、学生が勉学半ばに政治に関与するのは、大いに異論がある。そういうことをだれが言い出したのですか。そういう意見は取下げた方がよいではないですか。

第6回国会 文部委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 共産党の諸君に一言申し上げておきたいが、この決議案を瞥見いたしますると、それぞれわが党がかつて考えておつて、しかも万全の努力をしたけれども、いまだ百パーセントの効果をあげ得なかつた。その点に便乗して、国民にこれを宣伝するためにかくのごとき決議をするかのように、われわれは考えるのであります。そもそも委員会においても、本会議場においても、審議というものは、私どもは最も真劍でなければならぬと思う、殊に六・三制の完全実施はわが党の党是である。われわれは二百八十名になんなんとする多数の代議士を擁して、あらゆる苦心をしたことは、国民が了知しているはずである。これはひとりわが党が了知してお……

第7回国会 考査特別委員会 第18号(1950/04/04、24期、自由党)

○木村(公)委員 証人にお尋ねいたしますが、直接に徳田要請にあるいは関係がないかと思いますが、あなたがソ連へ連れて行かれて帰られるまで、絶えずいわゆるソ連の言うところの民主化に迎合すれば帰してもらえるというような気持を抱かれたことであろうと思いますが、いろいろの職場において、日にち等はもちろん不明であつてもかまいませんが、たとえば仕事をしているうちに、だれかアクチーヴになつた者からこう言われたとか政治部員からこう言われたとか、あるいは絶えず同僚のうちで、自分は本心は共産党員じやないけれども、共産党と口を合せなければ帰れないから、君も一つどうだ、共産党に入党しないかといつたような、具体的な二、三……

第7回国会 考査特別委員会 第19号(1950/04/05、24期、自由党)

○木村(公)委員 ちよつと一点だけお伺いいたしますが、いろいろの証人の証言を伺つておりますると、スターリンへの感謝という言葉が盛んに用いられておりますが、そのスターリンに対する感謝という言葉の原語はどういうのですか。スターリンに対する感謝という言葉が、各種の証人の口からしばしばここで証言されておる。スターリンヘの感謝、その原語はどういうのですか。
【次の発言】 私はロシヤ語はわからないが、コリーとか何とか……。
【次の発言】 その誓いという言葉を向うでは用いておりますか。スターリンに対する誓い……。
【次の発言】 盛んに用いておる……。また捕虜が帰還する場合、日本へが帰還する場合、その帰還にあ……

第7回国会 考査特別委員会 第23号(1950/04/10、24期、自由党)

○木村(公)委員 関連してちよつと申し上げておきたいのであります。けさの某新聞によりますれば、先般不幸不慮の死を遂げられましたる菅季治君は、某国のスパイ容疑の濃厚な人であるということが、明瞭に同僚であつた人からの口より語られております。このことは本委員会といたしましてもまことに重大でありまして、万一菅君が某国のスパイであつたといたしますれば、その残されたる証言もまた再検討する要があると思いますので、委員長におかれましては、けさの某新聞をさらに御検討ありまして、管君をして某国のスパイだと語つております人を、本委員会にあらためて証人として喚問いたされるよう、御考慮を煩わしておきたいのであります。

第7回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/12/19、24期、民主自由党)

○木村(公)委員 ちよつと議事進行について……。はなはだ失礼ですが、館長の御答弁の前に、ちよつと多出君の御了解を得たいと思うのであります。私涜職のそしりを免れないのですが、欠席がちで卒然とお話を承つてもよくは了解をしかねるのでありますが、特に建築委員会の予算を、独立予算としておとりになることは、ひとり多田君の御希望のみならず館長の御希望でもあろうかと思うのであります。ところが現実問題として金がないし、節約を各方面から要求されるから――けだしこれは私の考え方でありますが、主計局あたりで館長にお願いをして、当然建築委員会の予算というものは図書館運営の予算でなく、独立的に他の予算として計上することが……

第8回国会 内閣委員会 第1号(1950/07/19、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  この際まことに簡單でありますが、一言ごあいさつを申し上げたく存じます。私このたびはからずも内閣委員長の重責を担うことに相なりました。本委員会は、御承知の通り定員法または各省設置法等国家の行政機構全般を主として所管するものでありまして、その任務は重かつ大なるものがあると存じます。私は浅学菲才でありますが、この重責を、何とぞ委員各位の御援助、御協力により、無事遂行し得ることができますよう、切に希望いたす次第であります。右簡單でありますが、一言ごあいさつ申し上げます。  まず本日は理事の互選を行います。理事の数は、去る本月十三日の議院運営委員会の申合せにより……

第8回国会 内閣委員会 第3号(1950/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。本日の日程に入ります前に、先日の委員会において設置せられました行政機構改革に関する小委員会の小委員長を選任いたしたいと存じますが、小委員長の選任は委員長において御指名いたすのに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ土倉宗明君を小委員長に御指名いたします。  なおただいま海上保安庁長官大久保武雄君が出席いたしておりますから、大久保君から所管事項について御説明を得たいと思います。
【次の発言】 海上保安庁長官の説明に対しましては、質疑等もおありかと思いますが、幸い法務総裁が出席いたしておりますので、この際警察予備隊に関する質疑に入りますが、官房長官……

第8回国会 内閣委員会 第5号(1950/09/29、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより委員会を開会いたします。  本日は、行政機構に関する件を議題といたし、参考人を選定いたしたいと存じます。本委員会の小委員会でありまする行政機構改革に関する小委員会は、閉会中も毎週火曜日、金曜日に開会いたし、各省より逐次その改革意見等を聽取いたしておるのでありますが、行政機構の改革はきわめて重要な問題でありますので、さらに広く学識経験者より行政機関に関する改革意見を聽取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  なお参考人といたしましては、日本化薬社長原安三郎君、経済団体連合会常務理事長堀越禎三君、資源調査会事務局長……

第8回国会 内閣委員会 第7号(1950/10/10、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は行政機構に関する件を議題といたし、参考人より意見を聽取いたしたいと存じます。御意見をお述べいただく前に一言私よりごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところわざわざ本委員会のために御出席くださいましたことを厚くお礼申し上げます。  申すまでもなく行政機構の改革、すなわち行政事務の簡素化、合理化はわが国政上の重要なる問題でありまして、これを断行し、真に能率的な官庁運営を行うようにいたすことは委員会に課せられた重大な任務であり、また国会がこれを行わねばなかなか実行困難であるとさえ存じておる次第であります。本委員会は先国会より特に小委員会を設け、その……

第8回国会 内閣委員会 第8号(1950/10/13、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 御質疑はありませんか――他に御質疑がありませんければ、この程度にいたしておきます。参考人の方にはたいへん御熱心に貴重な御意見をお述べくださいまして、まことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時三十八分散会

第8回国会 内閣委員会 第13号(1950/11/20、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日の日程は派遣委員より報告聴取の件であります。派遣委員より順次御報告を願います。まず船田享二君。
【次の発言】 それでは次に青木正君。
【次の発言】 次は松岡駒吉君でありますが、派遣の調査報告がすでに提出されておりますから、これを速記録に載せることにいたします。
【次の発言】 次に行政機構改革に関する小委員長より、閉会中行いました調査につきまして、御報告いたしたい旨の申出がありますので、この際これを許します。土倉小委員長。
【次の発言】 次に閉会中審査報告に関する件を議題といたします。衆議院規則第九十一条により、委員会が閉会中その審査を終らなかつた事……

第9回国会 内閣委員会 第2号(1950/12/05、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は去る十一月三十日及び十二月一日、本委員会に付託されました運輸省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたしたいと思います。政府より提案理由の説明を求めます。関谷政務次官。
【次の発言】 以上をもつて政府の提案理由の説明は終了いたしました。これより質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 青木正君。
【次の発言】 河田賢治君。
【次の発言】 ちよつと政府委員に御注意申し上げますが、この問題はすこぶる重要な問題でもありますし、一つは河田君の資料と想像されるものは、ある特殊国の通信ではないかとも思われますので、これは後日また機会を得て、傍聽者の傍聽を禁……

第10回国会 懲罰委員会 第9号(1951/03/26、24期、自由党)

○木村(公)委員 世の中には泣いて馬謖を切るという言葉があるが、川上貫一君の除名動議に賛成するにあたりましては、さような考えがいささかも起らないのはまことにふしぎと言わなければなりません。しかしこれは一に本人が不徳であるばかりではない、日本共産党の考え方の根本をなす国会無視、暴力革命是認の思想が、川上貫一君を通じて表現されているからであるのであります。議会政治を是認するわれわれにとりましては、国会の多数の意思を蹂躪し、議長の宣告に応ぜざるのみならず、その宣告をあたかも一片の紙きれを捨つるがごとき態度をもつてこれを一蹴するに至つては、議会の歴史上まさに空前絶後の無礼であると断ぜざるを得ない。議員……

第10回国会 内閣委員会 第7号(1951/03/22、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日の議事に入ります前にお諮りいたしたいことがあります。去る三月二十日委員の平澤長吉君が委員を辞任せられ、その補欠として飯塚定輔君が委員に選任せられました。つきましては、飯塚定輔君を恩給法一部改正に関する小委員に追加選任いたしたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。
【次の発言】 本日はまず去る三月十六日、予備審査のため本委員会に付託されました外国為替管理委員会設置法の一部を改正する法律案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。岡崎官房長官。

第10回国会 内閣委員会 第16号(1951/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は審議会等の整理のための文部省設置法等の一部を改正する法律案、審議会等の整理のための労働省設置法の一部を改正する法律案、さらに昨日付託されました北海道開発法の一部を改正する法律案、利根川開発法案、及び請願、陳情書を議題といたします。  まず審議会等の整理のための文部省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたし、討論採決に入りたいと思います。  討論を省略し、ただちに採決に入るに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたし、採決を行います。  本案について御賛成の方の御起立を願います。

第10回国会 内閣委員会 第22号(1951/06/13、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は、まず行政機構に関する件を議題といたし、岡崎官房長官より行政機構の改革についで政府の意見を求めますが、さらに行政機構の改革に伴い、追放解除の問題をも議題に供したいと思います。  初めに岡崎官房長官より行政機構の改革について、政府の所見がありますればこれを承りたいと思います。
【次の発言】 岡崎官房長官に対しまして、行政機構の改革に関する御質疑等がありますれば、この際発言を許します。御質疑はありませんか。――御質疑がなければ追放解除の問題を議題といたし、官房長官に質疑を行いたいと存じます。山口喜久一郎君。

