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川上嘉 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

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川上嘉参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



14回
47168文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
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参議院在籍時通算
14回
47168文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第30号(1947/09/15、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 私は参議院に出て来る間際まで、税務署の第一線で働いて來た者でありまするが、この第一線の職場の体驗を通じまして、行政機構の改善策につき、組織、制度、運用の三つの面に分けまして、限られた時間内で簡單に所信を披瀝して議員各位の御批判に訴えます。  先ず組織の面でありまするが、中央集権主義を排撃して第一線の出先官職を拡充強化すべきであります。今回内務省は解体されました。併し新憲法下におきまして、眞に行政官廳が、行政機構が民主化され、基本的人権の保障が守られるかどうかということは、内務省は解体されるというごとき、單なる形式上の事実からでなく、地方自治の原則により、又第一線の出先官廳を拡充強化……

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 二十二年度の通常予算一千一百四十五億の内六百八十七億は租税収入で賄い、尚追加予算は大体一千億程度予想され、この内約六百九億が租税収入で賄われる予定のようでありますが、この結果、通常及び追加予算を通じまして、本年度におきまして合計一千二百九十六億程度の租税収入が見込まれておるのであります。然るにこの驚くべき莫大な租税収入を、持てる者は持てるなりに、持たない者は持たないなりに、いかに公平に適正に徴収すればよいのか、政府は旧態依然として税務行政に何らの根本的な対策を講じていないのであります。栗栖大藏大臣のいわゆる健全財政は単なる掛声であり、宣伝であつてはならないのであります。飽くまでも責……

第1回国会 参議院本会議 第50号(1947/11/12、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 私は学者でもなければ理論家でもない。過去十数年に亙つて第一線税務職員としての極めて素朴な体験を通しまして、今回の追加予算殊に歳入面に率直な批判を加えながら、次の数項目について質問いたします。  先ず第一番目に、今回の追加予算は綜合的な計画に基ずいて立案されたものであるかどうか。追加予算と雖も当然に民主日本の建設に沿うた何ケ年計画といつたような、恒久的対策の一環として立案されるべきものと思いまするが、果して今回の追加予算はこういつた線に沿つてなされたものであるかどうか。それとも單に数字的に辻褄を合わすためになされたものであるかどうか。総理大臣の答弁を願います。  第二番目に、今回の追……

第2回国会 参議院本会議 第10号(1948/02/03、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 無所属懇談会は星野芳樹君を指名いたします。

第5回国会 参議院本会議 第9号(1949/04/05、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 無所属懇談会を代表いたしまして、昨日行われました吉田総理の施政方針演説に対しまして質問いたします。  もとより施政方針の全般に亘りまして、先ず公約不履行を衝き、更に飽くまでも全勤労大象の立場に立ちまして徹底的にこれを檢討し、更に特に行政整理、六・三制の費用等を徹底的に糾彈して、飽くまでもその責任を問いたいのでありまするが、これは他の同僚議員諸君から十二分に質問が行われることと思いますので、私は少しく方向を変えることにいたします。  私は税務署の第一線で十数年間勤務して参りました生粹の税務署出身でありますので、又更に昨今大藏省もその実質がすでに收税廳になりつつあると言われております程……

第5回国会 参議院本会議 第23号(1949/05/09、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 私は去る四月五日の吉田総理の施政方針に対する質問演説におきまして、質問の骨子を税制一本槍で押通したのでございましたが、私の質問に対しまして、明確にして詳細納得の行く答弁がありませんでしたから、その上、政府は本会議におきまましても、委員会におきましても、税制の改正並びに取引高税廃止などの公約について、すべてシヨーブ博士の來訪を待つて行うとの答弁もありましたし、丁度シヨーブ博士の來訪を今明日に控えまして、誠に当を得ておると信じますので、更に本問題を掘り下げて具体的に檢討することにいたします。  私は、飽くまでも生粹の税務署出身者としての実務の体驗を通じまして、現行税制並びにその運用面に……

第5回国会 参議院本会議 第30号(1949/05/20、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 本員はこの際、税制問題に対する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 税制問題につきまして緊急質問を行うことにいたします。  質問の第一点は、本日の各新聞に報道されております通り、シヨーブ博士が昨日、内外記者との会見におきまして、税制改革については八月末までに勧告を行う旨発表いたしましたので、凡その輪廓は承知できたのでありまするが、政府がこれをいつ実施に移すか、その時期についてお尋ねいたします。第二点は、勧告は成るほど八月に行われるのでありまするが、税制改革の実施は早くても本年末或いは來年度に持越されるのではないかと各方面から案じられておりますので、二十四年度分の税收入を適……

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 私は無所属懇談会を代表いたしまして、この法律案に反対いたします。時間の都合上、一々具体的な諸問題をここで採り上げることは省きまして、政治の根幹であります予算の編成権と、現下國民にとりまして最も関心のある税金問題との二点から反対の理由を申述べることにいたします。  そもそも基本的な國全体の行政機構の改革は、あらゆる方法で民間の衆智を集めまして、簡素化、能率化に適應した合理的な制度を確立してこそ、初めて改革の目的が達成されるのでありまして、今回吉田内閣が提出いたしました俄か仕立ての行政機構の改革は、却つて國家百年の悔を残すがごときものであると、かように断言するものであります。今回の行政……