第12回国会 内閣委員会 第1号(1951/10/11、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は国政調査承認要求の件についてお諮りいたします。前会に引続き、行政機構並びに運営に関する事項について、議長あて国政調査承認要求書を提出いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さようとりはからいます。  それではこれより行政管理庁より定員法改正及び行政機構改革についてその後の経過を承りたいと存じます。橋本行政管理庁長官。
【次の発言】 そうしますと、大野木次長から、ただいまの本多委員の御希望の趣旨に従つて、重要なポイントだけをひとつ簡単に御説明願えればけつこうかと思います。大野木政府委員。

第12回国会 内閣委員会 第2号(1951/10/12、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は、行政整理に関する件について調査を進めたいと存じます。まず整理に関し、人員の配置転換について、労働省側より説明を求めるわけでありますが、特にこの際委員長から労働省側に申し上げたいことは、今回の行政整理は、従来のそれと比較いたしまして、相当構想も大きいものであり、さらに及ぶところ非常な大きい影響があろうかと考えられまするので、特にわが国の現状から、労働省側では、この整理をされたる諸君に対する今後の職場の問題について格段の御努力を、特に委員長並びに本委員会からお願いをしたいと思います。  本日はその意味から、職業安定局長、失業対策謀長から、まず配置転……

第12回国会 内閣委員会 第3号(1951/10/16、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  先日に引続いて行政整理に関して調査を進めます。  本日は行政整理に伴う人員の配置転換の問題につきまして、労働大臣の所見を承りたいと思います。保利労働大臣。
【次の発言】 保利労働大臣のただいまの御所見に対し、御質疑はありませんか。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。他に御質疑がなければ、この際委員長より当局に要望いたします。失業対策につきましては、社会安定のため特に重要なことでありまするので、当局におかせられても、鋭意努力を重ね、できる限り万全を期せられたいのであります。  御質疑がないようでありまするから、この要望をいたしまして、本日は散会をい……

第12回国会 内閣委員会 第4号(1951/10/23、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日の日程に入りまする前にお諮りいたします。本委員会の理事でありました鈴木義男君が十六日委員を辞任せられ、翌十七日再び委員に指名されました。つきましては理事の補欠選任を行わねばなりませんが、委員長より鈴木義男君を理事に御指名いたしたいと思います。御異議ございませんか。     「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。
【次の発言】 次に日本国憲法第八條の規定による議決案を議題といたし、提案理由の説明を求めます。岡崎官房長官。
【次の発言】 岡崎官房長官の説明に対し、御質疑ありませんか。

第12回国会 内閣委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 この際質疑はあとにいたしまして、本日の議題でありまする日本国憲法第八條の規定による議決案を上程いたしたいと思います。議決案は先般岡崎官房長官から詳細なる説明があつた通りでありますので、討論を省略しただちに採決に入りたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 では、採決をいたします。  日本国憲法第八條による議決案に賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。さように決定いたします。  本案は原案の通り可決いたしましたが、なお本案の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第12回国会 内閣委員会 第7号(1951/11/05、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、内閣提出第一八号及び外務省設置法案、内閣提出第二〇号を議題といたします。  まず外務省設置法案について提案理由の説明を聴取いたします。草葉政務次官。
【次の発言】 外務省設置法案に対する質疑は次会以後にいたします。  この際お諮わいたしまするが、外務省設置法案については、外務委員会より連合審査会の開会申出がありますが、外務委員会との連合審査会を委員長において日時を定め、これを開くことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようとりはからいます。

第12回国会 内閣委員会 第8号(1951/11/06、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 井上君に申し上げますが、定員法は当委員会が正式にこれを受理して今審議の過程にあるのでありますから、これを審議することは違法でないのみならず、他のいかなる関連法規がありましようとも、委員長の独自の見解によつて定員法のみを上程審議する権限があるものと思います。これに対する政府の答弁は不要と思いますからさよう御承知ありたい。
【次の発言】 定員法は正式に受理してただいま審議の過程にあるのでありますから、これを独自に審議することは違法でないのみならず、わが委員会の権利であると同時に義務である。この委員会が正式に受取つたものに対して、委員の一員から何ら容喙さるべきものではないと私は確信して……

第12回国会 内閣委員会 第9号(1951/11/07、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 午前中の会議に引続きこれより再開いたします。  まず日本銀行政策委員荷見安君より行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対する御意見を拝承いたしたいと思います。荷見安君。

第12回国会 内閣委員会 第10号(1951/11/09、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣委員会を開きます。  お諮りいたしますが、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、人事委員会、運輸委員会、労働委員会及び経済安定委員員からの連合審査会の申出がありまするので、これらの委員会と連合審査会を開くに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたし、さきに決定した委員会とも一緒に、内閣、地方行政、農林、人事、運輸、労働、経済安定各委員会の連合審査会を開くことにいたしたいと存じます。  この際暫時休憩いたします。     午前十時三十四分休憩

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案について自由党青木正君及び国民民主党の船田享二君よりそれぞれ修正案が提出されておりまするから、この際両修正案について順次提出者の趣旨弁明を求めます。まず青木正君。
【次の発言】 次に船田享二君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨説明は終了いたしました。  これより行政機関職員定員法の一部を改正する法律案及びこれに対する両修正案を一括して議題に供します。質疑の通告がありまするからこれを許します。松洋兼人君。
【次の発言】 加藤充君。

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/12、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、及びこれに対して自由党青木正君並びに国民民主党船田享二君よりそれぞれ提出せられたる両修正案を、一括しで議題といたします。質疑は前会において終了いたしました。これより討論に入ります。討論は通告順に従つてこれを許します。青木正君。
【次の発言】 次に国民民主党船田享二君。
【次の発言】 次に日本社会党川島金次君。
【次の発言】 次に日本共産党加藤充君。
【次の発言】 次は小平忠君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。  これより採決いたします。まず、国民民主党船田享二君提出の修正案について採決いたします……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/16、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  まず請願及び陳情書の日程の審査に入りますが、昨日付託並びに送付されましたる請願第一二七二号ないし第一二七四号、第一三三六号、第一三三八号第一四三七号及び第一四三八号、陳情書第七〇九号、第七一〇号ないし第七一二号及び第七二四号を日程に追加して審査をいたします。同請願につきまして、紹介議員の見えておらない分は文書表の朗読をいたさせるはずでありますが、審査の関係上、文書表の朗読は省略いたします。省略して審査を進めます。  日程第八、及び同一趣旨の第一五について、紹介説明を求めます。庄司一郎君。
【次の発言】 次に宮内庁の御所見を求めます。宇佐美宮内庁次長。

第13回国会 内閣委員会 第1号(1951/12/12、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより会議を開きます。  本日は財閥同族支配力排除法を廃止する法律案(内閣提出第一号)並びに新聞出版用紙の割当に関する法律を廃止する法律案(内閣提出第二号)及び予備審査の、宮内庁法の一部を改正する法律案(内閣提出第三号)を議題といたします。  議題に入ります前にお諮りいたしますが、本会期中も国政調査をいたしたいと存じますが、調査事項その他は先国会同様といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよういたし、所要の手続をいたします。
【次の発言】 次に財閥同族支配力排除法を廃止する法律案について、政府の提案理由の説明を求めます。岡崎内閣官房長官。

第13回国会 内閣委員会 第11号(1952/03/28、24期、自由党)

○木村(公)委員 議事進行――これはまことに重大なことでありまして、先ほど来今野君の質疑を拝聴いたしておりますと、これはことごとく共産党の中央委員会の指令であります。しこうして中央委員会の指令は、すなわちモスクワの指令であります。これは今野君の意思ではなくして、單にモスクワの手先になつて、あらゆる面を軍備にわざとくつつけて、そうして国民を瞞着せんとする意図であることは明らかであるのでありまして、さような愚劣な手に委員長が乗られて、そうしてみだりに発言を許容されるということは、国会の権威のためによろしくないのであります。従つて委員長は、今後もあることでありましようが、今野君だけではない、共産党の……

第13回国会 農林委員会 第48号(1952/06/25、24期、自由党)

○木村公平君 委員外発言のお許しを得まして光栄であります。実は中部地方におきまする大きい川は三つありまして、木曽川、長良川、揖斐川、これを地方では三大河川と呼んでおるのでありますが、たまたまその三大河川のうちの一つでありますう飼いで有名な長良川の下流が、昨日のダイナ台風のために、ちようど国営の水揚げ機械がついております所、いわゆる揚水機の設置されました所が五十五メートルほど決壊をいたしまして、その結果、ただいま平野委員からの質疑に答えられて災害課長が御答弁になりましたが、その中にもありますように、全体といたしましては、最も新しい報告によりますれば、八千三百十九町歩が冠水をいたしたわけであります……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/06、25期、自由党)【政府役職】

○木村(公)政府委員 松岡俊三君が、過失数十年にわたりまして雪害防止のために御協力、御奔走になりましたことは、私もかねがね承つておりまして、まことに敬意おくあたわざるところであります。まことにふしぎな因縁で、今日は委員会で初めてお目にかかる機会を得ましたので、この機会に政府を代表してお礼を申し上げたいような気分でおるわけであります。測候所の点でありますが、従来は御地の雪国協議会とかいうものが結成されまして、それが国にかわつて長く測候のことをやつていただいておるようであります。これもまことに感謝にたえません。私どもの見るところでは、測候というようなことを民営的なことでやらせるということは、まこと……

第15回国会 運輸委員会 第9号(1952/12/09、25期、自由党)【政府役職】

○木村(公)政府委員 大事なことは、わからない者が言質を与えるということは、結果において重大なることになることが往々ありますので、わからないことはわからないと申し上げざるを得ないのでありますが、ただいまの御質問はまつたく同感であります。ただそのようなことをいたしますことが、どの程度予算面に影響を与えるかという事務上のことにつきましては、なおまだ私よく研究もいたしておりませんので、そのこまかいことはひとつ事務当局より答弁をさせたいと思いますが、思想は、あなたのおつしやることはよくわかりますと同時に、私も相なるべくは、ひとり遺族の方々といわず、傷痍軍人の方々も含めて、汽車賃等は軽減ができればした方……

第15回国会 運輸委員会 第11号(1952/12/11、25期、自由党)【政府役職】

○木村(公)政府委員 熊本委員が国鉄の経営のために格別なる御関心をお持ち願いますことは、まことにありがたいことで、この機会にお礼を申し上げます。国営の根本方針といたしましては、結局将来は、政府の補助、援助を与うることなく、独立に経営のできるところまで持つて行かなければならないのでありますが、その過程におきましては、先般も答弁のうちに申し上げましたごとく、ある程度の政府の保護政策が必要であることは、言うまでもないところであります。従いまして、どの程度の保護をいたすかという点につきましては、今までいろいろあなたの質疑の中にありましたイデオロギーに、おおむね私どもは賛成でありますが、国家全般の予算等……

第15回国会 決算委員会 第22号(1953/03/11、25期、自由党)【政府役職】

○木村(公)政府委員 私は吉田委員の御意見に同感なんです。私もしろうとで詳しいことはわかりませんが、原則として復旧工事として査定を受け、予算を編成したものが、超過したらそれを返せばよいじやないかということは議論としては少しくおかしいのではないかと思います。やはり原形復旧工事費として捻出されたものは、あくまでその限りにおいてこれを解決さるべきものであつて、超過分に対しては、むしろ批難さるべきものではないかと思うのですが、往々末端においてはこういうようなことが起りがちでありましようけれども、今後は本省としてはそういうようなことにまでも目を配つて、みだりに超過分が出て、返せばよろしいといつたような安……


29期(1960/11/20〜)

第37回国会 決算委員会 第3号(1960/12/20、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ただいま高橋理事からもいろいろ御高説が出たのでありますが、はからずも本日院長が、不用意かどうかは存じませんが、なさった発言は、院長固有のイデオロギーではないかとも考えられるのでございますが、これは国会の国政審議権の根本を否定すると申しますか、ゆすぶる大問題であって、このような思想を持って国会に御出席になって、そうして、われわれの調査権にいわば妨害を与える――という言葉は強過ぎるかもしれませんが、スムーズな調査ができにくい。従って、一番根本の問題は、こういう考え方のもとにおいては調査ができないということでありますから、まず、国会の調査権というもの、国会の審議権というもの、国権の……

第38回国会 決算委員会 第1号(1960/12/26、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 先ほど来、小川委員、山田委員からの質問がありましたが、その質疑に関連しまして、まだ私の釈然としないところもありますので、一、二問お尋ねいたしたいと思いますが、きょうおいでになりました検査官のお二人は、先日山田会計検査院長がお帰りになってから、国会の当委員会における答弁の内容等の御報告を聞かれて、その結果、三人で検査官の合議をされて、合議の結果、意思統一をされて、ここへ伺われたものと思うのですが、その通り心得てよろしいのか、どうでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、今日芥川検査官からお伺いできまする思想は、院長をも含めた合議の結果決定された思想であると心得てよろしい……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/09、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 答弁の前に、今の小川委員からの御質疑に対して、ちょっとつけ加えてお尋ねいたしたいことがございますので、申し上げます。  大体先般の当委員会における会計検査院長山田君の発言は出を得ていないというので、当委員会は超党派的に山田院長のイデオロギーともいうべき考え方の根底をなしておる国会軽視の思想に対して、いろいろの角度から御質疑をいたし、他の検査官からの釈明によって大体解明されたのでありますが、特に当日御出席の芥川検査官の御答弁の中に、先般の会計検査院長の当委員会における発言はまことに重大であった、そこで検査官会議を開いて院長からも話を直接聞き、当委員会の記録も十分拝見をいたしまし……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 西村力弥君。

第38回国会 決算委員会 第8号(1961/02/24、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、日本道路公団、日本住宅公団、首都高速道路公団等の公団の会計その他に関しまして、若干の質疑をいたしたいと存ずるのであります。  この質疑をいたす動機を少しく申し上げてみたいと思うのでありますが、今年の一月初頭、世間でだいぶ騒いだのでございますが、予算の査定が大蔵省において行なわれました後において、われわれはその査定が必ずしも正鵠を射ておらないというので、あのときは復活の要求を大蔵当局に申し入れ、いろいろその点においては協力――各省に対しては努力した所存であまりすが、その際、まことに奇怪なことが大蔵省から流されたのであります。ことに建設省関係の予算復活にあたりましては、あな……

第38回国会 決算委員会 第9号(1961/03/02、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ただいまの主計局次長の御説明は、はなはだ簡単で要を得ておらないような印象を私は受けるのであります。一体政府の考え方の根底をお伺いするようなことになりますが、予算については、連日委員会を開いて、まことに精密な審議をなされるのでありますが、決算につきましては、今までは、予算に計上されたものがいかなる形で、どのような経過をたどって、どのように正当に使用されたかというような詳しい調査は、国政調査としてはほとんど調査されなかったようなのが現実でございます。ところが、近年そのような考え方は国会としては間違っておるのじゃないかということの反省がありまして、それから決算委員会等におきましては……

第38回国会 決算委員会 第10号(1961/03/03、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 きょうは、前会に引き続きまして、各種公団関係の質疑を行ないたいと思いますが、初めに建設省の官房長がおられますので、重ねてお伺いいたしておきたいのでございます。先般の官房長のお話では、各公団に対して、建設省には監理官というものがあって十分指導しておるから、いやしくも間違ったことはしていないと思うという御答弁がありましたので、それにつきまして、もう少しお伺いいたしておきたいのでございます。この監理官監督規程というものを見てみますと、いろいろのことが書いてはありますが、実際にその監督規程通り仕事をしておるようにはどうも見受けられない。ほんとうには一体何をやっておるかということをまず……

第38回国会 決算委員会 第12号(1961/03/16、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 これまで大体二回にわたりまして、主として道路公団、住宅公団、首都高速道路公団の事業、その活動状況等について私は質疑を行なって参ったのでございますが、本日はその締めくくりといたしまして、ただいままでのお話で明らかになったことを再確認する意味で、いま一度お尋ねをいたしたいと思う次第であります。  しかしながら、これから私が行なおうとする質疑の御答弁は、道路公団の関係においては総裁にぜひお願いしたいのでありまするが、伺えば、本日は岸総裁は渉外関係等のために御出席が不可能であるというお話でございますので、追って責任を持って総裁から御書面をもって御返答がいただきたい点がありますので、あ……

第38回国会 決算委員会 第13号(1961/03/17、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私も御同様で、ジェトロというものに対する勉強、調査等がまだできておりません。実は、昨日初めてこれを取り上げることに理事会で決定いたしまして、本日決算報告書をいただいて、まだこれを読むひまもないようなことでございますから、詳しいことは調査に基づきまして、次回の木曜日の定例決算委員会において、同僚議員とともにいろいろお尋ねをいたすことになると存じますが、たとえば私が一見しての印象的には、何かこれは非常にごまかしのような団体だ。日本貿易振興会というものは、性格的には道路公団、住宅公団、あるいはその他公団に類似しておりますが、法律ができまして、日本貿易振興会法というものが、昭和三十三……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/23、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 この決算委員会の国政審議が、世間から誤解を受けることがあってはなりませんので、この機会に、幸い通産省からも、本日の国政調査の対象になりまする貿易振興会の役員の方も来ておられますので、決算委員会のあり方というようなことについても、御理解を得ておきたいのでございます。  御承知の通り、国会が予算を承認いたしまして、予算が成立したあとにおきましては、これがいかように使われるかということは、ほとんど各官庁に白紙委任状を与えたような状態であったのが、過去の形であったのでございます。ところが、その後、会計検査院等を通じ、あるいは行政管理庁等を通じまして、白紙委任状を渡したような格好にして……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/03/30、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 日本貿易振興会、いわゆるジェトロの問題につきましては、すでにいろいろの観点からお尋ねをいたしまして、おおむね疑惑は解消いたした次第でございますが、本日は、山田委員からこの問題について二、三の質疑があるやに承っておりましたが、ただいま山田委員がまだ御出席ありませんので、私からも一、二の点について御教示を賜わりたいと存ずる次第でございます。  まず第一点は、日本貿易振興会運営審議会というものがございますが、この委員の選出される手続と、それからこの委員会の権限を伺っておきたいと存じます。
【次の発言】 この貿易振興会の運営審議会の三十六年三月二十三日現在の委員名簿を拝見いたしますと……

第38回国会 決算委員会 第16号(1961/03/31、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 昨日、当委員会におきまして、ジェトロの問題を最終的に質疑を行ないまして、資料の要求をいたしておいたのでありますが、念のため、委員長におかせられましては、昨日、私ども要求をいたしましたジェトロの資料について、さらに一応お聞きをいただいておきたいのでございます。  それは、ささいなことでございますけれども、国費二十万ドルを、現在二ューヨークに常駐しておりまする駒村氏並びに前ニューヨーク州知事でありまするデューイ氏に対し、ジェトロが顧問料として毎年支払つておるということが、当委員会において確認されたわけでございますが、しからば、その二十万ドルの支払いに対して、どのような協力がなされ……

第38回国会 決算委員会 第17号(1961/04/05、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 先日来、本委員会におきまして、第二号実験原子炉の問題が、いろいろな点から当局に対して質疑の形で疑問が解かれつつあったのでありますが、まだ究極的には釈然としない点がありますので、当委員会においても、国政調査の一環といたしまして、国民の血税であります国費の――原子力研究所は、九〇%は国費でございますので、国費の使用に正鵠を得ておったかどうかにつきまして、今日おいでの参考人の方々を通じて、若干お聞きをいたしたいと思うのでございます。  第一にお伺いいたしたいと存じますのは、この第二号実験炉は、伺うところによりますれば、原子力研究所が邦貨でおよそ五億円の国費を投じて導入したものと言わ……

第38回国会 決算委員会 第20号(1961/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 それでは休憩前に引き続き、会議を開きます。  委員長は都合によりおくれますので、私が、その指名により委員長の職務を行ないます。  質疑を続行いたします。小川豊明君。
【次の発言】 勝澤芳雄君。