第6回国会 参議院本会議 第22号(1949/11/30、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 只今上程されております外国為替及び外国貿易管理法案に対しまして、次の八点の理由によりまして私は反対いたします。(「よし」「頑張れ」と呼ぶ者あり)  前議員は随分長々と威勢よくしやべつたのでありまするが、私は反対理由を個條書に極めて簡明に申上げることにいたします。先ず反対理由の第一点は、本法案は国民経済の復興と発展に寄與すると言つておるが、現経済事情の下におきましては、無條件に貿易統制の枠を外し、輸出を増進するために輸入を拡大することは、不要不急品、贅沢品等の流入を自由にし、国内産業を破壞し、中小企業の倒壞、失業の増大、恐慌激化を来たす虞れがあるのであります。本法と同時に考慮さるべき……

第6回国会 参議院本会議 第24号(1949/12/02、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 只今上程になつております所得税法の臨時特例等に関する法律案に、次の諸点から反対いたします。  第一点は、本案は表面は所得税法の臨時特例と相成つておりまするが、実はシヤウプ勧告の基本原則を尊重し、来国会において行われる税制の全面的な改正の一環として云々と提案理由に述べてあります。改めて言うまでもなく、シヤウプ勧告には五つの目標があります。この五目標は必ず国民生活の安定、国民経済の自立、企業の自立に結び付くものであり、又税制全般から見ましても、又個々の税法、個々の特例等から見ましても、必ずこれらの五目標は常に有機的にその中に力強く織込まれていなければならない筈でありますが、本案はこうし……

第7回国会 参議院本会議 第15号(1950/01/31、1期、無所属懇談会)

○川上嘉君 無所属懇談会を代表いたしまして、吉田総理並びに関係国務大臣に御質問を行います。施政方針の全般に亙つて、飽くまでも全勤労大衆、全国民の立場に立つて、徹底的にこれに検討を加え、政府の責任を追及すべきでありますが、これは他の同僚議員諸君によつてすでに活溌に論議されましたので、私は例によつて税金問題一本槍で質問を行うことにいたします。  吉田総理は、過日行われた施政方針演説の中で、税制改革は国民多年の要望であり、又政治の源であると述べ、又第五通常国会においても、重税に国民は未だ曾てない苦痛を感じつつある、誠に憂慮に堪えない事態である云云と述べておられます。誠にその通りでありまして、国民の毎……

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、第三クラブ)

○川上嘉君 私は只今上程されております所得税法一部改正法律案に次の諸点から反対するものであります。  第一点は減税は宣伝だけであります。第二点は、税率が余りにも不公平であり、控除が余りにも低額であります。第三点は青色申告制度の実施は時期尚早であります。第四点は公平適正な課税は殆んど不可能に近いのであります。第五点は運用面の合理化に誠意がないのであります。  本案はシヤウプ勧告に基いて作られたものでありますが、このシヤウプ勧告案さえも公平に取入れていないのであります。即ち大口所得者、資本家に都合のいい面は嚴格に実行している。都合の悪い面は修正削除しておるのであります。勧告は本質上、技師の研究報告……

第7回国会 参議院本会議 第36号(1950/04/01、1期、第三クラブ)

○川上嘉君 私は本法律案に反対するものであります。反対の理由はすでに前議員によつて十二分に述べられております。尚、世上におきましても、更に衆参両院におきましても、すでに十二分に反対の理由が認められておるのであります。従いまして私は極めて簡單明確に反対の理由を述べることにいたします。  人事院は国家公務員法第二十八條によりまして公務員給與ベースの改訂を行うべきことを勧告しております。然るに政府は人事院の勧告を無視しておるのであります。このことは法律を無視することであり、正に民主主議の推進を拒むものである。予算案は物価が上昇するとの基礎の上に立つて編成されております。ところが給與べースは物価が上昇……

第7回国会 参議院本会議 第37号(1950/04/03、1期、第三クラブ)

○川上嘉君 只今自由党の石坂君が、出ない声を無理に張り上げて、野党側は徒らに反対せんがための反対をやつている、尚、建設的な意見がない、かような失言をしたのでありまするが、私は飽くまでも国を救い国民を救わんとする熱意から、無所属懇談会並びに新政クラブを含む第三クラブを代表いたしまして、只今上程されました昭和二十五年度の一般、特別、政府関係機関の総予算に反対するものであります。  反対の理由は極めて簡潔明白であります。只今石坂君の話では、この予算は実情に即しておるとのことでありまするが、(「その通りだ」と呼ぶ者あり)私は我が国の実情を全く無視している、(「異議なし」と呼ぶ者あり)国民を救い国を救わ……


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データ更新日:2022/12/09

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