第38回国会 決算委員会 第21号(1961/04/13、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、本委員会におきまして、運輸省並びに国鉄当局に対しまして、若干の質疑を試みたいと存ずるのでございます。  まず、国鉄総裁にお伺いいたしたいのでございますが、世上いわゆる赤字線と申すものがいろいろ言われておるのでございますが、国鉄当局において赤字線と認められるものは、全国国有鉄道においておよそ何線ありまするか、まず、それをお伺いいたしたいのでございます。
【次の発言】 国鉄当局のいわゆる赤字の解釈でございますが、たとえて申しますると、私から見ました卑近な例で恐縮でございますが、国有鉄道に、岐阜県でございますが、高山駅というものがございます、そこで切符を求めまして乗車をいたし……

第38回国会 決算委員会 第22号(1961/04/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 関連して。国会の議論の中には、ただいまの勝澤委員の議論と異なった議論があることをも申し上げて、世人の誤解を解きたいと存じますので、一言質疑をいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 たとえば運賃値上げ等の問題につきまして、いろいろお説があるのでございますけれども、もともと国鉄というものは、国営鉄道から公社になったものでありまして、国のものが、たまたまコーポレーションの形になったことは、申し上げるまでもありません。従いまして、昨日、運輸大臣でありましたか、総裁でありましたか、お説によりますれば、もしも今資産の再評価をすれば、少なくとも一兆円以上の資産であろうというお話があっ……

第38回国会 決算委員会 第25号(1961/04/21、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 これより会議を開きます。  荒舩委員長は出席がしばらくおくれますので、私が、その指名により委員長の職務を行ないます。  昭和三十三年度決算外三件及び昭和三十四年度決算外三件を一括して議題といたし、郵政省所管及び日本電信電話公社関係について、審査を進めます。  まず、郵政政務次官より、郵政省及び日本電信電話公社の決算の概要について、説明を求めます。森山郵政政務次官。
【次の発言】 郵政省関係の問題につきましては、来週の水曜日に質疑を行なうことといたしまして、本日は、電電公社の当局に、若干の質疑をいたしたいと存じます。  まず、最初にお伺いいたしたいのは、電話公債の問題でご……

第38回国会 決算委員会 第32号(1961/05/18、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、ちょっと新農村の建設、詳しく申せば新農山漁村建設総合対策の運営に関する件につきまして、若干の質疑を行ないたいと思うのでございますが、ただいま所管の局長でありまする振興局長が、ちょっと出ておられるそうでございますから、一つ小さいことから、これはだれの所管でしょうか、水産庁の所管かと思うのですが、たとえばこれも新農山漁村の建設事業の事例の一つでありますが、群馬県の行政監察局からの報告によりますと、群馬県下の川魚を飼う養魚池です。わずか十坪の養魚池が三面ある。これは組合員の遊休労力を利用して、ニジマス、コイを養殖して、そうしてその現金収入をはからせたいという目的で当局は指導さ……

第38回国会 決算委員会 第39号(1961/05/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 それはあなたの所管ですか。
【次の発言】 所管でないことは、もしも誤解があるといけませんから、所管の方に出てもらったらどうですか。
【次の発言】 どうですか、勝澤君、所管外の人だから、もしも間違いがあったらいかぬから、正鵠を期するために、後日必ずそのチャンスを作りますから……。
【次の発言】 どうです、西村さん、この程度でまた一ぺんやろうじゃありませんか。――それでは、本日はこの程度にとどめます。明日は、大蔵省所管関係決算の審査を行なうことといたし、これにて本日は散会いたします。    午後五時三十八分散会

第39回国会 決算委員会 第4号(1961/10/17、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私、宮内庁の経済関係につきまして、若干お尋ねをいたしたいと存ずるものでございます。  皇室財産は、憲法が改められまして、全部国有になったわけでございますね。
【次の発言】 そこで全部国有になったあとの管理の状態、たとえばかつては帝室林野局というようなものがあって、全国各地にりっぱな――私の方で言えば木曽御料林というようなものがございまして、これは世界の宝だといわれるほど実にみごとな樹木があったわけでございますが、その後これが国有になって、林野庁の所管になってから、その管理の状態というものが、かつての皇室財産当時と比較して必ずしもよくないというようなことを伺うわけですが、その問……

第39回国会 決算委員会 第5号(1961/10/19、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、住宅金融公庫につきまして、若干の質疑を試みたいと存ずるものでございます。もちろん、本委員会におきましては、適正なる審議をいたすためにいろいろ疑問点の解明をいたすことが必要でございますので、われわれは与野党を超越いたしまして、真に国民の代表といたしまして、疑わしきものはこれを一つこの場において御釈明を願う、そうして国民に深い理解を持たせるということが、私どもの目的の一つであることをあらかじめ御承知置きをいただいて、御答弁が願いたいのであります。  まず、住宅金融公庫がどういう仕事をなさっておるかにつきましては、私がここで督言を申すまでもなく、公庫法の第十七条に、業務の範囲……

第39回国会 決算委員会 第8号(1961/10/30、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 決算委員会においては、やはり予算が正当に使われたかどうかということの結末をつける意味において決算の審査をいたすわけでございますので、この問題におきましても、そういう意味から一つお聞き取りをいただきたいのでございますが、現在日本の農林省の考えておりまする農地というものに対する根本的の考え方について、私どもに疑惑な点、不明な点が多々ございますので、その点について、実はこれは大臣からお伺いすべきが本筋でありましょう、おそらく最終責任者であります大臣からの御答弁でなければ意義を有しないかもしれませんけれども、突然きょうは農地の問題がここで議論されるということを聞きましたので、用意が足……

第39回国会 決算委員会 第9号(1961/11/10、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 この問題にちょっと関連して、御参考になろうかと思いますので申し上げたいと思いますのは、全国各地に、今いろいろ旧軍用地に対する所有権の有無の問題、所有権確認の問題、あるいは軍と個人との契約無効の問題等が、実は各所にございますが、その通有性とも見られるべきものは、戦争中軍部に協力する意味において軍と契約をして、自分の所有いたしておった土地を正式に手放した。ところが、敗戦後になりまして、その契約が相手方の陸海軍がすでに存在しないというような理由から、無効であると申し立てる人が出てきたり、あるいはまた、その当時の自分のほんとうの意思は、軍用地として買い上げられることに内心反対であった……

第39回国会 決算委員会 第10号(1961/12/07、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 今の関連の質疑でございますが、私は、思想としましては、選挙制度審議会にいたしましても、運輸審議会にいたしましても、昔からそのような審議会無用論なんです。ことに現在、国会制度は常任委員会制度を持っておりますので、運輸行政に関するもろもろの審議は、国民代表が自分の所属しておるところの運輸常任委員会で十分審議を尽くされることが好ましい。そうしてその意見の上に、行政官たる運輸大臣はその意見を最も尊重されて、その線に沿うておやりになることが、私は民主主義の一番大事なところだと思っているのです。しかるところ、昨今の風潮を見てみますると、むしろ官界から、政府筋から、審議会というような、先ほ……

第39回国会 建設委員会 第9号(1961/10/25、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、主として建設当局並びに大蔵当局に対しまして、国土開発縦貫白道車道建設に関しまして、若干の質疑をいたしたいと存ずる次第でございます。  皆さん方の御協力で、本日の朝日新聞の報ずるところによりますれば、多年の懸案でありました高速自動車道の東海道並びに法律に言うところのいわゆる中央道というものの予算づけが内定いたしたようでございます。この予算づけの内容、経過に対しましても、私は若干の議論があるのでございますが、これは後ほどにいたしまして、まず中央道におきましては、東京を起点といたしまして、経過地は詳しく書いてありませんけれども、一応富士吉田までの計画を立てられまして、建設省案……

第40回国会 外務委員会 第10号(1962/03/09、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は自由民主党を代表いたしまして若干の質疑をいたしたいと存じます。  ただいま当委員会において最も問題になっておりまするガリオア援助処理協定の問題でありますが、これの結論は、債務性があるかないかということが結局問題の結論でございます。そこで、これについては昭和二十一年の七月に覚書が出ておるのでございますが、ちょうどその当時私は国会に議席を有しておりましたので、それを思い出しながら外務大臣にお尋ねをいたしていきたいと思います。  世間並びに野党の諸君が今なお、これが単なるお慈悲でもらったものである、債務性がないという議論をなさる根拠が私にはわからない。政府の方でももう少し明確に……

第40回国会 決算委員会 第1号(1961/12/13、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ちょっと関連をして一つ、二つお尋ねしたいのですが、この間うち、ここの山田委員、それから横路節雄委員から九段会館事件というものが出てきまして、ここで活発な質疑が行なわれたのですが、私ども伺うところによりますと、九段会館というものは国有財産であって、評価委員会で評価をさせても、建物、土地で大体五億円というが、それを日本遺族会に無償で提供して、それを利用することによって、そこから出る果実を育英資金なりいろいろにお使いなさいというので、法律をわざわざ作りまして、そしてその法律に基づいて無償で貸し付けておる。いわば資本金はすべて国有です。それを利用して数億の利益があった場合には、そのう……

第40回国会 決算委員会 第2号(1961/12/15、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 本日、私どもは常任委員長会議を開いたのでありますが、その席上において私から特に発言を求めまして、いよいよ予算の編成が終わりに近づきまして、明日あるいは明後日、大体私どもに内示をされる段階に立ち至ったのでございます。そこで特に私は、こういう時期であればこそ、いよいよ決算委員会においては、予算編成に先立って、過去の予算の使い方というものに対して厳重な審査をすることが必要であるから、決算委員会は年内連続して開くくらいの心がまえでもってわれわれは審査に熱意を示すべきであるということの発言をいたしたのでありますが、満場ことごとく賛成でありまして、予算編成期の直前にあたって、過去の予算が……

第40回国会 決算委員会 第3号(1961/12/21、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、本日、医療金融公庫に関係する若干の調査のための質疑を行ないたいと存じますが、その前に、ただいま国民金融公庫の代表として松田理事が御出席でございますので、国民金融公庫に対しましても、若干の質疑を行ないたいと存ずるものでございます。  まず第一点は、医療金融公庫が設立されますまでは、中小企業金融公庫並びに国民金融公庫が、病院並びに医者等の医療関係者に金融措置を行なって参ったはずでございますが、それにつきまして、まず、いつからいつまで医業者に資金を貸していたか、または現在も、医療金融公庫があるにかかわらず、なお貸しておられるのであるかという点について、伺っておきたいと思います……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/02/05、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 資料の要求があるのです。ただいまの委員長の御報告はすこぶる重大で、これは国会におきましても、当委員会におきましても、とうてい看過することのできない重大な御報告でございますが、口頭の御報告ばかりでは了解しかねるところが多々ありますので、後日成文化されまして、文書としてこれを当委員会に御提出をお願いいたしたい、こう思います。  なお、このような重大な批難を委員長から報告の形においてされました。東北開発会社においても、これに対しては何らかの釈明があろうかと思いますが、もしも釈明がありますれば、これまた書面をもって一つ当委員会に御提出をいただきたいと思うのでございます。  さらに、た……

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ちょっと西村委員の質疑に関連をいたしまして、一、二お尋ねいたしたいのでございますが、その前に、私ども当委員会の委員は、国政調査の一環といたしまして、政府の行ないましたドミニカ移住が失敗であったかどうか、失敗であるとするならば政府はいかなる責任をとるべきであるかということを調査するために、この委員会の審議を続けていくつもりでございますので、率直にいろいろのことをお伺いいたしたいのでございますが、常に私たちはあなた方の味方として、絶えず国民の味方として好意ある審議を続けたいと思いますから、その点御安心の上、いろいろ御発言を願いたいと存じます。  そこで、西村委員のまだお尋ねでない……

第40回国会 決算委員会 第6号(1962/02/12、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 本日は当委員会におきまして、国政調査の一環といたしまして、国有財産でありまする千葉県千葉市の浪花町二十六番地にありまする東大検見川総合運動場について若干の質疑をいたしまして、もって調査の万全を期したいと思う次第でございます。  まず初めに、大蔵省の方にお伺いいたしたいのでありますが、東京大学では総合運動場の必要を認めまして、それの建設のために昭和十四年三月、千葉市から千葉市検見川所在の土地約十万坪を二十二万円余で購入して、現在まで行政財産として管理しておると伺っておるのでありますが、ただいま申しました地に十万坪の国有地がありますかどうか、まず大蔵省の方から伺いたいと思います。

第40回国会 決算委員会 第7号(1962/02/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 当委員会は、先般来ドミニカ移住問題につきまして、国政調査の一環として検討を加えて参ったわけでございますが、先般は、ドミニカ移住の引き揚げの方々から、詳細に引き揚げの模様を伺いましたので、本日は、ここに御出席の参考人諸氏のうちから、引き揚げの方々との主張がだいぶ違うようでございますから、その点について少し検討をいたしたいと思いますので、率直に一つお答えをいただきたいと思います。  特に中田弘平君は元農林技官で、現地調査をなさった方でありまして、この中田弘平君の現地調査の上に立って移住が行なわれたような模様でございますので、中田弘平君に対しましては、一つ後ほど十分いろいろ伺いたい……

第40回国会 決算委員会 第8号(1962/02/15、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 当委員会は、先般来、国策会社でありまする東北開発株式会社の不正事件につきまして検討をいたしておるのでありますが、本日はこの内容につきまして、特に先般の本委員会の委員長でありまする鈴木仙八君よりの御報告につきまして、若干の質疑をいたしたいと存ずる次第でございます。  しかしながら、この問題は重大問題でございますので、ここで誤解のないように一言申し上げておきたいと存じますのは、当委員会における私どもの立場は、現総裁であります伊藤保次郎氏の責任を追及しようとするものではございません。現総裁の伊藤保次郎氏は、特に万民から選ばれまして、その廉直を買われて、従来の不正を摘除するために、是……

第40回国会 決算委員会 第9号(1962/02/19、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私はこの問題には実は門外漢でございますが、承っておると、小さいことのようであるがなかなか根が深いように思われるのです。たとえばAランク、Bランク、Cランクというようなことをおきめになっているそうですが、それは例の検査協会の検査の結果によって、品質の上でAランク、Bランク、Cランクとおきめになっておるのかどうか、その点まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これを決定する場合の品質の基準は、検査協会というものとは関係ない検査によって、Aランク、Bランク、Cランクが決定されるわけですね。機械金属検査協会の検査とは関係ないのですか。

第40回国会 決算委員会 第10号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、この際、自由民主党を代表いたしまして、昭和三十四年度決算審議の締めくくりといたしまして、二、三の点につき池田総理大臣の所信を伺いたいと存じます。  御承知の通り、昨今、国会正常化の問題がやかましいおりから、野党の第一党でありまする社会党は、特に決算委員長は当然野党に渡すべきものである旨の要求があるのでございます。そのような事情もございますので、与党たるわれわれは、決して偏狭な、くさいものにふたをするような態度でもって当委員会に臨んでいないことを明確にするためにも、一つ池田総理大臣の明確なる所信を伺いたいと存ずる次第でございます。  その第一点は、政府職員の綱紀粛正の問題……

第40回国会 決算委員会 第11号(1962/02/26、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、前回に引き続きまして、検見川ゴルフ場関係の質疑をいたしたいと存じます。  本日は、文部省の大学学術局長、大蔵省の主計局長または次長が来ておられるはずですが、来ていらっしゃいますか。――これは委員長にちょっと申し上げますが、この検見川の問題は――ひとり検見川だけではございませんが、この決算委員会における決算の調査ということは、予算の審議と同じように重要な問題でございますので、当面の責任者は、文部省においては会計課長かも存じませんが、これは会計課長という地位の方でもって答弁をなさるということは、私どもとしてはどうも納得しかねる。大臣は、あるいはいろいろの所用もありましょうけ……

第40回国会 決算委員会 第13号(1962/03/06、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 この検見川東大ゴルフ場の問題が、当決算委員会において大きく問題にされました根底の私どもの考え方は、まず東京大学という学校が、文部省であるとか、行政管理庁であるとか、会計検査院であるとかいう、いわゆる監督官庁あるいは査察官庁等の忠言であるとか、助言であるとか、あるいは批難であるとかいうようなものに対して、ほとんど無関心である。それは一体どういうことであるかと申せば、はなはだしく政府の言い分を軽視しておるということなんです。政府に対する軽視のイデオロギーが東京大学の幹部にはあるとわれわれは断定をいたしておるわけです。従いまして、本日は鶴田事務局長がおいででありますけれども、実はこ……

第40回国会 決算委員会 第16号(1962/03/15、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、東北開発株式会社の会計に関しまして、若干の質疑を持ちたいと思います。この私の質疑に御答弁をいただく方は、そのつど委員長の許可を得て御答弁をいただくわけでありますが、私もよくお名前等を承知いたしませんので、私の質疑に最も関係の深い方にお立ちをいただいて御答弁をいただきたいと存じます。  いろいろ質疑を申し上げなければなりませんが、初めに東北開発株式会社会計に関する釈明書というものが、前の東北開発株式会社の経理担当者であり、現在は公営企業金融公庫の理事でありまする山本多市参考人から、決算委員長たる鈴木仙八君に出ておりますが、この内容の結論は、決算委員長の報告、鈴木決算委員長……

第40回国会 決算委員会 第17号(1962/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  本日、鈴木委員長所用のため出席がおくれますので、委員長の指名により私がその職務を行ないます。  昭和三十五年度一般会計予備費使用総調書(その2)について承諾を求めるの件外七件を一括して議題といたし、審査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 ちょっとお待ち下さい。――ちょっと小川君に申し上げますが、あなたの質疑のためにお呼びしておる方々は、外務省、農林省、厚生省、運輸省、労働省、総理府、建設省、大蔵省、郵政省でありますが、この順序でやっていただいたらどうですか。

第40回国会 決算委員会 第18号(1962/03/26、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 当決算委員会におきましては、東京大学検見川総合運動場の問題に関しまして、去る二月十二日、二月二十六日、三月六日の三回にわたって慎重に審議をいたし、さらに、二月の十七日にはわざわざ現地視察を行なって参ったことは御承知の通りであります。本日、この総合運動場問題に関係する当局の最高の責任者でありまする文部大臣初め、行政管理庁長官、会計検査院長の御出席が得られましたので、われわれの審議を進めまする上において、また、御出席の最高責任者の方々の御参考にもなると思いますので、数次にわたりまする当委員会の審議の経過の概要を申し述べ、その後に二、三の質疑を私より行ないたいと存ずるのであります。……

第40回国会 決算委員会 第19号(1962/03/29、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、東北開発株式会社会計に関する釈明書が、前東北開発株式会社経理担当理事の山本多市参考人から先般配付を受けましたので、その内容について若干の疑問がございますので、質疑をいたしたいと思いますが、これに対しまして前総裁がきょうは病気で御欠席だそうでございますので、前副総裁から御答弁をいただければ幸いに存ずる次第でございます。  この山木参考人の釈明書の中で、二十一ページでございますが、「セメント代理店に対する債権管理が不適正であり、多額の売掛金が回収不能となる危険を持っているという事について」という見出しで「本件について東光物産(株)、青森建材(株)等に対するセメント売上代金の……

第40回国会 決算委員会 第21号(1962/04/12、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ちょっと調達庁並びに会計検査院当局にお尋ねしたいのでありますが、これは例の福地用水の問題ですが、事は簡単なようなことですが、根本的に会計検査院と調達庁との間には考えを異にしておるという点があるのです。指摘事項にはこれが指摘されておりませんけれども、調達庁のお話によりますれば、桂川から福地用水という用水を取り入れておる。樋門があって、開閉は自由であるけれども、長年の農民の慣行によってそれは開きっぱなしで、施錠までしてあるのだ、だから、農村の慣行というものは、由来全国的に見て非常に大事なものですから、その慣行というものを重視して、特に全額補助を与えて、用水のコンクリート巻きをした……

第40回国会 決算委員会 第22号(1962/04/17、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ただいま会社の反省の問題が出ておりますが、この中で一番大きな反省の一つでなければならないことが、伊藤総裁からも山中副総裁からも承れないことは残念でありますが、会社を反省なさるについて、一番大きな障害は、官僚出身の方が幹部におられて、そうしてこれが産業経営の実権を握っていらっしゃる。昔から武士の商法ということがございますが、失礼ながら、長い間官界におられた方が、いきなり産業経営をおやりになるということは無理なことなんです。なるほど、日本の各産業界を見てみますれば、役所から天下ったような人もありますが、それは数にいたしますれば幹部の一部分であります。ところが、東北開発の実態を見て……

第40回国会 決算委員会 第23号(1962/04/24、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、主として総理府関係、ことに農地被買収者問題調査会の性格並びにその審査の内容、並びに農地被買収者問題調査会から委託を受けて結論を出されました世論調査の内容等について、当面の責任者でありまする江守審議室長、古屋調査室長並びに後刻調査会長であるところの工藤君が出て参ることになると思いますので、工藤会長からも詳細にこの問題を伺いたいのであります。  この問題は、世論調査全般の問題にも共通点がございますので、世論調査とは何ぞや、いかなる世論調査を、内閣から委託を受けたところの中央調査社はやっているのか、世論調査の内容を詳しく伺いたいと思います。場合によっては、その世論調査を担当し……

第40回国会 決算委員会 第25号(1962/05/07、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、農地被買収者問題調査会の内容、並びに諮問を受けて調査をいたしたのでありますが、その調査の方法及びその内容等につきまして、若干の疑問がございますので、質疑をいたしたいと思います。 農地の被買収者問題調査会の工藤会長が来ておられますので、調査会の審議の経過あるいはその性格、内容等につきましては、工藤会長から御答弁をいただきますが、その他の質疑に対しましては、それぞれ私の質疑に最も関係の深い方々の御答弁を要求いたすものであります。  質疑に先だちまして、皆様方特に工藤会長の御記憶を新たにいたしますために、調査会発足以来の経過について、私どもの調査の結果を申し上げておきたいと思……

第40回国会 決算委員会 第26号(1962/06/01、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 財政局長を呼んで下さい。  私は地方起債に関する問題について、大臣並びに財政局長に対して若干の質疑があるのでございますが、その前に、自治省の今の幹部諸君は、多く世間で内務官僚といわれておるものでありますが、今度私が体験するところによると、いかにも世間でいわれる内務官僚の典型的なもの、ことに今ここへ参りました奥野財政局長などは、実に言語道断、話にならない。大臣は、最近好評を博しておる映画に「ニュールンベルグ裁判」というのがあるのを御承知かと思うのですが、その映画の中に、われわれがまことに興味深い、政治家ことに官僚諸君が、こういうことはぜひとも知っておいた方がよろしかろうという一……

第40回国会 建設委員会 第11号(1962/03/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、いわゆる国土開発縦貫自動車道中央自動車道建設に対しまして、若干の質疑を試みたいと存ずるのでございます。  大臣が問もなくお見えでございましょうけれども、大臣御出席前におきましては、所管局長でありまする道路局長より明確なる御答弁をいただきたいのであります。  すでに御承知かと思いますが、本建設委員会は、昨年の十月二十七日に、国土開発縦貫自動車道中央自動車道建設促進に関する決議を満場一致でいたした次第でございます。それは、道路局長は当時御出席であったかどうかは存じませんが、おそらく中村建設大臣は十分御承知のはずであります。この決議は、現在建設政務次官をやっておりまする木村守……

第41回国会 決算委員会 第2号(1962/08/29、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 内閣所管のうち、人事院関係について若干お伺いをいたしたいと思います。  まず、人事院の性格でありますが、これは国家公務員法の三条に明らかでありますように、国家公務員法の完全実施を確保するために、さらにその目的を達成するため人事院を設け、この法律実施の責に任ぜしめるというのが、そもそも人事院の発足の基調であろうかと思うのでございます。しこうしてきょうお尋ねいたしたいと思いますのは、そのうちで二十八条に該当する諸問題であります。二十八条は御承知の通り「この法律に基いて定められる給与、勤務時間その他勤務条件に関する基礎事項は、国会により社会一般の情勢に適応するように、随時これを変更……

第41回国会 決算委員会 第3号(1962/08/30、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、出入国管理の面について苦干の御教示を得たいと思います。  まず、外国人が日本に入ってくる場合、正当に入ってくる場合は、これは問題になりませんが、不正に入国する、いわゆる密入国でありますが、密入国の大体年間の概数はどのくらいあるものか、そうしてその国籍、韓国あるいは中共、アメリカその他いろいろあるでございましょうが、その国籍別の密入国者の概数等を一つ局長から御答弁を願います。
【次の発言】 この入国管理局と申しますか、あなたの方の検挙に当たるいわゆる検査官といいますか、そういうような人でなく、出入国動勢とでもいう面から見て、韓国人が年間多いときは二千名、あるいは平時におい……

第41回国会 決算委員会 第5号(1962/10/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 これより会議を開きます。  津雲委員長、海外旅行中のため、その指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  昭和三十五年度決算外三件を一括議題といたします。  法務省所管決算につきまして、審査を進めます。  なお、私は質疑の予定がございますので、委員長の席を理事でありまする小川豊明君にかわりたいと存じます。
【次の発言】 本日、私は法務省関係の決算に関係しまして、若干のお尋ねをいたしまして、法務省の代表の方々から一つ釈明をいただきたいと存ずるのでございます。  これはすでに会計検査院の昭和三十三年度決算において、批難事項として指摘されたものであろうかと思うのでござ……

第41回国会 決算委員会 第6号(1962/11/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 これより会議を開きます。  昭和三十五年度決算外三件を一括議題といたします。  農林省所管決算について審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。小川豊明君。
【次の発言】 私から関連してちょっと局長にお尋ねしたいのですが、ただいまの小川委員からの質疑は、非常に重大な問題で、結局、公有水面を大部分国費をもって埋め立てて開墾した、その分配者が六十四名おって、開墾されたのは二十四万三千坪、しかもその農民の負担は坪当たり八十三円だ。それを耕作することなくして直ちに――土地公社というのはどういう性格のものか知りませんが、工場誘致等のために県や市町村が公社なんか……

第41回国会 決算委員会 第7号(1962/12/06、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 その前にちょっと関連があるので、あわせて御答弁がいただきたいと思います。  ただいまの勝澤委員の御質疑、まことに私も同感でありまして、この問題は前の委員会においても問題になった点でございますけれども、ひとり岡山県だけの問題ではございません。たまたま会計検査院に指摘されたのは岡山県の不正事件でございますけれども、おそらく今日全国の県市町村に公社というものがありまして、これが工場誘致などのために土地の先買いをする。一番ねらう土地はどこかというと、農林省が国費をもって土地改良をやったところを入手すれば一番簡単に土地造成ができるわけであります。住宅にしても、あるいは工場用地としても、……

第41回国会 社会労働委員会 第8号(1962/09/01、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 関連。私は社会党議員団の小千谷税務署における調査の概要につきまして、国政調査の一環として究明をいたしたいと思います。従いまして、詳細に若干の質疑を展開しながら御答弁を求める次第であります。  まず、事実を申し上げることが必要でございますので、大体の概要を私からはっきり申し上げておきます。  これは本年八月七日、日本社会党本部の江田三郎という者の名義で、小千谷税務署長あて、同署調査に対して協力せられたい旨のはがきが送達されたのであります。八月九日に至って、六名の社会党議員団が同署に来署し、調査が行なわれましたが、その概要はおよそ次の通りであるといわれておる。  まず、そのはがき……

第43回国会 決算委員会 第2号(1963/02/07、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 地下鉄の監査に関する問題でいろいろお伺いしたいのでございますが、民営鉄道部長さんがまだおいでにならないそうでございますから、この機会に運輸大臣にちょっとお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  運輸大臣も国鉄総裁もおいでになるのでございますから、一言申し上げておきたいと思いますのは、私どもが長らくこの決算委員会において、国政調査の一環として各省、政府関係機関の決算をいろいろ調査をいたしました場合に、一番感ぜられますることは、ただいま開かれておりまする国会の予算委員会においては、まことに正論も吐かれ、それから答弁なんかを通じまして、予算の執行は厳格に行われるような答弁がし……

第43回国会 決算委員会 第3号(1963/02/11、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 本日は、三十五年度決算報告に基づきまして、農林省所管の諸問題につきまして若干の質疑のお許しをいただきたいと存じます。  まず初めに、これは政務次官からお答えをいただけばよろしい問題かともも思いますが、関係の局長がよくわかりませんので、御関係の方から御答弁をいただきたいのでございます。  昭和三十五年度の会計検査の報告に掲記されました不当事項といわゆる是正事項は合計三百三十八件でございまして、その金額は八億七千百五十九万円となっておりますが、内訳について所管別に見て参りますと、第一位が大蔵省、これは百十七件、二億七千七百二十八万円ございます。それから第二位が農林省の九十九件でご……

第43回国会 決算委員会 第4号(1963/02/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 本日は、帝都高速度交通営団に関しまして若干の質疑を行ないたいと存じます。  質疑に入ります前に、実はただいま予算委員会が聞かれておりますが、たまたま本日は予算委員会において公聴会を行なっておりまして、公聴会の堅頭に三菱銀行頭取の宇佐美君が公述中でございますが、宇佐美君の所見の中で、たまたま公団、営団、公社等いわゆるアメリカにおけるコーポレーションの模倣だと思われるこういう行政機構に対しまして、痛烈な批判が出ておるわけでございます。ちょうど時限はただいまでございます。しこうして政府出資の直接法人は、日本においては大体六、七十現在あります。それから間接出資の法人をも含めますと百以……

第43回国会 決算委員会 第5号(1963/02/18、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ただいま委員長から、大蔵省関係のうち本日は主として日本専売公社関係のみに限局をして質疑を行なうようにという御要望もございますので、委員長の御要望通り質疑をいたしたいと存じますけれども、その前に、これは質疑ではございませんが、ちょうど大蔵政務次官も来ておられることでございますので、一言質疑に入る前に申し上げておきたいと存じます。それは毎年度のこの会計検査院の決算の検査報告がわれわれの手元へ参っておるわけでございますが、これを通覧いたしますると、いつの場合でも、不当事項あるいは是正事項といわれる会計検査院からよろしくないという意味で指摘をされる事項の一番多いのが大蔵省関係でござい……

第43回国会 決算委員会 第6号(1963/02/21、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は厚生大臣に対しまして、今回会計検査院から指摘をされましたうちの、健康保険及び厚生年金保険保険料の徴収不足の件について若干の御教示をいただきたいと思うのでありますが、その質疑に入ります前に、一言厚生大臣にぜひとも御覚悟のほどを承っておきたい点があるのであります。  それは、今、各委員会においても問題になっておりますもろもろの大臣の諮問機関である調査会、審議会等のあり方とその内容、権限等の問題であります。これはひとり厚生省だけの問題ではなく、郵政省におきましても、各省、並びに公社、公団等にも総裁の諮問機関であるところの委員会がございまして、大体私どもの調査によりますと四百以上……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 関連して。この問題は実は本委員会で前にもなくなられました小川委員がきわめて熱心で、私どもも小川委員のおかげで多少勉強させていただいたのであります。今の御質問の要旨は、チェック・プライス制度が昭和三十一年から六年まで存在しておったけれども、実際は競争が過当で、最低価格を割ってないしょで輸出をせざるを得なかったような状態が起きておったのではないか。そこで、そういうような状態の副産物としてリベートの問題が起き、あるいは外為違反であるとか、関税法違反であるとかという問題も起きてきたのだから、チェック・プライス制度というものが、かりに自主的に工業組合なり輸出組合なりから申し出があった価……

第43回国会 決算委員会 第10号(1963/03/12、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 国民金融公庫と中小企業金融公庫の問題につきまして、二、三の質疑を行ないたいと思います。  初めに、書類はいただいておりますが、国民金融公庫の業務方法書のうちの貸付条件には普通貸付と更生資金の貸付と恩給担保貸付の三つがあるようでございますが、このうち主として普通貸付につきまして条件の内容をやや詳細に承りたいと思います。
【次の発言】 借受人の資格ですが、これの御説明は大体この業務方法書にありますが、これをもうちょっと詳しく伺っておきたいのです。
【次の発言】 次に、重大なことは、これは明記されておるわけでありますが、借受人の資格の中で一番大事なことは、つまり事業資金でなければな……

第43回国会 決算委員会 第11号(1963/03/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は、おめでたい話でございまますから、質疑ということではないのですが、厚生省は今まで予備費でもって急性灰白髄炎緊急対策に必要な経費という項目で、五千七百三十五万六千円のワクチンの輸入経費を計上しておったのでありますが、だんだん国内における研究も進みましてさらに量産もできるようになりまして今度はこの予備費の使用をいたさなくてもよろしいかと思うのでございますが、この点をまず伺っておきまして、もしも予備費を必要としないということになれば、これは国のためにもなかなかけっこうなことだと思うのですがその後どういうような対策をお考えでありますか、その点を一つ厚生省関係の方に伺いたいと思いま……

第43回国会 決算委員会 第12号(1963/03/19、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ちょっと関連して。西村委員からのいろいろな御質疑を拝聴して、二、三思い出したことがあるのですが、実は今公社、公団の経営の仕方等についても非常な議論がありますし、それから公社、公団の経理の面、仕事の面においても非常なロスがあるというので、これまたしばしば当委員会でも問題になり、各委員会においても、この問題は取り上げております。現にこの問題につきましてもわれわれ取り組んで、今改善策をいろいろ考えておるようなやさきでございます。たまたま一昨年でございましたか、私は建設大臣とともに名神国道の工事ぶりを見に行ったのですが、来年の十二月までに完成するだろうという地区に対しまして、建設大臣……

第43回国会 決算委員会 第13号(1963/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)委員長代理 田川誠一君。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめ、直ちに理事会を開会することとして、これにて散会いたします。    午後一時四十分散会

第43回国会 決算委員会 第16号(1963/05/14、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 ただいま大蔵大臣から三十六年度決算の概要説明を拝聴いたしたのでありますが、末尾において大臣は、「昭和三十六年度の予算の執行につきましては、予算の効率的な使用、経理の適正な運営に極力意を用いてまいったのでありますが、なお、会計検査院から不当事項につきましては、五百七十九件にのぼる御指摘を受けましたことは、まことに遺憾にたえないところでございます。これにつきましては、今後一そう経理の改善に努力を傾注いたしたい所存でございます。」という陳謝文のようなものがあらかじめ載っておりますが、それはそれといたしまして、実は毎年当委員会におきましては、検査報告が出されるごとに検査報告に記載され……

第43回国会 決算委員会 第17号(1963/05/16、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 昭和三十七年度の予備費に関連いたしまして、総理府関係の警察庁並びにこれとうらはらをなします運輸省の自動車行政等につきまして若干の質疑をいたしたいと存じます。  交通安全の焦点は何かという問題が、昨今非常にやかましくいわれておるのでございますが、なかんずく新聞紙等によりますれば、ことしは交通事故が続発いたしまして多数の重軽傷者を新年初頭から出しておるのでありますけれども、三月からまた急にウナギ登りにふえまして、今月五月十二日にはついに四千人を突破し、まさに五千人になんなんとするほどの死者、重軽傷者を数えるに至ったことは、警察庁も御承知のとおりでございます。そこで予備費の御要求も……

第43回国会 決算委員会 第18号(1963/05/21、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 関連。私さっぱりこの事件はわからぬのですけれども、いままでいろいろ述べられたところによりますと、大森川のダムに不正の容疑があるというので、社員であるところの堤課長が六項目か何かの疑問点を出してこれを社外にも発表をし、だれに聞いたか知りませんが、東京の「国会通信」というような新聞にもこれが堂々と載っておる。その上さらにまた、田中委員のところへは誤謬を訂正してくれという意味でありましょうけれども、堤自身が行っておる。私どもの感じでいきますと、こういうばかげた社員というものが一体許されていいのかどうか。かつて満鉄にこれと同じような事件がありまして、満鉄の理事が社長の不正をあばき立て……

第43回国会 決算委員会 第21号(1963/06/04、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は裁判所関係の決算につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思います。  ただいま決算報告によりますれば、昭和三十六年度の最高裁判所所管の歳出決算は、当初予算が百六十九億五千八百九十二万円余、それから補正追加額が四億二千六百四十六万円余、移しかえ増加額が一億九千四百三十四万円、前年度繰り越し額が二億二千三百六十五万円余、予備費使用額が四千八百七十八万円余、計予算額は百七十八億五千二百十七万円に対しまして、支出済みの歳出額は百六十九億二千五百十八万円余で、翌年度繰り越し額が二億六千八百七万円余、不用額が六億五千八百九十一万余円となっておるわけでございますが、会計制度では歳出予算の……

第43回国会 決算委員会 第22号(1963/06/06、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 人事院の所管事項につきまして、若干の質疑をいたしたいと思います。  まず公務員が私企業へ転職する場合にいろいろの制限があるわけですが、その制限の内容、それから転出の実態等についてまずちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 過去五年間くらいの転出の実態を言ってください。
【次の発言】 このことは重大な問題ですが、なかなかわかりにくい問題なんです。そこでわかりよくひとつ御解明を願いたいのですが、たとえば三十六年度に申請に対する不承認がわずか五件あった。その五件の不承認の内容を伺っておきたいし、それから私企業への転出ということばを私が使いましたから数がしぼられておるようで……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 関連してちょっと二、三のことについてお伺いをいたします。  学術会議の性格、実は私どもも不勉強で、山田委員同様よく知らなかったわけでありますが、ただいまの御説明によって学術会議法によってこれができたものだ、これは総理府の一機関であるということ、さらに科学者の内外の代表機関であるという御説明でありましたが、これは学術会議法によってそのようなことばが表現されておるのですか。それとも他に何か意味があるのですか。
【次の発言】 科学というものを広く国民に浸透させるということが学術会議の主たる目的ですか。
【次の発言】 政治にはどのような関連を持っておりますか。政治にも介入するというこ……

第43回国会 建設委員会 第3号(1963/02/13、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 私は建設大臣に主として中央道に関しまして御所見を伺っておく必要がありと存じますので、この機会に御所見のお漏らしをいただきたいと思う次第でございます。  建設大臣は天才的の方で、私は将来必ず宰相になられる方だと思いまして、あるいはその着想などを伺っておりますと、実に天才的でもあるし、実行力もありますし、将来天下を率いられる方だと思ってかねがね尊敬をいたしておるのでございますが、ただ一つだけ、どうしても納得ができないことがあります。おそらくこれは大臣が、まだこの点について十分な歴史の御研究と、それから御認識が少し足りないからではなかろうかと思うのであります。あるいはさらに勘ぐって……

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/06、29期、自由民主党)

○木村(公)委員 きょう本委員会は土地区画整理法の一部を改正する法律案並びに共同溝の整備等に関する特別措置法案並びに住宅金融公庫法及び日本住宅公団法の一部を改正する法律案等御審議をなさる御予定でございますときに、突如新産業都市建設促進法案につきまして質疑をいたしますことは、委員諸君に対してまことに礼を失するかと存じますが、実は昨日の夕刊に新産業都市の閣議決定ながなされたという記事が出ましたので、これに関心を寄せる全国の産業都市を待望しておるところの都道府県におきまして、おそらく重大な関心を持っておると思いますので、この機会に場所柄は少々どうかと思いますけれども、幸いきょうは建設省からも計画局長……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第1号(1948/11/13、23期、民主自由党)

○木村(公)委員 政府委員にお尋ねいたしたいのでありますが、本年七月二十二日ダグラス・マツカーサーより内閣総理大臣にあてたる書簡に基きまして、國家公務員法が立希されたものであると私どもは仄俣をいたしておるのであります。しからばこの私どもが現に配付を受けました國会公務員法の原案は、前戸田内閣において立案されたものと私どもは解釈いたしておるのでありますが、政府におかれましては、前芦田内閣において立案されましたる國家公務員法と、現在われわれが審議をいたそうといたしまする國家公務員法との間に、何らかの変更がありましたるやいなや、まずお尋ねをいたしたいのであります。しかして万一変更がありました場合には、……


24期(1949/01/23〜)

第10回国会 内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/03/20、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣委員会、経済安定委員会連合審査会を開会いたします。先例によりまして、内閣委員長でありまする私が委員長の職務を行います。  本日の議題は経済調査庁法の一部を改正する法律案であります。まず政府より提案理由の説明を聴取いたしました上、続いて質疑を行います。
【次の発言】 以上をもつて政府の提案理由の説明を終了いたしました。これから質疑に入ります。質疑の通告がございます。森山欽司君。
【次の発言】 ちよつと森山君に御注意申し上げます。経済調査庁法を立法いたしましたのは、御承知の通り国会でありまして、一年の期限を付したのは国会できめたことであります。その事項を政府委員にお尋ねに……

第10回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1951/03/14、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣委員会建設委員会連合審査会を開会いたします。  本日の議題は経済調査庁法の一部を改正する法律案であります。先例によりまして、内閣委員長でありまする私が、委員長の職務を行います。それではこれより質疑に入ります。質疑の通告がありますからこれを許します。田中角榮君。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。池田峯雄君。
【次の発言】 他に御発言ありませんか。
【次の発言】 来ております。
【次の発言】 ちよつと村瀬君にお尋ね申し上げたいと思うのですが、経済調査庁の権限は、本院の立法に基いて附与されたものでありますが、これを独立官庁である会計検査院長から、本院の立法せるものに……

第12回国会 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣委員会、外務委員会連合審査会を開きます。  私が連合審査会の委員長を勤めます。  これより外務省設置法案につきまして、提案理由の説明を求めます。草葉外務政務次官。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑は通告順にこれを許します。守島伍郎君。

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣、地方行政、農林、人事、運輸、労働、経済安定の各委員会連合審査会を開会いたします。  連合審査会の委員長は私が勤めますから御了承願います。本日は行政機関職員定員法の一部を改正する法律案について質疑を行うことといたしまするが、本日は七つの委員会の連合審査会でありまするから、短時間に連合審査会の目的を達する意味におきまして、各委員会それぞれ一時間以内とし、その範囲内で一委員会内で各委員の質疑時間をあんばいしていただきたいと存じます。なお質疑もできる限り重複を避けられて簡潔に願いたいと存じます。質疑は各委員会ごとに通告に従つて順次これを許します。まず地方行政常任委員会から許……

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会連合審査会 第1号(1951/11/08、24期、自由党)【議会役職】

○木村委員長 これより内閣委員会、地方行政委員会、農林委員会の連合審査会を開会いたします。私が連合審査会の委員長を勤めまするから、御了承願います。  なお本日は、国務大臣の出席の関係と、午後は本会議の関係もありまするので、明日あらためて午前十時三十分より連合審査会を開くこととし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時二十五分散会


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第1号(1961/02/03、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 上野参考人にお伺いするのですけれども、結論は、それではあなたは一千万延原にお出しになったのか、二千万お出しになったのか。
【次の発言】 あなたのふところから二千万現金でお出しになった。一度に。
【次の発言】 結局二千万はお払いになったわけですね。
【次の発言】 そうして一切の権利を継承されたわけですか。
【次の発言】 それは法律上の継承をされたわけですか、弁護士も立ち会いの上で。
【次の発言】 ちょっとお伺いするのですが、私は、これは全貌はまだ何もわからないので、これからいろいろお伺いするのですが、結論的に言うと、あなたの二千万円が被害を受けられて、結局交換は今なおできてお……

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1961/02/06、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 ちょっと議事進行ですが、私どもがこの委員会で聞きたいのは、国有財産に重大な損害を与えたということなんだから、それで一体向こうの都島の土地が時価幾らくらいか……o
【次の発言】 ちょっと私からお尋ねいたします。上野さんが仮処分を取り消させることが国家のためになるという判断から、良島さんに損害金を支払って仮処分を取り消させた、そうして書類をあなたの方に全部返却した。この二千万円で処分を取り消させたということは知っているのですか、二千万円出したということは。
【次の発言】 これはもう一ぺんあなたにお尋ねしたいが、重大な問題だと思います。仮処分を取り消させることが焦眉の急であるとい……

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第6号(1961/04/03、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 ちょっと関連して。僕は、ここで根本的のことにちょっと疑惑があるのですが、あなたの質疑はずっと続くのですか。
【次の発言】 きょう御出席の参考人の方には直接関係がありますかどうか存じませんが、国有財産の増減及び現況に関する根本問題に触れますので、その点について、御調査方を一つ委員長に御要望いたしたいと思うのであります。  このただいま議題になっておりまする国有財産の増減及び現況に関する件の、大阪の拘置所跡の土地に関する問題でございますが、これは私ども国民の代表としてここへ出て参りまして、何にもそれには利害の関係がございません。冷静に客観的に見てみますると、国民の感情からいたし……

第38回国会 建設委員協議会 第1号(1961/07/03、29期、自由民主党)

○木村公平君 今岡本君からいろいろ気象に関する質問が出ておったようでございますが、これに関連して、ちょうど長官も来ておられますので、私からも若干の質疑を申し上げて御教示を得たいと思うわけであります。  おそらく日本の気象学は世界的なもので、ことに和達長官はその道の世界的なベテランであることは今さら私が申し上げるまでもないことと存ずるのでございます。従って、非常に敬服をいたしておるのでございますけれども、ただ私どもの琴線に触れませんのは、いつの集中豪雨による災害でも、伊勢湾台風といい、あるいは九州災害といい、今度の集中豪雨災害といい、おそらく災害の予知はできなかったにせよ、これほどの雨量が若干で……

第38回国会 災害対策協議会 第4号(1961/07/20、29期、自由民主党)

○木村(公)協議委員 ちょうど大蔵大臣、農林大臣、大事な方がおいでいただいておりますので、あるいはまだこの点御検討になっておらぬかと思いますので、念のために申し上げておきたいのでありますが、この災害対策協議会の設立されました要綱の第六に、「協議会は、災害対策に関し、必要な措置について決定を行なったときは、その実現方をはかるために必要な法律案を起草し、又は政府に対し適切な措置」、たとえば立法措置等をも含めて「適切な措置を講ずるよう要求する。」ということを、実は昭和三十六年七月四日の本院の議院運営委員会の理事会において、満場一致でこの要綱を決定いたしましたので、さような性格の協議会であるということ……

第38回国会 災害対策協議会 第5号(1961/07/21、29期、自由民主党)

○木村(公)協議委員 私は、まず初めに、建設省関係の、政治的な問題でなく、主として事務上の問題について、当局にお尋ねをいたしたいと存じます。非常にこまかな問題にわたりますので、恐縮でございますが、いろいろ御教示をいただきたいと存ずる次第でございます。  まず、河川局長が御出席でございますので、河川局長にお伺いいたしたいのでございますが、昨今、非常に水田をつぶしまして宅地が造成される風潮が多いということは、御承知の通りでございます。さらにまた、政府といたしましても、所得倍増の見地から、農村に工場等を誘致する、そうして農村の次三男対策にも資するというような考え方を持っておることをも、御承知かと存ず……

第38回国会 災害対策協議会 第6号(1961/07/25、29期、自由民主党)

○木村(公)協議委員 やがて大臣が御出席でございますので、政治的な問題につきましては大臣に直接にお伺いをいたしたいと存ずるのでありますが、河川局長がただいま御出席でございますので、技術上の問題について、一、二お伺いをいたしたいと存じます。今次の災害あるいは伊勢湾台風の災害等を通じまして、一番常識的に、素朴に考えられますることは、まず、水源の涵養、それから大河川、中小河川の改修、なかんずく改修のうちでも浚渫ということが最も肝要であろうかと存ぜられるのでございます。それから第三点は、低地区における排水溝の改修、あるいは機械排水の増強、このようなことが災害対策としては最も抜本的なものではなかろうかと……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第2号(1961/08/03、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 限度戸数と一緒だろう。
【次の発言】 それ以上必要なことは書いてない。
【次の発言】 持ち家というのは、自分の所有する家ということですか。
【次の発言】 今度の災害が、昭和三十四年の伊勢湾台風に準ずるという災害の規模に関する見方、考え方は、すでに当小委員会においてもこれを承認いたした次第でございますので、今回立法の措置をいたしまするもろもろのこれからの議論の過程におきましても、それがまず大前提であることは言うまでもないと存じます。そこで、ただいま建設省当局からいろいろの御設明を伺ったわけでございますが、御説明を伺ったうちで、今回伊勢湾台風に準ずるような特別措置法を作るという……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第3号(1961/08/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○木村(公)小委員長代理 これより災害対策協議会建設小委員会を開きます。  お手元に配付してあります法案要綱につきまして、御懇談を願いたいと存じます。
【次の発言】 これにて懇談会を終わります。  ただいまは公共土木関係の項目について御協議を願ったのでありますが、次に、堆積土砂の排除に関する特別措置これの法案の、これまた参考要綱が出ております。お手元に届いていると思いますから、一応読んでみます。  堆積土砂の排除に関する特別措置  (定義)  第一 この法律において「堆積土砂」とは、昭和三十六年六月及び七月の豪雨に伴い発生した土砂等の流入、崩壊等により政令で定める地域内に堆積した政令で定める程……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第4号(1961/08/09、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 もう少し具体的に政令の内容を言うて下さい。具体的に三十ヘクタールとかなんとかいうことが問題になっているんだから……。
【次の発言】 昭和三十六年六月及び七月の豪雨による堆積土砂及び湛水の排除に関する特別措置法案の要綱の第三に、「国は、地方公共団体その他政令で定める者が湛水の排除事業を施行する場合においては、予算の範囲内において、その事業費の十分の九を補助することができるものとすること。」さらに、二項といたしまして、「前項の規定による補助金の交付の事務は、政令で定める区分に従って農林大臣又は建設大臣が行なうものとすること。」ということになっております。そこで、ただいまの奥田参……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第5号(1961/08/18、29期、自由民主党)

○木村(公)小委員 大蔵省当局に対しまして、若干の質疑をいたしたいと思います。  それは、当委員会の公共土木の関係でございますが、大体委員会において結論を得ました考え方といたしましては、今回の災害、すなわち、昭和三十六年六月、七月、八月に生じたる集中豪雨による災害に際しましては、政令で激甚地というものをきめまして、その激甚地に対しましては、国庫負担法の比率を左のようにきめたいという思想でございます。左のようにきめたいと申しますのは、一は、当該地方公共団体の昭和三十六年度の標準税収入の二分の一に相当する額までの額については十分の八、二は、当該地方公共団体の昭和三十六年度の標準税収入の二分の一をこ……


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ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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